JPH11178365A - 振動型アクチュエータの駆動装置、振動型アクチュエータ装置システムおよび記録媒体 - Google Patents
振動型アクチュエータの駆動装置、振動型アクチュエータ装置システムおよび記録媒体Info
- Publication number
- JPH11178365A JPH11178365A JP9343456A JP34345697A JPH11178365A JP H11178365 A JPH11178365 A JP H11178365A JP 9343456 A JP9343456 A JP 9343456A JP 34345697 A JP34345697 A JP 34345697A JP H11178365 A JPH11178365 A JP H11178365A
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- vibration
- circuit
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- type actuator
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Abstract
(57)【要約】
【課題】高速、高精度の制御動作が行え、安価で汎用性
のある振動型アクチュエータの駆動装置を提供する。 【解決手段】電気−機械エネルギー変換素子に交番信号
を印加することで励振させ、駆動力を得る振動型アクチ
ュエータ4の駆動装置として、プログラム可能なロジッ
クデバイス2を利用し、このロジックデバイス2に振動
型アクチュエータの駆動信号を生成するための回路をC
PU1からの回路情報により形成するようにした。
のある振動型アクチュエータの駆動装置を提供する。 【解決手段】電気−機械エネルギー変換素子に交番信号
を印加することで励振させ、駆動力を得る振動型アクチ
ュエータ4の駆動装置として、プログラム可能なロジッ
クデバイス2を利用し、このロジックデバイス2に振動
型アクチュエータの駆動信号を生成するための回路をC
PU1からの回路情報により形成するようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は弾性体に振動を発生
させ、その振動エネルギーを利用して駆動力を与える振
動型モータ等の振動型アクチュエータの駆動装置、振動
型アクチュエータ装置システムおよびこの駆動装置に適
用される記録媒体に係り、特に汎用的に駆動できる駆動
装置、振動型アクチュエータ装置システムおよびこの駆
動装置の構築に必要な情報が記憶されている記録媒体に
関するものである。
させ、その振動エネルギーを利用して駆動力を与える振
動型モータ等の振動型アクチュエータの駆動装置、振動
型アクチュエータ装置システムおよびこの駆動装置に適
用される記録媒体に係り、特に汎用的に駆動できる駆動
装置、振動型アクチュエータ装置システムおよびこの駆
動装置の構築に必要な情報が記憶されている記録媒体に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】これまで、振動型アクチュエータの一種
である振動型モータの駆動方法に関しては種々の提案が
なされている。たとえば特開平5−115184号公報
では、図17に示すように、振動型モータの駆動を制御
するためにマイコン100を用いて制御している。
である振動型モータの駆動方法に関しては種々の提案が
なされている。たとえば特開平5−115184号公報
では、図17に示すように、振動型モータの駆動を制御
するためにマイコン100を用いて制御している。
【0003】図17において、110は、棒状の振動型
アクチュエータで、例えば棒状振動波モータ等の名称で
本出願人により出願されているもので、図では振動体の
一部のみを示しており、円筒状の弾性体111と119
の間に、電気−機械エネルギー変換素子としての駆動用
の圧電素子114と118、各圧電素子114と118
の電極膜と接触して駆動のための交番信号(例えば交流
電圧)を印加するための電極板113と117、および
GRD用の電極板115、絶縁用のシート112が配置
され、不図示の締結ボルト等により両方の弾性部材を締
結することでこれらの圧電素子等を挟持するようにして
いる。なお、図には示していないが、駆動状態を検出す
るためのセンサ用の圧電素子もこれらの中に配置される
ようにもなっている。また、圧電素子114と118と
は同一形状のものが使用され、直径部分を境にして両側
の分極方向が逆極性となっており、一方の圧電素子11
4と他方の圧電素子118とは移相が90度ずれて配置
されていて、厚み方向の変位により、振動体に横振動
(屈曲振動)を与える。
アクチュエータで、例えば棒状振動波モータ等の名称で
本出願人により出願されているもので、図では振動体の
一部のみを示しており、円筒状の弾性体111と119
の間に、電気−機械エネルギー変換素子としての駆動用
の圧電素子114と118、各圧電素子114と118
の電極膜と接触して駆動のための交番信号(例えば交流
電圧)を印加するための電極板113と117、および
GRD用の電極板115、絶縁用のシート112が配置
され、不図示の締結ボルト等により両方の弾性部材を締
結することでこれらの圧電素子等を挟持するようにして
いる。なお、図には示していないが、駆動状態を検出す
るためのセンサ用の圧電素子もこれらの中に配置される
ようにもなっている。また、圧電素子114と118と
は同一形状のものが使用され、直径部分を境にして両側
の分極方向が逆極性となっており、一方の圧電素子11
4と他方の圧電素子118とは移相が90度ずれて配置
されていて、厚み方向の変位により、振動体に横振動
(屈曲振動)を与える。
【0004】102は電圧制御発振器(VCO)で、電
圧値により出力される周波数を可変とするもので、この
出力を増幅器104に、また移相器103を介して増幅
器105に与える。そして、増幅器104と増幅器10
5との位相にずれがある駆動用の交流電圧が圧電素子1
14と圧電素子118に印加され、両圧電素子により形
成される横振動の合成により、駆動面を提供する弾性体
の外面に楕円運動が形成される。そして、この楕円運動
により、この駆動面に加圧接触している接触体と前記振
動体とが相対移動して駆動力が得られることになる。例
えば、接触体が移動体とする場合、この移動体あるいは
この移動体により駆動される駆動対象に、例えば投光素
子109及び受光素子107で構成されるフォトインタ
ラプタと、前記投受光素子間に配置されたエンコーダ1
08を用いた回転検出器106のエンコーダ108が取
り付けられ、回転速度等を得るために検出情報をマイコ
ン100に出力する。
圧値により出力される周波数を可変とするもので、この
出力を増幅器104に、また移相器103を介して増幅
器105に与える。そして、増幅器104と増幅器10
5との位相にずれがある駆動用の交流電圧が圧電素子1
14と圧電素子118に印加され、両圧電素子により形
成される横振動の合成により、駆動面を提供する弾性体
の外面に楕円運動が形成される。そして、この楕円運動
により、この駆動面に加圧接触している接触体と前記振
動体とが相対移動して駆動力が得られることになる。例
えば、接触体が移動体とする場合、この移動体あるいは
この移動体により駆動される駆動対象に、例えば投光素
子109及び受光素子107で構成されるフォトインタ
ラプタと、前記投受光素子間に配置されたエンコーダ1
08を用いた回転検出器106のエンコーダ108が取
り付けられ、回転速度等を得るために検出情報をマイコ
ン100に出力する。
【0005】マイコン100は、プログラムされた内容
にしたがって、例えば指令速度と検出速度が一致するよ
うに、駆動周波数の増減を指示するための制御命令がデ
ジタルアナログコンバータ(D/A)101を介して電
圧制御発振器102に出力される。
にしたがって、例えば指令速度と検出速度が一致するよ
うに、駆動周波数の増減を指示するための制御命令がデ
ジタルアナログコンバータ(D/A)101を介して電
圧制御発振器102に出力される。
【0006】また、特開平9−191669号公報で
は、振動型モータの回転速度制御をロジック回路を用い
ることにより行っている。図18はこのロジック回路を
示し禎る。
は、振動型モータの回転速度制御をロジック回路を用い
ることにより行っている。図18はこのロジック回路を
示し禎る。
【0007】振動型モータ203の動作状態はエンコー
ダ204によりパルス情報に変換され、上記パルス情報
はロジック回路で構成される速度差検出器によって目標
速度と現在の速度の差を表す複数ビットの信号に変換さ
れる。
ダ204によりパルス情報に変換され、上記パルス情報
はロジック回路で構成される速度差検出器によって目標
速度と現在の速度の差を表す複数ビットの信号に変換さ
れる。
【0008】206および207はメモリであり、アド
レス入力に対するデータ出力が予め記憶されている。例
えば速度差に対応するアドレス入力の絶対値が大きい時
にはデータ出力が大きく、アドレス入力が小さき時には
データ出力が小さくなるようになっている。206は周
波数制御のためのメモリ、207はパルス幅制御のため
のメモリであり、それぞれの操作量が適切になるような
データが記憶されている。
レス入力に対するデータ出力が予め記憶されている。例
えば速度差に対応するアドレス入力の絶対値が大きい時
にはデータ出力が大きく、アドレス入力が小さき時には
データ出力が小さくなるようになっている。206は周
波数制御のためのメモリ、207はパルス幅制御のため
のメモリであり、それぞれの操作量が適切になるような
データが記憶されている。
【0009】208および209は、ロジック回路から
なる加算器であり、メモリ206、207から出力され
るデータを積分している。
なる加算器であり、メモリ206、207から出力され
るデータを積分している。
【0010】201はパルス発生器であり、入力される
周波数デーtとパルス幅データに応じたパルスを生成し
ている。このパルスを昇圧手段202で昇圧し、振動型
モータの駆動信号として与えている。
周波数デーtとパルス幅データに応じたパルスを生成し
ている。このパルスを昇圧手段202で昇圧し、振動型
モータの駆動信号として与えている。
