JPH11165536A - 車両用のサンバイザ - Google Patents
車両用のサンバイザInfo
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- JPH11165536A JPH11165536A JP10207402A JP20740298A JPH11165536A JP H11165536 A JPH11165536 A JP H11165536A JP 10207402 A JP10207402 A JP 10207402A JP 20740298 A JP20740298 A JP 20740298A JP H11165536 A JPH11165536 A JP H11165536A
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- JP
- Japan
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- sun visor
- visor body
- frame
- mirror
- wall
- Prior art date
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J3/00—Antiglare equipment associated with windows or windscreens; Sun visors for vehicles
- B60J3/02—Antiglare equipment associated with windows or windscreens; Sun visors for vehicles adjustable in position
- B60J3/0204—Sun visors
- B60J3/0278—Sun visors structure of the body
- B60J3/0282—Sun visors structure of the body specially adapted for a courtesy mirror
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R7/00—Stowing or holding appliances inside vehicle primarily intended for personal property smaller than suit-cases, e.g. travelling articles, or maps
- B60R7/04—Stowing or holding appliances inside vehicle primarily intended for personal property smaller than suit-cases, e.g. travelling articles, or maps in driver or passenger space, e.g. using racks
- B60R7/05—Stowing or holding appliances inside vehicle primarily intended for personal property smaller than suit-cases, e.g. travelling articles, or maps in driver or passenger space, e.g. using racks mounted on sun visor
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
- Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ブロー成形された中空のサンバイザ本体が、
サンバイザ本体のほぼ平坦な方の広幅面を形成する第1
の壁部6と、サンバイザ本体の、浴槽形状の凹部7を備
えた方の広幅面を形成する第2の壁部8とを有してお
り、前記凹部7がミラー19を、該ミラー19を保持す
る縁取りフレーム20と一緒に収容している形式の車両
用のサンバイザを改良して、少ない構成部材から成り比
較的簡単に製造可能で、特に形状安定性を有し、さらに
