JPH11175549A - 情報処理機器及び情報処理機器における情報検索方法並びに情報処理機器における情報検索処理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
情報処理機器及び情報処理機器における情報検索方法並びに情報処理機器における情報検索処理プログラムを記録した記録媒体Info
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- JPH11175549A JPH11175549A JP9341624A JP34162497A JPH11175549A JP H11175549 A JPH11175549 A JP H11175549A JP 9341624 A JP9341624 A JP 9341624A JP 34162497 A JP34162497 A JP 34162497A JP H11175549 A JPH11175549 A JP H11175549A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高速な連続ページ送りにより所望とする情報
検索を行う際、各ページに取り込まれた情報の確認がし
にくくなる。 【解決手段】 ページ送り手段4と、ページ送りが連続
的なページ送り操作であるか否かを監視し、連続的なペ
ージ送り操作がなされている場合は、連続的なページ送
り状態を複数の段階を示す信号を出力する連続ページ送
り監視手段6と、各段階を示す信号を受け、それぞれの
段階に対応した表示内容を構成するページデータ構成手
段2とを少なくとも有する。そして、ページデータ構成
手段2により構成された各段階に対応した表示内容を、
その段階における連続ページ送り操作中に表示する。た
とえば、第1段階ではおおまかな表示、第2段階ではペ
ージ番号のみの表示、第3段階ではページごとに取り込
んだ情報の種類表示などというように段階に応じた表示
内容でのページ送りを行う。
検索を行う際、各ページに取り込まれた情報の確認がし
にくくなる。 【解決手段】 ページ送り手段4と、ページ送りが連続
的なページ送り操作であるか否かを監視し、連続的なペ
ージ送り操作がなされている場合は、連続的なページ送
り状態を複数の段階を示す信号を出力する連続ページ送
り監視手段6と、各段階を示す信号を受け、それぞれの
段階に対応した表示内容を構成するページデータ構成手
段2とを少なくとも有する。そして、ページデータ構成
手段2により構成された各段階に対応した表示内容を、
その段階における連続ページ送り操作中に表示する。た
とえば、第1段階ではおおまかな表示、第2段階ではペ
ージ番号のみの表示、第3段階ではページごとに取り込
んだ情報の種類表示などというように段階に応じた表示
内容でのページ送りを行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データ、ペン
入力データなどの複数種類のデータを1つのページデー
タとして管理可能な情報処理機器などにおいて、取り込
まれたデータ検索を効率よく行えるようにした情報処理
機器及び情報処理機器における情報検索方法並びに情報
処理機器における情報検索処理プログラムを記録した記
憶媒体に関する。
入力データなどの複数種類のデータを1つのページデー
タとして管理可能な情報処理機器などにおいて、取り込
まれたデータ検索を効率よく行えるようにした情報処理
機器及び情報処理機器における情報検索方法並びに情報
処理機器における情報検索処理プログラムを記録した記
憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、電子手帳的な携帯用情報処理機器
が普及してきている。この種の携帯用情報処理機器の中
には、ペン入力による手書き情報は勿論、画像情報や音
情報をも取り込むことができ、しかも、取り込んだ様々
な情報を1つのページ単位の情報として管理できるもの
がある。
が普及してきている。この種の携帯用情報処理機器の中
には、ペン入力による手書き情報は勿論、画像情報や音
情報をも取り込むことができ、しかも、取り込んだ様々
な情報を1つのページ単位の情報として管理できるもの
がある。
【0003】すなわち、画面上に開かれたページに、画
像を取り込んで、ペンによってその画像に何らかのコメ
ントを書き込み、さらに、音声による説明などを付け加
えるなどの各種の情報をページを変えることなく、現在
開かれているページに重ねて取り込みむことができると
いうものである。この場合、取り込まれた各種の情報
は、ページごとにそのページ情報として管理され、あと
になって、そのページを開けば、そのページ取り込まれ
た情報を1つの画面上に表示することができる。
像を取り込んで、ペンによってその画像に何らかのコメ
ントを書き込み、さらに、音声による説明などを付け加
えるなどの各種の情報をページを変えることなく、現在
開かれているページに重ねて取り込みむことができると
いうものである。この場合、取り込まれた各種の情報
は、ページごとにそのページ情報として管理され、あと
になって、そのページを開けば、そのページ取り込まれ
た情報を1つの画面上に表示することができる。
【0004】このように、携帯用情報処理機器は様々な
機能を有した利便性の高いものが開発され実用化されて
きている。
機能を有した利便性の高いものが開発され実用化されて
きている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の携帯用情報処理機器は、取り込んだ情報をあとになっ
て読み出そうとするとき、多数のページの中から所望と
するページの情報を検索する処理がきわめて面倒である
という問題があった。
の携帯用情報処理機器は、取り込んだ情報をあとになっ
て読み出そうとするとき、多数のページの中から所望と
するページの情報を検索する処理がきわめて面倒である
という問題があった。
【0006】この情報検索処理を高速に行うために、連
続的なページ送り動作時においては、1ページごとに表
示される情報をおおまかな表示とすることによって、よ
り高速なページ送り動作を可能とし、これにより、高速
な検索を可能とすることが従来より行われている。
続的なページ送り動作時においては、1ページごとに表
示される情報をおおまかな表示とすることによって、よ
り高速なページ送り動作を可能とし、これにより、高速
な検索を可能とすることが従来より行われている。
【0007】ところで、画像情報はデータ量が多く、表
示しようとする画像情報を構成する全データを表示しよ
うとすると、表示に多くの時間を要するため、もとの画
像データを間引くなどの処理を行って、簡略化した画像
情報、つまり、おおまかな画像情報を一時的に生成して
表示するなどの方法を用いている。
示しようとする画像情報を構成する全データを表示しよ
うとすると、表示に多くの時間を要するため、もとの画
像データを間引くなどの処理を行って、簡略化した画像
情報、つまり、おおまかな画像情報を一時的に生成して
表示するなどの方法を用いている。
【0008】このように、画像情報に対するデータの間
引き処理を施して、おおまかな画像とすることにより、
表示に必要な時間を大幅に減らすことができ、高速なペ
ージ送りが可能となり、結果的に、検索を効率よく行う
ことができるようになる。
引き処理を施して、おおまかな画像とすることにより、
表示に必要な時間を大幅に減らすことができ、高速なペ
ージ送りが可能となり、結果的に、検索を効率よく行う
ことができるようになる。
【0009】しかしながら、単に画像データを間引いて
おおまかな画像を表示させるのでは、ページ送りをさら
に高速化して、より高速な検索を実現しようとした場
合、より一層、おおまかな画像とする必要がある。
おおまかな画像を表示させるのでは、ページ送りをさら
に高速化して、より高速な検索を実現しようとした場
合、より一層、おおまかな画像とする必要がある。
【0010】ところが、画像をあまり簡略化したおおま
かな画像とすると、ページ送りの際、視覚的に画像内容
を確認できなくなり、所望とするページの検索がしにく
くなるという問題がある。このため、画像データの間引
き処理には一定の限度があり、それ以外の方法で快適な
情報検索を可能とする手法が必要となっている。
かな画像とすると、ページ送りの際、視覚的に画像内容
を確認できなくなり、所望とするページの検索がしにく
くなるという問題がある。このため、画像データの間引
き処理には一定の限度があり、それ以外の方法で快適な
情報検索を可能とする手法が必要となっている。
【0011】そこで本発明は、画像情報、ペン入力情報
などの複数種類の情報を1つのページデータとして管理
可能な携帯用情報処理機器などに取り込まれた情報の検
索を行う際、連続的なページ送り状態に応じた表示内容
でのページ送りを行うことで、効率よく快適な情報検索
を可能とすることを目的としている。
などの複数種類の情報を1つのページデータとして管理
可能な携帯用情報処理機器などに取り込まれた情報の検
索を行う際、連続的なページ送り状態に応じた表示内容
でのページ送りを行うことで、効率よく快適な情報検索
を可能とすることを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の情報処理機器は、複数種類の情
報として少なくとも画像情報、ペン入力情報の取り込み
が可能であって、取り込まれたそれぞれの情報がそれぞ
れのページに関連づけられた情報として記憶手段に書き
込まれ、取り込まれた情報を読み出す際は、表示画面上
に所望のページを開くことによって、そのページに取り
込まれた情報を前記記憶手段から読み出し、当該ページ
のページ情報として表示する機能を有した情報処理機器
において、 ページ送りを行うページ送り手段と、この
ページ送り手段の操作状態が連続的なページ送り操作で
あるか否かを監視し、連続的なページ送り操作がなされ
ている場合は、連続的なページ送り状態を複数の段階を
示す信号として出力する連続ページ送り監視手段と、こ
の連続ページ送り監視手段からの複数の段階を示す信号
を受け、それぞれの段階に対応した表示内容を構成する
ページデータ構成手段とを少なくとも有し、前記ページ
データ構成手段により構成された複数段階の連続的な送
り状態に対応した表示内容を、各段階ごとに、その段階
における連続ページ送り操作中に表示するようにしてい
る。
めに、請求項1に記載の情報処理機器は、複数種類の情
報として少なくとも画像情報、ペン入力情報の取り込み
が可能であって、取り込まれたそれぞれの情報がそれぞ
れのページに関連づけられた情報として記憶手段に書き
込まれ、取り込まれた情報を読み出す際は、表示画面上
に所望のページを開くことによって、そのページに取り
込まれた情報を前記記憶手段から読み出し、当該ページ
のページ情報として表示する機能を有した情報処理機器
において、 ページ送りを行うページ送り手段と、この
ページ送り手段の操作状態が連続的なページ送り操作で
あるか否かを監視し、連続的なページ送り操作がなされ
ている場合は、連続的なページ送り状態を複数の段階を
