JPH11168497A - 車両間のデータ通信方法及びシステム及び車両間のデータ通信プログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

車両間のデータ通信方法及びシステム及び車両間のデータ通信プログラムを格納した記憶媒体

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JPH11168497A
JPH11168497A JP9335987A JP33598797A JPH11168497A JP H11168497 A JPH11168497 A JP H11168497A JP 9335987 A JP9335987 A JP 9335987A JP 33598797 A JP33598797 A JP 33598797A JP H11168497 A JPH11168497 A JP H11168497A
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JP
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vehicle
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JP9335987A
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Kaori Nakajima
かおり 中嶋
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大規模なネットワークを用いずに、移動中の
特定の車両に対してある地点または、移動中の車両から
発信した情報を配信することが可能な車両間のデータ通
信方法及びシステム及び車両間のデータ通信プログラム
を格納した記憶媒体を提供する。 【解決手段】 本発明は、路側にデータを蓄積するため
のデータ蓄積装置を少なくとも1つ配置し、ある送信側
車両から発信した情報を、データ蓄積装置に蓄積してお
き、データ蓄積装置から、指定した車両または、グルー
プまたは、該データ蓄積装置を設置した地点を通過する
全車両に対して蓄積した情報を配信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両間のデータ通
信方法及びシステム及び車両間のデータ通信プログラム
を格納した記憶媒体に係り、特に、高速道路等の同じ路
上を移動している複数の車両間におけるコミュニケーシ
ョンを行う車両間のデータ通信方法及びシステム及び車
両間のデータ通信プログラムを格納した記憶媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、移動している車両に対して何らか
のインフォメーションを流す、または、位置情報やその
他の連絡事項等のコミュニケーションとして、例えば、
インフォメーションを流す場合には、ラジオ放送による
道路交通情報やハイウェイ情報等を車両側で受信してそ
れらの情報を取得する方法がある。
【0003】また、車両間におけるコミュニケーション
としては、トランシーバや携帯電話等を用いた通信方法
がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ハイウ
ェイ情報等は、情報提供側からラジオ放送等を使って行
うため、一方向の通信しかできず、視聴者側がもう少し
詳しく聞きたい情報があっても問い合わせることができ
ないという問題がある。また、トランシーバや携帯電話
を用いた通信は、双方向の通信は可能となるが、車両の
運転者が行き先を尋ねたい場合に、自分がいる場所の特
定ができない場合や、複数の観光バス等を用いたツアー
において距離が移動している間隔が離れた場合の誘導を
行う場合には、1回の通話やコミュニケーションではフ
ォローできないという問題も発生する。
【0005】また、携帯電話による情報を伝達する方法
では、運転者が運転中に受話器をとることは、通行上の
安全上に問題があると共に、運転中に受話器を取る状況
にない場合には、通話ができないという問題がある。さ
らに、携帯電話による通信では、基地局や公衆網等のネ
ットワークが必要となり、伝達形態が大規模となる。本
発明は、上記の点に鑑みなされたもので、大規模なネッ
トワークを用いずに、移動中の特定の車両に対してある
地点または、移動中の車両から発信した情報を配信する
ことが可能な車両間のデータ通信方法及びシステム及び
車両間のデータ通信プログラムを格納した記憶媒体を提
供することを目的とする。
【0006】更なる目的は、音声データのみならず、文
字データや画像データによるメッセージを配信すること
が可能な車両間のデータ通信方法及びシステム及び車両
間のデータ通信プログラムを格納した記憶媒体を提供す
ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、同じ路上
を通過する車両から他車両に対してデータを配信する車
両間のデータ通信方法において、路側にデータを蓄積す
るためのデータ蓄積装置を少なくとも1つ配置し、ある
送信側車両から発信した情報を、データ蓄積装置に蓄積
しておき、データ蓄積装置から、指定した車両または、
グループまたは、該データ蓄積装置を設置した地点を通
過する全車両に対して蓄積した情報を配信する。