【0011】上記構成により、振動型アクチュエータの
制御動作をロジック回路により行うことができる。
制御動作をロジック回路により行うことができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
従来例においては以下のような問題点があった。
従来例においては以下のような問題点があった。
【0013】図17に示す駆動装置では、振動型モータ
の制御をマイコンによって行っているが、マイコンでは
検出動作、演算動作、駆動信号指令出力動作を順次行っ
ており、全ての動作を同時に行うことができない。
の制御をマイコンによって行っているが、マイコンでは
検出動作、演算動作、駆動信号指令出力動作を順次行っ
ており、全ての動作を同時に行うことができない。
【0014】したがって、高精度な制御を行うために制
御動作を高速に行おうとした場合、高速なマイコンを用
いることが考えられるが、回路が高価になってしまうと
いう課題があった。
御動作を高速に行おうとした場合、高速なマイコンを用
いることが考えられるが、回路が高価になってしまうと
いう課題があった。
【0015】また、特開平9−191669号公報に記
載の駆動装置では、振動型モータの制御をロジック回路
によって行っている。ロジック回路は例えばゲートアレ
イ等で構成すれば安価でかつ高速な動作を行うことがで
きるという利点がある。
載の駆動装置では、振動型モータの制御をロジック回路
によって行っている。ロジック回路は例えばゲートアレ
イ等で構成すれば安価でかつ高速な動作を行うことがで
きるという利点がある。
【0016】しかし、振動型モータを汎用的に駆動する
回路として用いた場合、回路変更ができないために用途
に応じて個別の回路を用意する必要があるという問題点
があった。
回路として用いた場合、回路変更ができないために用途
に応じて個別の回路を用意する必要があるという問題点
があった。
【0017】また、振動型アクチュエータは駆動周波数
や駆動に必要な信号の数、駆動方式(複数の屈曲振動の
合成による駆動方式、縦振動と屈曲振動の合成による駆
動方式等)等が多種多様であり、1つの回路で複数種類
の振動型アクチュエータを駆動するのは不可能であると
いう問題点もあった。
や駆動に必要な信号の数、駆動方式(複数の屈曲振動の
合成による駆動方式、縦振動と屈曲振動の合成による駆
動方式等)等が多種多様であり、1つの回路で複数種類
の振動型アクチュエータを駆動するのは不可能であると
いう問題点もあった。
【0018】本出願に係る第1発明の目的は、高速、高
精度の制御動作が行え、安価で汎用性のある振動型アク
チュエータの駆動装置を提供しようとするものである。
精度の制御動作が行え、安価で汎用性のある振動型アク
チュエータの駆動装置を提供しようとするものである。
【0019】本出願に係る第2の発明の目的は、上記し
た第1の発明の目的に加え、同一種類あるいは複数種類
のアクチュエータを駆動できる振動型アクチュエータの
駆動装置を提供しようとするものである。
た第1の発明の目的に加え、同一種類あるいは複数種類
のアクチュエータを駆動できる振動型アクチュエータの
駆動装置を提供しようとするものである。
【0020】本出願に係る第3の発明の目的は、上記し
た第1、第2の発明の目的を実現する振動型アクチュエ
ータの駆動装置の構築に必要な情報が記憶されている記
録媒体を提供しようとするものである。
た第1、第2の発明の目的を実現する振動型アクチュエ
ータの駆動装置の構築に必要な情報が記憶されている記
録媒体を提供しようとするものである。
【0021】本出願に係る第4発明の目的は、高速、高
精度の制御動作が行え、安価で汎用性のある振動型アク
チュエータ装置システムを提供しようとするものであ
る。
精度の制御動作が行え、安価で汎用性のある振動型アク
チュエータ装置システムを提供しようとするものであ
る。
【0022】
【課題を解決するための手段】本出願に係る第1の発明
の目的を実現する第1の構成は、電気−機械エネルギー
変換素子に交番信号を印加することで励振させ、駆動力
を得る振動型アクチュエータの駆動装置において、振動
型アクチュエータの駆動信号を生成するための回路を入
力される回路情報に従って内部に形成するプログラム可
能なロジックデバイスと、前記プログラム可能なロジッ
クデバイスに対して前記回路情報を出力する情報処理手
段とを有するものである。
の目的を実現する第1の構成は、電気−機械エネルギー
変換素子に交番信号を印加することで励振させ、駆動力
を得る振動型アクチュエータの駆動装置において、振動
型アクチュエータの駆動信号を生成するための回路を入
力される回路情報に従って内部に形成するプログラム可
能なロジックデバイスと、前記プログラム可能なロジッ
クデバイスに対して前記回路情報を出力する情報処理手
段とを有するものである。
【0023】本出願に係る第1の発明の目的を実現する
第2の構成は、電気−機械エネルギー変換素子に交番信
号を印加することで励振させ、駆動力を得る振動型アク
チュエータの駆動装置において、振動型アクチュエータ
の駆動信号を生成するための回路を入力される回路情報
に従って内部に書き換え可能に形成するプログラム可能
なロジックデバイスと、前記プログラム可能なロジック
デバイスに対して前記回路情報を出力する情報処理手段
とを有するものである。
第2の構成は、電気−機械エネルギー変換素子に交番信
号を印加することで励振させ、駆動力を得る振動型アク
チュエータの駆動装置において、振動型アクチュエータ
の駆動信号を生成するための回路を入力される回路情報
に従って内部に書き換え可能に形成するプログラム可能
なロジックデバイスと、前記プログラム可能なロジック
デバイスに対して前記回路情報を出力する情報処理手段
とを有するものである。
【0024】本出願に係る第1の発明の目的を実現する
第3の構成は、電気−機械エネルギー変換素子に交番信
号を印加することで励振させ、駆動力を得る振動型アク
チュエータの駆動装置において、振動型アクチュエータ
の駆動信号を生成するための回路を入力される回路情報
に従って内部に書き換え可能に形成するプログラム可能
なロジックデバイスと、前記プログラム可能なロジック
デバイスに対して前記回路情報を出力する情報処理手段
と、前記情報処理手段に前記回路情報を通信手段を介し
て転送する情報入力手段とを有するものである。
第3の構成は、電気−機械エネルギー変換素子に交番信
号を印加することで励振させ、駆動力を得る振動型アク
チュエータの駆動装置において、振動型アクチュエータ
の駆動信号を生成するための回路を入力される回路情報
に従って内部に書き換え可能に形成するプログラム可能
なロジックデバイスと、前記プログラム可能なロジック
デバイスに対して前記回路情報を出力する情報処理手段
と、前記情報処理手段に前記回路情報を通信手段を介し
て転送する情報入力手段とを有するものである。
【0025】本出願に係る第2の発明の目的を実現する
第1の構成は、電気−機械エネルギー変換素子に交番信
号を印加することで励振させ、駆動力を得る振動型アク
チュエータの駆動装置において、振動型アクチュエータ
の駆動信号を生成するための回路を入力される回路情報
に従って内部に書き換え可能に形成するプログラム可能
なロジックデバイスと、前記プログラム可能なロジック
デバイスに対して前記回路情報を出力する情報処理手段
と、前記情報処理手段が前記ロジックデバイスに入力す
る前記回路情報を記憶する前記情報処理手段の外部記憶
手段とを有するものである。
第1の構成は、電気−機械エネルギー変換素子に交番信
号を印加することで励振させ、駆動力を得る振動型アク
チュエータの駆動装置において、振動型アクチュエータ
の駆動信号を生成するための回路を入力される回路情報
に従って内部に書き換え可能に形成するプログラム可能
なロジックデバイスと、前記プログラム可能なロジック
デバイスに対して前記回路情報を出力する情報処理手段
と、前記情報処理手段が前記ロジックデバイスに入力す
る前記回路情報を記憶する前記情報処理手段の外部記憶
手段とを有するものである。
【0026】本出願に係る第2の発明の目的を実現する
第2の構成は、電気−機械エネルギー変換素子に交番信
号を印加することで励振させ、駆動力を得る振動型アク
チュエータの駆動装置において、振動型アクチュエータ
の駆動信号を生成するための回路を入力される回路情報
に従って内部に書き換え可能に形成するプログラム可能
なロジックデバイスと、前記プログラム可能なロジック
デバイスに対して前記回路情報を出力する情報処理手段
と、前記情報処理手段が前記ロジックデバイスに入力す
る前記回路情報を記憶する前記情報処理手段の外部記憶
手段と、前記情報処理手段に前記回路情報を通信手段を
介して転送する情報入力手段とを有するものである。
第2の構成は、電気−機械エネルギー変換素子に交番信
号を印加することで励振させ、駆動力を得る振動型アク
チュエータの駆動装置において、振動型アクチュエータ
の駆動信号を生成するための回路を入力される回路情報
に従って内部に書き換え可能に形成するプログラム可能
なロジックデバイスと、前記プログラム可能なロジック
デバイスに対して前記回路情報を出力する情報処理手段
と、前記情報処理手段が前記ロジックデバイスに入力す
る前記回路情報を記憶する前記情報処理手段の外部記憶
手段と、前記情報処理手段に前記回路情報を通信手段を
介して転送する情報入力手段とを有するものである。
【0027】前記記憶手段は、EEPROM等の書き換
え可能な記憶素子を用いることができる。
え可能な記憶素子を用いることができる。
【0028】前記通信手段は、前記ロジックデバイスの
回路情報を前記情報処理手段または前記記憶手段に転送
するものである。
回路情報を前記情報処理手段または前記記憶手段に転送
するものである。
【0029】前記情報入力手段はコンピュータとするこ
とができる。
とができる。
【0030】前記通信手段は、前記情報処理手段とシリ
アル通信またはパラレル通信により前記情報入力手段と
通信するものである。
アル通信またはパラレル通信により前記情報入力手段と
通信するものである。
【0031】前記通信手段は、情報処理手段へネットワ
ーク上に接続された機器からネットワークプロトコルを
用いて情報の通信を行うものである。
ーク上に接続された機器からネットワークプロトコルを
用いて情報の通信を行うものである。
【0032】前記ロジックデバイスは、振動型アクチュ
