JPH11162417A - ハロゲン電球 - Google Patents
ハロゲン電球Info
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- JPH11162417A JPH11162417A JP34191897A JP34191897A JPH11162417A JP H11162417 A JPH11162417 A JP H11162417A JP 34191897 A JP34191897 A JP 34191897A JP 34191897 A JP34191897 A JP 34191897A JP H11162417 A JPH11162417 A JP H11162417A
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- Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、ハロゲン電球の封着部温度を十分
に低下させて電球の寿命を安定化させることができるだ
けでなく、電球の封着部を冷却するための大容量の空冷
装置を小形にでき、光学機器用光源や舞台照明機器用光
源として最適なハロゲン電球、特に放熱体付ハロゲン電
球を提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明は、一端に排気管封止部を有し他
端に金属導入線と金属箔とを埋設した封着部を形成し、
管内部にフィラメントを配設しかつ希ガスとハロゲンガ
スとを封入した石英ガラス管と、前記封着部に窒化アル
ミニウム磁器又はアルミナ磁器よりなる口金磁器体を嵌
合固定してなり、前記口金磁器体の外周面に複数の凹凸
部よりなる放熱フィンを形成してなり、前記凹凸部の凸
部の高さをＬ（ｍｍ）、凹部の間隔をＧ（ｍｍ）とし、
Ｌ＝６以上でかつＧ＝2以上の場合、該凸部の高さと凹
部の間隔との比（Ｌ／Ｇ）を、Ｌ／Ｇ＝３．０〜７．
５、と規定することを特徴とする。
に低下させて電球の寿命を安定化させることができるだ
けでなく、電球の封着部を冷却するための大容量の空冷
装置を小形にでき、光学機器用光源や舞台照明機器用光
源として最適なハロゲン電球、特に放熱体付ハロゲン電
球を提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明は、一端に排気管封止部を有し他
端に金属導入線と金属箔とを埋設した封着部を形成し、
管内部にフィラメントを配設しかつ希ガスとハロゲンガ
スとを封入した石英ガラス管と、前記封着部に窒化アル
ミニウム磁器又はアルミナ磁器よりなる口金磁器体を嵌
合固定してなり、前記口金磁器体の外周面に複数の凹凸
部よりなる放熱フィンを形成してなり、前記凹凸部の凸
部の高さをＬ（ｍｍ）、凹部の間隔をＧ（ｍｍ）とし、
Ｌ＝６以上でかつＧ＝2以上の場合、該凸部の高さと凹
部の間隔との比（Ｌ／Ｇ）を、Ｌ／Ｇ＝３．０〜７．
５、と規定することを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はハロゲン電球の改良
に関し、特に、ハロゲン電球の放熱体構造およびハロゲ
ン電球の口金磁器体の改良に関する。
に関し、特に、ハロゲン電球の放熱体構造およびハロゲ
ン電球の口金磁器体の改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】石英ガラス管の少なくとも一端に金属箔
を介してタングステンフィラメントと外部導入線とを一
体的に埋設してなり、管内部に不活性ガスと共に臭素等
のハロゲンガスを封入したハロゲン電球は、一般的な白
熱電球に比べて長寿命で、発光効率が良好であるばかり
か、色温度が高くて白色光が得られる等の利点があり、
店舗等の屋内照明用光源として利用されている。
を介してタングステンフィラメントと外部導入線とを一
体的に埋設してなり、管内部に不活性ガスと共に臭素等
のハロゲンガスを封入したハロゲン電球は、一般的な白
