JPH11163463A - 半導体発光素子とその製造方法 - Google Patents

半導体発光素子とその製造方法

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JPH11163463A
JPH11163463A JP32870197A JP32870197A JPH11163463A JP H11163463 A JPH11163463 A JP H11163463A JP 32870197 A JP32870197 A JP 32870197A JP 32870197 A JP32870197 A JP 32870197A JP H11163463 A JPH11163463 A JP H11163463A
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JP
Japan
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mesa
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gainp
semiconductor light
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JP32870197A
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Masateru Oya
昌輝 大矢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 信頼性が高く、動作電流が低く、高耐圧のA
lGaInP可視光半導体レーザ素子の構造と、その半
導体レーザ素子を高い歩留まりで作製できる製造方法を
提供する。 【解決手段】 Alを含むダブルヘテロ構造上に、Al
を含まないGaInP保護層を設け、その上に2本のス
トライプ状のマスクを形成し、選択成長によりメサおよ
びメサ脇の平坦部を形成し、メサおよび平坦部を覆うよ
うに電極を設けることを特徴とする。また、第1導電型
GaAs基板上に、第1導電型AlGaInPクラッド
層、活性層、第1の第2導電型AlGaInPクラッド
層を含んで成るダブルヘテロ構造と、該構造上に、第2
導電型GaInP保護層と、該保護層上に、第2の第2
導電型AlGaInPクラッド層、第2導電型GaIn
P中間層、第2導電型GaAsコンタクト層を含んで成
るストライプ状のメサを有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体発光素子及
びその製造方法に関し、特に光ディスクシステムの光源
などに用いられるAlGaInP可視光半導体レーザ素
子の半導体発光素子及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体発光素子、特にAlGaI
nP可視光半導体レーザにおいて、ストライプ状のメサ
をウエットエッチングにより形成する製造方法が一般的
であった。これに代わり、近年、素子特性の高均一化・
高歩留まり化を目的として、例えば特開平03−283
693号公報に示されるように、選択成長によりストラ
イプ状のメサを形成する方法が提案されている。
【0003】図3は、上記公報による従来例を、製造工
程順に示した縦断面図である。この半導体レーザ素子の
製造方法は、まず、図3(a)に示すように、n−Ga
As基板1上に、第1回目の減圧MOCVD(Metal Or
ganic Chemical Vapor Epitaxy:有機金属化学的気相成
長法)成長により、n−GaAsバッファ層2、n−A
lGaInPクラッド層3、活性層4、p−AlGaI
nP下部クラッド層5を形成した後、p−AlGaIn
P下部クラッド層5上に、CVD(Chemical Vapor Dep
osition)法によりSiO2 膜を形成し、これに写真蝕
刻を施して、およそ5μm幅のストライプ状開口部を有
するマスク14を形成する。
【0004】次に、図3(b)に示すように、第2回目
のMOCVD成長により、マスク14のストライプ状開
口部にのみ、p−AlGaInP上部クラッド層8から
成るメサを選択的に形成し、p−AlGaInP上部ク
ラッド層8を覆うように、p−GaInP中間層9を形
成する。
【0005】次いで、図3(c)に示すように、マスク
14を除去した後、第3回目の減圧MOCVD成長によ
り、全面にp−GaAsコンタクト層10を形成し、p
−GaAsコンタクト層10の上面にp側電極12を形
成し、n−GaAs基板1の下面にn側電極13を形成
