JPH11165493A - 建築用テンプレート - Google Patents

建築用テンプレート

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JPH11165493A
JPH11165493A JP34846897A JP34846897A JPH11165493A JP H11165493 A JPH11165493 A JP H11165493A JP 34846897 A JP34846897 A JP 34846897A JP 34846897 A JP34846897 A JP 34846897A JP H11165493 A JPH11165493 A JP H11165493A
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JP
Japan
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roof
symbol
drilling
architectural
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JP34846897A
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Inventor
Chieko Kamiyama
千恵子 神山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建築用の図面作成、及び、建築現場にて建築
用図面を解り易く然も正確に修正できる建築用テンプレ
ートを提供する。 【解決手段】 ベース板20上方に異なる形状の屋根穿
設記号11・・・を集約して設ける。ベース板20下方
にギリシャ文字記号12B、数字、英字及び加減乗除、
ルート、カッコ、パーセント等の文字穿設記号12、1
2Aを集約して設ける。屋根穿設記号11・・・と文字
穿設記号12・・間に所定の間隔で平行に水平基準線1
3、13を印刷する。水平基準線13、13間に所定の
間隔で複数の異なる角度の斜線穿設記号14を設ける。
斜線穿設記号14に対応して三角形穿設記号15を設け
る。斜線穿設記号14の側方に屋根23などの傾斜を測
定する屋根勾配確認定規17を印刷する。ベース板20
の周囲辺20Aに縮尺率の異なる縮尺スケールS1・・
・を印刷する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は建築用製図具に関
し、特に、建築用図面で関連する記号を集約し、且つ相
互に対応する記号を対応させて設けた建築用テンプレー
トに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来建物の建築用の設計図面を描くため
に使用する建築用テンプレートは、基本設計における配
置図から、実施設計における各種意匠図、構造図や設備
図に至るまでの、数多くの建築用図面が、色々な記号が
設けられた複数のテンプレート及びドラフター等によっ
て描かれている。近年ではCAD(コンピューターによ
る設計図面作成)による図面作成が行なわれるようにな
ってきており、CADを使用すると建築用図面を正確
に、且つ迅速に描くことができるが、CADのモニター
画面で建築用図面の全体表示を行なうと、全体は小さく
て見難いため、現在でもドラフターが多く使用されてい
る。
【0003】また、ドラフターで多数の建築用図面を描
く場合、図面作成に多大の労力と時間が費やされる。そ
こで、特開平2−204098号公報(B43L13/
20)に示される如く、建築用図面に印刷された基準線
を基に建築関係の表示記号を描くことのできる穿設記号
を組み合わせて配置し、これによりドラフターにて描く
建築用図面を正確に、且つ迅速に描くと共に建築用図の
面作成に費やされる多大な労力と時間とを低減してい
た。
【0004】係る、建築用テンプレートには例えばJI
Sの建築用図面通りに設定されている平面表示記号や材
料表示記号の他、業界で慣習的に用いられている表示記
号、或いは、特定の建築業者が独自に工夫して用いてい
