JPH11165181A - オゾン脱臭設備 - Google Patents

オゾン脱臭設備

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JPH11165181A
JPH11165181A JP9330361A JP33036197A JPH11165181A JP H11165181 A JPH11165181 A JP H11165181A JP 9330361 A JP9330361 A JP 9330361A JP 33036197 A JP33036197 A JP 33036197A JP H11165181 A JPH11165181 A JP H11165181A
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JP
Japan
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ozone
tank
wastewater treatment
treated water
generator
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Application number
JP9330361A
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English (en)
Inventor
Shigetaka Yazaki
茂孝 矢崎
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IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A50/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
    • Y02A50/20Air quality improvement or preservation, e.g. vehicle emission control or emission reduction by using catalytic converters

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理水の脱臭時の残留オゾンを利用して放流
水の水質の向上を図り得るオゾン脱臭設備を提供する。 【解決手段】 オゾンを生成するオゾン発生装置17
と、オゾン発生装置17により生成されるオゾンを汚水
を処理する排水処理槽15へ送給する送気手段18と、
排水処理槽15の上部に存在するオゾンを含んだ空気を
排水処理槽15の下流側の消毒槽16に貯留されている
処理水中に送給する排気手段19とを備え、処理水の脱
臭時の残留オゾンによって、放流すべき処理水の殺菌と
透明度の向上を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、排水処理施設に用
いるオゾン脱臭設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】家庭から排出される生活排水や事業所か
ら排出される産業排水などの汚水は、下水道を介して排
水処理施設に集められ、種々の処理が行なわれて浄化さ
れた後、河川や海に放流されている。
【0003】一方、排水処理施設に集められた前記の汚
水の臭気の拡散を抑止するために種々の脱臭設備が用い
られている。
【0004】図3は登録実用新案公報第3002318
号に開示されたオゾン脱臭設備を適用した排水処理施設
の一例を示すもので、この排水処理施設は、上部が開口
した形状の処理槽構成体1と、該処理槽構成体1の上部
に設置された蓋体2と、該蓋体2を上下方向に貫通し且
つ中間部分に排気ファン3を有する排気筒4とを備えて
いる。
【0005】処理槽構成体1の内部には、前処理槽5、
調整槽6、曝気槽7が形成されている。
【0006】前処理槽5には、外部からの処理すべき汚
水が比較的大きなゴミを取り除くためのスクリーン8を
介して流入するようになっている。
【0007】前処理槽5において処理が行なわれた処理
