JPH11162827A - 露光装置 - Google Patents

露光装置

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JPH11162827A
JPH11162827A JP9332047A JP33204797A JPH11162827A JP H11162827 A JPH11162827 A JP H11162827A JP 9332047 A JP9332047 A JP 9332047A JP 33204797 A JP33204797 A JP 33204797A JP H11162827 A JPH11162827 A JP H11162827A
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JP
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exposure
job
recipe
error
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JP9332047A
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Akiko Sudou
顕子 須藤
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Nikon Corp
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 露光のためのジョブ登録エラーが発生して
も、露光処理は継続させつつ、登録エラーが発生したジ
ョブの対処操作を可能とすること。 【解決手段】 上流のコータから送られてきたジョブ登
録データであるレシピがレシピファイルにないものであ
る場合に、ダミージョブを登録し、ダミージョブが登録
されたことをオペレータに通知して、イベント待ちに入
る。ダミージョブが登録されたことを通知されたオペレ
ータがそのダミージョブを正常なジョブに差し換えるこ
とで、そのジョブが実行される段階に至っても正常に露
光処理は継続され、結局、露光処理を中断することなく
継続させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体露光装置又
は液晶露光装置等の露光装置に関し、特に露光処理を登
録しておいて、その登録された露光処理を行う露光装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の露光装置においては、例
えば、露光基板であるプレートやウエハを基板ステージ
上に載置し、光源からの光束をレチクルを介して当該露
光基板上に照射することによりレチクルに形成された回
路パターンを露光基板上に投影露光するようになされて
いる。その際、この種の露光装置では、露光基板上の所
定領域に回路パターンを露光した後、露光基板を一定距
離だけステッピングさせて再びレチクルに形成された回
路パターンを露光し、これを順次繰り返していくことに
よって1つの露光基板上に回路パターンを複数ショット
露光する、いわゆるステップアンドリピート方式が採用
されている。
【0003】図1に露光装置1の概略図を示す。露光装
置1はメインコンピュータ2とユニット3から成り、メ
インコンピュータ2からユニット3に露光処理のジョブ
(1つのカセットに入っている露光基板20枚程度の同
じ露光条件の処理単位をロットと言い、露光条件種別デ
ータをレシピと言い、同一のレシピで行う1又は2以上
のロットの処理をジョブと言う)を指令し、ユニット3
がそのジョブを終了するとユニット3からメインコンピ
ュータ2にジョブ終了を連絡し、メインコンピュータ2
は次のジョブをユニット3にまた指令するということを
繰り返す。メインコンピュータ2は、CPU(中央演算
処理装置)5によって制御され、露光基板とレチクルと
の位置合わせをするアライメント方式や露光時間等の色
々な露光条件をレシピとしていくつかの種類別に例えば
最大128種類記憶可能なレシピファイル6を有し、ホ
ストコンピュータ10からライン7を経由して送られて
くる設定データを予めこのレシピファイル6に記憶させ
ておく。この場合、レシピファイル6には最大128の
レシピが記憶されるのであり、普通は空のレシピが存在
することになる。
【0004】さらに、図2を参照してジョブ登録の動作
を説明する。露光装置1の前工程にある塗布装置(露光
の前に露光基板にレジストを塗布し、露光の後に現像す
るコータ・デベロッパ4のコータ)にロットがセットさ
れると、そのコータ4からそのロットに対応するレシピ
が現在露光中のジョブの後続のジョブ登録データとして
登録部9を介して露光装置1に入ってくる(S10
1)。CPU5は、そのデータが正常であるか否かを判
断、すなわち、そのジョブのレシピがレシピファイルに