示す信号として出力する連続ページ送り監視手段と、こ
の連続ページ送り監視手段からの複数の段階を示す信号
を受け、それぞれの段階に対応した表示内容を構成する
ページデータ構成手段とを少なくとも有し、前記ページ
データ構成手段により構成された複数段階の連続的な送
り状態に対応した表示内容を、各段階ごとに、その段階
における連続ページ送り操作中に表示するようにしてい
る。
【0013】そして、請求項2の発明は、請求項1にお
いて、前記連続ページ送り監視手段は、連続したページ
送り操作時間を計測し、計測された時間に対応して、連
続的なページ送り状態を複数の段階を示す信号として出
力するようにしている。
いて、前記連続ページ送り監視手段は、連続したページ
送り操作時間を計測し、計測された時間に対応して、連
続的なページ送り状態を複数の段階を示す信号として出
力するようにしている。
【0014】また、請求項3の発明は、請求項1または
2において、前記ページデータ構成手段は、前記連続ペ
ージ送り監視手段からのそれぞれの段階を示す信号を受
けると、それぞれの段階ごとに、その段階における連続
ページ送り操作中に、各ページに取り込まれた情報のお
おまかな表示、各ページのページ番号表示、各ページに
取り込まれた情報の種類表示、各ページに取り込まれた
情報の種類ごとにそれぞれのデータ量表示、連続ページ
送り操作時における現在のページ位置表示のいずれかの
表示をなすためのページデータを構成するようにしてい
る。
2において、前記ページデータ構成手段は、前記連続ペ
ージ送り監視手段からのそれぞれの段階を示す信号を受
けると、それぞれの段階ごとに、その段階における連続
ページ送り操作中に、各ページに取り込まれた情報のお
おまかな表示、各ページのページ番号表示、各ページに
取り込まれた情報の種類表示、各ページに取り込まれた
情報の種類ごとにそれぞれのデータ量表示、連続ページ
送り操作時における現在のページ位置表示のいずれかの
表示をなすためのページデータを構成するようにしてい
る。
【0015】また、請求項4に記載の情報処理機器にお
ける情報検索方法は、複数種類の情報として少なくとも
画像情報、ペン入力情報の取り込みが可能であって、取
り込まれたそれぞれの情報がそれぞれのページに関連づ
けられた情報として記憶手段に書き込まれ、取り込まれ
た情報を読み出す際は、表示画面上に所望のページを開
くことによって、そのページに取り込まれた情報を前記
記憶手段から読み出し、当該ページのページ情報として
表示する機能を有した情報処理機器における情報検索方
法において、所望とするページの情報を読み出すための
ページ送り操作がなされると、このページ送り操作状態
が連続的なページ送り操作であるか否かを監視し、連続
的なページ送り操作がなされている場合は、連続的なペ
ージ送り状態を複数の段階を示す信号として取り出し、
それぞれの段階に対応した表示内容をページデータとし
て構成したのち、そのページデータに基づいた表示内容
を、各段階ごとに、その段階における連続ページ送り動
作中に表示するようにしている。
ける情報検索方法は、複数種類の情報として少なくとも
画像情報、ペン入力情報の取り込みが可能であって、取
り込まれたそれぞれの情報がそれぞれのページに関連づ
けられた情報として記憶手段に書き込まれ、取り込まれ
た情報を読み出す際は、表示画面上に所望のページを開
くことによって、そのページに取り込まれた情報を前記
記憶手段から読み出し、当該ページのページ情報として
表示する機能を有した情報処理機器における情報検索方
法において、所望とするページの情報を読み出すための
ページ送り操作がなされると、このページ送り操作状態
が連続的なページ送り操作であるか否かを監視し、連続
的なページ送り操作がなされている場合は、連続的なペ
ージ送り状態を複数の段階を示す信号として取り出し、
それぞれの段階に対応した表示内容をページデータとし
て構成したのち、そのページデータに基づいた表示内容
を、各段階ごとに、その段階における連続ページ送り動
作中に表示するようにしている。
【0016】そして、請求項5の発明は、請求項1にお
いて、前記連続的なページ送り状態を複数の段階を示す
信号として取り出す処理は、連続したページ送り操作時
間を計測し、計測された時間に対応して、連続的なペー
ジ送り状態を複数の段階を示す信号として出力するよう
にしている。
いて、前記連続的なページ送り状態を複数の段階を示す
信号として取り出す処理は、連続したページ送り操作時
間を計測し、計測された時間に対応して、連続的なペー
ジ送り状態を複数の段階を示す信号として出力するよう
にしている。
【0017】また、請求項6の発明は、請求項4または
5において、前記段階に対応した表示内容を構成する処
理は、前記連続ページ送り状態を示す信号を受けると、
それぞれの段階ごとに、その段階における連続ページ送
り操作中に、各ページに取り込まれた情報のおおまかな
表示、各ページのページ番号表示、各ページに取り込ま
れた情報の種類表示、各ページに取り込まれた情報の種
類ごとにそれぞれのデータ量表示、連続ページ送り操作
時における現在のページ位置表示のいずれかの表示をな
すためのページデータを構成するようにしている。
5において、前記段階に対応した表示内容を構成する処
理は、前記連続ページ送り状態を示す信号を受けると、
それぞれの段階ごとに、その段階における連続ページ送
り操作中に、各ページに取り込まれた情報のおおまかな
表示、各ページのページ番号表示、各ページに取り込ま
れた情報の種類表示、各ページに取り込まれた情報の種
類ごとにそれぞれのデータ量表示、連続ページ送り操作
時における現在のページ位置表示のいずれかの表示をな
すためのページデータを構成するようにしている。
【0018】また、請求項7に記載の情報処理機器にお
ける情報検索処理プログラムを記録した記録媒体は、複
数種類の情報として少なくとも画像情報、ペン入力情報
の取り込みが可能であって、取り込まれたそれぞれの情
報がそれぞれのページに関連づけられた情報として記憶
手段に書き込まれ、取り込まれた情報を読み出す際は、
表示画面上に所望のページを開くことによって、そのペ
ージに取り込まれた情報を前記記憶手段から読み出し、
当該ページのページ情報として表示する機能を有した情
報処理機器における情報検索処理プログラムを記録した
記録媒体であって、その情報検索処理プログラムは、所
望とするページの情報を読み出すためのページ送り操作
がなされると、このページ送り操作状態が連続的なペー
ジ送り操作であるか否かを監視し、連続的なページ送り
操作がなされている場合は、連続的なページ送り状態を
複数の段階を示す信号として取り出し、それぞれの段階
に対応した表示内容をページデータとして構成したの
ち、そのページデータに基づいた表示内容を、各段階ご
とに、その段階における連続ページ送り動作中に表示す
るような処理を行う。
ける情報検索処理プログラムを記録した記録媒体は、複
数種類の情報として少なくとも画像情報、ペン入力情報
の取り込みが可能であって、取り込まれたそれぞれの情
報がそれぞれのページに関連づけられた情報として記憶
手段に書き込まれ、取り込まれた情報を読み出す際は、
表示画面上に所望のページを開くことによって、そのペ
ージに取り込まれた情報を前記記憶手段から読み出し、
当該ページのページ情報として表示する機能を有した情
報処理機器における情報検索処理プログラムを記録した
記録媒体であって、その情報検索処理プログラムは、所
望とするページの情報を読み出すためのページ送り操作
がなされると、このページ送り操作状態が連続的なペー
ジ送り操作であるか否かを監視し、連続的なページ送り
操作がなされている場合は、連続的なページ送り状態を
複数の段階を示す信号として取り出し、それぞれの段階
に対応した表示内容をページデータとして構成したの
ち、そのページデータに基づいた表示内容を、各段階ご
とに、その段階における連続ページ送り動作中に表示す
るような処理を行う。
【0019】このように、本発明は、ページ送り操作が
連続的なページ送り操作であるか否かを監視し、連続的
なページ送り操作である場合は、連続的なページ送り状
態を複数段階に分けて、それぞれの段階ごとに、各段階
に対応したページデータを構成し、そのページデータに
基づく表示を行いながらページ送りを行うようにしてい
る。
連続的なページ送り操作であるか否かを監視し、連続的
なページ送り操作である場合は、連続的なページ送り状
態を複数段階に分けて、それぞれの段階ごとに、各段階
に対応したページデータを構成し、そのページデータに
基づく表示を行いながらページ送りを行うようにしてい
る。
【0020】すなわち、連続的なページ送り状態を、連
続したページ送り操作を行っている時間で判断し、その
操作時間によって、連続的ページ送り操作状態を、幾つ
かの段階、たとえば、第1段階(連続的ページ送りの度
合いが比較的小さい)〜第5段階(連続的ページ送りの
度合いが大きい)に分けている。そして、それぞれの段
階ごとに、各段階に対応したページデータを構成し、そ
のページデータに基づく表示を行いながらページ送りを
行う。
続したページ送り操作を行っている時間で判断し、その
操作時間によって、連続的ページ送り操作状態を、幾つ
かの段階、たとえば、第1段階(連続的ページ送りの度
合いが比較的小さい)〜第5段階(連続的ページ送りの
度合いが大きい)に分けている。そして、それぞれの段
階ごとに、各段階に対応したページデータを構成し、そ
のページデータに基づく表示を行いながらページ送りを
行う。
【0021】このように、連続ページ送りの度合いに対
応して、連続ページ送り操作中の表示の仕方を変えるこ
とで、たとえば、連続ページ送りの度合いが小さい場合
と大き場合それぞれに適した表示内容での連続ページ送
りが可能となる。
応して、連続ページ送り操作中の表示の仕方を変えるこ
とで、たとえば、連続ページ送りの度合いが小さい場合
と大き場合それぞれに適した表示内容での連続ページ送
りが可能となる。
【0022】たとえば、第1段階では、各ページの情報
を大まかな表示により表示しながらページ送りを行い、
第2段階では、ページ番号のみの表示を行いながらペー
ジ送りを行い、第3段階では、各ページごとにどのよう
な種類の情報が取り込まれているかを示す表示を行いな
がらページ送りを行うなど、それぞれの段階に対応した
表示によりページ送りを行う。
を大まかな表示により表示しながらページ送りを行い、
第2段階では、ページ番号のみの表示を行いながらペー
ジ送りを行い、第3段階では、各ページごとにどのよう
な種類の情報が取り込まれているかを示す表示を行いな
がらページ送りを行うなど、それぞれの段階に対応した
表示によりページ送りを行う。
【0023】これにより、連続ページ送り状態に応じた
表示内容でのページ送りが可能となり、たとえ、高速の
連続ページ送りがなされても視覚的に内容を確認し易い
状態でのページ送りが行え、所望とする情報の検索を快
適にしかも効率よく行うことができる。
表示内容でのページ送りが可能となり、たとえ、高速の
連続ページ送りがなされても視覚的に内容を確認し易い
