JPH11176520A - 機器直付用シールドコネクタ - Google Patents

機器直付用シールドコネクタ

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JPH11176520A
JPH11176520A JP9338694A JP33869497A JPH11176520A JP H11176520 A JPH11176520 A JP H11176520A JP 9338694 A JP9338694 A JP 9338694A JP 33869497 A JP33869497 A JP 33869497A JP H11176520 A JPH11176520 A JP H11176520A
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Koichi Shiromizu
浩一 白水
Toshio Asahi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハウジング本体のフランジ部を機器側に確実
にアースさせる。 【解決手段】 少なくともフランジ部4に導電メッキ層
を形成し、導電メッキ層の上から導電性の接触プレート
8,9を被着し、接触プレートに、機器側に対する弾性
接触片を形成した。弾性接触片が接触プレート8,9と
の間でフランジ部4を挟んで仮係止する。接触プレート
8,9の上からフランジ部4に補強プレート10,11
を被着する。補強プレートと接触プレートとフランジ部
とに貫通密着して導電性のカラーを設けた。接触プレー
トと補強プレートとをそれぞれ二分割し、フランジ部に
対して二方向から組付可能とした。フランジ部に段差部
20を設け、段差部に一方の接触プレート9と補強プレ
ート11を重合し、補強プレート11の上に他方の接触
プレート8と補強プレート10を重合した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハウジング本体の
フランジ部を導電メッキ層と弾性接触片とで機器側に確
実にアース接続させる機器直付用シールドコネクタに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図8〜図9は特開平8−64306号公
報に記載された従来の機器直付用シールドコネクタを示
すものである。この機器直付用シールドコネクタ61
は、図8の如く合成樹脂製のコネクタハウジング62
と、コネクタハウジング62の基端に一体に形成された
フランジ部63と、フランジ部63の取付座面64に沿
って配置されたアース用の接触片65と、フランジ部6
3の中央から突出した端子板66とを備えている。
【0003】図9の如く、端子板66はコネクタハウジ
ング62内の雌端子67に続き、雌端子67を囲むハウ
ジング内壁68の外側にシールド用の金属シェル69が
設けられ、金属シェル69の基端に前記接触片65が突
設されている。フランジ部63は防水パッキン70を介
してボルトで機器の外壁71に固定され、それと同時に
接触片65が機器側のアース導体72に接触し、コネク
タハウジング62内のノイズが機器側に逃がされ、ある
いは機器側のノイズが金属シェル69から相手側コネク
タ(図示せず)を経て外部に逃がされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構造にあっては、金属シェル69をコネクタハウジ
ング62内に収容する構造であるために、コネクタ61
自体が大型化し、また金属シェル69の取付スペースや
端子板66の導出方向(電線取出方向)の制約から、金
属シェル69では完全に覆いきれない部分が生じ、金属
シェル69の構造が複雑化し、組付作業性が悪化すると
いう懸念があった。また、合成樹脂製のフランジ部63
の取付座面64が機器の熱や防水パッキン70の弾性反
力等の影響で変形した場合に、接触片65に対する取付
座面64の押えが悪くなり、接触片65と機器側のアー
ス導体72との接触が悪くなってシールド性が悪化して
しまうという懸念があった。
【0005】本発明は、上記した点に鑑み、コネクタ自
体の大型化や金属シェルの構造の複雑化やそれに伴う組
付性の悪化を解消することは勿論のこと、変形しやすい
フランジ部を用いた場合でもフランジ部側と機器側との
アース接続を確実に行うことのできる機器直付用シール
