JPH11166187A - 燃焼方法及び燃焼用添加剤 - Google Patents

燃焼方法及び燃焼用添加剤

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JPH11166187A
JPH11166187A JP9331702A JP33170297A JPH11166187A JP H11166187 A JPH11166187 A JP H11166187A JP 9331702 A JP9331702 A JP 9331702A JP 33170297 A JP33170297 A JP 33170297A JP H11166187 A JPH11166187 A JP H11166187A
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JP
Japan
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sulfur
additive
combustion
compound
gas
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JP9331702A
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English (en)
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Yoshio Harada
良夫 原田
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TOA NEKKEN KK
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    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10LFUELS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NATURAL GAS; SYNTHETIC NATURAL GAS OBTAINED BY PROCESSES NOT COVERED BY SUBCLASSES C10G, C10K; LIQUEFIED PETROLEUM GAS; ADDING MATERIALS TO FUELS OR FIRES TO REDUCE SMOKE OR UNDESIRABLE DEPOSITS OR TO FACILITATE SOOT REMOVAL; FIRELIGHTERS
    • C10L10/00Use of additives to fuels or fires for particular purposes
    • C10L10/04Use of additives to fuels or fires for particular purposes for minimising corrosion or incrustation
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E50/00Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
    • Y02E50/10Biofuels, e.g. bio-diesel
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 都市ゴミ等を燃焼する際に発生する芳香族ハ
ロゲン化合物類、塩化水素ガス、塩素ガス、又は、金属
塩化物を低減すること。 【解決手段】 被燃焼物に対して、硫黄酸化物又は10
00℃以下で硫黄酸化物を生成する硫黄含有化合物を供
給し、次いで、この混合物を、酸素ガスの存在下、20
0℃〜1000℃で燃焼させる燃焼方法。燃焼により発
生した排ガス中の硫黄酸化物を除去する工程を更に有す
る燃焼方法。自動車タイ・加硫ゴムの硫黄含有化合物を
含有する燃焼用添加剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、都市ゴミ、産業
廃棄物、汚泥等の被燃焼物の燃焼方法及び燃焼用添加剤
に関する。本発明の燃焼方法及び燃焼用添加剤は、焼却
プラント、加熱減容プラント等に好適に用いられる。
【0002】
