JPH11163418A - 発光ダイオードを用いた光源 - Google Patents

発光ダイオードを用いた光源

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JPH11163418A
JPH11163418A JP32355297A JP32355297A JPH11163418A JP H11163418 A JPH11163418 A JP H11163418A JP 32355297 A JP32355297 A JP 32355297A JP 32355297 A JP32355297 A JP 32355297A JP H11163418 A JPH11163418 A JP H11163418A
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light emitting
light
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recess
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Shoichi Koyama
昇一 小山
Nobuyuki Asahi
信行 朝日
Toshiyuki Suzuki
俊之 鈴木
Eiji Shiohama
英二 塩浜
Masaru Sugimoto
勝 杉本
Shohei Yamamoto
正平 山本
Jiro Hashizume
二郎 橋爪
Yasushi Akiba
泰史 秋庭
Koji Tanaka
孝司 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】発光ダイオードチップを配置する基板に凹凸形
状を形成するのを容易にし、かつ配光制御も容易にす
る。 【解決手段】立体回路成形品(MID)1の表面に多数
の凹所2が形成される。各凹所2にはそれぞれ4色の発
光ダイオードチップ3が配置される。凹所2を立体回路
成形品1に形成するから、凹所2の寸法や形状を比較的
自由に設計することができ、配光制御が容易になる。ま
た、凹所2内に複数色の発光ダイオードチップ3を近接
して配置するから混色性がよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、照明用や装飾用に
適した発光ダイオードを用いた光源に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、複数個の発光ダイオードチッ
プを基板上に配列して光源として用いることが考えられ
ている。この種の光源としては、図10に示す特開平5
−11718号公報に記載されたもののように、絶縁金
属基板1’に多数の凹所2’を形成し、各凹所2’にそ
れぞれ発光色の異なる複数個の発光ダイオードチップ3
を配置したものが知られている。この構成では、異色の
発光ダイオードチップ3を近接して配置することができ
るから、混色性がよく混合色の均一性に優れた光源を構
成することが可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、絶縁金属基
板1’は、金属基板に薄い絶縁層を形成した回路基板で
あって、絶縁層を剥離させることなく絶縁金属基板1’
に凹所2’を形成しなければならないから、凹所2’の
加工が比較的難しいという問題を有している。また、凹
所2’はプレス加工などによって形成されるものである
から、凹所2’を形成するために板厚の小さい絶縁金属
基板1’を用いなければならず、絶縁金属基板1’が貫
通しないように加工しようとすれば、凹所2’の開口面
積に対する深さの比率を大きくとることができないもの
である。つまり、絶縁金属基板1’に形成した凹所2’
内に発光ダイオードチップ3を配置している従来構成で
は、絶縁金属基板1’による配光制御が困難であるか
ら、別途に反射板などの配光制御部材が必要になる。
【0004】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、発光ダイオードチップを配置する基
板に凹凸形状を形成するのが容易であって配光も容易に
制御することができる発光ダイオードを用いた光源を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、発光
色が互いに異なる複数個の発光ダイオードチップを表面
