JPH11177473A - データ伝送装置の制御方法及びその装置 - Google Patents

データ伝送装置の制御方法及びその装置

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JPH11177473A
JPH11177473A JP9337242A JP33724297A JPH11177473A JP H11177473 A JPH11177473 A JP H11177473A JP 9337242 A JP9337242 A JP 9337242A JP 33724297 A JP33724297 A JP 33724297A JP H11177473 A JPH11177473 A JP H11177473A
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    • H04B7/0602Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station using antenna switching
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ伝送装置のアンテナ切換えにおいて、
伝送路特性の急激な変化を防止し、受信側の自動等化機
能が追随できる状態を保つことを目的とする。 【解決手段】 データ伝送装置のアンテナ切換えを時間
的に徐々に、かつレベル的にも、一方のアンテナを定格
レベルから0レベルへ連続的に、他方のアンテナを0レ
ベルから定格レベルへ連続的に切換える処理手段を付加
することで、常に自動等化処理が追随し最適なコンスタ
レーション状態を保つよう動作させ、より安定な伝送シ
ステムを実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル信号伝
送システムの性能向上に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、変調及び復調処理にディジタル処
理を適用した、直交振幅変調(QAM:QuadratureAmplit
ude Modulation)伝送システムが発表されている。この
伝送システムでは、伝送すべき、例えば、81Mbps
の情報データを、6ビット単位でくくったレベル6ビッ
トのシンボルデータとして、13.5メガシンボル/
秒、すなわち、約74nsごとに送信側から伝送する。
受信側では、この約74nsごとに届くシンボルデータ
から、識別すべき瞬間のデータレベルが最適になるよう
に、受信側の復調部のフィルタ特性を変更する等化処理
を行う。そして、受信したデータのレベル判定を行い、
6ビットデータを復元する。このように、QAM変復調
伝送装置には、受信側にて周波数および位相特性を変更
する等化処理機能の搭載が不可欠である。ところで、こ
のような伝送装置においては、送信側と受信側の位置を
固定した運用であっても、反射波を作り出す環境状況は
降雨等によって徐々に変化する。この変化に追従できる
ようにするため、受信データの特性や復調状態に応じ、
前述した等化処理をより適した方向に再設定する自動等
化機能が装備された伝送装置が開発されている。
【0003】図9に、自動等化機能を持つ受信復調部の
構成を示し、簡単に説明する。受信入力は、受信復調部
の可変フィルタ6−1に入力された後、識別器6−2で
そのレベルや位相から、送信側ディジタルデータにおけ
る何れの信号点に近い値のデータであるかが判別され、
出力される。誤差検出補正器6−3は、可変フィルタ6
−1出力データと、識別データとのレベル、位相を比較
し、両者の誤差を検出する。 そして、その誤差が減少
する方向となるようなフィルタ制御信号を出力して、可
変フィルタ6−1のフィルタ特性を変更していく。図1
0の(a)に送信側ディジタルデータの信号点配置を、
図10の(b)に受信側での識別前のレベル、位相と識
