JPH11173800A - 発破方法および発破用管体 - Google Patents
発破方法および発破用管体Info
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- JPH11173800A JPH11173800A JP9351969A JP35196997A JPH11173800A JP H11173800 A JPH11173800 A JP H11173800A JP 9351969 A JP9351969 A JP 9351969A JP 35196997 A JP35196997 A JP 35196997A JP H11173800 A JPH11173800 A JP H11173800A
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Abstract
し、その穴内に爆薬と、脚線9に接続した雷管8と、填
塞材とを装填する作業を安全に行うことができ、しかも
作業員を苦渋作業から解放し得る発破方法を提供するこ
と。 【解決手段】 安全な場所で、さや管2内に爆薬6と、
脚線9に接続した雷管8と、填塞材10とを封入して、
あらかじめ発破用管体1を製造しておき、破砕すべき物
体に穴11を削孔し、その穴11内に前記発破用管体1
を挿入し、爆発させるように構成した。
Description
ケーソンの作業室の底部の地山などの破砕すべき物体に
穴を削孔し、その穴内に爆薬と、脚線を有する雷管とを
挿入し、この爆薬を爆発させて破砕する発破方法と、こ
の発破方法を実施するために使用する発破用管体に関す
る。
部の地山などを破砕する場合、破砕すべき物体に穴を削
孔し、削孔された穴が水中下の穴の場合は、穴が崩壊す
る前にさや管を挿入する。
れたさや管の中に爆薬および雷管を装填した後、砂や粘
土などの填塞材を充填して穴を塞がなければならない。
この穴を塞ぐことを、一般に填塞と呼んでいる。この填
塞を行わないと、爆薬のエネルギーが岩盤等の破砕に有
効に働かない。
薬(ANFO)などを用い、脚線を持った工業雷管、電
気雷管、ノネル雷管などとを組み合わせて用いられる。
いて穴を削孔し、その穴が水中下の場合は削孔された穴
に直ちにさや管を挿入する作業を遠隔操作で機械的に行
う技術は本発明の出願人により開発され、既に提案され
ている(特願平8−141095号参照)。
入されたさや管の中に爆薬と、脚線を有する雷管と、填
塞材とを装填する作業は、作業員によって行われてい
る。
破砕する作業の場合は、地山への削孔が終わった後、ま
たは削孔された穴にさや管を挿入した後、ケーソン内に
爆薬と、填塞材とを搬入し、削孔された穴、または穴に
挿入されたさや管の中に、圧気下で爆薬と、雷管と、填
塞材とを詰めなければならない。
る脚線を発破母線と結線する。
破母線を地上まで引き込み、地上に設置されている発破
器のスイッチを入れ、爆発させる。
ンの作業室の底部の地山を発破により破砕する場合、前
記一連の工程の中で、削孔された穴、またはその穴に挿
入されたさや管内に爆薬と、填塞材とを詰めるために、
かなりの時間、圧気下に入っていなければならない。こ
の作業は、危険で苦渋を伴う作業である。
る場合も同様、削孔された穴、またはその穴に挿入され
たさや管内に爆薬と、雷管と、填塞材とを詰める作業は
危険であり、苦渋な作業である。
で、その目的とするところは、岩や転石などの破砕すべ
き物体に穴を削孔し、その穴内に爆薬と、填塞材とを装
填する作業を安全に行うことができ、しかも作業員を苦
渋作業から解放し得る発破方法を提供することにある。
業室の底部の地山に穴を削孔し、その穴内に爆薬と、填
塞材とを装填する作業を安全に行うことができ、しかも
作業員を苦渋作業から解放し得る発破方法を提供するこ
とにある。
法を的確に実施するために有効な発破用管体を提供する
ことにある。
穴に簡単に挿入し得る発破用管体を提供することにあ
る。
め、本発明発破方法では安全な場所で、さや管2内に爆
薬6と、脚線9に接続した雷管8と、填塞材10とを封
入して、あらかじめ発破用管体1を製造しておき、破砕
すべき物体に穴11を削孔し、その穴11内に前記発破
