JPH11168594A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JPH11168594A
JPH11168594A JP9352134A JP35213497A JPH11168594A JP H11168594 A JPH11168594 A JP H11168594A JP 9352134 A JP9352134 A JP 9352134A JP 35213497 A JP35213497 A JP 35213497A JP H11168594 A JPH11168594 A JP H11168594A
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    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えばラインセンサにより画像信号を検出す
る画像読取装置を複雑なフィルタ処理およびオートフォ
ーカスを行うことのないパンフォーカスタイプにして、
構造を単純化し、装置を小型化する。 【解決手段】 ラインセンサ30が位置PA、PBにあ
るとき、ラインセンサ30の受光面上においてR成分の
光により照明されるスポットSRに対して、G、B成分
の光により照明されるスポットSG、SBのレジずれ量
を検出して、このレジずれを補正することにより、パン
フォーカスタイプの画像読取装置を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばラインセン
サ等の固体撮像素子により画像信号を検出する画像読取
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来ラインセンサ等の固体撮像素子によ
り画像信号を検出する画像読取装置において、焦点位置
の検出方法として、ラインセンサにより読み取られた画
像信号から、結像レンズが合焦しない状態の特性を有す
るローパスフィルタ(LPF)を用いたフィルタ処理を
画像信号に施した信号を減算し、これを積分することに
よりコントラストを算出して、このコントラストのピー
ク値により焦点位置を検出する方法が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この焦点位置の検出方
法では、フィルタ処理において複雑な計算が必要であ
り、また画像信号を用いた処理であるため読取原稿によ
って周波数特性が異なることを考慮する必要がある。さ
らに画像信号が雑音を含んでいると、この雑音も積分さ
れるため、あるいはレンズの性能の限界により光の位相
反転が生じるために、コントラストのピーク値が正確に
算出されない等の問題点がある。
【0004】本発明は、例えばラインセンサにより画像
信号を検出する画像読取装置を複雑なフィルタ処理およ
びオートフォーカスを行うことのないパンフォーカスタ
イプにして、構造を単純化し、装置を小型化することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像読取装
置は、異なる複数の色成分の光を出射する光源と、光源
から出射された光の所定の色成分を光軸に平行な平行光
に変換し、かつ光の残りの色成分を光軸と角度を有する
平行光に変換して、記録媒体へ出射する光学要素と、記
録媒体を透過した平行光を検出して、記録媒体に記録さ
れた画像に対応した画像信号を出力するラインセンサ
と、記録媒体上の同一部位に照射された複数の色成分の
光のうち、所定の色成分の光により照明されるラインセ
ンサの受光面上の第1の部位に対する、残りの色成分の
うち少なくとも1つの色成分の光により照明されるライ
ンセンサの受光面上の第2の部位のずれ量であるレジず
れ量を検出するレジずれ検出手段と、レジずれ量を緩和
するように、残りの色成分の画像信号を補正するレジず
れ量補正手段とを備えることを特徴としている。
【0006】好ましくは、光源は光学要素の焦点位置を
含み、光学要素の光軸と直交する一直線上に配列された
複数の発光素子であり、ラインセンサはその長手方向と
複数の発光素子の配列方向とを平行になるように配設さ
れる。
【0007】好ましくは、レジずれ検出手段はラインセ
ンサの長手方向におけるレジずれ量を検出する。さらに
好ましくは、レジずれ検出手段はレジずれ量に対応する
ラインセンサの画素数を検出する。特にレジずれ検出手
段は画素数を残りの色成分のうち1つの色成分について
のみ検出する。
【0008】好ましくは、レジずれ量補正手段は残りの
色成分の画像信号を構成する画素データを、画素数を利
用して補正する。この場合好ましくは、画素データを格
納するメモリと、画素データを外部装置へ転送するため
に格納するバッファメモリとが設けられる。
【0009】好ましくは、画素データがメモリに格納さ
れる際、画素データを有する画素の位置が画素数分だけ
シフトされる。あるいは画素データは、メモリに格納さ
れた後、バッファメモリに格納される際、画素データを
有する画素の位置が画素数分だけシフトされる。
【0010】好ましくは、複数の発光素子はR(レッ
ド)、G(グリーン)、およびB(ブルー)の色成分の
光をそれぞれ出射する3個の発光素子であり、3個の発
光素子のうち中央に配置された発光素子が光学要素の光
軸上に配置される。この場合、所定の色成分は3個の発