登録されているものであるか否かを判断し(S10
2)、YESであって正常であれば、ジョブをジョブキ
ュー8に登録されているジョブの最後に登録する(S1
04)。しかし、NOであって異常であれば、エラー表
示部11によってジョブ登録エラー処理要求、すなわ
ち、オペレータに対しエラー処理要求オペレータコール
をして(S103)、ジョブ登録エラー処理応答待ちに
入る(S105)。これに対しオペレータがエラー処理
をするとエラー処理応答によりジョブ登録エラー処理待
ちが解除されて、イベント待ちになる。ジョブキュー8
に登録されているジョブに対応する露光基板が基板搬送
装置13によってコータ4から露光装置1のユニット3
に搬送されてきて、そのレシピの露光条件がレシピファ
イル6から読出され、そのレシピの露光条件に従って、
ステージ調整装置14が露光基板を乗せたステージの位
置を調整し、露光処理装置15が露光処理をする(S1
06)。また、必要に応じてオペレータは、ジョブキュ
ー8に登録されているジョブ内容を変更部12によって
変更することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の露光装
置では、ジョブ登録エラーが発生するとジョブ登録エラ
ー処理応答待ちとなってしまい、オペレータがエラー処
理を終了させるまでは、CPU5がイベント待ちをする
ことができない。すなわち、CPU5は他の処理をする
ことができず、露光処理は中断され、ジョブ登録データ
が送られてきた際のジョブ登録もすることができずに、
ジョブ登録データがバッファに溜まり続けてプログラム
がハングアップしてしまう可能性もあった。このため、
連続的に露光処理をするという自動露光の機能を十分に
果たすことができない。本発明は、ジョブ登録エラーが
発生しても、露光処理は継続させつつ、登録エラーが発
生したジョブの対処操作を可能とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、一実施例を表す図3と図4とに対応付けて説明する
と請求項1記載の露光装置は、パターンが露光される基
板の露光条件種別データであるレシピを受けて露光処理
を登録する第1登録手段(33、34)と、前記登録さ
れた露光処理を行う露光処理手段(33、53、54、
60、62)とを具備するものであって、前記レシピを
受けた際に該レシピの露光処理が前記第1登録手段(3
3、34)に登録されていない場合にエラーと判断する
エラー検知手段(33)と、該エラー検知手段(33)
の検知に応じて前記エラーに起因したレシピに代えて特
定の露光処理を前記第1登録手段(33、34)に登録
する第2登録手段(33)と、を具備するものである。
また、請求項2記載の露光装置は、前記エラー検知手段
(33)でエラーが検知された際に、前記エラーに関す
る表示を行うエラー表示手段(82)を具備している。
このため、請求項2記載の露光装置はオペレータにエラ
ー発生を通知することができるので、好ましい。
【0007】さらに、請求項3記載の露光装置は、前記
第1登録手段(33、34)に登録されている前記露光
装置の処理内容を変更する変更手段(33、34)を具
備している。このため、請求項3記載の露光装置はエラ
ーを回復することができる。また、請求項4記載の露光
装置は、前記第1登録手段が前記基板に感光剤を塗布す
る塗布装置(31)から前記レシピを受けている。この
ため、請求項4記載の露光装置は予めジョブ登録をする
ことができスループットを向上することができる。
【0008】また、請求項5記載の露光装置は、前記特
定の露光処理がダミーの露光処理である。さらに、請求
項6記載の露光装置は、パターンが露光される基板の露
光条件種別データであるレシピを受けて露光処理を登録
する登録手段(33、34)と、前記登録された露光処
理を行う露光処理手段(33、53、54、60、6
2)とを具備するものであって、前記露光処理手段は、
前記レシピを受けた際に該レシピの露光処理が前記登録
手段に登録されていない場合に、前記登録手段に登録さ
れている露光処理を実行するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】図3は、本実施例の露光システム
を示す。この露光システムは、コータ・デベロッパ装置
31と、ウエハ100を露光する露光装置32と、シス
テム全体の総括的な制御を行う主制御装置33とを備え
ている。コータ・デベロッパ装置31は、複数のウエハ
を収納するウエハカセット35と、ウエハ100の表面
にフォトレジストを塗布するコータ36と、露光後のウ
エハ100を現像する現像装置(デベロッパ)37と、
現像後のウエハ100のアライメント誤差を計測する検
査装置38と、ウエハ100の搬送を行う多関節ロボッ
トアーム39及びガイドレール40とを備えている。
【0010】露光装置32は、コータ・デベロッパ装置
31からのジョブ登録情報を主制御装置33に通信する
