JPH1117253A - 固体レーザ装置 - Google Patents

固体レーザ装置

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JPH1117253A
JPH1117253A JP16266197A JP16266197A JPH1117253A JP H1117253 A JPH1117253 A JP H1117253A JP 16266197 A JP16266197 A JP 16266197A JP 16266197 A JP16266197 A JP 16266197A JP H1117253 A JPH1117253 A JP H1117253A
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light
oscillation
solid
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JP16266197A
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Inventor
Michio Nakayama
通雄 中山
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、cw発振から高繰り返しパルス発振
まで、高出力で効率よく動作する。 【解決手段】一対の共振器ミラー1、2から構成される
レーザ共振器内に配置されたNd:YAGロッド3を、
cw発振、パルス発振又はこれらcw発振及びパルス発
振を同時に行って励起する各cwLD5、5´と各Q−
cwLD6、6´とを備えたLD励起モジュール4を設
けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固体レーザ媒質を
レーザダイオード(以下、LDと称する)から出力され
る光(以下、LD光と称する)により励起してレーザ光
を出力する固体レーザ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】このような固体レーザ装置に用いられる
LDは、温度に対して敏感な特性を有していることか
ら、固体レーザ装置の動作条件に合わせて連続動作する
cwLD(連続波LD)と、疑似的にパルス動作させる
Q−cwLDとがある。
【0003】これらcwLD、Q−cwLDをそれぞれ
を仕様の異ならせて動作を行うと、熱的影響により効率
の低下や発振波長のシフトが伴い、破損する可能性が大
きくなる。
【0004】このような実状から固体レーザ装置では、
同一種類のLDを用い、そのLDの仕様により装置の最
適な動作条件、特に繰り返し数が決定されている。例え
ば、固体レーザ媒質を励起する手段によって発振するレ
ーザ光の繰り返し数が決まっており、1台の固体レーザ
装置でcw発振から10kHz以上の高繰り返しパルス
発振まで、効率よく発振できない。又、その励起手段に
よりレーザ光のピーク値が固定されている。
【0005】このような固体レーザ装置を用いた加工応
用として例えば酸化し易いアルミニウム合金等の金属材
料同士を安定して溶接する場合を例にとると、これら金
属材料同士の溶接前に、酸化膜除去を行うことが多い。
【0006】従って、金属材料同士の溶接をレーザ光を
用いて実施するには、酸化膜を除去するためにピーク出
力の高いパルスレーザ光を金属材料に照射し、次に金属
材料同士の溶接に平均出力の高いcwレーザ光を照射す
る工程を行うものとなり、このために酸化膜除去用のピ
ーク出力の高いパルスレーザ光と、溶接用の平均出力の
高いcwレーザ光とをそれぞれ出力する2台のレーザ装
置が必要となる。
【0007】一方、固体レーザ媒質をランプ光で励起す
るランプ励起では、cw発光のランプとパルス発光のラ
ンプとを1つのランプモジュールに設置することが行わ
れている。
【0008】このランプ励起の場合、楕円鏡による集光
光学系を用いてランプ光を固体レーザ媒質に集光するこ
とが行われるが、固体レーザ媒質の断面上に形成される
励起分布を同じにすることが難しい。
【0009】ランプ励起では、ランプ光からレーザ光へ
の変換効率が1%程度と非常に悪く、cw発光のランプ
とパルス発光のランプとを発光した場合、固体レーザ媒
質に熱レンズ効果が引き起こされるが、この熱レンズ効
果は励起分布の差により違い、発振するレーザ光のモー
ドやビーム方向に影響を与えてしまう。
【0010】このため、cw発光とパルス発光とを別々
に行って使用する場合には有効であるが、これらcw発