美しい外観も備えるようにする。 【解決手段】 凹部7が底部10と、縁取りフレーム2
0の周囲を取り囲む側壁11とを有しており、これらの
側壁11が、サンバイザ本体のブロー成形時に、前記縁
取りフレーム20の外方凸部の周囲に、該外方凸部を形
状結合的に収容する溝12を形成した状態で成形されて
いる。
サンバイザ本体のほぼ平坦な方の広幅面を形成する第1
の壁部6と、サンバイザ本体の、浴槽形状の凹部7を備
えた方の広幅面を形成する第2の壁部8とを有してお
り、前記凹部7がミラー19を、該ミラー19を保持す
る縁取りフレーム20と一緒に収容している形式の車両
用のサンバイザを改良して、少ない構成部材から成り比
較的簡単に製造可能で、特に形状安定性を有し、さらに
美しい外観も備えるようにする。 【解決手段】 凹部7が底部10と、縁取りフレーム2
0の周囲を取り囲む側壁11とを有しており、これらの
側壁11が、サンバイザ本体のブロー成形時に、前記縁
取りフレーム20の外方凸部の周囲に、該外方凸部を形
状結合的に収容する溝12を形成した状態で成形されて
いる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用のサンバイ
ザであって、ブロー成形された中空のサンバイザ本体を
備えており、該サンバイザ本体が、サンバイザ本体のほ
ぼ平坦な方の広幅面を形成する第1の壁部と、前記サン
バイザ本体の、浴槽形状の凹部を備えた方の広幅面を形
成する第2の壁部とを有しており、前記凹部がミラー
を、該ミラーを保持する縁取りフレームと一緒に収容し
ている形式のものに関する。
ザであって、ブロー成形された中空のサンバイザ本体を
備えており、該サンバイザ本体が、サンバイザ本体のほ
ぼ平坦な方の広幅面を形成する第1の壁部と、前記サン
バイザ本体の、浴槽形状の凹部を備えた方の広幅面を形
成する第2の壁部とを有しており、前記凹部がミラー
を、該ミラーを保持する縁取りフレームと一緒に収容し
ている形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】冒頭に述べた形式のサンバイザは、例え
ばヨーロッパ特許第0401760号明細書により公知
である。多数の単個部材から組み立てられたこの公知の
サンバイザの製造は明らかに手間がかかり、かつコスト
高である。このことは特に、サンバイザ本体にミラーを
配置することに関しても当てはまる。
ばヨーロッパ特許第0401760号明細書により公知
である。多数の単個部材から組み立てられたこの公知の
サンバイザの製造は明らかに手間がかかり、かつコスト
高である。このことは特に、サンバイザ本体にミラーを
配置することに関しても当てはまる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
に述べた形式のサンバイザを改良して、比較的簡単に製
造することができ、少ない構成部材から成り、特に形状
安定性を有し、さらに美しい外観も備えた、車両用のサ
ンバイザを提供することである。
に述べた形式のサンバイザを改良して、比較的簡単に製
造することができ、少ない構成部材から成り、特に形状
安定性を有し、さらに美しい外観も備えた、車両用のサ
ンバイザを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために、本発明の構成では、凹部が底部と、縁取りフ
レームの周囲を取り囲む側壁とを有しており、これらの
側壁が、サンバイザ本体のブロー成形時に、前記縁取り
フレームの外方凸部の周囲に、該外方凸部を形状結合的
に収容する溝を形成した状態で成形されているようにし
た。
るために、本発明の構成では、凹部が底部と、縁取りフ
レームの周囲を取り囲む側壁とを有しており、これらの
側壁が、サンバイザ本体のブロー成形時に、前記縁取り
フレームの外方凸部の周囲に、該外方凸部を形状結合的
に収容する溝を形成した状態で成形されているようにし
た。
【0005】
【発明の効果】本発明によるサンバイザは簡単に製造す
ることができる。なぜならば、もはや、縁取りフレーム
と一緒にミラーを後から固定配置する必要がないからで
ある。むしろその時点ではサンバイザ本体は、部分的に
縁取りフレームを取り囲むように成形される。これによ