通信部80と、ウエハ100の露光条件を記憶している
レシピファイル及びジョブが登録されているジョブキュ
ーを有する記憶装置34と、レシピファイルに記憶され
ている処理内容を変更するための変更手段としてのキー
ボード81と、露光装置32の一連の処理内容を表示可
能なCRT82とを有している。
【0011】また、露光装置32は、コータ・デベロッ
パ装置31との間でウエハ100の受け渡しを行う多関
節ロボットアーム43と、ウエハ100上に形成された
バーコードを読み取るバーコードリーダ44と、ウエハ
100上にバーコードを形成するレーザ加工装置45
と、プリアライメント装置45と、露光部(33、5
4、60、62:図4参照)とを備えている。プリアラ
イメント装置47ヘのウエハ100の搬送及び搬出は、
ガイド46上を移動する多関節ロボットアーム43によ
って行われる。また、プリアライメント装置47と露光
装置32間のウエハ100の搬送は、ガイド52上をス
ライダするスライダアーム51によって行われる。
【0012】図3において、ウエハカセット35に収納
された複数のウエハ100の内の一枚を多関節ロボット
アーム39で抜き取り、そのウエハ100をコータ36
に搬送する。コータ36で表面にフォトレジストが塗布
されたウエハ100は、ロボットアーム39によって待
機位置41まで搬送される。待機位置41のウエハ10
0は、露光装置32に設けられた多関節ロボットアーム
43に保持され、ウエハ100上の各層に形成された識
別コード(例えばバーコード)を読み取る読取装置(バ
ーコードリーダ)44まで搬送される。読取装置44
は、読み取った情報(例えばアライメントに関する条
件)を主制御装置33に出力する。
【0013】ロボットアーム43はガイド46に沿って
更に移動し、ウエハ100をプリアライメント装置47
のターンテーブル48に受け渡す。プリアライメント装
置47は、ターンテーブル48でウエハ100を回転さ
せつつ、センサ49によってその外周部に非露光波長の
平行光束を照射し、ウエハ100で遮られない光束を光
電検出する。そして、センサ49の出力に応じてターン
テーブル48の回転を停止させ、ウエハ100のオリエ
ンテーションフラットを所定方向に合わせる。その後、
スライダアーム51によってウエハ100はウエハステ
ージ50の上方まで搬送され、ウエハホルダ53に真空
吸着される。
【0014】ウエハ100上の複数の層には、それぞれ
パターンが重ね合わせて形成されており、その複数層の
少なくとも1つのパターンに付設されたアライメントマ
ークをアライメントセンサ56で検出する。そして、こ
のアライメントセンサ56の出力と、所定の補正量(ア
ライメント条件)に基づいてウエハステージ50を駆動
して、ウエハ100上のパターンとレチクル上のパター
ンとを位置合わせする。その後、ウエハ100上の最上
層(それを覆うフォトレジスト)を、投影光学系54を
介してレチクル上のパターンの像で露光する。
【0015】すべてのショット領域(パターン)がレチ
クルのパターン像で重ね合わせ露光されたウエハ100
は、スライダアーム51によってウエハステージ50か
ら搬出され、ロボットアーム43に受け渡される。更
に、ロボットアーム43によってウエハ100は、露光
及びアライメントに関する条件をウエハ(最上層)10
0に記録するレーザ加工装置45まで搬送される。レー
ザ加工装置45は、フォトレジストを感光させる波長域
のレーザビームをウエハ100上に照射し、露光及びア
ライメントに関する条件をバーコード(又は数字やアル
ファベット)の形でウエハ(フォトレジスト)100に
書き込む。
【0016】さて、各種条件で記録されたウエハ100
は、ロボットアーム43で待機位置41まで搬送され、
更にロボットアーム39によって現像装置37に搬入さ
れる。現像装置37で現像処理が施されたウエハ100
は、ロボットーアーム39によって検査装置38に搬入
され、ここでアライメント誤差が計測される。検査装置
38は、ウエハ100上のいくつかのショット領域をそ
れぞれ照明し、ウエハ100から発生する光を撮像素子
(例えばCCD)で光電検出する。更に、撮像素子から
の画像信号を複数の走査線で走査して、ウエハ100上
の少なくとも1つの層に形成されたパターンと露光装置
32で露光された、最上層に形成されるべきパターン
(レジストパターン)とのアライメント誤差を計測し、
この計測結果を主制御装置33に出力する。
【0017】図4は、露光装置32の露光部(33、5
4、60、62)の構成を示す。図において、露光光源
60から出力された露光光は、レチクルステージ64に
保持されたレチクル62を照明する。レチクル62に
は、所定の回路パターン(例えば半導体回路パターン)
が形成されており、そのパターンが投影光学系54を介
してウエハ100上に投影される。ウエハステージ50
は、ステージ駆動装置68によって、XY二次元方向に