状態でのページ送りが行え、所望とする情報の検索を快
適にしかも効率よく行うことができる。
【0024】また、連続ページ送りの度合いは、連続ペ
ージ送りを行っている時間(具体的には、ユーザがペー
ジ送りボタンを連続して押し続けている時間)を計測
し、その時間によってそれぞれの段階を決定するように
しているので、連続ページ送り状態を的確に反映したも
のとすることができ、しかも、カウンタなど簡単な構成
要素を設けることで実現できるので、構成や処理を簡単
なものとすることができる。
ージ送りを行っている時間(具体的には、ユーザがペー
ジ送りボタンを連続して押し続けている時間)を計測
し、その時間によってそれぞれの段階を決定するように
しているので、連続ページ送り状態を的確に反映したも
のとすることができ、しかも、カウンタなど簡単な構成
要素を設けることで実現できるので、構成や処理を簡単
なものとすることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。
を参照しながら説明する。
【0026】図1は本発明の実施の形態である携帯用情
報処理機器の概略的な構成を示すもので、データ記憶手
段1、ページデータ構成手段2、データ表示手段3、ペ
ージ送り手段4、ページ送り監視手段5、連続ページ送
り監視手段6などから構成されている。
報処理機器の概略的な構成を示すもので、データ記憶手
段1、ページデータ構成手段2、データ表示手段3、ペ
ージ送り手段4、ページ送り監視手段5、連続ページ送
り監視手段6などから構成されている。
【0027】データ記憶手段1は、各ページごとに取り
込まれた様々な情報(たとえば、画像情報、ペン入力情
報、音声情報など)を格納する記憶手段である。このデ
ータ記憶手段1には、取り込まれた各種情報のデータが
図2に示すような内容で格納される。図2は、現在、情
報の取り込みを行っているページ(3ページ目とする)
と、さらに、その前のページ(2ページ目とする)と、
さらに、その前のページ(1ページ目とする)の内容が
示されている。以下、図2について簡単に説明する。
込まれた様々な情報(たとえば、画像情報、ペン入力情
報、音声情報など)を格納する記憶手段である。このデ
ータ記憶手段1には、取り込まれた各種情報のデータが
図2に示すような内容で格納される。図2は、現在、情
報の取り込みを行っているページ(3ページ目とする)
と、さらに、その前のページ(2ページ目とする)と、
さらに、その前のページ(1ページ目とする)の内容が
示されている。以下、図2について簡単に説明する。
【0028】図2において、アドレスA0,A1,A
2,・・・には、情報が取り込まれた各ページのアドレ
スが書き込まれている。たとえば、アドレスA0には1
ページ目のデータが書き込まれたアドレスB0が書き込
まれ、アドレスA1には2ページ目のデータが書き込ま
れたアドレスB1が書き込まれ、アドレスA2には3ペ
ージ目のデータが書き込まれたアドレスB2が書き込ま
れているそして、アドレスB0,B1,B2には、それ
ぞれ対応するページのデータが記憶されているアドレス
や前後のページを示すデータが書き込まれている。たと
えば、アドレスB0には、次のページを示すデータとし
て、「B1」が書き込まれ、前のページを示すデータと
して、データがないことを示す「NULL」が書き込ま
れるとともに、この1ページ目に取り込まれている各種
データや1ページ目の付加情報が格納されているアドレ
スとしてアドレスC0,C1,C2,C3が書き込まれ
ている。同様に、アドレスB1には、次のページを示す
データとして、「B2」が書き込まれ、前のページを示
すデータとして、「B0」が書き込まれるとともに、こ
の2ページ目に取り込まれている各種情報に対するデー
タや2ページ目の付加情報が格納されているアドレスと
してアドレスD0,D1,D2,D3が書き込まれてい
る。
2,・・・には、情報が取り込まれた各ページのアドレ
スが書き込まれている。たとえば、アドレスA0には1
ページ目のデータが書き込まれたアドレスB0が書き込
まれ、アドレスA1には2ページ目のデータが書き込ま
れたアドレスB1が書き込まれ、アドレスA2には3ペ
ージ目のデータが書き込まれたアドレスB2が書き込ま
れているそして、アドレスB0,B1,B2には、それ
ぞれ対応するページのデータが記憶されているアドレス
や前後のページを示すデータが書き込まれている。たと
えば、アドレスB0には、次のページを示すデータとし
て、「B1」が書き込まれ、前のページを示すデータと
して、データがないことを示す「NULL」が書き込ま
れるとともに、この1ページ目に取り込まれている各種
データや1ページ目の付加情報が格納されているアドレ
スとしてアドレスC0,C1,C2,C3が書き込まれ
ている。同様に、アドレスB1には、次のページを示す
データとして、「B2」が書き込まれ、前のページを示
すデータとして、「B0」が書き込まれるとともに、こ
の2ページ目に取り込まれている各種情報に対するデー
タや2ページ目の付加情報が格納されているアドレスと
してアドレスD0,D1,D2,D3が書き込まれてい
る。
【0029】さらに、アドレスB2には、次のページを
示すデータとして、「NULL」が書き込まれ、前のペ
ージを示すデータとして、「B1」が書き込まれるとと
もに、この3ページ目に取り込まれている各種情報に対
するデータや3ページ目の付加情報が格納されているア
ドレスとしてアドレスE0,E1,E2,E3が書き込
まれている。
示すデータとして、「NULL」が書き込まれ、前のペ
ージを示すデータとして、「B1」が書き込まれるとと
もに、この3ページ目に取り込まれている各種情報に対
するデータや3ページ目の付加情報が格納されているア
ドレスとしてアドレスE0,E1,E2,E3が書き込
まれている。
【0030】そして、アドレスC0,C1,C2,C3
には、1ページ目の画像データ、ペンデータ(ペン入力
による手書き情報に対するデータ)、音データ、付加情
報が書き込まれ、アドレスD0,D1,D2,D3に
は、2ページ目の画像データ、ペンデータ、音データ、
付加情報が書き込まれ、アドレスE0,E1,E2,E
3には、3ページ目の画像データ、ペンデータ、音デー
タ、付加情報が書き込まれる。
には、1ページ目の画像データ、ペンデータ(ペン入力
による手書き情報に対するデータ)、音データ、付加情
報が書き込まれ、アドレスD0,D1,D2,D3に
は、2ページ目の画像データ、ペンデータ、音データ、
付加情報が書き込まれ、アドレスE0,E1,E2,E
3には、3ページ目の画像データ、ペンデータ、音デー
タ、付加情報が書き込まれる。
【0031】このように、各ページごとに取り込まれた
様々な情報は、ページ単位のデータとして格納される。
なお、この例は、3ページ目までしか取り込まれていな
い場合であるが、取り込みの終了したページ数は数十ペ
ージさらには100ページ以上にも及ぶことが考えられ
る。
様々な情報は、ページ単位のデータとして格納される。
なお、この例は、3ページ目までしか取り込まれていな
い場合であるが、取り込みの終了したページ数は数十ペ
ージさらには100ページ以上にも及ぶことが考えられ
る。
【0032】図1に説明が戻って、ページデータ構成手
段2は、ページごとに取り込まれた様々な種類の情報
を、そのページのページデータとして構成する手段であ
る。なお、連続ページ送りを行う際、ページデータの構
成例については後に説明する。
段2は、ページごとに取り込まれた様々な種類の情報
を、そのページのページデータとして構成する手段であ
る。なお、連続ページ送りを行う際、ページデータの構
成例については後に説明する。
【0033】ページデータ表示手段3は、前述のページ
データ構成手段2によって構成された各ページごとのデ
ータを表示する手段である。
データ構成手段2によって構成された各ページごとのデ
ータを表示する手段である。
【0034】ページ送り手段4はページ送りを行うもの
で、これは、いわゆるページ送りボタン(次ページボタ
ンと前ページボタン)である。
で、これは、いわゆるページ送りボタン(次ページボタ
ンと前ページボタン)である。
【0035】ページ送り監視手段5は、ユーザによって
ページ送りボタンが操作されているか否かを監視するも
のである。
ページ送りボタンが操作されているか否かを監視するも
のである。
【0036】連続ページ送り監視手段6は、ユーザの行
うページ送りボタン操作が連続的なページ送り操作であ
るかを監視するものである。
うページ送りボタン操作が連続的なページ送り操作であ
るかを監視するものである。
【0037】この連続ページ送り監視手段6による監視
結果により、連続的な送り操作であると判定された場合
は、ページデータ構成手段2が、ユーザの連続ページ送
り操作状態に対応したページデータを作成する。そし
て、そのページデータに基づいた表示処理を行う。
結果により、連続的な送り操作であると判定された場合
は、ページデータ構成手段2が、ユーザの連続ページ送
り操作状態に対応したページデータを作成する。そし
て、そのページデータに基づいた表示処理を行う。
【0038】図3は本発明の実施の形態である携帯用情
報処理機器を正面側から見た外観図を示すもので、取り
込んだ情報を表示するとともに手書き情報などの情報を
入力可能な表示画面11、ページ送りボタンとしての次
ページボタン12と前ページボタン13、CCDカメラ
の画像入力部14、カメラボタン(シャッタボタン)1
5、音声入力部16、音声出力部17、音入力ボタン1
8などが設けられる。さらに、機能に応じて、様々な構
成要素が設けられるが、本発明とは直接関係ない部分に
ついての図示は省略する。
報処理機器を正面側から見た外観図を示すもので、取り
込んだ情報を表示するとともに手書き情報などの情報を
入力可能な表示画面11、ページ送りボタンとしての次
ページボタン12と前ページボタン13、CCDカメラ
の画像入力部14、カメラボタン(シャッタボタン)1
5、音声入力部16、音声出力部17、音入力ボタン1
8などが設けられる。さらに、機能に応じて、様々な構
成要素が設けられるが、本発明とは直接関係ない部分に
ついての図示は省略する。
【0039】なお、図3において、表示画面上11に
は、画面上に開かれているページに取り込まれた画像情
報21、その画像に対する説明書きなどの手書きのペン
入力情報22、そのページの付加情報として、「○○シ
ョー」といったページタイトル名23やデータ記録の日
付や時刻24、さらには、「1」といったページ番号2
5などが表示されている。
は、画面上に開かれているページに取り込まれた画像情
報21、その画像に対する説明書きなどの手書きのペン
入力情報22、そのページの付加情報として、「○○シ
ョー」といったページタイトル名23やデータ記録の日
付や時刻24、さらには、「1」といったページ番号2
5などが表示されている。
【0040】図4はこのような携帯用情報処理機器の内
部構成を示すブロック図であり、CPU31、画像入力
処理部32、取り込んだ情報の表示を行うLCD(Liqu
