JPH11171226A - 一液化システム - Google Patents
一液化システムInfo
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- JPH11171226A JPH11171226A JP9339989A JP33998997A JPH11171226A JP H11171226 A JPH11171226 A JP H11171226A JP 9339989 A JP9339989 A JP 9339989A JP 33998997 A JP33998997 A JP 33998997A JP H11171226 A JPH11171226 A JP H11171226A
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- mixing
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 複成分混合硬化型の接着剤やシーリング剤な
どを少なくとも1成分を分離して収納しつつ、使用時に
残りの成分を混合撹拌して、目地などの被塗布部分に簡
単に塗布することが可能な複成分混合型塗布容器ならび
に複成分を混合するための方法を提供する。 【解決手段】 挿入混合部材本体に収容した残りの成分
を塗布容器本体内に押し出し充填し、挿入混合部材本体
と押し出し棒部材を塗布容器本体から取り出した後、棒
状部材を塗布容器本体内に挿入して撹拌部材と脱着自在
に係合させ、棒状部材を上下方向に移動させて、撹拌部
材を塗布容器本体内において上下に移動させることによ
り、塗布容器本体内に収容した前記成分を混合撹拌し、
吐出口を介して両成分を吐出する。
どを少なくとも1成分を分離して収納しつつ、使用時に
残りの成分を混合撹拌して、目地などの被塗布部分に簡
単に塗布することが可能な複成分混合型塗布容器ならび
に複成分を混合するための方法を提供する。 【解決手段】 挿入混合部材本体に収容した残りの成分
を塗布容器本体内に押し出し充填し、挿入混合部材本体
と押し出し棒部材を塗布容器本体から取り出した後、棒
状部材を塗布容器本体内に挿入して撹拌部材と脱着自在
に係合させ、棒状部材を上下方向に移動させて、撹拌部
材を塗布容器本体内において上下に移動させることによ
り、塗布容器本体内に収容した前記成分を混合撹拌し、
吐出口を介して両成分を吐出する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、二液混合
硬化型の接着剤やシーリング剤などを塗布するための複
成分混合型塗布容器および複成分混合方法に関する。
硬化型の接着剤やシーリング剤などを塗布するための複
成分混合型塗布容器および複成分混合方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば、複層ガラス、目地の
シーリング剤、接着剤として、分子末端に反応性ケイ素
基を有するポリオキシプロピレン(MS)、特開平1−
198673号に開示されるような、分子末端に反応性
ケイ素基を有するイソブチレン系重合体(PIB)およ
び水添ポリブタジエン系重合体などの加熱架橋硬化型の
シーリング剤、また、特開平4−15937号に開示さ
れるような、粘性を付与して仮止め性能を付与するため
に、これらの加熱架橋硬化型のシーリング剤にホットメ
ルトブチルなどのホットメルト樹脂をブレンドしたシー
リング剤がある。
シーリング剤、接着剤として、分子末端に反応性ケイ素
基を有するポリオキシプロピレン(MS)、特開平1−
198673号に開示されるような、分子末端に反応性
ケイ素基を有するイソブチレン系重合体(PIB)およ
び水添ポリブタジエン系重合体などの加熱架橋硬化型の
シーリング剤、また、特開平4−15937号に開示さ
れるような、粘性を付与して仮止め性能を付与するため
に、これらの加熱架橋硬化型のシーリング剤にホットメ
ルトブチルなどのホットメルト樹脂をブレンドしたシー
リング剤がある。
【0003】これらの反応型ポリマーを、目地などに塗
布する際には、 これらの反応型ポリマー、 Sn系硬化触媒、アミン系硬化触媒などの硬化触
媒、 水分、 無機フィラーなどの充填剤、老化防止剤、 シランカップリング剤などの接着付与剤、 必要に応じて色粉、 などとともに用いるのが通常である。
布する際には、 これらの反応型ポリマー、 Sn系硬化触媒、アミン系硬化触媒などの硬化触
媒、 水分、 無機フィラーなどの充填剤、老化防止剤、 シランカップリング剤などの接着付与剤、 必要に応じて色粉、 などとともに用いるのが通常である。
【0004】そして、この場合、これらは一液タイプま
たは二液タイプとして用いられている。すなわち、一液
タイプとして用いる場合には、図28に示したように、
円筒形状の塗布容器(カートリッジ)100に、上記
〜の成分を、の水分を完全脱水して混合した状態で
同時に充填包装している。
たは二液タイプとして用いられている。すなわち、一液
タイプとして用いる場合には、図28に示したように、
円筒形状の塗布容器(カートリッジ)100に、上記
〜の成分を、の水分を完全脱水して混合した状態で
同時に充填包装している。
【0005】そして、使用時には、図30に示したよう
な別途用意したコーキングガン120を用いている。す
なわち、コーキングガン120のストッパー130を矢
印方向に解除して、ハンドル121を矢印方向に引っ張
り、これにともないハンドル121のハンドル棒部材1
22先端に連結した押し出し部材123を矢印方向に移
動させて、コーキングガン本体124に設けた装着部1
25に、塗布容器100を装着する。その後、このコー
キングガン120のトリガー126を把持して矢印方向
に握ることによって、トリガー126に連結したハンド
ル棒押し出し部材127を介して押し出し部材123が
矢印と反対方向に移動して、塗布容器底部101に設け
られた底部ピストン部材102を、上部に設けられた吐
出口103方向に押しつけて、吐出口103に装着した
吐出部材104の吐出口105からシーリング剤Aが吐
出され、空気中の水分と反応して硬化するようになって
いる。
な別途用意したコーキングガン120を用いている。す
なわち、コーキングガン120のストッパー130を矢
印方向に解除して、ハンドル121を矢印方向に引っ張
り、これにともないハンドル121のハンドル棒部材1
22先端に連結した押し出し部材123を矢印方向に移
動させて、コーキングガン本体124に設けた装着部1
25に、塗布容器100を装着する。その後、このコー
キングガン120のトリガー126を把持して矢印方向
に握ることによって、トリガー126に連結したハンド
ル棒押し出し部材127を介して押し出し部材123が
矢印と反対方向に移動して、塗布容器底部101に設け
られた底部ピストン部材102を、上部に設けられた吐
出口103方向に押しつけて、吐出口103に装着した
吐出部材104の吐出口105からシーリング剤Aが吐
出され、空気中の水分と反応して硬化するようになって
いる。
【0006】一方、二液タイプとして用いる場合には、
図29に示したように、いわゆる4L缶と呼ばれる円筒
状の容器200に、例えば、その底部に主材201とし
て、上記の反応型ポリマーと水分を含んだの充填
剤、老化防止剤を、容器200の底部202に充填した
後、内蓋203で閉蓋した後、内蓋203の上部に上記
の硬化触媒との接着付与剤を充填した硬化剤用容器
204を配置した後、必要に応じて、の色粉を充填し
た色粉用袋205をその上部に配置して、上蓋206で
閉蓋して梱包している。
図29に示したように、いわゆる4L缶と呼ばれる円筒
状の容器200に、例えば、その底部に主材201とし
て、上記の反応型ポリマーと水分を含んだの充填
剤、老化防止剤を、容器200の底部202に充填した
後、内蓋203で閉蓋した後、内蓋203の上部に上記
の硬化触媒との接着付与剤を充填した硬化剤用容器
204を配置した後、必要に応じて、の色粉を充填し
た色粉用袋205をその上部に配置して、上蓋206で
閉蓋して梱包している。
【0007】そして、使用時には、上蓋206を開蓋し
て、硬化剤用容器204と色粉用袋205を取り出した
後、内蓋203を開蓋して、硬化剤用容器204と色粉
用袋205からそれぞれ、硬化剤および色粉を取り出し
て、主材201中に入れて、混合撹拌して、図31に示
したように、別途用意したカートリッジ250に吸い上
げて、目地などに塗布して使用している。
て、硬化剤用容器204と色粉用袋205を取り出した
後、内蓋203を開蓋して、硬化剤用容器204と色粉
用袋205からそれぞれ、硬化剤および色粉を取り出し
て、主材201中に入れて、混合撹拌して、図31に示
したように、別途用意したカートリッジ250に吸い上
げて、目地などに塗布して使用している。
【0008】すなわち、このカートリッジ250は、円
筒状のシリンダー本体251と、シリンダー本体251
内に摺動自在に嵌装したピストン部材253と、ピスト
ン部材253に連結したピストン棒部材254に接続し
たハンドル255と、シリンダー本体251に接続した
トリガー部分256と、シリンダー本体251の先端に
脱着自在に装着した吐出口部材257を備えている。そ
して、使用時には、カートリッジ250先端に装着した
吐出口部材257を容器200内に浸漬した後、カート
リッジ250のストッパー258を矢印方向に解除し
て、ハンドル255を矢印方向に引っ張り、これにとも
ないハンドル255のピストン棒部材254先端に連結
したピストン部材253を矢印方向に移動させて、容器
200にて混合撹拌したシーリング剤をシリンダー本体
251内に吸い上げる。
筒状のシリンダー本体251と、シリンダー本体251
内に摺動自在に嵌装したピストン部材253と、ピスト
ン部材253に連結したピストン棒部材254に接続し
たハンドル255と、シリンダー本体251に接続した
トリガー部分256と、シリンダー本体251の先端に
脱着自在に装着した吐出口部材257を備えている。そ
して、使用時には、カートリッジ250先端に装着した
吐出口部材257を容器200内に浸漬した後、カート
リッジ250のストッパー258を矢印方向に解除し
て、ハンドル255を矢印方向に引っ張り、これにとも
ないハンドル255のピストン棒部材254先端に連結
したピストン部材253を矢印方向に移動させて、容器
200にて混合撹拌したシーリング剤をシリンダー本体
251内に吸い上げる。
【0009】その後、このカートリッジ250のトリガ
ー252を把持して矢印方向に握ることによって、トリ
ガー252に連結したピストン棒押し出し部材259を
介してピストン部材253が矢印と反対方向に移動して
吐出部材257の吐出口からシーリング剤が押し出され
て吐出されるようになっている。
ー252を把持して矢印方向に握ることによって、トリ
ガー252に連結したピストン棒押し出し部材259を
介してピストン部材253が矢印と反対方向に移動して
吐出部材257の吐出口からシーリング剤が押し出され
て吐出されるようになっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した一
液タイプのものでは、中低層ビルなどの内装に用いるの
が通常であるが、この場合、色も含めて、何十〜何百種
類もの在庫を準備しなければならず、在庫のスペースな
どが必要である。また、一液タイプの場合、の充填剤
に水分が含まれているので、カートリッジに充填する際
に、熱をかけたり、減圧にして脱水するなどの煩雑な脱
水操作が必要であり、設備が必要でコスト高となってい
た。
液タイプのものでは、中低層ビルなどの内装に用いるの
が通常であるが、この場合、色も含めて、何十〜何百種
類もの在庫を準備しなければならず、在庫のスペースな
どが必要である。また、一液タイプの場合、の充填剤
に水分が含まれているので、カートリッジに充填する際
に、熱をかけたり、減圧にして脱水するなどの煩雑な脱
水操作が必要であり、設備が必要でコスト高となってい
た。
【0011】一方、二液タイプのものでは、このような
脱水操作は不要であるが、主材201、硬化剤用容器2
04、色粉用袋205を別々に配置し、内蓋203およ
び上蓋206で閉蓋して梱包する必要があるため、その
梱包作業が煩雑であり、梱包容器の構造も複雑となり、
コストも高くなっている。
脱水操作は不要であるが、主材201、硬化剤用容器2
04、色粉用袋205を別々に配置し、内蓋203およ
び上蓋206で閉蓋して梱包する必要があるため、その
梱包作業が煩雑であり、梱包容器の構造も複雑となり、
コストも高くなっている。
【0012】また、二液タイプの場合、使用時に、内蓋
203および上蓋206を開蓋し、硬化剤用容器20
