JPH11169568A - 画像データ処理装置及び刺繍データ処理装置及び画像データ処理プログラムを記録した記録媒体及び刺繍データ処理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

画像データ処理装置及び刺繍データ処理装置及び画像データ処理プログラムを記録した記録媒体及び刺繍データ処理プログラムを記録した記録媒体

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JPH11169568A
JPH11169568A JP9362776A JP36277697A JPH11169568A JP H11169568 A JPH11169568 A JP H11169568A JP 9362776 A JP9362776 A JP 9362776A JP 36277697 A JP36277697 A JP 36277697A JP H11169568 A JPH11169568 A JP H11169568A
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color
small rectangular
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embroidery data
image
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JP9362776A
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Yukiyoshi Muto
幸好 武藤
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Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像を表す元画像データの濃淡や色の変化の
特徴に基いてカラーのモザイク風の画像データや刺繍デ
ータを作成すること。 【解決手段】 カラー原画の画像データが読み取られ
(S1)、所望の階調数(糸色数)が設定され(S
2)、その画像データがマトリックス状の複数の小矩形
領域の分割画像データに分割される(S3)。次に、S
2で設定した階調数の色テーブルを演算するとともに、
各小矩形領域毎に代表色が決定される(S4)。一方、
色テーブルの色に相当する糸色を持つカラーコードが決
定され(S5)、必要に応じて代表色が変更され(S
6)、次に同色の代表色を有する複数の小矩形領域にサ
テンスステッチ縫目の部分刺繍データに展開され、最終
的に、代表色のカラーコードを付随させながらこれらを
連続させて画像全体の刺繍データが作成される(S
7)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラーの写真画像
や濃淡で表現されたモノクロの画像を表す画像データか
らモザイク風のカラー画像データを作成する画像データ
処理装置、そのモザイク風のカラー画像データに基いて
カラーコードを付随させた刺繍データを作成する刺繍デ
ータ処理装置、画像データ処理プログラムや刺繍データ
処理プログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、家庭用ミシンの分野にお
いては、イメージスキャナ装置などで読み込んだ図柄や
図形等の画像データに基いて刺繍データを作成する刺繍
データ処理装置が種々提案され、実用化されている。こ
の種の刺繍データ処理装置としては、一般的に、パーソ
ナルコンピュータに、イメージスキャナ装置、ハードデ
ィスク装置、キーボード、CRTディスプレイ等を接続
して構成されている。刺繍データを作成する場合には、
先ず、刺繍縫いに供する所望の図柄や図形を描いた原画
の画像データがイメージスキャナ装置で読み取られる。
【0003】次に、その画像データに基づいて、刺繍を
施す閉領域の輪郭線や中心線が抽出され、その輪郭線に
囲まれた閉領域の内部にタタミ縫いやサテン縫いを施す
縫目の刺繍データを作成する一方、輪郭線上に走り縫い
や千鳥縫いを施す刺繍データを作成したり、中心線に沿
って走り縫いや千鳥縫いを施す刺繍データを作成するよ
うにしている。このように、従来の刺繍データ処理装置
においては、画像データとしては、刺繍縫製に供する閉
領域の輪郭線を求める為にだけに使用されており、しか
も、イメージスキャナ装置で読み込む画像は、図柄の領
域の輪郭を確実に求められるような画像に限定されるこ
とが多かった。
【0004】それ故、濃淡や色などが2次元的に連続し
て変化するような写真画像の画像データについては、図
柄の輪郭を確実に求められないことから、刺繍データ作
成に相応しくないとされていた。ところで、最近、画像
データに含まれている濃淡や色などが2次元的に変化す
る場合でも、その変化を演算で求め、自動的に糸色の変
更を刺繍データに反映させるようにした刺繍データ処理
装置が種々提案されている。
【0005】例えば、特開平2−221453号公報に
は、画像データの濃淡や色の変化を糸色変更に反映させ
るようにした刺繍データ作成装置が記載されている。即
ち、この刺繍データ作成装置においては、イメージスキ
ャナ装置で読み込んだ画像データを、マトリックス状の
複数の小矩形領域の分割画像データに分割する一方、各
小矩形領域の階調値に対応してモザイク化し、異なる階
調値を有する小矩形領域を縫製するに際して糸替えでき
るように、その糸替えする位置に縫製停止を指令する停
止コード(ストップコード)を随時挿入するようにし
て、モザイク化した領域毎にクロスステッチ縫目を形成
する刺繍データを作成するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記特開平2−221
453号公報に記載の刺繍データ作成装置においては、
イメージスキャナ装置で読み込んだ画像の画像データに
含まれる濃淡や色の情報は、複数の小矩形領域の各々を
数段階の階調値の何れかに分類して停止コードを挿入さ
せる為だけに用いられており、糸色を自動的に指定する
ものではないので、カラーの刺繍模様を形成するために
は、原画から配色を決め、その配色に基づいて、刺繍デ
ータの所望の糸替え位置毎に、操作者が手作業でカラー
コードを挿入させる煩雑な作業が必要となり、カラー刺
繍模様の刺繍データ作成の製作効率や作業性が低下する
という問題がある。
【0007】更に、各小矩形領域毎に形成する縫目とし
てはクロスステッチが採用されていることから、各小矩
形領域毎の縫目が粗くなり、刺繍模様の仕上がり品質が
低下するという問題がある。本発明の目的は、画像の濃
淡や色の変化を的確に反映したモザイク風のカラー画像
データを求める画像データ処理装置、そのカラー画像デ
ータからカラー刺繍データを求める刺繍データ処理装
置、これらカラー画像データやカラー刺繍データを求め
るデータ処理プログラムを記録した記録媒体を提供する
ことである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の画像データ処
理装置は、画像を表す画像データをマトリックス状の複
数の小矩形領域の分割画像データに分割する画像分割手
段と、画像データの階調数よりも少ない所定の階調数を
設定する為の階調数設定手段と、画像データに基づいて
階調数設定手段で設定された階調数の複数色の色テーブ
ルを求め、画像分割手段により分割された各小矩形領域
の代表色を色テーブルから求める代表色決定手段とを備
えたことを特徴とする。
【0009】階調数設定手段により、画像データの階調
数よりも少ない、例えば12、或いは6などの所定の階
調数が設定される。画像分割手段は画像データを、例え
ば一辺を8画素とする、マトリックス状の複数の小矩形
領域の分割画像データに分割するので、代表色決定手段
は、分割画像データに含まれる濃淡や色に基づいて、階
調数設定手段で設定された階調数の複数色の色テーブル
を求める一方、画像分割手段により分割された各小矩形
領域の代表色を色テーブルから求める。即ち、画像を表
す画像データから、少ない色を用いた粗いメッシュのモ
ザイク風のカラー画像データを作成することができる。
【0010】請求項2の画像データ処理装置は、請求項
1の発明において、前記代表色決定手段は、画像分割手
段により分割された各小矩形領域の平均色を分割画像デ
ータから演算し、階調数設定手段で設定された階調数の
複数色の色テーブルを全部の小矩形領域の平均色を基に
演算し、各小矩形領域の平均色に最も近似する色テーブ
ルの近似色を各小矩形領域の代表色として決定すること
を特徴とするものである。
【0011】この場合、代表色決定手段は、先ず、画像
分割手段により分割された各小矩形領域の平均色を分割
