JPH11177641A - 制御情報割当方法、制御方法、送信方法、受信方法、送信装置及び受信装置 - Google Patents

制御情報割当方法、制御方法、送信方法、受信方法、送信装置及び受信装置

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JPH11177641A
JPH11177641A JP9340416A JP34041697A JPH11177641A JP H11177641 A JPH11177641 A JP H11177641A JP 9340416 A JP9340416 A JP 9340416A JP 34041697 A JP34041697 A JP 34041697A JP H11177641 A JPH11177641 A JP H11177641A
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symbol
control
transmission
control information
control amount
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JP9340416A
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Hideki Minami
英城 南
Tomoya Yamaura
智也 山浦
Kazuyuki Sakota
和之 迫田
Mitsuhiro Suzuki
三博 鈴木
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Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M13/00Coding, decoding or code conversion, for error detection or error correction; Coding theory basic assumptions; Coding bounds; Error probability evaluation methods; Channel models; Simulation or testing of codes
    • H03M13/37Decoding methods or techniques, not specific to the particular type of coding provided for in groups H03M13/03 - H03M13/35
    • H03M13/39Sequence estimation, i.e. using statistical methods for the reconstruction of the original codes
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    • HELECTRICITY
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    • H04L1/004Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using forward error control
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は制御情報割当方法に関し、制御情報を
精度良く伝送し得るようにする。 【解決手段】現在の制御情報と過去の制御情報とを組に
して1つの送信シンボルに割り当てることにより当該送
信シンボルに所定の拘束条件を付加するようにしたこと
により、送信シンボルに誤り訂正能力を付加することが
てきることから、制御情報を精度良く伝送し得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。
【0002】発明の属する技術分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段 発明の実施の形態 (1)第1の実施の形態 (1−1)セルラー無線通信システムの全体構成(図
1) (1−2)受信部、制御部及び送信部の構成(図2) (1−3)エンコーダ及びマツピング回路による制御シ
ンボルの生成方法(図3及び図4) (1−4)エンコーダの構成(図5) (1−5)改良型ビタビデコーダの復号処理(図6〜図
10) (1−6)動作及び効果 (2)他の実施の形態(図11〜図13) 発明の効果
【0003】
【発明の属する技術分野】本発明は制御情報割当方法、
制御方法、送信方法、受信方法、送信装置及び受信装置
に関し、例えばセルラー無線通信システムに適用して好
適なものである。
【0004】
【従来の技術】従来、セルラー無線通信システムにおい
ては、通信サービスを提供するエリアを所望の大きさの
セルに分割して当該セル内にそれぞれ固定局としての基
地局を設置し、移動局としての通信端末装置は通信状態
が最も良好であると思われる基地局と無線通信するよう
になされている。
【0005】ところでこの種のセルラー無線通信システ
ムにおいては、所望の通信を行うとき移動局の位置によ
つては大きな送信電力で送信しなければならない場合や
低い送信電力でも十分通信し得る場合が存在する。この
ためセルラー無線通信システムにおいては、基地局及び
通信端末装置において互いに受信電力(又は受信電力の
品質)を監視しており、その監視結果を逆に通知し合う
ことによつてフイードバツクループを形成し、これによ
つて必要最低限の送信電力で通信する、いわゆる送信パ
ワーコントロールを行うようになされている。これによ
りセルラー無線通信システムでは、必要最低限の送信電
力で効率的に通信し得、一定電力で通信する場合に比し
て消費電力を低減し得ることから特に通信端末装置にと
つては電池の使用時間を延ばせるといつた格別な効果が
得られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところでかかる従来の
セルラー無線通信システムにおいては、パワーコントロ
ールのための制御情報を通信相手に送信することにより
送信電力を制御することができるが、当該制御情報を確
実に伝送するような対策は取られておらず、未だ改良の
余地があると思われる。
【0007】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、制御情報を精度良く伝送し得る制御情報割当方法及
び伝送される制御情報を基に正確に制御を行い得る制御
方法並びにこれらを用いた送信方法、受信方法、送信装