熱電球に比べて長寿命で、発光効率が良好であるばかり
か、色温度が高くて白色光が得られる等の利点があり、
店舗等の屋内照明用光源として利用されている。
【０００３】又、ハロゲン電球は、一般の白熱電球に比
べ小形であることから光学機器用の光源としても広く使
用されている。特に、オーバーヘッドプロジェクタある
いはスライドプロジェクタなどの光源は、高い照度を必
要とするため消費電力の大きい、小形のハロゲン電球を
使用しなければならない。また、スタジオあるいはステ
ージ用の光源も消費電力が大きい光源が使用されてい
る。
べ小形であることから光学機器用の光源としても広く使
用されている。特に、オーバーヘッドプロジェクタある
いはスライドプロジェクタなどの光源は、高い照度を必
要とするため消費電力の大きい、小形のハロゲン電球を
使用しなければならない。また、スタジオあるいはステ
ージ用の光源も消費電力が大きい光源が使用されてい
る。
【０００４】ー端にこの種のハロゲン電球は図５に示す
ような構造となっている。石英ガラス管４１のー端に排
気管封止部４２を、他端に封着部４３を形成し、該封着
部４３にはー対のモリブデン等の金属箔４４ａ，４４ｂ
と、タングステンフィラメント４５に接続した内部導入
線４６ａ、４６ｂおよび外部導入線４７とをー体的に埋
設している。又、石英ガラス管４１の内部には不活性ガ
スと共に臭化化合物等のハロゲンガスが封入されてい
る。そして、前記封着部４３には無機質接着剤４８を介
して先端部に一対の金属ピン４９ａ，４９ｂを有する絶
縁体である口金磁器体５０が固定されている。なお、前
記無機質接着剤４８は主成分としてシリカ（ＳｉＯ2 ）
とアルミナ（Ａｌ2 Ｏ3 ）を用いてペースト状とし、該
接着剤を充填して加熱硬化している。
ような構造となっている。石英ガラス管４１のー端に排
気管封止部４２を、他端に封着部４３を形成し、該封着
部４３にはー対のモリブデン等の金属箔４４ａ，４４ｂ
と、タングステンフィラメント４５に接続した内部導入
線４６ａ、４６ｂおよび外部導入線４７とをー体的に埋
設している。又、石英ガラス管４１の内部には不活性ガ
スと共に臭化化合物等のハロゲンガスが封入されてい
る。そして、前記封着部４３には無機質接着剤４８を介
して先端部に一対の金属ピン４９ａ，４９ｂを有する絶
縁体である口金磁器体５０が固定されている。なお、前
記無機質接着剤４８は主成分としてシリカ（ＳｉＯ2 ）
とアルミナ（Ａｌ2 Ｏ3 ）を用いてペースト状とし、該
接着剤を充填して加熱硬化している。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】この種の消費電力が大
きくて小形のハロゲン電球では、電球の点灯使用の際に
電球の封着部温度、特に金属箔と内部導入線及び外部導
入線との接続部の温度が過度に上昇し、前記接続部の熱
的損傷を招き、導入線が断線して不点となる。これは、
発光体であるフィラメントから発する熱は、電球の石英
バルブを加熱して封着部温度を上昇させ、約４５０℃以
上になると封着部の金属箔と外部導入線との接続部を急
速に酸化させ、封着部における断線あるいはクラック等
が生じることとなる。
きくて小形のハロゲン電球では、電球の点灯使用の際に
電球の封着部温度、特に金属箔と内部導入線及び外部導
入線との接続部の温度が過度に上昇し、前記接続部の熱
的損傷を招き、導入線が断線して不点となる。これは、
発光体であるフィラメントから発する熱は、電球の石英
バルブを加熱して封着部温度を上昇させ、約４５０℃以
上になると封着部の金属箔と外部導入線との接続部を急
速に酸化させ、封着部における断線あるいはクラック等
が生じることとなる。
【０００６】このことは、消費電力が大きく小形である
電球となる程影響が大きく、電球の寿命の安定化のため
には、空冷装置等を配置して冷却風を電球封着部に送風
し、封着部の温度を下げる必要がある。そして、オーバ
ーヘッドプロジェクタのような視聴覚機器に使用する場
合には、空冷装置のモーターの回転音が大きくなり、機