画像データから演算し、次に階調数設定手段で設定され
た階調数の複数色の色テーブルを全部の小矩形領域の平
均色を基に演算し、最終的に、各小矩形領域の平均色に
最も近似する色テーブルの近似色を各小矩形領域の代表
色として決定するので、各小矩形領域の平均色に基いて
複数色の色テーブルを求めることから、元画像データに
現れない中間階調の色をモザイク化したカラー画像デー
タに反映できる。その他請求項1と同様の作用を奏す
る。
【0012】請求項3の画像データ処理装置は、請求項
1の発明において、前記代表色決定手段は、階調数設定
手段で設定された階調数の複数色の色テーブルを画像デ
ータに基づいて演算し、画像分割手段により分割された
各小矩形領域の平均色を分割画像データから演算し、各
小矩形領域の平均色に最も近似する色テーブルの近似色
を各小矩形領域の代表色として決定することを特徴とす
るものである。
【0013】この場合、代表色決定手段は、先ず階調数
設定手段で設定された階調数の複数色の色テーブルを画
像データに基づいて演算し、次に画像分割手段により分
割された各小矩形領域の平均色を分割画像データから演
算し、最終的に、各小矩形領域の平均色に最も近似する
色テーブルの近似色を各小矩形領域の代表色として決定
するので、元画像データに含まれる色に基づいて複数色
の色テーブルを求めることから、元の画像データに現れ
る色を忠実に盛り込んだモザイク風のカラー画像データ
を作成できる。その他請求項1と同様の作用を奏する。
【0014】請求項4の刺繍データ処理装置は、画像を
表す画像データに基づいてカラーコードを含む刺繍デー
タを作成する刺繍データ処理装置において、請求項1〜
3の何れか1項に記載の画像データ処理装置と、糸色情
報とカラーコードとを対応させた糸色対応テーブルと、
色テーブルの各色と刺繍糸の糸色との対応関係を糸色対
応テーブルから決定する糸色対応手段と、各小矩形領域
毎に形成する刺繍縫目の糸色を、各小矩形領域の代表色
と糸色対応手段で決定された糸色とに基づいて決定し、
そのカラーコードを付随させた刺繍データを作成する刺
繍データ作成手段とを備えたことを特徴とするものであ
る。
【0015】糸色対応テーブルは糸色情報とカラーコー
ドとの対応を記憶しているので、糸色対応手段は、前記
画像データ処理装置により求められた複数色の色テーブ
ルの各色に対応する刺繍糸の糸色を糸色対応テーブルか
ら決定する。そして、刺繍データ作成手段は、各小矩形
領域毎に形成する刺繍縫目の糸色を、各小矩形領域の代
表色と、糸色対応手段で決定された糸色とに基づいて決
定し、そのカラーコードを付随させた刺繍データを作成
する。即ち、画像データに基づいた刺繍データの作成に
際して、画像の色の変化を小矩形領域毎に形成する刺繍
模様に忠実に反映させることができる。
【0016】請求項5の刺繍データ処理装置は、請求項
4の発明において、前記各小矩形領域の代表色と、色テ
ーブルの色と、色テーブルの色と糸色対応テーブルの糸
色との対応関係との少なくとも1つを変更する為の配色
変更手段を備えたことを特徴とするものである。この場
合、配色変更手段により、各小矩形領域の代表色と、色
テーブルの色と、色テーブルの色と糸色対応テーブルの
糸色との対応関係との少なくとも1つを変更することが
できるので、これら各小矩形領域の代表色と、色テーブ
ルの色と、色テーブルの色と糸色対応テーブルの糸色と
の対応関係の何れかを操作者の好みに応じて任意の色に
変更できる。その他請求項4と同様の作用を奏する。
【0017】請求項6の刺繍データ処理装置は、請求項
4又は5の発明において、前記刺繍データ作成手段は、
画像分割手段により分割された小矩形領域毎の部分刺繍
データを作成し、それらの部分刺繍データから画像全体
の刺繍データを作成することを特徴とするものである。
この場合には、小矩形領域毎に作成した部分刺繍データ
を、例えば小矩形領域の配列順序に順次合成することで
画像全体の刺繍データを作成できる。その他請求項4又
は5と同様の作用を奏する。
【0018】請求項7の刺繍データ処理装置は、請求項
4〜6の何れか1項の発明において、前記刺繍データ作
成手段は、代表色が同色である複数の小矩形領域につい
ては連続的に縫製する刺繍データを作成することを特徴
とするものである。この場合には、代表色が同色である
複数の小矩形領域を連続的に縫製するように刺繍データ
が作成されるので、糸替え処理回数を極力減らして縫製
でき、縫製作業能率を向上させることができる。その他
請求項4〜6の何れか1項と同様の作用を奏する。
【0019】請求項8の刺繍データ処理装置は、請求項
4〜7の何れか1項の発明において、前記刺繍データ作
成手段は、各小矩形領域毎にサテンステッチの刺繍縫目
を形成する刺繍データを作成することを特徴とするもの
である。この場合には、刺繍データにより各小矩形領域
毎にサテンステッチ縫目が形成されるので、クロスステ
ッチ等の縫目に比べて糸密度が細かいサテンステッチに
より綺麗に縫製することができる。その他請求項4〜7
の何れか1項と同様の作用を奏する。
【0020】請求項9の刺繍データ処理装置は、請求項
4〜8の何れか1項の発明において、前記刺繍データ作
成手段は、小矩形領域毎の刺繍データを、相互に隣接す
る小矩形領域間で刺繍縫目を部分的に重複させるように
作成することを特徴とするものである。この場合には、
刺繍データにより、相互に隣接する小矩形領域間で刺繍
縫目を部分的に重複させることができ、縫製時に布が収
縮した場合でも、相互に隣接する小矩形領域間に縫目を
確実に形成でき、縫目不良を防止できる。その他請求項
4〜8の何れか1項と同様の作用を奏する。
【0021】請求項10の画像データ処理プログラムを
記録した記録媒体は、画像を表す画像データをマトリッ
クス状の複数の小矩形領域の分割画像データに分割する
画像分割処理ルーチンと、画像データの階調数よりも少
ない所定の階調数を設定する為の階調数設定ルーチン
と、画像データに基づいて階調数設定ルーチンで設定さ
れた階調数の複数色の色テーブルを求め、画像分割処理
ルーチンにより分割された各小矩形領域の代表色を色テ
ーブルから求める代表色決定ルーチンとを含むことを特
徴とするものである。
【0022】この画像データ処理プログラムを記録した
記録媒体は、画像を表す画像データをマトリックス状の
複数の小矩形領域の分割画像データに分割する画像分割
処理ルーチンと、画像データの階調数よりも少ない所定
の階調数を設定する為の階調数設定ルーチンと、画像デ
ータに基づいて階調数設定ルーチンで設定された階調数
の複数色の色テーブルを求め、画像分割処理ルーチンに
より分割された各小矩形領域の代表色を色テーブルから
求める代表色決定ルーチンとを含んでいるため、この記
録媒体を画像データ処理装置に装着することで、これら
画像分割処理ルーチンと階調数設定ルーチンと代表色決
定ルーチンとにより、請求項1と同様に作用し、画像を
表す画像データから、少ない色を用いた粗いメッシュの
モザイク風のカラー画像データを作成することができ
る。
【0023】請求項11の画像データ処理プログラムを
記録した記録媒体は、請求項10の発明において、前記
代表色決定ルーチンは、画像分割処理ルーチンにより分
割された各小矩形領域の平均色を分割画像データから演
算し、階調数設定ルーチンで設定された階調数の複数色
の色テーブルを全部の小矩形領域の平均色を基に演算
し、各小矩形領域の平均色に最も近似する色テーブルの
近似色を各小矩形領域の代表色として決定することを特
徴とするものである。
【0024】この場合、代表色決定ルーチンは、画像分
割処理ルーチンにより分割された各小矩形領域の平均色
を分割画像データから演算し、階調数設定ルーチンで設
定された階調数の複数色の色テーブルを全部の小矩形領
域の平均色を基に演算し、各小矩形領域の平均色に最も
近似する色テーブルの近似色を各小矩形領域の代表色と
して決定するので、この代表色決定ルーチンを含む画像
データ処理プログラムを記録した記録媒体を画像データ
処理装置に装着することで、請求項2と同様に作用し、
各小矩形領域の平均色に基いて複数色の色テーブルを求
めることから、元画像データに現れない中間階調の色を
モザイク化したカラー画像データに反映できる。その他
請求項10と同様の作用を奏する。
【0025】請求項12の画像データ処理プログラムを
記録した記録媒体は、請求項10の発明において、前記
代表色決定ルーチンは、階調数設定ルーチンで設定され
た階調数の複数色の色テーブルを画像データに基づいて
演算し、画像分割処理ルーチンにより分割された各小矩
形領域の平均色を分割画像データから演算し、各小矩形
領域の平均色に最も近似する色テーブルの近似色を各小
矩形領域の代表色として決定することを特徴とするもの
である。
【0026】この場合、代表色決定ルーチンは、階調数
