JPH11175940A - 磁気記録装置 - Google Patents
磁気記録装置Info
- Publication number
- JPH11175940A JPH11175940A JP34112697A JP34112697A JPH11175940A JP H11175940 A JPH11175940 A JP H11175940A JP 34112697 A JP34112697 A JP 34112697A JP 34112697 A JP34112697 A JP 34112697A JP H11175940 A JPH11175940 A JP H11175940A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- beams
- storage medium
- light
- photodetector
- diffraction element
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
- Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高精度のトラッキング誤差信号を安定して検
出することのできる磁気記録装置を提供する。 【解決手段】 光源1から出射されたビーム70を受け
て3つのビームを生成する直交する回折領域16Aとさ
らに3つのビームを生成する回折領域16Bをもつ回折
素子16により生成された合計9つのビームを磁気記憶
媒体4の上に集光し、その磁気記憶媒体4で反射、回折
した9つのビームを、受光量に応じた電気信号を出力す
る光検出器15に照射して、その光検出器15から出力
される電気信号を処理してトラッキング誤差信号を得
る。
出することのできる磁気記録装置を提供する。 【解決手段】 光源1から出射されたビーム70を受け
て3つのビームを生成する直交する回折領域16Aとさ
らに3つのビームを生成する回折領域16Bをもつ回折
素子16により生成された合計9つのビームを磁気記憶
媒体4の上に集光し、その磁気記憶媒体4で反射、回折
した9つのビームを、受光量に応じた電気信号を出力す
る光検出器15に照射して、その光検出器15から出力
される電気信号を処理してトラッキング誤差信号を得
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高精度のトラッキ
ング誤差信号を安定して検出し、固定磁気ディスクまた
はフロッピーディスクなどの磁気記憶媒体上に記憶され
る情報を、正確に記録、再生または消去することのでき
る磁気記録装置(IPC G11B 11/10)に関
する。
ング誤差信号を安定して検出し、固定磁気ディスクまた
はフロッピーディスクなどの磁気記憶媒体上に記憶され
る情報を、正確に記録、再生または消去することのでき
る磁気記録装置(IPC G11B 11/10)に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、磁気記憶媒体上に情報を記録する
磁気ディスクシステムにおいては、トラックピッチが2
00μm程度と光記憶媒体上の1.6μm程度に比較し
て非常に広く、ステッピングモータ等を用いて機械的に
大まかなトラック位置決めが行われていた。しかし、近
年、高容量化を実現するために、数μm〜数10μmの
トラックピッチが望まれており、この場合には従来より
も正確なトラッキング制御が必要となる。
磁気ディスクシステムにおいては、トラックピッチが2
00μm程度と光記憶媒体上の1.6μm程度に比較し
て非常に広く、ステッピングモータ等を用いて機械的に
大まかなトラック位置決めが行われていた。しかし、近
年、高容量化を実現するために、数μm〜数10μmの
トラックピッチが望まれており、この場合には従来より
も正確なトラッキング制御が必要となる。
【0003】図4に、光を用いてトラッキング誤差信号
の検出を行う従来の磁気記録装置の一例を示す。図4に
示すように、従来の磁気記録装置は、直線偏光の発散ビ
ーム(以下「ビーム」という。)70を出射する半導体
レーザー光源(以下「光源」という。)1と、光源1か
ら出射されたビーム70を受けて複数のビームに分岐す
る回折素子16と、回折素子16を透過したビーム70
を受けて磁気記憶媒体4の上に集光する対物レンズ17
と、その対物レンズ17を支持する焦点位置を磁気記憶
媒体4上に正確に定めるためZ方向に調整可能な支持体
21と、磁気記憶媒体4で反射、回折し、再び対物レン
ズ17を透過して、回折素子16で分岐されたビーム7
0を受け、受光量に応じた電気信号を出力する光検出器
15と、光検出器15から出力される電気信号を処理し
てトラッキング誤差信号を出力する信号処理部61と、
信号処理部61から出力されるトラッキング誤差信号を
受けて、トラッキング誤差信号検出光学系および情報の
記録、再生を行う磁気ヘッド14を含み対物レンズ17
を透過したビーム70を磁気記憶媒体4上に適切なスポ
ットサイズに絞るための開口2が形成された基台13と
磁気記憶媒体4との相対的な位置を調整する駆動部91
とにより構成されている。
の検出を行う従来の磁気記録装置の一例を示す。図4に
