JPH1117842A - 計測装置および計測方法 - Google Patents

計測装置および計測方法

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JPH1117842A
JPH1117842A JP17914897A JP17914897A JPH1117842A JP H1117842 A JPH1117842 A JP H1117842A JP 17914897 A JP17914897 A JP 17914897A JP 17914897 A JP17914897 A JP 17914897A JP H1117842 A JPH1117842 A JP H1117842A
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JP17914897A
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Ichio Kawasaki
市雄 川▲崎▼
Yasuhiko Mogi
保彦 茂木
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OKI SYSTEC TOKYO KK
Oki Electric Industry Co Ltd
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OKI SYSTEC TOKYO KK
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 極めて稀にしか発生しない現象を計測する場
合、あるいは計測場所を離れて計測を継続する場合に、
所望の被観測信号を有効に計測する。 【解決手段】 入力インタフェース部10は被観測機器の
所定の部位から被観測信号を自装置に取り込み、データ
蓄積部12に蓄積するとともにトリガ条件判定部16に供給
する。トリガ条件判定部16はあらかじめ設定されたトリ
ガ条件と被観測信号を順次比較して、所望の被観測信号
が現われた場合にその結果を通知制御部18に供給する。
これにより、通知制御部18は、通信回線を介してあらか
じめ設定されたポケットベルなどの携帯機器に発呼し
て、所望の被観測信号が現われた旨を通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、ロジッ
クアナライザまたはオシロスコープ等の波形観測装置に
適用される計測装置および計測方法に係り、特に、たと
えば、被観測機器に稀にしか発生しない現象を検出する
際あるいは計測場所を離れて計測を行なう際などに用い
て好適な計測装置および計測方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、産業機器から家電製品に至るま
で、多くの電気機器および電子機器が生産され、活用さ
れている。これら電気機器および電子機器の製品検査ま
たは点検あるいは故障修理の際には、たとえば、ディジ
タル部分の測定には、ロジックアナライザなどの計測装
置が用いられ、また、アナログ部分の測定にはオシロス
コープなどの計測装置が用いられる。
【0003】従来、上記のようなロジックアナライザま
たはオシロスコープなどの計測装置は、複数の入力信号
の論理値およびそれらの変化状態の組み合わせ、あるい
はアナログ信号のレべル等をトリガ条件としてそれぞれ
設定して、これらに応じた所望の被観測信号を含む波形
を表示部に表示して、被観測機器の状態を計測するもの
であった。
【0004】このようなロジックアナライザあるいは、
オシロスコープ等の波形観測装置を使用して回路の解析
を行なう場合、たとえば、被観測機器の欠陥あるいは故
障の原因を解析したり、トリガ条件を変えて各種の事象
の観測を行なったり、回路に対策を施してその結果を確
認したりするような際には、タイムリーにそれらを行な
うためには、観測者はロジックアナライザまたはオシロ
スコープ等の波形観測機器の近傍に待機して表示部に表
示される波形を見て被観測機器の信号状態を計測してい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
技術では、被観測機器の状態をロジックアナライザやオ
シロスコープ等の波形観測機器の波形表示を利用して、
機器の状態を計測するので、計測者は表示画面を見てい
なければ所望の現象を把握することができず、時間がな
い場合あるいは計測場所を離れなければならない場合な
どには不便を生じていた。
【0006】特に、たとえば、極めて稀にしか発生しな
い単発現象などの機器状態を観測しようとするときには
長い時間観測を強いられて、その間、常に誰か計測装置
の近傍に待機していなければならず、時間および人員を
無駄にしてしまうという問題があった。また、たとえ
ば、被観測機器を計測場所から離れた位置にて操作して
その信号状態を計測しようとする場合などには、二人以
上の人員が必要となり、単独での計測ができないという
問題があった。
【0007】本発明はこのような従来技術の欠点を解消
し、被観測機器の信号状態を計測する際に計測場所にて
待機することなく有効に計測することができる計測装置
および計測方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、電子機器あるいは電気機器などの被観測
機器の所定の部位に接続されて、その機器の信号状態を
計測する計測装置において、被観測機器の所定の部位か
ら被観測信号を検出して自装置に取り込む入力インタフ