【0008】第2の発明は、データ蓄積装置で蓄積され
たデータを他のデータ蓄積装置に送信する。第3の発明
は、送信側車両からデータ蓄積装置に情報を蓄積する際
に、車両IDまたは、グループIDまたは、全車両に通
知する旨を含む指定情報を送信し、データ蓄積装置から
一定周期毎に信号を発信し、移動中の車両の車載装置が
信号を受信すると、自車両IDをデータ蓄積装置に返信
し、データ蓄積装置では、車両IDを受信し、送信側車
両から指定された車両であるかを判定し、該当する車両
である場合には、蓄積されている情報を該車両IDに対
応する車両に配信する。
【0009】第4の発明は、送信側車両からデータ蓄積
装置に情報を蓄積する際に、車両IDまたは、グループ
IDまたは、全車両に通知する旨を含む指定情報を送信
し、移動中の車両からデータ蓄積装置に一定周期毎に信
号を発信し、データ蓄積装置が、信号を受信すると、車
両IDを車両に要求し、移動中の車両から自車両IDを
データ蓄積装置に返信し、データ蓄積装置では、車両I
Dを受信し、送信側車両から指定された車両であるかを
判定し、該当する車両である場合には、蓄積されている
情報を該車両IDに対応する車両に配信する。
【0010】第5の発明は、送信側車両から指定された
全ての車両に対してデータの送信が完了した場合に、デ
ータ蓄積装置に蓄積されている情報を消去する。第6の
発明は、送信側車両から情報を取得して所定の時間が経
過した場合に、データ蓄積装置に蓄積されている情報を
消去する。第7の発明は、送信側車両において、データ
蓄積装置に対して、文字コード情報、音声・画像データ
を蓄積する。
【0011】第8の発明は、同じ路上を通過する車両か
ら他の車両に対してデータを配信する車両間のデータ通
信システムであって、送信されたデータを蓄積するため
のデータ蓄積手段と、データ蓄積手段に蓄積されている
情報を指定された車両に配信する配信手段とを有し、路
側に配設されるデータ蓄積装置と、データ蓄積装置に、
情報提供先の車両に関する指定情報と、指定する車両に
配信するための情報を送信する提供情報送信手段と、デ
ータ蓄積装置に、自車両IDを送信する車両ID送信手
段と、データ蓄積装置を介して他の車両から提供される
情報を受信する受信手段とを有する車載装置とを有す
る。
【0012】第9の発明は、車載装置の提供情報送信手
段において、情報を配信する対象として、車両または、
グループまたは、該データ蓄積装置を設置した地点を通
過する全車両のいずれかを指定する車両指定手段を含
む。第10の発明は、データ蓄積装置において、一定周
期毎に信号を発信する信号発信手段と、移動中の車両の
車載装置から信号に対応する該車載装置のIDに基づい
て送信側車両から指定された車両であるかを判定する判
定手段とを含み、前述の第8の発明における配信手段
が、判定手段において、該当する車両であると判定され
た場合には、蓄積されている情報を該車両IDに対応す
る車両に配信する。
【0013】第11の発明は、車載装置が、データ蓄積
装置に一定周期毎に信号を発信する信号発信手段を有
し、データ蓄積装置が、車載装置から信号を受信する
と、車両IDを車両に要求するID要求手段と、移動中
の車両から自車両IDを受信して、車両指定手段により
指定された車両であるかを判定する判定手段とを含み、
前述の第8の発明の配信手段が、判定手段において、該
当する車両であると判定された場合には、蓄積されてい
る情報を該車両IDに対応する車両に配信する。
【0014】第12の発明は、データ蓄積装置におい
て、車両指定手段により指定された全ての車両に対して
データの送信が完了した場合に、データ蓄積装置に蓄積
されている情報を消去する第1の情報消去手段を含む。
第13の発明は、データ蓄積手段において、送信側車両
から情報を取得して所定の時間が経過した場合に、デー
タ蓄積装置に蓄積されている情報を消去する第2の情報
消去手段を含む。
【0015】第14の発明は、提供情報送信手段におい
て、データ蓄積装置に対して、文字コード情報、音声・
画像データのいずれかを送信する。第15の発明は、デ
ータ蓄積装置が、自装置に蓄積されている情報を他のデ
ータ蓄積装置に転送する装置間データ転送手段を含む。
第16の発明は、ある地点を走行中または、停車中の車
両から他の移動中の車両に対してデータを配信する車両
間のデータ通信プログラムを格納した記憶媒体であっ
て、ある送信側車両から発信した情報を、路側に設置さ
れたデータを蓄積するためのデータ蓄積装置に格納させ
る格納プロセスと、データ蓄積装置から、指定した車両
または、グループまたは、該データ蓄積装置を設置した
地点を通過する全車両に対して蓄積した情報を配信させ
る配信プロセスとを有する。
【0016】第17の発明は、送信側車両から車両ID
または、グループIDまたは、全車両に通知する旨を含
む指定情報を送信させる指定情報送信プロセスと、デー
タ蓄積装置から一定周期毎に信号を発信させる信号発信
プロセスと、 移動中の車両の車載装置が信号を受信す
ると、自車両IDをデータ蓄積装置に返信させるID返
信プロセスと、データ蓄積装置に車両IDを受信させ、
送信側車両から指定された車両であるかを判定する判定
プロセスと、判定プロセスにおいて、該当する車両であ
ると判定された場合には、蓄積されている情報を該車両
IDに対応する車両に配信させる情報配信プロセスとを
有する。
【0017】第18の発明は、送信側車両からデータ蓄
