JP3272207B2 - 図面作成用紙 - Google Patents
図面作成用紙Info
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- marks
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Description
して画像を入力するための図面作成用紙に関するもので
ある。特に、イメージスキャナを介して入力された画像
に対して、図面作成用紙(以下、単に用紙という)の位
置,方向,傾き,スケールの自動検知と、個々の図面に
対する付加情報の自動付与を可能とする図面作成用紙に
関するものである。
認識する場合には、用紙の傾き検知,位置合わせ等が必
要である。用紙には筆記の目安のために、格子状の基準
線が印刷されている場合が多く、従来はこの基準線がそ
のまま用紙の傾き検知などに利用されていた。
された図面が重畳して観測されるため、それらを分離す
る処理が必要であった。この処理は、処理の複雑さを招
くだけでなく、認識精度の著しい低下をもたらす。これ
を回避するため、基準線と入力図面の色を互に異ならせ
ることによって、両者を分離する方法もあるが、処理量
が多くなるという問題があった。また、図面には、必ず
何らかの付加情報が必要である。この付加情報には、例
えば、建築図の場合、図面を識別する番号,間取り図面
では、1階,2階などの識別や方位などの情報がある。
図面の自動認識を行っていながら、従来、これらの情報
は、煩雑なマニュアル操作で入力されてきた。本発明
は、筆記の目安である基準線によって発生する上記課題
を解決し、図面付加情報を自動的に与えることのできる
図面作成用紙を提供することを目的とするものである。
用紙は、ドロップアウトされない色で印刷された複数の
判定マークと、ドロップアウトされる色で印刷された図
面記入用の格子と、ドロップアウトされる色で印刷され
た図面付加情報を与える記入枠とを備え、前記判定マー
クのうち第一の判定マークは、他の判定マークのいずれ
とも異なる形状で、その位置を原点とし、前記原点から
右へ直進したX座標がずれた位置に、前記他の判定マー
クのうち第二の判定マークと、前記原点から真下へY座
標がずれた位置に、前記他の判定マークのうち第三の判
定マークを有し、 前記原点と前記X座標がずれた位置と
の距離と前記原点と前記Y座標がずれた位置との距離の
どちらかが他方より長いことを特徴とする半透明の図面
作成用紙。
イメージスキャナによって読み取られるが、図面が記入
されている格子部分の各格子線は、いずれもイメージス
キャナでは感知されない。一方、判定マークをイメージ
スキャナで読み取り、用紙位置ならびに傾き等を検知す
る。さらに、記入枠自体はドロップアウトされるが、記
入枠内に記入された図面付加情報はイメージスキャナで
読み取られ、必要な処理に用いられる。
合関係を示す設備図面,間取りの空間配置を示す間取り
図面など様々な図面の作成に利用可能である。以下の説
明では、間取り図面の入力用に設計された本発明の一実
施例についてまず、その構成を図1,図2により説明す
る。図1において、Aはドロップアウトされる色、例え
ば青で印刷された格子、B,Cはドロップアウトされな
い色、例えば黒で印刷された2種の判定マーク、Dはド
ロップアウトされる色で印刷された記入枠である。格子
Aは、筆記者に対して筆記位置のガイドを与える為のも
のであり、ドロップアウトされる色、すなわちイメージ
スキャナに感知されない色で印刷される。この実施例で
は、図2にその一部分を拡大して示すように、格子A
は、太線の主格子線(例えば0.91cm間隔)1と、
主格子線1の間の副格子線3からなる。さらに、主格子
線1を挟むようにして両側に主格子補助線2が設けられ
る。主格子補助線2は手書きの場合の、はみ出しの限界
を示すもので、主格子線1を基準として図形を手書きす
る場合に便利である。したがって、主格子線1と主格子
補助線2とは一体となって格子Aを構成する。図3
(a)〜(d)は、本発明の他の実施例を示すもので、
格子Aの部分拡大図である。図3(a)は、図2に示し
た主格子補助線2を省略し、主格子線1間を副格子線3
で2分割した実施例であり、図3(b)は同じく4分割
した実施例である。図3(c)は格子Aの縦横比が1:
2の実施例であり、図3(d)は主格子線1のみで構成
されている実施例である。このように、各格子線の配置
は、判定マークから決定できるものであれば任意であ
り、図3(a)〜(d)に示すもののみならず、主格子
を3分割するものであってもよい。また、縦方向と横方
向で異なった格子を使用することもできる。判定マーク
B,Cは、格子Aの位置,スケール,傾き,方向を検知
するためのものであり、ドロップアウトされない色で印
刷される。図1の実施例では、判定マークBを3個、判
定マークCを1個それぞれ設けている。この4個のう
ち、任意の2個の位置情報を使って図面作成用紙の傾き
とスケールと格子位置を、そして他の点と形状の異なる
判定マークの位置から、正立,倒立,さらに半透明の用
紙の場合に考えられる裏表判定を含んだ、用紙の方向を
それぞれ検知する。本実施例では、判定マークBを3
個、判定マークCを1個の計4個を用紙に印刷したが、
2個のマークがあれば本発明は実施でき、それ以上であ
れば個数は任意である。ただし、用紙の裏表判定を行う
場合には、実施例に示すように2種の形状の異なる判定
マークが必要になる。また、判定マークの形状そのもの
には特に制限はなく、円形,三角形,十字形等様々な形
状のマークも利用できる。記入枠Dは、図面付加情報を
自動認識させるためのものであり、ドロップアウトされ
る色で印刷される。実施例では間取り図面の階数情報を
与える枠として設け、各列の組み合わせで地下99階〜
地上99階までを実現できるようにした。+が地上、−
が地下、それに続く2列の枠で2桁の数字を表わしてい
る。これら図面付加情報は図面単位の情報を自動認識さ
せるものであれば任意であり、例えば、円形の記入枠を
印刷し、図面の北方向を円周上にチェックすることで、
図面上の方位を与えることができる。また、ドロップア
ウトされる色で選択肢を印刷し、該当位置をチェックす
ることで縮尺率や図面分類等の付加情報枠を設けること
