JPH11176206A - 前照灯の照射角調整装置 - Google Patents

前照灯の照射角調整装置

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JPH11176206A
JPH11176206A JP9344974A JP34497497A JPH11176206A JP H11176206 A JPH11176206 A JP H11176206A JP 9344974 A JP9344974 A JP 9344974A JP 34497497 A JP34497497 A JP 34497497A JP H11176206 A JPH11176206 A JP H11176206A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単で、前照灯のエイミング調整及び
レベリング調整を同じ支点上で行うことができるように
する。 【解決手段】 ステッピングモータ30のロータ12に
はその回転に応じて摺動して位置を移動するようにされ
た筒体11が螺合し、該筒体に一端が傾動部材4と連結
すると共に他端に工具等によって操作することによって
回転可能とするための操作部23を有するアジャスティ
ングシャフト10を保持し、アジャスティングシャフト
を回転することによって傾動部材が傾動するするように
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は前照灯の照射角調整
装置において、構造が簡単で、しかも、エイミング調整
及びレベリング調整を同じ支点上で行うことができるよ
うにするための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】前照灯の照射角調整装置は、一般的にモ
ータの駆動力によって軸方向に移動するようにされた移
動部材を有すると共に、該移動部材の先端には反射鏡等
の傾動部材が連結され、上記移動部材の移動に伴って傾
動部材が傾動し、これによって照射角を調整するように
されたものである。そして、前照灯の照射角調整装置の
構造の簡素化及び照射角の調整時に微調整が行えるよう
にする等のために、モータに所謂ステッピングモータを
用いることが提案されている。そして、このようなステ
ッピングモータを用いた照射角調整装置にあっては、一
般的に、該ステッピングモータのステータ及びローター
は上記移動部材を中心とする同心円状に配置される。
【0003】尚、傾動部材は、一般的に、前照灯の上端
寄りで左右に適宜離間した2箇所と、該2箇所の内一方
から垂直に下方に離間した箇所の3箇所に設けられた回
動支点で非傾動部材と傾動自在に連結され、該3箇所の
回動支点のうち下方に位置した一箇所に上記照射角調整
装置が配置される。
【0004】そして、外部からの指令に基づいてステッ
ピングモータが適宜に作動すると、そのロータの回転が
移動部材に伝達されて、移動部材がその軸方向に移動
し、これによって前照灯の上方に位置した2箇所の支点
を結んだ線を傾動軸として、傾動部材が傾動され、照射
角が上下に変化するようになっている。これがレベリン
グ調整である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前照灯では
一般的に、上記レベリング調整とは別に、その基本とな
る照射角を規定するためにエイミング調整を行う必要が
あるが、上記従来の前照灯の照射角調整装置にあって
は、ステッピングモータによってその軸方向に移動する
移動部材は、エイミング調整を行うために、例えば、ス
テッピングモータの駆動によらずに手動等によってその
軸方向に移動させることができない、即ち、従来の照射
角調整装置は、前照灯のレベリング調整のみを行うもの
であり、エイミング調整は行うことができない構造であ
った。
【0006】そのため、上記従来のステッピングモータ
を用いた照射角調整装置を使用する前照灯にあっては、
エイミング調整を行うための適宜な機構を、上記照射角
調整装置が設けられた支点以外の2箇所、即ち、前照灯
の上方に位置した2箇所の支点に設けている。
【0007】そして、エイミング調整は、上記2箇所の
支点の内の1箇所又は2箇所の支点の調整機構を操作す
ることによって左右又は上下に照射角を変化させて行う
ようになっている。
【0008】従って、傾動部材と非傾動部材を連結する
支点の構造が複雑になるという問題があり、しかも、特
に、上下方向のエイミング調整にあっては、1つの支点