積装置に情報を格納させる際に、車両IDまたは、グル
ープIDまたは、全車両に通知する旨を含む指定情報を
送信させる指定情報送信プロセスと、移動中の車両から
データ蓄積装置に一定周期毎に信号を発信させる信号発
信プロセスと、データ蓄積装置が、信号を受信すると、
車両IDを車両に要求する車両ID要求プロセスと、移
動中の車両から自車両IDをデータ蓄積装置に返信させ
る車両ID返信プロセスと、データ蓄積装置では、車両
IDを受信し、送信側車両から指定された車両であるか
を判定する判定プロセスと、判定プロセスにおいて、該
当する車両である場合には、蓄積されている情報を該車
両IDに対応する車両に配信する配信プロセスとを有す
る。
【0018】第19の発明は、送信側車両から指定され
た全ての車両に対してデータの送信が完了した場合に、
データ蓄積装置に蓄積されている情報を消去する第1の
消去プロセスを含む。第20の発明は、送信側車両から
情報を取得して所定の時間が経過した場合に、データ蓄
積装置に蓄積されている情報を消去する第2の消去プロ
セスを含む。
【0019】第21の発明は、格納プロセスにおいて、
データ蓄積装置に対して、文字コード情報、音声・画像
データを蓄積する。第22の発明は、データ蓄積装置に
格納されている情報を、他のデータ蓄積装置に転送させ
る装置間データ転送プロセスを含む。上記の第1、第8
及び第16の発明によれば、ある車両から発信した情報
を路側に設けたデータ蓄積装置に格納しておき、他の指
定する車両に対して配信することが可能である。
【0020】第2、第15及び第22の発明によれば、
ある車両から取得した提供情報を別の地点に設置されて
いる他のデータ蓄積装置に転送することが可能となり、
距離が離れた車両に対しても情報を配信することが可能
となる。第3、第10及び第17の発明によれば、デー
タ蓄積装置から通過する車両に対して所定の周期で車両
を検知するための信号を発信することが可能である。
【0021】第4、第11及び第18の発明によれば、
車載装置側からデータ蓄積装置に対して所定の周期で信
号を発信することが可能である。第5、第12及び第1
9の発明によれば、データ蓄積装置側で車両に対する情
報の配信が終了した時点で蓄積されている情報を消去す
ることが可能である。第6、第13及び第20の発明に
よれば、データ蓄積装置側で蓄積されている情報が蓄積
されてから所定の時間が経過した時点で自動的に消去す
ることが可能である。
【0022】第7、第14及び第21の発明によれば、
提供情報として、音声のみならず、文字データ、画像デ
ータを含む情報を用いることが可能である。
【0023】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の概要を説
明するための図である。同図において、車両Aが車両B
より先行しており、車両Aから車両Bの運転者等に連絡
したい情報があるものとする。この例では、データ蓄積
装置は、高速道路等ある程度の管理機能を有する団体に
おいて架設設置されるものとし、その機能としては、数
10メートル程度の赤外線等による電波の発信機能を有
しているものとする。車載装置側も同様に、赤外線の電
波を送受信できる機能を有しているものとする。
【0024】まず、車両Aからデータ蓄積装置に対して
車両Bに対して連絡したい情報を送信する。これによ
り、データ蓄積装置は、当該情報を蓄積しておき、車両
Bへ当該データ蓄積装置に蓄積されている情報を配信す
る。これにより、車両Bは、車両Aからの情報を受信す
ることができる。同図では、車両Aからの情報を車両B
に通知している例を示しているが、車両Bのみならず、
グループや当該路上を走行する全車両に通知することも
可能である。
【0025】図2は、本発明の第2の概要を説明するた
めの図である。同図において、車両Aが車両Bより先行
しており、車両Aから車両Bの運転者等に連絡したい情
報があるものとする。なお、その逆であってもよい。こ
の場合は、図1の例に較べて車両Aと車両Bの間隔が大
きいもの(例えば、10km以上)とする。
【0026】まず、車両Aから最も近接している(車両
がデータ蓄積装置の信号を受信可能なエリア)データ蓄
積装置Cに、車両Bに対して連絡したい情報を送信す
る。このとき、当該情報には、データ蓄積装置Dを指定
する情報を付加するものとする。これにより、データ蓄
積装置Cは、車両Aからの情報を取得し、一旦自装置C
内に蓄積し、車両Aから指定されたデータ蓄積装置Dに
対して蓄積している情報を転送する。これにより、デー
タ蓄積装置Dは、周期的に発信している信号に当該装置
Dの設置地点を通過する車両Bが応えた場合に、転送さ
れた情報を当該車両Bに送信する。
【0027】この例は、明らかに後続車の車両Bの出発
が車両Aより遅れており、数キロメートルの間隔が空い
ているような場合に適用できる。本発明は、例えば、デ
ータ蓄積装置は、略等間隔で高速道路上に設置される標
識や、パーキングエリア等のように、ある程度の距離を
置いて設置されていることを想定しているため、当該デ
ータ蓄積装置から遠く離れた車両に対して情報を配信す
るのではなく、当該データ蓄積装置の設置場所を通過す
る車両に対して蓄積された情報を送信することにより、
ネットワークを介した通信が必要なく、赤外線等を用い
た安価な通信方法が可能となる。
【0028】図3は、本発明の車両間のデータ通信シス
テムの構成を示す。同図に示すシステムは、車両に搭載
