JPH11169395A - 陰茎絞扼リングのホルダーへの嵌着具 - Google Patents

陰茎絞扼リングのホルダーへの嵌着具

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JPH11169395A
JPH11169395A JP36287097A JP36287097A JPH11169395A JP H11169395 A JPH11169395 A JP H11169395A JP 36287097 A JP36287097 A JP 36287097A JP 36287097 A JP36287097 A JP 36287097A JP H11169395 A JPH11169395 A JP H11169395A
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Yasuo Morifuji
靖男 森藤
Tomoyuki Oura
知之 大浦
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】陰茎絞扼リングをリング装着用のホルダー又は
シリンダの一端縁部に接合されるコアーを介して嵌める
に当たって、直接手指を使用せず容易に作業を行い得る
リング拡開用の嵌着具を提供する。 【解決手段】頂盤4aの下面に複数本の脚片4bを垂設
し、該各脚片の下端にリング側の拡開補助孔3bに係入
可能な突子4cを設けたことを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、陰茎絞扼リング
をリング装着用のホルダー又はシリンダの一端縁部に接
合されるコアーを介して嵌着する際に使用するリング拡
開用の治具に関する。
【0002】
【従来の技術】肉体的、精神的原因によるインポテンス
患者は世界的にも年々増加する傾向を示しており、我が
国においてもこれら患者の陰茎勃起力を持続されるた
め、自力で、または真空吸引などで勃起した陰茎根部を
弾性リングによって絞扼し、海綿体内の血液の逆流を防
止しようとする陰茎絞扼リング(以下、単に「リング」
又は「リング主体」と呼ぶ)は、広く市場に出回ってい
る。
【0003】又、上記リングは、通常シリコンゴムな
ど、低硬度、高弾力の素材からなり、中心部に陰茎の挿
通孔を貫設し、その外方に指先を挿入してリングを拡開
するための1〜2対の挿指孔を備えたものが知られてい
る(例えば特開昭63−51856号公報参照)。
【0004】又、上記リング主体は柔軟ではあるが、高
い弾力を有する関係上、上記挿指孔を有するとは云え、
その挿通孔を指先だけの力で拡開して勃起状態の陰茎根
部に直接装着することは至難の業で、リング拡開用の治
具の開発が臨まれていたのである。
【0005】従来知られていたこの種のリング装着具の
一例として、特開昭52−101490号公報に記載さ
れたものを示すと、図4に見られるように、硬質プラス
チックなどから成型され、一端側にフランジ部(ロ)を
備えた一定径の円筒状胴部(イ)と、該胴部の他側開口
に着脱自在な弾頭形の円筒部(ハ)とから構成され、円
筒部(ハ)の先端側からリング本体(ニ)を、少なくと
も上記胴部(イ)と円筒部(ハ)の接続部(ホ)の位置
まで嵌め込んだ後に円筒部(ハ)を取り外すようにした
ものであった。
【0006】そして上記胴部(イ)をリング本体(ニ)
側から勃起又は弱勃起状態の陰茎根部に挿通し、この位
置でリング本体(ニ)を押えるようにして胴部のフラン
ジ部(ロ)を把持して引き抜けば、該リング本体(ニ)
は胴部(イ)から簡単に抜け外れて陰茎根部に装着さ
れ、該部をリング本体の適当な締縮力で絞扼するという
ものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のリングの装
着具は、胴部(ホルダー)に円錐形又は弾頭形の円筒部
(コアー)を嵌脱自在とし、該コアーの斜面を介してリ
ングを胴部端に嵌着するものであったから、従前行われ
ていた指力のみに頼ってリングの挿通孔を拡開し、それ
を直接陰茎根部に装着する手法に比べれば、その作業が
大幅に改善されたことは事実である。
【0008】然しながら、実際問題として上記コアーを
介してホルダー(吸引式器具はシリンダに相当する)の
