JPH11162957A - プラズマcvd装置とそのドライクリーニング方法 - Google Patents

プラズマcvd装置とそのドライクリーニング方法

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JPH11162957A
JPH11162957A JP32802297A JP32802297A JPH11162957A JP H11162957 A JPH11162957 A JP H11162957A JP 32802297 A JP32802297 A JP 32802297A JP 32802297 A JP32802297 A JP 32802297A JP H11162957 A JPH11162957 A JP H11162957A
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intermediate mesh
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chamber
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CVD成膜時のプラズマダメージ低減効果を
保ちながら、チャンバ内壁全体をドライクリーニング可
能にする。 【解決手段】 移動可能でそのプレート端周辺にプレー
トに垂直なシールド板を有する中間メッシュプレート電
極4を有する。高周波印加電極16側のチャンバー内壁
をドライエッチングクリーニングする場合は、高周波印
加電極16と中間メッシュ電極4との間でエッチングガ
スプラズマを発生させてエッチングを行い、基板設置側
のチャンバ内壁をドライエッチングクリーニングする場
合は、中間メッシュ電極4を高周波印加電極17との間
でグロー放電を発生できる位置まで移動させ、高周波印
加電極17と中間メッシュ電極4との間でエッチングガ
スプラズマを発生させてエッチングを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラズマ生成領域
とガス反応領域を分離する中間メッシュプレート電極を
有する平行平板リモートプラズマCVD装置に関するも
ので、特にドライエッチングを用いたCVDチャンバ内
壁クリーニングに好適な平行平板リモートプラズマCV
D装置とそのドライクリーニング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】プラズマダメージを抑制しながら基板へ
膜形成を行うプラズマCVD法の1つにリモートプラズ
マCVD法があり、半導体デバイスプロセスにおいて重
要な技術となっている。大型基板のプロセスに対応でき
るリモートプラズマCVD装置としては、例えば特開平
5−21393号公報に開示されているような、平行平
板プラズマCVD装置において高周波印加電極と基板の
設置される対向電極の間に、複数の孔が開いた中間メッ
シュプレート電極を設置し、この中間メッシュプレート
電極と高周波印加電極との間でプラズマを閉じこめる平
行平板リモートプラズマCVD装置が知られている。こ
の平行平板リモートプラズマCVD装置は、大型ガラス
基板上薄膜トランジスタにおけるゲート絶縁膜形成や、
大型Si基板上トランジスタ素子における層間絶縁膜形
成などに特に有用である。
【0003】図17を参照しながら平行平板リモートプ
ラズマCVD装置による成膜方法をSiO2 膜形成を例
にとって説明する。真空排気されたCVDチャンバー内
で、ガスシャワーヘッドを含む高周波印加電極1に酸素
ガス8を導入し、固定された中間メッシュプレート電極
30との間でグロー放電を起こさせる。発生させた酸素
プラズマ10は高周波印加電極1および中間メッシュプ
レート電極30の間で効率よく閉じこめられている。そ
の結果、酸素プラズマ10中でのプラズマ密度が1010
cm-3程度であるのに対し、中間メッシュプレート電極
30と基板側対向電極2との間のプラズマ密度は105
〜106 cm-3程度となっている。酸素プラズマ中では
酸素イオン、電子、および励起された中性の酸素ラジカ
ル9などが存在し、酸素イオンと電子は電界および拡散
により被堆積基板3の方向へ、酸素ラジカル9は拡散に
より被堆積基板3の方向へ向かう。拡散した酸素ラジカ
ル9はガスインジェクタ12から噴射されたSiH4
ス7と反応して酸化シリコン前駆体を形成し、被堆積基
板3上にSiO2 膜6を形成する。前述したように中間
メッシュプレート電極30と基板側対向電極2との間の