置及び受信装置を提案しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、送信側から制御情報を割り当てた
送信シンボルを伝送し、受信側では送信シンボルを受信
することによつて制御情報に基づいた所定の制御を行う
ような制御システムの制御情報割当方法において、現在
の制御情報と過去の制御情報とを組にして1つの送信シ
ンボルに割り当てることにより、当該送信シンボルに所
定の拘束条件を付加するようにする。
【0009】このようにして現在の制御情報と過去の制
御情報とを組にして1つの送信シンボルに割り当てるこ
とにより、当該送信シンボルに拘束条件を付加すること
ができ、送信シンボルに誤り訂正能力を付加することが
できる。
【0010】また本発明においては、送信側から制御量
を割り当てた送信シンボルを伝送し、受信側では送信シ
ンボルを受信することによつて制御量に応じた所定の制
御を行うような制御システムの制御方法において、現在
の制御量と過去の制御量とを組にして割り当てられた送
信シンボルが送信されたとき、受信側では、初期状態か
ら各シンボルに至るまでの累積制御量を記憶し、受信さ
れた送信シンボルのブランチメトリツクの和が最小とな
るシンボルを受信したシンボルと判定し、当該判定した
シンボルによる累積制御量に基づいて制御を行うように
する。
【0011】このようにしてブランチメトリツクの和が
最小となるシンボルを受信したシンボルと判定するよう
にしたことにより、シンボルを正確に復号して正確な制
御を行うことができる。また受信したシンボルとして判
定したシンボルの累積制御量に基づいて制御を行うよう
にしたことにより、累積制御量の記憶だけで済み、従来
に比して構成を簡易化することができる。
【0012】また本発明においては、送信側から送信電
力制御のための制御情報を割り当てた送信シンボルを伝
送し、受信側では送信シンボルを受信することにより制
御情報に応じて自局の送信電力を制御するような通信シ
ステムの送信方法において、現在の制御情報と過去の制
御情報とを組にして1つの送信シンボルに割り当てるこ
とにより、当該送信シンボルに所定の拘束条件を付加
し、当該拘束条件が付加された送信シンボルを送信する
ようにする。
【0013】このようにして現在の制御情報と過去の制
御情報とを組にして1つの送信シンボルに割り当てるこ
とにより、当該送信シンボルに拘束条件を付加すること
ができ、送信シンボルに誤り訂正能力を付加することが
できる。従つて受信側では、送信電力制御を正確に行う
ことかできる。
【0014】また本発明においては、送信側から送信電
力制御のための制御量を割り当てた送信シンボルを伝送
し、受信側では送信シンボルを受信することにより制御
量に応じて自局の送信電力を制御するような通信システ
ムの受信方法において、現在の制御量と過去の制御量と
を組にして割り当てられた送信シンボルが送信されたと
き、初期状態から各シンボルに至るまでの累積制御量を
記憶し、受信された送信シンボルのブランチメトリツク
の和が最小となるシンボルを受信したシンボルと判定
し、当該判定したシンボルによる累積制御量に基づいて
自局の送信電力を制御するようにする。
【0015】このようにしてブランチメトリツクの和が
最小となるシンボルを受信したシンボルと判定するよう
にしたことにより、シンボルを正確に復号して正確に送
信電力制御を行うことができる。また受信したシンボル
として判定したシンボルの累積制御量に基づいて送信電
力制御を行うようにしたことにより、累積制御量の記憶
だけで済み、従来に比して構成を簡易化することができ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施の形態を詳述する。
【0017】(1)第1の実施の形態 (1−1)セルラー無線通信システムの全体構成 図1において、1は全体として本発明を適用したセルラ
ー無線通信システムを示し、基地局2と通信端末装置3
との間で無線回線を接続して通信するようになされてい
る。この場合、基地局2は受信部4、制御部5及び送信
部6を有し、また通信端末装置3も受信部7、制御部8
及び送信部9を有しており、基地局2及び通信端末装置
3はこれらの回路ブロツクを使用して通信するようにな
されている。
【0018】基地局2の受信部4は通信端末装置3から
の送信信号を受信して送られてくる送信データを復調す
ると共に、送信信号に含まれるパワーコントロールのた
めの制御データを検出し、当該検出した制御データを制
御部5に通達する。また受信部4は通信端末装置3から
の送信信号に関して信号対干渉波電力比C/I(いわゆ
る希望波電力と干渉波電力の比)を検出し、当該検出し
た信号対干渉波電力比C/Iも制御部5に通達する。
【0019】制御部5は、受信部4からの制御データを
基に自局の送信電力を制御するためのパワー制御信号を
生成し、これを送信部6に送出すると共に、受信部4か
らの信号対干渉波電力比C/Iを基に通信端末装置3の
送信電力を制御するための制御データを生成し、これも
送信部6に送出する。送信部6は、制御部5から受けた
パワー制御信号に基づいて自局の送信電力を制御すると
共に、制御部5から受けた制御データを送信データに挿
入して送信信号を生成し、これを通信端末装置3に送信
する。
【0020】同様に、通信端末装置3の受信部7は基地
局2からの送信信号を受信して送られてくる送信データ
を復調すると共に、送信信号に含まれるパワーコントロ
ールのための制御データを検出し、当該検出した制御デ
ータを制御部8に通達する。また受信部7は基地局2か
らの送信信号に関して信号対干渉波電力比C/Iを検出
し、当該検出した信号対干渉波電力比C/Iを制御部8
に通達する。
【0021】制御部8は、受信部7からの制御データを
基に自局の送信電力を制御するためのパワー制御信号を
生成し、これを送信部9に送出すると共に、受信部7か
らの信号対干渉波電力比C/Iを基に基地局2の送信電
力を制御するための制御データを生成し、これも送信部
9に送出する。送信部9は、制御部8から受けたパワー
制御信号に基づいて自局の送信電力を制御すると共に、
制御部8から受けた制御データを送信データに挿入して
送信信号を生成し、これを基地局2に送信する。
【0022】このようにしてセルラー無線通信システム
1においては、基地局2と通信端末装置3との間で互い
に相手からの送信信号の信号対干渉波電力比C/Iを検
出し、その検出結果に応じた送信電力の制御データを相
手方に通知することによつて送信電力の制御を行うよう
になされている。
【0023】(1−2)受信部、制御部及び送信部の構
成 続いてこの項では、基地局2及び通信端末装置3に設け
られている受信部4、7、制御部5、8及び送信部6、
9について具体的に説明する。但し、基地局2及び通信