設定ルーチンで設定された階調数の複数色の色テーブル
を画像データに基づいて演算し、画像分割処理ルーチン
により分割された各小矩形領域の平均色を分割画像デー
タから演算し、各小矩形領域の平均色に最も近似する色
テーブルの近似色を各小矩形領域の代表色として決定す
るので、この代表色決定ルーチンを含む画像データ処理
プログラムを記録した記録媒体を画像データ処理装置に
装着することで、請求項3と同様に作用し、元画像デー
タに含まれる色に基づいて複数色の色テーブルを求める
ことから、元の画像データに現れる色を忠実に盛り込ん
だモザイク風のカラー画像データを作成できる。その他
請求項10と同様の作用を奏する。
【0027】請求項13の刺繍データ処理プログラムを
記録した記録媒体は、画像を表す画像データに基づいて
カラーコードを含む刺繍データを作成する刺繍データ処
理プログラムを記録した記録媒体において、請求項10
〜12の何れか1項に記載の画像データ処理プログラム
と、糸色情報とカラーコードとを対応させた糸色対応テ
ーブルと、色テーブルの各色と刺繍糸の糸色との対応関
係を糸色対応テーブルから決定する糸色対応ルーチン
と、各小矩形領域毎に形成する刺繍縫目の糸色を、各小
矩形領域の代表色と糸色対応手段で決定された糸色とに
基づいて決定し、そのカラーコードを付随させた刺繍デ
ータを作成する刺繍データ作成ルーチンとを含むことを
特徴とするものである。
【0028】この刺繍データ処理プログラムを記録した
記録媒体は、請求項10〜12の何れか1項に記載の画
像データ処理プログラムと、糸色情報とカラーコードと
を対応させた糸色対応テーブルと、色テーブルの各色に
対応する刺繍糸の糸色を糸色対応テーブルから決定する
糸色対応ルーチンと、各小矩形領域毎に形成する刺繍縫
目の糸色を、各小矩形領域の代表色と糸色対応手段で決
定された糸色とに基づいて決定し、そのカラーコードを
付随させた刺繍データを作成する刺繍データ作成ルーチ
ンとを含んでいるため、この記録媒体を刺繍データ処理
装置に装着することで、これら画像データ処理プログラ
ムと糸色対応テーブルと糸色対応ルーチンと刺繍データ
作成ルーチンとにより、請求項4と同様に作用し、画像
データに基づいた刺繍データの作成に際して、画像の色
の変化を小矩形領域毎に形成する刺繍模様に忠実に反映
させることができる。
【0029】請求項14の刺繍データ処理プログラムを
記録した記録媒体は、請求項13の発明において、前記
各小矩形領域の代表色と、色テーブルの色と、色テーブ
ルの色と糸色対応テーブルの糸色との対応関係との少な
くとも1つを変更する為の配色変更ルーチンを含むこと
を特徴とするものである。この場合、配色変更ルーチン
により、各小矩形領域の代表色と、色テーブルの色と、
色テーブルの色と糸色対応テーブルの糸色との対応関係
との少なくとも1つを変更できるので、この配色変更ル
ーチンを含む刺繍データ処理プログラムを記録した記録
媒体を刺繍データ処理装置に装着することで、請求項5
と同様に、各小矩形領域の代表色と、色テーブルの色
と、色テーブルの色と糸色対応テーブルの糸色との対応
関係との何れかを操作者の好みに応じて任意の色に変更
できる。その他請求項10と同様の作用を奏する。
【0030】請求項15の刺繍データ処理プログラムを
記録した記録媒体は、請求項13又は14の発明におい
て、前記刺繍データ作成ルーチンは、画像分割処理ルー
チンにより分割された小矩形領域毎の部分刺繍データを
作成し、それらの部分刺繍データから前記画像全体の刺
繍データを作成することを特徴とするものである。この
場合、刺繍データ作成ルーチンは、画像分割処理ルーチ
ンにより分割された小矩形領域毎の部分刺繍データを作
成し、それらの部分刺繍データから前記画像全体の刺繍
データを作成するので、この刺繍データ作成ルーチンを
含む刺繍データ処理プログラムを記録した記録媒体を刺
繍データ処理装置に装着することで、請求項6と同様
に、小矩形領域毎に作成した部分刺繍データを、例えば
小矩形領域の配列順序に順次合成することで画像全体の
刺繍データを作成できる。その他請求項13又は14と
同様の作用を奏する。
【0031】請求項16の刺繍データ処理プログラムを
記録した記録媒体は、請求項13〜15の何れか1項の
発明において、前記刺繍データ作成ルーチンは、代表色
が同色である複数の小矩形領域については連続的に縫製
する刺繍データを作成することを特徴とするものであ
る。この場合、刺繍データ作成ルーチンは、代表色が同
色である複数の小矩形領域については連続的に縫製する
刺繍データを作成するので、刺繍データ作成ルーチンを
含む刺繍データ処理プログラムを記録した記録媒体を刺
繍データ処理装置に装着することで、請求項7と同様
に、糸替え処理回数を極力減らして縫製でき、縫製作業
能率を向上させることができる。その他請求項13〜1
5の何れか1項と同様の作用を奏する。
【0032】請求項17の刺繍データ処理プログラムを
記録した記録媒体は、請求項13〜16の何れか1項の
発明において、刺繍データ作成ルーチンは、各小矩形領
域毎にサテンステッチの刺繍縫目を形成する刺繍データ
を作成することを特徴とするものである。この場合、刺
繍データ作成ルーチンは、各小矩形領域毎にサテンステ
ッチの刺繍縫目を形成する刺繍データを作成するので、
この刺繍データ作成ルーチンを含む刺繍データ処理プロ
グラムを記録した記録媒体を刺繍データ処理装置に装着
することで、請求項8と同様に、クロスステッチ等の縫
目に比べて糸密度が細かいサテンステッチにより綺麗に
縫製することができる。その他請求項13〜16の何れ
か1項と同様の作用を奏する。
【0033】請求項18の刺繍データ処理プログラムを
記録した記録媒体は、請求項13〜17の何れか1項の
発明において、刺繍データ作成ルーチンは、小矩形領域
毎の刺繍データを、相互に隣接する小矩形領域間で刺繍
縫目を部分的に重複させるように作成することを特徴と
するものである。この場合、刺繍データ作成ルーチン
は、小矩形領域毎の刺繍データを、相互に隣接する小矩
形領域間で刺繍縫目を部分的に重複させるように作成す
るので、この刺繍データ作成ルーチンを含む刺繍データ
処理プログラムを記録した記録媒体を刺繍データ処理装
置に装着することで、請求項9と同様に、縫製時に布が
収縮した場合でも、相互に隣接する小矩形領域間に縫目
を確実に形成でき、縫目不良を防止できる。その他請求
項13〜17の何れか1項と同様の作用を奏する。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。本実施形態は、画像読
取り装置で読み取ったカラー原画の画像データをマトリ
ックス状の複数の小矩形領域に分割し、小矩形領域毎に
画像の濃淡や色の変化を精度良く反映させたカラーの刺
繍データを作成する刺繍データ処理装置に本発明を適用
した場合のものである。図1に示すように、この刺繍デ
ータ処理装置1は、基本的に、画像や刺繍データを表示
可能なCRTディスプレイ2と、キーボード3と、座標
入力装置(所謂、マウス)4と、カラーのイメージリー
ダなどからなる画像読取り装置5と、RAMカード7を
装着可能なフラッシュメモリ装置6と、これらを制御す
る制御本体部8などから構成されている。
【0035】ところで、その刺繍データ処理装置1から
刺繍データを受けて刺繍縫製する一般的な電子制御式刺
繍ミシン40について簡単に説明すると、ミシンベッド
部41上に布保持枠42が設けられ、この布保持枠42
は図示外のX方向駆動機構及びY方向駆動機構によりX
Y座標系におけるX方向とY方向とに夫々移動駆動され
ることで、縫針と糸輪捕捉用釜との協働により、布保持
枠42にセットされた加工布に各種の刺繍模様が形成さ
れるようになっている。そして、フラッシュメモリ装置
6により記録されたRAMカード7を刺繍ミシン40に
装着することで、そのRAMカード7に記録された刺繍
データに基づいてカラーの刺繍模様を縫製できるように
なっている。
【0036】刺繍データ処理装置1の制御系は、図2の
ブロック図に示すように構成されている。制御本体部8
に設けられた制御装置10の入出力インターフェース
(入出力I/F)27には、キーボード3と、座標入力
装置4と、画像読取り装置5と、フラッシュメモリ装置
6とが夫々接続されている。制御装置10は、CPU1
1と、このCPU11にデータバス等のバス28を介し
て接続されたROM12及びRAM13と、ハードディ
スク(HD)16を備えたハードディスクドライブ(H
DD)15を制御するハードディスクコントローラ(H
DC)14と、入出力I/F27などから構成されてい
る。
【0037】更に、バス28には、フロッピーディスク
32を着脱可能に装着するフロッピーディスクドライブ
(FDD)30を制御するフロッピーディスクコントロ