することにより、半導体レーザ素子が完成される。
【0006】この従来例においては、p−AlGaIn
P上部クラッド層8から成るストライプ状のメサを選択
成長により形成するため、メサをウエットエッチングに
より形成する方法に比べて、メサ幅の制御性が良好であ
る。その理由は、ウエットエッチングにおいては、エッ
チングが進むにつれて、エッチング溶液の組成や濃度に
分布が生じやすく、エッチング速度が変化し、半導体レ
ーザ素子の作製時に、メサ幅にばらつきを生ずる。一
方、選択成長においては、メサ幅はSiO2 マスクの開
口幅で決まり、そのマスクの形成には、作製精度の高い
フォトリソグラフィー技術を用いることが可能である。
そのため、半導体レーザ素子の作製において、均一な幅
のメサが形成でき、素子特性の高均一化・高歩留まり化
が可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例の第1の問題は、メサの選択成長が実現困難な点で
ある。その理由は、p−AlGaInP上部クラッド層
8から成るメサの底幅を一般的に5μm、半導体レーザ
素子の幅を一般的に300μmとすると、選択成長に用
いるマスク14は、開口部の幅が5μmであるのに対
し、マスク14の幅が295μm必要となる。このよう
に、開口幅に対してマスク幅が極めて広い場合、マスク
14上においても原料が消費されて多結晶塊が形成され
やすく、MOVPE成長の選択性が低下する。そのた
め、従来例に示した半導体レーザ素子の構造を実現する
のは困難である。
【0008】また、第2の問題は、素子の信頼性が低い
点である。その理由は、選択成長に用いるマスクを形成
する際に、酸化されやすいp−AlGaInP下部クラ
ッド層5が大気に晒されてしまうためである。そのた
め、p−AlGaInP下部クラッド層5、および、そ
の上に形成されるメサの結晶性が悪化し、発光部近傍の
結晶性が著しく低下する。これは、信頼性を著しく低下
させる原因となる。
【0009】従来例の第3の問題は、動作電流が高い点
である。その理由は、水平横モード制御が、p−GaA
sコンタクト層10における光吸収損失により行われる
ためである。その結果、しきい電流値が増大し、効率が
悪化する。
【0010】さらに第4の問題は、電圧に対する素子耐
圧が低い点である。その理由は、ストライプ状のメサの
外側における電流狭窄が、p−AlGaInP下部クラ
ッド層5とp−GaAsコンタクト層10との界面にて
価電子帯側に形成されるエネルギー障壁により行われて
おり、高電圧印加時には、そのエネルギー障壁を乗り越
えて電流が流れてしまうためである。
【0011】[発明の目的]本発明の目的は、信頼性が
高く、動作電流が低く、高耐圧のAlGaInP可視光
半導体レーザ素子の構造と、その半導体レーザ素子を高
い歩留まりで作製できる製造方法を提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体発光素子
は、第1導電型GaAs基板上に、少なくとも第1導電
型AlGaInPクラッド層、GaInPまたはAlG
aInPを含んで成る活性層、第1の第2導電型AlG
aInPクラッド層を含んで成るダブルヘテロ構造を有
し、前記ダブルヘテロ構造上に、第2導電型GaInP
保護層を有し、前記第2導電型GaInP保護層上に、
少なくとも第2の第2導電型AlGaInPクラッド
層、第2導電型GaInP中間層、第2導電型GaAs
コンタクト層を含んで成るストライプ状のメサを有し、
前記メサの両脇に、前記メサとほぼ同じ高さから成る平
坦部を有し、前記メサおよび前記平坦部を覆うように設
けられた電極を有することを特徴とする。
【0013】より詳細には、前記メサの幅が10μm以
下であり、前記メサと前記平坦部との間隔が100μm
以下であることを特徴とする。
【0014】本発明の半導体発光素子の製造方法は、第
1導電型GaAs基板上に、少なくとも第1導電型Al
GaInPクラッド層、GaInPまたはAlGaIn
Pを含んで成る活性層、第1の第2導電型AlGaIn
Pクラッド層を含んで成るダブルヘテロ構造と、第2導
電型GaInP保護層とを形成する工程と、前記第2導
電型GaInP保護層上に、2本のストライプ状のマス
クを形成する工程と、前記マスクの開口部に、少なくと
も第2の第2導電型AlGaInPクラッド層、第2導
電型GaInP中間層、第2導電型GaAsコンタクト
層を含んで成るストライプ状のメサを選択成長により形
成する工程と、前記マスクの外側に、前記メサとほぼ同
じ高さから成る平坦部を選択成長により形成する工程
と、前記メサおよび前記平坦部を覆うように電極を形成
