JPH11173833A - 部品の自動認識装置およびこれを用いた電子機器 - Google Patents

部品の自動認識装置およびこれを用いた電子機器

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JPH11173833A
JPH11173833A JP33864697A JP33864697A JPH11173833A JP H11173833 A JPH11173833 A JP H11173833A JP 33864697 A JP33864697 A JP 33864697A JP 33864697 A JP33864697 A JP 33864697A JP H11173833 A JPH11173833 A JP H11173833A
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shake detection
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Toru Ohara
亨 大原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ある機器の機能に対して複数種類の部品を使
い分ける場合に、部品の自動認識と接続回路定数等の自
動補正とが行えるようにする。 【解決手段】 異なる部品を略同一位置に着脱可能な部
品取り付け部200に取り付けられたPジャイロセンサ
10bより出力される信号に基づいて、当該取り付けら
れた振動ジャイロの種類を認識する認識手段13を設
け、取り付け部200の部品が異なる部品に交換された
ときに、交換された部品を自動的に認識できるようにす
る。さらに、上記認識手段13の認識結果に基づいて、
異なる部品各々に対応する内部処理回路の適正定数を設
定する定数補正手段14を設けることにより、取り付け
部200に取り付けられた部品に合った適正な定数を自
動的に設定できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は部品の自動認識装置
およびこれを用いた電子機器に関し、特に、機器に取り
付けられた異なる部品を自動的に認識する装置に用いて
好適なものである。本発明の自動認識装置を振れ検出セ
ンサ等の部品に適用すると、振れ検出装置や手振れ補正
装置等に応用することができる。
【0002】
【従来の技術】これまでは、ある機器を設計する際に
は、機器の機能を構成する主な取り付け部品として使用
する部品をあらかじめ選定してから、その部品に合った
回路設計や実装設計を行っていた。例えば、取り付け部
品として手振れ補正装置等に用いられる振れ検出センサ
を例に挙げて説明する。
【0003】振れ検出センサの1つに圧電振動ジャイロ
がある。圧電振動ジャイロは、コリオリの原理により回
転角速度信号を出力するジャイロスコープの一種で、数
種類の圧電セラミック体と電極体と、発振器、増幅器、
検波器等の回路素子によって構成され、これらが1つの
パッケージに封止された小型ユニット部品である。
【0004】圧電振動ジャイロには、同機能でありなが
ら幾つかの種類があり、それらの出力信号の特性は全く
同じではない。このため、使用する圧電振動ジャイロを
1つ選定し、選定した圧電振動ジャイロに合わせて取り
付け基板や圧電振動ジャイロとの接続回路定数を固有に
設計していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年で
は、電子部品の性能向上や小型化が著しく、製造サイク
ルも短縮化する傾向にある。また、部品の供給状態も常
に変化している。このような状況の中では、これまでの
ように1つの機能を1つの部品だけで設計するのは好ま
しくない。この場合に、部品を取り替えるたびに設計を
やり直していたのでは多くの労力を要し、効率的でな
い。
【0006】本発明は、このような実情に鑑みて成され
たものであり、ある機器の機能に対して複数種類の部品
を使い分ける場合に、部品の自動認識と接続回路定数等
の自動補正とが行えるようにすることを目的とする。特
に本発明は、振れ補正装置の主要部品である振れ検出セ
ンサ関して複数種類の部品を使い分ける場合に、新たな
設計を行わなくても済むようにすることを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による部品の自動
認識装置は、機器に取り付けられた部品より出力される
信号に基づいて、当該取り付けられた部品を認識する認
識手段を備え、上記機器の部品取り付け部に取り付けら
れた部品が異なる部品に交換されたときに、交換された
部品を自動認識するようにしたことを特徴とする。
【0008】また、本発明の電子機器は、異なる部品を
略同一位置に着脱可能な部品取り付け部と、上記部品取
り付け部に取り付けられた部品より出力される信号に基
づいて、当該取り付けられた部品を認識する認識手段
と、上記異なる部品各々に対応する内部処理回路の適正