光素子のうち中央に配列された発光素子の色成分であ
る。さらに残りの色成分のうち第1の色成分の画素の位
置は、残りの色成分のうち第2の色成分の画素の位置が
シフトされる方向と反対の方向にシフトされる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施形態
を、図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1の
実施形態である画像読取装置のフィルムスキャナを示す
ブロック図である。
【0012】この画像読取装置において用いられる記録
媒体、例えばフィルムMは、原稿移送機構10によっ
て、矢印A方向(副走査方向)に間欠的に移送される。
フィルムMの移送経路の上方には光源20が設けられ、
下方には光源20に対応した位置に、固体撮像素子(C
CD)であるラインセンサ30が設置される。光源20
の点灯および消灯は光源駆動回路41によって制御さ
れ、ラインセンサ30の画像の読取は、ラインセンサ駆
動回路42によって制御される。なお原稿移送機構1
0、光源駆動回路41、ラインセンサ駆動回路42は、
システムコントロール回路40の指令により作動する。
【0013】ラインセンサ30から出力された画像信号
は、アンプ43により増幅され、A/D変換器44によ
ってアナログ画像信号からデジタル画像信号に変換され
る。デジタルの画像信号は、画像処理回路45において
シェーディング補正等の処理を施された後、一旦メモリ
46に格納される。この画像信号は、メモリ46から読
み出されて、画像処理回路45において、色補正、ガン
マ補正等の所定の処理を施され、再びメモリ46に格納
される。この後、画像信号は画像処理回路45に設けら
れるバッファメモリに転送され、インターフェース回路
47によって、所定のフォーマットの信号に変換され
て、入出力端子48を介して外部のコンピュータ60に
出力される。画像処理回路45とインターフェース回路
47は、システムコントロール回路40によって制御さ
れる。
【0014】この実施形態において、画像読取装置の全
ての動作はコンピュータ60によって制御されるが、ス
イッチ49をシステムコントロール回路40に接続し
て、このスイッチ49を操作することによって画像読取
装置の動作を制御するように構成してもよい。
【0015】図2は、第1の実施形態における光源2
0、原稿移送機構10およびラインセンサ30を示す斜
視図である。フィルムMは枠体11によって支持され、
枠体11は板状のステージ12に留め具13によって固
定される。ステージ12には、フィルムMに対応した位
置に、図示しない開口が設けられている。ステージ12
の側端面にはラック14が形成され、原稿送りモータ
(ステッピングモータ)15の出力軸に設けられたピニ
オン16に噛合している。原稿送りモータ15は、シス
テムコントロール回路40(図1参照)の制御によって
駆動され、フィルムMの移送方向(副走査方向)の位置
が制御される。
【0016】光源20はステージ12の上方に位置し
て、G(グリーン)、R(レッド)およびB(ブルー)
の光を出射する発光素子、すなわちLED21G、21
R、21Bを各1個ずつ配列して構成される。これらの
LED21G、21R、21Bは、フィルムMの移送方
向(副走査方向)と直交する矢印B方向(主走査方向)
に配列され、支持部材22に支持される。支持部材22
の下方にはコリメータレンズ23が設けられ、コリメー
タレンズ23とフィルムMの間には一対のシリンドリカ
ルレンズ24、25が配設される。これらのコリメータ
レンズ23とシリンドリカルレンズ24、25は、光源
20に平行な細長い形状を有する。
【0017】ステージ12の下方にはミラー26が配設
されている。ミラー26は光源20、コリメータレンズ
23およびシリンドリカルレンズ24、25に平行かつ
対応するように設けられ、ステージ12に対し約45度
の角度で傾斜している。ステージ12の下方でミラー2
6の前方にはラインセンサ30が固定して設けられ、ミ
ラー26とラインセンサ30の間には、結像レンズ31
が設けられる。したがって、光源20から出射された光
は、コリメータレンズ23、シリンドリカルレンズ2
4、25およびフィルムMを透過し、この光がミラー2
6により反射され結像レンズ31を介してラインセンサ
30の受光面を照射する。これによりフィルムMに記録
された画像がラインセンサ30の受光面に結像される。
なおラインセンサ30は結像レンズ31の略合焦点に配
設されている。
【0018】図3を参照して、第1の実施形態の照明機
構とレジずれについて説明する。図3は、第1の実施形
態の照明機構の模式図であって、発光素子21G、21
R、21Bから出射された光の光路が示される。
【0019】まず、照明機構について説明する。LED
21G、21R、21Bは、同一直線上に配列される。
この直線は、コリメータレンズ23の焦点位置を通り、
コリメータレンズ23の光軸と直交する直線である。こ
こでは、LED21Rが3個のLEDのうち、素子サイ
ズの最も小さいLEDである場合を想定して、コリメー
タレンズ23の光軸上にLED21Rが配置され、その
両脇にLED21G、21Bがそれぞれ配置される。中
央に配列されるLEDの素子サイズが3個のLEDのう
ち最も小さいとき、3個のLEDのうち両端に並ぶLE
