JPH11168452A - 通信制御装置 - Google Patents
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- JPH11168452A JPH11168452A JP9335952A JP33595297A JPH11168452A JP H11168452 A JPH11168452 A JP H11168452A JP 9335952 A JP9335952 A JP 9335952A JP 33595297 A JP33595297 A JP 33595297A JP H11168452 A JPH11168452 A JP H11168452A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 同一パケットを複数回転送し誤り回復を行う
連送通信方式において、従来連送されたパケットの受信
処理に必要だったメモリを削減し、物量の増大をおさえ
た上で、連送通信方式の通信制御装置の信頼性を向上さ
せること。 【解決手段】 受信側の通信制御回路は、連送の何番目
であるかを数える受信回数カウンタを備えた受信履歴管
理手段を有する。
連送通信方式において、従来連送されたパケットの受信
処理に必要だったメモリを削減し、物量の増大をおさえ
た上で、連送通信方式の通信制御装置の信頼性を向上さ
せること。 【解決手段】 受信側の通信制御回路は、連送の何番目
であるかを数える受信回数カウンタを備えた受信履歴管
理手段を有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信制御装置に係
り、特に、連送によるエラー回復機能を有する通信制御
装置に関する。
り、特に、連送によるエラー回復機能を有する通信制御
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の連送によるエラー回復機能を有す
る通信制御装置としては、特開平5−160815号公
報に記載されるものが挙げられる。この通信制御装置で
は、送信しようとする一連の情報を情報ブロックに分割
し、分割された情報ブロックに、連送回数、連送通番、
ブロック番号(その情報ブロックが分割された何番目の
情報ブロックかを示す番号)とを付加したフレーム(パ
ケット)を複数回繰り返して連送することによって、受
信側での伝送誤りの回復を行っており、今回正常に受信
したフレームを廃棄するかどうかの判定は、今回受信フ
レームと正常に受信した前回受信フレームとで、ブロッ
ク番号および情報ブロックの内容をフレーム相互に比較
して、両者とも同じ場合に廃棄する構成となっている。
る通信制御装置としては、特開平5−160815号公
報に記載されるものが挙げられる。この通信制御装置で
は、送信しようとする一連の情報を情報ブロックに分割
し、分割された情報ブロックに、連送回数、連送通番、
ブロック番号(その情報ブロックが分割された何番目の
情報ブロックかを示す番号)とを付加したフレーム(パ
ケット)を複数回繰り返して連送することによって、受
信側での伝送誤りの回復を行っており、今回正常に受信
したフレームを廃棄するかどうかの判定は、今回受信フ
レームと正常に受信した前回受信フレームとで、ブロッ
ク番号および情報ブロックの内容をフレーム相互に比較
して、両者とも同じ場合に廃棄する構成となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の通信制御装置では、前回正常受信した情報ブロック番
号と情報ブロックの内容とを保存するため、大きな記憶
容量を有するメモリが必要である。従って、メモリの物
量が増加するという問題がある。
の通信制御装置では、前回正常受信した情報ブロック番
号と情報ブロックの内容とを保存するため、大きな記憶
容量を有するメモリが必要である。従って、メモリの物
量が増加するという問題がある。
【0004】さらに、多くの情報をメモリに格納するこ
とにより、アルファー線の到来などによる、データ化け
の発生確率が増大するという問題がある。
とにより、アルファー線の到来などによる、データ化け
の発生確率が増大するという問題がある。
【0005】また、場合によっては、上記情報ブロック
の情報と今回正常に受信した情報ブロックの内容とを比
較処理するためのオーバヘッドが発生し得るという問題
がある。
の情報と今回正常に受信した情報ブロックの内容とを比
較処理するためのオーバヘッドが発生し得るという問題
がある。
【0006】さらに、受信したパケットと、メモリに格
納されているパケットとを比較するために、メモリの内
容を読み出すためのメモリリード回路を備えることが必
要となり、物量の増加を招くという問題がある。
納されているパケットとを比較するために、メモリの内
容を読み出すためのメモリリード回路を備えることが必
要となり、物量の増加を招くという問題がある。
【0007】本発明の目的は、信頼性の高い受信動作が
可能とした上で、物量を削減し、受信処理のオーバヘッ
ドを削減することにある。
可能とした上で、物量を削減し、受信処理のオーバヘッ
ドを削減することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の一実施の形態によれば、パケット形式で情
報を送受するための通信制御装置において、同一のユー
ザ情報を含むパケットを複数回送信する連送機能を有
し、各パケットに、連送の何回目のパケットであるかを
示す連送番号と、誤り検査用のフレームチェックシーケ
ンスとを付加して送信するための送信制御部と、誤り検
出のためのフレームチェックシーケンス検査手段、パケ
ット同一性判定手段、および、受信履歴管理手段を備え
る受信制御部とを備え、上記受信履歴管理手段は、現在
受信中のパケットが連送の何回目のパケットであるかを
カウントするための受信回数カウンタを有し、連送され
たパケットのうち少なくとも1つのパケットの受信が成
功したときにのみ受信制御部における受信動作を実行さ
せ、連送されたパケットすべての受信が失敗したときに
は、エラー情報を記録することを特徴とする通信制御装
置が提供される。
め、本発明の一実施の形態によれば、パケット形式で情
報を送受するための通信制御装置において、同一のユー
ザ情報を含むパケットを複数回送信する連送機能を有
し、各パケットに、連送の何回目のパケットであるかを
示す連送番号と、誤り検査用のフレームチェックシーケ
ンスとを付加して送信するための送信制御部と、誤り検
出のためのフレームチェックシーケンス検査手段、パケ
ット同一性判定手段、および、受信履歴管理手段を備え
る受信制御部とを備え、上記受信履歴管理手段は、現在
受信中のパケットが連送の何回目のパケットであるかを
カウントするための受信回数カウンタを有し、連送され
たパケットのうち少なくとも1つのパケットの受信が成
功したときにのみ受信制御部における受信動作を実行さ
せ、連送されたパケットすべての受信が失敗したときに
は、エラー情報を記録することを特徴とする通信制御装
置が提供される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について説明する。
実施の形態について説明する。
【0010】まず、図1を参照して、本発明を適用した
電力変換器制御装置の全体構成について説明する。図1
において、電力変換器制御装置は、A/D変換装置10
1と、制御回路102と、パルス生成回路103と、セ
ンサ105,110,112と、直流電源106と、電
力変換器107と、GTO素子109−1〜109−n
と、変圧器111と、P側アーム120−1〜120−
3と、N側アーム121−1〜121−3とを有して構
成される。なお、以下の説明では、P側アーム120−
1〜3、およびN側アーム121−1〜121−3は、
それぞれn個のGTOによって構成されているとする。
電力変換器制御装置の全体構成について説明する。図1
において、電力変換器制御装置は、A/D変換装置10
1と、制御回路102と、パルス生成回路103と、セ
ンサ105,110,112と、直流電源106と、電
力変換器107と、GTO素子109−1〜109−n
と、変圧器111と、P側アーム120−1〜120−
3と、N側アーム121−1〜121−3とを有して構
成される。なお、以下の説明では、P側アーム120−
1〜3、およびN側アーム121−1〜121−3は、
それぞれn個のGTOによって構成されているとする。
【0011】A/D変換装置101は、センサ105,
110,112から信号線117を通して入力されたア
ナログ信号をディジタル信号に変換して光ファイバ11
5へ出力する。制御回路102は、光ファイバ115を
通してディジタル信号を受け取り、PWM演算を行い、
パルス信号を信号線116へ出力する。パルス生成回路
103は、信号線116からパルス信号を受け取り、デ
ッドタイムと最小パルス幅を確保したP側パルス信号、
N側パルス信号を生成して、それぞれ信号線114,1
13へ出力する。
110,112から信号線117を通して入力されたア
ナログ信号をディジタル信号に変換して光ファイバ11
5へ出力する。制御回路102は、光ファイバ115を
通してディジタル信号を受け取り、PWM演算を行い、
パルス信号を信号線116へ出力する。パルス生成回路
103は、信号線116からパルス信号を受け取り、デ
ッドタイムと最小パルス幅を確保したP側パルス信号、
N側パルス信号を生成して、それぞれ信号線114,1
13へ出力する。
【0012】電力変換器107は、信号線114と信号
線113を通してパルス生成回路103からのゲートパ
ルスを受け取り、直流電源106を利用して系統123
の調整を行う。
線113を通してパルス生成回路103からのゲートパ
ルスを受け取り、直流電源106を利用して系統123
の調整を行う。
【0013】次に、図2を参照して、上記A/D変換装
置101(図1参照)について説明する。図2におい
て、A/D変換装置101は、A/D変換器201−1
〜3と、リードオンリーメモリ(ROM)202と、ラ
ンダムアクセスメモリ(RAM)203と、マイクロコ
ンピュータ(マイコン)204と、シリアルインタフェ
ース(シリアルI/F)205とを有して構成される。
置101(図1参照)について説明する。図2におい
て、A/D変換装置101は、A/D変換器201−1
〜3と、リードオンリーメモリ(ROM)202と、ラ
ンダムアクセスメモリ(RAM)203と、マイクロコ
ンピュータ(マイコン)204と、シリアルインタフェ
ース(シリアルI/F)205とを有して構成される。
【0014】A/D変換装置201−1〜201−3
は、信号線117を通してそれぞれセンサ105,11
0,112からのアナログ値を受け取り、信号線207
上の信号の立ち上がりのタイミングでアナログ値をディ
ジタル値に変換してこの値を保持する。
は、信号線117を通してそれぞれセンサ105,11
0,112からのアナログ値を受け取り、信号線207
上の信号の立ち上がりのタイミングでアナログ値をディ
ジタル値に変換してこの値を保持する。
【0015】ROM202には、マイコン204制御の
ためのプログラムが格納されている。
ためのプログラムが格納されている。
【0016】RAM203には、シリアルI/Fから出
力するデータパケットを格納する。
力するデータパケットを格納する。
【0017】マイコン204は、信号線207の立ち上
がりの検出すると、ROM202に格納されたプログラ
ムを実行し、A/D変換器201−1〜201−3に格
納されているディジタルデータを読み出し、これをRA
M203の予め定められたアドレスに書き込む。
がりの検出すると、ROM202に格納されたプログラ
ムを実行し、A/D変換器201−1〜201−3に格
納されているディジタルデータを読み出し、これをRA
M203の予め定められたアドレスに書き込む。
【0018】シリアルI/F205は、光ファイバ11
5を通して制御回路102(図1参照)からの割り込み
パケットを受け取り、誤り回復を行い、割り込みパケッ
トを正しく受信した場合には、信号線207を論理値1
の状態に一定時間する。
5を通して制御回路102(図1参照)からの割り込み
パケットを受け取り、誤り回復を行い、割り込みパケッ
トを正しく受信した場合には、信号線207を論理値1
の状態に一定時間する。
【0019】なお、ここで、データパケットとは、ユー
ザの数値データ等の情報を含むパケットであり、割り込
みパケットとは、ユーザ情報は含まず、受信側の受信制
御回路に割り込み出力を生成させるためのパケットであ
る。
ザの数値データ等の情報を含むパケットであり、割り込
みパケットとは、ユーザ情報は含まず、受信側の受信制
御回路に割り込み出力を生成させるためのパケットであ
る。
【0020】次に、図3を参照して、上記制御回路10
2(図1参照)について説明する。
2(図1参照)について説明する。
【0021】図3において、制御回路102は、マイコ
ン301と、ROM302と、RAM303と、シリア
ルI/F304と、タイマ305および306とを有し
て構成される。
ン301と、ROM302と、RAM303と、シリア
ルI/F304と、タイマ305および306とを有し
て構成される。
【0022】制御回路102におけるシリアルI/F3
04は、A/D変換装置におけるシリアルI/F205
(図2参照)と同様に構成されるが、A/D変換装置に
おけるシリアルI/F205(図2参照)で使用される
割り込み出力は、この制御回路102におけるシリアル
I/F304では使用されない点と、A/D変換装置に
おけるシリアルI/F205(図2参照)では使用され
ない割り込み入力が、この制御回路102におけるシリ
アルI/F304で使用されてる点とにおいて相違す
る。
04は、A/D変換装置におけるシリアルI/F205
(図2参照)と同様に構成されるが、A/D変換装置に
おけるシリアルI/F205(図2参照)で使用される
割り込み出力は、この制御回路102におけるシリアル
I/F304では使用されない点と、A/D変換装置に
おけるシリアルI/F205(図2参照)では使用され
ない割り込み入力が、この制御回路102におけるシリ
アルI/F304で使用されてる点とにおいて相違す
る。
【0023】ROM302には、マイコン301で利用
される演算プログラムが格納されている。
される演算プログラムが格納されている。
【0024】マイコン301は、ROM302に格納さ
れている演算プログラムを実行し、RAM303に格納
されているA/D変換データをもとにPWMパルス生成
のための演算を行い、演算結果をタイマ306へ出力す
る。
れている演算プログラムを実行し、RAM303に格納
されているA/D変換データをもとにPWMパルス生成
のための演算を行い、演算結果をタイマ306へ出力す
