JPH1117178A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH1117178A
JPH1117178A JP16689397A JP16689397A JPH1117178A JP H1117178 A JPH1117178 A JP H1117178A JP 16689397 A JP16689397 A JP 16689397A JP 16689397 A JP16689397 A JP 16689397A JP H1117178 A JPH1117178 A JP H1117178A
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silicon
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JP16689397A
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Hideaki Matsuhashi
秀明 松橋
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サリサイド反応を確実に行うとともに、ソー
ス/ドレイン領域の面積の縮小化による接合容量の低減
が可能な半導体装置の製造方法を提供する。 【解決手段】 半導体装置の製造方法において、ソース
/ドレイン領域を形成後、薄いSiO2 膜を形成する工
程と、シリコン膜を形成する工程と、前記シリコン膜を
ソース/ドレイン領域と一部重なりコンタクトホールが
その上に形成できる形状になるようにエッチングにより
加工する工程と、金属膜(Ti,Co,Ni等)を形成
する工程と、熱処理により前記金属膜と前記シリコン膜
が反応し第1のチタンシリサイド(TiSi2 )膜32
が形成され、前記金属膜と前記ソース/ドレイン領域の
シリコン基板が反応し第2のチタンシリサイド(TiS
2 )膜32が形成され、前記第1のチタンシリサイド
(TiSi2 )膜と第2のチタンシリサイド(TiSi
2 )膜とが電気的に接続される工程とを施す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高速・高信頼性の
電界効果トランジスタ(MOSFET)が実現可能とな
る半導体装置の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、MOSFETの微細化により、駆
動力が上昇〔相互コンダクタンス(gm)が向上〕し、
寄生容量が減少するため、高速・高集積・低消費電力の
LSIが実現されるようになってきている。しかし、さ
らに高速化を図るためには、微細化による効果以上に、
MOSFETの寄生抵抗、寄生容量を低減させる必要が
ある。
【0003】寄生容量低減のための方法の一つとして、
ソース/ドレイン(S/D)領域のジャンクション容量
を低減させる方法である、局部配線(Local In
terconnect:以下、LIという)技術が報告
されている。例えば、『文献名:S.S.Wong e
t al.,IEEE TRANSACTIONSON
ELECTRON DEVICES,VOL.ED−
34,NO.3 MARCH 1987 P.587』
に、そのLI形成技術が開示されている。
【0004】以下、図面を参照して、上記文献に開示さ
れたLI形成技術を用いた半導体装置の製造方法につい
て簡単に説明する。図10はかかる従来のLI技術を用
いた半導体装置の製造工程断面図、図11は従来の通常
のMOSFETと従来のLI技術を用いたMOSFET
の上面図である。なお、この図では、ゲート電極形成前
までの通常のMOSFET形成方法と同一の工程の説明
については省略する。
【0005】(1)まず、この方法では、図10(A)
に示すように、フィールド酸化膜2が形成されたシリコ
ン基板1上に、多結晶シリコンのゲート電極3のパター
ニングを行った後、S/D領域のイオン注入、熱処理を
行い、S/D領域4を形成する。次いで、全面にCVD
法等でSiO2 膜を形成した後、反応性イオンエッチン
グ(RIE)でエッチバックを行うことにより、SiO
2 膜のサイドウォール膜5が形成される。
【0006】(2)次いで、図10(B)に示すよう
に、希フッ酸洗浄でゲート電極3の多結晶シリコン上、
S/D領域4上の自然酸化膜を除去し、50nmのチタ
ン(Ti)膜6、100nmのアモルファスシリコン膜
7をスパッタ法により連続して形成する。その後、不要
部分のアモルファスシリコン膜7を除去するため、ホト
リソ工程を経て、レジストパターン8を形成する。この
レジストパターン8をマスクとして、開口部のアモルフ
ァスシリコン膜7をフッ素系ガスを用い、RIEにより
除去する。
【0007】(3)次いで、図10(C)に示すよう
に、レジストパターン8を除去した後、N2 雰囲気中に
おいて600℃で30分間の熱処理を行い、S/D領域