Dを最も接近させることができる。この場合LED21
Rが光軸上にあるため、LED21G、21Bは最も光
軸に接近する。またLED21G、21Bの双方の発光
点は、LED21Rの発光点から等距離に配置される。
なお光軸上には、最も輝度に影響を及ぼすGの光を出射
するLEDが配置されても良い。
【0020】LED21G、21R、21Bから所定の
順序でG、R、Bの光が各々出射される。これらG、
R、Bの光は、コリメータレンズ23により各々平行光
となる。Rの平行光は、コリメータレンズ23の光軸と
平行な平行光であり、Bの平行光とGの平行光とは、コ
リメータレンズ23の光軸(Rの平行光)とそれぞれ角
度θB、角度θGを成す平行光である。この各色の平行
光によりそれぞれ次に示す範囲が照明される。すなわち
Gの光によりG1からG2の範囲が照明され、Rの光に
よりR1からR2の範囲が照明され、またBの光により
B1からB2の範囲が照明される。なお、各色の平行光
は副走査方向(図2に示す矢印A方向)においては、同
一範囲を照明する。
【0021】これらのG、R、Bの平行光は、さらにシ
リンドリカルレンズ24、25を介して、副走査方向に
集光され、フィルムM上に主走査方向(矢印B方向)に
延びる帯状光として照射される。
【0022】フィルムMは、図3に示すフィルム面PM
上のG、R、Bの光がいずれも照射される範囲すなわ
ち、G1からB2の範囲に配置される。これにより、
G、R、Bの光全てがフィルムM上に照射される。
【0023】フィルムMを透過した光は、結像レンズ3
1を介して、ラインセンサ30の受光面に照射される。
このラインセンサ30は、長手方向がLED21G、2
1R、21Bの配列方向と平行になるように配設されて
いる。例えばラインセンサ30の受光面が位置PFにあ
る時、フィルムMに記録された画像の光学像が受光面上
に結像する。このときの位置PFは、結像レンズ31の
合焦点(部位P1とラインセンサ30が共役な位置)で
ある。
【0024】第1の実施形態の画像読取装置において、
ステージ12、ラインセンサ30および結像レンズ31
は、ラインセンサ30が結像レンズ31の略合焦点に位
置するように固定されている。ラインセンサ30に対し
てフィルム面が所定の位置にないとき、以下に述べるレ
ジずれが発生し、ラインセンサ30により検出された画
像信号を用いて再生された画像において、色ずれが生じ
る。
【0025】ここで述べるレジずれとは、フィルムM上
の任意の部位に照射された各色成分の光のうち、基準の
色成分の光により照明されるラインセンサ30の受光面
上の部位に対する、他の色成分の光により照明されるラ
インセンサ30の受光面上の部位のずれ量である。
【0026】以下レジずれについて説明する。R、Gの
光がフィルムMに順次照射されるとき、フィルム面PM
上に配置されたフィルムM上の例えば部位P1を照明す
るRとGの光について考える。矢印A方向の各位置P
M、PA、PF、PBに対応する、Rの光により照明さ
れるスポットSRとGの光により照明されるスポットS
Gとを図3において各位置PM、PA、PF、PBの下
方に示す。
【0027】フィルムM上の部位P1を照明するR、G
の光は、部位P1を透過して結像レンズ31に入射す
る。すなわち、フィルム面PMにおいて、Rの光により
照明されるスポットSRは、Gの光により照明されるス
ポットSGと同一の位置にある。
【0028】部位P1を透過したGの光は、光源である
LED21R、21Gの位置が異なるため、Rの光から
主走査方向(矢印B方向)のマイナス側にdRGだけず
れて結像レンズ31に入射する。このR、G2色の光が
結像レンズ31により集光され、合焦点PF(結像レン
ズ31において、部位P1と共役な位置)において部位
P1の光学像が形成、すなわち結像する。すなわち、合
焦点PFにおいて、R、G2色の光は同一のスポットを
照明し、RのスポットSRとGのスポットSGとは同一
の位置である。
【0029】合焦点PFよりも結像レンズ31に近づい
た位置PAにラインセンサ30があるとき、Gの光はR
の光から主走査方向(矢印B方向)のマイナス側にdR
GAだけずれてラインセンサ30に入射する。したがっ
てGのスポットSGは、RのスポットSRからマイナス
側にdRGAだけずれた位置にある。
【0030】これに対し合焦点PFよりも結像レンズ3
1から離れた位置PBにラインセンサ30があるとき、
Gの光はRの光から主走査方向(矢印B方向)のプラス
側にdRGBだけずれてラインセンサ30に入射する。
したがってGのスポットSGは、RのスポットSRから
プラス側にdRGBだけずれた位置にある。
【0031】以上のようにラインセンサ30が合焦点P
Fからずれた位置にあるとき、すなわち合焦状態にない
とき、RのスポットSRに対してGのスポットSGは、
ずれすなわちレジずれを生じる。このレジずれは、ライ
ンセンサ30の長手方向とLED21G、21R、21
Bの配列方向とが平行であるため、ラインセンサ30の
長手方向にのみ生じる。なおラインセンサ30と結像レ
ンズ31との距離に対するレジずれ量の変化を図4に示
す。図4においてL11はRのスポットに対するGのス
ポットのレジずれ量を表す。すなわちラインセンサ30
が合焦点PFにあるとき、レジずれは生じない。これに
対し、ラインセンサ30が合焦点PFよりも結像レンズ
31に近づくと、マイナス側にレジずれが生じ、ライン