の調整機構を操作するだけでは傾動軸が斜めに傾斜して
いるため、照射角が左右にも動いてしまい、一方向の調
整を行うだけなのに双方の調整機構を操作しなければな
らず、調整が複雑化してしまうという問題があった。
【0009】従って、本発明前照灯の照射角調整装置
は、上記問題点に鑑み、構造が簡単で、前照灯のエイミ
ング調整及びレベリング調整を同じ支点上で行うことが
できるようにすることを課題とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明前照灯の照射角調
整装置は、上記した課題を解決するために、ステッピン
グモータのロータにはその回転に応じて摺動して位置を
移動するようにされた筒体が螺合し、該筒体に一端が傾
動部材と連結すると共に他端に工具等によって操作する
ことによって回転可能とするための操作部を有するアジ
ャスティングシャフトを保持し、アジャスティングシャ
フトを回転することによって傾動部材が傾動するするよ
うにしたものである。
【0011】従って、簡単な構造で、前照灯のエイミン
グ調整及びレベリング調整を同じ支点上で行うことが可
能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明前照灯の照射角調
整装置の実施の形態について、添付図面に従って説明す
る。
【0013】前照灯1は、図1に概略的に示すように、
ランプボディ2とその前面開口を覆ったレンズ3とによ
って画成された灯具空間内に反射鏡4及び図示しない電
球等が配置されて成る。そして、反射鏡4は、前照灯1
の上端寄りで左右に適宜離間した2箇所と、該2箇所の
内一方から垂直に下方に離間した箇所の3箇所の回動支
点部5、6、7でランプボディ2に支持されている。
【0014】尚、詳しい図示及び説明は省略するが、上
記回動支点部5は、適宜な調整機構が設けられることに
よってランプボディ2と反射鏡4との間の間隔が変化す
るようにされ、反射鏡4は回動支点部6と7を結んだ線
を中心として傾動して前照灯1の照射角を左右に変化さ
せてエイミング調整を行う調整点となる部分である。ま
た、同様に、回動支点部6は、例えば、周知の玉継手等
を用いてランプボディ2と反射鏡4との間の間隔が固定
された状態で単に回動自在に連結された部分である。
【0015】そして、上記回動支点部7においては、照
射角調整装置8を介してランプボディ2と反射鏡4とが
連結されている。即ち、照射角調整装置8は、図2に示
すように、ケース体9内にアジャスティングシャフト
(以下、単にシャフトという。)10を中心として同心
円状に配置された筒体11、ロータ12及びステータ1
3を有する。
【0016】ケース体9は、図2及び図3に示すよう
に、適宜に分割された複数の部分が結合一体化されて全
体的に略円筒状を為す。
【0017】また、一体化されたケース体9は、前方に
向かって開口した前部14と後方が閉塞された後部15
と、これらの間で外径及び内径がより大きくされた部分
である中間部16とから成る。上記前部14の内周面に
はフランジ17が形成され、後方が閉塞された後部15
の後壁の中心には挿通孔18が形成されている。また、
後部15の周壁の周方向に略180度離間した2箇所が
後部15の後端まで上下に突出し、その内部が係合凹部
19、19とされる。尚、上記中間部16の内部は、ケ
ース体9の他の部分よりの内部よりも内径が大きくされ
て、ステータ13が配置される収納凹部20とされる。
【0018】シャフト10は略丸棒状を為し、その中間
部に螺条21が形成されて螺軸とされると共に、前端部
に球部22が、後端部には横断面形状で正六角形状を為
し、後面にプラスドライバー用のプラス型をした係合溝
を有する操作部23が一体に形成されたものである。
【0019】筒体11は、全体として略円筒状を為し、
その外周面の中央部には螺条24が形成されると共に、
後端には上下に突出した回り止め突起25、25が一体
に形成されている。また、筒体11の中心孔26の前端
側の略3分の2の部分は後端側の残りの部分よりも内径
が小さく、即ち、上記シャフト10の外径と略同じとさ
れると共にその内周面には螺溝27が形成されている。
【0020】ロータ12もまた、全体的に略円筒状を為
し、上記筒体11の外径と略同じ内径を有する中心孔2
8に螺溝29が形成されている。尚、ロータ12の外周
部には図示しない適宜な形状、例えば、リング状をした
複数の永久磁石がロータマグネットとして取着されてい
る。