器の使用上の欠点となっている。
電球となる程影響が大きく、電球の寿命の安定化のため
には、空冷装置等を配置して冷却風を電球封着部に送風
し、封着部の温度を下げる必要がある。そして、オーバ
ーヘッドプロジェクタのような視聴覚機器に使用する場
合には、空冷装置のモーターの回転音が大きくなり、機
器の使用上の欠点となっている。
【０００７】本発明は、前記に鑑みてなされたもので、
ハロゲン電球の封着部温度を十分に低下させて電球の寿
命を安定化させることができるだけでなく、ハロゲン電
球の封着部を冷却するための大容量の空冷装置を小形に
でき、光学機器用光源や舞台照明機器用光源として最適
なハロゲン電球、特に放熱体付ハロゲン電球及び磁器口
金付きハロゲン電球を提供することを目的とする。
ハロゲン電球の封着部温度を十分に低下させて電球の寿
命を安定化させることができるだけでなく、ハロゲン電
球の封着部を冷却するための大容量の空冷装置を小形に
でき、光学機器用光源や舞台照明機器用光源として最適
なハロゲン電球、特に放熱体付ハロゲン電球及び磁器口
金付きハロゲン電球を提供することを目的とする。
【０００８】
【発明を解決するための手段】本発明は、一端に排気管
封止部を有し他端に金属導入線と金属箔とを埋設した封
着部を形成し、管内部にフィラメントを配設しかつ希ガ
スとハロゲンガスとを封入した石英ガラス管と、前記封
着部に窒化アルミニウム磁器又はアルミナ磁器よりなる
口金磁器体を嵌合固定してなり、前記口金磁器体の外周
面に複数の凹凸部よりなる放熱フィンを形成してなり、
前記凹凸部の凸部の高さをＬ（ｍｍ）、凹部の間隔をＧ
（ｍｍ）とし、Ｌ＝６以上でかつＧ＝２以上の場合、該
凸部の高さと凹部の間隔との比（Ｌ／Ｇ）を、Ｌ／Ｇ＝
３．０〜７．５、と規定することを特徴とする。又、一
端に排気管封止部を有し、他端に金属導入線と金属箔と
を埋設した封着部を形成し、管内部にフィラメントを配
設しかつ希ガスとハロゲンガスとを封入する石英ガラス
管と、前記封着部に窒化アルミニウム磁器又はアルミナ
磁器よりなる磁器口金を嵌合固定してなり、前記磁器口
金は窒化アルミニウムを主成分とする無機質のペースト
状接着剤を介して固定することを特徴とする。更に、前
記磁器口金の外周面に複数の凹凸部よりなる放熱フィン
を形成してなり、また、前記放熱フィンの凹凸部の凸部
の高さをＬ（ｍｍ）、凹部の間隔をＧ（ｍｍ）とし、Ｌ
＝６以上でかつＧ＝２以上の場合、該凸部の高さと凹部
の間隔との比（Ｌ／Ｇ）を、Ｌ／Ｇ＝３．０〜７．５、
と規定することを特徴とする。
封止部を有し他端に金属導入線と金属箔とを埋設した封
着部を形成し、管内部にフィラメントを配設しかつ希ガ
スとハロゲンガスとを封入した石英ガラス管と、前記封
着部に窒化アルミニウム磁器又はアルミナ磁器よりなる
口金磁器体を嵌合固定してなり、前記口金磁器体の外周
面に複数の凹凸部よりなる放熱フィンを形成してなり、
前記凹凸部の凸部の高さをＬ（ｍｍ）、凹部の間隔をＧ
（ｍｍ）とし、Ｌ＝６以上でかつＧ＝２以上の場合、該
凸部の高さと凹部の間隔との比（Ｌ／Ｇ）を、Ｌ／Ｇ＝
３．０〜７．５、と規定することを特徴とする。又、一
端に排気管封止部を有し、他端に金属導入線と金属箔と
を埋設した封着部を形成し、管内部にフィラメントを配
設しかつ希ガスとハロゲンガスとを封入する石英ガラス
管と、前記封着部に窒化アルミニウム磁器又はアルミナ
磁器よりなる磁器口金を嵌合固定してなり、前記磁器口
金は窒化アルミニウムを主成分とする無機質のペースト
状接着剤を介して固定することを特徴とする。更に、前
記磁器口金の外周面に複数の凹凸部よりなる放熱フィン
を形成してなり、また、前記放熱フィンの凹凸部の凸部
の高さをＬ（ｍｍ）、凹部の間隔をＧ（ｍｍ）とし、Ｌ
＝６以上でかつＧ＝２以上の場合、該凸部の高さと凹部
の間隔との比（Ｌ／Ｇ）を、Ｌ／Ｇ＝３．０〜７．５、
と規定することを特徴とする。
【０００９】前記構成により、電球の石英バルブから封
着部に伝導する熱を熱伝導率の高い磁器体に伝導させ、