4、色粉用袋205から硬化剤および色粉を取り出し
て、主材201中に入れて混合撹拌し、別途用意した図
31に示した構造のカートリッジ250に吸い上げなけ
ればならず、煩雑な作業が必要であり、しかも、複雑な
構造の専用の混合撹拌装置が必要となる。
203および上蓋206を開蓋し、硬化剤用容器20
4、色粉用袋205から硬化剤および色粉を取り出し
て、主材201中に入れて混合撹拌し、別途用意した図
31に示した構造のカートリッジ250に吸い上げなけ
ればならず、煩雑な作業が必要であり、しかも、複雑な
構造の専用の混合撹拌装置が必要となる。
【0013】本発明は、このような実状に鑑みて、複成
分混合硬化型の接着剤やシーリング剤などを少なくとも
1成分を分離して収納しつつ、使用時に残りの成分を混
合撹拌して、目地などの被塗布部分に簡単に塗布するこ
とが可能な複成分混合型塗布容器ならびに複成分を混合
するための方法を提供することを目的とする。
分混合硬化型の接着剤やシーリング剤などを少なくとも
1成分を分離して収納しつつ、使用時に残りの成分を混
合撹拌して、目地などの被塗布部分に簡単に塗布するこ
とが可能な複成分混合型塗布容器ならびに複成分を混合
するための方法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述した課題
および目的を達成するために発明なされたものであっ
て、本発明の複成分混合型塗布容器は、筒状の塗布容器
本体の内部に複成分混合型の少なくとも1成分を収容す
るとともに、塗布容器本体の内部に上下方向に摺動自在
に嵌装した撹拌部材を備えており、筒状の挿入混合部材
本体に残りの成分を充填して、該挿入混合部材本体の上
下端を脱着自在な蓋部材で閉蓋してなる挿入混合部材の
上下蓋部材を取り外した後、挿入混合部材本体を塗布容
器本体の上部に形成された吐出口より挿入し、前記挿入
混合部材本体内に、上方より挿入した押し出し棒部材を
下方に付勢しつつ、挿入混合部材本体を上方に引き上げ
ることにより、挿入混合部材本体に収容した残りの成分
を塗布容器本体内に押し出して、塗布容器本体内に予め
収容した成分部分の内周側に残りの成分を充填し、前記
挿入混合部材本体と押し出し棒部材を塗布容器本体から
取り出した後、前記吐出口より、棒状部材を塗布容器本
体内に挿脱自在に挿入して撹拌部材と脱着自在に係合さ
せ、棒状部材を上下方向に移動させて、撹拌部材を塗布
容器本体内において上下に移動させることにより、塗布
容器本体内に収容した前記成分を混合撹拌するように構
成したことを特徴とする。
および目的を達成するために発明なされたものであっ
て、本発明の複成分混合型塗布容器は、筒状の塗布容器
本体の内部に複成分混合型の少なくとも1成分を収容す
るとともに、塗布容器本体の内部に上下方向に摺動自在
に嵌装した撹拌部材を備えており、筒状の挿入混合部材
本体に残りの成分を充填して、該挿入混合部材本体の上
下端を脱着自在な蓋部材で閉蓋してなる挿入混合部材の
上下蓋部材を取り外した後、挿入混合部材本体を塗布容
器本体の上部に形成された吐出口より挿入し、前記挿入
混合部材本体内に、上方より挿入した押し出し棒部材を
下方に付勢しつつ、挿入混合部材本体を上方に引き上げ
ることにより、挿入混合部材本体に収容した残りの成分
を塗布容器本体内に押し出して、塗布容器本体内に予め
収容した成分部分の内周側に残りの成分を充填し、前記
挿入混合部材本体と押し出し棒部材を塗布容器本体から
取り出した後、前記吐出口より、棒状部材を塗布容器本
体内に挿脱自在に挿入して撹拌部材と脱着自在に係合さ
せ、棒状部材を上下方向に移動させて、撹拌部材を塗布
容器本体内において上下に移動させることにより、塗布
容器本体内に収容した前記成分を混合撹拌するように構
成したことを特徴とする。
【0015】また、本発明の複成分混合型の複成分を混
合するための混合方法は、複成分混合型の複成分を混合
するための混合方法であって、筒状の塗布容器本体の内
部に複成分混合型の少なくとも1成分を収容し、筒状の
挿入混合部材本体に残りの成分を充填して、該挿入混合
部材本体の上下端を脱着自在な蓋部材で閉蓋した挿入混
合部材を、その上下蓋部材を取り外した後、挿入混合部
材本体を塗布容器本体の上部に形成された吐出口より挿
入し、前記挿入混合部材本体内に、上方より挿入した押
し出し棒部材を下方に付勢しつつ、挿入混合部材本体を
上方に引き上げることにより、挿入混合部材本体に収容
した残りの成分を塗布容器本体内に押し出して、塗布容
器本体内に予め収容した成分部分の内周側に残りの成分
を充填し、前記挿入混合部材本体と押し出し棒部材を塗
布容器本体から取り出した後、前記吐出口より、棒状部
材を塗布容器本体内に挿脱自在に挿入して撹拌部材と脱
着自在に係合させ、棒状部材を上下方向に移動させて、
撹拌部材を塗布容器本体内において上下に移動させるこ
とにより、塗布容器本体内に収容した前記成分を混合撹
拌し、吐出口を介して両成分を吐出することより両成分
を混合することを特徴とする。
合するための混合方法は、複成分混合型の複成分を混合
するための混合方法であって、筒状の塗布容器本体の内
部に複成分混合型の少なくとも1成分を収容し、筒状の
挿入混合部材本体に残りの成分を充填して、該挿入混合
部材本体の上下端を脱着自在な蓋部材で閉蓋した挿入混
合部材を、その上下蓋部材を取り外した後、挿入混合部
材本体を塗布容器本体の上部に形成された吐出口より挿
入し、前記挿入混合部材本体内に、上方より挿入した押
し出し棒部材を下方に付勢しつつ、挿入混合部材本体を
上方に引き上げることにより、挿入混合部材本体に収容
した残りの成分を塗布容器本体内に押し出して、塗布容
器本体内に予め収容した成分部分の内周側に残りの成分
を充填し、前記挿入混合部材本体と押し出し棒部材を塗
布容器本体から取り出した後、前記吐出口より、棒状部
材を塗布容器本体内に挿脱自在に挿入して撹拌部材と脱
着自在に係合させ、棒状部材を上下方向に移動させて、
撹拌部材を塗布容器本体内において上下に移動させるこ
とにより、塗布容器本体内に収容した前記成分を混合撹
拌し、吐出口を介して両成分を吐出することより両成分
を混合することを特徴とする。
【0016】このように構成することによって、使用時
に、挿入混合部材の上下蓋部材を取り外した後、挿入混
合部材本体を塗布容器本体の上部に形成された吐出口よ
り挿入し、挿入混合部材本体内に、上方より挿入した押
し出し棒部材を下方に付勢しつつ、挿入混合部材本体を
上方に引き上げることにより、挿入混合部材本体に収容
した残りの成分を塗布容器本体内に押し出して、塗布容
器本体内に予め収容した成分部分の内周側に残りの成分
を均一に充填できる。
に、挿入混合部材の上下蓋部材を取り外した後、挿入混
合部材本体を塗布容器本体の上部に形成された吐出口よ
り挿入し、挿入混合部材本体内に、上方より挿入した押
し出し棒部材を下方に付勢しつつ、挿入混合部材本体を
上方に引き上げることにより、挿入混合部材本体に収容
した残りの成分を塗布容器本体内に押し出して、塗布容
器本体内に予め収容した成分部分の内周側に残りの成分
を均一に充填できる。
【0017】この場合、挿入混合部材本体の第3成分収
容部に収容された成分が、塗布容器本体内に塗布容器の
最上部から最下部まで、同一幅で円柱状に塗布容器本体
内のに予め収容した成分部分の内周側に充填されるた
め、撹拌部材による撹拌混合が迅速に均一に行われるよ
うになっている。
容部に収容された成分が、塗布容器本体内に塗布容器の
最上部から最下部まで、同一幅で円柱状に塗布容器本体
内のに予め収容した成分部分の内周側に充填されるた
め、撹拌部材による撹拌混合が迅速に均一に行われるよ
うになっている。
【0018】すなわち、挿入混合部材本体と押し出し棒
部材を塗布容器本体から取り出した後、塗布容器本体の
上部に形成された吐出口より、棒状部材を塗布容器本体
内に挿入して撹拌部材と係合させ棒状部材を上下方向に
移動させて、撹拌部材を塗布容器本体内において上下に
移動させることにより、塗布容器本体内に収容した複数
の成分を簡単に混合撹拌できる。混合撹拌した後に、棒
状部材と撹拌部材との係合を解除した後、棒状部材を容
器本体内より取り出せば、塗布容器本体の上部に形成さ
れた吐出口から混合撹拌された成分を目地などの被塗布
部分に簡単に塗布することができる。
部材を塗布容器本体から取り出した後、塗布容器本体の
上部に形成された吐出口より、棒状部材を塗布容器本体
内に挿入して撹拌部材と係合させ棒状部材を上下方向に
移動させて、撹拌部材を塗布容器本体内において上下に
移動させることにより、塗布容器本体内に収容した複数
の成分を簡単に混合撹拌できる。混合撹拌した後に、棒
状部材と撹拌部材との係合を解除した後、棒状部材を容
器本体内より取り出せば、塗布容器本体の上部に形成さ
れた吐出口から混合撹拌された成分を目地などの被塗布
部分に簡単に塗布することができる。
【0019】従って、複数の成分を脱水操作などの操作
を必要とせず簡単に収納でき、その構造も簡単であり、
部品点数も少なく、廃棄物が少量ですむ。さらに、棒状
部材、挿入混合部材、および押し出し棒部材の繰り返し
使用により廃棄物が少量ですむ。しかも別途撹拌装置を
用いることなく、現場にて各成分を簡単に混合撹拌でき
るので、その塗布作業が容易に行える。
を必要とせず簡単に収納でき、その構造も簡単であり、
部品点数も少なく、廃棄物が少量ですむ。さらに、棒状
部材、挿入混合部材、および押し出し棒部材の繰り返し
使用により廃棄物が少量ですむ。しかも別途撹拌装置を
用いることなく、現場にて各成分を簡単に混合撹拌でき
るので、その塗布作業が容易に行える。
【0020】また、本発明の複成分混合型塗布容器で
は、塗布容器本体の内部に複成分混合型の少なくとも2
成分をそれぞれ分離して収容したことを特徴とする。こ
れによって、例えば、の反応型ポリマーと水分を含ん
だの充填剤、老化防止剤を主材として、の硬化触媒
との接着付与剤を副剤として、塗布容器本体内に分離
して収容し、の色粉を挿入混合部材内に収容して第3
成分とすることによって、種々の第3成分を選択するこ
とが可能、すなわち色の選択が可能となる。
は、塗布容器本体の内部に複成分混合型の少なくとも2
成分をそれぞれ分離して収容したことを特徴とする。こ
れによって、例えば、の反応型ポリマーと水分を含ん
だの充填剤、老化防止剤を主材として、の硬化触媒
との接着付与剤を副剤として、塗布容器本体内に分離
して収容し、の色粉を挿入混合部材内に収容して第3
成分とすることによって、種々の第3成分を選択するこ
とが可能、すなわち色の選択が可能となる。
【0021】さらに、本発明の複成分混合型塗布容器で
は、前記塗布容器本体の前記各成分の間には、フィルム
状の分離部材が形成されていることを特徴とする。これ
によって、不使用時において、運搬などの際に各成分が
混合して、容器本体内で反応して使用前に硬化などを起
こすのを防止することができる。
は、前記塗布容器本体の前記各成分の間には、フィルム
状の分離部材が形成されていることを特徴とする。これ
によって、不使用時において、運搬などの際に各成分が
混合して、容器本体内で反応して使用前に硬化などを起
こすのを防止することができる。
【0022】また、本発明の複成分混合型塗布容器で
は、前記各成分が塗布容器本体内に上下方向に配置され
ていることを特徴とする。これにより、撹拌部材を塗布
容器本体内において上下に移動させることにより、複数
の成分を均一の混合撹拌できる。
は、前記各成分が塗布容器本体内に上下方向に配置され
ていることを特徴とする。これにより、撹拌部材を塗布
容器本体内において上下に移動させることにより、複数
の成分を均一の混合撹拌できる。
【0023】さらに、本発明の複成分混合型塗布容器で
は、前記撹拌部材には、上下方向に貫通する少なくとも
一つの撹拌孔が形成されていることを特徴とする。これ
により、撹拌孔を通して、各成分が撹拌されることにな
るので、より混合撹拌効果が促進される。
は、前記撹拌部材には、上下方向に貫通する少なくとも
一つの撹拌孔が形成されていることを特徴とする。これ
により、撹拌孔を通して、各成分が撹拌されることにな
るので、より混合撹拌効果が促進される。
【0024】また、本発明の複成分混合型塗布容器は、
前記塗布容器本体の上部に形成された吐出口に、挿入混
合部材本体を液密状態で挿通摺動可能な挿通孔が形成さ
れた、前記成分の漏洩を防止する保護キャップ部材を脱
着自在に装着するように構成されていることを特徴とす
る。
前記塗布容器本体の上部に形成された吐出口に、挿入混
合部材本体を液密状態で挿通摺動可能な挿通孔が形成さ
れた、前記成分の漏洩を防止する保護キャップ部材を脱
着自在に装着するように構成されていることを特徴とす
る。
【0025】このように構成することによって、塗布容
器本体の上部に形成された吐出口を介して挿入した混合