【0021】そして、ステータ13は、上記ロータマグ
ネットに対応して複数の図示しないステータコイルを有
し、ケース体9の収納凹部20の内周面に沿って配置さ
れる。
【0022】しかして、これらシャフト10、筒体11
及びロータ12は、以下のよう状態でケース体9内に配
置される。
【0023】図2に示すように、シャフト10を筒体1
1の中心孔26にその後方から挿入して螺条21と螺溝
27とが螺合した状態とし、更に、筒体11をロータ1
2の中心孔28にその後方から挿入して螺条24と螺溝
29とが螺合した状態とする。
【0024】そして、これらシャフト10、筒体11及
びロータ12を、ケース体2内の所定の箇所に配置す
る。即ち、図2に示すように、筒体11の前端部がケー
ス体9のフランジ17の端面に緩く当接し、シャフト1
0の前端がケース体9から前方に突出すると共に後端が
ケース体9の挿通孔18に挿通され操作部23が後方に
突出するように配置する。尚、筒体11の後端の回り止
め突起25、25はそれぞれ、図2及び図3に示すよう
に、ケース体9の係合凹部19、19内に位置させる。
【0025】また、ロータ12は、ケース体9の中間部
16の内周面に沿って位置し、中間部16の収納凹部2
0内に配置されたステータ13と少しのギャップを介し
て対向し、これらロータ12とステータ13とによっ
て、例えば、周知のPM型ステッピングモータ30が構
成される。尚、図示及び説明は省略するが、ケース体9
内には、上記ステッピングモータ31の適宜な制御/駆
動回路が配設された基板やシャフト10の移動量検知手
段等が配置される。
【0026】以上に記載したような構造を有する照射角
調整装置8は、回動支点部7に配設される。そして、回
動支点部7において、照射角調整装置8は、図2に示す
ように、ケース体9が適宜な手段によってランプボディ
2に固定されると共に、アジャスティングスクリュー1
0の球部22が反射鏡4に取着された玉受体31に回動
自在な状態で内嵌される。
【0027】次に、以上に記載したような構造を有する
照射角調整装置8におけるエイミング調整時及びレベリ
ング調整時における動作について説明する。
【0028】エイミング調整は、シャフト10を、その
操作部23をプラスドライバー等の適宜な工具を用いて
操作することにより、適度に回転させて前後に移動させ
ることによって為される。
【0029】即ち、シャフト10を回転させると、これ
と螺合した筒体11がケース体9の係合凹部19、19
内に位置した回り止め突起25、25によって回転が阻
止されているので、シャフト10のみがその回転方向に
応じて回転しながら前後に移動する。そして、このシャ
フト10の前後方向への移動によって、球部22と玉受
体31とによって連結された反射鏡4が前方又は後方に
押圧され、これによって、回動支点部7においてランプ
ボディ2と反射鏡4との間の間隔が変化し、その結果と
して、反射鏡4が他の2つの回動支点部5、6を結んだ
線を傾動軸としてランプボディ2に対して傾動し、前照
灯1の照射角が上下に傾動することになる。
【0030】レベリング調整は、ステッピングモータ3
0を作動、即ち、ステータ13のステータコイルに、駆
動用のパルスを印加することによって、ロータ12を適
宜な量回転させることによって行われる。
【0031】即ち、ロータ12が回転すると、これと螺
合した筒体11が、回り止め突起25、25と係合凹部
19、19との係合によってその回転を阻止去ると共
に、その前端部がケース体9のフランジ17の端面と当
接しながら、これらによってガイドされてロータ12の
回転方向に応じて前後に移動する。そして、この時、筒
体11と螺合したシャフト10もまた、筒体10と一体
に前後に移動することになる。
【0032】すると、前記エイミング調整時と同様に、
このシャフト10及び筒体11の前後方向への移動によ
って、回動支点部7において、球部22と玉受体31と
によって連結された反射鏡4とランプボディ2との間の
間隔が変化し、反射鏡4が他の2つの回動支点部5、6
を結んだ線を傾動軸としてランプボディ2に対して傾動
することになる。
【0033】次に、図4に示すように、アジャスティン
グシャフト及び筒体の形状を変形した実施の形態につい
て説明する。
【0034】アジャスティングシャフト40は、略丸棒
状を為し、その先端部に螺条41が形成されて螺軸とさ
れると共に、後端部に六角ボルトの頭部状をした操作部
42が一体に形成されたものである。
【0035】筒体43は、全体的に略円筒状を為すと共
