JPH11164478A - 電力系統制御・保護装置 - Google Patents

電力系統制御・保護装置

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JPH11164478A
JPH11164478A JP9342160A JP34216097A JPH11164478A JP H11164478 A JPH11164478 A JP H11164478A JP 9342160 A JP9342160 A JP 9342160A JP 34216097 A JP34216097 A JP 34216097A JP H11164478 A JPH11164478 A JP H11164478A
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JP
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transmission
control
power supply
protection device
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JP9342160A
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Hirohisa Uchida
裕久 内田
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源部にて制御電源をオフしたとき、伝送路
で接続された他の制御・保護装置に不要な表示や警報な
どを出さないようにする。 【解決手段】 複数の装置が伝送系を介して接続されて
いる電力系統制御・保護システムにおいて、電源部102
に電源の有無を検知する電源状態情報入力手段103 を備
え、伝送制御部104 に前記電源状態情報入力手段からの
電源状態情報を入力し、装置の制御電源の停止から当該
装置が完全停止するまでの間に送信する可能性のある不
要情報及び誤情報の送信を防止する手段を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の電力系統制
御・保護装置を伝送系で結合した電力系統制御・保護装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のディジタル技術の発展に伴ない、
電力系統・制御・保護分野においては、図11に示すよう
な伝送系により結合した制御・保護システムが増加して
いる。この伝送系で結合された制御・保護システムにお
いては、各制御装置(1102-1〜1102-n),保護装置(11
03-1〜1103-n)が計測データ,機器状態データ,装置状
態データを作成し、伝送系により結合された他の制御装
置(1101-1〜1101-n)に送信している。
【0003】これらの各種データを受信した装置は系統
制御や、電力機器の監視・制御,個々の制御・保護装置
の監視等を行なっている。この場合、任意の装置からの
データ受信が途絶えると、伝送回線異常あるいは当該装
置が停止したものとして、当該装置からのデータを除外
したり、別の手段で入力するなどにより、システムとし
ては処理を継続することが一般的に行なわれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のシステムに
おいて、任意の装置の電源が停止したときには、以下に
記述するように、当該装置が完全停止するまでのわずか
の間に、誤ったデータを送出する可能性がある。各制御
・保護装置においては、任意の装置からデータを受信す
れば正常なデータとして扱うので、その誤ったデータに
よる誤表示や誤警報が発せられることが有り得る。
【0005】ここで、伝送系で結合されている制御・保
護システムにおいて、任意の装置の制御電源が停止した
ときに誤ったデータが送出される例を、図12,図13,図
14,を用いて説明する。
【0006】任意の制御・保護装置の電源部102 におけ
る制御電源開閉スイッチの接点101を開いたとき、装置
内の制御電源線105 から電源装置109 へ取込む一次制御
電源電圧V1,106 は瞬時に停止するが、装置内伝送制
御部104 へ電源を供給する電源装置109 の二次出力電圧
V2,107 は出力立ち下がり特性により徐々に下がる。
【0007】制御・保護装置が制御電源線105 を介して
装置外部接点108 を監視し、接点が閉状態の場合、装置
の制御電源開閉スイッチの接点101 を開いたとき、装置
外部接点108 に電源が供給されないため、外部接点108
が開いた場合と同様の状態になる。
【0008】又、装置の制御電源開閉スイッチ101 を開
いた後、電源装置109 の二次出力電圧107 の立ち下がり
特性により、図14に示す時間T(=t1 −t0 )の間、
装置内伝送制御部104 内において伝送処理が実行する可
能性がある。
【0009】従来装置の伝送制御部においては、図13に
示す通り制御・保護装置の演算部からの送信指令等を示
す制御情報202 が制御回路203 に入力される。入力され
た制御情報202 により、制御回路203 を介して伝送回路