部材本体内に、上方より挿入した押し出し棒部材を下方
に付勢しつつ、挿入混合部材本体を上方に引き上げるこ
とにより、挿入混合部材本体に収容した残りの成分を塗
布容器本体内に押し出すことにより、塗布容器本体内に
予め収容した成分部分の内周側に残りの成分を充填する
際に、吐出口を介して、塗布容器本体内に収容した成分
が漏洩するのが防止できる。
器本体の上部に形成された吐出口を介して挿入した混合
部材本体内に、上方より挿入した押し出し棒部材を下方
に付勢しつつ、挿入混合部材本体を上方に引き上げるこ
とにより、挿入混合部材本体に収容した残りの成分を塗
布容器本体内に押し出すことにより、塗布容器本体内に
予め収容した成分部分の内周側に残りの成分を充填する
際に、吐出口を介して、塗布容器本体内に収容した成分
が漏洩するのが防止できる。
【0026】さらに、本発明の複成分混合型塗布容器で
は、前記塗布容器本体の上部に形成された吐出口に、棒
状部材を液密状態で挿通摺動可能な挿通孔が形成され
た、前記成分の漏洩を防止する保護キャップ部材を脱着
自在に装着するように構成されていることを特徴とす
る。
は、前記塗布容器本体の上部に形成された吐出口に、棒
状部材を液密状態で挿通摺動可能な挿通孔が形成され
た、前記成分の漏洩を防止する保護キャップ部材を脱着
自在に装着するように構成されていることを特徴とす
る。
【0027】このように構成することによって、塗布容
器本体の上部に形成された吐出口を介して挿入して撹拌
部材と係合した棒状部材を上下方向に移動させて、撹拌
部材を塗布容器本体内において上下に移動させることに
より、塗布容器本体内に収容した複数の成分を混合撹拌
する際に、吐出口を介して、塗布容器本体内に収容した
成分が漏洩するのが防止できる。
器本体の上部に形成された吐出口を介して挿入して撹拌
部材と係合した棒状部材を上下方向に移動させて、撹拌
部材を塗布容器本体内において上下に移動させることに
より、塗布容器本体内に収容した複数の成分を混合撹拌
する際に、吐出口を介して、塗布容器本体内に収容した
成分が漏洩するのが防止できる。
【0028】また、本発明の複成分混合型塗布容器で
は、前記塗布容器本体の上部に形成された吐出口に、挿
入混合部材本体および押し出し棒部材にて充填された成
分と塗布容器本体内に予め収容した成分とを吐出口から
吐出する際にさらに前記両成分の混合撹拌する混合翼部
材が内部に形設された混合吐出部材を、脱着自在に装着
するように構成されていることを特徴とする。
は、前記塗布容器本体の上部に形成された吐出口に、挿
入混合部材本体および押し出し棒部材にて充填された成
分と塗布容器本体内に予め収容した成分とを吐出口から
吐出する際にさらに前記両成分の混合撹拌する混合翼部
材が内部に形設された混合吐出部材を、脱着自在に装着
するように構成されていることを特徴とする。
【0029】さらに、本発明の複成分の混合方法は、前
記塗布容器本体の上部に形成された吐出口に、混合翼部
材が内部に形設された混合吐出部材を装着し、前記挿入
混合部材本体および押し出し棒部材にて充填された成分
と塗布容器本体内に予め収容した成分とを吐出口から吐
出する際に、前記混合吐出部材の内部に形設され混合翼
部材によって、前記両成分をさらに混合撹拌することを
特徴とする。
記塗布容器本体の上部に形成された吐出口に、混合翼部
材が内部に形設された混合吐出部材を装着し、前記挿入
混合部材本体および押し出し棒部材にて充填された成分
と塗布容器本体内に予め収容した成分とを吐出口から吐
出する際に、前記混合吐出部材の内部に形設され混合翼
部材によって、前記両成分をさらに混合撹拌することを
特徴とする。
【0030】これによって、挿入混合部材本体および押
し出し棒部材にて充填された成分と塗布容器本体内に予
め収容した成分とを吐出口から吐出する際に、混合吐出
部材を通過させ、混合翼部材によって、吐出口から吐出
する両成分の混合撹拌をより促進することができる。
し出し棒部材にて充填された成分と塗布容器本体内に予
め収容した成分とを吐出口から吐出する際に、混合吐出
部材を通過させ、混合翼部材によって、吐出口から吐出
する両成分の混合撹拌をより促進することができる。
【0031】前記挿入混合部材本体に収容した残りの成
分を塗布容器本体内に充填する際に、塗布容器本体の高
さ方向に部分的に充填することもできる。
分を塗布容器本体内に充填する際に、塗布容器本体の高
さ方向に部分的に充填することもできる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態(実施例)について説明する。図1は、本
発明の複成分混合型塗布容器の第1の実施例の部分切欠
斜視図、図2は、図1の複成分混合型塗布容器の縦断面
図である。
の実施の形態(実施例)について説明する。図1は、本
発明の複成分混合型塗布容器の第1の実施例の部分切欠
斜視図、図2は、図1の複成分混合型塗布容器の縦断面
図である。
【0033】図1及び図2において、本発明の複成分混
合型塗布容器1は、略円筒形状の塗布容器本体2と、塗
布容器本体2の底部3に設けられ塗布容器本体2の内壁
4上を上下方向に摺動可能に装着された略カップ形状の
底部ピストン部材5とを備えている。
合型塗布容器1は、略円筒形状の塗布容器本体2と、塗
布容器本体2の底部3に設けられ塗布容器本体2の内壁
4上を上下方向に摺動可能に装着された略カップ形状の
底部ピストン部材5とを備えている。
【0034】なお、塗布容器本体2、底部ピストン部材
5の材質は特に限定されるものではなく、塗布容器本体
2に収容する成分に応じて、例えば、アルミなどの金
属、フッ素樹脂、ポリエチレンなどの合成樹脂、ダンボ
ールなどの紙の表面にアルミを蒸着したものなどが使用
可能であり、これらを適宜組み合わせることも可能であ
る。さらに、これらの部材の寸法、形状も適宜変更可能
であり、例えば、塗布容器本体2の形状を多角形円筒状
にしてこれに応じて底部ピストン部材5の形状も多角形
盤状とすることも可能である。
5の材質は特に限定されるものではなく、塗布容器本体
2に収容する成分に応じて、例えば、アルミなどの金
属、フッ素樹脂、ポリエチレンなどの合成樹脂、ダンボ
ールなどの紙の表面にアルミを蒸着したものなどが使用
可能であり、これらを適宜組み合わせることも可能であ
る。さらに、これらの部材の寸法、形状も適宜変更可能
であり、例えば、塗布容器本体2の形状を多角形円筒状
にしてこれに応じて底部ピストン部材5の形状も多角形
盤状とすることも可能である。
【0035】また、塗布容器本体2の上部には、上壁6
が設けられており、その中央部分には、吐出孔7が設け
られている。吐出孔7の周囲は、上壁6よりも上方に突
出し、その外周に雄ねじ8が螺設された吐出口9が形成
されている。そして、この吐出口の雄ねじ8に螺合する
雌ねじ32が内壁に形成されたゴムなどの弾性部材、フ
ッ素樹脂、ポリエチレンなどの合成樹脂から構成された
保護キャップ部材30が、吐出口9に予め螺着されてい
る。この保護キャップ部材30には、後述する挿入混合
部材本体90および棒状部材20を液密状態で挿通摺動
可能な挿通孔31が形成されている。なお、この保護キ
ャップ部材30は、吐出口9に予め螺着したが、使用時
に螺着するようにすることも可能である。
が設けられており、その中央部分には、吐出孔7が設け
られている。吐出孔7の周囲は、上壁6よりも上方に突
出し、その外周に雄ねじ8が螺設された吐出口9が形成
されている。そして、この吐出口の雄ねじ8に螺合する
雌ねじ32が内壁に形成されたゴムなどの弾性部材、フ
ッ素樹脂、ポリエチレンなどの合成樹脂から構成された
保護キャップ部材30が、吐出口9に予め螺着されてい
る。この保護キャップ部材30には、後述する挿入混合
部材本体90および棒状部材20を液密状態で挿通摺動
可能な挿通孔31が形成されている。なお、この保護キ
ャップ部材30は、吐出口9に予め螺着したが、使用時
に螺着するようにすることも可能である。
【0036】また、吐出口9には、使用時に、後述する
ように挿入混合部材本体91の先端などの先の尖った部
材などで突き刺すことによってその仮着状態が解除され
たり、または孔を開けることができる閉塞部材10によ
って閉塞されている。
ように挿入混合部材本体91の先端などの先の尖った部
材などで突き刺すことによってその仮着状態が解除され
たり、または孔を開けることができる閉塞部材10によ
って閉塞されている。
【0037】さらに、この吐出口9は、後述するよう
に、使用時に保護キャップ部材30を吐出口9から取り
外した後、別途、図3に示したような形状の本発明の複
成分混合型塗布容器1とともに用いるために用意された
混合吐出部材40の内壁41の下端に設けられた雌ねじ
42を吐出口9の雄ねじ8に螺着させて係合することが
できるようになっている。この混合吐出部材40は、断
面略円錐形状であって、その内壁41に、螺旋形状の混
合翼部材43が形成されており、この中を容器本体2か
ら吐出された成分が通過することによって撹拌され、撹
拌混合が促進されて混合吐出部材40の上部に設けられ
た吐出孔44より吐出されるようになっている。
に、使用時に保護キャップ部材30を吐出口9から取り
外した後、別途、図3に示したような形状の本発明の複
成分混合型塗布容器1とともに用いるために用意された
混合吐出部材40の内壁41の下端に設けられた雌ねじ
42を吐出口9の雄ねじ8に螺着させて係合することが
できるようになっている。この混合吐出部材40は、断
面略円錐形状であって、その内壁41に、螺旋形状の混
合翼部材43が形成されており、この中を容器本体2か
ら吐出された成分が通過することによって撹拌され、撹
拌混合が促進されて混合吐出部材40の上部に設けられ
た吐出孔44より吐出されるようになっている。
【0038】なお、本実施例の場合には、吐出口9と保
護キャップ部材30を螺着によって係合したが、図4に
示したように、吐出口9の外周に嵌合凸部9aを、保護
キャップ部材30の内壁にこの嵌合凸部9aに嵌合する
嵌合凹部34を設けて、この保護キャップ部材30を合
成樹脂などの可撓性の材料から構成して、これらを嵌合
するようにして脱着自在に係合するようにしてもよい。
また、この構造を、図示しないが、吐出口9と混合吐出
部材40との係合の場合にも同様に適用することも勿論
可能である。
護キャップ部材30を螺着によって係合したが、図4に
示したように、吐出口9の外周に嵌合凸部9aを、保護
キャップ部材30の内壁にこの嵌合凸部9aに嵌合する
嵌合凹部34を設けて、この保護キャップ部材30を合
成樹脂などの可撓性の材料から構成して、これらを嵌合
するようにして脱着自在に係合するようにしてもよい。
また、この構造を、図示しないが、吐出口9と混合吐出
部材40との係合の場合にも同様に適用することも勿論
可能である。
【0039】塗布容器本体2の底部3の近傍には、略円
盤形状の撹拌部材11が塗布容器本体2の内壁4に嵌着
されており、撹拌部材11は塗布容器本体2の内壁4上
を上下方向に摺動自在に構成されている。この撹拌部材
11の上部中央部分には、円筒形状の係合部12が形成
されており、この係合部12の内壁13に雌ねじ14が
螺設されており、後述するように、別途用意した棒状部
材20の先端21に螺設された雄ねじ22と螺合して係
合できるように構成されている。
盤形状の撹拌部材11が塗布容器本体2の内壁4に嵌着
されており、撹拌部材11は塗布容器本体2の内壁4上
を上下方向に摺動自在に構成されている。この撹拌部材
11の上部中央部分には、円筒形状の係合部12が形成
されており、この係合部12の内壁13に雌ねじ14が
螺設されており、後述するように、別途用意した棒状部
材20の先端21に螺設された雄ねじ22と螺合して係
合できるように構成されている。
【0040】なお、本実施例の場合には、撹拌部材11
を塗布容器本体2の底部3の近傍に予め配置したが、撹
拌部材11を塗布容器本体2の上壁6近傍に予め位置さ
せておくことも勿論可能である。
を塗布容器本体2の底部3の近傍に予め配置したが、撹
拌部材11を塗布容器本体2の上壁6近傍に予め位置さ
せておくことも勿論可能である。
【0041】また、撹拌部材11には、上下方向に貫通
する複数の撹拌孔15が形成されており、混合撹拌効果
を向上するようになっている。なお、この撹拌部材11
の厚さは、特に限定されるものではなく、また、撹拌部
材11に設けられた撹拌孔15の数は少なくとも一つで
あればよく、その形状も本実施例のように円形とする
他、例えば楕円形状にするなど適宜変更可能であり何ら
限定されるものではない。
する複数の撹拌孔15が形成されており、混合撹拌効果
を向上するようになっている。なお、この撹拌部材11
の厚さは、特に限定されるものではなく、また、撹拌部