る。
【0025】RAM303には、光ファイバ115を通
して受信したデータパケットが格納されており、上記デ
ータパケットにはA/D変換データが含まれている。
して受信したデータパケットが格納されており、上記デ
ータパケットにはA/D変換データが含まれている。
【0026】シリアルI/F304は、光ファイバ11
5からのパケットを受信し、誤り回復を行い、受信した
データパケットをRAM303へ格納する。さらにシリ
アルI/F304は、タイマ305の信号を信号線30
8を通して受け取り、このタイミングでA/D変換装置
101に対してA/D変換起動のタイミングを知らせる
ためのパケットを光ファイバ115へ送信する。
5からのパケットを受信し、誤り回復を行い、受信した
データパケットをRAM303へ格納する。さらにシリ
アルI/F304は、タイマ305の信号を信号線30
8を通して受け取り、このタイミングでA/D変換装置
101に対してA/D変換起動のタイミングを知らせる
ためのパケットを光ファイバ115へ送信する。
【0027】次に、図4(a)を参照して、上記パルス
生成回路103(図1参照)について説明する。
生成回路103(図1参照)について説明する。
【0028】図4(a)において、パルス生成回路10
3は、立ち下がり検出回路401−1,401−2と、
立ち上がり検出回路402−1,402−2と、3入力
ANDゲート408,410と、2入力ORゲート40
9,411と、NOTゲート407とを有して構成され
る。
3は、立ち下がり検出回路401−1,401−2と、
立ち上がり検出回路402−1,402−2と、3入力
ANDゲート408,410と、2入力ORゲート40
9,411と、NOTゲート407とを有して構成され
る。
【0029】立ち下がり検出回路402−1,402−
2は、入力信号の立ち下がりを検出して、オンパルスを
予め定められた時間出力する。
2は、入力信号の立ち下がりを検出して、オンパルスを
予め定められた時間出力する。
【0030】立ち上がり検出回路402−1,402−
2は、入力信号の立ち上がりを検出して、オンパルスを
予め定められた時間出力する。
2は、入力信号の立ち上がりを検出して、オンパルスを
予め定められた時間出力する。
【0031】図5(a)は、図4(a)のパルス生成回
路103における、立ち上がり検出回路402−1の構
成例である。
路103における、立ち上がり検出回路402−1の構
成例である。
【0032】図5(a)において、立ち上がり検出回路
402−1は、クロック信号生成回路501と、カウン
タ502と、RSフリップフロップ回路503と、信号
線114,504,404とを有して構成される。
402−1は、クロック信号生成回路501と、カウン
タ502と、RSフリップフロップ回路503と、信号
線114,504,404とを有して構成される。
【0033】信号線114は、カウンタ502のイネー
ブル端子ENと、RSフリップフロップ回路503のセ
ット入力端子Setとに接続されている。カウンタ50
2のクロック入力端子は、クロック信号生成回路501
の出力端子に接続されている。カウンタ502のキャリ
ー信号出力端子Cは、信号線504の一端に接続され、
信号線504の他端はRSフリップフロップ回路503
のリセット入力端子Resetに接続されている。RS
フリップフロップ回路503の出力端子Qは信号線40
4に接続されている。
ブル端子ENと、RSフリップフロップ回路503のセ
ット入力端子Setとに接続されている。カウンタ50
2のクロック入力端子は、クロック信号生成回路501
の出力端子に接続されている。カウンタ502のキャリ
ー信号出力端子Cは、信号線504の一端に接続され、
信号線504の他端はRSフリップフロップ回路503
のリセット入力端子Resetに接続されている。RS
フリップフロップ回路503の出力端子Qは信号線40
4に接続されている。
【0034】立ち上がり検出回路402−2も同様な構
成を採っている。
成を採っている。
【0035】図5(b)を参照して、図4(a)のパル
ス生成回路103における立ち下がり検出回路401−
2の構成について説明する。
ス生成回路103における立ち下がり検出回路401−
2の構成について説明する。
【0036】図5(b)において、信号線114は、N
OTゲート506の入力端子に接続されている。
OTゲート506の入力端子に接続されている。
【0037】NOTゲート506の出力端子は、立ち上
がり検出回路505に接続されている。立ち上がり検出
回路505は、立ち上がり検出回路402−1と同様に
構成される。
がり検出回路505に接続されている。立ち上がり検出
回路505は、立ち上がり検出回路402−1と同様に
構成される。
【0038】立ち下がり検出回路401−1は、図5
(b)の立ち下がり検出回路401−2と同様な構成を
している。
(b)の立ち下がり検出回路401−2と同様な構成を
している。
【0039】パルス生成回路103の全体的動作を説明
するに先立って、図6(a),(b)を参照して、立ち
上がり検出回路402−1(図5参照)および立ち下が
り検出回路401−2(図5参照)の動作について説明
する。
するに先立って、図6(a),(b)を参照して、立ち
上がり検出回路402−1(図5参照)および立ち下が
り検出回路401−2(図5参照)の動作について説明
する。
【0040】信号線113上の信号が、図6(a)に示
すように立ち上がると、立ち上がり検出回路402−1
のカウンタ502のイネーブル端子ENが論理レベル
“H”となる。すると、カウンタ502は、端末208
により設定された初期値Sをロードすると共に、クロッ
ク信号生成回路501から入力されるクロック信号に同
期してカウント動作を開始する。
すように立ち上がると、立ち上がり検出回路402−1
のカウンタ502のイネーブル端子ENが論理レベル
“H”となる。すると、カウンタ502は、端末208
により設定された初期値Sをロードすると共に、クロッ
ク信号生成回路501から入力されるクロック信号に同
期してカウント動作を開始する。
【0041】信号線113上の信号は、RSフリップフ
ロップ回路503のセット入力端子にも供給されるの
で、信号線218上の信号の立ち上がりでRSフリップ
フロップ回路503がセットされ、Q出力端子が論理レ
ベル“H”となる。この後、初期値Sおよびクロック信
号の周波数で定まる時間Tの後、すなわちカウンタ50
2が初期値Sまでカウントアップすると、カウンタ50
2のキャリー信号出力端子Cからキャリー信号が信号線
504上に出力される。このキャリー信号は信号線50
4を通してRSフリップフロップ回路503のリセット
入力端子Resetに入力され、RSフリップフロップ
回路503がリセットされ、Q出力端子上の信号が立ち
下がる。これにより、図6(a)に示すように、信号線
403上に、信号線113上の信号の立ち上がりに同期
して立ち上がり、時間T後に立ち下がるパルス信号が出
力される。
ロップ回路503のセット入力端子にも供給されるの
で、信号線218上の信号の立ち上がりでRSフリップ
フロップ回路503がセットされ、Q出力端子が論理レ
ベル“H”となる。この後、初期値Sおよびクロック信
号の周波数で定まる時間Tの後、すなわちカウンタ50
2が初期値Sまでカウントアップすると、カウンタ50
2のキャリー信号出力端子Cからキャリー信号が信号線
504上に出力される。このキャリー信号は信号線50
4を通してRSフリップフロップ回路503のリセット
入力端子Resetに入力され、RSフリップフロップ
回路503がリセットされ、Q出力端子上の信号が立ち
下がる。これにより、図6(a)に示すように、信号線
403上に、信号線113上の信号の立ち上がりに同期
して立ち上がり、時間T後に立ち下がるパルス信号が出
力される。
【0042】次に、立ち下がり検出回路401−2の動
作を説明する。信号線113上の信号が立ち下がると、
NOTゲート506の出力レベルが論理レベル“H”と
なり、立ち上がり検出回路505が上述した立ち上がり
検出回路402−1と同様な動作を行い、図6(b)に
示すように、信号線405上に、信号線113上の信号
の立ち下がりに同期して立ち上がり、時間T’後に立ち
下がるパルス信号が出力される。
作を説明する。信号線113上の信号が立ち下がると、
NOTゲート506の出力レベルが論理レベル“H”と
なり、立ち上がり検出回路505が上述した立ち上がり
検出回路402−1と同様な動作を行い、図6(b)に
示すように、信号線405上に、信号線113上の信号
の立ち下がりに同期して立ち上がり、時間T’後に立ち
下がるパルス信号が出力される。
【0043】立ち下がり検出回路401−1および立ち
上がり検出回路402−2も、それぞれ立ち下がり検出
回路401−2および立ち上がり検出回路402−1と
同様に動作する。
上がり検出回路402−2も、それぞれ立ち下がり検出
回路401−2および立ち上がり検出回路402−1と
同様に動作する。
【0044】次に、図4(b)を参照して、パルス生成
回路103の全体の動作を説明する。図4(b)は、図
4(a)のパルス生成回路103の各部の信号波形を示
すタイミングチャートである。図4(b)において、各
波形図の左側の数字は、それらの右側に示した波形図の
信号が伝送される信号線の番号である。
回路103の全体の動作を説明する。図4(b)は、図
4(a)のパルス生成回路103の各部の信号波形を示
すタイミングチャートである。図4(b)において、各
波形図の左側の数字は、それらの右側に示した波形図の
信号が伝送される信号線の番号である。
【0045】いま、P側アーム120−1〜120−n
における各GTOがオフ、N側アーム121−1〜12
1−nにおける各GTOがオンである状態、すなわち、
信号線113上のP側パルス信号が論理レベル“L”、
信号線114上のN側パルス信号が論理レベル“H”の
状態、で信号線116上のパルス信号が論理レベル
“H”の状態に立ち上がった場合を考える。これによ
り、NOTゲート407の出力信号は論理論理レベル
“L”となり、従ってANDゲート410の出力レベル
は論理レベル“L”となる。このとき、立ち上がり検出
回路402−2の出力レベル、すなわち信号線406上
の信号のレベルは、既に立ち下がって論理レベル“L”
となっているので、ORゲート411の出力信号、すな
わち信号線114の上の信号レベルは、論理レベル
“L”に立ち下がる。
における各GTOがオフ、N側アーム121−1〜12
1−nにおける各GTOがオンである状態、すなわち、
信号線113上のP側パルス信号が論理レベル“L”、
信号線114上のN側パルス信号が論理レベル“H”の
状態、で信号線116上のパルス信号が論理レベル
“H”の状態に立ち上がった場合を考える。これによ
り、NOTゲート407の出力信号は論理論理レベル
“L”となり、従ってANDゲート410の出力レベル
は論理レベル“L”となる。このとき、立ち上がり検出
回路402−2の出力レベル、すなわち信号線406上
の信号のレベルは、既に立ち下がって論理レベル“L”
となっているので、ORゲート411の出力信号、すな
わち信号線114の上の信号レベルは、論理レベル
“L”に立ち下がる。
【0046】なお、このとき立ち上がり検出回路402
−2の出力レベルがまだ立ち下がらず論理レベル“H”
であったとすると、信号線114上の信号は立ち下がら
ず論理レベル“H”に保たれ、また、3入力ANDゲー
ト408の立ち上がり検出回路402−2の出力端子に
接続された負論理入力端子の信号レベルが論理レベル
“H”であるので、信号線116上の信号が論理レベル
“H”に立ち上がったとしても、ANDゲート408の
出力レベルは論理レベル“L”に保たれ、従って信号線
113上の信号レベルは変化せず、論理レベル“L”に
保たれる。すなわち、立ち上がり検出回路402−2の
出力信号が立ち下がっていないうちに信号線116上の
信号が論理レベル“H”に立ち上がった場合には、信号
線113上および信号線114上のパルス信号は変化せ
ず、それまでの状態を保持することになる。
−2の出力レベルがまだ立ち下がらず論理レベル“H”
であったとすると、信号線114上の信号は立ち下がら
ず論理レベル“H”に保たれ、また、3入力ANDゲー
ト408の立ち上がり検出回路402−2の出力端子に
接続された負論理入力端子の信号レベルが論理レベル
“H”であるので、信号線116上の信号が論理レベル
“H”に立ち上がったとしても、ANDゲート408の
出力レベルは論理レベル“L”に保たれ、従って信号線
113上の信号レベルは変化せず、論理レベル“L”に
保たれる。すなわち、立ち上がり検出回路402−2の
出力信号が立ち下がっていないうちに信号線116上の
信号が論理レベル“H”に立ち上がった場合には、信号
線113上および信号線114上のパルス信号は変化せ
ず、それまでの状態を保持することになる。
【0047】さて、ここでは、立ち上がり検出回路40
2−2が既に立ち下がっている状態を考えているので、
信号線114上の信号レベルは論理レベル“L”に立ち
下がり、これにより図4(b)に示すように、立ち下が
り検出回路401−1から信号線403上に時間幅T’
のパルス信号が出力される。このパルス信号はANDゲ
ート408の負論理入力端子に印加され、ANDゲート
408の出力レベルが、信号線116上の信号の立ち上
がりにもかかわらず、時間幅T’だけ論理レベル“L”
に保持され、従って信号線113上の信号レベルも時間
幅T’だけ論理レベル“L”に保持される。時間T’後
に立ち下がり検出回路401−1の出力レベルが論理レ
ベル“L”に立ち下がると、立ち上がり検出回路402
−2の出力信号レベルは論理レベル“L”であるので、
ANDゲート408の出力信号レベルが論理レベル
“H”に立ち上がり、従って信号線113上の信号が論
理レベル“H”に立ち上がる。すなわち立ち下がり検出
回路401−1は信号線116上の信号が論理レベル
“H”に立ち上がった後信号線113上の信号が立ち上
がるのを時間幅T’だけ遅らせる機能を果たす。このよ
うな時間幅T’をデッドタイムと称する。デッドタイム
とは、P側アーム120−1〜nの各GTOと、N側ア
ーム121−1〜nの各GTOが同時にオフとなる時間
であり、このデッドタイムを設けることにより、P側ア
ーム120−1〜nの各GTOと、N側アーム121−
1〜nの各GTOが同時にオンになってしまう短絡事故
を防止することができる。なお、立ち上がり検出回路4
02−1は信号線113上の信号の立ち上がりを検出し
て、予め定められた時間Tだけ論理レベル“H”のパル
ス信号を信号線404上に出力する。
2−2が既に立ち下がっている状態を考えているので、
信号線114上の信号レベルは論理レベル“L”に立ち