る表示記号を、基準線によってそれぞれ位置を合わせる
だけで複数の記号を組み合わせて描けるようにしてい
た。また、類似形状の穿設記号をまとめて配列し、使用
する頻度が高い2つ以上の穿設記号を相互に近接して組
み合わせて配置し建築用図面作成の多大な労力と時間を
低減していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、建築用
図面上で必要とされる複数のテンプレートの中には、商
業系採光斜線、工業系採光斜線、住居系採光斜線・商工
業系隣地斜線制限、商工業系斜線制限及び住居系斜線制
限・住居系隣地斜線制限・北側斜線制限等などを記載し
なければならなかったが、それらの斜線や、制限などを
設けた建築用テンプレートは見受けられなかった。そこ
で、定規で寸法を計ってそれらの斜線を描くと共に、斜
線の近傍には、描いた斜線に対応した三角形の穿設記号
を、定規を用いて描いていた。このため、それらの記号
を描くのに多大な時間がかかり面倒で煩わしい問題があ
った。
【0006】また、各種建築用テンプレートにはアルフ
ァベット或いは数字等は設けられていたが、比較的使用
する加減乗除記号、ルート記号、カッコ記号、パーセン
ト記号等がなく、それらを手書きで行なっていたため、
建築用図面が見難くなってしまう問題があった。
【0007】また、古い建築用設計図及び既存の建築用
設計図に屋根の傾斜が記入されていなくて解らないとき
その傾斜を調べるにはいちいち分度器を使用していた。
このため、屋根の傾斜を測定する際、格別に分度器を用
意しなければならない問題があった。
【0008】また、建築現場にて一度描いた建築用図面
を修正しなければならない場合もあった。係る建築用図
面を一度設計事務所に持ち帰って修正を行なっていたの
では時間がかかってしまうため、現場にて建築用図面の
修正を行なっていた。この場合、建築現場では分度器及
び定規等を用いて一度描いた建築用図面を基に修正を行
なっていたので、完成図面が不正確で解り難くなってし
まう問題があった。
【0009】本発明は、係る従来技術の課題を解決する
ために成されたものであり、建築用の図面作成、及び、
建築現場にて建築用図面を解り易く、然も、正確に修正
できる建築用テンプレートを提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】即ち、請求項1の発明の
建築用テンプレートは、ベース板に表示された基準線
と、この基準線に沿って所定の間隔で設けられ、それぞ
れ異なる角度に設定された複数の斜線穿設記号と、各斜
線穿設記号にそれぞれ対応して基準線に沿って設けら
れ、対応する斜線穿設記号に関係する形状に設定された
複数の三角形穿設記号とを備えたものである。
【0011】また、請求項2の建築用テンプレートは請
求項1に加えて、屋根の傾斜を測定する斜線計測部を設
けたものである。
【0012】また、請求項3の建築用テンプレートは請
求項1又は請求項2に加えて、異なる傾斜の屋根穿設記
号を複数設けたものである。
【0013】更に、請求項4の建築用テンプレートは請
求項1、請求項2又は請求項3に加えて、文字穿設記号
を設けたものである。
【0014】更にまた、請求項5の建築用テンプレート
は請求項1、請求項2、請求項3又は請求項4に加えて
ベース板の周囲辺に縮尺率の異なる縮尺スケールを印刷
したものである。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、図面に基づき本発明の実施
例を詳述する。図1は本発明の建築用テンプレート10
の平面図、図2は斜線穿設記号14、三角形穿設記号1
5及び屋根勾配確認定規17の拡大図、図3は本発明の
建築用テンプレート10を利用した建築用図面の一部拡
大図を示している。
【0016】建築用テンプレート10は、建物の平面関
係の建築用図面作成、及び、一度作成した建築用図面の
修正等に使用するためのもので、横約280mm、縦約
150mm、厚さ約1mmの薄いグリーン色等を施した
アクリル板、或いは、ABS樹板等の合成樹脂でできた
ベース板20と、このベース板20に集約して設けられ
た屋根穿設記号11と、文字穿設記号12と、斜線穿設