ーラ(FDC)29と、CRTディスプレイ2に表示デ
ータを出力する為のCRTディスプレイコントローラ
(CRTC)31とが夫々接続されている。
【0038】前記ROM12には、一般のホストコンピ
ュータと同様に、電源オン時に刺繍データ処理装置1を
立ち上げる為の起動プログラムが格納されている。一
方、HD16には、MS−DOSやウインドウズシステ
ム等の各種OS(オペレーティングシステム)が格納さ
れるとともに、後述する本願特有の刺繍データ処理制御
の制御プログラムが格納されている。また、同システム
上で任意のCRTディスプレイ2、キーボード3、座標
入力装置4、画像読取り装置5、フラッシュメモリ装置
6等を使用可能とする為の各種ドライバ・ソフトが組込
まれるとともに、画像作成ソフトや画像編集ソフト等の
各種アプリケーションプログラムも組込まれている。
【0039】これにより、各種アプリケーションプログ
ラムの実行に際しては、HD16等に格納されているM
S−DOS等の各種OSだけでなく、更には、同システ
ム上で実行可能なワープロソフトや、画像作成ソフトや
画像編集ソフト等の各種アプリケーションプログラムが
必要に応じて読み込まれ、各メモリ(RAM13、HD
16、FD32等)を適宜使用してアプリケーションプ
ログラムが動作可能とされる。
【0040】前記RAM13には、図3に示すように、
読み込んだ画像データを格納する画像データメモリ13
a、設定された階調数に相当する糸色数Ncを格納する
糸色数メモリ13b、マトリックス状の複数の小矩形領
域に分割された分割数を縦方向と横方向とで格納する分
割数メモリ13c、設定された階調数に相当する複数色
を色テーブルPとして格納する色テーブルメモリ13
d、各小矩形領域毎に決定された代表色を格納する代表
色メモリ13e、各小矩形領域毎に設けられた展開済み
フラグFのフラグデータを格納するフラグメモリ13
f、最終的に求められたカラーの刺繍データを格納する
刺繍データメモリ13g等が設けられている。
【0041】次に、刺繍データ処理装置1の制御装置1
0で行なわれる刺繍データ処理制御について、図4〜図
9のフローチャートに基いて説明する。但し、図中符号
Si(i=1、2、3、・・・・・・)は各ステップで
ある。刺繍データ処理制御が開始されると、先ず、画像
読取り装置5にセットされたカラー原画の画像を読取る
読取り処理が実行される(S1)。ここで、画像読取り
装置5は、原画の画像を、3原色(R,G,B)の各色
を256階調のカラー画像データとして読み取り可能で
あり、読み取られた画像データは、ラスター形式のビッ
トマップであり、しかも各画素毎にR,G,Bの各々を
「0」から「255」までの階調値を有する8ビットデ
ータで表現した3バイトで構成されており、画像データ
メモリ13aに格納される。
【0042】次に、画像データの階調数よりも少ない階
調数を設定する階調数設定処理(糸色数Nc設定)が実
行される(S2)。即ち、画像データに含まれる色数と
しては、R、G、Bの各々について8ビット構成である
から、256の3乗個の色数が想定されるが実際的な数
字ではなく、実際のカラー刺繍縫製には、8色とか、1
2〜15色を用いるのが現実的である。そこで、ディス
プレイ2に階調数設定画面が表示されるので、キーボー
ド3やマウス4を操作することで、現実的な階調数、つ
まり実際に使用する糸色数Ncを設定するようにし、そ
の設定された糸色数NcがRAM13の糸色数メモリ1
3bに格納される。
【0043】次に、画像データをマトリックス状の複数
の小矩形領域の分割画像データに分割してモザイク化す
る小矩形領域分割処理が実行される(S3)。ここで
は、小矩形領域の横サイズをW、縦サイズをHとする
と、画像データの横方向の分割数Nxと、縦方向の分割
数Nyとが次の計算式により演算される。この演算は、
画像データメモリ13aに格納されている画像データの
横サイズをU、縦サイズをVとすると、Nx=(U+W
−1)/W、またNy=(V+H−1)/H となる。
ここで、各分割数Nx,Nyとしては、少数点以下が切
り捨てられている。即ち、小矩形領域の横サイズWと縦
サイズHとは、ハードディスク16にディフォルト値と
して予め格納しておき、それを用いるようにしてもよ
い。また、操作者が入力するようにしてもよい。
【0044】例えば図10(a)に、S3の分割処理に
より得られた複数の小矩形領域R(x,y)、(但し、
0≦x<Nx,0≦y<Nyとする)の配置状態を示
し、また図10(b)に、各小矩形領域Rの分割画像デ
ータの一例を示す。但し、この例においては説明の都合
上、横サイズWと縦サイズHとは夫々「8」に設定して
ある。次に、S2で設定された階調数の複数色の色テー
ブルPを抽出する一方、各小矩形領域Rの代表色Dをそ
の色テーブルPの中から決定する代表色決定処理(図5
参照)が実行される(S4)。
【0045】この制御が開始されると、先ず画像データ
の階調数をS2で設定された糸色数Ncの階調数の画像
データに変換する為の色テーブルP(カラーテーブル)
が演算される(S10)。即ち、少ない糸色で刺繍模様を
表現するために、色の階調を落とす必要があり、S2で
設定された糸色数以下の複数色の色テーブルが抽出され
る。ところで、色テーブPの選びかたには、(1)RG
B空間で均等に色を求める方法と、(2)「Median Cut
カラー量子化法」などのように、入力画像に基づいて
(色分布を考慮して)色テーブルPを求める方法とが存
在する。
【0046】後者の(2)の色テーブル演算方法は、読
み込まれた画像データに色の偏りがある場合でも画質の
劣化を抑制できることから、ここでは、(2)の色テー
ブル演算方法により、入力画像の色分布に基づいて色テ
ーブルPが演算される。即ち、色テーブルPは、3原色
(R,G,B)の各値を有する階調数に相当する複数の
パレット色を有するものであり、その色テーブルPが色
テーブルメモリ13dに格納される。例えば、図11に
示すように、糸色数Nc(階調数)を「4」とした場合
には、パレット色番号「0」〜「3」からなる4色を有
する色テーブルPが画像データに基づいて演算により抽
出される。
【0047】次に、各小矩形領域Rの平均色が演算され
る(S11)。即ち、画像データは各画素毎に3原色
(R,G,B)に関する3バイトデータからなり、ここ
では、各小矩形領域Rの分割画像データに含まれる総画
素について、「R」の平均値と、「G」の平均値、
「B」の平均値を夫々演算することにより、各小矩形領
域R毎の平均色が演算される。次に、その平均色に最も
近似する色テーブルPの近似色(パレット色)が演算で
求められ、各小矩形領域Rの代表色Dとして決定され、
代表色メモリ13eに格納される(S12)。
【0048】ここでは、RGB色空間において、S11で
演算された平均色と、S10で求められた色テーブルPの
各パレット色との距離が計算され、最も距離が短い色テ
ーブルPのパレット色が、その小矩形領域Rの代表色D
として決定される。例えば図12に示すように、図11
に示す色テーブルPの各パレット色の何れかを用いて、
横分割数「4」×縦分割数「4」からなるマトリックス
状の「16」個の小矩形領域Rの各々の代表色Dが求め
られる。ここで、S4で実行される代表色決定処理が、
請求請1及び請求請3の代表色決定手段に相当し、また
請求請10及び請求請12の代表色決定ルーチンにも相
当する。
【0049】従って、S4で実行される代表色決定処理
により、入力画像データに現れる色に基づいて色テーブ
ルPが抽出され、元の画像データに現れる色を忠実に盛
り込んだモザイク風のカラー第自動を作成することがで
きる。ところで、S4の代表色決定処理において、元画
像データに現れない中間階調の色をモザイク化したカラ
ー画像データに反映させることも可能であり、その代表
色決定処理を図6に基づいて説明する。この制御が開始
されると、先ず前記S11と同様に、各小矩形領域Rの平
均色が演算される(S15)。
【0050】次に、S15で求められた全ての小矩形領域
Rの平均色から、S2で設定された糸色数Ncの階調数
に相当するパレット色を有する色テーブルPが演算によ
り求められる(S16)。ここでは、前記S10と同様に、
「Median Cutカラー量子化法」によって、モザイク画像
データの階調をさらに落とすための色テーブルPが求め
られる。次に、S15で演算された平均色に最も近似する
色テーブルPの近似色(パレット色)が小矩形領域R毎
に演算で求められ、各小矩形領域Rの代表色Dとして決
定され、代表色メモリ13eに格納される(S17)。
【0051】ここで、S4で実行される変更形態として
の代表色決定処理が、請求請1及び請求請2の代表色決
定手段に相当し、また請求請10及び請求請11の代表
色決定ルーチンにも相当する。次に、図4の刺繍データ
