JPH11172250A - 電気的に制御される複屈折の原理に基づく液晶ディスプレイ及び液晶混合物 - Google Patents

電気的に制御される複屈折の原理に基づく液晶ディスプレイ及び液晶混合物

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JPH11172250A
JPH11172250A JP10273271A JP27327198A JPH11172250A JP H11172250 A JPH11172250 A JP H11172250A JP 10273271 A JP10273271 A JP 10273271A JP 27327198 A JP27327198 A JP 27327198A JP H11172250 A JPH11172250 A JP H11172250A
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JP
Japan
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liquid crystal
group
formula
compound
alkyl
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Application number
JP10273271A
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English (en)
Inventor
Akihiro Kojima
昭博 小島
Fumio Shimano
文夫 島野
Hideo Ichinose
秀男 一ノ瀬
Kazuo Totani
和男 戸谷
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Merck Patent GmbH
Original Assignee
Merck Patent GmbH
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 好ましい中間相幅、K3/K1の大きな値、高い
光学異方性Δn、負の誘電異方性Δε及び非常に良好な
長時間安定性を有する液晶相、そして電気的制御される
複屈折の法則を基本とする液晶ディスプレイを供給す
る。 【解決手段】フレームとともに、セルを形成する2枚の
平面−平行外板、セル中にあって、負の誘電異方性を有
するネマティック液晶混合物、外板の内側にあって、配
向膜で全体が覆われている電極皮膜、及び外板表面での
分子の長軸と外板との間のチルト角約85°から95を有す
る、電気的に制御される複屈折の原理に基づく液晶ディ
スプレイであって、

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気的に制御され
る複屈折の原理に基づく液晶ディスプレイ、及び液晶混
合物に関する。
【0002】
【従来の技術】ECB(electrically controlled birefrin
gence: 電気的に制御される複屈折)効果又はDAP (defor
mation of aligned phases: 整列相の変形) 効果は、19
71年(M. F. Schieckel及びK. Fahrensohn, “電場にお
いて垂直配向を有するネマティック液晶の変形”, App
l. Phys. Lett. 19(1971), 3912)にはじめて記述され
た。J. F. Kahn(Appl. Phys. Lett. 20(1972), 1193)及
びG. Labrunie及びJ. Rober(J.Appl. Phys. 44(1973),
4869)による文献が続いた。J. Robert及びF. Clerc(SID
80 Digest Techn. Papers(1980), 30)、J. Duchene(Di
splays 7 (1986), 3)及びH. Schad(SID 82 Digest Tech
n. Papers(1982), 244)は、液晶相が、ECB効果を基本と
する高情報ディスプレイ素子類に有用であるためには、
弾性定数K3/K 1間の高い比率、光学異方性Δnの大きな値
及び−0.5から−5の間の誘電異方性値Δεを有さねばな
らないことを示した。ECB効果に基づく電気光学ディス
プレイ素子はホメオトロピックエッジ配向を有する。
【0003】電気光学ディスプレイ素子におけるこの効
果の産業上の使用のために、液晶相には多くの満足させ
るべき点が要求される。ここで特に重要なことは、湿
気、空気、並びに熱、赤外線、可視及び紫外線や直流及
び交流電場のような物理的影響に対する化学的耐性であ