記号14と、三角形穿設記号15と、斜線計測部と、ベ
ース板20の周囲辺20Aに印刷されたスケールS1・
・・とから構成されている。
【0017】ベース板20の上側には屋根23の勾配に
合致した記号を描くための複数の屋根穿設記号11が横
2列に集約して設けられている。この屋根穿設記号11
・・・は略定められた屋根23の傾斜に対応した記号を
描くもので、上列には左から右側へ1:10、2:10
・・・、15:10と屋根穿設記号11・・・が寸法順
に設けられると共に、それら屋根穿設記号11・・・の
横と上側に、各屋根穿設記号11・・・対応した表示数
字21が印刷されている。また、それらの下列には左か
ら右側へ0.5:10、1.5:10・・・14.5:
10と寸法順に屋根穿設記号11・・・が設けられると
共に、それら屋根穿設記号11・・・にも対応した表示
数字21が横と上側に印刷されている。
【0018】係る、下列の屋根穿設記号11(0.5:
10)の上列には0.5ポイント大きな屋根穿設記号1
1(1:10)が対応して設けられている。そしてベー
ス板20の上側に横2列に集約して設けた屋根穿設記号
11・・・は、上列の左側より右方向に寸法順に1ポイ
ントずつ大きく設けられると共に、下列の左側より右方
向に寸法順に1ポイントずつ大きくして設けられてい
る。
【0019】即ち、ベース板20の上側に集約して設け
た屋根穿設記号11・・・は上列に左側より右側へ1ポ
イントずつ大きく設けると共に下列には上列より0.5
ポイント小さい屋根穿設記号11・・・を集約して設け
ている。これにより任意の屋根穿設記号11を容易に探
せるように構成すると共に、これらの屋根穿設記号11
・・・内に鉛筆(この場合鉛筆の芯の太さ約0.5m
m)を沿わせて描けるように構成されている。
【0020】また、ベース板20の下側には文字穿設記
号12が集約して複数列(この場合4列)設けられてい
る。係る4列の文字穿設記号12の最下列には建築用図
面の作成で頻繁に使用される小文字のギリシャ文字記号
12Bが左側より右方向にα、β、γ・・・と順に設け
られると共に、ギリシャ文字記号12B列の上側には小
文字のアルファベットが左側より右方向にa、b、c・
・・と順に設けられている。また、その上列には大文字
のアルファベットが左側より右方向にA、B、C・・・
と順に設けられると共に、最上列には数字が左側より右
方向に1、2、3・・・と順に設けられている。尚、数
字の側方(この場合右側)には、加減乗除、ルート、カ
ッコ、パーセント等の文字穿設記号12A・・・が設け
られている。
【0021】即ち、ベース板20の下側に横4列に集約
して設けられた文字穿設記号12は、最下列に小文字の
ギリシャ文字記号12Bを左側より右方向に文字順に、
その上側に小文字のアルファベットを左側より右方向に
文字順に、その上側に大文字のアルファベットを左側よ
り右方向に文字順に、最上列に数字を左側より右方向に
数字順に設けられると共に、数字の側方(この場合右
側)に、加減乗除、ルート、カッコ、パーセント等の文
字穿設記号12Aが集約して設けられている。
【0022】これにより、文字穿設記号12、12Aを
容易に探し易くすると共に、大文字、小文字のアルファ
ベット及び数字等の他に、従来の建築用テンプレートに
は設けられていなかったギリシャ文字記号12B、加減
乗除、ルート、カッコ、パーセント等の文字穿設記号1
2Aを鉛筆で迅速に綺麗に描ける(この場合も、前述同
様各文字穿設記号12・・・内に鉛筆を沿わせて表示記
号を描く)ようにしている。
【0023】また、ベース板20の上側に設けた屋根穿
設記号11と下側に設けた文字穿設記号12の間には所
定の間隔を存して上下に基準線としての水平基準線1
3、13が平行に印刷されており、この水平基準線1
3、13の間に上下方向右上がり斜め、或いは、左上が
り斜め(この場合右上がり斜め)に斜線穿設記号14が
複数集約して設けられている。これらの斜線穿設記号1
4・・・は建物22を建てるときの建築用図面作成に用
いられるもので、例えば建築基準に従って商業系採光斜
線14A、工業系採光斜線14B、住居系採光斜線・商
工業系隣地斜線制限14C、商工業系斜線制限14D及
