JPH11167531A - データ通信装置及びデータ通信方法 - Google Patents
データ通信装置及びデータ通信方法Info
- Publication number
- JPH11167531A JPH11167531A JP9331909A JP33190997A JPH11167531A JP H11167531 A JPH11167531 A JP H11167531A JP 9331909 A JP9331909 A JP 9331909A JP 33190997 A JP33190997 A JP 33190997A JP H11167531 A JPH11167531 A JP H11167531A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- communication
- data communication
- received
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Computer And Data Communications (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 データの送信中に通信が途絶した場合にも、
既に送信された部分のデータを繰り返し送信する必要の
ないデータ通信システムを提供する。 【解決手段】 通信手段を介して接続されたデータ送信
装置とデータ受信装置とによって構成されるデータ通信
システムであって、データ受信装置は、受信したデータ
を順次記憶し、この記憶されたデータの末尾位置をデー
タ位置検知手段によって検知し、検知されたデータの末
尾位置を位置データ送信手段によって位置データとして
送信し、データ送信装置は、データ受信装置の前記位置
データ送信手段によって送信された位置データに基づい
てデータを送信する。
既に送信された部分のデータを繰り返し送信する必要の
ないデータ通信システムを提供する。 【解決手段】 通信手段を介して接続されたデータ送信
装置とデータ受信装置とによって構成されるデータ通信
システムであって、データ受信装置は、受信したデータ
を順次記憶し、この記憶されたデータの末尾位置をデー
タ位置検知手段によって検知し、検知されたデータの末
尾位置を位置データ送信手段によって位置データとして
送信し、データ送信装置は、データ受信装置の前記位置
データ送信手段によって送信された位置データに基づい
てデータを送信する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ通信を実行
中に通信が途切れ、再開した場合に、既に実行済みのデ
ータに続くデータからデータ通信を再開するデータ通信
システム、データ通信方法、データ通信装置及び記憶媒
体に関する。
中に通信が途切れ、再開した場合に、既に実行済みのデ
ータに続くデータからデータ通信を再開するデータ通信
システム、データ通信方法、データ通信装置及び記憶媒
体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話機やPHS(Personal H
andyphone System)の普及に伴い、これらの無線通信手
段を介してデータ通信を行う機会が増えている。
andyphone System)の普及に伴い、これらの無線通信手
段を介してデータ通信を行う機会が増えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような無線通信
手段においては、電波の送受信状況によっては通信が途
絶えてしまうことがある。データ通信を実行している最
中にこのような通信の途絶が生じると、通信中のデータ
は一部分のみ受信された状態になる。しかし、通信を再
開する際には、途中で途切れてしまったデータの先頭か
ら送信をやり直さなければならないという問題点があっ
た。即ち、データ通信の際には、当該データの先頭から
末尾までを途切れることなく送信することが必要であ
り、途中で通信が途切れた場合には当該データの送信を
全てやり直す必要があった。このため、電波の状況が好
ましくない場合や、特に多量のデータを送信する場合等
は、データの送信をやり直す毎に非常に時間がかかり、
通信費等のコストが増大するという問題があった。
手段においては、電波の送受信状況によっては通信が途
絶えてしまうことがある。データ通信を実行している最
中にこのような通信の途絶が生じると、通信中のデータ
は一部分のみ受信された状態になる。しかし、通信を再
開する際には、途中で途切れてしまったデータの先頭か
ら送信をやり直さなければならないという問題点があっ
た。即ち、データ通信の際には、当該データの先頭から
末尾までを途切れることなく送信することが必要であ
り、途中で通信が途切れた場合には当該データの送信を
全てやり直す必要があった。このため、電波の状況が好
ましくない場合や、特に多量のデータを送信する場合等
は、データの送信をやり直す毎に非常に時間がかかり、
通信費等のコストが増大するという問題があった。
【0004】この発明は、上記問題点を解決するため、
データの送信中に通信が途絶した場合にも、既に送信さ
れた部分のデータを繰り返し送信する必要のないデータ
通信システムを提供することを目的とする。
データの送信中に通信が途絶した場合にも、既に送信さ
れた部分のデータを繰り返し送信する必要のないデータ
通信システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、通信回線を介して接続され
た他の通信端末装置との間でデータ通信を行うデータ通
信装置において、受信したデータを順次記憶する記憶手
段と、この記憶手段に記憶されたデータの末尾位置を検
知するデータ位置検知手段と、このデータ位置検知手段
によって検知されたデータの末尾位置からのデータ送信
を指示する指示信号を送信する指示信号送信手段と、を
備えることを特徴としている。
め、請求項1記載の発明は、通信回線を介して接続され
た他の通信端末装置との間でデータ通信を行うデータ通
信装置において、受信したデータを順次記憶する記憶手
段と、この記憶手段に記憶されたデータの末尾位置を検
知するデータ位置検知手段と、このデータ位置検知手段
によって検知されたデータの末尾位置からのデータ送信
を指示する指示信号を送信する指示信号送信手段と、を
備えることを特徴としている。
【0006】この請求項1記載の発明のデータ通信装置
によれば、通信回線を介して接続された他の通信端末装
置との間でデータ通信を行うデータ通信装置において、
記憶手段により、受信したデータを順次記憶し、データ
位置検知手段により、記憶手段に記憶されたデータの末
尾位置を検知し、指示信号送信手段により、データ位置
検知手段によって検知されたデータの末尾位置からのデ
ータ送信を指示する指示信号を送信する。
によれば、通信回線を介して接続された他の通信端末装
置との間でデータ通信を行うデータ通信装置において、
記憶手段により、受信したデータを順次記憶し、データ
位置検知手段により、記憶手段に記憶されたデータの末
尾位置を検知し、指示信号送信手段により、データ位置
検知手段によって検知されたデータの末尾位置からのデ
ータ送信を指示する指示信号を送信する。
【0007】従って、データ通信を実行中に通信が途切
れ、データの送受信が中断した場合であっても、通信が
再度接続された際には、送信される予定の全データのう
ち既に受信されたデータの末尾位置からデータを送信さ
せるので、該データの先頭からデータ通信をやり直さな
くても該データの全文を受信することができる。これに
よって、例えば無線通信機器を介してデータ通信を行う
場合等、通信が途絶することが多い状況であっても、既
に送信したデータ分のデータ通信をやり直す手間を省く
ことができるので、作業時間を短縮し、さらに通信時間
の短縮によるコストダウンを図る事ができる。
れ、データの送受信が中断した場合であっても、通信が
再度接続された際には、送信される予定の全データのう
ち既に受信されたデータの末尾位置からデータを送信さ
せるので、該データの先頭からデータ通信をやり直さな
くても該データの全文を受信することができる。これに
よって、例えば無線通信機器を介してデータ通信を行う
場合等、通信が途絶することが多い状況であっても、既
に送信したデータ分のデータ通信をやり直す手間を省く
ことができるので、作業時間を短縮し、さらに通信時間
の短縮によるコストダウンを図る事ができる。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載のデ
ータ通信装置であって、前記記憶手段は、データ通信が
途絶した際に分断されたデータにおいて、データ通信の
途絶前に受信した部分と該データ通信再開後に受信した
部分とを結合して記憶すること、を特徴としている。
ータ通信装置であって、前記記憶手段は、データ通信が
途絶した際に分断されたデータにおいて、データ通信の
途絶前に受信した部分と該データ通信再開後に受信した
部分とを結合して記憶すること、を特徴としている。
【0009】この請求項2記載の発明のデータ通信装置
によれば、請求項1記載のデータ通信装置において、記
憶手段により、受信したデータを順次記憶し、データ通
信が途絶氏多彩に分断されたデータにおいて、データ通
信の途絶前に受信した部分と該データ通信再開後に受信
した部分とを結合して記憶する。
によれば、請求項1記載のデータ通信装置において、記
憶手段により、受信したデータを順次記憶し、データ通
信が途絶氏多彩に分断されたデータにおいて、データ通
信の途絶前に受信した部分と該データ通信再開後に受信
した部分とを結合して記憶する。
【0010】従って、データ通信を実行中に通信が途切
れ、受信中のデータが分断されてしまっても、該データ
の全文がまとまった一個のデータとして記憶されるの
で、データ通信が途絶しないで完了した場合と同様のデ
ータを得ることができる。
れ、受信中のデータが分断されてしまっても、該データ
の全文がまとまった一個のデータとして記憶されるの
で、データ通信が途絶しないで完了した場合と同様のデ
ータを得ることができる。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載のデータ通信装置において、前記記憶手段は、受信
したデータとともに、該データの受信が完了したか否か
を示す受信完了情報を記憶し、前記指示信号送信手段
は、前記記憶手段に記憶された受信完了情報が受信完了
を示していないデータについて前記指示信号を送信する
こと、を特徴としている。
記載のデータ通信装置において、前記記憶手段は、受信
したデータとともに、該データの受信が完了したか否か
を示す受信完了情報を記憶し、前記指示信号送信手段
は、前記記憶手段に記憶された受信完了情報が受信完了
を示していないデータについて前記指示信号を送信する
こと、を特徴としている。
【0012】請求項3記載の発明のデータ通信装置によ
れば、請求項1または2記載のデータ通信装置におい
て、記憶手段により、受信したデータとともに、該デー
タの受信が完了したか否かを示す受信完了情報を記憶
し、指示信号送信手段により、記憶手段に記憶された受
信完了情報が受信完了を示していないデータについて指
示信号を送信する。
れば、請求項1または2記載のデータ通信装置におい
て、記憶手段により、受信したデータとともに、該デー
タの受信が完了したか否かを示す受信完了情報を記憶
し、指示信号送信手段により、記憶手段に記憶された受
信完了情報が受信完了を示していないデータについて指
示信号を送信する。
【0013】従って、データ通信中に通信が途絶したデ