ドコネクタを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、絶縁性のハウジング本体のフランジ部を
機器側に組み付けて、該ハウジング本体と該機器側との
シールド接続を行わせる機器直付用シールドコネクタに
おいて、少なくとも該フランジ部に導電メッキ層が形成
され、該導電メッキ層の上から該フランジ部に導電性の
接触プレートが被着され、該接触プレートに、前記機器
側に対する弾性接触片が形成されたことを特徴とする
(請求項1)。前記弾性接触片が前記接触プレートとの
間で前記フランジ部を挟んで、該接触プレートを該フラ
ンジ部に仮係止させる構造も有効である(請求項2)。
また、前記接触プレートの上から前記フランジ部に補強
プレートが被着される構造も有効である(請求項3)。
また、前記補強プレートと前記接触プレートと前記フラ
ンジ部とに貫通密着して導電性のカラーが設けられ、該
カラーが前記機器側に接触する構造も有効である(請求
項4)。また、前記接触プレートと前記補強プレートと
がそれぞれ二分割され、前記フランジ部に対して二方向
から組付可能である構造も有効である(請求項5)。ま
た、前記フランジ部に段差部が設けられ、該段差部に一
方の接触プレートと一方の導電性の補強プレートとが重
合し、該一方の補強プレートの上に他方の接触プレート
と他方の補強プレートとが重合する構造も有効である
(請求項6)。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態の具体
例を図面を用いて詳細に説明する。図1〜図4は、本発
明に係る機器直付用シールドコネクタの一実施例を示す
ものである。
【0008】この機器直付用シールドコネクタ1は、図
1〜図2の如く一対の円筒形のコネクタハウジング2
と、コネクタハウジング2を突設した垂直壁3と、垂直
壁3を立設したフランジ部4と、フランジ部4の下側に
続く基台5とを含む合成樹脂製のハウジング本体6と、
ハウジング本体6の各部位2,3,4の表裏面に形成さ
れた導電メッキ層7(図5,図6)と、フランジ部4の
表面側に被着された導電金属製の薄板状の接触プレート
(シールドプレート)8,9と、接触プレート8,9の
上に被着された導電金属製の厚板状の補強プレート1
0,11とを備えている。
【0009】図1(図2のA−A断面)において、コネ
クタハウジング2の内壁面には導電金属製のシールドリ
ング12と、シールドリング12の内側にシールドコン
タクト13とが嵌着され、その中央にピン状の雄端子1
4が突設され、雄端子14は垂直壁3内のバスバー15
に接続し、バスバー15は基台5を経て電線16側の端
子17にボルト締めで接続固定されている。フランジ部
4の裏面(取付座面)4aには防水パッキンとしてのO
リング18が周溝19内に装着されている。
【0010】フランジ部4には垂直壁3を境にして前半
側に段差部20が形成され、この段差部20の表面に薄
いサブ接触プレート9が被着され、サブ接触プレート9
の上に厚いサブ補強プレート11が被着されている。フ
ランジ部4の後半部4bから前半部4cにかけては薄い
メイン接触プレート8が被着され、メイン接触プレート
8は前記サブ補強プレート11の表面に接触し、メイン
接触プレート8の上に厚いメイン補強プレート10が被
着されている。
【0011】各補強プレート10,11によりフランジ
部4の歪み変形が防止されている。また、補強プレート
10,11が薄い接触プレート8,9のめくれ上がりを
防ぎ、接触プレート8,9をフランジ部4の導電メッキ
層7(図5,図6)に押接させている。フランジ部4に
は表裏面に導電メッキ層が鍍着されていることは勿論で
ある。導電メッキ層7としては銅+錫のメッキが好適で
ある。
【0012】図2の如く、メイン(第一)接触プレート
8とメイン(第一)補強プレート10とは垂直壁3の下
端側の水平なガイド溝21にプレート内端縁22,23
を嵌合させることで持ち上がりが防止され、プレート
8,10相互間及びフランジ部4に対する強い密着力が
発揮される。
【0013】フランジ部4と各接触プレート8,9と各
補強プレート10,11との要所にはカラー挿通孔24
〜28が同心に設けられ、カラー挿通孔24〜28に導
電金属製のカラー29が圧入されている。それにより、
カラー29と各プレート8,9,10,11とフランジ
部4の導電メッキ層7とが導通し、カラー29が機器3
0側のアース導体(図示せず)に接触し、且つボルト締