材11に設けられた撹拌孔15の数は少なくとも一つで
あればよく、その形状も本実施例のように円形とする
他、例えば楕円形状にするなど適宜変更可能であり何ら
限定されるものではない。
【0042】また、この場合、撹拌部材を円盤形状とし
たが、例えば、図5に示したように、星形の複数の突設
部11aを有する形状として、突設部11a,11aの
間を撹拌孔15’としたもの、図6に示したように、螺
旋形状の羽根部材11bとして、螺旋形状の撹拌孔1
5”を形成して、その混合撹拌効果を向上するようにし
たものなど、適宜変更可能である。
たが、例えば、図5に示したように、星形の複数の突設
部11aを有する形状として、突設部11a,11aの
間を撹拌孔15’としたもの、図6に示したように、螺
旋形状の羽根部材11bとして、螺旋形状の撹拌孔1
5”を形成して、その混合撹拌効果を向上するようにし
たものなど、適宜変更可能である。
【0043】一方、塗布容器本体2内には、塗布容器本
体2の底部3の底部ピストン部材5の上方部分に、第1
成分収容部16が、その上部に第2成分収容部17がそ
れぞれ、塗布容器本体2の内壁4に固着されたフィルム
状の分離部材18を介して相互に分離した状態で収容さ
れている。なお、この分離部材18は、後述するよう
に、挿入混合部材90を吐出口9を介して塗布容器本体
2内に挿入した際に、挿入混合部材90の先端部で容易
に突き破ることができ、撹拌部材11の上下移動によっ
て塗布容器本体2の内壁4との固着状態が解除できるよ
うに、例えば、ビニールなどの薄い合成樹脂フィルム、
アルミ箔などから構成されている。また、この分離部材
18は、第1成分収容部16に収容した成分と第2成分
収容部17に収容した成分とが、混ざりにくい成分であ
る場合には、省略可能である。
体2の底部3の底部ピストン部材5の上方部分に、第1
成分収容部16が、その上部に第2成分収容部17がそ
れぞれ、塗布容器本体2の内壁4に固着されたフィルム
状の分離部材18を介して相互に分離した状態で収容さ
れている。なお、この分離部材18は、後述するよう
に、挿入混合部材90を吐出口9を介して塗布容器本体
2内に挿入した際に、挿入混合部材90の先端部で容易
に突き破ることができ、撹拌部材11の上下移動によっ
て塗布容器本体2の内壁4との固着状態が解除できるよ
うに、例えば、ビニールなどの薄い合成樹脂フィルム、
アルミ箔などから構成されている。また、この分離部材
18は、第1成分収容部16に収容した成分と第2成分
収容部17に収容した成分とが、混ざりにくい成分であ
る場合には、省略可能である。
【0044】また、本実施例では、第1成分収容部16
と第2成分収容部17との二つの成分収容部に分離して
収容したが、図7に示したように三つ以上の複数の成分
に分離して収容することも可能である。
と第2成分収容部17との二つの成分収容部に分離して
収容したが、図7に示したように三つ以上の複数の成分
に分離して収容することも可能である。
【0045】一方、図8は、本発明において用いられる
挿入混合部材90を示している。この挿入混合部材90
は、円筒形状の筒状の挿入混合部材本体91と、挿入混
合部材本体91の上下の開口部92,93をそれぞれ閉
蓋するように装着したキャップ形状の上蓋部材94と下
蓋部材95とを備えている。
挿入混合部材90を示している。この挿入混合部材90
は、円筒形状の筒状の挿入混合部材本体91と、挿入混
合部材本体91の上下の開口部92,93をそれぞれ閉
蓋するように装着したキャップ形状の上蓋部材94と下
蓋部材95とを備えている。
【0046】そして、この挿入混合部材90内は、第3
成分収容部90aとなっており、複成分混合型の残りの
成分が収容されている。この場合、上蓋部材94と下蓋
部材95の内側にはそれぞれ、雌ねじ94a,95aが
螺設されており、それぞれ挿入混合部材の上下端の外周
壁に螺設した雄ねじ96,97に螺合することによっ
て、挿入混合部材本体91の上下の開口部92,93を
それぞれ脱着自在に螺着して閉蓋するようになってい
る。
成分収容部90aとなっており、複成分混合型の残りの
成分が収容されている。この場合、上蓋部材94と下蓋
部材95の内側にはそれぞれ、雌ねじ94a,95aが
螺設されており、それぞれ挿入混合部材の上下端の外周
壁に螺設した雄ねじ96,97に螺合することによっ
て、挿入混合部材本体91の上下の開口部92,93を
それぞれ脱着自在に螺着して閉蓋するようになってい
る。
【0047】なお、挿入混合部材本体91の外径は、保
護キャップ部材30の挿通孔31の内径とほぼ同じ寸法
になっている。また、その長さは、後述するように挿入
混合部材本体91を保護キャップ部材30の挿通孔31
を介して塗布容器本体2内に挿入した際に手で把持して
操作できるように、塗布容器本体2の底部3と塗布容器
本体2の上部の吐出口9の距離よりも長くなっているの
が好ましい。しかしながら、挿入混合部材90を介し
て、第3成分を塗布容器本体2に部分的に入れる場合、
例えば、塗布容器本体2の上部の第2成分収容部17に
のみ入れる場合などにおいては、これより短く設定する
ことも可能である。
護キャップ部材30の挿通孔31の内径とほぼ同じ寸法
になっている。また、その長さは、後述するように挿入
混合部材本体91を保護キャップ部材30の挿通孔31
を介して塗布容器本体2内に挿入した際に手で把持して
操作できるように、塗布容器本体2の底部3と塗布容器
本体2の上部の吐出口9の距離よりも長くなっているの
が好ましい。しかしながら、挿入混合部材90を介し
て、第3成分を塗布容器本体2に部分的に入れる場合、
例えば、塗布容器本体2の上部の第2成分収容部17に
のみ入れる場合などにおいては、これより短く設定する
ことも可能である。
【0048】なお、本実施例の場合には、上蓋部材94
と下蓋部材95を、挿入混合部材本体91の上下の開口
部92,93をそれぞれ脱着自在に螺着して閉蓋するよ
うにしたが、図9に示したように、上蓋部材94と下蓋
部材95をアルミ蒸着したポリエチレンなどのフィルム
として、これを挿入混合部材本体91の上下の開口部9
2,93に溶着して、使用時に上蓋部材94と下蓋部材
95を開口部92,93から剥がすことができるように
することもできる。この場合には、上蓋部材94と下蓋
部材95に、溶着部分94b,95bより外側に突出す
る把持部分94c,95cを設けておけば、剥がし易く
なるので好ましい。
と下蓋部材95を、挿入混合部材本体91の上下の開口
部92,93をそれぞれ脱着自在に螺着して閉蓋するよ
うにしたが、図9に示したように、上蓋部材94と下蓋
部材95をアルミ蒸着したポリエチレンなどのフィルム
として、これを挿入混合部材本体91の上下の開口部9
2,93に溶着して、使用時に上蓋部材94と下蓋部材
95を開口部92,93から剥がすことができるように
することもできる。この場合には、上蓋部材94と下蓋
部材95に、溶着部分94b,95bより外側に突出す
る把持部分94c,95cを設けておけば、剥がし易く
なるので好ましい。
【0049】また、挿入混合部材本体91の上端部分に
は、図9に示したように、保護キャップ部材30の挿通
孔31から突出する部分に、微少な凹凸を形成した把持
部分91bを形成しておけば、手で把持して操作し易く
なるので好ましい。
は、図9に示したように、保護キャップ部材30の挿通
孔31から突出する部分に、微少な凹凸を形成した把持
部分91bを形成しておけば、手で把持して操作し易く
なるので好ましい。
【0050】図10は、本発明において用いられる押し
出し棒部材50を示しており、押し出し棒部材50は、
円盤形状の押し出し部51と、押し出し部51に連結し
た支持棒部分52とを備えている。また、支持棒部分5
2には、後述するように、本発明の複成分混合型塗布容
器に用いる固定用治具において、所定位置に押し出し棒
部材50を固定するための切欠部54がその上方部分に
設けられている。
出し棒部材50を示しており、押し出し棒部材50は、
円盤形状の押し出し部51と、押し出し部51に連結し
た支持棒部分52とを備えている。また、支持棒部分5
2には、後述するように、本発明の複成分混合型塗布容
器に用いる固定用治具において、所定位置に押し出し棒
部材50を固定するための切欠部54がその上方部分に
設けられている。
【0051】この場合、押し出し棒部材50の押し出し
部51の外径は、後述するように、押し出し棒部材50
を挿入混合部材本体91の上端の開口部92を介して、
挿入混合部材本体91内に挿入できるように、挿入混合
部材本体91の内径より僅かに小さくなっている。
部51の外径は、後述するように、押し出し棒部材50
を挿入混合部材本体91の上端の開口部92を介して、
挿入混合部材本体91内に挿入できるように、挿入混合
部材本体91の内径より僅かに小さくなっている。
【0052】また、押し出し棒部材50の支持棒部分5
2の長さは、後述するように、押し出し棒部材50を挿
入混合部材本体91の上端の開口部92を介して、挿入
混合部材本体91内に挿入した後、下方に付勢しながら
挿入混合部材本体91を引き上げることができるよう
に、挿入混合部材本体91の長さよりも長くなってい
る。
2の長さは、後述するように、押し出し棒部材50を挿
入混合部材本体91の上端の開口部92を介して、挿入
混合部材本体91内に挿入した後、下方に付勢しながら
挿入混合部材本体91を引き上げることができるよう
に、挿入混合部材本体91の長さよりも長くなってい
る。
【0053】さらに、押し出し棒部材50の支持棒部分
52の上端部には、図10に示したように、微少な凹凸
を形成した把持部分53を形成しておけば、手で把持し
て操作し易くなるので好ましい。
52の上端部には、図10に示したように、微少な凹凸
を形成した把持部分53を形成しておけば、手で把持し
て操作し易くなるので好ましい。
【0054】なお、挿入混合部材90、押し出し棒部材
50の材質は特に限定されるものではなく、挿入混合部
材90に収容する成分に応じて、例えば、アルミなどの
金属、フッ素樹脂、ポリエチレンなどの合成樹脂、ダン
ボールなどの紙の表面にアルミを蒸着したものなどが使
用可能であり、これらを適宜組み合わせることも可能で
ある。さらに、これらの部材の寸法、形状も適宜変更可
能であり、例えば、挿入混合部材本体91の形状を多角
形円筒状にしてこれに応じて押し出し棒部材50の押し
出し部51の形状も多角形盤状とすることも可能であ
る。
50の材質は特に限定されるものではなく、挿入混合部
材90に収容する成分に応じて、例えば、アルミなどの
金属、フッ素樹脂、ポリエチレンなどの合成樹脂、ダン
ボールなどの紙の表面にアルミを蒸着したものなどが使
用可能であり、これらを適宜組み合わせることも可能で
ある。さらに、これらの部材の寸法、形状も適宜変更可
能であり、例えば、挿入混合部材本体91の形状を多角
形円筒状にしてこれに応じて押し出し棒部材50の押し
出し部51の形状も多角形盤状とすることも可能であ
る。
【0055】図11は、本発明の複成分混合型塗布容器
に用いる固定用治具の一実施例を示す斜視図、図12
は、図11のIX−IX線での断面図、図13は、図1
1のX−X線での断面図である。
に用いる固定用治具の一実施例を示す斜視図、図12
は、図11のIX−IX線での断面図、図13は、図1
1のX−X線での断面図である。
【0056】固定用治具60は、円盤形状の台座61を
備え、台座61の上面の一側には部分円管形状の支持柱
部材62が立設されている。この支持柱部材62の上端
部には、円盤形状の押し出し棒部材固定用の係止部材6
3が固定されている。係止部材63には、スリット64
が外周部分から中心部分に向かって設けられており、そ
の中心部分に押し出し棒部材50の支持棒部分52を挿
通支持するための支持孔65が形成されている。
備え、台座61の上面の一側には部分円管形状の支持柱
部材62が立設されている。この支持柱部材62の上端
部には、円盤形状の押し出し棒部材固定用の係止部材6
3が固定されている。係止部材63には、スリット64
が外周部分から中心部分に向かって設けられており、そ
の中心部分に押し出し棒部材50の支持棒部分52を挿
通支持するための支持孔65が形成されている。
【0057】図12に示したように、係止部63の内部
には、摺動孔66が形成されており、摺動孔66の内部
には、押し出し棒部材固定用の係止片68が摺動孔66
に沿って摺動可能に装着されており、バネ部材67によ
って、この係止片68は、支持孔65方向に付勢されて
いる。また、この係止片68の先端の係止突設部68a
は、摺動孔66の支持孔65に開口する開口66aを介
して支持孔65内に突出して、図12に示したように、
押し出し棒部材50の支持棒部分52の切欠部54と係
合し、押し出し棒部材50を所定の位置に固定するよう
