JPH11165062A - 積層マイクロチャネルアレイ装置並びに同装置を用いた濾過・分級方法及びエマルションの製造方法 - Google Patents
積層マイクロチャネルアレイ装置並びに同装置を用いた濾過・分級方法及びエマルションの製造方法Info
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- JPH11165062A JPH11165062A JP9331506A JP33150697A JPH11165062A JP H11165062 A JPH11165062 A JP H11165062A JP 9331506 A JP9331506 A JP 9331506A JP 33150697 A JP33150697 A JP 33150697A JP H11165062 A JPH11165062 A JP H11165062A
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Abstract
量の液体を一度に処理できない。 【解決手段】 光学研磨されたシリコン単結晶基板3の
表面に、貫通孔11を有する凹部6と、この凹部6を取
り囲む土手部8を形成し、この土手部8の突出表面に、
微細加工等によって微細な多数の溝10を刻設し、同一
加工した複数の基板3の向きを揃えて密着して積層する
ことで、各密着部に多数の微細流路が形成されるように
する。そして貫通孔11を通して液体を供給し、微細流
路を流通させることで、エマルションを製造し、または
粒子分散液の濾過・分級を行う。この際、所定側端部の
基板3を透明板4に密着させ、光学観察装置5で微細流
路内の流れを観察しつつ行う。
Description
エマルションの製造に適したマイクロチャネルアレイ装
置並びに同装置を用いた濾過・分級方法及びエマルショ
ンの製造方法に関する。
製造のため従来からミリポア、ニュークリポア等のフィ
ルタ膜が用いられているが、これらのフィルタ膜のポア
の形状、サイズは均一でないため、分離能や作製される
エマルションの粒子サイズの均一性等の性能は不十分で
ある。また濾過・分級の過程、またはエマルションの製
造過程は直接観察できないため、ポアの閉塞やポアの狭
小化等のフィルタ膜の性能劣化等は、圧損の増加や、作
製物のサイズの変化等から間接的にしか把握できない。
明者は、半導体微細加工技術を用いて基板に溝を微細加
工し、この基板を透明板で覆って微細流路を形成する方
法を開発している。(特公平2−130471号、特許
第253207号) この技術によって微細流路の形状、サイズを均一化する
ことができ、また透明板を介して流路内の実際の流れを
直接観察することが可能になるとともに、微細流路の径
と長さの比、間隔、出入口の形状等を目的に合せてデザ
インすることも可能になった。そしてこの技術は、細胞
の分画(特許第2685119号)及びエマルションの
作製(特願平8−31882号)に応用されている。
良技術では、微細流路の数がフィルタ膜のポアの数に較
べて少ないため、処理できる量が少ないという問題があ
る。
本発明は、微細流路の形状及びサイズの均一性、直接観
察可能という利点を保ちつつ、微細流路の数を増加させ
ることで一度に処理できる量を増やし、改良技術の実用
性を高めることを目的とし、複数の基板の向きを揃えて
密着状に積重ね、密着面に多数の微細な液体流路を形成
するような積層マイクロチャネルアレイ装置を構成し、
基板の表面には、液体供給口に連通する凹部と、この凹
部を取り囲み且つ突出表面に多数の微細な溝を備えた土
手部を形成した。そしてこの基板の表面を基板の裏面に
密着させると、土手部の溝によって凹部内と凹部外が連
通する微細な液体流路が形成されるようにした。このよ
うに複数の基板を密着して積重ね、各密着面に微細な流
体通路が形成されるようにすれば、流体通路の数が増
え、同時に処理できる量が増える。
を、凹部内に穿設される貫通孔によって構成し、複数の
基板を密着させて積重ねた際、各基板の凹部同士が貫通
孔によって連通状態となり液体供給口に連通するように
すれば、シンプルな形態にすることができる。
て形成すれば、本発明を最も容易に実施することができ
る。そして、前記複数の基板のうち、所定側の一番端の
基板の表面側が密着する部分を透明板にすれば、透明板
を通して流体流路を直接観察することができ、適切な処
置がとれる。
上記のような積層マイクロチャネルアレイ装置を用い
て、流体流路に粒子浮遊液を流通させて粒子の分別を行