id Crystal Display)33、表示用メモリ(VRAM)
34、LCD33上に書き込まれた手書きのペン入力情
報を座標点列データとして出力するタブレット35、タ
ブレット制御部36、通信ポート37、通信ポート制御
部38、ワークメモリ(RAM)39、本発明の処理プ
ログラムやその他の処理プログラムなどが格納されるR
OM40、フラッシュメモリ41、ページ送りボタン4
2(次ページ送りボタン12と前ページ送りボタン13
で構成される)、ページ送りボタン監視部43、連続ペ
ージ送り監視部44、ページデータ構成部45、音入力
部46、音出力部47、リアルタイムクロック48が設
けられた構成となっている。
部構成を示すブロック図であり、CPU31、画像入力
処理部32、取り込んだ情報の表示を行うLCD(Liqu
id Crystal Display)33、表示用メモリ(VRAM)
34、LCD33上に書き込まれた手書きのペン入力情
報を座標点列データとして出力するタブレット35、タ
ブレット制御部36、通信ポート37、通信ポート制御
部38、ワークメモリ(RAM)39、本発明の処理プ
ログラムやその他の処理プログラムなどが格納されるR
OM40、フラッシュメモリ41、ページ送りボタン4
2(次ページ送りボタン12と前ページ送りボタン13
で構成される)、ページ送りボタン監視部43、連続ペ
ージ送り監視部44、ページデータ構成部45、音入力
部46、音出力部47、リアルタイムクロック48が設
けられた構成となっている。
【0041】なお、フラッシュメモリ41は図1で示し
たデータ記憶手段1に相当し、ページ送りボタン42
(次ページ送りボタン12と前ページ送りボタン13で
構成される)は図1で示したページ送り手段4に相当
し、ページ送りボタン監視部43は図1で示したページ
送り監視手段5に相当し、連続ページ送り監視部44は
図1で示した連続ページ送り監視手段6に相当し、、ペ
ージデータ構成部45は図1で示したページデータ構成
手段2に相当するものである。
たデータ記憶手段1に相当し、ページ送りボタン42
(次ページ送りボタン12と前ページ送りボタン13で
構成される)は図1で示したページ送り手段4に相当
し、ページ送りボタン監視部43は図1で示したページ
送り監視手段5に相当し、連続ページ送り監視部44は
図1で示した連続ページ送り監視手段6に相当し、、ペ
ージデータ構成部45は図1で示したページデータ構成
手段2に相当するものである。
【0042】このように構成された携帯用情報処理機器
は、それぞれのページごとに取り込まれた様々な情報
が、図2で説明したように、ページごとにそのページに
関連付けられたデータとしてフラッシュメモリ41に格
納される。
は、それぞれのページごとに取り込まれた様々な情報
が、図2で説明したように、ページごとにそのページに
関連付けられたデータとしてフラッシュメモリ41に格
納される。
【0043】このようにして取り込まれた各ページごと
のデータを読み出すときは、開こうとするページごとに
ページデータが構成され、表示画面11(図4において
はLCD33)上に、たとえば、図3のように表示され
る。
のデータを読み出すときは、開こうとするページごとに
ページデータが構成され、表示画面11(図4において
はLCD33)上に、たとえば、図3のように表示され
る。
【0044】ところで、取り込まれた多数のページの中
からユーザが所望とするページの情報を読み出そうとす
る場合、つまり、取り込んだ情報の検索を行う場合、ユ
ーザは、ページ送りボタン42(次ページ送りボタン1
2または前ページ送りボタン13)を押し続ける操作を
行い、連続的にページ送りを行って、所望とするページ
情報を得るようにする。以下、この検索処理について、
図4の構成図、図5のフローチャート及び図6の具体的
な表示例を参照しながら詳細に説明する。
からユーザが所望とするページの情報を読み出そうとす
る場合、つまり、取り込んだ情報の検索を行う場合、ユ
ーザは、ページ送りボタン42(次ページ送りボタン1
2または前ページ送りボタン13)を押し続ける操作を
行い、連続的にページ送りを行って、所望とするページ
情報を得るようにする。以下、この検索処理について、
図4の構成図、図5のフローチャート及び図6の具体的
な表示例を参照しながら詳細に説明する。
【0045】まず、ページ送りボタン監視部43によっ
てページ送りボタン42(次ページ送りボタン12また
は前ページ送りボタン13)が押されているか否かを監
視し(ステップs1)、ページ送りボタン42が押され
ていなければ、カウンタのカウント数をクリア(カウン
ト値=0)し(ステップs2)、ステップs1に戻る。
てページ送りボタン42(次ページ送りボタン12また
は前ページ送りボタン13)が押されているか否かを監
視し(ステップs1)、ページ送りボタン42が押され
ていなければ、カウンタのカウント数をクリア(カウン
ト値=0)し(ステップs2)、ステップs1に戻る。
【0046】一方、ステップs1において、ページ送り
ボタン42が押されていれば、カウンタのカウント数を
+1ずつカウントアップしてページ送りボタンの連続操
作時間を計測する(ステップs3)。なお、このカウン
タは、連続ページ送り監視部44に設けられているもの
で、このカウンタのカウント数によってユーザの連続ペ
ージ送りの度合いを判断することができ、その判断結果
に応じたページデータを作成して、それに基づく表示を
行う。
ボタン42が押されていれば、カウンタのカウント数を
+1ずつカウントアップしてページ送りボタンの連続操
作時間を計測する(ステップs3)。なお、このカウン
タは、連続ページ送り監視部44に設けられているもの
で、このカウンタのカウント数によってユーザの連続ペ
ージ送りの度合いを判断することができ、その判断結果
に応じたページデータを作成して、それに基づく表示を
行う。
【0047】すなわち、連続ページ送り監視部44は、
カウント値(カウント値をcで表す)が予め定めた或る
値(この或る値をA,B,C,Dで表し、A<B<C<
Dとする)との大きさを比較し、その比較結果に基づい
て、この実施の形態では、第1〜第5の5段階の連続ペ
ージ送りの度合いを示す信号を出力する。
カウント値(カウント値をcで表す)が予め定めた或る
値(この或る値をA,B,C,Dで表し、A<B<C<
Dとする)との大きさを比較し、その比較結果に基づい
て、この実施の形態では、第1〜第5の5段階の連続ペ
ージ送りの度合いを示す信号を出力する。
【0048】まず、カウント値cがAより小さいか否か
を判定し(ステップs4)、c<Aであれば、連続ペー
ジ送り監視部44は、連続ページ送り状態は第1段階で
あることを示す信号を出力する。これにより、ページデ
ータ構成部45は、それに基づいたページデータ構成
し、そのページデータに基づく第1の表示によるページ
送りを行う(ステップs5)。この第1の表示によるペ
ージ送りというのは、たとえば、図6(a)のように、
各ページ内容をおおまかな表示としてページ送りを行う
ものである。
を判定し(ステップs4)、c<Aであれば、連続ペー
ジ送り監視部44は、連続ページ送り状態は第1段階で
あることを示す信号を出力する。これにより、ページデ
ータ構成部45は、それに基づいたページデータ構成
し、そのページデータに基づく第1の表示によるページ
送りを行う(ステップs5)。この第1の表示によるペ
ージ送りというのは、たとえば、図6(a)のように、
各ページ内容をおおまかな表示としてページ送りを行う
ものである。
【0049】このカウント値cが或る値Aより小さい段
階では、ユーザはそれぞれのページ内容を確認しながら
ページ送りをしているという段階である。つまり、ユー
ザにしてみれば、所望とするページが数ページ後に現れ
るのではないかという期待感を持ってページ送りをして
いる状態と言える。したがって、この第1の段階では、
あまり高速でのページ送りではなく、図6(a)のよう
なおおまかな表示によるページ送りを行う。
階では、ユーザはそれぞれのページ内容を確認しながら
ページ送りをしているという段階である。つまり、ユー
ザにしてみれば、所望とするページが数ページ後に現れ
るのではないかという期待感を持ってページ送りをして
いる状態と言える。したがって、この第1の段階では、
あまり高速でのページ送りではなく、図6(a)のよう
なおおまかな表示によるページ送りを行う。
【0050】そして、このおおまかな表示によるページ
送り段階で、所望とするページが現れた場合、その時点
でユーザがページ送りボタン42の操作を停止すると、
そのページに取り込まれている情報が表示画面11(L
CD33)上に表示される。この場合は、おおまかな表
示ではなく、そのページにたとえば図3のような情報が
取り込まれているとすれば、図3に示すような表示内容
がLCD33上に表示される。なお、ページ送り動作を
停止した時点で、カウント値はクリアされc=0とな
る。
送り段階で、所望とするページが現れた場合、その時点
でユーザがページ送りボタン42の操作を停止すると、
そのページに取り込まれている情報が表示画面11(L
CD33)上に表示される。この場合は、おおまかな表
示ではなく、そのページにたとえば図3のような情報が
取り込まれているとすれば、図3に示すような表示内容
がLCD33上に表示される。なお、ページ送り動作を
停止した時点で、カウント値はクリアされc=0とな
る。
【0051】一方、ステップs4において、カウント値
cが或る値A以上(c≧A)であると判定された場合
は、ステップs6に移り、カウント値cがBより小さい
か否かを判定し、c<Bであれば、連続ページ送り監視
部44からは連続ページ送り状態が第2段階であること
を示す信号が出力される。これにより、ページデータ構
成部45は、それに基づいたページデータ構成し、その
ページデータに基づく第2の表示によるページ送りを行
う(ステップs7)。
cが或る値A以上(c≧A)であると判定された場合
は、ステップs6に移り、カウント値cがBより小さい
か否かを判定し、c<Bであれば、連続ページ送り監視
部44からは連続ページ送り状態が第2段階であること
を示す信号が出力される。これにより、ページデータ構
成部45は、それに基づいたページデータ構成し、その
ページデータに基づく第2の表示によるページ送りを行
う(ステップs7)。
【0052】この第2の表示による連続ページ送りとい
うのは、たとえば、図6(b)のように、各ページごと
にそのページ番号を表示するもので、カウント値cがA
以上となった時点で、そのときのページ番号を基点に、
次々とページ番号が表示されて行く。つまり、連続ペー
ジ送り操作をしていて、カウント値cがA以上となった
時点におけるページが、たとえば、ページ番号「5」で
あるとすれば、「5ページ」、「6ページ」、「7ペー
ジ」、・・・というように、画面上にそのページ番号の
みをページ送りに合わせて表示して行く。
うのは、たとえば、図6(b)のように、各ページごと
にそのページ番号を表示するもので、カウント値cがA
以上となった時点で、そのときのページ番号を基点に、
次々とページ番号が表示されて行く。つまり、連続ペー
