JPH111712A - 溶解炉の制御方法及び溶解炉 - Google Patents
溶解炉の制御方法及び溶解炉Info
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- JPH111712A JPH111712A JP15267297A JP15267297A JPH111712A JP H111712 A JPH111712 A JP H111712A JP 15267297 A JP15267297 A JP 15267297A JP 15267297 A JP15267297 A JP 15267297A JP H111712 A JPH111712 A JP H111712A
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- air
- supply passage
- melting furnace
- furnace
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/20—Recycling
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- Vertical, Hearth, Or Arc Furnaces (AREA)
- Furnace Details (AREA)
- Carbon Steel Or Casting Steel Manufacturing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 スクラップ等の供給通路の詰まりを防止でき
る溶解炉を提供する。 【解決手段】 本発明の溶解炉の制御方法は、スクラッ
プとHBI(還元鉄)とのスクラップ混合物1を貯留し
て予熱する予熱槽2と、予熱槽からスクラップ混合物1
を導くスロート部3と、スクラップ混合物1をを溶解し
て製鋼する炉体4とを備えた溶解炉の制御方法であっ
て、スロート部3に冷却ガスを供給するとともに、炉体
4に二次燃焼用のエアーを供給しつつ、スロート部3内
の温度と酸素濃度を検出し、検出された温度と酸素濃度
がそれぞれ所定値となるように、冷却ガスの供給量と二
次燃焼用のエアーの供給量をそれぞれ制御する。
る溶解炉を提供する。 【解決手段】 本発明の溶解炉の制御方法は、スクラッ
プとHBI(還元鉄)とのスクラップ混合物1を貯留し
て予熱する予熱槽2と、予熱槽からスクラップ混合物1
を導くスロート部3と、スクラップ混合物1をを溶解し
て製鋼する炉体4とを備えた溶解炉の制御方法であっ
て、スロート部3に冷却ガスを供給するとともに、炉体
4に二次燃焼用のエアーを供給しつつ、スロート部3内
の温度と酸素濃度を検出し、検出された温度と酸素濃度
がそれぞれ所定値となるように、冷却ガスの供給量と二
次燃焼用のエアーの供給量をそれぞれ制御する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、予熱槽を備え、ス
クラップ等を溶解して製鋼する溶解炉の制御方法及び溶
解炉に関するものである。
クラップ等を溶解して製鋼する溶解炉の制御方法及び溶
解炉に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車部品の廃材や空き缶等の
スクラップ(原料)を高熱で溶解して製鋼する溶解炉と
して、製鋼用アーク炉が用いられている。このような製
鋼用アーク炉においては、装入するスクラップを予熱槽
で高温に予熱しておくことが電力消費量を少なくする上
で有利である。
スクラップ(原料)を高熱で溶解して製鋼する溶解炉と
して、製鋼用アーク炉が用いられている。このような製
鋼用アーク炉においては、装入するスクラップを予熱槽
で高温に予熱しておくことが電力消費量を少なくする上
で有利である。
【0003】図2は、従来の密閉式製鋼用アーク炉の要
部の断面図を示したものであり、符号2は予熱槽、3は
スロート部(スクラップ供給通路)、4は炉体である。
予熱槽2には、投入前のスクラップと還元鉄であるHB
I(hot briquet iron)とを適当比(1:80〜50:
50)で混合させたスクラップ混合物1が貯留される。
なお、スクラップにあらかじめHBIを混入させるの
は、炉体4により製鋼される鉄の不純物の存在比を相対
的に減少させるためである。予熱槽2の底部には、貯留