になっている。
には、摺動孔66が形成されており、摺動孔66の内部
には、押し出し棒部材固定用の係止片68が摺動孔66
に沿って摺動可能に装着されており、バネ部材67によ
って、この係止片68は、支持孔65方向に付勢されて
いる。また、この係止片68の先端の係止突設部68a
は、摺動孔66の支持孔65に開口する開口66aを介
して支持孔65内に突出して、図12に示したように、
押し出し棒部材50の支持棒部分52の切欠部54と係
合し、押し出し棒部材50を所定の位置に固定するよう
になっている。
【0058】また、係止片68の上部には、スライド操
作片68bが設けられており、スライド操作片68b
は、摺動孔66の上方に形成されたスライド用スリット
開口69を介して、係止部63の上面に突出するように
なっている。このスライド操作片68bを、図12に示
したように、矢印に示したように係止部63の外周側方
向に操作することによって、バネ部材67に抗して係止
片68を移動させることによって、係止突設部68aと
押し出し棒部材50の支持棒部分52の切欠部54とに
係合を解除できるようになっている。
作片68bが設けられており、スライド操作片68b
は、摺動孔66の上方に形成されたスライド用スリット
開口69を介して、係止部63の上面に突出するように
なっている。このスライド操作片68bを、図12に示
したように、矢印に示したように係止部63の外周側方
向に操作することによって、バネ部材67に抗して係止
片68を移動させることによって、係止突設部68aと
押し出し棒部材50の支持棒部分52の切欠部54とに
係合を解除できるようになっている。
【0059】また、支持柱部材62の中間部分には、支
持柱部材62の内壁62aに沿って上下方向に摺動可能
な円盤形状の塗布容器固定用の係止部材70が設けられ
ている。そして、係止部材70の係止部材本体71の中
央部分には、塗布容器本体2の、保護キャップ部材30
を装着した吐出口9を挿通するための挿通孔72が形成
されている。
持柱部材62の内壁62aに沿って上下方向に摺動可能
な円盤形状の塗布容器固定用の係止部材70が設けられ
ている。そして、係止部材70の係止部材本体71の中
央部分には、塗布容器本体2の、保護キャップ部材30
を装着した吐出口9を挿通するための挿通孔72が形成
されている。
【0060】図13に示したように、係止部材70の基
端部73は、支持柱部材62の内部に上下方向に形成さ
れた摺動孔80内に上下方向に摺動可能に装着され、係
止部材70の基端部73と係止部材本体71との連結部
74が、摺動孔80の内壁62a側に形成されたスリッ
ト開口82を上下に摺動することにより、係止部材70
が支持柱部材62の内壁62aに沿って上下方向に摺動
可能となっている。
端部73は、支持柱部材62の内部に上下方向に形成さ
れた摺動孔80内に上下方向に摺動可能に装着され、係
止部材70の基端部73と係止部材本体71との連結部
74が、摺動孔80の内壁62a側に形成されたスリッ
ト開口82を上下に摺動することにより、係止部材70
が支持柱部材62の内壁62aに沿って上下方向に摺動
可能となっている。
【0061】なお、係止部材70の基端部73は、摺動
孔80に装着されたバネ部材81によって、下方向に付
勢されており、後述するように、保護キャップ部材30
を装着した吐出口9を挿通孔72に挿通して、塗布容器
本体2を台座61と係止部材70の間に装着した際に、
係止部材本体71の下面71aが塗布容器本体2の上壁
6に当接して、塗布容器本体2を固定用治具60に固定
できるようになっている。
孔80に装着されたバネ部材81によって、下方向に付
勢されており、後述するように、保護キャップ部材30
を装着した吐出口9を挿通孔72に挿通して、塗布容器
本体2を台座61と係止部材70の間に装着した際に、
係止部材本体71の下面71aが塗布容器本体2の上壁
6に当接して、塗布容器本体2を固定用治具60に固定
できるようになっている。
【0062】また、摺動孔80の支持柱部材62の外壁
62b側には、スリット開口83が設けられており、こ
のスリット開口83を介して、係止部材70の基端部7
3の外壁側にスライド操作片75が突設されている。こ
のスライド操作片75を、図13の上方向に操作するこ
とによって、バネ部材81に抗して係止部材本体71を
上方向に移動させることにより、係止部材本体71の下
面71aと塗布容器本体2の上壁6との当接を解除する
とともに、保護キャップ部材30を装着した吐出口9を
挿通孔72から取り外して、塗布容器本体2を固定用治
具60から取り外すことができるようになっている。
62b側には、スリット開口83が設けられており、こ
のスリット開口83を介して、係止部材70の基端部7
3の外壁側にスライド操作片75が突設されている。こ
のスライド操作片75を、図13の上方向に操作するこ
とによって、バネ部材81に抗して係止部材本体71を
上方向に移動させることにより、係止部材本体71の下
面71aと塗布容器本体2の上壁6との当接を解除する
とともに、保護キャップ部材30を装着した吐出口9を
挿通孔72から取り外して、塗布容器本体2を固定用治
具60から取り外すことができるようになっている。
【0063】このように構成される塗本発明の複成分混
合型塗布容器1は、下記のようにして使用される。先
ず、例えば、前述したの反応型ポリマーと水分を含ん
だの充填剤、老化防止剤を主材として、塗布容器本体
2内の第1成分収容部16に収容し、の硬化触媒と
の接着付与剤を副剤として、第2成分収容部17に収容
するとともに、」別途の色粉を第3成分として、挿入
混合部材90内の第3成分収容部90aに収容する。
合型塗布容器1は、下記のようにして使用される。先
ず、例えば、前述したの反応型ポリマーと水分を含ん
だの充填剤、老化防止剤を主材として、塗布容器本体
2内の第1成分収容部16に収容し、の硬化触媒と
の接着付与剤を副剤として、第2成分収容部17に収容
するとともに、」別途の色粉を第3成分として、挿入
混合部材90内の第3成分収容部90aに収容する。
【0064】なお、これらの成分の組み合わせ、収容部
分は適宜変更可能であるが、挿入混合部材90内の第3
成分収容部90aに収容する成分は、挿入混合部材本体
91の上下の開口部に装着した上蓋部材94と下蓋部材
95を取り外して、挿入混合部材本体91を保護キャッ
プ部材30の挿通孔31を介して塗布容器本体2内に挿
入する際に、第3成分収容部90aに収容した成分が、
下方の開口93を介して漏洩しないように、固体状、あ
る程度粘性を有する液体状、ゲル状などとすることが望
ましい。
分は適宜変更可能であるが、挿入混合部材90内の第3
成分収容部90aに収容する成分は、挿入混合部材本体
91の上下の開口部に装着した上蓋部材94と下蓋部材
95を取り外して、挿入混合部材本体91を保護キャッ
プ部材30の挿通孔31を介して塗布容器本体2内に挿
入する際に、第3成分収容部90aに収容した成分が、
下方の開口93を介して漏洩しないように、固体状、あ
る程度粘性を有する液体状、ゲル状などとすることが望
ましい。
【0065】このような組み合わせとして、例えば、前
述した〜の成分を例に挙げれば、(1) の反応型
ポリマーと水分を含んだの充填剤、老化防止剤からな
る主材と、の硬化触媒との接着付与剤からなる硬化
剤とを、第1成分収容部16および第2成分収容部17
にそれぞれ収容するとともに、挿入混合部材90内の第
3成分収容部90aにの色粉を収容する場合、(2)
前述の主材と色粉を第1成分収容部16におよび第2成
分収容部17にそれぞれ収容するとともに、硬化剤を第
3成分収容部90aに収容する場合、などがある。
述した〜の成分を例に挙げれば、(1) の反応型
ポリマーと水分を含んだの充填剤、老化防止剤からな
る主材と、の硬化触媒との接着付与剤からなる硬化
剤とを、第1成分収容部16および第2成分収容部17
にそれぞれ収容するとともに、挿入混合部材90内の第
3成分収容部90aにの色粉を収容する場合、(2)
前述の主材と色粉を第1成分収容部16におよび第2成
分収容部17にそれぞれ収容するとともに、硬化剤を第
3成分収容部90aに収容する場合、などがある。
【0066】なお、挿入混合部材90内の第3成分収容
部90aに少なくともの色粉を収容する場合には、色
粉の色を種々選択した他種類の挿入混合部材90を用意
しておけば、色の選択範囲が広がることになる。
部90aに少なくともの色粉を収容する場合には、色
粉の色を種々選択した他種類の挿入混合部材90を用意
しておけば、色の選択範囲が広がることになる。
【0067】また、挿入混合部材90内の第3成分収容
部90aに収容される成分の高さは、図20に示したよ
うに、挿入混合部材本体91を塗布容器本体2内に挿入
して、その下端部が塗布容器本体2の底部3の底部ピス
トン部材5に当接するように配置した際に、塗布容器本
体2内に収容した第1成分収容部16の上端液面L’と
一致しており、吐出の際の成分の混合の均一化が図れる
ようになっている。
部90aに収容される成分の高さは、図20に示したよ
うに、挿入混合部材本体91を塗布容器本体2内に挿入
して、その下端部が塗布容器本体2の底部3の底部ピス
トン部材5に当接するように配置した際に、塗布容器本
体2内に収容した第1成分収容部16の上端液面L’と
一致しており、吐出の際の成分の混合の均一化が図れる
ようになっている。
【0068】そして、図11に示した固定用治具を準備
して、図14に示したように、係止部材70の係止部材
本体70を上方向に押し上げる。この際、図13の点線
で示したように、スライド操作片75を上方向に操作す
ることによって、バネ部材81に抗して係止部材本体7
1を上方向に移動させて、塗布容器本体2の保護キャッ
プ30が装着された吐出口9を、係止部材70の挿通孔
72に挿通する。これにより、バネ部材81の付勢力に
よって、図13の実線で示したように、係止部材本体7
1が下方に移動して、係止部材本体71の下面71aが
塗布容器本体2の上壁6に当接して、塗布容器本体2が
固定用治具60に固定される。
して、図14に示したように、係止部材70の係止部材
本体70を上方向に押し上げる。この際、図13の点線
で示したように、スライド操作片75を上方向に操作す
ることによって、バネ部材81に抗して係止部材本体7
1を上方向に移動させて、塗布容器本体2の保護キャッ
プ30が装着された吐出口9を、係止部材70の挿通孔
72に挿通する。これにより、バネ部材81の付勢力に
よって、図13の実線で示したように、係止部材本体7
1が下方に移動して、係止部材本体71の下面71aが
塗布容器本体2の上壁6に当接して、塗布容器本体2が
固定用治具60に固定される。
【0069】そして、使用に際して、図15の点線で示
したように、挿入混合部材90の上蓋部材94と下蓋部
材95とを挿入混合部材本体91の上下の開口部92,
93から取り外した後、挿入混合部材本体91の上端部
分を把持して、押し出し棒部材50の把持部分53を手
で把持して、押し出し棒部材50の押し出し部51を挿
入混合部材本体91の上端の開口部92を介して、挿入
混合部材本体91内に僅かに挿入する。
したように、挿入混合部材90の上蓋部材94と下蓋部
材95とを挿入混合部材本体91の上下の開口部92,
93から取り外した後、挿入混合部材本体91の上端部
分を把持して、押し出し棒部材50の把持部分53を手
で把持して、押し出し棒部材50の押し出し部51を挿
入混合部材本体91の上端の開口部92を介して、挿入
混合部材本体91内に僅かに挿入する。
【0070】この状態で、図15の矢印で示したよう
に、押し出し棒部材50の支持棒部分52を、スリット
64を介して側方より支持孔65に装着する。この際、
押し出し棒部材50の支持棒部分52に押されて、バネ
部材67に抗して係止片68が図15の矢印方向に外周
側に移動して、その先端の係止突設部68aが開口66
aを介して摺動孔66内に引き込まれる。
に、押し出し棒部材50の支持棒部分52を、スリット
64を介して側方より支持孔65に装着する。この際、
押し出し棒部材50の支持棒部分52に押されて、バネ
部材67に抗して係止片68が図15の矢印方向に外周
側に移動して、その先端の係止突設部68aが開口66
aを介して摺動孔66内に引き込まれる。
【0071】そして、図16に示したように、予め保護
キャップ30に形成された挿通孔31から、挿入混合部
材本体91を用いて押し込んだり又はねじこんだりする
ことによって、その先端部を、吐出口9を介して塗布容
器本体2内に挿入して、閉塞部材10の仮着状態を解除
して孔を開ける。なお、この場合、閉塞部材10の仮着
状態を解除して孔を開けるには、挿入混合部材本体91
を用いないで、ドライバーなどの工具などで開けること