ジ送り操作をしていて、カウント値cがA以上となった
時点におけるページが、たとえば、ページ番号「5」で
あるとすれば、「5ページ」、「6ページ」、「7ペー
ジ」、・・・というように、画面上にそのページ番号の
みをページ送りに合わせて表示して行く。
【0053】このカウント値cがA以上でBより小さい
段階(A≦c<B)では、ユーザにしてみれば、所望と
するページは直ぐには現れないかもしれないという感覚
で、ページ送り操作を行っている状態とも言える。ユー
ザは検索を行う際、所望とするページがユーザの不確か
な記憶の中にも、「あの情報の入ったページは、確か1
0ページ付近であった」というような記憶を持っている
場合もある。このおおよその記憶を基に、連続的なペー
ジ送りを行い、「10ページ」が表示されたところでペ
ージ送り操作を停止すれば、その10ページ目に取り込
まれている情報が表示される。なお、このときの表示は
おおまかではない詳細な表示である。
段階(A≦c<B)では、ユーザにしてみれば、所望と
するページは直ぐには現れないかもしれないという感覚
で、ページ送り操作を行っている状態とも言える。ユー
ザは検索を行う際、所望とするページがユーザの不確か
な記憶の中にも、「あの情報の入ったページは、確か1
0ページ付近であった」というような記憶を持っている
場合もある。このおおよその記憶を基に、連続的なペー
ジ送りを行い、「10ページ」が表示されたところでペ
ージ送り操作を停止すれば、その10ページ目に取り込
まれている情報が表示される。なお、このときの表示は
おおまかではない詳細な表示である。
【0054】そして、10ページ目の表示内容がユーザ
の所望とする内容と違った場合は、再び、ページ送りボ
タン42を押す。このとき、図5におけるステップは、
ページ送りボタン42の操作を一旦停止した時点で、ス
テップs2を行ったのち、ステップs1に戻っているの
で、カウント値cは「0」となっている。したがって、
ステップs3で新たにカウントされたカウント値cがA
より小さければ、第1の表示(おおまかな表示)による
ページ送りがなされるので、そのおおまかな表示による
ページ送りによりユーザは所望とするページを簡単に見
つけることができる。
の所望とする内容と違った場合は、再び、ページ送りボ
タン42を押す。このとき、図5におけるステップは、
ページ送りボタン42の操作を一旦停止した時点で、ス
テップs2を行ったのち、ステップs1に戻っているの
で、カウント値cは「0」となっている。したがって、
ステップs3で新たにカウントされたカウント値cがA
より小さければ、第1の表示(おおまかな表示)による
ページ送りがなされるので、そのおおまかな表示による
ページ送りによりユーザは所望とするページを簡単に見
つけることができる。
【0055】すなわち、ここまでの表示動作は、まず、
第1の表示によるページ送りがなされ、そのままページ
送り操作が続けられ得ると、第2の表示によるページ送
りがなされ、適当なページのところでページ送り操作が
停止され、その後、そのページを基点に、再び、ページ
送り操作が開始されると、しばらくの間(カウント値c
がc<Aの間)は、第1の表示(おおまかな表示)によ
るページ送りがなされるので、所望とするページを見つ
けやすくすることができる。
第1の表示によるページ送りがなされ、そのままページ
送り操作が続けられ得ると、第2の表示によるページ送
りがなされ、適当なページのところでページ送り操作が
停止され、その後、そのページを基点に、再び、ページ
送り操作が開始されると、しばらくの間(カウント値c
がc<Aの間)は、第1の表示(おおまかな表示)によ
るページ送りがなされるので、所望とするページを見つ
けやすくすることができる。
【0056】一方、ページ送りボタン42の連続操作時
間のカウント値cがA以上となったのち、さらに、B以
上となると、今度は、カウント値cがCより小さいか否
かを判定し(ステップs8)、c<Cであれば、連続ペ
ージ送り監視部44は、連続ページ送り状態が第3段階
であることを示す信号を出力する。これにより、ページ
データ構成部45は、それに基づいたページデータ構成
し、そのページデータに基づく第3の表示によるページ
送りを行う(ステップs9)。
間のカウント値cがA以上となったのち、さらに、B以
上となると、今度は、カウント値cがCより小さいか否
かを判定し(ステップs8)、c<Cであれば、連続ペ
ージ送り監視部44は、連続ページ送り状態が第3段階
であることを示す信号を出力する。これにより、ページ
データ構成部45は、それに基づいたページデータ構成
し、そのページデータに基づく第3の表示によるページ
送りを行う(ステップs9)。
【0057】この第3の表示による連続ページ送りとい
うのは、たとえば、図6(c)のように、各ページごと
にそのページにどのような種類の情報が取り込まれてい
るかをページ単位で示すものである。図6に(c)に示
されるページには、情報の種類として画像情報、ペン入
力情報、付加情報、音情報が取り込まれていることがわ
かる。
うのは、たとえば、図6(c)のように、各ページごと
にそのページにどのような種類の情報が取り込まれてい
るかをページ単位で示すものである。図6に(c)に示
されるページには、情報の種類として画像情報、ペン入
力情報、付加情報、音情報が取り込まれていることがわ
かる。
【0058】つまり、連続ページ送り操作時間が、或る
値B以上続くような場合は、ユーザにしてみれば、所望
とするページはまだ先の方かもしれないという感覚で、
ページ送り操作を行っている状態とも言える。この段階
では、ここでは、図6(c)のように、それぞれのペー
ジに取り込まれた情報の種類がデザイン化されたマーク
(これをここでは情報スタンプと呼び、画像情報スタン
プ、ペン入力情報スタンプ、、付加情報スタンプ、音情
報スタンプなどと表現する)を表示する。図6(c)に
示されるページの例では、画像情報スタンプst1、ペ
ン入力情報スタンプst2、付加情報スタンプst3、
音情報スタンプst4が表示されているので、そのペー
ジには画像情報、ペン入力情報、付加情報、音情報の4
種類の情報の取り込みがなされていることがわかる。
値B以上続くような場合は、ユーザにしてみれば、所望
とするページはまだ先の方かもしれないという感覚で、
ページ送り操作を行っている状態とも言える。この段階
では、ここでは、図6(c)のように、それぞれのペー
ジに取り込まれた情報の種類がデザイン化されたマーク
(これをここでは情報スタンプと呼び、画像情報スタン
プ、ペン入力情報スタンプ、、付加情報スタンプ、音情
報スタンプなどと表現する)を表示する。図6(c)に
示されるページの例では、画像情報スタンプst1、ペ
ン入力情報スタンプst2、付加情報スタンプst3、
音情報スタンプst4が表示されているので、そのペー
ジには画像情報、ペン入力情報、付加情報、音情報の4
種類の情報の取り込みがなされていることがわかる。
【0059】このように、カウント値cがB以上でCよ
り小さい第3の段階(B≦c<C)においては、図6
(c)のようにそれぞれのページにどのような種類の情
報が取り込まれているかを示す情報スタンプ表示による
ページ送りを行う。
り小さい第3の段階(B≦c<C)においては、図6
(c)のようにそれぞれのページにどのような種類の情
報が取り込まれているかを示す情報スタンプ表示による
ページ送りを行う。
【0060】ユーザは、検索しようとするページに自分
がどのような種類のデータを取り込んだかということ
は、不確かな記憶の中にもおおよその記憶として残って
いる場合が多い。したがって、所望とするページがなか
なか出てこないときの高速での連続ページ送りでは、各
ページごとにそのページにはどのような種類のデータが
と入り込まれているかを示すことで、ユーザは所望とす
るページの見当をつけることができ、検索の助けとする
ことができる。
がどのような種類のデータを取り込んだかということ
は、不確かな記憶の中にもおおよその記憶として残って
いる場合が多い。したがって、所望とするページがなか
なか出てこないときの高速での連続ページ送りでは、各
ページごとにそのページにはどのような種類のデータが
と入り込まれているかを示すことで、ユーザは所望とす
るページの見当をつけることができ、検索の助けとする
ことができる。
【0061】すなわち、取り込んだ情報の種類によるお
およその記憶を基に、連続ページ送りを行った場合、た
とえば、ペン入力情報だけのページが何ページか続いた
あと、急に、画像、ペン、音などの多種の情報が取り込
まれているページが現れると、そのページが目印的な役
目をするので、より一層、所望とするページの存在位置
の見当を付けやすくすることができる。このように、前
後のページの情報の種類を基にして、所望とするページ
の存在位置のおおよその見当を付けることができる。
およその記憶を基に、連続ページ送りを行った場合、た
とえば、ペン入力情報だけのページが何ページか続いた
あと、急に、画像、ペン、音などの多種の情報が取り込
まれているページが現れると、そのページが目印的な役
目をするので、より一層、所望とするページの存在位置
の見当を付けやすくすることができる。このように、前
後のページの情報の種類を基にして、所望とするページ
の存在位置のおおよその見当を付けることができる。
【0062】そして、たとえば、直前のページの情報の
種類を基にして、このあたりに所望とするページが存在
すると判断したところで、ページ送り操作を停止すれ
ば、ページ送り操作の停止したページに取り込まれてい
る情報がLCD33上に表示される。なお、このときの
表示はおおまかではない詳細な表示である。そして、そ
のページの表示内容がユーザの所望とする内容と違った
場合は、再び、ページ送りボタン42を押す。このと
き、図5におけるステップは、ページ送りボタンの操作
を一旦停止した時点で、ステップs2を行ったのち、ス
テップs1に戻っているので、カウント値は「0」とな
っている。したがって、ステップs3で新たにカウント
されたカウント値cがAより小さければ、第1の表示
(おおまかな表示)によるページ送りがなされるので、
そのおおまかな表示によるページ送りにより、ユーザは
所望とするページを簡単に見つけることができる。
種類を基にして、このあたりに所望とするページが存在
すると判断したところで、ページ送り操作を停止すれ
ば、ページ送り操作の停止したページに取り込まれてい
る情報がLCD33上に表示される。なお、このときの
表示はおおまかではない詳細な表示である。そして、そ
のページの表示内容がユーザの所望とする内容と違った
場合は、再び、ページ送りボタン42を押す。このと
き、図5におけるステップは、ページ送りボタンの操作
を一旦停止した時点で、ステップs2を行ったのち、ス
テップs1に戻っているので、カウント値は「0」とな
っている。したがって、ステップs3で新たにカウント
されたカウント値cがAより小さければ、第1の表示
(おおまかな表示)によるページ送りがなされるので、
そのおおまかな表示によるページ送りにより、ユーザは