端末装置3においてはいずれも回路構成が同じであるこ
とから、ここでは通信端末装置3の受信部7、制御部8
及び送信部9について説明する。
【0024】図2に示すように、受信部7においては、
アンテナ10によつて受信した受信信号S1を受信回路
11に入力し、ここで当該受信信号S1からベースバン
ド信号S2を取り出し、これを復調部12に入力するよ
うになされている。復調部12は内部に復調回路12A
及び品質検出回路12Bを有しており、ベースバンド信
号S2を当該復調回路12Aに入力する。復調回路12
Aはベースバンド信号S2から受信シンボルS3を生成
し、これをデマルチプレクサ13及び品質検出回路12
Bに出力する。
【0025】品質検出回路12Bは、供給される受信シ
ンボルS3に基づいて受信信号の信号対干渉波電力比C
/Iを検出し、当該検出した信号対干渉波電力比C/I
を示す検出データS4を制御部8に出力する。一方、デ
マルチプレクサ13は、供給される受信シンボルS3か
らパワーコントロールに関する制御シンボルS5を抽出
し、当該制御シンボルS5を制御部8に出力する。また
デマルチプレクサ13は制御シンボルS5の抽出の結果
残つた受信シンボルS6をチヤネルデコーダ14に出力
する。チヤネルデコーダ14は受信シンボルS6に対し
てシンボル復調処理を施すことによつて当該受信シンボ
ルS6から受信データビツトS7を復元し、これを後段
の音声処理回路(図示せず)に出力する。
【0026】制御部8においては、受信部7から供給さ
れる検出データS4を改良型ビタビデコーダ15及びパ
ワーコントロールビツトジエネレータ(以下、これをP
CBジエネレータと呼ぶ)16に入力すると共に、受信
部7から供給される制御シンボルS5を改良型ビタビデ
コーダ15に入力する。
【0027】PCBジエネレータ16は、検出データS
4によつて示される信号対干渉波電力比C/Iに基づい
て、基地局側の送信電力の制御量を示すパワーコントロ
ールビツトS8を生成し、これをエンコーダ17に出力
する。因みに、このパワーコントロールビツトS8は、
基地局側の送信電力を上げる又は下げる指示を示すビツ
ト情報であり、例えばビツト「0」が送信電力を1〔d
B〕アツプすることを示し、ビツト「1」が送信電力を
1〔dB〕ダウンすることを示すようなビツト情報であ
る。またPCBジエネレータ16は、信号対干渉波電力
比C/Iが所定の閾値よりも低かつた場合に送信電力を
上げるようなパワーコントロールビツトS8を生成し、
信号対干渉波電力比C/Iが所定の閾値よりも大きかつ
た場合に送信電力を下げるようなパワーコントロールビ
ツトS8を生成する。
【0028】エンコーダ17は、供給されるパワーコン
トロールビツトS8に基づいて、Iデータ及びQデータ
からなる制御データS9を生成し、これをマツピング回
路18に出力する。マツピング回路18は制御データS
9のIデータ及びQデータに基づいて基地局の送信電力
を制御するための制御シンボルS10を生成し、これを
送信部9に出力する。
【0029】一方、改良型ビタビデコーダ15は、受信
部から供給された制御シンボルS5に対して検出データ
S4で示される信号対干渉波電力比C/Iを乗算するこ
とにより当該制御シンボルS5に伝送路の品質を反映さ
せ、その結果得られる制御シンボルに後述するような改
良型のビタビアルゴリズムを施すことにより送信電力の
制御量を検出し、当該制御量に応じたパワー制御信号S
11を生成してこれを送信部9に出力する。
【0030】送信部9においては、音声処理回路(図示
せず)から供給された送信対象の送信データビツトS1
2をまずチヤネルエンコーダ19に入力し、ここで所定
の符号化処理を施して送信シンボルS13を生成する。
マルチプレクサ20は、制御部8から制御シンボルS1
0を受けると共にチヤネルエンコーダ19から送信シン
ボルS13を受け、当該送信シンボルS13の所定位置
に制御シンボルS10を挿入することによつて送信シン
ボルS14を生成する。
【0031】変調部21はこの送信シンボルS14に対
して所定の変調処理を施して送信信号S15を生成し、
これを可変利得アンプ22に出力する。可変利得アンプ
22は、制御部8からパワー制御信号S11を受け、こ
のパワー制御信号S11に基づいた利得値で送信信号S
15を増幅することにより、基地局2から指示された送
信電力の送信信号S16を生成する。送信回路23は、
この送信信号S16に周波数変換等の所定の高周波処理
を施して送信信号S17を生成し、これをアンテナ24
を介して送信する。
【0032】(1−3)エンコーダ及びマツピング回路
による制御シンボルの生成方法 続いてこの項では、エンコーダ17及びマツピング回路
18による制御シンボルS10の生成方法について説明
する。なお、この例では、変調方式をQPSK(Quadra
ture Phase Sift Keying:4相位相変調)とし、パワー
制御のための情報としては上述したように送信電力を上
げる又は下げるを示す情報であるとする。但し、上述し
たように、ビツト「0」が送信電力を1〔dB〕アツプす
ることを示し、ビツト「1」が送信電力を1〔dB〕ダウ
ンすることを示す。
【0033】エンコーダ17においては、入力されるパ
ワーコントロールビツトS8を基に、1つ前のパワーコ
ントロールビツトS8の値An-1 をQデータとし、今回
入力されたパワーコントロールビツトS8の値An をI
データとして、I及びQデータが(An ,An-1 )で表
される制御データS9を生成し、これをマツピング回路
18に出力する。マツピング回路18は、この制御デー
タS9を、図3に示すようにπ/2ずつ離れたシンボル
配置からなるQPSKのシンボルのうち対応するシンボ
ルに割り当てる。すなわち制御データS9が(0,0)
であつたときには第1象限にあるシンボルaに割当て、
制御データS9が(0,1)であつたときには第4象限
にあるシンボルbに割当て、制御データS9が(1,
0)であつたときには第2象限にあるシンボルcに割当
て、制御データS9が(1,1)であつたときには第3
象限にあるシンボルdを割当てる。
【0034】このシンボル割当てのように、制御データ
S9の内容が全く正反対のもの(例えば前回及び今回の
値が共に「0」のものと、前回及び今回の値が共に
「1」のもの)を、IQ平面上の原点に対して対象な位
置に配置することにより、データの内容が正反対のもの
に関してはシンボル間のユークリツド距離を最大にする
ようになされている。これにより伝送路上でノイズや干
渉波の影響を受けたとしても、内容が全く正反対のデー
タに化けてしまうことを未然に防止し得、制御シンボル
S10の伝送品質を向上することができる。
【0035】また現在のパワーコントロールビツトS8