示すように、従来の磁気記録装置は、直線偏光の発散ビ
ーム(以下「ビーム」という。)70を出射する半導体
レーザー光源(以下「光源」という。)1と、光源1か
ら出射されたビーム70を受けて複数のビームに分岐す
る回折素子16と、回折素子16を透過したビーム70
を受けて磁気記憶媒体4の上に集光する対物レンズ17
と、その対物レンズ17を支持する焦点位置を磁気記憶
媒体4上に正確に定めるためZ方向に調整可能な支持体
21と、磁気記憶媒体4で反射、回折し、再び対物レン
ズ17を透過して、回折素子16で分岐されたビーム7
0を受け、受光量に応じた電気信号を出力する光検出器
15と、光検出器15から出力される電気信号を処理し
てトラッキング誤差信号を出力する信号処理部61と、
信号処理部61から出力されるトラッキング誤差信号を
受けて、トラッキング誤差信号検出光学系および情報の
記録、再生を行う磁気ヘッド14を含み対物レンズ17
を透過したビーム70を磁気記憶媒体4上に適切なスポ
ットサイズに絞るための開口2が形成された基台13と
磁気記憶媒体4との相対的な位置を調整する駆動部91
とにより構成されている。
【0004】回折素子16には、光源1に近い側の面に
領域16Aが形成され、その反対側の面に領域16Bが
形成されている。そして、光源1から出射された直線偏
光の発散ビームは、回折素子16の領域16Aに入射し
て0次回折光および±1次回折光の3つのビームに分岐
され、この領域16Aで生成された3つのビームは、そ
れぞれ領域16Bでさらに0次回折光±1次回折光など
と複数のビームに分岐される。光源1から対物レンズ1
7に至る光路においては、領域16Bで生成される回折
光のうち前記3つのビームのそれぞれの0次回折光のみ
が対物レンズ17の開口に入射するように、領域16B
の格子ピッチが設計されている。また、磁気記憶媒体4
で反射、回折して、回折素子16の領域16Bに入射し
た3つのビーム70は、複数の回折光に分岐され、この
うち±1次回折光71、72のみが光検出器15によっ
て受光される。
領域16Aが形成され、その反対側の面に領域16Bが
形成されている。そして、光源1から出射された直線偏
光の発散ビームは、回折素子16の領域16Aに入射し
て0次回折光および±1次回折光の3つのビームに分岐
され、この領域16Aで生成された3つのビームは、そ
れぞれ領域16Bでさらに0次回折光±1次回折光など
と複数のビームに分岐される。光源1から対物レンズ1
7に至る光路においては、領域16Bで生成される回折
光のうち前記3つのビームのそれぞれの0次回折光のみ
が対物レンズ17の開口に入射するように、領域16B
の格子ピッチが設計されている。また、磁気記憶媒体4
で反射、回折して、回折素子16の領域16Bに入射し
た3つのビーム70は、複数の回折光に分岐され、この
うち±1次回折光71、72のみが光検出器15によっ
て受光される。
【0005】図5に、従来の磁気記録装置における磁気
記憶媒体と集光されたビームとの関係を示す。図5に示
すように、磁気記憶媒体4には、等間隔に隣接するトラ
ック(磁気ヘッド14によって情報を記録または再生す
る領域)の中間に案内溝が形成されており、案内溝とそ
れ以外の部分の反射率の差により、トラッキング誤差信
号を光学的に検出することができるようにされている。
図5中、Tn-1、Tn、Tn+1・・・はトラックであり、
Gn-1、Gn、Gn+1・・・は案内溝である。トラックピ
ッチptは、例えば20μmに、案内溝の幅は2μmに
それぞれ設定されている。
記憶媒体と集光されたビームとの関係を示す。図5に示
すように、磁気記憶媒体4には、等間隔に隣接するトラ
ック(磁気ヘッド14によって情報を記録または再生す
る領域)の中間に案内溝が形成されており、案内溝とそ
れ以外の部分の反射率の差により、トラッキング誤差信
号を光学的に検出することができるようにされている。
図5中、Tn-1、Tn、Tn+1・・・はトラックであり、
Gn-1、Gn、Gn+1・・・は案内溝である。トラックピ
ッチptは、例えば20μmに、案内溝の幅は2μmに
それぞれ設定されている。
【0006】ビーム70のうち、70Aは回折素子16
の領域16Aで生成された0次回折光にもとづいて領域
16Bで生成された0次回折光、70B、70Cは回折
素子16の領域16Aで生成された±1次回折光にもと
づいて領域16Bで、生成された0次回折光である。こ
の3つのビーム70A〜70Cは、磁気記憶媒体4の上
の案内溝Gnに対して隣接する案内溝Gn間のピッチを
ptとするとき、各々pt/4の間隔となるように配置
される。
の領域16Aで生成された0次回折光にもとづいて領域
16Bで生成された0次回折光、70B、70Cは回折
素子16の領域16Aで生成された±1次回折光にもと
づいて領域16Bで、生成された0次回折光である。こ
の3つのビーム70A〜70Cは、磁気記憶媒体4の上
の案内溝Gnに対して隣接する案内溝Gn間のピッチを
ptとするとき、各々pt/4の間隔となるように配置
される。
【0007】図6(a)、(b)に、従来の磁気記録装
置における回折素子の格子パターンを示し、図6(c)
に、従来の磁気記録装置における光検出器とビームとの
関係を示す。図6(a)、(b)に示すように、回折素
