JP3144710U - 箸補助具 - Google Patents

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Abstract

【課題】箸の正しい持ち方を習得すると共に、手先の不自由な者でも容易に箸が操作できるようにした箸補助具を提供する。
【解決手段】軟質のシリコンゴム又はエラストマー又は軟質合成樹脂により成る略扁平状の保持部材1の略垂直方向に間隔を設けて2つの貫通孔2を穿設すると共に、該保持部材の上縁3に開口する貫通孔の開口部4間の間隔を下縁5に開口する貫通孔の開口部6間の間隔よりも小さく形成した。従って箸の先端部の間隔は先広がり状に保持された状態となるので、食事を捕捉する時は、単に開いた箸先を指で軽く狭めるだけで簡単に捕捉でき、狭めた指示を離せば軟質材の弾力により再び原状位置に復帰する。
【選択図】図1

Description

本考案は、幼児や外国人など箸の操作に不慣れな者が箸の正しい持ち方を習得すると共に、老齢者など手先の不自由な者でも容易に箸を把持することができる箸補助具に関する。
従来、乳幼児や外国人など箸を正しく持って操作できない者の補助具として特許文献1に開示する箸の持ち方練習具や、特許文献2に開示の箸保持具、特許文献3に開示の箸訓練具等が提案されている。
特許登録第2981211号公報(図1) 特開2003−275085号公報(図1) 実開平6−37864号公報(図1)
上述した何れの保持具も、箸を装着した自由状態では箸の頭部間は所定の間隔もって保持される一方、その箸先は前記頭部間の間隔より狭くいわゆる箸装着時の保持角は箸先側から箸頭部方向に向かって適宜の角度をもって放射方向に先広がり状に保持するように設定されている。
したがって、箸を把持・操作するときは手元側の箸の一部が人差し指の第2関節付近腹部から指先の腹部ないし中指の第1関節付近腹部に沿い、かつ親指の第1関節から指先にかけて腹部で軽く挟持すると共に前記中指を屈伸しながら箸先を広げたり狭めたりして操作することになるので、幼児や外国人のように箸の操作に不慣れな者にとっては箸の保持位置が定め易く都合がよい構造となっている。
上述した従来の保持具は、何れも乳幼児や外国人など箸を正しく持って操作できない者を対象にした補助具でであって、例えば老人・特にリュウマチや脳梗塞で手先が自由に動かせない者にとって箸を操作することは困難で、特に食材を捕捉するために指先を器用に動かして箸先を広げて食材を捕捉することができないのが実情である。
そこで、本考案は上記問題点を解消するため、保持部材に箸を装着した自由状態において箸先が常に開く方向に設定されるように構成し、食材を捕捉するときには単に開いた箸先を指先で軽く狭めるだけで簡単に食材を捕捉することができる箸補助具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本考案は、軟質のシリコンゴム又はエラストマー又は軟質合成樹脂により成る略扁平状の保持部材1の略垂直方向に間隔を設けて2つの貫通孔2を穿設すると共に、該保持部材の上縁3に開口する貫通孔の開口部4間の間隔を下縁5に開口する貫通孔の開口部6間の間隔よりも小さく形成したことを特徴とする(請求項1)。
さらに、前記貫通孔2の口径は、該保持部材の上開口4よりも下開口6を小さく形成すると共に、該貫通孔を囲繞する保持部材の外周壁10の肉厚を内方11よりも外方12を薄く形成するとよい(請求項2)。
さらに、前記保持部材1は2つの貫通孔2間で2分割し、該分割面35には軟質のシリコンゴム又はエラストマー又は軟質合成樹脂により成る連結部材32を介在させ前記分割された保持部材30・31と係脱自在に構成することもできる(請求項3)。
また、前記2分割された保持部材30・31の分割面35には、前記連結部材と係合する凹溝36を設ける一方、該連結部材の両端には前記保持部材の凹溝36と係脱自在な係合手段33を設けることもできる(請求項4)。
本考案によれば、軟質のシリコンゴム又はエラストマー又は軟質合成樹脂により成る保持部材1に間隔を設けて穿設した2つの貫通孔2に一対の箸7を挿入したときに先細状の箸が程よく嵌まり込むと共に、保持部材1の上縁に開口する貫通孔の開口4部間の間隔を下縁に開口する貫通孔の開口6部間の間隔よりも小さく形成したことにより、箸7の先端部の間隔は先広がり状に保持された状態となるから食材を捕捉するときは単に開いた箸先9を指先で軽く狭めるだけで簡単に捕捉でき、狭めた指先を離せば軟質材料の弾力により再び原位置に復帰するので操作が楽である(請求項1)。
また、前記貫通孔2の口径は、該保持部材の上開口4よりも下開口6を小さく形成すると共に、該貫通孔を囲繞する保持部材の外周壁10の肉厚を内方11よりも外方12を薄く形成したから、箸7自体を均等の肉厚で保持するよりも箸の挿脱が容易である(請求項2)。
さらに、前記保持部材1を2つの貫通孔2間で2分割し、ここに連結部材32を介在させて前記分割された保持部材30・31と係脱自在に構成したことにより、常時一体で使う以外に例えば調理用さい箸のように箸7自体を自由状態で使用することもできるから多様な箸の使い方に対応できる(請求項3)。
また、前記2分割された保持部材の分割面35には、前記連結部材32と係合する凹溝36を設ける一方、該連結部材の両端には前記保持部材の凹溝36と係脱自在な係合手段33を設けたので箸7同士の一体、分割使用が容易にできる(請求項4)。