(=An )と1つ前のパワーコントロールビツトS8
(=An-1 )とを組にして1つのシンボル情報に割り当
てることにより、パワー制御のための制御シンボルS1
0に所定の拘束条件を付加するようになされている。こ
のように制御シンボルS10に拘束条件を与えると、あ
たかも疑似的な畳み込み符号化を行つたかのようにな
り、誤り訂正能力を持たせることができる。
【0036】ここでこの点について図4を用いて説明す
る。前回のパワーコントロールビツトと今回のパワーコ
ントロールビツトとを組にして1つのシンボル情報に割
り当てた場合、(n−1)番目の制御シンボルS10と
して(0,0)を受信したとすると、次のn番目の制御
シンボルS10として取り得る値は、前回のパワーコン
トロールビツトが「0」であることから(0,0)又は
(1,0)のいずれかであり、その他の値は取り得な
い。同様に、(n−1)番目の制御シンボルS10とし
て(0,1)を受信したとすると、次のn番目の制御シ
ンボルS10として取り得る値は、前回のパワーコント
ロールビツトが「0」であることから(0,0)又は
(1,0)のいずれかである。このようにして前回のパ
ワーコントロールビツトと今回のパワーコントロールビ
ツトとを組にしたシンボル割当を行うことにより、シン
ボルとして4通りあるにも係わらず、実際に取り得る値
として2通りとなり、ある種の拘束条件を与えることが
できる。従つて受信した制御シンボルS10がこの拘束
条件に反した場合には、その制御シンボルS10は誤り
となり、誤り訂正が可能となる。
【0037】(1−4)エンコーダの構成 続いてこの項では、パワーコントロールビツトS8から
制御データS9を生成するエンコーダ17について説明
する。図5に示すように、エンコーダ17は1段のシフ
トレジスタ25によつて構成されており、入力されるパ
ワーコントロールビツトS8を当該シフトレジスタ25
に入力すると共に、当該パワーコントロールビツトS8
をIデータとしてそのまま出力するようになされてい
る。シフトレジスタ25は、入力されたパワーコントロ
ールビツトS8を1バースト分遅延して出力する。これ
によりエンコーダ17においては、今回のパワーコント
ロールビツトS8と1つ前のパワーコントロールビツト
S8を組にした制御データS9が生成される。
【0038】(1−5)改良型ビタビデコーダの復号処
理 続いてこの項では、改良型ビタビデコーダ15における
制御シンボルS5の復号方法について説明する。基地局
2において図3に示したようなマツピング法によつて生
成された制御シンボルS5は、図4に示すような状態遷
移を取り得ることから、図6に示すようなトレリス線図
を用いたビタビアルゴリズムによつて復号化することが
できる。なお、この図6においては、一番最初に送られ
た制御シンボルS5すなわち初期状態を(0,0)とし
ている。
【0039】ここでトレリス線図を用いた復号化を行う
場合には、各状態遷移におけるブランチメトリツク(す
なわちその状態遷移の確からしさ)を考えれば、復号化
処理を行うことができる。一般に、n番目の制御シンボ
ルS5がある状態Sk からある状態Sl に状態遷移した
ものであるとしたときのブランチメトリツクBRn (S
k,l )は、実際に受信した制御シンボルと候補シンボ
ルとの差によつて表され、次式、
【0040】
【数1】
【0041】に示すように表される。因みに、(1)式
におけるYn はn番目(nバースト目)に実際に受信し
た制御シンボルを表しており、Xj は候補シンボルを表
している。またk、lは各状態を表し、jは候補シンボ
ルの種別を表している。この場合、変調方式がQPSK
であることから取り得る状態数としては4通りであり、
候補シンボルとしては上述したようにな拘束条件がある
ことから2通りになる。
【0042】ところで上述したようにこの改良型ビタビ
デコーダ15では、受信部7で検出した信号対干渉波電
力比C/Iをシンボルの信頼度情報として制御シンボル
S5に反映している。このように信号対干渉波電力比C
/Iを反映させたときのブランチメトリツクBRn (S
k,l )は、(1)式に対して信号対干渉波電力比C/
Iを乗算することにより、次式、
【0043】
【数2】
【0044】に示すように表される。
【0045】ここでn番目の制御シンボルS5が状態S
m であるとしたとき、その状態Smに合流するブランチ
メトリツクの和σSmは、それぞれのブランチメトリツク
を合わせれば良いことから、次式、
【0046】
【数3】
【0047】に示すように表すことができる。このブラ
ンチメトリツクの和σSmがその状態Sm における確から
しさを示していることから(但し、ブランチメトリツク
は候補シンボルとの差に基づいて算出されることからブ
ランチメトリツクの和σSmが最も小さいものが確からし
い)、制御シンボルを復元するときには、各状態のブラ
ンチメトリツクの和σSmを比較して最もその値が小さい
シンボルを受信した制御シンボルとして判定すれば、容
易に制御シンボルを復号することができる。
【0048】因みに、通常のビタビ復号化器等で用いら
れるビタビアルゴリズムでは、最終段階で各状態に1本
ずつ存在するパスを1本に選択するために既知シンボル
を挿入してパスを1本に収束させるようになされている
が、この改良型ビタビデコーダ15においては、ブラン
チメトリツクの和σSmが最小になる状態を選択すること
によつて受信した制御シンボルを判定しており、パスを
1本に収束させるようなことは特に行つていない。この
ため通常のビタビアルゴリズムに比べて特性が多少劣化
することもあるが、少なくとも制御シンボルの判定にお
いてはブランチメトリツクの和σSmが最小になる最適な
シンボルを選択していることから、制御シンボルの判定
自体は同等である。また通常のビタビ復号化器のように
パスを収束させない分、最適なシンボルを速やかに判定
し得ることから、各バースト毎に送信電力を制御するよ
うなシステムに対しては最も適している。
【0049】また通常のビタビ復号化器等で用いられる
ビタビアルゴリズムでは、符号化されたデータ系列自体
を復元するため、各状態にそれぞれ存在する最適パスを
系列数分だけ記憶しておかなければならないが、この改
良型ビタビデコーダ15によるビタビアルゴリズムで
は、最適パスの選択だけなので各状態にそれぞれ存在す
る最適パスの系列を全て記憶する必要がない。ここで電
力制御で重要なことは、その状態に到達するまでのそれ
ぞれの制御情報ではなく、初期状態からどのくらい送信
電力を変化させたかという情報のみで良い。この場合、
パスの表す情報は、送信電力を上げる又は下げるといつ
た情報だけであるので、nバースト目の制御シンボルと
して重要になるのは、0バースト目からnバースト目ま