されたスクラップ混合物1をスロート部3に押し出すた
めの進退可能な押出装置11が設けられている。
部の断面図を示したものであり、符号2は予熱槽、3は
スロート部(スクラップ供給通路)、4は炉体である。
予熱槽2には、投入前のスクラップと還元鉄であるHB
I(hot briquet iron)とを適当比(1:80〜50:
50)で混合させたスクラップ混合物1が貯留される。
なお、スクラップにあらかじめHBIを混入させるの
は、炉体4により製鋼される鉄の不純物の存在比を相対
的に減少させるためである。予熱槽2の底部には、貯留
されたスクラップ混合物1をスロート部3に押し出すた
めの進退可能な押出装置11が設けられている。
【0004】スロート部3は、その上端が予熱槽2の底
部側面に接続されるとともに、その下端が炉体4の頂部
に設けられたスクラップ投入口14に接続されて、スク
ラップ混合物1の供給通路を形成する。スロート部3の
内側上部には、予熱槽2から押し出されたスクラップと
HBIを一次的に滞留させる水平な受台部3aが形成さ
れ、さらに受台部3aの上のスクラップ混合物1を押し
出して炉体4の内部へ装入させる押出装置12が設けら
れている。
部側面に接続されるとともに、その下端が炉体4の頂部
に設けられたスクラップ投入口14に接続されて、スク
ラップ混合物1の供給通路を形成する。スロート部3の
内側上部には、予熱槽2から押し出されたスクラップと
HBIを一次的に滞留させる水平な受台部3aが形成さ
れ、さらに受台部3aの上のスクラップ混合物1を押し
出して炉体4の内部へ装入させる押出装置12が設けら
れている。
【0005】炉体4は、炉底に設けられた底部電極(陽
極)13と、スクラップ投入口14を挟んで炉蓋4aを
貫通して取り付けられた2本の上部電極(陰極)15,
15とを備えている。また、炉体4には、一次燃焼用の
吹込ランス16を炉蓋4aを貫通させて配置し、C、O
2を溶鋼18中に吹き込めるように構成されている。さ
らに、炉体4の側壁部には二次燃焼用のエアー供給管1
7が接続され、炉体4内にエアーを送り込んで二次燃焼
を行わせるように構成されている。
極)13と、スクラップ投入口14を挟んで炉蓋4aを
貫通して取り付けられた2本の上部電極(陰極)15,
15とを備えている。また、炉体4には、一次燃焼用の
吹込ランス16を炉蓋4aを貫通させて配置し、C、O
2を溶鋼18中に吹き込めるように構成されている。さ
らに、炉体4の側壁部には二次燃焼用のエアー供給管1
7が接続され、炉体4内にエアーを送り込んで二次燃焼
を行わせるように構成されている。
【0006】このように構成された製鋼用アーク炉の運
転方法について概説する。まず、押出装置11により予
熱槽2から予熱されたスクラップ混合物1を受台部8a
に押し出し、さらに、押出装置12によりスクラップ混
合物1をこの受台部8aから押し出して炉体4内に供給
する。炉体4内では底部電極13と上部電極15,15
の間に電圧を印加してアーク放電させることにより、ス
クラップ混合物1を加熱して溶解させる。これにより溶
鋼18が炉体4の底部の貯留される。
転方法について概説する。まず、押出装置11により予
熱槽2から予熱されたスクラップ混合物1を受台部8a
に押し出し、さらに、押出装置12によりスクラップ混
合物1をこの受台部8aから押し出して炉体4内に供給
する。炉体4内では底部電極13と上部電極15,15
の間に電圧を印加してアーク放電させることにより、ス
クラップ混合物1を加熱して溶解させる。これにより溶
鋼18が炉体4の底部の貯留される。
【0007】また、この溶鋼18中に吹込ランス16に
よりC、O2を吹き込んで一次燃焼させることによりC
+1/2O2→COの反応を行わせて発熱させる。さら
に、炉体4内の雰囲気中にエアー供給管17を通してエ
アーを送給して二次燃焼させるようにし、これによりC
O+1/2O2→CO2の反応を行わせてさらなる発熱を
得るようにしている。このようにして得られた高温の顕
熱を有した排ガスはスロート部3を通して予熱槽2に流
れ込み、投入前のスクラップ混合物1を予熱する。
よりC、O2を吹き込んで一次燃焼させることによりC
+1/2O2→COの反応を行わせて発熱させる。さら
に、炉体4内の雰囲気中にエアー供給管17を通してエ
アーを送給して二次燃焼させるようにし、これによりC
O+1/2O2→CO2の反応を行わせてさらなる発熱を
得るようにしている。このようにして得られた高温の顕