される車載装置100と、高速道路等の道路上に設置さ
れるデータ蓄積装置200から構成される。車載装置1
00は、車両の運転者等により生成された相手に送信し
たい情報(メッセージ)を蓄積する送信メッセージ蓄積
部110、自車両IDをデータ蓄積装置200に送信す
るための車両ID識別部120、当該車載装置100の
構成要素を制御する制御装置130、信号や情報を送信
する送信機140、データ蓄積装置200から情報及び
信号を受信する受信機、受信したメッセージ等を格納し
ておく受信メッセージ蓄積部160より構成される。
【0029】路上に設置されるデータ蓄積装置200
は、車載装置100からの信号や情報を受信する受信機
210、車両の車載装置100に対して信号や情報を送
信する送信機220、当該データ蓄積装置200の構成
要素を制御する制御装置230、車載装置100から受
信した情報を蓄積する受信データベース240、車載装
置100から受信した車両IDを識別する車両ID識別
部250、会社等の車両のグループのIDを管理する宛
先IDテーブル260、車載装置100に送信する情報
を蓄積する送信データベース270、車両が送受信可能
なエリアに入ったか、または、通過したかを検出するた
めの信号を生成する車両検出装置280から構成され
る。
【0030】上記の構成において、車載装置100から
データ蓄積装置200に対してメッセージを登録する動
作の概要を説明する。データ蓄積装置200は、車両検
出装置280で車両を検出するための信号を生成し、送
信機220から所定の周期で路上に信号を発信し、当該
信号を車載装置100が受信すると、当該車載装置10
0から当該信号に対する応答を行う。当該車載装置10
0が送出メッセージ110がある場合には、当該送出メ
ッセージに自車両ID、送信先の車両ID及び文字デー
タまたは、音声データ、画像データをメッセージとして
データ蓄積装置200に送信する。これにより、データ
蓄積装置200は、当該メッセージを受信すると、受信
データベース240に格納しておく。このとき、取得し
た情報にグループIDが設定されている場合には、当該
グループIDを、車両IDのみが設定されている場合に
は、当該車両IDを含む車両IDを宛先IDテーブル2
60に登録しておく。また、デフォルトが設定されてい
る場合には、全車に配信するものとする。これらの、車
両ID、グループID及びデフォルトを、受信データベ
ース240に格納されているメッセージと共に送信デー
タベース270に格納する。
【0031】次に、データ蓄積装置200から指定車両
に対して、蓄積されているメッセージを送信する動作の
概要を説明する。データ蓄積装置200の車両検出装置
280において、周期的に発信する信号を生成し、送信
機220を介して車載装置100に発信し、当該信号に
応答する車載装置100からの信号を受信機210で受
信する。このとき、車両ID識別部250は、応答信号
に送信メッセージが含まれていない場合には、宛先ID
テーブル260に当該車両IDまたは、グループIDが
含まれていないかを判定する。含まれていない場合に
は、送信データベース270にデフォルトとして蓄積さ
れている全車に通知する情報を検索して送信する。ま
た、車両ID及びグループIDが設定されている場合
は、当該車両または、グループIDを含む車両IDの情
報を送信データベース270から検索して送信機220
を介して当該車載装置100に送信する。
【0032】当該車載装置100は、データ蓄積装置2
00からメッセージを受信すると、ディスプレイ等の装
置にメッセージを表示または、スピーカ等の出力装置か
ら音声を出力する。また、データ蓄積装置200の受信
データベース240及び送信データベース270は、当
該車両に対するデータの配信が終了したら該当するメッ
セージを消去する。また、受信データベース240及び
送信データベース270にメッセージが格納されてから
所定の時間が経過した時点で自動的に消去するようにし
てもよい。
【0033】なお、図2に示す構成については、車載装
置100からデータ蓄積装置を指定したメッセージをデ
ータ蓄積装置200に送信することにより、当該データ
蓄積装置200から指定された他のデータ蓄積装置に対
してメッセージを転送する。これにより、転送されたデ
ータ蓄積装置において、上記の車載装置に対するメッセ
ージの送信処理を行う。
【0034】
【実施例】以下、図面と共に本発明の実施例を説明す
る。図4は、本発明の第1の実施例のシステム構成を示
す。同図に示す構成は、1台のデータ蓄積装置に対し
て、車両Aから車両Bに対する情報を登録し、当該デー
タ蓄積装置の設置箇所を車両Bが通過した場合に、蓄積
されている情報を車両Bに送信するものである。
【0035】図5は、本発明の第1の実施例の車両間の
データ通信方法の動作を示すシーケンスチャートであ
る。 ステップ101) データ蓄積装置100は、周期的に
車両検出装置280で生成された信号を路上に発信す
る。 ステップ102) 当該路上を通行している車両Aが当
該信号を受信すると、当該信号に対して自車両IDを含
む応答信号をデータ蓄積装置100に送信する。
【0036】ステップ103) データ蓄積装置200
は、当該応答信号に送信メッセージの有無を示す項目を
参照して、当該項目に「送信メッセージ有り」が存在し
ているかを判定する。当該「送信メッセージ有り」が含