光とパルス発光とを両方を用いて溶接等に使用する場合
には、レーザ光のビーム位置ずれが生じたり、集光光学
系の制御が難しく、実質的に不可能である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上のように固体レー
ザ媒質を励起する手段によって発振するレーザ光の繰り
返し数が決まっており、1台の固体レーザ装置でcw発
振から10kHz以上の高繰り返しパルス発振まで、効
率よく発振できない。
【0012】このため、例えば金属材料同士の溶接をレ
ーザ光を用いて実施するには、酸化膜除去用のピーク出
力の高いパルスレーザ光と、溶接用の平均出力の高いc
wレーザ光とをそれぞれ出力する2台のレーザ装置が必
要となる。
【0013】そこで本発明は、cw発振から高繰り返し
パルス発振まで、高出力で効率よく動作できる固体レー
ザ装置を提供することを目的とする。又、本発明は、ピ
ーク出力の高いパルスレーザ光及び平均出力の高いcw
レーザ光を1台で出力してレーザ加工できる固体レーザ
装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1によれば、レー
ザ共振器内に固体レーザ媒質を配置した固体レーザ装置
において、連続発振する半導体レーザとパルス発振する
半導体レーザとを固体レーザ媒質の周囲に交互に配置
し、これらにより連続発振及びパルス発振を組み合わせ
て固体レーザ媒質を励起する励起モジュールを備えた固
体レーザ装置である。請求項2によれば、請求項1記載
の固体レーザ装置において、レーザ共振器内にQスイッ
チ素子を配置した。
【0015】
【発明の実施の形態】
(1) 以下、本発明の第1の実施の形態について図面を参
照して説明する。図1はLD励起固体レーザ装置の構成
図である。レーザ共振器を構成する一対の共振器ミラー
1、2、例えば高反射ミラー1と出力ミラー2との間に
は、そのレーザ光軸上に固体レーザ媒質3、例えばN
d:YAGロッド3が配置されている。
【0016】又、一対の共振器ミラー1、2の間には、
LD励起モジュール4が配置されている。このLD励起
モジュール4は、cw発振、パルス発振、又はこれらc
w発振及びパルス発振を同時に行ってNd:YAGレー
ザロッド3を励起する機能を有している。
【0017】具体的にLD励起モジュール4は、cw発
振するcw発振用励起光源としてのcwLD5とパルス
発振するパルス発振用励起光源としてのQ−cwLD6
とを備え、cwLD5はcwLDドライバ7により駆動
制御され、Q−cwLD6はQ−cwLDドライバ8に
より駆動制御される構成となっている。
【0018】これらcwLD5及びQ−cwLD6の配
置は、図2(a) に示すNd:YAGレーザロッド3の光
軸方向から見た図に示すように、4つのcwLD5と4
つのQ−cwLD6とがNd:YAGロッド3の円周上
に等間隔で交互に配置されている。
【0019】又、これと共に同図(b) のNd:YAGロ
ッド3の側面方向から見た図に示すように、Nd:YA
Gロッド3の長手方向に所定間隔ずれた位置に、4つの
cwLD5´と4つのQ−cwLD6´とがNd:YA
Gロッド3の円周上に等間隔で交互に配置されている。
なお、これらcwLD5´と4つのQ−cwLD6´と
は、4つのcwLD5と4つのQ−cwLD6とに対し
て例えば角度45°だけ回転させた状態に配置され、各
cwLD5と各Q−cwLD6とが隣合うように配置さ
れている。
【0020】次に上記の如く構成された装置の作用につ
いて説明する。cwLDドライバ7のみが駆動すると、
各cwLD5、5´はcw発振し、これらcwLD5、
5´から出力されたLD光がNd:YAGロッド3に照
射され、このNd:YAGロッド3は励起される。
【0021】このNd:YAGロッド3の励起によりそ
の誘導光が一対の共振器ミラー1、2間で共振し、連続
的にレーザ発振が起こる。又、Q−cwLDドライバ8
のみが駆動すると、各Q−cwLD6、6´はパルス発
振し、これらQ−cwLD6、6´から出力された矩形
波状のLD光がNd:YAGロッド3に照射され、この
Nd:YAGロッド3は励起される。
【0022】このNd:YAGロッド3の励起によりそ
の誘導光が一対の共振器ミラー1、2間で共振し、パル
ス状にレーザ発振が起こる。又、cwLDドライバ7と
Q−cwLDドライバ8とが同時に駆動すると、各cw
LD5、5´はcw発振するとともに各Q−cwLD
6、6´はパルス発振し、これらcwLD5、5´から
出力されたLD光及び各Q−cwLD6、6´から出力
された矩形波状のLD光が共にNd:YAGロッド3に