り、製造が簡略化されるのみならず、サンバイザ本体の
形状安定性も高められ、またサンバイザ本体の外観もよ
り美しくなる。
ることができる。なぜならば、もはや、縁取りフレーム
と一緒にミラーを後から固定配置する必要がないからで
ある。むしろその時点ではサンバイザ本体は、部分的に
縁取りフレームを取り囲むように成形される。これによ
り、製造が簡略化されるのみならず、サンバイザ本体の
形状安定性も高められ、またサンバイザ本体の外観もよ
り美しくなる。
【0006】請求項2に記載した、本発明のさらに有利
な構成によって、ミラーとミラーフレームとから成る予
め組立て可能なユニットをブロー型ツールに供給するこ
と、ならびにこのユニットに対してサンバイザ本体をブ
ロー成形することが可能であり、前記ユニットによっ
て、サンバイザ本体の一方の広幅面がこのサンバイザ本
体の他方の広幅面に支持されるので、なおさらサンバイ
ザ本体に特別高い強度および剛性が与えられる。
な構成によって、ミラーとミラーフレームとから成る予
め組立て可能なユニットをブロー型ツールに供給するこ
と、ならびにこのユニットに対してサンバイザ本体をブ
ロー成形することが可能であり、前記ユニットによっ
て、サンバイザ本体の一方の広幅面がこのサンバイザ本
体の他方の広幅面に支持されるので、なおさらサンバイ
ザ本体に特別高い強度および剛性が与えられる。
【0007】請求項3には安定化条溝の配置もしく構成
が示されているが、これに加えてこれらの条溝は、開か
れいて、スリーブ形状に構成されていて、ひいては組付
け部材の差込みピンを摩擦結合的に保持するのに極めて
優れて適している。
が示されているが、これに加えてこれらの条溝は、開か
れいて、スリーブ形状に構成されていて、ひいては組付
け部材の差込みピンを摩擦結合的に保持するのに極めて
優れて適している。
【0008】請求項4に記載の手段によって、サンバイ
ザ本体にさらなる利点を与えることができる。なぜなら
ば、ポリプロピレンは特に優れてリサイクルすることが
できるからである。
ザ本体にさらなる利点を与えることができる。なぜなら
ば、ポリプロピレンは特に優れてリサイクルすることが
できるからである。
【0009】請求項5に記載の本発明による構成によれ
ば、装飾材料で以てサンバイザ本体を従来のように被覆
することを省略することができる、という利点が生じ
る。
ば、装飾材料で以てサンバイザ本体を従来のように被覆
することを省略することができる、という利点が生じ
る。
【0010】本発明のさらに有利な構成が、請求項6か
ら9に記載されている。
ら9に記載されている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面につき詳しく説明する。
面につき詳しく説明する。
【0012】本発明によるサンバイザは、ブロー成形さ
れた中空のサンバイザ本体1を有しており、このサンバ
イザ本体1の一方の端部には、有利には公知の特許出願
第19635683.0号の内容に基づき、サンバイザ
軸3を支承するための支承体2が配置されている。他方
の端部領域においては、サンバイザ本体1が対応支承ピ
ン4と一体に、かつ同じ材料から形成されている。サン
バイザを車両ボディに配置するために、サンバイザ軸3
の一端に結合された回転支承ケーシング5と、図示され
ていない対応支承ケーシングとが役立つ。この対応支承
ケーシング内へ前記対応支承ピン4が係止可能である。
れた中空のサンバイザ本体1を有しており、このサンバ
イザ本体1の一方の端部には、有利には公知の特許出願
第19635683.0号の内容に基づき、サンバイザ
軸3を支承するための支承体2が配置されている。他方
の端部領域においては、サンバイザ本体1が対応支承ピ
ン4と一体に、かつ同じ材料から形成されている。サン
バイザを車両ボディに配置するために、サンバイザ軸3
の一端に結合された回転支承ケーシング5と、図示され
ていない対応支承ケーシングとが役立つ。この対応支承
ケーシング内へ前記対応支承ピン4が係止可能である。
【0013】サンバイザ本体1は、このサンバイザ本体
1のほぼ平坦な広幅面を形成する第1の壁部6と、サン
バイザ本体1の、浴槽形状の凹部7を備えた広幅面を形
成する第2の壁部8とを有している。これらの壁部6,