エータの出力側から速度情報または位置情報がフィード
バック制御のために入力される。
エータの出力側から速度情報または位置情報がフィード
バック制御のために入力される。
【0033】前記ロジックデバイスは、パルス生成部
と、前記パルス生成部のための演算部と、前記演算部の
ための速度差検出部をフィードバック制御のための回路
として形成される。
と、前記パルス生成部のための演算部と、前記演算部の
ための速度差検出部をフィードバック制御のための回路
として形成される。
【0034】前記ロジックデバイスは、パルス生成部
と、前記パルス生成部のための演算部と、前記演算部の
ための位置カウンタをフィードバック制御のための回路
として形成される。
と、前記パルス生成部のための演算部と、前記演算部の
ための位置カウンタをフィードバック制御のための回路
として形成される。
【0035】前記ロジックデバイスからの出力を、昇圧
手段により昇圧して振動型アクチュエータに印加するよ
うにしている。
手段により昇圧して振動型アクチュエータに印加するよ
うにしている。
【0036】前記情報処理手段は前記ロジックデバイス
に指令値を出力する。
に指令値を出力する。
【0037】本出願に係る第3の発明の目的を実現する
第1の構成は、電気−機械エネルギー変換素子に交番信
号を印加することで励振させ、駆動力を得る振動型アク
チュエータの駆動信号を生成するための回路を入力され
る回路情報に従って内部に形成するプログラム可能なロ
ジックデバイスのための前記回路情報を記録したコンピ
ュータ読取可能な記録媒体とするものである。
第1の構成は、電気−機械エネルギー変換素子に交番信
号を印加することで励振させ、駆動力を得る振動型アク
チュエータの駆動信号を生成するための回路を入力され
る回路情報に従って内部に形成するプログラム可能なロ
ジックデバイスのための前記回路情報を記録したコンピ
ュータ読取可能な記録媒体とするものである。
【0038】本出願に係る第3の発明の目的を実現する
第2の構成は、電気−機械エネルギー変換素子に交番信
号を印加することで励振させ、駆動力を得る振動型アク
チュエータの駆動信号を生成するための回路を回路情報
に従って内部に形成するプログラム可能なロジックデバ
イスに対して情報処理手段により前記回路情報を入力す
る際の処理動作のプログラムを記録したコンピュータ読
取可能な記録媒体とするものである。
第2の構成は、電気−機械エネルギー変換素子に交番信
号を印加することで励振させ、駆動力を得る振動型アク
チュエータの駆動信号を生成するための回路を回路情報
に従って内部に形成するプログラム可能なロジックデバ
イスに対して情報処理手段により前記回路情報を入力す
る際の処理動作のプログラムを記録したコンピュータ読
取可能な記録媒体とするものである。
【0039】前記記録媒体に記録される前記回路情報
は、パルス生成部と、前記パルス生成部のための演算部
と、前記演算部のための速度差検出部で構成されるフィ
ードバック制御回路を構築するものである。
は、パルス生成部と、前記パルス生成部のための演算部
と、前記演算部のための速度差検出部で構成されるフィ
ードバック制御回路を構築するものである。
【0040】前記記録媒体に記録される前記回路情報
は、パルス生成部と、前記パルス生成部のための演算部
と、前記演算部のための位置カウンタで構成されるフィ
ードバック制御回路を構築するものである。
は、パルス生成部と、前記パルス生成部のための演算部
と、前記演算部のための位置カウンタで構成されるフィ
ードバック制御回路を構築するものである。
【0041】前記記録媒体に記録される前記処理動作
は、前記情報処理手段の外部記憶手段との間の動作、あ
るいはコンピュータとの間の動作である。
は、前記情報処理手段の外部記憶手段との間の動作、あ
るいはコンピュータとの間の動作である。
【0042】本出願に係わる第4の発明の目的を実現す
る構成は 電気−機械エネルギー変換素子に交番信号を
印加して振動体を励振させ、駆動力を得る振動型アクチ
ュエータ装置のためのシステムにおいて、振動型アクチ
ュエータの駆動状態を検知する検知手段からの検知出力
を入力し、指令値と該検知出力に基づいて前記交番信号
を制御する信号を出力する制御回路を内部に形成するプ
ログラム可能なロジックデバイスと、該デバイスに対し
て前記指令値を設定するとともに、デバイス内部に形成
される制御回路を形成させるための回路情報を前記デバ
イスに通信する処理装置からなる振動型アクチュエータ
装置システムとするものである。
る構成は 電気−機械エネルギー変換素子に交番信号を
印加して振動体を励振させ、駆動力を得る振動型アクチ
ュエータ装置のためのシステムにおいて、振動型アクチ
ュエータの駆動状態を検知する検知手段からの検知出力
を入力し、指令値と該検知出力に基づいて前記交番信号
を制御する信号を出力する制御回路を内部に形成するプ
ログラム可能なロジックデバイスと、該デバイスに対し
て前記指令値を設定するとともに、デバイス内部に形成
される制御回路を形成させるための回路情報を前記デバ
イスに通信する処理装置からなる振動型アクチュエータ
装置システムとするものである。
【0043】前記処理装置から前記デバイスに通信され
る回路情報により、前記デバイスは前記制御回路を形成
する。
る回路情報により、前記デバイスは前記制御回路を形成
する。
【0044】前記回路情報が第1の情報の時、前記デバ
イスは第1の制御回路を形成し、第2の情報の時、前記
デバイスは前記第1とは異なる第2の制御回路を形成す
る。前記処理装置は、CPUである。
イスは第1の制御回路を形成し、第2の情報の時、前記
デバイスは前記第1とは異なる第2の制御回路を形成す
る。前記処理装置は、CPUである。
【0045】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)図1は本発
明の第1の実施の形態を示す振動型アクチュエータの駆
動装置の回路構成を表すブロック図である。以下図1を
用いて駆動装置の詳細について説明する。
明の第1の実施の形態を示す振動型アクチュエータの駆
動装置の回路構成を表すブロック図である。以下図1を
用いて駆動装置の詳細について説明する。
【0046】本実施の形態においては、振動型アクチュ
エータとして公知の振動型モータを用いている。本実施
の形態では進行波型の振動型モータを使用しており、時
間的に90°の位相差を持つ2相の交番信号としての交
流電圧を例えば図17に示す振動体110の圧電素子1
14と118に印加することにより、振動型モータの構
成要素の一つである振動体としてのステータに進行波を
発生させ、進行波表面に生じる楕円運動を利用して振動
型モータの構成要素である、前記振動体と加圧接触して
前記振動体と相対移動する接触体としてのロータを移動
させる原理で回転力を得ている。
エータとして公知の振動型モータを用いている。本実施
の形態では進行波型の振動型モータを使用しており、時
間的に90°の位相差を持つ2相の交番信号としての交
流電圧を例えば図17に示す振動体110の圧電素子1
14と118に印加することにより、振動型モータの構
成要素の一つである振動体としてのステータに進行波を
発生させ、進行波表面に生じる楕円運動を利用して振動
型モータの構成要素である、前記振動体と加圧接触して
前記振動体と相対移動する接触体としてのロータを移動
させる原理で回転力を得ている。
【0047】図2に振動型モータに入力する2相の交流
電圧の周波数と速度の関係を示す。図2のように振動型
モータは、前記ステータの共振周波数frで最大の回転
速度となる。共振周波数frより高い周波数側は、共振
周波数frより低い周波数側よりも回転速度に対する勾
配がなだらかであるため、通常は共振周波数よりも高い
周波数側で振動型モータは制御される。
電圧の周波数と速度の関係を示す。図2のように振動型
モータは、前記ステータの共振周波数frで最大の回転
速度となる。共振周波数frより高い周波数側は、共振
周波数frより低い周波数側よりも回転速度に対する勾
配がなだらかであるため、通常は共振周波数よりも高い
周波数側で振動型モータは制御される。
【0048】印加する交流電圧の周波数以外にも駆動電
圧振幅や、2相の交流電圧の位相差を操作することによ
って、また、起動時において、定常速度の近傍まで周波
数を低周波数側にスイープしながら増速し、定常速度近
辺では電圧、あるいは位相差を制御して所定の速度を保
持するようにする制御方式等よって振動型モータの速度
を制御することはできるが、本実施の形態においては駆
動周波数で振動型モータの制御を行う場合を例にして以
下説明する。
圧振幅や、2相の交流電圧の位相差を操作することによ
って、また、起動時において、定常速度の近傍まで周波
数を低周波数側にスイープしながら増速し、定常速度近
辺では電圧、あるいは位相差を制御して所定の速度を保
持するようにする制御方式等よって振動型モータの速度
を制御することはできるが、本実施の形態においては駆
動周波数で振動型モータの制御を行う場合を例にして以
下説明する。
【0049】図1において、1はCPUである。CPU
1では振動型モータの駆動指令値の出力とFPGAの回
路情報出力の2つの動作を行っている。しかし、このC
PU1では従来のように振動型モータの駆動制御のため
の演算は行わない。
1では振動型モータの駆動指令値の出力とFPGAの回
路情報出力の2つの動作を行っている。しかし、このC
PU1では従来のように振動型モータの駆動制御のため
の演算は行わない。
【0050】2はプログラム可能なロジックデバイス
(Proguramable Logic Device )で、例えば商品名FP
GA(ALTERA社製、FLEX10k)、等があ
る。プログラム可能なロジックデバイス(以下PLDと
略す)2は、任意のロジック回路をデバイス上に複数構
成できる素子である。
(Proguramable Logic Device )で、例えば商品名FP
GA(ALTERA社製、FLEX10k)、等があ
る。プログラム可能なロジックデバイス(以下PLDと
略す)2は、任意のロジック回路をデバイス上に複数構
成できる素子である。
【0051】本実施の形態で使用するPLD2は、CP
U1からシリアルコンフィグレーションまたはパラレル
コンフィグレーションを用いて回路情報の書き込み、書
き換えを行うことができるデバイスを使用している。P