水は、該前処理槽5に排水処理施設の外部から新たに汚
水が流入することにより、前処理槽5と調整槽6との間
の堰部を越えて調整槽6へ流れ込み、また、調整槽6に
おいて処理が行なわれた処理水は、該調整槽6に前処理
槽5から新たに処理水が流入することにより、調整槽6
と曝気槽7との間の堰部を越えて曝気槽7に流れ込むよ
うになっている。
【0008】更に、前処理槽5、調整槽6、曝気槽7に
おいて種々の処理が行なわれて、BOD(生物化学的酸
素要求量)などの値が法律、条令等で規定される基準値
以下に浄化された処理水は、ポンプ(図示せず)により
曝気槽7から汲み上げられ、消毒槽(図示せず)におい
て塩素系消毒剤による殺菌および透明度の向上が図られ
た後、放流水として河川や海に放流されるようになって
いる。
【0009】オゾン脱臭設備は、空気を濾過して空気中
に混在する粉塵等を取り除くフィルタボックス9と、該
フィルタボックス9により濾過された空気を加圧及び減
圧して酸素(O2)を抽出する酸素発生器10と、該酸
素発生器10から送出される酸素に高電圧を印加してオ
ゾン(O3)を生成するオゾン発生器11と、空気を吸
引して吐出する送風機12と、上流端寄り部分が蓋体2
の上方に位置し且つ下流端寄り部分が蓋体2の下方に位
置するように前記の蓋体2を貫通する吐出管13と、該
吐出管13の下流端寄り部分に接続されて蓋体2と処理
槽構成体1とにより囲まれる空間に連通する複数の分岐
管14とを備えている。
【0010】上記のフィルタボックス9、酸素発生器1
0、オゾン発生器11、及び送風機12は、処理槽構成
体1の外部に配置されており、オゾン発生器11のオゾ
ン吐出口、及び送風機12の空気吐出口は、吐出管13
の上流端寄り部分に接続されている。
【0011】図3に示す排水処理施設では、酸素発生器
10、オゾン発生器11、送風機12を作動させると、
オゾン発生器11により生成されるオゾン及び送風機1
2から吐出される空気の混合流が、吐出管13、分岐管
14を経て蓋体2と処理槽構成体1とで囲まれた空間に
流入する。
【0012】この混合流に含まれるオゾンによって、前
処理槽5、調整槽6、曝気槽7において処理すべき汚水
及び処理水から発散される流化水素(H2S)、アンモ
ニア(NH3)等の臭気成分が酸化すると、臭気の低減
が図られる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところが、排水処理施
設に流入する汚水量及びその汚濁濃度は、季節、時間、
天候等によって変化するため、処理槽構成体1の各槽の
脱臭に必要なオゾン量も、刻々と変化する。
【0014】そのため、排気口の残留オゾン濃度を検知
し、その検出値に応じて処理槽構成体1に吹き込むオゾ
ン量を変化させることが提案されているが、処理槽構成
体1の槽内容積が大きいので、濃度検知が遅れ、排気中
にオゾンが残留するか、オゾン不足によって臭気が残る
状態が常に生じることになる。
【0015】そこで、実際には、排水処理施設の外部へ
の臭気の拡散を防止することを主眼として、処理槽構成
体1に吹き込むオゾンの供給量を多めにし、更に、排気
筒4にオゾン分解触媒を備えたオゾン除去器(図示せ
ず)を設けて、臭気成分を酸化することなく残存したオ
ゾンが処理施設の外部へ排出されることを防止してい
る。
【0016】しかしながら、オゾン分解触媒は高価であ
り、湿分によってオゾン分解能力が低下するため、オゾ
ン除去器の保守が容易ではない。
【0017】本発明は上述した実情に鑑みてなしたもの
で、排気中の残留オゾンを利用して放流水の水質の向上
を図り得るオゾン脱臭設備を提供することを目的とする
ものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1に記載したオゾン脱臭設備では、
オゾンを生成するオゾン発生装置と、オゾン発生装置に
より生成されるオゾンを、汚水を処理する排水処理槽へ
送給する送気手段と、排水処理槽の上部に存在するオゾ
ンを含んだ空気を排水処理槽の下流側の消毒槽に貯留さ
れている処理水中に送給する排気手段とを備えている。
【0019】また、本発明の請求項2に記載したオゾン
脱臭設備では、オゾンを生成するオゾン発生装置と、オ