定数を有し、上記認識手段の認識結果に基づいて上記適
正定数を設定する定数補正手段とを備えたことを特徴と
する。
【0009】ここで、上記認識手段は、取り付けられた
部品に応じて基板実装パターンの異なるラインから出力
される信号に基づき、「H」レベルの信号または「L」
レベルの信号を出力する比較回路によりハードウェア的
に構成しても良いし、取り付けられた部品に応じて基板
実装パターンの異なるラインから出力される信号に基づ
き上記取り付けられた部品の種類を認識する処理をマイ
クロコンピュータを用いて行うようにソフトウェア的に
構成しても良い。
【0010】また、上記定数補正手段も、上記比較回路
より出力される信号のレベルに応じて切り替えられるマ
ルチプレクサと、上記マルチプレクサのそれぞれの切り
替え先に接続された異なる値を持つ受動素子とによりハ
ードウェア的に構成して良いし、上記マイクロコンピュ
ータにより構成される認識手段の認識結果に応じて、取
り付けられた部品の種類に合った適正定数を記憶手段か
ら読み出して設定するようにソフトウェア的に構成して
も良い。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。ここでは、カメラや双眼鏡等に搭
載される手振れ補正装置の主要部品である振動ジャイロ
等の振れ検出センサを例にとり、本発明の説明を行う。
【0012】図1は、本発明による自動認識装置を適用
した機器の概要を示すブロック図である。図1におい
て、10,11は振れを検出する振動ジャイロである。
カメラや双眼鏡等の機器における振動ジャイロ取り付け
部(図示せず)には、互いに大きさや検出特性の異なる
2種類の振動ジャイロ10,11を取り付けることが可
能である。
【0013】ここで、振動ジャイロ10(又は11)か
ら手振れ信号を得るには、振動ジャイロ10(又は1
1)の角速度出力信号を角変位信号に変換しなければな
らない。12はそのための処理回路であり、フィルタ回
路12a、増幅器12b、積分器12c等の複数の部品
を備えている。
【0014】13は振動ジャイロ10(又は11)の出
力信号から振動ジャイロの種類を識別する認識手段であ
り、例えば比較器から成る。14は認識手段13の出力
結果を受けて、処理回路12で角速度信号を角変位信号
に変換する際に使用する定数を、振動ジャイロ10(又
は11)の種類に従って適切な補正定数に切り替える補
正手段であり、例えばマルチプレクサと受動素子等とか
ら成る。
【0015】図2は、上記のような自動認識装置を備え
た機器(例えばカメラ)の動作を簡単に示すフローチャ
ートである。図2において、ステップS1でカメラの電
源(自動認識装置の電源)がONにされた後、ステップ
S2では、図示しない振動ジャイロ取り付け部に装着さ
れている振動ジャイロの種類を認識手段13で認識す
る。そして、その認識結果に基づいてステップS3ある
いはステップS4の処理に分岐する。
【0016】例えば、装着されているジャイロが第1の
振動ジャイロ10であれば、ステップS3に進み、補正
手段14により、処理回路12の定数を第1の振動ジャ
イロ10に合った補正定数に切り替える。一方、装着さ
れているジャイロが第2の振動ジャイロ11であれば、
ステップS4に進み、補正手段14により、処理回路1
2の定数を第2の振動ジャイロ11に合った補正定数に
切り替える。そして、ステップS5で、設定した定数に
従って手振れ補正制御を行った後、ステップS6でその
他の処理を行う。
【0017】上述した構成により、図示しない振動ジャ
イロ取り付け部に取り付けられた振動ジャイロ10(又
は11)の種類を認識手段13により識別し、補正手段
14によって処理回路12の定数を振動ジャイロ10
(又は11)の種類に応じた適切な補正定数に切り替え
ることができ、振動ジャイロ10(又は11)の出力信
号から正確な手振れ信号を得ることができる。
【0018】次に、図3および図4を用いてより詳細な
説明を行う。図3は、本実施形態による自動認識装置を
含む機器の具体的な構成例を示すブロック図であり、図
4は振動ジャイロの外形図である。
【0019】手振れ補正等の振れ検出センサに用いられ
る小型振動ジャイロの端子には、図4に示すように、電
源端子401およびGND端子402の2本の端子の他
に、振れに応じた角速度信号を出力する出力端子403
と、振れゼロのときの出力電位である基準信号を出力す
る出力端子404とがある。さらに、振動ジャイロを機
器に取り付ける際の基準位置決ピン405もある。外形
の大きさや種類が異なる振動ジャイロにおいても、上記
端子の配列や数は変わらない。
【0020】図3において、200は上述した振動ジャ
イロを取り付ける実装基板である。手振れを検出するた
めには、yaw方向(横方向)の振れを検出するための
Yジャイロと、pitch方向(縦方向)の振れを検出
するためのPジャイロとが実装基板200に実装され
る。
【0021】Yジャイロが取り付けられる実装基板20
0上のパターンは、以下のラインによって構成される。