照射され、このNd:YAGロッド3は励起される。
【0023】このようにNd:YAGロッド3が励起さ
れると、各cwLD5、5´から出力されたLD光と各
Q−cwLD6、6´から出力された矩形波状のLD光
とを合わせて振幅変調されたレーザ光が出力される。
【0024】次に上記LD励起固体レーザ装置を適用し
たレーザ加工方法、例えば金属溶接について図3に示す
レーザ溶接のタイミングチャートに従って説明する。先
ず、cwLDドライバ7とQ−cwLDドライバ8とを
同時に駆動し、各cwLD5、5´をcw発振させると
ともに各Q−cwLD6、6´をパルス発振し、これら
cwLD5、5´から出力されたLD光及び各Q−cw
LD6、6´から出力された矩形波状のLD光を共にN
d:YAGロッド3に照射し、このNd:YAGロッド
3を励起する。
【0025】このようにNd:YAGロッド3が励起さ
れると、各cwLD5、5´から出力されたLD光と各
Q−cwLD6、6´から出力された矩形波状のLD光
とを合わせて振幅変調されたレーザ光が出力される。
【0026】この励起開始直後のレーザ光は、ピーク出
力の高いものであり、このレーザ光が金属材料に照射さ
れることにより、冷えている金属材料への入熱が上がっ
て溶け込みが深くなる。
【0027】引き続き、cwLDドライバ7のみを一定
時間だけ駆動し、各cwLD5、5´をcw発振させ、
これらcwLD5、5´から出力されたLD光をNd:
YAGロッド3に照射し、このNd:YAGロッド3を
励起する。
【0028】このNd:YAGロッド3の励起によりそ
の誘導光が一対の共振器ミラー1、2間で共振し、連続
的にレーザ発振が起こる。これにより、一定時間だけ低
ピーク出力のレーザ光が金属材料に照射され、先の高ピ
ーク出力のレーザ光により溶け込みされた深さが一定に
保たれて金属材料が溶融される。この結果、金属材料同
士が溶接される。
【0029】このように上記第1の実施の形態において
は、レーザ共振器内のNd:YAGロッド3を、cw発
振、パルス発振又はこれらcw発振及びパルス発振を同
時に行って励起する各cwLD5、5´と各Q−cwL
D6、6´とを備えたLD励起モジュール4を設けたの
で、各cwLD5、5´のみをcw発振することにより
連続的にレーザ発振を起こすことができ、かつ各Q−c
wLD6、6´のみをパルス発振することによりパルス
状にレーザ発振を起こすことができ、さらに各cwLD
5、5´と各Q−cwLD6、6´とを同時に動作させ
ることにより各cwLD5、5´から出力されたLD光
と各Q−cwLD6、6´から出力された矩形波状のL
D光とを合わせて振幅変調されたレーザ光を出力でき
る。
【0030】又、例えば金属材料を溶接する場合、N
d:YAGロッド3をパルス発振するとともにcw発振
により励起し、引き続きNd:YAGロッド3をcw発
振により励起するので、初めに高いピーク出力で冷えて
いる金属材料への入熱を上げて溶け込みを深くし、引き
続き低ピーク出力のレーザ光で溶け込み高さを変らない
ようにでき、溶接開始当初とその後で溶け込み深さを均
一にでき、効率よく安定した溶接ができる。 (2) 次に本発明の第2の実施の形態について説明する。
【0031】図4はLD励起固体レーザ装置の構成図で
ある。レーザ共振器を構成する一対の共振器ミラー1、
2、例えば高反射ミラー1と出力ミラー2との間には、
そのレーザ光軸上に2つの固体レーザ媒質、例えばN
d:YAGロッド10、11が配置されている。
【0032】これらNd:YAGロッド10、11のう
ち一方のNd:YAGロッド10には、cw発振を行っ
てNd:YAGロッド10を励起する第1の励起モジュ
ール12が設けられ、他方のNd:YAGロッド11に
は、パルス発振を行ってNd:YAGロッド10を励起
する第2の励起モジュール13が設けられている。
【0033】第1の励起モジュール12は、cw発振す
る例えば8つのcwLD14をNd:YAGロッド10
の円周に沿って等間隔で配置したものとなっている。こ
れらcwLD14はcwLDドライバ15により駆動制
御される構成となっている。
【0034】又、第2の励起モジュール13は、パルス
発振する例えば8つのQ−cwLD16をNd:YAG
ロッド10の円周に沿って等間隔で配置したものとなっ
ている。これらQ−cwLD16はQ−cwLDドライ
バ17により駆動制御される構成となっている。すなわ
ち、この場合もcwLD14とQ−cwLD16とは交
互に配置されているものとなる。
【0035】次に上記の如く構成された装置の作用につ