ータについてのみ、続きのデータを送信させる指示情報
が送信され、データ通信が特に支障なく完了したデータ
についてはそのままデータを記憶するので、全体の処理
時間を短縮することができ、通信コストを減少させるこ
とができる。
ータについてのみ、続きのデータを送信させる指示情報
が送信され、データ通信が特に支障なく完了したデータ
についてはそのままデータを記憶するので、全体の処理
時間を短縮することができ、通信コストを減少させるこ
とができる。
【0014】請求項4記載の発明は、通信回線を介して
接続された他の通信端末装置との間でデータ通信を行う
データ通信装置において、データを送信する送信手段
と、この送信手段によるデータの送信途中にデータ通信
が途切れたとき、その位置を検出するデータ位置検出手
段と、このデータ位置検出手段によって検出されたデー
タの末尾位置と該末尾位置からのデータを送信するよう
に前記送信手段に指示する指示手段と、を備えることを
特徴としている。
接続された他の通信端末装置との間でデータ通信を行う
データ通信装置において、データを送信する送信手段
と、この送信手段によるデータの送信途中にデータ通信
が途切れたとき、その位置を検出するデータ位置検出手
段と、このデータ位置検出手段によって検出されたデー
タの末尾位置と該末尾位置からのデータを送信するよう
に前記送信手段に指示する指示手段と、を備えることを
特徴としている。
【0015】この請求項4記載の発明のデータ通信装置
によれば、通信回線を介して接続された他の通信端末装
置との間でデータ通信を行うデータ通信装置において、
送信手段によってデータを送信し、データ位置検出手段
により、データの送信途中にデータ通信が途切れたと
き、その位置を検出し、指示手段により、検出されたデ
ータの末尾位置と該末尾位置からのデータを送信するよ
うに送信手段に指示する。
によれば、通信回線を介して接続された他の通信端末装
置との間でデータ通信を行うデータ通信装置において、
送信手段によってデータを送信し、データ位置検出手段
により、データの送信途中にデータ通信が途切れたと
き、その位置を検出し、指示手段により、検出されたデ
ータの末尾位置と該末尾位置からのデータを送信するよ
うに送信手段に指示する。
【0016】従って、データを送信中に通信が途切れた
場合にも、送信中であったデータのどの位置まで送信が
終了したかを検出して、データ通信再開後に、送信され
ていない部分のみを送信することができる。これによっ
て、データ通信が中断した場合に再度全データを送信し
直す必要が無く、余分な手間を省くことができる。
場合にも、送信中であったデータのどの位置まで送信が
終了したかを検出して、データ通信再開後に、送信され
ていない部分のみを送信することができる。これによっ
て、データ通信が中断した場合に再度全データを送信し
直す必要が無く、余分な手間を省くことができる。
【0017】請求項5記載の発明は、請求項4記載のデ
ータ通信装置において、前記データ位置検出手段は、送
信したデータとともに、該データの送信が完了したか否
かを示す送信完了情報を記憶し、前記指示手段は、前記
データ位置検出手段に記憶された送信完了情報が送信完
了を示していないデータについて前記送信手段に指示す
ること、を特徴としている。
ータ通信装置において、前記データ位置検出手段は、送
信したデータとともに、該データの送信が完了したか否
かを示す送信完了情報を記憶し、前記指示手段は、前記
データ位置検出手段に記憶された送信完了情報が送信完
了を示していないデータについて前記送信手段に指示す
ること、を特徴としている。
【0018】この請求項5記載の発明のデータ通信装置
によれば、請求項4記載のデータ通信装置において、デ
ータ位置検出手段により、送信したデータとともに、該
データの送信が完了したか否かを示す送信完了情報を記
憶し、指示手段により、送信完了情報が送信完了を示し
ていないデータについて送信手段に指示を行う。
によれば、請求項4記載のデータ通信装置において、デ
ータ位置検出手段により、送信したデータとともに、該
データの送信が完了したか否かを示す送信完了情報を記
憶し、指示手段により、送信完了情報が送信完了を示し
ていないデータについて送信手段に指示を行う。
【0019】従って、送信した各データについて、送信
が完了したか否かを送信完了情報によって知ることがで
き、さらに、送信が完了していないデータについての
み、再度、送信が中断した部分からのデータが送信され
るので、全体の処理時間を短縮して、通信コストを減少
させることができる。
が完了したか否かを送信完了情報によって知ることがで
き、さらに、送信が完了していないデータについての
み、再度、送信が中断した部分からのデータが送信され
るので、全体の処理時間を短縮して、通信コストを減少
させることができる。
【0020】請求項6記載の発明は、通信回線を介して
接続された他の通信端末装置との間でデータ通信を行う
データ通信装置において、データの識別符号、該データ
の位置及び該位置からのデータを受信する受信手段と、
この受信手段で受信した前記識別符号のデータに対して
前記受信した位置から前記受信したデータを記憶する記
憶手段と、を具備することを特徴としている。
接続された他の通信端末装置との間でデータ通信を行う
データ通信装置において、データの識別符号、該データ
の位置及び該位置からのデータを受信する受信手段と、
この受信手段で受信した前記識別符号のデータに対して
前記受信した位置から前記受信したデータを記憶する記
憶手段と、を具備することを特徴としている。
【0021】請求項6記載のデータ通信装置によれば、
通信回線を介して接続された他の通信端末装置との間で
データ通信を行うデータ通信装置において、受信手段に
より、データの識別符号、該データの位置及び該位置か
らのデータを受信し、記憶手段により、受信した識別符
号のデータに対して受信した位置から受信したデータを
記憶する。
通信回線を介して接続された他の通信端末装置との間で
データ通信を行うデータ通信装置において、受信手段に
より、データの識別符号、該データの位置及び該位置か
らのデータを受信し、記憶手段により、受信した識別符
号のデータに対して受信した位置から受信したデータを
記憶する。
【0022】ここで、識別符号とは、例えば、電子メー
ルにおけるメールIDなど、各データを個々に識別する
ことができる符号である。
ルにおけるメールIDなど、各データを個々に識別する
ことができる符号である。
【0023】従って、データを途中まで受信した時点で
データ通信が途絶えてしまった場合には、該データを識
別符号とともに記憶し、通信再開後に続きのデータが受
信された際に、識別符号を照合して、該当するデータの
続きとして記憶することができる。これによって、デー
タ受信中にデータ通信が途絶した場合であっても、通常
通りデータ通信が完了した場合と同様に、完全な形のデ
ータを得ることができ、さらに、受信が途中で終了した
データが多数ある場合にも、データの続きを受信した際
の処理をミス無く行うことができる。
データ通信が途絶えてしまった場合には、該データを識
別符号とともに記憶し、通信再開後に続きのデータが受
信された際に、識別符号を照合して、該当するデータの
続きとして記憶することができる。これによって、デー
タ受信中にデータ通信が途絶した場合であっても、通常
通りデータ通信が完了した場合と同様に、完全な形のデ
ータを得ることができ、さらに、受信が途中で終了した
データが多数ある場合にも、データの続きを受信した際
の処理をミス無く行うことができる。
【0024】請求項7記載の発明は、通信手段を介して
接続されたデータ通信装置間でデータ通信を行うデータ
通信方法であって、データ通信中にデータが完全に送受
信されなかった場合に、そのデータ通信が途絶えた位置
を検出し、次回のデータ通信時にその途絶えた位置から
データを送受信することを特徴とするデータ通信方法。
を特徴としている。
接続されたデータ通信装置間でデータ通信を行うデータ
通信方法であって、データ通信中にデータが完全に送受
信されなかった場合に、そのデータ通信が途絶えた位置
を検出し、次回のデータ通信時にその途絶えた位置から
データを送受信することを特徴とするデータ通信方法。
を特徴としている。
【0025】請求項7記載のデータ通信方法によれば、
通信手段を介して接続されたデータ通信装置間でデータ
通信を行うデータ通信方法であって、データ通信中にデ
ータが完全に送受信されなかった場合に、そのデータ通
信が途絶えた位置を検出し、次回のデータ通信時にその
途絶えた位置からデータを送受信する。
通信手段を介して接続されたデータ通信装置間でデータ
通信を行うデータ通信方法であって、データ通信中にデ
ータが完全に送受信されなかった場合に、そのデータ通
信が途絶えた位置を検出し、次回のデータ通信時にその
途絶えた位置からデータを送受信する。
【0026】従って、データ通信を実行中に通信が途切
れ、データの送受信が中断した場合であっても、通信が
再度接続された際には、送信される予定の全データのう
ち既に受信されたデータの末尾位置からデータを送信さ
せるので、該データの先頭からデータ通信をやり直さな
くても該データの全文を受信することができる。これに
よって、既に送信したデータ分のデータ通信をやり直す
手間を省くことができるので、作業時間を短縮し、さら
に通信時間の短縮によるコストダウンを図る事ができ
る。
れ、データの送受信が中断した場合であっても、通信が
再度接続された際には、送信される予定の全データのう
ち既に受信されたデータの末尾位置からデータを送信さ
せるので、該データの先頭からデータ通信をやり直さな
くても該データの全文を受信することができる。これに
よって、既に送信したデータ分のデータ通信をやり直す
手間を省くことができるので、作業時間を短縮し、さら
に通信時間の短縮によるコストダウンを図る事ができ
る。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図1〜図10の図面を参照しながら説明する。
いて、図1〜図10の図面を参照しながら説明する。
【0028】まず、構成を説明する。
【0029】図1は、本発明の第1の実施の形態として
のデータ通信システム1の構成を示す概略図である。
のデータ通信システム1の構成を示す概略図である。
【0030】図1に示すように、データ通信システム1
は、通信回線網2、メールサーバー3、屋内変換器4、
屋内変換器4に接続されたデータ通信装置10,10、
基地局5、携帯電話機6、携帯電話機6に接続されたデ
ータ通信装置10,10によって構成され、メールサー
バー3、屋内変換器4及び基地局5は通信回線網2に接
続されていて、データ通信装置10,10及びメールサ
ーバー3の間でデータ通信を行うことが可能である。な
お、データ通信装置10,10の他、通信回線網2には
各種の通信端末装置を多数接続することが可能である
が、ここでは図示しない。
は、通信回線網2、メールサーバー3、屋内変換器4、
屋内変換器4に接続されたデータ通信装置10,10、
基地局5、携帯電話機6、携帯電話機6に接続されたデ
ータ通信装置10,10によって構成され、メールサー
バー3、屋内変換器4及び基地局5は通信回線網2に接
続されていて、データ通信装置10,10及びメールサ
ーバー3の間でデータ通信を行うことが可能である。な
お、データ通信装置10,10の他、通信回線網2には
各種の通信端末装置を多数接続することが可能である
が、ここでは図示しない。
【0031】通信回線網2は、デジタル信号化されたデ
ータを伝達することが可能なISDN(Integrated Ser