処理制御において、色テーブルPのパレット色に対応す
る糸色を持つカラーコードを決定する糸色対応処理が実
行される(S5)。この糸色対応処理制御が糸色対応手
段に相当し、また糸色対応ルーチンにも相当する。ここ
で、カラーコードは、刺繍データの糸替え位置を指示す
るとともに、刺繍糸の糸色を指定するものである。
【0052】また、図13に示すように、多数のカラー
コード(C00、C01・・・C13・・・C28・・
・C99)の各々は、3原色(R,G,B)からなる3
バイトの糸色情報データ(糸色の種類)と対応づけられ
て、糸色対応テーブルLとしてハードディスク16に記
憶されている。それ故、S10(又はS16)で抽出された
色テーブルPの各パレット色に対し、そのパレット色に
最も近似する糸色対応テーブルLの糸色のカラーコード
が対応付け処理される。即ち、S10(又はS16)で演算
された色テーブルPのパレット色と、糸色対応テーブル
Lの各糸色とのRGB色空間における距離が計算され、
最も距離が短い糸色対応テーブルLの糸色に対応するカ
ラーコードが対応付けられる。
【0053】例えば、図11に示す色テーブルPと、図
13に示す糸色対応テーブルLとに関して、3原色
(R,G,B)の各値の距離に基づいて、図14に示す
ように対応付けられ、その対応関係により、色テーブル
Pの各色に対応するカラーコードが決定される。次に、
配色変更処理が実行される(S6)。この配色変更処理
制御が配色変更変更手段に相当し、また配色変更ルーチ
ンにも相当する。即ち、この配色変更処理制御において
は、各小矩形領域Rの代表色Dを、色テーブルPにおけ
るそれ以外のパレット色に変更でき、また色テーブルP
に求められた複数のパレット色を変更でき、更に色テー
ブルPのパレット色に対応するカラーコードを変更する
ことができる。
【0054】即ち、この配色変更処理制御が開始される
と、図15に示すように、マトリックス状の複数の小矩
形領域Rの代表色Dをマトリックス状に表示する代表色
表示領域Z1、色テーブルPの全てのパレット色を帯状
に表示する色テーブル表示領域Z2、糸色対応テーブル
Lの全ての糸色を帯状に表示する糸色対応テーブル表示
領域Z3を夫々有する配色変更画面がCRTディスプレ
イ2に表示される。この場合にも、横分割数と縦分割数
とを夫々「4」として説明する。ここで、色テーブル表
示領域Z2には、色テーブルPのパレット色(4色)が
パレット番号を付して表示され、代表色表示領域Z1の
各代表色Dはこの色テーブル表示領域Z2の何れかの色
で着色して表示されている。
【0055】また、糸色対応テーブル表示領域Z3は、
糸色対応テーブルLで対応付けられた色テーブルPのパ
レット色に相当する糸色が表示されている。更に、色テ
ーブル表示領域Z2の各パレット色と糸色対応テーブル
表示領域Z3の各糸色とを相互に対応させて表示されて
いる。そして、この画面表示において、マウスカーソル
Kを、例えば色テーブル表示領域Z2の「パレット番号
2」のパレット色を指示してクリックし、更に代表色表
示領域Z1の左上の小矩形領域R〔0,0〕を指示して
クリックすることで、図16に示すように、その小矩形
領域R〔0,0〕の代表色D〔0,0〕が「パレット番
号2」に変更されるのと同時に、代表色メモリ13eの
データも書換えられる。
【0056】ところで、マウスカーソルKで、例えば色
テーブル表示領域Z2の「パレット番号0」のパレット
色を指示してダブルクリックしたときには、図17に示
すように、その「パレット番号0」の3原色(R,G,
B)の各々の値を変更するパレット色変更画面に切換え
られ、マウスカーソルKで各R,G,Bの調整バンドF
を上下に移動させることで、3原色(R,G,B)の各
々の値を任意に変更することができる。最終的に、図1
8に示すように、所望のパレット色に変更することがで
きる。
【0057】一方、図19に示すように、マウスカーソ
ルKで、例えば糸色対応テーブル表示領域Z3の「パレ
ット番号0」に対応する糸色を指示してクリックする
と、図13に示す糸色対応テーブルLが表示されるの
で、その糸色対応テーブルLを上下にスクロールさせ、
マウスカーソルKで所望の糸色のカラーコード「C5
5」を指示すると、図14に2点鎖線で示すように、
「パレット番号0」に対応するカラーコードを「C5
5」に変更することができる。次に、刺繍データ作成処
理(図7〜図8参照)が実行される(S7)。この制御
が開始されると、先ず、分割数Nxとして横方向分割数
Jがセットされ且つ分割数Nyとして縦方向分割数Kが
セットされる(S20)。
【0058】次に、0≦x<Nx、0≦y<Nyを満た
す全ての「x」と「y」を有する複数の展開済みフラグ
F[x,y]の各々に対し、そのフラグデータとして
「0」がセットされる(S21)。つまり、各展開済みフ
ラグF[x,y]に対応する全ての小矩形領域R(x,
y)に部分刺繍データを未だ展開していない状態が指示
される。次に、色テーブルPのパレット色を示すパレッ
ト番号を指示する色カウンタのタウント値Icに初期値
「0」が設定される(S22)。次に、色カウント値Ic
が糸色数Ncよりも小さいときには(S23:Yes )、縫
目データメモリ13gに、色テーブルPのIc番目のパ
レット色に対応するカラーコードが格納される(S2
4)。
【0059】即ち、図20に示すように、縫目データメ
モリ13gの先頭位置に色カウント値Ic(=0)で指
示するパレット色に対応するカラーコード「C54」が
格納される。 次に、マトリックス状に配列された複数
の小矩形領域Rの縦方向の位置を指示する変数yに初期
値「0」が設定され(S25)、変数yが縦分割数Nyよ
りも小さいときには(S26:Yes )、更に複数の小矩形
領域Rの横方向の位置を指示する変数xに初期値「0」
が設定される(S28)。次に、その変数xが横分割数N
xよりも小さいときに(S29:Yes )、しかもこれら変
数x,yで指示される小矩形領域R(x,y)の代表色
D[x,y]が色カウント値Icで指示するパレット色
と等しく且つF[x,y]=0であって部分刺繍データ
に展開されていないときには(S31:Yes )、小矩形領
域R(x,y)及びそれと隣接する小矩形領域の部分刺
繍データを作成する処理制御(図9参照)が実行される
(S32)。
【0060】この制御が開始されると、先ず変数x,y
で指示される小矩形領域R(x,y)に部分刺繍データ
を展開することから、その小矩形領域R(x,y)に対
応する展開済みフラグF[x,y]がセット(フラグデ
ータが「1」)される(S40)。次に、小矩形領域R
(x,y)の中心点が針位置データとして縫目データメ
モリ13gに格納される(S41)。次に、小矩形領域R
(x,y)に隣接する小矩形領域R(i,j)であっ
て、代表色D[i,j]が色カウント値Icで指示する
パレット色で且つ展開済みフラグF[i,j]がリセッ
ト(フラグデータが「0」)されている小矩形領域R
(i,j)が存在するときには(S42:Yes )、この図
9に示す「小矩形領域R(i,j)及びそれと隣接する
小矩形領域の部分刺繍データ作成処理制御」のルーチン
を再帰的に呼び出して処理される(S43)。
【0061】即ち、その結果、小矩形領域R(x、y)
に隣接し、しかも代表色D[i,j]が色カウント値I
cで指示するパレット色で且つ展開済みフラグF[i,
j]がリセットされている小矩形領域Rの全てについて
部分刺繍データに展開される。ここで、小矩形領域R
(x,y)に隣接する小矩形領域R(i,j)とは、小
矩形領域R(x,y)に対して上下左右に隣接する4つ
の小矩形領域R(i,j)であってもよいし、更に斜め
方向に隣接する4つを含めた8つの小矩形領域R(i,
j)であってもよい。
【0062】一方、代表色D[i,j]が色カウント値
Icで指示するパレット色で且つ展開済みフラグF
[i,j]がリセットされている条件が成立しないとき
には(S42:No)、小矩形領域R(x,y)に部分刺繍
データが展開され、その針位置データが縫目データメモ
リ13gに格納され(S44)、リターンする。この部分
刺繍データへの展開処理においては、小矩形領域Rの左
辺と右辺とについて夫々所定間隔おきの位置データが求
められ、これら左辺と右辺の位置データを交互に求めて
針位置データとして縫目データメモリ13gに格納され
る。つまり、各小矩形領域Rに所定の縫目ピッチを有す
るサテンステッチの刺繍縫目を形成する部分刺繍データ
が作成される。
【0063】ここで、部分刺繍データを作成するに際し
て、サテンステッチの縫目方向を左右方向だけでなく、
上下方向に形成するようにしてもよく、また斜め方向に
形成するようにしてもよい。これにより、例えば図21
に示すように、小矩形領域R(0,0)にサテンステッ