4のシリコン基板、多結晶シリコンのゲート電極3、及
びアモルファスシリコン膜7とTi膜6を反応させ、チ
タンシリサイド(TiSi2 )膜9を形成する。その
後、TiN及び未反応のTiをウエットエッチングによ
り除去する。この時、フィールド酸化膜2上に上層のア
モルファスシリコン膜7とTi膜6の反応により形成さ
れるTiSi2 膜9をLI10と呼ぶ。次いで、TiS
2 膜9の低抵抗化のため、N2 雰囲気中において、8
00℃で30分間の熱処理を行う。
【0008】(4)次に、通常の方法を用い、図10
(D)に示すように、中間絶縁膜(例えば、SiO
2 膜)11を全面に形成した後、ホトリソ工程、エッチ
ング工程を経て、コンタクトホール12をLI10領域
上に形成する。その後、アルミ(Al)を全面に形成し
た後、また、ホトリソ工程、エッチング工程を経て、A
l配線パターン13を形成する。この時に、コンタクト
ホール12はAlによって埋め込まれ、下層のTiSi
2 膜9と接続される。このようにしてMOSFETが形
成される。
【0009】通常、図11(a)のMOSFETの上面
図に示すように、コンタクトホール16はS/D領域1
5上に形成されるが、LI技術を用いると、図11
(b)のMOSFETの上面図に示すように、フィール
ド酸化膜2上のLI10(TiSi2 膜)上にコンタク
トホール12を形成することができる。また、コンタク
トホール12を形成する場合、コンタクトホール12自
体の面積及びコンタクトホトリソ時の合わせ余裕が必要
なため、ソース/ドレイン4の面積をある程度以上小さ
くすることができない。そこで、LI技術を用いて、フ
ィールド酸化膜2上にコンタクトホール12を形成する
ようにしたことにより、図11(b)に示すように、S
/D領域4の面積を大幅に小さくすることができる(太
線で囲まれた領域の面積がソース/ドレイン領域の面積
になる)。
【0010】これにより、ドレイン領域の下に形成され
るジャンクションキャパシタの面積を小さくすることが
でき、ジャンクション容量を低減させることができる。
LI部の容量は、LI下が厚い素子分離用のSiO2
のため、容量は十分に小さくなっているので、ほとんど
無視することができる。このように、ジャンクション容
量を低減させることにより、寄生容量が低下し、デバイ
スの高速動作が可能となる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の半導体装置の製造方法においては、アモルファ
スシリコンの膜厚が厚いと、サリサイド後に未反応のア
モルファスシリコンがTiSi2 膜上に残り、コンタク
ト抵抗が大きくなってしまうという問題、また、逆にア
モルファスシリコンの膜厚が薄いと、未反応のTiがT
iSi2 とソース/ドレインの界面に残ってしまい、高
温アニールの際に、さらにシリコンと反応し、ジャンク
ションリークの原因になるという問題があった。
【0012】また、Ti上のアモルファスシリコンをエ
ッチングするためには、Tiとアモルファスシリコンの
エッチング選択比が大きくないと、Ti膜のエッチング
によりTi膜が薄くなってしまい、膜厚の制御性が悪く
なるという問題が生じる。サリサイドにおいては、Ti
膜厚によりTiSi2 の形成条件が変わるため、膜厚が
不安定では面内での均一の低抵抗化が困難になるという
問題があった。
【0013】また、コバルト(Co)のサリサイドを行
う場合、Coの酸化による抵抗増大を防ぐため、例え
ば、TiNとの積層(TiN/Co)にしてから熱処理
しなければならないことが知られている。このため、C
oを適用しようとした場合、TiNがアモルファスシリ
コン/Co間にあるため、サリサイド反応が起こらず、
アモルファスシリコンのままで残ってしまい、LIが形
成できないという問題もあった。
【0014】更に、LIとS/D領域の接続には合わせ
余裕が必要なため、S/D領域とLIの重なりの領域が
必要になる〔図11(b)〕。この合わせ余裕の分、ソ
ース/ドレイン領域の面積の縮小化を図ることができず
に、接合容量が大きくなってしまうという問題もあっ
た。本発明は、上記問題点を除去し、サリサイド反応を
確実に行うとともに、ソース/ドレイン面積の縮小化に
よる接合容量の低減が可能な半導体装置の製造方法を提
供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、 〔1〕半導体装置の製造方法において、ソース/ドレイ
ン領域を形成後、薄いSiO2 膜を形成する工程と、シ
リコン膜を形成する工程と、前記シリコン膜をソース/
ドレイン領域と一部重なり、コンタクトホールがその上
に形成できる形状になるようにエッチングにより加工す
る工程と、金属膜(Ti,Co,Ni等)を形成する工
程と、熱処理により前記金属膜と前記シリコン膜が反応
し第1のシリサイド膜が形成され、前記金属膜と前記ソ
ース/ドレイン領域のシリコン基板が反応し第2のシリ
