JPH11178628A - カールブラシ - Google Patents

カールブラシ

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JPH11178628A
JPH11178628A JP35027997A JP35027997A JPH11178628A JP H11178628 A JPH11178628 A JP H11178628A JP 35027997 A JP35027997 A JP 35027997A JP 35027997 A JP35027997 A JP 35027997A JP H11178628 A JPH11178628 A JP H11178628A
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JP
Japan
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brush bristle
brush
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adapter
peripheral surface
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JP35027997A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Sogo
美紀 十河
Hiroaki Yuri
宏哲 百合
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Key Trading Co Ltd
Original Assignee
Key Trading Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】アダプターを併用して用いることにより複数の
大きさのカールを作ることができるカールブラシを提供
する。 【解決手段】ブラシ毛取付け部1aに外嵌されブラシ毛
取付け部1aを被覆する筒状本体2と、この筒状本体2
に周方向に所定間隔で設けられ外嵌状態において上記ブ
ラシ毛取付け部1aのブラシ毛列1cを上記筒状本体2
の外周面から突出させる切り欠き部2bと、上記ブラシ
毛取付け部1aと上記筒状本体2とを係脱自在に係合す
る係合手段である挿入体3,Oリング4とを有するアダ
プターAを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カールブラシに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、頭髪をカールする場合には、カ
ールブラシが用いられている。このカールブラシは略丸
棒状に形成されており、先端側のブラシ毛取付け部と、
後端側の把持部とからなっている。また、上記ブラシ毛
取付け部には、その外周面に、その長手方向に沿って複
数のブラシ毛列が所定間隔で並設されている。そして、
頭髪をカールする場合には、ブラシ毛取付け部に頭髪を
巻き付けてドライヤーの温風や冷風を吹きつけたのち、
頭髪からブラシ毛取付け部を取り除くことが行われてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ブラシ
毛取付け部で作られるカールの大きさは、ブラシ毛取付
け部の大きさによって、すなわち、ブラシ毛取付け部の
外径によって決まるため、従来のカールブラシでは、一
本のカールブラシで一種類の大きさのカールしか作るこ
とができない。このため、大きさの異なる複数のカール
を作る場合には、カールの大きさに合ったブラシ毛取付
け部を有する複数のブラシが必要となり不経済である。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、アダプターと併用して用いることにより複数の
大きさのカールを作ることができるカールブラシの提供
をその目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のカールブラシは、ブラシ毛取付け部と、こ
のブラシ毛取付け部の外周面にその長手方向に沿って並
設される複数のブラシ毛列と、上記ブラシ毛取付け部の
一端部から延びる把持部と、上記ブラシ毛取付け部に外
嵌状に装着されるアダプターを備え、上記アダプター
が、上記ブラシ毛取付け部に外嵌されブラシ毛取付け部
を被覆する筒状本体と、この筒状本体に周方向に所定間
隔で設けられ外嵌状態において上記ブラシ毛取付け部の
ブラシ毛列を上記筒状本体の外周面から突出させる切り