8は環状の丸め付け壁部9を介して互いに移行し合って
いる。浴槽形状の凹部7は底部10および側壁11を有
しており、これらの側壁11は壁部8を底部10と繋い
でいる。側壁11は環状の溝12と一緒に形成されてい
る。浴槽形状の凹部7はほぼ長方形であって、かつ丸く
面取りされた角隅を有しており、この凹部7の底部10
から、サンバイザ本体1の壁部6の内面に支持される条
溝13が延びていて、同様に、より少ない延び深さを有
する別の条溝14も前記底部10から延びている。
1のほぼ平坦な広幅面を形成する第1の壁部6と、サン
バイザ本体1の、浴槽形状の凹部7を備えた広幅面を形
成する第2の壁部8とを有している。これらの壁部6,
8は環状の丸め付け壁部9を介して互いに移行し合って
いる。浴槽形状の凹部7は底部10および側壁11を有
しており、これらの側壁11は壁部8を底部10と繋い
でいる。側壁11は環状の溝12と一緒に形成されてい
る。浴槽形状の凹部7はほぼ長方形であって、かつ丸く
面取りされた角隅を有しており、この凹部7の底部10
から、サンバイザ本体1の壁部6の内面に支持される条
溝13が延びていて、同様に、より少ない延び深さを有
する別の条溝14も前記底部10から延びている。
【0014】サンバイザ本体1は、浴槽形状の凹部7か
らやや間隔を置いて、ボトム16を備えた湾曲部15を
有しており、このボトム16から、互いに垂直に方向付
けられた別の2つの条溝17が延びていて、これらの条
溝17は、サンバイザ本体1の対向して位置する壁部6
の内面に支持される。
らやや間隔を置いて、ボトム16を備えた湾曲部15を
有しており、このボトム16から、互いに垂直に方向付
けられた別の2つの条溝17が延びていて、これらの条
溝17は、サンバイザ本体1の対向して位置する壁部6
の内面に支持される。
【0015】サンバイザ本体1は、有利には、グレイン
(Narbung)18を有する表面構造を備えた、ポリプロピ
レン材料から形成されたブロー成形体である。
(Narbung)18を有する表面構造を備えた、ポリプロピ
レン材料から形成されたブロー成形体である。
【0016】浴槽形状の凹部7内には組込みユニットが
配置されており、この組込みユニットは、少なくとも1
つのミラー19と、このミラー19を保持する縁取りフ
レーム20とを有し、有利には旋回蓋21も有してい
る。ミラー19はガラスミラーであって、このガラスミ
ラーは後方に、従来の形式の破砕防護装置(Splittersch
utzeinrichtung)(図示せず)を支持している。
配置されており、この組込みユニットは、少なくとも1
つのミラー19と、このミラー19を保持する縁取りフ
レーム20とを有し、有利には旋回蓋21も有してい
る。ミラー19はガラスミラーであって、このガラスミ
ラーは後方に、従来の形式の破砕防護装置(Splittersch
utzeinrichtung)(図示せず)を支持している。
【0017】ミラー19を保持する縁取りフレーム20
は、収容切欠き22を備えた一種のカセット(Kassette)
の形式で形成されており、この収容切欠き22はフレー
ム脚部に沿って、ミラー19を差し込むために開口して
いる。縁取りフレーム20は、底部として、1つの長手
方向リブ23と、この長手方向リブ23に交差する2つ
の横方向リブ24とを有している。ミラー19は、長手
方向リブ23と横方向リブ24とに支持される。有利に
はプラスチック射出成形部分として形成された縁取りフ
レーム20の横方向リブ24に、ミラー19から離反す
る垂直方向に方向付けられたリブ25が、斜めに方向付
けられて一体成形されている。
は、収容切欠き22を備えた一種のカセット(Kassette)
の形式で形成されており、この収容切欠き22はフレー
ム脚部に沿って、ミラー19を差し込むために開口して
いる。縁取りフレーム20は、底部として、1つの長手
方向リブ23と、この長手方向リブ23に交差する2つ
の横方向リブ24とを有している。ミラー19は、長手
方向リブ23と横方向リブ24とに支持される。有利に
はプラスチック射出成形部分として形成された縁取りフ
レーム20の横方向リブ24に、ミラー19から離反す
る垂直方向に方向付けられたリブ25が、斜めに方向付
けられて一体成形されている。