する工程とを含むことを特徴とする。
【0015】より詳細には、前記2本のストライプ状の
マスクの間隔が10μm以下であり、各々のマスクの幅
が100μm以下であることを特徴とする。
【0016】[作用]本発明によれば、開口部を10μ
m以下、望ましくは5μm程度、マスクの幅を100μ
m以下、望ましくは50μm以下に設定するため、MO
VPE成長において、マスク上で原料が消費されて多結
晶が形成されることなく、高い選択性が得られ、メサお
よびメサ脇の平坦部の選択成長を容易に実現できる。
【0017】また、第1回目のMOVPE成長の際、p
−AlGaInP下部クラッド層の上に、Alを含まな
い層、例えばp−GaInP層を設けることにより、選
択成長に用いるマスクの形成時に、酸化による結晶性の
低下を防止することができる。そのため、発光部近傍の
結晶性は良好な状態が保たれ、高い信頼性が得られる。
【0018】さらに、水平横モード制御は、選択成長に
用いるマスク(例えは誘電体膜)、および電極金属によ
り実現するため、光吸収による損失が少なく、動作電流
を低減することができる。
【0019】さらに、電流狭窄は、誘電体であるマスク
により実現されるため、マスクが絶縁破壊を起こさない
限り、電流狭窄の機能は有効に働く。
【0020】また、従来例においては、半導体レーザ素
子の作製に、計3回の減圧MOCVD法又はMOVPE
成長が必要であったが、本発明によれば、必要なMOV
PE成長は計2回で良く、成長回数が従来に比べて少な
くて済む。
【0021】以上の作用に加え、本発明によれば、スト
ライプ状のメサを選択成長により形成するため、メサ幅
を正確に作製することができ、素子特性の高均一化・高
歩留まり化を実現することができる。また、メサの両脇
にメサとほぼ同じ高さの平坦部を有するため、半導体レ
ーザ素子をヒートシンクに融着して半導体レーザ装置に
組み立てる際に素子に掛かる応力が、発光部近傍である
メサに集中することなく、組立による発光部近傍の結晶
性の低下を防止でき、高い信頼性が得られる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態について図面を
参照して詳細に説明する。
【0023】図1は、本発明の実施形態の構造を示す斜
視図である。n−GaAs基板1上に、n−GaAsバ
ッファ層2が形成され、更にこのn−GaAsバッファ
層2上には、n−AlGaInPクラッド層3、活性層
4、p−AlGaInP下部クラッド層5からなるダブ
ルヘテロ接合構造が形成され、その上にp−GaInP
保護層6が形成され、その上に選択成長に用いる第1の
マスク7が形成され、選択成長により形成されたp−A
lGaInP上部クラッド層8aおよび8b(メサ部を
8a、メサ脇の平坦部を8bとし、以下同様)、p−G
aInP中間層9aおよび9b、p−GaAsコンタク
ト層10aおよび10bを備え、電流狭窄に用いる第2
のマスク11が形成され、上端および下端には、p側電
極12、n側電極13が形成されている。
【0024】図2は、本発明の実施形態を製造工程順に
示した縦断面図である。成長方法は減圧下のMOVPE
法を用い、原料として、トリメチルインジウム(TMI
n)、トリメチルアルミニウム(TMAl)、トリエチ
ルガリウム(TEGa)、ジエチルジンク(DEZ
n)、ジシラン(Si2 6 )、ホスフィン(P
3 )、アルシン(AsH3 )などを用い、成長温度は
約700℃とする。
【0025】まず、図2(a)に示すように、n−Ga
As基板1上に、第1回目の減圧下のMOVPE法によ
る成長において、n−GaAsバッファ層2、n−Al
GaInPクラッド層3、活性層4、p−AlGaIn
P下部クラッド層5、p−GaInP保護層6を形成し
た後、p−GaInP保護層6上に、例えばCVD法に
よりSiO2 膜を形成し、これに写真蝕刻を施して、2
本の平行なストライプ状の第1のマスク7を形成する。
その際、開口幅(2本のマスクの間隔)は10μm以
下、望ましくは約5μmとし、各々のマスク7の幅は、
マスク7上で原料が消費されて、多結晶が形成されれる
ことのないように、100μm以下、望ましくは50μ
m以下に設定する。
【0026】次に、図2(b)に示すように、第2回目
の減圧下のMOVPE法による成長において、第1のマ
スク7を除いたp−GaInP保護層6上に、p−Al
GaInP上部クラッド層8aおよび8b(ここで、8
aはメサ部、8bはメサ脇の平坦部を示し、以下同
様)、p−GaInP中間層9aおよび9b、p−Ga
Asコンタクト層10aおよび10bを選択的に形成す
る。
【0027】次いで、図2(c)に示すように、メサ脇