別データ及び検出した誤差を示す。伝送路において周波
数特性が平坦でなく、例えば、高域でのレベルが減衰し
ている場合において、同一データが2シンボル期間以上
続いて送られた後に、他のデータに変わるような周波数
成分が低いパターンの場合は、比較的正確にデータの振
幅を送れる。しかし、シンボル毎にデータが変わり、高
域成分が多いデータパターンの場合、高域が減衰してデ
ータの振幅レベルが低下する。
【0004】誤差検出器6−3は、このような場合の誤
差を検出し、これら誤差を積算することで、雑音による
検出誤差のバラツキを抑えた後、可変フィルタ6−1の
高域特性が高まるように制御する。このように自動等化
処理機能により、送信、受信位置を移動した場合に生じ
る伝送路の状態の緩やかな変化に対応できるため、固定
位置での送受信に限らない運用において用いられる場合
がある。以下に、固定位置の送受信に限らない伝送装置
の具体的な運用例を説明する。このシステムは、自動等
化機能を持つ伝送装置の送信側装置をヘリコプタに搭載
し、受信側である数十km離れた放送局舎には受信装置
を配置する。ヘリコプタは、飛行、すなわち移動しなが
ら、TVカメラで撮影した画像情報を、機体に装備した
送信アンテナから電波として送出する。受信側である放
送局舎は、該電波を受信アンテナで受け、復調した画像
情報をテレビジョン放送に用いる。ところで、ヘリコプ
タの送信アンテナは、サイズ的に機体下面に取付けるこ
とができないため、やむなくヘリコプタ機体の左右2個
所に取り付けられている。ここで、ヘリコプタの飛行方
向によって、受信点である放送局舎方向は変化するた
め、左右どちらかの対面する側の送信アンテナを選択し
て伝送を行っている。なお、ヘリコプタの飛行方向によ
って、自動的にアンテナを選択し、切り換える機能を装
備したタイプの伝送装置も開発されている。
【0005】この例を図7に示し、簡単に動作説明をす
る。送信側(ヘリコプタ)10は、画像圧縮部ENC、送
信変調部1、経路切換部2、切換制御部3、送信アンテ
ナ4−1,4−2から構成される。画像圧縮部ENCか
らの圧縮画像情報は、送信変調部1にてQAM変調さ
れ、経路切換部2の入力Iに接続される。 切換制御部
3の出力は、経路切換部2の入力Cに接続される。 経
路切換部2の出力Oaは送信アンテナ4−1に、また、出
力Obは送信アンテナ4−2に接続され、伝送信号電波と
して送出される。受信側(放送局舎)11は、受信アンテ
ナ5、受信復調部6、画像伸長部DECから構成され、
受信アンテナ5の出力は、受信復調部6に接続される。
ここで、送信側10の切換制御部3は、ヘリコプタの飛
行方向と受信側11の位置関係を、図示しない検出手段
からの情報によって認識し、受信アンテナ5に対面でき
る送信アンテナ4−1または4−2を判別し、この送信
アンテナを選択するための対応する切換制御信号を出力
する。
【0006】これにより経路切換部2は、切換制御部3
からのこの切換制御信号に応じて、受信側11に対面す
る送信アンテナに接続された出力Oaまたは出力Obの何れ
かに選択切換わり、入力データは対応する一方の送信ア
ンテナからのみ出力される。なお、送信変調部1の出力
は、所定のレベルまでしか出力できないため、これを複
数のアンテナに等分配すると、伝送可能な距離が低下し
てしまうため、上記のような選択切換え方式が一般的に
用いられている。送信アンテナ4−1もしくは4−2か
ら送出された電波は、空中を経て、受信アンテナ5に届
き、受信復調部6で圧縮画像情報に戻され、画像伸長部
DECで伸長後、テレビジョン放送等の画像情報として
用いられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述の自動
等化機能は、図10で説明した如く、受信データを判定
する前のデータレベルをマッピングしたQAMコンスタ
レーション(信号点配置)状態を統計的に監視して、本来
のコンスタレーション位置との誤差を減少させるよう、