チ縫目SNが展開される。ところで、図22に示すよう
に、相互に隣接する、例えば4つの小矩形領域R(0,
0)、(1,0)、(0,1)、(1,1)の部分刺繍
データを作成するに際して、小矩形領域Rから食みだす
大きな刺繍縫目を形成して、相互に隣接する小矩形領域
R間で刺繍縫目を重複させるようにしても良く、この場
合には、縫製時に布が収縮した場合でも、相互に隣接す
る小矩形領域R間に縫目を確実に形成でき、縫目不良を
防止できる。
【0064】次に、刺繍データ作成処理において、変数
xが1つインクリメントされ(S33)、S29以降が繰り
返して実行される。そして、変数xが横分割数Nx以上
になったときには(S29:No)、変数yが1つインクリ
メントされ(S30)、S26以降が繰り返して実行され
る。一方、変数yが縦分割数Ny以上になったときには
(S26:No)、色カウント値Icが1つインクリメント
され(S27)、S23以降が繰り返して実行される。そし
て、最終的に色カウント値Icが糸色数Nc以上になっ
たときには(S23:No)、この制御を終了して、刺繍デ
ータ処理制御を終了する。
【0065】このように、刺繍データ処理制御が実行さ
れて、マトリックス状の複数の小矩形領域Rについて、
例えば図15の代表色表示領域Z1に示すような代表色
Dで夫々着色されたモザイク画からは、図23に示すよ
うにサテンステッチ縫目からなる刺繍データが作成され
る。このとき、縫目データメモリ13gには、図20に
示すように、4つのカラーコード「C54」、「C1
3」、「C98」、「C28」に後続させて、そのカラ
ーコードの糸色で且つサテンステッチ縫目で縫製する複
数の小矩形領域Rの針位置データ、つまり画像全体を刺
繍縫製する刺繍データが格納される。
【0066】ところで、その縫目データメモリ13gの
刺繍データがRAMカード7に書き込まれ、刺繍ミシン
40に供給されると、刺繍ミシン40においては、その
供給された刺繍データが読み込まれ、刺繍データ中のカ
ラーコードと、予め刺繍ミシン40の制御装置に格納さ
れているカラーコードと糸色名の対応テーブルとに基づ
いて、糸色名が液晶ディスプレイ43に表示されるの
で、操作者はその糸色の刺繍糸を用いて刺繍縫製処理す
る。
【0067】この場合、最終的に作成された刺繍データ
を刺繍ミシン40に供給し、糸替えの時の糸色名を表示
するようになっているが、例えば、刺繍ミシン40にカ
ラーの液晶ディスプレイ43が設けられている場合に
は、刺繍データと糸色対応テーブルLとを刺繍ミシン4
0に供給するようにし、カラーコードに対応する3原色
(R,G,B)の値を用いて、糸色名の代りに糸色その
ものをカラー液晶ディスプレイ43に表示することもで
きる。また、ハードディスク16に格納されている糸色
対応テーブルLと同じものを刺繍ミシン40の制御装置
に格納するようにすることで、刺繍データを刺繍ミシン
40に供給するだけで、糸色をカラー液晶ディスプレイ
43に表示させることもできる。
【0068】ここで、刺繍データ処理制御の特にS3が
画像分割手段に相当し、また画像分割処理ルーチンにも
相当する。刺繍データ処理制御の特にS2が階調数設定
手段に相当し、また階調数設定ルーチンにも相当する。
刺繍データ処理制御の特にS4が代表色決定手段に相当
し、また代表色決定ルーチンにも相当する。刺繍データ
処理制御の特にS7が刺繍データ作成手段に相当し、ま
た刺繍データ作成ルーチンにも相当する。更に、刺繍デ
ータ処理制御の特にS2〜S4やキーボード3や色テー
ブルPや制御装置10などで画像データ処理装置が構成
されている。
【0069】一方、本実施形態の刺繍データ処理装置
は、画像データ処理制御を含む刺繍データ処理制御の制
御プログラムがハードディスク16に格納されている
が、これら画像データ処理制御や刺繍データ処理制御の
制御プログラムをフロッピーディスク32やCD−RO
M等の記録媒体に格納し、この記録媒体を刺繍データ作
成装置1に装着して用いることが可能であり、この場
合、これらフロッピーディスク32やCD−ROM等が
本発明の記録媒体に相当する。
【0070】以上説明したように、刺繍データ処理制御
により、読み込んだ画像データをマトリックス状の複数
の小矩形領域Rに分割し、各小矩形領域R毎に色の変化
の特徴に基づいて代表色Dを演算し、これら代表色Dに
基づいて糸色の変化を反映させたたサテンステッチ縫目
の部分刺繍データを各小矩形領域R毎に作成し、最終的
に、複数の部分刺繍データから画像全体を表すモザイク
風の刺繍データを作成することができる。また、代表色
Dが同色の小矩形領域Rについては、これらを連続的に
縫製する刺繍データを作成するので、糸替え処理回数の
少ない刺繍データを作成することができる。
【0071】前記実施形態の変更形態について説明す
る。 (1) カラー原画の画像データに代えて、濃淡画像を
原画としてその画像データを読み込むことができる。こ
の場合には、3原色(R,G,B)の各色成分の濃度値
が濃淡画像データの濃度値と等しくなるようなカラー画
像データに変換した後、上述したように刺繍データ処理
制御を適用すればよい。 (2) 前記実施形態においては、色テーブルPを演算
で求めるとき、また各小矩形領域Rの代表色Dを決定す
るに際して、RGBの色空間における距離や平均を演算
するようにしたが、「HLI」や「Lab」等のその他
の色空間を用いて座標変換して演算で求めるようにして
もよい。 (3) 更に、前記実施形態では、刺繍データ処理装置
は、パーソナルコンピュータシステムとして別体で構成
されているが、刺繍データ処理装置を刺繍ミシンに内蔵
したり、画像データ処理や刺繍データ処理に専用の一体
型ハードウェアとして構成する等、本発明の要旨を逸脱
しない範囲で適宜変更することが可能である。
【0072】
【発明の効果】請求項1の画像データ処理装置によれ
ば、画像分割手段と、階調数設定手段と、代表色決定手
段とを設け、分割画像データに含まれる濃淡や色に基づ
いて、設定された階調数の複数色の色テーブルを求める
一方、分割された各小矩形領域の代表色Dを色テーブル
から求めるので、元の画像データから少ない色を用いた
粗いメッシュのモザイク風のカラー画像データを作成で
き、ドット配列が粗く分解能の低いディスプレイやプリ
ンタに対して、階調数を減らして綺麗に表示させたり、
印字させることができる。
【0073】請求項2の発明によれば、請求項1と同様
の効果を奏するが、前記代表色決定手段は、画像分割手
段により分割された各小矩形領域の平均色を分割画像デ
ータから演算し、階調数設定手段で設定された階調数の
複数色の色テーブルを全部の小矩形領域の平均色を基に
演算し、各小矩形領域の平均色に最も近似する色テーブ
ルの近似色を各小矩形領域の代表色として決定するの
で、元画像データに現れない中間階調の色をモザイク化
したカラー画像データに反映できる。
【0074】請求項3の発明によれば、請求項1と同様
の効果を奏するが、前記代表色決定手段は、階調数設定
手段で設定された階調数の複数色の色テーブルを画像デ
ータに基づいて演算し、画像分割手段により分割された
各小矩形領域の平均色を分割画像データから演算し、各
小矩形領域の平均色に最も近似する色テーブルの近似色
を各小矩形領域の代表色として決定するので、元の画像
データに現れる色を忠実に盛り込んだモザイク風のカラ
ー画像データを作成できる。
【0075】請求項4の発明によれば、請求項1〜3の
何れか1項に記載の画像データ処理装置と、糸色対応テ
ーブルと、糸色対応手段と、刺繍データ作成手段とを設
けたので、画像データに基づいた刺繍データの作成に際
して、画像の色の変化を小矩形領域毎に形成する刺繍模
様に忠実に反映させることができる。
【0076】請求項5の発明によれば、請求項4と同様
の効果を奏するが、前記各小矩形領域の代表色と、色テ
ーブルの色と、色テーブルの色と糸色対応テーブルの糸
色との対応関係との少なくとも1つを変更する為の配色
変更手段を設けたので、これら各小矩形領域の代表色
と、色テーブルの色と、色テーブルの色と糸色対応テー
ブルの糸色との対応関係の何れかを操作者の好みに応じ
て任意の色に変更できる。
【0077】請求項6の発明によれば、請求項4又は5
と同様の効果を奏するが、前記刺繍データ作成手段は、
画像分割手段により分割された小矩形領域毎の部分刺繍
データを作成し、それらの部分刺繍データから画像全体
の刺繍データを作成するので、各小矩形領域毎の部分刺
繍データを順次作成するだけで、画像全体の刺繍データ
を簡単に作成することができる。
【0078】請求項7の発明によれば、請求項4〜6の
何れか1項と同様の効果を奏するが、前記刺繍データ作
成手段は、代表色が同色である複数の小矩形領域につい
ては連続的に縫製する刺繍データを作成するので、糸替
え処理回数を極力減らして縫製できることから、縫製作