プラズマ密度は非常に低くなっているために、通常の平
行平板プラズマCVDに比べて被堆積基板3へのプラズ
マダメージは低くなっている。この効果は、基板表面が
MOS界面を形成するシリコン表面の場合に顕著に現
れ、通常の平行平板プラズマCVD法で単結晶シリコン
基板上にSiO2 膜を形成した場合にそのMOS界面準
位密度がミッドギャップ付近で1011〜1012cm-2
-1であるのに対し、平行平板リモートプラズマCVD
法でSiO2 膜を形成した場合には1010cm-2eV-1
台の低界面準位密度となる。以上が平行平板リモートプ
ラズマCVD法によるSiO2 膜形成例である。
【0004】リモートプラズマCVD装置を含むプラズ
マCVD装置においては、チャンバ内壁に膜が堆積す
る。チャンバ内壁に付着する膜はチャンバ温度が低いた
めにパーティクル状となり、付着力が弱く浮遊しやす
い。またある程度付着力の強い膜が付着しても、厚膜化
すると剥離が起こりパーティクルがチャンバ内で浮遊し
てしまう。浮遊したパーティクルが膜中に混入すると、
トランジスタなどのデバイスに欠陥を形成しデバイス特
性に影響を与えるため問題となる。
【0005】この対策法として、通常の平行平板プラズ
マCVD装置では、図14に示すようにSF6 、N
3 、CF4 などのエッチングガスによるチャンバ内壁
ドライクリーニングや、防着板29などチャンバ部材の
ウエットクリーニングを行っている。ただしウエットク
リーニングは、(1)作業時間が長く生産効率を低下さ
せる、(2)チャンバを大気に曝すため汚染されやす
い、などの問題を有している。このため通常の平行平板
プラズマCVD装置におけるクリーニングにおいては、
例えば10回成膜毎のドライクリーニングと3000回
成膜毎のウエットクリーニング、という組み合わせを用
いることでウエットクリーニングプロセスを極力減らし
ており、ドライクリーニングが重要なクリーニングプロ
セスとなっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが通常の平行平
板リモートプラズマCVD装置においては、図15に示
すようにプラズマ閉じ込め領域外でのエッチングガスイ
オンやエッチングガスラジカルの密度が低いため、エッ
チング速度が非常に遅い、またはエッチングされない領
域がある。基板側電極と中間メッシュ電極の間で放電す
る手法もあるが、基板―中間メッシュ電極間距離は通常
5〜20cmまたはそれ以上であり、成膜圧力によって
は放電不可能である。よって様々な電極間距離を有する
平行平板リモートプラズマCVD装置において、チャン
バ内壁全体がドライクリーニング可能な装置構成が必要
となる。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明は、中間メッシュプレート電極を移動可能とす
るか、または中間メッシュプレート電極を複数設けてい
る。具体的には、以下のとおりである。
【0008】(1)本発明は、互いに平行な高周波印加
電極とプラズマ分離用の中間メッシュプレート電極とで
挟まれたプラズマ発生室、およびプラズマ発生室外に位
置し、中間メッシュプレート電極と平行で被堆積基板が
設置される対向電極をチャンバ内に有する平行平板プラ
ズマCVD装置において、前記中間メッシュプレート電
極が前記対向電極側および前記高周波印加電極側の双方
向に移動可能であり、かつ前記対向電極に高周波が印加
可能であることを特徴とするプラズマCVD装置であ
る。
【0009】中間メッシュプレート電極が対向電極側に
も移動できるため、対向電極と中間メッシュプレート電
極の間でも放電が可能となり、通常の高周波印加電極と
中間メッシュプレート電極との間での放電によるドライ
クリーニング、および対向電極と中間メッシュプレート
電極との間での放電によるドライクリーニングを行うこ
とができ、チャンバー全体にわたってドライクリーニン
グを効果的に行うことができる。
【0010】さらに、このようなCVD装置では、中間
メッシュプレート電極を可動とすることにより中間メッ
シュプレート電極とチャンバ壁間に1cm以上の隙間が
でき、プラズマ生成条件によっててはこの隙間がプラズ
マのデバイ長がよりも大きくなる結果、プラズマ漏れが
生じるため、成膜時の基板へのプラズマダメーを低減で
きるという本CVD装置本来の性能を犠牲にする可能性
があるため、本発明では、(2)〜(5)に記すような
中間メッシュプレート電極の構成を特徴としている。
【0011】(2)プラズマおよび生成ラジカルの拡散