めされることで、強いアース接続性が発揮される。カラ
ー29はボルト受け面兼機器側押圧用の上端鍔部29a
を有している。各接触プレート8,9及び補強プレート
10,11はカラー29の圧入で本係止され、カラー2
9に挿通したボルト(図示せず)でフランジ部4と共に
機器30側に固定される。
【0014】また、フランジ部4の取付座面4a側には
接触プレート8,9と一体の弾性接触片31(図示せ
ず),32が設けられており、弾性接触片31,32が
機器30側のアース導体に弾性的に接触することで、高
いアース接続性が発揮される。勿論、フランジ部裏面の
導電メッキ層7も同時にアース導体に接触し、導電メッ
キ層7と弾性接触片31,32との両方で確実なアース
導通が行われる。
【0015】シールド経路は図1のシールドコンタクト
13⇒シールドリング12⇒コネクタハウジング2⇒垂
直壁3⇒両接触プレート8,9⇒両接触プレート8,9
の弾性接触片31,32⇒機器30の順と、シールドコ
ンタクト13⇒シールドリング12⇒コネクタハウジン
グ2⇒垂直壁3⇒フランジ部4の導電メッキ層7⇒機器
30の順の二経路で同時に行われる。これにより、経時
的変化のない常に安定したアース接続が可能となる。
【0016】図3,4の如く、フランジ部4は略台形状
の後半部4bと略長方形状の前半部4cとで構成されて
いる。フランジ部4の後端側の中央と前端側の両側とに
カラー29が挿着されている。垂直壁3は一対のリブ3
3を有し、メイン接触プレート8とメイン補強プレート
10とにリブ逃がし溝34(図5),35が形成され、
リブ33と逃がし溝34,35との係合で各プレート
8,10の位置決めが行われる。
【0017】メイン接触プレート8とメイン補強プレー
ト10とは垂直壁3を逃げる矩形状の切欠部36(図
5),37を有し、切欠部両側のプレート部分38(図
5),39はフランジ部4の前端まで延びている。フラ
ンジ部4の前端からコネクタ嵌合方向に垂直壁3までは
サブ(第二)接触プレート9とサブ(第二)補強プレー
ト11とが挿着されている。両プレート9(図5),1
1は略長方形状に形成されて、コネクタハウジング2下
側のフランジ前半部4cを全面的に覆っている。各接触
プレート8,9は各補強プレート10,11の下側に密
着して位置し、シールド部材としても作用する。
【0018】図4にフランジ部4の裏側部分を示す如
く、メイン接触プレート8の一対の弾性接触片31,3
1とサブ接触プレート9の一対の弾性接触片32,32
とがフランジ部4の取付座面4aに密着してフランジ部
周上の四箇所にほぼ均等に配置されている。各接触プレ
ート8,9の主体壁(上壁)40,41(図5)と各弾
性接触片31,32とでフランジ部4が挟持され、それ
により各接触プレート8,9がフランジ部4に仮係止さ
れている。フランジ部4には、各弾性接触片31,32
に対する浅く平坦な係合溝42,43が形成されてい
る。係合溝42,43の内面にも導電メッキ層7(図
6)が形成されている。たとえフランジ部4が熱変形等
したとしても、弾性接触片31,32により機器30
(図2)側との確実な接触が保証される。
【0019】図4でフランジ部4の周面上にはメイン接
触プレート8の周壁44(図6)とサブ接触プレート9
の後端壁45(図6)とが密着し、周壁44の上にメイ
ン補強プレート10の周壁46(図5)が重合し、後端
壁45の上にサブ補強プレート11の後端壁47(図
5)が重合している。図4で19はOリング嵌着用の周
溝、17は端子を示す。
【0020】図5はフランジ部4と各接触プレート8,
9及び各補強プレート10,11の表面側、図6はフラ
ンジ部4と各接触プレート8,9の裏面側を示すもので
ある。各補強プレート10,11の裏面形状は弾性接触
片31,32がない点を除けば各接触プレート8,9の
裏面形状と略同一である。
【0021】図5において、メイン接触プレート8はフ
ランジ部4の外側に嵌合すべく、フランジ部4よりも一
廻り大きく形成され、メイン補強プレート10はメイン
接触プレート8の外側に嵌合すべく、メイン接触プレー
ト8よりも一廻り大きく形成されている。フランジ部4
の後半部4bは、両側にテーパ部48を有する略台形状
に形成され、このテーパ部48に案内されて後方から矢
印イの如くメイン接触プレート8がスムーズに嵌合し、
メイン接触プレート8のテーパ部49に沿ってメイン補
強プレート10が矢印ロ方向にスムーズに嵌合する。フ