すなわち、異なる振動ジャイロにおいても共通の取り付
け穴201,202に対応する電源ライン203および
角速度信号出力ライン204と、取り付けられる振動ジ
ャイロの外形によって取り付け穴205,206、20
7,208が異なるが、共通パターンとなる基準信号出
力ライン209およびGNDライン210とから成る。
【0022】一方、Pジャイロが取り付けられる実装基
板200上のパターンは、以下のラインによって構成さ
れる。すなわち、異なる振動ジャイロにおいても共通の
取り付け穴211,212に対応する電源ライン213
および角速度信号出力ライン214と、取り付けられる
振動ジャイロの外形によって取り付け穴215,216
が異なるが共通パターンとなるGNDライン217と、
取り付けられる振動ジャイロの外形によって取り付け穴
218,219およびパターンが異なる基準信号出力ラ
イン220,221とから成る。
【0023】小型の振動ジャイロ(例えば、図1の第2
の振動ジャイロ11)を実装基板200に取り付ける場
合には、222,223で示す破線部内(Yジャイロの
半田付け端子201,202,205,207、および
Pジャイロの半田付け端子211,212,215,2
18)に取り付けられ、Pジャイロの基準信号はライン
220から出力される。
【0024】また、大型の振動ジャイロ(例えば、図1
の第1の振動ジャイロ10)を取り付ける場合には、2
24,225で示す破線部内(Yジャイロの半田付け端
子201,202,206,208、およびPジャイロ
の半田付け端子211,212,216,219)に取
り付けられ、Pジャイロの基準信号はライン221から
出力される。
【0025】Yジャイロ用の基準信号出力ライン209
を通ってきたYジャイロ10aの基準信号209′は、
処理回路12の基準電圧ラインと結線される。また、P
ジャイロ用の基準信号出力ライン220,221を通っ
てきたPジャイロ10bの基準信号220′,221′
は、認識手段13に入力される。
【0026】ここで、処理回路12の中身について説明
する。処理回路12は、ハイパスフィルタ301a,3
01b、増幅器302a,302b、積分器303a,
303bおよび位相補償回路304a,304bから成
る。各振動ジャイロ10a,10bから角速度信号出力
ライン204,214を介して出力された角速度信号2
04′,214′は、不要な周波数成分を除去するため
に、0.1Hz〜20Hzの手振れ周波数のみを通過さ
せるハイパスフィルタ301a,301bにより処理さ
れる。
【0027】そして、このハイパスフィルタ301a,
301bを通過した信号は、増幅器302a,302b
によって信号処理しやすいレベルまで増幅された後、積
分器303a,303bによって角速度信号から角変位
信号へと変換される。その後、位相補償回路304a,
304bによって位相特性が改善され、yaw方向の手
振れ信号305a、pitch方向の手振れ信号305
bが各々得られる。
【0028】ここで、振動ジャイロの種類が変わると、
位相補償回路304a,304bの定数も振動ジャイロ
に見合った定数に自動的に再設定される。この様子を以
下に説明する。図3に示すように、認識手段13は、コ
ンパレータ13aと1MΩ程度のプルダウン抵抗13
b,13cとから構成される。また、定数の補正手段1
4は、アナログマルチプレクサ14a,14bと、コン
デンサや抵抗等の受動素子とから構成される。
【0029】まず、小型のPジャイロ用の基準信号出力
220′は、コンパレータ13aの+端子へ入力され、
大型のPジャイロ用の基準信号出力221′は、コンパ
レータ13aの−端子へ入力される。これにより、小型
振動ジャイロが取り付けられた場合には、コンパレータ
13aの出力は「H」となり、大型振動ジャイロが取り
付けられた場合には、コンパレータ13aの出力は
「L」となる。このため、取り付けられた振動ジャイロ
の種類を識別することができる。
【0030】次に、補正手段14内のアナログマルチプ
レクサ14a,14bは、認識手段13内のコンパレー
タ13aの出力結果を受けて、コンデンサと抵抗の値を
切り替える。例えば、コンパレータ13aの出力が
「H」の場合は、アナログマルチプレクサ14a,14
bは端子A側に切り替えられ、コンパレータ13aの出
力が「L」の場合は端子B側に切り替えられる。
【0031】端子A側に接続されたコンデンサおよび抵
抗と、端子B側に接続されたコンデンサおよび抵抗とで
はそれぞれ異なる値が設定されており、それぞれの値
は、位相補償回路304a,304bの定数が、取り付
けられた振動ジャイロに合った最適な定数となるような
値に設定されている。これにより、位相補償回路304
a,304bの定数を、取り付けられた振動ジャイロに
合った最適な定数に自動的に設定することができる。
【0032】なお、以上の実施形態においては、切り替
える振動ジャイロが2つの場合について説明したが、振
動ジャイロが3つ以上の場合でも同様に定数の自動切り
替えが可能である。また、切り替える部品として振動ジ
