JPH11176080A - ディスク再生装置 - Google Patents

ディスク再生装置

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JPH11176080A
JPH11176080A JP34627797A JP34627797A JPH11176080A JP H11176080 A JPH11176080 A JP H11176080A JP 34627797 A JP34627797 A JP 34627797A JP 34627797 A JP34627797 A JP 34627797A JP H11176080 A JPH11176080 A JP H11176080A
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JP34627797A
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Satoru Kano
悟 加納
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスク再生装置において、ショックプルー
フ機能に関連した信号処理の動作に係るパラメータ等を
表示することを可能とする。 【解決手段】 装置の動作制御を行うマイコン9内で処
理される、ショックプルーフ機能に係るRAM10上の
データ量、再生データの絶対時間等に基づいて、音飛び
の発生の原因となる状況、例えば音繋ぎの不具合、CD
1の傷等の物理的な要因による再生信号の中断等に係る
状況を判定する。そして、LCD部11上にかかる判定
に基づく表示を行う。具体的には、通常の操作モードと
は異なるテストモードにおいて、ダイレクト接続が行わ
れたこと、またはRAM10上のデータ量が0となった
こと等が判定された時に、その時の絶対時間が表示され
る。それと共に、ダイレクト接続、またはRAM10上
のデータ量が0となった回数が表示される。音飛びの原
因を把握し、改善を図るために有用な情報を表示するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ディジタルオー
ディオ信号等を再生するディスク再生装置、特にポータ
ブル型のディスク再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ユーザによって持ち運ばれる状態で再生
を行うディスク再生装置においては、振動等による音飛
びが問題とされていた。例えばオーディオデータの再生
等に使用されるポータブルCDプレーヤにおいては、記
録媒体であるコンパクトディスク(以下、CDと表記す
る)から再生信号を生成する光ピックアップが振動等に
よって正常な読取り位置からずれることによって、正常
な読取り位置に戻されるまでの間、再生信号が得られな
い。このような場合に、音飛び、すなわちユーザが聞く
音に中断が生じることを防止する機能として、いわゆる
ショックプルーフ機能が知られている。
【0003】ショックプルーフ機能は、例えば、再生信
号を復号するEFM/CIRCデコーダと、D/A変換
器との間にメモリを設け、かかるメモリをデータバッフ
ァとして使用するものである。これにより、光ピックア
ップが正常な読取り位置からずれた場合にも、かかるメ
モリから読出されるデータによって、ある程度の時間は
再生されたオーディオデータの出力が継続される。その
間に光ピックアップが正常な読取り位置に復帰すれば、
音飛びを防止することができる。
【0004】しかしながら、ショックプルーフ機能を備
えていても、音飛びが生じることがある。このような音
飛びの原因としては、光ピックアップ自体の不具合、光
ピックアップの設置位置のずれ、CD上の傷、ユーザに
固有な使用環境等の物理的な要因と、音繋ぎすなわちシ
ョックプルーフ機能に係るメモリを使用して演奏の連続
性を維持する処理の不具合等の信号処理系内の要因が挙
げられる。
【0005】製品の検査や装置の開発のために音飛びの
発生を確認する方法として、従来、ラインアウトから取
り出される信号の正弦波形の乱れをペンレコーダーとオ
シロスコープによって記録する方法等が行われていた。
このような方法では、計測機器が必要とされ、セッティ
ングが面倒である等の問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、この発明の目