ェースと、入力インタフェースを介して供給された被観
測信号を時系列データとして蓄積するデータ蓄積手段
と、入力インタフェースからの被観測信号の値およびそ
の変化の組み合わせをあらかじめ設定されたトリガ条件
と比較して観測しようとする所定の被観測信号が現われ
たか否かを判定するトリガ条件判定手段と、トリガ条件
判定手段の判定結果に基づいて、設定したトリガ条件に
合致した被観測信号を検出した旨を所定の通信回線を介
して外部に通知する通信手段とを含み、この通信手段
は、所定の通知先があらかじめ記憶される通知先記憶手
段と、所定の通信回線をインタフェースする回線インタ
フェースと、トリガ条件判定手段の判定結果にて観測し
ようとする所定の被観測信号が現われたと判定された際
に通知先記憶手段に記憶された通知先に所定の手順にて
回線インタフェースを介して呼接続し、発呼先にその旨
を通知するシーケンス制御手段とを含むことを特徴とす
る。
【0009】この場合、シーケンス制御手段は、所定の
被観測信号が現われた旨を表わすあらかじめ設定された
固定メッセージを記憶したメッセージ記憶手段を含み、
メッセージ記憶手段からの固定メッセージを発呼先に通
知するとよい。
【0010】また、シーケンス制御手段は、所定の被観
測信号が現われた旨を表わす任意のメッセージが外部か
ら書込み可能なメッセージ記憶手段を含み、そのメッセ
ージ記憶手段に記憶した計測状態に応じた任意のメッセ
ージを発呼先に通知するとよい。
【0011】さらに、通信手段は、無線呼び出し回線に
接続可能な電話回線を含む任意の通信回線に着脱自在に
接続され、通知先記憶手段は、通知先として所定の通信
回線から無線呼び出し回線を介して着呼して携帯者に報
知する携帯無線呼出装置の電話番号が記憶されるとよ
い。
【0012】また、通信手段は、データ蓄積手段に接続
されて、トリガ判定手段にて判定された所定の被観測信
号を含む所定期間の信号のレベルおよび論理値を表わす
時系列データをデータ蓄積手段から読み出して、そのデ
ータからそれぞれの数値データを送信データとして生成
するデータ生成手段を含み、シーケンス制御手段は、発
呼した通知先に所定の被観測信号が現われた旨とともに
送信データ生成手段にて生成した送信データを送信する
と有利である。
【0013】さらに、本発明による計測装置は、データ
蓄積手段に蓄積された時系列データを順次読み出してそ
のデータにて表わされる波形を表示する表示手段を含
み、この表示手段は、データ蓄積手段からトリガ判定手
段にて判定された所定の被観測信号を含む時系列データ
を任意に読み出して、その波形を表示する機能を含むと
有利である。
【0014】この場合、通信手段は、トリガ判定手段に
て所定の被観測信号を検出した際にデータ蓄積手段から
所定の被観測信号を含む所定期間の時系列データを読み
出して、そのデータに基づいて被観測信号の波形を画像
情報として表わす送信データを生成する波形データ生成
手段を含み、シーケンス制御手段は、波形データ生成手
段にて生成した送信データを通知先記憶手段に記憶した
通知先に送信するとよい。
【0015】さらに、通知先記憶手段には、少なくとも
第1の通知先と第2の通知先があらかじめ記憶され、シ
ーケンス制御手段は、トリガ判定手段にて所定の被観測
信号が現われたと判定された際に通知先記憶手段に記憶
された第2の通知先へ所定の手順にて発呼して、その発
呼先に送信データ生成手段にて生成した送信データを送
信するとともに通知先記憶手段に記憶された第1の通知
先へ所定の手順にて発呼して、所定の被観測信号が発生
した旨および第2の通知先へ被観測信号の波形データを
送信した旨を通知するとよい。
【0016】また、通知先記憶手段には、第1の通知先
として携帯無線呼出装置の電話番号が記憶され、かつ第
2の通知先として画像情報を受信可能な受信装置の電話
番号が記憶されるとよい。
【0017】一方、本発明による測定方法は、電子機器
あるいは電気機器などの被観測機器の信号状態を計測す
る計測方法において、所定の通信回線にアクセス可能な
通信手段を含む計測装置を用意する第1の工程と、計測
装置の通信手段に所望の通知先をあらかじめ設定する第
2の工程と、計測装置に観測しようとする被観測信号の
トリガ条件を設定する第3の工程と、計測装置を計測し
ようとする被観測機器の所定の部位に接続して、その機
器からの被観測信号を順次計測装置に取り込む第4の工
程と、第4の工程からの被観測信号を時系列データとし
て蓄積しつつ、所望の被観測信号が現われたか否かを第
3の工程にて設定したトリガ条件と比較して判定する第
5の工程と、第5の工程にてトリガ条件に合致した被観
測信号が現われた際に第2の工程にて設定した通知先に
通信手段から発呼して、その発呼先に所定の被観測信号
が現われた旨を通知する第6の工程とを含むことを特徴
とする。
【0018】この場合、第6の工程は、発呼先に所定の
被観測信号が現われた旨とともに被観測信号を含む所定
期間の信号のレベルおよび論理値を表わす第5の工程に
て蓄積した時系列データを読み出して、その数値データ
を生成して送信する工程を含み、第2の工程は、所望の
通知先とともに送信する被観測信号の数値データの範囲
を設定する工程を含むとよい。
【0019】また、第2の工程にて設定される通知先
は、無線呼び出し回線を介して着呼して、携帯者に報知
する携帯無線呼出装置であると有利である。
【0020】また、第2の工程は、携帯無線呼出装置を
通知先とする第1の通知先番号と、画像を受信可能な受
信装置を通知先とする第2の通知先番号と、所定の被観
測信号が検出された際のデータ範囲とがそれぞれ設定さ