る。さらに、産業上使用可能な液晶相には、好適な温度
幅及び低粘度での液晶中間相を有する必要がある。
【0004】従来開示されている液晶中間相を有する一
連の化合物には、これら全ての要求を満たす単一化合物
は含まれない。従って一般に、2から25、好ましくは3か
ら18の化合物からなる混合物が、液晶相として使用可能
な物質を得るために調製される。しかしながら、はっき
りとした負の誘電異方性と適切な長時間安定性を有する
液晶材料が従来入手不可能であったので、理想的な相は
この方法では簡単には調製することができない。
【0005】WO 88/02130は、主として液晶トラン類、
シクロヘキシルトラン類又は4−[シクロヘキシル)−エ
チル]−ビシクロヘキサン類さらに負の誘電異方性を有
する化合物を含有するECB効果に基づくディスプレイを
開示している。
【0006】ECB製品のための、最後に述べたクラスの
化合物の不都合は、その比較的低い複屈折である。従っ
て、好ましい中間相幅、K3/K1の大きな値、高い光学異
方性Δn、負の誘電異方性Δε及び良好な長時間安定性
を有する液晶相に対する大きな需要が引き続き存在す
る。
【0007】ECB製品のための同様の混合物のコンセプ
トは、DE 4226298により公知である。本発明の混合物の
コンセプトとは反対に、先行技術のECB混合物はポジテ
ィブな化合物、好ましくはシアノ化合物を含有する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従って上記
の不都合を有さない、又はほとんど有さない、そしてそ
の液晶相が、特に非常に良好な長時間安定性を有するこ
とを特徴とする液晶ディスプレイを提供することを課題
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】ECB−液晶ディスプレイ
の鮮明さは、Y′=|Δε|/εを最小化することにより
改良することができる。Y′を最小化するためには、大
きなεばかりでなくかなり大きなεを有するECB混
合物を実現しなくてはならない。従って分子長軸に平行
な双極子モーメントを有する液晶が混合物のコンセプト
に含まれなくてはならない。最も単純には、誘電的に負
の化合物及び誘電的に正の化合物の組み合わせである。
負の誘電異方性を有する液晶組成物と正の誘電異方性を
有する液晶を少なくとも1つとを混合することを特徴と
する液晶組成物が、J5 1097‐585に開示されている。
【0010】上記課題は、本発明のグループ1からグル
ープ4の化合物の使用により達成される。本発明による
液晶相が非常に好ましい物性と格別な長時間安定性を有
することが今や明らかとなった。即ち、本発明は、 − フレームとともに、セルを形成する2枚の平面−
平行外板、 − セル中にあって、負の誘電異方性を有するネマテ
ィック液晶混合物、 − 外板の内側にあって、配向膜で全体が覆われてい
る電極皮膜、及び − 外板表面での分子の長軸と外板との間のチルト角
約85°から95° を有する、電気的に制御される複屈折の原理に基づく液
晶ディスプレイであって、ネマティック液晶混合物が、
グループ1から化合物1又は2以上を1重量%から40重量
%:
【0011】
【化12】 (式中R1及びR2は、それぞれ独立して、炭素原子1個から
12個を有する直鎖アルキル又はアルコキシ基を表し、
【化13】 であり、そしてmは、0又は1である);
【0012】グループ2から化合物1又は2以上を10重量
%から55重量%:
【化14】 (式中、R3及びR4は、R1及びR2と同義であり、そしてn
は、0又は1である);
【0013】グループ3から化合物1又は2以上を0重量%
から10重量%、好ましくは2重量%から5重量%:
【化15】 (式中、R5及びR6は、R1及びR2と同義であり、oは0又は1
であり、そして
【化16】 である);
【0014】グループ4から化合物1又は2以上を10重量
%から50重量%:
【化17】 (式中、R7及びR8は、R1及びR2と同義であり、Z1及びZ2
は、それぞれ独立して、−COO−、−O−CO−、−C≡C
−、−CH2CH2−又は単結合であり、
【化18】 は、それぞれ独立して、
【化19】 であり、そしてqは、0、1又は2である)を含有すること
を特徴とする、前記液晶ディスプレイに関する。
【0015】好適な態様は、ディスプレイ中の液晶混合
物が少なくとも60Kのネマティック相幅と20℃で30mPa.s
の最大フロー粘度、及び/又は液晶混合物が、約0.2か
ら0.7の|Δε|/ε(ここで|Δε|は誘電異方性の絶対
値であり、εは液晶分子の長軸方向における誘電率で
ある)であり、及び/又は複屈折率nと液晶混合物の層
厚みとの積が0.1μmから2.5μmであるようなディスプレ