LD2では後述するエンコーダ5から振動型モータ4の
駆動状態を入力し、演算処理を行った後、昇圧手段3に
駆動パルスを出力している。
U1からシリアルコンフィグレーションまたはパラレル
コンフィグレーションを用いて回路情報の書き込み、書
き換えを行うことができるデバイスを使用している。P
LD2では後述するエンコーダ5から振動型モータ4の
駆動状態を入力し、演算処理を行った後、昇圧手段3に
駆動パルスを出力している。
【0052】3は昇圧手段である。昇圧手段3では振動
型モータを駆動するための電圧振幅が数百Vp−p程度
で時間的に90°の位相差を有する2相の交流電圧を発
生している。ここでは2相の交流波をそれぞれA相、B
相と呼ぶことにする。図3に昇圧手段3の内部回路を示
す。
型モータを駆動するための電圧振幅が数百Vp−p程度
で時間的に90°の位相差を有する2相の交流電圧を発
生している。ここでは2相の交流波をそれぞれA相、B
相と呼ぶことにする。図3に昇圧手段3の内部回路を示
す。
【0053】図3において、27a、27b、27c、
27dはFETである。27aと27bはA相駆動信号
発生用のFETであり、27c、27dはB相駆動信号
発生用のFETである。28a、28bはセンタータッ
プ付きのトランスである。図3において、トランス28
aの1次側のセンタータップ電極は電源電圧に接続され
ている。この電源電圧は機器内のスイッチングレギュレ
ータ等で発生されるDC電圧である。1次側の残りの2
つの電極にはそれぞれFET27aと27bのドレイン
に接続されている。
27dはFETである。27aと27bはA相駆動信号
発生用のFETであり、27c、27dはB相駆動信号
発生用のFETである。28a、28bはセンタータッ
プ付きのトランスである。図3において、トランス28
aの1次側のセンタータップ電極は電源電圧に接続され
ている。この電源電圧は機器内のスイッチングレギュレ
ータ等で発生されるDC電圧である。1次側の残りの2
つの電極にはそれぞれFET27aと27bのドレイン
に接続されている。
【0054】図4にPLD2から昇圧手段に出力される
駆動パルスのタイミングチャートを示す。PLD2から
昇圧手段3に対して図4のようなA1、A2、B1、B
2の4つのパルスを出力している。図4のA1とA2は
A相用、B1とB2はB相用のパルスであり、パルスA
1とA2、パルスB1とB2はそれぞれ180°の位相
差を有し、パルスA1とB1、パルスA2とB2はそれ
ぞれ90°の位相差を有しており、図4に示した駆動周
波数が振動型モータの駆動周波数となり、駆動パルス幅
は、昇圧手段3内のトランスが破損しない範囲のパルス
幅を選択する。PLD2から出力されるパルス信号A1
によって、FET27aが駆動され、パルス信号A2に
よってFET27bが駆動される。結果として、トラン
ス28aの1次側はセンタータップから他の2端へ交互
に電流が流れることになる。トランス28aの2次側に
はトランス28aの昇圧率に応じた交流信号が発生す
る。これがA相交流波出力となる。同様にしてB相交流
波出力も生成される。A1、A2、B1、B2の4相の
パルス信号をFET27a〜27dのゲート信号として
使用することにより、図5のようにA相交流波出力とB
相交流波出力は時間的に90°の位相差を有する交流信
号となる。
駆動パルスのタイミングチャートを示す。PLD2から
昇圧手段3に対して図4のようなA1、A2、B1、B
2の4つのパルスを出力している。図4のA1とA2は
A相用、B1とB2はB相用のパルスであり、パルスA
1とA2、パルスB1とB2はそれぞれ180°の位相
差を有し、パルスA1とB1、パルスA2とB2はそれ
ぞれ90°の位相差を有しており、図4に示した駆動周
波数が振動型モータの駆動周波数となり、駆動パルス幅
は、昇圧手段3内のトランスが破損しない範囲のパルス
幅を選択する。PLD2から出力されるパルス信号A1
によって、FET27aが駆動され、パルス信号A2に
よってFET27bが駆動される。結果として、トラン
ス28aの1次側はセンタータップから他の2端へ交互
に電流が流れることになる。トランス28aの2次側に
はトランス28aの昇圧率に応じた交流信号が発生す
る。これがA相交流波出力となる。同様にしてB相交流
波出力も生成される。A1、A2、B1、B2の4相の
パルス信号をFET27a〜27dのゲート信号として
使用することにより、図5のようにA相交流波出力とB
相交流波出力は時間的に90°の位相差を有する交流信
号となる。
【0055】上記構成によって発生された交流信号は、
図1の振動型モータ4に入力される。
図1の振動型モータ4に入力される。
【0056】図1に戻り、5はインクリメンタル式エン
コーダであり、振動型モータ4の出力軸に接続されてお
り、光学的または磁気的に回転量を検出し、回転速度に
応じた周波数のパルスを出力している。
コーダであり、振動型モータ4の出力軸に接続されてお
り、光学的または磁気的に回転量を検出し、回転速度に
応じた周波数のパルスを出力している。
【0057】次に、以上のように構成された振動型モー
タの制御回路を汎用的な用途に使用する方法について述
べる。
タの制御回路を汎用的な用途に使用する方法について述
べる。
【0058】図6は図1のPLD2の内部回路の機能を
示すブロック図である。図6では振動型モータ4の速度
を制御するための回路が実現されている。
示すブロック図である。図6では振動型モータ4の速度
を制御するための回路が実現されている。
【0059】このPLD2では、速度差検出部2aと、
演算部2bと、パルス生成部2cがロジック回路により
形成されており、速度差検出部2aではエンコーダ5か
ら出力されるパルス周期を計測するすることにより振動
型モータ5の回転速度を検出し、速度指令の目標速度と
の差を出力している。速度差検出部2aのロジック回路
の一例を図7に示す。
演算部2bと、パルス生成部2cがロジック回路により
形成されており、速度差検出部2aではエンコーダ5か
ら出力されるパルス周期を計測するすることにより振動
型モータ5の回転速度を検出し、速度指令の目標速度と
の差を出力している。速度差検出部2aのロジック回路
の一例を図7に示す。
【0060】図7に示す速度差検出部2aは同期ロジッ
ク回路により形成され、11および12はDフリップフ
ロップである。Dフリップフロップ12のD入力がハイ
レベルでQ出力がローレベルのときにエンコーダからの
入力パルスの立ち上がりエッジとして検出される。この
時、AND14からの出力がクロックの1周期の時間だ
けハイレベルとなる。16ビットダウンカウンタ15で
は、AND14の出力がハイレベルの時、すなわちエン
コーダの立ち上がりエッジから1クロックサイクル後に
目標速度データがロードされ、それ以外のときはダウン
カウントを行う。
ク回路により形成され、11および12はDフリップフ
ロップである。Dフリップフロップ12のD入力がハイ
レベルでQ出力がローレベルのときにエンコーダからの
入力パルスの立ち上がりエッジとして検出される。この
時、AND14からの出力がクロックの1周期の時間だ
けハイレベルとなる。16ビットダウンカウンタ15で
は、AND14の出力がハイレベルの時、すなわちエン
コーダの立ち上がりエッジから1クロックサイクル後に
目標速度データがロードされ、それ以外のときはダウン
カウントを行う。
【0061】目標速度データは、目標速度で動作してい
る時のエンコーダのパルスの1周期をクロックでカウン
トしたときのカウント数を設定する。目標速度データv
は以下の式によって求められる。
る時のエンコーダのパルスの1周期をクロックでカウン
トしたときのカウント数を設定する。目標速度データv
は以下の式によって求められる。
【0062】v=fc/(N×Ep)−1 ここで、fcはクロックの周波数[Hz]、Nは目標回
転数[1/s]、Epは1回転あたりのエンコーダの出
力パルス数[P/R]である。例えば目標回転数1[1
/s]でクロックの周波数が10[MHz]、モータ1
回転で2000パルス出力されるエンコーダの場合、目
標速度データは4999となる。目標速度データはCP
U1からデータバスを介して入力される。
転数[1/s]、Epは1回転あたりのエンコーダの出
力パルス数[P/R]である。例えば目標回転数1[1
/s]でクロックの周波数が10[MHz]、モータ1
回転で2000パルス出力されるエンコーダの場合、目
標速度データは4999となる。目標速度データはCP
U1からデータバスを介して入力される。
【0063】16ビットレジスタ16は、エンコーダの
エッジが検出されてから1クロックサイクル後にカウン
タ15の値が書き込まれる。レジスタ16にデータが書
き込まれる瞬間はカウンタ15にはまだ目標速度はロー
ドされておらず、エンコーダエッジが検出される直前ま
でのカウント値が書き込まれることになる。レジスタ1
6の出力(バー)Qは、格納された値の反転データが出
力される。
エッジが検出されてから1クロックサイクル後にカウン
タ15の値が書き込まれる。レジスタ16にデータが書
き込まれる瞬間はカウンタ15にはまだ目標速度はロー
ドされておらず、エンコーダエッジが検出される直前ま
でのカウント値が書き込まれることになる。レジスタ1
6の出力(バー)Qは、格納された値の反転データが出
力される。
【0064】以上のような動作により、エンコーダの立
ち上がりエッジから次の立ち上がりエッジまでの時間を
カウントし、目標速度データを引いた値マイナス1、す
なわち Te×fc−v−1 がレジスタ16から出力されることになる。
ち上がりエッジから次の立ち上がりエッジまでの時間を
カウントし、目標速度データを引いた値マイナス1、す
なわち Te×fc−v−1 がレジスタ16から出力されることになる。
【0065】ここでvは目標速度データ、Teはエンコ
ーダから出力されるパルスの周期[sec]、fcはク
ロックの周波数[Hz]である。
ーダから出力されるパルスの周期[sec]、fcはク
ロックの周波数[Hz]である。
【0066】演算部2bでは速度差検出部2aで検出さ
れた速度差情報から、振動型モータ4の駆動周波数を決
定している。図8は演算部2bの具体的な構成を示す回
路図で、本実施の形態では、演算用にメモリー301と
アダー(加算器)302を使用している。速度差検出部
2aで検出された速度差情報は、メモリー301のアド