センサ30が合焦点PFよりも結像レンズ31から離れ
ると、プラス側にレジずれが生じる。
【0032】ここではRとGの光について述べたがRと
Bの光のスポットにおいても同様のレジずれが生じる。
ただしBの光を照射するLED21Bは、LED21R
を挟んでLED21Gに相対する位置にあるので、Bの
レジずれの方向はGのレジずれとは反対方向となる。す
なわちBのスポットのレジずれ量は、ラインセンサ30
と結像レンズ31との距離に対して図4に示すL12の
ように変化する。
【0033】ラインセンサ30が合焦点にないとき、レ
ジずれが生じる。なおラインセンサ30および結像レン
ズ31は固定なので、合焦点のずれはフィルム面の位置
のずれにより生じる。その際のレジずれ発生の機構は上
述のラインセンサ30の位置ずれと同様である。すなわ
ちレジずれは、ラインセンサ30とフィルム面上の部位
P1とが結像レンズ31に対して共役な位置にないとき
生じるため、フィルム面の位置ずれが起きると、ライン
センサ30の合焦点がずれ、ラインセンサ30は実質的
に位置PA、PBにあるのと同様な状態となり、レジず
れが生じる。
【0034】フィルム面の位置ずれが生じても、レジず
れによる色ずれが生じないように、すなわち第1の実施
形態の画像読取装置がパンフォーカスタイプとなるよう
に、以下に述べる処理を行う。
【0035】図5を参照してレジずれ量の検出と本スキ
ャンについて説明する。図5は第1の実施形態において
レジずれ量を検出して、本スキャンを行うプログラムの
フローチャートである。このプログラムはシステムコン
トロール回路40により制御される。
【0036】ステップ100においてプリスキャンを開
始するか否かが判定される。プリスキャンを開始すると
き、ステップ100からステップ200へ進む。
【0037】ステップ200において、露出測定が行な
われる。この露出測定は、最適露光時間を求める処理で
あって、フィルムMの1画像毎に行なわれる。最適露光
時間は、最適な出力レベルの画像信号を得るための露光
時間である。なおここに述べる露光時間は、ラインセン
サ30の受光部に電荷が蓄積される時間である。この露
出測定において、フィルムMは、ステップ500で実行
される本スキャンよりも粗いピッチで原稿移送機構10
により間欠的に移送される。この間欠移送の間にライン
センサ30が最適露光時間より極めて短い時間でR、
G、B各色の光により順次露光されることによって、画
像信号が検出される。この画像信号から最適露光時間が
R、G、B各色成分毎に求められて、以下の処理におい
て実際の露光時間として用いられる。
【0038】ステップ300において、図6に示すレジ
ずれ量の検出を行うサブルーチンが実行される。レジず
れはラインセンサ30の長手方向にのみ生じる。したが
ってラインセンサ30により画像信号を検出して、この
画像信号のG成分とR成分との画像のエッジ(例えば図
7に示す符号Hd)の差を求めることにより、レジずれ
量が検出される。このレジずれ量の検出の詳細は図6を
参照して後に説明する。
【0039】ステップ400において、ステップ200
において求められた最適露光時間を用いてプリスキャン
が実行される。このプリスキャンにおいて、ステップ5
00で実行される本スキャンよりも粗いピッチで画像が
読み取られる。この読み取りにおいて、ステージ12が
停止する度に、光源20のLED21G、21R、21
Bが所定の順序で点灯され、1ライン毎にラインセンサ
30からG、R、Bの画像信号が検出される。プリスキ
ャンにより取得された画素データ(すなわち、画像信号
を構成する各画素のデータ)に基づいて、画像が例えば
コンピュータ60のディスプレイ装置等に表示される。
【0040】ステップ500において、本スキャンを開
始するか否かが判定される。本スキャンを開始すると
き、ステップ600に進み、プリスキャンと同様に本ス
キャンが実行される。ただし、一般的にはプリスキャン
よりも細かいピッチで画像は読み取られる。本スキャン
により取得された画素データに基づいて画像が例えばコ
ンピュータ60のディスプレイ装置等に表示される。画
像が表示されるとこのプログラムは終了する。
【0041】ステップ500において、本スキャンを開
始しないと判定されたとき、ステップ450に進み、プ
リスキャンを開始するか否かが判定される。プリスキャ
ンを開始しないとき、再度ステップ500が実行され
る。ステップ450でプリスキャンを開始すると判定さ
れたとき、ステップ400のプリスキャンが再度実行さ
れる。
【0042】なお図5のプログラムの途中において、コ
ンピュータ60の指令を受けて割り込み処理が実行され
ると、このプログラムは終了し、フィルムMが画像読取
装置から排出される。
【0043】図5に示すプログラムのステップ300に
おいて実行されるレジずれ量の検出について図6を参照
して説明する。図6はレジずれ量の検出を行うサブルー
チンのフローチャートである。
【0044】ステップ331において、フィルムMとラ
インセンサ30が初期位置にセットされる。光源20が
フィルムMの初期位置に対応するように、ステージ12
を移送することによって、フィルムMが配置される。こ
の初期位置は、例えば図7に示すフィルムMに記録され
た画像の位置PSである。
【0045】ステップ333において、光源20のLE