いて説明する。cwLDドライバ15のみが駆動する
と、第1のLD励起モジュール12の各cwLD14は
cw発振し、これらcwLD14から出力されたLD光
がNd:YAGロッド10に照射され、このNd:YA
Gロッド10は励起される。
【0036】このNd:YAGロッド10の励起により
その誘導光が一対の共振器ミラー1、2間で共振し、連
続的にレーザ発振が起こる。又、Q−cwLDドライバ
17のみが駆動すると、第2のLD励起モジュール13
の各Q−cwLD16はパルス発振し、これらQ−cw
LD16から出力された矩形波状のLD光がNd:YA
Gロッド11に照射され、このNd:YAGロッド11
は励起される。
【0037】このNd:YAGロッド11の励起により
その誘導光が一対の共振器ミラー1、2間で共振し、パ
ルス状にレーザ発振が起こる。又、cwLDドライバ1
5とQ−cwLDドライバ17とが同時に駆動すると、
各cwLD14はcw発振するとともに各Q−cwLD
16はパルス発振し、これらcwLD14から出力され
たLD光及び各Q−cwLD16から出力された矩形波
状のLD光がそれぞれNd:YAGロッド10、11に
照射され、これらNd:YAGロッド10、11は励起
される。
【0038】このように各Nd:YAGロッド10、1
1がそれぞれ励起されると、連続的なレーザ発振とパル
ス状のレーザ発振とが起こり、これらレーザ発振の変調
されたレーザ光が出力される。
【0039】次に上記LD励起固体レーザ装置を適用し
たレーザ加工方法、例えば金属溶接について説明する。
先ず、cwLDドライバ15とQ−cwLDドライバ1
7とを同時に駆動し、各cwLD14をcw発振させる
とともに各Q−cwLD16をパルス発振し、このうち
cwLD14から出力されたLD光をNd:YAGロッ
ド10に照射して励起し、これと共に各Q−cwLD1
6から出力された矩形波状のLD光をNd:YAGロッ
ド11に照射し、これらNd:YAGロッド10、11
を励起する。
【0040】これらNd:YAGロッド10、11が励
起されると、連続的なレーザ発振とパルス状のレーザ発
振とが起こり、これらレーザ発振の変調されたピーク出
力のレーザ光が出力される。
【0041】このピークの高いレーザ光が金属材料に照
射されることにより、冷えている金属材料への入熱が上
がって溶け込みが深くなる。引き続き、cwLDドライ
バ15のみを一定時間だけ駆動し、各cwLD14をc
w発振させ、これらcwLD14から出力されたLD光
をNd:YAGロッド10に照射して励起する。
【0042】このNd:YAGロッド10の励起により
その誘導光が一対の共振器ミラー1、2間で共振し、連
続的にレーザ発振が起こる。これにより、一定時間だけ
低ピーク出力のレーザ光が金属材料に照射され、先の高
ピーク出力のレーザ光により溶け込みされた深さが一定
に保たれて金属材料が溶融される。この結果、金属材料
同士が溶接される。
【0043】このように上記第2の実施の形態において
は、cw発振してNd:YAGロッド10を励起する第
1のLD励起モジュール12と、パルス発振してNd:
YAGロッド11を励起する第2のLD励起モジュール
12とを配置したので、上記第1の実施の形態と同様
に、各cwLD14のみをcw発振することによりcw
的にレーザ発振を起こすことができ、かつ各Q−cwL
D16のみをパルス発振することによりパルス状にレー
ザ発振を起こすことができ、さらに各cwLD14と各
Q−cwLD16とを同時に動作させることにより振幅
変調されたレーザ光を出力できる。
【0044】又、例えば金属材料を溶接する場合、初め
に高いピーク出力で冷えている金属材料への入熱を上げ
て溶け込みを深くし、引き続き低ピーク出力のレーザ光
で溶け込み高さを変らないようにでき、溶接開始当初と
その後で溶け込み深さを均一にでき、効率よく安定した
溶接ができる。 (3) 次に本発明の第3の実施の形態について説明する。
なお、図1と同一部分には同一符号を付してその詳しい
説明は省略する。
【0045】図5はLD励起固体レーザ装置の構成図で
ある。レーザ共振器内のレーザ光軸上には、音響光学的
Qスイッチ素子(以下、AO−Qスイッチ素子)20が
配置され、AO−Qスイッチドライバ21によりスイッ
チング動作制御される構成となっている。
【0046】なお、LD励起モジュール4は、上記同様
に、cwLD5とQ−cwLD6とを備え、cwLD5
はcwLDドライバ7により駆動制御され、Q−cwL
D6はQ−cwLDドライバ8により駆動制御される構
成となっている。
【0047】これらcwLD5及びQ−cwLD6の配