レスとして入力される。メモリー301には、予め速度
差に対する操作量の関係が記憶されている。例えば以下
のような関係で値が格納されている。
れた速度差情報から、振動型モータ4の駆動周波数を決
定している。図8は演算部2bの具体的な構成を示す回
路図で、本実施の形態では、演算用にメモリー301と
アダー(加算器)302を使用している。速度差検出部
2aで検出された速度差情報は、メモリー301のアド
レスとして入力される。メモリー301には、予め速度
差に対する操作量の関係が記憶されている。例えば以下
のような関係で値が格納されている。
【0067】DATE=ADRESS×K ここで、Kは制御ゲインに相当し、駆動している制御系
に応じて適当な定数を選択する。また、DATEとAD
RESSは符号付きの情報として扱われる。これによ
り、検出された速度差に対応した操作量がメモリー30
1のデータとして出力される。本実施の形態で使用する
PLD2では、大規模なRAMやROMといったメモリ
ーも作り込むことができるので、このような構成が可能
となっている。
に応じて適当な定数を選択する。また、DATEとAD
RESSは符号付きの情報として扱われる。これによ
り、検出された速度差に対応した操作量がメモリー30
1のデータとして出力される。本実施の形態で使用する
PLD2では、大規模なRAMやROMといったメモリ
ーも作り込むことができるので、このような構成が可能
となっている。
【0068】図8において、アダー302は、16ビッ
トの加算器であり、メモリー301で決定された操作量
にオフセットとして初期周波数データを加算することに
より、振動型モータが駆動できる値に変換している。初
期周波数は振動型モータの共振周波数よりも高い適当な
値を予め求めて設定している。アダー302の出力は、
駆動周波数情報としてパルス発生部2cに出力される。
トの加算器であり、メモリー301で決定された操作量
にオフセットとして初期周波数データを加算することに
より、振動型モータが駆動できる値に変換している。初
期周波数は振動型モータの共振周波数よりも高い適当な
値を予め求めて設定している。アダー302の出力は、
駆動周波数情報としてパルス発生部2cに出力される。
【0069】パルス発生部2cでは、カウンタ、フリッ
プフロップ等を用いて演算部2bにおいて決定された駆
動周波数データに基づいて、振動型モータ4の駆動信号
を生成するためのパルス(図4のA1、A2、B1、B
2)を生成している。パルス発生部2cの回路の一例を
図9に示す。
プフロップ等を用いて演算部2bにおいて決定された駆
動周波数データに基づいて、振動型モータ4の駆動信号
を生成するためのパルス(図4のA1、A2、B1、B
2)を生成している。パルス発生部2cの回路の一例を
図9に示す。
【0070】図9において、19は16ビットダウンカ
ウンタである。ダウンカウンタ19では、カウント値が
0となると、C出力からハイレベルが出力される。C出
力からハイレベルが出力されると、ダウンカウンタ19
のロード入力LDがハイレベルになるので、カウンタに
周数数データがロードされることになる。その後ダウン
カウンタ19はダウンカウントを行う。
ウンタである。ダウンカウンタ19では、カウント値が
0となると、C出力からハイレベルが出力される。C出
力からハイレベルが出力されると、ダウンカウンタ19
のロード入力LDがハイレベルになるので、カウンタに
周数数データがロードされることになる。その後ダウン
カウンタ19はダウンカウントを行う。
【0071】以上のような構成により、ダウンカウンタ
19のキャリー出力Cからは周波数データを1周期とし
てクロックの1サイクルの時間だけハイレベルとなるよ
うな信号が出力される。本実施の形態では周波数データ
と記述しているが、実際には駆動周波数の周期に相当す
る値を入力することになる。
19のキャリー出力Cからは周波数データを1周期とし
てクロックの1サイクルの時間だけハイレベルとなるよ
うな信号が出力される。本実施の形態では周波数データ
と記述しているが、実際には駆動周波数の周期に相当す
る値を入力することになる。
【0072】また、振動型モータの駆動交流波の1周期
はダウンカウンタ19の4周期分に相当するので、周波
数データは振動型モータの駆動周波数の1/4周期分の
値を設定する。ダウンカウンタ19のキャリー出力Cは
2ビットのカウンタ20のイネーブル信号ENとして入
力される。
はダウンカウンタ19の4周期分に相当するので、周波
数データは振動型モータの駆動周波数の1/4周期分の
値を設定する。ダウンカウンタ19のキャリー出力Cは
2ビットのカウンタ20のイネーブル信号ENとして入
力される。
【0073】カウンタ20はカウンタ19のキャリー信
号が出力される毎にカウントアップを行う。カウント値
は0〜3までの4状態を繰り返す。カウンタの出力Q
0、Q1は2ビット入力4ビット出力のデコーダ21に
入力される。
号が出力される毎にカウントアップを行う。カウント値
は0〜3までの4状態を繰り返す。カウンタの出力Q
0、Q1は2ビット入力4ビット出力のデコーダ21に
入力される。
【0074】デコーダ21は、入力Gがローレベルのと
きはすべての出力Q0〜Q3はローレベルとなる。
きはすべての出力Q0〜Q3はローレベルとなる。
【0075】入力Gがハイレベルのときは入力Aと入力
Bの組み合わせによりQ0〜Q3のいずれかの出力がハ
イレベルとなる。入力Gがハイレベルの時に入力A、B
が共にローレベルの時はQ0がハイレベルに、入力Aが
ハイレベル、入力BがローレベルのときはQ1がハイレ
ベルに、入力Aがローレベル、入力Bがハイレベルの時
はQ2がハイレベルに、入力A、B共にハイレベルのと
きは出力Q3がハイレベルとなる。
Bの組み合わせによりQ0〜Q3のいずれかの出力がハ
イレベルとなる。入力Gがハイレベルの時に入力A、B
が共にローレベルの時はQ0がハイレベルに、入力Aが
ハイレベル、入力BがローレベルのときはQ1がハイレ
ベルに、入力Aがローレベル、入力Bがハイレベルの時
はQ2がハイレベルに、入力A、B共にハイレベルのと
きは出力Q3がハイレベルとなる。
【0076】上記構成により、ダウンカウンタ19から
出力される周波数データを1周期とするキャリー出力C
がハイレベルになるときに、Q0〜Q3がクロックサイ
クルの1周期の時間だけ順次ハイレベルとなるように出
力される。デコーダの出力Q0〜Q3はRSフリップフ
ロップ22〜25のセット入力Sに入力される。
出力される周波数データを1周期とするキャリー出力C
がハイレベルになるときに、Q0〜Q3がクロックサイ
クルの1周期の時間だけ順次ハイレベルとなるように出
力される。デコーダの出力Q0〜Q3はRSフリップフ
ロップ22〜25のセット入力Sに入力される。
【0077】RSフリップフロップ22〜25は、それ
ぞれのセット入力がハイレベルの時に出力Qがハイレベ
ルとなり、その後はリセット入力Rがハイレベルとなる
まで値を保持する。RSフリップフロップ22〜25の
リセット入力Rには16ビットのダウンカウンタ26の
キャリー出力Cが入力される。
ぞれのセット入力がハイレベルの時に出力Qがハイレベ
ルとなり、その後はリセット入力Rがハイレベルとなる
まで値を保持する。RSフリップフロップ22〜25の
リセット入力Rには16ビットのダウンカウンタ26の
キャリー出力Cが入力される。
【0078】ダウンカウンタ26はパルス幅の長さを決
定するために用いられている。RSフリップフロップの
出力Qがハイレベルになるタイミング、すなわちダウン
カウンタ19のキャリー出力Cがハイレベルになると、
ダウンカウンタ26のロード入力LDにハイレベルが入
力される。ダウンカウンタ26のロード入力LDにハイ
レベルが入力されるとダウンカウンタ26には外部から
入力されるパルス幅データがロードされる。このパルス
幅データは固定値もしくはCPU1から所定の値が与え
られる。また、パルス幅データは上述した周波数データ
よりも小さい値となるようにしなければならない。上記
のような構成により、ダウンカウンタ26はRSフリッ
プフロップのいずれかの出力Qがハイレベルになってか
らパルス幅データ分経過した後にハイレベルとなる。
定するために用いられている。RSフリップフロップの
出力Qがハイレベルになるタイミング、すなわちダウン
カウンタ19のキャリー出力Cがハイレベルになると、
ダウンカウンタ26のロード入力LDにハイレベルが入
力される。ダウンカウンタ26のロード入力LDにハイ
レベルが入力されるとダウンカウンタ26には外部から
入力されるパルス幅データがロードされる。このパルス
幅データは固定値もしくはCPU1から所定の値が与え
られる。また、パルス幅データは上述した周波数データ
よりも小さい値となるようにしなければならない。上記
のような構成により、ダウンカウンタ26はRSフリッ
プフロップのいずれかの出力Qがハイレベルになってか
らパルス幅データ分経過した後にハイレベルとなる。
【0079】以上の動作によりパルス発生器からの出力
A1、A2、B1、B2は周波数データの4倍の周期で
パルス幅データ分のパルス幅を持つパルスとして出力さ
れる。
A1、A2、B1、B2は周波数データの4倍の周期で
パルス幅データ分のパルス幅を持つパルスとして出力さ
れる。
【0080】以上のような回路構成をPLD2の内部回
路として書き込むことによって、振動型モータ4の回転
速度を一定にするような制御構成が実現できる。
路として書き込むことによって、振動型モータ4の回転
速度を一定にするような制御構成が実現できる。
【0081】図10は振動型モータ4を上記構成とは別
の用途に使用したものであり、位置の制御に使用してい
るものである。
の用途に使用したものであり、位置の制御に使用してい
るものである。
【0082】2dは位置カウンタで、エンコーダ5から
の入力パルス数をカウンタで計測することにより、振動
型モータ4の回転角すなわち移動量を検出している。
の入力パルス数をカウンタで計測することにより、振動
型モータ4の回転角すなわち移動量を検出している。
【0083】図11は位置カウンタ2dの具体的な構成
を示す回路図で、303と304はDフリップフロップ
であり、速度差検出部2aと同様にインバータ305と
ANDゲート306を用いてエンコーダパルスの立ち上
がりエッジを検出している。立ち上がりエッジ信号は、
16ビットカウンタ307のイネーブル端子ENに入力