下がり、これにより図4(b)に示すように、立ち下が
り検出回路401−1から信号線403上に時間幅T’
のパルス信号が出力される。このパルス信号はANDゲ
ート408の負論理入力端子に印加され、ANDゲート
408の出力レベルが、信号線116上の信号の立ち上
がりにもかかわらず、時間幅T’だけ論理レベル“L”
に保持され、従って信号線113上の信号レベルも時間
幅T’だけ論理レベル“L”に保持される。時間T’後
に立ち下がり検出回路401−1の出力レベルが論理レ
ベル“L”に立ち下がると、立ち上がり検出回路402
−2の出力信号レベルは論理レベル“L”であるので、
ANDゲート408の出力信号レベルが論理レベル
“H”に立ち上がり、従って信号線113上の信号が論
理レベル“H”に立ち上がる。すなわち立ち下がり検出
回路401−1は信号線116上の信号が論理レベル
“H”に立ち上がった後信号線113上の信号が立ち上
がるのを時間幅T’だけ遅らせる機能を果たす。このよ
うな時間幅T’をデッドタイムと称する。デッドタイム
とは、P側アーム120−1〜nの各GTOと、N側ア
ーム121−1〜nの各GTOが同時にオフとなる時間
であり、このデッドタイムを設けることにより、P側ア
ーム120−1〜nの各GTOと、N側アーム121−
1〜nの各GTOが同時にオンになってしまう短絡事故
を防止することができる。なお、立ち上がり検出回路4
02−1は信号線113上の信号の立ち上がりを検出し
て、予め定められた時間Tだけ論理レベル“H”のパル
ス信号を信号線404上に出力する。
【0048】次に、信号線116上の信号が立ち下がる
と、ANDゲート408の出力信号レベルが論理レベル
“L”となる。この信号線116上の信号の立ち下がり
が、立ち上がり検出回路402−1の出力パルス信号が
立ち下がった後である場合には、信号線404上の信号
レベルも論理レベル“L”であるので、信号線113上
の信号レベルも論理レベル“L”に立ち下がる。この信
号線113上の信号の立ち下がりにより、立ち下がり検
出回路401−2から予め定められた時間幅T’のパル
ス信号が出力され、この時間幅T’だけANDゲート4
10の出力レベルが論理レベル“L”に保たれる。この
とき、立ち上がり検出回路402−2の出力信号レベル
も論理レベル“L”に保たれているので、信号線114
上の信号のレベルは論理レベル“L”に保たれる。時間
T’後に立ち下がり検出回路401−2の出力信号が論
理レベル“L”に反転すると、ANDゲート410の出
力信号レベルが論理レベル“H”に反転し、これにより
信号線114上の信号が論理レベル“H”に立ち上が
る。すなわち立ち下がり検出回路401−2も、信号線
217上の信号が論理レベル“L”に立ち下がった後信
号線114上の信号が立ち上がるのを時間幅T’だけ遅
らせてデッドタイムを設ける機能を果たす。なお、立ち
上がり検出回路402−2は信号線114上の信号の立
ち上がりを検出して、予め定められた時間Tだけ論理レ
ベル“H”のパルス信号を信号線406上に出力する。
と、ANDゲート408の出力信号レベルが論理レベル
“L”となる。この信号線116上の信号の立ち下がり
が、立ち上がり検出回路402−1の出力パルス信号が
立ち下がった後である場合には、信号線404上の信号
レベルも論理レベル“L”であるので、信号線113上
の信号レベルも論理レベル“L”に立ち下がる。この信
号線113上の信号の立ち下がりにより、立ち下がり検
出回路401−2から予め定められた時間幅T’のパル
ス信号が出力され、この時間幅T’だけANDゲート4
10の出力レベルが論理レベル“L”に保たれる。この
とき、立ち上がり検出回路402−2の出力信号レベル
も論理レベル“L”に保たれているので、信号線114
上の信号のレベルは論理レベル“L”に保たれる。時間
T’後に立ち下がり検出回路401−2の出力信号が論
理レベル“L”に反転すると、ANDゲート410の出
力信号レベルが論理レベル“H”に反転し、これにより
信号線114上の信号が論理レベル“H”に立ち上が
る。すなわち立ち下がり検出回路401−2も、信号線
217上の信号が論理レベル“L”に立ち下がった後信
号線114上の信号が立ち上がるのを時間幅T’だけ遅
らせてデッドタイムを設ける機能を果たす。なお、立ち
上がり検出回路402−2は信号線114上の信号の立
ち上がりを検出して、予め定められた時間Tだけ論理レ
ベル“H”のパルス信号を信号線406上に出力する。
【0049】次に、信号線116上の信号が、立ち上が
り検出回路402−1の出力パルス信号がまだ立ち下が
らないうちに立ち下がった場合、すなわち信号線116
上のパルス信号のパルス幅が短すぎる場合には、図4
(b)の右側のパルス波形に示すように、信号線113
上の信号は立ち下がらず論理レベル“H”に保たれる。
また、立ち上がり検出回路402−1の出力レベルが論
理レベル“H”であるので、AND410の出力信号レ
ベルが、NOTゲート407の出力信号レベルの論理レ
ベル“H”への反転にもかかわらず、論理レベル“L”
に保たれ、一方立ち上がり検出回路402−2の出力レ
ベルも論理レベル“L”に保たれるので、信号線114
上の信号も論理レベル“L”に保たれる。すなわち、こ
の場合には両出力信号線113,114上の信号はそれ
までの状態を維持することとなる。
り検出回路402−1の出力パルス信号がまだ立ち下が
らないうちに立ち下がった場合、すなわち信号線116
上のパルス信号のパルス幅が短すぎる場合には、図4
(b)の右側のパルス波形に示すように、信号線113
上の信号は立ち下がらず論理レベル“H”に保たれる。
また、立ち上がり検出回路402−1の出力レベルが論
理レベル“H”であるので、AND410の出力信号レ
ベルが、NOTゲート407の出力信号レベルの論理レ
ベル“H”への反転にもかかわらず、論理レベル“L”
に保たれ、一方立ち上がり検出回路402−2の出力レ
ベルも論理レベル“L”に保たれるので、信号線114
上の信号も論理レベル“L”に保たれる。すなわち、こ
の場合には両出力信号線113,114上の信号はそれ
までの状態を維持することとなる。
【0050】この場合には、立ち上がり検出回路402
−1が予め定められた時間T後に立ち下がると、信号線
114上の信号が論理レベル“L”に立ち下がる。一
方、この信号線113上の信号の立ち下がりにより、立
ち下がり検出回路401−2が予め定められた時間幅
T’のパルス信号を信号線405上に出力する。時間
T’後に信号線405上のパルス信号が立ち下がると、
ANDゲート410の出力信号レベルが論理レベル
“H”に立ち上がり、信号線114上の信号が論理レベ
ル“H”に立ち上がることとなる。すなわち、信号線1
13上の信号は、立ち上がり検出回路402−1の出力
信号パルスが論理レベル“H”である予め定められた時
間Tの間は信号線116上の信号が立ち下がったとして
も立ち下がることがなく、時間幅Tだけはオン状態を保
持する。この時間幅Tを最小パルス幅と称し、信号線1
13上または信号線114上のパルス信号がオンとなっ
ている時間の最小値を制限するものである。最小パルス
幅は、GTOがその特性上オフ状態からオン状態に推移
するのにある時間を必要とし、ゲートパルスがこれより
短い時間幅のものであると素子破壊を起こすことがある
ため、この素子破壊を防止するために設けられているも
のである。
−1が予め定められた時間T後に立ち下がると、信号線
114上の信号が論理レベル“L”に立ち下がる。一
方、この信号線113上の信号の立ち下がりにより、立
ち下がり検出回路401−2が予め定められた時間幅
T’のパルス信号を信号線405上に出力する。時間
T’後に信号線405上のパルス信号が立ち下がると、
ANDゲート410の出力信号レベルが論理レベル
“H”に立ち上がり、信号線114上の信号が論理レベ
ル“H”に立ち上がることとなる。すなわち、信号線1
13上の信号は、立ち上がり検出回路402−1の出力
信号パルスが論理レベル“H”である予め定められた時
間Tの間は信号線116上の信号が立ち下がったとして
も立ち下がることがなく、時間幅Tだけはオン状態を保
持する。この時間幅Tを最小パルス幅と称し、信号線1
13上または信号線114上のパルス信号がオンとなっ
ている時間の最小値を制限するものである。最小パルス
幅は、GTOがその特性上オフ状態からオン状態に推移
するのにある時間を必要とし、ゲートパルスがこれより
短い時間幅のものであると素子破壊を起こすことがある
ため、この素子破壊を防止するために設けられているも
のである。
【0051】以上説明したように、立ち下がり検出回路
401−1および401−2はデッドタイムを設定する
機能を有し、立ち上がり検出回路402−1および40
2−2は最小パルス幅を設定する機能を有する。
401−1および401−2はデッドタイムを設定する
機能を有し、立ち上がり検出回路402−1および40
2−2は最小パルス幅を設定する機能を有する。
【0052】図7を参照して、シリアルI/F205
(図2参照)の具体的なブロック構成について説明す
る。図7において、701は受信制御回路、702は受
信ファーストイン・ファーストアウトバッファ(受信F
IFO)、705は送信ファーストイン・ファーストア
ウトバッファ(送信FIFO)、703はシリアル・パ
ラレル変換回路、704は電気−光変換回路、705は
送信制御回路、707はパラレル・シリアル変換回路、
708は光−電気変換回路である。図3のシリアルI/
F304もシリアルI/F205と同様の構成である。
なお、図7に示した図2のシリアルI/F205では、
入力信号線716への入力はなく図示されていないが、
論理レベル“L”が入力されている。図3のシリアルI
/F304の場合には、信号線715の出力は使用され
ず、入力信号線716へ信号線308が接続される。
(図2参照)の具体的なブロック構成について説明す
る。図7において、701は受信制御回路、702は受
信ファーストイン・ファーストアウトバッファ(受信F
IFO)、705は送信ファーストイン・ファーストア
ウトバッファ(送信FIFO)、703はシリアル・パ
ラレル変換回路、704は電気−光変換回路、705は
送信制御回路、707はパラレル・シリアル変換回路、
708は光−電気変換回路である。図3のシリアルI/
F304もシリアルI/F205と同様の構成である。
なお、図7に示した図2のシリアルI/F205では、
入力信号線716への入力はなく図示されていないが、
論理レベル“L”が入力されている。図3のシリアルI
/F304の場合には、信号線715の出力は使用され
ず、入力信号線716へ信号線308が接続される。
【0053】受信制御回路701は、信号線709を経
由して受信パケットの情報を受け取り、また割り込みパ
ケット受信時には、信号線715を一定時間論理レベル
“H”にし、さらにはバス718を経由してパケット受
信に関する設定値を受け取り、信号線719から連送回
数設定値を受け取り、信号線721へは受信制御回路B
USY信号を出力する。受信FIFO702は、信号線
710を通して受信パケットの情報を受け取り、ファー
ストイン・ファーストアウトのバッファリングをし、信
号線709へ出力するが、信号線721から受信制御回
路BUSY信号を受け取っている間は信号線709への
出力をそのまま保持する。シリアル・パラレル変換回路
703は、信号線711を通して受信パケットのデータ
をシリアル情報として受け取り、その情報をパラレル情
報化したデータを信号線710へ出力する。光−電気変
換回路704は光ファイバ712から光信号を受け取
り、電気信号に変換して信号線711へ出力する。送信
制御回路705は、信号線711から送信パケットの情
報を出力するが、信号線720から送信FIFOフルの
信号を受け取っている間は、送信パケットの情報を保持
したまま、動作を一時停止する。また、送信制御回路7
05は信号線716から割り込み信号を受け取って割り
込みパケットの生成をし、信号線719へ連送回数の設
定値を出力し、バス718を経由してはパケット送信に
関する設定値を受け取る。送信FIFO706は信号線
711からの送信パケットの情報を受け取り、ファース
トイン・ファーストアウトのバッファリングした後に信
号線712へ出力し、バッファが一杯になったときは信
号線720へFIFOフルの信号を出力する。パラレル
・シリアル変換回路707は、信号線712を通して送
信パケットのデータをパラレル情報として受け取り、そ
の情報をシリアル化して信号線713へ出力する。電気
−光変換回路708は信号線713から電気信号を受け
取り、それを光信号に変換した後、光ファイバ714へ
出力する。なお、光ファイバ115は光ファイバ712
と光ファイバ714を束ねたものである。
由して受信パケットの情報を受け取り、また割り込みパ
ケット受信時には、信号線715を一定時間論理レベル
“H”にし、さらにはバス718を経由してパケット受
信に関する設定値を受け取り、信号線719から連送回
数設定値を受け取り、信号線721へは受信制御回路B
USY信号を出力する。受信FIFO702は、信号線
710を通して受信パケットの情報を受け取り、ファー
ストイン・ファーストアウトのバッファリングをし、信
号線709へ出力するが、信号線721から受信制御回
路BUSY信号を受け取っている間は信号線709への
出力をそのまま保持する。シリアル・パラレル変換回路
703は、信号線711を通して受信パケットのデータ
をシリアル情報として受け取り、その情報をパラレル情
報化したデータを信号線710へ出力する。光−電気変
換回路704は光ファイバ712から光信号を受け取
り、電気信号に変換して信号線711へ出力する。送信
制御回路705は、信号線711から送信パケットの情
報を出力するが、信号線720から送信FIFOフルの
信号を受け取っている間は、送信パケットの情報を保持
したまま、動作を一時停止する。また、送信制御回路7
05は信号線716から割り込み信号を受け取って割り
込みパケットの生成をし、信号線719へ連送回数の設
定値を出力し、バス718を経由してはパケット送信に
関する設定値を受け取る。送信FIFO706は信号線
711からの送信パケットの情報を受け取り、ファース
トイン・ファーストアウトのバッファリングした後に信
号線712へ出力し、バッファが一杯になったときは信
号線720へFIFOフルの信号を出力する。パラレル
・シリアル変換回路707は、信号線712を通して送
信パケットのデータをパラレル情報として受け取り、そ
の情報をシリアル化して信号線713へ出力する。電気
−光変換回路708は信号線713から電気信号を受け
取り、それを光信号に変換した後、光ファイバ714へ
出力する。なお、光ファイバ115は光ファイバ712
と光ファイバ714を束ねたものである。
【0054】次に、図10(a)を参照して、パラレル