を防ぐシールド板が前記中間メッシュプレート電極周辺
端に設置されている。
【0012】(3)前記シールド板が、複数の孔が設け
られたメッシュシールド板である。
【0013】(4)前記中間メッシュプレート電極の外
周とチャンバ内壁との距離がプロセスプラズマのデバイ
長以下である。
【0014】(5)前記中間メッシュプレート電極の外
周とCVDチャンバ内壁の距離が1cm以下である。
【0015】また、中間メッシュプレート電極と高周波
印加電極あるいは対向電極とは放電を発生させるため、
正確な位置決めが必要であるため、 (6)中間メッシュプレート電極の位置を検出する手段
を有することが望ましい。
【0016】これらのプラズマCVD装置のドライクリ
ーニング方法は以下のとおりである。
【0017】(7)前記中間メッシュプレート電極と前
記高周波印加電極との間で放電が可能な距離に前記中間
メッシュプレート電極を配置し、前記高周波印加電極と
前記中間メッシュプレート電極との間でエッチングガス
のプラズマを発生させることにより前記高周波印加電極
側のチャンバ内壁をドライクリーニングする工程と、前
記中間メッシュプレート電極と前記対向電極との間で放
電が可能な距離に前記中間メッシュプレート電極を配置
し、前記対向電極と前記中間メッシュプレート電極との
間でエッチングガスのプラズマを発生させることにより
前記対向電極側のチャンバ内壁をドライクリーニングす
る工程とを有する。これらの工程はどちらが先でもかま
わない。
【0018】また、上記目的を達する別の手段として、
本発明は、以下のとおりである。
【0019】(8)互いに平行な高周波印加電極とプラ
ズマ分離用の中間メッシュプレート電極とで挟まれたプ
ラズマ発生室、およびプラズマ発生室外に位置し、中間
メッシュプレート電極と平行で被堆積基板が設置される
対向電極を有するプラズマCVD装置において、前記対
向電極に高周波が印加可能で、かつ中間メッシュプレー
ト電極が互いに離れて2枚以上設置されていることを特
徴としている。
【0020】中間メッシュプレート電極が通常の高周波
印加電極側、および対向電極側の双方に位置しているた
め、対向電極と中間メッシュプレート電極の間でも放電
が可能となり、通常の高周波印加電極と中間メッシュプ
レート電極との間での放電によるドライクリーニング、
および対向電極と中間メッシュプレート電極との間での
放電によるドライクリーニングを行うことができ、チャ
ンバー全体にわたってドライクリーニングを効果的に行
うことができる。このときのドライクリーニング方法と
しては、前記高周波印加電極との間で放電が可能な位置
に配置された前記中間メッシュプレート電極と前記高周
波印加電極との間でエッチングガスのプラズマを発生さ
せることにより前記高周波印加電極側のチャンバ内壁を
ドライクリーニングする工程と、前記対向電極との間で
放電が可能な位置に配置された前記中間メッシュプレー
ト電極と前記対向電極との間でエッチングガスのプラズ
マを発生させることにより前記対向電極側のチャンバ内
壁をドライクリーニングする工程とを有する。これらの
工程はどちらが先でもかまわない。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図を参照
しながら説明する。
【0022】本発明の第1の実施の形態を図1〜図7を
参照して詳細に説明する。図1は第1の実施の形態の平
行平板リモートプラズマCVD装置の概略図であり、S
iO2 膜成膜の様子を示したものである。図2は、この
装置で、ガスシャワーヘッドを含む高周波印加電極側の
チャンバー内壁ドライクリーニングの様子を示した図で
ある。また、図3は、基板設置側のチャンバー内壁ドラ
イクリーニングの様子を示した図である。図4〜図7
は、この装置の中間メッシュプレート電極の形状を示し
た図である。本発明における平行平板リモートプラズマ
CVD装置は、基本的には図1に示すように、真空排気
可能な真空チャンバー、ガスシャワーヘッドを含む高周
波印加電極16、基板側高周波印加電極17、移動可能
でそのプレート端周辺にプレートに垂直なシールド板5
を有する中間メッシュプレート電極4、前記中間メッシ
ュプレート電極4を移動させる中間メッシュプレート電
極移動駆動柱19、およびガスインジェクタ12によっ
て構成されている。ここで前記中間メッシュプレート電
極4の中間メッシュプレート孔径は、高周波印加電極1
6との間で発生させた酸素プラズマを効率よく閉じこめ
られるように、発生させた酸素プラズマにおけるプラズ