熱を有した排ガスはスロート部3を通して予熱槽2に流
れ込み、投入前のスクラップ混合物1を予熱する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の製鋼
用アーク炉では、予熱槽2に貯留されているスクラップ
混合物1を高温の排ガスによって酸化雰囲気中(O2、
CO2ガス)のもとで予熱させるようにすると、スクラ
ップ混合物1に含まれるHBIの種類によってはHBI
が酸化融着し、スクラップ混合物1がスロート部3内で
詰まるいわゆる棚吊り現象を起こす場合があるという欠
点があった。
用アーク炉では、予熱槽2に貯留されているスクラップ
混合物1を高温の排ガスによって酸化雰囲気中(O2、
CO2ガス)のもとで予熱させるようにすると、スクラ
ップ混合物1に含まれるHBIの種類によってはHBI
が酸化融着し、スクラップ混合物1がスロート部3内で
詰まるいわゆる棚吊り現象を起こす場合があるという欠
点があった。
【0009】このような不具合を回避するため、スロー
ト部3に接続したガス配管を通して冷却ガスを送給し
て、予熱槽2に入る排ガスを希釈冷却することによっ
て、HBIの酸化融着を防止するようにした製鋼用アー
ク炉も知られている。しかし、炉体4内の温度が低い場
合には冷却ガスにより排ガスの温度が下げられ、予熱槽
2のスクラップ混合物1が十分に予熱されないという問
題が生じる。
ト部3に接続したガス配管を通して冷却ガスを送給し
て、予熱槽2に入る排ガスを希釈冷却することによっ
て、HBIの酸化融着を防止するようにした製鋼用アー
ク炉も知られている。しかし、炉体4内の温度が低い場
合には冷却ガスにより排ガスの温度が下げられ、予熱槽
2のスクラップ混合物1が十分に予熱されないという問
題が生じる。
【0010】そこで、本発明は、このような事情に鑑み
なされたもので、予熱槽から供給されるスクラップと還
元鉄の混合物をスクラップ供給通路内で酸化融着させず
に炉体に供給することができる溶解炉の制御方法及び溶
解炉を提供することを目的とする。
なされたもので、予熱槽から供給されるスクラップと還
元鉄の混合物をスクラップ供給通路内で酸化融着させず
に炉体に供給することができる溶解炉の制御方法及び溶
解炉を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、請求項1に記載した発明は、スクラップと還元鉄
とを混合状態で充填貯留して予熱する予熱槽と、前記予
熱槽から前記スクラップと前記還元鉄とを導くスクラッ
プ供給通路と、前記スクラップ供給通路を介して供給さ
れる前記スクラップと前記還元鉄を溶解する炉体とを備
えた溶解炉の制御方法であって、前記スクラップ供給通
路に冷却ガスを供給するとともに、前記炉体に二次燃焼
用のエアーを供給しつつ、前記スクラップ供給通路内の
温度と酸素濃度を検出し、検出された温度と酸素濃度が
それぞれ所定値となるように、冷却ガスの供給量と前記
二次燃焼用のエアーの供給量をそれぞれ制御することを
特徴とする。
ため、請求項1に記載した発明は、スクラップと還元鉄
とを混合状態で充填貯留して予熱する予熱槽と、前記予
熱槽から前記スクラップと前記還元鉄とを導くスクラッ
プ供給通路と、前記スクラップ供給通路を介して供給さ
れる前記スクラップと前記還元鉄を溶解する炉体とを備
えた溶解炉の制御方法であって、前記スクラップ供給通
路に冷却ガスを供給するとともに、前記炉体に二次燃焼
用のエアーを供給しつつ、前記スクラップ供給通路内の
温度と酸素濃度を検出し、検出された温度と酸素濃度が
それぞれ所定値となるように、冷却ガスの供給量と前記
二次燃焼用のエアーの供給量をそれぞれ制御することを
特徴とする。
【0012】この発明では、スクラップ供給通路内の温
度及び酸素濃度が所定値となるように制御され、還元鉄
が酸化融着せずにスクラップ供給通路を通じて炉体に供
給される。
度及び酸素濃度が所定値となるように制御され、還元鉄
が酸化融着せずにスクラップ供給通路を通じて炉体に供
給される。
【0013】請求項2に記載した発明は、請求項1に記
載した発明において、前記スクラップ供給通路内の温度
が700℃以下となるように冷却ガスの供給量を制御す
ることを特徴とする。この発明では、還元鉄が溶解せず
にスクラップ供給通路を通じて炉体に供給される。
載した発明において、前記スクラップ供給通路内の温度
が700℃以下となるように冷却ガスの供給量を制御す