ができる。さらに、文字認識処理を使って図面担当者等
の文字情報を得ることもできる。次に、本発明の図面作
成用紙の使用態様の一例について説明する。図1を用い
て格子Aの部分を利用して図面を記入する。そして、記
入枠D内に必要な事項を記入する。2階の間取りを記入
した例を図4に示す。これをイメージスキャナ(図示せ
ず)で読み取ると、ドロップアウトされる色で印刷され
た格子Aと記入枠Dは消え、したがって、記入した図面
と、判定マークB,Cと、図面付加情報が残り、図5の
ようになる。上記、読み取りの過程で、判定マークB,
Cの読み取り位置から用紙の傾き,スケール,位置,方
向が検知され、不都合があれば自動修正されるか、警報
が発せられるかする。例えば、図1において用紙左上の
判定マークCの位置を原点(0,0)とし、左下の判定
マークBの位置を原点の真下(X座標が0)とし、右上
の判定マークBの位置を原点から右へ直進した位置(Y
座標が0)とする。イメージスキャナから入力された左
上の判定マークCの位置を原点として座標系を再構築し
たとき、左下の判定マークBのX座標が0からいくつず
れているかによって、用紙の傾きを検出し、その補正が
可能となる。スケールは、縦方向と横方向の判定マーク
の間隔を求めることで、実データとイメージスキャナを
介したデータのスケールの違いが求まり、その修正がで
きる。傾きとスケールの修正後、格子位置を確定でき
る。方向検出は、例えば右下の判定マークを方向検出用
マークとして「他と異なる形状としておくことで可能と
なる。方向検出用マーク位置を検出し、その位置が右下
であり、位置も正しければ正位置である。他にも倒立、
裏がえしの各ケースが検出できる。なお、上記実施例で
は、判定マークBとして3個同じものを用いたが、これ
はそれぞれ異なる形状としてもよいことはもちろんであ
る。また、格子Aの構成も線の間隔,本数等種々の変形
が可能である。さらに、主格子線1の間隔を0.91c
mにとったのは、間取り図面の基本単位である一間が
0.91cmであることに起因しており、したがって、
目的に応じて適宜の間隔とすることができる。また、線
径も任意に選ぶことができる。
アウトされない色で印刷された少なくとも2個の判定マ
ークと、ドロップアウトされる色で印刷された図面記入
用の格子と、ドロップアウトされる色で印刷された図面
付加情報を与える記入枠とを備え、前記判定マークの形
状は、少なくとも2種類の形状を有し、前記判定マーク
の位置関係が既知であるので、図面用紙の傾き,スケー
ル,位置,方向が検知可能となり、スケールの違いの修
正や、用紙の傾きの修正も可能となり、同時に、イメー
ジスキャナで取り込む際に格子がドロップアウトされる
ために、認識処理上の上記した問題点が解消される。ま
た、記入枠に図面毎の付加情報を与えることで、自動認
識後に行っていたマニュアル操作の必要がなくなる利点
を有する。また、本発明は、少なくとも2種の判定マー
クを利用し、かつ、これらの位置関係が分かっているた
め、検出された判定マークの種類によって正位置、18
0度倒立、裏返しの各ケースを検出できる。
図である。
る。
とを記入した状態を示す全体図である。
明するための図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 ドロップアウトされない色で印刷された
複数の判定マークと、 ドロップアウトされる色で印刷された図面記入用の格子
と、 ドロップアウトされる色で印刷された図面付加情報を与
える記入枠とを備え、前記判定マークのうち第一の判定マークは、他の判定マ
ークのいずれとも異なる形状で、その位置を原点とし、 前記原点から右へ直進したX座標がずれた位置に、前記
他の判定マークのうち第二の判定マークと、 前記原点から真下へY座標がずれた位置に、前記他の判
定マークのうち第三の判定マークを有し、 前記原点と前記X座標がずれた位置との距離と前記原点
と前記Y座標がずれた位置との距離のどちらかが他方よ
り長い ことを特徴とする半透明の図面作成用紙。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20546795A JP3272207B2 (ja) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | 図面作成用紙 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20546795A JP3272207B2 (ja) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | 図面作成用紙 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0952476A JPH0952476A (ja) | 1997-02-25 |
JP3272207B2 true JP3272207B2 (ja) | 2002-04-08 |
Family
ID=16507354
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20546795A Expired - Lifetime JP3272207B2 (ja) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | 図面作成用紙 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3272207B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SE528578C2 (sv) * | 2005-04-13 | 2006-12-19 | Whitelines Ab | Skrivpapper med stödlinjer |
-
1995
- 1995-08-11 JP JP20546795A patent/JP3272207B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0952476A (ja) | 1997-02-25 |
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