業能率を向上させることができる。
【0079】請求項8の発明によれば、請求項4〜7の
何れか1項と同様の効果を奏するが、前記刺繍データ作
成手段は、各小矩形領域毎にサテンステッチの刺繍縫目
を形成する刺繍データを作成するので、クロスステッチ
等の縫目に比べて糸密度が細かいサテンステッチにより
綺麗に縫製することができる。
【0080】請求項9の発明によれば、請求項4〜8の
何れか1項と同様の効果を奏するが、前記刺繍データ作
成手段は、小矩形領域毎の刺繍データを、相互に隣接す
る小矩形領域間で刺繍縫目を部分的に重複させるように
作成するので、その刺繍データで縫製することにより、
縫製時に布が収縮した場合でも、相互に隣接する小矩形
領域間に縫目を確実に形成でき、縫目不良を防止でき
る。
【0081】請求項10の画像データ処理プログラムを
記録した記録媒体によれば、画像分割処理ルーチンと、
階調数設定ルーチンと、代表色決定ルーチンとを含んで
いるので、この記録媒体を画像データ処理装置に装着す
ることで、これら画像分割処理ルーチンと階調数設定ル
ーチンと代表色決定ルーチンとにより、請求項1と同様
に、画像を表す画像データから、少ない色を用いた粗い
メッシュのモザイク風のカラー画像データを作成するこ
とができる。
【0082】請求項11の発明によれば、請求項10と
同様の効果を奏するが、前記代表色決定ルーチンは、画
像分割処理ルーチンにより分割された各小矩形領域の平
均色を分割画像データから演算し、階調数設定ルーチン
で設定された階調数の複数色の色テーブルを全部の小矩
形領域の平均色を基に演算し、各小矩形領域の平均色に
最も近似する色テーブルの近似色を各小矩形領域の代表
色として決定するので、この代表色決定ルーチンを含む
画像データ処理プログラムを記録した記録媒体を画像デ
ータ処理装置に装着することで、請求項2と同様に、元
画像データに現れない中間階調の色をモザイク化したカ
ラー画像データに反映できる。
【0083】請求項12の発明によれば、請求項10と
同様の効果を奏するが、前記代表色決定ルーチンは、階
調数設定ルーチンで設定された階調数の複数色の色テー
ブルを画像データに基づいて演算し、画像分割処理ルー
チンにより分割された各小矩形領域の平均色を分割画像
データから演算し、各小矩形領域の平均色に最も近似す
る色テーブルの近似色を各小矩形領域の代表色として決
定するので、この代表色決定ルーチンを含む画像データ
処理プログラムを記録した記録媒体を画像データ処理装
置に装着することで、請求項3と同様に、元の画像デー
タに現れる色を忠実に盛り込んだモザイク風のカラー画
像データを作成できる。
【0084】請求項13の刺繍データ処理プログラムを
記録した記録媒体によれば、請求項10〜12の何れか
1項に記載の画像データ処理プログラムと、糸色情報と
カラーコードとを対応させた糸色対応テーブルと、色テ
ーブルの各色に対応する刺繍糸の糸色を糸色対応テーブ
ルから決定する糸色対応ルーチンと、各小矩形領域毎に
形成する刺繍縫目の糸色を、各小矩形領域の代表色と糸
色対応手段で決定された糸色とに基づいて決定し、その
カラーコードを付随させた刺繍データを作成する刺繍デ
ータ作成ルーチンとを含んでいるので、この記録媒体を
画像データ処理装置に装着することで、これら画像デー
タ処理プログラムと糸色対応テーブルと糸色対応ルーチ
ンと刺繍データ作成ルーチンとにより、請求項4と同様
に、画像データに基づいた刺繍データの作成に際して、
画像の色の変化を小矩形領域毎に形成する刺繍模様に忠
実に反映させることができる。
【0085】請求項14の発明によれば、請求項13と
同様の効果を奏するが、前記各小矩形領域の代表色と、
色テーブルの色と、色テーブルの色と糸色対応テーブル
の糸色との対応関係との少なくとも1つを変更する為の
配色変更ルーチンを含むので、この配色変更ルーチンを
含む刺繍データ処理プログラムを記録した記録媒体を刺
繍データ処理装置に装着することで、請求項5と同様
に、これら各小矩形領域の代表色と、色テーブルの色
と、色テーブルの色と糸色対応テーブルの糸色との対応
関係の何れかを操作者の好みに応じて任意の色に変更で
きる。
【0086】請求項15の発明によれば、請求項13又
は14と同様の効果を奏するが、前記刺繍データ作成ル
ーチンは、画像分割処理ルーチンにより分割された小矩
形領域毎の部分刺繍データを作成し、それらの部分刺繍
データから前記画像全体の刺繍データを作成するので、
この刺繍データ作成ルーチンを含む刺繍データ処理プロ
グラムを記録した記録媒体を刺繍データ処理装置に装着
することで、請求項6と同様に、各小矩形領域毎の部分
刺繍データを順次作成するだけで、画像全体の刺繍デー
タを簡単に作成することができる。
【0087】請求項16の発明によれば、請求項13〜
15の何れか1項と同様の効果を奏するが、前記刺繍デ
ータ作成ルーチンは、代表色が同色である複数の小矩形
領域については連続的に縫製する刺繍データを作成する
ので、この刺繍データ作成ルーチンを含む刺繍データ処
理プログラムを記録した記録媒体を刺繍データ処理装置
に装着することで、請求項7と同様に、糸替え処理回数
を極力減らして縫製できることから、縫製作業能率を向
上させることができる。
【0088】請求項17の発明によれば、請求項13〜
16の何れか1項と同様の効果を奏するが、刺繍データ
作成ルーチンは、各小矩形領域毎にサテンステッチの刺
繍縫目を形成する刺繍データを作成するので、この刺繍
データ作成ルーチンを含む刺繍データ処理プログラムを
記録した記録媒体を刺繍データ処理装置に装着すること
で、請求項8と同様に、クロスステッチ等の縫目に比べ
て糸密度が細かいサテンステッチにより綺麗に縫製する
ことができる。
【0089】請求項18の発明によれば、請求項13〜
17の何れか1項と同様の効果を奏するが、刺繍データ
作成ルーチンは、小矩形領域毎の刺繍データを、相互に
隣接する小矩形領域間で刺繍縫目を部分的に重複させる
ように作成するので、この刺繍データ作成ルーチンを含
む刺繍データ処理プログラムを記録した記録媒体を刺繍
データ処理装置に装着することで、請求項9と同様に、
その刺繍データで縫製することにより、縫製時に布が収
縮した場合でも、相互に隣接する小矩形領域間に縫目を
確実に形成でき、縫目不良を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る刺繍データ処理装置と
刺繍ミシンの斜視図である。
【図2】刺繍データ処理装置の制御系のブロック図であ
る。
【図3】制御装置のRAMに設けられたメモリ構成を説
明する説明図である。
【図4】刺繍データ処理制御の概略フローチャートであ
る。
【図5】小矩形領域代表色決定処理制御の概略フローチ
ャートである。
【図6】変更形態に係る図5相当図である。
【図7】刺繍データ作成処理制御の一部のフローチャー
トである。
【図8】刺繍データ作成処理制御の残部のフローチャー
トである。
【図9】小矩形領域R(x,y)及びそれと隣接する小
矩形領域の部分刺繍データ作成処理制御のフローチャー
トである。
【図10】(a)はマトリックス状の複数の小矩形領域
の位置関係を示す図表であり、(b)は小矩形領域の画
像データを示す図である。
【図11】色テーブルのデータ構成を説明する図表であ
る。
【図12】各小矩形領域に求められた代表色を説明する
図表である。
【図13】糸色対応テーブルのデータ構成を説明する図
表である。
【図14】色テーブルと糸色対応テーブルとの対応関係
を示す説明図である。
【図15】配色変更画面の表示例を示す図である。
【図16】小矩形領域の代表色変更を説明する図表であ
る。
【図17】パレット色変更画面の表示例を示す図であ
る。
【図18】パレット色の色変更を説明する図表である。
【図19】糸色対応テーブルの糸色変更画面の表示例を
示す図である。
【図20】刺繍データメモリのデータ構成を説明する説
明図である。
【図21】小矩形領域に形成したサテン縫目の説明図で
ある。
【図22】隣接する小矩形領域に重複するサテン縫目の
説明図である。
【図23】各小矩形領域毎に作成したサテン縫目による
カラーの部分刺繍データの説明図である。
【符号の説明】
1 刺繍データ処理装置 2 CRTディスプレイ 3 キーボード 4 座標入力装置(マウス) 10 制御装置 11 CPU 12 ROM 13 RAM 32 フロッピーディスク P 色テーブル L 糸色対応テーブル
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年1月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0044
【補正方法】変更
【補正内容】
【0044】例えば図10(a)に、S3の分割処理に