サイド膜が形成され、前記第1のシリサイド膜と第2の
シリサイド膜とが電気的に接続される工程とを施すよう
にしたものである。
【0016】〔2〕半導体装置の製造方法において、ゲ
ート電極にサイドウォール形成後、薄いSiO2 膜を形
成する工程と、シリコン膜を形成する工程と、PSG膜
を形成する工程と、前記PSG膜とシリコン膜の積層膜
をソース/ドレイン領域と一部重なり、コンタクトホー
ルがその上に形成できる形状になるようにエッチングに
より加工する工程と、ソース/ドレイン領域を形成する
ためのイオン注入を行う工程と、ウエットエッチングに
より前記PSG膜と薄いSiO2 膜を除去する工程と、
熱処理により不純物を活性化する工程と、金属膜(T
i,Co,Ni等)を形成する工程と、熱処理により前
記金属膜と前記シリコン膜が反応し第1のシリサイド膜
が形成され、前記金属膜と前記ソース/ドレイン領域の
シリコン基板が反応し第2のシリサイド膜が形成され、
前記第1のシリサイド膜と前記第2のシリサイド膜とが
電気的に接続される工程とを施すようにしたものであ
る。
【0017】〔3〕上記〔2〕記載の半導体装置の製造
方法において、前記PSG膜は前記ソース/ドレイン領
域を形成するためのイオン注入が、その下のシリコン膜
に到達しない膜厚とするようにしたものである。 〔4〕上記〔2〕記載の半導体装置の製造方法におい
て、前記シリコン膜とソース/ドレイン領域とが重なる
部分のシリコン基板に浅い接合のソース/ドレイン領域
が形成されないようにしたものである。
【0018】〔5〕上記〔4〕記載の半導体装置の製造
方法において、前記シリコン膜とソース/ドレイン領域
とが重なる部分のシリコン基板に浅い接合のソース/ド
レイン領域が形成されないようにするため、この浅い接
合のソース/ドレイン領域を形成するためのイオン注入
は前記ゲート電極近傍にのみ行うようにしたものであ
る。
【0019】〔6〕上記〔2〕記載の半導体装置の製造
方法において、前記シリコン膜をエッチングする工程に
おける、エッチング後の断面形状は垂直ではなく、テー
パーを持つように加工するようにしたものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の
第1実施例を示す半導体装置の製造工程断面図(その
1)、図2は本発明の第1実施例を示す半導体装置の製
造工程断面図(その2)である。なお、ここでは、簡略
化のためPMOSFETの製造方法は省略するが、PM
OSFETを同時に作製した場合でも、NMOSFE
T、PMOSFETとも同様な効果が得られるようにな
る。
【0021】(1)まず、図1(A)に示すように、シ
リコン基板21に素子分離領域22を形成した後、ゲー
ト酸化膜23を5nm程度形成する。この後、所望の閾
値電圧にするために、チャネルにイオン注入を行う。L
PCVD法により、多結晶シリコン膜24を200nm
程度形成する。 (2)次いで、ゲート電極をパターニングするためのマ
スクになるレジストパターン(図示なし)を形成した
後、このレジストパターンをマスクとし、図1(B)に
示すように、多結晶シリコン膜24の不要部分をエッチ
ングし、ゲート電極25を形成する。その後、イオン注
入により、Asを5KeVで1×1015cm-2導入し、
浅い接合のS/D(浅接合S/D)領域26を形成す
る。次いで、TEOS(Tetra Etyl Ort
ho Silicate)を用いたCVD法によって、
250nmのSiO2 膜を形成した後、反応性イオンエ
ッチング(RIE)によりエッチバックを行い、サイド
ウォール27を形成する。
【0022】(3)次に、図1(C)に示すように、イ
オン注入によりAsを100KeVで5×1015cm-2
導入し、深い接合のS/D(深接合S/D)領域28を
形成する。この時、多結晶シリコンからなるゲート電極
25にもAsが導入される。その後、急速加熱装置(R
TA)を用い、1000℃で10秒間の熱処理を行うこ
とにより、S/D領域26,28及びゲート電極25中
の不純物の活性化を行う。
【0023】(4)次いで、図1(D)に示すように、
TEOSを用いたCVD法によって10nm程度のSi
2 膜29を形成した後、100nm程度の膜厚のアモ
ルファスシリコン膜(あるいは多結晶シリコン膜)30
を形成する。その後、不要部分のアモルファスシリコン
膜30を除去するため、ホトリソ工程を経てレジストパ
ターン(図示なし)を形成した後、このレジストパター
ンをマスクとして、開口部のアモルファスシリコン膜3
0を、フッ素ガスを用いてRIEにより除去する。
【0024】(5)次に、図1(E)に示すように、レ
ジストパターンを除去した後、10nmのSiO2 膜2
9をウエットエッチング、あるいはドライエッチングに
より除去する。 (6)次いで、図2(A)に示すように、希フッ酸洗浄
でゲート電極25の多結晶シリコン上、深接合S/D領
域28上、及びアモルファスシリコン膜30上の自然酸
化膜を除去し、30nmのチタン(Ti)膜31をスパ