まれていない場合には、当該車両に送信すべき情報が送
信データベース270に格納されていないかを判定す
る。当該処理の詳細は、以下のステップ109で後述す
る。
【0037】ステップ104) 「送信メッセージ有
り」が応答信号に含まれている場合には、登録すべきメ
ッセージがあるものとして、登録情報要求を当該車載装
置100Aに発行する。 ステップ105) 当該登録情報要求を受信した車載装
置Aは、送信メッセージ蓄積部110に格納されている
情報をデータ蓄積装置200に対して送信する。このと
き、送信される情報は、図6に示すように、車両ID、
配信先指定(配信先車両)、及び配信情報から構成され
る。配信先指定は、送信したい相手の車両IDを指定し
てもよいし、会社名等のグループIDを含む車両IDを
指定してもよい。
【0038】ステップ106) データ蓄積装置200
は、受信データベース240に受信した情報を格納する
と共に、配信先指定情報を宛先IDテーブル260に登
録する。さらに、受信データベース240に格納された
情報に配信先指定情報「BBB」を付与して、送信デー
タベース270に格納する。上記の処理により車載装置
Aからのデータ蓄積装置200への情報の登録が完了す
る。
【0039】ステップ107) データ蓄積装置200
は、周期的に信号を路上に発信する。 ステップ108) 車両Bの車載装置Bは、当該データ
蓄積装置200の設置地点を通過時に、発信されている
信号を受信すると、自車両IDを応答信号としてデータ
蓄積装置200に送信する。
【0040】ステップ109) データ蓄積装置200
は、車載装置Bからの応答信号を受信すると、当該応答
信号に「送信メッセージ有り」が含まれているかを判定
する。この例では、「送信メッセージ有り」の情報は含
まれていないため、データ蓄積装置200の車両ID識
別部250は、車載装置Bから受信した信号に含まれて
いる車両ID「BBB」に基づいて宛先IDテーブル2
60を検索する。このとき、ステップ106において、
既に当該車両ID「BBB」が登録されているため、当
該車両ID「BBB」に対応する情報を送信データベー
ス270から検索する。
【0041】ステップ110) 送信データベース27
0から検索された情報を当該車両Bに送信する。 ステップ111) 情報送信後、当該受信データベース
240及び送信データベース270の情報を消去する。
または、情報が登録されてから所定の時間が経過した時
点で受信データベース240及び送信データベース27
0の情報を消去する。
【0042】次に、第2の実施例としてあるデータ蓄積
装置Cに情報を登録し、他の情報蓄積装置Dから情報を
配信する例を説明する。図7は、本発明の第2の実施例
のシステム構成を示す。同図に示すシステムは、車両A
の車載装置Aからデータ蓄積装置Cに対して、他のデー
タ蓄積装置Dを指定した情報を登録し、データ蓄積装置
Cは当該指定情報に基づいて、情報をデータ蓄積装置D
に転送し、当該データ蓄積装置Dから車両Bの車載装置
Bに情報を送信する。
【0043】図8は、本発明の第2の実施例の車両間の
データ通信方法の動作を示すシーケンスチャートであ
る。同図において、ステップ201からステップ204
までは、前述の図5に示すステップ101〜ステップ1
04の動作と同様であるため、説明を省略する。 ステップ205) 車両Aの車載装置Aからデータ蓄積
装置Cに対して、データ配送指定装置として、図9に示
すような“データ蓄積装置D”を含む登録情報が送信さ
れる。
【0044】ステップ206) データ蓄積装置Cは、
車両Aから登録情報を受信すると、当該情報を受信デー
タベース240に格納する。 ステップ207) さらに、データ蓄積装置Cは、受信
した登録情報をデータ蓄積装置Dに転送する。 ステップ208) データ蓄積装置Dは、データ蓄積装
置Cから転送された登録情報を、自装置Cの受信データ
ベース240に格納すると共に、当該登録情報に含まれ
る配信先指定情報を宛先IDテーブル260に登録す
る。この例では、配信先指定情報には「BBB」が設定
されているので、宛先IDテーブル260には、「BB
B」は登録される。また、データ蓄積装置Dの受信デー
タベース240に格納された情報に車両ID「BBB」
を付与した情報を送信データベース270に転送する。
【0045】ステップ209) データ蓄積装置Dに情
報を転送した時点で、データ蓄積装置Cの受信データベ
ース240の情報を消去する。また、情報を格納してか
ら所定の時間が経過した時点で消去するようにしてもよ
い。 ステップ210) データ蓄積装置Dは、周期的に信号
を路上に発信している。
【0046】ステップ211) 当該データ蓄積装置D
の設置地点を車両Bが通過した時点で、当該車両Bの車
載装置Bがデータ蓄積装置Dが発信している信号を受信
すると、当該信号に対応する応答信号として、自車両I
D「BBB」を付加して返信する。 ステップ212) データ蓄積装置Dは、車両Bからの
応答信号を受信して、当該信号に登録するための送信情
報がある否かを判定する。この例では、「送信メッセー
ジ無し」が設定されているものとする。従って、データ
蓄積装置Dは、車両Bに登録情報の要求は行わない。
【0047】ステップ213) データ蓄積装置Dの車
両ID識別部250は、宛先IDテーブル260を「B
BB」で検索すると、当該車両IDが登録されているた
め、当該「BBB」で送信データベース270を検索