されている。これにより、エンコーダパルスの立ち上が
りエッジが検出される毎に16ビットカウンタ307の
値が1つづつカウントアップされる。この結果、16ビ
ットカウンタ307からは位置データが出力される。
を示す回路図で、303と304はDフリップフロップ
であり、速度差検出部2aと同様にインバータ305と
ANDゲート306を用いてエンコーダパルスの立ち上
がりエッジを検出している。立ち上がりエッジ信号は、
16ビットカウンタ307のイネーブル端子ENに入力
されている。これにより、エンコーダパルスの立ち上が
りエッジが検出される毎に16ビットカウンタ307の
値が1つづつカウントアップされる。この結果、16ビ
ットカウンタ307からは位置データが出力される。
【0084】本実施の形態において、エンコーダ信号
は、1相の信号で行っており、位置のカウントはカウン
トアップしか行っていないが、振動型モータの回転が逆
方向にも回転するような場合は、2相のエンコーダのパ
ルスとアップダウンカウンタを利用して位置をカウント
しても良い。
は、1相の信号で行っており、位置のカウントはカウン
トアップしか行っていないが、振動型モータの回転が逆
方向にも回転するような場合は、2相のエンコーダのパ
ルスとアップダウンカウンタを利用して位置をカウント
しても良い。
【0085】2eは演算部で、位置カウンタ2dで検出
された移動量情報とCPU1から入力される位置指令を
比較して振動型モータ4の駆動周波数を決定している。
された移動量情報とCPU1から入力される位置指令を
比較して振動型モータ4の駆動周波数を決定している。
【0086】図12は演算部2eの具体的な構成を示す
回路図で、本実施の形態では減算器308とメモリー3
09と加算器310を用いて位置カウンタから入力され
る値に応じて、パルス発生部2fに出力する駆動周波数
データを決定している。
回路図で、本実施の形態では減算器308とメモリー3
09と加算器310を用いて位置カウンタから入力され
る値に応じて、パルス発生部2fに出力する駆動周波数
データを決定している。
【0087】位置カウンタから得られる位置情報と位置
指令の差は、16ビットアダーからなる減算器308で
減算処理される。減算処理されたデータは、メモリー3
09のアドレスとして入力される。メモリー309は、
演算部2bと同様に、アドレス入力に対するデータ出力
が、制御系に応じた関係となるように予め設定されてい
る。メモリー309から出力されたデータは、演算部2
bと同様に初期周波数と加算され、駆動周波数データと
してパルス発生部2fに出力される。
指令の差は、16ビットアダーからなる減算器308で
減算処理される。減算処理されたデータは、メモリー3
09のアドレスとして入力される。メモリー309は、
演算部2bと同様に、アドレス入力に対するデータ出力
が、制御系に応じた関係となるように予め設定されてい
る。メモリー309から出力されたデータは、演算部2
bと同様に初期周波数と加算され、駆動周波数データと
してパルス発生部2fに出力される。
【0088】演算部2eで決定された周波数データは、
図6と同様な構成のパルス発生部2f(不図示)に出力
される。パルス発生部2fとパルス発生部2cとの異な
る点は、制御部2eによってパルスを出力しないと判断
された場合にパルス発生部からパルスを出力しないよう
な回路が含まれている点である。
図6と同様な構成のパルス発生部2f(不図示)に出力
される。パルス発生部2fとパルス発生部2cとの異な
る点は、制御部2eによってパルスを出力しないと判断
された場合にパルス発生部からパルスを出力しないよう
な回路が含まれている点である。
【0089】以上のような回路構成をPLD2の内部回
路として書き込むことによって、振動型モータの回転
量、すなわち振動型モータの駆動対称物の位置を制御す
るような構成が実現できる。
路として書き込むことによって、振動型モータの回転
量、すなわち振動型モータの駆動対称物の位置を制御す
るような構成が実現できる。
【0090】図1に戻り、上述した速度制御用の回路を
PLD2内において構築するための速度制御用回路書き
込み情報と、位置制御用の回路をPLD2内において構
築するための位置制御用回路書き込み情報は、あらかじ
めCPU1の内部メモリーに格納されており、振動型モ
ータ4の用途に応じて任意に回路の機能の変更ができる
ような構成になっている。
PLD2内において構築するための速度制御用回路書き
込み情報と、位置制御用の回路をPLD2内において構
築するための位置制御用回路書き込み情報は、あらかじ
めCPU1の内部メモリーに格納されており、振動型モ
ータ4の用途に応じて任意に回路の機能の変更ができる
ような構成になっている。
【0091】なお、上記構成を用いなくてもあらかじめ
全ての機能が実現できる回路をPLD2の内部に書き込
んでおけば、CPU1からPLD2の内部回路の変更を
する必要はなくなるが、このような構成にした場合、規
模の大きなPLD2を使用しなければならなくなり、回
路構成が複雑かつ高価なものになってしまう。
全ての機能が実現できる回路をPLD2の内部に書き込
んでおけば、CPU1からPLD2の内部回路の変更を
する必要はなくなるが、このような構成にした場合、規
模の大きなPLD2を使用しなければならなくなり、回
路構成が複雑かつ高価なものになってしまう。
【0092】以上説明したように本発明の第1の実施の
形態によれば、エンコーダ5の出力をCPU1に出力し
て振動型モータの制御動作をCPU(マイクロコンピュ
ータ)1で行うのではなく、エンコーダ5の出力をPL
D2に出力し、PLD2内部のデジタル回路で振動型モ
ータの制御動作を行うようにしているので、高速かつ高
精度な制御を安価な回路で行うことができ、またPLD
2の回路構成を書き換えることによって汎用的な用途に
対しても柔軟に対応することができる。
形態によれば、エンコーダ5の出力をCPU1に出力し
て振動型モータの制御動作をCPU(マイクロコンピュ
ータ)1で行うのではなく、エンコーダ5の出力をPL
D2に出力し、PLD2内部のデジタル回路で振動型モ
ータの制御動作を行うようにしているので、高速かつ高
精度な制御を安価な回路で行うことができ、またPLD
2の回路構成を書き換えることによって汎用的な用途に
対しても柔軟に対応することができる。
【0093】なお、本実施の形態では同種の振動型モー
タの用途に応じてPLD2の内部回路を変更する例を挙
げたが、パルス発生部2cの構成を書き換え、あるいは
新たに追加することにより、駆動方式が異なる振動型モ
ータに対する駆動回路として使用するよにしても良い。
タの用途に応じてPLD2の内部回路を変更する例を挙
げたが、パルス発生部2cの構成を書き換え、あるいは
新たに追加することにより、駆動方式が異なる振動型モ
ータに対する駆動回路として使用するよにしても良い。
【0094】(第2の実施の形態)図13は本発明の第
2の実施の形態を示すブロック図である。
2の実施の形態を示すブロック図である。
【0095】本実施の形態ではCPU1に格納されてい
る振動型モータ4の制御を行うPLD2の回路情報をパ
ソコン6からRS232C等のシリアルインターフェイ
ス、もしくはパラレルポート等を利用したパラレルイン
ターフェイスを用いて転送できるように構成されてい
る。転送された回路情報はCPU1の内部に記憶され
る。これにより駆動回路がCPU1に格納された後であ
っても柔軟に回路の変更を行うことができる。振動型モ
ータ4の制御に関しては上述した第1の実施の形態と同
様であるので説明を省略する。
る振動型モータ4の制御を行うPLD2の回路情報をパ
ソコン6からRS232C等のシリアルインターフェイ
ス、もしくはパラレルポート等を利用したパラレルイン
ターフェイスを用いて転送できるように構成されてい
る。転送された回路情報はCPU1の内部に記憶され
る。これにより駆動回路がCPU1に格納された後であ
っても柔軟に回路の変更を行うことができる。振動型モ
ータ4の制御に関しては上述した第1の実施の形態と同
様であるので説明を省略する。
【0096】(第3の実施の形態)図14は本発明の第
3の実施の形態を示すブロック図である。本実施の形態
では第2の実施の形態においてCPU1の内部に格納さ
れていたPLD2の回路情報を再書き込み可能な記憶素
子であるEEPROMに格納している。回路情報はパソ
コン6からシリアルインターフェイスもしくはパラレル
インターフェイスを介してCPU1に転送され、CPU
1からEEPROMに回路情報が格納される。これによ
りメモリー空間の少ないCPUを使用した場合や規模の
大きなPLD2を使用した時に生じるCPUのメモリー
不足を解消することができ、さらに上記従来例よりも選
択できる回路の種類を増やすことができる。振動型モー
タ4の制御に関しては前述した第1の実施の形態と同様
であるので説明を省略する。
3の実施の形態を示すブロック図である。本実施の形態
では第2の実施の形態においてCPU1の内部に格納さ
れていたPLD2の回路情報を再書き込み可能な記憶素
子であるEEPROMに格納している。回路情報はパソ
コン6からシリアルインターフェイスもしくはパラレル
インターフェイスを介してCPU1に転送され、CPU
1からEEPROMに回路情報が格納される。これによ
りメモリー空間の少ないCPUを使用した場合や規模の
大きなPLD2を使用した時に生じるCPUのメモリー
不足を解消することができ、さらに上記従来例よりも選
択できる回路の種類を増やすことができる。振動型モー
タ4の制御に関しては前述した第1の実施の形態と同様
であるので説明を省略する。
【0097】図15は、本実施の形態におけるパソコン
とCPU1との間、CPU1とEEPROM7との間、
およびCPU1とPLD2との間のデータ書き込み動作
を示すフローチャートである。なお、CPU1の動作
は、パソコン6等で読取可能とするフロッピーディス
ク、CD−ROM等の記録媒体を介して常に変更可能な
構成となっている。
とCPU1との間、CPU1とEEPROM7との間、
およびCPU1とPLD2との間のデータ書き込み動作
を示すフローチャートである。なお、CPU1の動作
は、パソコン6等で読取可能とするフロッピーディス
ク、CD−ROM等の記録媒体を介して常に変更可能な
構成となっている。
【0098】STEP1で回路電源の投入となる。本実