用管体1を挿入し、爆発させるようにしている。
破方法では安全な場所で、さや管2内の下端部に脱出可
能にプラグ4を設け、同さや管2内に爆薬6と、脚線9
に接続した雷管8と、填塞材10とを封入して、あらか
じめ発破用管体1を製造しておき、破砕すべき物体に穴
11を削孔し、その穴11内に前記発破用管体1を挿入
した後、押出棒12で填塞材10を押さえつつ穴11か
らさや管2を引き出し、穴11内にプラグ4と爆薬6と
脚線9に接続した雷管8と、填塞材10とを残し、爆薬
6を爆発させるようにしている。
破方法では安全な場所で、さや管2内に爆薬6と、脚線
9に接続した雷管8と、填塞材10とを封入して、あら
かじめ発破用管体1を複数本製造しておき、ケーソンの
作業室bの底部の地山hに、所定の間隔をおいて複数個
の穴11を削孔し、各穴11に前記発破用管体1を挿入
し、各発破用管体1から接続箱13まで脚線9を引き込
み、この接続箱13から地上等に設置された発破器15
まで発破母線14を引き込み、前記作業室bの底部の地
山hに仕掛けられた複数本の発破用管体1を前記発破器
15により一斉に爆発させるようにしている。
破用管体ではさや管2内の下端部側に、さや管内容物用
の支持板3を取り付け、同さや管2内に爆薬6と、脚線
9に接続した雷管8と、填塞材10とを封入して構成し
ている。
発破用管体ではさや管2の下端部にプラグ4を脱出可能
に設け、同さや管2内に爆薬6と、脚線9に接続した雷
管8と、填塞材10とを封入して構成している。
発破用管体では前記さや管2の下端部、またはプラグの
少なくとも下部を、円錐形に形成している。
づいて説明する。
めに使用する発破用管体の第1〜第5実施例を示す縦断
面図である。
示すように、さや管2と、さや管内容物用の支持板3
と、爆薬6と、填塞材10とを備えて構成されている。
が開口されている。前記さや管2の内部の下端部側に環
状の突起2aが設けられている。
挿入され、さや管2の内部の下端部側に設けられた環状
の突起2a上に載置されている。
どを用い、雷管8とを組み合わせて構成されており、前
記雷管8には脚線9が2本あるいは1本設けられるが、
図面では1本しか示していない。そして、この爆薬6お
よび雷管8は前記支持板3上に設置されており、脚線9
はさや管2の上部開口から外部に導出されている。
られている。この填塞材10は、さや管2の内部におけ
る爆薬6の周りからさや管2内の所定高さまで充填さ
れ、封入されている。
かるように、さや管2の下部が下方に向かって直径を漸
減する円錐形に形成され、しかもこの円錐形の下端が裁
断された形状に形成されている。そして、さや管2の前
記円錐形の部分2cを利用して、さや管内容物用の支持
板3が設けられている。この第2実施例の他の構成につ
いては、前記第1実施例と同様である。
ように、さや管2の下端部が完全な円錐形に形成されて
いる。したがって、この第3実施例ではさや管内容物用
の支持板は不要なるため省略されている。そして、さや
管2の内部の下端部に填塞材10が詰められ、その上に
爆薬6脚線9に接続した雷管8とが配置され、さらに爆
薬6の周りからさや管2内の所定高さまで填塞材10が
詰め込まれ、封入されている。この第3実施例の発破用
管体1の他の構成については、前記第1実施例と同様で
ある。
に示すように、さや管2と、プラグ4と、爆薬6と、脚
線9に接続した雷管8と、填塞材10とを備えて構成さ
れている。
が開口されている。
さや管2の内部の下端部側に、脱出可能に設けられてい
る。
ている。この爆薬6の雷管8の脚線9も、さや管2の上
部開口から外部に導出されている。
て、爆薬6の周りから所定高さまで装填されている。
は、さや管2の内部の上方より、さや管内容物を押し出
すと、さや管2の下部開口からプラグ4と、爆薬6と、
填塞材10とを一緒にさや管2の外部に取り出し得るよ
うに構成されている。
記第4実施例とは円盤状のプラグ4に代わって、円錐形
のプラグ5がさや管2の下部開口に脱出可能に設けられ
ている外は、前記第4実施例と同様である。これらの発
破用管体は、浮力を受ける場所で使用する場合は、浮力
より大きい重量を有するものとする。
破方法の色々な実施例を説明する。