受信側の受信復調部に内蔵するフィルタの周波数特性や
位相特性を徐々に変更していくものである。即ち、受信
データの復調QAMコンスタレーション状態の良否は、
瞬時瞬時に少数のシンボルデータからは判別できず、あ
る程度の時間、例えば数百μs単位を要して集めたコン
スタレーション状態を調べないと正確な統計はとれな
い。前述したヘリコプタ等での運用の場合を例に、図8
を参照しながら説明する。まず、時刻t0において、切
換制御部3出力の切換制御信号が変化したとする。する
と、経路切換部2は、入力Iを出力Oaから出力Obに切換
えるため、送信アンテナ4−1の出力は定格値からほぼ
瞬時に0となり、また同時に、送信アンテナ4−2の出
力は瞬時に0から定格値となる。このように、使用する
送信アンテナが4−1から4−2に瞬時に切換わること
によって、送信位置が急に変わり、受信側11における
フェージング状態が突如変化することになる。 このた
め、自動等化機能によって、今まで送信アンテナ4−1
での伝送に最適な状態にあった等化特性が不適切とな
る。
【0008】つまり、コンスタレーション状態が、時刻
t0の近辺から以降、不適切な等化によって狂ってしま
う。従って、狂ったコンスタレーション状態から再度統
計的処理を行ない、適切な等化特性が得られるまでの期
間、本例では時刻t1までの間は、伝送信号の復調が不
適当なまま行われ、送出された圧縮画像情報を正しく受
信できなくなる。これにより、時刻t0に行われた送信
アンテナの切り換えの結果として、時刻t1まで正常な
伝送が阻害されることになる。本発明は、これらの欠点
を除去し、データ伝送装置におけるアンテナ切換えにお
いて、伝送路特性の急激な変化を防止し、受信側の自動
等化機能が追随できる状態を保つことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、ディジタル変調された情報データの送受
信を行うデータ伝送装置であって、伝送路の状態変化に
応じ、複数の送信アンテナの中から適合する送信アンテ
ナを選択し、当該送信アンテナに切り換えて上記情報デ
ータを送出するデータ伝送装置において、上記送信アン
テナを選択、切り換える場合、所定の時間の中で、切り
換え前の送信アンテナから切り換え後の送信アンテナ
に、緩やかに送出レベルが切り換わるよう切り換え制御
を行うようにしたものである。また、伝送路の状態変化
に応じて複数の受信アンテナの中から適合する受信アン
テナを選択し、当該受信アンテナに切り換えて上記情報
データを受信するデータ伝送装置において、上記受信ア
ンテナを選択、切り換える場合、所定の時間の中で、切
り換え前の受信アンテナから切り換え後の受信アンテナ
に、緩やかに受信レベルが切り換わるよう切り換え制御
を行うようにしたものである。さらに、伝送路の状態変
化に応じて複数の送信アンテナ及び複数の受信アンテナ
の中からそれぞれ適合するアンテナを選択し、当該アン
テナに切り換えて上記情報データを送受信するデータ伝
送装置において、上記送信アンテナ及び上記受信アンテ
ナを選択、切り換える場合、所定の時間の中で、切り換
え前の送信アンテナから切り換え後の送信アンテナ及び
切り換え前の受信アンテナから切り換え後の受信アンテ
ナに、緩やかに送出レベル及び受信レベルが切り換わる
ようそれぞれ切り換え制御を行うようにしたものであ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】図1に、本発明の一実施例のブロ
ック構成を示し、この動作を説明する。送信側(ヘリコ
プタ)10は、画像圧縮部ENC、送信変調部1、連続
可変経路切換部12、切換制御部3、連続可変制御部1
3、送信アンテナ4−1,4−2から構成される。画像
圧縮部ENCからの圧縮画像情報は、送信変調部1にて
QAM変調され、送信変調部1の出力は、連続可変経路
切換部2の入力Iに接続される。切換制御部3からのア
ンテナ切換用の制御信号は、連続可変制御部13に入力