子16の領域16A、16Bに形成された格子パターン
は、それぞれ等ピッチのパターンであり、領域16Aの
格子パターンと領域16Bの格子パターンとは直交して
いる。図6(c)に示すように、光検出器15によって
受光される±1次回折光71、72は、それぞれ3つの
ビーム71A〜71C、72A〜72Cからなってい
る。光検出器15は、6つの受光部15A〜15Fを有
しており、ビーム71Aは受光部15Bで、ビーム71
Bは受光部15Aで、ビーム71Cは受光部15Cで、
ビーム72Aは受光部15Eで、ビーム72Bは受光部
15Dで、ビーム72Cは受光部15Fでそれぞれ受光
される。
置における回折素子の格子パターンを示し、図6(c)
に、従来の磁気記録装置における光検出器とビームとの
関係を示す。図6(a)、(b)に示すように、回折素
子16の領域16A、16Bに形成された格子パターン
は、それぞれ等ピッチのパターンであり、領域16Aの
格子パターンと領域16Bの格子パターンとは直交して
いる。図6(c)に示すように、光検出器15によって
受光される±1次回折光71、72は、それぞれ3つの
ビーム71A〜71C、72A〜72Cからなってい
る。光検出器15は、6つの受光部15A〜15Fを有
しており、ビーム71Aは受光部15Bで、ビーム71
Bは受光部15Aで、ビーム71Cは受光部15Cで、
ビーム72Aは受光部15Eで、ビーム72Bは受光部
15Dで、ビーム72Cは受光部15Fでそれぞれ受光
される。
【0008】図6(c)に示すように、光源1は、シリ
コン基板をエッチングした光検出器15の上に配置され
ている。また、シリコン基板上にはミラー150が形成
されており、光源1から出射されたビーム70がミラー
150で反射され、光検出器15の受光部15A〜15
Fが形成されたX−Y平面に対して垂直なZ軸方向に出
射するようにされている。
コン基板をエッチングした光検出器15の上に配置され
ている。また、シリコン基板上にはミラー150が形成
されており、光源1から出射されたビーム70がミラー
150で反射され、光検出器15の受光部15A〜15
Fが形成されたX−Y平面に対して垂直なZ軸方向に出
射するようにされている。
【0009】図7に、従来の磁気記録装置における信号
処理部の回路構成を示す。図7に示すように、光検出器
15の受光部15A、15B、15C(または15D、
15E、15F)は、それぞれI−V変換部355、3
54、353に接続されている。これにより、光検出器
15の受光部15A、15B、15C(または15D、
15E、15F)から出力される電気信号は、それぞれ
I−V変換部355、354、353で電圧信号に変換
される。I−V変換部355、354、353から出力
される電圧信号v5(またはv6、v7)はビーム70が
磁気記憶媒体4の案内溝(たとえば、Gn)の中心から
変位xを有するとき、それぞれ近似的に下記(数1)〜
(数3)によって表記されるような波形となる。
処理部の回路構成を示す。図7に示すように、光検出器
15の受光部15A、15B、15C(または15D、
15E、15F)は、それぞれI−V変換部355、3
54、353に接続されている。これにより、光検出器
15の受光部15A、15B、15C(または15D、
15E、15F)から出力される電気信号は、それぞれ
I−V変換部355、354、353で電圧信号に変換
される。I−V変換部355、354、353から出力
される電圧信号v5(またはv6、v7)はビーム70が
磁気記憶媒体4の案内溝(たとえば、Gn)の中心から
変位xを有するとき、それぞれ近似的に下記(数1)〜
(数3)によって表記されるような波形となる。
【0010】
【数1】
【0011】
【数2】
【0012】
【数3】
【0013】上記(数1)〜(数3)において、A1〜
A3は振幅、B1〜B3は直流成分である。I−V変換部
353、354は、それぞれ可変利得増幅部476、4
77を介して作動演算部374に接続されている。これ
により、I−V変換部353、354から出力される電
圧信号v5、v6は、それぞれ可変利得増幅部476、4
77で所望の振幅に調整された後、作動演算部374で
作動演算され、電圧信号v8として出力される。また、
I−V変換部354、355から出力される電圧信号v
5、v7は、それぞれ可変利得増幅部478、479で所
望の振幅に調整された後、作動演算部375で作動演算
され、電圧信号v9として出力される。
A3は振幅、B1〜B3は直流成分である。I−V変換部
353、354は、それぞれ可変利得増幅部476、4
77を介して作動演算部374に接続されている。これ
により、I−V変換部353、354から出力される電
圧信号v5、v6は、それぞれ可変利得増幅部476、4
77で所望の振幅に調整された後、作動演算部374で
作動演算され、電圧信号v8として出力される。また、
I−V変換部354、355から出力される電圧信号v
5、v7は、それぞれ可変利得増幅部478、479で所
望の振幅に調整された後、作動演算部375で作動演算
され、電圧信号v9として出力される。
【0014】作動演算部374、375から出力される
電圧信号v8、v9は、それぞれ下記(数4)、(数5)