vices Digital Network )回線、PSTN(Public Swi
tched Telephone Network)回線等の公衆回線や、LA
N(Local Area Network)のように独立して構築された
回線網であっても良く、この通信回線網2にはデータ通
信装置を接続するための接続装置である基地局5及び屋
内変換器4が接続されている。基地局5は、複数の携帯
電話機6との間で無線通信によって無線通信路を形成す
ることができ、この無線通信路を介してデータを送受信
することが可能であり、データ通信装置10,10はこ
の携帯電話機6及び基地局5により形成された通信路を
介して通信回線網2に接続することが可能である。屋内
変換器4は、通信回線網2に接続され、データ通信装置
10,10と通信回線網2を有線通信路により接続する
ことができ、この通信路を介してデータ通信等が可能と
なる。
ータを伝達することが可能なISDN(Integrated Ser
vices Digital Network )回線、PSTN(Public Swi
tched Telephone Network)回線等の公衆回線や、LA
N(Local Area Network)のように独立して構築された
回線網であっても良く、この通信回線網2にはデータ通
信装置を接続するための接続装置である基地局5及び屋
内変換器4が接続されている。基地局5は、複数の携帯
電話機6との間で無線通信によって無線通信路を形成す
ることができ、この無線通信路を介してデータを送受信
することが可能であり、データ通信装置10,10はこ
の携帯電話機6及び基地局5により形成された通信路を
介して通信回線網2に接続することが可能である。屋内
変換器4は、通信回線網2に接続され、データ通信装置
10,10と通信回線網2を有線通信路により接続する
ことができ、この通信路を介してデータ通信等が可能と
なる。
【0032】図2は、図1のデータ通信装置10,10
の内部構成を示すブロック図である。同図に示すように
データ通信装置10,10は、CPU11、表示部1
2、入力部13、通信部14、RAM15、データ記憶
部16、プログラム記憶部17及びバス18によって構
成され、各部はバス18に接続されている。
の内部構成を示すブロック図である。同図に示すように
データ通信装置10,10は、CPU11、表示部1
2、入力部13、通信部14、RAM15、データ記憶
部16、プログラム記憶部17及びバス18によって構
成され、各部はバス18に接続されている。
【0033】CPU(Central Processing Unit )11
は、プログラム記憶部17に格納される各種のプログラ
ムを読み込み、RAM15内に設けられたメモリエリア
に展開して、電子メールの送信処理、電子メール受信処
理や、電子メール受信時においてデータ位置検知、電子
メール受信完了検知、データ位置情報送信等の各種処理
を行う。
は、プログラム記憶部17に格納される各種のプログラ
ムを読み込み、RAM15内に設けられたメモリエリア
に展開して、電子メールの送信処理、電子メール受信処
理や、電子メール受信時においてデータ位置検知、電子
メール受信完了検知、データ位置情報送信等の各種処理
を行う。
【0034】そして、CPU11は、メールサーバー3
から送信された電子メールを通信部14によって受信す
ると、当該電子メールのデータ長を検知し、当該電子メ
ールの受信処理を行っている間、既に受信したデータの
末尾の位置を随時検知して、データ位置を示すデータ位
置情報としてデータ記憶部16内に格納する。さらに、
電子メールの受信が終了したことを検知して、電子メー
ルを送信した場合とあわせ、実行した通信の種類と、完
了したか否かの結果を通信履歴としてデータ記憶部16
内に格納する。
から送信された電子メールを通信部14によって受信す
ると、当該電子メールのデータ長を検知し、当該電子メ
ールの受信処理を行っている間、既に受信したデータの
末尾の位置を随時検知して、データ位置を示すデータ位
置情報としてデータ記憶部16内に格納する。さらに、
電子メールの受信が終了したことを検知して、電子メー
ルを送信した場合とあわせ、実行した通信の種類と、完
了したか否かの結果を通信履歴としてデータ記憶部16
内に格納する。
【0035】また、メールサーバー3との間でデータ通
信を実行中に通信が途絶し、その後通信が再開された場
合には、途切れたデータの受信済み部分の末尾位置を示
すデータ位置情報に従って、メールサーバー3との間で
途切れたデータの続きの送受信を行う。
信を実行中に通信が途絶し、その後通信が再開された場
合には、途切れたデータの受信済み部分の末尾位置を示
すデータ位置情報に従って、メールサーバー3との間で
途切れたデータの続きの送受信を行う。
【0036】また、入力部13から入力される各種指示
や、通信部14によって受信した電子メールの内容など
を表示画面上に表示するための表示情報を生成して表示
部12に出力し、表示画面上に表示させる。
や、通信部14によって受信した電子メールの内容など
を表示画面上に表示するための表示情報を生成して表示
部12に出力し、表示画面上に表示させる。
【0037】表示部12は、CRT(Cathode Ray Tub
e)やLCD(Liquid Crystal Display)等により構成
され、CPU11から入力される表示情報に基づいて、
通信部14によって送信、受信される電子メール等を表
示画面上に表示する。
e)やLCD(Liquid Crystal Display)等により構成
され、CPU11から入力される表示情報に基づいて、
通信部14によって送信、受信される電子メール等を表
示画面上に表示する。
【0038】入力部13は、カーソルキー、数字入力キ
ーおよび各種機能キーを備えたキーボード等によってな
り、送信先の電話番号や電子メールのアドレス等のデー
タを入力する場合等に押下されたキーの押下信号をCP
U11に出力する。なお、必要に応じてマウス、タッチ
パネル等のポインティングデバイスを備えるものとして
も良い。
ーおよび各種機能キーを備えたキーボード等によってな
り、送信先の電話番号や電子メールのアドレス等のデー
タを入力する場合等に押下されたキーの押下信号をCP
U11に出力する。なお、必要に応じてマウス、タッチ
パネル等のポインティングデバイスを備えるものとして
も良い。
【0039】通信部14は、通信路(無線、または有
線)を介してデータ等の通信をするためのプロトコル、
及び通信回路等を含んでおり、CPU11から入力され
る指示に従って、データの送受信を実行し、受信したデ
ータをCPU11に対して出力する。
線)を介してデータ等の通信をするためのプロトコル、
及び通信回路等を含んでおり、CPU11から入力され
る指示に従って、データの送受信を実行し、受信したデ
ータをCPU11に対して出力する。
【0040】RAM(Random Access Memory)15は、
CPUにより処理される各種プログラムや、その処理に
係るデータを一時的に格納するメモリエリアを形成す
る。
CPUにより処理される各種プログラムや、その処理に
係るデータを一時的に格納するメモリエリアを形成す
る。
【0041】データ記憶部16は、送信する電子メー
ル、受信した電子メールや、データ位置情報、通信履歴
等が記憶される記憶媒体を有し、この記憶媒体は磁気
的、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリで構成され
ている。この記憶媒体はデータ記憶部16に固定的に設
けたもの、若しくは着脱自在に装着するものである。ま
た、このデータ記憶部16によって記憶されるデータ等
は、通信回線等を介して接続された他の機器から受信し
て記憶する構成にしてもよく、さらに、通信回線等を介
して接続された他の機器側に上記記憶媒体を備えた記憶
装置を設け、上記の記憶媒体に記憶されているデータを
通信回線を介して使用する構成としても良い。
ル、受信した電子メールや、データ位置情報、通信履歴
等が記憶される記憶媒体を有し、この記憶媒体は磁気
的、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリで構成され
ている。この記憶媒体はデータ記憶部16に固定的に設
けたもの、若しくは着脱自在に装着するものである。ま
た、このデータ記憶部16によって記憶されるデータ等
は、通信回線等を介して接続された他の機器から受信し
て記憶する構成にしてもよく、さらに、通信回線等を介
して接続された他の機器側に上記記憶媒体を備えた記憶
装置を設け、上記の記憶媒体に記憶されているデータを
通信回線を介して使用する構成としても良い。
【0042】プログラム記憶部17の内部にはデータ記
憶部16とほぼ同様に、磁気的、光学的記録媒体、或い
は半導体メモリで構成され、固定的或いは着脱自在に装
着する記憶媒体を備えており、電子メール送信処理、電
子メール受信処理、電子メール受信終了検知、データ位
置検知、データ位置情報送受信処理等の各種処理をCP
U11によって実行するためのプログラムを格納する。
憶部16とほぼ同様に、磁気的、光学的記録媒体、或い
は半導体メモリで構成され、固定的或いは着脱自在に装
着する記憶媒体を備えており、電子メール送信処理、電
子メール受信処理、電子メール受信終了検知、データ位
置検知、データ位置情報送受信処理等の各種処理をCP
U11によって実行するためのプログラムを格納する。
【0043】図3は、図1のメールサーバー3の内部構
成を示すブロック図である。同図に示すように、メール
サーバー3はCPU20、RAM21、入力部22、メ
ールボックス23、通信部24、記憶部25及びバス2
6によって構成され、各部はバス26に接続されてい
る。
成を示すブロック図である。同図に示すように、メール
サーバー3はCPU20、RAM21、入力部22、メ
ールボックス23、通信部24、記憶部25及びバス2
6によって構成され、各部はバス26に接続されてい
る。
【0044】CPU20は、記憶部25内に格納された
電子メール送信処理、電子メール受信処理、データ通信
装置10,10から送信されるデータ位置情報送受信処
理等の各種処理を実行するためのプログラムを読み込
み、RAM21内に設けられるメモリエリアに展開し
て、通信部24によって受信した電子メールをメールボ
ックス23内に格納し、また、メールボックス23内に
格納されている電子メールを、通信部24を介してデー
タ通信装置10,10から入力される指示に従って送受
信する。そして、データ通信中に通信がとぎれ、再開し
た場合には、とぎれたデータの末尾位置を示すデータ位
置情報に従って、とぎれたデータの続きのデータについ
て送受信処理を行う。
電子メール送信処理、電子メール受信処理、データ通信
装置10,10から送信されるデータ位置情報送受信処
理等の各種処理を実行するためのプログラムを読み込
み、RAM21内に設けられるメモリエリアに展開し
て、通信部24によって受信した電子メールをメールボ
ックス23内に格納し、また、メールボックス23内に
格納されている電子メールを、通信部24を介してデー
タ通信装置10,10から入力される指示に従って送受
信する。そして、データ通信中に通信がとぎれ、再開し
た場合には、とぎれたデータの末尾位置を示すデータ位
置情報に従って、とぎれたデータの続きのデータについ
て送受信処理を行う。
【0045】RAM21は、CPU20により処理され
る各種プログラムや、その処理に係るデータを一時的に
格納するメモリエリアを形成する。
る各種プログラムや、その処理に係るデータを一時的に
格納するメモリエリアを形成する。
【0046】入力部22は、図2に示す入力部13と同