される。 連続可変制御部13の出力は、連続可変経路
切換部12の入力Cに、接続される。連続可変経路切換
部12の出力Oaは送信アンテナ4−1に、もう一方の出
力Obは送信アンテナ4−2に接続される。受信側(放送
局舎)11は、受信アンテナ5、受信復調部6、画像伸
長部DECから構成され、受信アンテナ5の出力は、受
信復調部6に接続される。
【0011】ここで、送信側10の切換制御部3は、ヘ
リコプタの飛行方向と受信側11の位置関係を、図示し
ない検出手段からの情報によって認識し、受信アンテナ
5に対面できる送信アンテナ4−1または4−2を判別
し、この送信アンテナを選択するための対応する切換制
御信号を出力する。また、連続可変制御部13は、切換
制御部3からのアンテナ切換用の制御信号が変化する
と、時間とともにレベルが徐々に変化する制御信号を発
生する。そして、連続可変経路切換部12は、制御端子
Cに与えられる上記連続可変制御部13からの制御信号
レベルに応じて、入力端子Iに印加される伝送信号を、
出力端子OaとObに、それぞれのレベルが反比例的になる
よう、振り分ける動作を行う。
【0012】以下、各部の動作状況を、図2のタイムチ
ャートを用いて説明する。まず、時刻t0において、切
換制御部3出力の切換制御信号が変化したとする。する
と、連続可変制御部13の出力レベルは、それまでの"
H"レベルから、時間Tcをかけて、"L"レベルに向け
て徐々に低下していく。この連続可変制御部13からの
制御信号に応じて、連続可変経路切換部12の出力端子
Oa、即ち、送信アンテナ4−1の出力も、時刻t0の定
格レベルから、徐々に下降していく。一方、連続可変経
路切換部12の出力端子Ob、すなわち、送信アンテナ4
−2の出力は、時刻t0の"0"レベルから徐々に上昇し
ていく。そして、時間Tc後の時刻t2には、送信アン
テナ4−1の出力は"0"レベルにまで下降し、一方の送
信アンテナ4−2の出力は定格レベルにまで上昇する。
このように、送信アンテナの切換えを瞬時に行うのでは
なく、徐々に切換えを行った場合は、非常に小さなレベ
ルの反射波が時刻t0に発生し、その反射波のレベルが
非常にゆっくりと増大した場合と同様になる。
【0013】前述したように、自動等化処理は、コンス
タレーションの統計的な偏りを検出し、これを低減する
よう周波数特性や位相特性を変更する処理である。従っ
て、送信アンテナ切換えによって生じる、伝送路の時間
当たりの特性変化が穏やかであれば、コンスタレーショ
ンの偏りも時間的にゆっくりとなり、自動等化処理は、
この変動に追随できることになる。なお、送信アンテナ
切換時の時間当たりの各アンテナの出力レベルの変化量
の設定は、自動等化処理の時間当たり検出範囲内のコン
スタレーション変化量以下になるようにする。 具体的
には、通常の自動等化器は、1秒周期程度の伝送路の特
性変化には対応できるため、送信アンテナ切換え開始か
ら終了までの時間は秒オーダー以上の時間を掛けて行う
ことになる。
【0014】次に、連続可変経路切換部12の具体的構
成の一例を図3に示し、説明する。図1の送信変調部1
からの伝送用の信号が与えられる入力端子Iは、2つの
電圧可変アッテネータ12−1,12−2の入力端子I
に接続される。 各電圧可変アッテネータの出力Oは、
それぞれの出力端子Oa,Obに接続される。また、図
1の連続可変制御部13からの制御信号が与えられる制
御端子Cは、電圧可変アッテネータ12−1の端子V
c、反転アンプ12−3に接続される。そして、反転ア
ンプ12−3の出力は電圧可変アッテネータ12−2の
端子Vcに接続される。 そのため、制御端子Cに印加
される電圧は、端子Oa側の電圧可変アッテネータ12
−1のVc端子には正転のまま、一方、端子Ob側の電
圧可変アッテネータ12−2のVc端子には反転して印
加される。
【0015】ここで、該電圧可変アッテネータは、例え
ば、端子Vcの電圧が5Vなら減衰量を0dBに、2.