D21G、21R、21Bが所定の順序で点灯され、ラ
インセンサ30により画像の位置PSの1ライン分の画
像信号が検出される。
【0046】ステップ335において、パラメータnが
「0」に設定される。このパラメータnは主走査方向に
配列される画素の位置に対応し、「0」はラインセンサ
30の読取範囲の上端にある画素の位置に対応する。ス
テップ337からステップ339において、画像のR成
分のエッジHd(図7参照)が検出される。すなわち、
感光されていないフィルムMのベースと感光されている
領域の境界が検出される。
【0047】以下、フィルムMがポジフィルム(ベース
が黒)の場合について説明する。ステップ337におい
て、画素データR[n]がR成分の所定値Rref以上
であるか否かが判定される。ここで画素データR[n]
は、ラインセンサ30によって検出された画像信号を構
成するデータであって、パラメータnに対応する位置に
ある画素のR成分のデータである。画像のエッジHdに
おいて、隣接する画素の画素データの値は大きく異な
る。従ってこの判定により、画像のR成分のエッジHd
(図7参照)が検出される。
【0048】ステップ337において、画素データR
[n]が所定値Rrefより小さいと判定されたとき、
ステップ338においてパラメータnが1だけ加算さ
れ、再度ステップ337の処理が実行される。
【0049】一方ステップ337において、画素データ
R[n]が所定値Rref以上であると判定されたと
き、すなわち画素データR[n]が画像のエッジHd
(図7参照)のデータであると判定されたとき、ステッ
プ339へ進み、エッジ位置Rdエッジが、このときの
画素の位置に対応する値「n」に設定される。
【0050】ステップ341において、パラメータnが
再び「0」に設定され、ステップ343からステップ3
44において、画像のG成分のエッジHd(図7参照)
が検出される。
【0051】ステップ343において、画素データG
[n]がG成分の所定値Gref以上であるか否かが判
定される。ここで画素データG[n]は、ラインセンサ
30によって検出された画像信号を構成するデータであ
って、パラメータnに対応する位置にある画素のG成分
のデータである。R成分と同様にこの判定によって、画
像のG成分のエッジHd(図7参照)が検出される。
【0052】ステップ343において、画素データG
[n]が所定値Grefより小さいと判定されたとき、
ステップ344においてパラメータnが1だけ加算さ
れ、再度ステップ343の処理が実行される。
【0053】一方ステップ343において、画素データ
G[n]が所定値Gref以上であると判定されたと
き、すなわち画素データG[n]が画像のエッジHd
(図7参照)のデータであると判定されたとき、ステッ
プ345へ進む。
【0054】ステップ345において、レジずれ量Fが
(1)式により算出される。ここでレジずれはラインセ
ンサ30の長手方向にのみ生じるので、レジずれ量をラ
インセンサ30の画素数で示すことが可能である。した
がって算出されるレジずれ量Fは、R成分に対するG成
分のエッジ位置のずれ量に対応するラインセンサ30の
画素数である。すなわちレジずれ量Fは、G成分のエッ
ジ位置(すなわちn)からエッジ位置Rdエッジを減算
することにより算出される。 F=n−Rdエッジ ・・・(1)
【0055】レジずれ量Fが算出されるとこのサブルー
チンは終了する。なおレジずれ量検出のサブルーチンに
おいて、フィルムMがネガフィルムの場合では、感光し
ていないフィルムMのベースの透過率より、感光してい
る領域の透過率のほうが低いため、ステップ337、3
43の不等号の向きが反対になる。
【0056】図8を参照して図5に示すプログラムのス
テップ400、600において行なわれる画素データの
取得について説明する。図8は画素データの取得を行う
サブルーチンのフローチャートである。このサブルーチ
ンにおいて、上述のように算出されたレジずれ量Fを用
いてレジずれが補正され、1ライン分の画素データが取
得される。
【0057】ステップ401において、光源20のLE
D21Rが点灯され、R成分の画像信号がラインセンサ
30により検出される。
【0058】ステップ403において、パラメータnが
初期値「0」に設定される。このパラメータnは主走査
方向に配列される画素の位置(図7参照)に対応し、
「0」はラインセンサ30の読取範囲の上端(矢印B方
向のプラス側の端:図3参照)にある画素の位置に対応
する。
【0059】ステップ405において、画素データR
[n]がメモリ46のn番目のアドレス、すなわち配列
MEMr[n]に格納される。この画素データR[n]はラ
インセンサにより検出された画像信号を構成するデータ
である。
【0060】ステップ407において、パラメータnが
終了値「2047」以上であるか否かが判定される。図
7に示すように「2047」は、ラインセンサ30の読
取領域の下端(矢印B方向のマイナス側の端:図3参
照)にある画素の位置に対応する。
【0061】ステップ407において、パラメータnが
終了値「2047」より小さいと判定されたとき、ステ
ップ409へ進む。ステップ409において、パラメー
タnは1だけ加算され、ステップ405の処理が再度実
行される。すなわち次の画素の位置に対応するR成分の
画素データがメモリ46に格納される。