ッタ法により形成する。
【0025】(7)次いで、図2(B)に示すように、
瞬間熱処理装置(RTA)を用い、N2 雰囲気中におい
て700℃で30秒間の熱処理を行い、S/D領域28
のシリコン基板、多結晶シリコンのゲート電極25、及
びアモルファスシリコン膜30とTi膜を反応させ、チ
タンシリサイド(TiSi2 )膜32を形成する。その
後、TiN及び、未反応のTiがウエットエッチングに
より除去される。この時、フィールド酸化膜22上にア
モルファスシリコン膜30とTi膜31の反応によりT
iSi2 膜32が形成され、LI33が形成される。
【0026】一方、深接合S/D領域28とアモルファ
スシリコン膜30は、前工程までは10nmのSiO2
膜29により絶縁されていたが、シリサイド化反応によ
りS/D領域28上とアモルファスシリコン膜30上か
ら成長するTiSi2 膜32が深接合S/D領域28上
のアモルファスシリコン膜30のエッジで接続されて、
深接合S/D領域28とLI33は電気的に導通がとれ
るようになる。
【0027】次いで、TiSi2 膜32の低抵抗化のた
め、N2 雰囲気中において800℃で20秒間の熱処理
を行う。 (8)次いで、図2(C)に示すように、通常の方法を
用い、中間絶縁膜(例えば、SiO2 膜)34を全面に
形成した後、ホトリソ工程、エッチング工程を経て、コ
ンタクトホール35をLI33領域上に形成する。その
後、アルミ(Al)を全面に形成した後、また、ホトリ
ソ工程、エッチング工程を経て、Al配線パターン36
を形成する。この時に、コンタクトホール35はAlに
よって埋め込まれ、下層のTiSi2 膜32と接続され
る。このようにして、MOSFETが形成される。
【0028】以上のようにして、S/D領域上のSiO
2 膜で絶縁されたアモルファスシリコン膜と、その上の
Ti膜の間でサリサイドを行い、アモルファスシリコン
のエッジ部でTiSi2 により、S/D領域とLIのコ
ンタクトをとるような製造方法にしたので、Ti膜の上
下にあるシリコンとのサリサイド反応によりTiSi 2
を形成する必要がなくなり、この方法を用いることによ
る問題を全て除去することができるようになる。
【0029】このように、第1実施例によれば、Ti膜
の下にアモルファスシリコン膜を形成するようにしたの
で、アモルファスシリコンがTiSi2 膜上に残り、コ
ンタクト抵抗が大きくなってしまうという問題がなくな
るというメリットがある。また、未反応のTi膜がTi
Si2 膜とソース/ドレインの界面に残ってしまい、高
温アニールの際に、さらにシリコンと反応し、ジャンク
ションリークの原因となるといった問題がなくなるとい
うメリットがある。
【0030】また、Tiスパッタ直後にサリサイドが行
えるようにしたので、Ti膜がエッチングされてしま
い、Ti膜厚が薄くなり、膜厚の制御性が悪くなるとい
う問題がなくなるというメリットがある。更に、サリサ
イドの時の構造は、従来法と何等変わらないため、シリ
サイド用の金属には何を用いても(例えば、Co,N
i)、LIを行うことができるというメリットがある。
【0031】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。図3は本発明の第2実施例を示す半導体装置の製造
工程断面図(その1)、図4は本発明の第2実施例を示
す半導体装置の製造工程断面図(その2)である。な
お、ここでは、簡略化のためPMOSFETの製造方法
は省略するが、PMOSFETを同時に作製した場合で
も、NMOSFET、PMOSFETとも同様な効果が
得られるようになる。
【0032】(1)まず、図3(A)に示すように、シ
リコン基板41に素子分離領域42を形成した後、ゲー
ト酸化膜43を5nm程度形成する。その後、所望の閾
値電圧にするために、チャネルのゲート下部になる領域
44のみにイオン注入を行う。LPCVD法により多結
晶シリコン膜45を200nm程度形成する。 (2)次いで、ゲート電極をパターニングするためのマ
スクになるレジストパターン(図示なし)を形成した
後、図3(B)に示すように、このレジストパターンを
マスクとし、多結晶シリコン膜45の不要部分をエッチ
ングし、ゲート電極46を形成する。その後、チャネル
のイオン注入を行うマスクを再度用い、レジストパター
ン47を形成する。このレジストパターン47をマスク
として、イオン注入によりAsを5KeVで1×1015
cm-2導入し、浅い接合のS/D(浅接合S/D)領域
48が形成される。
【0033】(3)次に、図3(C)に示すように、レ
ジストパターン47を除去した後、TEOSを用いたC
VD法によって、250nmのSiO2 膜を形成し、反
応性イオンエッチング(RIE)によりエッチバックを
行い、サイドウォール49を形成する。 (4)次に、図3(D)に示すように、TEOSを用い
たCVD法によって30nm程度のSiO2 膜50を形