1実施例の発破用管体1を使用する。
端部側に支持板3を設け、その上面に爆薬6を載置し、
爆薬6に内装する雷管8の脚線9をさや管2の上部開口
から外部に導出しておき、さや管2の内部において、爆
薬6の周りから上部の所定高さまで填塞材10を封入
し、あらかじめ発破用管体1を製造しておく。そして、
発破用管体1を使用する場合は、その必要本数を発破を
行う現場まで運搬する。
などの物体iに、所定深さの穴11を削孔する。この穴
11は、通常所定の間隔をおいて複数個削孔する。この
削孔作業は、例えば建設機械に取り付けられたさく岩機
を使って行う。
べき物体iの上面には水jが溜まっているものとする。
じめ製造しておいた前記発破用管体1を挿入する。この
発破用管体挿入作業は、例えば建設機械に取り付けられ
た発破用管体挿入装置を使って行う。
各発破用管体1のさや管2の上部開口から導出されてい
る脚線9を接続箱13に引き込み、さらに接続箱13か
ら離れた安全な場所に設置された発破器15に発破母線
14を引き込み、発破器15のスイッチを入れ、複数本
の発破用管体1を一斉に爆発させ、破砕すべき物体iを
破砕する。
で、さや管2内に支持板3を設け、さらに爆薬6と、脚
線9に接続した雷管8と、填塞材10とを封入し、あら
かじめ発破用管体1を製造しておき、その発破用管体1
を発破を行う現場に運搬し、破砕すべき物体iに穴11
を削孔した後、その穴11に前記発破用管体1を挿入
し、発破を行うようにしているので、削孔された穴に作
業員が爆薬と、脚線9に接続した雷管8と、填塞材とを
詰める危険な現場作業を省けるので、安全に発破を行う
ことができる。
数製造しておけば、穴11の削孔作業や、穴11に発破
用管体1を挿入する作業は、既に開発されている技術を
用いて、機械的に行うことができるので、苦渋作業から
作業員を解放することもできる。
も爆破されるので、さや管2は消耗品となる。
第2実施例の発破用管体1を使用して発破を行う。この
第2実施例の発破用管体1は、さや管2の下端部が、下
端を裁断した形状の円錐形に形成されているので、削孔
された穴11内に発破用管体1を簡単に挿入することが
できる。
ついては、前記図6に示す実施例と同様である。
す第3実施例の発破用管体1を使用して発破を行う。こ
の第3実施例の発破用管体1は、さや管2の下端部が円
錐形に形成されている。したがって、削孔された穴11
内に発破用管体1をより簡単に挿入することができる。
ついては、前記図6に示す実施例と同様である。
図4に示す第4実施例の発破用管体1を使用する。
な場所で、さや管2の内部の下端部にプラグ4を脱出可
能に設け、このプラグ4の上面に爆薬6を載置し、この
爆薬6に内装する雷管8の脚線9をさや管2の上部開口
から外部に導出させ、さや管2の内部において、爆薬6
の周りから上部の所定高さまで填塞材10を封入し、あ
らかじめ発破用管体1を製造しておく。
発破を行う現場へ必要本数運搬する。
た図9に示すごとく、破砕すべき物体iに必要個数の穴
11を削孔し、各穴11に前記発破用管体1を挿入す
る。
けられた削孔装置と、発破用管体挿入装置を使用して機
械的に行うことができる。
に示すように、さや管2内に押出棒12を挿入する。そ
して、この押出棒12によりさや管2内に装填されてい
る填塞材10を押さえ、さや管2を穴11から引き抜
く。
内にプラグ4と、爆薬6と、填塞材10とが残る。
いて説明したところと同様の工程を経て発破を行い、破
砕すべき物体iを破砕する。
発破を行う前に、穴11からさや管2を引き抜いてしま
うので、さや管2を再使用することができる。
成,作用については、前記図6に示す実施例と同様であ
る。
では、図5に示す第5実施例の発破用管体1を使用し、
発破を行う外は、前記図9〜図11に示す実施例と同様
である。
施例の作用についても、発破用管体1のさや管2の下部
に円錐形のプラグ5を設けているので、穴11内に発破
用管体1を簡単に挿入できる外は、前記図9〜図11に
示す実施例と同様である。
では、図4に示す第4実施例の発破用管体1を用い、し
かも建設機械としての掘削機cを使用し、ケーソンの作
業室bの底部の地山hに多数の穴11を削孔し、各穴1
1に発破用管体1を挿入し、発破を行い、地山hを破砕