・シリアル変換回路707の動作について説明する。図
10(a)において、DATは変換前のパラレルデー
タ、VLDは上記パラレルデータが有効であることを示
す信号、SCLKは送信クロック、SDATは送信デー
タである。DAT、VLDは図7の信号線712からパ
ラレル・シリアル変換回路711に入力され、また送信
データSDATは信号線713を通してパラレル・シリ
アル変換回路から出力される。図10(a)では例とし
て8bitパラレルデータ0110_0010がシリア
ルデータに変換される様子を示している。送信データが
有効であることを示すVLD信号が論理レベル“H”と
なると、送信データSDATは送信クロックSCLKの
1周期分、論理レベル“H”(図10の(a)100
1)となり、それ以降、パラレルデータ0110_00
10の上位ビット(bit)から順にSCLKに同期し
て送信データSDATを生成し出力する。
・シリアル変換回路707の動作について説明する。図
10(a)において、DATは変換前のパラレルデー
タ、VLDは上記パラレルデータが有効であることを示
す信号、SCLKは送信クロック、SDATは送信デー
タである。DAT、VLDは図7の信号線712からパ
ラレル・シリアル変換回路711に入力され、また送信
データSDATは信号線713を通してパラレル・シリ
アル変換回路から出力される。図10(a)では例とし
て8bitパラレルデータ0110_0010がシリア
ルデータに変換される様子を示している。送信データが
有効であることを示すVLD信号が論理レベル“H”と
なると、送信データSDATは送信クロックSCLKの
1周期分、論理レベル“H”(図10の(a)100
1)となり、それ以降、パラレルデータ0110_00
10の上位ビット(bit)から順にSCLKに同期し
て送信データSDATを生成し出力する。
【0055】次に、図10(b)を参照して、シリアル
・パラレル変換回路701の動作について説明する。図
10(b)のRDATは受信データ、RCLKは受信デ
ータ変換用クロック、DATは変換後のパラレルデー
タ、VLDはパラレルデータが有効であることを示す信
号である。ここで、受信データ変換用RCLKは図10
(a)の送信クロックSCLKの4倍の周期で変換して
いる。初期状態は、シリアル・パラレル変換回路はアイ
ドル状態となっている。アイドル状態のときに、受信デ
ータRDATが論理レベル“H”となると(タイミング
1002)、シリアル・パラレル変換回路は受信状態と
なり、1003で示されるタイミングから受信データ変
換用クロックRCLKの4サイクル周期毎に、受信デー
タRDATをラッチする。シリアル・パラレル変換回路
1005は、8bit分ラッチしたタイミング1004
でアイドル状態に戻り、タイミング1005でパラレル
データDATを出力し、パラレルデータが有効であるこ
とを示す信号VLDを論理レベル“H”にする。
・パラレル変換回路701の動作について説明する。図
10(b)のRDATは受信データ、RCLKは受信デ
ータ変換用クロック、DATは変換後のパラレルデー
タ、VLDはパラレルデータが有効であることを示す信
号である。ここで、受信データ変換用RCLKは図10
(a)の送信クロックSCLKの4倍の周期で変換して
いる。初期状態は、シリアル・パラレル変換回路はアイ
ドル状態となっている。アイドル状態のときに、受信デ
ータRDATが論理レベル“H”となると(タイミング
1002)、シリアル・パラレル変換回路は受信状態と
なり、1003で示されるタイミングから受信データ変
換用クロックRCLKの4サイクル周期毎に、受信デー
タRDATをラッチする。シリアル・パラレル変換回路
1005は、8bit分ラッチしたタイミング1004
でアイドル状態に戻り、タイミング1005でパラレル
データDATを出力し、パラレルデータが有効であるこ
とを示す信号VLDを論理レベル“H”にする。
【0056】図8を参照して、送信制御回路705(図
7参照)の構成について説明する。図8において、80
1−1〜801−4は送信開始アドレスレジスタ、80
2は連送回数設定レジスタ、803は送信制御レジス
タ、804は連送制御回路、805は加算器、806は
比較器、806は送信バイト数カウンタ、807は送信
バイト数保持レジスタ、808は送信バッファ、809
は16ビットフレームチェックシーケンス(FCS)生
成回路、810および811はセレクタである。なお送
信開始アドレスレジスタ801−1〜801−4、連送
回数レジスタ802および送信制御レジスタ803には
図7の信号線722を経由してマイコンからのライトア
クセス、リードアクセスを受け付られる構成となってい
る。
7参照)の構成について説明する。図8において、80
1−1〜801−4は送信開始アドレスレジスタ、80
2は連送回数設定レジスタ、803は送信制御レジス
タ、804は連送制御回路、805は加算器、806は
比較器、806は送信バイト数カウンタ、807は送信
バイト数保持レジスタ、808は送信バッファ、809
は16ビットフレームチェックシーケンス(FCS)生
成回路、810および811はセレクタである。なお送
信開始アドレスレジスタ801−1〜801−4、連送
回数レジスタ802および送信制御レジスタ803には
図7の信号線722を経由してマイコンからのライトア
クセス、リードアクセスを受け付られる構成となってい
る。
【0057】送信開始アドレスレジスタ801−1〜8
01−4は送信パケットの送信開始アドレスを保持す
る。送信回数設定レジスタ802には連送回数が設定さ
れている。送信制御レジスタ803は第1ビット(bi
t1)から第4ビット(bit4)までの4ビットのレ
ジスタであり、4ビット目(bit4)のみは信号線8
13上の信号の立ち上がりを検出すると、1がセットさ
れるようになっている。送信制御レジスタ803の4b
itは、bit4,bit3,bit2,bit1がそ
れぞれ、801−4,801−3,801−2,801
−1に対応しており、送信制御レジスタのあるビットの
内容が1になると、そのビットに対応する送信開始アド
レスレジスタのアドレスがセレクタ811で選択され、
選択されたアドレスを先頭とするパケットが信号線71
1から出力される。このとき、送信制御レジスタ803
において、複数のbitが1にセットされた場合には、
bit4,bit3,bit2,bit1の順に優先順
位があって、優先順位が高いbitのみ出力がされるも
のとする。また上記パケットの送信が完了すると、送信
制御レジスタ803の送信が完了したパケットに対応す
るbitのみが、信号線826を介した連送制御回路8
04の制御信号でクリアされる。送信バイト数カウンタ
806は、連送制御回路804からの制御信号を受け取
り、保持するデータのクリア動作およびインクリメント
動作を行う。クリア動作は、パケット送信開始時に行
い、インクリメント動作は、パケット送信中で送信FI
FOフル信号を信号線720から受け取っていないとき
に行う。送信バイト数保持レジスタ807は現在送信中
のパケットのバイト数を保持する。送信バイト数保持レ
ジスタ807は、連送制御回路804からの制御信号を
受け取り、受信制御回路705がパケット2バイト目デ
ータをRAMから読み出しているときに、そのデータを
ラッチする。送信バッファ808は次に送信すべきパケ
ットのデータを保持する。フレームチェックシーケンス
生成回路809は、現在送信中のデータを巡回冗長符号
(CRC)により符号化するために必要なフレームチェ
ックシーケンスを生成する。
01−4は送信パケットの送信開始アドレスを保持す
る。送信回数設定レジスタ802には連送回数が設定さ
れている。送信制御レジスタ803は第1ビット(bi
t1)から第4ビット(bit4)までの4ビットのレ
ジスタであり、4ビット目(bit4)のみは信号線8
13上の信号の立ち上がりを検出すると、1がセットさ
れるようになっている。送信制御レジスタ803の4b
itは、bit4,bit3,bit2,bit1がそ
れぞれ、801−4,801−3,801−2,801
−1に対応しており、送信制御レジスタのあるビットの
内容が1になると、そのビットに対応する送信開始アド
レスレジスタのアドレスがセレクタ811で選択され、
選択されたアドレスを先頭とするパケットが信号線71
1から出力される。このとき、送信制御レジスタ803
において、複数のbitが1にセットされた場合には、
bit4,bit3,bit2,bit1の順に優先順
位があって、優先順位が高いbitのみ出力がされるも
のとする。また上記パケットの送信が完了すると、送信
制御レジスタ803の送信が完了したパケットに対応す
るbitのみが、信号線826を介した連送制御回路8
04の制御信号でクリアされる。送信バイト数カウンタ
806は、連送制御回路804からの制御信号を受け取
り、保持するデータのクリア動作およびインクリメント
動作を行う。クリア動作は、パケット送信開始時に行
い、インクリメント動作は、パケット送信中で送信FI
FOフル信号を信号線720から受け取っていないとき
に行う。送信バイト数保持レジスタ807は現在送信中
のパケットのバイト数を保持する。送信バイト数保持レ
ジスタ807は、連送制御回路804からの制御信号を
受け取り、受信制御回路705がパケット2バイト目デ
ータをRAMから読み出しているときに、そのデータを
ラッチする。送信バッファ808は次に送信すべきパケ
ットのデータを保持する。フレームチェックシーケンス
生成回路809は、現在送信中のデータを巡回冗長符号
(CRC)により符号化するために必要なフレームチェ
ックシーケンスを生成する。
【0058】次に、送信制御回路705の動作につい
て、パケット送信動作の起動要因として、マイコンによ
る場合と、信号線716上の信号の立ち上がりによる場
合と、に分けて、それぞれ具体例を挙げて説明する。
て、パケット送信動作の起動要因として、マイコンによ
る場合と、信号線716上の信号の立ち上がりによる場
合と、に分けて、それぞれ具体例を挙げて説明する。
【0059】はじめに図14(a)を参照して、マイコ
ンによるパケット送信起動の場合について説明する。図
14(a)において、まず、パケット送信の準備とし
て、送るべきパケットのデータをメモリ上に展開してお
く必要がある。上記メモリとは、図2のA/D変換装置
101ではRAM203であり、図3の演算制御回路で
はRAM303である。図14(a)の例では、先頭ア
ドレス$0010から6バイトのパケットのデータがメ
モリ上に展開されている。データの1バイト目は、パケ
ットタイプであり、データの2バイト目はパケットサイ
ズであり、データの3バイト目から6バイト目はユーザ
ー情報である。メモリ上に展開されているパケットのデ
ータの先頭アドレス$0010をマイコンによる書き込
みで送信開始アドレスレジスタ801−1に格納する。
また連送回数設定レジスタ802には(連送回数)−1
の値がマイコンによって設定される。ここでは連送回数
を2とすることとし、連送回数設定レジスタには1を書
き込む。次にマイコンによる書き込みで、送信制御レジ
スタ803のbit1に1をセットする。信号線815
を通して連送制御回路804が信号を受け取ると、連送
制御回路804内の順序機械のステートをアイドル状態
から送信中状態とし、信号線816を通してセレクタ8
10に送信開始アドレス801−1選択信号を出力し、
信号線817を通して送信バイト数カウンタ806には
クリア信号を出力し、信号線818を通して送信バイト
数保持レジスタ807には初期化信号が出力され、送信
バイト数保持レジスタは初期値2となり、信号線819
を通して送信バッファ808に対してイネーブル信号を
出力し、信号線820を通してFCS生成回路に対して
クリア信号を出力する。さらに加算器805は信号線8
12と信号線821からのデータを受け取り、両者の和
を計算し、信号線822へ出力する。信号線822へ出
力された信号は、バスのアドレス信号線へと出力され、
RAM 上に展開されているパケットのデータの1バイ
ト目がバスのデータ線へ出力されると共に、パケットの
1バイト目のデータが送信バッファ808にラッチされ
るこのとき、パケット1バイト目の8bitのうち、図
14の1401に示す部分に連送の何回目の転送である
かが連送制御回路804からの制御信号によって設定さ
れる。また比較器806は信号線821と信号線823
の値を比較しており、両者が一致したときのみ信号線8
24へ論理レベル“H”の信号を出力する。パケット送
信開始時には、両者の初期値が一致しないことから、信
号線824には論理レベル“L”が出力されている。セ
レクタ811は、信号線825のセレクト信号を受け取
っており、パケット送信開始時は送信バッファ808の
データを信号線814−1へ出力している。このように
して、1バイト目のデータが信号線814−1から出力
され、また信号線814−1のデータが有効データであ
ることを示す信号1も信号線814−2から出力され
る。ここで信号線720から送信FIFOフルの信号を
受け取っていない場合には、連送制御回路804は送信
バイト数カウンタ812へインクリメント信号を出力
し、加算器805がパケットの2バイト目のアドレスを
計算し、バスに出力する。2バイト目のデータがメモリ
上から読み出されると、連送制御回路804は信号線8
18へ送信バイト数保持レジスタ807へのイネーブル
信号を出力し、送信バイト数保持レジスタ807は送信
バッファ808がラッチするデータと同一のデータを取
り込む。今回の例では、送信バイト数保持レジスタ80
7は6を保持する。また、送信バイト数すべてが出力し
終えた後は、比較器806がパケットの終了を検出し、
信号線824へ論理レベル“H”を出力する。信号線8
24の論理レベル“H”を連送制御回路804が受け取
ると、ステートを受信中からFCS1、FCS2と1サ
イクルずつ変化させる。FCS1では16bitのFC
Sのうちの上位8bitを、FCS2では下位8bit
を出力するような選択信号を信号線825へ出力する。
さらにFCSを出力し終えた後、同一パケットの連送回
数が、連送回数設定レジスタに設定された回数を超えた
場合、連送制御回路804はアイドル状態へと戻り、信
号線826を介して制御信号を送り、送信制御レジスタ
803の1bit目をクリアする。連送が終了していな
い場合には、連送制御回路804は、連送回数レジスタ
806へ信号線817を介してをインクリメントの制御
信号を送り、送信中状態となり、連送の次の同一パケッ
ト(ただし、パケット1バイト目の連送回数の何番目か
を示すデータは異なる)の送信動作を行う。
ンによるパケット送信起動の場合について説明する。図
14(a)において、まず、パケット送信の準備とし
て、送るべきパケットのデータをメモリ上に展開してお