成した後、200nm程度の膜厚のアモルファスシリコ
ン膜(あるいは多結晶シリコン膜)51を形成する。そ
のアモルファスシリコン膜51の上に、CVD法によっ
て高濃度(20wt%P2 5 以上)のリン(P)を含
有する200nm程度の膜厚のPSG(Phospho
−Silicate Glass)膜52を形成する。
【0034】その後、不要部分のPSG膜52を除去す
るため、ホトリソ工程を経てレジストパターン(図示な
し)を形成した後、このレジストパターンをマスクとし
て、PSG膜52をRIEにより除去する。次に、レジ
ストパターンを除去した後、今度はPSG膜52をマス
クとして開口部のアモルファスシリコン膜51をフッ素
系ガスを用い、RIEにより除去する。
【0035】(5)次に、図3(E)に示すように、イ
オン注入によりAsを100KeVで5×1015cm-2
導入し、深い接合のS/D(深接合S/D)領域53を
形成する。この時、ゲート電極46の多結晶シリコンに
もAsが導入される。一方、PSG膜52/アモルファ
スシリコン膜51の積層膜が形成された領域のアモルフ
ァスシリコン膜51には、PSG膜厚が厚いため、イオ
ン注入によりAsは導入されず、ノンドープ膜のままで
ある。当然、PSG膜52/アモルファスシリコン膜5
1の積層膜が形成された領域のシリコン基板54には、
イオン注入によりAsは導入されず、深い接合のS/D
領域は形成されない。
【0036】(6)次いで、図4(A)に示すように、
アモルファスシリコン膜51上の200nmのPSG膜
52、深い接合のS/D領域53及びゲート電極46上
の30nmのSiO2 膜50をフッ酸溶液中のウエット
エッチングにより除去する。PGS膜52中のリン濃度
が高い場合、エッチングレートはSiO2 膜50の約7
倍になる。このため、ほぼ、同一エッチング時間でPS
G膜52、SiO2 膜50を同時に除去することができ
る。その後、急速加熱装置(RTA)を用い、1000
℃で10秒間の熱処理を行うことにより、深接合S/D
領域53及びゲート電極46中の不純物の活性化が行わ
れる。
【0037】(7)次いで、図4(B)に示すように、
希フッ酸洗浄でゲート電極46の多結晶シリコン上、S
/D領域53上、及びアモルファスシリコン膜51上の
自然酸化膜を除去し、30nmのTi膜55をスパッタ
法により形成する。 (8)次いで、図4(C)に示すように、瞬間熱処理装
置(RTA)を用い、N2 雰囲気中において700℃で
30秒間の熱処理を行い、深接合S/D領域53のシリ
コン基板、多結晶シリコンのゲート電極46、及びアモ
ルファスシリコン膜51とTi膜55を反応させ、チタ
ンシリサイド(TiSi2 )膜56を形成する。その
後、TiN及び、未反応のTiがウエットエッチングに
より除去する。この時、フィールド酸化膜42上にアモ
ルファスシリコン膜51とTi膜55の反応によりTi
Si2 膜56が形成され、LI57が形成される。
【0038】一方、深接合S/D領域53とアモルファ
スシリコン膜51は、前工程までは30nmのSiO2
膜50により絶縁されていたが、シリサイド化反応によ
り深接合S/D領域53上とアモルファスシリコン膜5
1上から成長するTiSi2膜56が深接合S/D領域
53上のアモルファスシリコン膜51のエッジで接続さ
れて、深接合S/D領域53とLI57は電気的に導通
がとれるようになる。次いで、TiSi2 膜56の低抵
抗化のため、N2 雰囲気中において800℃で20秒間
の熱処理を行う。
【0039】(9)次いで、図4(D)に示すように、
通常の方法を用い、中間絶縁膜(例えば、SiO2 膜)
58を全面に形成した後、ホトリソ工程、エッチング工
程を経て、コンタクトホール59をLI57領域上に形
成する。その後、アルミ(Al)を全面に形成した後、
また、ホトリソ工程、エッチング工程を経て、Al配線
パターン60を形成する。この時に、コンタクトホール
59はAlによって埋め込まれ、下層のTiSi2 膜5
6と接続される。このようにして、MOSFETが形成
される。
【0040】このように、深接合S/D領域上のSiO
2 膜で絶縁されたアモルファスシリコン膜と、その上の
Ti膜の間でサリサイドを行い、アモルファスシリコン
のエッジ部でTiSi2 膜により、深接合S/D領域と
LIのコンタクトをとる製造方法にしたので、Ti膜の
上下にあるシリコンとのサリサイド反応により、TiS
2 を形成する必要がなくなり、その方法を用いること
による前述した課題を全て除去することができるように
なる。
【0041】さらに、この構造ではS/D領域とLIの
重なり領域の容量が、接合容量とMOS容量の直列容量
になるため、通常の接合容量より小さくなる。このた
め、S/D領域の接合容量の低減が可能となる。以上の
ように、本発明の第2実施例によれば、まず、第1実施
例と同様の効果を得ることができる。
【0042】さらに、浅い接合のS/D領域のイオン注
入の際に、ゲート近傍のみにしかAsが導入されないマ