【従来の技術】毎日、排出される都市ゴミの量の大部分
は焼却処理されている。そして、都市ごみ中には塩素化
されたプラスチックス類、家庭厨房および飲食店から廃
出される食塩などを含む残渣物を始め、使用済乾電池、
アルミニウム、メッキ鋼板製の飲料容器などが混在して
いる。従って、都市ゴミが焼却処理されると、化学反応
性に富みかつ腐食性の強い塩化水素ガス(HCl)、塩
素ガス(Cl2)および金属塩化物(MClx)を生成
する。
【0003】都市ゴミには、食塩等の塩素原子が含まれ
ている。また、塩化ビニル等は、包装紙、容器等に用い
られており、塩化ビニル等の塩素含有プラスチックを燃
焼すると、塩化水素ガス、塩素ガス等を発生する。塩化
水素ガス、塩素ガス等は、有毒であり、除去することが
望まれる。
【0004】乾電池、飲料用の金属容器はHCl、Cl
2などと化学反応を起こしそれぞれ金属塩化物を生成す
る。例えばアルミニウム缶はAlCl3、鋼製容器はF
eCl2,FeCl3などを生成する。これらの金属塩化
物は融点が低いため焼却環境下では溶融状態となって焼
却プラントを甚だしく腐食させる原因となる。
【0005】また、都市ゴミには、ベンゼン環等の芳香
族有機化合物も含まれており、これらの芳香族有機化合
物が、HCl、Cl2等と反応すると、毒性の強い芳香
族ハロゲン化化合物が発生する場合がある。芳香族ハロ
ゲン化化合物の中でも、特に、テトラクロロジベンゾパ
ラジオキシンは注目されており、この化合物には種々の
異性体がある。テトラクロロジベンゾパラジオキシンの
異性体の中でも、2,3,7,8−テトラクロロジベン
ゾパラジオキシンは、ダイオキシンとも呼ばれ、特に毒
性が強く、胎児に対する催奇形性も強い。テトラクロロ
ジベンゾパラジオキシン及び2,3,7,8−テトラク
ロロジベンゾパラジオキシンを下記式に示す。
【0006】
【化1】 (式中、y及びzは、それぞれ独立して、0〜4の整数
を示す。ただし、y+z=4である。)
【0007】そして、焼却プラント等の排ガスから、芳
香族ハロゲン化合物類、塩化水素ガス、塩素ガスを除去
するために、種々の方法及び装置が提案されている。
【0008】都市ゴミ及び塩化物を含む産業廃棄物を対
象として、ダイオキシン等の有毒物質の発生を抑制する
構造及び燃焼条件を改良した燃焼装置及び燃焼方法とし
ては、特開平7−12474号公報、特開平7−834
24号公報、特開平91629号公報、特開平7−91
631号公報、特開平7−103439号公報、特開平
7−109470号公報、特開平7−146074号公
報、特開平7−151323号公報、特開平7−174
316号公報、特開平7−174317号公報、特開平
7−180822号公報、特開平7−208713号公
報、特開平7−208716号公報、特開平7−213
849号公報、特開平7−229613号公報、特開平
7−239114号公報、特開平7−239115号公
報、特開平7−313951号公報、特開平7−318
022号公報等が挙げられる。
【0009】燃焼ガス中に含まれている燃焼灰からの有
害物質を除去および処理する方法として、特開平7−1
55722号公報、特開平7−155723号公報、特
開平7−155731号公報、特開平7−265834
号公報、特開平7−124536号公報、特開平7−2
33932号公報、特開平7−265832号公報など
の技術が提案されている。
【0010】燃焼装置の炉底などに残留する燃焼残渣
物、即ち、灰、および燃焼プラントの構造物(例えば火
格子)の排ガスからの熱回収を目的としたボイラ、排ガ
スダクト煙突などに付着している燃焼灰などに含まれて
いる水銀、ダイオキシン類を大気中に放出することなく
処理する方法およびその装置については、特開昭64−
33416号公報、特開平3−178389号公報、特
開平3−232579号公報、特開平4−84977号
公報、特開平4−241880号公報、特開平4−31
2475号公報、特開平5−103844号公報、特開
平5−104073号公報、特開平6−285453号
公報、特開平7−108249号公報、特開平7−13
9720号公報、特開平7−214032号公報、特開
平7−260127号公報、特開平7−265833号
公報、特開平7−323213号公報などに提案されて
いる。
【0011】燃焼排ガス中の有害物質を熱分解や触媒作
用によって分解無毒化する技術として、特開平7−12