く必要がある。上記メモリとは、図2のA/D変換装置
101ではRAM203であり、図3の演算制御回路で
はRAM303である。図14(a)の例では、先頭ア
ドレス$0010から6バイトのパケットのデータがメ
モリ上に展開されている。データの1バイト目は、パケ
ットタイプであり、データの2バイト目はパケットサイ
ズであり、データの3バイト目から6バイト目はユーザ
ー情報である。メモリ上に展開されているパケットのデ
ータの先頭アドレス$0010をマイコンによる書き込
みで送信開始アドレスレジスタ801−1に格納する。
また連送回数設定レジスタ802には(連送回数)−1
の値がマイコンによって設定される。ここでは連送回数
を2とすることとし、連送回数設定レジスタには1を書
き込む。次にマイコンによる書き込みで、送信制御レジ
スタ803のbit1に1をセットする。信号線815
を通して連送制御回路804が信号を受け取ると、連送
制御回路804内の順序機械のステートをアイドル状態
から送信中状態とし、信号線816を通してセレクタ8
10に送信開始アドレス801−1選択信号を出力し、
信号線817を通して送信バイト数カウンタ806には
クリア信号を出力し、信号線818を通して送信バイト
数保持レジスタ807には初期化信号が出力され、送信
バイト数保持レジスタは初期値2となり、信号線819
を通して送信バッファ808に対してイネーブル信号を
出力し、信号線820を通してFCS生成回路に対して
クリア信号を出力する。さらに加算器805は信号線8
12と信号線821からのデータを受け取り、両者の和
を計算し、信号線822へ出力する。信号線822へ出
力された信号は、バスのアドレス信号線へと出力され、
RAM 上に展開されているパケットのデータの1バイ
ト目がバスのデータ線へ出力されると共に、パケットの
1バイト目のデータが送信バッファ808にラッチされ
るこのとき、パケット1バイト目の8bitのうち、図
14の1401に示す部分に連送の何回目の転送である
かが連送制御回路804からの制御信号によって設定さ
れる。また比較器806は信号線821と信号線823
の値を比較しており、両者が一致したときのみ信号線8
24へ論理レベル“H”の信号を出力する。パケット送
信開始時には、両者の初期値が一致しないことから、信
号線824には論理レベル“L”が出力されている。セ
レクタ811は、信号線825のセレクト信号を受け取
っており、パケット送信開始時は送信バッファ808の
データを信号線814−1へ出力している。このように
して、1バイト目のデータが信号線814−1から出力
され、また信号線814−1のデータが有効データであ
ることを示す信号1も信号線814−2から出力され
る。ここで信号線720から送信FIFOフルの信号を
受け取っていない場合には、連送制御回路804は送信
バイト数カウンタ812へインクリメント信号を出力
し、加算器805がパケットの2バイト目のアドレスを
計算し、バスに出力する。2バイト目のデータがメモリ
上から読み出されると、連送制御回路804は信号線8
18へ送信バイト数保持レジスタ807へのイネーブル
信号を出力し、送信バイト数保持レジスタ807は送信
バッファ808がラッチするデータと同一のデータを取
り込む。今回の例では、送信バイト数保持レジスタ80
7は6を保持する。また、送信バイト数すべてが出力し
終えた後は、比較器806がパケットの終了を検出し、
信号線824へ論理レベル“H”を出力する。信号線8
24の論理レベル“H”を連送制御回路804が受け取
ると、ステートを受信中からFCS1、FCS2と1サ
イクルずつ変化させる。FCS1では16bitのFC
Sのうちの上位8bitを、FCS2では下位8bit
を出力するような選択信号を信号線825へ出力する。
さらにFCSを出力し終えた後、同一パケットの連送回
数が、連送回数設定レジスタに設定された回数を超えた
場合、連送制御回路804はアイドル状態へと戻り、信
号線826を介して制御信号を送り、送信制御レジスタ
803の1bit目をクリアする。連送が終了していな
い場合には、連送制御回路804は、連送回数レジスタ
806へ信号線817を介してをインクリメントの制御
信号を送り、送信中状態となり、連送の次の同一パケッ
ト(ただし、パケット1バイト目の連送回数の何番目か
を示すデータは異なる)の送信動作を行う。
【0060】上記に述べたように、順次メモリ上のパケ
ットデータを読み出し、信号線711へ出力することを
繰り返し、上記メモリ上のパケットデータを読み出し終
えた後は、FCS生成回路内のFCSを信号線711へ
出力するが、FIFO706から信号線720を通して
入力されるFIFOフルの信号を受け取った場合、上記
FIFOフルの信号が入力されている間、連送制御回路
804は動作を一時停止する。
ットデータを読み出し、信号線711へ出力することを
繰り返し、上記メモリ上のパケットデータを読み出し終
えた後は、FCS生成回路内のFCSを信号線711へ
出力するが、FIFO706から信号線720を通して
入力されるFIFOフルの信号を受け取った場合、上記
FIFOフルの信号が入力されている間、連送制御回路
804は動作を一時停止する。
【0061】次に、図9(b)の信号線716上の信号
の立ち上がりによるパケット送信起動の場合について説
明する。まず、パケット送信の準備として、メモリ上に
パケットのデータを展開しておく必要がある。信号線7
16上の信号の立ち上がりによるパケット送信起動の場
合は、パケットのデータは図14(b)の例に示す通り
のものとする。メモリ上に展開されているパケットのデ
ータの先頭アドレス$0110をマイコンによる書き込
みで送信開始アドレスレジスタ801−4に格納する。
また、連送回数レジスタも図9(a)の場合と同様にセ
ットする。信号線716上の信号が立ち上がると、送信
制御レジスタ803の4bit目がセットされ、このb
itは送信開始アドレス801−4に対応している。以
後は、先に図9(a)のところで述べたときと同様に処
理が進む。
の立ち上がりによるパケット送信起動の場合について説
明する。まず、パケット送信の準備として、メモリ上に
パケットのデータを展開しておく必要がある。信号線7
16上の信号の立ち上がりによるパケット送信起動の場
合は、パケットのデータは図14(b)の例に示す通り
のものとする。メモリ上に展開されているパケットのデ
ータの先頭アドレス$0110をマイコンによる書き込
みで送信開始アドレスレジスタ801−4に格納する。
また、連送回数レジスタも図9(a)の場合と同様にセ
ットする。信号線716上の信号が立ち上がると、送信
制御レジスタ803の4bit目がセットされ、このb
itは送信開始アドレス801−4に対応している。以
後は、先に図9(a)のところで述べたときと同様に処
理が進む。
【0062】ここで、連送制御回路804について説明
する。
する。
【0063】図11(a)を参照して、連送制御回路8
04の構成について説明する。1101は送信回数カウ
ンタ、1102は順序機械、1103は比較器である。
04の構成について説明する。1101は送信回数カウ
ンタ、1102は順序機械、1103は比較器である。
【0064】図11(b)を参照して、順序機械110
1の状態遷移について説明する。
1の状態遷移について説明する。
【0065】図11(b)において、送信回数カウンタ
1101は、信号線824から送信終了信号を受け取っ
て、カウンタの値をインクリメントし、また、信号線1
104から連送のすべてのパケット送信が終了したこと
を知らせる信号を受け取って、カウンタの値をクリアす
る。また送信カウンタ1101は、信号線819へ現在
の送信が連送の何回目であるかを出力する。比較器11
03は、信号線719からの値と、信号線819の値を
比較し、一致しているときに信号線1105へ論理レベ
ル“H”を出力する。順序機械1102は、信号線72
0、信号線824、信号線815、信号線1105から
の信号を入力とする図14(b)で示される状態遷移図
で定義される順序機械であり、遷移1105はパケット
送信開始時、遷移1106はパケットのユーザデータ送
信完了時、遷移1107はFCS1送信完了時、遷移1
108はFCS2送信完了時、遷移1109は次パケッ
ト送信開始時、遷移1110は連送のパケットをすべて
送信し終わったときである。また順序機械1102は、
信号線826、信号線816〜820、信号線814−
2へ制御信号を出力する。
1101は、信号線824から送信終了信号を受け取っ
て、カウンタの値をインクリメントし、また、信号線1
104から連送のすべてのパケット送信が終了したこと
を知らせる信号を受け取って、カウンタの値をクリアす
る。また送信カウンタ1101は、信号線819へ現在
の送信が連送の何回目であるかを出力する。比較器11
03は、信号線719からの値と、信号線819の値を
比較し、一致しているときに信号線1105へ論理レベ
ル“H”を出力する。順序機械1102は、信号線72
0、信号線824、信号線815、信号線1105から
の信号を入力とする図14(b)で示される状態遷移図
で定義される順序機械であり、遷移1105はパケット
送信開始時、遷移1106はパケットのユーザデータ送
信完了時、遷移1107はFCS1送信完了時、遷移1
108はFCS2送信完了時、遷移1109は次パケッ
ト送信開始時、遷移1110は連送のパケットをすべて
送信し終わったときである。また順序機械1102は、
信号線826、信号線816〜820、信号線814−
2へ制御信号を出力する。
【0066】図9を参照して、受信制御回路701(図
7参照)の具体的なブロック構成について説明する。図
9において、901は履歴管理回路、902はアドレス
生成回路、903はフレームチェックシーケンス(FC
S)検査回路、904は受信成功フラグレジスタ、90
5は受信バッファ、908は順序機械、907はエラー
ログレジスタである。なお受信成功フラグレジスタ90
4およびエラーログレジスタ907は図7の信号線71
7を経由してマイコンからリードライト可能となってい
る。
7参照)の具体的なブロック構成について説明する。図
9において、901は履歴管理回路、902はアドレス
生成回路、903はフレームチェックシーケンス(FC
S)検査回路、904は受信成功フラグレジスタ、90
5は受信バッファ、908は順序機械、907はエラー
ログレジスタである。なお受信成功フラグレジスタ90
4およびエラーログレジスタ907は図7の信号線71
7を経由してマイコンからリードライト可能となってい
る。
【0067】履歴管理回路901はパケット受信時に
は、順序機械908が信号線912を介した制御によ
り、信号線712を通して、パケットの種類を示すタイ
プ、パケットのサイズを保持する。また履歴管理回路9
01は、信号線719を通して連送回数設定レジスタ8
02の値を受け取り、信号線715を通して割り込み信
号を出力し、信号線920を通してCRCエラー情報を
受け取り、信号線911を通してライト不許可信号を受
け取り、信号線917を通してエラーログ情報を出力
し、信号線918を通してバスにメモリライト要求を出
力し、信号線919を通して受信成功フラグセット信号
を出力する。アドレス生成回路902は、信号線911
へライト不許可信号を出力し、信号線921へメモリラ
イトアドレスおよび受信アドレスレジスタ1306〜1
308のリードデータを出力し、信号線915より受信
アドレスレジスタ1306〜1308のリード要求およ
びライト要求を受け取り、信号線910より1パケット
受信終了信号を出力する。FCS検査回路903は、信
号線712より現在受信中のパケットの情報を受け取
り、信号線912よりFCS検査回路へのクリア信号を
受け取り、信号線920へCRCエラー情報を出力す
る。受信成功フラグ903は、受信アドレスレジスタ1
317〜1319に対応した3bitとなっており、今
回受信に成功したデータパケットに対応する1bitが
信号線919を介して、1にセットされる。受信成功フ
ラグのどれか1つのビット、あるいは複数のビットがセ
ットしていることをマイコンが検出すると、そのビット
に対応したデータパケットを用いた演算を行い、対応す
る受信成功フラグレジスタのビットをクリアする。受信
成功フラグをクリアすることで、同一タイプの次のデー
タパケットが受信可能となり、上記受信成功フラグがク
リアされていないうちに、同一タイプの次のデータパケ
ットを受信すると、受信データ上書きエラーとなる。ま
た、受信成功フラグ903は信号線922を介して図2
あるいは図3のマイコンからリード、およびリセット動
作のみ可能である。受信バッファ905は、信号線71
2から受信したパケットデータ1バイト分をラッチする
ためのバッファであり、信号線924へラッチした情報
を出力する。順序機械908は、図9(b)の状態遷移
図で定義される順序機械であり、idle状態、受信中
状態、FCS1状態、FCS2状態、パケット待ち状態
の5状態を持つ。遷移925は、パケット受信開始時、
遷移926はパケットのユーザデータ受信完了時、遷移
927はFCS1受信完了時、遷移928はFCS2受
信完了時、遷移929は連送の2回目以降のパケット受
信時、遷移929はパケット受信開始時、遷移930は
最終回パケット受信時、またはパケット待ち状態で一定
時間経過したため、連送の次パケットはこないものと判
定されたとき、すなわち直前に受信したパケットが最終
回パケットである判定されたとき、の遷移である。遷移
925のための入力は信号線712から受け取り、遷移
926のための入力は信号線910から受け取り、遷移
927のための入力は信号線712から受け取り、遷移
928のための入力は信号線712から受け取り、遷移
929のための入力は信号線916から受け取り、遷移
930のためには、順序機械908が、パケット待ち状
態に入ってから一定時間の間、信号線712からパケッ
トが受信されないこととする。
は、順序機械908が信号線912を介した制御によ
り、信号線712を通して、パケットの種類を示すタイ
プ、パケットのサイズを保持する。また履歴管理回路9
01は、信号線719を通して連送回数設定レジスタ8
02の値を受け取り、信号線715を通して割り込み信
号を出力し、信号線920を通してCRCエラー情報を
受け取り、信号線911を通してライト不許可信号を受
け取り、信号線917を通してエラーログ情報を出力
し、信号線918を通してバスにメモリライト要求を出
力し、信号線919を通して受信成功フラグセット信号
を出力する。アドレス生成回路902は、信号線911
へライト不許可信号を出力し、信号線921へメモリラ
イトアドレスおよび受信アドレスレジスタ1306〜1
308のリードデータを出力し、信号線915より受信
アドレスレジスタ1306〜1308のリード要求およ