の平坦部を構成するp−AlGaInP上部クラッド層
8b、p−GaInP中間層9b、p−GaAsコンタ
クト層10bを覆うように、第2のマスク11を形成
し、上面にp側電極12、下面にn側電極13を形成す
ることにより、半導体レーザ素子が完成される。この製
造方法においては、MOVPE成長は計2回で済み、ウ
エットエッチングの工程は不要である。
【0028】なお、本実施形態では、p−GaInP中
間層9aおよび9b、p−GaAsコンタクト層10a
および10bが、p−AlGaInP上部クラッド層8
aおよび8bを覆うように形成された例を示したが、成
長条件によりp−AlGaInP上部クラッド層8aお
よび8bの上面にのみ形成され、クラッド層8aおよび
8bの側面に形成されなくてもよい。また、第1のマス
ク7は、選択成長の後に除去しても構わない。その場合
の電流狭窄は、p−GaInP保護層6とp側電極12
との界面で形成されるショットキー障壁により実現され
る。また、メサ脇の平坦部のp−GaInP中間層9
b、p−GaAsコンタクト層10bは除去しても良
く、その場合には、第2のマスク11はなくても差し支
えない。また、p−GaInP保護層6は、Alを含ま
ない他の材料で構成しても良い。
【0029】なお、本発明の半導体発光素子において
は、成長方法、成長温度、成長圧力、原料、基板、素子
を構成する層の組成や厚さなどは、如何様でも差し支え
ない。例えば、活性層として、多重量子井戸構造を有し
てハイコヒーレントなレーザー光としても良く、光導波
層を含んだ分離閉じこめ構造を有しても良い。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、選択成長に用いるマス
クの幅を100μm以下、望ましくは50μm以下に設
定するため、マスク上において原料が消費されて多結晶
塊が形成されるのを防止できるので、ストライプ状のメ
サを選択成長により形成する際、高い選択性が得られ
る。これにより、選択成長の実現が容易になる。
【0031】また、Alを含まないGaInP保護層を
設けることにより、選択成長に用いるマスクの形成時
に、Alを含んだ層が大気に露出するのを防ぎ、酸化に
より発光部近傍の結晶性が悪化するのを防止できるの
で、半導体レーザ素子の発光部近傍の結晶性が良好に保
たれ得る。これにより、高い信頼性が得られる。
【0032】また、メサの両脇に、メサとほぼ同じ高さ
の平坦部を有するため、半導体レーザ素子を半導体レー
ザ装置に組み立てる際に素子に掛かる応力が、発光部近
傍であるメサに集中するのを防ぎ、組立による結晶性の
低下を防止できる。
【0033】さらに、水平横モード制御を誘電体膜と金
属により実現するため、従来のGaAsによる水平横モ
ード制御に比べ、光吸収損失が少ないので、動作電流を
低くすることができる。これにより、低消費電力化や、
温度特性・信頼性の向上が可能となる。
【0034】また、電流狭窄を誘電体膜により実現する
ので、電圧に対する素子耐圧を高くすることができる。
【0035】さらにまた、必要なMOVPE成長が計2
回で済み、従来に比べて成長回数が少ないため、半導体
レーザ素子の作製を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の構造を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施形態を製造工程順に示す縦断面図
である。
【図3】従来例を製造工程順に示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 n−GaAs基板 2 n−GaAsバッファ層 3 n−AlGaInPクラッド層 4 活性層 5 p−AlGaInP下部クラッド層 6 p−GaInP保護層 7 第1のマスク 8 p−AlGaInP上部クラッド層(8a:メサ
部、8b:平坦部) 9 p−GaInP中間層(9a:メサ部、9b:平坦
部) 10 p−GaAsコンタクト層(10a:メサ部、1
0b:平坦部) 11 第2のマスク 12 p側電極 13 n側電極 14 マスク

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1導電型GaAs基板上に、少なくと
    も第1導電型AlGaInPクラッド層、GaInPま
    たはAlGaInPを含んで成る活性層、第1の第2導
    電型AlGaInPクラッド層を含んで成るダブルヘテ
    ロ構造を有し、前記ダブルヘテロ構造上に、第2導電型
    GaInP保護層を有し、前記第2導電型GaInP保
    護層上に、少なくとも第2の第2導電型AlGaInP