し、送信情報を取得し、当該車両Bに送信する。 ステップ214) データ蓄積装置Dの受信データベー
ス240及び送信データベース270の情報を消去す
る。または、所定の時間が経過した時点で消去する。
【0048】また、第2の実施例では、車両Aが車両B
より先行している例を示しているが、この例に限定され
ることなく、後続車両Bから先行車両Aに対して情報を
配信することも可能である。この場合には、先行車両A
が多分走行しているであろうと思われる地点等のデータ
蓄積装置を指定することにより可能である。また、デー
タ蓄積装置の指定は、複数であってもよく、何地点かに
渡って指定することも可能である。これにより、先行す
る車両に通知したい情報が有る場合に、先行車両の移動
地点が曖昧であっても複数指定することにより、容易に
先行車両に通知することが可能となる。
【0049】なお、上記の例では、単に、車両Aから車
両Bに対して情報を送信する例を示しているが、この例
に限定されることなく、車両Aから複数の車両に対して
送信する、または、同一グループ(例えば、運送会社、
バス会社)の同じ道路を通行する車両の個々について送
信することも可能である。グループに対して情報を送信
する場合には、図6または、図9に示す登録情報フォー
マット上の配信先指定情報の欄にグループIDを含む車
両ID(例えば、グループID=A、車両ID=a)を
登録しておけばよい。
【0050】また、上記の実施例では、データ蓄積装置
から発信される信号を車載装置側が受信して、応答信号
として車両IDを送信する例を説明したが、この例に限
定されることなく、走行している車載装置側から周期的
にデータ蓄積装置側に車両IDを含む信号を送出して、
データ蓄積装置側で当該車両宛のメッセージを保持して
いる場合には、当該メッセージを当該車両に対して配信
することも可能である。
【0051】また、上記の車載装置を現在普及している
カーナビケーションシステム等に組み込むことにより専
用の機器を構築しなくとも容易に実現できる。また、上
記の一連の流れ、または、図3の示す構成をプログラム
として構築し、各装置に接続されるディスク装置や、フ
ロッピーディスクやCD−ROM等の可搬記憶媒体に格
納しておき、適宜インストールすることにより、容易に
本発明が実現できる。
【0052】なお、本発明は、上記の実施例に限定され
ることなく、特許請求の範囲内で種々変更・応用が可能
である。
【0053】
【発明の効果】上記の第1、第8及び第16の発明によ
れば、ある車両から発信した情報を路側に設けたデータ
蓄積装置に格納しておき、他の指定する車両に対して配
信することが可能であるため、先行車両が、事故発生時
等の連絡や、後続車両を誘導する場合の情報を前以って
後続車両に通知することができると共に、指定された車
両に対してのみ情報が配信されるため、個人間レベルで
の使用が可能であり、グループで旅行に行く場合等、初
めて走行する道路での案内等が相互の連絡により可能と
なる。
【0054】第2、第15及び第22の発明によれば、
ある車両から取得した提供情報を別の地点に設置されて
いる他のデータ蓄積装置に転送することが可能となり、
距離が離れた車両に対しても情報を配信することが可能
となるため、後続車両が先行車両との間隔を認識する場
合や、事故発生等の通知を通行間隔が離れている車両に
対しても通知することができる。
【0055】第3、第10及び第17の発明によれば、
データ蓄積装置から通過する車両に対して所定の周期で
車両を検知するための信号を発信することが可能であ
り、赤外線等の電波を使用して数10メートル範囲でス
ポット的に発信することが可能であり、設置コストの低
減を図ることができる。第4、第11及び第18の発明
によれば、車載装置側からデータ蓄積装置に対して所定
の周期で信号を発信することが可能であるため、データ
蓄積装置の信号発信のための機能を不要とする。
【0056】第5、第12及び第19の発明によれば、
データ蓄積装置側で車両に対する情報の配信が終了した
時点で蓄積されている情報を消去することが可能である
ため、記憶資源が有効に利用できる。第6、第13及び
第20の発明によれば、データ蓄積装置側で蓄積されて
いる情報が蓄積されてから所定の時間が経過した時点で
自動的に消去することが可能であるため、記憶資源が有
効に利用できる。
【0057】第7、第14及び第21の発明によれば、
提供情報として、音声のみならず、文字データ、画像デ
ータを含む情報を用いることが可能であり、地図情報
や、電話番号等を通知することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の概要を説明するための図であ
る。
【図2】本発明の第2の概要を説明するための図であ
る。
【図3】本発明の車両間のデータ通信システムの構成図
である。
【図4】本発明の第1の実施例のシステム構成図であ
る。
【図5】本発明の第1の実施例の車両間のデータ通信方
法の動作を示すシーケンスチャートである。
【図6】本発明の第1の実施例の登録情報フォーマット
の例である。
【図7】本発明の第2の実施例のシステム構成図であ
る。
【図8】本発明の第2の実施例の車両間のデータ通信方
法の動作を示すシーケンスチャートである。
【図9】本発明の第2の実施例の登録情報フォーマット
の例である。
【符号の説明】