れ、第6の工程は、所定の被観測信号が現われた際に、
その被観測信号を含む設定されたデータ範囲の時系列デ
ータにて表わされる波形を画像情報として生成する工程
と、第2の通知先に所定の手順にて発呼して、生成され
た画像情報を送信する工程と、この工程の後に第1の通
知先に所定の手順にて発呼して所定の被観測信号が現わ
れた旨および第2の通知先に波形情報を送信した旨を通
知する工程とを含むとよい。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明
による計測装置および計測方法の実施例を詳細に説明す
る。図1には、本発明による計測方法が適用される計測
装置の一実施例が示されている。
【0022】本実施例による計測装置は、たとえば、デ
ィジタル回路を含む被観測機器の所定の部位から複数の
論理信号を検出して、それらの状態変化を波形として表
示するロジックアナライザなどの波形観測装置に有効に
適用される測定装置であり、特に、本実施例では、被観
測機器からの複数の被観測信号の状態変化の組合せをト
リガ条件として、その条件に合致した被観測信号を検出
した際に、たとえば、ポケットベルなどの携帯無線装置
に公衆電話網などの通信回線を介して通知する通信回路
を含む計測装置である。
【0023】なお、図1には本発明に直接関係ある部分
のみが示されており、本実施例では本発明に直接関係の
ない部分の説明は省略する。
【0024】各部の詳細を説明すると、本実施例による
計測装置は、図1に示すように、入力インタフェース部
10と、データ蓄積部12と、表示部14と、トリガ条件判定
部16と、通知制御部18とを含み、入力インタフェース部
10が被観測機器の複数の部位に接続されてそれぞれの被
観測信号を取り込み、通知制御部18が電話回線に接続さ
れて所定の被観測信号を検出したことをポケットベルを
携帯する観測者などに通知する。
【0025】詳しくは、入力インタフェース部10は、被
観測機器からの被観測信号を自装置に取り込むインタフ
ェースであり、複数の入力線100 に接続されて被観測機
器の所定の部位から被観測信号を検出するプローブなど
の入力装置を含む。入力インタフェース部10からの被観
測信号は、それぞれデータ蓄積部12およびトリガ条件判
定部16に供給される。
【0026】データ蓄積部12は、入力インタフェース部
10を介して入力した被観測信号をそれぞれ波形表示可能
な時系列データとして蓄積する記憶回路であり、RAM (r
andom access memory)などの記憶素子にて形成されてい
る。蓄積されたデータは、順次または必要に応じて読み
出されて表示部14に供給される。
【0027】表示部14は、データ蓄積部12からの時系列
データにて表わされる被観測信号の波形を表示する表示
回路であり、CRT (cathode-ray tube)または液晶パネル
などの表示装置を含む。本実施例では、観測中の波形を
随時表示するとともに、計測した後の任意の時刻のデー
タをデータ蓄積部12から読み出してその波形を表示する
機能を含む。
【0028】トリガ条件判定部16は、あらかじめ観測し
ようとする被観測信号の条件(以下トリガ条件と記す)
が設定されて、入力インタフェース部10を介して入力し
た被観測信号が設定されたトリガ条件に合致するか否か
を判定する判定回路である。本実施例ではトリガ条件は
被観測信号の論理値およびその変化の組合せとして観測
者があらかじめ外部から設定する条件設定部(図示略)
を含む。トリガ条件に合致した所望の被観測信号を検出
した際にはその判定結果は、通知制御部18に順次供給さ
れる。
【0029】通知制御部18は、電話回線などの公衆回線
に着脱自在に接続されて、所定のシーケンスにて電話回
線をアクセスしてあらかじめ設定された通知先に発呼す
る通信回路であり、本実施例ではトリガ条件判定部16に
てトリガ条件に合致した所望の被観測信号が現われたと
判定された際に所望の通知先に発呼して、その発呼先に
所望の被観測信号が現われた旨を通知する通知回路であ
る。具体的には、本実施例の通知制御部18は、図2に示
すように、トリガ発生情報保持部200 と、シーケンス作
成部202 と、番号記憶部204 と、発信部206 とを含む。
【0030】トリガ発生情報保持部200 は、トリガ条件
判定部16からの判定結果を受けてその結果を保持する回
路であり、所望の被観測信号が現われたと判定された際
に後段の回路を起動して発呼先が応答するまでその結果
を保持する。
【0031】シーケンス作成部202 は、トリガ発生情報
保持部200 からの起動信号に応動して発呼の際の所定の
シーケンス制御を実行するシーケンス制御回路であり、
番号記憶部204 からの通知先番号の読み出し、発信部20
6 のシーケンス制御および通知メッセージの作成などを
実行する。特に、本実施例ではポケットベルなどの無線
呼出装置を通知先として発呼した際に、所定の被観測信
号が現われた旨をPB (push button)信号にて表わす通知
メッセージとした固定メッセージを生成して発呼先に送
信する。
【0032】発信部204 は、通信回線に接続されて、こ
れをシーケンス作成部204 の制御の下にインタフェース
する回線インタフェース回路であり、番号記憶部206 か
らの通知先番号へのダイヤリングおよびシーケンス作成
部202 からの通知メッセージの送信などの発信処理を実
行する。
【0033】番号記憶部206 は、外部から書き込まれた
所望の通知先番号を記憶する記憶回路であり、本実施例
では観測者の携帯するポケットベルなどの電話番号が設
