JPH11174306A - ズームカメラ - Google Patents
ズームカメラInfo
- Publication number
- JPH11174306A JPH11174306A JP34106997A JP34106997A JPH11174306A JP H11174306 A JPH11174306 A JP H11174306A JP 34106997 A JP34106997 A JP 34106997A JP 34106997 A JP34106997 A JP 34106997A JP H11174306 A JPH11174306 A JP H11174306A
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- Japan
- Prior art keywords
- encoder
- key plate
- contact piece
- optical axis
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Lens Barrels (AREA)
Abstract
ダ接片24が中間ヘリコイド筒4と光軸方向にのみ一体
的に移動するキー板9に取り付けられているズームカメ
ラにおいて、エンコーダ接片24を、キー板9の後端よ
りも後方へ延びる態様でキー板24に取り付けて、カメ
ラの厚さを薄くする。 【解決手段】 エンコーダ基板22を写真フイルム面を
横切って後方へ延設し、エンコーダ接片24を、キー板
9の後端よりも後方へ延びる態様でキー板24に取り付
ける。エンコーダ基板22およびエンコーダ接片24は
写真フイルム通路の上方または下方に配置する。
Description
し、特に、ズーム鏡筒の焦点距離を検出するエンコーダ
を備えたズームカメラに関するものである。
鏡筒の焦点距離を検出するためのエンコーダを備えてい
るものが知られている。このエンコーダは、カメラ本体
に固定されたエンコーダ基板と、このエンコーダ基板に
摺接して、後群レンズを支持する中間ヘリコイド筒とと
もに光軸方向に移動するエンコーダ接片とによって構成
されている。
カメラの沈胴状態およびテレ状態をそれぞれ一部を省略
して示す光軸に沿った縦断面図である。
体2に固定された固定筒3と、この固定筒3の内側に同
軸的に位置して、図示しない駆動モータにより回動され
る中間ヘリコイド筒4と、中間ヘリコイド筒4の内側に
同軸的に設けられて、中間ヘリコイド筒4の回動に伴っ
て中間ヘリコイド筒4の前端から光軸S方向に出没する
移動筒5とを備えている。
る長い歯面を備えて固定筒3の外側に配置された柱状ギ
ア(図示は省略)に螺合するギア4aを外周面後部に備
えているとともに、このギア4a上に、固定筒3の内周
面のヘリコイド(突条)3aと螺合するヘリコイド(凹
溝)4bが形成されている。そして、中間ヘリコイド筒
4は、駆動モータにより上記柱状ギアを介して回動され
て光軸S方向に移動するように構成されている。
内周面のヘリコイド(凹溝)4cと螺合するヘリコイド
(突条)5aを外周面後部に備えており、移動筒5に
は、前群レンズ10がシャッターブロック11(内部構
造は省略)とともに保持されているが、前群レンズ10
は、それぞれレンズ枠7A,7Bに保持されて前後に配
置されたA群レンズ10AとB群レンズ10Bとからな
り、A群レンズ10AとB群レンズ10Bとの間にシャ
ッターブレード11aが介装されている。
を光軸S方向に直進させるための光軸S方向に延びる直
進キー8が設けられ、この直進キー8の後端にキー板9
が複数本のビス12によって固定されている。このキー
板9は、先端が前方へ折り曲げられた突片9a,9bを
その上部および下部に備えており、これら突片9a,9
bが固定筒3の内周面に形成された光軸S方向に延びる
溝に係合している。また、キー板9と直進キー8との間
に中間ヘリコイド筒4の後端部が回転可能に保持されて
いることにより、中間ヘリコイド筒4が回転しながら光
軸S方向に移動するのに伴って、キー板9および直進キ
ー8が光軸S方向に直進するように構成されている。
0を保持した後群レンズ枠13が位置している。後群レ
ンズ枠13の外周面には、ほぼ等角度間隔に配置された
3本のカムフォロワピン(図示は省略)が半径方向に突
設されている。
上記3本のカムフォロワピンがそれぞれ係入するカム溝
(図示は省略)が形成されており、中間ヘリコイド筒4
が回転すると、後群レンズ20は上記カム溝に案内され
て、光軸S方向に直進するようになっている。
のズーム位置でモーターの回転を止める制御に用いられ
るエンコーダ21の基板22は、写真フイルム25の前
方においてカメラ本体2に固定された固定枠23に支持
されており、このエンコーダ基板22に摺接するエンコ
ーダ接片24は、キー板9の前端よりも前方へ延びる態
様でキー板9の下方の突片9bに取り付けられている。
板である。
間ヘリコイド筒4の光軸S方向の移動量が大きいズーム
鏡筒を備えたカメラにおいては、エンコーダ接片24の
作動領域として、中間ヘリコイド筒4の光軸S方向の移
動量にエンコーダ接片24のアーム長を加えた距離が必
要となり、これをカメラ本体2に収めると、カメラの厚
みが増大し、カメラの厚さを薄くする上での大きな障害
となっていた。
ようなエンコーダを備えながら厚さをより薄くすること
を可能にしたズームカメラを提供することを目的とす
る。
基板がカメラ本体に固定され、このエンコーダ基板に摺
接するエンコーダ接片が、中間ヘリコイド筒と光軸方向
にのみ一体的に移動するキー板に取り付けられているズ
ームカメラにおいて、上記エンコーダ基板が、写真フイ
ルム面を横切って後方へ延設され、上記エンコーダ接片
が、前記キー板の後端よりも後方へ延びる態様で該キー
板に取り付けられていることを特徴とするものである。
接片が写真フイルム通路の上方または下方に配置され
る。
真フイルム面を横切って後方へ延設され、エンコーダ接
片が、キー板の後端よりも後方へ延びる態様でこのキー
板に取り付けられていることにより、カメラ本体の写真
フイルム面から前側の寸法は、中間ヘリコイド筒の移動
量だけをカバーすれば良く、これによってカメラの厚さ
を薄くすることが可能になる。
に基づいて詳細に説明する。