うようにした。この際、例えば前記透明板を通して、少
なくとも一部の流体流路の分別過程を光学的に観察しつ
つ濾過・分級を行えば、濾過・分級の制御を適切に行え
る。
として、上記のような積層マイクロチャネルアレイ装置
を用いて、流体流路を通して第1の液体を前記凹部内か
ら凹部外に送り出し、凹部外に供給され且つ前記第1の
液体に溶け合わない第2の液体中に分散させるようにし
た。この際、例えば前記透明板を通して、少なくとも一
部の流体流路のエマルション製造過程を光学的に観察し
つつエマルションの製造を行えば、エマルションの製造
の制御を適切に行える。
図面に基づいて説明する。図1は本発明に係る積層マイ
クロチャネルアレイ装置の基本的構成を示す概要図、図
2は基板の一例図、図3は積層した基板を収容するホル
ダの構成例図、図4は土手部に形成される溝の各種構成
例図である。
クロチャネルアレイ装置1は、ホルダ2内に密着状に積
層される複数の基板3を備えており、ホルダ2の液体供
給口2hから供給される液体を、基板3、3の密着面に
形成される微細な液体流路を通して流通させることで、
液体に含まれる細胞等の粒子を濾過・分級し、またはエ
マルションを製造するようにしている。
ち、所定側の一番端の基板3が密着する部分は、ガラス
板等の透明板4とされ、光学観察装置5によって流体流
路の流れが直接観察できるようにされている。
ン単結晶に微細加工を施して、図2のような形態に形成
されている。すなわち、基板3の表面側中央部には、略
正方形の凹部6が形成されるとともに、基板の四辺の周
縁部には窪み7が形成され、凹部6と窪み7の境界部に
は土手部8が形成されている。そしてこの土手部8の突
出表面には、多数の微細な溝10が凹部6と窪み7を連
通させる方向に刻設され、更に凹部6内には、表面側か
ら裏面側に向けて貫通する貫通孔11が穿設されてい
る。
密着させた際に、凹部6と窪み7と溝10を除いた土手
部8の表面に密着するようにしており、溝10部分によ
って微細な流体流路が形成されるようにしている。この
際、基板3の両面は光学研磨されているため、接触面は
完全に密着し液体洩れがない。
数枚準備し、各基板3の表面(加工面)を他の基板3の
裏面に密着させて重ねるとともに、これをホルダ2内に
収容し、一番端の基板3の表面を透明板4に密着させれ
ば、図1に示すような積層マイクロチャネルアレイ装置
1の基本的構成が完成する。そしてこのホルダ2の液体
供給口2hから液体を供給すれば、各基板3の貫通孔1
1を通して各凹部6内に液体が流れ、それぞれの微細な
流体流路を通して液体が凹部6外に流通する。そして光
学観察装置5によって、最も端部側の微細な流体流路の
流れを観察するが、各基板3の微細な流体流路は並列的
な構造に構成されているため、観察する流体流路は、全
体の流体流路の流れを代表したものになる。
の構成例についてより詳細に説明する。このホルダ2A
は、積層した基板3の径より大きい内径部を備えた筒体
12と、透明板13を収容可能な下キャップ14と、積
層した基板3を透明板13に向けて押圧するブロック体
15と、このブロック体15を筒体12に固定する上キ
ャップ16を備えており、筒体12の下面には、透明板
13に当接するOリング17が設けられるとともに、ブ
ロック体15の下面及び外周面には、基板3に当接する
Oリング18と、筒体12の内径部に当接するOリング
19が設けられている。
透明板13を挟み込んで固定し、筒体12の内部に表面
側を下向きにした基板3を積重ねるとともに、最上段の
基板3の上方からブロック体15を挿入し、最下段の基
板3を透明板13に向けて圧着状態にして上キャップ1
6を被せ固定するようにしている。この際、筒体12下
面のOリング17は透明板13に密着して同部をシール
するとともに、各基板3の表面側と裏面側は密着状態と
なり、またブロック体15下面のOリング18は最上段
の基板3の裏面側に密着し、ブロック体15と筒体12
の間はOリング19でシールされる。
シールは、筒体12の内周面であるため、基板3の積み
上げ段数が変化してOリング19の位置が変化してもシ
ール状態が保たれ、またブロック体15に設けたノック
ピン20を筒体12のノック孔21に係合させるように
しているため、上キャップ16を回転させてもブロック
体15が連れ回りするようなことがない。
説明する。図2に示す基板3の凹部6、窪み7、溝10
は、フォトリソグラフィー及びエッチングの技法を用い
て加工することができる。また貫通孔11は、金属マス
クを用いたサンドブラスト法で加工することができる。