的は、ショックプルーフ機能に関連した信号処理の動作
に係るパラメータ等を表示することが可能なディスク再
生装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ディ
スク状記録媒体から再生されたデータを第1の速度でメ
モリに記憶して、第1の速度より低速な第2の速度でメ
モリから読出すディスク再生装置において、メモリへの
データの書込みが中断したことを検知する書込中断検知
手段と、メモリに蓄積されたデータ量が所定値以下とな
ったことを検知する第1のデータ量検知手段と、第1の
データ量検知手段にてメモリに蓄積されたデータ量が所
定値以下となったことが検知され、さらに所定の条件が
成り立つ場合に、ディスク状記録媒体上で再生の対象と
していた部分の絶対アドレスを記憶する第1の記憶手段
と、第1の記憶手段が記憶している絶対アドレスを読出
す手段と、読出された絶対アドレスを表示する表示手段
とを備えてなるディスク再生装置である。
【0008】以上のような発明によれば、ショックプル
ーフ機能に係るメモリに対する、CD等のディスク状記
録媒体から再生されたデータの書込みが中断したか否か
を検知することにより、音飛びの原因がCDの傷等の物
理的な要因であるか、音繋ぎの不具合によるものかを判
断するために有効な情報を得ることができる。
【0009】また、音飛びが生じたアドレス等を記憶お
よび表示するようにしたので、音飛びの状況をより詳細
に知ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、CDプレーヤにこの発明を
適用した、この発明の実施の一形態について図面を参照
して説明する。図1に、この発明の実施の一形態の全体
的な構成の一例を示す。スピンドルモータ2は、後述す
るようなドライバ6の制御の下にCD(図1中では符号
1を付した)を回転させる。光ピックアップ3は、CD
1にレーザービームを照射し、その反射光を受光して所
定の電気信号を生成し、この電気信号をRFアンプ4に
供給する。RFアンプ4は、供給される電気信号に基づ
いて2値化されたEFM信号、フォーカスエラー信号F
E、トラッキングエラー信号TEを生成する。そして、
フォーカスエラー信号FE、トラッキングエラー信号T
EをサーボIC(図1中では符号5を付した)に供給
し、また、2値化されたEFM信号を再生処理部7に供
給する。
【0011】サーボIC5は、フォーカスエラー信号F
Eとトラッキングエラー信号TEとに基づいて、フォー
カス制御およびトラッキング制御に係る信号を生成し、
ドライバ6に供給する。これらの信号に基づいて、ドラ
イバ6は光ピックアップ3に係るフォーカス機能、トラ
ッキング機構、スレッド機構等の制御を行う。また、ド
ライバ6は、後述するようにして再生処理部7から供給
される信号を参照してCLV(線速度一定)の条件の下
でのスピンドルモータ2の回転制御を行う。
【0012】再生処理部7は、供給される2値化された
EFM信号に基づいて以下のような処理を行う。まず、
2値化されたEFM信号のエッジを検出することによ
り、CLV(線速度一定)での回転を維持するために参
照される信号を生成してドライバ6に供給する。また、
一般に、CD1にはフレームを単位としてデータが記録
されているが、各フレームには通常のオーディオデータ
と共に、フレーム同期信号、スブコード等がそれぞれ所
定の位置に含まれている。再生処理部7は、フレーム同
期信号を検出し、検出したフレーム同期信号に基づい
て、通常のオーディオデータを再生するための処理を行
うタイミングを得る。
【0013】すなわち、かかるタイミングに従ってEF
M復調、誤り訂正処理および補間処理等を行うことによ
ってディジタルオーディオデータを再生する。このディ
ジタルオーディオデータは、その後の処理においても、
フレーム毎に(1フレームが演奏時間13.3msec
に相当する)取扱われる。さらに、サブコードは、各フ
レームについて14ビットずつ所定の位置に含まれてお
り、フレーム同期信号に基づいて得られる所定のサンプ
リングタイミングに従って、検出、再生される。生成さ
れたディジタルオーディオデータがメモリコントローラ
8に供給される。一方、サブコードがマイコン9に供給
される。
【0014】また、マイコン9は、装置の各構成要素の
動作を制御する。すなわち、上述したサーボIC5、再