定される。
【0034】以上のような構成において、上記計測装置
の動作を本発明による計測方法とともに説明する。たと
えば、被観測機器として電子交換機などの大型の電子機
器あるいは電気機器を納入先などにて設置して、その検
査あるいは故障修理などを行なう場合について説明する
と、まず、上記計測装置には、検査者の携帯するポケッ
トベルの番号をあらかじめ設定しておく。
【0035】次に、検査者は、通知先番号が設定された
計測装置を計測しようとする被観測機器の側に設置し
て、その近隣の電話回線を通知制御部18に接続する。次
に、観測しようとする被観測信号のトリガ条件をトリガ
条件判定部16に設定して、計測準備を行なう。たとえ
ば、被観測機器の電源を投入したり、観測しようとする
回路の計測条件などを整え、順次計測に備えて被観測機
器の状態を設定する。
【0036】計測準備が整うと、検査者は入力線100 を
介して計測装置を被観測機器の測定しようとする所定の
部位に接続して、計測を開始する。
【0037】この場合、通常の計測の際には、被観測信
号の波形を表示部14に表示して、その波形を観測して被
観測機器の信号状態が正常か否かを測定することができ
る。しかし、たとえば、トリガ条件に応じた被観測信号
が極めて稀にしか現われない場合、あるいは計測者が計
測場所から離れなければならない場合などには、波形観
測を長い時間継続できない状態が生じる。
【0038】たとえば、電子交換機などにて外線からの
着呼状態にて交換機の動作による所定の部位の信号状態
を計測しようとする場合、外線からの着呼を待つかある
いは誰かに外線からの発呼を依頼して観測を行なわなけ
ればならない。また、外線からの着呼を待つ場合、着呼
が生じたとしてもその会話の間に十分な観測ができるか
否かも分からない。
【0039】このような場合、たとえば計測者自らが計
測場所から外部に出て、電子交換機に発呼して所望の計
測結果が現われるまで十分な時間交換機にアクセスす
る。これにより、電子交換機が所定の動作を行なって、
その所定の部位から計測装置に被観測信号が供給され
る。
【0040】この際、計測装置では、入力線100 から入
力インタフェース10を介して被観測信号が順次取り込ま
れて、そのデータがデータ蓄積部12に蓄積されるととも
にトリガ条件判定部16に順次供給される。
【0041】これにより、トリガ条件判定部16では、被
観測信号の値およびそれらの組合せをあらかじめ設定さ
れたトリガ条件と順次比較して、所望の被観測信号が現
われたか否かを判定する。そして、図3に示すように、
トリガ条件に合致した被観測信号が現われると、その結
果を通知制御部18に通知する。
【0042】以降、図3に示す動作シーケンスを参照し
て説明すると、トリガ条件判定部16からの判定結果を受
けた通知制御部18では、その結果をトリガ発生情報保持
部200 にて保持してシーケンス作成部202 を起動する。
これにより、シーケンス作成部202 は、番号記憶部206
から設定された計測者のポケットベルの電話番号を読み
出して発信部204 に供給し、発信部204 を駆動する。
【0043】番号記憶部206 からの通知先番号を受けた
発信部204 では、接続された電話回線をオフフック状態
にして、電話網からの選択信号送出可信号を待つ。選択
信号送出可信号を受けると、番号記憶部206 から読み出
された電話番号を順次ダイヤルする。
【0044】ダイヤリングが終了すると、電話網から無
線呼び出し回線を介して計測者のポケットベルに呼出信
号が送られて、ポケットベルが鳴動あるいは振動等によ
り携帯者に報知する。この際に、電話網のサービス受付
トランクなどから電話回線を介して発信部204 に「続け
てメッセージを入力するように」などの応答メッセージ
が送られる。これにより、シーケンス作成部202 ではト
リガ発生情報保持部200 の保持結果に基づいてあらかじ
め作成された固定メッセージを読み出して、発信部204
を介して送信する。
【0045】これにより、計測装置から計測者のポケッ
トベルに所定の被観測信号が現われた旨の通知メッセー
ジが送信されて、ポケットベルにてメッセージの受信が
完了すると、電話網から電話回線を介してメッセージ受
付信号が発信部204 に送られる。メッセージ受付信号を
受けた発信部204 では、シーケンス作成部202 に送信終
了を通知する。これにより、シーケンス作成部202 は、
シーケンス制御を終了して発信部204 を介して通信回線
をオフフック状態とするとともに、トリガ発生情報保持
部200 の保持情報をリセットして、通信を終了する。
【0046】一方、計測装置での所定の被観測信号の検
出をポケットベルの受信結果から知った計測者は、交換
機へのアクセスを終了して、計測場所に戻り、計測装置
を操作してその結果をデータ蓄積部12から読み出して、
その結果にて表わされる被観測信号の波形を表示部14に
表示して、その波形表示から被観測信号の状態を確認す
る。
【0047】以降、他の箇所あるいは他の条件での計測
がある場合は、その部位に計測装置を接続して、上記と
同様にトリガ条件および被観測機器の条件等を設定して
計測する。この場合も計測場所から離れなければならな
い、あるいは単発現象などの稀にしか発生しない現象を
観測する際には、計測装置を電話回線に接続して、ポケ
ットベルへの所定の被観測信号の検出を通知する。
【0048】このように本実施例による計測装置および
計測方法によれば、トリガ条件に応じた所定の被観測信
号の判定結果を計測者のポケットベルなどの携帯無線呼
