JPH1116704A - 限流素子 - Google Patents

限流素子

Info

Publication number
JPH1116704A
JPH1116704A JP16264497A JP16264497A JPH1116704A JP H1116704 A JPH1116704 A JP H1116704A JP 16264497 A JP16264497 A JP 16264497A JP 16264497 A JP16264497 A JP 16264497A JP H1116704 A JPH1116704 A JP H1116704A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermistor element
ptc thermistor
frame
electrodes
conductive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16264497A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiro Murata
士郎 村田
Kenichi Nishina
健一 仁科
Manabu Sogabe
学 曽我部
Tatsuya Hayashi
龍也 林
Tomoe Takahashi
知恵 高橋
Sadajiro Mori
貞次郎 森
Hideo Horibe
英夫 堀邊
Itsuo Nishiyama
逸雄 西山
Masahiro Ishikawa
雅廣 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP16264497A priority Critical patent/JPH1116704A/ja
Publication of JPH1116704A publication Critical patent/JPH1116704A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Thermistors And Varistors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 PTCサーミスタ素子と電極との接触抵抗を
下げるためにPTCサーミスタ素子の主平面に貼着けた
導電膜に対し、熱的ストレスをかけないで電極間短絡防
止用の絶縁枠を設置する。 【解決手段】 板状の両面を主平面になされたPTCサ
ーミスタ素子1と、導電性の箔あるいは細線網で形成さ
れ両主平面に貼着けされた導電膜12,13と、PTC
サーミスタ素子1の両主平面1a,1bに双方向から嵌
め合わされ、かつ、それぞれの主平面1a,1bの外周
縁に当接する段部14a,15aを設けた一対の額縁状
絶縁枠14と、両主平面1a,1bの導電膜12,13
の上にそれぞれ配設された電極2,3と、この電極2,
3を導電膜12,13を介してPTCサーミスタ素子1
に圧接させる締付具4,5を備えて構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば過電流保
護回路に用いられ、短絡電流あるいは大電流(以下、両
電流を総称して短絡電流という)の限流を行う限流素子
に関し、特にその電極構造と電極間の短絡を防止するた
めに取付けられている絶縁枠に係わるものである。
【0002】
【従来の技術】図6は、例えば特開平4−266001
号公報に示された従来の限流素子を示す側断面図であ
る。図において、1はPTC(Positive Te
mperature Coefficient)サーミ
スタ素子であり、ポリマー材料とポリマー材料中に分散
させた導電性の粉末材料とを含んだ正の抵抗温度係数を
持つ導電性のポリマーコンパウンドにより板状に形成さ
れており、両面は平行な主平面1a,1bになされてい
る。2及び3はPTCサーミスタ素子1に電流を流すた
めに、PTCサーミスタ素子1の平行な両主平面1a,
1bと接触するように配設された電極であり、それぞれ
一端は外部に引き出されている。4及び5は締付部材で
あり、例えばガラス繊維によって強化された合成樹脂材
で形成され、後述のようにPTCサーミスタ素子1に電
極2,3を圧接させるものである。6は締付部材4,5
の端部に形成された貫通孔4a,5aに挿入されたボル
ト、7は止めナット、8は弾性部材としてのコイルばね
であり、これらの部品で締付部材4,5を締付ける。こ
の締付けにより、PTCサーミスタ素子1の主平面1
a,1bと電極2,3との接触面に対して垂直方向の圧
力を加え、PTCサーミスタ素子1と両面の電極2,3
との電気的接続を向上させるように構成されている。9
は絶縁枠であり、PTCサーミスタ素子1の外周縁に取
り付けられ、後述のように導電性ガスを阻止するための
ものである。
【0003】このような従来の限流素子は、例えば過電
流保護回路あるいは保護装置等に用いられる。この種の