生処理部7、および後述するメモリコントローラ8の動
作を制御する。また、マイコン9は、ユーザ操作部10
からユーザによる操作内容(例えば、再生、一時停止
等)を伝達する信号を受取る。さらに、マイコン9は、
LCD(液晶表示)部11に表示すべきデータを供給す
る。
【0015】一方、マイコン9は、テストモード指定部
12からの信号も受取り、これに基づいてマイコン9内
で処理されているパラメータ等の表示等を行うテストモ
ードを開始する。テストモードは、後述するように、検
査時等に使用されるモードであり、ユーザが行う通常の
操作によっては開始されないようになされている。すな
わち、テストモード指定部12は、例えば特殊な工具に
よってのみ操作し得るようなものとされている。
【0016】従って、LCD部11は以下のような表示
を行う。まず、通常の使用時には、再生されているオー
ディオデータに関連した情報(例えば絶対時間等)や、
ユーザによる操作内容に関連した情報(例えば一時停止
中であることを示す記号等)を表示する。また、テスト
モード時には、後述するように、マイコン9内で処理さ
れているパラメータ等の表示等を行うようになされる。
【0017】上述したように、ディジタルオーディオデ
ータが再生処理部7からメモリコントローラ8に供給さ
れる。メモリコントローラ8は、データバッファとして
使用される例えば4MバイトのRAM(図1中では符号
10を付して示した)に対して、マイコン9の制御の下
にデータの書込み/読出しを行う。すなわち、再生処理
部7から供給されるデータをRAM10に所定のレート
で書込み、また、RAM10に書込まれたデータを所定
のレートで読出してD/A変換器13に供給する。D/
A変換器13は、供給されるディジタルオーディオデー
タをD/A変換し、オーディオアンプおよびスピーカ等
の音声出力に係る構成(図示せず)に供給する。
【0018】CD1からの光ピックアップ3による再生
信号の生成レートに対応して、RAM10にデータを書
込む際のレートは、読出す際のレートの例えば2倍とさ
れる。このため、RAM10には、時間経過に従ってデ
ータが蓄積されていく。一例として、RAM10の容量
が4Mバイトである場合には、最大64フレーム分のデ
ータを蓄積することができる。マイコン9は、RAM1
0のメモリ残量、すなわちRAM10上でデータが書込
まれていない領域の記憶容量をモニターし、メモリ残量
に応じてメモリコントローラ8の動作を制御する。
【0019】すなわち、メモリ残量が例えば4フレーム
分等の所定値以下となった場合には、オーバーフローを
防止するために光ピックアップ3による再生信号の生成
を停止し、RAM10への書込みを停止する等の制御を
行う。また、メモリ残量が例えば60フレーム分(すな
わち書込まれているデータの量が4フレーム分以下)と
なった場合には、RAM10への書込みが開始される。
【0020】このように、再生動作が行われる際には、
RAM10上にある程度の量のデータが蓄積されてい
る。このため、振動等によって光ピックアップ3が再生
信号を生成できない期間においても、RAM10に蓄積
されたデータの読出しが引続き行われ、読出されたデー
タに基づいて後段の処理が行われる。従って、振動等に
よって光ピックアップ3が正しい読取り位置からずれて
も、RAM10に蓄積されたデータが読出されている間
に光ピックアップ3を正しい読取り位置に戻すことがで
きれば、音飛びが生じない。以上のようにして、音飛び
を防止するショックプルーフ機能が形成される。
【0021】ショックプルーフ機能を備えたCDプレー
ヤにおいても、音飛びが発生することがある。その原因
としては、CD1の傷や光ピックアップ3の不具合また
は両者の相対的な位置関係が正しくセットされていない
等の物理的な要因と、音繋ぎ、すなわち、RAM10に
対する書込み/読出しの制御における不具合とが考えら
れる。これらの内の何れの要因であるかを特定するため
に、従来から種々の方法が用いられてきたが、原因の特
定が困難なことも少なくなかった。
【0022】そこで、この発明の一実施形態において
は、テストモードを行うことによってマイコン9内での
処理において用いられたパラメータ等の値を記憶または
表示することにより、音飛びの原因を特定することを容
易としている。テストモードについて図2を参照して説
明する。ステップS0として、テストモード指定部12
を介してテストモードが指定されることにより、テスト