端縁側にリングを嵌着する作業自体が之亦容易であると
は云えないのである。何故ならば、比較的柔軟性のある
弾性リングの挿通孔と、硬質プラスチック材からなる平
滑面のコアー斜面との接触抵抗は意外に大きく(コアー
面を梨地のような粗面構成とする方が摺滑抵抗は少な
い)、コアー面をホルダ端縁まで摺滑させることは極め
て困難であったからである。
【0009】これを緩和する目的で、通常はコアー表面
に多量の潤滑ゼリー等を塗布するものであるが、これが
手指に付着してリング使用者に不快感を与える他、ホル
ダー側にリングを嵌着した後、ゼリーの付着した上記コ
アーをホルダー又はシリンダから取り外すのには、コア
ー面のゼリーを漏れティシュなどで充分に拭い去らない
限り、手指が滑って外れない等の不都合が見られたもの
である。
【0010】この他、吸引式器具におけるシリンダに使
用する特殊リング(図2〔B〕参照)のように通常のリ
ング(図2〔A〕参照)の挿通孔の一側に、薄い円筒膜
を突成したものをシリンダ端縁に嵌着する場合のよう
に、特に嵌着位置に正確性が要求されるリングにあって
は、猶更問題があった。
【0011】
【課題を解決するための手段】叙上の実情に鑑み、本発
明はコア−を介してホルダー又は吸引式器具のシリンダ
(以下、両者を含めて「ホルダー等」と呼ぶ)の端縁部
に、リングを嵌着するに当たって従来のように直接手指
を使用せず、専用の治具を利用して極めて容易に作業を
行い得るようにしたものである。
【0012】即ち、所定径の頂盤の下面に一定長の脚片
複数本を垂設し、該各脚片の下端にリング側の拡開補助
孔に係入可能な突子を設けるという手段を採用した。
【0013】又、上記脚片の内方にあたる頂盤下面の中
央部に、コアー先端に設けられた把手の鍔縁に係着可能
な内向き爪を有する爪片を鼎設するという手段をも講じ
たものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るリング嵌着用
治具の構成を図面に示す1〜2の実施の形態に基づいて
更に明らかにする。図1は、リング装着具であって、円
筒状のホルダー等1と、コアー2から構成され、上記ホ
ルダー等1とはいづれも硬質プラスチック材からなり、
勃起状態の陰茎が容易に挿入可能な直径を有する短円筒
体(ホルダー)と、吸引式器具においては上記直径を有
し、勃起時の陰茎長よりも稍長目の円筒体(シリンダ)
の末端開口部に別途吸引器が嵌脱自在としたものを含む
ものとする。又、コアー2は先端に鍔縁2bを有する把
手2aを突成した円錐形又は弾頭形の斜面を有し、その
基端を上記ホルダー等の開口縁1aに嵌入可能な挿入段
部2cとして嵌挿時の両部材の接続表面が面一構成とな
るようにしたものである。
【0015】又、図2の〔A〕における3は例えばシリ
コンゴムのような低硬度、高弾性素材からなり、一定の
肉厚を有するリング主体であって、その中心部に陰茎の
挿通孔3aを貫設する他、該挿通孔を囲撓して、等間隔
に3〜4個の拡開補助孔3b・3bを設けたものであ
る。尚、同図〔B〕は上記リング本体3の変形例を示
し、吸引式器具専用の特殊リングであって、リング本体
の挿通孔3aの外周を囲撓する一側面に薄い弾性円筒膜
3cを連成したものである。
【0016】更に図3〔A〕における4は、リング嵌着
具本体を示し、頂盤4aの下面に上記リング主体の拡開
補助孔3bの数に合わせた一定長の脚片4bを垂設し、
各脚片の下端に上記リング主体3の各拡開補助孔3bに
係入可能な突子4cを設けたもので、通常ポリプロピレ
ン等の硬質弾性素材によって一体成型するか、若しくは
上記頂盤4aと、各脚片4bとを別体に成型したものを
頂盤下面に凹設された溝4dに嵌合して組立てる(同図
〔B〕参照)ようにするものであるが、いづれにしても
上記脚片4bは頂盤4aに対して垂直乃至は稍、内傾斜
とするのが望ましい。又、同図4eは必要に応じて各脚
片下端に設けられるストッパーを示し、各脚片の突子4
cがリングの拡開補助具3bに過剰に係入するのを防止
するものである。
【0017】更に又、図3の〔B〕は、上記治具本体の
頂盤4a下面の中央部に複数本の爪片5を等間隔に鼎設
した他の実施形態を示すもので、その各爪片5に設けら
れた内向き爪5’は、治具本体の脚片4bに係合された
リング主体3が上記ホルダー等の凹溝1bに陥着した時