施の形態のPLD2は、回路電源を切断すると、回路情
報が失われてしまうような種類のものを使用している。
よって、回路電源が投入された後にPLD2に回路情報
を書き込む必要がある。
施の形態のPLD2は、回路電源を切断すると、回路情
報が失われてしまうような種類のものを使用している。
よって、回路電源が投入された後にPLD2に回路情報
を書き込む必要がある。
【0099】STEP2では、EEPROM7にPLD
2に書き込む回路情報が格納されているか否か調べてい
る。回路情報が格納されていない場合はSTEP6に進
み、回路情報が外部から転送されるのを待つ動作を行
う。回路情報が格納されている場合は、STEP3に進
む。
2に書き込む回路情報が格納されているか否か調べてい
る。回路情報が格納されていない場合はSTEP6に進
み、回路情報が外部から転送されるのを待つ動作を行
う。回路情報が格納されている場合は、STEP3に進
む。
【0100】STEP3では、EEPROM7から読み
込む回路情報が終了したかどうか検出している。終了し
ていなければ、STEP4でEEPROM7から回路デ
ータを読み込む。終了していればSTEP6に進み新し
い回路情報が外部から入ってくるまで待つ動作を行う。
込む回路情報が終了したかどうか検出している。終了し
ていなければ、STEP4でEEPROM7から回路デ
ータを読み込む。終了していればSTEP6に進み新し
い回路情報が外部から入ってくるまで待つ動作を行う。
【0101】STEP5では、PLD2に回路情報を転
送する動作を行っている。回路情報がPLD2に完全に
転送されるまではPLD2は振動型モータの制御回路と
して動作はしない。
送する動作を行っている。回路情報がPLD2に完全に
転送されるまではPLD2は振動型モータの制御回路と
して動作はしない。
【0102】STEP6において、パソコン6からのデ
ータ送信がない場合は、STEP6を繰り返し、データ
送信が発生すると、STEP7に進む。
ータ送信がない場合は、STEP6を繰り返し、データ
送信が発生すると、STEP7に進む。
【0103】STEP7では、パソコン6からのデータ
送信が終了したか否かを判断している。終了していなけ
れば、STEP8でパソコン6からのデータを読み込
む。終了した場合は、前述のSTEP3〜5に進み、E
EPROM7からPLD2への回路情報の書き込み動作
が行われる。
送信が終了したか否かを判断している。終了していなけ
れば、STEP8でパソコン6からのデータを読み込
む。終了した場合は、前述のSTEP3〜5に進み、E
EPROM7からPLD2への回路情報の書き込み動作
が行われる。
【0104】STEP9では、パソコン6から読み取っ
たデータをEEPROM7に書き込んでいる。STEP
7〜9により、全ての回路情報がEEPROM7に書き
込まれる。
たデータをEEPROM7に書き込んでいる。STEP
7〜9により、全ての回路情報がEEPROM7に書き
込まれる。
【0105】EEPROM7は、電源を切断しても情報
は失われることがないので、パソコン6から転送された
最新の回路情報は、次回の電源立ち上げ時には、STE
P3〜5による動作で、PLD2に書き込むことができ
る。
は失われることがないので、パソコン6から転送された
最新の回路情報は、次回の電源立ち上げ時には、STE
P3〜5による動作で、PLD2に書き込むことができ
る。
【0106】なお、上記動作はCPU1の動作の一例で
あり、後に媒体を介して動作の変更を行うことができ
る。
あり、後に媒体を介して動作の変更を行うことができ
る。
【0107】(第4の実施の形態)図16は本発明の第
4の実施の形態を示すブロック図である。本実施の形態
では回路情報の転送をLAN(イーサーネット)を使用
して行っている。回路情報はLAN上にあるパソコン6
a、6bまたはワークステーション10等から転送する
ことができる。さらにパソコン6bに接続されているモ
デム11を介して電話回線でLAN上以外のパソコン等
からも転送することができる。
4の実施の形態を示すブロック図である。本実施の形態
では回路情報の転送をLAN(イーサーネット)を使用
して行っている。回路情報はLAN上にあるパソコン6
a、6bまたはワークステーション10等から転送する
ことができる。さらにパソコン6bに接続されているモ
デム11を介して電話回線でLAN上以外のパソコン等
からも転送することができる。
【0108】本実施の形態のように構成することによ
り、上述した実施の形態よりも更に広範囲の端末から回
路情報を転送することができる。振動型モータの制御に
関しては上述した第1に実施の形態と同様であるので説
明を省略する。
り、上述した実施の形態よりも更に広範囲の端末から回
路情報を転送することができる。振動型モータの制御に
関しては上述した第1に実施の形態と同様であるので説
明を省略する。
【0109】なお、これまで述べてきた実施の形態にお
ける回路情報やCPUのプログラム等の動作情報は、フ
ロッピーディスク等の記録媒体を介して流通してもよい
ものとする。
ける回路情報やCPUのプログラム等の動作情報は、フ
ロッピーディスク等の記録媒体を介して流通してもよい
ものとする。
【0110】
【発明の効果】以上説明したように本出願に係る第1、
第4の発明では、電気−機械エネルギー変換素子に交番
信号を印加することで励振させ、駆動力を得る振動型ア
クチュエータの駆動装置において、振動型アクチュエー
タの駆動信号を生成するための回路としてプログラム可
能なロジックデバイスを利用しているので、高速で高精
度な制御系を振動型アクチュエータの種類や用途に応じ
て実現することができる。
第4の発明では、電気−機械エネルギー変換素子に交番
信号を印加することで励振させ、駆動力を得る振動型ア
クチュエータの駆動装置において、振動型アクチュエー
タの駆動信号を生成するための回路としてプログラム可
能なロジックデバイスを利用しているので、高速で高精
度な制御系を振動型アクチュエータの種類や用途に応じ
て実現することができる。
【0111】また、本出願に係る第2の発明では、プロ
グラム可能なロジックデバイスの回路情報を情報処理手
段の外部の記憶手段を用いて記憶することにより、上記
した第1の発明の効果に加え、大規模で、かつ多種類の
回路情報を選択して使用することができ、この記憶手段
としてEEPROM等の書き換え可能な記憶素子を用い
ることにより、前述した効果に加えて、記憶させた回路
情報を書き換えることが可能になる。
グラム可能なロジックデバイスの回路情報を情報処理手
段の外部の記憶手段を用いて記憶することにより、上記
した第1の発明の効果に加え、大規模で、かつ多種類の
回路情報を選択して使用することができ、この記憶手段
としてEEPROM等の書き換え可能な記憶素子を用い
ることにより、前述した効果に加えて、記憶させた回路
情報を書き換えることが可能になる。
【0112】また、第1、第2の発明において、前記回
路情報を通信手段によって転送することにより、上記効
果に加えて、回路情報をより広範囲な手段で、簡単に書
き換えることが可能となる。
路情報を通信手段によって転送することにより、上記効
果に加えて、回路情報をより広範囲な手段で、簡単に書
き換えることが可能となる。
【0113】本出願に係る第3の発明では上記したロジ
ックデバイスへの回路情報やCPUの動作情報をフロッ
ピーディスク等の記録媒体を介して流通できるので、さ
らに広範囲で安価に情報の流通が可能となる。
ックデバイスへの回路情報やCPUの動作情報をフロッ
ピーディスク等の記録媒体を介して流通できるので、さ
らに広範囲で安価に情報の流通が可能となる。
【図1】本発明の第1の実施の形態の回路構成を示すブ
ロック図。
ロック図。
【図2】図1の振動型モータの周波数−速度特性を示す
グラフ。
グラフ。
【図3】図1の昇圧手段である昇圧回路の回路図。
【図4】本発明の第1の実施の形態で使用するパルス発
生部を説明するためのタイミングチャート。
生部を説明するためのタイミングチャート。
【図5】図1の昇圧手段から出力される電圧波形を示す
図。
図。
【図6】図1のPLD2の内部構成(速度制御)を示す
ブロック図。
ブロック図。
【図7】図6の速度差検出部を説明するための回路図。
【図8】図6の演算部を説明するための回路図。
【図9】図6のパルス発生部を説明するための回路図。
【図10】図1のPLD2の内部構成(位置制御)を示
すブロック図。
すブロック図。
【図11】図10の位置カウンタを説明するための回路
図。
図。
【図12】図10の演算部を説明するための回路図。
【図13】本発明の第2の実施の形態の回路構成を示す
ブロック図。
ブロック図。
【図14】本発明の第3の実施の形態の回路構成を示す
ブロック図。
ブロック図。
【図15】図14のEEPROM、CPU、マイコン、
PLDとの動作を説明するフローチャート。
PLDとの動作を説明するフローチャート。
【図16】本発明の第4の実施の形態の回路構成を示す
ブロック図。
ブロック図。
【図17】振動型モータの制御にCPUを用いた従来例
のブロック図。
のブロック図。
【図18】振動型モータの制御にロジック回路を用いた
従来例のブロック図。
従来例のブロック図。
1,100…CPU 2…PLD2 3,202…昇圧手段 4,110,203…振動型モータ 5,204…エンコーダ 6…パソコン 7…EEPROM 8…イーサネットハブ 9…プリンタ 10…ワークステーション 11…モデム 27a,27b,27c,27d…FET 28a,28b…トランス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 潤 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 熱田 暁生 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内
Claims (24)
- 【請求項1】 電気−機械エネルギー変換素子に交番信
号を印加することで励振させ、駆動力を得る振動型アク
チュエータの駆動装置において、 振動型アクチュエータの駆動信号を生成するための回路
を入力される回路情報に従って内部に形成するプログラ
ム可能なロジックデバイスと、前記プログラム可能なロ
ジックデバイスに対して前記回路情報を出力する情報処
理手段とを有することを特徴とする振動型アクチュエー