によって表記されるような、位相がπ/2だけ異なる正
弦波となる。
電圧信号v8、v9は、それぞれ下記(数4)、(数5)
によって表記されるような、位相がπ/2だけ異なる正
弦波となる。
【0015】
【数4】
【0016】
【数5】
【0017】上記(数4)、(数5)において、A4は
振幅である。作動演算部374、375は、それぞれ可
変利得増幅部474、475を介して作動演算部433
に接続されている。これにより、作動演算部374、3
75から出力される電圧信号v8、v9は、それぞれ可変
利得増幅部474、475で所望の振幅に調整された
後、演算部433で加算され、電圧信号v10として出力
される。電圧信号v10は、下記(数6)で表記されるよ
うな波形となり、トラッキング誤差信号として出力端子
403から出力される。
振幅である。作動演算部374、375は、それぞれ可
変利得増幅部474、475を介して作動演算部433
に接続されている。これにより、作動演算部374、3
75から出力される電圧信号v8、v9は、それぞれ可変
利得増幅部474、475で所望の振幅に調整された
後、演算部433で加算され、電圧信号v10として出力
される。電圧信号v10は、下記(数6)で表記されるよ
うな波形となり、トラッキング誤差信号として出力端子
403から出力される。
【0018】
【数6】
【0019】上記(数6)において、K3、K4は、それ
ぞれ可変利得増幅部474、475の利得、Φ1は−π
/4である。トラッキング誤差信号v10は、利得K3、
K4を適当に選択することにより、任意の位相および振
幅を有する信号となる。
ぞれ可変利得増幅部474、475の利得、Φ1は−π
/4である。トラッキング誤差信号v10は、利得K3、
K4を適当に選択することにより、任意の位相および振
幅を有する信号となる。
【0020】次に、上記のように構成された磁気記録装
置におけるトラッキング動作について説明する。
置におけるトラッキング動作について説明する。
【0021】図4に示すように、光源1から出射された
直線偏光の発散ビーム70は回折素子16の領域16A
に入射して0次回折光および±1次回折光の3つのビー
ムに分岐される。領域16Aで生成された3つのビーム
は、領域16Bでさらに複数のビームに分岐されるが、
領域16Bで生成される回折光のうち0次回折光のみが
対物レンズ17の開口に入射する。この3つの回折光7
0A〜70Cは、対物レンズ17によって磁気記憶媒体
4の上に集光される(図5)。磁気記憶媒体4で反射、
回折したビーム70A〜70Cは、再び対物レンズ17
を透過して、回折素子16の領域16Bに入射し、複数
の回折光に分岐される。そして、分岐された回折光のう
ち±1次回折光71A〜71C、72A〜72Cのみが
光検出器15の受光部15A〜15Fによって受光され
る(図6(c))。光検出器15の受光部15A〜15
Fは、それぞれのビームの受光量に応じた電気信号を信
号処理部61(図7)に出力する。この電気信号は信号
処理部61で処理され、トラッキング誤差信号として駆
動部91に出力される。トラッキング誤差信号を受けた
駆動部91は、光学系及び磁気ヘッド14を含む基台1
3と磁気記憶媒体4との相対的な位置を調整する。これ
により、所望のトラックにトラッキングがなされる。
直線偏光の発散ビーム70は回折素子16の領域16A
に入射して0次回折光および±1次回折光の3つのビー
ムに分岐される。領域16Aで生成された3つのビーム
は、領域16Bでさらに複数のビームに分岐されるが、
領域16Bで生成される回折光のうち0次回折光のみが
対物レンズ17の開口に入射する。この3つの回折光7
0A〜70Cは、対物レンズ17によって磁気記憶媒体
4の上に集光される(図5)。磁気記憶媒体4で反射、
回折したビーム70A〜70Cは、再び対物レンズ17
を透過して、回折素子16の領域16Bに入射し、複数
の回折光に分岐される。そして、分岐された回折光のう
ち±1次回折光71A〜71C、72A〜72Cのみが
光検出器15の受光部15A〜15Fによって受光され
る(図6(c))。光検出器15の受光部15A〜15
Fは、それぞれのビームの受光量に応じた電気信号を信
号処理部61(図7)に出力する。この電気信号は信号
処理部61で処理され、トラッキング誤差信号として駆
動部91に出力される。トラッキング誤差信号を受けた
駆動部91は、光学系及び磁気ヘッド14を含む基台1
3と磁気記憶媒体4との相対的な位置を調整する。これ
により、所望のトラックにトラッキングがなされる。
【0022】このトラッキング誤差信号の検出方法は3
ビーム法として公知のものである。
ビーム法として公知のものである。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のように
構成された従来の磁気記録装置では、光検出器15の受
光部15A(または15B、15C)から出力されるの
は磁気記憶媒体4に集光された1個のビーム70A(ま
たは70B、70C)のみによる検出信号であるため信
号出力が小さく、また磁気記憶媒体4の反射率ばらつき
やあるいは案内溝Gn-1、Gn、Gn+1・・・の形状欠陥
に起因する光学雑音の影響により信号対雑音比が低下し