【0018】縁取りフレーム20は、さらに、この縁取
りフレーム20の一方の長手方向脚部に一体成形された
ヒンジフック26を有しており、これらのヒンジフック
26は、縁部で開いた切欠き28を架橋するように旋回
蓋21に一体成形された支承ピン27に引っ掛けるため
に役立つ。旋回蓋21は、この旋回蓋21に一体成形さ
れたセグメント体29を有しており、これらのセグメン
ト体29はミラー19上で滑動し、かつ旋回蓋21を、
ミラー19を解放する位置と、該ミラー19をカバーす
る位置とに保持するために役立つ。
りフレーム20の一方の長手方向脚部に一体成形された
ヒンジフック26を有しており、これらのヒンジフック
26は、縁部で開いた切欠き28を架橋するように旋回
蓋21に一体成形された支承ピン27に引っ掛けるため
に役立つ。旋回蓋21は、この旋回蓋21に一体成形さ
れたセグメント体29を有しており、これらのセグメン
ト体29はミラー19上で滑動し、かつ旋回蓋21を、
ミラー19を解放する位置と、該ミラー19をカバーす
る位置とに保持するために役立つ。
【0019】縁取りフレーム20は、段状の段部30か
ら延びる凸部31で以て環状に形成されており、この凸
部31は、サンバイザ本体1の溝12内に形状結合的に
収容される。
ら延びる凸部31で以て環状に形成されており、この凸
部31は、サンバイザ本体1の溝12内に形状結合的に
収容される。
【0020】ミラー19と縁取りフレーム20とは、組
み立てられ、サンバイザ本体1に結合される。この結合
を形成するためにはしかし、従来の接着技術、溶接技
術、ねじ結合技術または固着技術が使用されるのではな
く、サンバイザ本体1を製造する際に直接に、変形加工
することによって前記結合が形成される。サンバイザ本
体1を製造する際には、二部構造のブロー型ツールが使
用され、このブロー型ツールの両型半部は、熱可塑性材
料、有利にはポリプロピレンから成る押出し成形された
シートチューブ(Folienschlauch)の区分を収容すること
ができるようにするために、引き離されている。開かれ
たブロー型内へこのシートチューブを挿入する際、また
は挿入する前に、ミラー19と縁取りフレーム20とか
ら形成されたユニットが、一方のブロー型半部の内面に
おける正確に予め規定された箇所に位置決めされ、かつ
保持手段によって保持されるので、前記ユニットはブロ
ー型キャビティの一部を成し、空気を吹き込むことによ
ってこのブロー型キャビティの内壁に対してシートチュ
ーブがブロー成形される。シートチューブはブロー成形
時には、材料の融点に達する直前まで加熱され、ひいて
は、図6および図7に特に明瞭に示したように、凸部3
1を、条溝13,14と同様に、成形することができ
る。シートチューブ材料を冷却かつ硬化させた後、ミラ
ー19を支持する縁取りフレーム20に十分に形状結合
的かつ解離不能に結合されたサンバイザ本体1が得られ
る。
み立てられ、サンバイザ本体1に結合される。この結合
を形成するためにはしかし、従来の接着技術、溶接技
術、ねじ結合技術または固着技術が使用されるのではな
く、サンバイザ本体1を製造する際に直接に、変形加工
することによって前記結合が形成される。サンバイザ本
体1を製造する際には、二部構造のブロー型ツールが使
用され、このブロー型ツールの両型半部は、熱可塑性材
料、有利にはポリプロピレンから成る押出し成形された
シートチューブ(Folienschlauch)の区分を収容すること
ができるようにするために、引き離されている。開かれ
たブロー型内へこのシートチューブを挿入する際、また
は挿入する前に、ミラー19と縁取りフレーム20とか
ら形成されたユニットが、一方のブロー型半部の内面に
おける正確に予め規定された箇所に位置決めされ、かつ
保持手段によって保持されるので、前記ユニットはブロ
ー型キャビティの一部を成し、空気を吹き込むことによ
ってこのブロー型キャビティの内壁に対してシートチュ
ーブがブロー成形される。シートチューブはブロー成形
時には、材料の融点に達する直前まで加熱され、ひいて
は、図6および図7に特に明瞭に示したように、凸部3
1を、条溝13,14と同様に、成形することができ
る。シートチューブ材料を冷却かつ硬化させた後、ミラ