ゾンを排気中の臭気成分に反応させる反応塔と、オゾン
発生装置により生成されるオゾンを反応塔へ送給する送
気手段と、排水処理槽の上部に存在する空気を反応塔に
送給する臭気吸引手段と、反応塔の内部に存在するオゾ
ンを含んだ空気を排水処理槽の下流側の消毒槽に貯留さ
れている処理水中に送給する排気手段とを備えている。
【0020】本発明の請求項1に記載のオゾン脱臭設備
においては、オゾン発生装置により生成されるオゾンを
送気手段によって排水処理槽へ送給して、排水処理槽中
の処理水から発散される臭気成分を酸化させ、排水処理
槽の上部に存在する未反応のオゾンを含んだ空気を排気
手段を介して消毒槽に貯留されている処理水中へ送給
し、消毒槽に貯留されている処理水の殺菌及び透明度の
向上を図る。
【0021】本発明の請求項2に記載のオゾン脱臭設備
においては、オゾン発生装置により生成されるオゾンを
送気手段によって反応塔へ送給して、排水処理槽から臭
気吸引手段を介して反応塔へ送給される排気中の臭気成
分を酸化させ、反応塔の内部に存在する未反応のオゾン
を含んだ空気を排気手段を介して消毒槽に貯留されてい
る処理水中へ送給し、消毒槽に貯留されている処理水の
殺菌及び透明度の向上を図る。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
示例と共に説明する。
【0023】図1は本発明のオゾン脱臭設備の実施の形
態の第1の例を示すもので、汚水を処理する排水処理槽
15と、排水処理槽15の下流側に接続された消毒槽1
6とを有する排水処理施設に適用したものである。
【0024】オゾンを生成するオゾン発生装置17と、
オゾン発生装置17により生成されるオゾンを排水処理
槽15へ送給する送気手段18と、上流側端部が排水処
理槽15に接続され且つ下流側端部が消毒槽16に接続
された排気手段19とを備えている。
【0025】排水処理槽15は、曝気沈砂槽20、流量
調整槽21、嫌気性ろ床槽22、接触曝気槽23、沈殿
槽24などによって構成されている。
【0026】また、消毒槽16は、沈殿槽24と越流堰
25を介して連結され、排水処理槽15で種々処理され
且つ沈殿槽24から越流堰25を越えて消毒槽16へ移
流する上澄み水に、一定濃度の塩素を一定時間、均等に
接触させて消毒し、衛生上支障のない放流水とするため
の槽である。
【0027】オゾン発生装置17は、図3に示すオゾン
発生装置と略同様の空気を濾過して空気中に混在する粉
塵等を取り除くフィルタボックス26と、該フィルタボ
ックス26により濾過された空気を加圧及び減圧して酸
素(O2)を抽出する酸素発生器27と、該酸素発生器
27から送出される酸素に高電圧を印加してオゾン(O
3)を生成するオゾン発生器28とによって構成され、
排水処理槽15の外部に配置されている。
【0028】送気手段18は、空気を吸引して吐出する
送風機29と、該送風機29の空気吐出口に接続され、
排水処理槽15を構成する各槽の上部空間に開口する複
数の分岐管30に連通する吐出管31とによって形成さ
れている。
【0029】前記のオゾン発生器28のオゾン吐出口
は、吐出管31の上流端寄り部分に接続されている。
【0030】排気手段19は、排水処理槽15を構成す
る各槽の上部空間に開口する吸入管32を集合して排気
ファン33に接続し且つ該排気ファン33を介して消毒
槽16の下部に挿通された排気ダクト34を有する。
【0031】この排気ダクト34の先端の水平部分に
は、所定の間隔を隔てて設けられたノズル35が配置さ
れている。
【0032】以下、図1に示すオゾン脱臭設備の作動に
ついて説明する。
【0033】オゾン発生装置17を作動させると、酸素
発生器27がフィルタボックス26により濾過された空
気を加圧及び減圧して酸素(O2)を抽出し、オゾン発
生器28が前記の酸素発生器27から送出される酸素に
高電圧を印加してオゾン(O 3)を生成する。
【0034】オゾン発生器28により生成されるオゾン
は、送風機29から吐出される空気と吐出管31の上流
側端部において混合し、その混合流が、吐出管31、分
岐管30を経て排水処理槽15を構成する各槽の上部空
間に流入する。
【0035】この混合流に含まれるオゾンによって、曝