に配光用の凹凸を形成した立体回路成形品に配置したも
のである。この構成によれば、発光ダイオードチップを
配置する基板として立体回路成形品を用いており、基板
が成形品であるから、基板に所望形状の凹凸を容易に形
成することができ、基板による配光制御が容易になる。
ここに、立体回路成形品は、MID(Molded Interconn
ection Device )として知られ、立体配線技術や二重成
形技術を用いることにより基板に電子部品を併せて作っ
たものである。この種の立体回路成形品の表面には凹凸
を容易に形成することができ、またメッキも容易である
から、加工性がよくしかも配光制御が容易になるのであ
る。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、複数色の発光ダイオードチップからなる1組の発光
ダイオードチップを1個の立体回路成形品に配置してセ
ルが形成され、複数個のセルが配列されているものであ
る。この構成によれば、複数個のセルを配列して光源を
構成しているから、経年変化などによって光源を構成す
るセルのいずれかが不点灯になったときには、そのセル
のみを交換すればよく、維持費の増加を抑制することが
できる。
【0007】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、少なくとも1色の発光ダイオードチップからの光を
他色の発光ダイオードチップからの光に混色させるよう
に拡散する光学要素を設けたものである。この構成で
は、近接配置していない発光ダイオードチップからの光
の混色性を高めることができるから、発光ダイオードチ
ップの配置密度を低減して単位面積当たりの発光ダイオ
ードチップの個数を低減することが可能になる。
【0008】請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、少なくとも一部の発光ダイオードチップに微振動を
与えるマイクロアクチュエータを立体回路成形品に設け
たものである。この構成では、発光ダイオードをマイク
ロアクチュエータにより微小に振動させるから、光の混
合量や配光を時間とともに変化させることができる。こ
のことによって、装飾効果を高めたり混色性を向上させ
て光出力の変動によるちらつきを抑制したりすることが
可能になる。
【0009】請求項5の発明は、請求項1の発明におい
て、少なくとも一部の発光ダイオードチップの配光を制
御する反射板を設け、前記反射板は発光ダイオードチッ
プとの距離を可変としたものである。この構成では、反
射板の位置を変化させることによって混色性や配光の制
御が可能であり、たとえば、時間経過に伴って反射板の
位置を変化させれば装飾効果を高めることができ、発光
ダイオードチップの光出力の変動に応じて反射板の位置
を変化させれば発光ダイオードチップの光出力の変動に
よるちらつきを抑制することができる。
【0010】請求項6の発明は、請求項1の発明におい
て、少なくとも一部の発光ダイオードチップの光の放射
方向を他の発光ダイオードチップと異ならせるように配
置したものである。この構成によれば、発光ダイオード
チップの取付方向を変化させるだけで各種配光パターン
の光源を得ることができる。請求項7の発明は、請求項
1の発明において、少なくとも一部の発光ダイオードチ
ップは他の発光ダイオードチップとは異なる密度で立体
回路成形品に配置されるものである。この構成によれ
ば、発光ダイオードチップの配置密度を場所に応じて変
化させていることによって各種配光パターンの光源を得
ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】(実施形態1)本実施形態は、図
1および図2に示すように、基板として立体回路成形品
1を用い、立体回路成形品1の表面に配光用の多数の凹
所2を形成するとともに、各凹所2内に複数個ずつの発
光ダイオードチップ3を配置した構成を有する。ここで
は、各凹所2の開口面を正方形状に形成し、凹所2の底
面を開口面と平行な面かつ相似な形状とするとともに、
底面から開口面に向かって断面積が広がるように凹所2
を形成している。つまり、凹所2の開口面に直交する断
面が逆台形状になる。発光ダイオードチップ3は、各凹
所2の底面に4個ずつ配置される。ここで、各凹所2に
配置された4個の発光ダイオードチップ3は発光色が互
いに異なるものであって、たとえば、4色のうちの3色
は混色光が白色になるように赤色、緑色、青色を用い、