マのデバイ長と同程度の長さになっている。
【0023】本発明のチャンバー内壁ドライクリーニン
グについて説明する前に、図1に示す平行平板リモート
プラズマCVD装置で酸化シリコン膜を形成する方法を
説明する。真空排気されたCVDチャンバー内で、ガス
シャワーヘッドを含む高周波印加電極16に酸素ガス8
を導入し、中間メッシュプレート電極4との間でグロー
放電を起こさせる。ここで中間メッシュプレート孔径が
発生させた酸素プラズマ10のデバイ長と同程度の長さ
であるため、酸素プラズマ10は高周波印加電極16お
よび中間メッシュプレート電極4の間で効率よく閉じこ
められている。その結果、酸素プラズマ10中でのプラ
ズマ密度が1010cm-3程度であるのに対し、中間メッ
シュプレート電極4と基板側高周波印加電極17との間
のプラズマ密度は105 〜106 cm−3程度となって
いる。酸素プラズマ中では酸素イオン、電子、および励
起された中性の酸素ラジカルが存在し、酸素イオンと電
子は電界および拡散により被堆積基板3の方向へ、酸素
ラジカル9は拡散により被堆積基板3の方向へ向かう。
ただし基板3へ向かう酸素イオンのフラックスは、プラ
ズマ外であるために酸素ラジカル9のフラックスに比べ
て非常に小さい。よって後述のSiOx形成には酸素ラ
ジカル9の寄与が支配的である。拡散した酸素ラジカル
9はガスインジェクタ12から噴射されたSiH4 ガス
7と反応してSiOx前駆体11を形成し、基板3上に
SiO2 膜6を形成する。前述したように中間メッシュ
プレート電極4と基板側高周波印加電極17との間のプ
ラズマ密度は非常に低くなっているために、通常の平行
平板プラズマCVD法に比べて基板3へのプラズマダメ
ージは低くなっている。この効果は、基板表面がMOS
界面を形成するシリコン表面の場合に顕著に現れ、通常
の平行平板プラズマCVD法で単結晶シリコン基板上に
SiO2 膜を形成した場合にそのMOS界面準位密度が
1011〜1012cm-2eV-1であるのに対し、平行平板
リモートプラズマCVDでSiO2 膜を形成した場合に
は1010cm-2eV-1台の低界面準位密度となる。
【0024】次に本発明のチャンバー内壁ドライクリー
ニングについて説明する。
【0025】本発明の特徴は、中間メッシュプレート電
極4が可動であることとその形状にある。
【0026】中間メッシュプレート電極4の移動は、た
とえば図1〜図3中に示すような中間メッシュプレート
電極移動駆動柱19を用いて行われる。中間メッシュプ
レート電極移動駆動柱19はチャンバ内部で中間メッシ
ュプレート電極4と接続されており、前記中間メッシュ
プレート電極移動駆動柱19は真空シールを介してチャ
ンバ外部へもその駆動柱を引き出している。よってチャ
ンバ外部から中間メッシュプレート電極4を上下するこ
とが出来るようになっている。駆動力の伝達方法として
は、駆動柱方向に直接作用させても、歯車などを介して
伝達方向を変化させてもよく、また駆動力は人力でも電
動モーターでもよい。中間メッシュプレート電極4の位
置は、プラズマ状態に大きく影響し、CVDやチャンバ
ーエッチングプロセスに影響を及ぼすため、正確な位置
の制御が必要であり、光検出式位置センサー、エンコー
ダーまたは位置目盛り等を用いて移動停止位置を定める
必要がある。
【0027】中間メッシュプレート電極を可動としたこ
とにより、図15に示す従来例で問題となっていたドラ
イクリーニングされない領域をなくすことができる。す
なわち、ガスシャワーヘッドを含む高周波印加電極側の
チャンバー内壁18をドライエッチングクリーニングす
る場合には、前述のSiO2 膜成膜の時と同じ位置に中
間メッシュプレート電極を配置し、図2に示すように高
周波印加電極16のガスシャワーヘッドからSF6 ガス
13を導入して高周波印加電極16と中間メッシュプレ
ート電極4との間でSF6 プラズマ14を発生させ、プ
ラズマ中で発生したFラジカル、Fイオン、SF6 ラジ
カルおよびSF5 イオンなどをチャンバー内壁のSiO
2 膜と反応させエッチング除去する。次に基板設置側チ
ャンバー内壁をクリーニングする場合には、図3に示す
ように中間メッシュプレート電極4を基板側高周波印加
電極17との間で放電が可能な位置にまで移動させ、ガ
スインジェクタ12からSF6 ガス13を導入して基板
側高周波印加電極17と中間メッシュプレート電極4と
の間でSF6 プラズマ14を発生させエッチングクリー
ニングする。図2における中間メッシュ電極4の位置と
図3における中間メッシュ電極4の位置の間のデッドゾ