様に、各種キーを備えたキーボード等によってなり、押
下されたキーの押下信号をCPU20に出力する。
様に、各種キーを備えたキーボード等によってなり、押
下されたキーの押下信号をCPU20に出力する。
【0047】メールボックス23は、通信部24によっ
て受信した電子メールを、各電子メールの宛先であるデ
ータ通信装置10,10に対応して格納する記憶媒体を
有し、この記憶媒体は磁気的、光学的記録媒体、若しく
は半導体メモリで構成されている。この記憶媒体はメー
ルボックス23に固定的に設けたもの、若しくは着脱自
在に装着するものである。
て受信した電子メールを、各電子メールの宛先であるデ
ータ通信装置10,10に対応して格納する記憶媒体を
有し、この記憶媒体は磁気的、光学的記録媒体、若しく
は半導体メモリで構成されている。この記憶媒体はメー
ルボックス23に固定的に設けたもの、若しくは着脱自
在に装着するものである。
【0048】通信部24は、図2に示す通信部14と同
様に、変調回路、復調回路、送・受信ミキサ等によって
構成され、通信回線網2に接続されている。この通信部
24は、CPU20から入力される指示に従って、電子
メール等のデータの送受信を実行し、受信したデータを
CPU20に対して出力する。
様に、変調回路、復調回路、送・受信ミキサ等によって
構成され、通信回線網2に接続されている。この通信部
24は、CPU20から入力される指示に従って、電子
メール等のデータの送受信を実行し、受信したデータを
CPU20に対して出力する。
【0049】記憶部25は、電子メール送信、電子メー
ル受信、データ位置検知、データ位置情報送受信等の各
種処理をCPU20によって実行するための各種プログ
ラム及びデータを格納する記憶媒体を有し、この記憶媒
体は、メールボックス23が有する記憶媒体と同様に、
磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリで構成
されている。
ル受信、データ位置検知、データ位置情報送受信等の各
種処理をCPU20によって実行するための各種プログ
ラム及びデータを格納する記憶媒体を有し、この記憶媒
体は、メールボックス23が有する記憶媒体と同様に、
磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリで構成
されている。
【0050】図4は、データ通信システム1において送
受信される電子メールのデータ構成を模式的に示す図で
ある。同図において、(a)はメールサーバー3のメー
ルボックス23内に格納された状態を示す図であり、
(b)はデータ通信装置10,10内に格納された状態
を示す図である。
受信される電子メールのデータ構成を模式的に示す図で
ある。同図において、(a)はメールサーバー3のメー
ルボックス23内に格納された状態を示す図であり、
(b)はデータ通信装置10,10内に格納された状態
を示す図である。
【0051】このデータ通信システム1において、電子
メールを送信する場合は、まずデータ通信装置10,1
0において電子メール(ヘッダ(受信者アドレス、発信
者アドレス、日付、データ長等)、データ(本文、添付
ファイル等))が作成され、通信路を介してメールサー
バー3に対して送信される(アドレスは、メールサーバ
ーの識別データとユーザの識別で構成される)。メール
サーバー3は、この電子メールを受信すると当該電子メ
ールの受信者アドレスを認識して、メールボックス23
内に、各受信者アドレスに対応づけて格納する。ここで
送られてきた電子メールは、メールIDを付加してメー
ルサーバー3のメールボックス23内に格納される(図
4(a)参照)。このメールサーバー3に記憶された電
子メールを受信する場合には、メールサーバー3とデー
タ通信装置10,10との通信路を形成し、データ通信
装置10,10からメールサーバー3に対して電子メー
ル読込指示が送信されると、このメールボックス23内
に格納された電子メールが受信側データ通信装置10,
10に対して送信される。データ通信装置10,10側
においては、受信した電子メールを図4(b)に示すよ
うに電子メールに対して完了フラグ及び未完了の場合は
実際に受信したデータの位置情報(データ長あるいはパ
ケット番号)を付加して記憶する。
メールを送信する場合は、まずデータ通信装置10,1
0において電子メール(ヘッダ(受信者アドレス、発信
者アドレス、日付、データ長等)、データ(本文、添付
ファイル等))が作成され、通信路を介してメールサー
バー3に対して送信される(アドレスは、メールサーバ
ーの識別データとユーザの識別で構成される)。メール
サーバー3は、この電子メールを受信すると当該電子メ
ールの受信者アドレスを認識して、メールボックス23
内に、各受信者アドレスに対応づけて格納する。ここで
送られてきた電子メールは、メールIDを付加してメー
ルサーバー3のメールボックス23内に格納される(図
4(a)参照)。このメールサーバー3に記憶された電
子メールを受信する場合には、メールサーバー3とデー
タ通信装置10,10との通信路を形成し、データ通信
装置10,10からメールサーバー3に対して電子メー
ル読込指示が送信されると、このメールボックス23内
に格納された電子メールが受信側データ通信装置10,
10に対して送信される。データ通信装置10,10側
においては、受信した電子メールを図4(b)に示すよ
うに電子メールに対して完了フラグ及び未完了の場合は
実際に受信したデータの位置情報(データ長あるいはパ
ケット番号)を付加して記憶する。
【0052】即ち、データ通信装置10,10側におい
ては、電子メールを受信する際に、当該電子メールの受
信が完了したか否かを示す「完了フラグ」を電子メール
に付して記憶する。詳細は後述するが、電子メールを受
信している最中に通信が途絶した場合には、この「完了
フラグ」が未完了状態を示したままで記憶されるので、
通信が再開した後に、受信が完了していない電子メール
があることを検知することができる。
ては、電子メールを受信する際に、当該電子メールの受
信が完了したか否かを示す「完了フラグ」を電子メール
に付して記憶する。詳細は後述するが、電子メールを受
信している最中に通信が途絶した場合には、この「完了
フラグ」が未完了状態を示したままで記憶されるので、
通信が再開した後に、受信が完了していない電子メール
があることを検知することができる。
【0053】続いて、動作を説明する。この動作は、受
信側データ通信装置10で実行する実施形態と送信側デ
ータ通信装置10で実行する実施形態とがある。
信側データ通信装置10で実行する実施形態と送信側デ
ータ通信装置10で実行する実施形態とがある。
【0054】図5は、データ通信装置10,10の電子
メール受信時における動作を示すフローチャートであ
る。
メール受信時における動作を示すフローチャートであ
る。
【0055】まず、ステップS1で、自分のメールボッ
クスがあるメールサーバー3に通信路を接続し、ステッ
プS2に移行してメールサーバー3に対してユーザ名や
パスワードの入力によってユーザの認証手続きを行う。
ここでユーザが認識されればステップS3に移行し、拒
否された場合にはステップS1に戻る。ステップS3で
は、メールボックス23内に格納されている電子メール
を示すメールボックス情報(少なくとも格納されている
メールの数、それぞれの電子メールのヘッダ情報、及び
メールID等)をメールサーバー3に対して要求し、受
信する。
クスがあるメールサーバー3に通信路を接続し、ステッ
プS2に移行してメールサーバー3に対してユーザ名や
パスワードの入力によってユーザの認証手続きを行う。
ここでユーザが認識されればステップS3に移行し、拒
否された場合にはステップS1に戻る。ステップS3で
は、メールボックス23内に格納されている電子メール
を示すメールボックス情報(少なくとも格納されている
メールの数、それぞれの電子メールのヘッダ情報、及び
メールID等)をメールサーバー3に対して要求し、受
信する。
【0056】ここで、受信したメールボックス情報を基
に、電子メールを受信する。但し、受信したメールボッ
クス情報と既に受信した電子メールの情報が同一であ
り、未完了の電子メールが無い場合、新たな電子メール
は無いとして処理を終了する。まずステップS4で、デ
ータ通信装置10,10内のデータ記憶部16(図2)
内に、受信が未完了のままになっている電子メールがあ
るかどうかを確認する。この処理は、データ記憶部16
に記憶されている各電子メールに付された「完了フラ
グ」(図4)を調べることによって実行可能である。
「完了フラグ」が未完了のままになっている電子メール
が発見されればステップS5に移行し、なければステッ
プS15に移行する。
に、電子メールを受信する。但し、受信したメールボッ
クス情報と既に受信した電子メールの情報が同一であ
り、未完了の電子メールが無い場合、新たな電子メール
は無いとして処理を終了する。まずステップS4で、デ
ータ通信装置10,10内のデータ記憶部16(図2)
内に、受信が未完了のままになっている電子メールがあ
るかどうかを確認する。この処理は、データ記憶部16
に記憶されている各電子メールに付された「完了フラ
グ」(図4)を調べることによって実行可能である。
「完了フラグ」が未完了のままになっている電子メール
が発見されればステップS5に移行し、なければステッ
プS15に移行する。
【0057】ステップS5では、メールサーバー3のメ
ールボックス23内に格納された電子メールの中に、ス
テップS4で発見された受信途中の電子メールと、同じ
ID番号を有する電子メールが含まれているか否かを、
メールボックス情報によって確認する。もし、当該電子
メールがメールボックス23内に格納されていなけれ
ば、当該電子メールは他のデータ通信装置等により既に
受信が完了してメールサーバー3のメールボックス23
から削除されている可能性が高く、ステップS16に移
行して「完了フラグ」を受信完了状態に設定し(この場
合、その旨(当データ通信装置では未完了メールである
がサーバのメールボックスから削除されている)を記憶
した後に表示するようにしてもよい)、ステップS4に
戻る。
ールボックス23内に格納された電子メールの中に、ス
テップS4で発見された受信途中の電子メールと、同じ
ID番号を有する電子メールが含まれているか否かを、
メールボックス情報によって確認する。もし、当該電子
メールがメールボックス23内に格納されていなけれ
ば、当該電子メールは他のデータ通信装置等により既に
受信が完了してメールサーバー3のメールボックス23
から削除されている可能性が高く、ステップS16に移
行して「完了フラグ」を受信完了状態に設定し(この場
合、その旨(当データ通信装置では未完了メールである
がサーバのメールボックスから削除されている)を記憶
した後に表示するようにしてもよい)、ステップS4に
戻る。
【0058】ステップS5において、メールボックス情
報によって、メールボックス23内に当該電子メールが
格納されていることが確認された場合には、ステップS
6に移行して、当該電子メールの受信処理を行う。ステ
ップS6では、当該電子メールの全文のうち、データ通
信装置10,10によって既に受信されたデータの末尾
位置を示すデータ位置情報(図4(b)参照)を読み込
み、ステップS7において、メールサーバー3に対して
データ位置情報と当該電子メールのID番号とを送信す
る。なお、ステップS4で、受信が未完了の状態の電子
メールがない場合には、ステップS15で未読電子メー
ルの先頭からデータを受信するためにデータ位置情報を
データの先頭位置に指定し、ステップS7にする。即