【0062】一方ステップ407において、パラメータ
nが終了値「2047」以上になったと判定されたと
き、すなわち1ライン分のR成分の画素データがメモリ
46に格納されたとき、ステップ411へ進む。
【0063】ステップ411において、光源20のLE
D21Gが点灯され、G成分の画像信号がラインセンサ
30により検出される。
【0064】ステップ413において、パラメータnが
再び初期値「0」に設定される。このパラメータnは主
走査方向に配列される画素の位置(図7参照)に対応
し、「0」はラインセンサ30の読取範囲の上端(矢印
B方向のプラス側の端:図3参照)にある画素の位置に
対応する。
【0065】ステップ415において、画素データG
[n]がメモリ46の(n−F)番目のアドレス、すな
わち配列MEMg[n−F]に格納される。この画素データ
G[n]はラインセンサ30により検出された画像信号
を構成するデータである。すなわち画素データG[n]
は、メモリ46においてG成分のn番目のアドレスから
レジずれ量(画素数)FだけR成分に対するレジずれを
緩和する方向にシフトしたアドレスに格納される。
【0066】ステップ417において、パラメータnが
終了値「2047」以上であるか否かが判定される。図
7に示すように「2047」は、ラインセンサ30の読
取領域の下端(矢印B方向のマイナス側の端:図3参
照)にある画素の位置に対応する。
【0067】ステップ417において、パラメータnが
終了値「2047」より小さいと判定されたとき、ステ
ップ419へ進む。ステップ419において、パラメー
タnは1だけ加算され、ステップ415の処理が再度実
行される。すなわち次の画素の位置に対応するG成分の
画素データがメモリ46に格納される。
【0068】一方ステップ417において、パラメータ
nが終了値「2047」以上になったと判定されたと
き、すなわち1ライン分のG成分の画素データがメモリ
46に格納されたとき、ステップ421へ進む。
【0069】ステップ421において、光源20のLE
D21Bが点灯され、B成分の画像信号がラインセンサ
30により検出される。
【0070】ステップ423において、パラメータnが
再び初期値「0」に設定される。このパラメータnは主
走査方向に配列される画素の位置(図7参照)に対応
し、「0」はラインセンサ30の読取範囲の上端(矢印
B方向のプラス側の端:図3参照)にある画素の位置に
対応する。
【0071】ステップ425において、画素データB
[n]がメモリ46の(n+F)番目のアドレス、すな
わち配列MEMb[n+F]に格納される。この画素データ
B[n]はラインセンサにより検出された画像信号を構
成するデータである。すなわち画素データB[n]はメ
モリ46においてB成分のn番目のアドレスからレジず
れ量(画素数)FだけG成分と反対方向、すなわちR成
分に対するレジずれを緩和する方向にシフトしたアドレ
スに格納される。なおB成分のレジずれ量Fは、LED
21Bの発光点とLED21Gの発光点がLED21R
の発光点から等距離にあるため、G成分のレジずれ量F
と等しい。
【0072】ステップ427において、パラメータnが
終了値「2047」以上であるか否かが判定される。図
7に示すように「2047」は、ラインセンサ30の読
取領域の下端(矢印B方向のマイナス側の端:図3参
照)にある画素の位置に対応する。
【0073】ステップ427において、パラメータnが
終了値「2047」より小さいと判定されたとき、ステ
ップ429へ進む。ステップ429において、パラメー
タnは1だけ加算され、ステップ425の処理が再度実
行される。すなわち次の画素の位置に対応するB成分の
画素データがメモリ46に格納される。
【0074】一方ステップ427において、パラメータ
nが終了値「2047」以上になったと判定されたと
き、すなわち1ライン分のB成分の画素データがメモリ
46に格納されたとき、ステップ431へ進む。
【0075】ステップ431において、メモリ46に格
納されたR、G、B成分の画素データは、メモリ46か
ら読み出され、画像処理回路45において色補正、ガン
マ補正等の処理を施されて再びメモリ46に格納され
る。
【0076】ステップ433において、図9に示すデー
タ転送を行うサブルーチンが実行される。このサブルー
チンにおいて、メモリ46に格納されたR、G、B成分
の画素データは画像処理回路45に設けられているバッ
ファメモリに転送される。
【0077】ステップ433の処理が実行され、1ライ
ン分の画素データの取得と転送が終了すると、このデー
タ取得のサブルーチンは終了する。
【0078】図9を参照してデータ転送を行うサブルー
チンについて説明する。図9はデータ転送を行うサブル
ーチンのフローチャートである。
【0079】ステップ501において、パラメータnが
初期値「0」に設定される。このパラメータnはメモリ
46の各色成分のアドレスに対応している。
【0080】ステップ503において、R成分の配列ME
Mr[n]に格納されている画素データがレジスタT
[n]に一旦格納される。このレジスタT[n]は例え
ば8ビットであり、画像処理回路45内に設けられる。
【0081】ステップ505において、レジスタT
[n]に格納されているR成分の画素データが画像処理
回路45に設けられるバッファメモリに転送される。
【0082】ステップ507において、G成分の配列ME