205 に通知され、これが送信データ201 として出力され
る。、又は送信データ201 が一旦メモリ204 に蓄えられ
て、制御回路203 の通知により伝送回路205 に送信さ
れ、送信データ201 が出力される動作をする。
【0010】つまり、伝送系で結合されている他の制御
・保護装置に、外部接点108 が実際は閉じているにも拘
らず、開いているという誤情報(不要情報)が送信さ
れ、外部接点108 が開いたと認識,表示されることが懸
念される。ここで、t0 は制御電源がOFFした瞬間、
t1 は二次出力電圧V2が例になった瞬間を示す。
【0011】本発明は伝送系で結合されている制御・保
護システムにおいて、任意の装置の制御電源が停止した
場合でも、他の制御・保護装置に対して不要な表示や警
報出力を発生しない手段を備えた電力系統制御・保護装
置を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
電力系統制御・保護装置は、複数の装置が伝送系を介し
て接続されている電力系統制御・保護システムにおい
て、電源部に電源の有無を検知する電源状態情報入力手
段を備え、伝送制御部に前記電源状態情報入力手段から
の電源状態情報を入力し、装置の制御電源の停止から当
該装置が完全停止するまでの間に送信する可能性のある
不要情報及び誤情報の送信を防止する手段を備えた。
【0013】任意の装置の制御電源が停止したとき、そ
の旨を示す情報の送出により、不要情報及び誤情報の送
出を防止できる。
【0014】本発明の請求項2に係る電力系統制御・保
護装置は、請求項1において、不要情報,誤情報の送信
を防止する手段として、伝送制御部に取込まれた電源状
態情報をもとにデータ無効信号を送信データに付加して
送出する手段を備えた。
【0015】本発明の請求項3に係る電力系統制御・保
護装置は、請求項1において、不要情報,誤情報の送信
を防止する手段として、伝送制御部に取込まれた電源状
態情報をもとに、送信データ内容を前値保持する手段を
備えた。
【0016】本発明の請求項4に係る電力系統制御・保
護装置は、請求項1において、不要情報,誤情報の送信
を防止する手段として、伝送制御部に取込まれた電源状
態情報をもとに、送信データの送出を停止する手段を備
えた。
【0017】本発明の請求項5に係る電力系統制御・保
護装置は、請求項1において、不要情報,誤情報の送信
を防止する手段として、伝送制御部に取込まれた電源状
態情報をもとに、送信データの代わりに既存の加工デー
タを送出する手段を備えた。
【0018】本発明の請求項6に係る電力系統制御・保
護装置は、請求項2ないし請求項5記載の電力系統制御
・保護装置において、装置の制御電源線より電源状態情
報を伝送制御部に取込む代わりに、制御電源開閉スイッ
チと連動する接点を付加し、前記接点の開閉状態より電
源状態情報を伝送制御部に直接取込むように構成した。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る装置電源停止
時の誤情報の送信を防止する制御・保護装置の実施の形
態を図1から図10を参照して説明する。本発明の請求項
1〜請求項6に係る制御・保護装置の電源情報を伝送制
御部に取込む実施の形態について図面を参照し説明す
る。
【0020】(第1の実施の形態)(請求項1,請求項
2対応) 図1は伝送系で結合されている制御・保護装置の電源部
制御電源線から伝送制御部への電源状態情報の取込みを
示す構成図である。図1において、図12と同一部分につ
いては同一符号を付して説明を省略する。本実施の形態
で新たに付加されたものは電源状態情報入力回路103 で
ある。
【0021】したがって図1に示す通り、電源部102 内
にて制御電源開閉スイッチの接点101 の開閉状態を示す
電源状態情報は、制御・保護装置の制御電源線105 に接
続された電源状態情報入力回路103 より伝送制御部104
に取込む。この図1に示す取込み情報に基づき、情報の
誤送信を防止する各処理が、制御・保護装置内の伝送制
御部104 にて行なわれる。
【0022】図2は伝送制御部の構成例図であり、図2
において図13と同一部分については同一符号を付す。な
お、図2において新たに付加されたものは電源状態監視
回路207 とデータ無効信号セット回路208 であり、監視
回路207 には電源状態情報206 が入力される。
【0023】図2に示す通り、制御・保護装置の演算部
からの送信指令等を示す制御情報202 が制御回路203 に
入力され、電源状態情報206 が電源状態監視回路207 に
入力される。入力された電源状態情報206 により電源状
態監視回路207 にて制御・保護装置の制御電源が有りで
あると判断された場合は、制御回路203 から伝送回路20
5 に通知され、送信データ201 として出力される。
【0024】又は送信データ201 が一旦メモリ204 に蓄
えられて制御回路203 の通知により伝送回路205 に送信
され、送信データ201 が出力される。入力された電源状
態情報206 により電源状態監視回路207 にて制御・保護
装置の制御電源が無しであると判断された場合は、電源
状態監視回路207 からデータ無効信号セット回路208に