PTCサーミスタ素子1の抵抗値は、PTCサーミスタ
素子1の動作温度(抵抗値が急変する温度で例えば13
5°C)以下においては数mΩである。PTCサーミス
タ素子1を用いた過電流保護回路に短絡電流が流れる
と、PTCサーミスタ素子1と電極2,3の接触面に電
磁反発力が発生し、それによってPTCサーミスタ素子
1と電極2,3の接触点が減少する。これは、残ってい
る接触点への短絡電流の集中につながり、ジュール熱が
発生し、このジュール熱によって接触点でのPTCサー
ミスタ素子1の温度を上昇させる。この温度がPTCサ
ーミスタ素子1の動作温度を越えると、PTCサーミス
タ素子1は低抵抗値状態から高抵抗値状態へと連鎖的に
変化し、その抵抗値は例えば数Ωになる。そして、この
抵抗値の増加によって短絡電流は限流される。
【0004】上記のような限流素子では、PTCサーミ
スタ素子1に短絡電流が流れたときに、PTCサーミス
タ素子1と電極2,3との接触点の更に微小領域におい
ては、PTCサーミスタ素子1の動作温度をはるかに超
えてポリマー材料の気化温度に達し、ガスが発生する。
このガスにはPTCサーミスタ素子1に含まれた導電性
の粉末材料を含むため導電性を有している。PTCサー
ミスタ素子1の主平面1a,1bから放出された上記の
高温の導電性ガスは、PTCサーミスタ素子1の周辺部
に流れて、電極2,3間の短絡の原因になることがあ
る。この短絡を防止するために、一般にPTCサーミス
タ素子1の外周縁に絶縁枠9を設けて、導電性ガスの流
れを抑制するようになされている。
【0005】上記絶縁枠9を設ける方法としては、例え
ば、PTCサーミスタ素子1の成型用金型にて板状のP
TCサーミスタ素子1を成型し、その成型されたPTC
サーミスタ素子1の外周縁に、別の成型用金型を用いた
二次成型法により絶縁枠9を設ける手段が用いられてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のP
TCサーミスタ素子1による限流素子では、PTCサー
ミスタ素子1と電極2,3間の接触抵抗が高く、短絡電
流が流れたときには高温の導電性ガスを発生し易い。従
って、接触抵抗を低くする手段が必要になるが、この手
段としては、通常適切な接触抵抗が得られる通電面積を
確保することによってなされる。このことは所要通電面
積を確保するためにPTCサーミスタ素子の小形化を図
る際の限界を生じさせていた。
【0007】そこで、PTCサーミスタ素子1の小形化
を図る方策として、電極2,3との接触抵抗を下げ、単
位面積当たりの通電能力を向上させるために、PTCサ
ーミスタ素子1の主平面1a,1bと電極2,3の間に
導電性が優れた導電膜を介在させることが考えられる。
この導電膜としては良導電性の箔または細線網からなる
導電膜を主平面1a,1bに貼着けることになるが、上
記箔または細線網からなる導電膜を貼着けし、かつ、絶
縁枠9を取り付けたものにおいては、絶縁枠9を設ける
手段によっては安定した接触抵抗を得ることができない
場合がある。即ち、上記のように成型用金型を用いた二
次成型法により絶縁枠9を設ける場合、導電膜に熱的ス
トレスが加わり、PTCサーミスタ素子1と導電膜の貼
着け部の不均一あるいは熱変形による凹凸を生じること
があった。このため絶縁枠9に起因して安定した接触抵
抗を得ることが困難になっており、PTCサーミスタ素
子の小形化を図ることの障害にもなっていた。
【0008】この発明は、上述のような課題を解決する
ためになされたもので、PTCサーミスタ素子の小形化
をはかるために主平面1a,1bに導電膜を貼着けるも
のにおいて、貼着けた導電膜に熱的ストレスを与えるこ
となく、PTCサーミスタ素子1の外周縁に絶縁枠9を
設置した限流素子を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る限流素子
においては、板状の両面を主平面になされたPTCサー
ミスタ素子と、導電性の箔あるいは細線網で形成され両
主平面に貼着けられた導電膜と、PTCサーミスタ素子
の両主平面に双方向から嵌め合わされ、かつ、それぞれ
の主平面の外周縁に当接する段部を有する一対の額縁状
絶縁枠と、両主平面の周縁膜の上にそれぞれ配設された
電極と、この電極を導電膜を介してPTCサーミスタ素
子に圧接させる締付具とを備えたものである。
【0010】また、一対の額縁状絶縁枠は、中間に薄肉
の折曲部を設けて接合することにより一体に形成したも
のである。
【0011】さらに、額縁状絶縁枠の段部に、PTCサ
ーミスタ素子の周縁側端面と当接する突起を設けたもの
である。
【0012】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1及び図2はこの発明の実施の形態1
である限流素子を示すもので、図1は側断面図、図2
は、図1のうち、PTCサーミスタ素子、及び、額縁状