欠き部と、上記ブラシ毛取付け部と上記筒状本体とを係
脱自在に係合する係合手段とを有するという構成をと
る。
【0006】すなわち、本発明のカールブラシは、外周
面に複数のブラシ毛列が並設されたブラシ毛取付け部
と、このブラシ毛取付け部の一端部から延びる把持部
と、上記ブラシ毛取付け部に装着されるアダプターを備
えている。そして、アダプター使用時には、ブラシ毛取
付け部を被覆するようにしてアダプターの筒状本体を外
嵌し、各ブラシ毛列を筒状本体の切り欠き部から突出さ
せ、その状態でブラシ毛取付け部と筒状本体とを係合手
段で係合している。このように、本発明では、アダプタ
ーを外嵌した状態でもカールブラシを使用することがで
きる。この場合には、ブラシ毛取付け部の外径が筒状本
体の厚みの分だけ大きくなるため、アダプターを外嵌し
ない状態でカールブラシを使用する場合よりも大きなカ
ールを作ることができる。したがって、筒状本体の外径
の異なる複数のアダプターを用意することで、複数の大
きさのカールを作ることができる。なお、本発明におい
て、把持部とは、ブラシ毛取付け部の一端部から延びる
連結部を含む意味である。
【0007】また、本発明において、筒状本体の一端開
口部に、上記外嵌状態においてブラシ毛取付け部に当接
する側壁が形成され、筒状本体の他端開口部に各切り欠
き部が開放されて各切り欠き部で挟まれる上記筒状本体
の部分を弾性棒状片に構成し、係合手段が、上記弾性棒
状片の外周面に上記筒状本体の周方向に沿って形成され
る溝と、上記ブラシ毛取付け部の一端部もしくは把持部
に外嵌されるリング状の挿入体と、この挿入体から上記
切り欠き部内に向かって延び上記弾性棒状片の溝に対応
する部分に溝が形成されている弾性突出片と、上記弾性
棒状片の溝および上記弾性突出片の溝に着脱自在に嵌着
される弾性リング体とからなる場合には、アダプターの
装着は、筒状本体に形成された切り欠き部の開放部から
切り欠き部内に挿入体の弾性突出片を挿入し、弾性棒状
片の溝と弾性突出片の溝とを位置合わせしたのち両溝に
弾性リング体を嵌着することにより行われる。この装着
状態では、筒状本体の一端開口部に形成された側壁は、
ブラシ毛取付け部の先端部に当接しており、挿入体は、
ブラシ毛取付け部の一端部もしくは把持部に外嵌してい
る。また、各弾性棒状片および各弾性突出片は弾性リン
グ体の弾圧力によりブラシ毛取付け部の外周面に押圧状
に圧接されており、これにより、アダプターの固定がし
っかりしたものとなる。
【0008】また、本発明において、筒状本体の一端開
口部に、上記外嵌状態においてブラシ毛取付け部に当接
する側壁が形成され、係合手段が、上記筒状本体の他端
開口部の内周面に形成された係合部と、上記ブラシ毛取
付け部の一端部もしくは把持部に外嵌されるリング状の
挿入体と、この挿入体の外周面に形成され上記係合部に
着脱自在に係合する被係合部とからなる場合には、アダ
プターの装着は、筒状本体の内周面に形成された係合部
と、挿入体の外周面に形成された被係合部とを係合させ
ることにより行われる。この装着状態では、筒状本体の
一端開口部に形成された側壁は、ブラシ毛取付け部の先
端部に当接しており、挿入体は、ブラシ毛取付け部の一
端部もしくは把持部に外嵌している。このものでは、ア
ダプターの構成部品が少ないという効果を有する。
【0009】また、本発明において、係合手段が、上記
ブラシ毛取付け部の一端部もしくは把持部の外周面に形
成された凹部と、この凹部に対応する上記筒状本体の内
周面の部分に形成され上記凹部と着脱自在に係合する凸
部とからなる場合には、アダプターの装着は、筒状本体
の内周面に形成された凸部と、ブラシ毛取付け部の一端
部もしくは把持部の外周面に形成された凹部とを係合さ
せることにより行われる。このものでは、アダプターの
構成部品が少ないうえ、着脱が容易である。
【0010】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態を図
面にもとづいて詳しく説明する。
【0011】図1〜図5は、本発明のカールブラシの一
実施の形態を示している。この実施の形態では、カール
ブラシは、図1に示すように、ブラシ本体1とアダプタ
ーAとからなっている。上記ブラシ本体1は、従来のカ
ールブラシと同様の構造をしており、外周面に複数のブ
ラシ毛列1cが並設されたブラシ毛取付け部1aと、こ
のブラシ毛取付け部1aの後端部から延びる把持部1b
とからなっている。上記アダプターAは、上記ブラシ本
体1のブラシ毛取付け部1aに外嵌状に装着されるもの
で、ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン
共重合体)製の筒状本体2,ABS製の挿入体3および
Oリング(弾性リング体)4からなっている。
【0012】上記筒状本体2は、上記ブラシ毛取付け部
1aに外嵌されブラシ毛取付け部1aを被覆する略円筒
形状のものであり、図2に示すように、一端開口部(図
面では、左端開口部)に円盤状の側壁2aが形成されて
いるとともに、周方向に等間隔をおいて複数の切り欠き
部2bが形成されている。これら切り欠き部2bは、筒
状本体2の周壁にその長手方向に沿って形成されてお
り、上記側壁2aから筒状本体2の他端開口部(図面で
は、右端開口部)まで延び、この他端開口部で開放され
て開放部2cを設けている。また、これら切り欠き部2
bの形成位置は、ブラシ毛取付け部1aのブラシ毛列1
cの並設位置に対応している。また、上記各切り欠き部
2bで挟まれる筒状本体2の周壁部分は、弾性を有する
可撓な弾性棒状片2dに形成されている。そして、これ
ら各弾性棒状片2dの先端部の外周面に、周方向に沿っ
て溝2eが形成されており、これら各溝2eに対応する
上記弾性棒状片2dの内周面の部分に突部2fが形成さ
れている。
【0013】上記挿入体3は、把持部1bの後端側から
挿入されてブラシ毛取付け部1aの一端部(図面では、
後端部)に外嵌される円環形状(リング状)のものであ
り、図3に示すように、リング部3aと、このリング部
3aの一側面(図面では、左側面)から突設される複数
の弾性突出片3bとからなる。これら弾性突出片3b
は、上記切り欠き部2bに対しその開放部2cから挿入
される部分で、上記弾性棒状片2dの溝2eに対応する
部分に溝3cが形成されている。
【0014】上記構成において、図4(a),(b)に
示すように、アダプターAは、ブラシ本体1のブラシ毛
取付け部1aに外嵌状に装着されて使用される。この装
着は、まず、筒状本体2をこの他端開口部からブラシ毛
取付け部1aの先端部に挿入させる。この挿入は、筒状
本体2の切り欠き部2bの位置がブラシ毛取付け部1a
のブラシ毛列1cの位置と一致するようにして行われ、
筒状本体2の側壁2aがブラシ毛取付け部1aの先端部
に当接するまで行われる。つぎに、挿入体3をこの弾性
突出片3b側から把持部1bの後端側に挿入させたの
ち、挿入体3の弾性突出片3bを筒状本体2の切り欠き
部2bに挿入させる。この挿入は、上記弾性棒状片2d
の溝2eと弾性突出片3bの溝3cとが一列になるまで
行われる。最後に、弾性リング4をその一列になった溝
2e,3cに嵌着させ、弾性棒状片2dおよび弾性突出
片3bを内側に撓ませるようにする。このようにして、
アダプターAがブラシ毛取付け部1aに装着される。ま
た、アダプターAを取外す場合は、上記装着と逆の手順
で取外すことができる。
【0015】アダプターAがブラシ毛取付け部1aに装
着されている状態では、図5(a)に示すように、ブラ
シ毛列1cの少なくとも先端部分が筒状本体2の外周面
から突出するようになるとともに、ブラシ毛取付け部1
aの外径が大きくなる。このため、頭髪をカールする場
合には、従来と同様に行うことができ、しかも、そのカ
ールの大きさがアダプターAの未装着時に比較して大き
くなる。したがって、アダプターAを装着する場合と装
着しない場合とで、ブラシ毛取付け部1aの外径の大き
さを変えることができるため、頭髪のカールの大きさを
変えることができる。さらに、アダプターAを装着する
場合、筒状本体2の周壁の厚みを変えると、カールの大
きさを変えることができ、周壁の厚み(すなわち、筒状
本体2の外径)の異なる複数の筒状本体2が備えられて
いると、筒状本体2を交換するだけで、複数の大きさの
カールを作ることができる。
【0016】また、アダプターAがブラシ毛取付け部1
aに装着されている状態では、図5(b)(ブラシ毛列
は図示せず)に示すように、筒状本体2の側壁2aがブ
ラシ毛取付け部1aの先端部に当接し、突部2fがブラ
シ毛取付け部1aの外周面に圧接されるため、筒状本体
2がブラシ毛取付け部1aでがたついたり、ブラシ毛取
付け部1aから外れたりせず、ブラシ毛取付け部1aに
しっかりと外嵌される。
【0017】図5(c)(ブラシ毛列は図示せず)は、
上記挿入体3の変形例を示している。この変形例では、
挿入体3の内周部の径が、ブラシ本体1の先端から後端
にかけて徐々に小さくなるようにしている。このもので
は、挿入体3は、ブラシ毛取付け部1aの後端部に外嵌
されると、それより先に挿入されなくなる。この状態
で、筒状本体2の側壁2aがブラシ毛取付け部1aの先
端に当接しているため、筒状本体2が前後方向に殆ど動
かず、固定がよりしっかりしたものとなる。