ち、ステップS7において、受信したい電子メールのI
D番号と、その電子メールを全文の先頭位置から受信す
る旨を入力することにより、通常の電子メールの受信処
理が実行される。
報によって、メールボックス23内に当該電子メールが
格納されていることが確認された場合には、ステップS
6に移行して、当該電子メールの受信処理を行う。ステ
ップS6では、当該電子メールの全文のうち、データ通
信装置10,10によって既に受信されたデータの末尾
位置を示すデータ位置情報(図4(b)参照)を読み込
み、ステップS7において、メールサーバー3に対して
データ位置情報と当該電子メールのID番号とを送信す
る。なお、ステップS4で、受信が未完了の状態の電子
メールがない場合には、ステップS15で未読電子メー
ルの先頭からデータを受信するためにデータ位置情報を
データの先頭位置に指定し、ステップS7にする。即
ち、ステップS7において、受信したい電子メールのI
D番号と、その電子メールを全文の先頭位置から受信す
る旨を入力することにより、通常の電子メールの受信処
理が実行される。
【0059】ステップS7において、送信したID番号
が不適切である等の理由によりメールサーバー3に受理
されなかった場合にはステップS4に戻り、受理された
場合にはステップS8で電子メールのデータを受信す
る。
が不適切である等の理由によりメールサーバー3に受理
されなかった場合にはステップS4に戻り、受理された
場合にはステップS8で電子メールのデータを受信す
る。
【0060】ステップS8で電子メールのデータを受信
した後、ステップS9で、当該電子メールの受信が完了
したか否かを確認する。受信が完了したのであれば、ス
テップS10で「完了フラグ」を完了状態に設定し、ス
テップS11で、メールボックス23内に格納されてい
る当該電子メールのデータを削除する要求を送信し、削
除が終了した後に(ステップS11)、ステップS12
でメールボックス情報を更新して、当該電子メールの受
信完了後の処理を行う。
した後、ステップS9で、当該電子メールの受信が完了
したか否かを確認する。受信が完了したのであれば、ス
テップS10で「完了フラグ」を完了状態に設定し、ス
テップS11で、メールボックス23内に格納されてい
る当該電子メールのデータを削除する要求を送信し、削
除が終了した後に(ステップS11)、ステップS12
でメールボックス情報を更新して、当該電子メールの受
信完了後の処理を行う。
【0061】ステップS9で、当該電子メールの全デー
タの受信が終了する前に受信に失敗してしまった場合、
ステップS13でデータ通信に失敗した位置情報(デー
タ長あるいはパケット番号)を記憶しステップS14に
移行する。
タの受信が終了する前に受信に失敗してしまった場合、
ステップS13でデータ通信に失敗した位置情報(デー
タ長あるいはパケット番号)を記憶しステップS14に
移行する。
【0062】ステップS14において、さらに他の電子
メールの受信処理を行う場合にはステップS4に戻り、
電子メールの受信処理を終了する場合にはステップS1
5に移行して、メールサーバー3に対して完了通知を送
信し、通信を終了する。
メールの受信処理を行う場合にはステップS4に戻り、
電子メールの受信処理を終了する場合にはステップS1
5に移行して、メールサーバー3に対して完了通知を送
信し、通信を終了する。
【0063】図6は、上記のデータ通信装置10,10
による電子メール受信処理において、メールサーバー3
の動作を示すフローチャートである。
による電子メール受信処理において、メールサーバー3
の動作を示すフローチャートである。
【0064】メールサーバー3は、ステップS21にお
いて接続待機状態にあり、データ通信装置10,10と
通信路が形成され、ステップS22でデータ通信装置1
0,10から入力されたパスワード等の照合によってユ
ーザを認証する。ここでパスワードが異なる等の理由に
より、ユーザを確認することができない場合には、ステ
ップS21に戻り、ユーザを認識した場合には、ステッ
プS23に移行する。
いて接続待機状態にあり、データ通信装置10,10と
通信路が形成され、ステップS22でデータ通信装置1
0,10から入力されたパスワード等の照合によってユ
ーザを認証する。ここでパスワードが異なる等の理由に
より、ユーザを確認することができない場合には、ステ
ップS21に戻り、ユーザを認識した場合には、ステッ
プS23に移行する。
【0065】ステップS23では、データ通信装置1
0,10からのメールボックス情報要求を受信し、ステ
ップS24でメールボックス情報を送信する。続いて、
データ通信装置10,10から送信された電子メールの
ID番号とデータ位置情報を受信すると(ステップS2
5)、ステップS26でID番号の確認を行う。ステッ
プS25で受信したID番号が不適切であった場合には
ステップS23に戻り、適切なID番号であった場合に
は、ステップS27において、このID番号を有する電
子メールのデータのうち、データ位置情報によって指定
された位置からのデータを送信する。
0,10からのメールボックス情報要求を受信し、ステ
ップS24でメールボックス情報を送信する。続いて、
データ通信装置10,10から送信された電子メールの
ID番号とデータ位置情報を受信すると(ステップS2
5)、ステップS26でID番号の確認を行う。ステッ
プS25で受信したID番号が不適切であった場合には
ステップS23に戻り、適切なID番号であった場合に
は、ステップS27において、このID番号を有する電
子メールのデータのうち、データ位置情報によって指定
された位置からのデータを送信する。
【0066】電子メールのデータ送信が終了した後、デ
ータ通信装置10,10からメールボックス23内のデ
ータの削除要求が送信されると(ステップS28)、ス
テップS29で、削除が要求された電子メールのID番
号を確認し、ID番号が不適切である場合にはステップ
S23へ戻り、ID番号が適切である場合にはステップ
S30においてメールボックス23内に格納された当該
電子メールのデータを削除する。
ータ通信装置10,10からメールボックス23内のデ
ータの削除要求が送信されると(ステップS28)、ス
テップS29で、削除が要求された電子メールのID番
号を確認し、ID番号が不適切である場合にはステップ
S23へ戻り、ID番号が適切である場合にはステップ
S30においてメールボックス23内に格納された当該
電子メールのデータを削除する。
【0067】データの削除(ステップS30)が完了し
た場合には、ステップS31で削除完了を示す削除完了
信号をデータ通信装置10,10に送信する。最後にス
テップS32において、データ通信装置10,10から
送信される完了通知を受信したか否かを確認し、この完
了通知を受信した場合には通信を終了し、受信していな
ければ、データ通信装置10,10によってさらに電子
メールの受信処理が実行されるので、ステップS25に
戻る。
た場合には、ステップS31で削除完了を示す削除完了
信号をデータ通信装置10,10に送信する。最後にス
テップS32において、データ通信装置10,10から
送信される完了通知を受信したか否かを確認し、この完
了通知を受信した場合には通信を終了し、受信していな
ければ、データ通信装置10,10によってさらに電子
メールの受信処理が実行されるので、ステップS25に
戻る。
【0068】図7は、データ通信システム1において、
メールサーバー3からデータ通信装置10,10に対し
て電子メールを送信する際に実行されるメールサーバー
3とデータ通信装置10,10との間の各種データの送
受信を時系列に沿って示す図である。この図7におい
て、(a)は、通常の電子メール送受信処理を開始して
からの一連の動作を示し、(b)は、受信が未完了のま
まになっている電子メールが存在する場合の一連の動作
を示す。
メールサーバー3からデータ通信装置10,10に対し
て電子メールを送信する際に実行されるメールサーバー
3とデータ通信装置10,10との間の各種データの送
受信を時系列に沿って示す図である。この図7におい
て、(a)は、通常の電子メール送受信処理を開始して
からの一連の動作を示し、(b)は、受信が未完了のま
まになっている電子メールが存在する場合の一連の動作
を示す。
【0069】図7(a)においては、まず、データ通信
装置10,10からメールサーバー3に対して、通信回
線を介して接続が行われ(ステップS1)、接続に成功
するとメールサーバー3から接続完了を示す信号が送信
される。続いて、データ通信装置10,10を使用して
いるユーザが認証されると(ステップS2、S22)、
データ通信装置10,10はメールサーバー3に対して
メールボックス23に関する情報の提供を要求する(ス
テップS3、S23)。
装置10,10からメールサーバー3に対して、通信回
線を介して接続が行われ(ステップS1)、接続に成功
するとメールサーバー3から接続完了を示す信号が送信
される。続いて、データ通信装置10,10を使用して
いるユーザが認証されると(ステップS2、S22)、
データ通信装置10,10はメールサーバー3に対して
メールボックス23に関する情報の提供を要求する(ス
テップS3、S23)。
【0070】メールサーバー3からメールボックス23
に関する情報が送信され、データ通信装置10,10を
使用しているユーザに宛てた電子メールがメールボック
ス23内に格納されている場合には、電子メール受信処
理が行われる。
に関する情報が送信され、データ通信装置10,10を
使用しているユーザに宛てた電子メールがメールボック
ス23内に格納されている場合には、電子メール受信処
理が行われる。
【0071】まずデータ通信装置10,10から、ダウ
ンロードしたい電子メールのID番号が記載され、特定
の電子メールを指定する信号が送信されると(ステップ
S7、25)、この信号に応じて、メールサーバー3か
ら電子メールのデータが送信され(ステップS8、2
7)、データの送受信が完了すると、メールサーバー3
に対して既に受信した電子メールのデータをメールボッ
クス23から削除する要求が送信され(ステップS1
0、28)、メールサーバー3はこの削除処理を行っ
て、その旨をデータ通信装置10,10に対して送信す
る(ステップS31)。その後データ通信装置10,1
0は当該電子メールの「完了フラグ」を完了状態に設定
して記憶する(ステップS11)。
ンロードしたい電子メールのID番号が記載され、特定
の電子メールを指定する信号が送信されると(ステップ
S7、25)、この信号に応じて、メールサーバー3か
ら電子メールのデータが送信され(ステップS8、2
7)、データの送受信が完了すると、メールサーバー3
に対して既に受信した電子メールのデータをメールボッ
クス23から削除する要求が送信され(ステップS1
0、28)、メールサーバー3はこの削除処理を行っ
て、その旨をデータ通信装置10,10に対して送信す
る(ステップS31)。その後データ通信装置10,1
0は当該電子メールの「完了フラグ」を完了状態に設定
して記憶する(ステップS11)。
【0072】1個の電子メールのダウンロードが終了す
ると、順次他の電子メールのダウンロードを実行する事
ができる。この場合には、再度ダウンロード要求信号が
送信され、電子メールのデータがメールサーバー3から
送信される。
ると、順次他の電子メールのダウンロードを実行する事
ができる。この場合には、再度ダウンロード要求信号が
送信され、電子メールのデータがメールサーバー3から
送信される。
【0073】ここで、電子メールのデータを送信中に通