置は、4つのcwLD5と4つのQ−cwLD6とがN
d:YAGロッド3の円周上に等間隔で交互に配置され
ている。
【0048】又、これと共に、Nd:YAGロッド3の
長手方向に所定間隔ずれた位置に、4つのcwLD5´
と4つのQ−cwLD6´とがNd:YAGロッド3の
円周上に等間隔で交互に配置されている。なお、これら
cwLD5´と4つのQ−cwLD6´とは、4つのc
wLD5と4つのQ−cwLD6とに対して例えば角度
45°だけ回転させた状態に配置され、各cwLD5と
各Q−cwLD6とが隣合うように配置されている。
【0049】次に上記の如く構成された装置の作用につ
いて図6のLDの励起出力とQスイッチ動作のレーザ発
振出力を示す図を参照して説明する。例えば、繰り返し
数fが1kHzまでは、効率のよい各Q−cwLD6の
LD光のみの励起が行われる。
【0050】すなわち、Q−cwLDドライバ8のみが
駆動すると、各Q−cwLD6、6´はパルス発振し、
これらQ−cwLD6、6´から出力された矩形波状の
LD光がNd:YAGロッド3に照射され、このNd:
YAGロッド3を励起する。
【0051】これと共にAO−Qスイッチ素子20がA
O−Qスイッチドライバ21によりスイッチング動作制
御される。このAO−Qスイッチ素子20のスイッチン
グ動作は、Nd:YAGロッド3の励起直後に同期して
開放となる。
【0052】従って、AO−Qスイッチ素子20が開放
される毎に、一対の共振器ミラー1、2間での損失が低
下し、Nd:YAGロッド3の励起による誘導光が一対
の共振器ミラー1、2間で共振し、パルス状にレーザ発
振が起こる。
【0053】次に、繰り返し数fが1kHz〜5kHz
の間では、各cwLD5及び各Q−cwLD6の両方の
各LD光による励起が行われる。すなわち、cwLDド
ライバ7とQ−cwLDドライバ8とが同時に駆動する
と、各cwLD5、5´はcw発振するとともに各Q−
cwLD6、6´はパルス発振し、これらcwLD5、
5´から出力されたLD光及び各Q−cwLD6、6´
から出力された矩形波状のLD光が共にNd:YAGロ
ッド3に照射され、このNd:YAGロッド3は励起さ
れる。
【0054】従って、AO−Qスイッチ素子20が開放
されたとき、一対の共振器ミラー1、2間での損失が低
下し、各cwLD5、5´から出力されたLD光と各Q
−cwLD6、6´から出力された矩形波状のLD光と
を合わせて振幅変調されたパルス状のレーザ光が出力さ
れる。
【0055】次に、繰り返し数fが5kHz以上では、
各cwLD5のみのLD光による励起が行われる。すな
わち、cwLDドライバ7のみが駆動すると、各cwL
D5、5´はcw発振し、これらcwLD5、5´から
出力されたLD光がNd:YAGロッド3に照射され、
このNd:YAGロッド3は励起される。
【0056】従って、AO−Qスイッチ素子20が開放
されたとき、一対の共振器ミラー1、2間での損失が低
下し、Nd:YAGロッド3の励起による誘導光が一対
の共振器ミラー1、2間で共振し、パルス状にレーザ発
振が起こる。
【0057】以上のように各cwLD5、5´と各Q−
cwLD6、6´とを選択してNd:YAGロッド3に
対する励起ができ、低繰り返し数から高繰り返し数ま
で、効率よく高い出力(平均出力、ピーク出力)が得ら
れる。
【0058】ここで、上記固体レーザ装置と従来装置と
の動作条件(繰り返し数)による性能比較をすると、図
7は従来装置によるcwLDのみで励起したQスイッチ
素子の繰り返し数を変えて動作した場合のレーザ出力を
示す。この従来装置では、Nd:YAGロッドの上準位
の寿命時間は約200μsec であり、5kHz以下の繰
り返し数ではレーザ発振の平均出力は小さく効率は悪
い。
【0059】図8は従来装置によるQ−cwLDのみで
励起したQスイッチ素子の繰り返し数を変えて動作した
場合のレーザ出力を示す。この従来装置では、Q−cw
LDの動作デューティは最大20%が現状である。この
ため、1kHz以下の繰り返し数では励起するLDの発
光時間をNd:YAGロッドの上準位の寿命時間約20
0μsec に合わせられるため、効率よくレーザ発振がで
きる。
【0060】しかしながら、1kHz以上の繰り返し数
では、励起するQ−cwLDのパルス幅を短くする必要
があり、1パルスごとの励起出力が低下し、効率の低下
を伴う。
【0061】従って、上記LD固体レーザ装置は、従来
装置よりも低繰り返し数から高繰り返し数まで、効率よ
く高い出力が得られることが分かる。次に上記LD固体
レーザ装置を適用してメッキや塗装などの表面処理され