他の1色としては黄色を用いる。このような組み合わせ
であれば、混色光は黄色を帯びた白色系とすることがで
き、照明用の光源として用いるとすれば、蛍光灯におけ
る電球色や昼光色に近い光色を得ることが可能になる。
ここにおいて、黄色の発光ダイオードチップ3は省略す
ることが可能であり、3色の混色で白色系の光が得られ
るようにすれば、各色の光出力を調節することで光色を
調節することが可能である。つまり、凹所2には最低3
色の発光ダイオードチップ3が配置されていればよい。
【0012】なお、凹所2は図示例ではマトリクス状に
並ぶように形成してあるが、凹所2の配列についてはと
くに制限はない。ただし、凹所2をマトリクス状に並べ
ておけば、各凹所2内に設けた発光ダイオードチップ3
を同色ごとに並列接続する際に直線状の回路パターン4
によって接続することが可能になり、回路パターン4の
形成が容易になる。また、同色の発光ダイオードチップ
3を並列接続しておけば、各色ごとに光量を調節するこ
とができるようになり、混色光の色を調節することが可
能になる。
【0013】上述の構成では、基板として用いる立体回
路成形品1が合成樹脂(液晶ポリマ)の成形品であって
加工が容易であるから、凹所2の開口形状、深さ、開口
面積などを自由に設計することができる。つまり、凹所
2の形状は上述の形状に限定されるものではなく配光に
応じて他の形状を採用してもよい。また、凹所2の内周
面を反射面(鏡面あるいは白色面)としておけば、発光
ダイオードチップ3から放射された光の配光を制御した
り、照明に利用する効率を高めたりすることが可能にな
る。さらに、立体回路成形品1に凹所2ではなく凸部を
形成し、凸部に発光ダイオードチップ3を配置してもよ
い。
【0014】上記構成では、凹所2内に異なる発光色の
発光ダイオードチップ3を配置し、しかも凹所2を密接
して形成することができるから、発光ダイオードチップ
を高密度で配置することができ各発光ダイオードチップ
3からの光を十分に混色させて色むらなく照明すること
が可能になる。混色性をさらに高めるために、図2に示
すように、立体回路成形品1の前方に拡散板5を配置し
てもよい。また、一般的な乳白色の拡散板5に代えて多
数の微小レンズを形成した透光板を用いてもよい。
【0015】上記構成では、各凹所2に4色の発光ダイ
オードチップ3を配置しているが、1つの凹所2に同じ
発光色の発光ダイオードチップ3を複数配置することに
よって1箇所当たりの輝度を高めるようにしてもよい。 (実施形態2)実施形態1では、凹所2の底面に複数個
の発光ダイオードチップ3を配置していたが、本実施形
態は、図3に示すように、凹所2の周壁を階段状に形成
し、凹所2の底面だけではなく各段差部6にもそれぞれ
発光ダイオードチップ3を配置している。また、凹所2
の底面に配置した発光ダイオードチップ3の上には複数
個の発光ダイオードチップ3を積み上げて配置してあ
る。この構成では、1つの凹所2に配置する発光ダイオ
ードチップ3の個数を実施形態1よりも多くすることが
できるから、発光ダイオードチップ3の配置密度を実施
形態1よりも大きくすることが可能であり、結果的に輝
度の向上につながる。他の構成および動作は実施形態1
と同様である。
【0016】(実施形態3)本実施形態は、図4に示す
ように、1つの立体回路成形品1に1つの凹所2を形成
し、凹所2内に複数個(図示例では4個)の発光ダイオ
ードチップ3を配置してこれをセル7とし、複数個のセ
ル7を基板8上に配列することにより光源を構成するも
のである。凹所2内に配置される発光ダイオードチップ
3のうちの3個は混色によって白色光が得られるように
赤色、緑色、青色の3色のものを用い、残りの1個は黄
色のものを用いている。ただし、発光色の組み合わせ
は、実施形態1と同様であって、混色光が白色系になる
3色以上があればよい。
【0017】上述のように、複数個のセル7を配列して
光源を構成しているから、実施形態1と同様の光源を得
ることができるのはもちろんのこと、経年変化などによ
って光源を構成するセル7のいずれかが不点灯になった
ときには、そのセル7のみを交換すればよいから、維持
費の増加を抑制することができる。なお、実施形態1で
説明したように、凹所2の形状や寸法の設計の自由度が
高く、また凹所2に配置する発光ダイオードチップ3の
発光色の種類も自由に選択可能であるから、仕様の異な
るセル7を基板8に配列すれば、各種発光色や各種配光