封着部の金属箔と内部導入線及び外部導入線との接続部
への伝導熱を少なくするものである。又、磁器体に放熱
フィンとしての凹凸部が形成されているので、前記の伝
導熱を電球の外部に放散することができる。更に、凹凸
部の寸法を所定の範囲に規定することにより、放熱効果
が優れた放熱フィンが得られる。
着部に伝導する熱を熱伝導率の高い磁器体に伝導させ、
封着部の金属箔と内部導入線及び外部導入線との接続部
への伝導熱を少なくするものである。又、磁器体に放熱
フィンとしての凹凸部が形成されているので、前記の伝
導熱を電球の外部に放散することができる。更に、凹凸
部の寸法を所定の範囲に規定することにより、放熱効果
が優れた放熱フィンが得られる。
【００１０】又、前記構成により、電球の石英バルブか
ら封着部に伝導する熱を熱伝導率の高い窒化アルミニウ
ム系接着剤を介して磁器口金に伝導させ、封着部の金属
箔と内部導入線及び外部導入線との接続部への伝導熱を
より少なくするものである。更に、磁器口金に放熱フィ
ンを形成すると、より効果的に伝導熱の電球外部への放
散を行なうことができる。
ら封着部に伝導する熱を熱伝導率の高い窒化アルミニウ
ム系接着剤を介して磁器口金に伝導させ、封着部の金属
箔と内部導入線及び外部導入線との接続部への伝導熱を
より少なくするものである。更に、磁器口金に放熱フィ
ンを形成すると、より効果的に伝導熱の電球外部への放
散を行なうことができる。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施例に基
づいて説明する。図１は本発明の第一実施例である放熱
体付きハロゲン電球の概略斜視図であり、石英ガラス管
１の先端部に排気管封止部２を形成し、他端に封着部３
を形成している。該封着部３には、ー対のモリブデン等
の金属箔４ａ、４ｂを介して、その端部をタングステン
フィラメント５に接続した内部導入線６ａ，６ｂと外部
導入線（図示せず）とが接続され、かつ一体的に埋設さ
れている。又、石英ガラス管内にはアルゴンガスと共に
臭化化合物等のハロゲンガスが封入されている。
づいて説明する。図１は本発明の第一実施例である放熱
体付きハロゲン電球の概略斜視図であり、石英ガラス管
１の先端部に排気管封止部２を形成し、他端に封着部３
を形成している。該封着部３には、ー対のモリブデン等
の金属箔４ａ、４ｂを介して、その端部をタングステン
フィラメント５に接続した内部導入線６ａ，６ｂと外部
導入線（図示せず）とが接続され、かつ一体的に埋設さ
れている。又、石英ガラス管内にはアルゴンガスと共に
臭化化合物等のハロゲンガスが封入されている。
【００１２】前記電球封着部３には、先端部に一対の金
属ピン１１ａ，１１ｂを有する絶縁体である口金磁器体
１２が嵌合され、無機質接着剤１３を介して固定されて
いる。また、口金磁器体１２の外周面には、ほぼ全周に
わたって放熱フィン１４が形成されており、該放熱フィ
ン１４は複数の凹凸部１５よりなる。なお、前記口金磁
器体１２はアルミナ磁器である９２％アルミナ（Ａｌ2
Ｏ3 ）を用いている。又、前記無機質接着剤１３はシリ
カ（ＳｉＯ2 ）とアルミナ（Ａｌ2 Ｏ3 ）との混合骨剤
をアルカリ質の溶剤に混在した高粘度の接着剤を用い、
口金磁器体１２と電球封着部３との空隙に充填し、加熱
して硬化される。
属ピン１１ａ，１１ｂを有する絶縁体である口金磁器体
１２が嵌合され、無機質接着剤１３を介して固定されて
いる。また、口金磁器体１２の外周面には、ほぼ全周に
わたって放熱フィン１４が形成されており、該放熱フィ
ン１４は複数の凹凸部１５よりなる。なお、前記口金磁
器体１２はアルミナ磁器である９２％アルミナ（Ａｌ2
Ｏ3 ）を用いている。又、前記無機質接着剤１３はシリ
カ（ＳｉＯ2 ）とアルミナ（Ａｌ2 Ｏ3 ）との混合骨剤
をアルカリ質の溶剤に混在した高粘度の接着剤を用い、
口金磁器体１２と電球封着部３との空隙に充填し、加熱
して硬化される。
【００１３】このような放熱体付きハロゲン電球は、定