100 車載装置 110 送信メッセージ蓄積部 120 車両ID識別部 130 制御装置 140 送信機 150 受信機 160 受信メッセージ蓄積部 200 データ蓄積装置 210 受信機 220 送信機 230 制御装置 240 受信データベース 250 車両ID識別部 260 宛先IDテーブル 270 送信データベース 280 車両検出装置

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同じ路上を通過する車両から他の車両に
    対してデータを配信する車両間のデータ通信方法におい
    て、 路側にデータを蓄積するためのデータ蓄積装置を少なく
    とも1つ配置し、 送信側車両から発信した情報を、前記データ蓄積装置に
    蓄積しておき、 前記データ蓄積装置から、指定した車両または、グルー
    プまたは、該データ蓄積装置を設置した地点を通過する
    全車両に対して蓄積した情報を配信することを特徴とす
    る車両間のデータ通信方法。
  2. 【請求項2】 前記データ蓄積装置で蓄積されたデータ
    を他のデータ蓄積装置に送信する請求項1記載の車両間
    のデータ通信方法。
  3. 【請求項3】 前記送信側車両から前記データ蓄積装置
    に情報を蓄積する際に、車両IDまたは、グループID
    または、全車両に通知する旨を含む指定情報を送信し、 前記データ蓄積装置から一定周期毎に信号を発信し、 前記移動中の車両の車載装置が前記信号を受信すると、
    自車両IDを前記データ蓄積装置に返信し、 前記データ蓄積装置では、前記車両IDを受信し、前記
    送信側車両から指定された車両であるかを判定し、該当
    する車両である場合には、蓄積されている情報を該車両
    IDに対応する車両に配信する請求項1記載の車両間の
    データ通信方法。
  4. 【請求項4】 前記送信側車両から前記データ蓄積装置
    に情報を蓄積する際に、車両IDまたは、グループID
    または、全車両に通知する旨を含む指定情報を送信し、 移動中の車両から前記データ蓄積装置に一定周期毎に信
    号を発信し、 前記データ蓄積装置が、前記信号を受信すると、車両I
    Dを前記車両に要求し、 前記移動中の車両から自車両IDを前記データ蓄積装置
    に返信し、 前記データ蓄積装置では、前記車両IDを受信し、前記
    送信側車両から指定された車両であるかを判定し、該当
    する車両である場合には、蓄積されている情報を該車両
    IDに対応する車両に配信する請求項1記載の車両間の
    データ通信方法。
  5. 【請求項5】 前記送信側車両から指定された全ての車
    両に対してデータの送信が完了した場合に、前記データ
    蓄積装置に蓄積されている情報を消去する請求項1乃至
    4記載の車両間のデータ通信方法。
  6. 【請求項6】 前記送信側車両から情報を取得して所定
    の時間が経過した場合に、前記データ蓄積装置に蓄積さ
    れている情報を消去する請求項1乃至4記載の車両間の
    データ通信方法。
  7. 【請求項7】 前記送信側車両は、前記データ蓄積装置
    に対して、文字コード情報、音声・画像データを蓄積す
    る請求項1、3、または、4記載の車両間のデータ通信
    方法。
  8. 【請求項8】 同じ路上を通過する車両から他の車両に
    対してデータを配信する車両間のデータ通信システムで
    あって、 送信されたデータを蓄積するためのデータ蓄積手段と、 前記データ蓄積手段に蓄積されている情報を指定された
    車両に配信する配信手段とを有し、路側に配設されるデ
    ータ蓄積装置と、 前記データ蓄積装置に、情報提供先の車両に関する指定
    情報と、指定する車両に配信するための情報を送信する
    提供情報送信手段と、 前記データ蓄積装置に、自車両IDを送信する車両ID
    送信手段と、 前記データ蓄積装置を介して他の車両から提供される情
    報を受信する受信手段とを有する車載装置とを有するこ
    とを特徴とする車両間のデータ通信システム。
  9. 【請求項9】 前記車載装置の前記提供情報送信手段
    は、 情報を配信する対象として、車両または、グループまた
    は、該データ蓄積装置を設置した地点を通過する全車両
    のいずれかを指定する車両指定手段を含む請求項8記載
    の車両間のデータ通信システム。
  10. 【請求項10】 前記データ蓄積装置は、 一定周期毎に信号を発信する信号発信手段と、 移動中の車両の車載装置から前記信号に対応する該車載
    装置のIDに基づいて送信側車両から指定された車両で
    あるかを判定する判定手段とを含み、 前記配信手段は、前記判定手段において、該当する車両
    であると判定された場合には、蓄積されている情報を該
    車両IDに対応する車両に配信する請求項8記載の車両
    間のデータ通信システム。
  11. 【請求項11】 前記車載装置は、前記データ蓄積装置
    に一定周期毎に信号を発信する信号発信手段を有し、 前記データ蓄積装置は、 前記車載装置から前記信号を受信すると、車両IDを前
    記車両に要求するID要求手段と、 前記移動中の車両から自車両IDを受信して、前記車両
    指定手段により指定された車両であるかを判定する判定