ー19を支持する縁取りフレーム20に十分に形状結合
的かつ解離不能に結合されたサンバイザ本体1が得られ
る。
【0021】後から行われる作業段階で旋回蓋21をヒ
ンジフック26へ引っ掛けるが、このような作業段階を
既に、縁取りフレーム20をサンバイザ本体1に結合す
る前に行うこともできる。
ンジフック26へ引っ掛けるが、このような作業段階を
既に、縁取りフレーム20をサンバイザ本体1に結合す
る前に行うこともできる。
【0022】後から行われる作業段階で、チケット挟み
32等の形状を有する組付け部材をサンバイザ本体1に
取り付けることもでき、このチケット挟み32は、湾曲
部15の領域に配置されるようになっていて、両条溝1
7内に摩擦結合的に保持されるピン33を介して固定さ
れる。これらのピン33に設けられたばね弾性的な隆起
部34によって、固定性能がさらに高められる。
32等の形状を有する組付け部材をサンバイザ本体1に
取り付けることもでき、このチケット挟み32は、湾曲
部15の領域に配置されるようになっていて、両条溝1
7内に摩擦結合的に保持されるピン33を介して固定さ
れる。これらのピン33に設けられたばね弾性的な隆起
部34によって、固定性能がさらに高められる。
【図1】ミラーと縁取りフレームとを備えたサンバイザ
本体の図である。
本体の図である。
【図2】旋回蓋とチケット挟みとを備えたサンバイザ本
体の図である。
体の図である。
【図3】開放位置にある旋回蓋を備えたサンバイザ本体
の図である。
の図である。
【図4】ミラーおよび縁取りフレームの斜視図である。
【図5】旋回蓋の斜視図である。
【図6】図1のA−A線に沿って断面した図である。
【図7】図2のB−B線に沿って断面した図である。
【図8】図3のC−C線に沿って断面した図である。
【図9】図1のD−D線に沿って断面した図である。
【図10】図2のE−E線に沿って断面した図である。
1 サンバイザ本体、 2 支承体、 3 サンバイザ
軸、 4 対応支承ピン、 5 回転支承ケーシング、
6 壁部、 7 凹部、 8 壁部、 9丸め付け壁
部、 10 底部、 11 側壁、 12 溝、 1
3,14 条溝、 15 湾曲部、 16 ボトム、
17 条溝、 18 グレイン、 19ミラー、 20
縁取りフレーム、 21 旋回蓋、 22 収容切欠
き、23 長手方向リブ、 24 横方向リブ、 25
リブ、 26 ヒンジフック、 27 支承ピン、
28 切欠き、 29 セグメント体、 30 段部、
31 凸部、 32 チケット挟み、 33 ピン、
34 隆起部
軸、 4 対応支承ピン、 5 回転支承ケーシング、
6 壁部、 7 凹部、 8 壁部、 9丸め付け壁
部、 10 底部、 11 側壁、 12 溝、 1
3,14 条溝、 15 湾曲部、 16 ボトム、
17 条溝、 18 グレイン、 19ミラー、 20
縁取りフレーム、 21 旋回蓋、 22 収容切欠
き、23 長手方向リブ、 24 横方向リブ、 25
リブ、 26 ヒンジフック、 27 支承ピン、
28 切欠き、 29 セグメント体、 30 段部、
31 凸部、 32 チケット挟み、 33 ピン、
34 隆起部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 パトリック ウェルター フランス国 ラ シャンブル リュ プリ ンシパル 12
Claims (9)
- 【請求項1】 車両用のサンバイザであって、ブロー成
形された中空のサンバイザ本体(1)を備えており、該
サンバイザ本体(1)が、サンバイザ本体(1)のほぼ
平坦な方の広幅面を形成する第1の壁部(6)と、前記
サンバイザ本体(1)の、浴槽形状の凹部(7)を備え
た方の広幅面を形成する第2の壁部(8)とを有してお
り、前記凹部(7)がミラー(19)を、該ミラー(1
9)を保持する縁取りフレーム(20)と一緒に収容し
ている形式のものにおいて、 凹部(7)が底部(10)と、縁取りフレーム(20)
の周囲を取り囲む側壁(11)とを有しており、これら
の側壁(11)が、サンバイザ本体(1)のブロー成形
時に、前記縁取りフレーム(20)の外方凸部(31)
の周囲に、該外方凸部(31)を形状結合的に収容する
溝(12)を形成した状態で成形されていることを特徴
