JPH1116262A - ディスク再生装置およびディスク再生装置制御プログラムを記録した媒体 - Google Patents
ディスク再生装置およびディスク再生装置制御プログラムを記録した媒体Info
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- JPH1116262A JPH1116262A JP9164311A JP16431197A JPH1116262A JP H1116262 A JPH1116262 A JP H1116262A JP 9164311 A JP9164311 A JP 9164311A JP 16431197 A JP16431197 A JP 16431197A JP H1116262 A JPH1116262 A JP H1116262A
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- audio
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 オーディオCDの再生時において、出力音声
にノイズが混入してしまうことがあった。 【解決手段】 ビデオCD再生時におけるCDドライブ
20のディジタル信号をディジタルビデオ信号とディジ
タルオーディオ信号に分離後それぞれデコードするMP
EGデコーダ50を備えるとともに、当該MPEGデコ
ーダ50の後段側に設置され、ディジタルオーディオ信
号をアナログ変換して出力するオーディオD/Aコンバ
ータ71を備えたディスク再生装置10において、MP
EGオーディオデコーダの前段側にスイッチIC80を
設置し、シスコン30にてビデオCD再生時におけるス
イッチIC80の出力をMPEGデコーダ50に切り替
え、オーディオCD再生時におけるスイッチIC80の
出力をオーディオD/Aコンバータ71に切り替えるよ
うにしたため、オーディオCDの再生時においてクロッ
クタイミングがずれることはなく、ノイズを低減するこ
とができる。
にノイズが混入してしまうことがあった。 【解決手段】 ビデオCD再生時におけるCDドライブ
20のディジタル信号をディジタルビデオ信号とディジ
タルオーディオ信号に分離後それぞれデコードするMP
EGデコーダ50を備えるとともに、当該MPEGデコ
ーダ50の後段側に設置され、ディジタルオーディオ信
号をアナログ変換して出力するオーディオD/Aコンバ
ータ71を備えたディスク再生装置10において、MP
EGオーディオデコーダの前段側にスイッチIC80を
設置し、シスコン30にてビデオCD再生時におけるス
イッチIC80の出力をMPEGデコーダ50に切り替
え、オーディオCD再生時におけるスイッチIC80の
出力をオーディオD/Aコンバータ71に切り替えるよ
うにしたため、オーディオCDの再生時においてクロッ
クタイミングがずれることはなく、ノイズを低減するこ
とができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオディスクと
オーディオディスクの両方を再生可能なディスク再生装
置およびディスク再生装置制御プログラムに関する。
オーディオディスクの両方を再生可能なディスク再生装
置およびディスク再生装置制御プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の技術として図6に示すデ
ィスク再生装置が知られている。同図において、ディス
ク再生装置1は、CDドライブ2にてビデオCDやオー
ディオCDを収容可能であり、シスコン3に接続された
操作パネル4の図示しない再生キーを操作すると同シス
コン3が検知してCDドライブ2にディスクの読取動作
を開始させる。すると、CDドライブ2はディスクの記
録情報を読み取ってディジタル信号を生成するととも
に、所定のクロック信号を生成してMPEGデコーダ5
に出力する。このMPEGデコーダ5は、図示しないA
/V分離回路と、MPEGビデオデコーダ5aと、MP
EGオーディオデコーダ5bとが1チップで構成されて
いる。
ィスク再生装置が知られている。同図において、ディス
ク再生装置1は、CDドライブ2にてビデオCDやオー
ディオCDを収容可能であり、シスコン3に接続された
操作パネル4の図示しない再生キーを操作すると同シス
コン3が検知してCDドライブ2にディスクの読取動作
を開始させる。すると、CDドライブ2はディスクの記
録情報を読み取ってディジタル信号を生成するととも
に、所定のクロック信号を生成してMPEGデコーダ5
に出力する。このMPEGデコーダ5は、図示しないA
/V分離回路と、MPEGビデオデコーダ5aと、MP
EGオーディオデコーダ5bとが1チップで構成されて
いる。
【0003】読取対象ディスクがビデオCDの場合、デ
ィスクから読み出されたディジタル信号は、上記A/V
分離回路でMPEGビデオ信号とMPEGオーディオ信
号に分離された後、それぞれMPEGビデオデコーダ5
aとMPEGオーディオデコーダ5bにてデコードされ
て出力される。デコード後のビデオ信号はビデオD/A
コンバータ6でアナログ変換されてからビデオエンコー
ダ7にてコンポジットビデオ信号に変換される。他方、
上記オーディオデータはMPEGオーディオデコーダ5
bにてデコードされた後、オーディオD/Aコンバータ
8でアナログ変換される。このとき、アナログ変換後の
オーディオ信号は、所定のタイミングでLchとRch
が交互に出力されるため、オーディオD/Aコンバータ
8はMPEGデコーダ5を介して入力される上記クロッ
ク信号に基づいてそれぞれ分離して出力し、分離後のア
ナログオーディオ信号はそれぞれアンプ9で増幅出力さ
れる。
ィスクから読み出されたディジタル信号は、上記A/V