出装置に通知するように構成したので、計測場所を離れ
なければならない場合あるいは単発現象などの稀にしか
発生しない現象を単独にてあるいは計測場所に待機する
ことなく、有効に計測することができる。
【0049】次に、図4には、本発明による計測装置の
他の実施例が示されている。本実施例において、上記実
施例と異なる点は、データ蓄積部12が通知制御部30に、
そのデータを読み出し自在に接続され、かつ通知制御部
30に、2つの通知先番号およびデータ蓄積部12から通知
先制御部30に読み出す時系列データのデータ範囲が設定
される点であり、たとえば、第1の通知先番号としてポ
ケットベルの電話番号が設定され、第2の通知先番号と
してファクシミリの電話番号が設定されて、所望の被観
測信号が現われた際にデータ蓄積部12から設定されたデ
ータ範囲の時系列データが読み出されてそのデータにて
表わされる波形画像をファクシミリに送信し、所望の被
観測信号が現われた旨およびファクシミリに波形画像を
送信した旨をポケットベルに通知する点にある。
【0050】より詳細には、本実施例の通知制御部30が
上記実施例の通知制御部18と異なる点は、図5に示すよ
うに、トリガ発生情報保持部200 と、シーケンス作成部
302と、発信部204 と、番号記憶部306 とに加えて、送
信データ編集部300 と、セレクタ308 とを含む点であ
る。
【0051】送信データ編集部300 は、シーケンス作成
部302 の制御の下にデータ蓄積部12から所望の被観測信
号を含む時系列データを読み出して、そのデータに基づ
いて被観測信号の波形を画像情報として表わす送信デー
タを生成する波形データ生成回路であり、本実施例では
送信データとして波形画像をファクシミリに送信可能な
二値データとして生成する。生成した送信データは、シ
ーケンス作成部302 の制御の下にセレクタ308 を介して
送信される。
【0052】本実施例のシーケンス作成部302 は、トリ
ガ発生情報保持部200 を介して所望の被観測信号が現わ
れたこと検出した際に、設定された第2の通知先に発呼
してデータ編集部300 にて生成した波形画像の送信デー
タを送信し、その後に第1の通知先に発呼して上記実施
例と同様な固定メッセージを送信するシーケンス制御を
実行する制御回路であり、本実施例では、設定されたデ
ータ範囲の時系列データを読み出すタイミングを送信デ
ータ編集部300 に供給するタイミング制御を含む。
【0053】本実施例の番号記憶部306 は、第1の通知
先番号および第2の通知先番号があらかじめ設定される
とともに、所定の被観測信号が現われた際にその信号を
含む前の期間または後の期間あるいはその両方の範囲の
期間のデータ範囲があらかじめ設定される記憶回路であ
る。データ範囲の設定は対象とする被観測信号の後の期
間の場合は、たとえばマイクロ秒あるいはミリ秒など単
位の正の数字にて設定し、対象とする被観測信号の前の
期間の場合には同様の単位にて負の数字を設定し、その
両方の範囲の場合は正負双方の数字を設定する。
【0054】セレクタ308 は、シーケンス作成部302 の
制御の下に通信回線と、発信部204または送信データ編
集部300 との接続を選択的に切り替える選択回路であ
り、第2の通知先番号に画像情報を送信する際にのみ送
信データ編集部300 からの送信データを選択し、その他
の場合、つまり第1および第2の通知先番号への発呼の
際および第1の通知先への固定メッセージの送信の際に
は発信部204 に切り替えられる。
【0055】以上のような構成において、本実施例によ
る計測装置の動作および計測方法を図6に示す動作シー
ケンスを参照して説明すると、まず、上記と同様にあら
かじめ第1の通知先として計測者が携帯するポケットベ
ルの電話番号を番号記憶部306 に設定し、また第2の通
知先として、たとえば、計測者が所属する会社の自分宛
てのファクシミリの番号を番号記憶部306 に設定してお
く。
【0056】次に、観測しようとする被観測信号の波形
に応じてマイクロ秒あるいはミリ秒単位などにてそのデ
ータ範囲を正負それぞれの数字にて番号記憶部306 に設
定する。また、上記と同様にトリガ条件をトリガ条件判
定部16に設定する。
【0057】このように設定した計測装置を上記と同様
に通信回線に接続し、また被観測機器の所定の部位に接
続して測定を開始する。この後、計測者は上記と同様の
理由にて計測場所から離れる。この状態において、トリ
ガ条件判定部16にてトリガ条件に合致した被観測信号を
検出すると、その結果がトリガ発生情報保持部200 に保
持されて、シーケンス作成部302 が起動する。シーケン
ス作成部302 は、まず、番号記憶部306 から設定された
データ範囲を読み出して、そのデータ範囲をデータ編集
部300 に通知する。
【0058】これにより、データ編集部300 は、シーケ
ンス作成部302 が起動したタイミングに応じてその時点
を基点にしてデータ範囲にて表わされる時系列データを
データ蓄積部12から読み出す。次に、データ編集部300
は、読み出した時系列データにて表わされる画像波形を
生成して、その画像を二値データとして編集する。
【0059】一方、データ編集部300 にデータ読み出し
を指示した後に、シーケンス作成部302 は、番号記憶部
306 から第2の通知先番号を読み出して、その結果を発
信部204 に供給する。これにより、発信部204 は電話回
線をオフフック状態として電話網からの選択信号送出可
信号を受けて、第2の通知先番号にダイヤルする。
【0060】この後、第2の通知先であるファクシミリ