とする、車両用のサンバイザ。 - 【請求項2】 縁取りフレーム(20)が、ミラー縁部
を取り囲んで係合する、少なくとも脚部に沿って開いた
収容切欠き(22)と、ミラー(19)を後方から支持
するための、フレーム開口を横断する、水平方向に方向
付けられたリブ(23,24)とを有しており、水平方
向に方向付けられたリブ(24)に、前記ミラー(1
9)から離反する垂直方向に方向付けられたリブ(2
5)が配置されていて、これらのリブ(25)の周囲
に、サンバイザ本体(1)のブロー成形時に、凹部
(7)の底部(10)を形成する材料が成形され、リブ
(25)は前記材料を介在してサンバイザ本体(1)の
ほぼ平坦な広幅面(6)の内面に支持される、請求項1
記載のサンバイザ。 - 【請求項3】 サンバイザ本体(1)が条溝(17)と
一緒に形成されており、これらの条溝(17)が、前記
サンバイザ本体(1)の一方の広幅面の外側から、また
は、該広幅面の湾曲部(15)のボトム(16)から、
対向して位置する方の広幅面の内面に当接するまで延在
しており、条溝(17)が、前記サンバイザ本体(1)
を安定させるためにも、チケット挟み(32)のような
少なくとも1つの接続部材の差込みピン(33)を収容
するためにも設けられている、請求項1または2記載の
サンバイザ。 - 【請求項4】 サンバイザ本体(1)がポリプロピレン
材料から成っている、請求項1から3までのいずれか1
項記載のサンバイザ。 - 【請求項5】 サンバイザ本体(1)が、レザーグレイ
ンのような表面グレイン(18)を有している、請求項
1から4までのいずれか1項記載のサンバイザ。 - 【請求項6】 縁取りフレーム(20)に、ミラー(1
9)を非使用時にカバーする旋回蓋(21)が枢着され
ている、請求項1から5までのいずれか1項記載のサン
バイザ。 - 【請求項7】 旋回蓋(21)が長手方向縁部におい
て、それぞれ1つの支承ピン(27)によって横断され
た、縁部で開いた切欠き(28)によって中断されてお
り、支承ピン(27)が、縁取りフレーム(20)に設
けられたヒンジフック(26)と協働しており、前記旋
回蓋(21)が、ミラー(19)上で滑動するセグメン
ト体(29)を有していて、これらのセグメント体(2
9)が前記旋回蓋(21)を開閉位置にそれぞれ保持す
ることを特徴とする、請求項1から6までのいずれか1
項記載のサンバイザ。 - 【請求項8】 サンバイザ本体(1)と、縁取りフレー
ム(20)と、旋回蓋(21)と、場合によってはチケ
ット挟み(32)とが、色彩に関して、車両内装に調和
させられている、請求項1から7までのいずれか1項記
載のサンバイザ。 - 【請求項9】 縁取りフレーム(20)、旋回蓋(2
1)ならびにチケット挟み(32)がそれぞれ、プラス
チック射出成形部分として形成されている、請求項1か
ら8までのいずれか1項記載のサンバイザ。
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---|---|---|---|
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DE19732257A DE19732257A1 (de) | 1997-07-26 | 1997-07-26 | Sonnenblende für Fahrzeuge |
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---|---|
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
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JP (1) | JPH11165536A (ja) |
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JPH08268057A (ja) * | 1995-03-28 | 1996-10-15 | Hayashi Gijutsu Kenkyusho:Kk | 鏡付サンバイザーの成形方法およびサンバイザー |
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