モードが開始される。ステップS1において、その時点
で再生されたデータとRAM10に書込まれているデー
タとの絶対時間(分、秒、フレーム)の連続性の有無を
判定する。
【0023】ここで、絶対時間は、リードインエリアを
起点とした時間で表される、CD1上の絶対アドレスで
ある。絶対時間を参照することによって、CD1上で再
生された位置をある程度の範囲内に特定することができ
る。この絶対時間情報は、再生信号中の各フレーム内の
サブコードのQチャンネルに含まれている。
【0024】ステップS1において連続性が有ると判定
される場合は、CD1からの再生信号の生成およびその
後段の処理によって生成されるディジタルオーディオデ
ータのRAM10への書込みには問題がなく、音繋ぎの
不具合に起因して音飛びが生じていると考えられる。一
方、連続性が無いと判定される場合は、CD1からの再
生信号の生成等における不具合に起因してディジタルオ
ーディオデータのRAM10への書込みが中断した場合
と考えられる。すなわち、ステップS1は、RAM10
への書込みに中断が生じたか否かを検知するステップで
ある。
【0025】ステップS1において連続性が有ると判定
された場合には、ステップS2以降を行う。ステップS
2では、RAM10にデータを蓄積する。次のステップ
S3では、蓄積したデータ量が所定値以下であるか否か
が判定される。所定値以下である場合には、ステップS
4に移行し、データ比較レベルを緩和する。データ比較
レベルは、RAM10に蓄積されているデータと、その
後段、例えばD/A変換器13で処理されているデータ
のオーバーラップ分を示す値であり、RAM10が上述
したように最大64フレーム分のデータを蓄積できる場
合に、データ比較レベルが例えば最大で64、最小で4
とされる。データ比較レベルが大きい程光ピックアップ
3の長時間に渡る位置ずれに対しても音飛びを防止でき
ることになるが、音繋ぎを行うためには厳しい条件とな
る。
【0026】データ比較レベルを緩和していくと、いわ
ゆるダイレクト接続が行われるようになることがある。
ダイレクト接続は、RAM10に蓄積されたデータと、
メモリコントローラ8の後段で処理されるデータとの間
にオーバーラップが無い状態であり、音飛びが生じない
ための臨界的な状況である。データ比較レベルが許容さ
れる最小の値(上述の一例では4)以下とされた時に、
ダイレクト接続が行われたと判定される(ステップS
5)。
【0027】ステップS5でダイレクト接続が行われた
と判定された時にはステップS6に移行し、ダイレクト
接続の回数を数えるための変数nに1を加算して更新
し、さらに、ステップS7に移行してその時の絶対時間
(分、秒、フレーム)を記憶する。これにより、ダイレ
クト接続が生じた回数と、最新のダイレクト接続が生じ
た時の絶対時間が記憶される。この記憶を行うためのメ
モリの容量に余裕がある場合には、ダイレクト接続が生
じる毎にその時の絶対時間を記憶するようにしても良
い。その後、ステップS8に移行して、通算のダイレク
ト接続の回数(上述した変数n)と、最新のダイレクト
接続が生じた時の絶対時間(分、秒、フレーム)とをL
CD部11に表示する。ステップS8を行った後、ステ
ップS0に戻る。
【0028】ステップS8におけるLCD部11を介す
る表示の一例を図3に示す。上述したnの値とmの値
(mの値は後述するステップS23で更新される)とが
表示され、また、ステップS7で記憶された絶対時間
(ここでは50分45秒10フレーム)が表示される。
また、ここでの表示は、ステップS6にてnの値が更新
されたことに関連してなされたものであることを示すた
めに、nの値について例えば明暗を反転させて表示す
る。このような表示によって、ステップS5でダイレク
ト接続が行われたと判定されたことを外部から知ること
が可能となる。ここではステップS7で記憶された最新
の絶対時間のみが表示されるが、ステップS5でダイレ
クト接続が行われたと判定される毎に絶対時間を表示す
るようにしても良い。
【0029】上述のステップS3において蓄積したデー
タ量が所定値以上である場合には、ステップS9に移行
してデータ比較レベルを厳しくし、さらにステップS0
に戻る。また、上述のステップS3においてデータ比較
レベルが4以上であると判定された場合には、直接ステ
ップS0に戻る。
【0030】一方、上述のステップS1において連続性