格電圧１００Ｖ、電力１０００Ｗで、石英ガラス管の全
長は１０５ｍｍ、外径１８ｍｍ、ＧＹ９．５口金のスタ
ジオ照明用ハロゲン電球として使用される。
格電圧１００Ｖ、電力１０００Ｗで、石英ガラス管の全
長は１０５ｍｍ、外径１８ｍｍ、ＧＹ９．５口金のスタ
ジオ照明用ハロゲン電球として使用される。
【００１４】図２は図１に示す口金磁器体１２の外周面
に形成した放熱フィン１４の凹凸部１５の一部縦断面図
である。凸部１５ａの高さ（凸部の頂点から凹部の底面
までの距離）をＬ（ｍｍ）とし、凹部１５ｂの間隔（隣
接する凸部の両側面の距離）をＧ（ｍｍ）とし、その寸
法を種々変更して、電球封着部の温度を測定し、その温
度の変化を図３に示す。なお、実験例及び比較例とし
て、１００Ｖ，１０００Ｗのハロゲン電球を用いてい
る。
に形成した放熱フィン１４の凹凸部１５の一部縦断面図
である。凸部１５ａの高さ（凸部の頂点から凹部の底面
までの距離）をＬ（ｍｍ）とし、凹部１５ｂの間隔（隣
接する凸部の両側面の距離）をＧ（ｍｍ）とし、その寸
法を種々変更して、電球封着部の温度を測定し、その温
度の変化を図３に示す。なお、実験例及び比較例とし
て、１００Ｖ，１０００Ｗのハロゲン電球を用いてい
る。
【００１５】図３に示すように、従来電球の封着部の温
度は約５００℃ある。一方、放熱フィンを有する電球
は、その凸部１５ａの高さＬおよび凹部１５ｂの間隔Ｇ
を大きくしていくのに従い、封着部温度が低下していく
ことがわかる。凸部１５ａの高さＬが６ｍｍで、凹部１
５ｂの間隔Ｇが２ｍｍの場合（Ｌ／Ｇ＝３．０）、電球
封着部の温度は約４６０℃となり、温度低減効果が認め
られる。また、凸部１５ａの高さＬが１５ｍｍで、凹部
１５ｂの間隔Ｇが２ｍｍの場合（Ｌ／Ｇ＝７．５）、電
球封着部の温度は約４５０℃となり、前記と同様な効果
が認められる。
度は約５００℃ある。一方、放熱フィンを有する電球
は、その凸部１５ａの高さＬおよび凹部１５ｂの間隔Ｇ
を大きくしていくのに従い、封着部温度が低下していく
ことがわかる。凸部１５ａの高さＬが６ｍｍで、凹部１
５ｂの間隔Ｇが２ｍｍの場合（Ｌ／Ｇ＝３．０）、電球
封着部の温度は約４６０℃となり、温度低減効果が認め
られる。また、凸部１５ａの高さＬが１５ｍｍで、凹部
１５ｂの間隔Ｇが２ｍｍの場合（Ｌ／Ｇ＝７．５）、電
球封着部の温度は約４５０℃となり、前記と同様な効果
が認められる。
【００１６】なお、口金磁器体の加工（放熱フィンの製
作）は射出成型方法により行なうが、凸部１５ａの高さ
Ｌが１５ｍｍを超えると加工が困難となる。又、凹部１
５ｂの間隔が４ｍｍを超えると、放熱効果がない。前記
実験例では、電球封着部の温度を最小４０℃、最大１５
０℃の範囲で、低減可能である。
作）は射出成型方法により行なうが、凸部１５ａの高さ
Ｌが１５ｍｍを超えると加工が困難となる。又、凹部１
５ｂの間隔が４ｍｍを超えると、放熱効果がない。前記
実験例では、電球封着部の温度を最小４０℃、最大１５
０℃の範囲で、低減可能である。
【００１７】次に、従来の放熱フィンを形成せず一般磁
器を口金材料として使用する１００Ｖ、１０００Ｗのハ
ロゲン電球と、本発明に係る１００Ｖ，１０００Ｗのハ
ロゲン電球で、口金磁器体材料として９２％アルミナ
（Ａｌ2 Ｏ3 ）及び窒化アルミニウム（ＡｌＮ）を用
い、磁器体の外周に凹凸部の凸部の高さを７ｍｍ、凹部
の間隔を２．５ｍｍとし、Ｌ／Ｇ＝２．８と設定した放
熱フィンを形成する電球の封着部温度と放熱体材料の基
本特性を表１に示す。
器を口金材料として使用する１００Ｖ、１０００Ｗのハ
ロゲン電球と、本発明に係る１００Ｖ，１０００Ｗのハ
ロゲン電球で、口金磁器体材料として９２％アルミナ
（Ａｌ2 Ｏ3 ）及び窒化アルミニウム（ＡｌＮ）を用
い、磁器体の外周に凹凸部の凸部の高さを７ｍｍ、凹部
の間隔を２．５ｍｍとし、Ｌ／Ｇ＝２．８と設定した放
熱フィンを形成する電球の封着部温度と放熱体材料の基
本特性を表１に示す。
【００１８】
【表１】 単位：＊１（Ｃａｌ／ｃｍ．ｓｅｃ．℃） 単位：＊２（×１０-7／℃） 単位：＊３（ＫＶ／ｍｍ）