ることを特徴とする。この発明では、還元鉄が溶解せず
にスクラップ供給通路を通じて炉体に供給される。
【0014】請求項3に記載した発明、請求項1に記載
した発明において、前記スクラップ供給通路の酸素濃度
が3%以下となるように二次燃焼用のエアーの供給量を
制御することを特徴とする。この発明では、還元鉄が酸
化せずにスクラップ供給通路を通じて炉体に供給され
る。
した発明において、前記スクラップ供給通路の酸素濃度
が3%以下となるように二次燃焼用のエアーの供給量を
制御することを特徴とする。この発明では、還元鉄が酸
化せずにスクラップ供給通路を通じて炉体に供給され
る。
【0015】請求項4記載の発明においては、スクラッ
プと還元鉄とを混合状態で充填貯留して予熱する予熱槽
と、前記予熱槽から前記スクラップと前記還元鉄とを導
くスクラップ供給通路と、前記スクラップ供給通路を介
して供給される前記スクラップと前記還元鉄を溶解して
製鋼する炉体とを備えた溶解炉であって、前記スクラッ
プ供給通路に接続され、冷却ガスを供給するガス供給系
と、前記ガス供給系に介装され、前記冷却ガスの流量を
可変させるガス流量調整手段と、前記炉体に接続され、
二次燃焼用のエアーを供給するエアー供給系と、前記エ
アー供給系に介装され、前記エアーの流量を可変させる
エアー流量調整手段と、前記スクラップ供給通路に設け
られた酸素濃度検出手段及び温度検出手段と、前記温度
検出手段により検出された温度と前記酸素濃度検出手段
により検出された酸素濃度がそれぞれ所定値となるよう
に、前記ガス流量調整手段と前記エアー流量調整手段と
を制御する制御手段と、を備える。
プと還元鉄とを混合状態で充填貯留して予熱する予熱槽
と、前記予熱槽から前記スクラップと前記還元鉄とを導
くスクラップ供給通路と、前記スクラップ供給通路を介
して供給される前記スクラップと前記還元鉄を溶解して
製鋼する炉体とを備えた溶解炉であって、前記スクラッ
プ供給通路に接続され、冷却ガスを供給するガス供給系
と、前記ガス供給系に介装され、前記冷却ガスの流量を
可変させるガス流量調整手段と、前記炉体に接続され、
二次燃焼用のエアーを供給するエアー供給系と、前記エ
アー供給系に介装され、前記エアーの流量を可変させる
エアー流量調整手段と、前記スクラップ供給通路に設け
られた酸素濃度検出手段及び温度検出手段と、前記温度
検出手段により検出された温度と前記酸素濃度検出手段
により検出された酸素濃度がそれぞれ所定値となるよう
に、前記ガス流量調整手段と前記エアー流量調整手段と
を制御する制御手段と、を備える。
【0016】この発明においては、予熱槽から予熱され
たスクラップと還元鉄の混合物がスクラップ供給通路を
通じて炉体内に供給され、炉体内で高熱により溶解して
製鋼される。同時に、スクラップ供給通路内では排ガス
の温度及び酸素濃度が温度検出手段と酸素濃度検出手段
によって検出され、これら検出値はそれぞれ制御手段に
入力される。
たスクラップと還元鉄の混合物がスクラップ供給通路を
通じて炉体内に供給され、炉体内で高熱により溶解して
製鋼される。同時に、スクラップ供給通路内では排ガス
の温度及び酸素濃度が温度検出手段と酸素濃度検出手段
によって検出され、これら検出値はそれぞれ制御手段に
入力される。
【0017】これら検出値が所定の温度を超えていたと
きときは、制御手段がガス流量調整手段を制御して、送
給される冷却ガスの流量を増大させる。一方、検出値が
所定の温度より低いときは、制御手段がガス流量調整手
段を制御して、送給される冷却ガスの流量を減少させ
る。
きときは、制御手段がガス流量調整手段を制御して、送
給される冷却ガスの流量を増大させる。一方、検出値が
所定の温度より低いときは、制御手段がガス流量調整手
段を制御して、送給される冷却ガスの流量を減少させ
る。
【0018】これら検出値が所定の酸素濃度を超えてい
たときときは、制御手段がエアー流量調整手段を制御し
て、送給されるエアーの流量を減少させる。一方、検出
値が所定の酸素濃度をより低いときは、エアー流量調整
手段を制御して、送給されるエアーの流量を増大させ
る。
たときときは、制御手段がエアー流量調整手段を制御し
て、送給されるエアーの流量を減少させる。一方、検出
値が所定の酸素濃度をより低いときは、エアー流量調整
手段を制御して、送給されるエアーの流量を増大させ
る。
【0019】このように制御手段によって、スクラップ