ムカメラの要部の分解斜視図、図2は、その沈胴状態を
図6に対応させて示す光軸に沿った縦断面図、図3はそ
のエンコーダの平面図、図4は光軸に垂直な面で切断し
た断面図、図5はそのテレ状態を図7に対応させて示す
光軸に沿った縦断面図である。
一符号を付してある。
体2に固定された固定筒3と、この固定筒3の内側に同
軸的に位置して、図示しない駆動モータにより回動され
る中間ヘリコイド筒4と、中間ヘリコイド筒4の内側に
同軸的に設けられて、中間ヘリコイド筒4の回動に伴っ
て中間ヘリコイド筒4の前端から光軸S方向に出没する
移動筒5とを備えている。
る長い歯面を備えて固定筒3の外側に配置された柱状ギ
ア6(図4参照)に螺合するギア4aを外周面後部に備
えているとともに、このギア4a上に、固定筒3の内周
面のヘリコイド(突条)3aと螺合するヘリコイド(凹
溝)4bが形成されている。そして、中間ヘリコイド筒
4は、駆動モータにより柱状ギアを介して回動されて光
軸S方向に移動するように構成されている。
内周面のヘリコイド(凹溝)4cと螺合するヘリコイド
(突条)5aを外周面後部に備えており、移動筒5に
は、前群レンズ10がシャッターブロック11(内部構
造は省略)とともに保持されているが、前群レンズ10
は、それぞれレンズ枠7A,7Bに保持されて前後に配
置されたA群レンズ10AとB群レンズ10Bとからな
り、A群レンズ10AとB群レンズ10Bとの間にシャ
ッターブレード11aが介装されている。
を光軸S方向に直進させるための光軸S方向に延びる直
進キー8が設けられ、この直進キー8の後端にキー板9
が複数本のビス12によって固定されている。このキー
板9は、先端が前方へ折り曲げられた突片9a,9bを
その上部および下部に備えており、これら突片9a,9
bが固定筒3の内周面に形成された光軸S方向に延びる
溝に係合している。また、キー板9と直進キー8との間
に中間ヘリコイド筒4の後端部が回転可能に保持されて
いることにより、中間ヘリコイド筒4が回転しながら光
軸S方向に移動するのに伴って、キー板9および直進キ
ー8が光軸S方向に直進するように構成されている。
0を保持した後群レンズ枠13が位置している。後群レ
ンズ枠13の外周面には、ほぼ等角度間隔に配置された
3本のカムフォロワピン14が半径方向に突設されてい
る。
上記3本のカムフォロワピン14がそれぞれ係入するカ
ム溝が形成されており、中間ヘリコイド筒4が回転する
と、後群レンズ20はカム溝に案内されて、光軸S方向
に直進するようになっている。
16はA群押え板、17はB群戻しバネ、18はB群押
え板である。
のズーム位置でモーターの回転を止める制御に用いられ
るエンコーダ21の基板22は、フイルム25の通路の
下方において写真フイルム面を横切って後方へ延設さ
れ、このエンコーダ基板22に摺接するエンコーダ接片
24は、キー板9の後端よりも後方へ延びる態様でキー
板9の下方の突片9bに取り付けられている。
ンコーダ基板22が、フイルム25の通路の下方におい
て写真フイルム25の面を横切って後方へ延設され、エ
ンコーダ接片24が、キー板9の後端よりも後方へ延び
る態様でこのキー板9の下方の突片9bに取り付けられ
ていることにより、カメラ本体2の写真フイルム面から
前側の寸法は、中間ヘリコイド筒4の移動量だけをカバ
ーすれば良く、これによってカメラを薄くすることが可
能になる。
22およびエンコーダ接片24が、フイルム通路の下方
に配置されているが、エンコーダ基板22およびエンコ
ーダ接片24をフイルム通路の上方に配置するようにし
てもよい。その場合は、エンコーダ接片24をキー板9
の上方の突片9aに取り付ければよい。
部の分解斜視図
レ状態を示す光軸に沿った縦断面図
せて示す光軸に沿った縦断面図
った縦断面図
Claims (2)
- 【請求項1】 ズーム鏡筒の焦点距離を検出するエンコ
ーダを備え、該エンコーダの基板がカメラ本体に固定さ
れ、該エンコーダ基板に摺接するエンコーダ接片が、中
間ヘリコイド筒と光軸方向にのみ一体的に移動するキー
板に取り付けられているズームカメラにおいて、 前記エンコーダ基板が、写真フイルム面を横切って後方
へ延設され、前記エンコーダ接片が、前記キー板の後端
よりも後方へ延びる態様で該キー板に取り付けられてい
ることを特徴とするズームカメラ。 - 【請求項2】 前記エンコーダ基板および前記エンコー
ダ接片が写真フイルム通路の上方または下方に配置され
ていることを特徴とする請求項1記載のズームカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34106997A JP3343780B2 (ja) | 1997-12-11 | 1997-12-11 | ズームカメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34106997A JP3343780B2 (ja) | 1997-12-11 | 1997-12-11 | ズームカメラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11174306A true JPH11174306A (ja) | 1999-07-02 |
JP3343780B2 JP3343780B2 (ja) | 2002-11-11 |
Family
ID=18342968
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34106997A Expired - Fee Related JP3343780B2 (ja) | 1997-12-11 | 1997-12-11 | ズームカメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3343780B2 (ja) |
-
1997
- 1997-12-11 JP JP34106997A patent/JP3343780B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3343780B2 (ja) | 2002-11-11 |
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