特性を有する装飾用の光源を容易に構成することができ
る。他の構成および動作は実施形態1と同様である。
【0018】(実施形態4)実施形態1では、立体回路
成形品1に等しい形状の凹所2を形成し、さらに各凹所
2に4個ずつの発光ダイオードチップ3を配置している
が、本実施形態では異なる形状の2種類の凹所2a,2
bを形成し、一方の凹所2aには3個の発光ダイオード
チップ3を配置し、他方の凹所2bには1個の発光ダイ
オードチップ3を配置している。図示例では1個の凹所
2bの周囲に4個の凹所2aを配置しているから、図内
では凹所2aの個数が凹所2bの個数よりも多いように
見えるが、凹所2a,2bをマトリクス状に配列してい
るものとして、3×3個の凹所2a,2bについて考察
すれば、3×3個の凹所2a,2bにより形成される正
方形の中心に凹所2bが位置するときには、角部には凹
所2bが位置することになる。つまり、正方形内の5個
が凹所2bであり、残りの4個が凹所2aになる。3×
3個の凹所2a,2bにより形成される正方形の中心に
凹所2aが位置すれば凹所2aが5個、凹所2bが4個
になるから、結局、立体回路成形品1の全体としてみれ
ば、凹所2a,2bは同数個ずつ設けられているとみな
してよい。
【0019】ここで、凹所2aに配置した3個の発光ダ
イオードチップ3については混色光が白色系になるよう
にし、凹所2bに配置した発光ダイオードチップ3につ
いては黄色とすればよい。これは照明用の光源は白色系
が基本であるから、白色系の光を得るための発光ダイオ
ードチップ3を近接配置して混色性を高めたほうがよい
からである。また、凹所2bに配置した発光ダイオード
チップ3については、凹所2aに配置した発光ダイオー
ドチップ3による白色系の光色との混色性を高めるため
に、凹所2bに配置した発光ダイオードチップ3の前方
に、拡散透過性を有するレンズのような光学要素9を配
置しておく。
【0020】実施形態1と同面積の立体回路成形品1を
用いるとすれば、本実施形態の構成のほうが使用する発
光ダイオードチップ3の個数を少なくすることができ
る。なお、上記構成では白色系の混色光が得られる3個
の発光ダイオードチップ3を凹所2aに配置し、他の1
色については凹所2bに配置しているが、凹所2aに配
置される3個の発光ダイオード3の発光色は必ずしも上
記例に限定されるものではなく、また、必要に応じて凹
所2a,2bに2個ずつの発光ダイオードチップ3を配
置してもよい。他の構成および動作は実施形態1と同様
である。光学要素9はレンズに限定されるものではなく
拡散板など拡散透過性を有するものであれば他の部材で
もよい。
【0021】(実施形態5)本実施形態は、図6に示す
ように、実施形態2の構成において、一部の発光ダイオ
ードチップ3をマイクロアクチュエータ10の上に配置
し、マイクロアクチュエータ10により発光ダイオード
チップ3を微小に振動させるものである。マイクロアク
チュエータ10は半導体プロセスにより立体回路成形品
1に形成したアクチュエータであり、微小距離の移動が
可能である。このようなマイクロアクチュエータ10を
用いて発光ダイオードチップ3を微小振動させれば、光
の混合量や配光が時間とももに変化することになる。ま
た、発光ダイオードチップ3からの光出力の変動に合わ
せてマイクロアクチュエータ10を駆動すれば、発光ダ
イオードチップ3の光出力の変動によるちらつきを抑制
することができる。
【0022】本実施形態では1つの凹所2に設けた発光
ダイオードチップ3の一部をマイクロアクチュエータ1
0により微小振動させているが、全部を微小に振動させ
るようにしてもよい。 (実施形態6)本実施形態は、図7に示すように、実施
形態2の構成において、一部の(凹所2の底部に設け
た)発光ダイオードチップ3の配光を制御する反射板1
1を立体回路成形品1に設けたものであり、反射板11
は発光ダイオードチップ3との距離が可変になってい
る。ここで、反射板11はバイメタルにより移動するよ
うに構成されており、周囲温度の変化により反射板11
の位置が変化する。つまり、反射板11は不規則に位置
を変化させるから、混色光の光色や配光が時間とともに
変化し装飾的な効果を与えることができる。
【0023】反射板11としては空気の流れで位置が変
化するものを用いてもよく、バイメタルによるものより
も一層不規則な変化が期待できる。さらに、実施形態5
と同様のマイクロアクチュエータ10を用いて反射板1