信回線が途絶した場合には、データ通信装置10,10
は、受信した電子メールのデータの「完了フラグ」を未
完了状態に設定して記憶する。その後通信回線が復帰す
ると、図7(b)に示す動作に移行する。
信回線が途絶した場合には、データ通信装置10,10
は、受信した電子メールのデータの「完了フラグ」を未
完了状態に設定して記憶する。その後通信回線が復帰す
ると、図7(b)に示す動作に移行する。
【0074】図7(b)では、図7(a)に示す動作と
同様に、データ通信装置10,10から接続が行われ、
ユーザの認証が行われ、メールボックス23に関する情
報が送受信される。ここで、メールボックス23内に格
納されている電子メールのID番号を参照することによ
って(ステップS4)、メールボックス23内に格納さ
れている電子メールの中に、データ通信装置10,10
内にデータが記憶され、「完了フラグ」が未完了状態に
なっている電子メールが含まれていることがわかる。
同様に、データ通信装置10,10から接続が行われ、
ユーザの認証が行われ、メールボックス23に関する情
報が送受信される。ここで、メールボックス23内に格
納されている電子メールのID番号を参照することによ
って(ステップS4)、メールボックス23内に格納さ
れている電子メールの中に、データ通信装置10,10
内にデータが記憶され、「完了フラグ」が未完了状態に
なっている電子メールが含まれていることがわかる。
【0075】「完了フラグ」が未完了状態であるので、
この電子メールのデータは途中までしか受信されていな
い。そこで、メールサーバー3から当該電子メールの続
きのデータを読み込むために、データ通信装置10,1
0からメールサーバー3に対して、データ通信装置1
0,10内に記憶されているデータの末尾の位置を指定
するデータ位置情報とともに、電子メールの途中からの
ダウンロードを要求し(ステップS7、S25)、メー
ルサーバー3は、このデータ位置情報によって指定され
た位置からのデータを送信する(ステップS27)。
この電子メールのデータは途中までしか受信されていな
い。そこで、メールサーバー3から当該電子メールの続
きのデータを読み込むために、データ通信装置10,1
0からメールサーバー3に対して、データ通信装置1
0,10内に記憶されているデータの末尾の位置を指定
するデータ位置情報とともに、電子メールの途中からの
ダウンロードを要求し(ステップS7、S25)、メー
ルサーバー3は、このデータ位置情報によって指定され
た位置からのデータを送信する(ステップS27)。
【0076】指定された位置からのデータが送信され、
当該電子メールの全てのデータがデータ通信装置10,
10内に記憶された後、メールサーバー3に対し、メー
ルボックス23内に格納された当該電子メールのデータ
の削除要求が送信され、当該電子メールの受信処理が終
了する。全ての電子メールの受信が終了したら、データ
通信装置10,10からデータ通信の完了が通知され、
回線が切断される。
当該電子メールの全てのデータがデータ通信装置10,
10内に記憶された後、メールサーバー3に対し、メー
ルボックス23内に格納された当該電子メールのデータ
の削除要求が送信され、当該電子メールの受信処理が終
了する。全ての電子メールの受信が終了したら、データ
通信装置10,10からデータ通信の完了が通知され、
回線が切断される。
【0077】図8は、データ通信装置10,10から電
子メールを送信する際に本発明を実施する形態の処理を
示すフローチャートである。
子メールを送信する際に本発明を実施する形態の処理を
示すフローチャートである。
【0078】この図8によれば、まず、ステップS41
においてデータ通信装置10,10から通信路使用開始
が宣言され、通信路が形成される。続いてステップS4
2において送信者名が送信される。この送信者が認識さ
れた場合には、ステップS43に移行して以降の処理を
行い、送信者名が拒否された場合にはステップS41に
戻る。
においてデータ通信装置10,10から通信路使用開始
が宣言され、通信路が形成される。続いてステップS4
2において送信者名が送信される。この送信者が認識さ
れた場合には、ステップS43に移行して以降の処理を
行い、送信者名が拒否された場合にはステップS41に
戻る。
【0079】ステップS43では、送信が途中で終了さ
れたままになっている電子メールがデータ記憶部16内
に格納されているか否かを確認し、格納されている場合
にはステップS44に移行し、該当する電子メールがな
い場合にはステップS46に移行する。ここで送信が途
中で終了されたかどうかを判断するためには、図4
(b)に示した「完了フラグ」を参照すればよい。
れたままになっている電子メールがデータ記憶部16内
に格納されているか否かを確認し、格納されている場合
にはステップS44に移行し、該当する電子メールがな
い場合にはステップS46に移行する。ここで送信が途
中で終了されたかどうかを判断するためには、図4
(b)に示した「完了フラグ」を参照すればよい。
【0080】ステップS44では、送信が未完了である
電子メールの送信を完了させるために、当該電子メール
のID番号を読み込み、さらにステップS45では、当
該電子メールにおいて送信済み部分の末尾を示すデータ
位置情報を読み込んでステップS49に移行する。ステ
ップS49では、メールサーバー3に対して、これから
送信する電子メールの宛先と当該電子メールのID番号
を送信する。
電子メールの送信を完了させるために、当該電子メール
のID番号を読み込み、さらにステップS45では、当
該電子メールにおいて送信済み部分の末尾を示すデータ
位置情報を読み込んでステップS49に移行する。ステ
ップS49では、メールサーバー3に対して、これから
送信する電子メールの宛先と当該電子メールのID番号
を送信する。
【0081】ステップS43で送信が未完了の電子メー
ルがない場合には通常の電子メール送信処理を行うが、
ステップS46で、送信する電子メールの「完了フラ
グ」を未完了状態(初期状態)に設定し、ステップS4
7でID番号を新規に作成し、ステップS48でデータ
位置情報によって先頭位置を指示する。これによって、
新たな電子メールを先頭から送信する処理を実行する。
ルがない場合には通常の電子メール送信処理を行うが、
ステップS46で、送信する電子メールの「完了フラ
グ」を未完了状態(初期状態)に設定し、ステップS4
7でID番号を新規に作成し、ステップS48でデータ
位置情報によって先頭位置を指示する。これによって、
新たな電子メールを先頭から送信する処理を実行する。
【0082】ステップS49において、送信される電子
メールの宛先とID番号とが記載された信号をメールサ
ーバー3に送信する。ここでID番号が不適切である場
合等、メールサーバー3によって拒否された場合にはス
テップS43に戻り、メールサーバー3によって受理さ
れた場合にはステップS50に移行して、データ位置情
報に基づいて電子メールのデータを送信する。
メールの宛先とID番号とが記載された信号をメールサ
ーバー3に送信する。ここでID番号が不適切である場
合等、メールサーバー3によって拒否された場合にはス
テップS43に戻り、メールサーバー3によって受理さ
れた場合にはステップS50に移行して、データ位置情
報に基づいて電子メールのデータを送信する。
【0083】ステップS51では、送信が完了したか否
かを確認し、完了していればステップS52で「完了フ
ラグ」を完了状態に設定してステップS53に移行し、
完了していない場合には「完了フラグ」が未完了状態の
ままステップS53に移行する。
かを確認し、完了していればステップS52で「完了フ
ラグ」を完了状態に設定してステップS53に移行し、
完了していない場合には「完了フラグ」が未完了状態の
ままステップS53に移行する。
【0084】ステップS53では、通信を終了するか否
かを選択し、終了する場合にはステップS54で通信路
使用終了を宣言して、ステップS55で通信回線を切断
し、処理を終了する。また、さらに送信を続行する場合
には、ステップS53からステップS43に戻る。
かを選択し、終了する場合にはステップS54で通信路
使用終了を宣言して、ステップS55で通信回線を切断
し、処理を終了する。また、さらに送信を続行する場合
には、ステップS53からステップS43に戻る。
【0085】図9は、上記のデータ通信装置10,10
による電子メール送信処理におけるメールサーバー3の
動作を示すフローチャートである。
による電子メール送信処理におけるメールサーバー3の
動作を示すフローチャートである。
【0086】メールサーバー3は、データ通信装置1
0,10から送信される通信路使用開始宣言を受信する
と(ステップS61)、ステップS62において送信者
名を確認する。送信者名が不適切である場合には、これ
を拒否してステップS61の状態に戻り、送信者名が適
切であればステップS63に移行する。
0,10から送信される通信路使用開始宣言を受信する
と(ステップS61)、ステップS62において送信者
名を確認する。送信者名が不適切である場合には、これ
を拒否してステップS61の状態に戻り、送信者名が適
切であればステップS63に移行する。
【0087】ステップS63では、データ通信装置1
0,10から送信された電子メールの宛先と電子メール
のID番号を受信し、例えば既にメールボックス23内
に格納された別の電子メールのID番号と共通であるな
ど、ID番号が不適切である場合にはステップS63に
戻り、ID番号が適切であればステップS64に移行し
て当該電子メールのデータを受信してメールボックス2
3内に格納する。ステップS65では、データ通信装置
10,10から送信される通信路使用終了宣言を受信し
たか否かを確認し、受信していなければそのまま通信が
続行されるのでステップS63に戻り、通信路使用終了
宣言を受信した場合には通信を終了する。
0,10から送信された電子メールの宛先と電子メール
のID番号を受信し、例えば既にメールボックス23内
に格納された別の電子メールのID番号と共通であるな
ど、ID番号が不適切である場合にはステップS63に
戻り、ID番号が適切であればステップS64に移行し
て当該電子メールのデータを受信してメールボックス2
3内に格納する。ステップS65では、データ通信装置
10,10から送信される通信路使用終了宣言を受信し
たか否かを確認し、受信していなければそのまま通信が
続行されるのでステップS63に戻り、通信路使用終了
宣言を受信した場合には通信を終了する。
【0088】図10は、データ通信装置10,10によ
って電子メール送信処理が実行される際に、データ通信
装置10,10とメールサーバー3との間で実行される
各種信号の送受信を示す図であり、(a)には、通常の
電子メールを送信する場合を示す。
って電子メール送信処理が実行される際に、データ通信
装置10,10とメールサーバー3との間で実行される
各種信号の送受信を示す図であり、(a)には、通常の
電子メールを送信する場合を示す。
【0089】データ通信装置10,10は、通信路送信
する電子メールのID番号及び当該電子メールの宛先を
送信し(ステップS49)、ID番号と宛先がメールサ
ーバー3に確認された後に(ステップS63)、当該電
子メールの先頭のデータから送信する旨を指示すると、
メールサーバー3にデータが送信される。
する電子メールのID番号及び当該電子メールの宛先を
送信し(ステップS49)、ID番号と宛先がメールサ
ーバー3に確認された後に(ステップS63)、当該電
子メールの先頭のデータから送信する旨を指示すると、
メールサーバー3にデータが送信される。
【0090】1個の電子メールの送信処理が終了した