ーンのドライクリーニングは、エッチングガスラジカル
の拡散によって行われる。なおエッチングガスとしては
SF6 の他、CF4 、NF3 、C2 6 、C3 8 など
のガスでも良い。
【0028】中間メッシュプレート電極4をシールド板
5付きとしたのは、中間メッシュプレートを可動とした
場合、シールド板5がないと、図16に示すように中間
メッシュプレート4の端部とチャンバ内壁が離れている
ためその隙間でプラズマ漏れ31が生じ、基板へのプラ
ズマダメージが増大してしまい、前述したプラズマダメ
ージ低減という成膜時の利点が薄れてしまうからであ
る。中間メッシュプレート電極4にシールド板5をつけ
ることにより、図1に示すように酸素プラズマ10は高
周波印加電極16、中間メッシュプレート電極4、およ
びシールド板5の間に効率よく閉じこめることができ
る。
【0029】なお、シールド板5の設置方法、形状とし
ては、例えば図4〜図7の中間メッシュシュプレート電
極断面図に示すような種類がある。図4は中間メッシュ
プレート電極4の端周辺に平板シールド板22がTの字
に設置されていることを示している。図5は中間メッシ
ュプレート電極4の端周辺に平板シールド板22がLの
字に設置されており、シールド板22はプラズマ閉じこ
め側に設置されていることを示している。図6は中間メ
ッシュプレート電極4の端周辺にメッシュシールド板2
3がTの字に設置されていることを示している。図7は
中間メッシュプレート電極4の端周辺にメッシュシール
ド板23がLの字に設置されており、メッシュシールド
板23はプラズマ閉じこめ側に設置されていることを示
している。なおメッシュシールド板23のメッシュ孔径
は、中間メッシュプレート電極4と同様に、閉じこめる
プラズマのデバイ長と同程度となっている。
【0030】以上のように、中間メッシュプレート電極
を可動とし、かつ中間メッシュプレート電極端にシール
ド板を設けることで、基板へのプラズマダメージを低減
しながら成膜する事が可能な平行平板リモートプラズマ
CVD装置において、CVD成膜時のプラズマダメージ
低減効果を保ちながら、チャンバ内壁全体をドライクリ
ーニング可能にすることができる。
【0031】次に本発明の第2の実施の形態を図8〜図
10を参照して詳細に説明する。図8は第2の実施の形
態の平行平板リモートプラズマCVD装置の概略図であ
り、SiO2 膜成膜の様子を示したものである。図9
は、この装置でガスシャワーヘッドを含む高周波印加電
極側のチャンバー内壁ドライクリーニングの様子を示し
たものである。図10は、基板設置側のチャンバー内壁
ドライクリーニングの様子を示したものである。
【0032】本発明における平行平板リモートプラズマ
CVD装置は、基本的には図8に示すように、真空排気
可能な真空チャンバー、ガスシャワーヘッドを含む高周
波印加電極16、CVD時被堆積基板設置側高周波印加
電極17、移動可能でその中間メッシュプレート電極端
とチャンバ内壁との距離25が1cm以下である中間メ
ッシュプレート電極32、前記中間メッシュプレート電
極32を移動させる中間メッシュプレート電極移動駆動
柱19、およびガスインジェクタ12によって構成され
ている。ここで前記中間メッシュプレート電極32の中
間メッシュプレート孔径および中間メッシュプレート電
極32の移動方法については第1の実施の形態と同様で
ある。
【0033】図8は本発明における平行平板リモートプ
ラズマCVD装置でSiO2 膜を形成する様子を示した
ものであり、SiO2 膜形成法に関しては第1の実施の
形態とほぼ同様である。異なる点は、第1の実施の形態
が電極端からのプラズマ漏れを中間メッシュプレート端
のシールド板で防止していたのに対し、本発明において
は、電極端からのプラズマ漏れを、中間メッシュプレー
ト電極32とチャンバ内壁との距離25を1cm以下と
狭くすることで防止している点である。ここで1cm以
下とは、中間メッシュプレート電極端がチャンバ壁内に
位置する場合も含んでいる。中間メッシュプレート電極
端とチャンバ内壁との距離の設定は、閉じこめるプロセ
スプラズマのデバイ長と同等の長さ以下とすれば良く、
通常用いられる電子温度104 〜105 K、電子密度1
8 〜1011cm-3のグロー放電プラズマであれば、そ
のデバイ長は高々1cm程度である。
【0034】図9はガスシャワーヘッドを含む高周波印
加電極側のチャンバ内壁をドライクリーニングする様子
を示した図で、図10は同様に基板設置側のチャンバ内
壁をドライクリーニングする様子を示した図である。ド