でのパスの和、すなわち累積制御量ということになる。
従つてこの改良型ビタビデコーダ15では、通常のビタ
ビ復号化器で用いられるビタビアルゴリズムに比して非
常に小さいパスメモリで回路を構築することができる。
【0050】かくして改良型ビタビデコーダ15では、
制御シンボルS5が入力される毎に、上述したような
(3)式で示されるブランチメトリツクの和σSmを求め
る共に、各パスの和である累積制御量を求め、ブランチ
メトリツクの和σSmが最小となるシンボルを選択してそ
のシンボルの累積制御量を選択し、その選択した累積制
御量に応じたパワー制御信号S11を出力する。
【0051】ここで改良型ビタビデコーダ15の動作例
を図7に示す。まず(n−1)バースト目ではシンボル
(1,0)のブランチメトリツクの和σSmが最も小さか
つたため、シンボル(1,0)に至るまでの累積制御量
(=3〔dB〕)を選択してこの値に基づいた電力制御を
行つたとする。この状態で次のnバースト目では、シン
ボル(0,1)のブランチメトリツクの和σSmが最小で
あつたとすると、そのシンボル(0,1)に至るまでの
累積制御量(=2〔dB〕)を選択し、前回の累積制御量
(=3〔dB〕)と今回の累積制御量(=2〔dB〕)との
差、すなわち−1〔dB〕分だけ送信電力を下げるような
パワー制御信号S11を生成して送信電力を制御する。
【0052】これに対して図8に示すように、nバース
ト目では、シンボル(0,0)のブランチメトリツクの
和σSmが最小であつたとすると、この場合には、シンボ
ルの拘束条件に合わないがブランチメトリツクの和σSm
を優先して、当該ブランチメトリツクの和σSmに基づい
てシンボル(0,0)を選択する。そしてその選択した
シンボル(0,0)の累積制御量(=−6〔dB〕)と前
回の累積制御量(=3〔dB〕)の差分、すなわち−9
〔dB〕分だけ送信電力を下げるようなパワー制御信号S
11を生成して送信電力を制御する。このようにして今
回選択した累積制御量と前回選択した累積制御量の差分
だけ毎回送信電力を制御することにより、仮に前回の選
択が間違つていたとしても、その間違いを補正し得、正
確に送信電力を制御することができる。
【0053】かくしてこの改良型ビタビデコーダ15で
は、ブランチメトリツクの和σSmが最小になるシンボル
を選択してそのシンボルの累積制御量に基づいて送信電
力を制御することにより、最も送信確率が高い制御シン
ボルで電力制御を行うことができ、高精度の電力制御を
行うことができる。
【0054】ところでこの改良型ビタビデコーダ15に
よる復号アルゴリズムでは、バースト数nが小さいと
き、ブランチメトリツクの和σSmが小さいので、雑音の
影響を受けやすくなる。また信号対干渉波電力比C/I
を反映させたとしても、バースト数nが小さいときには
同様の事が言える。このためバースト数nが小さい場合
には、制御シンボルの拘束条件に合わないシンボルを選
択するケースが多々存在する可能性がある。
【0055】ここで特に問題となるのは、制御シンボル
の拘束条件に合わないシンボルを選択するようなケース
は、送信電力の制御量が大きくなる場合に多いというこ
とである。例えば制御シンボルの拘束条件に矛盾したシ
ンボルを選択したが、そのシンボルが誤りだつたとする
と、そのときには比較的大きい制御量で送信電力が制御
されることになる。このような状況が起きたとき、送信
電力を比較的大きい制御量で下げる分には特に問題はな
いが、逆に比較的大きい制御量で送信電力を上げる場合
には他の無線通信に干渉波として影響を与えるため、無
線通信システムとしては余り好ましくない状況になる。
【0056】このためこの改良型ビタビデコーダ15で
は、図9に示すように、最初の数バースト分(図9の例
では0〜nバーストまで)に関しては復号アルゴリズム
を安定化させるために単にそのアルゴリズムを動作させ
るだけで送信電力の制御を行わず(すなわちパワー制御
信号S11の出力を行わず)、それ以降のバースト(図
9の例では(n+1)バースト目以降)によつて復号し
た制御量に基づいてパワー制御信号S11を生成して送
信電力の制御を行うようになされている。これによりこ
の改良型ビタビデコーダ15では、バースト数が少ない
ときの不安定さを解消し得、復号アルゴリズムを安定に
動作させて正確に送信電力を制御することができる。
【0057】また信号対干渉波電力比C/Iの劣化した
状態が数バースト続き、その後に信号対干渉波電力比C
/Iが良好な状態に復活したとすると、信号対干渉波電
力比C/Iが良好になつた以降の制御シンボルの拘束条
件と矛盾するような制御シンボルを選択する可能性が高
くなり、そのような場合には制御量も比較的大きくなり
やすい。このような場合、受信された制御シンボルに間
違いがなければ特に問題にならないが、受信された制御
シンボルが誤つており、復号された制御量が送信電力を
上げるようなときには、他の無線通信に対して干渉波と
して影響を与えるため問題となつてしまう。
【0058】このため送信側のマツピング回路18で
は、図10に示すように、制御シンボルS10の合間に
所定バースト毎に既知シンボルを挿入してその結果得ら
れる制御シンボルS10を送信するようにし、受信側の
改良型ビタビデコーダ15ではその既知シンボルを基に
制御シンボルの復号アルゴリズムを収束させ、送信電力
の制御量が大きくなることを未然に回避するようになさ
れている。なお、この場合、制御シンボルは、1つ前の
バーストの制御量と現在のバーストの制御量とを表して
いるので、2バーストで既知シンボルを送信するように
すれば、図10に示すように、復号アルゴリズムを収束
させることができる。因みに、図10に示す例では、
(n−1)バーストで既知の制御量「0」を、nバース
トで既知の制御量「0」を用いることにより、復号アル
ゴリズムを(0,0)に収束させている。
【0059】このようにして送信側で制御シンボルS1
0の合間に既知シンボルを挿入して送信し、受信側では
その既知シンボルを基に復号アルゴリズムを収束させる
ようにしたことにより、送信電力を過度に上げるような
誤つた復号処理を未然に回避することができ、他の無線
通信に対して干渉波として妨害を与えることを未然に回
避することができる。
【0060】(1−6)動作及び効果 以上の構成において、このセルラー無線通信システム1
では、基地局2と通信端末装置3との間で互いに相手か
らの送信信号の信号対干渉波電力比C/Iを検出し、そ
の検出した信号対干渉波電力比C/Iに基づいて送信電
力の制御量を決め、これを相手方に通知することによ
り、送信電力の制御を行う。制御量を通知する場合に
は、1つ前の制御量と今回の制御量とを1つの組にし
て、それをQPSKの4つのシンボルのうち対応する1
つのシンボルに割り当てる。これにより1つ前の制御量