供給通路内部の温度及び酸素濃度が一定の所定値に維持
されて、還元鉄が酸化融着してスクラップ供給通路を閉
塞させるような事態が防止される。
供給通路内部の温度及び酸素濃度が一定の所定値に維持
されて、還元鉄が酸化融着してスクラップ供給通路を閉
塞させるような事態が防止される。
【0020】
【発明の実施の形態】続いて、本発明に係る溶解炉の実
施の形態について図1を参照して詳細に説明する。な
お、以下の説明中、従来の技術で示した図2と共通する
部分については、同一の符号を付し、その説明を省略す
る。
施の形態について図1を参照して詳細に説明する。な
お、以下の説明中、従来の技術で示した図2と共通する
部分については、同一の符号を付し、その説明を省略す
る。
【0021】図1は、本発明の実施の形態を示す概略図
である。本発明に係る溶解炉である製鋼用アーク炉で
は、図1に示すように、冷却ガスを供給するガス配管
(ガス供給系)31と、二次燃焼用のエアーを供給する
エアー供給管(エアー供給系)41とを備えている。
である。本発明に係る溶解炉である製鋼用アーク炉で
は、図1に示すように、冷却ガスを供給するガス配管
(ガス供給系)31と、二次燃焼用のエアーを供給する
エアー供給管(エアー供給系)41とを備えている。
【0022】ガス配管31は、その吸入側が予熱槽2の
上部に接続され、排出側がスロート部3の上部に接続さ
れている。すなわち、予熱槽2、ガス配管31、スロー
ト部3を経て予熱槽2に戻るガスの循環路が形成されて
いる。
上部に接続され、排出側がスロート部3の上部に接続さ
れている。すなわち、予熱槽2、ガス配管31、スロー
ト部3を経て予熱槽2に戻るガスの循環路が形成されて
いる。
【0023】ガス配管31には、吸入側から順に、予熱
槽2からの排ガスを冷却する冷却手段32と、排ガスを
送給する流量可変型のブースターファン33と、排ガス
の流量を調整する流量調整バルブ34が介装されてい
る。ブースターファン33と流量調整バルブ34は、ガ
ス流量調整手段を構成する。
槽2からの排ガスを冷却する冷却手段32と、排ガスを
送給する流量可変型のブースターファン33と、排ガス
の流量を調整する流量調整バルブ34が介装されてい
る。ブースターファン33と流量調整バルブ34は、ガ
ス流量調整手段を構成する。
【0024】エアー供給管41には、炉体4の側面に接
続され、吸入側から順に、エアーを送給するブースター
ファン43と、エアーの流量を調整する流量調整バルブ
44とが介装されている。このブースターファン43と
流量調整バルブ44は、エアー流量調整手段を構成す
る。
続され、吸入側から順に、エアーを送給するブースター
ファン43と、エアーの流量を調整する流量調整バルブ
44とが介装されている。このブースターファン43と
流量調整バルブ44は、エアー流量調整手段を構成す
る。
【0025】また、この製鋼用アーク炉は、スロート部
3に設けられた温度計(温度検出手段)51とガス分析
計(酸素濃度検出手段)52と、各動作の制御を行う制
御手段53を備えている。制御手段53には、温度計5
1とガス分析計52からの検出値が入力されるととも
に、上述した流量調整バルブ34,バルブ44とブース
ターファン34,44に制御信号を出力するように接続
されている。
3に設けられた温度計(温度検出手段)51とガス分析
計(酸素濃度検出手段)52と、各動作の制御を行う制
御手段53を備えている。制御手段53には、温度計5
1とガス分析計52からの検出値が入力されるととも
に、上述した流量調整バルブ34,バルブ44とブース
ターファン34,44に制御信号を出力するように接続
されている。
【0026】以上のように構成された製鋼用アーク炉の
運転方法について説明する。まず、押出装置11により
予熱槽2から予熱されたスクラップとHBIのスクラッ
プ混合物1をスロート部3に押し出し、さらに、押出装
置12によりスクラップ混合物1を押し出して炉体4内
に供給する。炉体4内では底部電極13と上部電極1
5,15との間に電圧を印加してアーク放電させ、スク
ラップ混合物1を加熱し溶解させる。これにより溶鋼1
8が炉体4の底部の貯留される。
運転方法について説明する。まず、押出装置11により
予熱槽2から予熱されたスクラップとHBIのスクラッ
プ混合物1をスロート部3に押し出し、さらに、押出装
置12によりスクラップ混合物1を押し出して炉体4内
に供給する。炉体4内では底部電極13と上部電極1