ャイロを例に挙げたが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、他のどのような部品であっても構わない。こ
の場合は、その部品の種類に応じて処理回路12や補正
手段14内の受動素子を適当に設計すれば良い。
【0033】次に、本発明の第2の実施形態について説
明する。第2の実施形態では、図5に示すように、上述
した第1の実施形態の構成において用いた積分器303
a,303b、位相補償回路304a,304b、認識
手段13および補正手段14を、これらと同様の処理を
数値演算によって行うマイクロコンピュータ501およ
びEEPROM502に置き換える。他の構成は図1と
同じである。
【0034】図5において、Yジャイロ用の基準信号出
力ライン209を通ってきたYジャイロ10aの基準信
号209′は、処理回路12の基準電圧ラインと結線さ
れる。また、Pジャイロ用の基準信号出力ライン22
0,221を通ってきたPジャイロ10bの基準信号2
20′,221′は、図1の認識手段13と同様の機能
を持つマイクロコンピュータ501に入力される。
【0035】一方、各振動ジャイロ10a,10bから
角速度信号出力ライン204,214を介して出力され
た角速度信号204′,214′は、不要な周波数成分
を除去するために、0.1Hz〜20Hzの手振れ周波
数のみを通過させるハイパスフィルタ301a,301
bにより処理される。
【0036】そして、このハイパスフィルタ301a,
301bを通過した信号は、増幅器302a,302b
を介してマイクロコンピュータ501に入力され、図1
の積分器303a,303bおよび位相補償回路304
a,304bと同様の積分演算および位相補償演算が行
われる。これにより手振れ量、すなわち、yaw方向の
手振れ信号305aおよびpitch方向の手振れ信号
305bが各々検出される。
【0037】この第2の実施形態においても、振動ジャ
イロの種類が変わると、ライン220とライン221の
入力状態(Pジャイロ用の基準信号出力220′,22
1′が「H」レベルか「L」レベルかの検知)から、振
動ジャイロの種類を識別することができる。
【0038】そして、マイクロコンピュータ501は、
識別した振動ジャイロの種類に応じて、図1の補正手段
14と同様に機能するEEPROM502から定数補正
値を引き出す。これにより、手振れ量を検出するための
演算定数を、取り付けられた振動ジャイロに合った最適
な定数に自動的に設定することができる。
【0039】さらに、第2の実施形態のようにマイクロ
コンピュータ501を用いた場合には、定数の補正手段
としてEEPROM502等のメモリを使用すること
で、取り付けられた振動ジャイロの定数補正値を容易に
引き出すことができ、振動ジャイロの種類の拡張を容易
に行えるというメリットも有する。
【0040】なお、以上の実施形態では、Pジャイロ用
に設けた異なる信号ラインからの基準信号出力を用いて
振動ジャイロの認識を行っていたが、Yジャイロの基準
信号出力に対して異なるラインを設け、Yジャイロ用の
基準信号出力を用いて振動ジャイロの認識を行うように
しても良い。また、自動認識を行う対象部品が振動ジャ
イロ以外の部品の場合は、基準信号以外の信号に基づい
て自動認識を行うようにすることが可能である。
【0041】また、上述の実施形態では、部品の自動認
識結果に基づき接続回路定数の設定を自動的に行うよう
に構成したが、本発明はこれに限定されるものでない。
すなわち、認識した部品の種類に応じて処理回路の適切
な再設計を行うことに関して一般的に適用が可能であ
り、定数の設定には限定されない。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、新
たに設計を行い直さなくても、そのときの市場動向に最
も適した部品に交換でき、かつ、部品の自動認識と内部
処理回路での定数の自動補正とが行える電子機器を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動認識装置を適用した機器の概
要を説明するための一実施形態を示すブロック図であ
る。
【図2】図1に示した機器の大まかな動作例を示すフロ
ーチャートである。
【図3】本発明の第1の実施形態による具体的な構成を
示すブロック図である。
【図4】振動ジャイロの外形図である。
【図5】本発明の第2の実施形態による具体的な構成を
示すブロック図である。
【符号の説明】
10 第1の振動ジャイロ(部品) 10a Yジャイロ 10b Pジャイロ 11 第2の振動ジャイロ(部品) 12 処理回路 13 認識手段 13a コンパレータ 14 補正手段 14a,14b マルチプレクサ 304a,304b 位相補償回路 501 マイクロコンピュータ 502 EEPROM

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器に取り付けられた部品より出力され