そしてこのような加工方法によって、同一加工を施した
基板3を多数枚成形することができる。
(A)に示すように、断面V型溝をストレートに刻設し
たもの、また図4(B)に示すように、入口と出口部分
を広げた形状のもの、更に図4(C)に示すように断面
逆台形状の溝形状にしたもの等種々の形状に加工でき
る。また異方性ウェットエッチングで作製される断面V
型または逆台形状の溝に加えて、異方性ドライエッチン
グを用いて断面矩形の溝を作製することも可能である。
更に、帯状のフレキシブルな基板を連続加工し、それを
切断して用いることや、ロール状に巻いて積層構造にす
ることもできる。
流体の流れのすべてが微細流路に到達する方式、いわゆ
るデッドエンドフロー方式と呼ばれる方式であるが、図
5に示すようないわゆるクロスフロー方式を採用した基
板3Aにすることも可能である。すなわち、この基板3
Aの貫通孔11から送り込まれた液体は、主流の一部か
ら分岐する分岐流が微細流路を通過する流れとなり、主
流と分岐流がクロスするためクロスフロー方式と呼ばれ
る。
ロスフロー方式のどちらにおいても、例えば図6に示す
ように、微細流路数を数多く備えた基板3Bを成形する
ことができる。すなわち、1つの基板で微細流路数を増
やすためには、溝10が形成される土手部8の長さを長
くする必要があるため、土手部8を蛇行させるように折
返して長さを長くしている。そしてこのような基板3B
を積層すれば、微細流路数を一層増やすことができる。
アレイ装置を使用した時の流量増加の実験結果について
図7に基づき説明する。ここで図7は、横軸に基板数
(枚)、縦軸に流量(μl/sec)を表わしており、1
つの基板に、等価径6マイクロメータ、長さ100マイ
クロメータの微細流路が2600本並列に形成されるも
のを使用し、20cm水柱の圧力差で、生理食塩水の流量
を測定したものである。この結果から、全流量は、単純
に枚数に比例して増減することが確認された。
ロチャネルアレイ装置1を使用して濾過・分級を行うよ
うにしたシステムの一例である。このシステムは、積層
マイクリチャネルアレイ装置1の液体供給口に接続され
る粒子浮遊液容器23と、二ヵ所の出口に各電磁弁2
4、25を介して接続される濾過液容器26及び液体容
器27を備えており、積層マイクロチャネルアレイ装置
1の近傍には、微細流路の液体流れを観察する顕微鏡2
8、テレビカメラ29、テレビモニタ30が設けられて
いる。
方弁とされ、この電磁弁24の下流には、更に微細流路
の径の小さい積層マイクロチャネルアレイ装置1を主体
とする同様なシステムが接続されている。尚、液体容器
27内には、粒子浮遊液の粒子浮遊に用いられる液体を
貯溜している。
を開いて積層マイクロチャナルアレイ装置1と濾過液容
器26を連通させれば、粒子浮遊液容器23内の粒子浮
遊液は、濾過液容器26内の液面との差圧によって自重
で微細流路を流動し、濾過が行われる。この時、粒子浮
遊液容器23内を加圧するか、または濾過液容器26内
を負圧にすれば、その分だけ差圧が増大する。
て、液体容器27側の電磁弁25を開き、液体容器27
内を加圧すれば、積層マイクロチャネルアレイ装置1に
逆圧がかかって微細流路に詰った物とか付着した物を取
り除くことができる。そしてこのような微細流路の流れ
は、顕微鏡28、テレビカメラ29、テレビモニタ30
等で観察することができ、適切な制御等が可能である。
えて、濾過液を更に下流の積層マイクロチャネルアレイ
装置1に送り込むようにすれば、更に濾過を進めること
ができ、またそれによって分級も可能である。
装置1を、エマルション製造のシステムに適用するよう
にした一例である。このシステムは、お互いに溶け合わ
ない第2の液体中に第1の液体を微細粒子として分散さ
せるためのものであり、積層した基板3を収容するホル
ダ31の第2液体供給口32から第2の液体を供給する
とともに、第1液体供給口33から第1の液体を加圧状
態で送り込み、微細流路を通して第1の液体を一定の粒
径の微細粒子にして第2の液体中に分散させるようにし
たものである。
5等の光学機器で観察しながら行うことができる。
チャネルアレイ装置は、複数の基板の向きを揃えて密着
状に積重ね、密着面に多数の微細な液体流路を形成する
ようにしたため、微細流路の形状及びサイズの均一性を
保持しつつ微細流路の数を大幅に増やすことができる。
また、液体供給口に連通する手段として、凹部内に穿設
される貫通孔によって構成し、複数の基板を密着させて
積重ねた際、各基板の凹部同士が貫通孔によって連通状
態となって液体供給口に連通するようにすれば、シンプ