する場合を示す。
互いに所定の間隔をおいて取り付けられた2条で一対の
走行レール21が敷設されている。この走行レール21
には、走行車輪22を介して掘削機cが走行自在に懸吊
され、ケーソンの作業室b内に配置されている。
体23に旋回ベアリング24を介して旋回自在に装着さ
れた旋回体25と、この旋回体25にブームブラケット
26およびデリックシリンダ27を介して上下方向に傾
動自在に支持されたスライドブームdと、このスライド
ブームdの先端に反転ベアリング32を介して反転可能
に取り付けられたアーム33とを備えている。
うに、アウタブーム28と、インナブーム29と、ブー
ムシリンダ30とを備えている。前記アウタブーム28
は、軸方向に移動しないように固定されている。前記イ
ンナブーム29は、アウタブーム28内にスライド自在
に嵌挿されており、ブームシリンダ30により軸方向に
伸縮操作される。
1により反転操作される。
取り付けられている。このアーム33の先端には、脱着
ブラケット34がピン結合されている。
ケットを介して削孔装置eと、発破用管体挿入装置f
と、発破用管体ストック装置gとが取り付けられてい
る。
これに取り付けられたさく岩機36と、前記ガイドシェ
ル35の接地側端部に固定されたパッド39とを有して
いる。前記さく岩機36には、回転自在にかつ軸方向に
スライド自在に設けられたロッド37と、このロッド3
7の先端に取り付けられたビット38とが設けられてい
て、作業室bの底部の地山hに削孔し得るように構成さ
れている。
40と、これの内部に嵌挿されたスライドケース41
と、スライドケース41を伸縮操作するスライドシリン
ダ42と、スライドケース41の端部にブラケットを介
して取り付けられたハンド43と、ハンド43を進出,
後退操作する引き込みシリンダ44とを備えている。前
記ハンド43は、引き込みシリンダ44により発破用管
体ストック装置gに接近する方向に進出操作され、発破
用管体1のつかみ位置で発破用管体1の1本をつかんだ
後、原位置に戻される。そして、ハンド43は発破用管
体1の挿入位置で、スライドシリンダ42によりスライ
ドケース41が穴11に向かって進出操作されるに伴
い、つかんでいる発破用管体1を穴11内に押し込み、
所定深さまで挿入した後、その発破用管体1を放すよう
に構成されている。
管体ストッカ45と、発破用管体引き渡し口46と、発
破用管体ストッカ45内に配置されたウエイト板47と
を備えている。前記発破用管体ストッカ45は、多数の
発破用管体1を立てて収容するようになっている。ま
た、発破用管体ストッカ45は発破用管体引き渡し口4
6に向かって傾斜状に設置されていて、発破用管体群を
発破用管体引き渡し口46の方向に移動させるようにな
っている。前記発破用管体引き渡し口46は、発破用管
体ストッカ45から送り込まれた発破用管体1を1列に
保持し、発破用管体挿入装置fのハンド43に発破用管
体1を1本ずつ引き渡す。前記ウエイト板47は、発破
用管体ストッカ45内の発破用管体群が倒れないように
押さえ、かつ発破用管体1を発破用管体引き渡し口46
の方向に押し出すようになっている。
に関連して、この実施例の発破方法を説明する。
では図4に示す発破用管体1を、あらかじめ製造してお
く。
hを破砕するときに、前記発破用管体1を必要本数、ケ
ーソンの作業室b内に搬入する。
取り付けられた発破用管体ストック装置gの発破用管体
ストッカ45内に立てた状態で配列し、収容する。発破
用管体ストッカ45に必要本数の発破用管体1を収容し
た後、発破用管体群が倒れないようにウエイト板47で
押さえると同時に、発破用管体群を同ウエイト板47で
発破用管体引き渡し口46の方向に押す。これにより、
発破用管体引き渡し口46には発破用管体1が1本ずつ
自動的に配列される。
ル21に沿って移動させ、旋回体25を旋回させ、反転
モータ31と反転ベアリング32によりアーム33の角
度を調整する。
30によりインナブーム29を伸長させ、始めに削孔装
置eを削孔位置であり,発破用管体挿入位置である図1
4に示すイ位置にセットする。
スライドブームdを傾動させ、削孔装置eのガイトシェ