所望とするページを簡単に見つけることができる。
【0063】すなわち、ここまでの表示動作は、まず、
第1の表示によるページ送りがなされ、そのままページ
送り操作が続けられ得ると、第2の表示によるページ送
りがなされ、さらにページ送り操作が続けられ得ると、
第3の表示によるページ送りがなされる。そして、この
第3の表示によるページ送り中に、適当なページのとこ
ろでページ送り操作が停止されたのち、そのページを基
点に、再び、ページ送り操作が開始されると、しばらく
の間(カウント値cがc<Aの間)は、第1の表示によ
るページ送りがなされるので、所望とするページが見つ
けやすくなる。
第1の表示によるページ送りがなされ、そのままページ
送り操作が続けられ得ると、第2の表示によるページ送
りがなされ、さらにページ送り操作が続けられ得ると、
第3の表示によるページ送りがなされる。そして、この
第3の表示によるページ送り中に、適当なページのとこ
ろでページ送り操作が停止されたのち、そのページを基
点に、再び、ページ送り操作が開始されると、しばらく
の間(カウント値cがc<Aの間)は、第1の表示によ
るページ送りがなされるので、所望とするページが見つ
けやすくなる。
【0064】一方、ページ送りボタン42の連続操作時
間のカウント値cが或る値A以上となり、さらに、或る
値B以上となって、その後、或る値C以上となると、今
度は、カウント値cがDより小さいか否かを判定する
(ステップs10)。その判定の結果、c<Dであれ
ば、連続ページ送り監視部44は連続ページ送り状態が
第4段階であることを示す信号を出力する。
間のカウント値cが或る値A以上となり、さらに、或る
値B以上となって、その後、或る値C以上となると、今
度は、カウント値cがDより小さいか否かを判定する
(ステップs10)。その判定の結果、c<Dであれ
ば、連続ページ送り監視部44は連続ページ送り状態が
第4段階であることを示す信号を出力する。
【0065】これにより、ページデータ構成部45は、
それに基づいたページデータ構成し、そのページデータ
に基づく第4の表示によるページ送りを行う(ステップ
s11)。
それに基づいたページデータ構成し、そのページデータ
に基づく第4の表示によるページ送りを行う(ステップ
s11)。
【0066】この第4の表示によるページ送りというの
は、たとえば、図6(d)のように、各ページごとにそ
のページに取り込まれた情報の種類ごとのデータ量を、
たとえば、棒グラフ的に示しながらページ送りを行うも
ので、このような表示をページ単位で行う。図6(d)
に示されるページは、情報の種類として画像情報、ペン
入力情報、付加情報、音情報の3種類の情報が取り込ま
れており、かつ、そのデータ量は、画像情報、音情報、
ペン入力情報、付加情報の順となっている。このよう
に、取り込まれた情報がどのようなデータ量となってい
るかを視覚的に知ることができる。
は、たとえば、図6(d)のように、各ページごとにそ
のページに取り込まれた情報の種類ごとのデータ量を、
たとえば、棒グラフ的に示しながらページ送りを行うも
ので、このような表示をページ単位で行う。図6(d)
に示されるページは、情報の種類として画像情報、ペン
入力情報、付加情報、音情報の3種類の情報が取り込ま
れており、かつ、そのデータ量は、画像情報、音情報、
ペン入力情報、付加情報の順となっている。このよう
に、取り込まれた情報がどのようなデータ量となってい
るかを視覚的に知ることができる。
【0067】つまり、連続ページ送り操作時間が、或る
値C以上続くような場合は、ユーザにしてみれば、所望
とするページはまだ先の方かもしれないという感覚で、
長い間、ページ送り操作を行っている状態とも言える。
この第4の段階では、この場合、図6(d)のように、
それぞれのページに取り込まれた情報の種類ごとのデー
タ量を棒グラフで表して表示する。このように、カウン
ト値cが或る値C以上でDより小さい第4の段階(C≦
c<D)においては、図6(d)のように、それぞれの
ページに取り込まれた情報の種類ごとにそれぞれのデー
タ量を棒グラフで表しながらページ送りを行う。
値C以上続くような場合は、ユーザにしてみれば、所望
とするページはまだ先の方かもしれないという感覚で、
長い間、ページ送り操作を行っている状態とも言える。
この第4の段階では、この場合、図6(d)のように、
それぞれのページに取り込まれた情報の種類ごとのデー
タ量を棒グラフで表して表示する。このように、カウン
ト値cが或る値C以上でDより小さい第4の段階(C≦
c<D)においては、図6(d)のように、それぞれの
ページに取り込まれた情報の種類ごとにそれぞれのデー
タ量を棒グラフで表しながらページ送りを行う。
【0068】ユーザは、検索しようとするページに自分
がどのような種類のデータをどの程度のデータ量で取り
込んだかということは、不確かながらもおおよその記憶
として残っている場合も多い。したがって、所望とする
ページがなかなか出てこないときの高速での連続ページ
送りでは、各ページごとにそのページにはどのような種
類のデータがどの程度のデータ量で取り入り込まれてい
るかを示すことで、ユーザは所望とするページの見当を
つけることができ、検索の助けとすることができる。
がどのような種類のデータをどの程度のデータ量で取り
込んだかということは、不確かながらもおおよその記憶
として残っている場合も多い。したがって、所望とする
ページがなかなか出てこないときの高速での連続ページ
送りでは、各ページごとにそのページにはどのような種
類のデータがどの程度のデータ量で取り入り込まれてい
るかを示すことで、ユーザは所望とするページの見当を
つけることができ、検索の助けとすることができる。
【0069】すなわち、連続ページ送りを行う際、たと
えば、画像情報の少ないページが何ページか続いたあ
と、急に、画像情報の多いページが出てくるというよう
に、前後のページでデータ量の変化が大きく異なるよう
な場合もある。このように、前後のページに取り込まれ
た情報のデータ量変化を判断材料とすることで、所望と
するページの見当を付けやすくすることができる。
えば、画像情報の少ないページが何ページか続いたあ
と、急に、画像情報の多いページが出てくるというよう
に、前後のページでデータ量の変化が大きく異なるよう
な場合もある。このように、前後のページに取り込まれ
た情報のデータ量変化を判断材料とすることで、所望と
するページの見当を付けやすくすることができる。
【0070】そして、或るページの情報の種類やその直
前のページの情報の種類などにより判断して、この辺に
所望とするページが存在すると判断したところで、ペー
ジ送り操作を停止すれば、そのページに取り込まれてい
る情報が描画される。そして、そのページの表示内容が
ユーザの所望とする内容と違った場合は、再び、ページ
送りボタン42を押す。このとき、図5におけるステッ
プは、ページ送りボタンの操作を一旦停止した時点で、
ステップs2を行ったのち、ステップs1に戻っている
ので、カウント値は「0」となっている。したがって、
ステップs3で新たにカウントされたカウント値cがA
より小さければ、第1の表示(おおまかな表示)による
ページ送りがなされるので、そのおおまかな表示による
ページ送りによりユーザは所望とするページを簡単に見
つけることができる。
前のページの情報の種類などにより判断して、この辺に
所望とするページが存在すると判断したところで、ペー
ジ送り操作を停止すれば、そのページに取り込まれてい
る情報が描画される。そして、そのページの表示内容が
ユーザの所望とする内容と違った場合は、再び、ページ
送りボタン42を押す。このとき、図5におけるステッ
プは、ページ送りボタンの操作を一旦停止した時点で、
ステップs2を行ったのち、ステップs1に戻っている
ので、カウント値は「0」となっている。したがって、
ステップs3で新たにカウントされたカウント値cがA
より小さければ、第1の表示(おおまかな表示)による
ページ送りがなされるので、そのおおまかな表示による
ページ送りによりユーザは所望とするページを簡単に見
つけることができる。
【0071】すなわち、ここまでの表示動作は、まず、
第1の表示によるページ送りがなされ、そのままページ
送り操作が続けられ得ると、第2の表示によるページ送
りがなされ、さらにページ送り操作が続けられ得ると、
第3の表示がなされ、さらにページ送り操作が続けられ
ると、第4の表示によるページ送りがなされる。そし
て、第4の表示によるページ送り中に、適当なページの
ところでページ送り操作を停止したのち、そのページを
基点に、再び、ページ送り操作を開始すると、しばらく
の間(カウント値cがc<Aの間)は、第1の表示によ
るページ送りがなされるので、所望とするページが見つ
けやすくなる。
第1の表示によるページ送りがなされ、そのままページ
送り操作が続けられ得ると、第2の表示によるページ送
りがなされ、さらにページ送り操作が続けられ得ると、
第3の表示がなされ、さらにページ送り操作が続けられ
ると、第4の表示によるページ送りがなされる。そし
て、第4の表示によるページ送り中に、適当なページの
ところでページ送り操作を停止したのち、そのページを
基点に、再び、ページ送り操作を開始すると、しばらく
の間(カウント値cがc<Aの間)は、第1の表示によ
るページ送りがなされるので、所望とするページが見つ
けやすくなる。
【0072】そして、この実施の形態における最終段
階、つまり、カウント値cがD以上となると、連続ペー
ジ送り監視部44は連続ページ送り状態が第5段階であ
ることを示す信号を出力する。これにより、ページデー
タ構成部45は、それに基づいたページデータ構成し、
そのページデータに基づく第5の表示によるページ送り
を行う(ステップs12)。
階、つまり、カウント値cがD以上となると、連続ペー
ジ送り監視部44は連続ページ送り状態が第5段階であ
ることを示す信号を出力する。これにより、ページデー
タ構成部45は、それに基づいたページデータ構成し、
そのページデータに基づく第5の表示によるページ送り
を行う(ステップs12)。
【0073】この第5の表示によるページ送りというの
は、たとえば、図6(e)のように、すでにデータの取
り込まれているページの中で、現在のページ送りが何ペ
ージ目かを示すページインジケータを表示する。たとえ
ば、1ページから100ページまでデータの取り込みが
なされているとすれば、図6(e)に示されるように、
その指針Pの位置から、現在行っているページ送り操作
において現在表示されているページの位置は、50ペー
ジ付近であることを示している。なお、このとき、フラ
ッシュメモリ41の全体の容量に対し、あとどの程度の
空き容量が有るかを示すようにしてもよい。図6(e)
ではこの空き容量を破線で示している。
は、たとえば、図6(e)のように、すでにデータの取
り込まれているページの中で、現在のページ送りが何ペ
ージ目かを示すページインジケータを表示する。たとえ
ば、1ページから100ページまでデータの取り込みが
なされているとすれば、図6(e)に示されるように、
その指針Pの位置から、現在行っているページ送り操作