1の位置を変化させてもよく、この構成では発光ダイオ
ードチップ3の光出力の変化に応じて反射板11の位置
を変化させれば発光ダイオードチップ3の光出力の変動
によるちらつきを抑制することができる。
【0024】本実施形態では1つの凹所2に設けた発光
ダイオードチップ3の一部の配光を制御する反射板11
を設けているが、凹所2の中の全部の発光ダイオードチ
ップ3の配光を制御する反射板11を設けて位置を移動
させてもよい。 (実施形態7)本実施形態は、立体回路成形品1の各部
位で凹所2の配置密度を変化させているものである。た
とえば、図8に示すように、立体回路成形品1の表面を
3領域D1 〜D3 に分け、中央部の領域D2 では凹所2
の配置密度を両端部の領域D1,D2 の配置密度よりも
小さくする。このように凹所2の配置密度を立体回路成
形品1の場所に応じて変化させることで、配光を制御す
ることが可能である。
【0025】なお、実施形態3のようにセル7を形成し
ている場合には、基板8に対するセル7の配置密度を基
板8の各部位で変化させればよい。他の構成および動作
は実施形態1と同様である。 (実施形態8)本実施形態は、立体回路成形品1に配置
する発光ダイオードチップ3の少なくとも一部を、他の
発光ダイオードチップ3とは異なる方向に光を放射する
ように配置しているものである。一般に発光ダイオード
チップ3は接合部位から光が放射されるから、たとえ
ば、一部の発光ダイオードチップ3は接合面を立体回路
成形品1の表面に平行にし、他の発光ダイオードチップ
3は接合面を直交させるように配置するなどの変化を与
えるのである。図9に示す例では、2つの発光ダイオー
ドチップ3の接合面をともに立体回路成形品1の表面に
直交させているが、互いの接合面が直交するように配置
してある。
【0026】このように、立体回路成形品1に対する発
光ダイオーオチップ3の配置方向に変化を与えることに
よって、配光が変化するから、光源による配光制御が可
能になる。他の構成および動作は実施形態1と同様であ
る。
【0027】
【発明の効果】請求項1の発明は、発光色が互いに異な
る複数個の発光ダイオードチップを表面に配光用の凹凸
を形成した立体回路成形品に配置したものであり、発光
ダイオードチップを配置する基板として立体回路成形品
を用いており、基板が成形品であるから、基板に所望形
状の凹凸を容易に形成することができ、基板による配光
制御が容易になるという利点がある。また、立体回路成
形品の表面には凹凸を容易に形成することができ、また
メッキも容易であるから、加工性がよくしかも配光制御
が容易になるという利点がある。
【0028】請求項2の発明のように、複数色の発光ダ
イオードチップからなる1組の発光ダイオードチップを
1個の立体回路成形品に配置してセルが形成され、複数
個のセルが配列されているものは、複数個のセルを配列
して光源を構成しているから、経年変化などによって光
源を構成するセルのいずれかが不点灯になったときに
は、そのセルのみを交換すればよく、維持費の増加を抑
制することができるという利点がある。
【0029】請求項3の発明のように、少なくとも1色
の発光ダイオードチップからの光を他色の発光ダイオー
ドチップからの光に混色させるように拡散する光学要素
を設けたものでは、近接配置していない発光ダイオード
チップからの光の混色性を高めることができるから、発
光ダイオードチップの配置密度を低減して単位面積当た
りの発光ダイオードチップの個数を低減することが可能
になるという利点がある。
【0030】請求項4の発明のように、少なくとも一部
の発光ダイオードチップに微振動を与えるマイクロアク
チュエータを立体回路成形品に設けたものでは、発光ダ
イオードをマイクロアクチュエータにより微小に振動さ
せるから、光の混合量や配光を時間とともに変化させる
ことができ、装飾効果を高めたり混色性を向上させて光
出力の変動によるちらつきを抑制したりすることができ
る。
【0031】請求項5の発明のように、少なくとも一部
の発光ダイオードチップの配光を制御する反射板を設
け、反射板と発光ダイオードチップとの距離を可変とし
たものでは、反射板の位置を変化させることによって混
色性や配光の制御が可能であり、たとえば、時間経過に
伴って反射板の位置を変化させれば装飾効果を高めるこ
とができ、発光ダイオードチップの光出力の変動に応じ
て反射板の位置を変化させれば発光ダイオードチップの
光出力の変動によるちらつきを抑制することができると