軟質のシリコンゴム又はエラストマー又は軟質合成樹脂により成る略扁平状の保持部材1の略垂直方向に間隔を設けて2つの貫通孔2を穿設すると共に、該保持部材の上縁3に開口する貫通孔の開口部4間の間隔を下縁5に開口する貫通孔の開口部6間の間隔よりも小さく形成する。これにより、箸先9は常時先広がり状体で保持されるから手先の不自由な者でも容易に食材を捕捉できる。
以下、本考案の実施例を図1ないし図3により説明する。柔軟性富む軟質のシリコンゴム又はエラストマー又はこれらに匹敵する特性を有する軟質合成樹脂により成る略扁平状の保持部材1の図中略垂直方向には間隔を設けて2つの貫通孔2が穿設している。
この貫通孔2の口径は、保持部材1の上縁3の上開口4から下縁5の下開口6に進むにつれ先細状の略テーパ状に形成されると共に、前記2つの上開口4の間隔は下開口6の間隔よりも狭く設定されており、箸7を装着した状態(図3)では該箸の頭部8間よりも箸先9の方がやや広くなるようになっており、この広がり度合いは箸7を把持したときに程よく把持できしかも食材を捕捉するに都合のよい角度、即ち一方の箸の中心に対して概ね15度の角度となるように設定させている。この角度は、子供から大人まで個人差なく最も操作し易い角度でもあるが利用者の年齢や用途・目的に応じてこの角度以外の角度に設定してもよいことは言うまでもない。
また、前記貫通孔2を囲繞する外周壁10は図2に示すように内方11よりも外方12側が薄く形成された所謂偏肉となっており、これにより箸7の挿脱時は
前記偏肉部の方が伸縮し易いことから子供でも容易に箸7の脱着が可能となる。なお、13は小孔で必要により紐を通したり飾り用パッチを装着可能にしたものである。
本考案は、以上のように構成されており、例えば幼児や外国人などのように箸の操作に不慣れなものが箸で食事をするときは、この保持部材1の貫通孔2に箸7を挿入することにより図5の如く予め設定された角度で保持されるからそのまま把持したうえ、単に2本の箸を指で引き寄せるだけで食材の捕捉が可能となる。また、乳幼児や外国人など初めて箸を使う者にとっても当初は握り箸からスタートし、慣れてきたら正しい箸の持ち方を習得してゆく過程の補助具としても活用できる。
また、脳梗塞やリュウマチなどで手先の操作が不自由な者が使用した場合でも保持部材の弾力によりその上縁3及び下縁5が伸縮し箸先は常時広がる方向に付勢されているから前述同様単に2本の箸を指を狭めるように引き寄せるだけで食材の捕捉操作ができるので都合がよい。
図4は本考案の他の実施例で、保持部材1を貫通孔間で分割自在に構成したものである。以下、実施例1で説明したと同一部位は同一符号・同一名称を用いて説明する。
保持部材30・31は2つの貫通孔2間で2分割されており、該分割された2つの保持部材間には該保持部材と同じ材料で成型された軟質のシリコンゴム又はエラストマー又は軟質合成樹脂により成る連結部材32が介在すると共に、該連結部材の両端には後述する保持部材30・31と係合する係合手段たる係合突起33が設けられている。
この係合突起33は、連結部材32から横方向に延出するネック片34を介して一体的に形成し、その外周輪郭線は該ネック片の外周輪郭線よりもやや大きく形成されている。一方、前記連結部材32の両端に対向する保持部材30・31の分割面35には凹溝36が形成されており、前記連結部材の係合突起33が係脱自在に嵌まり込むようになっている。さらに、連結部材32の外周縁にはじゃばら状の波型突起37が形成され箸の操作時該連結部材の屈曲を容易にしている。
本実施例2は以上の如く構成しており、例えば貫通孔2にそれぞれ箸を挿入・保持した状態では実施例1と同様に食材の捕捉も容易にできることはもとより、使用に際し例えば食事用に利用する以外に調理用のさい箸として使う場合には箸自体が自由状態となっている方が都合がよいこともある。このような場合には連結部材32の係合突起部33を保持部材の凹溝から抜き外しそれぞれの箸を自由状態にして使用すればよい。
以上、本考案の実施例について説明したが、本考案保持部材の形状や貫通孔の口径や形状、箸の保持角度などは上述した構造に限らず対応する箸やその使用目的に応じて適宜設定すればよく、その他の態様に関しても本考案の要旨の範囲内において適宜変更可能であることは言うまでもない。
保持部材の全体断面図である。 保持部材の底面図である。 保持部材の使用状態を示す参考図である。 実施例2の断面図である。
符号の説明
1 保持部材
2 貫通孔
4 上開口
6 下開口
7 箸
8 箸頭部
9 箸先

Claims (4)

  1. 軟質のシリコンゴム又はエラストマー又は軟質合成樹脂により成る略扁平状の保持部材の略垂直方向に間隔を設けて2つの貫通孔を穿設すると共に、該保持部材の上縁に開口する貫通孔の開口部間の間隔を下縁に開口する貫通孔の開口部間の間隔よりも小さく形成したことを特徴とする箸補助具。
  2. 前記貫通孔の口径は、該保持部材の上開口よりも下開口を小さく形成すると共に、該貫通孔を囲繞する保持部材の外周壁の肉厚を内方よりも外方を薄く形成したことを特徴とする請求項1記載の箸補助具。
  3. 前記保持部材は2つの貫通孔間で2分割し、該分割面には軟質のシリコンゴム又はエラストマー又は軟質合成樹脂により成る連結部材を介在させ前記分割された保持部材と係脱自在に構成したことを特徴とする請求項1記載の箸補助具。
  4. 前記2分割された保持部材の分割面には、前記連結部材と係合する凹溝を設ける一方、該連結部材の両端には前記保持部材の凹溝と係脱自在な係合手段を設けたことを特徴とする請求項3記載の箸補助具。







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