【0018】図6〜図10は、本発明のカールブラシの
他の実施の形態を示している。この実施の形態では、カ
ールブラシは、図6に示すように、図1に示すブラシ本
体1と、アダプターBとを備えており、アダプターBが
筒状本体12および挿入体13からなっている。
【0019】上記筒状本体12には、図7に示すよう
に、図1に示す筒状本体2における、溝2eおよび突部
2fが形成されておらず、これらに代えて、各弾性棒状
片2dの先端部の内周面部分に係合用凸部12aが形成
されている。それ以外の部分は図1に示す筒状本体2と
同様であり、同様の部分には同じ符号を付している。
【0020】上記挿入体13は、図8に示すように、円
筒部13aの外周面に、上記係合用凸部12aと着脱自
在に係合する係合用凹部13bが周方向に等間隔をおい
て形成されたもので構成されている。
【0021】上記構成において、図9(a),(b)に
示すように、アダプターBの装着は、まず、上記実施の
形態と同様にして、筒状本体12をブラシ本体1のブラ
シ毛取付け部1aに挿入させる。つぎに、挿入体13を
把持部1bの後端側に挿入させたのち、上記係合用凸部
12aと上記係合用凹部13bとを係合させる。このよ
うにして、アダプターBがブラシ毛取付け部1aに装着
される。
【0022】アダプターBがブラシ毛取付け部1aに装
着されている状態では、上記実施の形態と同様に、図1
0(a)に示すように、ブラシ毛列1cの少なくとも先
端部分が筒状本体12の外周面から突出するようになる
とともに、ブラシ毛取付け部1aの外径が大きくなる。
このため、上記実施の形態と同様に、頭髪をカールする
ことができ、しかも、そのカールの大きさがアダプター
Bの未装着時に比較して大きくなる。したがって、アダ
プターBを装着する場合と装着しない場合とで、ブラシ
毛取付け部1aの外径の大きさを変えることができるた
め、頭髪のカールの大きさを変えることができる。さら
に、アダプターBを装着する場合に、筒状本体12の周
壁の厚みを変えると、カールの大きさを変えることがで
き、周壁の厚みの異なる複数の筒状本体12が備えられ
ていると、筒状本体12を交換するだけで、複数の大き
さのカールを作ることができる。さらに、アダプターB
の構成部品数は、筒状本体12および挿入体13の2点
で、上記実施の形態のアダプターA(構成部品数は3
点)よりも少なくなる。
【0023】図10(b),(c)(両図とも、ブラシ
毛列は図示せず)は、上記他の実施の形態の挿入体13
の変形例を示しており、両図とも、図10(a)のV4
−V4断面に相当する断面をあらわしている。両変形例
では、挿入体13の内周部の径が、ブラシ本体1の先端
から後端にかけて徐々に小さくなるようにしている。こ
のものでは、上記実施の形態と同様に、挿入体13がブ
ラシ毛取付け部1aの後端部に外嵌されると、それより
先に挿入されなくなる。この状態で、筒状本体12の側
壁2aがブラシ毛取付け部1aの先端に当接しているた
め、筒状本体12が前後方向に殆ど動かず、固定がより
しっかりしたものとなる。
【0024】図11〜図15は、本発明のカールブラシ
のさらに他の実施の形態を示している。この実施の形態
では、カールブラシは、ブラシ本体21と、筒状本体2
2で構成されるアダプターCとからなっている。
【0025】上記ブラシ本体21には、図12に示すよ
うに、ブラシ毛取付け部1aの後端部の外周面であっ
て、各ブラシ毛列1c間に対応する位置に凹部23が形
成されている。また、上記筒状本体22には、図13に
示すように、図1に示す筒状本体2における、溝2eお
よび突部2fが形成されておらず、これらに代えて、各
弾性棒状片2dの先端部から内向きに、上記凹部23に
着脱自在に係合する突片22aが形成されている。それ
以外の部分は図1に示すブラシ本体1,筒状本体2と同
様であり、同様の部分には同じ符号を付している。
【0026】上記構成において、図14(a),図15
(b)(ブラシ毛列は図示せず)に示すように、アダプ
ターCの装着は、上記実施の形態と同様にして、筒状本
体22をブラシ毛取付け部1aに挿入させたのち、上記
突片22aと上記凹部23とを係合させることによって
なされる。このようにして、アダプターCがブラシ毛取
付け部1aに装着される。
【0027】アダプターCがブラシ毛取付け部1aに装
着されている状態では、上記実施の形態と同様に、図1
5(a)に示すように、ブラシ毛列1cの少なくとも先
端部分が筒状本体22の外周面から突出するようになる
とともに、ブラシ毛取付け部1aの外径が大きくなる。
このため、上記実施の形態と同様に、頭髪をカールする
ことができ、しかも、そのカールの大きさがアダプター