321号公報、特開平7−88329号公報がある。
【0012】都市ごみなどの塩化物を含む廃棄物の燃焼
条件を変化させることによってダイオキシン類の発生を
抑制する方法および装置としては、特開昭64−100
11号公報、特開平2−166306号公報、特開平2
−263009号公報、特開平3−225106号公
報、特開平4−349988号公報、特開平4−350
407号公報、特開平6−147447号公報、特開平
7−243634号公報、特開平7−217848号公
報、特開平7−248109号公報、特開平7−633
13号公報、特開平7−63315号公報が挙げられ
る。
【0013】上記の技術に関係して、塩素ガスに燃焼ガ
スを吹き込むことによって毒性の低い塩素化合物に変化
させることは、特開平2−61408号公報に記載され
ている。また、有害な芳香族ハゲロン化合物を含む固体
状の物質にアルミニウム、亜鉛などを添加して分解を促
進することは、特開平7−265461号公報などに記
載されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかし、現在提案され
ている多くの対策にも次に示すような問題点があり完全
な対策には至っていない。
【0015】例えば、ダイオキシン等の有毒物質の発生
を抑制する燃焼装置及び燃焼方法としては、燃焼ガス用
の空気を十分に供給して、800℃以上で燃焼する環境
を付与させることによって、ダイオキシン類を加熱分解
し、その一方で燃焼ガスを300℃以下に急冷してダイ
オキシン類の発生を防ぐ方法が主力である。しかし、こ
れらの技術では高温の燃焼ガスによる焼却装置類の腐食
損傷が激しい。特に、燃焼ガスや燃焼残渣物中に含まれ
ている金属塩化物が含まれている場合には、焼却設備が
早期に腐食損耗し、多額の補修費を必要とするようにな
り、経済的負担が極めて大きくなる。また、燃焼ガスの
急冷方式は、排ガスからの熱回収を阻害するため、都市
ごみの燃焼エネルギーを回収して発電するシステムが成
立しなくなる。
【0016】燃焼ガスや燃焼残渣物(灰)からダイオキ
シン類を除去する方法や無害化する装置においても上記
と同様な課題がある。更に、これらの技術ではダイオキ
シン類の発生を前提とした都市ごみ焼却プラントの運転
を対象としているため抜本的対策とは言えない。
【0017】都市ごみ燃焼ガス中にCl2ガスを注入し
て毒性の強いダイオキシン類の生成を抑制する方法で
は、有毒なCl2ガスを使用する危険があるほか、Cl2
は焼却設備の腐食を促進させる欠点がある。
【0018】また、アルミニウム、亜鉛などを添加して
芳香族ハロゲン化合物を分解する方法でも、アルミニウ
ム、亜鉛などが塩化物(AlCl3,ZnCl2など)に
変化して、強い腐食性を発揮し、焼却設備の損耗が促進
される。さらに、これらの金属類の添加は、固形物を対
象としており燃焼ガス中のダイオキシン類の発生を防止
する技術でないため、その適用分野は限定される問題点
がある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は、塩素化合物を
含む都市ごみ、産業廃棄物等を焼却処理する際に発生す
る毒性の強いダイオキシン類の生成を抑制することを目
的とする。
【0020】本発明の第1の側面では、芳香族ハロゲン
化合物類、塩化水素ガス、塩素ガス、又は、金属塩化物
を発生する被燃焼物に対して、硫黄酸化物又は1000
℃以下で硫黄酸化物を生成する硫黄含有化合物を供給す
る工程と、前記被燃焼物と前記硫黄含有化合物とを、酸
素ガスの存在下、200℃〜1000℃で燃焼させる工
程とを有する燃焼方法が提供される。
【0021】本発明において、燃焼により発生した排ガ
ス中に含まれる硫黄酸化物を除去する工程を更に有する
ことが好ましい。この除去工程において、塩化水素ガス
などの有害物質も除去することが更に好ましい。
【0022】また、前記供給工程で、更に、Fe、C
a、Mgから選ばれた少なくとも1種以上の元素を含む
化合物を供給することが好ましい。
【0023】更に、添加剤が前記硫黄含有化合物を含有
していて、前記硫黄含有化合物が、硫黄単体、無機硫黄
化合物又は有機硫黄化合物を含有していて、前記添加剤
を前記被燃焼物に供給することが好ましい。
【0024】更にまた、前記添加剤が、デンプン質、ニ
カワ質又は高分子材料からなる結合剤を含有する粉粒体
であるか、又は、前記添加剤が、水溶液若しくはスラリ
ーであることが好ましい。