5Vなら6dBに、0Vなら無限大に変更するものであ
る。この結果、制御端子Cの電圧が5Vになれば、電圧
可変アッテネータ12−1の減衰量は0dBに、電圧可
変アッテネータ12−2の減衰量は無限大になる。ま
た、制御端子Cの電圧が2.5Vに低下すれば各々の減
衰量は6dBとなる。さらに、制御端子Cの電圧が低下
して0Vに達すれば、電圧可変アッテネータ12−1の
減衰量は無限大に、電圧可変アッテネータ12−2の減
衰量は0dBになる。次に、連続可変制御部13の具体
的構成の一例を図4に示し、説明する。これは、オペア
ンプ13−1とコンデンサ13−3、抵抗13−2から
なる積分回路であり、図1の切換制御部3から与えられ
る切換制御信号を積分し、図2に示すように出力レベル
が徐々に低下、または増加する制御信号を出力する。
【0016】次に、本発明の他の実施例として、受信側
においてアンテナの切換えを行なう場合を図5に示し説
明する。送信側(ヘリコプタ)10は、画像圧縮部EN
C、送信変調部1、送信アンテナ4から構成される。画
像圧縮部ENCからの圧縮画像情報は、送信変調部1に
てQAM変調され、送信変調部1の出力は、送信アンテ
ナ4に接続される。受信側(放送局舎)11は、受信アン
テナ5−1,5−2、連続可変経路選択部14、受信復
調部6、画像伸長部DEC、切換制御部3、連続可変制
御部13から構成される。ここで、受信側11の切換制
御部3は、ヘリコプタの飛行方向と受信側11の位置関
係を、図示しない検出手段からの情報によって認識し、
送信アンテナ4に対面できる受信アンテナ5−1または
5−2を判別し、この受信アンテナを選択するための対
応する切換制御信号を出力する。
【0017】また、連続可変制御部13は、切換制御部
3からのアンテナ切換用の制御信号が変化すると、時間
とともにレベルが徐々に変化する制御信号を発生する。
そして、連続可変経路選択部14は、制御端子Cに与え
られる連続可変制御部13からの制御信号レベルに応
じ、入力端子Ia,Ibに印加される、それぞれの受信信
号を、一方のレベルが反比例的になるように選択し、出
力端子Oに出力する動作を行う。以上のように、受信側
におけるアンテナ切換えを徐々に行うことにより、前述
送信側でのアンテナ切換えと同様、受信アンテナ切換え
によって生じる、伝送路の時間当たりの特性変化が穏や
かとなり、コンスタレーションの偏りも時間的にゆっく
りとなるため、自動等化処理は、この変動に追随できる
ことになる。本発明の他の実施例として、送信側と受信
側においてアンテナの切換えを徐々に行った場合を図6
に示す。 なお、この構成、動作については、図1、図
5と同じであるため、説明を省略する。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ア
ンテナ切換えにおける、時間当たりのレベル変化量を制
限することができるため、これを自動等化処理機能が対
応可能である変化量以内とすることにより、アンテナ切
換えを行なうデータ伝送装置においても、正常な復号状
態を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体構成を示すブロック図
【図2】本発明のアンテナ切換え時のレベルと時間の関
係を示すタイムチャート
【図3】本発明の連続可変経路切換部の具体的構成を示
すブロック図
【図4】本発明の連続可変制御部の具体的構成を示すブ
ロック図
【図5】本発明の第2の実施例の全体構成を示すブロッ
ク図
【図6】本発明の第3の実施例の全体構成を示すブロッ
ク図
【図7】従来の全体構成を示すブロック図
【図8】従来のアンテナ切換え時のレベルと時間の関係
を示すタイムチャート
【図9】一般的な自動等化機能を持つ受信復調部の構成
を示すブロック図
【図10】送信側、受信側におけるディジタルデータの
信号点配置を説明する模式図
【符号の説明】
1:送信変調部、3:切換制御部、4,4−1,4−
2:送信アンテナ、5,5−1,5−2:受信アンテ
ナ、6:受信復調部、12:連続可変経路切換部、1
3:連続可変制御部、14:連続可変経路選択部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 仲田 樹広 東京都小平市御幸町32番地 日立電子株式 会社小金井工場内 (72)発明者 塚本 信夫 東京都小平市御幸町32番地 日立電子株式 会社小金井工場内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル変調された情報データの送受
    信を行うデータ伝送装置であって、伝送路の状態変化に
    応じ、複数の送信アンテナの中から適合する送信アンテ
    ナを選択し、当該送信アンテナに切り換えて上記情報デ
    ータを送出するデータ伝送装置において、上記送信アン
    テナを選択、切り換える場合、所定の時間の中で、切り
    換え前の送信アンテナから切り換え後の送信アンテナ
    に、緩やかに送出レベルが切り換わるよう切り換え制御