後、さらに他の電子メールを送信する場合には、新たな
電子メールのID番号と宛先とを送信して、上記の処理
を再度実行すればよい。
後、さらに他の電子メールを送信する場合には、新たな
電子メールのID番号と宛先とを送信して、上記の処理
を再度実行すればよい。
【0091】ここで、電子メールのデータを送信中に通
信回線が切断され、通信が途絶した場合には、図10
(b)に示す動作によって通信が再開される。
信回線が切断され、通信が途絶した場合には、図10
(b)に示す動作によって通信が再開される。
【0092】通信が途絶した後、通信回線が復帰する
と、まず、図10(a)に示す動作と同様にデータ通信
装置10,10から通信開始が宣言され、電子メールの
送信者名が送信されメールサーバー3によって受理され
る。その後電子メールのID番号と宛先が送信される
が、ここで送信されたID番号と同じID番号を有する
電子メールが、既にメールサーバー3に受信されてお
り、且つ、そのデータが途中で途切れているので、この
電子メールは、途切れた位置以降のデータがデータ通信
装置10,10から送信されればよい。従って、メール
サーバー3からデータ通信装置10,10に対して必要
なデータの先頭位置を通知するために、既に受信済みの
データの末尾位置を示すデータ位置情報を送信する。
と、まず、図10(a)に示す動作と同様にデータ通信
装置10,10から通信開始が宣言され、電子メールの
送信者名が送信されメールサーバー3によって受理され
る。その後電子メールのID番号と宛先が送信される
が、ここで送信されたID番号と同じID番号を有する
電子メールが、既にメールサーバー3に受信されてお
り、且つ、そのデータが途中で途切れているので、この
電子メールは、途切れた位置以降のデータがデータ通信
装置10,10から送信されればよい。従って、メール
サーバー3からデータ通信装置10,10に対して必要
なデータの先頭位置を通知するために、既に受信済みの
データの末尾位置を示すデータ位置情報を送信する。
【0093】データ通信装置10,10は、このデータ
位置情報を受信した後にメールサーバー3に対してアッ
プロード要求を送信し、その後途切れたデータの続きの
データを送信する。全ての電子メールの送信が終了した
後は、データ通信装置10,10から通信終了が宣言さ
れ、データ通信が切断される。
位置情報を受信した後にメールサーバー3に対してアッ
プロード要求を送信し、その後途切れたデータの続きの
データを送信する。全ての電子メールの送信が終了した
後は、データ通信装置10,10から通信終了が宣言さ
れ、データ通信が切断される。
【0094】以上のように、本発明の実施の形態である
データ通信システムによれば、データ通信装置10,1
0とメールサーバー3との間で実行されるデータ通信に
おいて、データを送受信している最中に通信が途絶して
も、その後通信を再開した際に、既に通信済みの部分の
データの末尾を示すデータ位置情報を送信することによ
り、通信が途絶した時点からの続きの部分からデータを
送信する事ができる。これにより、例えば無線通信手段
を利用してデータ通信を行う場合に、電波状況の悪化等
の事情によって通信が中断してしまっても、再度データ
を先頭から送信し直す必要がないので、手間を省くこと
が可能であり、作業時間を短縮し、さらに通信時間の短
縮によるコストダウンを図ることができる。
データ通信システムによれば、データ通信装置10,1
0とメールサーバー3との間で実行されるデータ通信に
おいて、データを送受信している最中に通信が途絶して
も、その後通信を再開した際に、既に通信済みの部分の
データの末尾を示すデータ位置情報を送信することによ
り、通信が途絶した時点からの続きの部分からデータを
送信する事ができる。これにより、例えば無線通信手段
を利用してデータ通信を行う場合に、電波状況の悪化等
の事情によって通信が中断してしまっても、再度データ
を先頭から送信し直す必要がないので、手間を省くこと
が可能であり、作業時間を短縮し、さらに通信時間の短
縮によるコストダウンを図ることができる。
【0095】なお、上記の実施の形態としてのデータ通
信システム1においては、サーバーとしてのメールサー
バー3とクライアントとしてのデータ通信装置10,1
0とによって構成されるものとしたが、本発明はこれに
限定されるものではなく、例えば複数のコンピュータを
接続してコンピュータネットワークを構築し、これらの
コンピュータ間においてデータ通信を行う構成としても
良い。また、データ通信システム1においては電子メー
ルを送受信する構成としたが、本発明はこれに限定され
るものではなく、例えば、プログラム等のデータを送受
信するようにしても良く、その他細部の構成について
も、本発明の主旨を損なうことのない範囲で適宜変更可
能であることは勿論である。
信システム1においては、サーバーとしてのメールサー
バー3とクライアントとしてのデータ通信装置10,1
0とによって構成されるものとしたが、本発明はこれに
限定されるものではなく、例えば複数のコンピュータを
接続してコンピュータネットワークを構築し、これらの
コンピュータ間においてデータ通信を行う構成としても
良い。また、データ通信システム1においては電子メー
ルを送受信する構成としたが、本発明はこれに限定され
るものではなく、例えば、プログラム等のデータを送受
信するようにしても良く、その他細部の構成について
も、本発明の主旨を損なうことのない範囲で適宜変更可
能であることは勿論である。
【0096】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、データ通
信を実行中に通信が途切れ、データの送受信が中断した
場合であっても、通信が再度接続された際には、送信さ
れる予定の全データのうち既に受信されたデータの末尾
位置からデータを送信させるので、該データの先頭から
データ通信をやり直さなくても該データの全文を受信す
ることができる。これによって、例えば無線通信機器を
介してデータ通信を行う場合等、通信が途絶することが
多い状況であっても、既に送信したデータ分のデータ通
信をやり直す手間を省くことができるので、作業時間を
短縮し、さらに通信時間の短縮によるコストダウンを図
る事ができる。
信を実行中に通信が途切れ、データの送受信が中断した
場合であっても、通信が再度接続された際には、送信さ
れる予定の全データのうち既に受信されたデータの末尾
位置からデータを送信させるので、該データの先頭から
データ通信をやり直さなくても該データの全文を受信す
ることができる。これによって、例えば無線通信機器を
介してデータ通信を行う場合等、通信が途絶することが
多い状況であっても、既に送信したデータ分のデータ通
信をやり直す手間を省くことができるので、作業時間を
短縮し、さらに通信時間の短縮によるコストダウンを図
る事ができる。
【0097】請求項2記載の発明によれば、データ通信
を実行中に通信が途切れ、受信中のデータが分断されて
しまっても、該データの全文が1個のまとまったデータ
として記憶されるので、データ通信が途絶しないで完了
した場合と同様のデータを得ることができる。
を実行中に通信が途切れ、受信中のデータが分断されて
しまっても、該データの全文が1個のまとまったデータ
として記憶されるので、データ通信が途絶しないで完了
した場合と同様のデータを得ることができる。
【0098】請求項3記載の発明によれば、データ通信
中に通信が途絶したデータについてのみ続きのデータを
送信させる指示情報が送信され、データ通信が特に支障
なく完了したデータについてはそのままデータを記憶す
るので、全体の処理時間を短縮することができ、通信コ
ストを減少させることができる。
中に通信が途絶したデータについてのみ続きのデータを
送信させる指示情報が送信され、データ通信が特に支障
なく完了したデータについてはそのままデータを記憶す
るので、全体の処理時間を短縮することができ、通信コ
ストを減少させることができる。
【0099】請求項4記載の発明のデータ通信装置によ
れば、データを送信中に通信が途切れた場合にも、送信
中であったデータのどの位置まで送信が終了したかを検
出して、データ通信再開後に、送信されていない部分の
みを送信することができる。これによって、データ通信
が中断した場合に、再度全データを送信し直す必要が無
く、余分な手間を省くことができる。
れば、データを送信中に通信が途切れた場合にも、送信
中であったデータのどの位置まで送信が終了したかを検
出して、データ通信再開後に、送信されていない部分の
みを送信することができる。これによって、データ通信
が中断した場合に、再度全データを送信し直す必要が無
く、余分な手間を省くことができる。
【0100】請求項5記載の発明によれば、送信した各
データについて、送信が完了したか否かを送信完了情報
によって知ることができ、さらに、送信が完了していな
いデータについてのみ、再度、送信が中断した部分から
のデータが送信されるので、全体の処理時間を短縮し
て、通信コストを減少させることができる。
データについて、送信が完了したか否かを送信完了情報
によって知ることができ、さらに、送信が完了していな
いデータについてのみ、再度、送信が中断した部分から
のデータが送信されるので、全体の処理時間を短縮し
て、通信コストを減少させることができる。
【0101】請求項6記載の発明によれば、データを途
中まで受信した時点でデータ通信が途絶えてしまった場
合には、該データを識別符号とともに記憶し、通信再開
後に続きのデータが受信された際に、識別符号を照合し
て、該当するデータの続きとして記憶することができ
る。これによって、データ受信中にデータ通信が途絶し
た場合であっても、通常通りデータ通信が完了した場合
と同様に、完全な形のデータを得ることができ、さら
に、受信が途中で終了したデータが多数ある場合にも、
データの続きを受信した際の処理をミス無く行うことが
できる。
中まで受信した時点でデータ通信が途絶えてしまった場
合には、該データを識別符号とともに記憶し、通信再開
後に続きのデータが受信された際に、識別符号を照合し
て、該当するデータの続きとして記憶することができ
る。これによって、データ受信中にデータ通信が途絶し
た場合であっても、通常通りデータ通信が完了した場合
と同様に、完全な形のデータを得ることができ、さら
に、受信が途中で終了したデータが多数ある場合にも、
データの続きを受信した際の処理をミス無く行うことが
できる。
【0102】請求項7記載の発明によれば、データ通信
を実行中に通信が途切れ、データの送受信が中断した場
合であっても、通信が再度接続された際には、送信され
る予定の全データのうち既に受信されたデータの末尾位
置からデータを送信させるので、該データの先頭からデ
ータ通信をやり直さなくても該データの全文を受信する
ことができる。これによって、既に送信したデータ分の
データ通信をやり直す手間を省くことができるので、作
業時間を短縮し、さらに通信時間の短縮によるコストダ
ウンを図る事ができる。
を実行中に通信が途切れ、データの送受信が中断した場
合であっても、通信が再度接続された際には、送信され
る予定の全データのうち既に受信されたデータの末尾位
置からデータを送信させるので、該データの先頭からデ
ータ通信をやり直さなくても該データの全文を受信する
ことができる。これによって、既に送信したデータ分の
データ通信をやり直す手間を省くことができるので、作
業時間を短縮し、さらに通信時間の短縮によるコストダ
ウンを図る事ができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態としてのデータ通信