より得られた複数の小矩形領域R(x,y)、(但し、
0≦x<Nx,0≦y<Nyとする)の配置状態を示
し、また図10(b)に、小矩形領域Rの画像データの
一例を示す。但し、この例においては説明の都合上、横
サイズWと縦サイズHとは夫々「8」に設定してある。
次に、S2で設定された階調数の複数色の色テーブルP
を抽出する一方、各小矩形領域Rの代表色Dをその色テ
ーブルPの中から決定する代表色決定処理(図5参照)
が実行される(S4)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 1/60 H04N 1/40 D 1/46 1/46 Z

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を表す画像データをマトリックス状
    の複数の小矩形領域の分割画像データに分割する画像分
    割手段と、 前記画像データの階調数よりも少ない所定の階調数を設
    定する為の階調数設定手段と、 前記画像データに基づいて階調数設定手段で設定された
    階調数の複数色の色テーブルを求め、画像分割手段によ
    り分割された各小矩形領域の代表色を色テーブルから求
    める代表色決定手段と、 を備えたことを特徴とする画像データ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記代表色決定手段は、画像分割手段に
    より分割された各小矩形領域の平均色を分割画像データ
    から演算し、階調数設定手段で設定された階調数の複数
    色の色テーブルを全部の小矩形領域の平均色を基に演算
    し、各小矩形領域の平均色に最も近似する色テーブルの
    近似色を各小矩形領域の代表色として決定することを特
    徴とする請求項1に記載の画像データ処理装置。
  3. 【請求項3】 前記代表色決定手段は、階調数設定手段
    で設定された階調数の複数色の色テーブルを画像データ
    に基づいて演算し、画像分割手段により分割された各小
    矩形領域の平均色を分割画像データから演算し、各小矩
    形領域の平均色に最も近似する色テーブルの近似色を各
    小矩形領域の代表色として決定することを特徴とする請
    求項1に記載の画像データ処理装置。
  4. 【請求項4】 画像を表す画像データに基づいてカラー
    コードを含む刺繍データを作成する刺繍データ処理装置
    において、 請求項1〜3の何れか1項に記載の画像データ処理装置
    と、 糸色情報とカラーコードとを対応させた糸色対応テーブ
    ルと、 前記色テーブルの各色と刺繍糸の糸色との対応関係を糸
    色対応テーブルから決定する糸色対応手段と、 前記各小矩形領域毎に形成する刺繍縫目の糸色を、各小
    矩形領域の代表色と糸色対応手段で決定された糸色とに
    基づいて決定し、そのカラーコードを付随させた刺繍デ
    ータを作成する刺繍データ作成手段と、 を備えたことを特徴とする刺繍データ処理装置。
  5. 【請求項5】 前記各小矩形領域の代表色と、色テーブ
    ルの色と、色テーブルの色と糸色対応テーブルの糸色と
    の対応関係との少なくとも1つを変更する為の配色変更
    手段を備えたことを特徴とする請求項4に記載の刺繍デ
    ータ処理装置。
  6. 【請求項6】 前記刺繍データ作成手段は、画像分割手
    段により分割された小矩形領域毎の部分刺繍データを作
    成し、それらの部分刺繍データから前記画像全体の刺繍
    データを作成することを特徴とする請求項4又は5に記
    載の刺繍データ処理装置。
  7. 【請求項7】 前記刺繍データ作成手段は、代表色が同
    色である複数の小矩形領域については連続的に縫製する
    刺繍データを作成することを特徴とする請求項4〜6の
    何れか1項に記載の刺繍データ処理装置。
  8. 【請求項8】 前記刺繍データ作成手段は、各小矩形領
    域毎にサテンステッチの刺繍縫目を形成する刺繍データ
    を作成することを特徴とする請求項4〜7の何れか1項
    に記載の刺繍データ処理装置。
  9. 【請求項9】 前記刺繍データ作成手段は、小矩形領域
    毎の刺繍データを、相互に隣接する小矩形領域間で刺繍
    縫目を部分的に重複させるように作成することを特徴と
    する請求項4〜8の何れか1項に記載の刺繍データ処理
    装置。
  10. 【請求項10】 画像を表す画像データをマトリックス
    状の複数の小矩形領域の分割画像データに分割する画像
    分割処理ルーチンと、 前記画像データの階調数よりも少ない所定の階調数を設
    定する為の階調数設定ルーチンと、 前記画像データに基づいて階調数設定ルーチンで設定さ
    れた階調数の複数色の色テーブルを求め、画像分割処理
    ルーチンにより分割された各小矩形領域の代表色を色テ
    ーブルから求める代表色決定ルーチンと、 を含むことを特徴とする画像データ処理プログラムを記
    録した記録媒体。
  11. 【請求項11】 前記代表色決定ルーチンは、画像分割
    処理ルーチンにより分割された各小矩形領域の平均色を
    分割画像データから演算し、階調数設定ルーチンで設定
    された階調数の複数色の色テーブルを全部の小矩形領域
    の平均色を基に演算し、各小矩形領域の平均色に最も近
    似する色テーブルの近似色を各小矩形領域の代表色とし
    て決定することを特徴とする請求項10に記載の画像デ
    ータ処理プログラムを記録した記録媒体。
  12. 【請求項12】 前記代表色決定ルーチンは、階調数設
    定ルーチンで設定された階調数の複数色の色テーブルを
    画像データに基づいて演算し、画像分割処理ルーチンに
    より分割された各小矩形領域の平均色を分割画像データ
    から演算し、各小矩形領域の平均色に最も近似する色テ
    ーブルの近似色を各小矩形領域の代表色として決定する
    ことを特徴とする請求項10に記載の画像データ処理プ
    ログラムを記録した記録媒体。
  13. 【請求項13】 画像を表す画像データに基づいてカラ
    ーコードを含む刺繍データを作成する刺繍データ処理プ
    ログラムを記録した記録媒体において、 請求項10〜12の何れか1項に記載の画像データ処理
    プログラムと、 糸色情報とカラーコードとを対応させた糸色対応テーブ
    ルと、 前記色テーブルの各色と刺繍糸の糸色との対応関係を糸
    色対応テーブルから決定する糸色対応ルーチンと、 前記各小矩形領域毎に形成する刺繍縫目の糸色を、各小
    矩形領域の代表色と糸色対応手段で決定された糸色とに
    基づいて決定し、そのカラーコードを付随させた刺繍デ
    ータを作成する刺繍データ作成ルーチンと、 を含むことを特徴とする刺繍データ処理プログラムを記
    録した記録媒体。
  14. 【請求項14】 前記各小矩形領域の代表色と、色テー
    ブルの色と、色テーブルの色と糸色対応テーブルの糸色
    との対応関係との少なくとも1つを変更する為の配色変
    更ルーチンを含むことを特徴とする請求項13に記載の
    刺繍データ処理プログラムを記録した記録媒体。
  15. 【請求項15】 前記刺繍データ作成ルーチンは、画像
    分割処理ルーチンにより分割された小矩形領域毎の部分
    刺繍データを作成し、それらの部分刺繍データから前記
    画像全体の刺繍データを作成することを特徴とする請求
    項13又は14に記載の刺繍データ処理プログラムを記
    録した記録媒体。
  16. 【請求項16】 前記刺繍データ作成ルーチンは、代表
    色が同色である複数の小矩形領域については連続的に縫
    製する刺繍データを作成することを特徴とする請求項1
    3〜15の何れか1項に記載の刺繍データ処理プログラ
    ムを記録した記録媒体。
  17. 【請求項17】 前記刺繍データ作成ルーチンは、各小
    矩形領域毎にサテンステッチの刺繍縫目を形成する刺繍
    データを作成することを特徴とする請求項13〜16の
    何れか1項に記載の刺繍データ処理プログラムを記録し
    た記録媒体。
  18. 【請求項18】 前記刺繍データ作成ルーチンは、小矩
    形領域毎の刺繍データを、相互に隣接する小矩形領域間
    で刺繍縫目を部分的に重複させるように作成することを
    特徴とする請求項13〜17の何れか1項に記載の刺繍
    データ処理プログラムを記録した記録媒体。
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