【0025】また、前記添加剤が自動車タイヤの加硫ゴ
ムを含有することが好ましい。
【0026】本発明の第2の側面では、酸素ガスの存在
下、200℃〜1000℃で被燃焼物を燃焼させた際に
発生する、芳香族ハロゲン化合物類、塩化水素ガス、塩
素ガス、又は、金属塩化物を低減させるための、硫黄酸
化物又は1000℃以下で硫黄酸化物を生成する硫黄含
有化合物を含有する燃焼用添加剤が提供される。
【0027】本発明において、Fe、Ca、Mgから選
ばれた少なくとも1種以上の元素を含む化合物を更に含
有することが好ましい。
【0028】また、前記添加剤が、デンプン質、ニカワ
質又は高分子材料からなる結合剤を含有する粉粒体であ
るか、又は、前記添加剤が、水溶液若しくはスラリーで
あることが好ましい。
【0029】更に、自動車タイヤの加硫ゴムを含有する
ことが好ましい。
【0030】
【発明の実施の形態】本発明は、被燃焼物を燃焼させる
際に硫黄酸化物が共存している場合には、金属塩化物が
硫黄化合物に変換して、腐食性を低減させることを見出
して完成した。また、燃焼環境における硫黄酸化物の反
応性により、芳香族ハロゲン化合物ではなく、芳香族ス
ルホン酸化合物が優先的に発生し、芳香族ハロゲン化合
物の発生が抑制されるものと思われる。
【0031】燃焼工程で、硫黄酸化物が過剰に発生した
場合であっても、排ガス中の過剰な硫黄酸化物は脱硫装
置等により、除去することができる。そして、脱硫装置
等の硫黄酸化物を除去する装置は既に確立した技術であ
り、信頼性が高い。
【0032】1000℃以下で硫黄酸化物を発生する硫
黄含有化合物は、酸素ガス、例えば、空気の存在下、2
00℃〜1000℃で燃焼させる際に、硫黄酸化物に変
換する。
【0033】例えば、硫化鉄(FeS)の粉末を都市ゴ
ミとともに燃焼させた場合には、硫化鉄は、酸化鉄及び
硫黄酸化物(SOx)に変換される。硫黄酸化物は、例
えば、SO2又はSO3の分子式を有し、約600℃以下
では、SO3が主に生成し、約600℃以上では、SO3
がSO2及びO2に解離する。
【0034】 2M1Cl+SO3+H2O → M1 2SO4+2HCl (式中、M1は、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金
属を示す。) M2Cl2+SO3+H2O → M2SO4+2HCl (式中、M2は、亜鉛、カドミウム、鉛等の周期表第1
2〜14族の2価の重金属を示す。)
【0035】1000℃以下で硫黄酸化物を発生する硫
黄含有化合物としては、例えば、硫黄単体、無機硫黄化
合物、有機硫黄化合物が挙げられる。
【0036】無機硫黄化合物としては、例えば、二酸化
硫黄、硫酸、硫酸塩、硫化水素、硫化物等が挙げられ
る。硫酸塩としては、硫酸ナトリウム等の硫酸アルカリ
金属、硫酸カルシウム、硫酸マグネシウム等の硫酸アル
カリ土類金属、硫酸アンモニウム、硫酸水素アンモニウ
ム、硫酸アルミニウム、硫酸マンガン、硫酸銅、硫酸コ
バルト、硫酸ニッケル、硫酸亜鉛、硫酸チタン等が挙げ
られる。硫化物としては、硫化アンモニウム、硫化水素
アンモニウム、硫化クロム、硫化鉄、硫化銅、硫化ニッ
ケル等が挙げられる。
【0037】有機硫黄化合物としては、エタンチオール
等のメルカプタン類(チオール類)、ジスルフィド類、
ジエチルスルフィド等のスルフィド類、ジメチルスルホ
キシド等のスルホキシド類、スルホン類、チオアルデヒ
ド類、チオケトン類、チオセタール類、チオカルボン酸
類及びチオカルボン酸誘導体類、トルエンスルホン酸等
のスルホン酸類等が挙げられる。また、加硫ゴム、石
炭、石油等に含まれている有機硫黄化合物でもよい。
【0038】硫黄含有化合物が水溶性の場合には、水溶
液として被燃焼物に散布してもよい。これにより、硫黄
含有化合物が被燃焼物と均一に接触し易くなり、硫酸塩
の生成が容易になる。一方、硫黄含有化合物が難溶性又
は不溶性の場合には、スラリーにして被燃焼物に散布し
てもよい。
【0039】また、硫黄含有化合物の水に対する溶解度
にかかわらず、硫黄含有化合物を粉粒体やペレット状等
の固体のまま、都市ゴミ等の被燃焼物と同時に又は別個
に焼却炉に供給してもよい。
【0040】自動車タイヤ等の加硫ゴム、石炭あるいは
石油中に含まれている硫黄化合物などは、都市ごみと同
時に燃焼させることによってSOxを発生させることが
できるうえ、燃焼エネルギーを大きくできるので、排熱