    を行うことを特徴とするデータ伝送装置の制御方法。
  2. 【請求項2】 ディジタル変調された情報データの送受
    信を行うデータ伝送装置であって、伝送路の状態変化に
    応じて複数の受信アンテナの中から適合する受信アンテ
    ナを選択し、当該受信アンテナに切り換えて上記情報デ
    ータを受信するデータ伝送装置において、上記受信アン
    テナを選択、切り換える場合、所定の時間の中で、切り
    換え前の受信アンテナから切り換え後の受信アンテナ
    に、緩やかに受信レベルが切り換わるよう切り換え制御
    を行うことを特徴とするデータ伝送装置の制御方法。
  3. 【請求項3】 ディジタル変調された情報データの送受
    信を行うデータ伝送装置であって、伝送路の状態変化に
    応じて複数の送信アンテナ及び複数の受信アンテナの中
    からそれぞれ適合するアンテナを選択し、当該アンテナ
    に切り換えて上記情報データを送受信するデータ伝送装
    置において、上記送信アンテナ及び上記受信アンテナを
    選択、切り換える場合、所定の時間の中で、切り換え前
    の送信アンテナから切り換え後の送信アンテナ及び切り
    換え前の受信アンテナから切り換え後の受信アンテナ
    に、緩やかに送出レベル及び受信レベルが切り換わるよ
    うそれぞれ切り換え制御を行うことを特徴とするデータ
    伝送装置の制御方法。
  4. 【請求項4】 請求項1,2または3において、ディジ
    タル変調方式として直交振幅変調(QAM:QuadratureA
    mplitude Modulation)を用いたことを特徴とするデータ
    伝送装置の制御方法。
  5. 【請求項5】 送信変調部、該送信変調部の出力を伝送
    路の状態変化に応じて複数の経路の1つに切り換える切
    換部、該切換部を制御する切換制御部、上記切換部から
    の各出力を入力とする複数個の送信アンテナ部を有する
    送信装置と、受信アンテナ部、該受信アンテナ部出力を
    入力とする自動等化機能付受信復調部を有する受信装置
    とで構成される伝送装置において、上記切換部を、所定
    の時間の中で、切り換え前の経路から切り換え後の経路
    に、その送出レベルを連続的に切り換える連続可変経路
    切換部と、該連続可変経路切換部を連続切り換え動作さ
    せるための制御信号を発生する連続可変制御部により構
    成したことを特徴とするデータ伝送装置。
  6. 【請求項6】 送信変調部、送信アンテナ部を有する送
    信装置と、複数個の受信アンテナ部、伝送路の状態変化
    に応じて当該受信アンテナ部からの各出力の1つを選択
    する選択部、該選択部を制御する選択制御部、上記選択
    部からの出力を入力とする適応機能付受信復調部を有す
    る受信装置で構成される伝送装置において、上記選択部
    を、所定の時間の中で、選択前のアンテナ出力経路から
    選択後のアンテナ出力経路に、その出力レベルを連続的
    に選択する連続可変経路選択部と、該連続可変経路選択
    部を連続選択動作させるための制御信号を発生する連続
    可変制御部により構成したことを特徴とするデータ伝送
    装置。
  7. 【請求項7】 送信変調部、該送信変調部の出力を伝送
    路の状態変化に応じて複数の経路の1つに切り換える切
    換部、該切換部を制御する切換制御部、上記切換部から
    の各出力を入力とする複数個の送信アンテナ部を有する
    送信装置と、複数個の受信アンテナ部、伝送路の状態変
    化に応じて当該受信アンテナ部からの各出力の1つを選
    択する選択部、該選択部を制御する選択制御部、上記選
    択部からの出力を入力とする適応機能付受信復調部を有
    する受信装置で構成される伝送装置において、上記切換
    部を、所定の時間の中で、切り換え前の経路から切り換
    え後の経路に、その送出レベルを連続的に切り換える連
    続可変経路切換部と、該連続可変経路切換部を連続切り
    換え動作させるための制御信号を発生する連続可変制御
    部により構成し、上記選択部を、所定の時間の中で、選
    択前のアンテナ出力経路から選択後のアンテナ出力経路
    に、その出力レベルを連続的に選択する連続可変経路選
    択部と、該連続可変経路選択部を連続選択動作させるた
    めの制御信号を発生する連続可変制御部により構成した
    ことを特徴とするデータ伝送装置。
  8. 【請求項8】 請求項5,6または7において、ディジ
    タル変調方式として直交振幅変調(QAM:QuadratureA
    mplitude Modulation)を用いたことを特徴とするデータ
    伝送装置。
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