    クラッド層、第2導電型GaInP中間層、第2導電型
    GaAsコンタクト層を含んで成るストライプ状のメサ
    を有し、前記メサの両脇に、前記メサとほぼ同じ高さか
    ら成る平坦部を有し、前記メサおよび前記平坦部を覆う
    ように設けられた電極を有することを特徴とする半導体
    発光素子。
  2. 【請求項2】 前記メサの幅が10μm以下であり、前
    記メサと前記平坦部との間隔が100μm以下であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の半導体発光素子。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の半導体発光素子
    において、前記平坦部は前記メサと同様な構成であり、
    前記第2導電型GaInP保護層上に、少なくとも第2
    の第2導電型AlGaInPクラッド層、第2導電型G
    aInP中間層、第2導電型GaAsコンタクト層を含
    んでなることを特徴とする半導体発光素子。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2,3に記載の半導体発光
    素子において、前記第1導電型はn型であり、前記第2
    導電型はp型であることを特徴とする半導体発光素子。
  5. 【請求項5】 第1導電型GaAs基板上に、少なくと
    も第1導電型AlGaInPクラッド層、GaInPま
    たはAlGaInPを含んで成る活性層、第1の第2導
    電型AlGaInPクラッド層を含んで成るダブルヘテ
    ロ構造と、第2導電型GaInP保護層とを形成する工
    程と、前記第2導電型GaInP保護層上に、2本のス
    トライプ状のマスクを形成する工程と、前記マスクの開
    口部に、少なくとも第2の第2導電型AlGaInPク
    ラッド層、第2導電型GaInP中間層、第2導電型G
    aAsコンタクト層を含んで成るストライプ状のメサを
    選択成長により形成する工程と、前記マスクの外側に、
    前記メサとほぼ同じ高さから成る平坦部を選択成長によ
    り形成する工程と、前記メサおよび前記平坦部を覆うよ
    うに電極を形成する工程とを含むことを特徴とする半導
    体発光素子の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記2本のストライプ状のマスクの間隔
    が10μm以下であり、各々のマスクの幅が100μm
    以下であることを特徴とする請求項5に記載の半導体発
    光素子の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項4又は5に記載の半導体発光素子
    の製造方法において、前記平坦部は前記メサと同様な構
    成であり、前記マスクの開口部に、少なくとも第2の第
    2導電型AlGaInPクラッド層、第2導電型GaI
    nP中間層、第2導電型GaAsコンタクト層を含んで
    なることを特徴とする半導体発光素子の製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項5又は6,7に記載の半導体発光
    素子の製造方法において、前記第1導電型はn型であ
    り、前記第2導電型はp型であることを特徴とする半導
    体発光素子の製造方法。
  9. 【請求項9】 レーザ光線を出力する半導体発光素子の
    製造方法において、基板上にAlを含むダブルヘテロ構
    造を形成し、該ダブルヘテロ構造上に、前記Alを含ま
    ないGaInP保護層を設け、そのGaInP保護層上
    に2本のストライプ状のマスクを形成し、選択成長によ
    りメサおよびメサ脇の平坦部を形成し、前記メサおよび
    前記平坦部を覆うように駆動用の電極を設け、前記基板
    他方に電極を形成したことを特徴とする半導体発光素子
    の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001015851A (ja) * 1999-07-01 2001-01-19 Sony Corp 半導体レーザ素子及びその作製方法
JP2007251031A (ja) * 2006-03-17 2007-09-27 Furukawa Electric Co Ltd:The 半導体発光素子及びその製造方法

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