た金属材料や酸化した金属材料を溶接する場合について
説明する。
【0062】図9はメッキや塗装などの表面処理された
金属材料や酸化した金属材料を溶接する場合のLD動作
とレーザ発振のタイミングチャートを示す。アルミニウ
ム合金のような金属の場合、大気中で酸化しやすい。こ
のような酸化物は、融点が母材(アルミニウム)に比べ
て高いため溶融するのに多くの入熱が必要になる。
【0063】又、溶接部に酸化物が混入すると、溶接部
の接着力のばらつきが多くなり、安定した信頼性の高い
溶接ができない。このような実状から溶接を安定して行
うには、事前に酸化物を除去する必要がある。
【0064】従って、上記LD固体レーザ装置を適用し
て溶接する場合、先ず、第1の工程において、Q−cw
LDドライバ8のみを駆動して各Q−cwLD6、6´
をパルス発振し、これらQ−cwLD6、6´から出力
された矩形波状のLD光をNd:YAGロッド3に照射
し、このNd:YAGロッド3を励起する。
【0065】これと共にAO−Qスイッチ素子20をA
O−Qスイッチドライバ21によりスイッチング動作制
御される。このAO−Qスイッチ素子20のスイッチン
グ動作は、Nd:YAGロッド3の励起直後に同期して
開放となる。
【0066】このようにAO−Qスイッチ素子20が開
放される毎に、一対の共振器ミラー1、2間での損失が
低下し、Nd:YAGロッド3の励起による誘導光が一
対の共振器ミラー1、2間で共振し、パルス状にレーザ
発振が起こる。
【0067】このようなパルス状のレーザ光が金属材料
に照射されることにより、金属材料の酸化物が除去され
る。この第1の加工工程の酸化物除去の後、cwLDド
ライバ7のみを駆動し、各cwLD5、5´をcw発振
し、これらcwLD5、5´から出力されたLD光をN
d:YAGロッド3に照射し、このNd:YAGロッド
3を励起する。
【0068】このNd:YAGロッド3の励起による誘
導光が一対の共振器ミラー1、2間で共振し、連続的な
レーザ発振が起こる。このような連続的なレーザ光が金
属材料に照射されることにより、金属材料の溶接が行わ
れる。
【0069】このように上記LD固体レーザ装置を適用
すれば、AO−Qスイッチ素子20による高ピーク出力
からcw出力のレーザ光を出力できるので、1台の装置
で溶接ができ、酸化物除去の後、直ぐに溶接ができ、安
定性が向上できる。
【0070】又、必要な光学系も簡便な構成で部品数も
少なくでき、狭いスペースで作業ができる。そのうえ、
光軸ズレの問題もない。
【0071】次に、上記LD固体レーザ装置を適用して
非常にピーク出力の高いQスイッチ動作と低ピーク出力
のcw動作を連続して行う場合について図10に示すタ
イミングチャートを参照して説明する。
【0072】先ず、cwLDドライバ7とQ−cwLD
ドライバ8とを同時に駆動し、各cwLD5、5´をc
w発振するとともに各Q−cwLD6、6´をパルス発
振し、これらcwLD5、5´から出力されたLD光及
び各Q−cwLD6、6´から出力された矩形波状のL
D光を共にNd:YAGロッド3に照射し、このNd:
YAGロッド3を励起する。
【0073】このようにNd:YAGロッド3を励起し
た直後、AO−Qスイッチ素子20をスイッチング動作
させて開放する。このAO−Qスイッチ素子20の開放
により、一対の共振器ミラー1、2間での損失が低下
し、各cwLD5、5´から出力されたLD光と各Q−
cwLD6、6´から出力された矩形波状のLD光とを
合わせて振幅変調された高いピーク出力のレーザ光が出
力される。
【0074】引き続き、cwLDドライバ7のみを一定
時間だけ駆動し、各cwLD5、5´をcw発振し、こ
れらcwLD5、5´から出力されたLD光をNd:Y
AGロッド3に照射し、このNd:YAGロッド3を励
起する。なお、この間AO−Qスイッチ素子20は開放
されている。
【0075】このNd:YAGロッド3の励起による誘
導光が一対の共振器ミラー1、2間で共振し、一定時間
連続的なレーザ発振が起こる。このようにAO−Qスイ
ッチ素子20の開放直後にピーク出力が高く、続いてA
O−Qスイッチ素子20の開放している一定時間に低ピ
ーク出力のレーザ光を出力するので、このレーザ光を用
いれば、例えば重ねた2枚の金属材料に対し、上部の金
属材料に穴開け加工を行い、この後に酸化しないうちに
溶接する加工処理ができる。
【0076】このように上記第3の実施の形態において
は、レーザ共振器内にcw発振、パルス発振してNd:
YAGロッド3を励起するLD励起モジュール4とAO
−Qスイッチ素子20を配置したので、各cwLD5、