からループバック応答があると、シーケンス作成部302
は、セレクタ308 をデータ編集部300 側に切り替えて、
データ編集部300 から生成した波形画像の送信データを
送出させる。これにより、所定のファクシミリに計測し
た所望の被観測信号の波形画像が順次送信される。波形
画像の送信が最後までエラーなく良好にファクシミリに
受信されると、ファクシミリから受信完了の信号が送信
され、これを受けたデータ編集部300 は電話回線をオン
フック状態として、シーケンス作成部302 に送信終了を
通知する。
【0061】波形画像の送信が終了すると、シーケンス
作成部302 はセレクタ308 を再び発信部204 に切り替え
て、さらに番号記憶部306 から第1の通知先番号を読み
出して発信部204 に供給する。これにより、発信部204
はセレクタ308 を介して通信回線をオフフック状態とし
て電話網から選択信号送出可信号を受けると、第1の通
知先であるポケットベルにダイヤルする。
【0062】この後、サービス受付トランクなどから上
記と同様にメッセージ送信の応答があると、シーケンス
作成部302 は所定の被観測信号が発生した旨およびファ
クシミリにその波形画像を送信した旨を通知する通知メ
ッセージを送信する。次いで通知メッセージがポケット
ベルに受信されると、メッセージ受付が返送され、これ
を受けた発信部204 では通信回線をオンフック状態とし
て、シーケンス作成部302 にて一連のシーケンス制御を
終了し、トリガ発生情報保持部200 の保持情報をリセッ
トする。
【0063】これにより、計測者はポケットベルの報知
により所定の被観測信号が検出されたことを知り、ま
た、その波形画像がファクシミリに送信されたことを確
認して後の作業に即座に移ることができる。
【0064】以上のように本実施例による計測装置およ
び計測方法によれば、トリガ条件に応じた所定の被観測
信号の判定結果を計測者のポケットベルなどの携帯無線
呼出装置に通知するとともに、検出した被観測信号の波
形画像を会社などのファクシミリに送信するように構成
したので、計測場所を離れなければならない場合あるい
は単発現象などの稀にしか発生しない現象を単独にてあ
るいは計測場所に待機することなく、有効に計測するこ
とができる。この際、計測装置を設置した後にたとえ
ば、会社などにて他の仕事を継続しながら、測定結果を
知り得ることができ、時間を有効に用いることができる
優れた効果を奏する。
【0065】なお、上記各実施例では、シーケンス作成
部202, 302に所定の被観測信号が検出された旨あるいは
さらに画像波形をファクシミリなどに送信した旨を固定
メッセージとして送信するように構成したが、本発明に
おいては番号設定の際あるいは随時、任意のメッセージ
を記憶させるように構成してもよい。この場合、番号記
憶部にメッセージ記憶領域を設けるようにしてもよく、
また単独にメッセージ記憶部を設けるようにしてもよ
い。
【0066】また、第1の実施例では通知メッセージの
みをポケットベルなどに送信し、第2の実施例では画像
情報および通知メッセージをそれぞれファクシミリおよ
びポケットベルなどに送信するように構成したが、本発
明においては、ポケットベルなどに通知メッセージとと
もにデータ蓄積部から読み出した所望の被観測信号のレ
ベル値などの数値データを送信するようにしてもよい。
この場合、第2の実施例と同様にデータ範囲を番号記憶
部にあらかじめ設定して、所望の被観測信号のレベル値
を含むその前後の期間の信号のレベル値などをそれぞれ
数値データとして送信してもよい。
【0067】さらに、上記各実施例では、単独の通知先
あるいは2つの通知先およびデータ範囲等を計測者など
が手動にて設定するように構成したが、本発明において
は電話回線を介して計測装置にアクセスして、その番号
記憶部に記憶させるようにしてもよい。この場合、シー
ケンス作成部に、受信した設定データを番号記憶部に書
き込む制御機能を設けるとよい。
【0068】また、上記第2の実施例では、第2の通知
先としてファクシミリの電話番号を設定するように構成
したが、本発明においてはファクシミリに限らず、画像
情報を受信可能なたとえばパーソナルコンピュータある
いはその電子メール宛てに波形画像を送信するようにし
てもよい。この場合、カラー画像なども送信することが
できる。
【0069】また、上記各実施例では、本発明による計
測装置および計測方法をディジタル信号を計測するロジ
ックアナライザに適用した場合を例に挙げて説明した
が、本発明においては、アナログ信号を計測する、たと
えばオシロスコープなどの計測機器に適用してもよい。
この場合、波形を表わす情報としてアナログーディジタ
ル変換したデータを蓄積するように構成すると、有利で
ある。また、ロジックアナライザやオシロスコープなど
の波形観測装置だけでなく、表示部を含まない他の計測
機器に適用してもよい。
【0070】
【発明の効果】このように本発明の計測装置および計測
方法によれば、あらかじめ設定されたトリガ条件に合致
した被観測信号を検出した際に、その旨を所定の通知先
に通信回線を介して通知する通信手段を設けたので、極
めて稀にしか発生しない事象を計測する場合、あるいは
計測場所を離れなければならない場合に、ポケットベル
などの携帯呼出装置に通信回線を介して所定の被観測信
号が現われた旨を通知することにより、計測場所に常に
待機することなく、有効に計測を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による計測装置の一実施例を示す機能ブ
ロック図である。