が無いと判定された場合には、CD1上の傷等の物理的
な要因により、CD1からの再生信号の生成に問題が生
じていると考えられる。そこで、ステップS22以降を
行う。ステップS22においては、RAM10上のデー
タ量が0であるか否かが判定される。RAM10上のデ
ータ量が0であると判定された場合には、その時の絶対
時間(分、秒、フレーム)を記憶する(ステップS2
3)。この記憶を行うためのメモリの容量に余裕がある
場合には、RAM10上のデータが空となる毎にその時
の絶対時間を記憶するようにしても良い。
【0031】そして、ステップS24に移行してRAM
10上のデータ量が0となった回数を数えるための変数
mに1を加算して更新する。さらに、ステップS25に
移行してステップS23で記憶された最新の絶対時間
と、RAM10上のデータ量が0となった回数(上述し
た変数m)とをLCD部11に表示する。かかる表示
は、例えば、図3を参照して上述したような形態でなさ
れれば良い。但し、ここでの表示はステップS24にて
mの値が更新されたことに関連してなされたものである
ことを示すために、図3とは異なり、mの値について例
えば明暗を反転させて表示する。
【0032】このような表示によって、ステップS22
でRAM10上のデータ量が0であると判定されたこと
を外部から知ることが可能となる。ここではステップS
23で記憶された最新の絶対時間が表示されるが、ステ
ップS22でRAM10上のデータ量が0であると判定
される毎に絶対時間を表示するようにしても良い。その
後、ステップS26に移行し、光ピックアップ3を制御
して音飛びが生じる前のアドレスにアクセスする。さら
に、ステップS0に戻る。
【0033】以上のようなテストモードを行うことによ
って表示される情報を参照することにより、発生した音
飛びが音繋ぎの不具合に起因するものか、CD1上の傷
等の物理的な要因に起因するものかを判断することが容
易となる。特に、CD1上の傷に起因する場合、傷がC
D1上のどのあたりに位置するかを、音飛びが発生した
際の絶対時間の表示を参照して知ることができる。
【0034】図2を参照して上述したような処理は、例
えばマイコン9内で行われる。すなわち、マイコン9
は、再生処理に係る動作制御を行うための例えば絶対時
間を把握する構成および、ショックプルーフ機能に係る
動作制御を行うための例えばRAM10に蓄積されたデ
ータ量を把握する構成等が設けられているが、これらに
加えて、上述したような処理を行うための構成が設けら
れる。すなわち、書込みの中断を検知するステップS
1、RAM10に蓄積されたデータ量が所定値以下であ
ることを検知するステップS3,RAM10上のデータ
量が0であることを検知するステップS12等を行うた
めのRAM10上のデータの量、およびそれらの量に基
づく大小比較等の判定処理を行うための構成が設けられ
る。但し、これらの構成をマイコン9の外の設けても良
い。
【0035】さらに、ステップS4において更新される
ダイレクト接続の回数の記憶、ステップS6におけるダ
イレクト接続が生じた時の絶対時間の記憶、ステップS
13におけるRAM10上のデータが空となった時の絶
対時間の記憶、およびステップS14において更新され
るRAM10上のデータが空となった回数の記憶等を行
うメモリは、例えばマイコン9内に設けられる。但し、
このようなメモリをマイコン9の外の設けても良い。
【0036】上述したこの発明の一形態実施は、この発
明をショックプルーフ機能を有するCDプレーヤに適用
したものであるが、この発明は、例えばMDレコーダ
等、ディスク状情報記録媒体から情報を再生する機能を
有する装置であって、ショックプルーフ機能を備えたも
のに適用することができる。
【0037】
【発明の効果】上述したように、この発明は、ショック
プルーフ機能を備えたディスク再生装置において、ショ
ックプルーフ機能に係るメモリに記憶されるデータの量
等、信号処理に係るマイコンで処理される変数、定数等
に基づいて、大小比較等の所定の検知処理を行い、検知
処理の結果に基づく表示を行うようにしたものである。
このため、音飛びが生じた場合に、それが記録媒体上の
傷等の物理的な要因に起因するものか、音繋ぎの不具合
に起因するものかを判断するために有用な情報を外部か
ら容易に知ることが可能となる。
【0038】また、音飛びが生じた際の絶対時間等を表
示することによってその時のアドレスを知ることがで