5´と各Q−cwLD6、6´とを選択してNd:YA
Gロッド3に対する励起ができることで、任意の波形の
レーザ出力を簡単に得ることができ、かつ低繰り返し数
から高繰り返し数まで、効率よく高い出力(平均出力、
ピーク出力)が得られる。
【0077】又、AO−Qスイッチ素子20による高ピ
ーク出力からcw出力のレーザ光を出力できる、1台の
装置で溶接ができ、酸化物除去の後、直ぐに溶接がで
き、安定性が向上できる。
【0078】又、先ずピーク出力が高く、続いて一定時
間だけ低ピーク出力のレーザ光を出力するので、例えば
重ねた2枚の金属材料に対し、上部の金属材料に穴開け
加工を行い、この後に酸化しないうちに溶接する加工処
理ができる。
【0079】なお、本発明は、上記第1〜第3の実施の
形態に限定されるものでなく次の通り変形してもよい。
例えば、図11に示すように上記第2の実施の形態に示
すLD励起固体レーザ装置におけるレーザ共振器のレー
ザ光軸上にAO−Qスイッチ素子20を配置し、これを
AO−Qスイッチドライバ21によりスイッチング動作
するように構成してもよい。
【0080】このような構成であれば、例えば、繰り返
し数fが1kHzまでは、効率のよい第2のLD励起モ
ジュール13の矩形波状のLD光のみの励起が行われ
る。すなわち、Q−cwLDドライバ17のみが駆動す
ると、各Q−cwLD16はパルス発振し、これらQ−
cwLD16から出力された矩形波状のLD光がNd:
YAGロッド11に照射され、このNd:YAGロッド
11は励起される。
【0081】これと共にAO−Qスイッチ素子20がA
O−Qスイッチドライバ21によりスイッチング動作制
御される。このAO−Qスイッチ素子20のスイッチン
グ動作は、Nd:YAGロッド11の励起直後に同期し
て開放となる。
【0082】従って、AO−Qスイッチ素子20が開放
される毎に、一対の共振器ミラー1、2間での損失が低
下し、Nd:YAGロッド11の励起による誘導光が一
対の共振器ミラー1、2間で共振し、パルス状にレーザ
発振が起こる。
【0083】次に、繰り返し数fが1kHz〜5kHz
の間では、第1及び第2のLD励起モジュール12、1
3の両方でそれぞれNd:YAGロッド10、11に対
する励起が行われる。
【0084】すなわち、cwLDドライバ15とQ−c
wLDドライバ17とが同時に駆動すると、各cwLD
14はcw発振するとともに各Q−cwLD16はパル
ス発振し、このうちcwLD14から出力されたLD光
がNd:YAGロッド10に照射されてこのNd:YA
Gロッド10を励起し、これと共に各Q−cwLD16
から出力された矩形波状のLD光がNd:YAGロッド
11に照射されてこのNd:YAGロッド11を励起す
る。
【0085】しかるに、AO−Qスイッチ素子20が開
放されたとき、一対の共振器ミラー1、2間での損失が
低下し、各cwLD14から出力されたLD光と各Q−
cwLD16から出力された矩形波状のLD光とを合わ
せて振幅変調されたパルス状のレーザ光が出力される。
【0086】次に、繰り返し数fが5kHz以上では、
各cwLD14のみのLD光による励起が行われる。す
なわち、cwLDドライバ15のみが駆動し、各cwL
D14はcw発振し、これらcwLD14から出力され
たLD光がNd:YAGロッド10に照射され、このN
d:YAGロッド10は励起される。
【0087】従って、AO−Qスイッチ素子20が開放
されたとき、一対の共振器ミラー1、2間での損失が低
下し、Nd:YAGロッド3の励起による誘導光が一対
の共振器ミラー1、2間で共振し、パルス状にレーザ発
振が起こる。
【0088】このようなLD固体レーザ装置であれば、
上記第3の実施の形態と同様に、第1又は第2のLD励
起モジュール12、13を選択してNd:YAGロッド
10、11に対する励起ができることで、任意の波形の
レーザ出力を簡単に得ることができ、かつ低繰り返し数
から高繰り返し数まで効率よく高い出力が得られる。
【0089】又、このLD固体レーザ装置を溶接に適用
すれば、台の装置で溶接ができ、酸化物除去の後、直ぐ
に溶接ができ、安定性が向上できる。さらに、先ずピー
ク出力が高く、続いて一定時間だけ低ピーク出力のレー
ザ光を出力するので、例えば重ねた2枚の金属材料に対
し、上部の金属材料に穴開け加工を行い、この後に酸化
しないうちに溶接する加工処理ができる。
【0090】又、上記第1〜第3の実施の形態では、固
体レーザ媒質としてNd:YAGロッドを用い、Qスイ
ッチ素子としてAO−Qスイッチ素子を用いたが、これ
に限定されるものでなくcw発振やノーマルパルス発