ランジ部4の表裏面には導電メッキ層7(多数の点で示
す)が形成されている。
【0022】メイン接触プレート8は、テーパ部49を
含む周壁50と、主体壁(上壁)40と、テーパ部49
の下端から主体壁40と略平行に折り返された弾性接触
片31(図6)とで構成され、フランジ部4側の垂直壁
3に対する切欠部36とリブ逃がし溝34と、カラー挿
通孔25とを有する。メイン補強プレート10はテーパ
部51を含む周壁46と、主体壁(上壁)52とで構成
され、同じく切欠部37とリブ逃がし溝35とカラー挿
通孔27とを有する。
【0023】図6の如くフランジ部4の裏側面には、外
周部から切欠された位置決め用の一対の接触片係合溝4
2が形成されており、メイン接触プレート8の一対の弾
性接触片31はメイン接触プレート8の組付と同時に係
合溝43内にスムーズに係合する。これはサブ接触プレ
ート9の組付時においても同様である。
【0024】図7(a) に図6のB−B断面図を示す如
く、弾性接触片31と主体壁40とで略コの字状の挟持
部53が構成され、組付時において挟持部53により接
触プレート8がフランジ部4に仮係止される。また、弾
性接触片31の先端には、内向きに折れ曲がった爪部5
4が一体に形成されている。爪部54がフランジ部4の
裏面に当接し、弾性接触片31がやや傾斜して盛り上が
り、機器30(図2)側のアース導体(図示せず)に対
する良好な接圧が確保され、その状態で機器30側のア
ース導体に押接することで、爪部54が弾性的に屈曲し
て弾性接触片31がアース導体に確実に密着する。
【0025】あるいは、図7(b) の如く弾性接触片3
1′の中間部を山型に突出させ、この突出部55を弾性
的にアース導体に接触させる構造としてもよい。いずれ
にしろ、弾性接触片31,31′のばね反力で相手側ア
ース導体に接触することで、たとえフランジ部4が変形
した場合でも十分な接圧が確保され、接触不良が防止さ
れる。弾性接触片31,31′の形態はサブ接触プレー
ト9においても同様である。
【0026】図5,図6においてサブ接触プレート9は
主体壁(上壁)41と、直角に屈曲した後端壁45と、
後端壁45の下端から主体壁41と平行に突設された一
対の弾性接触片32とで構成され、主体壁41にカラー
挿通孔26を有している。サブ補強プレート11は主体
壁(上壁)56と後端壁47とで構成され、主体壁56
にカラー挿通孔28を有している。
【0027】図5においてサブ接触プレート9はフラン
ジ部4前半の段差部20に前方から矢印ハの如く装着さ
れ、サブ補強プレート11が矢印ニの如くサブ接触プレ
ート9上に装着される。サブ補強プレート11の上面
(上壁)56はメイン接触プレート8の裏面に密着す
る。フランジ部4への各接触プレート8,9及び各補強
プレート10,11の組付順序は例えばサブ接触プレー
ト9、メイン接触プレート8、メイン補強プレート1
0、サブ補強プレート11の順でスムーズに行われる。
【0028】サブ補強プレート11がサブ接触プレート
9を押さえ、さらにその上からメイン補強プレート10
で押さえるから、フランジ部4と各接触プレート8,9
との密着度が高く、補強プレート10,11によるフラ
ンジ部4の補強も強力である。また、各補強プレート1
0,11によりフランジ部4や各接触プレート8,9が
保護されるから、シールドコネクタ輸送途中の変形や破
損も防止される。
【0029】
【発明の効果】以上の如く、請求項1記載の発明によれ
ば、フランジ部の導電メッキ層と弾性接触片との両方で
機器側に接触するから、アース経路が増大し、アース接
続の信頼性が向上する。たとえフランジ部が変形した場
合でも、導電メッキ層が部分的に機器側に接触し、且つ
弾性接触片がその弾性力で接触性を確保するから、アー
ス接続が継続して行われる。また、フランジ部のみなら
ずハウジング本体全体に導電メッキ層を形成すれば、従
来の金属シェルが不要となり、コネクタ自体の大型化や
金属シェルの構造の複雑化とそれに伴う組付性の悪化が
解消される。また、請求項2記載の発明によれば、接触
プレートが弾性接触片でフランジ部に仮固定されるか
ら、接触プレートの脱落が防止され、組付作業性が向上
すると共に、電気的接触部分で仮係止手段を兼ねること
で、あえて仮係止手段を設ける必要がなくなり、構造が
簡素化される。また、請求項3記載の発明によれば、補
強プレートでフランジ部が補強され、熱や打撃等による
フランジ部の変形が防止されるから、フランジ部の導電