び住居系斜線制限・住居系隣地斜線制限・北側斜線制限
14E等が設けられている。尚、これらは建築法により
住居等を建てる周囲の条件等によって斜線角度が定めら
れている。
【0024】係る斜線穿設記号14・・・は上下に平行
に設けられた水平基準線13、13間に所定の間隔で設
けられ、建築用図面に斜線を描けるように構成されてい
る。係る斜線穿設記号14・・・は左側より商業系採光
斜線「(2/10)・1:5」14A、工業系採光斜線
「(2.5/10)・1:4」14B、住居系採光斜線
(4/10)・商工業系隣地斜線制限「1:2.5」1
4C、商工業系斜線制限(1:1.5)14D及び住居
系斜線制限(1:1.25)・住居系隣地斜線制限、北
側斜線制限14E等が設けられている。尚、斜線穿設記
号14の上下には水平基準線13、13に直角に交わる
基準線として垂直基準線13Aと、これら水平基準線1
3、13と垂直基準線13Aの交点を基準点19とする
円13Bが印刷されている。
【0025】また、斜線穿設記号14の商業系採光斜線
14Aには1:5の三角形穿設記号15A、工業系採光
斜線14Bには1:4の三角形穿設記号15B、住居系
採光斜線・商工業系隣地斜線制限14Cには1:1.2
5の三角形穿設記号15C、商工業系斜線制限14Dに
は三角形穿設記号15D、及び、住居系斜線制限・住居
系隣地斜線制限、北側斜線制限14Eには1:1.25
の三角形穿設記号15Eがそれぞれ対応して設けられて
いる。また、それぞれの三角形穿設記号15A、15
B、15C、15D、15Eの横と上側には対応した数
字が印刷されている。
【0026】即ち、ベース板20横方向に平行に印刷さ
れた水平基準線13、13の間に上下方向右上がり斜め
に斜線穿設記号14(14A、14B、14C、14
D、14E)が集約して複数設けられ、これらの各斜線
穿設記号14・・・に対応してそれぞれ三角形穿設記号
15(15A、15B、15C、15D、15E)が設
けられると共に、各斜線穿設記号14・・・と各三角形
穿設記号15・・・はそれぞれ対応して設けられてい
る。これにより、図示しない建築用図面に描かれた水平
線に水平基準線13を合わせると共に、基準点19を基
準に斜線穿設記号14を鉛筆で描いた後、建築用テンプ
レート10を移動することなく描いた斜線穿設記号14
に対応した三角形穿設記号15を描くことができる。
【0027】係る建築用図面に例えば住居系斜線制限・
住居系隣地斜線制限、北側斜線制限14Eの斜線に対応
する三角形穿設記号15Eを描く場合、図3点線に示す
如く2階建ての建物22は住居系斜線制限・住居系隣地
斜線制限、北側斜線制限14E線と上側の水平基準線1
3にかかってしまう。この場合、実線に示す平屋建ての
建物22で図面を描くか、或いは、建物22を住居系斜
線制限・住居系隣地斜線制限、北側斜線制限14E線に
かからない箇所、即ち、道路24より所定距離離間した
箇所に建物22を描き、住居系斜線制限・住居系隣地斜
線制限、北側斜線制限14Eを鉛筆で描いた後、建築用
テンプレート10を移動することなく対応する三角形穿
設記号15Eを描くことができる。
【0028】また、斜線穿設記号14の側方(この場合
右側)には斜線計測部として屋根勾配確認定規17が印
刷されている。この屋根勾配確認定規17は建築用図面
に描かれた屋根23の傾斜を計測(この場合天井など測
定しても良い)するもので、下側に設けた水平基準線1
3に垂直基準線13Aが印刷されると共に、この水平基
準線13と垂直基準線13Aの交点を基準点19とする
円13Bが印刷されている。
【0029】そして、基準点19を中心に複数の計測線
17Aが放射状に所定の間隔で印刷されている。そし
て、計測線17A・・・の縁部近傍にはそれぞれの計測
線17A・・・に対応して対応数字21A・・・が印刷
されている。この対応数字21A・・・は前記屋根穿設
記号11の横に印刷した右側横の表示数字21に対応し
て印刷されており、これにより屋根勾配確認定規17に
印刷した計測線17Aと屋根穿設記号11とを対応させ
ている。
【0030】即ち、建築用図面に描かれた屋根23の勾
配が屋根勾配確認定規17に印刷した計測線17Aと合