てトラッキング動作が不安定になるという問題点があっ
た。
構成された従来の磁気記録装置では、光検出器15の受
光部15A(または15B、15C)から出力されるの
は磁気記憶媒体4に集光された1個のビーム70A(ま
たは70B、70C)のみによる検出信号であるため信
号出力が小さく、また磁気記憶媒体4の反射率ばらつき
やあるいは案内溝Gn-1、Gn、Gn+1・・・の形状欠陥
に起因する光学雑音の影響により信号対雑音比が低下し
てトラッキング動作が不安定になるという問題点があっ
た。
【0024】本発明は、従来技術における前記課題を解
決するため、信号対雑音比の高いトラッキング信号を検
出することのできる磁気記録装置を提供することを目的
とする。
決するため、信号対雑音比の高いトラッキング信号を検
出することのできる磁気記録装置を提供することを目的
とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る磁気記録装置の構成は、等間隔な案内
溝を有するディスク状情報記録媒体と、光源から出射さ
れたビームを受けて3つのビームを生成する第一の回折
素子と、その3つのビームからそれぞれ更に3つのビー
ムを生成する第二の回折素子と、それらのビームを微小
スポットとして前記情報記録媒体に集光する集光光学系
と、その情報記録媒体から反射、回折し、再び前記集光
光学系を通過したそれぞれのビームをそれぞれ受光して
それぞれの受光強度に応じた出力を発生する光検出器
と、それらの光検出器の出力よりトラッキング誤差信号
を作成する信号処理手段と、そのトラッキング誤差信号
に応じて前記集光光学系と案内溝との相対的位置を変化
せしめる駆動装置とを有し、前記第二の回折素子により
それぞれ3つのビームに生成され、前記情報記録媒体に
集光された各ビームの間隔は、前記案内溝の間隔の整数
倍になるように設定されていることを特徴とする磁気記
録装置であって、前記情報記憶媒体上に前記第1の回折
素子で生成された3つのビームがさらに前記第2の回折
素子を通過することによって生成される合計9つのビー
ムを、前記集光光学系の倍率調整を行なうことによって
前記第2の回折素子で生成される3つのビームを前記情
報記憶媒体上の周期的な物理変化と同位相となる位置に
集光させることにより、光検出器のひとつの受光部で3
つのビームを検出するため光量が増加し、また情報記憶
媒体上の反射率ばらつきや案内溝の形状欠陥が原因で発
生する光学雑音の影響が低下するため信号対雑音比の良
好なトラッキング誤差信号が検出可能となる。
め、本発明に係る磁気記録装置の構成は、等間隔な案内
溝を有するディスク状情報記録媒体と、光源から出射さ
れたビームを受けて3つのビームを生成する第一の回折
素子と、その3つのビームからそれぞれ更に3つのビー
ムを生成する第二の回折素子と、それらのビームを微小
スポットとして前記情報記録媒体に集光する集光光学系
と、その情報記録媒体から反射、回折し、再び前記集光
光学系を通過したそれぞれのビームをそれぞれ受光して
それぞれの受光強度に応じた出力を発生する光検出器
と、それらの光検出器の出力よりトラッキング誤差信号
を作成する信号処理手段と、そのトラッキング誤差信号
に応じて前記集光光学系と案内溝との相対的位置を変化
せしめる駆動装置とを有し、前記第二の回折素子により
それぞれ3つのビームに生成され、前記情報記録媒体に
集光された各ビームの間隔は、前記案内溝の間隔の整数
倍になるように設定されていることを特徴とする磁気記
録装置であって、前記情報記憶媒体上に前記第1の回折
素子で生成された3つのビームがさらに前記第2の回折
素子を通過することによって生成される合計9つのビー
ムを、前記集光光学系の倍率調整を行なうことによって
前記第2の回折素子で生成される3つのビームを前記情
報記憶媒体上の周期的な物理変化と同位相となる位置に
集光させることにより、光検出器のひとつの受光部で3
つのビームを検出するため光量が増加し、また情報記憶
媒体上の反射率ばらつきや案内溝の形状欠陥が原因で発
生する光学雑音の影響が低下するため信号対雑音比の良
好なトラッキング誤差信号が検出可能となる。
【0026】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態におけ
る磁気記録装置の実施の形態を示す構成図であり、図2
は本発明に係る磁気記録装置における磁気記憶媒体と集
光されたビームとの関係を示す図である。また、図3は
本発明に係る磁気記録装置における光検出器とビームと
の関係を示す図である。図1および図2および図3に示
すように、基本的な構成は、上記従来の実施例の図4お
よび図5および図6に示した構成と同様であり、同一部
分には同一符号を付し、その説明は省略する。上記従来
の実施例と異なる点は、以下の点である。すなわち、上
記従来例においては、領域16Bで生成される回折光の
うち0次回折光のみが対物レンズ17に入射するように
領域16Bの格子ピッチが設計されていたが、本発明の
実施の形態においては領域16Bで生成される回折光の
0次回折光70に加え±1次回折光73、74も対物レ
ンズ17に入射するように領域16Bの格子ピッチが設
計されている。これにより図2に示すように、磁気記憶