    る信号に基づいて、当該取り付けられた部品を認識する
    認識手段を備え、 上記機器の部品取り付け部に取り付けられた部品が異な
    る部品に交換されたときに、交換された部品を自動認識
    するようにしたことを特徴とする部品の自動認識装置。
  2. 【請求項2】 上記部品は、上記機器の振れを検知する
    振れ検知センサであり、上記部品取り付け部は、上記振
    れ検知センサの基板実装パターンであることを特徴とす
    る請求項1に記載の部品の自動認識装置。
  3. 【請求項3】 上記認識手段は、取り付けられた部品に
    応じて上記基板実装パターンの異なるラインから出力さ
    れる信号に基づき、「H」レベルの信号または「L」レ
    ベルの信号を出力する比較回路により構成されることを
    特徴とする請求項2に記載の部品の自動認識装置。
  4. 【請求項4】 上記認識手段は、取り付けられた部品に
    応じて上記基板実装パターンの異なるラインから出力さ
    れる信号に基づき上記取り付けられた部品の種類を認識
    するマイクロコンピュータにより構成されることを特徴
    とする請求項2に記載の部品の自動認識装置。
  5. 【請求項5】 異なる部品を略同一位置に着脱可能な部
    品取り付け部と、 上記部品取り付け部に取り付けられた部品より出力され
    る信号に基づいて、当該取り付けられた部品を認識する
    認識手段と、 上記異なる部品各々に対応する内部処理回路の適正定数
    を有し、上記認識手段の認識結果に基づいて上記適正定
    数を設定する定数補正手段とを備えたことを特徴とする
    電子機器。
  6. 【請求項6】 上記部品は上記電子機器の振れを検知す
    る振れ検知センサであり、上記部品取り付け部は上記振
    れ検知センサの基板実装パターンであることを特徴とす
    る請求項5に記載の電子機器。
  7. 【請求項7】 異なる部品を略同一位置に着脱可能な部
    品取り付け部と、 上記部品取り付け部に取り付けられ、縦方向の振れを検
    出する第1の振れ検知センサおよび横方向の振れを検出
    する第2の振れ検知センサと、 上記第1の振れ検知センサおよび上記第2の振れ検知セ
    ンサの出力から振れ信号を検出する振れ検出回路と、 上記第1の振れ検知センサおよび上記第2の振れ検知セ
    ンサの何れか一方の振れ検知センサから出力される振れ
    検出基準信号に基づいて、取り付けられた振れ検知セン
    サの種類を認識する認識手段と、 上記異なる部品各々に対応する上記振れ検出回路の適正
    定数を有し、上記認識手段の認識結果に基づいて上記適
    正定数を設定する定数補正手段とを備えたことを特徴と
    する電子機器。
  8. 【請求項8】 上記部品取り付け部は上記振れ検知セン
    サの基板実装パターンであることを特徴とする請求項7
    に記載の電子機器。
  9. 【請求項9】 上記認識手段は、取り付けられた部品に
    応じて上記基板実装パターンの異なるラインから出力さ
    れる信号に基づき、「H」レベルの信号または「L」レ
    ベルの信号を出力する比較回路により構成されることを
    特徴とする請求項6または8に記載の電子機器。
  10. 【請求項10】 上記定数補正手段は、上記比較回路よ
    り出力される信号のレベルに応じて切り替えられるマル
    チプレクサと、 上記マルチプレクサのそれぞれの切り替え先に接続され
    た異なる値を持つ受動素子とにより構成されることを特
    徴とする請求項9に記載の電子機器。
  11. 【請求項11】 上記認識手段は、取り付けられた部品
    に応じて上記基板実装パターンの異なるラインから出力
    される信号に基づき上記取り付けられた部品の種類を認
    識するマイクロコンピュータにより構成されることを特
    徴とする請求項6または8に記載の電子機器。
  12. 【請求項12】 上記適正定数は、記憶手段に記憶され
    ていることを特徴とする請求項11に記載の電子機器。
  13. 【請求項13】 上記マイクロコンピュータにより構成
    される認識手段の認識結果に応じて、取り付けられた部
    品の種類に合った適正定数を上記記憶手段から読み出し
    て設定することを特徴とする請求項12に記載の電子機
    器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008139313A (ja) * 2006-11-30 2008-06-19 General Electric Co <Ge> 振動測定システム及び該システムを含むガスタービンエンジン
JP6276484B1 (ja) * 2016-06-03 2018-02-07 株式会社テイエルブイ センサ装置及びセンサの補正方法

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