JPH11173722A - 断熱容器 - Google Patents

断熱容器

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JPH11173722A
JPH11173722A JP9337087A JP33708797A JPH11173722A JP H11173722 A JPH11173722 A JP H11173722A JP 9337087 A JP9337087 A JP 9337087A JP 33708797 A JP33708797 A JP 33708797A JP H11173722 A JPH11173722 A JP H11173722A
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JP
Japan
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lid
agent
heat insulating
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container
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JP9337087A
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JP3534994B2 (ja
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Masamoto Atsumi
允元 渥美
Takefumi Takenakajima
武文 竹中島
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Zojirushi Corp
Aiho Corp
Original Assignee
Zojirushi Corp
Aiho Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2303/00Details of devices using other cold materials; Details of devices using cold-storage bodies
    • F25D2303/08Devices using cold storage material, i.e. ice or other freezable liquid
    • F25D2303/082Devices using cold storage material, i.e. ice or other freezable liquid disposed in a cold storage element not forming part of a container for products to be cooled, e.g. ice pack or gel accumulator
    • F25D2303/0822Details of the element
    • F25D2303/08221Fasteners or fixing means for the element

Abstract

(57)【要約】 【課題】 容器の蓋に蓄冷剤を収納した断熱容器におい
て、蓋を縦向きにして冷凍庫で蓄冷剤を冷凍させても、
蓄冷剤の片寄りが生じないようにすることである。 【解決手段】 蓄冷剤22の包装材23にシール溝24
を設けて複数の包装小室25を形成すると共に、その包
装小室25に蓄冷剤22を封入し、蓋2の内部に設けた
蓋中間部材12の突条18により、上記シール溝24の
部分で包装材23を挾持する構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は食品等を所定の低
温又は高温状態に保持して収納する断熱容器に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来から用いられている断熱容器の一例
として、生鮮食品等の保存或いは運搬の際に用いられる
保冷容器が知られている。このような保冷容器は、一般
に断熱構造の容器本体に断熱構造の蓋を被せ、包装材に
封入された蓄冷剤を上記蓋に設けた収納部に収納した構
造であり、上記収納部の容器本体側の面に通気孔を設
け、その通気孔を通じて容器本体内の空気との流通をは
かり、その内部を冷却するようにしている(例えば、実
公平7−857号公報、特公平7−29660号公報、
実用新案登録第3037428号公報等)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のごとき従来の保
冷容器は、一つの袋状の包装材に封入された蓄冷剤を一