媒体4上にはビーム70A、70B、70C、と73
A、73B、73Cおよび74A、74B、74Cの合
計9つのビームが集光されている。これらのビームのう
ち70Aは回折素子16の領域16Aで生成された0次
回折光からさらに領域16Bで生成された0次回折光、
70B、70Cは領域16Aで生成された±1次回折光
からさらに領域16Bで生成された0次回折光、73
A、74Aは回折素子16の領域16Aで生成された0
次回折光からさらに領域16Bで生成された±1次回折
光、73B、74B、は領域16Aで生成された+1次
回折光からさらに領域16Bで生成された±1次回折
光、73C、74Cは領域16Bで生成された−1次回
折光からさらに領域16Bで生成された±1次回折光で
ある。ビーム70と73およびビーム70と74の間隔
は等しく、これらは後述する方法により案内溝間隔pt
の整数倍となる間隔に配置される。図1に示すように、
磁気記憶媒体4で反射、回折し再び同じ集光光学系を透
過して回折素子16の領域16Bに入射したビーム7
0、73、74は、複数の回折光に分岐され、このうち
ビーム70の±1次回折光71、72は従来例と同じく
光検出器15によって受光される。これに加え本発明の
実施の形態ではビーム73、74の0次回折光75、7
6もビーム71、72と同一光路をたどって光検出器1
5によって受光される。図3に示すようにビーム75
A、75B、75Cはそれぞれビーム71A、71B、
71Cと重なって受光部15B、15A、15Cに、ま
たビーム76A、76B、76Cはそれぞれビーム72
A、72B、72Cと重なって受光部15E、15D、
15Fに受光される。
る磁気記録装置の実施の形態を示す構成図であり、図2
は本発明に係る磁気記録装置における磁気記憶媒体と集
光されたビームとの関係を示す図である。また、図3は
本発明に係る磁気記録装置における光検出器とビームと
の関係を示す図である。図1および図2および図3に示
すように、基本的な構成は、上記従来の実施例の図4お
よび図5および図6に示した構成と同様であり、同一部
分には同一符号を付し、その説明は省略する。上記従来
の実施例と異なる点は、以下の点である。すなわち、上
記従来例においては、領域16Bで生成される回折光の
うち0次回折光のみが対物レンズ17に入射するように
領域16Bの格子ピッチが設計されていたが、本発明の
実施の形態においては領域16Bで生成される回折光の
0次回折光70に加え±1次回折光73、74も対物レ
ンズ17に入射するように領域16Bの格子ピッチが設
計されている。これにより図2に示すように、磁気記憶
媒体4上にはビーム70A、70B、70C、と73
A、73B、73Cおよび74A、74B、74Cの合
計9つのビームが集光されている。これらのビームのう
ち70Aは回折素子16の領域16Aで生成された0次
回折光からさらに領域16Bで生成された0次回折光、
70B、70Cは領域16Aで生成された±1次回折光
からさらに領域16Bで生成された0次回折光、73
A、74Aは回折素子16の領域16Aで生成された0
次回折光からさらに領域16Bで生成された±1次回折
光、73B、74B、は領域16Aで生成された+1次
回折光からさらに領域16Bで生成された±1次回折
光、73C、74Cは領域16Bで生成された−1次回
折光からさらに領域16Bで生成された±1次回折光で
ある。ビーム70と73およびビーム70と74の間隔
は等しく、これらは後述する方法により案内溝間隔pt
の整数倍となる間隔に配置される。図1に示すように、
磁気記憶媒体4で反射、回折し再び同じ集光光学系を透
過して回折素子16の領域16Bに入射したビーム7
0、73、74は、複数の回折光に分岐され、このうち
ビーム70の±1次回折光71、72は従来例と同じく
光検出器15によって受光される。これに加え本発明の
実施の形態ではビーム73、74の0次回折光75、7
6もビーム71、72と同一光路をたどって光検出器1
5によって受光される。図3に示すようにビーム75
A、75B、75Cはそれぞれビーム71A、71B、
71Cと重なって受光部15B、15A、15Cに、ま
たビーム76A、76B、76Cはそれぞれビーム72
A、72B、72Cと重なって受光部15E、15D、
15Fに受光される。
【0027】次にビーム70、73、74を案内溝に対
して同位相とするための実施の形態を説明する。図1
(b)に示すように情報の記録、再生を行なう磁気ヘッ
ド14を含む基台13には光検出器15と回折素子16
が取り付けられた支持体22がZ方向に調整可能に取り
付けられている。また支持体22には対物レンズ17を
取り付けた支持体21がZ方向に調整可能に取り付けら
れている。支持体21および支持体22はまずビーム7
0が磁気記憶媒体4に概略合焦点となるよう仮取付けす
る。次にビーム70とビーム73(あるいは74)の間
隔はこの集光光学系の倍率によって定まるので、ビーム
間隔が案内溝間隔ptと等しくなる、すなわちビーム7
0、73、74が案内溝に対して同位相になるように対
物レンズ17を取り付けた支持体21をZ方向に位置調
整して倍率を調整する。最後に支持体21を位置調整し
た結果、焦点位置が磁気記憶媒体4からずれた場合は合