において現在表示されているページの位置は、50ペー
ジ付近であることを示している。なお、このとき、フラ
ッシュメモリ41の全体の容量に対し、あとどの程度の
空き容量が有るかを示すようにしてもよい。図6(e)
ではこの空き容量を破線で示している。
【0074】このような表示を行うことにより、現在行
っているページ送り操作におけるページ位置を視覚的に
知ることができる。ユーザは、検索しようとするページ
に自分がどの辺のページにデータを取り込んだかという
ことは、或る程度は記憶に残っているものである。した
がって、所望とするページがなかなか出てこないときの
高速でのページ送りでは、現在のページ送り操作におけ
るページ位置が、情報の取り込まれた全体のページ中の
どの程度のページ位置であるかを示すことで、ユーザは
所望とするページの見当をつけることができ、検索の助
けとすることができる。
っているページ送り操作におけるページ位置を視覚的に
知ることができる。ユーザは、検索しようとするページ
に自分がどの辺のページにデータを取り込んだかという
ことは、或る程度は記憶に残っているものである。した
がって、所望とするページがなかなか出てこないときの
高速でのページ送りでは、現在のページ送り操作におけ
るページ位置が、情報の取り込まれた全体のページ中の
どの程度のページ位置であるかを示すことで、ユーザは
所望とするページの見当をつけることができ、検索の助
けとすることができる。
【0075】すなわち、取り込んだページ位置のおおよ
その記憶を基に、連続ページ送りを行い、たとえば、取
り込んだページ位置が50ページ付近であると仮定し、
インジケータの指示Pが50ページ付近に達したところ
で、ページ送り操作を停止すれば、そのページに取り込
まれている情報が表示される。なお、このときの表示は
大まかな表示ではない詳細な表示である。そして、その
ページの表示内容がユーザの所望とする内容と違った場
合は、再び、ページ送りボタンを押す。このとき、図5
におけるステップは、ページ送りボタン42の操作を一
旦停止した時点で、ステップs2を行ったのち、ステッ
プs1に戻っているので、カウント値は「0」となって
いる。したがって、ステップs3で新たにカウントされ
たカウント値cがAより小さければ、第1の表示(おお
まかな表示)によるページ送りがなされるので、そのお
おまかな表示によるページ送りによりユーザは所望とす
るページを簡単に見つけることができる。
その記憶を基に、連続ページ送りを行い、たとえば、取
り込んだページ位置が50ページ付近であると仮定し、
インジケータの指示Pが50ページ付近に達したところ
で、ページ送り操作を停止すれば、そのページに取り込
まれている情報が表示される。なお、このときの表示は
大まかな表示ではない詳細な表示である。そして、その
ページの表示内容がユーザの所望とする内容と違った場
合は、再び、ページ送りボタンを押す。このとき、図5
におけるステップは、ページ送りボタン42の操作を一
旦停止した時点で、ステップs2を行ったのち、ステッ
プs1に戻っているので、カウント値は「0」となって
いる。したがって、ステップs3で新たにカウントされ
たカウント値cがAより小さければ、第1の表示(おお
まかな表示)によるページ送りがなされるので、そのお
おまかな表示によるページ送りによりユーザは所望とす
るページを簡単に見つけることができる。
【0076】すなわち、ここまでの表示動作は、まず、
第1の表示によるページ送りがなされ、そのままページ
送り操作が続けられ得ると、第2の表示によるページ送
りがなされ、さらにページ送り操作が続けられ得ると、
第3、第4、第5の表示というようにそれぞれの段階に
対応した表示内容によるページ送りがなされる。そし
て、第5の表示によるページ送り中に適当なページのと
ころでページ送り操作が停止されたのち、そのページを
基点に、再び、ページ送り操作が開始されると、しばら
くの間(カウント値cがc<Aの間)は、第1の表示に
よるページ送りがなされるので、所望とするページが見
つけやすくなる。
第1の表示によるページ送りがなされ、そのままページ
送り操作が続けられ得ると、第2の表示によるページ送
りがなされ、さらにページ送り操作が続けられ得ると、
第3、第4、第5の表示というようにそれぞれの段階に
対応した表示内容によるページ送りがなされる。そし
て、第5の表示によるページ送り中に適当なページのと
ころでページ送り操作が停止されたのち、そのページを
基点に、再び、ページ送り操作が開始されると、しばら
くの間(カウント値cがc<Aの間)は、第1の表示に
よるページ送りがなされるので、所望とするページが見
つけやすくなる。
【0077】以上説明した実施の形態によれば、ユーザ
がページ送り操作を行うと、そのページ送り操作が連続
的なページ送り操作であるか否かを、ページ送りボタン
42の操作時間をカウントすることにより監視し、連続
ページ送り状態に応じた表示内容による連続ページ送り
を行うようにしている。
がページ送り操作を行うと、そのページ送り操作が連続
的なページ送り操作であるか否かを、ページ送りボタン
42の操作時間をカウントすることにより監視し、連続
ページ送り状態に応じた表示内容による連続ページ送り
を行うようにしている。
【0078】具体的には、前記カウント値cが、c<A
のときは、おおまかな表示(第1段階の表示)によるペ
ージ送りを行い、 カウント値cがA≦c<Bのとき
は、ページ番号のみの表示(第2段階の表示)によるペ
ージ送りを行い、カウント値cがB≦c<Cのときは、
各ページごとにそのページ取り込まれている情報の種類
を表す情報スタンプ表示(第3段階の表示)によるペー
ジ送りを行い、カウント値cがC≦c<Dのときは、各
ページごとにそのページ取り込まれている情報の種類に
おけるデータ量の表示(第4段階の表示)によるページ
送りを行い、カウント値cがD≦cのときは、現在のペ
ージ送り操作におけるページ位置が全体のページの中の
どの位置であるかを示すページインジケータ表示(第5
段階の表示)によるページ送りを行う。
のときは、おおまかな表示(第1段階の表示)によるペ
ージ送りを行い、 カウント値cがA≦c<Bのとき
は、ページ番号のみの表示(第2段階の表示)によるペ
ージ送りを行い、カウント値cがB≦c<Cのときは、
各ページごとにそのページ取り込まれている情報の種類
を表す情報スタンプ表示(第3段階の表示)によるペー
ジ送りを行い、カウント値cがC≦c<Dのときは、各
ページごとにそのページ取り込まれている情報の種類に
おけるデータ量の表示(第4段階の表示)によるページ
送りを行い、カウント値cがD≦cのときは、現在のペ
ージ送り操作におけるページ位置が全体のページの中の
どの位置であるかを示すページインジケータ表示(第5
段階の表示)によるページ送りを行う。
【0079】このように、ユーザのページ送りボタンの
連続的な操作時間に応じて、段階的に、連続ページ送り
動作中の表示内容を変えることにより、高速で連続ペー
ジ送りを行う場合でも、視覚的に内容を確認し易いもの
とすることができ、効率よく所望のデータに到達するこ
とが可能となり、快適な検索操作が可能となる。
連続的な操作時間に応じて、段階的に、連続ページ送り
動作中の表示内容を変えることにより、高速で連続ペー
ジ送りを行う場合でも、視覚的に内容を確認し易いもの
とすることができ、効率よく所望のデータに到達するこ
とが可能となり、快適な検索操作が可能となる。
【0080】なお、本発明は以上説明した実施の形態に
限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範
囲で種々変形実施可能となるものである。たとえば、前
述の実施の形態では、連続ページ送り状態に応じて第1
〜第5の段階の表示による連続ページ送り動作を行う例
についてを説明したが、これは、5段階に限られるもの
ではなく、段階数の増減は任意に可能である。
限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範
囲で種々変形実施可能となるものである。たとえば、前
述の実施の形態では、連続ページ送り状態に応じて第1
〜第5の段階の表示による連続ページ送り動作を行う例
についてを説明したが、これは、5段階に限られるもの
ではなく、段階数の増減は任意に可能である。
【0081】また、各段階の表示内容についても、前述
の実施の形態は単に一例を示したにすぎず、これに限ら
れるものではない。要は、高速のページ送りを行っても
それぞれのページ内容や連続ページ送り中のページ位置
などを視覚的に確認しやすい内容であればよい。また、
たとえ、前述の実施の形態における第1〜第5の段階の
内容を用いた場合であっても、その順番を入れ替えるこ
とも可能である。たとえば、第3の段階では前述した第
4の表示内容(各種情報のデータ量表示)、第4の段階
では前述した第3の表示内容(各種情報に対応した情報
スタンプ表示)でのページ送りを行うようにするという
ことも可能である。また、各段階における表示内容も種
々工夫することも可能であって、たとえば、第4段階の
表示内容は、この実施の形態では、各種のデータ量を棒
グラフで表したが、円グラフ、折れ線グラフなどで表し
てもよい。さらに、その表示内容は、本発明が適用され
るシステムに適した内容に設定可能である。
の実施の形態は単に一例を示したにすぎず、これに限ら
れるものではない。要は、高速のページ送りを行っても
それぞれのページ内容や連続ページ送り中のページ位置
などを視覚的に確認しやすい内容であればよい。また、
たとえ、前述の実施の形態における第1〜第5の段階の
内容を用いた場合であっても、その順番を入れ替えるこ
とも可能である。たとえば、第3の段階では前述した第
4の表示内容(各種情報のデータ量表示)、第4の段階
では前述した第3の表示内容(各種情報に対応した情報
スタンプ表示)でのページ送りを行うようにするという
ことも可能である。また、各段階における表示内容も種
々工夫することも可能であって、たとえば、第4段階の
表示内容は、この実施の形態では、各種のデータ量を棒
グラフで表したが、円グラフ、折れ線グラフなどで表し
てもよい。さらに、その表示内容は、本発明が適用され
るシステムに適した内容に設定可能である。
【0082】また、以上説明した本発明の情報検索処理
を行う処理プログラムは、フロッピィディスク、光ディ
スク、ハードディスクなどの記録媒体に記録させておく
ことができ、本発明はその記録媒体をも含むものであ
る。また、ネットワークから処理プログラムを得るよう
にしてもよい。
を行う処理プログラムは、フロッピィディスク、光ディ
スク、ハードディスクなどの記録媒体に記録させておく
ことができ、本発明はその記録媒体をも含むものであ
る。また、ネットワークから処理プログラムを得るよう
にしてもよい。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ページ
送りが連続的な送り動作であるか否かを監視し、連続的
な送り動作である場合は、連続的な送り動作状態を複数
段階に分けて、それぞれの段階ごとに、その連続的な送