と今回の制御量が1つのシンボルに割り当てられること
から、送信電力の制御量を伝送する制御シンボルS10
に対して拘束条件を付加することができる。
【0061】因みに、このように制御シンボルS10に
拘束条件を付加すると、あたかも疑似的な畳み込み符号
化を行つたかのようになり、制御シンボルS10に対し
て誤り訂正能力を持たせることができる。また現在の制
御量と過去の制御量をシンボルに割り当てる際には、そ
れぞれの制御量が正反対であるもの同士をシンボルコン
ステレーシヨンにおいてユークリツド距離が最大となる
シンボルに割り当てるようにしたことにより、伝送路上
でノイズや干渉波の影響を受けたとしても、制御量が全
く正反対の情報に化けてしまうことを未然に防止し得、
制御シンボルS10の伝送品質を向上することができ
る。
【0062】一方、このような制御シンボルS10を受
信する受信側では、まず受信した制御シンボルS5に対
して信号対干渉波電力比C/Iを反映することにより当
該制御シンボルS5に対して伝送路の信頼性を反映す
る。そしてその伝送路の信頼性が反映された制御シンボ
ルS5を基に、シンボルとして取り得る状態毎にブラン
チメトリツクの和σSmを算出し、当該ブランチメトリツ
クの和σSmが最小になるシンボルを受信した制御シンボ
ルと判定し、その制御シンボルによる累積制御量に基づ
いたパワー制御信号S11を発生して送信電力を制御す
る。この場合、ブランチメトリツクの和σSmが最小にな
るシンボルを選択したことにより、最も確からしいシン
ボルを選択することができるので、容易に正確な制御シ
ンボルを復号することができる。またこの場合には、通
常のビタビアルゴリズムのようにパス自体を記憶せず、
初期状態からの累積制御量のみを記憶していることか
ら、メモリ容量を低減することができ、改良型ビタビデ
コーダ15の構成を簡易化することができる。
【0063】以上の構成によれば、送信電力の制御量を
示す制御シンボルS10を生成する際、現在の制御量と
過去の制御量とを組にして1つのシンボルに割り当てる
ようにしたことにより、制御シンボルS10に拘束条件
を付加することができ、制御シンボルS10の伝送品質
を向上することができる。
【0064】また受信側では、受信した制御シンボルS
5を基にブランチメトリツクの和σSmを算出し、当該ブ
ランチメトリツクの和σSmが最小になるシンボルを受信
した制御シンボルとして判定し、その判定した制御シン
ボルによる累積制御量に基づいて送信電力を制御するよ
うにしたことにより、送信された制御シンボルを正確に
復号することができ、かくして送信電力を正確に制御す
ることができる。
【0065】(2)他の実施の形態 なお上述の実施の形態においては、現在の制御量と1つ
前の制御量とを組にして1つのシンボルに割り当てた場
合について述べたが、本発明はこれに限らず、現在の制
御量と2つ前の制御量とを組にして1つのシンボルに割
り当てるようにしても良い。この場合には、図11に示
すように、2つのシフトレジスタ30、31によつてエ
ンコーダ17を構成するようにすれば良い。すなわちP
CBジエネレータ16から供給されるパワーコントロー
ルビツトS8をIデータとしてそのまま出力すると共
に、当該パワーコントロールビツトS8を1段目のシフ
トレジスタ30に入力する。シフトレジスタ30はパワ
ーコントロールビツトS8を1バースト分遅延して2段
目のシフトレジスタ31に出力する。シフトレジスタ3
1も同様に入力されるパワーコントロールビツトS8を
1バースト分遅延して出力する。これにより現在の制御
量と2バースト分前の制御量とを組にした制御データS
9を生成し得、これをマツピング回路18に供給すれば
現在の制御量と2つ前の制御量とを組にした制御シンボ
ルS10を生成することができる。
【0066】因みに、このように2つ前の制御量と組に
した場合には、2つ前の制御量に対して拘束条件を持つ
ことになるので、生成された制御シンボルS10は2つ
前の制御量に対して誤り訂正能力を持つことになる。な
お、何バースト前の制御量に対して誤り訂正能力を持た
せるかは、伝送路の状態や特性を考慮して選択するよう
にすれば良い。
【0067】また上述の実施の形態においては、単に現
在の制御量と過去の制御量とを組にした場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、現在の制御量と過去の
制御量とで畳み込み演算を行い、その結果得られる制御
データS9をシンボルに割り当てるようにしても良い。
このように畳み込み演算を行うことにより、一段と強力
な拘束条件を付加することができるので、より高い誤り
訂正能力を付加することができる。
【0068】ここで畳み込み演算を適用したエンコーダ
17の構成を図12及び図13に示す。まず図12
(A)〜(C)に示す構成は、現在の制御量と1つ前の
制御量とに基づいて畳み込み演算を行つた例である。こ
の場合、図12(A)に示す構成では、シフトレジスタ
40から出力される1つ前の制御量と現在の制御量とを
論理回路41によつて排他的論理和演算することにより
畳み込み演算を行い、その結果得られる制御量をQデー
タとし、現在の制御量をIデータとして出力するように
なされている。また図12(B)に示す構成では、シフ
トレジスタ40から出力される1つ前の制御量と現在の
制御量とを論理回路41によつて排他的論理和演算する
ことにより畳み込み演算を行い、その結果得られる制御
量をIデータとし、1つ前の制御量をQデータとして出
力するようになされている。また図12(C)に示す構
成では、シフトレジスタ40から出力される制御量と現
在の制御量とを論理回路41によつて排他的論理和演算
することにより畳み込み演算を行い、その結果得られる
制御量をシフトレジスタ40を介してQデータとして出
力し、その畳み込み演算の結果得られる制御量をそのま
まIデータとして出力しており、1つ前の畳み込み演算
の結果と現在の畳み込み演算の結果を組にするようにな
されている。
【0069】一方、図13(A)〜(F)に示す構成
は、2つ前の制御量に基づいて畳み込み演算を行つた例
である。この場合、図13(A)に示す構成では、第1
のシフトレジスタ42から出力される1つ前の制御量と
第2のシフトレジスタ43から出力される2つ前の制御
量とを論理回路44によつて排他的論理和演算すること
により畳み込み演算を行い、その結果得られる制御量を
Qデータとし、現在の制御量をIデータとして出力する
ようになされている。また図13(B)に示す構成で
は、第2のシフトレジスタ43から出力される2つ前の
制御量と現在の制御量とを論理回路44によつて排他的
論理和演算することにより畳み込み演算を行い、その結
果得られる制御量をQデータとして出力し、現在の制御