分離回路でMPEGビデオ信号とMPEGオーディオ信
号に分離された後、それぞれMPEGビデオデコーダ5
aとMPEGオーディオデコーダ5bにてデコードされ
て出力される。デコード後のビデオ信号はビデオD/A
コンバータ6でアナログ変換されてからビデオエンコー
ダ7にてコンポジットビデオ信号に変換される。他方、
上記オーディオデータはMPEGオーディオデコーダ5
bにてデコードされた後、オーディオD/Aコンバータ
8でアナログ変換される。このとき、アナログ変換後の
オーディオ信号は、所定のタイミングでLchとRch
が交互に出力されるため、オーディオD/Aコンバータ
8はMPEGデコーダ5を介して入力される上記クロッ
ク信号に基づいてそれぞれ分離して出力し、分離後のア
ナログオーディオ信号はそれぞれアンプ9で増幅出力さ
れる。
【0004】一方、再生されるディスクがオーディオC
Dの場合、生成されたディジタル信号および上記クロッ
ク信号は、MPEGデコーダ5を介して直接オーディオ
D/Aコンバータ8に入力され、上述したようにしてア
ナログ変換された後、上記クロック信号に基づいてLc
hおよびRchに分離されてからアンプ9で増幅出力さ
れる。
Dの場合、生成されたディジタル信号および上記クロッ
ク信号は、MPEGデコーダ5を介して直接オーディオ
D/Aコンバータ8に入力され、上述したようにしてア
ナログ変換された後、上記クロック信号に基づいてLc
hおよびRchに分離されてからアンプ9で増幅出力さ
れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のディス
ク再生装置においては、次のような課題があった。
ク再生装置においては、次のような課題があった。
【0006】オーディオCDの再生時において、上記ク
ロック信号はMPEGデコーダ5を介してオーディオD
/Aコンバータ8に入力されるため、クロックタイミン
グが僅かにずれてしまい、オーディオ出力にノイズが混
入してしまうことがあった。本発明は、上記課題に鑑み
てなされたもので、オーディオディスク再生時のノイズ
を低減することが可能なディスク再生装置およびディス
ク再生装置制御プログラムの提供を目的とする。
ロック信号はMPEGデコーダ5を介してオーディオD
/Aコンバータ8に入力されるため、クロックタイミン
グが僅かにずれてしまい、オーディオ出力にノイズが混
入してしまうことがあった。本発明は、上記課題に鑑み
てなされたもので、オーディオディスク再生時のノイズ
を低減することが可能なディスク再生装置およびディス
ク再生装置制御プログラムの提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、ビデオディスクまたはオ
ーディオディスクから記録情報を読み取ってディジタル
信号を出力するディスク読取手段と、ビデオディスク読
み取り時の上記ディスク読取手段の出力ディジタル信号
をディジタルビデオ信号とディジタルオーディオ信号に
分離し、それぞれデコードして出力するデコード手段
と、同デコード手段の後段側に設置され、ディジタルオ
ーディオ信号をアナログ変換して出力するオーディオD
/A変換手段と、上記デコード手段の前段側に配置さ
れ、上記読取手段の出力ディジタル信号を上記デコード
手段または上記オーディオD/A変換手段のいずれか一
方に出力可能なスイッチ手段と、上記ディスク読取手段
の読取対象ディスクがビデオディスクの場合に上記スイ
ッチ手段の出力を上記デコード手段に切り替え、同読取
対象ディスクがオーディオディスクの場合に上記スイッ
チ手段の出力を上記オーディオD/A変換手段に切り替
えるように制御するスイッチ制御手段を備えた構成とし
てある。
め、請求項1にかかる発明は、ビデオディスクまたはオ
ーディオディスクから記録情報を読み取ってディジタル
信号を出力するディスク読取手段と、ビデオディスク読
み取り時の上記ディスク読取手段の出力ディジタル信号
をディジタルビデオ信号とディジタルオーディオ信号に
分離し、それぞれデコードして出力するデコード手段
と、同デコード手段の後段側に設置され、ディジタルオ
ーディオ信号をアナログ変換して出力するオーディオD
/A変換手段と、上記デコード手段の前段側に配置さ
れ、上記読取手段の出力ディジタル信号を上記デコード
手段または上記オーディオD/A変換手段のいずれか一
方に出力可能なスイッチ手段と、上記ディスク読取手段
の読取対象ディスクがビデオディスクの場合に上記スイ
ッチ手段の出力を上記デコード手段に切り替え、同読取
対象ディスクがオーディオディスクの場合に上記スイッ
チ手段の出力を上記オーディオD/A変換手段に切り替
えるように制御するスイッチ制御手段を備えた構成とし
てある。
【0008】上記のように構成した請求項1にかかる発
明においては、ディスク読取手段によりビデオディスク
またはオーディオディスクの記録情報は読み取られてデ
ィジタル信号が出力され、このディジタル信号はスイッ
チ手段に入力される。むろん、このディジタル信号は、
ディスクから読み取られた実データのみならず、同デー
タに付加されたシステムクロックなどの制御信号等も含
まれる。スイッチ制御手段は、ディスク読取手段におけ
る読取対象ディスクがビデオディスクである場合に、上
記スイッチ手段の出力をデコード手段に切り替える。す
ると、同ディジタル信号はデコード手段によりディジタ
ルビデオ信号とディジタルオーディオ信号に分離されて
からそれぞれデコードされ、デコード後のディジタルオ
ーディオ信号はオーディオD/A変換手段にてアナログ
変換されて出力される。他方、上記スイッチ制御手段
は、上記ディスク読取手段における読取対象ディスクが
オーディオディスクの場合には、上記スイッチ手段の出
力をオーディオD/A変換手段に切り替える。すると、
上記ディスク読取手段により読み取られたディジタルオ
ーディオ信号はオーディオD/A変換手段に直接入力さ
れ、アナログ変換されて出力される。
明においては、ディスク読取手段によりビデオディスク
またはオーディオディスクの記録情報は読み取られてデ
ィジタル信号が出力され、このディジタル信号はスイッ
チ手段に入力される。むろん、このディジタル信号は、
ディスクから読み取られた実データのみならず、同デー
タに付加されたシステムクロックなどの制御信号等も含
まれる。スイッチ制御手段は、ディスク読取手段におけ
る読取対象ディスクがビデオディスクである場合に、上
記スイッチ手段の出力をデコード手段に切り替える。す
ると、同ディジタル信号はデコード手段によりディジタ
ルビデオ信号とディジタルオーディオ信号に分離されて
からそれぞれデコードされ、デコード後のディジタルオ
ーディオ信号はオーディオD/A変換手段にてアナログ
変換されて出力される。他方、上記スイッチ制御手段
は、上記ディスク読取手段における読取対象ディスクが
オーディオディスクの場合には、上記スイッチ手段の出
力をオーディオD/A変換手段に切り替える。すると、
上記ディスク読取手段により読み取られたディジタルオ
ーディオ信号はオーディオD/A変換手段に直接入力さ
れ、アナログ変換されて出力される。
【0009】上記スイッチ制御手段が上記ディスク読取
手段における読取対象ディスクのディスク種別を判別す
る具体的な手法については、所定の切替スイッチを用い
てディスク種別を利用者側に設定させ、この設定内容を
参照するようにしてもよいが、この手法に限定されるこ
とはない。例えば、請求項2にかかるディスク再生装置
は、請求項1に記載のディスク再生装置において、上記
スイッチ制御手段は、上記読取対象ディスクの管理情報
からディスク種別を判別する構成としてある。
手段における読取対象ディスクのディスク種別を判別す
る具体的な手法については、所定の切替スイッチを用い
てディスク種別を利用者側に設定させ、この設定内容を
参照するようにしてもよいが、この手法に限定されるこ
とはない。例えば、請求項2にかかるディスク再生装置
は、請求項1に記載のディスク再生装置において、上記
スイッチ制御手段は、上記読取対象ディスクの管理情報
からディスク種別を判別する構成としてある。
【0010】すなわち、ビデオディスクやオーディオデ
ィスクにおいては、ディスクの記録内容等を表す種々の
管理情報が実データのほかに記録されており、上記スイ
ッチ制御手段はかかる管理情報に基づいてディスク種別
を判別する。発明の思想の具現化例としてディスク再生
装置を制御するソフトウェアとなる場合には、かかるソ
フトウェアを記録した記録媒体上においても当然に存在
し、利用されるといわざるをえない。
ィスクにおいては、ディスクの記録内容等を表す種々の
管理情報が実データのほかに記録されており、上記スイ
ッチ制御手段はかかる管理情報に基づいてディスク種別
を判別する。発明の思想の具現化例としてディスク再生
装置を制御するソフトウェアとなる場合には、かかるソ
フトウェアを記録した記録媒体上においても当然に存在
し、利用されるといわざるをえない。
【0011】その一例として、請求項3にかかる発明
は、ビデオディスクまたはオーディオディスクから記録
情報を読み取ってディジタル信号を出力するディスクド
ライブと、ビデオディスクから読み取ったディジタル信
号をディジタルビデオ信号とディジタルオーディオ信号
に分離してデコードするデコーダと、当該デコーダの後
段側に設置されてディジタルオーディオ信号をアナログ
変換して出力するオーディオD/Aコンバータと、上記
デコーダの前段側に設置され、ディスクから読み取った
ディジタル信号を同デコーダまたは上記オーディオD/
Aコンバータのいずれか一方に出力可能なスイッチを具
備するディスク再生装置のためのディスク再生装置制御
プログラムを記録した媒体であって、上記ディスクドラ
イブの読取対象ディスクがビデオディスクの場合に上記
スイッチの出力を上記デコーダに切り替え、同読取対象
ディスクがオーディオディスクの場合に上記スイッチの
出力を上記オーディオD/Aコンバータに切り替えるよ
うに制御する構成としてある。
は、ビデオディスクまたはオーディオディスクから記録
情報を読み取ってディジタル信号を出力するディスクド
ライブと、ビデオディスクから読み取ったディジタル信
号をディジタルビデオ信号とディジタルオーディオ信号
に分離してデコードするデコーダと、当該デコーダの後
段側に設置されてディジタルオーディオ信号をアナログ
変換して出力するオーディオD/Aコンバータと、上記
デコーダの前段側に設置され、ディスクから読み取った
ディジタル信号を同デコーダまたは上記オーディオD/
Aコンバータのいずれか一方に出力可能なスイッチを具
備するディスク再生装置のためのディスク再生装置制御
プログラムを記録した媒体であって、上記ディスクドラ
イブの読取対象ディスクがビデオディスクの場合に上記
スイッチの出力を上記デコーダに切り替え、同読取対象
ディスクがオーディオディスクの場合に上記スイッチの
出力を上記オーディオD/Aコンバータに切り替えるよ
うに制御する構成としてある。
【0012】むろん、その記録媒体は、磁気記録媒体で
あってもよいし光磁気記録媒体であってもよいし、今後
開発されるいかなる記録媒体においても全く同様に考え
ることができる。また、一次複製品、二次複製品などの
複製段階については全く問う余地無く同等である。その
他、供給方法として通信回線を利用して行なう場合でも
本発明が利用されていることにはかわりないし、半導体
チップに書き込まれたようなものであっても同様であ
る。
あってもよいし光磁気記録媒体であってもよいし、今後
開発されるいかなる記録媒体においても全く同様に考え
ることができる。また、一次複製品、二次複製品などの
複製段階については全く問う余地無く同等である。その
他、供給方法として通信回線を利用して行なう場合でも
本発明が利用されていることにはかわりないし、半導体
チップに書き込まれたようなものであっても同様であ
る。
【0013】さらに、一部がソフトウェアであって、一
部がハードウェアで実現されている場合においても発明
の思想において全く異なるものはなく、一部を記録媒体
上に記憶しておいて必要に応じて適宜読み込まれるよう
な形態のものとしてあってもよい。
部がハードウェアで実現されている場合においても発明
の思想において全く異なるものはなく、一部を記録媒体
上に記憶しておいて必要に応じて適宜読み込まれるよう
な形態のものとしてあってもよい。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、オーディ
オディスクの再生時にデコード手段を介さないでディジ
タルオーディオ信号をアナログ変換するようにしたた
め、クロックタイミングがずれることはなく、ノイズを
低減することが可能なディスク再生装置を提供すること
ができる。
オディスクの再生時にデコード手段を介さないでディジ
タルオーディオ信号をアナログ変換するようにしたた
め、クロックタイミングがずれることはなく、ノイズを
低減することが可能なディスク再生装置を提供すること
ができる。
【0015】また、請求項2にかかる発明によれば、デ
ィスク種別をディスクの管理情報から判別するようにし
たため、利用者側でディスク種別を設定する必要がな
い。さらに、請求項3にかかる発明によれば、オーディ
オディスクの再生時にデコーダを介さないでディジタル
オーディオ信号をアナログ変換することが可能なディス
ク再生装置のためのディスク再生装置制御プログラムを
提供することができる。
ィスク種別をディスクの管理情報から判別するようにし
たため、利用者側でディスク種別を設定する必要がな
い。さらに、請求項3にかかる発明によれば、オーディ
オディスクの再生時にデコーダを介さないでディジタル
オーディオ信号をアナログ変換することが可能なディス
ク再生装置のためのディスク再生装置制御プログラムを
提供することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態にかか
るディスク再生装置をクレーム対応図により示してお
り、図2は、本実施形態にかかるディスク再生装置の具
体的なハードウェア構成例をブロック図により示してい
る。
施形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態にかか
るディスク再生装置をクレーム対応図により示してお
り、図2は、本実施形態にかかるディスク再生装置の具
体的なハードウェア構成例をブロック図により示してい
る。
【0017】図2において、ディスク再生装置10は、
光ピックアップ21と、RF信号処理部22と、ディジ
タル信号処理部23と、サーボ信号処理部24とからな
るCDドライブ20を備えている。RF信号処理部22
は、光ピックアップ21からの電気信号に基づいてRF
信号と、フォーカストラッキング信号およびトラッキン
グサーボエラー信号の生成を行い、同RF信号を波形整
形した後、EFM信号としてディジタル信号処理部23
に出力する。ディジタル信号処理部23は、EFM信号
を復調してシリアルのデータストリームからなるディジ
タルデータ信号を生成するとともに、所定のクロック信
号を発生させて出力する。さらに、ディジタル信号処理
部23は図示しないスピンドルサーボ制御回路を備えて
おり、ディスクの回転を制御することによってディスク
の線速度を一定にしている。
光ピックアップ21と、RF信号処理部22と、ディジ
タル信号処理部23と、サーボ信号処理部24とからな
るCDドライブ20を備えている。RF信号処理部22
は、光ピックアップ21からの電気信号に基づいてRF
信号と、フォーカストラッキング信号およびトラッキン
グサーボエラー信号の生成を行い、同RF信号を波形整
形した後、EFM信号としてディジタル信号処理部23
に出力する。ディジタル信号処理部23は、EFM信号
を復調してシリアルのデータストリームからなるディジ
タルデータ信号を生成するとともに、所定のクロック信
号を発生させて出力する。さらに、ディジタル信号処理
部23は図示しないスピンドルサーボ制御回路を備えて
おり、ディスクの回転を制御することによってディスク
の線速度を一定にしている。
【0018】RF信号処理部22から出力されるフォー
カストラッキング信号とトラッキングサーボエラー信号
はサーボ信号処理部24に入力される。このサーボ信号
処理部24は、図示しない種々のサーボ回路で構成さ
れ、上記フォーカストラッキング信号に基づき光ピック
アップのレンズとディスク信号面との距離を一定に保つ
ように制御したり、上記トラッキングサーボエラー信号
に基づきトラックピットを追従する。この他、サーボ信
号処理部24は光ピックアップ21をCDの内外周に移
動するフィードサーボ制御なども行う。以上の意味にお
いて、CDドライブ20がディスク読取手段を構成す
る。
カストラッキング信号とトラッキングサーボエラー信号
はサーボ信号処理部24に入力される。このサーボ信号
処理部24は、図示しない種々のサーボ回路で構成さ
れ、上記フォーカストラッキング信号に基づき光ピック
アップのレンズとディスク信号面との距離を一定に保つ
ように制御したり、上記トラッキングサーボエラー信号
に基づきトラックピットを追従する。この他、サーボ信
号処理部24は光ピックアップ21をCDの内外周に移
動するフィードサーボ制御なども行う。以上の意味にお
いて、CDドライブ20がディスク読取手段を構成す
る。
【0019】本ディスク再生装置10は、ビデオCDと
オーディオCD(CD−DA)の再生を行うことが可能
であり、CDドライブ20にディスクをセットすると、
図示しないセンサがこれを検知し、シスコン30がディ
スクのリードイン(TOC)を読み込むようにCDドラ
イブ20の動作を制御する。図3(a)および図3
(b)は、それぞれビデオCDとオーディオCDのディ
スク構造を概略図により示している。同図からも明らか
なように、ビデオCDといえどもオーディオCDをベー
スとしているのでディスクのリードインはオーディオC
Dと同様にディスクの先頭に位置している。従って、リ
ードインの読み込み時においては、ビデオCDまたはオ
ーディオCDといったディスク種別にかかわらず一律に
ディスクの先頭を読み込むようにしてある。このリード
インにはディスク内容や目次、時間等の情報が記録され
ており、シスコン30はかかる情報に基づいてCDドラ
イブ20にセットされたディスクのディスク種別を判別
し、その判別結果に基づいて後述するようにスイッチI
C80の出力を制御する。
オーディオCD(CD−DA)の再生を行うことが可能
であり、CDドライブ20にディスクをセットすると、
図示しないセンサがこれを検知し、シスコン30がディ
スクのリードイン(TOC)を読み込むようにCDドラ
イブ20の動作を制御する。図3(a)および図3
(b)は、それぞれビデオCDとオーディオCDのディ
スク構造を概略図により示している。同図からも明らか
なように、ビデオCDといえどもオーディオCDをベー
スとしているのでディスクのリードインはオーディオC
Dと同様にディスクの先頭に位置している。従って、リ
ードインの読み込み時においては、ビデオCDまたはオ
ーディオCDといったディスク種別にかかわらず一律に
ディスクの先頭を読み込むようにしてある。このリード
インにはディスク内容や目次、時間等の情報が記録され
ており、シスコン30はかかる情報に基づいてCDドラ
イブ20にセットされたディスクのディスク種別を判別
し、その判別結果に基づいて後述するようにスイッチI
C80の出力を制御する。
【0020】シスコン30は各種操作キーを備えた操作
パネル40が接続されており、同操作パネル40上の図
示しない再生キーを操作すると、シスコン30が検知し
てCDドライブ20にディスクの読み取りを開始させ
る。読取対象ディスクがビデオCDの場合、CDドライ
ブ20から出力されるディジタルデータ信号はMPEG
圧縮されたビデオ信号とオーディオ信号がインターリー
ブ配置されており、かかるディジタルデータ信号は上記
クロック信号とともにスイッチIC80を介してMPE
Gデコーダ50に入力される。
パネル40が接続されており、同操作パネル40上の図
示しない再生キーを操作すると、シスコン30が検知し
てCDドライブ20にディスクの読み取りを開始させ
る。読取対象ディスクがビデオCDの場合、CDドライ
ブ20から出力されるディジタルデータ信号はMPEG
圧縮されたビデオ信号とオーディオ信号がインターリー
ブ配置されており、かかるディジタルデータ信号は上記
クロック信号とともにスイッチIC80を介してMPE
Gデコーダ50に入力される。
【0021】むろん、このMPEGデコーダ50がデコ
ード手段を構成し、MPEG圧縮されたビデオ信号とオ
ーディオ信号は同MPEGデコーダ50にてデコードさ
れる。より詳しくは、MPEGデコーダ50は、図示し
ないA/V分離回路と、MPEGビデオデコーダ50a
と、MPEGオーディオデコーダ50bとから構成さ
れ、上記ディジタルデータ信号は同A/V分離回路でビ
デオ信号とオーディオ信号に分離される。分離されたビ
デオ信号は、MPEGビデオデコーダ50aでデコード
されてからビデオD/Aコンバータ61でアナログ変換
された後、ビデオエンコーダ62でコンポジットビデオ
信号に変換される。なお、MPEGデコーダ50は、図
示しないRAMを備えており、入力データを一時的に蓄
えるバッファや動作補償のためのデコード済みの画像デ
ータ一枚分のメモリなどに使用している。
ード手段を構成し、MPEG圧縮されたビデオ信号とオ
ーディオ信号は同MPEGデコーダ50にてデコードさ
れる。より詳しくは、MPEGデコーダ50は、図示し
ないA/V分離回路と、MPEGビデオデコーダ50a
と、MPEGオーディオデコーダ50bとから構成さ
れ、上記ディジタルデータ信号は同A/V分離回路でビ
デオ信号とオーディオ信号に分離される。分離されたビ
デオ信号は、MPEGビデオデコーダ50aでデコード
されてからビデオD/Aコンバータ61でアナログ変換
された後、ビデオエンコーダ62でコンポジットビデオ
信号に変換される。なお、MPEGデコーダ50は、図
示しないRAMを備えており、入力データを一時的に蓄
えるバッファや動作補償のためのデコード済みの画像デ
ータ一枚分のメモリなどに使用している。
【0022】本実施形態においては、MPEGデコーダ
50でデコードされたビデオ信号をビデオD/Aコンバ
ータ61でアナログ変換し、ビデオエンコーダ62でコ
ンポジットビデオ信号を生成する構成としているが、少
なくともMPEGデコーダ50のみを備えていればよ
く、ビデオD/Aコンバータ61とビデオエンコーダ6
2は必ずしも必要としない。従って、デコード後のビデ
オ信号を別のビデオ装置などに入力して信号処理させる
ようにしてもかまわない。
50でデコードされたビデオ信号をビデオD/Aコンバ
ータ61でアナログ変換し、ビデオエンコーダ62でコ
ンポジットビデオ信号を生成する構成としているが、少
なくともMPEGデコーダ50のみを備えていればよ
く、ビデオD/Aコンバータ61とビデオエンコーダ6
2は必ずしも必要としない。従って、デコード後のビデ
オ信号を別のビデオ装置などに入力して信号処理させる
ようにしてもかまわない。
【0023】他方、分離されたオーディオ信号は、MP
EGオーディオデコーダ50bでデコードされてからオ
ーディオD/Aコンバータ71でアナログ変換される。
むろん、このオーディオD/Aコンバータ71がオーデ
ィオD/A変換手段を構成する。アナログ変換後のオー
ディオ信号は、所定のタイミングでLchとRchが交
互に出力されるため、オーディオD/Aコンバータ71
はMPEGデコーダを介して入力されるクロック信号に
基づいてそれぞれ分離して出力し、さらにこの出力オー
ディオ信号はアンプ72で増幅されてから出力される。
むろん、上記ビデオ信号とオーディオ信号は時間軸を合
わせて出力されなければならないが、かかる同期処理は
シスコン30により行われている。
EGオーディオデコーダ50bでデコードされてからオ
ーディオD/Aコンバータ71でアナログ変換される。
むろん、このオーディオD/Aコンバータ71がオーデ
ィオD/A変換手段を構成する。アナログ変換後のオー
ディオ信号は、所定のタイミングでLchとRchが交
互に出力されるため、オーディオD/Aコンバータ71
はMPEGデコーダを介して入力されるクロック信号に
基づいてそれぞれ分離して出力し、さらにこの出力オー
ディオ信号はアンプ72で増幅されてから出力される。
むろん、上記ビデオ信号とオーディオ信号は時間軸を合
わせて出力されなければならないが、かかる同期処理は
シスコン30により行われている。
【0024】ところで、スイッチIC80は、CDドラ
イブ20から出力されるディジタルデータ信号と、クロ
ック信号をMPEGデコーダ50または当該MPEGデ
コーダ50をバイパスしてオーディオD/Aコンバータ
71に切り替え出力可能であり、このスイッチIC80
の出力先もシスコン30が制御している。上述したよう
に、CDドライブ20にディスクをセットしたときにシ
スコン30は同ディスクのディスク種別を検知してお
り、その結果がビデオCDの場合は図4に示すようにス
イッチIC80の出力をMPEGデコーダ50に切り替
える。一方、ディスク種別の検知結果がオーディオCD
である場合は、図5に示すようにスイッチIC80の出
力はオーディオD/Aコンバータ71に切り替えられ
る。このような制御を行うについては、特定のハードロ
ジックを構築することで実現可能であるが、むろん、ソ
フトウェアによる制御も可能であり、特に限定されな
い。この意味で、スイッチIC80がスイッチ手段を構
成し、シスコン30がスイッチ制御手段を構成する。
イブ20から出力されるディジタルデータ信号と、クロ
ック信号をMPEGデコーダ50または当該MPEGデ
コーダ50をバイパスしてオーディオD/Aコンバータ
71に切り替え出力可能であり、このスイッチIC80
の出力先もシスコン30が制御している。上述したよう
に、CDドライブ20にディスクをセットしたときにシ
スコン30は同ディスクのディスク種別を検知してお
り、その結果がビデオCDの場合は図4に示すようにス
イッチIC80の出力をMPEGデコーダ50に切り替
える。一方、ディスク種別の検知結果がオーディオCD
である場合は、図5に示すようにスイッチIC80の出
力はオーディオD/Aコンバータ71に切り替えられ
る。このような制御を行うについては、特定のハードロ
ジックを構築することで実現可能であるが、むろん、ソ
フトウェアによる制御も可能であり、特に限定されな
い。この意味で、スイッチIC80がスイッチ手段を構
成し、シスコン30がスイッチ制御手段を構成する。
【0025】従って、オーディオCDの再生時において
は、CDドライブ20から出力されるディジタルデータ
信号とクロック信号はMPEGデコーダ50を介するこ
となく、オーディオD/Aコンバータ71に入力され
る。そして、同オーディオD/Aコンバータ71でアナ
ログのオーディオ信号に変換されてから、上記クロック
信号に基づいてLchおよびRchに分離され、さら
に、アンプ72で増幅出力される。
は、CDドライブ20から出力されるディジタルデータ
信号とクロック信号はMPEGデコーダ50を介するこ
となく、オーディオD/Aコンバータ71に入力され
る。そして、同オーディオD/Aコンバータ71でアナ
ログのオーディオ信号に変換されてから、上記クロック
信号に基づいてLchおよびRchに分離され、さら
に、アンプ72で増幅出力される。
【0026】従来技術においては、オーディオCD再生
時にCDドライブ20から出力されるディジタルデータ
信号やクロック信号はMPEGデコーダ50を介してオ
ーディオD/Aコンバータ71に入力されていたため、
クロックタイミングが僅かにずれてしまってノイズが発
生することがあった。これに対して本発明においては、
上記のようにMPEGデコーダ50をバイパスするよう
にしたため、クロックタイミングがずれることはなく、
かかる理由によるノイズが発生することはない。
時にCDドライブ20から出力されるディジタルデータ
信号やクロック信号はMPEGデコーダ50を介してオ
ーディオD/Aコンバータ71に入力されていたため、
クロックタイミングが僅かにずれてしまってノイズが発
生することがあった。これに対して本発明においては、
上記のようにMPEGデコーダ50をバイパスするよう
にしたため、クロックタイミングがずれることはなく、
かかる理由によるノイズが発生することはない。
【0027】次に、上記のように構成した本実施形態の
動作について説明する。CDドライブ20にディスクが
セットされると、シスコン30は図示しないセンサによ
りこれを検知し、同ディスクのリードインを読み込んで
ビデオCDまたはオーディオCDのディスク種別を判別
する。この判別結果がビデオCDの場合、シスコン30
はスイッチIC80の出力をMPEGデコーダ50に切
り替えるる。操作パネル40の図示しない再生キーが操
作されると、CDドライブ20は上記ビデオCDの信号
記録面の読み出しを開始し、ディジタルデータ信号と所
定のクロック信号を出力し始める。このディジタルデー
タ信号およびクロック信号はスイッチIC80を介して
MPEGデコーダ50に入力され、同ディジタルデータ
信号は図示しないA/V分離回路にてMPEGビデオ信
号とMPEGオーディオ信号に分離されてからそれぞれ
MPEGビデオデコーダ50aとMPEGオーディオデ
コーダ50bにてデコードされる。
動作について説明する。CDドライブ20にディスクが
セットされると、シスコン30は図示しないセンサによ
りこれを検知し、同ディスクのリードインを読み込んで
ビデオCDまたはオーディオCDのディスク種別を判別
する。この判別結果がビデオCDの場合、シスコン30
はスイッチIC80の出力をMPEGデコーダ50に切
り替えるる。操作パネル40の図示しない再生キーが操
作されると、CDドライブ20は上記ビデオCDの信号
記録面の読み出しを開始し、ディジタルデータ信号と所
定のクロック信号を出力し始める。このディジタルデー
タ信号およびクロック信号はスイッチIC80を介して
MPEGデコーダ50に入力され、同ディジタルデータ
信号は図示しないA/V分離回路にてMPEGビデオ信
号とMPEGオーディオ信号に分離されてからそれぞれ
MPEGビデオデコーダ50aとMPEGオーディオデ
コーダ50bにてデコードされる。
【0028】デコード後のビデオ信号はビデオD/Aコ
ンバータ61でアナログのビデオ信号に変換され、当該
ビデオ信号に基づいてビデオエンコーダ62はコンポジ
ットビデオ信号を生成して出力する。他方、デコード後
のオーディオ信号はオーディオD/Aコンバータ71で
アナログのオーディオ信号に変換される。このとき、同
オーディオ信号はLchとRchが交互に出力されるた
め、オーディオD/Aコンバータ71はMPEGデコー
ダ50を介して入力される上記クロック信号に基づいて
それぞれ分離して出力し、出力されたオーディオ信号は
されにアンプ72で増幅されてから出力される。
ンバータ61でアナログのビデオ信号に変換され、当該
ビデオ信号に基づいてビデオエンコーダ62はコンポジ
ットビデオ信号を生成して出力する。他方、デコード後
のオーディオ信号はオーディオD/Aコンバータ71で
アナログのオーディオ信号に変換される。このとき、同
オーディオ信号はLchとRchが交互に出力されるた
め、オーディオD/Aコンバータ71はMPEGデコー
ダ50を介して入力される上記クロック信号に基づいて
それぞれ分離して出力し、出力されたオーディオ信号は
されにアンプ72で増幅されてから出力される。
【0029】一方、上記ディスク種別の判別結果がオー
ディオCDの場合、シスコン30はスイッチIC80の
出力をオーディオD/Aコンバータ71に切り替える。
同様にして操作パネル40の図示しない再生キーが操作
されると、CDドライブ20は上記オーディオCDの信
号記録面の読み出しを開始し、ディジタルデータ信号と
クロック信号を出力し始める。このディジタルデータ信
号とクロック信号はMPEGデコーダ50をバイパスす
るようにしてオーディオD/Aコンバータ71に入力さ
れ、当該オーディオD/Aコンバータ71にて同様にア
ナログ変換されて分配出力され、さらにアンプ72で増
幅出力される。
ディオCDの場合、シスコン30はスイッチIC80の
出力をオーディオD/Aコンバータ71に切り替える。
同様にして操作パネル40の図示しない再生キーが操作
されると、CDドライブ20は上記オーディオCDの信
号記録面の読み出しを開始し、ディジタルデータ信号と
クロック信号を出力し始める。このディジタルデータ信
号とクロック信号はMPEGデコーダ50をバイパスす
るようにしてオーディオD/Aコンバータ71に入力さ
れ、当該オーディオD/Aコンバータ71にて同様にア
ナログ変換されて分配出力され、さらにアンプ72で増
幅出力される。
【0030】このように、ビデオCD再生時におけるC
Dドライブ20のディジタル信号をディジタルビデオ信
号とディジタルオーディオ信号に分離後それぞれデコー
ドするMPEGデコーダ50を備えるとともに、当該M
PEGデコーダ50の後段側に設置され、ディジタルオ
ーディオ信号をアナログ変換して出力するオーディオD
/Aコンバータ71を備えたディスク再生装置10にお
いて、MPEGオーディオデコーダの前段側にスイッチ
IC80を設置し、シスコン30にてビデオCD再生時
におけるスイッチIC80の出力をMPEGデコーダ5
0に切り替え、オーディオCD再生時におけるスイッチ
IC80の出力をオーディオD/Aコンバータ71に切
り替えるようにしたため、オーディオCDの再生時にお
いてクロックタイミングがずれることはなく、ノイズを
低減することができる。
Dドライブ20のディジタル信号をディジタルビデオ信
号とディジタルオーディオ信号に分離後それぞれデコー
ドするMPEGデコーダ50を備えるとともに、当該M
PEGデコーダ50の後段側に設置され、ディジタルオ
ーディオ信号をアナログ変換して出力するオーディオD
/Aコンバータ71を備えたディスク再生装置10にお
いて、MPEGオーディオデコーダの前段側にスイッチ
IC80を設置し、シスコン30にてビデオCD再生時
におけるスイッチIC80の出力をMPEGデコーダ5
0に切り替え、オーディオCD再生時におけるスイッチ
IC80の出力をオーディオD/Aコンバータ71に切
り替えるようにしたため、オーディオCDの再生時にお
いてクロックタイミングがずれることはなく、ノイズを
低減することができる。
【図1】本発明の一実施形態にかかるディスク再生装置
のクレーム対応図である。
のクレーム対応図である。
【図2】本発明の一実施形態にかかるディスク再生装置
の具体的なハードウェア構成例を示すブロック図であ
る。
の具体的なハードウェア構成例を示すブロック図であ
る。
【図3】ビデオCDとオーディオCDのディスク構造を
示す概略図である。
示す概略図である。
【図4】ビデオCD再生時のスイッチICの出力を示す
概略回路図である。
概略回路図である。
【図5】オーディオCD再生時のスイッチICの出力を
示す概略回路図である。
示す概略回路図である。
【図6】従来例にかかるディスク再生装置の具体的なハ
ードウェア構成例を示すブロック図である。
ードウェア構成例を示すブロック図である。
10…ディスク再生装置 20…CDドライブ 30…シスコン 40…操作パネル 50…MPEGデコーダ 61…ビデオD/Aコンバータ 62…ビデオエンコーダ 71…オーディオD/Aコンバータ 72…アンプ 80…スイッチIC
Claims (3)
- 【請求項1】 ビデオディスクまたはオーディオディス
クから記録情報を読み取ってディジタル信号を出力する
ディスク読取手段と、 ビデオディスク読み取り時の上記ディスク読取手段の出
力ディジタル信号をディジタルビデオ信号とディジタル
オーディオ信号に分離し、それぞれデコードして出力す
るデコード手段と、 上記デコード手段の後段側に設置され、ディジタルオー
ディオ信号をアナログ変換して出力するオーディオD/
A変換手段と、 上記デコード手段の前段側に配置され、上記読取手段の
出力ディジタル信号を上記デコード手段または上記オー
ディオD/A変換手段のいずれか一方に出力可能なスイ
ッチ手段と、 上記ディスク読取手段の読取対象ディスクがビデオディ
スクの場合に上記スイッチ手段の出力を上記デコード手
段に切り替え、同読取対象ディスクがオーディオディス
クの場合に上記スイッチ手段の出力を上記オーディオD
/A変換手段に切り替えるように制御するスイッチ制御
手段を具備することを特徴とするディスク再生装置。 - 【請求項2】 上記請求項1に記載のディスク再生装置
において、上記スイッチ制御手段は、上記読取対象ディ
スクの管理情報からディスク種別を判別することを特徴
とするディスク再生装置。 - 【請求項3】 ビデオディスクまたはオーディオディス
クから記録情報を読み取ってディジタル信号を出力する
ディスクドライブと、ビデオディスクから読み取ったデ
ィジタル信号をディジタルビデオ信号とディジタルオー
ディオ信号に分離してデコードするデコーダと、当該デ
コーダの後段側に設置されてディジタルオーディオ信号
をアナログ変換して出力するオーディオD/Aコンバー
タと、上記デコーダの前段側に設置され、ディスクから
読み取ったディジタル信号を同デコーダまたは上記オー
ディオD/Aコンバータのいずれか一方に出力可能なス
イッチを具備するディスク再生装置のためのディスク再
生装置制御プログラムを記録した媒体であって、上記デ
ィスクドライブの読取対象ディスクがビデオディスクの
場合に上記スイッチの出力を上記デコーダに切り替え、
同読取対象ディスクがオーディオディスクの場合に上記
スイッチの出力を上記オーディオD/Aコンバータに切
り替えるように制御することを特徴とするディスク再生
装置制御プログラムを記録した媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9164311A JPH1116262A (ja) | 1997-06-20 | 1997-06-20 | ディスク再生装置およびディスク再生装置制御プログラムを記録した媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9164311A JPH1116262A (ja) | 1997-06-20 | 1997-06-20 | ディスク再生装置およびディスク再生装置制御プログラムを記録した媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1116262A true JPH1116262A (ja) | 1999-01-22 |
Family
ID=15790736
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9164311A Pending JPH1116262A (ja) | 1997-06-20 | 1997-06-20 | ディスク再生装置およびディスク再生装置制御プログラムを記録した媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1116262A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003081589A1 (en) * | 2002-03-23 | 2003-10-02 | Reigncom | Apparatus and method for playing audio packet stored in a video cd-rom separatedly |
-
1997
- 1997-06-20 JP JP9164311A patent/JPH1116262A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003081589A1 (en) * | 2002-03-23 | 2003-10-02 | Reigncom | Apparatus and method for playing audio packet stored in a video cd-rom separatedly |
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