つの収納部に収納するようにしたものであったから、蓄
冷剤を冷凍する際に蓋を冷凍庫内に縦向きにして収納す
ると、蓄冷剤が包装材と共に低位に移動するため、蓄冷
剤が収納部の一部に片寄ったまま凍結されることがあっ
た。このような片寄りが生じると、容器本体内部の一部
分の保冷が強く、他の部分の保冷が弱くなって安定した
保冷ができなくなる問題が生じる。
【0004】このため、従来は蓋を冷凍庫に入れて蓄冷
剤を凍結させる際は、横向きの平坦な状態に保って冷凍
庫に収納する必要があり、これを縦向き、或いは斜め向
きに収納することができない不便があった。以上のこと
は、保冷容器に限らず蓋内部に蓄熱剤を収納した保温容
器についても同様のことがいえる。
【0005】そこで、この発明は蓄冷剤、蓄熱剤等の潜
熱剤が蓋の内部で移動することを制限することにより、
潜熱剤の片寄りを無くし、併せて蓋の取扱いが容易にで
きるようにすることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すため
に、この発明は断熱構造の容器本体と、断熱構造の蓋と
からなり、上記蓋に設けた収納部に包装材に封入された
蓄冷剤、蓄熱剤等の潜熱剤を収納してなる断熱容器にお
いて、上記潜熱剤の包装材にその内部を複数の包装小室
に仕切るシール溝を設け、上記各包装小室に上記の潜熱
剤を封入し、上記収納部に設けた突条を上記シール溝に
嵌入せしめ、該突条と上記収納部との間で上記包装材を
挾持した構成とした。
【0007】なお、上記の収納部を、上記蓋の蓋下部材
とその蓋下部材上面に設けられた蓋中間部材とにより構
成し、上記蓋中間部材の下面に上記の突条を設けて複数
の収納小室を形成し、上記包装材の包装小室を上記収納
小室に所要の間隙をもって収納すると共に、そのシール
溝の部分を上記の突条と蓋下部材とにより挾持し、上記
の蓋上部材と蓋下部材及び蓋中間部材とにより形成され
た間隙に断熱材を充填した構成をとることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいてこの発
明の実施形態を説明する。図1に示した保冷容器は、例
えば学校給食の食材搬送用のコンテナーとして用いられ
るものであり、容器本体1と蓋2から成り、容器本体1
の両側面の上部に留め金3を設けると共に、その下方に
取手4を設け、上記留め金3を蓋2に掛けてロックする
ようになっている。
【0009】上記の容器本体1は、外容器5の上端周縁
に周縁部材6を固着し、上記外容器5の内側に所定の間
隔をおいて収納した内容器7の上端縁を上記の周縁部材
6に被せている。上記容器本体1の側壁と底壁における
外容器5と内容器7の間隔部分にウレタンフォーム等の
断熱材8を充填することにより、容器本体1を断熱構造
としている。
【0010】蓋2は蓋上部材9と蓋下部材11及びその
蓋下部材11の上面に取付けられる蓋中間部材12とに
より構成され、上記の蓋上部材9と蓋下部材11の周縁
相互を突き合わせて固着一体化したものである。
【0011】上記の蓋下部材11は、図1及び図2に示
すように皿形をなし、低い側壁13の上端に外向きのつ
ば14が形成され、そのつば14の下面に係止溝15が
形成される。この係止溝15に容器本体1の周縁部材6
の部分が嵌合される。
【0012】上記の蓋中間部材12は図1及び図2に示
すように、下向きの皿形に形成され、その低い側壁16
の下端に外向きのつば17が形成されると共に、皿の底
面に格子状に交差した突条18が側壁16と同じ高さで
形成される。
【0013】上記の蓋中間部材12はそのつば17が蓋
下部材11にガムテープ等で仮止めされ、その蓋中間部
材12と蓋下部材11との間で収納部19が形成され
る。この収納部19は上記の突条18により所要数の収
納小室21に区分される。
【0014】上記の収納部19に収納されるポリアクリ
ル酸系の蓄冷剤22は、図2に示すように、プラスチッ
クフィルムにより形成された偏平な四角形の袋状の包装
材23の内部に封入される。上記の包装材23の内部に
は前記蓄冷剤22に加えて、蓄冷剤22が膨張したとき
の包装材23の内部の体積変化を緩和するために、少量
の気体、例えば窒素ガスなどの不活性ガスを封入するこ
とによって、包装材の耐疲労性を向上させることができ
る。
【0015】上記の包装材23は前記の蓋中間部材12
の突条18と合致する位置にシール溝24が形成され、
そのシール溝24によって包装材23の内部は所要数の
包装小室25に区画され、各包装小室25ごとに蓄冷剤
22が封入される。
【0016】上記のシール溝24は、突条18が嵌入す
る部分が深く形成され、その突条18と蓋下部材11と
の間で該シール溝24の部分の包装材23が挾持され
る。蓄冷剤22の収納小室21の部分は、蓄冷剤22の
凍結時の体積膨張の余裕を与えるための間隙26を有す
る。