【００１９】表１に示すように、本発明の実施に係るハ
ロゲン電球は、放熱フィンを有する口金磁器体を電球の
封着部に嵌合固定しているので、封着部温度は４２５℃
以下となり、定格寿命が１０００時間程度のハロゲン電
球では寿命期間を通して、封着部内での断線あるいはク
ラック等が生じることはない。また、口金磁器体は、熱
伝導率が大きい窒化アルミニウムの方が９２％アルミナ
よりも封着部温度の低減効果は大きい。
ロゲン電球は、放熱フィンを有する口金磁器体を電球の
封着部に嵌合固定しているので、封着部温度は４２５℃
以下となり、定格寿命が１０００時間程度のハロゲン電
球では寿命期間を通して、封着部内での断線あるいはク
ラック等が生じることはない。また、口金磁器体は、熱
伝導率が大きい窒化アルミニウムの方が９２％アルミナ
よりも封着部温度の低減効果は大きい。
【００２０】このように、本発明に係る放熱体付きハロ
ゲン電球は、電球の石英ガラス管から封着部に伝導する
熱を熱伝導率の高い磁器体に伝導させて、封着部の金属
箔と特に外部導入線との接続部への伝導熱を少なくする
ものである。そして、口金磁器体として窒化アルミニウ
ム（ＡｌＮ）を用いる場合、熱伝導率は、金属アルミニ
ウムの熱伝導率の０．４８７（Ｃａｌ／ｃｍ．ｓｅｃ．
℃）に近い０．３６である。また、９２％アルミナ（Ａ
ｌ2 Ｏ3 ）を用いる場合は、０．０４であり、９９％ア
ルミナ（Ａｌ2 Ｏ3 ）を用いる場合は、０．０７５であ
り、窒化アルミニウムより熱伝導率は小さいが、金属ア
ルミニウムに比べて放熱性がよい。
ゲン電球は、電球の石英ガラス管から封着部に伝導する
熱を熱伝導率の高い磁器体に伝導させて、封着部の金属
箔と特に外部導入線との接続部への伝導熱を少なくする
ものである。そして、口金磁器体として窒化アルミニウ
ム（ＡｌＮ）を用いる場合、熱伝導率は、金属アルミニ
ウムの熱伝導率の０．４８７（Ｃａｌ／ｃｍ．ｓｅｃ．
℃）に近い０．３６である。また、９２％アルミナ（Ａ
ｌ2 Ｏ3 ）を用いる場合は、０．０４であり、９９％ア
ルミナ（Ａｌ2 Ｏ3 ）を用いる場合は、０．０７５であ
り、窒化アルミニウムより熱伝導率は小さいが、金属ア
ルミニウムに比べて放熱性がよい。
【００２１】そして、電球封着部の石英ガラスの熱伝導
率は約０．００３（Ｃａｌ／ｃｍ．ｓｅｃ．℃）である
から、電球の石英ガラス管から封着部に伝導する熱は、
効果的に口金磁器体に伝導させることができる。更に、
放熱フィンの凹凸部を介してこの伝導熱を電球の外部に
放散することができる。なお、前記凹凸部の凸部の高さ
は６ｍｍ以上であれば効果的な放熱が得られ、凹部の間
隔は２ｍｍ以上であれば効果的な放熱が得られる。これ
未満であると、隣接する凸部間で熱が相互に凸部を加熱
し、熱雰囲気が滞留して効果的な放熱が得られない。 更
に、口金磁器体は絶縁体であるので、金属アルミニウム
と比べて、漏電による感電の可能性がなく、放熱体とし
て、電球の封着部温度を低下するのに有効がある。
率は約０．００３（Ｃａｌ／ｃｍ．ｓｅｃ．℃）である
から、電球の石英ガラス管から封着部に伝導する熱は、
効果的に口金磁器体に伝導させることができる。更に、
放熱フィンの凹凸部を介してこの伝導熱を電球の外部に
放散することができる。なお、前記凹凸部の凸部の高さ
は６ｍｍ以上であれば効果的な放熱が得られ、凹部の間
隔は２ｍｍ以上であれば効果的な放熱が得られる。これ
未満であると、隣接する凸部間で熱が相互に凸部を加熱
し、熱雰囲気が滞留して効果的な放熱が得られない。 更
に、口金磁器体は絶縁体であるので、金属アルミニウム
と比べて、漏電による感電の可能性がなく、放熱体とし
て、電球の封着部温度を低下するのに有効がある。
【００２２】図４は、本発明の第２実施例である磁器口
金付きのハロゲン電球の概略斜視図である。石英ガラス
管２１の先端部に排気管封止部２２を形成し、他端に封
着部２３を形成している。該封着部２３には、ー対のモ
リブデン等の金属箔２４ａ、２４ｂを介して、その端部