スクを用いることと、PSG膜厚を厚くすることによ
り、深い接合のS/D領域のイオン注入の際にアモルフ
ァスシリコン膜、さらにアモルファスシリコン下のシリ
コン基板にAsが導入されないようにすることにより、
S/D領域とLIの重なり領域の容量が接合容量とMO
S容量(TiSi2 /シリコン/SiO2 /Si基板)
の直列容量になるため、通常の接合容量より小さくなる
というメリットがある。
【0043】図5は本発明の第1実施例を示すMOSF
ETの断面図、図6はそのMOSFETの接合容量の説
明図である。なお、ここでは、基板の濃度が一定である
と仮定している。また、この実施例では、MOSFET
のドレイン領域の接合部に接合容量が発生する。その値
をCJ 、ドレイン面積をAとする。
【0044】図7は本発明の第2実施例を示すMOSF
ETの断面図、図8はそのMOSFETの接合容量の説
明図である。なお、ここでも、基板の濃度が一定である
と仮定している。また、この実施例では、このMOSF
ETのドレイン面積をBとすると、ドレイン部の接合容
量はCJ ×B/Aになるが、アモルファスシリコンが形
成されている部分ではTiSi2 膜の下にノンドープの
アモルファスシリコンとSiO2膜があるため、その積
層膜の容量CoxCSi/(Cox+Csi)と接合容
量CJ ×(A−B)/Aの直列容量となる。
【0045】このため、本来の接合容量CJ ×(A−
B)/Aよりも容量が低下する。基板濃度が1×1017
cm-3とした場合の接合容量CJ ×(A−B)/Aは、
SiO2 膜厚が30nmとアモルファスシリコン膜厚が
200nmの積層膜の容量CoxCsi/(Cox+C
si)の2倍程度の容量なので、領域Cの容量はSiO
2 膜がない場合の30%程度と小さくなる。この場合、
アモルファスシリコンには不純物が導入されないように
しているため、シリコンの容量膜と考えることができ
る。Csiは、シリコンの比誘電率11.8で計算し
た。
【0046】このように、本発明によれば、LI形成時
のS/D領域とのホトリソ上の合わせ余裕により生じて
しまうLIとS/D領域の重なりの容量を、従来の1/
3程度に低減することが可能となる。ただし、アモルフ
ァスシリコンにS/D領域のイオン注入時にAsを導入
した場合、アモルファスシリコンが導電体になってしま
うため、Csiが無くなってしまい、本発明の効果は得
られなくなってしまう。
【0047】次に、本発明の第3実施例について説明す
る。図9は本発明の第3実施例を示す半導体装置の部分
製造工程断面図である。なお、この実施例では、基本的
には第2実施例と同様の製造方法により半導体装置が製
造されるので、両者の差異の部分のみについて説明す
る。第2実施例に示す図3(D)の工程において、アモ
ルファスシリコンのエッチングをKOH、あるいはフッ
硝酸を用いたウエットエッチング、あるいはテーパーが
形成されるような条件においてドライエッチングを行
う。ドライエッチングは、例えば、ECR(電子サイク
ロトロン共鳴)エッチャーにおいて、Cl2 及びO2
スを用い、圧力3mmTorr、RFパワー(基本バイ
アス)15W程度で、多結晶シリコンのエッチングレー
トが250nm/分程度と遅い条件で行えばよい。パワ
ーを下げれば、さらにテーパー角度を小さくすることが
できる。
【0048】図9(A)に、アモルファスシリコン膜5
1が垂直にエッチングされた場合(左側)、アモルファ
スシリコン膜51がテーパーのついた状態にエッチング
された場合(右側)、エッチング後のポリシリコンの形
状をそれぞれ示した。その後、図9(B)に示すよう
に、希フッ酸洗浄でゲート電極の多結晶シリコン上、S
/D領域上、及びアモルファスシリコン膜上の自然酸化
膜を除去し、スパッタ法により全面にTi膜61(30
nm)を形成する。それぞれの形状のアモルファスシリ
コン上に形成されたTi膜の膜厚分布が図9(B)に示
されている。
【0049】スパッタ法では、スパッタ粒子の方向性が
比較的揃っているため、テーパーがついていない場合
(左側)、サイドに形成されるTi膜61の膜厚は平面
に比べ、薄くなる。これに対し、テーパーがついている
場合(右側)、ほぼ平面と同等の膜厚が形成される。図
9(B)に示された構造を、瞬間熱処理装置(RTA)
を用い、N2 雰囲気中において700℃で30秒間の熱
処理を行った後に、TiSi2 膜が形成される手順を図
9(C)に示す。
【0050】TiSi膜厚は、形成したTi膜61の膜
厚の倍程度となり、表面には5nm程度のTiN膜62
が形成される。テーパーがついていない場合(左側)、
サイドに形成されるTi膜61の膜厚が半分であるとす
ると、SiO2 膜50の上下からTiSi2 膜が形成さ
れる膜厚は、それぞれ約10nmと25nmになる。そ
の中間部分は、シリコンが拡散してこないため、サリサ
イド反応は起こらず、Tiのままである。このため、ア
モルファスシリコン膜51から成長してくるTiSi2