5,15との間に電圧を印加してアーク放電させ、スク
ラップ混合物1を加熱し溶解させる。これにより溶鋼1
8が炉体4の底部の貯留される。
【0027】また、この溶鋼18中に吹込ランス16に
よりC、O2を吹き込んで一次燃焼させることによりC
+1/2O2→COの反応を行わせて発熱させる。さら
に、炉体4内の雰囲気中にエアー供給管41を通してエ
アーを送給して二次燃焼させるようにし、これによりC
O+1/2O2→CO2の反応を行わせてさらなる発熱を
得る。このようにして得られた高温の顕熱を有する排ガ
スはスロート部3を通して予熱槽2に流れ込み、投入前
のスクラップ混合物1を予熱する。
よりC、O2を吹き込んで一次燃焼させることによりC
+1/2O2→COの反応を行わせて発熱させる。さら
に、炉体4内の雰囲気中にエアー供給管41を通してエ
アーを送給して二次燃焼させるようにし、これによりC
O+1/2O2→CO2の反応を行わせてさらなる発熱を
得る。このようにして得られた高温の顕熱を有する排ガ
スはスロート部3を通して予熱槽2に流れ込み、投入前
のスクラップ混合物1を予熱する。
【0028】この動作中において、スロート部3内を上
昇する排ガスの温度及び酸素濃度が温度計51とガス分
析計52によって継続して検出され、これら検出値はそ
れぞれ制御手段53に入力される。制御手段53には、
HBIが酸化融着を起こす温度と酸素濃度が所定値とし
てあらかじめ設定されている。制御手段53は、検出値
と所定値とを比較し、その結果により以下のように動作
を制御する。
昇する排ガスの温度及び酸素濃度が温度計51とガス分
析計52によって継続して検出され、これら検出値はそ
れぞれ制御手段53に入力される。制御手段53には、
HBIが酸化融着を起こす温度と酸素濃度が所定値とし
てあらかじめ設定されている。制御手段53は、検出値
と所定値とを比較し、その結果により以下のように動作
を制御する。
【0029】検出された温度が所定の温度を超えていた
ときは、制御手段53はブースターファン33のファン
回転数とガス流量調整バルブ34の開度を調整して、送
給される冷却ガスの流量を増大させる。これにより排ガ
スが希釈冷却され、HBIが酸化融着を起こしてスロー
ト部3を閉塞させるような事態が防止される。
ときは、制御手段53はブースターファン33のファン
回転数とガス流量調整バルブ34の開度を調整して、送
給される冷却ガスの流量を増大させる。これにより排ガ
スが希釈冷却され、HBIが酸化融着を起こしてスロー
ト部3を閉塞させるような事態が防止される。
【0030】一方、検出された温度が所定値以下であっ
たときは、制御手段53はブースターファン33のファ
ン回転数とガス流量調整バルブ34の開度を調整して、
送給される冷却ガスの流量を減少させる。これにより、
高温の排ガスが予熱槽2に供給され、スクラップ混合物
1が十分に予熱される。
たときは、制御手段53はブースターファン33のファ
ン回転数とガス流量調整バルブ34の開度を調整して、
送給される冷却ガスの流量を減少させる。これにより、
高温の排ガスが予熱槽2に供給され、スクラップ混合物
1が十分に予熱される。
【0031】また、検出された酸素濃度が所定値を超え
ていたときは、制御手段53は、ブースターファン43
のファン回転数とエアー流量調整バルブ44の開度を調
整して、送給されるエアーの流量を減少させる。これに
より、スロート部3内の酸素濃度が低下させられるの
で、HBIが酸化融着を起こしてスロート部3を閉塞さ
せるような事態が防止される。
ていたときは、制御手段53は、ブースターファン43
のファン回転数とエアー流量調整バルブ44の開度を調
整して、送給されるエアーの流量を減少させる。これに
より、スロート部3内の酸素濃度が低下させられるの
で、HBIが酸化融着を起こしてスロート部3を閉塞さ
せるような事態が防止される。
【0032】一方、検出された酸素濃度が所定値以下で
あったときは、制御手段53は、ブースターファン43
のファン回転数とエアー流量調整バルブ44の開度を調
整して、送給されるエアーの流量を増大させる。これに
より、二次燃焼が促進させるので、高温の排ガスが予熱
槽2に供給され、スクラップ混合物1が十分に予熱され
る。
あったときは、制御手段53は、ブースターファン43
のファン回転数とエアー流量調整バルブ44の開度を調
整して、送給されるエアーの流量を増大させる。これに