焦点となるよう支持体22をZ方向に位置調整する。
して同位相とするための実施の形態を説明する。図1
(b)に示すように情報の記録、再生を行なう磁気ヘッ
ド14を含む基台13には光検出器15と回折素子16
が取り付けられた支持体22がZ方向に調整可能に取り
付けられている。また支持体22には対物レンズ17を
取り付けた支持体21がZ方向に調整可能に取り付けら
れている。支持体21および支持体22はまずビーム7
0が磁気記憶媒体4に概略合焦点となるよう仮取付けす
る。次にビーム70とビーム73(あるいは74)の間
隔はこの集光光学系の倍率によって定まるので、ビーム
間隔が案内溝間隔ptと等しくなる、すなわちビーム7
0、73、74が案内溝に対して同位相になるように対
物レンズ17を取り付けた支持体21をZ方向に位置調
整して倍率を調整する。最後に支持体21を位置調整し
た結果、焦点位置が磁気記憶媒体4からずれた場合は合
焦点となるよう支持体22をZ方向に位置調整する。
【0028】以上のような構成とすることによりビーム
70、73、74は案内溝に対して同位相となる。これ
によってビーム70に加えビーム73、74が磁気記憶
媒体4で反射、回折したビームを光検出部で加算して信
号出力されるため、従来ビーム70のみによって得られ
ていた光検出器の信号出力に比べ信号強度がビーム73
と74が加わった分増加するため電気的な雑音に対する
信号対雑音比が向上する上、複数のビームで検出を行な
うことによって磁気記憶媒体4の反射率ばらつきや案内
溝の形状欠陥による光学的な雑音を平均化して低減させ
る効果があるため、従来の実施例に比べ光学的雑音に対
する信号対雑音比が向上したトラッキング誤差信号を得
ることが可能となる。
70、73、74は案内溝に対して同位相となる。これ
によってビーム70に加えビーム73、74が磁気記憶
媒体4で反射、回折したビームを光検出部で加算して信
号出力されるため、従来ビーム70のみによって得られ
ていた光検出器の信号出力に比べ信号強度がビーム73
と74が加わった分増加するため電気的な雑音に対する
信号対雑音比が向上する上、複数のビームで検出を行な
うことによって磁気記憶媒体4の反射率ばらつきや案内
溝の形状欠陥による光学的な雑音を平均化して低減させ
る効果があるため、従来の実施例に比べ光学的雑音に対
する信号対雑音比が向上したトラッキング誤差信号を得
ることが可能となる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の磁気記録
装置によれば、情報記憶媒体上に第1の回折素子で生成
された3つのビームがさらに第2の回折素子を通過する
ことによって生成される合計9つのビームを、前記集光
光学系の倍率調整を行なうことによって第2の回折素子
で生成される3つのビームを情報記憶媒体上の周期的な
物理変化と同位相となる位置に集光させることにより、
従来の3つのビームによる検出方法に比べ信号雑音比の
より良好なトラッキング誤差信号を検出することが可能
である。
装置によれば、情報記憶媒体上に第1の回折素子で生成
された3つのビームがさらに第2の回折素子を通過する
ことによって生成される合計9つのビームを、前記集光
光学系の倍率調整を行なうことによって第2の回折素子
で生成される3つのビームを情報記憶媒体上の周期的な
物理変化と同位相となる位置に集光させることにより、
従来の3つのビームによる検出方法に比べ信号雑音比の
より良好なトラッキング誤差信号を検出することが可能
である。
【図1】(a)本発明の実施の形態における磁気記録装
置の構成要部を模式的に示す図図 (b)同磁気記録装置の要部を示す側面図
置の構成要部を模式的に示す図図 (b)同磁気記録装置の要部を示す側面図
【図2】同磁気記録装置における磁気記憶媒体と集光さ
れるビームとの関係を示す平面図
れるビームとの関係を示す平面図
【図3】同磁気記録装置における光検出器とビームとの
関係を示す平面図
関係を示す平面図
【図4】(a)従来の磁気記録装置の要部を模式的に示
す図 (b)同磁気記録装置の要部を示す側面図
す図 (b)同磁気記録装置の要部を示す側面図
【図5】同磁気記録装置の磁気記憶媒体と集光されるビ
ームとの関係を示す平面図
ームとの関係を示す平面図
【図6】(a)同磁気記録装置に使用される回折素子の
格子パターンを示す平面図 (b)同磁気記録装置に使用されるもう1つの回折素子
の格子パターンを示す平面図 (c)同磁気記録装置における光検出器とビームとの関
係を示す平面図
格子パターンを示す平面図 (b)同磁気記録装置に使用されるもう1つの回折素子
の格子パターンを示す平面図 (c)同磁気記録装置における光検出器とビームとの関
係を示す平面図
【図7】同磁気記録装置に使用される信号処理部を示す
電気的回路図
電気的回路図
1 半導体レーザー光源 2 開口 4 磁気記憶媒体 13 基台 14 磁気ヘッド 15 光検出器 15A〜F 受光部 16 回折素子 16A 領域 16B 領域 17 対物レンズ 21 支持体 22 支持体 61 信号処理部
Claims (1)
- 【請求項1】等間隔な案内溝を有するディスク状情報記
録媒体と、光源から出射されたビームを受けて3つのビ
ームを生成する第一の回折素子と、その3つのビームか