とシリコン基板から成長してくるTiSi2 が接続され
るためには、SiO2 膜50の膜厚は約35nm以下で
なければならない。
【0051】これに対し、テーパーがついている場合
(右側)、サイドにはほぼ平面と同等のTi膜61の膜
厚が有るとすると、上下から約25nmずつTiSi2
が成長するため、SiO2 膜50の膜厚は約50nmで
も、アモルファスシリコン膜51から成長してくるTi
Si2 と、シリコン基板から成長してくるTiSi2
接続される。この後は、第2実施例と同様の製造方法で
行えばよい。
【0052】このように、アモルファスシリコン膜のエ
ッチング形状にテーパーを形成することにより、アモル
ファスシリコン膜下のSiO2 膜の膜厚を厚くすること
ができる。また、この説明における膜厚は、ある条件に
おける膜厚のため、Ti膜厚熱処理条件、テーパー角等
を変えれば、さらにSiO2 膜の膜厚を厚くすることが
できる。
【0053】以上のように、本発明の第3実施例によれ
ば、アモルファスシリコン膜下のSiO2 膜の膜厚を増
やすことができるので、図5〜図8におけるC領域のC
oxの容量を小さくすることができ、トータルの接合容
量がさらに小さくなるというメリットがある。なお、本
発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の
趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、これらを本発
明の範囲から排除するものではない。
【0054】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、以下のような効果を奏することができる。 (A)請求項1記載の発明によれば、Ti膜の下にアモ
ルファスシリコン膜を形成するようにしたので、アモル
ファスシリコン膜がTiSi2 膜上に残り、コンタクト
抵抗が大きくなってしまうという問題がなくなる。
【0055】また、未反応のTi膜がTiSi2 膜とソ
ース/ドレインの界面に残ってしまい、高温アニールの
際に、さらにシリコンと反応し、ジャンクションリーク
の原因となるといった問題がなくなる。また、Tiスパ
ッタ直後にサリサイドが行えるようにしたので、Ti膜
がエッチングされてしまい、Ti膜厚が薄くなり、膜厚
の制御性が悪くなるという問題がなくなる。
【0056】更に、サリサイドの時の構造は、従来法と
何等変わらないため、シリサイド用の金属には何を用い
てもよく、例えば、Co,Niにより、LIを行うこと
ができる。 (B)請求項2〜5記載の発明によれば、上記(1)の
効果に加えて、さらに、浅い接合のS/D領域のイオン
注入の際に、ゲート近傍のみにしかAsが導入されない
マスクを用いることと、PSG膜厚を厚くすることによ
り、深い接合のS/D領域のイオン注入の際にアモルフ
ァスシリコン膜、さらにアモルファスシリコン下のシリ
コン基板にAsが導入されないようにすることにより、
S/D領域とLIの重なり領域の容量が接合容量とMO
S容量(TiSi2 /シリコン/SiO2 /Si基板)
の直列容量になるため、通常の接合容量より小さくなる
というメリットがある。
【0057】(C)請求項6記載の発明によれば、アモ
ルファスシリコンのエッチング形状にテーパーを形成す
ることにより、アモルファスシリコン膜下のSiO2
厚を厚くすることができ、トータルの接合容量をさらに
小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す半導体装置の製造工
程断面図(その1)である。
【図2】本発明の第1実施例を示す半導体装置の製造工
程断面図(その2)である。
【図3】本発明の第2実施例を示す半導体装置の製造工
程断面図(その1)である。
【図4】本発明の第2実施例を示す半導体装置の製造工
程断面図(その2)である。
【図5】本発明の第1実施例を示すMOSFETの断面
図である。
【図6】本発明の第1実施例を示すMOSFETの接合
容量の説明図である。
【図7】本発明の第2実施例を示すMOSFETの断面
図である。
【図8】本発明の第2実施例を示すMOSFETの接合
容量の説明図である。
【図9】本発明の第3実施例を示す半導体装置の部分製
造工程断面図である。
【図10】従来のLI技術を用いた半導体装置の製造工
程断面図である。
【図11】従来の通常のMOSFETと従来のLI技術
を用いたMOSFETの上面図である。
【符号の説明】
21,41 シリコン基板 22,42 素子分離領域 23,43 ゲート酸化膜 24,45 多結晶シリコン膜 25,46 ゲート電極 26,48 浅い接合のS/D(浅接合S/D)領域 27,49 サイドウォール 28,53 深い接合のS/D(深接合S/D)領域 29,50 SiO2 膜 30,51 アモルファスシリコン(多結晶シリコ