ステップ移動可能になっている。アライメント装置56
は、投影光学系54の光軸から所定量ずれた位置に配設
されたいわゆるオフアクシスのアライメント顕微鏡であ
り、ウエハ100のショット領域に付設されたアライメ
ントマーク(図示せず)を光電検出する。ウエハステー
ジ50上には、反射ミラー70が固定され、干渉計72
から出力される光を反射する。反射ミラー70で反射し
た光を干渉計72によって受光し、ウエハステージ50
の位置を検出するようなっている。以上の様に構成され
た本露光システムの動作につき以下図5から図7を参照
して以下説明を続ける。
【0018】図5は、主制御装置33のフローチャート
を示す図である。主制御装置33は、通信部80を介し
てコータ・デベロッパ装置31から次のロット(同一の
露光処理が行われる複数のウエハ(例えば25枚)から
構成される。)の露光条件であるレシピを受けてジョブ
登録データを入力する。(S201)。主制御装置33
は、S202において入力したジョブ登録データが正常
かどうか、すなわち記憶装置34のレシピファイルに登
録されているかどうかを判断する。
【0019】主制御装置33は、入力したジョブ登録デ
ータが記憶装置34のレシピファイルに登録されている
場合に、記憶装置34のジョブキューにジョブを登録す
る(S204)。また、主制御装置33は、入力したジ
ョブ登録データが記憶装置34のレシピファイルに登録
されていない場合に、記憶装置34のジョブキューにダ
ミーのジョブを登録し(S203)、エラー表示として
CRT82にダミーのジョブを登録した旨の表示をする
(S205)。
【0020】主制御装置33は、実行すべきジョブがダ
ミーのジョブかどうか判定し(S206)、通常のジョ
ブの場合は記憶装置34のレシピファイルの内容に従っ
てレチクル62のパターンをウエハ100に露光する
(S208)。また、主制御装置33は、実行すべきジ
ョブがダミーのジョブの場合にオペレータに対してエラ
ー処理要求をする。
【0021】以上のように本実施の形態においては、露
光装置1が露光処理を継続したまま、オペレータにはダ
ミージョブが登録されたことが通知され、そのジョブの
削除又は差し換え等を促す。このダミージョブが実行さ
れる段階に至るまでの間は露光処理が普通に継続され、
そのダミージョブが実行される段階に至って、オペレー
タにエラーアシストコールがされる。しかし、その前
に、ダミージョブが登録されたことを通知されたオペレ
ータがそのダミージョブを正常なジョブに差し換えれ
ば、そのジョブが実行される段階に至っても当然正常に
露光処理は継続され、結局、露光処理は全く中断される
ことなく継続されることになる。したがって、登録エラ
ーが発生した時に、露光処理が中断されたり、他の処理
が行えないといった不都合は解消される。
【0022】図6は、ダミージョブの露光を始めようと
する場合の処理を説明する図である。2つのジョブ「J
OB A」、「JOB B」が登録されていて、「JO
BA」は露光処理中である。ここでコータ・デベロッパ
装置31から「JOB C」のジョブ登録データが送ら
れてくる。主制御装置33は、そのデータに対応するジ
ョブのレシピファイル6をサーチしたところ、見つから
ない。そこで主制御装置33は、ダミージョブ「NOT
CORRECTED」を入れておきオペレータにその
旨通知しておく。その後コータ・デベロッパ装置31か
ら「JOBD」のジョブ登録データが送られてくる。主
制御装置33は、このデータに対するレシピファイルの
存在を確認しジョブを登録する。その後、「JOB
A」の露光は正常に終了し記憶装置34内のジョブキュ
ーから削除され、「JOB B」の露光が始まる。主制
御装置は「JOB B」の露光が正常終了し、「NOT
CORRECTED」の露光が始まろうとしたとき、始
めて「レシピなしジョブ露光エラー」をオペレータに通
知し、アシストを求める。この時オペレータは、ジョブ
を継続せずに停止するか、又はこのジョブ「NOT C
ORRECTED」を削除するかを選択する。この場合
でも、エラーのジョブの実行に至る前のジョブまでは、
正常にジョブを実行することができる。
【0023】この図6では、ダミージョブが実行される
段階に至ると、オペレータにエラーアシストコールがさ
れ、オペレータがエラー対処するようにしているが、ダ
ミージョブに対するプレートについては露光処理をせず
に露光装置1を素通りさせて、次の正常なジョブを実行
するようにしても良い。このようにすれば、全くオペレ
ータの介入を必要とせず、かつ、露光処理を中断させる
こともない。
【0024】図7は、ダミージョブをオペレータが差し
換える場合の処理を説明する図である。2つのジョブ
「JOB A」、「JOB B」が登録されていて、
「JOBA」は露光処理中である。ここでコータ・デベ
ロッパ装置31から「JOBC」のジョブ登録データが
送られてくる。主制御装置33は、そのデータに対応す