いう利点がある。
【0032】請求項6の発明のように、少なくとも一部
の発光ダイオードチップの光の放射方向を他の発光ダイ
オードチップと異ならせるように配置したものでは、発
光ダイオードチップの取付方向を変化させるだけで各種
配光パターンの光源を得ることができるという利点があ
る。請求項7の発明のように、少なくとも一部の発光ダ
イオードチップは他の発光ダイオードチップとは異なる
密度で立体回路成形品に配置されるものでは、発光ダイ
オードチップの配置密度を場所に応じて変化させている
ことによって各種配光パターンの光源を得ることができ
るという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1を示す平面図である。
【図2】同上の要部断面図である。
【図3】実施形態2を示す要部断面図である。
【図4】実施形態3を示す分解斜視図である。
【図5】実施形態4を示す要部分解斜視図である。
【図6】実施形態5を示す要部断面図である。
【図7】実施形態6を示す要部断面図である。
【図8】実施形態7を示す概念図である。
【図9】実施形態8を示す要部概略構成図である。
【図10】従来例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 立体回路成形品 2 凹所 2a,2b 凹所 3 発光ダイオードチップ 4 回路パターン 5 拡散板 6 段差部 7 セル 8 基板 9 光学要素 10 マイクロアクチュエータ 11 反射板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 俊之 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 塩浜 英二 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 杉本 勝 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 山本 正平 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 橋爪 二郎 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 秋庭 泰史 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 田中 孝司 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光色が互いに異なる複数個の発光ダイ
    オードチップを表面に配光用の凹凸を形成した立体回路
    成形品に配置したことを特徴とする発光ダイオードを用
    いた光源。
  2. 【請求項2】 複数色の発光ダイオードチップからなる
    1組の発光ダイオードチップを1個の立体回路成形品に
    配置してセルが形成され、複数個のセルが配列されて成
    ることを特徴とする請求項1記載の発光ダイオードを用
    いた光源。
  3. 【請求項3】 少なくとも1色の発光ダイオードチップ
    からの光を他色の発光ダイオードチップからの光に混色
    させるように拡散する光学要素を設けたことを特徴とす
    る請求項1記載の発光ダイオードを用いた光源。
  4. 【請求項4】 少なくとも一部の発光ダイオードチップ
    に微振動を与えるマイクロアクチュエータを立体回路成
    形品に設けたことを特徴とする請求項1記載の発光ダイ
    オードを用いた光源。
  5. 【請求項5】 少なくとも一部の発光ダイオードチップ
    の配光を制御する反射板を設け、前記反射板は発光ダイ
    オードチップとの距離が可変であることを特徴とする請
    求項1記載の発光ダイオードを用いた光源。
  6. 【請求項6】 少なくとも一部の発光ダイオードチップ
    の光の放射方向を他の発光ダイオードチップと異ならせ
    るように配置したことを特徴とする請求項1記載の発光
    ダイオードを用いた光源。
  7. 【請求項7】 少なくとも一部の発光ダイオードチップ
    は他の発光ダイオードチップとは異なる密度で立体回路
    成形品に配置されることを特徴とする請求項1記載の発
    光ダイオードを用いた光源。
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