らそれぞれ更に3つのビームを生成する第二の回折素子
と、それらのビームを微小スポットとして前記情報記録
媒体に集光する集光光学系と、その情報記録媒体から反
射、回折し、再び前記集光光学系を通過したそれぞれの
ビームをそれぞれ受光してそれぞれの受光強度に応じた
出力を発生する光検出器と、それらの光検出器の出力よ
りトラッキング誤差信号を作成する信号処理手段と、そ
のトラッキング誤差信号に応じて前記集光光学系と案内
溝との相対的位置を変化せしめる駆動装置とを有し、前
記第二の回折素子によりそれぞれ3つのビームに生成さ
れ、前記情報記録媒体に集光された各ビームの間隔は、
前記案内溝の間隔の整数倍になるように設定されている
ことを特徴とする磁気記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34112697A JP3362652B2 (ja) | 1997-12-11 | 1997-12-11 | 磁気記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34112697A JP3362652B2 (ja) | 1997-12-11 | 1997-12-11 | 磁気記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11175940A true JPH11175940A (ja) | 1999-07-02 |
JP3362652B2 JP3362652B2 (ja) | 2003-01-07 |
Family
ID=18343504
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34112697A Expired - Fee Related JP3362652B2 (ja) | 1997-12-11 | 1997-12-11 | 磁気記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3362652B2 (ja) |
-
1997
- 1997-12-11 JP JP34112697A patent/JP3362652B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3362652B2 (ja) | 2003-01-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR930005784B1 (ko) | 광학식 헤드의 트랙킹 오차 검출방식 | |
JP2793067B2 (ja) | 光ヘッド | |
KR0164859B1 (ko) | 광학헤드 및 광학 메모리 장치 | |
KR100235912B1 (ko) | 정보기록매체, 트래킹 오차신호 검출장치, 정보기록장치 및 정보기록장치의 조정방법 | |
JP3720851B2 (ja) | 光学式走査装置 | |
KR20070015043A (ko) | 광 헤드 장치 및 정보 기록/재생 장치 | |
US5572323A (en) | Infinitesimal displacement measuring apparatus and optical pick-up unit | |
JP3844153B2 (ja) | 光ヘッド装置および光情報処理方法 | |
JP3362652B2 (ja) | 磁気記録装置 | |
JPH0370859B2 (ja) | ||
US6728192B1 (en) | Tracking error signal detection system for optical recording medium | |
JP3307347B2 (ja) | 磁気記録装置及び光学素子 | |
JPH056564A (ja) | 光デイスク読取り装置におけるトラツキング誤差検出方式 | |
KR100428332B1 (ko) | 자기 기록 장치 | |
JP2858202B2 (ja) | 光ピックアップ | |
JPH10199012A (ja) | 光ピックアップ | |
JPH1092040A (ja) | 磁気記録装置 | |
US6741416B2 (en) | Tracking signal generating device and method, and magnetic recording/reproducing system | |
JP4212572B2 (ja) | 光ヘッド装置および光情報処理方法 | |
JPH08329533A (ja) | 光ディスク用トラックピッチムラ測定装置 | |
JPH0525064Y2 (ja) | ||
JPS61190723A (ja) | 光ヘツド装置 | |
JP2000315306A (ja) | 磁気記録装置 | |
JPS63179420A (ja) | 3ビ−ム方式光ピツクアツプ装置の回折格子方向検出装置 | |
JPH09180214A (ja) | 光ディスク装置における光学ヘッド装置及びそれを用いたトラックウォブル信号の検出方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |