JPH11162689A - 希ガス放電灯の調光装置 - Google Patents

希ガス放電灯の調光装置

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JPH11162689A
JPH11162689A JP9324827A JP32482797A JPH11162689A JP H11162689 A JPH11162689 A JP H11162689A JP 9324827 A JP9324827 A JP 9324827A JP 32482797 A JP32482797 A JP 32482797A JP H11162689 A JPH11162689 A JP H11162689A
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JP
Japan
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discharge lamp
gas discharge
rare gas
switching means
light
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JP9324827A
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Katsuyuki Okimura
克行 沖村
Takashi Yoshida
傑 吉田
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NEC Home Electronics Ltd
NEC Corp
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NEC Home Electronics Ltd
Nippon Electric Co Ltd
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps

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  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
  • Discharge-Lamp Control Circuits And Pulse- Feed Circuits (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】直流供給源に電圧変動が生じても比較的に安定
した調光状態が得られ、周囲温度にあまり左右されるこ
となく確実に点灯させることができる上、点灯後、早い
時期に設定された所望の光出力が得られる希ガス放電灯
の調光装置を提供すること。 【解決手段】高周波高電圧発生回路30の入力側にスイ
ッチング手段21を、出力側に、内面に発光層を有し内
部空間に希ガスを封入した外囲器の外周面に帯状の一対
の外部電極を離隔・配置してなる希ガス放電灯DLをそ
れぞれ接続すると共に、スイッチング手段の入力側にD
C−DCコンバ−タ回路10を接続し、かつ希ガス放電
灯DLを表示部を有する導光板の端面に対向するように
配置してなり、前記スイッチング手段21に周波数が4
0Hz以上に設定された制御信号を付与し、かつそのO
Nデュ−ティ−比を変更することにより希ガス放電灯D
Lの光出力と共に表示部の明るさを調光するようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は希ガス放電灯の調
光装置に関し、特にガラスバルブの内面にアパ−チャ部
を有する発光層を形成すると共に、外周面に一対の帯状
の外部電極を有する希ガス放電灯の光出力をスイッチン
グ回路及び高周波高電圧発生回路を利用して調光する調
光装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車の車内前部には各種のメ
−タ類の表示部を有するインストルメントパネル(以
下、インパネと呼称する)がインストルメントクラスタ
を利用して配置されている。従って、自動車の走行時に
インパネを見ることによって、例えば走行速度,エンジ
ンの回転数などを容易に確認することができ、安全な走
行を確保することが可能になるものである。
【0003】従来、この種インパネの照明には、例えば
図8〜図11に示すように調光可能な点灯装置及び蛍光
ランプが適用されている。図8は、その点灯装置を示す
ものであって、例えば周波数が43KHzで電圧が12
00V程度の高周波高電圧を発生し、かつ出力波形がほ
ぼ正弦波であるインバ−タ回路Hと、インバ−タ回路H
への直流電力の供給をコントロ−ルするスイッチングト
ランジスタQと、平滑用のコンデンサCとから構成され
ており、インバ−タ回路Hは、例えば一次コイルTR
a,TRb、二次コイルTRc及び励磁コイルTRdを
有する発振トランスTRと、一次コイルTRa,TRb
に並列接続された発振コンデンサC1 と、一次コイルT
Ra,TRbの中点とスイッチングトランジスタQとの
間に接続されたチョ−クコイルCHと、一次コイルTR
a,TRbに接続された第1,第2のトランジスタQ
a,Qbと、チョ−クコイルCHと第1,第2のトラン
ジスタQa,Qbのベ−スとの間に接続された抵抗R
a,Rbとから構成されており、発振トランスTRの励
磁コイルTRdは第1,第2のトランジスタQa,Qb
のエミッタと第1のトランジスタQaのベ−スとの間に
接続されている。そして、スイッチングトランジスタQ
の入力側(端子T1,T2)には図示しないバッテリ
が、インバ−タ回路Hの出力側には冷陰極蛍光ランプL
が接続されている。
【0004】この陰極蛍光ランプLは図9〜図10に示
すようにインパネIPに照明用光源として適用される。
このインパネIPは、例えば一方の面にエンジンの回転
数,走行速度を表示する表示部Dが、表示部Dに対応す
る他方の面に粗面部が形成された角形の導光板GPによ
って構成されており、この導光板GPには照明装置が付
帯されている。この照明装置は、例えば冷陰極蛍光ラン
プLと反射板Rとから構成されており、冷陰極蛍光ラン
プLは導光板GPの端面に対向するように配置され、し
かも、反射板Rは冷陰極蛍光ランプLの外周部分を覆
い、冷陰極蛍光ランプLからの光が効率よく導光板GP
に入射されるように配置されている。尚、この冷陰極蛍
光ランプLは、例えば図11に示すようにガラスバルブ
よりなる外囲器GBの内面に発光層PHを形成すると共
に、外囲器GBの両端部に電極E,Eを配置し、かつ外
囲器GBの内部空間に不活性ガス及び水銀を封入して構
成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この照明装
置の点灯装置は次のように動作する。まず、端子T1,
T2間に例えば自動車のジェネレ−タを含む直流供給源
(バッテリ)を接続すると共に、端子T3に駆動信号を
適時の間隔で付与する。この駆動信号はスイッチングト
ランジスタQのベ−スに付与され、この駆動信号の付与
に関連してスイッチングトランジスタQはON状態とな
る。スイッチングトランジスタQのON期間中、第1,
第2のトランジスタQa,Qbは抵抗Ra,Rb、発振
トランスTRの一次コイルTRa,TRb、励磁コイル
TRdの協働作用によって所定のタイミングで交互にO
N,OFFすることにより、発振トランスTRの二次コ
イルTRcには上述の高周波高電圧が発生して冷陰極蛍
光ランプLの電極E,Eに印加される。これにより、冷
陰極蛍光ランプLは点灯し、反射板Rにて高密度化され
た光がインパネIPの導光板GPに入射される。導光板
GPに入射された光は導光板GPの前面部及び背面部間
で全反射しながら進行するが、粗面部の形成されている
背面部分で乱反射し、一部の光が表示部Dの形成されて
いる前面側に放出される(エッジライト効果)。従っ
て、表示部Dはエッジライト効果に基づき外部に放出さ
れた光によって照明され、自動車の走行時にインパネI
Pを見ることによって、例えば走行速度,エンジンの回
転数などを容易に確認することができ、安全な走行を確
保することが可能になるものである。
【0006】特に、車外の明るさに応じて、インパネI
Pの表示面の照度を適切な値に調節したい場合には、ス
イッチングトランジスタQに付与される駆動信号の間隔
(ONデュ−ティ比)を適宜に変更することにより、冷
陰極蛍光ランプLの明るさを、例えば0.2〜100%
(全光状態)の範囲で任意に調光することができる。従
って、インパネIPの表示面は常に最も見易い状態が維
持できることから、表示内容を的確に認識できるもので
ある。
【0007】しかしながら、自動車の直流供給源は電圧
変動が大きいことから、調光率が小さく(暗く)設定さ
れた状態において、直流供給源の電圧が低下すると、冷
陰極蛍光ランプLが立ち消えしてしまい、安定した調光
状態を維持することができなくなることがある。従っ
て、調光率を不所望に大きく設定して冷陰極蛍光ランプ
Lの立ち消えが起こらないように配慮することもあるた
めに、インパネIPの表示面の明るさを適切に調節する
ことができにくいという問題がある。
【0008】その上、自動車は、例えば周囲温度が−1
0°C以下、或いは40°C以上の苛酷な環境で使用さ
れることがあり、特に、低温下で使用される場合には冷
陰極蛍光ランプLの明るさが極端に低下してしまう。こ
れは、冷陰極蛍光ランプLが水銀の共鳴線(253.7
nm)によって発光層PHが励起されることに起因して
いる。即ち、水銀の蒸気圧は周囲温度によって変化し、
周囲温度が20°C付近で6〜10×10-3 mmHg
となる。冷陰極蛍光ランプLの明るさは水銀の蒸気圧が
6〜10×10-3 mmHgの範囲でほぼ最大になり、
水銀蒸気圧がこの範囲より高くなっても低くなっても明
るさが低下し、暗くなる。特に、例えば周囲温度が−1
0°C以下の極低温になると、冷陰極蛍光ランプLの明
るさは極端に低下してしまい、インパネIPを所望の明
るさに調節することができなくなり、インパネIPの照
明用光源としての機能を奏し得なくなるのみならず、不
活性ガスの分圧に対する水銀蒸気圧の分圧比が極端に低
くなることによって冷陰極蛍光ランプLが点灯しにくく
なるという問題がある。
【0009】又、周囲温度が、例えば0°C程度の低温
状態では、冷陰極蛍光ランプLは比較的に容易に点灯す
るものの、点灯初期の光出力は小さく(暗く)、点灯に
よって外囲器GBの温度が上昇することによる水銀蒸気
圧の上昇に伴って徐々に光出力が増加する関係で、所望
の明るさになるまでに5〜20分程度を要し、その間は
適切な使用ができないという問題もある。
【0010】従って、従来においては、冷陰極蛍光ラン
プLの近傍にヒ−タを配置したり、或いは冷陰極蛍光ラ
ンプLの外囲器GBに線状のヒ−タを螺旋状に巻回した
りし、周囲温度が一定の温度以下になると、イグニッシ
ョンスイッチの閉成に連動して自動的にヒ−タに通電し
て冷陰極蛍光ランプLを加熱するように構成した点灯装
置が実用化されている。
【0011】しかしながら、この装置によれば、周囲温
度がどのような温度になっても、冷陰極蛍光ランプLを
確実に点灯させることができるのみならず、所望の明る
さが得られ、インパネIPを適切に照明することができ
るものの、極低温の場合には容量の大きなヒ−タを使用
し、大きな電力を供給しなければならないために、容量
の大きなバッテリが必要となって大型化,コスト高にな
るし、又、ヒ−タへの通電はエンジンの始動と同時に行
われ、冷陰極蛍光ランプLがヒ−タの加熱によって所定
の温度に達した時点で、点灯装置が動作するように構成
されているために、冷陰極蛍光ランプLが所望の光出力
になるまでに長い時間を要するという問題は依然として
未解決のまま残されているし、調光率の小さい状態にお
いて直流供給源の電圧変動によって冷陰極蛍光ランプL
が立ち消えするという問題も依然として未解決のまま残
されている。
【0012】それ故に、本発明の目的は、直流供給源に
電圧変動が生じても比較的に安定した調光状態が得ら
れ、周囲温度にあまり左右されることなく確実に点灯さ
せることができる上、点灯後、早い時期に設定された所
望の光出力が得られる希ガス放電灯の調光装置を提供す
ることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】従って、本発明は、上述
の目的を達成するために、高周波高電圧を発生する高周
波高電圧発生回路の入力側に直列的にスイッチング手段
を、出力側に、内面に発光層を有し内部空間に希ガスを
封入した外囲器の外周面に帯状の一対の外部電極を、第
1,第2の開口部が形成されるように互いに離隔して配
置してなる希ガス放電灯をそれぞれ接続すると共に、ス
イッチング手段の入力側にDC−DCコンバ−タ回路を
接続してなり、前記スイッチング手段を周波数が40H
z以上に設定された制御信号に基づいて制御し、かつそ
のONデュ−ティ−比を変更することにより希ガス放電
灯の光出力を調光することを特徴とする。
【0014】又、本発明の第2の発明は、高周波高電圧
を発生する高周波高電圧発生回路の入力側に直列的にス
イッチング手段を、出力側に、内面に発光層を有し内部
空間に希ガスを封入した外囲器の外周面に帯状の一対の
外部電極を、第1,第2の開口部が形成されるように互
いに離隔して配置してなる希ガス放電灯をそれぞれ接続
すると共に、スイッチング手段の入力側にDC−DCコ
ンバ−タ回路を接続し、かつ希ガス放電灯を表示部を有
する導光板の端面に対向するように配置してなり、前記
スイッチング手段を周波数が40Hz以上に設定された
制御信号に基づいて制御し、かつそのONデュ−ティ−
比を変更することにより希ガス放電灯の光出力と共に表
示部の明るさを調光することを特徴とする。
【0015】さらに、本発明の第3の発明は、前記スイ
ッチング手段の制御信号を方形波とし、その周波数を4
0Hz以上に設定したことを特徴とし、第4の発明は、
前記スイッチング手段の制御信号を方形波とし、その周
波数を40Hz〜5KHz、好ましくは50Hz〜1K
Hzの範囲に設定したことを特徴とし、第5の発明は、
前記希ガス放電灯の第1の開口部にほぼ対応する外囲器
の内面に、発光層の存在しないアパ−チャ部を形成した
ことを特徴とし、第6の発明は、前記希ガス放電灯の第
1の開口部にほぼ対応する外囲器の内面に、発光層の存
在しないアパ−チャ部を形成し、この希ガス放電灯を導
光板の端面に、アパ−チャ部が対向するように配置した
ことを特徴とし、第7の発明は、前記導光板が、一方の
面に表示部を有する自動車用のインストルメントパネル
であることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明にかかる希ガス放電
灯の調光装置の1実施例について図1〜図4を参照して
説明する。図1において、この調光装置は、例えば自動
車のジェネレ−タを含む直流供給源BAと、直流供給源
BAに接続されたDC−DCコンバ−タ回路10と、D
C−DCコンバ−タ回路10の出力側に接続されたスイ
ッチング回路20と、スイッチング回路20の出力側に
接続された高周波高電圧発生回路(例えばインバ−タ回
路)30と、スイッチング回路20を制御するための制
御信号発生回路40と、高周波高電圧発生回路30の出
力側に接続された希ガス放電灯DLとから構成されてお
り、この希ガス放電灯DLはインパネ50に照明用光源
として組み込まれている。
【0017】上述の希ガス放電灯DLは、例えば図2に
示すように構成されている。同図において、1は例えば
ガラスバルブにて密閉状に構成された直管状の外囲器で
あって、その内面には希土類蛍光体,ハロリン酸塩蛍光
体などの蛍光体よりなる発光層2が形成されている。特
に、この発光層2には所定の開口角を有するアパ−チャ
部2aがほぼ全長に亘って形成されている。そして、外
囲器1の封着構造はガラスバルブの端部にディスク状の
封着ガラス板を封着して構成されているが、例えば封着
ガラス板を使用することなく単にガラスバルブを加熱し
ながら縮径加工し溶断して構成することもできる。尚、
この外囲器1の密閉空間には水銀などの金属蒸気を含ま
ないキセノン(Xe),クリプトン(Kr),ネオン
(Ne),ヘリウム(He)などの希ガスが単一又は混
合して所定量封入されている。
【0018】この外囲器1の外周面にはシ−ト構体3が
密着するように巻回されている。このシ−ト構体3は、
例えば外囲器1の全長とほぼ同程度の長さを有する絶縁
性の透光性シ−ト4と、この透光性シ−ト4の一方の面
に互いに所定の間隔だけ離隔配置して接着された不透光
性の金属部材よりなる帯状の一対の外部電極5,6と、
この外部電極5,6の端部から導出された端子(図示せ
ず)と、透光性シ−ト4の一方の面に付与された接着層
(図示せず)とから構成されている。尚、シ−ト構体3
の外囲器1への装着状態において、外部電極5,6の一
端間には第1の開口部7が、外部電極5,6の他端間に
は第2の開口部8がそれぞれ形成されており、発光層2
からの光は主としてアパ−チャ部2aから第1の開口部
7を介して外部に放出される。又、シ−ト構体3におい
て、透光性シ−ト4としては、例えばポリエチレンテレ
フタレ−ト(PET)樹脂が好適するが、ポリエステル
樹脂など他の樹脂も利用できる。さらに、外部電極5,
6としては、例えばアルミニウム箔が好適するが、他の
金属部材を適用することもできるし、貼着の他、蒸着な
どによって形成することも可能である。
【0019】上述の外部電極5,6における第1,第2
の開口部7,8の開口角θ1 ,θ2はθ1 >θ2 の関係
に設定されているが、第1の開口部7の開口角θ1 は6
0〜90°の範囲が、第2の開口部8の開口角θ2 は5
5°程度がそれぞれ望ましい。しかしながら、第1の開
口部7の開口角θ1 は用途によっては上記範囲外に設定
することも可能であり、第2の開口部8は絶縁破壊しな
い程度に狭いことが望ましく、例えば最低2mm程度の
離隔距離を確保することが推奨される。尚、上述のアパ
−チャ部2aの開口角は第1の開口部7の開口角θ1
ほぼ同程度に設定されている。
【0020】上述のシ−ト構体3は外囲器1の外周面
に、外部電極5,6が外囲器1と透光性シ−ト4との間
に位置するように装着(巻回)されている。このシ−ト
構体3の外囲器1への装着は、まず、シ−ト構体3を上
面が平坦なステ−ジに展開状態で配置する。次に、この
シ−ト構体3における透光性シ−ト4の一端4aに外囲
器1を配置すると共に、外囲器1が一対の従動ロ−ラに
て透光性シ−ト4に押しつけられるようにセットした上
で、ステ−ジを所定方向に移動させる。すると、外囲器
1は透光性シ−ト4の上において相対的に転動し、その
外周面にはシ−ト構体3が巻回されることにより装着が
行われる。尚、シ−ト構体3において、外部電極5,6
はその表面に形成された接着層を利用して外囲器1の外
周面に接着されており、透光性シ−ト4はそれの一方に
形成された接着層を利用して巻回時に外囲器1の外周面
に接着されると共に、それぞれの端部4a,4bは第2
の開口部8で重ね合わされて接着されている。
【0021】上述の調光装置において、DC−DCコン
バ−タ回路10は直流供給源BAに電圧変動があっても
ほぼ一定の直流電圧を出力する機能を有し、例えば直流
供給源BAに直列的に接続されたコイル11とスイッチ
ング手段(例えば電界効果形トランジスタ)12との直
列回路と、スイッチング手段12に並列接続されたダイ
オ−ド13と抵抗14と抵抗15との直列回路と、抵抗
14と抵抗15との直列回路に並列接続されたコンデン
サ16とから構成されている。このDC−DCコンバ−
タ回路10の出力側にはスイッチング回路20が接続さ
れている。このスイッチング回路20は、例えばスイッ
チング手段(例えばトランジスタ)21と、スイッチン
グ手段21のベ−スに接続されたベ−ス抵抗22とから
構成されており、その出力側には、例えば周波数が20
〜50KHz,電圧が1000〜2500V程度の高周
波高電圧を発生する高周波高電圧発生回路30が接続さ
れている。
【0022】この高周波高電圧発生回路30は、例えば
一次コイル31a,31b、二次コイル31c及び励磁
コイル31dを有する発振トランス31と、スイッチン
グ手段21と一次コイル31a,31bの中点との間に
接続されたチョ−クコイル32と、一次コイル31a,
31bに接続された第1,第2のトランジスタ33,3
4と、一次コイル31a,31bに並列接続された発振
コンデンサ35と、スイッチング手段21の入力側と第
1のトランジスタ33との間に接続された抵抗36とか
ら構成されており、発振トランス31の励磁コイル31
dは第1,第2のトランジスタ33,34のベ−スに接
続されている。尚、発振トランス31の二次コイル31
cには上述の希ガス放電灯DLが接続されている。
【0023】上述の調光装置において、スイッチング回
路20には制御信号発生回路40が接続されており、ス
イッチング回路20のスイッチング手段21は制御信号
発生回路40から出力される方形波の制御信号によって
ON・OFF制御される。この制御信号は周波数が40
Hz以上に設定されているが、例えばインパネ照明にお
いて、極めて広い調光範囲(例えば0.2〜100%)
が要望される場合には40〜100Hz、好ましくは5
0〜75Hzの範囲に設定することが推奨され、又、あ
まり広い調光範囲が要望されない場合には40Hz以上
(100KHzでも使用可能)に設定される。尚、制御
信号の周波数を1KHzとした場合には100%からほ
ぼ2%まで、5KHzとした場合には100%からほぼ
9%までの調光が可能となる。上述の制御信号発生回路
40は、例えば鋸歯状波を発生する発振器41と、コン
パレ−タ42と、任意の直流電圧に設定できる制御電圧
源43と、抵抗44と、スイッチング手段(例えばトラ
ンジスタ)45とから構成されており、スイッチング手
段45のコレクタはベ−ス抵抗22を介してスイッチン
グ手段21のベ−スに接続されている。そして、スイッ
チング手段21コンパレ−タ42からの出力信号による
スイッチング手段45のON・OFF動作に基づいて制
御される。
【0024】さらに、上述の調光装置における希ガス放
電灯DLは、例えば図3〜図4に示すように、インパネ
50に照明用光源として適用されている。このインパネ
50は、例えば四角形の導光板51と、導光板51の端
面51aに第1の開口部7が対向するように配置された
希ガス放電灯DLと、導光板51の前面51bに形成さ
れた第1,第2の表示部52,53と、第1,第2の表
示部52,53に対応する導光板51の背面51cに形
成された粗面部54とから構成されている。尚、第1,
第2の表示部52,53は、例えばエンジンの回転数,
走行速度の表示部として適用されている。
【0025】次に、このように構成された調光装置の動
作について図1〜図7を参照して説明する。まず、スイ
ッチ操作などによって、DC−DCコンバ−タ回路10
に直流供給源BAが接続されると、制御信号発生部17
からの信号によってスイッチング手段12が適宜のタイ
ミングでON・OFF制御され、コイル11には所定の
電圧が発生し、ダイオ−ド13,コンデンサ16に基づ
いて所望の直流電圧が得られる。この出力電圧(コンデ
ンサ16の端子電圧)は抵抗14,15による分配電圧
を制御信号発生部17にフィ−ドバックすることによ
り、ほぼ一定の電圧に維持される。例えば直流供給源B
Aの電圧が低下した場合には、スイッチング手段12の
ON・OFFタイミングを短く設定してコイル11に発
生する電圧を高くし、逆に、直流供給源BAの電圧が高
くなった場合には、スイッチング手段12のON・OF
Fタイミングを長く設定してコイル11に発生する電圧
を低くすることにより、ほぼ一定の出力電圧に制御され
る。この直流出力はスイッチング回路20に入力され
る。この状態において、制御信号発生回路40からの方
形波の制御信号がベ−ス抵抗22を介してスイッチング
手段21に印加されると(コンパレ−タ42の出力信号
によるスイッチング45のON・OFF動作に関連して
制御信号が印加されると)、スイッチング手段21は図
5(a)に示すようにON・OFF制御され、そのON
期間(TON)にのみ高周波高電圧発生回路30に直流電
力が供給され、高周波高電圧発生回路30が発振動作し
て出力側には同図(b)に示すような高周波高電圧が出
力される。
【0026】高周波高電圧発生回路30における第1,
第2のトランジスタ33,34のベ−スには、スイッチ
ング手段21のON・OFF制御に関係なく、スイッチ
ング回路20の入力側から抵抗36を介して駆動信号が
付与されている関係で、スイッチング手段21のON動
作に応じて直ちに高周波高電圧発生回路30が、発振ト
ランス31と第1,第2のトランジスタ33,34と発
振コンデンサ35などとの協働作用に基づいて発振動作
を開始し、ON期間(TON)中、発振動作が持続され
る。そして、発振トランス31の二次コイル31cには
高周波高電圧が出力され、希ガス放電灯DLの外部電極
5,6に印加され、希ガス放電灯DLが点灯する。この
希ガス放電灯DLは外囲器1の内部空間に水銀などの金
属蒸気が封入されていないために、高周波高電圧の外部
電極5,6への印加とほぼ同時に点灯し、かつ点灯とほ
ぼ同時に設定された光量に達する。
【0027】希ガス放電灯DLの光はアパ−チャ部2a
から第1の開口部7を介して外部に放出されると共に、
インパネ50における導光板51に端面51aから入射
される。入射された光は導光板51の前面51b及び背
面51cの内面で全反射しながら前方に向けて導光され
る。そして、全反射した光が背面51cの粗面部54に
達すると、乱反射されて一部の光は前面51bから外部
に放出される。この光によって、第1,第2の表示部5
2,53が照明される。
【0028】希ガス放電灯DLの光は、制御信号発生回
路40から出力される周波数が40Hz以上の方形波制
御信号のONデュ−ティ比によって調光される。制御信
号発生回路40において、発振器17からは図6(a)
に示すような鋸歯状波の電圧Vsが出力されており、制
御電圧源43からは図6(b)に示すように任意の直流
電圧Vcが出力されており、それぞれの出力電圧はコン
パレ−タ42に入力されている。コンパレ−タ42では
鋸歯状波の電圧Vsと電圧Vcとが比較され、電圧Vs
が電圧Vcより高い範囲でのみ図6(c)に示すように
方形波の制御信号が出力される。即ち、制御電圧源43
の設定電圧がそれぞれVC1,VC2,VC3の時、鋸歯状波
の電圧Vsがこれらの設定電圧VC1,VC2,VC3を超え
る期間中(TON1 ,TON2 ,TON3 )、それぞれONデ
ュ−ティ比の異なる制御信号が出力される。同図(d)
は制御電圧源43の設定電圧がVC1の時にONデュ−テ
ィ比TON1 の方形波信号が、同図(e)は制御電圧源4
3の設定電圧がVC2の時にONデュ−ティ比TON2 の方
形波信号がそれぞれ出力されることを示している。従っ
て、適宜のONデュ−ティ比に設定された方形波信号が
抵抗44を介してスイッチング手段45に付与される
と、スイッチング手段45はこのONデュ−ティ期間の
みON動作し、スイッチング手段21もその期間のみO
N動作する。そして、ON動作している期間中
(TON1 ,TON2 ,TON3 )、高周波高電圧発生回路3
0が発振動作し、対応する期間中、希ガス放電灯DLが
ONデュ−ティ比に対応する所定の調光率で点灯する。
制御信号のONデュ−ティ比と調光率との関係は図7
(実線)に示す。尚、同図において、斜線部分は希ガス
放電灯DLの立ち消え領域を表している。従って、この
ように制御信号発生回路40における制御電圧源43の
設定電圧を変更することによって制御信号のONデュ−
ティ比を任意の値に設定できることから、希ガス放電灯
DLの明るさも立ち消え領域を除く任意の範囲で調光す
ることができる。
【0029】上述の希ガス放電灯DLは熱陰極や冷陰極
を用いた放電灯のように外囲器の長手方向に沿った1つ
の放電路によって点灯するものとは異なり、外部電極
5,6の間(外囲器1の長手方向に対してほぼ直角方
向)に無数の放電路が形成されることによって縞状の状
態で点灯し、希ガスの励起線によって発光層2が励起さ
れて発光するものであり、正常な点灯状態では縞状の放
電状態は目視することはできない。従って、かかる調光
装置において、スイッチング回路20のスイッチング手
段21に制御信号発生回路40から印加される制御信号
の周波数が少々変化しても、高周波高電圧発生回路30
の発振動作にはあまり影響を及ぼさないために、外部電
極5,6に印加される高周波高電圧もほぼ一定となる。
【0030】ところで、制御信号発生回路40の制御信
号は、その周波数が40Hz、好ましくは50Hz以上
に設定されておれば、その周波数が50KHz程度にま
で高くなっても、例えば25〜100%の範囲での調光
が可能であり、さらに100KHz程度にまで高くする
ことも可能である。尚、その周波数を1KHzとした場
合にはほぼ2〜100%の範囲での調光が、5KHzと
した場合にはほぼ9〜100%の範囲での調光が可能と
なる。しかし、自動車のインパネ照明において、例えば
0.2〜100%のように極めて広い調光範囲を要求さ
れる場合には、制御信号発生回路40の制御信号の周波
数は40〜100Hzの範囲、好ましくは50〜75H
zの範囲、さらに好ましくは65Hz程度に設定するこ
とが推奨され、このような周波数範囲では上述の広い範
囲の調光が達成できる。しかしながら、その周波数が5
0Hz未満、特に40Hz未満になると、ONデュ−テ
ィ比が小さくなるにつれ、第1の開口部7から放出され
る光にチラツキが生ずるようになるのみならず、放電状
態も不安定になって縞状の放電状態が目視できるように
なり、インパネ50の第1,第2の表示部52,53の
表示面にもチラツキが見受けられるようになる。又、そ
の周波数が75Hz、特に100Hzを超えると、調光
範囲が、例えば図7で示す点線のように調光率の小さい
側が制限されて狭くなる。従って、自動車のインパネ照
明において極めて広い調光範囲が要求される用途には適
用できにくくなる。
【0031】この実施例によれば、直流供給源BAとス
イッチング回路10との間にはDC−DCコンバ−タ回
路10が接続されているために、直流供給源BAに電圧
変動が生じても、その出力電圧をほぼ一定に維持するこ
とができる。例えば直流供給源BAの電圧が低下した場
合でも、出力電圧がほぼ一定となるように制御されるた
めに、希ガス放電灯DLの調光率が小さく設定されてい
ても立ち消えすることなく、安定した調光状態が得られ
る。従って、インパネ50に適用した場合には表示面を
所望の明るさに設定でき、適切なインパネ照明が期待で
きる。
【0032】又、インパネ50の照明用光源として希ガ
ス放電灯DLが適用されているために、自動車の使用環
境が例えば−10°C以下の極低温になっても、それの
外部電極5,6に高周波高電圧を印加することによって
容易に点灯させることができ、所望の明るさで点灯でき
るのみならず、点灯とほぼ同時に予め設定された光量に
まで立ち上げることができる。従って、従来技術のよう
に冷陰極蛍光ランプの近傍にヒ−タを配置したりする必
要がなく、装置構成を簡略化できる。
【0033】又、この希ガス放電灯DLは、高周波高電
圧発生回路30の出力電圧が低くなった場合には放電状
態が不安定になって縞状の放電状態が目視できるように
なるものの、その光がインパネ50の導光板51に入射
されてしまうと、第1,第2の表示部52,53の照明
時に縞状の放電状態に起因するチラツキが感じにくくな
り、良好な表示が得られる。しかしながら、制御信号発
生回路40の制御信号の周波数が40Hz未満になる
と、ONデュ−ティ比が小さくなるにつれ、希ガス放電
灯DLの第1の開口部7から放出される光には高周波高
電圧発生回路30の発振動作期間が短くなることに起因
するチラツキが生ずるようになり、インパネ50の第
1,第2の表示部52,53の表示品位も損なわれるよ
うになる。
【0034】又、スイッチング回路20の制御信号は、
その周波数が40Hz以上に設定されているために、そ
れのONデュ−ティ比を適宜に変更することによって希
ガス放電灯DLの明るさを広い範囲で調光できる。特
に、その周波数を40〜100Hzの範囲、好ましくは
50〜75Hzの範囲、さらに好ましくは65Hz程度
に設定にすれば、0.2〜100%の範囲でインパネ5
0の表示品位を損なうことなく調光することができる。
しかしながら、要求される調光範囲が100%からほぼ
2%までの場合にはその周波数は1KHzに、ほぼ9%
までの場合にはその周波数は5KHzに設定することが
できる。
【0035】又、インパネ50に適用された希ガス放電
灯DLは、導光板51の端面51aにアパ−チャ部2
a,第1の開口部7が対向するように配置されているた
めに、第1の開口部7を介して外部に放出される光を効
率よく導光板51に入射させることができる。従って、
インパネ50の第1,第2の表示部52,53を適切に
照明できる。
【0036】さらに、高周波高電圧発生回路30におけ
る第1,第2のトランジスタ33,34のベ−スには、
スイッチング回路20のON・OFF動作に関係なく、
スイッチング回路20の入力側から抵抗36を介して駆
動信号が付与されるために、スイッチング回路20のO
N動作に基づいて直ちに高周波高電圧発生回路30が発
振動作するようになる。従って、ONデュ−ティ比が小
さくなっても、適切に調光することができる。
【0037】尚、本発明は、何ら上記実施例にのみ制約
されることなく、例えばスイッチング回路のスイッチン
グ手段はトランジスタの他、サイリスタ,電界効果形ト
ランジスタなども利用できる。高周波高電圧発生回路は
1石式,2石式の自励,他励インバ−タ回路の他、各種
の発振回路なども利用できるし、それのスイッチング素
子はトランジスタの他、サイリスタ,電界効果形トラン
ジスタなども利用できる。又、高周波高電圧発生回路の
出力波形は正弦波の他、パルス波,矩形波なども利用で
きる。又、希ガス放電灯において、アパ−チャ部を省略
して外囲器の内面全体に発光層を形成することもできる
し、外部電極の側縁部に三角状,半円状,矩形状などの
周期性を有する異形部を形成したりすることもできる
し、透光性シ−トを熱収縮性樹脂チュ−ブに置換したり
することもできる。特に、外部電極の形態において、
「帯状」とは全体としての形態が帯状であることを意味
し、上述のように側縁部に異形部を有するものは勿論の
こと、側縁部でない部分に孔などが存在したり、網目状
になっているものなども含まれるものとする。さらに、
本発明の調光装置はインパネ以外の用途にも適用可能で
ある。
【0038】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、直流供給
源とスイッチング回路との間にはDC−DCコンバ−タ
回路が接続されているために、仮に直流供給源に電圧変
動が生じても、その出力電圧をほぼ一定に維持すること
ができる。例えば直流供給源の電圧が低下した場合で
も、出力電圧がほぼ一定となるように制御されるため
に、希ガス放電灯の調光率が小さく設定されていても立
ち消えすることはなく、安定した調光状態が得られる。
従って、インパネに適用した場合には表示面を所望の明
るさに設定でき、適切なインパネ照明が期待できる。
【0039】又、高周波高電圧発生回路の入力側にはス
イッチング手段が、出力側には希ガス放電灯が接続され
ており、しかも、スイッチング手段が40Hz以上の周
波数の制御信号によってON・OFF制御されるように
構成されているために、その制御信号のONデュ−ティ
比を変更することによって幅の広い調光が可能となる。
特に、インパネ照明に適用した場合には、希ガス放電灯
の明るさ,始動特性が周囲温度にあまり影響されないこ
とから、自動車の周囲温度が例えば−10°C以下のよ
うな低温になっても、それの外部電極に高周波高電圧を
印加することによって容易に点灯させることができるの
みならず、点灯とほぼ同時に予め設定された光量にまで
立ち上げることができる。従って、従来のように冷陰極
蛍光ランプの近傍にヒ−タを配置したりする必要がな
く、装置構成を簡略化できる。
【0040】特に、インパネ照明に適用した場合には、
スイッチング手段に付与する制御信号の周波数を40H
z〜5KHzの範囲に設定すれば、ONデュ−ティ比を
適宜に設定することによって広い範囲においてチラツキ
による表示品位を損なわないレベルでの調光が可能とな
る。
【0041】さらに、インパネの照明用光源として希ガ
ス放電灯を適用した場合には、希ガス放電灯単体の状態
において、仮に放電状態が不安定で縞状の放電が少々目
視されていても、その光がインパネの導光板に入射され
ることによって、その表示部の照明時には縞状の放電状
態に起因するチラツキが感じにくくなり、良好な表示が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示す調光装置の電気回路
図。
【図2】図1に示す希ガス放電灯を示す縦断面図。
【図3】インパネに希ガス放電灯を配置した状態を示す
概略正面図。
【図4】図3の要部断面図。
【図5】図1に示す高周波高電圧発生回路の動作説明図
であって、同図(a)は高周波高電圧発生回路の入力電
流波形図、同図(b)は高周波高電圧発生回路の二次電
圧波形図。
【図6】図1に示す制御信号発生回路の動作説明図であ
って、同図(a)は発振器の出力波形図、同図(b)は
制御電圧と発振器の出力電圧との関係を示す図、同図
(c)は同図(b)の制御電圧の大きさによってONデ
ュ−ティ比が変化する状態を示す図、同図(d)は制御
電圧VC1の時の方形波出力(制御信号)の波形図、同図
(e)は制御電圧VC2の時の方形波出力の波形図。
【図7】ONデュ−ティ比と調光率との関係を示す図。
【図8】従来の冷陰極蛍光ランプの点灯装置の電気回路
図。
【図9】インパネに冷陰極蛍光ランプを配置した状態を
示す概略正面図。
【図10】図9の要部断面図。
【図11】冷陰極蛍光ランプの断面図。
【符号の説明】
BA バッテリ DL 希ガス放電灯 1 外囲器 2 発光層 2a アパ−チャ部 3 シ−ト構体 4 透光性シ−ト 5,6 外部電極 7 第1の開口部 8 第2の開口部 10 DC−DCコンバ−タ 20 スイッチング回路 21 スイッチング手段 30 高周波高電圧発生回路 40 制御信号発生回路 41 発振器 42 コンパレ−タ 43 制御電圧源 44 抵抗 45 スイッチング手段 50 インパネ 51 導光板 51a 端面 51b 前面 51c 背面 52,53 表示部 54 粗面部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高周波高電圧を発生する高周波高電圧発
    生回路の入力側に直列的にスイッチング手段を、出力側
    に、内面に発光層を有し内部空間に希ガスを封入した外
    囲器の外周面に帯状の一対の外部電極を、第1,第2の
    開口部が形成されるように互いに離隔して配置してなる
    希ガス放電灯をそれぞれ接続すると共に、スイッチング
    手段の入力側にDC−DCコンバ−タ回路を接続してな
    り、前記スイッチング手段を周波数が40Hz以上に設
    定された制御信号に基づいて制御し、かつそのONデュ
    −ティ−比を変更することにより希ガス放電灯の光出力
    を調光することを特徴とする希ガス放電灯の調光装置。
  2. 【請求項2】 高周波高電圧を発生する高周波高電圧発
    生回路の入力側に直列的にスイッチング手段を、出力側
    に、内面に発光層を有し内部空間に希ガスを封入した外
    囲器の外周面に帯状の一対の外部電極を、第1,第2の
    開口部が形成されるように互いに離隔して配置してなる
    希ガス放電灯をそれぞれ接続すると共に、スイッチング
    手段の入力側にDC−DCコンバ−タ回路を接続し、か
    つ希ガス放電灯を表示部を有する導光板の端面に対向す
    るように配置してなり、前記スイッチング手段を周波数
    が40Hz以上に設定された制御信号に基づいて制御
    し、かつそのONデュ−ティ−比を変更することにより
    希ガス放電灯の光出力と共に表示部の明るさを調光する
    ことを特徴とする希ガス放電灯の調光装置。
  3. 【請求項3】 前記スイッチング手段の制御信号を方形
    波とし、その周波数を40Hz以上に設定したことを特
    徴とする請求項1又は2に記載の希ガス放電灯の調光装
    置。
  4. 【請求項4】 前記スイッチング手段の制御信号を方形
    波とし、その周波数を40Hz〜5KHz、好ましくは
    50Hz〜1KHzの範囲に設定したことを特徴とする
    請求項2に記載の希ガス放電灯の調光装置。
  5. 【請求項5】 前記希ガス放電灯の第1の開口部にほぼ
    対応する外囲器の内面に、発光層の存在しないアパ−チ
    ャ部を形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載
    の希ガス放電灯の調光装置。
  6. 【請求項6】 前記希ガス放電灯の第1の開口部にほぼ
    対応する外囲器の内面に、発光層の存在しないアパ−チ
    ャ部を形成し、この希ガス放電灯を導光板の端面に、ア
    パ−チャ部が対向するように配置したことを特徴とする
    請求項2に記載の希ガス放電灯の調光装置。
  7. 【請求項7】 前記導光板が、一方の面に表示部を有す
    る自動車用のインストルメントパネルであることを特徴
    とする請求項2又は4に記載の希ガス放電灯の調光装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101155668B1 (ko) 2009-06-22 2012-06-13 오스람 아게 광원들을 구동하기 위한 컨버터 디바이스, 관련된 방법과 컴퓨터 프로그램 물건

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