も勿論可能である。
キャップ30に形成された挿通孔31から、挿入混合部
材本体91を用いて押し込んだり又はねじこんだりする
ことによって、その先端部を、吐出口9を介して塗布容
器本体2内に挿入して、閉塞部材10の仮着状態を解除
して孔を開ける。なお、この場合、閉塞部材10の仮着
状態を解除して孔を開けるには、挿入混合部材本体91
を用いないで、ドライバーなどの工具などで開けること
も勿論可能である。
【0072】さらに、このように孔を開けた後、図16
に示したように、挿入混合部材本体91を塗布容器本体
2内にさらに挿入して、図17および図20に示したよ
うに、挿入混合部材本体91の下端部で分離部材18を
突き破って、その下端部が塗布容器本体2の底部3の底
部ピストン部材5に当接するように配置する。この際、
挿入混合部材本体91の上端部分を把持して、押し出し
棒部材50の把持部分53を手で把持して、押し出し棒
部材50を挿入混合部材本体91の塗布容器本体2内へ
の挿入と同期して、下方に移動させる。
に示したように、挿入混合部材本体91を塗布容器本体
2内にさらに挿入して、図17および図20に示したよ
うに、挿入混合部材本体91の下端部で分離部材18を
突き破って、その下端部が塗布容器本体2の底部3の底
部ピストン部材5に当接するように配置する。この際、
挿入混合部材本体91の上端部分を把持して、押し出し
棒部材50の把持部分53を手で把持して、押し出し棒
部材50を挿入混合部材本体91の塗布容器本体2内へ
の挿入と同期して、下方に移動させる。
【0073】その後、図17に示したように、さらに押
し出し部51を挿入混合部材本体91の上端の開口部9
2を介して、挿入混合部材本体91内に挿入することに
よって、図12に示したように、係止片68の先端の係
止突設部68aは、摺動孔66の支持孔65に開口する
開口66aを介して支持孔65内に突出して、押し出し
棒部材50の支持棒部分52の切欠部54と係合し、押
し出し棒部材50を所定の位置に固定する。この際、塗
布容器本体2内に収容した第1成分収容部16の上端液
面は、図20に示したように、LからL’へと上昇する
が、押し出し棒部材50の押し出し部51の下面51a
がこの液面L’と一致するように押し出し棒部材50の
切欠部54の位置が予め設定されたおり、これによって
吐出の際の成分の混合の均一化が図れるようになってい
る。
し出し部51を挿入混合部材本体91の上端の開口部9
2を介して、挿入混合部材本体91内に挿入することに
よって、図12に示したように、係止片68の先端の係
止突設部68aは、摺動孔66の支持孔65に開口する
開口66aを介して支持孔65内に突出して、押し出し
棒部材50の支持棒部分52の切欠部54と係合し、押
し出し棒部材50を所定の位置に固定する。この際、塗
布容器本体2内に収容した第1成分収容部16の上端液
面は、図20に示したように、LからL’へと上昇する
が、押し出し棒部材50の押し出し部51の下面51a
がこの液面L’と一致するように押し出し棒部材50の
切欠部54の位置が予め設定されたおり、これによって
吐出の際の成分の混合の均一化が図れるようになってい
る。
【0074】そして、図18および図21の矢印で示し
たように、押し出し棒部材50を下方に付勢しつつ、挿
入混合部材本体91を保護キャップ30の挿通孔31を
ガイドとして上方に引き上げれば、挿入混合部材本体9
1の第3成分収容部90aに収容された成分Cが塗布容
器本体内に押し出されて、塗布容器本体2内の第1成分
収容部16および第2成分収容部17に予めそれぞれ収
容した成分部分A、Bの内周側に残りの成分が充填され
る。
たように、押し出し棒部材50を下方に付勢しつつ、挿
入混合部材本体91を保護キャップ30の挿通孔31を
ガイドとして上方に引き上げれば、挿入混合部材本体9
1の第3成分収容部90aに収容された成分Cが塗布容
器本体内に押し出されて、塗布容器本体2内の第1成分
収容部16および第2成分収容部17に予めそれぞれ収
容した成分部分A、Bの内周側に残りの成分が充填され
る。
【0075】この場合、図25に示したように、挿入混
合部材本体91の第3成分収容部90aに収容された成
分Cが、塗布容器本体2内に塗布容器の最上部から最下
部まで、同一幅で円柱状に塗布容器本体2内の第1成分
収容部16に予め収容した成分部分A、Bの内周側に充
填されるため、下記の撹拌部材11による撹拌混合が迅
速に均一に行われるようになっている。
合部材本体91の第3成分収容部90aに収容された成
分Cが、塗布容器本体2内に塗布容器の最上部から最下
部まで、同一幅で円柱状に塗布容器本体2内の第1成分
収容部16に予め収容した成分部分A、Bの内周側に充
填されるため、下記の撹拌部材11による撹拌混合が迅
速に均一に行われるようになっている。
【0076】このように、塗布容器本体2内に、第3成
分収容部90aに収容された成分を充填した後、スライ
ド操作片68bを、図12に示したように、矢印に示し
たように係止部63の外周側方向に操作することによっ
て、バネ部材67に抗して係止片68を移動させること
によって、係止突設部68aと押し出し棒部材50の支
持棒部分52の切欠部54とに係合を解除する。
分収容部90aに収容された成分を充填した後、スライ
ド操作片68bを、図12に示したように、矢印に示し
たように係止部63の外周側方向に操作することによっ
て、バネ部材67に抗して係止片68を移動させること
によって、係止突設部68aと押し出し棒部材50の支
持棒部分52の切欠部54とに係合を解除する。
【0077】そして、図19に示したように、挿入混合
部材本体91とともに、押し出し棒部材50を上方に移
動させて、塗布容器本体2の保護キャップ30の挿通孔
31を介して塗布容器本体2内から取り出すとともに、
押し出し棒部材50を係止部63のスリット64を介し
て、挿入混合部材本体91とともに、押し出し棒部材5
0を取り出す。
部材本体91とともに、押し出し棒部材50を上方に移
動させて、塗布容器本体2の保護キャップ30の挿通孔
31を介して塗布容器本体2内から取り出すとともに、
押し出し棒部材50を係止部63のスリット64を介し
て、挿入混合部材本体91とともに、押し出し棒部材5
0を取り出す。
【0078】その後、図22に示したように、予め保護
キャップ30に形成された挿通孔31から、別途、図2
2に示したような形状の本発明の複成分混合型塗布容器
1とともに用いるために用意された棒状部材20を吐出
口9を介して塗布容器本体2内に挿入する。
キャップ30に形成された挿通孔31から、別途、図2
2に示したような形状の本発明の複成分混合型塗布容器
1とともに用いるために用意された棒状部材20を吐出
口9を介して塗布容器本体2内に挿入する。
【0079】さらに、図23に示したように、棒状部材
20を塗布容器本体2内にさらに挿入して、塗布容器本
体2の底部3に位置する撹拌部材11の係合部12の内
壁13に形成された雌ねじ14に、棒状部材20の先端
21に螺設された雄ねじ22を螺合させて係合する。
20を塗布容器本体2内にさらに挿入して、塗布容器本
体2の底部3に位置する撹拌部材11の係合部12の内
壁13に形成された雌ねじ14に、棒状部材20の先端
21に螺設された雄ねじ22を螺合させて係合する。
【0080】なお、この螺合に際しては、塗布容器本体
2の内壁4と撹拌部材11の外周11aとがある程度摩
擦を有するので、棒状部材20の回転とともに撹拌部材
11が回転しないようになっているので螺着できるよう
になっている。
2の内壁4と撹拌部材11の外周11aとがある程度摩
擦を有するので、棒状部材20の回転とともに撹拌部材
11が回転しないようになっているので螺着できるよう
になっている。
【0081】この状態で、図23の一点鎖線で示したよ
うに、棒状部材20を保護キャップ30の挿通孔31を
ガイドとして、上方に引くことにより、撹拌部材11が
塗布容器本体2の内壁4上を上方向に摺動して、撹拌部
材11によって、第1成分収容部16に収容した主材A
と、第2成分収容部17に収容した副剤Bと、挿入混合
部材90によって挿入された第3成分Cとが撹拌混合さ
れる。なお、この際、撹拌部材11に上下方向に貫通し
て形成された複数の撹拌孔15により、撹拌流が生じて
混合撹拌効果が向上するようになっている。
うに、棒状部材20を保護キャップ30の挿通孔31を
ガイドとして、上方に引くことにより、撹拌部材11が
塗布容器本体2の内壁4上を上方向に摺動して、撹拌部
材11によって、第1成分収容部16に収容した主材A
と、第2成分収容部17に収容した副剤Bと、挿入混合
部材90によって挿入された第3成分Cとが撹拌混合さ
れる。なお、この際、撹拌部材11に上下方向に貫通し
て形成された複数の撹拌孔15により、撹拌流が生じて
混合撹拌効果が向上するようになっている。
【0082】また、この際、棒状部材20を上下方向に
さらに移動させることによって、撹拌部材11を塗布容
器本体2内を上下に移動させて、こられの成分をさらに
撹拌混合することもできる。
さらに移動させることによって、撹拌部材11を塗布容
器本体2内を上下に移動させて、こられの成分をさらに
撹拌混合することもできる。
【0083】このように、塗布容器本体2内の両成分を
撹拌混合した後、棒状部材20の先端21の雄ねじ22
と撹拌部材11の係合部12の雌ねじ14との螺合によ
る係合を状態を解除した後、棒状部材20を塗布容器本
体2内から取り出す。
撹拌混合した後、棒状部材20の先端21の雄ねじ22
と撹拌部材11の係合部12の雌ねじ14との螺合によ
る係合を状態を解除した後、棒状部材20を塗布容器本
体2内から取り出す。
【0084】なお、この際、撹拌部材11は、塗布容器
本体2の底部に位置させて取り出すようにすれば、吐出
口9から混合成分が吐出されるのを妨げないので好まし
い。その後、スライド操作片75を、図13の上方向に
操作することによって、バネ部材81に抗して係止部材
本体71を上方向に移動させることにより、係止部材本
体71の下面71aと塗布容器本体2の上壁6との当接
を解除するとともに、保護キャップ部材30を装着した
吐出口9を挿通孔72から取り外して、塗布容器本体2
を固定用治具60から取り外す。
本体2の底部に位置させて取り出すようにすれば、吐出
口9から混合成分が吐出されるのを妨げないので好まし
い。その後、スライド操作片75を、図13の上方向に
操作することによって、バネ部材81に抗して係止部材
本体71を上方向に移動させることにより、係止部材本
体71の下面71aと塗布容器本体2の上壁6との当接
を解除するとともに、保護キャップ部材30を装着した
吐出口9を挿通孔72から取り外して、塗布容器本体2
を固定用治具60から取り外す。
【0085】そして、図24に示したように、保護キャ
ップ部材30を吐出口9から取り外した後、別途、図3
に示したような形状の本発明の複成分混合型塗布容器1
とともに用いるために用意された混合吐出部材40の内
壁に設けられた雌ねじ42を吐出口9の雄ねじ8に螺着
させて係合する。
ップ部材30を吐出口9から取り外した後、別途、図3
に示したような形状の本発明の複成分混合型塗布容器1
とともに用いるために用意された混合吐出部材40の内
壁に設けられた雌ねじ42を吐出口9の雄ねじ8に螺着
させて係合する。
【0086】この混合吐出部材40は、断面略円錐形状
であって、その内壁41に、螺旋形状の混合翼部材43
が形成されており、この中を容器本体2から吐出された
成分が通過することによって、混合翼部材43によって
撹拌混合が促進されて混合吐出部材40の上部に設けら
れた吐出孔44より吐出されるようになっている。
であって、その内壁41に、螺旋形状の混合翼部材43
が形成されており、この中を容器本体2から吐出された
成分が通過することによって、混合翼部材43によって
撹拌混合が促進されて混合吐出部材40の上部に設けら
れた吐出孔44より吐出されるようになっている。
【0087】したがって、この状態で、別途用意したコ
ーキングガン(図示せず)に、複成分混合型塗布容器1
を装着した後、このコーキングガンを用いて、塗布容器
本体底部に設けられた底部ピストン部材5を、図24の
矢印および一点鎖線で示したように、上部に設けられた
吐出孔44方向に押しつけて、この吐出孔44を、例え
ば、被塗布部分の目地などの部分にあてれば、混合され
た混合成分(シーリング剤)が塗布され、直ちに硬化す
る。
ーキングガン(図示せず)に、複成分混合型塗布容器1
を装着した後、このコーキングガンを用いて、塗布容器
本体底部に設けられた底部ピストン部材5を、図24の
矢印および一点鎖線で示したように、上部に設けられた
吐出孔44方向に押しつけて、この吐出孔44を、例え