ライクリーニングは第1の実施の形態と同様に行う。
【0035】以上のように、中間メッシュプレート電極
を可動とし、かつ中間メッシュプレート電極端とチャン
バ内壁との距離を1cm以下とすることにより、基板へ
のプラズマダメージを低減しながら成膜する事が可能な
平行平板リモートプラズマCVD装置において、CVD
成膜時のプラズマダメージ低減効果を保ちながら、チャ
ンバ内壁全体をドライエッチングクリーニング可能にす
ることができる。
【0036】また、中間メッシュプレート電極端には第
1の実施の形態で示したシールド板を設けることもでき
る。これにより、さらにプラズマを効率よく閉じこめる
ことができる。
【0037】次に本発明の第3の実施の形態を図11〜
図13を参照して詳細に説明する。図11は第3の実施
の形態の平行平板リモートプラズマCVD装置の概略図
であり、SiO2 膜成膜の様子を示したものである。
【0038】本発明における平行平板リモートプラズマ
CVD装置は、基本的には図11に示すように、真空排
気可能な真空チャンバー、ガスシャワーヘッドを含む高
周波印加電極16、基板側高周波印加電極17、高周波
印加電極16側に位置する固定された第1の中間メッシ
ュプレート電極26、基板側高周波印加電極17側に位
置する固定された第2の中間メッシュプレート電極2
7、およびガスインジェクタ12によって構成されてい
る。ここで前記第1の中間メッシュプレート電極26の
中間メッシュプレート孔径は、高周波印加電極16との
間で発生させた酸素プラズマを効率よく閉じこめられる
ように、発生させた酸素プラズマにおけるプラズマのデ
バイ長と同程度の長さになっている。
【0039】本発明のチャンバー内壁ドライクリーニン
グについて説明する前に、図11に示す平行平板リモー
トプラズマCVD装置で酸化シリコン膜を形成する方法
を説明する。真空排気されたCVDチャンバー内で、ガ
スシャワーヘッドを含む高周波印加電極16に酸素ガス
8を導入し、第1の中間メッシュプレート電極26との
間でグロー放電を起こさせる。ここで中間メッシュプレ
ート孔径が発生させた酸素プラズマ10のデバイ長と同
程度の長さであるため、酸素プラズマ10は高周波印加
電極16および第1の中間メッシュプレート電極26と
の間で効率よく閉じこめられている。このプラズマ閉じ
こめが基板へのプラズマダメージ低減に寄与することは
第1の実施に形態の中で述べた。酸素プラズマ中で生成
した酸素ラジカル9は基板3側へ拡散し、第2の中間メ
ッシュプレート電極27を通り抜け、ガスインジェクタ
12から噴射されたSiH4 ガス7と反応してSiOx
前駆体11を形成し、基板3上にSiO2 膜6を形成す
る。ここで第2の中間メッシュプレート電極27の中間
メッシュプレート孔径は、後述のドライクリーニングプ
ロセスにおいて基板側高周波印加電極17との間で均質
なグロー放電を行うことができればどんな長さでもかま
わない。
【0040】次に本発明のチャンバークリーニングにつ
いて説明する。
【0041】本発明の特徴は、中間メッシュプレート電
極が2枚存在することである。
【0042】図12はガスシャワーヘッドを含む高周波
印加電極側のチャンバ内壁をドライクリーニングする様
子を示した図で、図13は同様に基板設置側のチャンバ
内壁をドライクリーニングする様子を示した図である。
【0043】ガスシャワーヘッドを含む高周波印加電極
16側のチャンバー内壁をドライクリーニングする場合
には、図12に示すように高周波印加電極16のガスシ
ャワーヘッドからSF6 ガス13を導入して高周波印加
電極16と第1の中間メッシュ電極26との間でSF6
プラズマ14を発生させ、プラズマ中で発生したFラジ
カル、Fイオン、SF6 ラジカルおよびSF5 イオンな
どをチャンバー内壁のSiO2 膜と反応させエッチング
除去する。次に基板設置側チャンバー内壁をクリーニン
グする場合には、図13に示すようにガスインジェクタ
12からSF6ガス13を導入して高周波印加電極17
と第2の中間メッシュ電極27との間でSF6 プラズマ
14を発生させドライクリーニングする。図12におけ
る第1の中間メッシュ電極26の位置と図13における
第2の中間メッシュ電極27の位置の間のデッドゾーン
のドライクリーニングは、エッチングガスラジカルの拡
散によって行われる。なおエッチングガスとしてはSF
6 の他、CF4 、NF3 、C2 6 、C3 8 などのガ
スでも良い。
【0044】以上のように、中間メッシュプレート電極
を2枚設置し、基板側の中間メッシュプレートをドライ