Cの未装着時に比較して大きくなる。したがって、アダ
プターCを装着する場合と装着しない場合とで、ブラシ
毛取付け部1aの外径の大きさを変えることができるた
め、頭髪のカールの大きさを変えることができる。さら
に、アダプターCを装着する場合に、筒状本体22の周
壁の厚みを変えると、カールの大きさを変えることがで
き、周壁の厚みの異なる複数の筒状本体22が備えられ
ていると、筒状本体22を交換するだけで、複数の大き
さのカールを作ることができる。さらに、アダプターC
の構成部品数は、実質的に筒状本体22の1点で、上記
実施の形態のアダプターA(構成部品数は3点),上記
他の実施の形態のアダプターB(構成部品数は2点)よ
りも少なくなる。
【0028】図14(b)は、上記さらに他の実施の形
態の凹部23の変形例を示しており、図14(a)のV
5−V5断面に相当する断面をあらわしている。この変
形例では、凹部23の壁面のうちブラシ本体1の周方向
に対向する壁面が、上記凹部23の底部から開口部にか
けて徐々に広がるように形成されている。このようにす
ると、上記突片22aと上記凹部23との係合は、筒状
本体22をその周方向に少し回すことによって、簡単に
外れる。
【0029】なお、上記実施の形態において、筒状本体
2の溝2eの形成位置は、特に限定されるものではない
が、弾性棒状片2dの先端部であることが好ましい。ま
た、弾性リング体としてOリング4を用いているが、こ
れに限定するものではなく、ゴムなどの弾性合成樹脂の
ものをリング状にしたものやコイルバネをリング状にし
たものなど、伸縮自在なものであれば他のものでもよ
い。さらに、突部2fが滑り止め効果を示すゴムなどの
材質で形成されていると、ブラシ毛取付け部1aが滑ら
なくなり、上記外嵌がよりしっかりしたものとなる。
【0030】また、上記他の実施の形態において、係合
用凸部12aが半球体の凸部であり、係合用凹部13b
がその係合用凸部12aに対応した形状の半球面の凹部
であるが、これら係合用凸部12aと係合用凹部13b
とが係合できればこれら両者が互いに逆でもいいし、そ
の他の形状であってもよい。また、係合用凸部12aの
形成位置は、特に限定されるものではないが、弾性棒状
片2dの先端部であることが好ましい。
【0031】また、上記実施の形態および上記他の実施
の形態において、挿入体3,13の外嵌位置は、ブラシ
毛取付け部1aの後端部であるが、これに限定するもの
ではなく、把持部1bであってもよい。
【0032】また、上記さらに他の実施の形態におい
て、弾性棒状片2dの突片22aの形成位置は、弾性棒
状片2dの先端部であることが好ましいが、これに限定
するものではなく、弾性棒状片2dの他の部分であって
もよい。
【0033】
【発明の効果】以上のように、本発明(請求項1記載の
発明)のカールブラシによれば、切り欠き部によってブ
ラシ毛列を筒状本体の外周面から突出させることがで
き、筒状本体が係合手段によってブラシ毛取付け部に係
脱自在となるため、アダプターを装着する場合と装着し
ない場合とで、ブラシ毛取付け部の大きさを変えること
ができ、頭髪のカールの大きさを変えることができる。
【0034】また、請求項2の発明のカールブラシによ
れば、各弾性棒状片および各弾性突出片は弾性リング体
の弾圧力によりブラシ毛取付け部の外周面に押圧状に圧
接されているため、請求項1記載の発明の効果に加え
て、アダプターの固定がしっかりしたものとなる。
【0035】また、請求項3の発明のカールブラシによ
れば、アダプターの位置決め固定が筒状本体と挿入体と
を係合させることによってなされるため、請求項2記載
の発明の効果に加えて、アダプターの構成部品が減少す
るという効果を示す。
【0036】また、請求項4の発明のカールブラシによ
れば、アダプターの位置決め固定が筒状本体とブラシ毛
取付け部の一端部もしくは把持部の外周面に形成された
凹部とを係合させることによってなされるため、請求項
3記載の発明の効果に加えて、アダプターの構成部品が
減少するという効果を示す。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す斜視図である。
【図2】上記実施の形態の筒状本体の部分断面図であ
る。
【図3】上記実施の形態の挿入体の部分断面図である。
【図4】上記実施の形態のアダプター装着時のカールブ
ラシを示し、(a)は側面図、(b)はそのV1−V1
断面図である。
【図5】上記実施の形態のアダプター装着時のカールブ
ラシを示し、(a)は正面図、(b)はそのV2−V2
断面図、(c)は変形例を示す要部断面図である。
【図6】本発明の他の実施の形態を示す斜視図である。