き、さらに、音飛びの回数等を記憶および表示するよう
にしたので、音飛びの状況をより詳細に知ることがで
き、音飛びに対する対策を講じるために有用な情報を得
ることができる。特に記録媒体上の傷に起因して音飛び
が生じた場合には、傷が生じている位置を特定するため
に有用な情報を外部から容易に知ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態の全体的な構成について
説明するためのブロック図である。
【図2】この発明の一実施形態におけるテストモードに
ついて説明するためのフローチャートである。
【図3】テストモード時になされる表示について説明す
るための略線図である。
【符号の説明】
1・・・CD、3・・・光ピックアップ、7・・・再生
処理部、8・・・メモリコントローラ、9・・・マイコ
ン、10・・・RAM、11・・・LCD,12・・・
テストモード指定部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク状記録媒体から再生されたデー
    タを第1の速度でメモリに記憶して、第1の速度より低
    速な第2の速度でメモリから読出すディスク再生装置に
    おいて、 メモリへのデータの書込みが中断したことを検知する書
    込中断検知手段と、 上記メモリに蓄積されたデータ量が所定値以下となった
    ことを検知する第1のデータ量検知手段と、 上記第1のデータ量検知手段にて上記メモリに蓄積され
    たデータ量が所定値以下となったことが検知され、さら
    に所定の条件が成り立つ場合に、ディスク状記録媒体上
    で再生の対象としていた部分の絶対アドレスを記憶する
    第1の記憶手段と、 上記第1の記憶手段が記憶している絶対アドレスを読出
    す手段と、 読出された絶対アドレスを表示する表示手段とを備えて
    なるディスク再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記第1のデータ量検知手段にて上記メモリに蓄積され
    たデータ量が所定値以下となったことが検知された際
    に、データ比較レベルを緩和する手段をさらに備えたこ
    とを特徴とするディスク再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 上記第1のデータ量検知手段にて上記メモリに蓄積され
    たデータ量が所定値以下となったことが検知されなかっ
    た際に、データ比較レベルを厳しくする手段をさらに備
    えたことを特徴とするディスク再生装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 データ比較レベルが所定値以下となったことを検知する
    データ比較レベル検知手段をさらに有し、 上記所定の条件は、上記データ比較レベル検知手段にて
    データ比較レベルが所定値以下となったことが検知され
    ることであることを特徴とするディスク再生装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 上記第1の記憶手段は、 上記データ比較レベルが所定値以下となったことが検知
    された回数をさらに記憶することを特徴とするディスク
    再生装置。
  6. 【請求項6】 請求項1において、 上記メモリに蓄積されたデータ量がゼロとなったことを
    検知する第2のデータ量検知手段と、 上記第2のデータ量検知手段にて上記メモリに蓄積され
    たデータ量がゼロとなったことが検知された際に、ディ
    スク状記録媒体上で再生の対象としていた部分の絶対ア
    ドレスを記憶する第2の記憶手段とをさらに備え、 上記第2の記憶手段から絶対アドレスを読出し、読出し
    た絶対アドレスを上記表示手段によって表示することを
    特徴とするディスク再生装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 上記第2の記憶手段は、 上記第2のデータ量検知手段にて、上記メモリに蓄積さ
    れたデータ量がゼロとなったことが検知された回数をさ
    らに記憶することを特徴とするディスク再生装置。
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