ば、被塗布部分の目地などの部分にあてれば、混合され
た混合成分(シーリング剤)が塗布され、直ちに硬化す
る。
【0088】なお、容器本体2内での撹拌混合が十分で
ある場合には、混合吐出部材40を用いずに、図28に
示したような、従来タイプの吐出部材104を用いるこ
とも勿論可能である。
ある場合には、混合吐出部材40を用いずに、図28に
示したような、従来タイプの吐出部材104を用いるこ
とも勿論可能である。
【0089】また、本実施例では、挿入混合部材本体9
1の第3成分収容部90aに収容された成分を塗布容器
本体2内に充填する際に、固定用治具60を用いて、塗
布容器本体2を固定するとともに、押し出し棒部材50
を所定位置に固定するようにしたが、勿論この他の治具
を用いることも可能であり、また、このような治具を用
いないで操作することも勿論可能である。
1の第3成分収容部90aに収容された成分を塗布容器
本体2内に充填する際に、固定用治具60を用いて、塗
布容器本体2を固定するとともに、押し出し棒部材50
を所定位置に固定するようにしたが、勿論この他の治具
を用いることも可能であり、また、このような治具を用
いないで操作することも勿論可能である。
【0090】さらに、本実施例では、操作しやすいた
め、また、挿入混合部材本体91の第3成分収容部90
aに収容された成分を塗布容器本体2内に充填する際
に、塗布容器本体2内の第1成分収容部16に予め収容
した成分の反発圧力に負けて、充填成分が上方へ押し上
げられるのを防止するために、挿入混合部材本体91を
塗布容器本体2内に挿入する前に、押し出し棒部材50
を挿入混合部材本体91内に挿入しておいたが、挿入混
合部材本体91を塗布容器本体2内に挿入した後、押し
出し棒部材50を挿入混合部材本体91内に挿入するこ
とも勿論可能である。
め、また、挿入混合部材本体91の第3成分収容部90
aに収容された成分を塗布容器本体2内に充填する際
に、塗布容器本体2内の第1成分収容部16に予め収容
した成分の反発圧力に負けて、充填成分が上方へ押し上
げられるのを防止するために、挿入混合部材本体91を
塗布容器本体2内に挿入する前に、押し出し棒部材50
を挿入混合部材本体91内に挿入しておいたが、挿入混
合部材本体91を塗布容器本体2内に挿入した後、押し
出し棒部材50を挿入混合部材本体91内に挿入するこ
とも勿論可能である。
【0091】また、本実施例では、挿入混合部材本体9
1の第3成分収容部90aに収容された成分を塗布容器
本体2内の高さ全域(第1成分収容部16および第2成
分収容部17)にわたって挿入充填するようにしたが、
容器本体2に部分的に、例えば、図26に示したよう
に、挿入混合部材本体91の第3成分収容部90aに収
容された成分を、第1成分収容部16にのみ挿入充填す
ることも、また、図27に示したように、第2成分収容
部16にのみ挿入充填することも勿論可能である。この
場合には、図10に示した押し出し棒部材50の切欠部
54の位置を適宜設定すればよい。
1の第3成分収容部90aに収容された成分を塗布容器
本体2内の高さ全域(第1成分収容部16および第2成
分収容部17)にわたって挿入充填するようにしたが、
容器本体2に部分的に、例えば、図26に示したよう
に、挿入混合部材本体91の第3成分収容部90aに収
容された成分を、第1成分収容部16にのみ挿入充填す
ることも、また、図27に示したように、第2成分収容
部16にのみ挿入充填することも勿論可能である。この
場合には、図10に示した押し出し棒部材50の切欠部
54の位置を適宜設定すればよい。
【0092】なお、本発明の複成分混合型塗布容器は、
二液混合硬化型の接着剤やシーリング剤に限らず、例え
ば、マヨネーズとケチャップを混合してパンなどの食品
に塗布する際など、液体の混合の場合に限らず、液体と
流動体との混合、流動体同士の混合、固体と液体の混合
など、あらゆる分野の複成分混合型の成分を混合して塗
布する塗布容器として適用することが可能であり、何ら
限定されるものではない。
二液混合硬化型の接着剤やシーリング剤に限らず、例え
ば、マヨネーズとケチャップを混合してパンなどの食品
に塗布する際など、液体の混合の場合に限らず、液体と
流動体との混合、流動体同士の混合、固体と液体の混合
など、あらゆる分野の複成分混合型の成分を混合して塗
布する塗布容器として適用することが可能であり、何ら
限定されるものではない。
【0093】
【発明の効果】本発明によれば、使用時に、挿入混合部
材の上下蓋部材を取り外した後、挿入混合部材本体を塗
布容器本体の上部に形成された吐出口より挿入し、挿入
混合部材本体内に、上方より挿入した押し出し棒部材を
下方に付勢しつつ、挿入混合部材本体を上方に引き上げ
ることにより、挿入混合部材本体に収容した残りの成分
を塗布容器本体内に押し出して、塗布容器本体内に予め
収容した成分部分の内周側に残りの成分を均一に充填で
きるため、撹拌部材による撹拌混合が迅速に均一に行わ
れる。
材の上下蓋部材を取り外した後、挿入混合部材本体を塗
布容器本体の上部に形成された吐出口より挿入し、挿入
混合部材本体内に、上方より挿入した押し出し棒部材を
下方に付勢しつつ、挿入混合部材本体を上方に引き上げ
ることにより、挿入混合部材本体に収容した残りの成分
を塗布容器本体内に押し出して、塗布容器本体内に予め
収容した成分部分の内周側に残りの成分を均一に充填で
きるため、撹拌部材による撹拌混合が迅速に均一に行わ
れる。
【0094】すなわち、挿入混合部材本体と押し出し棒
部材を塗布容器本体から取り出した後、塗布容器本体の
上部に形成された吐出口より、棒状部材を塗布容器本体
内に挿入して撹拌部材と係合させ棒状部材を上下方向に
移動させて、撹拌部材を塗布容器本体内において上下に
移動させることにより、塗布容器本体内に収容した複数
の成分を簡単に混合撹拌できる。混合撹拌した後に、棒
状部材と撹拌部材との係合を解除した後、棒状部材を容
器本体内より取り出せば、塗布容器本体の上部に形成さ
れた吐出口から混合撹拌された成分を目地などの被塗布
部分に簡単に塗布することができる。
部材を塗布容器本体から取り出した後、塗布容器本体の
上部に形成された吐出口より、棒状部材を塗布容器本体
内に挿入して撹拌部材と係合させ棒状部材を上下方向に
移動させて、撹拌部材を塗布容器本体内において上下に
移動させることにより、塗布容器本体内に収容した複数
の成分を簡単に混合撹拌できる。混合撹拌した後に、棒
状部材と撹拌部材との係合を解除した後、棒状部材を容
器本体内より取り出せば、塗布容器本体の上部に形成さ
れた吐出口から混合撹拌された成分を目地などの被塗布
部分に簡単に塗布することができる。
【0095】従って、複数の成分を脱水操作などの操作
を必要とせず簡単に収納でき、その構造も簡単であり、
部品点数も少なく、廃棄物が少量ですむ。さらに、棒状
部材、挿入混合部材、および押し出し棒部材の繰り返し
使用により廃棄物が少量ですむ。しかも別途撹拌装置を
用いることなく、現場にて各成分を簡単に混合撹拌でき
るので、その塗布作業が容易に行える。
を必要とせず簡単に収納でき、その構造も簡単であり、
部品点数も少なく、廃棄物が少量ですむ。さらに、棒状
部材、挿入混合部材、および押し出し棒部材の繰り返し
使用により廃棄物が少量ですむ。しかも別途撹拌装置を
用いることなく、現場にて各成分を簡単に混合撹拌でき
るので、その塗布作業が容易に行える。
【0096】また、本発明では、塗布容器本体の上部に
形成された吐出口に、挿入混合部材本体を液密状態で挿
通摺動可能な挿通孔が形成された保護キャップ部材を脱
着自在に装着するように構成されているので、塗布容器
本体の上部に形成された吐出口を介して挿入した混合部
材本体内に、上方より挿入した押し出し棒部材を下方に
付勢しつつ、挿入混合部材本体を上方に引き上げること
により、挿入混合部材本体に収容した残りの成分を塗布
容器本体内に押し出すことにより、塗布容器本体内に予
め収容した成分部分の内周側に残りの成分を充填する際
に、吐出口を介して、塗布容器本体内に収容した成分が
漏洩するのが防止できる。
形成された吐出口に、挿入混合部材本体を液密状態で挿
通摺動可能な挿通孔が形成された保護キャップ部材を脱
着自在に装着するように構成されているので、塗布容器
本体の上部に形成された吐出口を介して挿入した混合部
材本体内に、上方より挿入した押し出し棒部材を下方に
付勢しつつ、挿入混合部材本体を上方に引き上げること
により、挿入混合部材本体に収容した残りの成分を塗布
容器本体内に押し出すことにより、塗布容器本体内に予
め収容した成分部分の内周側に残りの成分を充填する際
に、吐出口を介して、塗布容器本体内に収容した成分が
漏洩するのが防止できる。
【0097】さらに、本発明では、塗布容器本体の上部
に形成された吐出口に、混合翼部材が内部に形設された
混合吐出部材を、脱着自在に装着するように構成されて
いるので、挿入混合部材本体および押し出し棒部材にて
充填された成分と塗布容器本体内に予め収容した成分と
を吐出口から吐出する際に、混合吐出部材を通過させ、
混合翼部材によって、吐出口から吐出する両成分の混合
撹拌をより促進することができる。
に形成された吐出口に、混合翼部材が内部に形設された
混合吐出部材を、脱着自在に装着するように構成されて
いるので、挿入混合部材本体および押し出し棒部材にて
充填された成分と塗布容器本体内に予め収容した成分と
を吐出口から吐出する際に、混合吐出部材を通過させ、
混合翼部材によって、吐出口から吐出する両成分の混合
撹拌をより促進することができる。
【0098】従って、本発明によれば、複成分混合硬化
型の接着剤やシーリング剤などを少なくとも2成分に分
離して収納しつつ、使用時にこれらの成分を混合撹拌し
て、目地などの被塗布部分に簡単に塗布することが可能
な複成分混合型塗布容器を提供でき、しかも、例えば、
マヨネーズとケチャップを混合してパンなどの食品に塗
布する際など、液体の混合の場合に限らず、液体と流動
体との混合、流動体同士の混合、固体と液体の混合な
ど、あらゆる分野の複成分混合型の成分を混合して塗布
する塗布容器および複成分混合方法を提供できる。
型の接着剤やシーリング剤などを少なくとも2成分に分
離して収納しつつ、使用時にこれらの成分を混合撹拌し
て、目地などの被塗布部分に簡単に塗布することが可能
な複成分混合型塗布容器を提供でき、しかも、例えば、
マヨネーズとケチャップを混合してパンなどの食品に塗
布する際など、液体の混合の場合に限らず、液体と流動
体との混合、流動体同士の混合、固体と液体の混合な
ど、あらゆる分野の複成分混合型の成分を混合して塗布
する塗布容器および複成分混合方法を提供できる。
【0099】さらに、接着剤、シーリング剤などに適用
する場合、挿入混合部材内の第3成分収容部に少なくと
も色粉を収容する場合には、色粉の色を種々選択した他
種類の挿入混合部材を用意しておけば、色の選択範囲が
広がることになる。
する場合、挿入混合部材内の第3成分収容部に少なくと
も色粉を収容する場合には、色粉の色を種々選択した他
種類の挿入混合部材を用意しておけば、色の選択範囲が
広がることになる。
【図1】図1は、本発明の複成分混合型塗布容器の第1
の実施例の部分切欠斜視図である。
の実施例の部分切欠斜視図である。
【図2】図2は、図1の複成分混合型塗布容器の縦断面
図である。
図である。
【図3】図3は、本発明の複成分混合型塗布容器ととも
に用いる混合吐出部材を装着した状態を示す部分拡大断
面図である。
に用いる混合吐出部材を装着した状態を示す部分拡大断
面図である。
【図4】図4は、本発明の複成分混合型塗布容器の保護
キャップ部材と吐出口の係合状態を示す別の実施例の部
分拡大断面図である。
キャップ部材と吐出口の係合状態を示す別の実施例の部
分拡大断面図である。
【図5】図5は、本発明の複成分混合型塗布容器の撹拌
部材の別の実施例を示す上面図である。
部材の別の実施例を示す上面図である。
【図6】図6は、本発明の複成分混合型塗布容器の撹拌
部材の別の実施例を示す部分拡大斜視図である。
部材の別の実施例を示す部分拡大斜視図である。
【図7】図7は、本発明の複成分混合型塗布容器の別の
実施例の縦断面図である。
実施例の縦断面図である。
【図8】図8は、本発明において用いられる挿入混合部
材の実施例を示す縦断面である。
材の実施例を示す縦断面である。
【図9】図9は、本発明において用いられる挿入混合部
材の別の実施例を示す斜視図である。
材の別の実施例を示す斜視図である。
【図10】図10は、本発明において用いられる押し出
し棒部材の実施例の斜視図である。
し棒部材の実施例の斜視図である。
【図11】図11は、本発明の複成分混合型塗布容器に
用いる固定用治具の一実施例を示す斜視図である。
用いる固定用治具の一実施例を示す斜視図である。