をタングステンフィラメント２５に接続した内部導入線
２６ａ，２６ｂと外部導入線（図示せず）とが接続さ
れ、かつ一体的に埋設されている。又、石英ガラス管内
にはアルゴンガスと共に臭化化合物等のハロゲンガスが
封入されている。
金付きのハロゲン電球の概略斜視図である。石英ガラス
管２１の先端部に排気管封止部２２を形成し、他端に封
着部２３を形成している。該封着部２３には、ー対のモ
リブデン等の金属箔２４ａ、２４ｂを介して、その端部
をタングステンフィラメント２５に接続した内部導入線
２６ａ，２６ｂと外部導入線（図示せず）とが接続さ
れ、かつ一体的に埋設されている。又、石英ガラス管内
にはアルゴンガスと共に臭化化合物等のハロゲンガスが
封入されている。
【００２３】前記電球封着部２３には、先端部に一対の
金属ピン２７ａ，２７ｂを有する絶縁体である磁器口金
２８が嵌合され、無機質接着剤２９を介して固定されて
いる。なお、磁器口金２８はアルミナ磁器である９２％
アルミナ（Ａｌ2 Ｏ3 ）を用いている。
金属ピン２７ａ，２７ｂを有する絶縁体である磁器口金
２８が嵌合され、無機質接着剤２９を介して固定されて
いる。なお、磁器口金２８はアルミナ磁器である９２％
アルミナ（Ａｌ2 Ｏ3 ）を用いている。
【００２４】又、無機質接着剤２９は、窒化アルミニウ
ム（ＡｌＮ）を主成分とする無機質のペースト状接着剤
を用い、磁器口金２８と電球封着部２３との空隙に充填
し、加熱して硬化される。なお、前記無機質接着剤２９
は、平均粒度１６μｍ〜２５μｍの窒化アルミニウムパ
ウダー６重量％と無機質系の水分散性バインダー３３重
量％の混合ペーストからなるアルカリ質の高粘度の接着
剤である。
ム（ＡｌＮ）を主成分とする無機質のペースト状接着剤
を用い、磁器口金２８と電球封着部２３との空隙に充填
し、加熱して硬化される。なお、前記無機質接着剤２９
は、平均粒度１６μｍ〜２５μｍの窒化アルミニウムパ
ウダー６重量％と無機質系の水分散性バインダー３３重
量％の混合ペーストからなるアルカリ質の高粘度の接着
剤である。
【００２５】このような磁器口金付きハロゲン電球は、
定格電圧１００Ｖ、電力１０００Ｗで、石英ガラス管の
全長は１０５ｍｍ、外径１８ｍｍ、ＧＹ９．５口金のス
タジオ照明用ハロゲン電球として使用される。
定格電圧１００Ｖ、電力１０００Ｗで、石英ガラス管の
全長は１０５ｍｍ、外径１８ｍｍ、ＧＹ９．５口金のス
タジオ照明用ハロゲン電球として使用される。
【００２６】本発明に係る他の実施例として、その外周
面に複数の凹凸部よりなる放熱フィンを形成した９２％
アルミナ（Ａｌ2 Ｏ3 ）製の磁器口金を用い、電球封着
部に窒化アルミニウム（ＡｌＮ）を主成分とする無機質
のペースト状接着剤を介して固定して、放熱体付き磁器
口金製のハロゲン電球が得られる。また、前記凹凸部の
寸法は第１実施例と同様に、凸部の高さＬ（ｍｍ）と凹
部の間隔Ｇ（ｍｍ）との比（Ｌ／Ｇ）を、Ｌ／Ｇ＝１．
２５〜７．５、と規定することにより、その相乗効果に
基づき、より優れた放熱効果が得られる。
面に複数の凹凸部よりなる放熱フィンを形成した９２％
アルミナ（Ａｌ2 Ｏ3 ）製の磁器口金を用い、電球封着
部に窒化アルミニウム（ＡｌＮ）を主成分とする無機質
のペースト状接着剤を介して固定して、放熱体付き磁器
口金製のハロゲン電球が得られる。また、前記凹凸部の
寸法は第１実施例と同様に、凸部の高さＬ（ｍｍ）と凹
部の間隔Ｇ（ｍｍ）との比（Ｌ／Ｇ）を、Ｌ／Ｇ＝１．
２５〜７．５、と規定することにより、その相乗効果に
基づき、より優れた放熱効果が得られる。
【００２７】そこで、従来の一般磁器を口金材料として
使用し、無機質接着剤としてシリカ（ＳｉＯ2 ）とアル
ミナ（Ａｌ2 Ｏ3 ）の混合物を主成分とする、１００
Ｖ、１０００Ｗの口金付きハロゲン電球と、本発明に係
る磁器口金材料として９２％アルミナ（Ａｌ2 Ｏ3 ）
と、同じく窒化アルミニウム（ＡｌＮ）を用い、無機質
接着剤として窒化アルミニウム（ＡｌＮ）を主成分とす