びライト要求を受け取り、信号線910より1パケット
受信終了信号を出力する。FCS検査回路903は、信
号線712より現在受信中のパケットの情報を受け取
り、信号線912よりFCS検査回路へのクリア信号を
受け取り、信号線920へCRCエラー情報を出力す
る。受信成功フラグ903は、受信アドレスレジスタ1
317〜1319に対応した3bitとなっており、今
回受信に成功したデータパケットに対応する1bitが
信号線919を介して、1にセットされる。受信成功フ
ラグのどれか1つのビット、あるいは複数のビットがセ
ットしていることをマイコンが検出すると、そのビット
に対応したデータパケットを用いた演算を行い、対応す
る受信成功フラグレジスタのビットをクリアする。受信
成功フラグをクリアすることで、同一タイプの次のデー
タパケットが受信可能となり、上記受信成功フラグがク
リアされていないうちに、同一タイプの次のデータパケ
ットを受信すると、受信データ上書きエラーとなる。ま
た、受信成功フラグ903は信号線922を介して図2
あるいは図3のマイコンからリード、およびリセット動
作のみ可能である。受信バッファ905は、信号線71
2から受信したパケットデータ1バイト分をラッチする
ためのバッファであり、信号線924へラッチした情報
を出力する。順序機械908は、図9(b)の状態遷移
図で定義される順序機械であり、idle状態、受信中
状態、FCS1状態、FCS2状態、パケット待ち状態
の5状態を持つ。遷移925は、パケット受信開始時、
遷移926はパケットのユーザデータ受信完了時、遷移
927はFCS1受信完了時、遷移928はFCS2受
信完了時、遷移929は連送の2回目以降のパケット受
信時、遷移929はパケット受信開始時、遷移930は
最終回パケット受信時、またはパケット待ち状態で一定
時間経過したため、連送の次パケットはこないものと判
定されたとき、すなわち直前に受信したパケットが最終
回パケットである判定されたとき、の遷移である。遷移
925のための入力は信号線712から受け取り、遷移
926のための入力は信号線910から受け取り、遷移
927のための入力は信号線712から受け取り、遷移
928のための入力は信号線712から受け取り、遷移
929のための入力は信号線916から受け取り、遷移
930のためには、順序機械908が、パケット待ち状
態に入ってから一定時間の間、信号線712からパケッ
トが受信されないこととする。
【0068】図9(b)を参照して、順序機械908の
動作について説明する。順序機械908は初期状態はi
dle状態となっている。信号線712上のデータが有
効であることを検出すると、順序機械908は受信中状
態となる。また順序機械908は、アドレス生成回路9
02から信号線910を通して1パケット受信終了の信
号を受け取ると、FCS1状態へと移り、信号線712
を通して次のデータを受け取ると、FCS2状態へと移
り、その次のサイクルでパケット待ち状態となる。パケ
ット待ち状態となった後、信号線916を通して受信最
終回信号を受け取っている場合は次サイクルでidle
状態となるが、そうでない場合はパケット待ち状態のま
ま、次パケットを受信した時点で受信中状態となる。た
だし、パケット待ち状態で16サイクル経過しても次パ
ケットを受信しない場合には、idle状態へと遷移す
る。
動作について説明する。順序機械908は初期状態はi
dle状態となっている。信号線712上のデータが有
効であることを検出すると、順序機械908は受信中状
態となる。また順序機械908は、アドレス生成回路9
02から信号線910を通して1パケット受信終了の信
号を受け取ると、FCS1状態へと移り、信号線712
を通して次のデータを受け取ると、FCS2状態へと移
り、その次のサイクルでパケット待ち状態となる。パケ
ット待ち状態となった後、信号線916を通して受信最
終回信号を受け取っている場合は次サイクルでidle
状態となるが、そうでない場合はパケット待ち状態のま
ま、次パケットを受信した時点で受信中状態となる。た
だし、パケット待ち状態で16サイクル経過しても次パ
ケットを受信しない場合には、idle状態へと遷移す
る。
【0069】図12を参照して、履歴管理回路901
(図9参照)の構成例について説明する。
(図9参照)の構成例について説明する。
【0070】図12において、1201は受信回数カウ
ンタ、1202は受信動作判定回路、1203は同一性
判定回路、1204は受信中パケット情報レジスタ、1
205はパケット情報履歴回路、1206は最終回判定
回路、1207,1208,1209はANDゲートで
ある。
ンタ、1202は受信動作判定回路、1203は同一性
判定回路、1204は受信中パケット情報レジスタ、1
205はパケット情報履歴回路、1206は最終回判定
回路、1207,1208,1209はANDゲートで
ある。
【0071】受信カウンタ1201は、信号線719か
ら連送回数設定レジスタの値を受け取り、信号線912
から順序機械908の状態情報を受け取り、信号線12
11から、現在受信しているパケットの1バイト目に書
き込まれている連送の何番目かという情報を受け取り、
信号線1212へ受信回数カウンタのカウント値を出力
する。受信動作判定回路1202は、信号線1212か
らカウント値を受け取り、信号線1217から受信最終
回の信号を受け取り、信号線1215からパケット同一
性判定情報を受け取り、信号線1213へパケット情報
履歴回路の更新制御信号を出力し、信号線1214へ受
信動作許可信号を出力する。同一性判定回路1203
は、信号線1212から受信回数カウンタの値を受け取
り、信号線1211から現在受信中のパケットのタイプ
およびパケット中の連送回数を受け取り、信号線121
0から過去の履歴のパケットタイプの情報を受け取る。
受信中パケット情報レジスタ1204は信号線911か
ら受信データ上書きエラーの情報を受け取り、信号線9
15からCRCエラーの情報を受け取り、信号線121
1へ受信中のパケットタイプと、パケット中に書かれて
いる連送回数の値と、エラーについての情報を出力し、
信号線1218から、パケットのタイプと、エラーにつ
いての情報を出力する。パケット情報履歴レジスタ12
05は、信号線1213から履歴更新制御信号を受け取
り、信号線1210へは履歴パケットのタイプ情報を出
力し、信号線917へはエラーログ情報を出力し、信号
線1216へは割り込みパケットの受信成功履歴ありの
情報を出力する。最終回判定回路1206は、信号線1
212から受信回数カウンタ1201の値を受け取り、
信号線1211から受信中のパケットに書かれている連
送の何番目かという情報を受け取る。ANDゲート12
07は、信号線911と信号線1214の入力から、R
AMへのライト要求を生成し、信号線918へ出力す
る。ANDゲート1208は、信号線912と、信号線
1214の入力から、受信成功フラグのセット信号を信
号線914へ出力する。ANDゲート1209は、信号
線1216と信号線1217の入力から、割り込み信号
を生成し、信号線715へ一定時間論理レベルが“H”
であるような信号を出力する。
ら連送回数設定レジスタの値を受け取り、信号線912
から順序機械908の状態情報を受け取り、信号線12
11から、現在受信しているパケットの1バイト目に書
き込まれている連送の何番目かという情報を受け取り、
信号線1212へ受信回数カウンタのカウント値を出力
する。受信動作判定回路1202は、信号線1212か
らカウント値を受け取り、信号線1217から受信最終
回の信号を受け取り、信号線1215からパケット同一
性判定情報を受け取り、信号線1213へパケット情報
履歴回路の更新制御信号を出力し、信号線1214へ受
信動作許可信号を出力する。同一性判定回路1203
は、信号線1212から受信回数カウンタの値を受け取
り、信号線1211から現在受信中のパケットのタイプ
およびパケット中の連送回数を受け取り、信号線121
0から過去の履歴のパケットタイプの情報を受け取る。
受信中パケット情報レジスタ1204は信号線911か
ら受信データ上書きエラーの情報を受け取り、信号線9
15からCRCエラーの情報を受け取り、信号線121
1へ受信中のパケットタイプと、パケット中に書かれて
いる連送回数の値と、エラーについての情報を出力し、
信号線1218から、パケットのタイプと、エラーにつ
いての情報を出力する。パケット情報履歴レジスタ12
05は、信号線1213から履歴更新制御信号を受け取
り、信号線1210へは履歴パケットのタイプ情報を出
力し、信号線917へはエラーログ情報を出力し、信号
線1216へは割り込みパケットの受信成功履歴ありの
情報を出力する。最終回判定回路1206は、信号線1
212から受信回数カウンタ1201の値を受け取り、
信号線1211から受信中のパケットに書かれている連
送の何番目かという情報を受け取る。ANDゲート12
07は、信号線911と信号線1214の入力から、R
AMへのライト要求を生成し、信号線918へ出力す
る。ANDゲート1208は、信号線912と、信号線
1214の入力から、受信成功フラグのセット信号を信
号線914へ出力する。ANDゲート1209は、信号
線1216と信号線1217の入力から、割り込み信号
を生成し、信号線715へ一定時間論理レベルが“H”
であるような信号を出力する。
【0072】図15を参照して、図12の受信動作判定
回路1202、同一性判定回路1203、受信中パケッ
ト情報レジスタ1204、パケット情報履歴レジスタ1
205、最終回判定回路1206について説明する。
回路1202、同一性判定回路1203、受信中パケッ
ト情報レジスタ1204、パケット情報履歴レジスタ1
205、最終回判定回路1206について説明する。
【0073】図15(a)は受信動作判定回路1202
がメモリライト要求、受信成功フラグセット要求、エラ
ーログ要求、信号線715へ割り込み信号出力、をする
ときの条件についての説明である。
がメモリライト要求、受信成功フラグセット要求、エラ
ーログ要求、信号線715へ割り込み信号出力、をする
ときの条件についての説明である。
【0074】図15(b)は同一性判定回路1203が
受信中のパケットを、履歴に記録されているパケットと
同一であると判断する条件についての説明である。
受信中のパケットを、履歴に記録されているパケットと
同一であると判断する条件についての説明である。
【0075】図15(c)は受信中パケット情報レジス
タ1204の構成についての説明である。1つのパケッ
ト受信中に、CRCエラーと受信バッファ上書きエラー
の両者を検出した場合は、CRCエラーの記録が受信中
パケット情報レジスタ1205に残るものとする。
タ1204の構成についての説明である。1つのパケッ
ト受信中に、CRCエラーと受信バッファ上書きエラー
の両者を検出した場合は、CRCエラーの記録が受信中
パケット情報レジスタ1205に残るものとする。
【0076】図15(d)はパケット情報履歴レジスタ
1205の構成についての説明である。パケット情報履
歴レジスタ1205が信号線1218を介してエラー情
報を受け取るときは、パケット情報履歴レジスタ120
5にCRCエラー情報があり、信号線1218からのエ
ラー情報が受信データ上書きエラーのときは、パケット
情報レジスタ1205は新たに受信データ上書きエラー
の情報を保持するものとする。また、パケット情報履歴
レジスタ1205が、受信データ上書きエラーの記録が
あるとき、信号線1218を介してCRCエラー情報を
受け取ったときは、パケット情報レジスタ1205は受
信データ上書きエラーの記録をそのまま保持するものと
する。このパケット情報レジスタ1205は4bitで
あるが、従来は、履歴のためにパケット全体またはユー
ザデータ等、パケットの大部分を記録するために、多く
のメモリ領域が必要であったことを考えると、本発明の
場合には、履歴管理のための物量が極めて少なくて済む
ことがわかる。
1205の構成についての説明である。パケット情報履
歴レジスタ1205が信号線1218を介してエラー情
報を受け取るときは、パケット情報履歴レジスタ120
5にCRCエラー情報があり、信号線1218からのエ
ラー情報が受信データ上書きエラーのときは、パケット
情報レジスタ1205は新たに受信データ上書きエラー
の情報を保持するものとする。また、パケット情報履歴
レジスタ1205が、受信データ上書きエラーの記録が
あるとき、信号線1218を介してCRCエラー情報を
受け取ったときは、パケット情報レジスタ1205は受
信データ上書きエラーの記録をそのまま保持するものと
する。このパケット情報レジスタ1205は4bitで
あるが、従来は、履歴のためにパケット全体またはユー
ザデータ等、パケットの大部分を記録するために、多く
のメモリ領域が必要であったことを考えると、本発明の
場合には、履歴管理のための物量が極めて少なくて済む
ことがわかる。
【0077】図15(e)は最終回判定回路1206が
受信中のパケットを最終回と判定する条件である。
受信中のパケットを最終回と判定する条件である。
【0078】図13は図9(a)のアドレス生成回路9
02の構成例である。
02の構成例である。
【0079】1301は受信バイト数レジスタ、130
2は受信バイト数カウンタ、1303はセレクタ、13
10は比較器、1305は受信中のパケットタイプを保
持するタイプレジスタ、1306〜1308はタイプ0
0〜10に対応した、パケット受信時にパケットのデー
タをRAM上へ書き込むための、受信アドレスレジス
タ、1311は加算器である。
2は受信バイト数カウンタ、1303はセレクタ、13
10は比較器、1305は受信中のパケットタイプを保
持するタイプレジスタ、1306〜1308はタイプ0
0〜10に対応した、パケット受信時にパケットのデー
タをRAM上へ書き込むための、受信アドレスレジス
タ、1311は加算器である。
【0080】受信バイト数レジスタ1301はパケット
受信時に、パケットの2バイト目に書かれているパケッ
トのサイズを、信号線1312を介しての指示で、信号
線712からラッチする。受信バイト数カウンタ130
2は、信号線912から順序機械908の受信中状態の
情報を受け取り、受信中はカウンタをインクリメント
し、パケット待ち状態へ遷移したときには、カウンタを
クリアする。セレクタ1303は信号線914から受信
成功フラグ計3bitの信号を受け取り、信号線131
6のセレクト信号で選択し、結果を信号線911へ出力
する。セレクタ1303の出力が1であるときは、今回
受信したパケットに対応した受信成功フラグが1で、つ
まり、前回受信したデータによるマイコンの演算が終了
していないため、今回受信したパケットをそのままRA
M上に格納すると、前回受信したパケットのデータが失