クリーニング用に、もう一方をSiO2 膜形成時の酸素
プラズマ形成用とドライクリーニング用の兼用にするこ
とで、基板へのプラズマダメージを低減しながら成膜す
る事が可能な平行平板リモートプラズマCVD装置にお
いて、CVD成膜時のプラズマダメージ低減効果を保ち
ながら、チャンバ内壁全体をドライクリーニング可能に
することができる。
【0045】また、中間メッシュプレート電極は2枚以
上設けてもよい。
【0046】
【発明の効果】本発明の効果は、基板へのプラズマダメ
ージを低減しながらSiO2 膜などを大面積基板に成膜
することが可能な平行平板リモートプラズマCVD装置
において、CVD成膜時のプラズマダメージ低減効果を
保ちながら、チャンバ内壁全体をドライエッチングクリ
ーニング可能にすることができるということである。そ
の理由は、本発明の平行平板リモートプラズマCVD装
置において、中間メッシュ電極を可動または2枚設置と
することでチャンバ全体のプラズマドライクリーニング
を可能にし、かつCVD成膜時の中間メッシュ電極端か
らのプラズマ漏れを防ぐために、中間メッシュ電極端へ
のシールド板の設置またはCVDチャンバ内壁との距離
の短距離化を行ったためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における平行平板リ
モートプラズマCVD装置の概略図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態における平行平板リ
モートプラズマCVD装置の概略図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態における平行平板リ
モートプラズマCVD装置の概略図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態例における中間メッ
シュプレート電極の形状の第1の例を示した図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態における中間メッシ
ュプレート電極の形状の第2の例を示したものである。
【図6】本発明の第1の実施の形態における中間メッシ
ュプレート電極の形状の第3の例を示したものである。
【図7】本発明の第1の実施の形態における中間メッシ
ュプレート電極の形状の第4の例を示したものである。
【図8】本発明の第2の実施の形態における平行平板リ
モートプラズマCVD装置の概略図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態における平行平板リ
モートプラズマCVD装置の概略図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態における平行平板
リモートプラズマCVD装置の概略図である。
【図11】本発明の第3の実施の形態における平行平板
リモートプラズマCVD装置の概略図である。
【図12】本発明の第3の実施の形態における平行平板
リモートプラズマCVD装置の概略図である。
【図13】本発明の第3の実施の形態における平行平板
リモートプラズマCVD装置の概略図である。
【図14】従来の平行平板プラズマCVD装置における
チャンバー内壁ドライクリーニングの様子を示した概略
図である。
【図15】従来の平行平板リモートプラズマCVD装置
におけるチャンバー内壁ドライクリーニングの様子を示
した概略図である。
【図16】平行平板リモートプラズマCVD装置におい
て、中間メッシュ電極を可動とした場合の、中間メッシ
ュ電極端からのプラズマ漏れの様子を示した概略図であ
る。
【図17】従来の平行平板リモートプラズマCVD装置
におけるSiO2 膜形成の様子を示した概略図である。
【符号の説明】
1 高周波印加電極 2 対向電極 3 被堆積基板 4 中間メッシュプレート電極 5 シールド板 6 SiO2 膜 7 SiH4 8 O2 9 酸素ラジカル 10 酸素プラズマ 11 SiOx前駆体 12 ガスインジェクタ 13 SF6 14 SF6 プラズマ 15 エッチングされる領域 16 ガスシャワーヘッドを含む高周波印加電極 17 基板側高周波印加電極 18 チャンバ壁 19 中間メッシュプレート電極移動駆動柱 21 A−A’切断面 22 平板シールド 23 メッシュシールド板 24 電流導入端子線 25 中間メッシュプレート電極端とチャンバ内壁の距