【図7】上記他の実施の形態の筒状本体の部分断面図で
ある。
【図8】上記他の実施の形態の挿入体の部分断面図であ
る。
【図9】上記他の実施の形態のアダプター装着時のカー
ルブラシを示し、(a)は側面図、(b)はそのV3−
V3断面図である。
【図10】上記他の実施の形態のアダプター装着時のカ
ールブラシを示し、(a)は正面図、(b)、(c)は
各変形例の要部断面図である。
【図11】本発明のさらに他の実施の形態を示す斜視図
である。
【図12】上記さらに他の実施の形態の凹部の部分断面
図である。
【図13】上記さらに他の実施の形態の筒状本体の部分
断面図である。
【図14】上記さらに他の実施の形態のアダプター装着
時のカールブラシを示し、(a)は側面図、(b)は変
形例を示す要部断面図である。
【図15】上記さらに他の実施の形態のアダプター装着
時のカールブラシを示し、(a)は正面図、(b)はそ
のV6−V6断面図である。
【符号の説明】
A アダプター 1a ブラシ毛取付け部 1c ブラシ毛列 2 筒状本体 2b 切り欠き部 3 挿入体 4 Oリング

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブラシ毛取付け部と、このブラシ毛取付
    け部の外周面にその長手方向に沿って並設される複数の
    ブラシ毛列と、上記ブラシ毛取付け部の一端部から延び
    る把持部と、上記ブラシ毛取付け部に外嵌状に装着され
    るアダプターを備え、上記アダプターが、上記ブラシ毛
    取付け部に外嵌されブラシ毛取付け部を被覆する筒状本
    体と、この筒状本体に周方向に所定間隔で設けられ外嵌
    状態において上記ブラシ毛取付け部のブラシ毛列を上記
    筒状本体の外周面から突出させる切り欠き部と、上記ブ
    ラシ毛取付け部と上記筒状本体とを係脱自在に係合する
    係合手段とを有することを特徴とするカールブラシ。
  2. 【請求項2】 筒状本体の一端開口部に、上記外嵌状態
    においてブラシ毛取付け部に当接する側壁が形成され、
    筒状本体の他端開口部に各切り欠き部が開放されて各切
    り欠き部で挟まれる上記筒状本体の部分を弾性棒状片に
    構成し、係合手段が、上記弾性棒状片の外周面に上記筒
    状本体の周方向に沿って形成される溝と、上記ブラシ毛
    取付け部の一端部もしくは把持部に外嵌されるリング状
    の挿入体と、この挿入体から上記切り欠き部内に延び上
    記弾性棒状片の溝に対応する部分に溝が形成されている
    弾性突出片と、上記弾性棒状片の溝および上記弾性突出
    片の溝に着脱自在に嵌着される弾性リング体とからなる
    請求項1記載のカールブラシ。
  3. 【請求項3】 筒状本体の一端開口部に、上記外嵌状態
    においてブラシ毛取付け部に当接する側壁が形成され、
    係合手段が、上記筒状本体の他端開口部の内周面に形成
    された係合部と、上記ブラシ毛取付け部の一端部もしく
    は把持部に外嵌されるリング状の挿入体と、この挿入体
    の外周面に形成され上記係合部に着脱自在に係合する被
    係合部とからなる請求項1記載のカールブラシ。
  4. 【請求項4】 係合手段が、上記ブラシ毛取付け部の一
    端部もしくは把持部の外周面に形成された凹部と、この
    凹部に対応する上記筒状本体の内周面の部分に形成され
    上記凹部と着脱自在に係合する凸部とからなる請求項1
    記載のカールブラシ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014503271A (ja) * 2010-12-20 2014-02-13 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ ウェッジとバネハンドルインターフェースとを備える動力歯ブラシ用のブラシヘッド
CN105310244A (zh) * 2014-08-01 2016-02-10 新联电器厂有限公司 卷发造型工具

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JP2014503271A (ja) * 2010-12-20 2014-02-13 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ ウェッジとバネハンドルインターフェースとを備える動力歯ブラシ用のブラシヘッド
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