ルな形態にすることができる。
成すれば、本発明を最も容易に実施することができ、更
に、複数の基板のうち、所定側の一番端の基板の表面側
が密着する部分を透明板にすれば、透明板を通して微細
流路の流れを直接観察することができ、適切な処置がと
れる。
上記のような積層マイクロチャネルアレイ装置を用い
て、流体流路に粒子浮遊液を流通させて粒子の分別を行
うようにすれば、粒子のサイズ、形状を均一に濾過・分
別することができ、この際、少なくとも一部の流体流路
の分別過程を光学的に観察しつつ濾過・分級を行えば、
濾過・分級の制御を適切に行える。
として、上記のような積層マイクロチャネルアレイ装置
を用いて、流体流路を通して第1の液体を凹部内から凹
部外に送り出し、凹部外に供給され且つ前記第1の液体
に溶け合わない第2の液体中に分散させれば、粒径、形
状等が均一で良質なエマルションを製造することがで
き、この際、少なくとも一部の流体流路のエマルション
製造過程を光学的に観察しつつエマルションの製造を行
えば、エマルションの製造の制御を適切に行える。
の基本的構成を示す概要図
の構成例図
・分級システムの構成例図
ルション製造システムの構成例図
口、3…基板、4…透明板、5…光学観察装置、6…凹
部、8…土手部、10…溝、11…貫通孔。
Claims (8)
- 【請求項1】 複数の基板の向きを揃えて密着状に積重
ね、密着面に多数の微細な液体流路を形成するようにし
た積層マイクロチャネルアレイ装置であって、前記基板
の表面には、液体供給口に連通する凹部と、この凹部を
取り囲み且つ突出表面に多数の微細な溝を備えた土手部
が形成されるとともに、この基板の表面を他の基板の裏
面に密着させた状態で、前記土手部の溝によって前記凹
部内と凹部外を連通する微細な液体流路が形成されるよ
うにしたことを特徴とする積層マイクロチャネルアレイ
装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の積層マイクロチャネル
アレイ装置において、前記液体供給口への連通手段は、
凹部内に穿設された貫通孔によって構成され、複数の基
板を密着させて積重ねた状態で、各基板の凹部同士が前
記貫通孔によって連通状態となり液体供給口に連通する
ことを特徴とする積層マイクロチャネルアレイ装置。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の積層マイ
クロチャネルアレイ装置において、前記基板は、シリコ
ン単結晶にて形成されることを特徴とする積層マイクロ
チャネルアレイ装置。 - 【請求項4】 請求項1乃至請求項3に記載の積層マイ
クロチャネルアレイ装置において、前記複数の基板のう
ち、所定側の一番端の基板の表面側が密着する部分を透
明板にすることを特徴とする積層マイクロチャネルアレ
イ装置。 - 【請求項5】 請求項1乃至請求項4に記載の積層マイ
クロチャネルアレイ装置を用いた濾過・分級方法であっ
て、前記流体流路に粒子浮遊液を流通させて粒子の分別
を行うことを特徴とする積層マイクロチャネルアレイ装
置による濾過・分級方法。 - 【請求項6】 請求項5に記載の積層マイクロチャネル
アレイ装置による濾過・分級方法において、前記多数の
流体流路のうち、少なくとも一部の流体流路の分別過程
を光学的に観察しつつ濾過・分級を行うことを特徴とす
る積層マイクロチャネルアレイ装置による濾過・分級方
法。 - 【請求項7】 請求項1乃至請求項4に記載の積層マイ
クロチャネルアレイ装置を用いたエマルションの製造方
法であって、前記流体流路を通して第1の液体を前記凹
部内から凹部外に送り出し、凹部外に供給され且つ前記
第1の液体に溶け合わない第2の液体中に分散させるこ
とを特徴とする積層マイクロチャネルアレイ装置による
エマルションの製造方法。 - 【請求項8】 請求項7に記載のエマルションの製造方
法において、前記多数の流体流路のうち、少なくとも一
部の流体流路のエマルション製造過程を光学的に観察し
つつエマルションの製造を行うことを特徴とするエマル
ションの製造方法。
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JP09331506A JP3089285B2 (ja) | 1997-12-02 | 1997-12-02 | 積層マイクロチャネルアレイ装置並びに同装置を用いた濾過・分級方法及びエマルションの製造方法 |
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