に中心孔44を有し、その外周面の中央部には螺条45
が形成されると共に、後端には上下に突出した回り止め
突起46、46が一体に形成されて成る。
【0036】しかして、シャフト40は、筒体43の中
心孔44にその後方から挿通すると共に、シャフト40
の筒体43から前後に突出した部分にワッシャ47、4
7を筒体43に当接するように外嵌し、これによって、
シャフト40は、筒体43に対して回転可能に、且つ、
その軸方向には移動不能に支持されるようになる。
【0037】上記シャフト40と筒体43との連結体
は、前記シャフト10と筒体11との組み合わせの場合
と同様に、筒体43をロータ12の中心孔28にその後
方から挿入して螺条45と螺溝29とを螺合させた状態
とし、これらシャフト40、筒体43及びロータ12
は、ケース体2内の所定の箇所に配置される。尚、この
時、前記筒体11の回り止め突起25、25と同様に、
筒体43の回り止め突起46、46は、ケース体9の係
合凹部19、19内に位置する。
【0038】そして、シャフト40は、その螺条41が
反射鏡4に取着されたナット体48に螺合され、エイミ
ング調整時においては、シャフト40の回転に応じて、
シャフト40がナット体48にねじ込まれ、若しくは、
ねじ戻され、これによって、回動支点部7において、反
射鏡4とランプボディ2との間の間隔が変化し、反射鏡
4が他の2つの回動支点部5、6を結んだ線を傾動軸と
してランプボディ2に対して傾動することになる。
【0039】また、レベリング調整時においては、ステ
ッピングモータ30が作動してロータ12が回転する
と、これと螺合した筒体43が、回り止め突起46、4
6と係合凹部19、19との係合によってその回転を阻
止されると共に、その前端部がケース体9のフランジ1
7の端面と当接して、ロータ12の回転方向に応じて前
後に移動する。そして、この時、筒体43と一体化され
たシャフト40もまた、筒体43と一体に前後に移動す
ることになる。
【0040】これら一体化されたシャフト40及び筒体
43の前後方向への移動によって、シャフト40と螺合
したナット体48によって連結された反射鏡4とランプ
ボディ2との間の間隔が変化し、反射鏡4が他の2つの
回動支点部5、6を結んだ線を傾動軸としてランプボデ
ィ2に対して傾動することになる。
【0041】最後に、図5に示すように、アジャスティ
ングシャフトの後部、即ち、操作部の形状を変形した実
施の形態について説明する。
【0042】アジャスティングシャフト50(後部のみ
を図示)は、その後端部51に所謂クラウンギアを有す
る操作部52が外嵌されて成る。尚、上記後端部51
は、略丸棒状をしたシャフト50の前側の部分よりも細
い角棒状に形成される。
【0043】操作部52は、本体部53と、該本体部5
3の後端寄りの位置に、例えば、アウトサート成型によ
り一体化されたクラウンギア54とから成る。本体部5
3のうち、クラウンギア54から前側の部分は、略円筒
状に形成されると共にその前端に開口した連結孔55が
形成されている。該連結孔55の形状は、シャフト50
の後端部51の形状に合わせて横断面形状で略正方形に
形成され、シャフト50の後端部51が摺動自在、且
つ、回転不能に挿入されるようになっている。
【0044】また、本体部53は、その前端部の外周面
には周方向に一定間隔で離間した係合爪56、56、・
・・及び図示しないスリットが形成され、操作部52の
クラウンギア54よりも後側の部分は横断面形状で正六
角形を為す頭部57とされ、該頭部57の後面にはマイ
ナス型の係合溝が形成されている。
【0045】クラウンギア54は、円形に形成されると
共に、その周縁部が前方に折り曲げられて多数のギア歯
が形成されている。
【0046】上記シャフト50及び操作部52が用いら
れる場合のケース体9Aは、前記ケース体9とは一部の
形状のみが異なっているだけである。即ち、ケース体9
Aは、その後面壁58に挿通孔59が形成されると共
に、該挿通孔59の前側の開口縁から前方に突出した筒
部60と、挿通孔59の後側開口縁から後方に突出した
筒部61とが一体に形成されている。尚、図示及び説明
は省略するが、ケース体9Aの他の部分は前記ケース体
9と同形状とされている。
【0047】このような操作部52は、ケース体9Aの
挿通孔59に本体部53が後方から挿通される。この
時、係合爪56、56、・・・が筒部60、61や挿通
孔59の内面によって内側に撓み、これによって、本体
部53の前部が挿通され、係合爪56、56、・・・が