り動作中における表示内容を変更して表示するようにし
ている。このように、連続ページ送りの度合いに対応し
て連続ページ送り動作中の表示の仕方を変えることで、
たとえば、連続送りの度合いが小さい場合と大き場合に
それぞれ適した表示内容での表示による連続ページ送り
が可能となる。
送りが連続的な送り動作であるか否かを監視し、連続的
な送り動作である場合は、連続的な送り動作状態を複数
段階に分けて、それぞれの段階ごとに、その連続的な送
り動作中における表示内容を変更して表示するようにし
ている。このように、連続ページ送りの度合いに対応し
て連続ページ送り動作中の表示の仕方を変えることで、
たとえば、連続送りの度合いが小さい場合と大き場合に
それぞれ適した表示内容での表示による連続ページ送り
が可能となる。
【0084】これにより、たとえ、高速の連続ページ送
りがなされても視覚的に内容を確認し易い状態での連続
ページ送りがおこなえるので、所望とする情報検索を快
適にしかも効率よく行うことができる。
りがなされても視覚的に内容を確認し易い状態での連続
ページ送りがおこなえるので、所望とする情報検索を快
適にしかも効率よく行うことができる。
【0085】また、連続ページ送りの度合いは、連続ペ
ージ送りを行っている時間(具体的には、ユーザがペー
ジ送りボタンを連続して押し続けている時間)を計測
し、その時間によってそれぞれの段階を決定するように
しているので、連続ページ送り状態を的確に反映したも
のとすることができ、しかも、カウンタなど簡単な構成
要素を設けることで実現できるので、構成や処理を簡単
なものとすることができる。
ージ送りを行っている時間(具体的には、ユーザがペー
ジ送りボタンを連続して押し続けている時間)を計測
し、その時間によってそれぞれの段階を決定するように
しているので、連続ページ送り状態を的確に反映したも
のとすることができ、しかも、カウンタなど簡単な構成
要素を設けることで実現できるので、構成や処理を簡単
なものとすることができる。
【図1】本発明の実施の形態である携帯用情報処理機器
の概略的な構成を示すブロック図。
の概略的な構成を示すブロック図。
【図2】図1で示したデータ記憶手段1の内容を示す
図。
図。
【図3】本発明の実施の形態である携帯用情報処理機器
の外観を概略的に示す図。
の外観を概略的に示す図。
【図4】本発明の実施の形態である携帯用情報処理機器
の内部構成を示すブロック図。
の内部構成を示すブロック図。
【図5】本発明の実施の形態である携帯用情報処理機器
における情報検索処理を説明するフローチャート。
における情報検索処理を説明するフローチャート。
【図6】情報検索処理の際の連続ページ送りの度合い対
する連続ページ送り中の表示例を示す図。
する連続ページ送り中の表示例を示す図。
1 データ記憶手段 2 ページデータ構成手段 3 データ表示手段 4 ページ送り手段 5 ページ送り監視手段 6 連続ページ送り監視手段 11 表示画面 12 次ページ送りボタン 13 前ページ送りボタン 21 画像情報 22 ペン入力情報 41 フラッシュメモリ 42 ページ送りボタン
Claims (7)
- 【請求項1】 複数種類の情報として少なくとも画像情
報、ペン入力情報の取り込みが可能であって、取り込ま
れたそれぞれの情報がそれぞれのページに関連づけられ
た情報として記憶手段に書き込まれ、取り込まれた情報
を読み出す際は、表示画面上に所望のページを開くこと
によって、そのページに取り込まれた情報を前記記憶手
段から読み出し、当該ページのページ情報として表示す
る機能を有した情報処理機器において、 ページ送りを行うページ送り手段と、 このページ送り手段の操作状態が連続的なページ送り操
作であるか否かを監視し、連続的なページ送り操作がな
されている場合は、連続的なページ送り状態を複数の段
階を示す信号として出力する連続ページ送り監視手段
と、 この連続ページ送り監視手段からの複数の段階を示す信
号を受け、それぞれの段階に対応した表示内容を構成す
るページデータ構成手段と、 を少なくとも有し、前記ページデータ構成手段により構
成された複数段階の連続的な送り状態に対応した表示内
容を、各段階ごとに、その段階における連続ページ送り
操作中に表示することを特徴とする情報処理機器。 - 【請求項2】 前記連続ページ送り監視手段は、連続し
たページ送り操作時間を計測し、計測された時間に対応
して、連続的なページ送り状態を複数の段階を示す信号
として出力することを特徴とする請求項1記載の情報処
理機器。 - 【請求項3】 前記ページデータ構成手段は、前記連続
ページ送り監視手段からのそれぞれの段階を示す信号を
受けると、それぞれの段階ごとに、その段階における連
続ページ送り操作中に、各ページに取り込まれた情報の
おおまかな表示、各ページのページ番号表示、各ページ
に取り込まれた情報の種類表示、各ページに取り込まれ
た情報の種類ごとにそれぞれのデータ量表示、連続ペー
ジ送り操作時における現在のページ位置表示のいずれか
の表示をなすためのページデータを構成することを特徴
とする請求項1または2記載の情報処理機器。 - 【請求項4】 複数種類の情報として少なくとも画像情
報、ペン入力情報の取り込みが可能であって、取り込ま
れたそれぞれの情報がそれぞれのページに関連づけられ
た情報として記憶手段に書き込まれ、取り込まれた情報
を読み出す際は、表示画面上に所望のページを開くこと
によって、そのページに取り込まれた情報を前記記憶手
段から読み出し、当該ページのページ情報として表示す
る機能を有した情報処理機器における情報検索方法にお
いて、 所望とするページの情報を読み出すためのページ送り操
作がなされると、このページ送り操作状態が連続的なペ
ージ送り操作であるか否かを監視し、連続的なページ送
り操作がなされている場合は、連続的なページ送り状態
を複数の段階を示す信号として取り出し、それぞれの段
階に対応した表示内容をページデータとして構成したの
ち、そのページデータに基づいた表示内容を、各段階ご
とに、その段階における連続ページ送り動作中に表示す
るようにしたことを特徴とする情報処理機器における情
報検索方法。 - 【請求項5】 前記連続的なページ送り状態を複数の段
階を示す信号として取り出す処理は、連続したページ送
り操作時間を計測し、計測された時間に対応して、連続
的なページ送り状態を複数の段階を示す信号として出力
することを特徴とする請求項4記載の情報処理機器にお
ける情報検索方法。 - 【請求項6】 前記段階に対応した表示内容を構成する
処理は、前記連続ページ送り状態を示す信号を受ける
と、それぞれの段階ごとに、その段階における連続ペー
ジ送り操作中に、各ページに取り込まれた情報のおおま
かな表示、各ページのページ番号表示、各ページに取り
込まれた情報の種類表示、各ページに取り込まれた情報
の種類ごとにそれぞれのデータ量表示、連続ページ送り
操作時における現在のページ位置表示のいずれかの表示
をなすためのページデータを構成することを特徴とする
請求項4または5記載の情報処理機器における情報検索
方法。 - 【請求項7】 複数種類の情報として少なくとも画像情
報、ペン入力情報の取り込みが可能であって、取り込ま
れたそれぞれの情報がそれぞれのページに関連づけられ
た情報として記憶手段に書き込まれ、取り込まれた情報
を読み出す際は、表示画面上に所望のページを開くこと
によって、そのページに取り込まれた情報を前記記憶手
段から読み出し、当該ページのページ情報として表示す
る機能を有した情報処理機器における情報検索処理プロ
グラムを記録した記録媒体であって、その情報検索処理
プログラムは、 所望とするページの情報を読み出すためのページ送り操
作がなされると、このページ送り操作状態が連続的なペ
ージ送り操作であるか否かを監視し、連続的なページ送
り操作がなされている場合は、連続的なページ送り状態
を複数の段階を示す信号として取り出し、それぞれの段
階に対応した表示内容をページデータとして構成したの
ち、そのページデータに基づいた表示内容を、各段階ご
とに、その段階における連続ページ送り動作中に表示す
るようにしたことを特徴とする情報処理機器における情
報検索処理プログラムを記録した記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9341624A JPH11175549A (ja) | 1997-12-11 | 1997-12-11 | 情報処理機器及び情報処理機器における情報検索方法並びに情報処理機器における情報検索処理プログラムを記録した記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9341624A JPH11175549A (ja) | 1997-12-11 | 1997-12-11 | 情報処理機器及び情報処理機器における情報検索方法並びに情報処理機器における情報検索処理プログラムを記録した記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11175549A true JPH11175549A (ja) | 1999-07-02 |
Family
ID=18347535
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9341624A Withdrawn JPH11175549A (ja) | 1997-12-11 | 1997-12-11 | 情報処理機器及び情報処理機器における情報検索方法並びに情報処理機器における情報検索処理プログラムを記録した記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11175549A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005275362A (ja) * | 2003-12-03 | 2005-10-06 | Sharp Corp | 画像表示装置 |
US7612927B2 (en) | 2002-05-15 | 2009-11-03 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Image processing device |
-
1997
- 1997-12-11 JP JP9341624A patent/JPH11175549A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7612927B2 (en) | 2002-05-15 | 2009-11-03 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Image processing device |
JP2005275362A (ja) * | 2003-12-03 | 2005-10-06 | Sharp Corp | 画像表示装置 |
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