【図2】図1の実施例による計測装置の通知制御部の具
体例を示す機能ブロック図である。
【図3】図1の実施例による計測装置の動作およびその
計測方法を説明するための動作シーケンス図である。
【図4】本発明による計測装置の他の実施例を示す機能
ブロック図である。
【図5】図4の実施例による計測装置の通知制御部の具
体例を示す機能ブロック図である。
【図6】図4の実施例による計測装置の動作およびその
計測方法を説明するための動作シーケンス図である。
【符号の説明】
10 入力インタフェース部 12 データ蓄積部 14 表示部 16 トリガ条件判定部 18,30 通知制御部 200 トリガ発生情報保持部 202, 302 シーケンス作成部 204 発信部 206, 306 番号記憶部 300 データ編集部 308 セレクタ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04Q 9/00 311 H04Q 9/00 311K 311W

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器あるいは電気機器などの被観測
    機器の所定の部位に接続されて、その機器の信号状態を
    計測する計測装置において、該装置は、 被観測機器の所定の部位から被観測信号を検出して自装
    置に取り込む入力インタフェースと、 該入力インタフェースを介して供給された被観測信号を
    時系列データとして蓄積するデータ蓄積手段と、 前記入力インタフェースからの被観測信号の値およびそ
    の変化の組み合わせをあらかじめ設定されたトリガ条件
    と比較して、観測しようとする所定の被観測信号が現わ
    れたか否かを判定するトリガ条件判定手段と、 該トリガ条件判定手段の判定結果に基づいて、設定した
    トリガ条件に合致した被観測信号を検出した旨を所定の
    通信回線を介して外部に通知する通信手段とを含み、 該通信手段は、 所定の通知先があらかじめ記憶される通知先記憶手段
    と、 所定の通信回線をインタフェースする回線インタフェー
    スと、 前記トリガ条件判定手段の判定結果にて観測しようとす
    る所定の被観測信号が現われたと判定された際に前記通
    知先記憶手段に記憶された通知先に前記回線インタフェ
    ースを介して所定の手順にて呼接続して、発呼先にその
    旨を通知するシーケンス制御手段とを含むことを特徴と
    する計測装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の計測装置において、前
    記シーケンス制御手段は、所定の被観測信号が現われた
    旨を表わすあらかじめ設定された固定メッセージを記憶
    したメッセージ記憶手段を含み、該メッセージ記憶手段
    からの固定メッセージを発呼先に通知することを特徴と
    する計測装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の計測装置において、前
    記シーケンス制御手段は、所定の被観測信号が現われた
    旨を表わす任意のメッセージが外部から書込み可能なメ
    ッセージ記憶手段を含み、該メッセージ記憶手段に任意
    に記憶したメッセージを発呼先に通知することを特徴と
    する計測装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の計
    測装置において、前記通信手段は、無線呼び出し回線に
    接続可能な電話回線を含む任意の通信回線に着脱自在に
    接続され、前記通知先記憶手段は、通知先として無線呼
    び出し回線を介して着呼して携帯者に報知する携帯無線
    呼出装置の電話番号が記憶されることを特徴とする計測
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の計測装置において、前
    記通信手段は、前記データ蓄積手段に接続されて、前記
    トリガ判定手段にて判定された所定の被観測信号を含む
    所定期間の信号のレベルおよび論理値を前記データ蓄積
    手段から読み出して、その数値データを送信データとし
    て生成するデータ生成手段を含み、前記シーケンス制御
    手段は、発呼した通知先に所定の被観測信号が現われた
    旨とともに前記送信データ生成手段にて生成した数値デ
    ータを送信データとして送信することを特徴とする計測
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の計測装置において、該
    装置は、前記データ蓄積手段に蓄積された時系列データ
    を順次読み出してそのデータにて表わされる波形を表示
    する表示手段を含み、該表示手段は、前記データ蓄積手
    段から前記トリガ判定手段にて判定された所定の被観測
    信号を含む時系列データを任意に読み出して、その波形
    を表示する機能を含むことを特徴とする計測装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の計測装置において、前
    記通信手段は、前記トリガ判定手段にて所定の被観測信
    号を検出した際に前記データ蓄積手段から所定の被観測
    信号を含む所定期間の時系列データを読み出して、その
    データに基づいて被観測信号の波形を画像情報として表
    わす送信データを生成する波形データ生成手段を含み、