筒部60の前端を出たところで係合爪56、56、・・
・が元の状態に復帰し筒部60の前端と係合して、操作
部52のケース体9Aからの脱落が防止されるようにな
る。そして、この状態で、連結孔55内にシャフト50
の後端部51が挿入される。
【0048】しかして、エイミング調整時においては、
周知のように、プラスドライバー62をクラウンギア5
4と噛合させることによって操作部52を回転させる
と、操作部52と共にシャフト50が回転し、エイミン
グ調整を行うことができるようになる。また、レベリン
グ調整時においては、図示しないステッピングモータの
作動によって筒体とシャフトが一体に前後方向に移動し
て、操作部52は回転及び移動しないで固定されたま
ま、シャフト50の前後方向への移動に伴って連結孔5
5内でシャフト50の後端部51のみが摺動して、反射
鏡4の傾動が行われることになる。
【0049】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に本発明前照灯の照射角調整装置は、ステッピングモー
タのロータにはその回転に応じて摺動して位置を移動す
るようにされた筒体が螺合し、該筒体に、一端が傾動部
材と連結すると共に他端に工具等によって操作すること
によって回転可能とするための操作部を有するアジャス
ティングシャフトを保持し、アジャスティングシャフト
を回転することによって傾動部材が傾動するするように
したので、エイミング調整及びレベリング調整を同じ回
動支点上でアジャスティングシャフトを操作するだけで
行うことができる。
【0050】尚、前記実施の形態において示した各部の
具体的な形状及び構造は、何れも本発明を実施するに当
たっての具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、こ
れらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈される
ことがあってはならないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2及び図3と共に、本発明前照灯の照射角調
整装置の実施の形態を示すものであり、本図は、正面図
である。
【図2】要部の縦断面図である。
【図3】図2のIII−III線に沿う断面図である。
【図4】筒体及びアジャスティングシャフトを変形した
実施の形態を示す図である。
【図5】アジャスティングシャフトの操作部を変形した
実施の形態を示す図である。
【符号の説明】
1…前照灯、4…傾動部材(反射鏡)、8…照射角調整
装置、10…アジャスティングシャフト、11…筒体、
12…ロータ、22…球部、23…操作部、30…ステ
ッピングモータ、40…アジャスティングシャフト、4
2…操作部、43…筒体、50…アジャスティングシャ
フト、52…操作部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステッピングモータによって傾動部材を
    傾動させて照射角を変更するようにされた前照灯の照射
    角調整装置であって、 上記ステッピングモータのロータにはその回転に応じて
    摺動して位置を移動するようにされた筒体が螺合され、 上記筒体に、一端が傾動部材と連結すると共に他端に工
    具等によって操作することによって回転可能とするため
    の操作部を有するアジャスティングシャフトを保持さ
    せ、 上記アジャスティングシャフトを回転させることによっ
    て傾動部材が傾動されることを特徴とする前照灯の照射
    角調整装置。
  2. 【請求項2】 アジャスティングシャフトは筒体と螺合
    すると共に、その一端部に設けられた球部によって傾動
    部材に連結されることを特徴とする請求項1に記載の前
    照灯の照射角調整装置。
  3. 【請求項3】 アジャスティングシャフトは筒体に回転
    自在で軸方向に移動不能に保持されると共に、その一端
    部が傾動部材と螺合によって連結されることを特徴とす
    る請求項1に記載の前照灯の照射角調整装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103133907A (zh) * 2011-11-29 2013-06-05 林碧芬 可伸缩的照明装置

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