通知される。
【0025】又、データ無効信号セット回路208 から伝
送回路205 にその旨が通知され、伝送回路205 内にて送
信データ201 が正常なものではないことを示すデータ無
効信号を、伝送回路205 に通知されてきた送信データ20
1 や制御情報202 に付加し、送信データ201 として出力
する。
【0026】図3は制御・保護装置の伝送制御部内、デ
ータ無効信号セット回路208 に組込むソフトウェアのデ
ータ無効信号セット処理301 のフローチャートである。
図3に示す通り、制御・保護装置の電源状態情報を取込
み(ステップS302 )、制御・保護装置の制御電源が有
りか無しかを判定する(ステップS303 )。制御・保護
装置の制御電源が有りならば、送信データ201 に処理を
施すことなく、データ無効信号セット処理301 を終了す
る。
【0027】制御・保護装置の制御電源が無しであれ
ば、送信されるデータが正常なものではないことを示す
データ無効信号を送信データ201 に付加し(ステップS
104 )、データ無効信号セット処理301 を終了する。本
実施の形態によれば、制御電源が停止したとき、伝送系
で接続されている他の制御・保護装置に対して誤った表
示や警報が発せられなくなる。
【0028】(第2の実施の形態)(請求項3対応) 図4は請求項3に係る電力系統制御・保護装置の実施の
形態を示す伝送制御部の構成図であり、図4において図
2と同一部分については同一符号を付して説明を省略す
る。図2に対して本実施の形態で新たに付加したもの
は、入力ロック回路401 である。これは電源があれば送
信データをメモリに保存し、電源無しが検出されると送
信データの入力をロックして送信データを破棄するよう
にしたものである。
【0029】次に作用について説明する。図4に示す通
り、制御・保護装置の演算部からの送信指令等を示す制
御情報202 が制御回路203 に入力され、電源状態情報20
6 が電源状態監視回路207 に入力される。この入力され
た電源状態情報206 により電源状態監視回路207 にて制
御・保護装置の制御電源が有りであると判断された場合
は、制御回路203 から伝送回路205 に通知され、送信デ
ータ201 として出力される。
【0030】又は送信データ201 が一旦メモリ204 に蓄
えられて制御回路203 の通知により伝送回路205 に送信
され、送信データ201 が出力される。なお、この場合は
入力ロック回路はオン状態である。入力された電源状態
情報206 により電源状態監視回路207 にて制御・保護装
置の制御電源が無しであると判断された場合は、電源状
態監視回路207 から、入力ロック回路401 をオフして送
信入力を停止し、メモリ204 内に蓄えられている前回の
送信データ201 を伝送回路205 に送出するよう制御回路
203 から通知され、送信データ201 として出力する。
【0031】図5は制御・保護装置の伝送制御部内の入
力ロック回路401 に組込むソフトウェアの前値保持伝送
処理501 のフローチャートである。図5に示す通り、制
御・保護装置の電源状態情報を取込み(ステップS302
)、制御・保護装置の制御電源が有りか無しかを判定
する(ステップS303 )。制御・保護装置の制御電源が
有りならば、メモリ204 へ受信した送信データ201 を上
書き保存し(ステップS502 )、前値保存伝送処理501
を終了する。
【0032】制御・保護装置の制御電源側が無しなら
ば、受信した送信データ201 を破棄し、既にメモリに保
存されている送信データ201 を前値保持し(ステップS
503 )、前値保持伝送処理501 を終了する。本実施の形
態では、取込んだ伝送データ内容を前値保持するように
したものであり、制御電源無しの場合は破棄するので、
誤った情報を送信することはない。
【0033】(第3の実施の形態)(請求項4対応) 図6は請求項4に係る電力系統制御・保護装置の実施の
形態を示す伝送制御部の構成図であり、図6において図
4と同一部分については同一符号を付して説明を省略す
る。本実施の形態では、図4で設けた入力ロック回路40
1 を省略し、伝送回路205 の後段に出力ロック回路601
を設けたものである。
【0034】次に作用について説明する。図6に示す通
り、制御・保護装置の演算部からの送信指令等を示す制
御情報202 が制御回路203 に入力され、電源状態情報20
6 が電源状態監視回路207 に入力される。入力された電
源状態情報206 により電源状態監視回路207 にて制御・
保護装置の制御電源が有りであると判断された場合は、
制御回路203 から伝送回路205 にその旨が通知され、送
信データ201 として出力される。
【0035】又は送信データ201 が一旦メモリ204 に蓄
えられて制御回路203 の通知により伝送回路205 に送信
され、送信データ201 が出力される。入力された電源状
態情報206 により電源状態監視回路207 にて制御・保護
装置の制御電源が無しであると判断された場合は、電源
状態監視回路207 から、出力される送信データの出力停
止を行なう出力ロック回路601 に通知され、伝送制御部
104 からの出力を停止する。