Mg[n]に格納されている画素データがレジスタT
[n]に一旦格納され、ステップ509において、この
レジスタT[n]の画素データがバッファメモリに転送
される。
【0083】ステップ511において、B成分の配列ME
Mb[n]に格納されている画素データがレジスタT
[n]に一旦格納され、ステップ513において、この
レジスタT[n]の画素データがバッファメモリに転送
される。
【0084】ステップ515において、パラメータnが
終了値「2047」以上であるか否かが判定される。パ
ラメータnが終了値「2047」より小さいとき、ステ
ップ517において、パラメータnは1だけ加算され、
ステップ503の処理が再び実行される。
【0085】ステップ515において、パラメータnが
終了値「2047」以上になったと判定されたとき、す
なわち画像の1ライン分の画素データがバッファメモリ
に転送されたとき、このサブルーチンは終了する。
【0086】以上の第1の実施形態では、3個のLED
21G、21R、21Bがコリメータレンズ23の光軸
と直交する1直線上に設けられ、その配列方向とライン
センサ30の長手方向が平行である。このためレジずれ
はラインセンサ30の長手方向にのみ生じ、レジずれ量
Fはラインセンサ30の画素数として算出することが可
能である。したがってR、G成分の画像のエッジ位置を
検出することによりレジずれ量(画素数)Fが求めら
れ、G、B成分の画素データはR成分の画素位置に対し
てレジずれ量F分だけシフトされた画素位置に対応する
メモリ46のアドレスに格納される。ただしG成分の画
素データとB成分の画素データは反対方向にシフトされ
る。これによりフィルム面の位置ずれにより生じる、
G、B成分のR成分に対するレジずれが補正され、ライ
ンセンサ30により検出される画像には色ずれが生じな
い。すなわち第1の実施形態の画像読取装置はパンフォ
ーカスタイプである。このためオートフォーカス機能を
備える必要がなく、装置の構造が単純になり、装置を小
型化することが可能となる。
【0087】図10、図11を参照して第2の実施形態
について説明する。図10はデータ取得を行うサブルー
チンのフローチャートである。図11はデータ転送を行
うサブルーチンのフローチャートである。第2の実施形
態が第1の実施形態と異なる点は、レジずれ量の補正が
画素データをメモリに格納した後バッファメモリに転送
する際に行われる点であり、図10に示すステップ60
1、602および図11に示すステップ603、604
が異なる。以下異なる点についてのみ説明する。
【0088】ラインセンサ30により検出された画像信
号を構成するG成分の画素データG[n]は、ステップ
601においてメモリ46のG成分のn番目のアドレ
ス、すなわち配列MEMg[n]に格納される。同様にステ
ップ602において、ラインセンサ30により検出され
た画像信号を構成するB成分の画素データB[n]は、
メモリ46のB成分のn番目のアドレス、すなわち配列
MEMb[n]に格納される。
【0089】ステップ603において、メモリ46のG
成分の(n+F)番目のアドレス、すなわち配列MEMg
[n+F]に格納されている画素データがレジスタT
[n]に一旦格納される。すなわちこのG成分の画素デ
ータは、メモリ46においてB成分のn番目のアドレス
からレジずれ量(画素数)Fだけシフトしたアドレスに
格納されているデータである。ステップ509におい
て、このレジスタT[n]の画素データがバッファメモ
リに転送される。
【0090】ステップ604において、メモリ46のB
成分の(n+F)番目のアドレス、すなわち配列MEMb
[n−F]に格納されている画素データがレジスタT
[n]に一旦格納される。すなわちこのB成分の画素デ
ータは、メモリ46においてB成分のn番目のアドレス
からレジずれ量(画素数)FだけG成分と反対側にシフ
トしたアドレスに格納されているデータである。ステッ
プ513において、このレジスタT[n]の画素データ
がバッファメモリに転送される。
【0091】以上の第2の実施形態では、第1の実施形
態と同様にR、G成分の画像のエッジ位置を検出するこ
とによりレジずれ量(画素数)Fが求められる。G、B
成分の画素データがバッファメモリに転送される際、R
成分の画素位置に対して、レジずれ量F分だけシフトさ
れた画素位置に対応するデータが転送される。ただしG
成分の画素データとB成分の画素データは反対方向にシ
フトされる。これによりG、B成分のR成分に対するレ
ジずれが補正され、ラインセンサ30により検出される
画像には色ずれが生じない。つまりフィルム面位置のバ
ラツキに起因する色ずれ量を上述の方法で緩和すること
が可能となる。すなわち第2の実施形態の画像読取装置
はパンフォーカスタイプである。このため装置の構造が
単純になり、装置を小型化することが可能となる。
【0092】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、例えばラ
インセンサにより画像信号を検出する画像読取装置が複
雑なフィルタ処理およびオートフォーカスを行うことの
ないパンフォーカスタイプにされ、構造が単純化され、
装置が小型化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1および第2の実施形態である画像