    前記シーケンス制御手段は、前記波形データ生成手段に
    て生成した所定の被観測信号を含む波形を表わす送信デ
    ータを前記通知先記憶手段に記憶した通知先に送信する
    ことを特徴とする計測装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の計測装置において、前
    記通知先記憶手段には、少なくとも第1の通知先と第2
    の通知先があらかじめ記憶され、前記シーケンス制御手
    段は、前記トリガ判定手段にて所定の被観測信号が現わ
    れたと判定された際に前記通知先記憶手段に記憶された
    第2の通知先へ所定の手順にて発呼して、該発呼先に前
    記送信データ生成手段にて生成した送信データを送信す
    るとともに、前記通知先記憶手段に記憶された第1の通
    知先へ所定の手順にて発呼して所定の被観測信号が発生
    した旨および第2の通知先へ被観測信号の波形データを
    送信した旨を通知することを特徴とする計測装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の計測装置において、前
    記通知先記憶手段には、第1の通知先として携帯無線呼
    出装置の電話番号が記憶され、かつ第2の通知先として
    画像情報を受信可能な受信装置の電話番号が記憶される
    ことを特徴とする計測装置。
  10. 【請求項10】 電子機器あるいは電気機器などの被観
    測機器の信号状態を計測する計測方法において、該方法
    は、 所定の通信回線にアクセス可能な通信手段を含む計測装
    置を用意する第1の工程と、 該計測装置の通信手段に、所望の通知先をあらかじめ設
    定しておく第2の工程と、 該計測装置に観測しようとする被観測信号のトリガ条件
    を設定する第3の工程と、 該計測装置を計測しようとする被観測機器の所定の部位
    に接続して、該機器からの被観測信号を順次計測装置に
    取り込む第4の工程と、 該第4の工程からの被観測信号を時系列データとして蓄
    積しつつ、所望の被観測信号が現われたか否かを前記第
    3の工程にて設定したトリガ条件と比較して判定する第
    5の工程と、 該第5の工程にてトリガ条件に合致した被観測信号が現
    われたと判定された際に前記第2の工程にて設定した通
    知先に前記通信手段から所定の手順にて発呼して、その
    発呼先に所定の被観測信号が現われた旨を通知する第6
    の工程とを含むことを特徴とする計測方法。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の計測方法において、
    前記第6の工程は、発呼先に所定の被観測信号が現われ
    た旨とともに、被観測信号を含む所定のデータ期間の信
    号のレベルおよび論理値を表わす数値データを送信デー
    タとして生成して、その送信データを発呼先に送信する
    工程を含み、前記第2の工程は、所望の通知先とともに
    送信する被観測信号の数値データのデータ期間を設定す
    る工程を含むことを特徴とする計測方法。
  12. 【請求項12】 請求項10または11に記載の計測方法に
    おいて、前記第2の工程にて設定される通知先は、所定
    の通信回線から無線呼び出し回線を介して着呼して携帯
    者に報知する携帯無線呼出装置であることを特徴とする
    計測方法。
  13. 【請求項13】 請求項10に記載の計測方法において、
    前記第2の工程は、携帯無線呼出装置を通知先とする第
    1の通知先番号と、画像情報を受信可能な受信装置を通
    知先とする第2の通知先番号と、所定の被観測信号が検
    出された際のデータ範囲とがそれぞれ設定されて、前記
    第6の工程は、所定の被観測信号が現われた際に、その
    被観測信号を含む前記第2の工程にて設定されたデータ
    範囲の時系列データにて表わされる波形を画像情報とし
    て生成する工程と、前記第2の工程にて設定された第2
    の通知先に所定の手順にて発呼して、生成された波形を
    表わす画像情報を送信する工程と、該工程の後に前記第
    2の工程にて設定された第1の通知先に所定の手順にて
    発呼して所定の被観測信号が現われた旨および第2の通
    知先に波形情報を送信した旨を通知する工程とを含むこ
    とを特徴とする計測方法。
JP17914897A 1997-06-20 1997-06-20 計測装置および計測方法 Withdrawn JPH1117842A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012117960A (ja) * 2010-12-02 2012-06-21 Mitsubishi Electric Corp データ収集装置及びプログラム
JP2013239829A (ja) * 2012-05-14 2013-11-28 Aplix Ip Holdings Corp 電子機器及びその表示情報送信方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012117960A (ja) * 2010-12-02 2012-06-21 Mitsubishi Electric Corp データ収集装置及びプログラム
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