点で、コアーの把手2aの鍔縁2bと係合可能な位置に
設けられたものある。
【0018】次に、上述した各部の構成を有する本発明
の治具本体4を使用してリング主体3を、コアー2を嵌
挿したホルダー等の凹溝1bに陥入する要領について述
べると、先ず治具本体4の各脚片の突子4cをリング主
体3のそれぞれの拡開補助具3bに係入する。一方、リ
ング装着具をコアー2を上方にして台上などに立載し、
そのコアー2の斜面には予めゼリーなどの潤滑剤を塗布
した上、コアー先端に上記リング主体の挿通孔3aを臨
ませて、頂盤4aを下方に押し下げることにより、リン
グの挿通孔3aは潤滑剤で滑性を増すコアー斜面に案内
されて内周が均等に拡開し、治具本体の僅かな押し下げ
力によって簡易にホルダーの凹溝1bに陥入するのであ
る。従って、リング主体3を凹溝1b内に残した状態で
治具本体4を上方に持ち上げて抜き取り、その後コアー
先端の把手を掴んでコアーをホルダー1から除去すれば
よい。
【0019】又、既述したように治具本体4の頂盤4a
下面に爪片5を設けたものは、その内向き爪5’が上記
把手の鍔縁2bに係合するから、前記同様にリング主体
3をホルダー等の凹溝1bに陥入させた後、治具本体4
を抜き取ることによってコアー2も同時にホルダー側1
から除去できるから、使用者は潤滑剤等でベタ付いたコ
アー面に直接手指を触れることなく、ワンタッチで目的
を達し得るものである。
【0020】
【発明の効果】以上の説明によって明きらかであるよう
に、本発明に係るリング装着具におけるホルダー等への
リング嵌着用治具によれば、ホルダー先端部にコアーを
介してリング主体の挿通孔を拡開状態で嵌着乃至は陥着
するに当たって、従来のように手指を全く使わず、コア
ーの斜面に対する治具本体の押し下げ力だけで済み、し
かも嵌着が迅速に行えると同時に、ホルダーに嵌着され
たリング主体の挿入孔の内周縁は全周一律に伸長して均
等な拡開状態で凹溝に陥着されるという格別有利な効果
を齎らすものである。
【0021】従って、仮に図2の〔B〕に例示したよう
に、リング主体の挿通孔の一側面に薄い弾性円筒膜を備
えてなる吸引式器具専用のリングをシリンダ先端に嵌着
するような場合でも、該円筒膜の開口縁が形成する円孔
がシリンダ開口の中心部に正確に位置し、又その形状も
真円に限りなく近似したものとすることができるのであ
る。
【0022】この他、上記治具本体を使用することによ
り、コアー表面に塗布される潤滑剤などのベト付き面を
直接手指で触れることなく、リングの嵌着作業が行われ
て使用者の不快感や、潤滑剤の拭き取り等の煩わしさも
ないなど、その有用性は極めて顕著である。
【図面の簡単な説明】
【図1】リング装着具の要部を切欠して示す平面図。
【図2】〔A〕はリング主体の平面図、又〔B〕は特殊
リングの中心部縦断面図
【図3】脚片を一体成型した嵌着具の斜視図。
【図4】従来公知のリング装着具を分解して示す斜視
図。
【符号の説明】
1 ホルダー等 1a 開口縁 2 コアー 2a 把手 2b 鍔縁 2c 挿入段部 3 リング主体 3a 挿通孔 3b 拡開補助具 3c 円筒膜 4 嵌着具本体 4a 頂盤 4b 脚片 4d 溝 4e ストッパー 4c 突子 5 爪片 5’ 内向き爪

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】頂盤の下面に複数本の脚片を垂設し、該各
    脚片の下端にリング側の拡開補助孔に係入可能な突子を
    設けたことを特徴とする陰茎絞扼リングのホルダーへの
    嵌着具。
  2. 【請求項2】頂盤の下面における脚片の内方にコアー先
    端の把手に係着可能な内向き爪を有する爪片を鼎設した
    請求項1記載の陰茎絞扼リングのホルダーへの嵌着具。
JP9362870A 1997-12-12 1997-12-12 陰茎絞扼リングのホルダーへの嵌着具 Expired - Fee Related JP3058140B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200088588A (ko) * 2019-01-15 2020-07-23 정기봉 접이식 음경 발기 보조장치

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