イである。誘電率εが3より大きいか又は等しい、及
び/又は誘電異方性Δεが−0.5よりより小さいか又は
等しいディスプレイが好適である。
【0016】
【発明の実施の形態】ネマティック液晶混合物は、従来
の方法で調製される。一般に、微量で使用される成分の
所望の量を、適宜加温して、主要な成分を構成する成分
に溶解させる。有機溶媒、例えばアセトン、クロロホル
ム又はメタノール中で該成分の溶液を混合し、そして混
合後、例えば蒸留により、再び溶媒を除去することも可
能である。
【0017】誘電体は、当業者により公知及び刊行物に
記載の添加物をさらに含有してもよい。例えば0%から1
5%の多色性染料を添加してもよく、さらに導電塩、好
ましくはエチルジメチルドデシルアンモニウム4−ヘキ
ソキシベンゾエート、テトラブチルアンモニウムテトラ
フェニルボレート又はクラウンエーテル類の錯塩(例え
ばHaller et al., Mol. Cryst. Liq. Cryst., Volume 2
4, pages 249-258(1973)参照)を、導電性を改良するた
めに添加することができ、又はある種の物質を、誘電異
方性、粘度及び/又はネマティック相の配向を改変する
ために添加することができる。この種の物質は、例えば
DE-A 22 09 127、同22 40 864、同23 21632、同23 38 2
81、同24 50 088、同26 37 430及び同28 53 728に記述
されている。
【0018】本発明による液晶相のグループ1からグル
ープ4の個々の成分は、公知であるか又はそれらの調製
方法は、刊行物に記述された標準的な方法を基本として
いるので、当業者は先行技術より容易に得ることができ
る。
【0019】グループ1の化合物に相当するものは、例
えばDE-A 32 31 707、DE-A 33 20 024、DE-A 33 32 69
1、DE-A 33 32 692、DE-A 34 07 013、DE-A 34 37 93
5、DE-A34 43 929、DE-A 35 33 333及びDE-A 36 08 500
に記述されている。グループ2の化合物に相当するもの
は、例えばWO 88/07514に開示されている。グループ3の
化合物に相当するものは、例えばWO 89/08637に開示さ
れている。グループ4の化合物に相当するものは、例え
ばFluessige Kristalle in Tabellen I and II[“液
晶”中の表I及びII], VEB Deutscher Verlag fuer Grun
dstoffindustrie, Leipzig, 1984に開示されている。
【0020】特に好適なグループ1の化合物は、付属式
Iaから付属式1cの化合物:
【化20】 である。
【0021】特に好適なグループ2の化合物は、付属式2
a及び付属式2b:
【化21】 である。
【0022】特に好適なグループ3の化合物は、付属式3
aから付属式3d:
【化22】 である。
【0023】特に好適なグループ4の化合物は、付属式4
aから付属式4f:
【化23】 である。
【0024】アルキル及びアルキルは、それぞれ独立
して、好ましくは炭素原子2個から8個を有する直鎖アル
キル基を表す。
【化24】
【0025】グループ1及びグループ2について、単一
化合物又は複数の化合物は、Δε≦−0.5の値、好まし
くはΔε≦−0.8の値を有するものから選択されること
が好ましい。この数値はグループ1及びグループ2の量が
より少なくなると混合物全体において、より負にしなけ
ればならない。グループ1の量が非常に多い場合は、グ
ループ1のΔε値は、例えば−0.5から−1.0の幅以内の
ように、ほんのわずかに負でもよい。グループ4は、優
れたネマトゲン性及び30mm2・S-1以下、好ましくは20℃
で25mm2・S-1以下のフロー粘度を示した。
【0026】特に好適なグループ4の個々の化合物は、1
8mm2・S-1以下、好ましくは20℃で12mm2・S-1以下の極
めて低粘度のネマティック液晶である。グループ4は、
モノトロピック−又はエナンチオトロピック−ネマティ
ックであり、スメクティック相を有さず、非常に低温に
した液晶混合物中でのスメクティック相の出現を防ぐこ
とができる。例えば、高ネマトゲン性の異なる材料がそ
れぞれスメクティック液晶混合物に添加される場合、こ
れらの材料のネマトゲン性は、スメクティック相の抑制
達成度により比較することができる。
【0027】本発明による液晶相は、好ましくは2から1
5の成分、好ましくは3から18の成分を含有する。グルー
プ1からグループ4の化合物に加えて、例えば混合物全体
の45%まで、しかし好ましくは34%まで、特に10%まで
の量で他の成分を含有させることもできる。