気沈砂槽20、流量調整槽21、嫌気ろ床槽22、接触
曝気槽23、沈殿槽24などの各槽において処理すべき
汚水から発散される流化水素(H2S)、アンモニア
(NH3)等の臭気成分が酸化し、臭気の低減が図られ
る。
【0036】この際、未反応のオゾンは、排気ファン3
3に吸引される排気中に残留し、排気ダクト34を介し
て消毒槽16へ送給される。
【0037】消毒槽16に送給された排気中のオゾン
は、排気ダクト34先端の各ノズル35から噴出し、排
水処理槽15によって処理され且つ沈殿槽24と消毒槽
16との間の越流堰25を越えて消毒槽16に移流する
処理水に混合・接触し、該処理水中の残存有機物(BO
D)や細菌などと反応して消滅し、処理水は、残存有機
物、細菌が減少し、透明度が向上して、更に浄化され
る。
【0038】このように、図1に示すオゾン脱臭設備で
は、排水処理施設の外部への臭気の拡散を防止すること
を主眼として排水処理槽15に吹き込むオゾンを多めに
供給しても、排水処理槽15において残存したオゾン
は、消毒槽16で消費され消滅するので、オゾン燃焼法
やオゾン分解触媒法等、コストがかかる施設を設ける必
要がない。
【0039】また、大気中に放出していたオゾンを放流
水の水質向上に有効に利用できるので、処理水に対する
塩素系消毒剤の添加を行なう必要がなく、経済的にも多
大な成果を期待できる。
【0040】図2は本発明のオゾン脱臭設備の実施の形
態の第2の例を示すもので、汚水を処理する排水処理槽
15と、排水処理槽15の下流側に接続された消毒槽1
6とを有する排水処理施設に適用したものであり、図
中、図1と同一の符号を付したものは同一物を表す。
【0041】このオゾン脱臭設備では、オゾンを生成す
るオゾン発生装置17と、オゾンを排気中の臭気成分に
反応させる反応塔36と、オゾン発生装置17により生
成されるオゾンを反応塔36へ送給する送気手段37
と、排水処理槽15に接続され且つ下流側端部が反応塔
36に接続された臭気吸引手段38と、上流側端部が前
記の反応塔36に接続され且つ下流側端部が消毒槽16
に連通する排気手段39とを備えている。
【0042】送気手段37は、空気を吸引して吐出する
送風機29と、該送風機29の空気吐出口に接続され、
反応塔36の上部空間に連通する吐出管40とによって
形成されている。
【0043】オゾン発生装置17のオゾン発生器28の
オゾン吐出口は、前記送気手段37の吐出管40の上流
端寄り部分に接続されている。
【0044】臭気吸引手段38は、排水処理槽15を構
成する各槽の上部空間に開口する吸入管41と、該吸入
管41を集合し臭気ファン42を介して反応塔36の下
部に接続された臭気ダクト43とによって形成されてい
る。
【0045】排気手段39は、反応塔36の上部空間に
開口し、フィルタボックス44を介して消毒槽16の下
部に挿通された排気ダクト45を有する。
【0046】この排気ダクト45の先端の水平部分に
は、所定の間隔を隔てて設けられたノズル46が配置さ
れている。
【0047】以下、図2に示すオゾン脱臭設備の作動に
ついて説明する。
【0048】オゾン発生装置17を作動させると、酸素
発生器27がフィルタボックス26により濾過された空
気を加圧及び減圧して酸素(O2)を抽出し、オゾン発
生器28が前記の酸素発生器27から送出される酸素に
高電圧を印加してオゾン(O 3)を生成する。
【0049】オゾン発生器28により生成されるオゾン
は、送風機29から吐出される空気と吐出管40の上流
側端部において混合し、その混合流が、吐出管40を経
て反応塔36に流入する。
【0050】一方、曝気沈砂槽20、流量調整槽21、
嫌気ろ床槽22、接触曝気槽23、沈殿槽24などの各
槽において処理すべき汚水から発散される流化水素(H
2S)、アンモニア(NH3)等の臭気成分は、臭気吸引
手段38の臭気ファン42を作動させると各槽に開口す
る吸入管41から吸引され、臭気ダクト43を介して反
応塔36に送給される。
【0051】反応塔36に流入した臭気成分は、前記の
混合流中のオゾンに反応して酸化し、臭気の低減が図ら
れる。
【0052】この際、未反応のオゾンは、フィルタボッ
クス44を経て排気ダクト45を介して消毒槽16へ流