メッキと機器側との接触や弾性接触片と機器側との接触
が常に良好に保たれ、アース接続の信頼性が向上する。
また、請求項4記載の発明によれば、カラーで接触プレ
ートと補強プレートとがフランジ部に簡単に本固定され
ると共に、カラーを介して接触プレートが機器側にアー
ス接続され、アース接続の信頼性が高まる。また、請求
項5記載の発明によれば、接触プレートと補強プレート
とを二方向から組み付けることで、複雑な形状のハウジ
ング本体に容易に対処でき、組付作業性も向上する。ま
た、請求項6記載の発明によれば、フランジ部の段差部
を用いて接触プレートと補強プレートとを交互に重合さ
せることで、フランジ部の導電メッキ層と各接触プレー
トとの密着性が向上し、アース接続の信頼性が高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る機器直付用シールドコネクタの一
実施例を示す縦断面図(図2のA−A断面図)である。
【図2】機器直付用シールドコネクタを機器側に組み付
けた状態の正面図である。
【図3】機器直付用シールドコネクタを示す上方視平面
図である。
【図4】機器直付用シールドコネクタを示す下方視平面
図である。
【図5】フランジ部と各接触プレート及び各補強プレー
トを示す分解斜視図である。
【図6】フランジ部及び各接触プレートの裏側の形状を
示す分解斜視図である。
【図7】(a) は図6のB−B断面図、(b) は他の形態を
示す断面図である。
【図8】従来例を示す斜視図である。
【図9】従来例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 機器直付用シールドコネクタ 4 フランジ部 6 ハウジング本体 7 導電メッキ層 8,9 接触プレート 10,11 補強プレート 29 カラー 20 段差部 30 機器 31,32 弾性接触片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 白水 浩一 愛知県豊田市トヨタ町1丁目 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 旭 利夫 愛知県豊田市トヨタ町1丁目 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁性のハウジング本体のフランジ部を
    機器側に組み付けて、該ハウジング本体と該機器側との
    シールド接続を行わせる機器直付用シールドコネクタに
    おいて、少なくとも該フランジ部に導電メッキ層が形成
    され、該導電メッキ層の上から該フランジ部に導電性の
    接触プレートが被着され、該接触プレートに、前記機器
    側に対する弾性接触片が形成されたことを特徴とする機
    器直付用シールドコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記弾性接触片が前記接触プレートとの
    間で前記フランジ部を挟んで、該接触プレートを該フラ
    ンジ部に仮係止させることを特徴とする請求項1記載の
    機器直付用シールドコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記接触プレートの上から前記フランジ
    部に補強プレートが被着されることを特徴とする請求項
    1又は2記載の機器直付用シールドコネクタ。
  4. 【請求項4】 前記補強プレートと前記接触プレートと
    前記フランジ部とに貫通密着して導電性のカラーが設け
    られ、該カラーが前記機器側に接触することを特徴とす
    る請求項3記載の機器直付用シールドコネクタ。
  5. 【請求項5】 前記接触プレートと前記補強プレートと
    がそれぞれ二分割され、前記フランジ部に対して二方向
    から組付可能であることを特徴とする請求項3又は4記
    載の機器直付用シールドコネクタ。
  6. 【請求項6】 前記フランジ部に段差部が設けられ、該
    段差部に一方の接触プレートと一方の導電性の補強プレ
    ートとが重合し、該一方の補強プレートの上に他方の接
    触プレートと他方の補強プレートとが重合することを特
    徴とする請求項5記載の機器直付用シールドコネクタ。
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