【0017】上記の蓋上部材9、蓋中間部材12及び蓋
下部材11によって囲まれた間隙にウレタンフォーム等
の断熱材27を充填することにより、蓋2を断熱構造と
している。
【0018】なお、蓋中間部材12に形成される突条1
8は、図3に示すように複数条平行に形成し、包装材2
3のシール溝24も上記の突条18に合わせて複数条平
行に形成するようにしてもよい。
【0019】実施形態の保冷容器は以上のごとき構成で
あり、その使用に先立ち、蓋2を容器本体1から取外し
(図1の二点鎖線参照)、冷凍庫に入れて蓄冷剤22を
冷凍固化させる。この場合、蓋2を縦向きの状態で冷凍
庫に入れたとしても、包装材23の移動は突条18の部
分の挾持力より制限されるので、蓄冷剤22がその包装
小室25の内部で移動するだけである。
【0020】なお、蓄冷剤22は凍結の際の体積膨張
は、収納小室21の間隙26により吸収される。
【0021】上記のようにして蓄冷剤22の冷凍が完了
すると、蓋2を食材その他の物を収納した容器本体1に
被せ、留め金3を掛けて保存又は運搬する。蓄冷剤22
はその包装材23及び蓋下部材11を介して融解熱を吸
収し容器本体1の内部を冷却する。
【0022】蓋下部材11に収納小室21に通じた空気
孔を設けることもあるが、包装材23が万一破損して蓄
冷剤22が容器本体1内に漏れることを防止するため、
上記の実施形態のように蓋下部材11に空気孔を設けな
い構造とすることが望ましい。
【0023】また、蓄冷剤22の包装材23としては、
前記のごときプラスチックフィルムの袋は蓋下部材11
への密着性がよく熱伝導率が良いが、プラスチック成形
品のケースを用いてもよい。更に、蓋上部材9、蓋下部
材11は熱伝導率の良い金属製とすることもできる。
【0024】以上は蓄冷剤22を用いた保冷容器につい
て述べたが、蓄冷剤22に代えて蓄熱剤を用いた保温容
器としても用いることができる。
【0025】
【発明の効果】以上のように、この発明の断熱容器は、
蓄冷剤、蓄熱剤等の潜熱剤がシール溝で仕切られた包装
小室に封入され、そのシール溝の部分が蓋の内部に設け
た収納部の突条により挾持されるので、潜熱剤を冷凍又
は加熱する際に蓋を縦向きに冷凍庫或いは保温庫に入れ
ても、潜熱剤の片寄りが小さく、潜熱剤は蓋内部におい
て均等に分配収納された状態となる。従って、蓋を冷凍
庫或いは保温庫に収納する際、その向きに制限を受ける
ことがないので取扱いが便利であり、また容器本体の内
部を均等に冷却又は保温することができる。
【0026】また、潜熱剤がその包装材と共に前記の突
条により挟持されるので、その移動に伴う音鳴りが無
く、包装材の破損も防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の断面図
【図2】同上の一部分解斜視図
【図3】他の実施形態の一部分解斜視図
【符号の説明】
1 容器本体 2 蓋 3 留め金 4 取手 5 外容器 6 周縁部材 7 内容器 8 断熱材 9 蓋上部材 11 蓋下部材 12 蓋中間部材 13 側壁 14 つば 15 係止溝 16 側壁 17 つば 18 突条 19 収納部 21 収納小室 22 蓄冷剤 23 包装材 24 シール溝 25 包装小室 26 間隙 27 断熱材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断熱構造の容器本体と、断熱構造の蓋と
    からなり、上記蓋に設けた収納部に包装材に封入された
    蓄冷剤、蓄熱剤等の潜熱剤を収納してなる断熱容器にお
    いて、上記潜熱剤の包装材にその内部を複数の包装小室
    に仕切るシール溝を設け、上記各包装小室に上記の潜熱
    剤を封入し、上記収納部に設けた突条を上記シール溝に
    嵌入せしめ、該突条と上記収納部との間で上記包装材を
    挾持したことを特徴とする断熱容器。
  2. 【請求項2】 上記の収納部を、上記蓋の蓋下部材とそ
    の蓋下部材上面に設けられた蓋中間部材とにより構成
    し、上記蓋中間部材の下面に上記の突条を設けて複数の
    収納小室を形成し、上記包装材の包装小室を上記収納小
    室に所要の間隙をもって収納すると共に、そのシール溝
    の部分を上記の突条と蓋下部材とにより挾持し、上記の
    蓋上部材と蓋下部材及び蓋中間部材とにより形成された
    間隙に断熱材を充填したことを特徴とする請求項1に記
    載の断熱容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN106816670A (zh) * 2017-04-14 2017-06-09 华霆(合肥)动力技术有限公司 导热装置及电源装置
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