より、二次燃焼が促進させるので、高温の排ガスが予熱
槽2に供給され、スクラップ混合物1が十分に予熱され
る。
【0033】このように、制御手段53によってスロー
ト部3を上昇する排ガスの温度及び酸素濃度が所定値に
維持される。なお、この製鋼用アーク炉では、スロート
部3内の排ガスの温度を700℃以下であって、且つ酸
素濃度が3%以下となるように制御される。この条件で
あれば、HBIが酸化融着を起こしてスロート部3を閉
塞させるような事態が防止される。
ト部3を上昇する排ガスの温度及び酸素濃度が所定値に
維持される。なお、この製鋼用アーク炉では、スロート
部3内の排ガスの温度を700℃以下であって、且つ酸
素濃度が3%以下となるように制御される。この条件で
あれば、HBIが酸化融着を起こしてスロート部3を閉
塞させるような事態が防止される。
【0034】なお、冷却ガスは必ずしも循環させる必要
はなく、別に設けた冷却ガスの供給系により供給しても
よい。さらに、この実施の形態では、製鋼用アーク炉を
対象として説明したが、高周波炉、電子ビーム炉等の電
気炉やガス加熱による溶解炉にも適用してもよい。
はなく、別に設けた冷却ガスの供給系により供給しても
よい。さらに、この実施の形態では、製鋼用アーク炉を
対象として説明したが、高周波炉、電子ビーム炉等の電
気炉やガス加熱による溶解炉にも適用してもよい。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の溶解炉に
よれば以下の効果を得ることができる。請求項1に記載
した発明では、制御手段によってスクラップ供給通路内
の温度及び酸素濃度が所定値となるように制御されるの
で、還元鉄が酸化融着してスクラップ供給通路が詰まる
ような事態が防止される。
よれば以下の効果を得ることができる。請求項1に記載
した発明では、制御手段によってスクラップ供給通路内
の温度及び酸素濃度が所定値となるように制御されるの
で、還元鉄が酸化融着してスクラップ供給通路が詰まる
ような事態が防止される。
【0036】請求項2に記載した発明によれば、スクラ
ップ供給通路内の温度が700℃以下に維持されること
によって還元鉄が溶解せず、スクラップ供給通路が詰ま
るような事態が防止される。
ップ供給通路内の温度が700℃以下に維持されること
によって還元鉄が溶解せず、スクラップ供給通路が詰ま
るような事態が防止される。
【0037】請求項3に記載した発明によれば、スクラ
ップ供給通路内の酸素濃度が3%以下に維持されること
によって還元鉄が酸化せず、スクラップ供給通路が詰ま
るような事態が防止される。
ップ供給通路内の酸素濃度が3%以下に維持されること
によって還元鉄が酸化せず、スクラップ供給通路が詰ま
るような事態が防止される。
【0038】請求項4に記載した発明では、スクラップ
供給通路内の温度及び酸素濃度が所定値となるように制
御されるので、還元鉄が酸化融着してスクラップ供給通
路が詰まるような事態が防止される。
供給通路内の温度及び酸素濃度が所定値となるように制
御されるので、還元鉄が酸化融着してスクラップ供給通
路が詰まるような事態が防止される。
【図1】 本発明を製鋼用アーク炉に適用した場合の実
施の形態を示す概略図である。
施の形態を示す概略図である。
【図2】 従来の製鋼用アーク炉を示す断面図である。
1 スクラップ混合物 2 予熱槽 3 スロート部 4 炉体 31 ガス配管 32 冷却手段 33 ブースターファン 34 ガス流量調整バルブ 41 エアー供給管 43 ブースターファン 44 エアー流量調整バルブ 51 温度計 52 ガス分析計 53 制御手段
Claims (4)
- 【請求項1】 スクラップと還元鉄とを混合状態で充填
貯留して予熱する予熱槽と、前記予熱槽から前記スクラ
ップと前記還元鉄とを導くスクラップ供給通路と、前記
スクラップ供給通路を介して供給される前記スクラップ
と前記還元鉄を溶解する炉体とを備えた溶解炉の制御方
法であって、 前記スクラップ供給通路に冷却ガスを供給するととも
に、前記炉体に二次燃焼用のエアーを供給しつつ、前記
スクラップ供給通路内の温度と酸素濃度を検出し、 検出された温度と酸素濃度が所定値となるように、冷却
ガスの供給量と前記二次燃焼用のエアーの供給量をそれ
ぞれ制御することを特徴とする溶解炉の制御方法。 - 【請求項2】 前記スクラップ供給通路内の温度が70
0℃以下となるように冷却ガスの供給量を制御すること