絶縁枠などを抽出して示す分解斜視図である。図におい
て、1は板状の両面が平行な主平面1a,1bになされ
たPCTサーミスタ素子、2及び3は電極で、それぞれ
一端は外部に引き出され端子部2a,3aになってい
る。4及び5は締付部材、6はボルト、7は止めナット
で、これらは上記の従来の技術において説明したものと
同様のものである。10,11は波形に形成された板ば
ねであり、例えば、ばね用ステンレス鋼板で形成され、
電極2,3と締付部材4,5との間に配設されている。
12,13は良導電性の箔または細線網から成る導電膜
であり、PTCサーミスタ素子1の主平面1a,1b上
に熱融着等により貼着けられている。
【0013】上記の構成において、締付部材4及び5、
ボルト6、止めナット7などの締付具により、電極2,
3は導電膜12,13を介してPTCサーミスタ素子1
に圧接される。この圧接において、板ばね10,11は
従来の技術において説明したコイルばね8に相当するも
のであるが、上記の電極2,3を均等に圧接させるため
には、コイルばね8よりも板ばね10,11のほうが優
れている。
【0014】なお、良導電性の箔または細線網から成る
導電膜12,13が貼付けられたPTCサーミスタ素子
1の製造手順は、まず、PTCサーミスタ素子1の成型
用金型にて板状のPTCサーミスタ素子1を成型し、そ
の後、箔または細線網から成る導電膜12,13をPT
Cサーミスタ素子1の両面に熱融着などの手段で貼着け
るようになされる。
【0015】次に、14はPTCサーミスタ素子1の主
平面1a,1bにそれぞれ嵌め合わされた一対の額縁状
絶縁枠である。この額縁状絶縁枠14は、ポリエチレン
あるいはポリプロピレンのように比較的耐熱性を有する
合成樹脂材料で形成される。この場合、図2に示すよう
に、PTCサーミスタ素子1の主平面1a,1bの外周
縁に当接する段部14aと、電極2,3を主平面1a,
1bに配設するための窓部14bが設けられている。段
部14aの段差寸法Aは、一対の額縁状絶縁枠14の双
方の段差寸法Aを合わせるとPTCサーミスタ素子1の
厚さと等しくなるように設定されている。14cは係止
突起、14dは係止穴であり、係止突起14cを係止穴
14dに嵌めることにより、一対の額縁状絶縁枠14を
PTCサーミスタ素子1に嵌め合わせた状態を維持する
ように構成されている。
【0016】この額縁状絶縁枠14は、前記の従来の技
術において示した絶縁枠9に相当するものであり、従来
の技術において説明したように、高温の導電性ガスがP
TCサーミスタ素子1の周辺部に流れて、電極2,3間
の短絡の原因になるのを抑制する。
【0017】なお、額縁状絶縁枠14は、図2に示すご
とく、PTCサーミスタ素子1の双方向から嵌め合わせ
るよう構成されている。従って、PTCサーミスタ素子
1に箔または細線から成る導電膜12,13を貼付けた
後熱融着などの手段を用いることなく額縁状絶縁枠14
の取付けが可能である。上記のように、導電膜12,1
3に熱的ストレスが加わることがないので、導電膜1
2,13とPTCサーミスタ素子1との間で安定した接
触抵抗を得ることができる。この種の限流素子におい
て、通電部の接触面積が従来と同一のとき、箔または細
線網から成る導電膜12,13により、電極2,3間の
抵抗が下がることは知られており、かつ、抵抗が安定す
ることにより、単位面積当たりの通電能力が向上したこ
とになる。よって、電極2,3間の抵抗を同一とする
と、限流素子の小形化が図れる。
【0018】実施の形態2.図3は、この発明の実施の
形態2を示すもので、PTCサーミスタ素子1及び額縁
状絶縁枠15の部分の分解斜視図である。図において、
PTCサーミスタ素子1と導電膜12,13は上記実施
の形態1で説明のものと同一である。15は額縁状絶縁
枠であり、実施の形態1における一対の額縁状絶縁枠1
4の中間に薄肉の折曲部を設けて接合することにより一
体に形成したものである。即ち、15aはPTCサーミ
スタ素子1の主平面1a,1bの外周縁に当接する段
部、15bは電極の2,3を主平面1a,1bに配設す
るための窓部、15c係止突起、15dは係止穴であ
る。15fは薄肉の折曲部である。
【0019】この額縁状絶縁枠15は、PTCサーミス
タ素子1の双方向から嵌め合わせる構成は実施の形態1
で説明のものと同様である。嵌め合わせた状態は係止突
起15c及び係止穴15dにより維持される。この嵌め
合わせは、両額縁状絶縁枠15を一体にして折り曲げる
だけの構造になされているので、組立ての作業性の向上
がはかれる。
【0020】実施の形態3.上記のようにPTCサーミ
スタ素子1を額縁状絶縁枠14または15へ嵌め合わせ
て構成するものにおいては、PTCサーミスタ素子1の
熱膨張により、例えば図4に示すように、絶縁枠14の
コーナ部に亀裂を生じることがある。即ち、PTCサー
ミスタ素子1は通電により加熱され、熱膨張を生ずる。
このため、長方形のPTCサーミスタ素子1の辺方向の