【0028】他の成分は、好ましくはネマティック又は
ネマトゲニックな物質、特に公知の物質、アゾキシベン
ゼン類、ベンジリデン−アニリン類、ビフェニル類、タ
ーフェニル類、フェニル又はシクロヘキシルベンゾエー
ト類、フェニル又はシクロヘキシルシクロヘキサンカル
ボキシレート類、フェニルシクロヘキサン類、シクロヘ
キシルビフェニル類、シクロヘキシルシクロヘキサン
類、シクロヘキシルナフタレン類、1,4−ビス−シクロ
ヘキシルビフェニル類又はシクロヘキシルピリミジン
類、フェニル−又はシクロヘキシルジオキサン類、任意
にハロゲン化されたスチルベン類、ベンジルフェニルエ
ーテル、トラン類及び置換された桂皮酸を含むクラスか
ら選択される。
【0029】この種の液晶相の成分として好適である最
も重要な化合物は、式VI;
【化25】 (式中L及びEは、それぞれ1,4−2置換ベンゼン及び及び
シクロヘキサン環類、4,4'−2置換ベンゼン及びシクロ
ヘキサン環類、4,4'−2置換ビフェニル、フェニルシク
ロヘキサン及びシクロヘキシルシクロヘキサン系類、2,
5−2置換ピリミジン及び1,3−ジオキサン環類、2,6−2
置換ナフタレン、ジ−及びテトラヒドロナフタレン、キ
ナゾリン及びテトラヒドロキナゾリンを含む群のカルボ
ン酸又は複素環式系であり、Gは、
【化26】 又はC−C単結合であり、Qはハロゲン、好ましくは塩
素、又は−CNであり、そしてR9及びR10は、それぞれ炭
素原子18個まで、好ましくは8個まで有するアルキル、
アルコキシ、アルカノイルオキシ又はアルコキシカルボ
ニルオキシであるか、又はこれらの基の1つがかわりにC
N、NCS、NC、NO2、CF3、F、Cl又はBrである)で特徴づ
けられる。
【0030】これらの化合物の大部分では、R9及びR10
は、互いに異なっており、これらの基の1つは通常アル
キル又はアルコキシ基である。しかしながら、他の提案
された置換基による誘導体も普通である。多くのそのよ
うな物質又はそれらの混合物は、商業的に入手可能であ
る。全てのこれらの物質は、刊行物により公知の方法に
よって生成することができる。本発明による液晶ディス
プレイの構造は、例えばEP-A 0 240 379に記述されるよ
うに、通常のジオメトリーに対応する。さらなる努力を
要することなく、当業者は前記述から、本発明を全範囲
に亘って利用することができるであろう。以下の好適な
具体的態様は単に説明のためのものと理解されるべきで
あり、いかなる意味においても他の開示を限定するもの
ではない。本明細書中の例において、温度は全て℃であ
り、他に指示がなければ、全ての比率及び百分率は重量
による。以下の略号では1から15の範囲の値である
“n”及び“m”が用いられる。これらの化合物は、本
発明の混合物の好適な成分である:
【0031】
【化27】
【0032】
【化28】
【0033】しきい値電圧値V(0.0)、V(10.0)、V(90.0)
は、5μmのセル厚を有する通常のECBセルで20℃で測定
された。さらに:V(10,0,20)は、10%透過及び0°の視
野角でのしきい値電圧[V] V(90,0,20)は、90%透過及び0°の視野角でのしきい値
電圧[V] Δnは、20℃及び589nmで測定された光学異方性 Δεは、20℃での誘電異方性 cpは、透明点[℃] ν20は、20℃での粘度[mm2s-1] Sは、特性曲線の勾配 しきい値電圧を測定するために使用したディスプレイ
は、5mm間隔の2枚の平面−平行外板及び液晶のホメオト
ロピック配向を引き起こす、外板の内側でレシチンの配
向膜で全体が被覆された電極を有する。
【0034】
【実施例】例1 混合物相は、以下のように調製される。
【化29】
【0035】例2 混合物は、以下のように調製される。
【化30】
【0036】例3 混合物は、以下のように調製される。
【化31】
【0037】例4 混合物は、以下のように調製される。
【化32】
【0038】例5 混合物は、以下のように調製される。
【化33】
【0039】例6 混合物は、以下のように調製される。
【化34】
フロントページの続き (71)出願人 591032596 Frankfurter Str. 250, D−64293 Darmstadt,Fed eral Republic of Ge rmany (72)発明者 小島 昭博 ドイツ連邦共和国 デー−64293 ダルム シュタット フランクフルター シュトラ ーセ 250 (72)発明者 島野 文夫 ドイツ連邦共和国 デー−64293 ダルム シュタット フランクフルター シュトラ ーセ 250 (72)発明者 一ノ瀬 秀男 ドイツ連邦共和国 デー−64293 ダルム シュタット フランクフルター シュトラ ーセ 250 (72)発明者 戸谷 和男 ドイツ連邦共和国 デー−64293 ダルム シュタット フランクフルター シュトラ ーセ 250