るジョブのレシピファイル6をサーチしたところ、見つ
からない。そこで主制御装置33は、ダミージョブ「N
OT CORRECTED」を入れておきオペレータに
その旨通知しておく。その後コータ・デベロッパ装置3
1から「JOBD」のジョブ登録データが送られてく
る。主制御装置33は、このデータに対するレシピファ
イルの存在を確認しジョブを登録する。主制御装置33
は、この段階でもダミージョブ「NOT CORREC
TED」を登録させたまま、まだ露光が始まっていない
ジョブ「JOB B」のパラメータ変更をオペレータが
キーボード81を介して行うことができる。この後、
「JOB A」の露光は正常に終了しジョブキュー8か
ら削除され、パラメータの変更された「JOB B」の
露光が始まり、さらに、ダミージョブ「NOT COR
RECTED」をオペレータが「JOB E」に差し換
えることができる。「JOB E」はレシピファイル6
の存在する正常なジョブである。続いて、「JOB
E」、「JOBD」と正常に露光することができる。こ
の場合には、ジョブを妨げることなく、エラー状態を回
復することができる。
【0025】
【発明の効果】以上のように、本発明によればジョブ登
録エラーが発生した場合でも、他の処理を行うことが可
能となり、様々な装置の状態を確認したり、設定し直し
たりしてからエラー回復をすることができるので、的確
なエラー回復ができるという効果がある。また、ジョブ
の継続を妨げることなくエラーを回復することが可能で
あるので、装置のスループットが向上する効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の露光装置の概略図である。
【図2】従来の露光動作を示すフローチャートである。
【図3】本発明の一実施例を表す露光システムを示す図
である。
【図4】図3の露光装置32を示す図である。
【図5】主制御装置33のフローチャートを示す図であ
る。
【図6】ダミージョブの露光を始めようとする場合の処
理の概念図である。
【図7】ダミージョブをオペレータが差し換える場合の
処理の概念図である。
【符号の説明】
31 コータ・デベロッパ装置 32 露光装置 33 主制御装置 34 記憶装置 36 コータ 54 投影光学系 60 光源 62 レチクル 100 ウエハ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パターンが露光される基板の露光条件種
    別データであるレシピを受けて露光処理を登録する第1
    登録手段と、前記登録された露光処理を行う露光処理手
    段とを具備する露光装置において、 前記レシピを受けた際に該レシピの露光処理が前記第1
    登録手段に登録されていない場合にエラーと判断するエ
    ラー検知手段と、 該エラー検知手段の検知に応じて前記エラーに起因した
    レシピに代えて特定の露光処理を前記第1登録手段に登
    録する第2登録手段と、を具備することを特徴とする露
    光装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の露光装置において、 前記エラー検知手段でエラーが検知された際に、前記エ
    ラーに関する表示を行うエラー表示手段を具備すること
    を特徴とする露光装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の露光装置に
    おいて、 前記第1登録手段に登録されている前記露光装置の処理
    内容を変更する変更手段を具備することを特徴とする露
    光装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3いずれかに記載の
    露光装置において、 前記第1登録手段は、前記基板に感光剤を塗布する塗布
    装置から前記レシピを受けることを特徴とする露光装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の露光装置において、 前記特定の露光処理はダミーの露光処理であることを特
    徴とする露光装置。
  6. 【請求項6】 パターンが露光される基板の露光条件種
    別データであるレシピを受けて露光処理を登録する登録
    手段と、前記登録された露光処理を行う露光処理手段と
    を具備する露光装置において、 前記露光処理手段は、前記レシピを受けた際に該レシピ
    の露光処理が前記登録手段に登録されていない場合に、
    前記登録手段に登録されている露光処理を実行すること
    を特徴とする露光装置。
JP9332047A 1997-12-02 1997-12-02 露光装置 Pending JPH11162827A (ja)

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