回収ボイラなどを設置することによって有効にエネルギ
ーを回収することが可能となる。
【0041】なお、添加剤として使用する含硫黄化合物
は、種類によって分解温度が高く、都市ごみの燃焼温度
ではSO2を発生しない化合物がある。例えば、CaS
4(分解温度約1200℃)、MgSO4(同1185
℃)などがその代表的な化合物である。したがって、こ
れらの化合物を都市ごみ燃焼中に添加しても、1000
℃以下の燃焼温度では、ダイオキシン類と反応すること
はできない。即ち、本発明の燃焼用添加剤の有効成分と
して作用しない。
【0042】そこで、本発明の燃焼用添加剤には、次に
示すように低温から高温にかけてSOxを発生させる化
合物を混在させておくことが好ましい。
【0043】都市ごみの燃焼が開始する250℃〜35
0℃の温度でSOxを発生させる化合物としては、単体
硫黄、硫酸(330℃で分解)、(NH42SO4(1
20℃で分解)、Ti(SO42(150℃で分解)、
227(300℃で分解)、各種有機硫黄化合物
(メルカプタン類、有機硫化物、チオフェンなど)があ
る。
【0044】350℃〜700℃の中温度領域でSOx
を発生させる化合物としては、FeS(642℃)、C
oSO4(700℃)、Fe2(SO4)(480℃)、
各種有機化合物(石炭中および石油中の硫黄化合物、加
硫ゴム中の硫黄化合物)などがある。
【0045】700℃以上の高温で分解する化合物とし
てCaSO4(1200℃)、MgSO4(1185
℃)、BaSO4(1149℃)などがある。これら
は、添加剤の有効成分ではないが、助剤として作用しう
る場合があると思われる。
【0046】常温から高温の全領域にわたって使用可能
な硫黄化合物として、気相状態のSO2がある。
【0047】また分解温度の異なる化合物の配合割合は
都市ごみの質や産業廃棄物の種類によって変わるが通
常、低温度環境でSOxを発生する化合物5〜60wt
%、中温度環境でSOxを発生する化合物10〜50w
t%、高温度環境でSOxを発生する化合物5〜50w
t%の範囲が好適である。
【0048】また添加量は、都市ごみ、産業廃棄物等の
被燃焼物が燃焼した際に発生するHClガス量を基準に
して設定するのが好ましい。例えば、燃焼ガス中のHC
l量が1000ppmであれば、少なくともこの値に匹
敵するSOxを発生する硫黄化合物の量を焼却物ととも
に添加してもよい。被燃焼物に含まれる塩素原子1モル
に対して、前記被燃焼物に含まれる硫黄原子及び前記硫
黄含有化合物に含まれる硫黄原子が、0.8〜100モ
ルであることが好ましく、0.9〜50モルであること
が更に好ましく、0.9〜20モルであることが更にな
お好ましい。
【0049】本発明では、鉄、カルシウム又はマグネシ
ウムを含有する化合物を供給することが好ましい。これ
らは、例えば、酸化物、水酸化物、炭酸塩の形態であっ
てもよい。特に、これらの金属については、塩化物より
も硫酸塩になり易いとともに、塩化物よりも硫酸塩の方
が、腐食性が小さいからである。雰囲気中に硫黄化合物
を増加させ、HClの発生を低下させることにより、ダ
イオキシン類の生成を抑制するものと思われる。
【0050】特に、Fe化合物はSO2を酸化して化学
反応性の強いSO3を生成するので、ダイオキシン類の
スルホン化に効果があると思われる。Ca、MgはHC
lと反応してCaCl2、MgCl2を生成するが、SO
xが存在すると、SOxと優先的に反応して腐食性のない
CaSO4、MgSO4としてそれぞれ固体の微粒子とし
て燃焼ガス中に存在するため、集塵装置によって容易に
除去でき、排煙公害対策としても好都合である。
【0051】
【実施例】実施例1 図1は、都市ごみ焼却プラントの全体構成図を示す。ま
ず、通常の焼却方法を説明する。次いで、本発明の燃焼
用添加剤を供給する工程について説明する。
【0052】都市ごみを乾燥室1に導入し、水分を除去
する。乾燥室1では、例えば、燃焼炉2の排熱が用いら
れる。
【0053】乾燥した都市ゴミは、直接、燃焼炉2に導
入してもよいし、コンポジット処理室6を経由してか
ら、燃焼炉2に導入してもよい。コンポジット処理室6
では、乾燥後の都市ごみと消石灰を混合して都市ごみの
搬送効率の向上とHCl等の酸性成分の固定化を目的と
する。なお、コンポジット処理室6を配置しなくてもよ
い。
【0054】次いで、燃焼炉2では、200〜1000
℃で都市ゴミを燃焼し、典型的には、500〜1000