を特徴とする請求項1記載の溶解炉の制御方法。 - 【請求項3】 前記スクラップ供給通路の酸素濃度が3
%以下となるように二次燃焼用のエアーの供給量を制御
することを特徴とする請求項1記載の溶解炉の制御方
法。 - 【請求項4】 スクラップと還元鉄とを混合状態で充填
貯留して予熱する予熱槽と、 前記予熱槽から前記スクラップと前記還元鉄とを導くス
クラップ供給通路と、 前記スクラップ供給通路を介して供給される前記スクラ
ップと前記還元鉄を溶解する炉体とを備えた溶解炉であ
って、 前記スクラップ供給通路に接続され、冷却ガスを供給す
るガス供給系と、 前記ガス供給系に介装され、前記冷却ガスの流量を可変
させるガス流量調整手段と、 前記炉体に接続され、二次燃焼用のエアーを供給するエ
アー供給系と、 前記エアー供給系に介装され、前記エアーの流量を可変
させるエアー流量調整手段と、 前記スクラップ供給通路に設けられた酸素濃度検出手段
及び温度検出手段と、 前記温度検出手段により検出された温度と前記酸素濃度
検出手段により検出された酸素濃度がそれぞれ所定値と
なるように、前記ガス流量調整手段と前記エアー流量調
整手段とを制御する制御手段と、を備えたことを特徴と
する溶解炉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15267297A JPH111712A (ja) | 1997-06-10 | 1997-06-10 | 溶解炉の制御方法及び溶解炉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15267297A JPH111712A (ja) | 1997-06-10 | 1997-06-10 | 溶解炉の制御方法及び溶解炉 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH111712A true JPH111712A (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=15545590
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15267297A Withdrawn JPH111712A (ja) | 1997-06-10 | 1997-06-10 | 溶解炉の制御方法及び溶解炉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH111712A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20140050757A (ko) * | 2005-07-14 | 2014-04-29 | 테친트 콤파니아 테크니카 인터나치오나레 에스.피.에이 | 노에 유입되는 스크랩을 예비 가열하기 위하여 노로부터 배출되는 가스를 연소시키기 위한 장치 및 이와 연관된 스틸 제련 방법 및 장치 |
CN115369201A (zh) * | 2022-10-25 | 2022-11-22 | 北京科技大学 | 一种超短流程的冷固球团在线金属化的装置及使用方法 |
-
1997
- 1997-06-10 JP JP15267297A patent/JPH111712A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20140050757A (ko) * | 2005-07-14 | 2014-04-29 | 테친트 콤파니아 테크니카 인터나치오나레 에스.피.에이 | 노에 유입되는 스크랩을 예비 가열하기 위하여 노로부터 배출되는 가스를 연소시키기 위한 장치 및 이와 연관된 스틸 제련 방법 및 장치 |
CN115369201A (zh) * | 2022-10-25 | 2022-11-22 | 北京科技大学 | 一种超短流程的冷固球团在线金属化的装置及使用方法 |
CN115369201B (zh) * | 2022-10-25 | 2023-02-07 | 北京科技大学 | 一种超短流程的冷固球团在线金属化的装置及使用方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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