振、Qスイッチ発振が行うことができるものであれば、
材料、材質、Qスイッチング方式に左右されるものでな
い。
【0091】固体レーザ媒質をロッド形状にし、このロ
ッドの側面の8方向からLD光により励起したが、レー
ザ発振するように励起できるのであれば、ロッドの端面
励起などの励起方式や励起方向の数、LD数、cwLD
とQ−cwLDの割合、スラブレーザなどの発振方式に
左右されるものでない。
【0092】又、AO−Qスイッチ素子20の発振時の
繰り返し数により励起LDの切り替えを1kHzと5k
Hzとで行ったが、これは固体レーザ媒質の種類や動作
条件により切り替えに最適な繰り変え数に変更すればよ
い。
【0093】又、酸化膜等の被膜のある金属材料の溶接
について説明したが、レーザ加工する過程で、ピーク出
力の違うレーザ光が必要なレーザ加工であれば適用で
き、そのレーザ加工を1台の固体レーザ装置で実施でき
る。
【0094】
【発明の効果】以上詳記したように本発明の請求項1、
2によれば、cw発振から高繰り返しパルス発振まで、
高出力で効率よく動作できる固体レーザ装置を提供でき
る。又、本発明の請求項1、2によれば、連続的にレー
ザ発振、パルス状にレーザ発振を起こし、さらに連続な
LD光と矩形波状のLD光とを合わせて振幅変調された
レーザ光を出力できる固体レーザ装置を提供できる。
【0095】又、本発明の請求項1、2によれば、ピー
ク出力の高いパルスレーザ光及び平均出力の高いcwレ
ーザ光を1台で出力してレーザ加工できる固体レーザ装
置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるLD励起固体レーザ装置の第1
の実施の形態を示す構成図。
【図2】LD励起モジュールにおけるcwLD及びQ−
cwLDの配置図。
【図3】同装置を適用したレーザ溶接のタイミングチャ
ート。
【図4】本発明に係わるLD励起固体レーザ装置の第2
の実施の形態を示す構成図。
【図5】本発明に係わるLD励起固体レーザ装置の第3
の実施の形態を示す構成図。
【図6】LDの励起出力とQスイッチ動作のレーザ発振
出力を示す図。
【図7】同装置と従来装置との動作条件による性能比較
をするための従来装置のレーザ出力を示す図。
【図8】同装置と従来装置との動作条件による性能比較
をするための従来装置のレーザ出力を示す図。
【図9】金属材料を溶接する場合のLD動作とレーザ発
振のタイミングチャート。
【図10】ピーク出力の高いQスイッチ動作と低ピーク
出力のcw動作を連続して行う場合のタイミングチャー
ト。
【図11】LD励起固体レーザ装置の変形例を示す構成
図。
【符号の説明】
1,2…共振器ミラー(高反射ミラー,出力ミラー)、 3,10,11…Nd:YAGロッド、 4,12,13…LD励起モジュール、 5,5´,14…cwLD、 6,6´,16…Q−cwLD、 7,15…cwLDドライバ、 8,17…Q−cwLDドライバ、 20…AO−Qスイッチ素子、 21…AO−Qスイッチドライバ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ共振器内に固体レーザ媒質を配置
    した固体レーザ装置において、 連続発振する半導体レーザとパルス発振する半導体レー
    ザとを前記固体レーザ媒質の周囲に交互に配置し、これ
    らにより連続発振及びパルス発振を組み合わせて前記固
    体レーザ媒質を励起する励起モジュールを備えたことを
    特徴とする固体レーザ装置。
  2. 【請求項2】 前記レーザ共振器内にQスイッチ素子を
    配置したことを特徴とする請求項1記載の固体レーザ装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017228671A (ja) * 2016-06-23 2017-12-28 ウシオ電機株式会社 レーザ駆動光源装置
JP2018006394A (ja) * 2016-06-28 2018-01-11 ウシオ電機株式会社 レーザ駆動光源装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017228671A (ja) * 2016-06-23 2017-12-28 ウシオ電機株式会社 レーザ駆動光源装置
JP2018006394A (ja) * 2016-06-28 2018-01-11 ウシオ電機株式会社 レーザ駆動光源装置

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