致した場合、合致した計測線17Aの縁部近傍の対応数
字21Aと、前記屋根穿設記号11横の表示数字21と
を対比することにより、一致した屋根穿設記号11の屋
根23の傾斜が描かれていることとなる。これにより、
古い建築用設計図及び既存の建築用設計図に描かれた屋
根23などで、傾斜が解らない場合でも、ベース板20
に印刷した屋根勾配確認定規17を当て、屋根23を描
いた傾斜線と一致した計測線17Aの先の対応数字21
Aを読み取り屋根穿設記号11と対比するだけで、屋根
23の傾斜を容易に計測することが可能となる。
【0031】尚、屋根勾配確認定規17の下側で文字穿
設記号12の側方(この場合右側)には丸形、三角形、
四角形などの大小様々の多種穿設記号18が1mm〜9
mmで1mm間隔の寸法順に集約して設けられており、
この場合も、それらの図形を容易に描くことが可能に構
成されている。これら多種穿設記号(各丸形、三角形、
四角形等)18近傍にそれぞれ大きさを示す数字、及
び、中心位置決め用の基準線を印刷しても差し支えな
い。尚、丸形と文字穿設記号12Aの間には4種類の菱
形の多種穿設記号18が設けられている。
【0032】一方、ベース板20の周囲辺20Aにはそ
れぞれ異なる縮尺率の縮尺スケールS1、S2、S3、
S4、S5、S6、S7が印刷されている。そして、ベ
ース板20の上辺左側にISO標準寸法の1/100の
縮尺スケールS1が印刷され、その右側には1/600
の縮尺スケールS2が印刷されると共に、右辺上側には
1/400の縮尺スケールS3が印刷され、その下側に
は1/300の縮尺スケールS4が印刷されている。ま
た、下辺右側には1/500の縮尺スケールS5が印刷
され、その左側には1/200の縮尺スケールS6が印
刷されると共に左辺には1/250の縮尺スケールS7
が印刷されている。尚、ベース板20の右辺略中央を内
側に「く」の字に形成して縮尺スケールS3、S4を所
定寸法の長さ印刷している。
【0033】また、縮尺スケールS1は1500mm、
縮尺スケールS2は45000mm、縮尺スケールS3
は12000mm、縮尺スケールS4は7500mm、
縮尺スケールS5は65000mm、縮尺スケールS6
は6000mm、縮尺スケールS7は7500mmまで
の寸法を描けるように印刷されている。即ち、建築用図
面で通常使用される縮尺スケールS1、S2、S3、S
4、S5、S6、S7がベース板20の周囲辺20Aに
印刷されており、これにより、格別な三角縮尺スケール
(図示せず)に持ち変えることなく、屋根穿設記号1
1、斜線穿設記号14及び三角形穿設記号15を描きな
がら必要に応じて所定の縮尺線を描くことができる。
【0034】このように、建築用テンプレート10には
異なる傾斜の屋根23に対応した三角の屋根穿設記号1
1と、アルファベット、数字及び加減乗除、ルート、カ
ッコ、パーセント等の文字穿設記号12と、斜線穿設記
号14及び斜線穿設記号14に対応した三角形穿設記号
15と、屋根勾配確認定規17、及び、菱形、丸形、三
角形、四角形などの大小様々の多種穿設記号18を設け
ている。また、屋根穿設記号11は上列の左側より右方
向に寸法順にそれぞれ0.5ポイントずつ大きくした屋
根穿設記号11を集約して設けている。これにより、任
意の傾斜を呈した屋根23の屋根穿設記号11を容易に
探すことができると共に、鉛筆を屋根穿設記号11に沿
わせて記号を描くことができ、大幅に利便性を向上させ
ることができる。
【0035】また、文字穿設記号12を複数列(この場
合3列)に集約して設けており、この文字穿設記号12
の下列には小文字のアルファベット、中列には大文字の
アルファベット、上列には数字とその右側に加減乗除、
ルート、カッコ、パーセント等の文字穿設記号12Aを
集約して設けている。これにより、従来の建築用テンプ
レート10には設けられていなかった加減乗除、ルー
ト、カッコ、パーセント等の文字穿設記号12Aに鉛筆
を沿わせ迅速に綺麗に描くことができ、大幅に利便性を
向上させることができる。
【0036】また、屋根穿設記号11と文字穿設記号1
2の間に斜線穿設記号14を集約して複数設けると共