われてしまう、という状況である。そのような状況のと
きには、受信データ上書きエラーとして検出し、それが
信号線911へ出力される。タイプレジスタ1305
は、パケット受信1バイト目のときに、信号線912と
信号線1315を介した制御信号により、信号線712
のデータをラッチし、受信中のパケットのタイプを保持
し、信号線1316へ出力する。受信アドレスレジスタ
1306〜1308はそれぞれ、データパケットのタイ
プ00,01,10に対応しており、対応するタイプの
パケットを受信したときに、セレクタ1309によって
アドレスが選択され、信号線1304へ出力される。ま
た、受信アドレスレジスタ1306〜1308は、信号
線915経由で図外のマイコンからリード要求およびラ
イト要求を受け付けることができる。比較器1310
は、信号線1313と信号線1314から信号を受け取
り、比較し、一致したときは論理レベル“H”の信号を
信号線910へ出力する。これは1パケットを受信終了
したことを示す信号である。加算器1311は、信号線
1314と信号線1304から信号を受け取り、受信パ
ケットを格納するためのアドレスを生成して、信号線9
21へ出力する。
受信時に、パケットの2バイト目に書かれているパケッ
トのサイズを、信号線1312を介しての指示で、信号
線712からラッチする。受信バイト数カウンタ130
2は、信号線912から順序機械908の受信中状態の
情報を受け取り、受信中はカウンタをインクリメント
し、パケット待ち状態へ遷移したときには、カウンタを
クリアする。セレクタ1303は信号線914から受信
成功フラグ計3bitの信号を受け取り、信号線131
6のセレクト信号で選択し、結果を信号線911へ出力
する。セレクタ1303の出力が1であるときは、今回
受信したパケットに対応した受信成功フラグが1で、つ
まり、前回受信したデータによるマイコンの演算が終了
していないため、今回受信したパケットをそのままRA
M上に格納すると、前回受信したパケットのデータが失
われてしまう、という状況である。そのような状況のと
きには、受信データ上書きエラーとして検出し、それが
信号線911へ出力される。タイプレジスタ1305
は、パケット受信1バイト目のときに、信号線912と
信号線1315を介した制御信号により、信号線712
のデータをラッチし、受信中のパケットのタイプを保持
し、信号線1316へ出力する。受信アドレスレジスタ
1306〜1308はそれぞれ、データパケットのタイ
プ00,01,10に対応しており、対応するタイプの
パケットを受信したときに、セレクタ1309によって
アドレスが選択され、信号線1304へ出力される。ま
た、受信アドレスレジスタ1306〜1308は、信号
線915経由で図外のマイコンからリード要求およびラ
イト要求を受け付けることができる。比較器1310
は、信号線1313と信号線1314から信号を受け取
り、比較し、一致したときは論理レベル“H”の信号を
信号線910へ出力する。これは1パケットを受信終了
したことを示す信号である。加算器1311は、信号線
1314と信号線1304から信号を受け取り、受信パ
ケットを格納するためのアドレスを生成して、信号線9
21へ出力する。
【0081】次に、図4を参照して、データパケット受
信時と、割り込みパケット受信時とにおける動作につい
て説明する。
信時と、割り込みパケット受信時とにおける動作につい
て説明する。
【0082】図14(a)のデータパケット受信時に
は、受信1バイト目のときに、順序機械908は、その
状態を受信中状態とし、受信バッファ905にパケット
データの1バイト目を保持させ、FCSチェッカ903
にはFCSの演算を開始させ、アドレス生成回路902
にはパケット1バイト目の最上位2bitのタイプか
ら、受信アドレスレジスタ1306を選択させ、メモリ
に対して1バイトライトを行わせる。ここで、受信アド
レスレジスタ1306には、予め定められたアドレスが
予め記憶されているものとする。また、受信側の連送回
数設定レジスタ802にも予め定められた値がセットさ
れているものとする。パケットの2バイト目を受信時に
は、受信バイト数レジスタ1301はパケットの2バイ
ト目をラッチし、また、アドレス生成回路902がアド
レスを生成し、メモリへパケット2バイト目がライトさ
れる。以降、6バイト目までパケットのデータがライト
された後、順序機械908は、状態をFCS1とし、ア
ドレス生成回路902のメモリライトを停止させる。次
の1バイトを受信時には、順序機械908は、状態をF
CS2とし、その次の1バイト受信時、つまりパケット
のFCS2受信時には、順序機械908は、状態をパケ
ット待ち状態とし、FCSチェッカ903は演算動作を
停止し、FCSチェック結果を信号線920より出力す
る。ここまでに、受信データ上書きエラー、または、C
RCエラーが記録された場合には、履歴管理901内の
受信中パケット情報レジスタ1204にエラー情報が記
録されている。順序機械908がパケット待ち状態に遷
移した際には、パケット情報履歴レジスタ1204はレ
ジスタの値を更新する。ただし、同一性判定回路120
3がパケットが履歴にあるパケットと同一と判定し、か
つ、既にエラーなしで受信した履歴があるならば、パケ
ット情報履歴レジスタ1204は更新されない。なお連
送の1回目の受信の場合は、履歴はないので、パケット
情報履歴レジスタ1204は必ず更新される。順序機械
908がパケット待ち状態に遷移した際、順序機械90
8は、受信したパケットにエラーがなかった場合には、
受信回数カウンタ1201に、パケットの1バイト目に
書き込まれていた連送の何回目かという値を信号線12
11を介して、強制的にセットする。また、受信したパ
ケットにエラーがあった場合には、受信回数カウンタ1
201は、信号線1211と信号線912からの情報に
より、カウンタをインクリメントする。受信したパケッ
トが連送の最終回であるときには、受信回数カウンタ1
201の値をクリアし、パケット待ち状態の後に、順序
機械908は状態をidle状態とし、エラーログレジ
スタ907に対して、履歴管理901はエラーログ情報
を信号線917へ出力する。
は、受信1バイト目のときに、順序機械908は、その
状態を受信中状態とし、受信バッファ905にパケット
データの1バイト目を保持させ、FCSチェッカ903
にはFCSの演算を開始させ、アドレス生成回路902
にはパケット1バイト目の最上位2bitのタイプか
ら、受信アドレスレジスタ1306を選択させ、メモリ
に対して1バイトライトを行わせる。ここで、受信アド
レスレジスタ1306には、予め定められたアドレスが
予め記憶されているものとする。また、受信側の連送回
数設定レジスタ802にも予め定められた値がセットさ
れているものとする。パケットの2バイト目を受信時に
は、受信バイト数レジスタ1301はパケットの2バイ
ト目をラッチし、また、アドレス生成回路902がアド
レスを生成し、メモリへパケット2バイト目がライトさ
れる。以降、6バイト目までパケットのデータがライト
された後、順序機械908は、状態をFCS1とし、ア
ドレス生成回路902のメモリライトを停止させる。次
の1バイトを受信時には、順序機械908は、状態をF
CS2とし、その次の1バイト受信時、つまりパケット
のFCS2受信時には、順序機械908は、状態をパケ
ット待ち状態とし、FCSチェッカ903は演算動作を
停止し、FCSチェック結果を信号線920より出力す
る。ここまでに、受信データ上書きエラー、または、C
RCエラーが記録された場合には、履歴管理901内の
受信中パケット情報レジスタ1204にエラー情報が記
録されている。順序機械908がパケット待ち状態に遷
移した際には、パケット情報履歴レジスタ1204はレ
ジスタの値を更新する。ただし、同一性判定回路120
3がパケットが履歴にあるパケットと同一と判定し、か
つ、既にエラーなしで受信した履歴があるならば、パケ
ット情報履歴レジスタ1204は更新されない。なお連
送の1回目の受信の場合は、履歴はないので、パケット
情報履歴レジスタ1204は必ず更新される。順序機械
908がパケット待ち状態に遷移した際、順序機械90
8は、受信したパケットにエラーがなかった場合には、
受信回数カウンタ1201に、パケットの1バイト目に
書き込まれていた連送の何回目かという値を信号線12
11を介して、強制的にセットする。また、受信したパ
ケットにエラーがあった場合には、受信回数カウンタ1
201は、信号線1211と信号線912からの情報に
より、カウンタをインクリメントする。受信したパケッ
トが連送の最終回であるときには、受信回数カウンタ1
201の値をクリアし、パケット待ち状態の後に、順序
機械908は状態をidle状態とし、エラーログレジ
スタ907に対して、履歴管理901はエラーログ情報
を信号線917へ出力する。
【0083】図14(b)の割り込みパケット受信時
も、先に説明した図14(a)を例としたデータパケッ
ト受信の場合と次に述べる2点を除いて同様である。ま
ず第一に、受信したパケットのメモリへの書き込みは行
われないので、受信アドレスレジスタ選択、メモリへの
ライト動作は行われない。第二に、パケット受信成功時
には、信号線715から割り込み信号が出力される。た
だし、信号線715から割り込み信号が出力されるの
は、受信したパケットが最終回判定回路1206によっ
て最終回と判定されたときのみであり、その最終回受信
のときに、パケット情報履歴1205に割り込みパケッ
トのタイプ11と、エラー発生なし、の履歴が残ってい
る必要がある。
も、先に説明した図14(a)を例としたデータパケッ
ト受信の場合と次に述べる2点を除いて同様である。ま
ず第一に、受信したパケットのメモリへの書き込みは行
われないので、受信アドレスレジスタ選択、メモリへの
ライト動作は行われない。第二に、パケット受信成功時
には、信号線715から割り込み信号が出力される。た
だし、信号線715から割り込み信号が出力されるの
は、受信したパケットが最終回判定回路1206によっ
て最終回と判定されたときのみであり、その最終回受信
のときに、パケット情報履歴1205に割り込みパケッ
トのタイプ11と、エラー発生なし、の履歴が残ってい
る必要がある。
【0084】このように、最終回と判定された場合の
み、受信することにより、より致命的なエラーの記録す
ること、サンプリングタイミングがずれることを避ける
ことが可能となる。
み、受信することにより、より致命的なエラーの記録す
ること、サンプリングタイミングがずれることを避ける
ことが可能となる。
【0085】より具体的には、エラーログをレジスタ
(LSTR)に記録する際に、最終回のパケットの受信
まで、受信が一度も成功していない場合にのみ、エラー
ログを記録する。これにより、エラーログを記録するた
めのレジスタをできるだけ「空」の状態にしておくこと
を可能となる。従って、連送される全てのパケットの受
信にエラーが発生するなど、致命的なエラーを記録する
ための領域を確保しておくことが可能となる。よって、
致命的なエラーのみの記録ができる。
(LSTR)に記録する際に、最終回のパケットの受信
まで、受信が一度も成功していない場合にのみ、エラー
ログを記録する。これにより、エラーログを記録するた
めのレジスタをできるだけ「空」の状態にしておくこと
を可能となる。従って、連送される全てのパケットの受
信にエラーが発生するなど、致命的なエラーを記録する
ための領域を確保しておくことが可能となる。よって、
致命的なエラーのみの記録ができる。
【0086】また、割込パケット受信の動作において
は、パケット周期のタイミングのずれを避けることがで
きる。例えば、本実施の形態では、割込パケットは、A
/D変換器にサンプリングのタイミングを伝えるために
用いられている。周期的に同一の演算を行う制御装置で
は、一定の周期でサンプリングを実行しないと、正しい
演算結果を得ることが困難である。これは、サンプリン
グのタイミングの誤差が、入力データ(サンプリングデ
ータ)の誤差となるためにである。図16を参照して、
サンプリングタイミングと、サンプリングデータとの関
係について説明する。
は、パケット周期のタイミングのずれを避けることがで
きる。例えば、本実施の形態では、割込パケットは、A
/D変換器にサンプリングのタイミングを伝えるために
用いられている。周期的に同一の演算を行う制御装置で
は、一定の周期でサンプリングを実行しないと、正しい
演算結果を得ることが困難である。これは、サンプリン
グのタイミングの誤差が、入力データ(サンプリングデ
ータ)の誤差となるためにである。図16を参照して、
サンプリングタイミングと、サンプリングデータとの関
係について説明する。
【0087】図16において、16bitのA/D変換
器を用い、peak to peakが10msの波形をサンプリン
グする場合、割込パケットの受信タイミングの1μsの
誤差は、下位3ビットに相当する誤差が発生することに
なる。より具体的には、例えば、前回のサンプリングが
連送の一回目のパケットの受信時に行われ、今回のサン
プリングが連送の二回面のパケットの受信時に行われた
とすると、サンプリングの間隔は、パケットの送出の周
期に加え、パケット連送の一回に要する時間(アイドル
時間(idle)と、1パケット長(INT2)とを加えた長さ)
だけ、延長されることになり、タイミングのずれが生じ
る。
器を用い、peak to peakが10msの波形をサンプリン
グする場合、割込パケットの受信タイミングの1μsの
誤差は、下位3ビットに相当する誤差が発生することに
なる。より具体的には、例えば、前回のサンプリングが
連送の一回目のパケットの受信時に行われ、今回のサン
プリングが連送の二回面のパケットの受信時に行われた
とすると、サンプリングの間隔は、パケットの送出の周
期に加え、パケット連送の一回に要する時間(アイドル
時間(idle)と、1パケット長(INT2)とを加えた長さ)
だけ、延長されることになり、タイミングのずれが生じ
る。
【0088】次に、このようにして作成されたエラーロ
グ情報を用いた処理について説明する。
グ情報を用いた処理について説明する。
【0089】エラーログ情報は、例えば、ハード故障に
よりエラーが発生したのか、ソフト故障によりエラーが
発生したのかを解析するため、永久故障か過渡故障かの
判定を行うため等に用いることができる。
よりエラーが発生したのか、ソフト故障によりエラーが
発生したのかを解析するため、永久故障か過渡故障かの
判定を行うため等に用いることができる。
【0090】より具体的には、ハード故障かソフト故障
かの解析については、本実施の形態では、「CRCエラ
ー」と、「受信データ上書きエラー」との2種類のエラ
ーを検出している。CRCエラーが発生した場合には、
通信路に関するハード上の故障が、エラー発生の原因で