℃で燃焼する。典型的には、燃焼炉2に空気を供給して
おり、燃焼中には酸素ガスが存在している。燃焼炉2で
発生するガス中には微細な固形物とともにHCl、Cl
2、金属塩化物、ダイオキシン類が含まれている。また
燃焼炉の底には都市ごみの燃焼残渣物が残留することと
なる。
【0055】燃焼炉2から排出される排ガスは、高温で
あるので、排熱回収ボイラ3で熱回収する。その後、排
ガス中の微細な固形物を集塵装置4で除去する。さら
に、HCl、SOx、Cl2などの気体を、排ガス処理装
置5にて除去する。排ガス処理装置5では、例えば、脱
硫、脱塩化水素などを行う。そして、排ガスは、最終的
には、大気へ放出される。
【0056】本発明の燃焼用添加剤は、下記の工程にお
いて都市ごみに供給し、添加剤と都市ゴミとの両者を燃
焼炉2で燃焼させる。
【0057】本発明方法では、被燃焼物が燃焼する前
に、予め、硫黄含有化合物を供給してもよい。例えば、
都市ゴミを乾燥室1へ供給する前に、硫黄含有化合物を
含有する添加剤を添加してもよい。また、添加剤を、乾
燥室1に添加してもよい。更に、コンポスト処理室6が
設けられている場合には、コンポスト処理室6に添加剤
を添加してもよい。
【0058】一方、本発明方法では、被燃焼物が燃焼し
ているときに、硫黄含有化合物を供給してもよい。例え
ば、燃焼炉2に硫黄含有化合物を含有する添加剤を添加
してもよい。この際、都市ゴミとともに投入してもよい
し、別個の投入口から添加してもよい。また、硫黄を含
有している燃料、例えば、硫黄を含有している重油等を
燃焼炉2に添加してもよい。
【0059】硫黄化合物を含む燃焼用添加剤と都市ごみ
とをともに燃焼させると、焼却環境中には添加剤の熱分
解もしくは燃焼反応によって発生するSOxが存在する
こととなるので、有毒なダイオキシン類が発生したとし
ても直ちにこれと反応して毒性の低い芳香族硫黄化合物
に変化させることができる。また、この芳香族硫黄化合
物も高温状態に長時間晒されると分解してSOx,H
2O,CO2などとなるがSOxは排ガス処理装置によっ
て除去することができる。
【0060】実施例2 所定の模擬都市ゴミ合成物を800℃の電気炉中で燃焼
した。そして、排ガス中に含まれる芳香族ハゲロン化合
物を質量分析装置によって測定し、本発明の添加剤の効
果を調べた。
【0061】都市ゴミ合成物としては、塩化ビニル(1
0重量%)、塩化ビニリデン(10重量%)、果実類
(ミカン、リンゴ;30重量%)、野菜屑(20重量
%)、紙屑(25重量%)、酸化鉄粉(4.5重量
%)、及び、食塩(0.5重量%)を含有する組成物を
用いた。
【0062】図2は、燃焼実験用電気炉の概要を示した
ものである。電気炉10は、筒形状を有しており、電熱
線の電気抵抗により加熱するものである。電気炉10の
筒部を磁気製の管14が貫いている。そして、管14の
内部であって、電気炉10の両端部11、12からの中
間に、500グラムのサンプル18を配置した。
【0063】サンプル18としては、上記の都市ゴミ合
成物に下記の化合物の粉末を均等に混合したものを用い
た。添加剤の添加量は、500グラムのサンプルに添加
した重量を示す。
【0064】
【表1】
【0065】燃焼実験では、管14の一方の端部15か
ら管14の内部に、3l/minで空気を供給しつつ、
電気炉10により、サンプル18を加熱した。管14の
他方の端部16からは、ガスが排出され、このガス中の
成分について、ガスクロマトグラフィー/質量分析機
(GC/MS)等の分析機器によって分析した。GC/
MSとしては、日本電子(株)製JMS−700型を用
いた。
【0066】サンプル18の温度の上昇に従って、ま
ず、水分が蒸発した。次いで、プラスチック類、紙屑な
どが分解した。特にプラスチック類が分解し始めるとH
Clガスが発生した。次いで、芳香族ハゲロン化合物、
Cl2などのガスが発生した。最終的には、サンプルは
全て灰化した。
【0067】実施例2−4では、都市ごみ合成物から発
生する有毒ガス成分の大部分はHClで、その量は80
0〜1100ppmの範囲であった。実施例2−1〜2
−3では、発生するSOx量に換算して約2倍の200
0ppmになるように、添加剤の重量を調整した。
【0068】実施例2−4では、排ガス中の芳香族ハロ
ゲン化合物は1〜5ng/m3の範囲であった。これに
対して、実施例2−1〜2−3では、質量分析装置の検