【図12】図12は、図11のIX−IX線での断面図
である。
である。
【図13】図13は、図11のX−X線での断面図であ
る。
る。
【図14】図14は、本発明の複成分混合型塗布容器を
固定用治具に装着する状態を説明する斜視図である。
固定用治具に装着する状態を説明する斜視図である。
【図15】図15は、本発明の押し出し棒部材を挿入し
た挿入混合部材本体を固定用治具に装着する状態を説明
する斜視図である。
た挿入混合部材本体を固定用治具に装着する状態を説明
する斜視図である。
【図16】図16は、固定用治具に装着した本発明の複
成分混合型塗布容器内に押し出し棒部材を挿入した挿入
混合部材本体を挿入する状態を説明する斜視図である。
成分混合型塗布容器内に押し出し棒部材を挿入した挿入
混合部材本体を挿入する状態を説明する斜視図である。
【図17】図17は、固定用治具に装着した本発明の複
成分混合型塗布容器内に挿入した挿入混合部材本体内の
所定位置に押し出し棒部材を固定する状態を説明する斜
視図である。
成分混合型塗布容器内に挿入した挿入混合部材本体内の
所定位置に押し出し棒部材を固定する状態を説明する斜
視図である。
【図18】図18は、固定用治具に装着した本発明の複
成分混合型塗布容器内に挿入した挿入混合部材本体およ
び押し出し棒部材を用いて、挿入混合部材本体に収容し
た成分を塗布容器内に充填する状態を説明する斜視図で
ある。
成分混合型塗布容器内に挿入した挿入混合部材本体およ
び押し出し棒部材を用いて、挿入混合部材本体に収容し
た成分を塗布容器内に充填する状態を説明する斜視図で
ある。
【図19】図19は、固定用治具に装着した本発明の複
成分混合型塗布容器、挿入混合部材本体および押し出し
棒部材を固定用治具より取り外す状態を説明する斜視図
である。
成分混合型塗布容器、挿入混合部材本体および押し出し
棒部材を固定用治具より取り外す状態を説明する斜視図
である。
【図20】図20は、本発明の複成分混合型塗布容器に
挿入混合部材本体および押し出し棒部材を挿入した状態
を説明する縦断面図である。
挿入混合部材本体および押し出し棒部材を挿入した状態
を説明する縦断面図である。
【図21】図21は、挿入混合部材本体および押し出し
棒部材を用いて、挿入混合部材本体に収容した成分を塗
布容器内に充填する状態を説明する縦断面図である。
棒部材を用いて、挿入混合部材本体に収容した成分を塗
布容器内に充填する状態を説明する縦断面図である。
【図22】図22は、本発明の複成分混合型塗布容器に
棒状部材を挿入する状態を説明する縦断面図である。
棒状部材を挿入する状態を説明する縦断面図である。
【図23】図23は、本発明の複成分混合型塗布容器の
撹拌部材に棒状部材を装着して撹拌混合する状態を説明
する縦断面図である。
撹拌部材に棒状部材を装着して撹拌混合する状態を説明
する縦断面図である。
【図24】図24は、本発明の複成分混合型塗布容器の
吐出口に混合吐出部材を装着して使用する状態を説明す
る縦断面図である。
吐出口に混合吐出部材を装着して使用する状態を説明す
る縦断面図である。
【図25】図25は、図21のXXV−XXV線での断
面図である。
面図である。
【図26】図26は、挿入混合部材本体および押し出し
棒部材を用いて、挿入混合部材本体に収容した成分を塗
布容器内に充填する別の実施例の状態を説明する縦断面
図である。
棒部材を用いて、挿入混合部材本体に収容した成分を塗
布容器内に充填する別の実施例の状態を説明する縦断面
図である。
【図27】図27は、挿入混合部材本体および押し出し
棒部材を用いて、挿入混合部材本体に収容した成分を塗
布容器内に充填するさらに別の実施例の状態を説明する
縦断面図である。
棒部材を用いて、挿入混合部材本体に収容した成分を塗
布容器内に充填するさらに別の実施例の状態を説明する
縦断面図である。
【図28】図28は、従来の一液タイプの塗布容器の縦
断面図である。
断面図である。
【図29】図29は、従来の二液タイプの塗布容器の縦
断面図である。
断面図である。
【図30】図30は、従来の一液タイプの塗布容器をコ
ーキングガンを用いて使用する状態を説明する概略図で
ある。
ーキングガンを用いて使用する状態を説明する概略図で
ある。
【図31】図31は、従来の二液タイプの塗布容器とと
もに用いるカートリッジの概略図である。
もに用いるカートリッジの概略図である。
1・・・・複成分混合型塗布容器 2・・・・塗布容器本体 5・・・・底部ピストン部材 7・・・・吐出孔 8・・・・雄ねじ 9・・・・吐出口 10・・・・閉塞部材 16・・・・第1成分収容部 17・・・・第2成分収容部 18・・・・分離部材 20・・・・棒状部材 22・・・・雄ねじ 30・・・・保護キャップ部材 31・・・・挿通孔 32・・・・雌ねじ 40・・・・混合吐出部材 42・・・・雌ねじ 43・・・・混合翼部材 44・・・・吐出孔 50・・・・押し出し棒部材 51・・・・押し出し部 52・・・・支持棒部分 60・・・・固定用治具 90・・・・挿入混合部材 90a・・・・第2成分収容部 91・・・・挿入混合部材本体 92,93・・・・開口部 94・・・・上蓋部材 95・・・・下蓋部材
Claims (11)
- 【請求項1】 筒状の塗布容器本体の内部に複成分混合
型の少なくとも1成分を収容するとともに、塗布容器本
体の内部に上下方向に摺動自在に嵌装した撹拌部材を備
えており、 筒状の挿入混合部材本体に残りの成分を充填して、該挿
入混合部材本体の上下端を脱着自在な蓋部材で閉蓋して
なる挿入混合部材の上下蓋部材を取り外した後、挿入混
合部材本体を塗布容器本体の上部に形成された吐出口よ
り挿入し、 前記挿入混合部材本体内に、上方より挿入した押し出し
棒部材を下方に付勢しつつ、挿入混合部材本体を上方に
引き上げることにより、挿入混合部材本体に収容した残
りの成分を塗布容器本体内に押し出して、塗布容器本体
内に予め収容した成分部分の内周側に残りの成分を充填
し、 前記挿入混合部材本体と押し出し棒部材を塗布容器本体
から取り出した後、前記吐出口より、棒状部材を塗布容
器本体内に挿脱自在に挿入して撹拌部材と脱着自在に係
合させ、棒状部材を上下方向に移動させて、撹拌部材を
塗布容器本体内において上下に移動させることにより、
塗布容器本体内に収容した前記成分を混合撹拌するよう
に構成したことを特徴とする複成分混合型塗布容器。 - 【請求項2】 塗布容器本体の内部に複成分混合型の少
なくとも2成分をそれぞれ分離して収容したことを特徴
とする請求項1に記載の複成分混合型塗布容器。 - 【請求項3】 前記塗布容器本体の前記各成分の間に
は、フィルム状の分離部材が形成されていることを特徴
とする請求項2に記載の複成分混合型塗布容器。 - 【請求項4】 前記各成分が塗布容器本体内に上下方向
に配置されていることを特徴とする請求項2又は3に記
載の複成分混合型塗布容器。 - 【請求項5】 前記撹拌部材には、上下方向に貫通する
少なくとも一つの撹拌孔が形成されていることを特徴と
する請求項1から4のいずれかに記載の複成分混合型塗
布容器。 - 【請求項6】 前記塗布容器本体の上部に形成された吐
出口に、挿入混合部材本体を液密状態で挿通摺動可能な
挿通孔が形成された、前記成分の漏洩を防止する保護キ
ャップ部材を脱着自在に装着するように構成されている
ことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の複
成分混合型塗布容器。 - 【請求項7】 前記塗布容器本体の上部に形成された吐
出口に、棒状部材を液密状態で挿通摺動可能な挿通孔が
形成された、前記成分の漏洩を防止する保護キャップ部
材を脱着自在に装着するように構成されていることを特
徴とする請求項1から6のいずれかに記載の複成分混合
型塗布容器。 - 【請求項8】 前記塗布容器本体の上部に形成された吐
出口に、挿入混合部材本体および押し出し棒部材にて充
填された成分と塗布容器本体内に予め収容した成分とを
吐出口から吐出する際にさらに前記両成分の混合撹拌す
る混合翼部材が内部に形設された混合吐出部材を、脱着
自在に装着するように構成されていることを特徴とする
請求項1から7のいずれかに記載の複成分混合型塗布容
器。 - 【請求項9】 複成分混合型の複成分を混合するための
混合方法であって、 筒状の塗布容器本体の内部に複成分混合型の少なくとも
1成分を収容し、 筒状の挿入混合部材本体に残りの成分を充填して、該挿
入混合部材本体の上下端を脱着自在な蓋部材で閉蓋した
挿入混合部材を、その上下蓋部材を取り外した後、挿入
混合部材本体を塗布容器本体の上部に形成された吐出口
より挿入し、 前記挿入混合部材本体内に、上方より挿入した押し出し
棒部材を下方に付勢しつつ、挿入混合部材本体を上方に
引き上げることにより、挿入混合部材本体に収容した残
りの成分を塗布容器本体内に押し出して、塗布容器本体
内に予め収容した成分部分の内周側に残りの成分を充填
し、 前記挿入混合部材本体と押し出し棒部材を塗布容器本体
から取り出した後、前記吐出口より、棒状部材を塗布容
器本体内に挿脱自在に挿入して撹拌部材と脱着自在に係
合させ、棒状部材を上下方向に移動させて、撹拌部材を
塗布容器本体内において上下に移動させることにより、
塗布容器本体内に収容した前記成分を混合撹拌し、 吐出口を介して両成分を吐出することより両成分を混合
することを特徴とする複成分の混合方法。 - 【請求項10】 前記塗布容器本体の上部に形成された
吐出口に、混合翼部材が内部に形設された混合吐出部材
を装着し、 前記挿入混合部材本体および押し出し棒部材にて充填さ
れた成分と塗布容器本体内に予め収容した成分とを吐出
口から吐出する際に、前記混合吐出部材の内部に形設さ
れ混合翼部材によって、前記両成分をさらに混合撹拌す
ることを特徴とする請求項9に記載の複成分の混合方
法。 - 【請求項11】 前記挿入混合部材本体に収容した残り
の成分を塗布容器本体内に充填する際に、塗布容器本体
の高さ方向に部分的に充填することを特徴とする請求項
9又は10に記載の複成分の混合方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33998997A JP3760042B2 (ja) | 1997-12-10 | 1997-12-10 | 一液化システム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP33998997A JP3760042B2 (ja) | 1997-12-10 | 1997-12-10 | 一液化システム |
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JPH11171226A true JPH11171226A (ja) | 1999-06-29 |
JP3760042B2 JP3760042B2 (ja) | 2006-03-29 |
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JP33998997A Expired - Fee Related JP3760042B2 (ja) | 1997-12-10 | 1997-12-10 | 一液化システム |
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JP (1) | JP3760042B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014511316A (ja) * | 2011-02-28 | 2014-05-15 | サシュコ, インコーポレイテッド | 個別量のカスタム着色シーリング材を提供するシステム及び方法 |
JP2019063705A (ja) * | 2017-09-29 | 2019-04-25 | 日本電気株式会社 | 混合ノズルおよびディスペンサー |
JP2020117944A (ja) * | 2019-01-24 | 2020-08-06 | 宇部興産株式会社 | 補修器具 |
JP2020158160A (ja) * | 2019-03-26 | 2020-10-01 | 株式会社ホリ・コン | 接着剤カートリッジ、カートリッジシステム、接着剤カートリッジの使用方法およびカートリッジシステムの使用方法 |
CN113756551A (zh) * | 2021-10-15 | 2021-12-07 | 仇天宇 | 一种建筑工程用墙面填缝装置 |
-
1997
- 1997-12-10 JP JP33998997A patent/JP3760042B2/ja not_active Expired - Fee Related
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