あることが分かる。すなわり、ソフト故障(バグ)で
は、CRCエラーは発生しないからである。また、受信
データ上書きエラーが発生した場合には、ソフトの故障
(バグ)によるエラー発生であることが推測できる。こ
れは、パケットとしては正常に受信できた状態であるに
も拘わらず、エラーが発生しているからである。
かの解析については、本実施の形態では、「CRCエラ
ー」と、「受信データ上書きエラー」との2種類のエラ
ーを検出している。CRCエラーが発生した場合には、
通信路に関するハード上の故障が、エラー発生の原因で
あることが分かる。すなわり、ソフト故障(バグ)で
は、CRCエラーは発生しないからである。また、受信
データ上書きエラーが発生した場合には、ソフトの故障
(バグ)によるエラー発生であることが推測できる。こ
れは、パケットとしては正常に受信できた状態であるに
も拘わらず、エラーが発生しているからである。
【0091】また、永久故障か過渡故障かの判定につい
ては、例えば、マイクロコンピュータで実行されるアプ
リケーションにおいて、パケット受信毎のエラーログを
チェックすることができる。このチェックの結果、同じ
エラーが頻発する場合には、永久故障(ハードの永久故
障か、ソフトのバグ)であると判定することができる。
この場合には、システムを停止するなどの処理を行う。
そして、種別が異なるエラーが発生している場合には、
過渡故障(例えば、通信路に対する雑音の混入など)で
あると判定することができる。この場合には、システム
を再起動するなどの処理を行う。
ては、例えば、マイクロコンピュータで実行されるアプ
リケーションにおいて、パケット受信毎のエラーログを
チェックすることができる。このチェックの結果、同じ
エラーが頻発する場合には、永久故障(ハードの永久故
障か、ソフトのバグ)であると判定することができる。
この場合には、システムを停止するなどの処理を行う。
そして、種別が異なるエラーが発生している場合には、
過渡故障(例えば、通信路に対する雑音の混入など)で
あると判定することができる。この場合には、システム
を再起動するなどの処理を行う。
【0092】また、エラーをいくつかの種別に分類し、
それぞれに優先度を定めておくことができる。これによ
り、エラーの原因解析のために、より有用な情報を記録
することができる。例えば、本実施の形態では、ハード
故障を原因とするエラーのエラー情報よりも、ソフト故
障を原因とするエラーのエラー情報を優先して、保存し
ている。より具体的には、一回目の受信時にCRCエラ
ーで、二回目の受信時に受信データ上書きエラーとなっ
た場合、受信データ上書きエラーをログに残している。
それぞれに優先度を定めておくことができる。これによ
り、エラーの原因解析のために、より有用な情報を記録
することができる。例えば、本実施の形態では、ハード
故障を原因とするエラーのエラー情報よりも、ソフト故
障を原因とするエラーのエラー情報を優先して、保存し
ている。より具体的には、一回目の受信時にCRCエラ
ーで、二回目の受信時に受信データ上書きエラーとなっ
た場合、受信データ上書きエラーをログに残している。
【0093】これにより、例えば、偶発的に発生する通
信路の故障に優先して、ソフトのバグフィックスを行う
作業を効率よく行うことができる。
信路の故障に優先して、ソフトのバグフィックスを行う
作業を効率よく行うことができる。
【0094】これに対し、一回目、二回目の両方のエラ
ー情報を、エラーログに記録するため、レジスタを2セ
ット用意すると、ワンチップ化する際に、回路の複雑度
が増し、コスト増大の要因となる。この方式では、連送
回数を、例えば、4回とした場合、エラーログのレジス
タが4セット必要となる。これは、本発明を適用した場
合に比べ、物量の増加、回路の複雑度の増加などが発生
することになる。
ー情報を、エラーログに記録するため、レジスタを2セ
ット用意すると、ワンチップ化する際に、回路の複雑度
が増し、コスト増大の要因となる。この方式では、連送
回数を、例えば、4回とした場合、エラーログのレジス
タが4セット必要となる。これは、本発明を適用した場
合に比べ、物量の増加、回路の複雑度の増加などが発生
することになる。
【0095】
【発明の効果】本発明によれば、前回受信したパケット
全体またはユーザデータを保存しておくためのメモリを
不要とすることができる。このため、メモリの物量を削
減することができる。
全体またはユーザデータを保存しておくためのメモリを
不要とすることができる。このため、メモリの物量を削
減することができる。
【0096】また、前回受信したパケットの内容と、今
回受信したパケットの内容とを比較することなく連送受
信処理が可能となる。このため受信処理のオーバヘッド
を削減することができる。
回受信したパケットの内容とを比較することなく連送受
信処理が可能となる。このため受信処理のオーバヘッド
を削減することができる。
【0097】さらに、メモリの内容を読み出すためのメ
モリリード回路を省略することができ、物量を削減する
ことが可能となる。
モリリード回路を省略することができ、物量を削減する
ことが可能となる。
【図1】 本発明の電力変換機制御装置の全体構成例を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図2】 図1におけるA/D変換装置の構成例を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図3】 図1における制御回路の構成例を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図4】 図2におけるパルス生成回路の構成例を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図5】 図4における立ち下がり検出回路と立ち上が
り検出回路との構成例を示すブロック図である。
り検出回路との構成例を示すブロック図である。
【図6】 図5における立ち下がり検出回路と立ち上が
り検出回路との動作を示すタイムチャートである。
り検出回路との動作を示すタイムチャートである。
【図7】 図2におけるシリアルインタフェース回路の
構成例を示すブロック図である。
構成例を示すブロック図である。
【図8】 図7における送信制御回路の構成例を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図9】 図7における受信制御回路の構成例を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図10】 図7におけるパラレル・シリアル変換回路
とシリアル・パラレル変換回路との動作を示すタイムチ
ャートである。
とシリアル・パラレル変換回路との動作を示すタイムチ
ャートである。
【図11】 図8における連送制御回路の構成例を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図12】 図9における履歴管理回路の構成例を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図13】 図9におけるアドレス生成回路の構成例を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図14】 データパケットと割り込みパケットの例を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図15】 図12における受信動作判定回路と、同一
性判定回路と、最終回判定回路の判定条件および、受信
中パケット情報レジスタと、パケット情報履歴レジスタ
との機能を示す説明図である。
性判定回路と、最終回判定回路の判定条件および、受信
中パケット情報レジスタと、パケット情報履歴レジスタ
との機能を示す説明図である。
【図16】 パケットの連送における位置によるタイミ
ングずれ、および、サンプリング誤差を示す説明図であ
る。
ングずれ、および、サンプリング誤差を示す説明図であ
る。
901…履歴管理回路、902…アドレス生成回路、9
03…FCSチェッカ回路、904…受信成功フラグレ
ジスタ、905…受信バッファ、908…順序機械、9
07…エラーログレジスタ。
03…FCSチェッカ回路、904…受信成功フラグレ
ジスタ、905…受信バッファ、908…順序機械、9
07…エラーログレジスタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀田 多加志 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 今家 和宏 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内 (72)発明者 上田 茂太 茨城県日立市大みか町七丁目2番1号 株 式会社日立製作所電力・電機開発本部内 (72)発明者 阪東 明 千葉県習志野市東習志野七丁目1番1号 株式会社日立製作所産業機器事業部内 (72)発明者 城戸 三安 茨城県日立市国分町一丁目1番1号 株式 会社日立製作所国分工場内
Claims (7)
- 【請求項1】 パケット形式で情報を送受するための通
信制御装置において、 同一のユーザ情報を含むパケットを複数回送信する連送
機能を有し、各パケットに、連送の何回目のパケットで
あるかを示す連送番号と、誤り検査用のフレームチェッ
クシーケンスとを付加して送信するための送信制御部
と、 誤り検出のためのフレームチェックシーケンス検査手
段、パケット同一性判定手段、および、受信履歴管理手
段を備える受信制御部とを備え、 上記受信履歴管理手段は、現在受信中のパケットが連送
の何回目のパケットであるかをカウントするための受信
回数カウンタを有し、 連送されたパケットのうち少なくとも1つのパケットの
受信が成功したときにのみ受信制御部における受信動作
を実行させ、連送されたパケットすべての受信が失敗し
たときには、エラー情報を記録することを特徴とする通
信制御装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の通信制御装置において、 上記エラー情報は、エラーの種別を示すエラー情報を含
み、 上記受信履歴管理手段は、連送されたパケットにおい
て、パケット毎に異なる種別のエラーが検出されたと
き、予め定められた優先度に従ってエラー情報を選択し
て出力するためのエラー情報生成手段を有することを特
徴とする通信制御装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の通信制御装置において、 上記送信制御部は、送信すべきパケットに、パケットの
種別を示す情報を付加し、 上記受信制御部は、特定の種別のパケットを受信するに
際し、上記受信履歴管理手段が連送の最終回であること
を検出したときのみ受信動作を行うことを特徴とする通
信制御装置。 - 【請求項4】 請求項1記載の通信制御装置において、 上記受信履歴管理手段は、受信したパケットにエラーが
検出されなかったとき、当該受信したパケットに付加さ
れている連送番号を、上記受信回数カウンタにセットす
ることを特徴とする通信制御装置。 - 【請求項5】 請求項1記載の通信制御装置において、 上記フレームチェックシーケンス検査手段においてエラ
ーが検出されたとき、上記受信履歴管理手段は、上記受
信回数カウンタをインクリメントすることを特徴とする
通信制御装置。 - 【請求項6】 請求項1記載の通信制御装置において、 上記受信制御部におけるパケットの受信に際し、受信し
たパケットの連送番号が最終回でないパケットが受信さ
れた後に、一定時間以上経過しても、次パケットが受信
されない場合、上記受信履歴管理手段は、当該受信され
たパケットを最終回と判定することを特徴とする通信制
御装置。 - 【請求項7】 請求項3の通信制御装置において、 上記受信制御部におけるパケットの受信に際し、直前に
受信したパケットと異なる種別のパケットが受信された
場合、上記受信履歴管理手段は、上記直前に受信された
パケットを受信最終回と判定することを特徴とする通信
制御装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33595297A JP3348146B2 (ja) | 1997-12-05 | 1997-12-05 | 通信制御装置 |
JP33595597A JP3321556B2 (ja) | 1997-12-05 | 1997-12-05 | 縮退制御方法、多重化制御装置 |
JP33595397A JP3424901B2 (ja) | 1997-12-05 | 1997-12-05 | 多重系制御装置の同期方式および同期方法 |
US09/205,343 US6389041B1 (en) | 1997-12-05 | 1998-12-04 | Synchronization system and synchronization method of multisystem control apparatus |
US10/098,509 US7158521B2 (en) | 1997-12-05 | 2002-03-18 | Synchronization system and synchronization method of multisystem control apparatus |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33595297A JP3348146B2 (ja) | 1997-12-05 | 1997-12-05 | 通信制御装置 |
JP33595597A JP3321556B2 (ja) | 1997-12-05 | 1997-12-05 | 縮退制御方法、多重化制御装置 |
JP33595397A JP3424901B2 (ja) | 1997-12-05 | 1997-12-05 | 多重系制御装置の同期方式および同期方法 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11168452A true JPH11168452A (ja) | 1999-06-22 |
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Family
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---|---|---|---|
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---|---|
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