に、これらの各斜線穿設記号14に対応してそれぞれ三
角形穿設記号15を設けている。係る場合各斜線穿設記
号14と各三角形穿設記号15を対応させているので、
建築用図面の所定位置に水平基準線13と基準点19を
合わせて斜線穿設記号14を描くだけで、建築用テンプ
レート10を動かさずにその斜線に対応する三角形穿設
記号15を斜線に対応する位置に描くことが可能とな
る。従って、熟練を必要とせず初心者でも容易に斜線穿
設記号14とこの斜線穿設記号14に対応する三角形穿
設記号15を描くことができ、極めて実用的効果の大な
るものである。
【0037】また、斜線穿設記号14の右側に屋根勾配
確認定規17を設けており、この屋根勾配確認定規17
は下側の水平基準線13を中心に複数の計測線17Aを
放射状に印刷している。これにより、古い建築用設計図
及び既存の建築用設計図に描かれた屋根23などの傾斜
が記載されていなくて解らない場合でも、建築用テンプ
レート10の他に格別な分度器等を用いることなく容易
にそれら図面に描かれた屋根23などの傾斜を計測する
ことが可能となる。
【0038】これにより、建築用テンプレート10を他
の分度器などに持ち替える煩わしさも解消されると共
に、図面修正も容易に行なうことができる。従って、建
築用テンプレート10だけで、それら古い建築用設計図
及び既存の建築用設計図の屋根23傾斜の傾斜を確認す
ることができると共に、図面修正も容易に行なうことが
でき大幅に利便性を向上することが可能となる。
【0039】また、ベース板20の周囲辺20Aに縮尺
率の異なる縮尺スケールS1、S2、S3、S4、S
5、S6、S7を印刷しているので、建築用図面に建築
用テンプレート10を用いて屋根穿設記号11、斜線穿
設記号14及び三角形穿設記号15を描いているときで
も、格別な三角縮尺スケールに持ち変えることなく、必
要に応じて所定の縮尺線を描くことができ、大幅に利便
性を向上することが可能となる。
【0040】
【発明の効果】以上詳述した如く請求項1の発明によれ
ば、ベース板に表示された基準線と、この基準線に沿っ
て所定の間隔で設けられ、それぞれ異なる角度に設定さ
れた複数の斜線穿設記号と、各斜線穿設記号にそれぞれ
対応して基準線に沿って設けられ、対応する斜線穿設記
号に関係する形状に設定された複数の三角形穿設記号と
を備えているので、例えば任意の傾斜の道路斜線や、隣
地斜線、北側斜線等や採光斜線などに対応する斜線穿設
記号を容易に描くことができる。これにより、図面に任
意の斜線穿設記号を合わせるだけでそれらの斜線を描く
ことができると共に、斜線穿設記号に対応する三角形穿
設記号を描くことが可能となる。従って、熟練を必要と
せずに初心者でも容易に斜線穿設記号とこの斜線穿設記
号に対応する三角形穿設記号を描くことができるように
なり、極めて実用的効果の大なるものとなる。
【0041】また、請求項2の発明によれば、上記に加
えて屋根23の傾斜を測定する斜線計測部を設けている
ので、例えば古い建築用設計図及び既存の建築用設計図
に屋根(図示せず)の傾斜が記載されていなくて解らな
いときでも、建築用テンプレートに設けた斜線計測部を
合わせるだけでそれらの傾斜を確認することが可能とな
る。これにより、古い建築用設計図及び既存の建築用設
計図に屋根傾斜が記載されていなくて解らない場合、建
築用テンプレートの他に格別な分度器を用意しておく煩
わしさも解消される。従って、建築用テンプレートだけ
で、それら古い建築用設計図及び既存の建築用設計図に
描かれた屋根の傾斜を確認することができると共に、図
面修正も容易に行なうことができ大幅に利便性を向上す
ることができるようになるものである。
【0042】また、請求項3の発明によれば請求項1又
は請求項2に加えて、異なる傾斜の屋根穿設記号を複数
設けているので、異なる傾斜の屋根穿設記号を容易に描
くことができる。これにより、屋根穿設記号を選択して
描くだけで所定の形状の屋根穿設記号を迅速に、且つ、
綺麗に描くことが可能となる。従って、従来のように定
規等を使用する煩わしさが無くなり、大幅に利便性を向
上することができるようになるものである。
【0043】更に、請求項4の発明によれば請求項1、