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】− フレームとともに、セルを形成する
    2枚の平面−平行外板、 − セル中にあって、負の誘電異方性を有するネマテ
    ィック液晶混合物、 − 外板の内側にあって、配向膜で全体が覆われてい
    る電極皮膜、及び − 外板表面での分子の長軸と外板との間のチルト角
    約85°から95° を有する、電気的に制御される複屈折の原理に基づく液
    晶ディスプレイであって、ネマティック液晶混合物が、
    グループ1から化合物1又は2以上を1重量%から40重量
    %: 【化1】 (式中R1及びR2は、それぞれ独立して、炭素原子1個から
    12個を有する直鎖アルキル又はアルコキシ基を表し、 【化2】 であり、そしてmは、0又は1である);グループ2から化
    合物1又は2以上を10重量%から55重量%: 【化3】 (式中、R3及びR4は、R1及びR2と同義であり、そしてn
    は、0又は1である);グループ3から化合物1又は2以上を
    0重量%から10重量%、好ましくは2重量%から5重量
    %: 【化4】 (式中、R5及びR6は、R1及びR2と同義であり、oは0又は1
    であり、そして 【化5】 である);グループ4から化合物1又は2以上を10重量%か
    ら50重量%: 【化6】 (式中、R7及びR8は、R1及びR2と同義であり、Z1及びZ2
    は、それぞれ独立して、−COO−、−O−CO−、−C≡C
    −、−CH2CH2−又は単結合であり、 【化7】 は、それぞれ独立して、 【化8】 であり、そしてqは、0、1又は2である)を含有すること
    を特徴とする、前記液晶ディスプレイ。
  2. 【請求項2】 ネマティック媒体が、式1aのグループ1か
    らの化合物; 【化9】 (式中、アルキル及びアルキル*は、それぞれ独立して、
    炭素原子2個から8個を有する直鎖アルキル基を表す)を
    少なくとも1つ含有することを特徴とする、請求項1に記
    載のディスプレイ。
  3. 【請求項3】 ネマティック媒体が、式2a及び/又は式2
    bのグループ2からの化合物; 【化10】 (式中、アルキル及びアルキル*は、請求項2におけるそ
    れと同義である)を2又は3含有することを特徴とする、
    請求項1又は2に記載のディスプレイ。
  4. 【請求項4】 ネマティック媒体が、式4aから式4fから
    選択される化合物; 【化11】 (式中、アルキル及びアルキル*は、それぞれ独立して、
    好ましくは炭素原子2個から8個を有する直鎖アルキル基
    を表す)を2又は3以上含有することを特徴とする、請求
    項1〜3のいずれかに記載のディスプレイ。
  5. 【請求項5】 ディスプレイ中の液晶混合物が、少なく
    とも60Kのネマティック相幅及び20℃で30mPa.sの最大
    粘度を有する、請求項1に記載のディスプレイ。
  6. 【請求項6】 液晶混合物が、約0.2から0.7の|Δε|/ε
    (ここで|Δε|は誘電異方性の絶対値であり、ε
    液晶分子の長軸方向における誘電率である)である、請
    求項1に記載のディスプレイ。
  7. 【請求項7】 複屈折率nと液晶混合物の層厚みとの積が
    0.1μmから2.5μmである、請求項1に記載のディスプレ
    イ。
JP10273271A 1997-09-29 1998-09-28 電気的に制御される複屈折の原理に基づく液晶ディスプレイ及び液晶混合物 Pending JPH11172250A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001316669A (ja) * 2000-03-24 2001-11-16 Merck Patent Gmbh 液晶媒体および媒体を含む電気光学ディスプレイ
JP2006520098A (ja) * 2003-03-06 2006-08-31 メルク パテント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフトング 有機発光材料およびこれらの材料を含む発光デバイス
JP5505556B2 (ja) * 2011-06-24 2014-05-28 Dic株式会社 誘電率異方性が負である液晶組成物、及び該液晶組成物を用いた液晶表示素子

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