離 26 第1中間メッシュプレート電極 27 第2中間メッシュプレート電極 28 真空排気口 29 防着板 30 固定された中間メッシュプレート電極 31 プラズマ漏れ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに平行な高周波印加電極とプラズマ分
    離用の中間メッシュプレート電極とで挟まれたプラズマ
    発生室、およびプラズマ発生室外に位置し、中間メッシ
    ュプレート電極と平行で被堆積基板が設置される対向電
    極をチャンバ内に有するプラズマCVD装置において、
    前記中間メッシュプレート電極が前記対向電極側および
    前記高周波印加電極側の双方向に移動可能であり、かつ
    前記対向電極に高周波が印加可能であることを特徴とす
    るプラズマCVD装置。
  2. 【請求項2】プラズマおよび生成ラジカルの拡散を防ぐ
    シールド板が前記中間メッシュプレート電極周辺端に設
    置されていることを特徴とする請求項1記載のプラズマ
    CVD装置。
  3. 【請求項3】前記シールド板が、複数の孔が設けられた
    メッシュシールド板であることを特徴とする請求項2記
    載のプラズマCVD装置。
  4. 【請求項4】前記中間メッシュプレート電極の外周とチ
    ャンバ内壁との距離がプロセスプラズマのデバイ長以下
    であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載
    のプラズマCVD装置。
  5. 【請求項5】前記中間メッシュプレート電極の外周とC
    VDチャンバ内壁の距離が1cm以下であることを特徴
    とする請求項4記載のプラズマCVD装置。
  6. 【請求項6】中間メッシュプレート電極の位置を検出す
    る手段を有することを特徴とする請求項1から5のいず
    れかに記載のプラズマCVD装置。
  7. 【請求項7】請求項1から6のいずれかに記載のプラズ
    マCVD装置のイオンクリーニング方法であって、前記
    中間メッシュプレート電極と前記高周波印加電極との間
    で放電が可能な距離に前記中間メッシュプレート電極を
    配置し、前記高周波印加電極と前記中間メッシュプレー
    ト電極との間でエッチングガスのプラズマを発生させる
    ことにより前記高周波印加電極側のチャンバ内壁をドラ
    イクリーニングする工程と、前記中間メッシュプレート
    電極と前記対向電極との間で放電が可能な距離に前記中
    間メッシュプレート電極を配置し、前記対向電極と前記
    中間メッシュプレート電極との間でエッチングガスのプ
    ラズマを発生させることにより前記対向電極側のチャン
    バ内壁をドライクリーニングする工程とを有することを
    特徴とするプラズマCVD装置のドライクリーニング方
    法。
  8. 【請求項8】互いに平行な高周波印加電極とプラズマ分
    離用の中間メッシュプレート電極とで挟まれたプラズマ
    発生室、およびプラズマ発生室外に位置し、前記中間メ
    ッシュプレート電極と平行で被堆積基板が設置される対
    向電極をチャンバ内に有するプラズマCVD装置におい
    て、前記対向電極に高周波が印加可能で、かつ前記中間
    メッシュプレート電極が互いに離れて2枚以上設置され
    ており、前記中間メッシュプレート電極のうちの少なく
    とも1枚が前記高周波印加電極との間で放電が可能な位
    置に配置され、前記中間メッシュプレート電極のうちの
    少なくとも1枚が前記対向電極と放電可能な位置に配置
    されていることを特徴とするプラズマCVD装置。
  9. 【請求項9】請求項8記載のプラズマCVD装置のドラ
    イクリーニング方法であって、前記高周波印加電極との
    間で放電が可能な位置に配置された前記中間メッシュプ
    レート電極と前記高周波印加電極との間でエッチングガ
    スのプラズマを発生させることにより前記高周波印加電
    極側のチャンバ内壁をドライクリーニングする工程と、
    前記対向電極との間で放電が可能な位置に配置された前
    記中間メッシュプレート電極と前記対向電極との間でエ
    ッチングガスのプラズマを発生させることにより前記対
    向電極側のチャンバ内壁をドライクリーニングする工程
    とを有することを特徴とするプラズマCVD装置のドラ
    イクリーニング方法。
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