出感度以下の値(0.1ng/m3以下)を示し、芳香
族ハロゲン化合物の発生を抑制していることが確認され
た。
【0069】実施例3 実施例2の実験装置および実験条件で、気相状態のSO
2を空気とともに電気炉10に供給した。即ち、約20
00ppmのSO2ガスを含有する空気を管14の端部
15からサンプル18に供給した。都市ごみ合成物の燃
焼前から燃焼が完全に終了するまで連続して、排ガス中
のガス成分を測定した。この結果、芳香族ハロゲン化合
物の発生は0.1μg/m3以下であることが判明し
た。
【0070】従って、硫黄化合物を含む化石燃料の燃焼
ガスを被燃焼物に供給しても、本発明の目的が達成でき
ることが明らかとなった。
【0071】なお、都市ごみ合成物中に混合していた酸
化鉄粉はSO2を供給しない場合はFeCl2、FeCl
3などの塩化物やFeOに変化していたが、SO2を供給
するとFeSO4の硫酸塩に変化しておりこのFeSO4
そのものが芳香族ハロゲン化合物の生成を抑制する作用
が期待できる。
【0072】
【発明の効果】硫黄を含む燃焼用添加剤を被燃焼物に供
給して、燃焼することにより、毒性の強い芳香族ハロゲ
ン化合物の発生を著しく低下することができる。このた
め本発明の添加剤を都市ごみ燃焼プラントや加熱、分解
などの操作で有毒な芳香族ハロゲン化合物を発生させる
産業用廃棄物、汚泥などの焼却、減容化プラントに適用
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の燃焼方法を適用することができる焼却
プラントの全体構成図である。
【図2】本発明の燃焼方法を適用することができる電気
炉の構成図である。
【符号の説明】
1…乾燥室、2…焼却炉、3…排熱回収ボイラ、4…集
塵装置、5…排ガス処理装置、6…コンポジット処理
室、10…電気炉、14…管、18…サンプル

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芳香族ハロゲン化合物類、塩化水素ガ
    ス、塩素ガス、又は、金属塩化物を発生する被燃焼物に
    対して、硫黄酸化物又は1000℃以下で硫黄酸化物を
    生成する硫黄含有化合物を供給する工程と、 前記被燃焼物と前記硫黄含有化合物とを、酸素ガスの存
    在下、200℃〜1000℃で燃焼させる工程とを有す
    る燃焼方法。
  2. 【請求項2】 燃焼により発生した排ガス中に含まれる
    硫黄酸化物を除去する工程を更に有する請求項1に記載
    の燃焼方法。
  3. 【請求項3】 前記供給工程で、更に、Fe、Ca、M
    gから選ばれた少なくとも1種以上の元素を含む化合物
    を供給する請求項1又は2に記載の燃焼方法。
  4. 【請求項4】 添加剤が前記硫黄含有化合物を含有して
    いて、前記硫黄含有化合物が、硫黄単体、無機硫黄化合
    物又は有機硫黄化合物を含有していて、前記添加剤を前
    記被燃焼物に供給する請求項1又は2に記載の燃焼方
    法。
  5. 【請求項5】 前記添加剤が、デンプン質、ニカワ質又
    は高分子材料からなる結合剤を含有する粉粒体である
    か、又は、前記添加剤が、水溶液若しくはスラリーであ
    る請求項4に記載の燃焼方法。
  6. 【請求項6】 前記添加剤が自動車タイヤの加硫ゴムを
    含有する請求項4に記載の燃焼方法。
  7. 【請求項7】 酸素ガスの存在下、200℃〜1000
    ℃で被燃焼物を燃焼させた際に発生する、芳香族ハロゲ
    ン化合物類、塩化水素ガス、塩素ガス、又は、金属塩化
    物を低減させるための、硫黄酸化物又は1000℃以下
    で硫黄酸化物を生成する硫黄含有化合物を含有する燃焼
    用添加剤。
  8. 【請求項8】 Fe、Ca、Mgから選ばれた少なくと
    も1種以上の元素を含む化合物を更に含有する請求項7
    に記載の燃焼用添加剤。
  9. 【請求項9】 前記添加剤が、デンプン質、ニカワ質又
    は高分子材料からなる結合剤を含有する粉粒体である
    か、又は、前記添加剤が、水溶液若しくはスラリーであ
    る請求項7又は8に記載の燃焼用添加剤。
  10. 【請求項10】 自動車タイヤの加硫ゴムを含有する請
    求項7〜9に記載の燃焼用添加剤。
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