ル35の先端に取り付けられているパッド39を介して
削孔装置eを削孔位置に着地させた後、デリックシリン
ダ27を停止させる。
させ、ロッド37に回転と推力とを与え、ビット38に
より削孔を行う。
置eから直線上に距離L、離れた位置で待機している。
そこで、待ち時間を利用して、発破用管体挿入装置fの
引き込みシリンダ44を伸長させ、ハンド43を発破用
管体ストック装置gの発破用管体引き渡し口46の位置
に進出させ、この位置で発破用管体1を1本つかむ。ハ
ンド43が発破用管体1をつかんだ後、引き込みシリン
ダ44を縮小させ、受け取った発破用管体1を発破用管
体挿入装置fの所定位置に保持して待機する。
43に発破用管体1を1本引き渡すと、発破用管体スト
ッカ45が発破用管体引き渡し口46に向かって傾斜状
に設置されていること、ウエイト板47により発破用管
体群を発破用管体引き渡し口46の方向に押しているこ
ととにより、発破用管体ストッカ45内の発破用管体1
のうちの1本が発破用管体引き渡し口46に自動的に補
充される。
削孔した後、さく岩機36のロッド37の回転を停止さ
せ、かつ図14に示すごとく引き上げ、削孔装置eを削
孔作業前の状態に戻す。
シリンダ30を長さL、伸長させ、発破用管体挿入装置
fを削孔位置であり,発破用管体挿入位置であるイ位置
へ直線上に移動させる。その結果、削孔装置eはブーム
シリンダ30を伸長させた長さLと同じ距離L、直線上
に移動し、ロ位置で待機する。
シリンダ42を伸長させ、スライドケース41を穴11
に向かって移動させ、地山hに削孔された穴11に発破
用管体1を押し込んで挿入する。
挿入した後、ハンド43がつかんでいた発破用管体1を
解き放し、スライドシリンダ42を縮小させ、スライド
ケース41とハンド43とを原位置に戻す。
た削孔位置に再び移動させる。
山h上のあらかじめ決められた位置に穴11を削孔し、
その穴11に発破用管体1を機械的に確実に挿入するこ
とができる。また、前記動作を地上等に設営された操作
室内からの遠隔操作により実行することができる。
11に図4に示す実施例の発破用管体1を挿入した後、
図10に示すように、発破用管体1のさや管2内に押出
棒12を挿入し、この押出棒12によりさや管2内に装
填されている填塞材10を押さえ、さや管2を穴11か
ら引き抜く。なお、この作業は作業員がケーソンの作業
室b内に入って行う。
押さえてさや管2を引き抜くことにより、図11および
図15に示すように、穴11内にプラグ4と、爆薬6
と、填塞材10とが残る。
の爆薬6の雷管8の脚線9をこの実施例ではケーソンの
作業室b内に設置され接続箱13まで引き込み、ついで
接続箱13からスラブaに設けられたシール管16に発
破母線14を挿通し、その発破母線14を地上等の安全
な場所に設置された発破器15に引き込む。
穴11内の爆薬6を一斉に爆発させ、ケーソンの作業室
bの底部の地山hを破砕する。なお、ここで発破に用い
る雷管は、電気雷管、ノネル雷管など施工条件に通じた
安全で経済的なものを使用することが好ましい。
によれば、ケーソンの作業室b内の圧気下での危険で、
かつ苦渋作業である削孔作業および発破用管体1の挿入
作業から作業員を解放することができる。
例では、発破用管体1として図4に示すものを用いた場
合に限らず、図1〜図3に示す発破用管体1を用いても
よく、図5に示す発破用管体1を用いてもよい。さや管
は比較的硬質な材料で、削孔穴に挿入時に、変形しにく
いものが望ましい。
は安全な場所で、さや管2内に爆薬6と、脚線9に接続
した雷管8と、填塞材10とを封入して、あらかじめ発
破用管体1を製造しておき、破砕すべき物体に穴11を
削孔し、その穴11内に前記発破用管体1を挿入し、爆
発させるようにしているので、破砕すべき物体に穴11
を削孔し、その穴11内に爆薬6と、填塞材10とを装
填する作業を安全に行い得る効果があり、苦渋作業であ
る削孔作業や爆薬挿入作業から作業員を解放し得る効果
がある。
さや管2内の下端部に脱出可能にプラグ4を設け、同さ
や管2内に爆薬6と、脚線9に接続した雷管8と、填塞
材10とを封入して、あらかじめ発破用管体1を製造し
ておき、破砕すべき物体に穴11を削孔し、その穴11