システム1の構成を示す概略図である。
システム1の構成を示す概略図である。
【図2】図1のデータ通信装置の内部構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図3】図1のメールサーバーの内部構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図4】図1のデータ通信システムにおいて送受信され
る電子メールのデータ構成を模式的に示す図である。
る電子メールのデータ構成を模式的に示す図である。
【図5】図1のデータ通信装置の電子メール受信時にお
ける動作を示すフローチャートである。
ける動作を示すフローチャートである。
【図6】図1のデータ通信装置による電子メール受信処
理において、メールサーバーの動作を示すフローチャー
トである。
理において、メールサーバーの動作を示すフローチャー
トである。
【図7】図1のデータ通信システムにおいて、メールサ
ーバーとデータ通信装置との間の各種データの送受信を
時系列に沿って示す図である。(a)は、通常の電子メ
ール受信処理を開始してからの一連の動作を示す図であ
り、(b)は、受信が未完了のままになっている電子メ
ールが存在する場合の一連の動作を示す図である。
ーバーとデータ通信装置との間の各種データの送受信を
時系列に沿って示す図である。(a)は、通常の電子メ
ール受信処理を開始してからの一連の動作を示す図であ
り、(b)は、受信が未完了のままになっている電子メ
ールが存在する場合の一連の動作を示す図である。
【図8】図1のデータ通信装置から電子メールを送信す
る際に、データ通信装置によって実行される処理を示す
フローチャートである。
る際に、データ通信装置によって実行される処理を示す
フローチャートである。
【図9】図1のデータ通信装置による電子メール送信処
理におけるメールサーバーの動作を示すフローチャート
である。
理におけるメールサーバーの動作を示すフローチャート
である。
【図10】図1のデータ通信システムにおいて、メール
サーバーとデータ通信装置との間の各種データの送受信
を時系列に沿って示す図である。(a)は、通常の電子
メール送信処理を開始してからの一連の処理を示す図で
あり、(b)は、送信が未完了のままになっている電子
メールが存在する場合の一連の動作を示す図である。
サーバーとデータ通信装置との間の各種データの送受信
を時系列に沿って示す図である。(a)は、通常の電子
メール送信処理を開始してからの一連の処理を示す図で
あり、(b)は、送信が未完了のままになっている電子
メールが存在する場合の一連の動作を示す図である。
1 データ通信システム 2 通信回線網 3 メールサーバー 4 屋内変換器 5 基地局 6 携帯電話機 10 データ通信装置 11,20 CPU 12 表示部 13,22 入力部 14,24 通信部 15,21 RAM 16 データ記憶部 17 プログラム記憶部 23 メールボックス 25 記憶部
Claims (7)
- 【請求項1】通信回線を介して接続された他の通信端末
装置との間でデータ通信を行うデータ通信装置におい
て、 受信したデータを順次記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶されたデータの末尾位置を検知する
データ位置検知手段と、 このデータ位置検知手段によって検知されたデータの末
尾位置からのデータ送信を指示する指示信号を送信する
指示信号送信手段と、 を備えることを特徴とするデータ通信装置。 - 【請求項2】前記記憶手段は、データ通信が途絶した際
に分断されたデータにおいて、データ通信の途絶前に受
信した部分と該データ通信再開後に受信した部分とを結
合して記憶すること、 を特徴とする請求項1記載のデータ通信装置。 - 【請求項3】前記記憶手段は、受信したデータととも
に、該データの受信が完了したか否かを示す受信完了情
報を記憶し、 前記指示信号送信手段は、前記記憶手段に記憶された受
信完了情報が受信完了を示していないデータについて前
記指示信号を送信すること、 を特徴とする請求項1または2記載のデータ通信装置。 - 【請求項4】通信回線を介して接続された他の通信端末
装置との間でデータ通信を行うデータ通信装置におい
て、 データを送信する送信手段と、 この送信手段によるデータの送信途中にデータ通信が途
切れたとき、その位置を検出するデータ位置検出手段
と、 このデータ位置検出手段によって検出されたデータの末
尾位置と該末尾位置からのデータを送信するように前記
送信手段に指示する指示手段と、 を備えることを特徴とするデータ通信装置。 - 【請求項5】前記データ位置検出手段は、送信したデー
タとともに、該データの送信が完了したか否かを示す送
信完了情報を記憶し、 前記指示手段は、前記データ位置検出手段に記憶された
送信完了情報が送信完了を示していないデータについて
前記送信手段に指示すること、 を特徴とする請求項4記載のデータ通信装置。 - 【請求項6】通信回線を介して接続された他の通信端末
装置との間でデータ通信を行うデータ通信装置におい
て、 データの識別符号、該データの位置及び該位置からのデ
ータを受信する受信手段と、 この受信手段で受信した前記識別符号のデータに対して
前記受信した位置から前記受信したデータを記憶する記
憶手段と、 を具備する事を特徴とするデータ通信装置。 - 【請求項7】通信手段を介して接続されたデータ通信装
置間でデータ通信を行うデータ通信方法であって、 データ通信中にデータが完全に送受信されなかった場合
に、そのデータ通信が途絶えた位置を検出し、次回のデ
ータ通信時にその途絶えた位置からデータを送受信する
ことを特徴とするデータ通信方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9331909A JPH11167531A (ja) | 1997-12-02 | 1997-12-02 | データ通信装置及びデータ通信方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9331909A JPH11167531A (ja) | 1997-12-02 | 1997-12-02 | データ通信装置及びデータ通信方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11167531A true JPH11167531A (ja) | 1999-06-22 |
Family
ID=18248998
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9331909A Pending JPH11167531A (ja) | 1997-12-02 | 1997-12-02 | データ通信装置及びデータ通信方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11167531A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011509460A (ja) * | 2008-01-02 | 2011-03-24 | サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド | データ受信方法及び装置 |
JP2020119343A (ja) * | 2019-01-24 | 2020-08-06 | 株式会社リコー | 情報処理システム、方法、および情報処理装置 |
-
1997
- 1997-12-02 JP JP9331909A patent/JPH11167531A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011509460A (ja) * | 2008-01-02 | 2011-03-24 | サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド | データ受信方法及び装置 |
JP2020119343A (ja) * | 2019-01-24 | 2020-08-06 | 株式会社リコー | 情報処理システム、方法、および情報処理装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8744405B2 (en) | Wireless network system | |
JP2006012020A (ja) | 発信番号表示を利用した注文確認システムと方法、及びこれを利用した取り引き実績のオンライン実績認証方法 | |
US20010008555A1 (en) | System and method for inputting a web-page input data into a web page by employing a wire/wireless telephone | |
US7543028B2 (en) | Electronic mail distribution method, communications terminal, and server device | |
US20040214609A1 (en) | Mobile station and method for managing multiple messaging contexts | |
JPH11167531A (ja) | データ通信装置及びデータ通信方法 | |
JP2000278311A (ja) | メールの転送方法および端末装置 | |
JP4597654B2 (ja) | データ更新方法及び管理サーバ | |
JP2002007282A (ja) | 電子メールシステム、端末装置、及び記憶媒体 | |
JPH09233218A (ja) | 通信システム及びデータ通信方法 | |
JP2004173129A (ja) | 通信端末の番号情報変更通知システム、センター装置、番号情報変更通知方法、番号情報変更通知プログラムおよびプログラム記録媒体 | |
KR100460490B1 (ko) | 원격메시지전송기능이 구비된 에스엠에스 전화기시스템 및그 제어방법 | |
EP0986272A2 (en) | Portable message communication terminal | |
US20040203653A1 (en) | Method for automatically completing settings of network parameters in wireless terminals | |
JP2001290839A (ja) | 携帯電話機 | |
JP2001237976A (ja) | 文字メール送信機能付き携帯情報端末 | |
JP2003271409A (ja) | 無線通信端末およびサーバ | |
JP2004282195A (ja) | 識別情報の通知方法及び識別情報の通知システム | |
JPH098946A (ja) | 情報処理装置 | |
JP2002318771A (ja) | 端末装置およびメール転送方法 | |
JP2002290619A (ja) | 通信端末および携帯通信端末 | |
JP2001337897A (ja) | メール送信装置、及び記憶媒体 | |
JP2002207674A (ja) | 電子メール送信通知方法、電子メール端末装置及び電子メール送信通知プログラム | |
JP2000357133A (ja) | データ通信装置およびそのプログラム記録媒体 | |
JP2000232508A (ja) | 電話番号ダイアリング装置及び記憶媒体 |