出する排気中に含まれ、排気ダクト45先端の各ノズル
46から噴出し、排水処理槽15によって処理され且つ
沈殿槽24と消毒槽16との間の越流堰25を越えて消
毒槽16に移流する処理水に混合・接触し、該処理水中
の残存有機物(BOD)や細菌などと反応して消滅し、
処理水は、残存有機物、細菌が減少し、透明度が向上し
て、更に浄化される。
【0053】このように、図2に示すオゾン脱臭設備で
は、排水処理施設の外部への臭気の拡散を防止すること
を主眼として反応塔36に吹き込むオゾンを多めに供給
しても、反応塔36において残存したオゾンは、消毒槽
16で消費され消滅するので、オゾン燃焼法やオゾン分
解触媒法等、コストがかかる施設を設ける必要がない。
【0054】また、大気中に放出していたオゾンを放流
水の水質向上に有効に利用できるので、処理水に対する
塩素系消毒剤の添加量を減少することができ、経済的に
も多大な成果を期待できる。
【0055】なお、本発明のオゾン脱臭設備は上述した
実施の形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要
旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ること
は勿論である。
【0056】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のオゾン脱臭
設備によれば、下記のような種々の優れた効果を奏し得
る。
【0057】(1)未反応のオゾンを含んだ空気を消毒
槽へ送給し、処理水に接触・反応させるようにしたの
で、外部への臭気の拡散を防止することを主眼として排
水処理槽に吹き込むオゾンを多めに供給しても、残存し
たオゾンは、消毒槽で消費され消滅するため、オゾン燃
焼法やオゾン分解触媒法等、コストがかかる施設を設け
る必要がない。
【0058】(2)従来、大気中に放出していたオゾン
を放流水の水質向上に有効に利用できるので、処理水に
対する塩素系消毒剤の添加量を減少することができ経済
的にも有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のオゾン脱臭設備の実施の形態の第1の
例を適用した排水処理施設を示す概念図である。
【図2】本発明のオゾン脱臭設備の実施の形態の第2の
例を適用した排水処理施設を示す概念図である。
【図3】従来のオゾン脱臭設備の一例を適用した排水処
理施設を示す概念図である。
【符号の説明】
15 排水処理槽 16 消毒槽 17 オゾン発生装置 18 送気手段 19 排気手段 36 反応塔 37 送気手段 38 臭気吸引手段 39 排気手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オゾンを生成するオゾン発生装置と、オ
    ゾン発生装置により生成されるオゾンを、汚水を処理す
    る排水処理槽へ送給する送気手段と、排水処理槽の上部
    に存在するオゾンを含んだ空気を排水処理槽の下流側の
    消毒槽に貯留されている処理水中に送給する排気手段と
    を備えてなることを特徴とするオゾン脱臭設備。
  2. 【請求項2】 オゾンを生成するオゾン発生装置と、オ
    ゾンを排気中の臭気成分に反応させる反応塔と、オゾン
    発生装置により生成されるオゾンを反応塔へ送給する送
    気手段と、排水処理槽の上部に存在する空気を反応塔に
    送給する臭気吸引手段と、反応塔の内部に存在するオゾ
    ンを含んだ空気を排水処理槽の下流側の消毒槽に貯留さ
    れている処理水中に送給する排気手段とを備えてなるこ
    とを特徴とするオゾン脱臭設備。
JP9330361A 1997-12-01 1997-12-01 オゾン脱臭設備 Pending JPH11165181A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102041291B1 (ko) * 2019-05-07 2019-11-27 동서씨엔씨(주) 우수 수집조의 악취 누출 방지용 탈취 시스템

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