内に前記発破用管体1を挿入した後、押出棒12で填塞
材10を押さえつつ穴11からさや管2を引き出し、穴
11内にプラグ4と爆薬6と填塞材10とを残し、爆薬
6を爆発させるようにしているので、この発明において
も、危険でかつ苦渋作業である削孔作業や爆薬挿入作業
から作業員を解放し得る効果がある。
さや管2内に爆薬6と、脚線9に接続した雷管8と、填
塞材10とを封入して、あらかじめ発破用管体1を複数
本製造しておき、ケーソンの作業室bの底部の地山h
に、所定の間隔をおいて複数個の穴11を削孔し、各穴
11に前記発破用管体1を挿入し、各発破用管体1から
接続箱13まで脚線9を引き込み、この接続箱13から
地上等に設置された発破器15まで発破母線14を引き
込み、前記作業室bの底部の地山hに仕掛けられた複数
本の発破用管体1を前記発破器15により一斉に爆発さ
せるようにしているので、ケーソンの作業室内の圧気下
での危険でかつ苦渋作業である削孔作業や爆薬挿入作業
から作業員を解放し得る効果がある。
下端部側に、さや管内容物用の支持板3を取り付け、同
さや管2内に爆薬6と、脚線9に接続した雷管8と、填
塞材10とを封入して構成しており、この発破用管体1
を用いれば、前記本発明方法を的確に実施し得る効果が
ある。
下端部にプラグ4を脱出可能に設け、同さや管2内に爆
薬6と、填塞材10とを封入して構成しているので、こ
の発明においても前記本発明方法を的確に実施し得る効
果がある。
2の下端部、またはプラグの少なくとも下部を、円錐形
に形成しており、削孔された穴11に発破用管体1を簡
単に挿入できるので、前記本発明方法をより一層的確に
実施し得る効果がある。
縦断面図である。
縦断面図である。
縦断面図である。
縦断面図である。
縦断面図である。
発破方法の説明図である。
発破方法の説明図である。
発破方法の説明図である。
発破方法の説明図である。
う発破方法の説明図である。
めに本発明発破方法を適用した実施例の説明図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 安全な場所で、さや管2内に爆薬6と、
脚線9に接続した雷管8と、填塞材10とを封入して、
あらかじめ発破用管体1を製造しておき、破砕すべき物
体に穴11を削孔し、その穴11内に前記発破用管体1
を挿入し、爆発させることを特徴とする発破方法。 - 【請求項2】 安全な場所で、さや管2内の下端部に脱
出可能にプラグ4を設け、同さや管2内に爆薬6と、脚
線9に接続した雷管8と、填塞材10とを封入して、あ
らかじめ発破用管体1を製造しておき、破砕すべき物体
に穴11を削孔し、その穴11内に前記発破用管体1を
挿入した後、押出棒12で填塞材10を押さえつつ穴1
1からさや管2を引き出し、穴11内にプラグ4と爆薬
6と填塞材10とを残し、爆薬6を爆発させることを特
徴とする発破方法。 - 【請求項3】 安全な場所で、さや管2内に爆薬6と、
脚線9に接続した雷管8と、填塞材10とを封入して、
あらかじめ発破用管体1を複数本製造しておき、ケーソ
ンの作業室bの底部の地山hに、所定の間隔をおいて複
数個の穴11を削孔し、各穴11に前記発破用管体1を
挿入し、各発破用管体1から接続箱13まで脚線9を引
き込み、この接続箱13から地上等に設置された発破器
15まで発破母線14を引き込み、前記作業室bの底部
の地山hに仕掛けられた複数本の発破用管体1を前記発
破器15により一斉に爆発させることを特徴とする発破
方法。 - 【請求項4】 さや管2内の下端部側に、さや管内容物
用の支持板3を取り付け、同さや管2内に爆薬6と、脚
線9に接続した雷管8と、填塞材10とを封入して構成
したことを特徴とする発破用管体。 - 【請求項5】 さや管2の下端部にプラグ4を脱出可能
に設け、同さや管2内に爆薬6と、脚線9に接続した雷
管8と、填塞材10とを封入して構成したことを特徴と
する発破用管体。 - 【請求項6】 前記さや管2の下端部、またはプラグの
少なくとも下部を、円錐形に形成したことを特徴とする
請求項4または5記載の発破用管体。
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