タの駆動装置。 - 【請求項2】 電気−機械エネルギー変換素子に交番信
号を印加することで励振させ、駆動力を得る振動型アク
チュエータの駆動装置において、 振動型アクチュエータの駆動信号を生成するための回路
を入力される回路情報に従って内部に書き換え可能に形
成するプログラム可能なロジックデバイスと、前記プロ
グラム可能なロジックデバイスに対して前記回路情報を
出力する情報処理手段とを有することを特徴とする振動
型アクチュエータの駆動装置。 - 【請求項3】 電気−機械エネルギー変換素子に交番信
号を印加することで励振させ、駆動力を得る振動型アク
チュエータの駆動装置において、 振動型アクチュエータの駆動信号を生成するための回路
を入力される回路情報に従って内部に書き換え可能に形
成するプログラム可能なロジックデバイスと、前記プロ
グラム可能なロジックデバイスに対して前記回路情報を
出力する情報処理手段と、前記情報処理手段に前記回路
情報を通信手段を介して転送する情報入力手段とを有す
ることを特徴とする振動型アクチュエータの駆動装置。 - 【請求項4】 電気−機械エネルギー変換素子に交番信
号を印加することで励振させ、駆動力を得る振動型アク
チュエータの駆動装置において、 振動型アクチュエータの駆動信号を生成するための回路
を入力される回路情報に従って内部に書き換え可能に形
成するプログラム可能なロジックデバイスと、前記プロ
グラム可能なロジックデバイスに対して前記回路情報を
出力する情報処理手段と、前記情報処理手段が前記ロジ
ックデバイスに入力する前記回路情報を記憶する前記情
報処理手段の外部記憶手段とを有することを特徴とする
振動型アクチュエータの駆動装置。 - 【請求項5】 電気−機械エネルギー変換素子に交番信
号を印加することで励振させ、駆動力を得る振動型アク
チュエータの駆動装置において、 振動型アクチュエータの駆動信号を生成するための回路
を入力される回路情報に従って内部に書き換え可能に形
成するプログラム可能なロジックデバイスと、前記プロ
グラム可能なロジックデバイスに対して前記回路情報を
出力する情報処理手段と、前記情報処理手段が前記ロジ
ックデバイスに入力する前記回路情報を記憶する前記情
報処理手段の外部記憶手段と、前記情報処理手段に前記
回路情報を通信手段を介して転送する情報入力手段とを
有することを特徴とする振動型アクチュエータの駆動装
置。 - 【請求項6】 前記記憶手段は、EEPROM等の書き
換え可能な記憶素子を用いることを特徴とする請求項4
または5に記載の振動型アクチュエータの駆動装置。 - 【請求項7】 前記通信手段は、前記ロジックデバイス
の回路情報を前記情報処理手段または前記記憶手段に転
送することを特徴とする請求項5に記載の振動型アクチ
ュエータの駆動装置。 - 【請求項8】 前記情報入力手段はコンピュータである
ことを特徴とする請求項3、5または7に記載の振動型
アクチュエータの駆動装置。 - 【請求項9】 前記通信手段は、前記情報処理手段とシ
リアル通信またはパラレル通信により前記情報入力手段
と通信することを特徴とする請求項3、5、7または8
に記載の振動型アクチュエータの駆動装置。 - 【請求項10】 前記通信手段は、情報処理手段へネッ
トワーク上に接続された機器からネットワークプロトコ
ルを用いて情報の通信を行うことを特徴とする請求項
3、5、7、8または9に記載の振動型アクチュエータ
の駆動装置。 - 【請求項11】 前記ロジックデバイスは、振動型アク
チュエータの出力側から速度情報または位置情報がフィ
ードバック制御のために入力されていることを特徴とす
る請求項1ないし10のいずれか一つに記載の振動型ア
クチュエータの駆動装置。 - 【請求項12】 前記ロジックデバイスは、パルス生成
部と、前記パルス生成部のための演算部と、前記演算部
のための速度差検出部をフィードバック制御のための回
路として形成していることを特徴とする請求項1ないし
11のいずれか一つに記載の振動型アクチュエータの駆
動装置。 - 【請求項13】 前記ロジックデバイスは、パルス生成
部と、前記パルス生成部のための演算部と、前記演算部
のための位置カウンタをフィードバック制御のための回
路として形成していることを特徴とする請求項1ないし
11のいずれか一つに記載の振動型アクチュエータの駆
動装置。 - 【請求項14】 前記ロジックデバイスからの出力を、
昇圧手段により昇圧して振動型アクチュエータに印加す
るようにしたことを特徴とする振動型アクチュエータの
駆動装置。 - 【請求項15】 前記情報処理手段は前記ロジックデバ
イスに指令値を出力することを特徴とする請求項1ない
し14のいずれか一つに記載の振動型アクチュエータの
駆動装置。 - 【請求項16】 電気−機械エネルギー変換素子に交番
信号を印加することで励振させ、駆動力を得る振動型ア
クチュエータの駆動信号を生成するための回路を入力さ
れる回路情報に従って内部に形成するプログラム可能な
ロジックデバイスのための前記回路情報を記録したコン
ピュータ読取可能な記録媒体。 - 【請求項17】 電気−機械エネルギー変換素子に交番
信号を印加することで励振させ、駆動力を得る振動型ア
クチュエータの駆動信号を生成するための回路を回路情
報に従って内部に形成するプログラム可能なロジックデ
バイスに対して情報処理手段により前記回路情報を入力
する際の処理動作のプログラムを記録したコンピュータ
読取可能な記録媒体。 - 【請求項18】 前記回路情報は、パルス生成部と、前
記パルス生成部のための演算部と、前記演算部のための
速度差検出部で構成されるフィードバック制御回路を構
築するものであることを特徴とする請求項16に記載の
記録媒体。 - 【請求項19】 前記回路情報は、パルス生成部と、前
記パルス生成部のための演算部と、前記演算部のための
位置カウンタで構成されるフィードバック制御回路を構
築するものであることを特徴とする請求項16に記載の
記録媒体。 - 【請求項20】 前記処理動作は、前記情報処理手段の
外部記憶手段との間の動作、あるいはコンピュータとの
間の動作であることを特徴とする請求項17に記載の記
録媒体。 - 【請求項21】 電気−機械エネルギー変換素子に交番
信号を印加して振動体を励振させ、駆動力を得る振動型
アクチュエータ装置のためのシステムにおいて、 振動型アクチュエータの駆動状態を検知する検知手段か
らの検知出力を入力し、指令値と該検知出力に基づいて
前記交番信号を制御する信号を出力する制御回路を内部
に形成するプログラム可能なロジックデバイスと、該デ
バイスに対して前記指令値を設定するとともに、デバイ
ス内部に形成される制御回路を形成させるための回路情
報を前記デバイスに通信する処理装置からなる振動型ア
クチュエータ装置システム。 - 【請求項22】 前記処理装置から前記デバイスに通信
される回路情報により、前記デバイスは前記制御回路を
形成することを特徴とする請求項21に記載の振動型ア
クチュエータ装置システム。 - 【請求項23】 前記回路情報が第1の情報の時、前記
デバイスは第1の制御回路を形成し、第2の情報の時、
前記デバイスは前記第1とは異なる第2の制御回路を形
成することを特徴とする請求項22に記載の振動型アク
チュエータ装置システム。 - 【請求項24】 前記処理装置は、CPUであることを
特徴とする請求項21、22または23に記載の振動型
アクチュエータ装置システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9343456A JPH11178365A (ja) | 1997-12-12 | 1997-12-12 | 振動型アクチュエータの駆動装置、振動型アクチュエータ装置システムおよび記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9343456A JPH11178365A (ja) | 1997-12-12 | 1997-12-12 | 振動型アクチュエータの駆動装置、振動型アクチュエータ装置システムおよび記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11178365A true JPH11178365A (ja) | 1999-07-02 |
Family
ID=18361668
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9343456A Pending JPH11178365A (ja) | 1997-12-12 | 1997-12-12 | 振動型アクチュエータの駆動装置、振動型アクチュエータ装置システムおよび記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11178365A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006314922A (ja) * | 2005-05-12 | 2006-11-24 | Sanyo Electric Co Ltd | 駆動波発生回路 |
JP2008193874A (ja) * | 2007-02-08 | 2008-08-21 | Yamaguchi Univ | 超音波モータ制御装置 |
JP2010200451A (ja) * | 2009-02-24 | 2010-09-09 | Nikon Corp | 振動アクチュエータ駆動装置、レンズ鏡筒、カメラ |
-
1997
- 1997-12-12 JP JP9343456A patent/JPH11178365A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006314922A (ja) * | 2005-05-12 | 2006-11-24 | Sanyo Electric Co Ltd | 駆動波発生回路 |
JP2008193874A (ja) * | 2007-02-08 | 2008-08-21 | Yamaguchi Univ | 超音波モータ制御装置 |
JP2010200451A (ja) * | 2009-02-24 | 2010-09-09 | Nikon Corp | 振動アクチュエータ駆動装置、レンズ鏡筒、カメラ |
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