熱膨張は、絶縁枠14を拡張する方向に力が加わり、図
4に示すように、額縁状絶縁枠14のコーナ部に亀裂を
生じさせ、この亀裂部で電極2及び3(図示省略)の間
での短絡を生じさぜることがある。この実施の形態3に
おける発明は上記のような課題を解決するためになされ
たものである。
【0021】図5は、この発明の実施の形態3の限流素
子に関するもので、実施の形態1における額縁状絶縁枠
14に相当する部分を示す正面図である。図において、
1はPCTサーミスタ素子で、実施の形態1に示すよう
に導電膜(図示省略)が貼着けされたものである。14
は額縁状絶縁枠であり、PTCサーミスタ素子1の外周
縁に当接する段部14aと、電極2,3(図示省略)を
配設するための窓部14bが設けられている点は実施の
形態1に示されたものと同様である。14eは段部14
aの各辺のほぼ中央部において内側に向けて設けた突起
であり、段部14aの1辺に複数個設けてある。PTC
サーミスタ素子1を額縁状絶縁枠14に嵌め合わせする
際は、この突起14eの先端を軽く潰す程度の圧入によ
り嵌め合わせする。これにより、PTCサーミスタ素子
1の端面と絶縁枠14とは突起14eと点接触で保持さ
れる。
【0022】このように、段部14aの辺中央に突起1
4eでPTCサーミスタ素子1の端面を保持しているの
で、PTCサーミスタ素子1が熱膨張した際は段部14
aの辺中央が矢印方向に変形するがこの部分で変形を吸
収して、額縁状絶縁枠14のコーナにはストレスは小さ
く亀裂の発生を防ぐことができる。
【0023】上記の説明においては、実施の形態1にお
いて示された額縁状絶縁枠14に突起14eを設けたも
のを示したが、実施の形態2において示された額縁状絶
縁枠15においても、同様に突起14eを設けてもよ
い。
【0024】さらに、絶縁枠14または絶縁枠15の合
わせ面を、接着・超音波・熱による融着等で隙間なく接
合することで、上記電極2,3間の短絡を防止の効果は
さらに向上さられることは自明である。
【0025】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。
【0026】箔または細線網から成る導電膜により、電
極2,3間の抵抗が下がり、額縁状絶縁枠は PTCサ
ーミスタ素子の主平面の双方向から嵌め合わせることに
より設置したので、電極2,3間の抵抗が安定するの
で、限流素子の小形化が可能になる。
【0027】一対の額縁状絶縁枠を一体にして折り曲げ
構造にしたものは、組立作業性の向上がはかれる。
【0028】額縁状絶縁枠の段部に突起を設けてPTC
サーミスタ素子の端面を保持するものは、PTCサーミ
スタ素子が熱膨張した際、額縁状絶縁枠コーナの亀裂の
発生を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の限流素子を示す側
断面図である。
【図2】 この発明の実施の形態1のPTCサーミスタ
素子、電極、絶縁枠の組み合わせを説明する分解斜視図
である。
【図3】 この発明の実施の形態2のPTCサーミスタ
素子、絶縁枠の部分の分解斜視図である。
【図4】 絶縁枠のコーナ部に亀裂を生じさた状態を示
す図である。
【図5】 この発明の実施の形態3の限流素子を示す正
面図である。
【図6】 従来の限流素子を示す側断面図である。
【符号の説明】
1 PTCサーミスタ素子、1a,1b 主平面、2,
3 電極、12,13 導電部材、14,15 絶縁
枠、14a,15a 段部、14b、15b 窓部、1
4e 突起、15f 折曲部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 龍也 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 高橋 知恵 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 森 貞次郎 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 堀邊 英夫 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 西山 逸雄 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 石川 雅廣 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正の抵抗温度係数を有する導電性のポリ
    マーコンパウンドを板状に形成してその両平面部を主平
    面とするPTCサーミスタ素子と、導電性の箔あるいは
    細線網で形成され上記両主平面に貼着けられた導電膜
    と、上記PTCサーミスタ素子の周縁部に当接する段部
    を有する一対の額縁状絶縁枠と、上記両主平面の導電膜
    の上にそれぞれ配設された電極と、上記電極を上記導電
    膜を介して上記PTCサーミスタ素子に圧接させる締付