請求項2、請求項3又は請求項4に加えて文字穿設記号
を設けているので、アルファベット及び数字などと共に
加減乗除、ルート、カッコ、パーセント、ギリシャ文字
等を描くことができる。これにより、斜線穿設記号、三
角形穿設記号、屋根穿設記等と共に、比較的よく使用す
る文字穿設記号を描くことが可能となる。従って、建築
用図面を迅速に、且つ、綺麗に作成することができて、
大幅に利便性を向上することができるようになるもので
ある。
【0044】更にまた、請求項5の発明によれば請求項
1、請求項2、請求項3又は請求項4に加えてベース板
の周囲辺に縮尺率の異なる縮尺スケールを印刷している
ので、建築用図面に建築用テンプレートを用いて屋根穿
設記号、斜線穿設記号及び三角形穿設記号を描いている
ときでも、格別な三角縮尺スケールに持ち変えることな
く、必要に応じて所定の縮尺線を描くことができる。従
って、縮尺率の異なる建築用図面の作成に大幅な利便性
を向上させることができるようになるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の建築用テンプレートの平面図である。
【図2】斜線穿設記号、三角形穿設記号及び斜線計測部
の拡大図である。
【図3】本発明の建築用テンプレートを利用した建築用
図面の一部拡大図である。
【符号の説明】
10 建築用テンプレート 11 屋根穿設記号 12 文字穿設記号 12A 文字穿設記号 12B ギリシャ文字記号 13 水平基準線 13A 垂直基準線 14 斜線穿設記号 14A 商業系採光斜線 14B 工業系採光斜線 14C 住居系採光斜線・商工業系隣地斜線制限 14D 商工業系斜線制限 14E 住居系斜線制限・住居系隣地斜線制限、北側斜
線制限 15 三角形穿設記号 15A 三角形穿設記号 15B 三角形穿設記号 15C 三角形穿設記号 15D 三角形穿設記号 15E 三角形穿設記号 17 屋根勾配確認定規 17A 計測線 18 多種穿設記号 19 基準点 20 ベース板 21 表示数字 21A 対応数字 22 建物 23 屋根 24 道路 S1 縮尺スケール S2 縮尺スケール S3 縮尺スケール S4 縮尺スケール S5 縮尺スケール S6 縮尺スケール S7 縮尺スケール

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース板に表示された基準線と、この基
    準線に沿って所定の間隔で設けられ、それぞれ異なる角
    度に設定された複数の斜線穿設記号と、各斜線穿設記号
    にそれぞれ対応して前記基準線に沿って設けられ、対応
    する前記斜線穿設記号に関係する形状に設定された複数
    の三角形穿設記号とを備えたことを特長とする建築用テ
    ンプレート。
  2. 【請求項2】 屋根の傾斜を測定する斜線計測部を設け
    たことを特長とする請求項1の建築用テンプレート。
  3. 【請求項3】 異なる傾斜の屋根穿設記号を複数設けた
    ことを特長とする請求項1又は請求項2の建築用テンプ
    レート。
  4. 【請求項4】 文字穿設記号を設けたことを特長とする
    請求項1、請求項2又は請求項3の建築用テンプレー
    ト。
  5. 【請求項5】 ベース板の周囲辺に縮尺率の異なる縮尺
    スケールを印刷したことを特徴とする請求項1、請求項
    2、請求項3又は請求項4の建築用テンプレート。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109990675A (zh) * 2019-04-18 2019-07-09 内蒙古工业大学 古建测量尺

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109990675A (zh) * 2019-04-18 2019-07-09 内蒙古工业大学 古建测量尺
CN109990675B (zh) * 2019-04-18 2021-06-29 内蒙古工业大学 古建测量尺

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