【0036】図7は制御・保護装置の伝送制御部内の出
力ロック回路601 に組込むソフトウェアの送信ロック伝
送処理701 のフローチャートである。図7に示す通り、
制御・保護装置の電源状態情報を取込み(ステップS30
2 )、制御・保護装置の制御電源が有りか無しかを判定
する(ステップS303 )。
【0037】制御・保護装置の制御電源が有りならば、
伝送回路205 より伝送されてきた送信データを出力し
(ステップS702 )、送信ロック伝送処理701 を終了す
る。制御・保護装置の制御電源が無しならば、送信デー
タを送信することを停止し(ステップS703 )、送信ロ
ック伝送処理701 を終了する。本実施の形態によれば、
制御電源側無しのときは送信を停止するようにしている
ため、他の制御・保護装置に対して誤った情報を送信す
ることはない。
【0038】(第4の実施の形態)(請求項5対応) 図8は請求項5に係る電力系統制御・保護装置の実施の
形態を示す伝送制御部の構成図である。図8において図
6と同一部分については同一符号を付して説明を省略す
る。本実施の形態では、図6に示す出力ロック回路601
を省略し、加工メモリ801 とメモリ読込切換回路802 を
設け、送信データに代えて既存の加工データを送出した
ものである。
【0039】次に作用について説明する。図8に示す通
り、制御・保護装置の演算部からの送信指令等を示す制
御情報202 が制御回路203 に入力され、電源状態情報20
6 が電源状態監視回路207 に入力される。入力された電
源状態情報206 により電源状態監視回路207 にて制御・
保護装置の制御電源が有りであると判断された場合は、
制御回路203 から伝送回路205 にその旨が通知され、送
信データ201 として出力される。
【0040】又は送信データ201 が一旦メモリ204 に蓄
えられてメモリ読込切換回路802 から読み出されて、制
御回路203 の通知により伝送回路205 に送信され、送信
データ201 が出力される。
【0041】又、入力された電源状態情報206 により電
源状態監視回路207 にて制御・保護装置の制御電源が無
しであると判断された場合は、電源状態監視回路207 か
らメモリ読込切換回路802 に通知され、メモリ読込切換
回路802 から送信データ201が正常なものではないこと
を示すように加工されたデータを加工メモリ801 から読
み出し、伝送回路205 に送信して、送信データ201 とし
て出力する。
【0042】図9は制御・保護装置の伝送制御部内のメ
モリ読込切換回路802 に組込むソフトウェアの加工デー
タ伝送処理901 のフローチャートである。図9に示す通
り、制御・保護装置の電源状態情報を取込み(ステップ
S302 )、制御・保護装置の制御電源が有りか無しかを
判定する(ステップS303 )。制御・保護装置の制御電
源が有りならば、メモリ204 からデータを読込み、伝送
回路205 にセットし(ステップS902 )、加工データ伝
送処理901 を終了する。
【0043】制御・保護装置の制御電源が無しならば、
送信されるデータが正常なものではないことを示すよう
に予め加工されたデータを、加工メモリ801 から読込
み、伝送回路205 にセットして(ステップS903 )、加
工データ伝送処理901 を終了する。本実施の形態によれ
ば、制御電源が無くなったとき、送信データの代わりに
既存の加工データを送出するようにしたため、加工デー
タによって受信データを無効とすることができ、不要な
表示や警報を出さないですむ。
【0044】(第5の実施の形態)(請求項6対応) 図10は請求項6に係る電力系統制御・保護装置の実施の
形態を示す構成図である。図10において図12と同一部分
については同一符号を付して説明を省略する。本実施の
形態では、制御・保護装置の電源部制御電源開閉スイッ
チの開閉情報を、伝送制御部へ取込むようにしたもので
ある。
【0045】図10に示す通り、電源部102 内の制御電源
開閉スイッチの接点101 と連動する接点1001を付加し、
接点1001の開閉状態を、制御・保護装置の伝送制御部10
4 に取込む。図10に示す取込み情報に基づき、請求項2
から請求項6の情報の誤送信を防止する各処理が、制御
・保護装置内の伝送制御部にて行なわれる。
【0046】本実施の形態によれば、制御電源開閉スイ
ッチの接点により、直接、電源状態情報を伝送制御部へ
導入するようにしたので、他の制御・保護装置に誤った
表示や警報を与えることがなくなる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば伝
送系で結合されている他の制御・保護装置に、不要情報
や誤情報を送信することを防止できるので、作業員の誤
判断防止や誤情報による不要な対応を削減することがで
き、システム全体の信頼性が向上すると共に運用性向上
にも貢献できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】伝送系で結合されている制御・保護装置の制御
電源線から伝送制御部104 への電源状態情報の取込みを
示す構成図。
【図2】制御・保護装置の伝送制御部104 を示す構成
図。
【図3】制御・保護装置の伝送制御部に組込むソフトウ