読取装置のフィルムスキャナを示すブロック図である。
【図2】光源と原稿移送機構とラインセンサを示す斜視
図である。
【図3】第1および第2の実施形態における照明機構の
模式図である。
【図4】ラインセンサと結像レンズとの距離に対するレ
ジずれ量の変化を示す図である。
【図5】第1および第2の実施形態においてレジずれ量
を検出して本スキャンを行うプログラムのフローチャー
トである。
【図6】第1および第2の実施形態においてレジずれ量
の検出を行うサブルーチンのフローチャートである。
【図7】フィルムに記録された画像を示す図である。
【図8】第1の実施形態において画素データ取得を行う
サブルーチンのフローチャートである。
【図9】第1の実施形態において画素データ転送を行う
サブルーチンのフローチャートである。
【図10】第2の実施形態において画素データ取得を行
うサブルーチンのフローチャートである。
【図11】第2の実施形態において画素データ転送を行
うサブルーチンのフローチャートである。
【符号の説明】
M フィルム(記録媒体) 20 光源 30 ラインセンサ 23 コリメータレンズ(光学要素)

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる複数の色成分の光を出射する光源
    と、 前記光源から出射された前記光の所定の色成分を光軸に
    平行な平行光に変換し、かつ前記光の残りの色成分を前
    記光軸と角度を有する平行光に変換して、記録媒体へ出
    射する光学要素と、 前記記録媒体を透過した前記平行光を検出して、前記記
    録媒体に記録された画像に対応した画像信号を出力する
    ラインセンサと、 前記記録媒体上の同一部位に照射された前記複数の色成
    分の光のうち、前記所定の色成分の光により照明される
    前記ラインセンサの受光面上の第1の部位に対する、前
    記残りの色成分のうち少なくとも1つの色成分の光によ
    り照明される前記ラインセンサの受光面上の第2の部位
    のずれ量であるレジずれ量を検出するレジずれ検出手段
    と、 前記レジずれ量を緩和するように、前記残りの色成分の
    前記画像信号を補正するレジずれ量補正手段とを備える
    ことを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 前記光源が、前記光学要素の焦点位置を
    含み、前記光学要素の光軸と直交する一直線上に配列さ
    れた複数の発光素子であり、前記ラインセンサがその長
    手方向と前記複数の発光素子の配列方向とを平行になる
    ように配設されることを特徴とする請求項1に記載の画
    像読取装置。
  3. 【請求項3】 前記レジずれ検出手段が、前記ラインセ
    ンサの長手方向における前記レジずれ量を検出すること
    を特徴とする請求項2に記載の画像読取装置。
  4. 【請求項4】 前記レジずれ検出手段が前記レジずれ量
    に対応する前記ラインセンサの画素数を検出することを
    特徴とする請求項3に記載の画像読取装置。
  5. 【請求項5】 前記レジずれ検出手段が前記画素数を前
    記残りの色成分のうち1つの色成分についてのみ検出す
    ることを特徴とする請求項4に記載の画像読取装置。
  6. 【請求項6】 前記レジずれ量補正手段が前記残りの色
    成分の前記画像信号を構成する画素データを、前記画素
    数を利用して補正することを特徴とする請求項4または
    請求項5に記載の画像読取装置。
  7. 【請求項7】 前記画素データを格納するメモリと、前
    記画素データを外部装置へ転送するために格納するバッ
    ファメモリとが設けられることを特徴とする請求項6に
    記載の画像読取装置。
  8. 【請求項8】 前記画素データが前記メモリに格納され
    る際、前記画素データを有する画素の位置が前記画素数
    分だけシフトされることを特徴とする請求項7に記載の
    画像読取装置。
  9. 【請求項9】 前記画素データが前記メモリに格納され
    た後、前記バッファメモリに格納される際、前記画素デ
    ータを有する画素の位置が前記画素数分だけシフトされ
    ることを特徴とする請求項7に記載の画像読取装置。
  10. 【請求項10】 前記複数の発光素子がR(レッド)、
    G(グリーン)、およびB(ブルー)の色成分の光をそ
    れぞれ出射する3個の発光素子であり、前記3個の発光
    素子のうち中央に配置された発光素子が前記光学要素の
    前記光軸上に配置されることを特徴とする請求項8また
    は請求項9に記載の画像読取装置。
  11. 【請求項11】 前記所定の色成分が前記3個の発光素
    子のうち中央に配列された発光素子の色成分であること
    を特徴とする請求項10に記載の画像読取装置。
  12. 【請求項12】 前記残りの色成分のうち第1の色成分
    の前記画素の位置が、前記残りの色成分のうち第2の色
    成分の前記画素の位置がシフトされる方向と反対の方向
    にシフトされることを特徴とする請求項11に記載の画
    像読取装置。
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