ン)膜 31,55,61 Ti膜 32,56 チタンシリサイド(TiSi2 )膜 33,57 LI 34,58 中間絶縁(SiO2 )膜 35,59 コンタクトホール 36,60 Al配線 44 チャネルのゲート下部になる領域 47 レジストパターン 52 PSG膜 54 PSG膜/アモルファスシリコン膜の積層膜が
形成された領域のシリコン基板 62 TiN膜

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)ソース/ドレイン領域を形成後、薄
    いSiO2 膜を形成する工程と、(b)シリコン膜を形
    成する工程と、(c)前記シリコン膜をソース/ドレイ
    ン領域と一部重なりコンタクトホールがその上に形成で
    きる形状になるようにエッチングにより加工する工程
    と、(d)金属膜を形成する工程と、(e)熱処理によ
    り前記金属膜と前記シリコン膜が反応し第1のシリサイ
    ド膜が形成され、前記金属膜と前記ソース/ドレイン領
    域のシリコン基板が反応し第2のシリサイド膜が形成さ
    れ、前記第1のシリサイド膜と第2のシリサイド膜とが
    電気的に接続される工程とを施すことを特徴とする半導
    体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】(a)ゲート電極にサイドウォール形成
    後、薄いSiO2 膜を形成する工程と、(b)シリコン
    膜を形成する工程と、(c)PSG膜を形成する工程
    と、(d)前記PSG膜とシリコン膜の積層膜をソース
    /ドレイン領域と一部重なり、コンタクトホールがその
    上に形成できる形状になるようにエッチングにより加工
    する工程と、(e)ソース/ドレイン領域を形成するた
    めのイオン注入を行う工程と、(f)ウエットエッチン
    グにより前記PSG膜と薄いSiO2 膜を除去する工程
    と、(g)熱処理により不純物を活性化する工程と、
    (h)金属膜を形成する工程と、(i)熱処理により前
    記金属膜と前記シリコン膜が反応し第1のシリサイド膜
    が形成され、前記金属膜と前記ソース/ドレイン領域の
    シリコン基板が反応し第2のシリサイド膜が形成され、
    前記第1のシリサイド膜と前記第2のシリサイド膜とが
    電気的に接続される工程とを施すことを特徴とする半導
    体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の半導体装置の製造方法に
    おいて、前記PSG膜は前記ソース/ドレイン領域を形
    成するためのイオン注入がその下のシリコン膜に到達し
    ない膜厚とすることを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の半導体装置の製造方法に
    おいて、前記シリコン膜とソース/ドレイン領域とが重
    なる部分のシリコン基板に浅い接合のソース/ドレイン
    領域が形成されないことを特徴とする半導体装置の製造
    方法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の半導体装置の製造方法に
    おいて、前記シリコン膜とソース/ドレイン領域とが重
    なる部分のシリコン基板に浅い接合のソース/ドレイン
    領域が形成されないようにするため、浅い接合のソース
    /ドレイン領域を形成するためのイオン注入は前記ゲー
    ト電極近傍にのみ行うようにすることを特徴とする半導
    体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項2記載の半導体装置の製造方法に
    おいて、前記シリコン膜をエッチングする工程におけ
    る、エッチング後の断面形状は垂直ではなく、テーパー
    を持つように加工することを特徴とする半導体装置の製
    造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6506651B2 (en) 1999-07-26 2003-01-14 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Semiconductor device and manufacturing method thereof

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US6506651B2 (en) 1999-07-26 2003-01-14 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Semiconductor device and manufacturing method thereof

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