    具を備えたことを特徴とする限流素子。
  2. 【請求項2】 一対の額縁状絶縁枠は、中間に薄肉の折
    曲部を設けて接合することにより一体に形成したもので
    あることを特徴とする請求項1記載の限流素子。
  3. 【請求項3】 額縁状絶縁枠の段部に、PTCサーミス
    タ素子の周縁側端面に当接して上記PTCサーミスタ素
    子を保持するように形成された突起を設けたことを特徴
    とする請求項1または請求項2記載の限流素子。
JP16264497A 1997-06-19 1997-06-19 限流素子 Pending JPH1116704A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16264497A JPH1116704A (ja) 1997-06-19 1997-06-19 限流素子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16264497A JPH1116704A (ja) 1997-06-19 1997-06-19 限流素子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1116704A true JPH1116704A (ja) 1999-01-22

Family

ID=15758548

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16264497A Pending JPH1116704A (ja) 1997-06-19 1997-06-19 限流素子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1116704A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6215636B1 (en) * 1997-03-24 2001-04-10 Siemens Automotive, S.A. Device for supplying electric power to several parallel-fed circuits, and method for making same
CN114023520A (zh) * 2021-10-22 2022-02-08 句容市博远电子有限公司 一种层叠型ntc热敏电阻

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6215636B1 (en) * 1997-03-24 2001-04-10 Siemens Automotive, S.A. Device for supplying electric power to several parallel-fed circuits, and method for making same
CN114023520A (zh) * 2021-10-22 2022-02-08 句容市博远电子有限公司 一种层叠型ntc热敏电阻

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2698318B2 (ja) ヒータ
US9018035B2 (en) Pressed-contact type semiconductor device and method for manufacturing the same
JPH0734390B2 (ja) 正特性サーミスタ装置
JPH0855673A (ja) 正特性サーミスタ発熱装置
KR20070034444A (ko) 난방 장치의 열 생성 부재
JPH1116704A (ja) 限流素子
JP2000124519A (ja) 圧電トランス
JP2846244B2 (ja) ヒータ
JPH06294561A (ja) 電子加熱冷却装置
JPH11330328A (ja) 半導体モジュール
JP2000003821A (ja) 内燃機関用点火装置
JP2005347684A (ja) 半導体装置
JPH10321413A (ja) 限流器
JPH03187182A (ja) 水中ヒーター装置
JP2820616B2 (ja) ヒータ
JPH09129401A (ja) 中性点接地抵抗装置
JP2790680B2 (ja) 正特性サーミスタ装置
JP2001024242A (ja) 熱電発電モジュール
JPH0778704A (ja) 正特性サーミスタおよびその製造方法
JPH10334743A (ja) 可撓導体
JPH09293581A (ja) 正特性サーミスタ発熱体
JPH0945503A (ja) 正特性サーミスタ発熱装置
JP3183196B2 (ja) 正特性サーミスタ発熱体
JPH09129402A (ja) 中性点接地抵抗装置
JP3508521B2 (ja) パワーモジュール用端子接続具および端子接続方法