    手段とを含み、 前記配信手段は、前記判定手段において、該当する車両
    であると判定された場合には、蓄積されている情報を該
    車両IDに対応する車両に配信する請求項8記載の車両
    間のデータ通信システム。
  12. 【請求項12】 前記データ蓄積装置は、 前記車両指定手段により指定された全ての車両に対して
    データの送信が完了した場合に、前記データ蓄積装置に
    蓄積されている情報を消去する第1の情報消去手段を含
    む請求項8記載の車両間のデータ通信システム。
  13. 【請求項13】 前記データ蓄積手段は、 前記送信側車両から情報を取得して所定の時間が経過し
    た場合に、前記データ蓄積装置に蓄積されている情報を
    消去する第2の情報消去手段を含む請求項8記載の車両
    間のデータ通信システム。
  14. 【請求項14】 前記提供情報送信手段は、 前記データ蓄積装置に対して、文字コード情報、音声・
    画像データのいずれかを送信する請求項8記載の車両間
    のデータ通信システム。
  15. 【請求項15】 前記データ蓄積装置は、 自装置に蓄積されている情報を他のデータ蓄積装置に転
    送する装置間データ転送手段を含む請求項8記載の車両
    間のデータ通信システム。
  16. 【請求項16】 同じ路上を通過する車両から他の車両
    に対してデータを配信する車両間のデータ通信プログラ
    ムを格納した記憶媒体であって、 ある送信側車両から発信した情報を、路側に設置された
    データを蓄積するためのデータ蓄積装置に格納させる格
    納プロセスと、 前記データ蓄積装置から、指定した車両または、グルー
    プまたは、該データ蓄積装置を設置した地点を通過する
    全車両に対して蓄積した情報を配信させる配信プロセス
    とを有することを特徴とする車両間のデータ通信プログ
    ラムを格納した記憶媒体。
  17. 【請求項17】 前記送信側車両から車両IDまたは、
    グループIDまたは、全車両に通知する旨を含む指定情
    報を送信させる指定情報送信プロセスと、 前記データ蓄積装置から一定周期毎に信号を発信させる
    信号発信プロセスと、 前記移動中の車両の車載装置が前記信号を受信すると、
    自車両IDを前記データ蓄積装置に返信させるID返信
    プロセスと、 前記データ蓄積装置に前記車両IDを受信させ、前記送
    信側車両から指定された車両であるかを判定する判定プ
    ロセスと、 前記判定プロセスにおいて、該当する車両であると判定
    された場合には、蓄積されている情報を該車両IDに対
    応する車両に配信させる情報配信プロセスとを有する請
    求項16記載の車両間のデータ通信プログラムを格納し
    た記憶媒体。
  18. 【請求項18】 前記送信側車両から前記データ蓄積装
    置に情報を格納させる際に、車両IDまたは、グループ
    IDまたは、全車両に通知する旨を含む指定情報を送信
    させる指定情報送信プロセスと、 移動中の車両から前記データ蓄積装置に一定周期毎に信
    号を発信させる信号発信プロセスと、 前記データ蓄積装置が、前記信号を受信すると、車両I
    Dを前記車両に要求する車両ID要求プロセスと、 前記移動中の車両から自車両IDを前記データ蓄積装置
    に返信させる車両ID返信プロセスと、 前記データ蓄積装置では、前記車両IDを受信し、前記
    送信側車両から指定された車両であるかを判定する判定
    プロセスと、 前記判定プロセスにおいて、該当する車両である場合に
    は、蓄積されている情報を該車両IDに対応する車両に
    配信する配信プロセスとを有する請求項16記載の車両
    間のデータ通信プログラムを格納した記憶媒体。
  19. 【請求項19】 前記送信側車両から指定された全ての
    車両に対してデータの送信が完了した場合に、前記デー
    タ蓄積装置に蓄積されている情報を消去する第1の消去
    プロセスを含む請求項16乃至18記載の車両間のデー
    タ通信プログラムを格納した記憶媒体。
  20. 【請求項20】 前記送信側車両から情報を取得して所
    定の時間が経過した場合に、前記データ蓄積装置に蓄積
    されている情報を消去する第2の消去プロセスを含む請
    求項16乃至18記載の車両間のデータ通信プログラム
    を格納した記憶媒体。
  21. 【請求項21】 前記格納プロセスは、 前記データ蓄積装置に対して、文字コード情報、音声・
    画像データを蓄積する請求項16乃至18記載の車両間
    のデータ通信プログラムを格納した記憶媒体。
  22. 【請求項22】 前記データ蓄積装置に格納されている
    情報を、他のデータ蓄積装置に転送させる装置間データ
    転送プロセスを含む請求項16記載の車両間のデータ通
    信プログラムを格納した記憶媒体。
JP9335987A 1997-12-05 1997-12-05 車両間のデータ通信方法及びシステム及び車両間のデータ通信プログラムを格納した記憶媒体 Withdrawn JPH11168497A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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