ェアのデータ無効信号セット処理301 のフローチャー
ト。
【図4】制御・保護装置の伝送制御部104 を示す構成
図。
【図5】制御・保護装置の伝送制御部に組込むソフトウ
ェアの前値保持伝送処理501 のフローチャート。
【図6】制御・保護装置の伝送制御部104 を示す構成
図。
【図7】制御・保護装置の伝送制御部に組込むソフトウ
ェアの送信ロック伝送処理701のフローチャート。
【図8】制御・保護装置の伝送制御部104 を示すハード
ウェア構成図。
【図9】制御・保護装置の伝送制御部に組込むソフトウ
ェアの加工データ伝送処理901のフローチャート。
【図10】伝送系で結合されている制御・保護装置の制御
電源開閉スイッチの接点1001から伝送制御部104 への電
源状態情報の取込みを示す構成図。
【図11】従来の伝送系により結合した制御・保護システ
ム。
【図12】伝送系で結合されている制御・保護システムに
おいて任意の装置の制御電源を停止させたときに誤情報
が送出される様子を示す構成図。
【図13】従来の制御・保護装置の伝送制御部104 を示す
構成図。
【図14】制御電源OFF時の一次制御電源電圧V1,10
6 と、二次出力電圧V2,107の相関図。
【符号の説明】
101 制御電源開閉スイッチの接点 102 電源部 103 電源状態情報入力回路 104 伝送制御部 105 制御電源線 106 一次制御電源電圧V1 107 二次出力電圧V2 108 装置外部接点 109 電源装置 201 送信データ 202 制御情報 203 制御回路 204 メモリ 205 伝送回路 206 電源状態情報 207 電源状態監視回路 208 データ無効信号セット回路 401 入力ロック回路 601 出力ロック回路 801 加工メモリ 802 メモリ読込切換回路 1001 接点 1101 制御装置 1102 制御装置 1103 保護装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の装置が伝送系を介して接続されて
    いる電力系統制御・保護システムにおいて、電源部に電
    源の有無を検知する電源状態情報入力手段を備え、伝送
    制御部に前記電源状態情報入力手段からの電源状態情報
    を入力し、装置の制御電源の停止から当該装置が完全停
    止するまでの間に送信する可能性のある不要情報及び誤
    情報の送信を防止する手段を備えたことを特徴とする電
    力系統制御・保護装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電力系統制御・保護装置
    において、不要情報,誤情報の送信を防止する手段とし
    て、伝送制御部に取込まれた電源状態情報をもとにデー
    タ無効信号を送信データに付加して送出する手段を備え
    たことを特徴とする電力系統制御・保護装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の電力系統制御・保護装置
    において、不要情報,誤情報の送信を防止する手段とし
    て、伝送制御部に取込まれた電源状態情報をもとに、送
    信データ内容を前値保持する手段を備えたことを特徴と
    する電力系統制御・保護装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の電力系統制御・保護装置
    において、不要情報,誤情報の送信を防止する手段とし
    て、伝送制御部に取込まれた電源状態情報をもとに、送
    信データの送出を停止する手段を備えたことを特徴とす
    る電力系統制御・保護装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の電力系統制御・保護装置
    において、不要情報,誤情報の送信を防止する手段とし
    て、伝送制御部に取込まれた電源状態情報をもとに、送
    信データの代わりに既存の加工データを送出する手段を
    備えたことを特徴とする電力系統制御・保護装置。
  6. 【請求項6】 請求項2ないし請求項5記載の電力系統
    制御・保護装置において、装置の制御電源線より電源状
    態情報を伝送制御部に取込む代わりに、制御電源開閉ス
    イッチと連動する接点を付加し、前記接点の開閉状態よ
    り電源状態情報を伝送制御部に直接取込むことを特徴と
    する電力系統制御・保護装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005235208A (ja) * 2004-02-17 2005-09-02 Microsoft Corp 常時動作可能なコンピューティングデバイス

Cited By (1)

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JP2005235208A (ja) * 2004-02-17 2005-09-02 Microsoft Corp 常時動作可能なコンピューティングデバイス

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