量をそのままIデータとして出力するようになされてい
る。また図13(C)に示す構成では、現在の制御量
と、第1及び第2のシフトレジスタ42、43から出力
される1つ及び2つ前の制御量とを論理回路44によつ
て排他的論理和演算することにより畳み込み演算を行
い、その結果得られる制御量をQデータとして出力し、
現在の制御量をそのままIデータとして出力するように
なされている。
【0070】また図13(D)に示す構成では、第2の
シフトレジスタ43から出力される2つ前の制御量と現
在の制御量とを論理回路44によつて排他的論理和演算
することにより畳み込み演算を行い、その結果得られる
制御量をIデータとして出力し、2つ前の制御量をQデ
ータとして出力するようになされている。また図13
(E)に示す構成では、第1のシフトレジスタ42から
出力される1つ前の制御量と現在の制御量とを論理回路
44によつて排他的論理和演算することにより畳み込み
演算を行い、その結果得られる制御量をIデータとして
出力し、第2のシフトレジスタ43から出力される2つ
前の制御量をQデータとして出力するようになされてい
る。また図13(F)に示す構成では、現在の制御量
と、第1及び第2のシフトレジスタ42、43から出力
される1つ及び2つ前の制御量とを論理回路44によつ
て排他的論理和演算することによつて畳み込み演算を行
い、その結果得られる制御量をIデータとして出力し、
第2のシフトレジスタ43から出力される2つ前の制御
量をそのままQデータとして出力するようになされてい
る。このようにして現在の制御情報と過去の制御情報と
を畳み込み演算し、その結果得られる制御情報を1つの
シンボルに割り当てるようにすることにより、一段と強
力な拘束条件を付加することができるので、より高い誤
り訂正能力を付加することができる。
【0071】また上述の実施の形態においては、送信電
力の制御を行うようなセルラー無線通信システム1に本
発明を適用した場合について述べたが、本発明はこれに
限らず、送信側から制御情報を割り当てた送信シンボル
を伝送し、受信側ではその送信シンボルを受信すること
によつてその制御情報に応じた制御を行うような制御シ
ステム等、その他のシステムに本発明を広く適用するこ
とができる。
【0072】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、現在の制
御情報と過去の制御情報とを組にして1つの送信シンボ
ルに割り当てることにより当該送信シンボルに拘束条件
を付加するようにしたことにより、送信シンボルに誤り
訂正能力を付加することができることから、精度良く制
御情報を伝送し得る。
【0073】また受信側では、ブランチメトリツクの和
が最小となるシンボルを受信したシンボルと判定するよ
うにしたことにより、シンボルを正確に復号して正確な
制御を行うことができ、制御情報の伝送精度を向上する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したセルラー無線通信システムの
構成を示すブロツク図である。
【図2】受信部、制御部及び送信部の構成を示すブロツ
ク図である。
【図3】制御シンボルのQPSKシンボルへのマツピン
グを示す信号配置図である。
【図4】制御シンボルの状態遷移の説明に供する状態遷
移図である。
【図5】エンコーダの構成を示すブロツク図である。
【図6】制御シンボルの復号アルゴリズムの説明に供す
るトレリス線図である。
【図7】制御シンボルの復号例の説明に供する状態遷移
図である。
【図8】制御シンボルの復号例の説明に供する状態遷移
図である。
【図9】初期バーストを無視したときの制御シンボルの
復号例の説明に供する状態遷移図である。
【図10】既知シンボルを挿入したときの制御シンボル
の復号例の説明に供する状態遷移図である。
【図11】他の実施の形態によるエンコーダの構成を示
すブロツク図である。
【図12】畳み込み演算を用いたエンコーダの構成を示
すブロツク図である。
【図13】畳み込み演算を用いたエンコーダの構成を示
すブロツク図である。
【符号の説明】
1……セルラー無線通信システム、2……基地局、3…
…通信端末装置、4、7……受信部、5、8……制御
部、6、9……送信部、10、24……アンテナ、11
……受信回路、12……復調部、12A……復調回路、
12B……品質検出回路、13……デマルチプレクサ、
14……チヤネルデコーダ、15……改良型ビタビデコ
ーダ、16……PCBジエネレータ、17……エンコー
ダ、18……マツピング回路、19……チヤネルエンコ
ーダ、20……マルチプレクサ、21……変調部、22
……可変利得アンプ、23……送信回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 三博 東京都品川区北品川6丁目7番35号ソニー 株式会社内

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信側から制御情報を割り当てた送信シン
    ボルを伝送し、受信側では上記送信シンボルを受信する
    ことによつて上記制御情報に応じた所定の制御を行うよ
    うな制御システムの制御情報割当方法において、 現在の制御情報と過去の制御情報とを組にして1つの上
    記送信シンボルに割り当てることにより、当該送信シン
    ボルに所定の拘束条件を付加することを特徴とする制御
    情報割当方法。
  2. 【請求項2】上記現在の制御情報と上記過去の制御情報
    とを基に畳み込み演算を行い、当該畳み込み演算の結果
    得られる制御情報を組にして1つの上記送信シンボルに
    割り当てることにより、当該送信シンボルに拘束条件を
    付加することを特徴とする請求項1に記載の制御情報割
    当方法。
  3. 【請求項3】上記送信シンボルを4相位相変調のシンボ
    ルとしたとき、上記現在の制御情報と上記過去の制御情
    報とを組にした情報対の内容が正反対のもの同士を、上
    記4相位相変調のシンボルのうちユークリツド距離が最
    大になるシンボルにそれぞれ割り当てることを特徴とす
    る請求項1に記載の制御情報割当方法。
  4. 【請求項4】送信側から制御量を割り当てた送信シンボ
    ルを伝送し、受信側では上記送信シンボルを受信するこ
    とによつて上記制御量に応じた所定の制御を行うような
    制御システムの制御方法において、 現在の制御量と過去の制御量とを組にして割り当てられ
    た上記送信シンボルが送信されたとき、上記受信側で
    は、初期状態から各シンボルに至るまでの累積制御量を
    記憶し、受信された上記送信シンボルのブランチメトリ
    ツクの和が最小となるシンボルを受信したシンボルと判
    定し、当該判定したシンボルによる上記累積制御量に基
    づいて上記制御を行うことを特徴とする制御方法。
  5. 【請求項5】最初の数シンボル分は復号アルゴリズムの
    安定化のために使用し、それ以降の上記送信シンボルに
    よる上記累積制御量に基づいて上記制御を行うことを特
    徴とする請求項4に記載の制御方法。
  6. 【請求項6】送信側では数シンボル毎に上記送信シンボ
    ルに既知シンボルを挿入して送信し、受信側では上記既
    知シンボルによつて復号アルゴリズムを収束させること
    を特徴とする請求項4に記載の制御方法。
  7. 【請求項7】送信側から送信電力制御のための制御情報
    を割り当てた送信シンボルを伝送し、受信側では上記送
    信シンボルを受信することにより上記制御情報に応じて
    自局の送信電力を制御するような通信システムの送信方
    法において、 現在の上記制御情報と過去の上記制御情報とを組にして
    1つの上記送信シンボルに割り当てることにより当該送
    信シンボルに所定の拘束条件を付加し、当該拘束条件が
    付加された上記送信シンボルを送信することを特徴とす
    る送信方法。
  8. 【請求項8】上記現在の制御情報と上記過去の制御情報
    とを基に畳み込み演算を行い、当該畳み込み演算の結果
    得られる制御情報を組にして上記送信シンボルに割り当
    てることにより、当該送信シンボルに拘束条件を付加す
    ることを特徴とする請求項7に記載の送信方法。
  9. 【請求項9】上記送信シンボルを4相位相変調のシンボ
    ルとしたとき、上記現在の制御情報と上記過去の制御情
    報とを組にした情報対の内容が正反対のもの同士を、上
    記4相位相変調のシンボルのうちユークリツド距離が最
    大になるシンボルにそれぞれ割り当てることを特徴とす
    る請求項7に記載の送信方法。
  10. 【請求項10】送信側から送信電力制御のための制御量
    を割り当てた送信シンボルを伝送し、受信側では上記送
    信シンボルを受信することにより上記制御量に応じて自
    局の送信電力を制御するような通信システムの受信方法
    において、 現在の上記制御量と過去の上記制御量とを組にして割り
    当てられた上記送信シンボルが送信されたとき、初期状
    態から各シンボルに至るまでの累積制御量を記憶し、受
    信された上記送信シンボルのブランチメトリツクの和が
    最小となるシンボルを受信したシンボルと判定し、当該
    判定したシンボルによる上記累積制御量に基づいて自局
    の送信電力を制御することを特徴とする受信方法。
  11. 【請求項11】最初の数シンボル分は復号アルゴリズム
    の安定化のために使用し、それ以降の上記送信シンボル
    による上記累積制御量に基づいて自局の送信電力を制御
    することを特徴とする請求項10に記載の受信方法。
  12. 【請求項12】送信側では数シンボル毎に上記送信シン
    ボルに既知シンボルを挿入して送信し、受信側では上記
    既知シンボルによつて復号アルゴリズムを収束させるこ
    とを特徴とする請求項10に記載の受信方法。
  13. 【請求項13】受信した上記送信シンボルに対して、信
    号対干渉波電力比を伝送路の信頼度として反映させるこ
    とを特徴とする請求項10に記載の受信方法。
  14. 【請求項14】送信側から送信電力制御のための制御情
    報を割り当てた送信シンボルを伝送し、受信側では上記
    送信シンボルを受信することにより上記制御情報に応じ
    て自局の送信電力を制御するような通信システムの送信
    装置において、 現在の上記制御情報と過去の上記制御情報とを組にして
    1つの上記送信シンボルに割り当てることにより、所定
    の拘束条件が付加された送信シンボルを生成するシンボ
    ル生成手段と、上記拘束条件が付加された送信シンボル
    を送信する送信手段とを具えることを特徴とする送信装
    置。
  15. 【請求項15】上記シンボル生成手段は、上記現在の制
    御情報と上記過去の制御情報とを基に畳み込み演算を行
    い、当該畳み込み演算の結果得られる制御情報を組にし
    て上記送信シンボルに割り当てることにより、拘束条件
    が付加された上記送信シンボルを生成することを特徴と
    する請求項14に記載の送信装置。
  16. 【請求項16】上記シンボル生成手段は、 上記送信シンボルを4相位相変調のシンボルとしたと
    き、上記現在の制御情報と上記過去の制御情報とを組に
    した情報対の内容が正反対のもの同士を、上記4相位相
    変調のシンボルのうちユークリツド距離が最大になるシ
    ンボルにそれぞれ割り当てることを特徴とする請求項1
    4に記載の送信装置。
  17. 【請求項17】送信側から送信電力制御のための制御量
    を割り当てた送信シンボルを伝送し、受信側では上記送
    信シンボルを受信することにより上記制御量に応じて自
    局の送信電力を制御するような通信システムの受信装置
    において、 現在の上記制御量と過去の上記制御量とを組にして割り
    当てられた上記送信シンボルが送信されたとき、初期状
    態から各シンボルに至るまでの累積制御量を記憶し、受
    信された上記送信シンボルのブランチメトリツクの和が
    最小となるシンボルを受信したシンボルと判定し、当該
    判定したシンボルによる上記累積制御量に基づいて送信
    電力制御信号を生成する制御手段と、 上記送信電力制御信号に応じて自局の送信電力を所望の
    値に設定する可変利得手段とを具えることを特徴とする
    受信装置。
  18. 【請求項18】上記制御手段は、 最初の数シンボル分は復号アルゴリズムの安定化のため
    に使用し、それ以降の上記送信シンボルによる上記累積
    制御量に基づいて自局の送信電力を制御することを特徴
    とする請求項17に記載の受信装置。
  19. 【請求項19】上記制御手段は、 上記送信シンボルに挿入された既知シンボルに基づいて
    復号アルゴリズムを収束させることを特徴とする請求項
    17に記載の受信装置。
  20. 【請求項20】上記制御手段は、 受信した上記送信シンボルに対して、信号対干渉波電力
    比を伝送路の信頼度として反映させることを特徴とする
    請求項17に記載の受信装置。
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