る１００Ｖ、１０００Ｗのハロゲン電球と、同じく本発
明に係る磁器口金の外周面に放熱フィンを形成し、凹凸
部の凸部の高さを７ｍｍ、凹部の間隔を２．５ｍｍと
し、Ｌ／Ｇ＝２．８と設定する、９２％アルミナ（Ａｌ
2 Ｏ3 ）磁器を用い、無機質接着剤として窒化アルミニ
ウム（ＡｌＮ）を主成分とする１００Ｖ、１０００Ｗの
ハロゲン電球の磁器口金材料の基本特性と点灯時の封着
部温度とを表２に示す。
使用し、無機質接着剤としてシリカ（ＳｉＯ2 ）とアル
ミナ（Ａｌ2 Ｏ3 ）の混合物を主成分とする、１００
Ｖ、１０００Ｗの口金付きハロゲン電球と、本発明に係
る磁器口金材料として９２％アルミナ（Ａｌ2 Ｏ3 ）
と、同じく窒化アルミニウム（ＡｌＮ）を用い、無機質
接着剤として窒化アルミニウム（ＡｌＮ）を主成分とす
る１００Ｖ、１０００Ｗのハロゲン電球と、同じく本発
明に係る磁器口金の外周面に放熱フィンを形成し、凹凸
部の凸部の高さを７ｍｍ、凹部の間隔を２．５ｍｍと
し、Ｌ／Ｇ＝２．８と設定する、９２％アルミナ（Ａｌ
2 Ｏ3 ）磁器を用い、無機質接着剤として窒化アルミニ
ウム（ＡｌＮ）を主成分とする１００Ｖ、１０００Ｗの
ハロゲン電球の磁器口金材料の基本特性と点灯時の封着
部温度とを表２に示す。
【００２８】
【表２】
【００２９】表２に示すように、本発明に係る放熱フィ
ンを形成した９２％Ａｌ2Ｏ3磁器口金をＡｌＮ無機質接
着剤を介して固定したハロゲン電球の封着部温度は、従
来と比較して約１３０℃の温度低下があり、放熱フィン
を形成しない同種電球でもやく６０℃の温度低下が認め
られる。このことは、定格寿命が３００時間以下の高出
力のハロゲン電球では、寿命期間を通して安定した特性
が得られる。
ンを形成した９２％Ａｌ2Ｏ3磁器口金をＡｌＮ無機質接
着剤を介して固定したハロゲン電球の封着部温度は、従
来と比較して約１３０℃の温度低下があり、放熱フィン
を形成しない同種電球でもやく６０℃の温度低下が認め
られる。このことは、定格寿命が３００時間以下の高出
力のハロゲン電球では、寿命期間を通して安定した特性
が得られる。
【００３０】なお、前記実施例では１００Ｖ，１０００
Ｗのハロゲン電球について説明したが、商用電源電圧よ
り低い高ワットの電球、例えば６５Ｖ６５０Ｗ以上の高
出力の電球であれば、本発明の構成を適用すると、その
効果が認められる。又、本発明に係るハロゲン電球は、
一般に光学機器装置内の空冷装置と共に使用されるが、
空冷装置を使用しない場合も従来電球に比べて、点灯中
の電球封着部の温度低減効果は大きい。
Ｗのハロゲン電球について説明したが、商用電源電圧よ
り低い高ワットの電球、例えば６５Ｖ６５０Ｗ以上の高
出力の電球であれば、本発明の構成を適用すると、その
効果が認められる。又、本発明に係るハロゲン電球は、
一般に光学機器装置内の空冷装置と共に使用されるが、
空冷装置を使用しない場合も従来電球に比べて、点灯中
の電球封着部の温度低減効果は大きい。
【００３１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るハロ
ゲン電球は、高出力のハロゲン電球の封着部温度を効果
的に低下させることができ、電球の寿命を安定化させる
ことができる。また、光学機器用装置等の空冷装置を小
形化し、空冷装置の回転音等を軽減して装置の性能を向
上させると共に小形化に伴なうコストの低減を図ること
ができる。更に、放熱フィンを形成した特定の磁器口金
材料と無機質接着剤とを用いることにより、より優れた
放熱効果を有する放熱体付きの磁器口金製のハロゲン電
球を得ることができる。
ゲン電球は、高出力のハロゲン電球の封着部温度を効果
的に低下させることができ、電球の寿命を安定化させる
ことができる。また、光学機器用装置等の空冷装置を小
形化し、空冷装置の回転音等を軽減して装置の性能を向
上させると共に小形化に伴なうコストの低減を図ること
ができる。更に、放熱フィンを形成した特定の磁器口金
材料と無機質接着剤とを用いることにより、より優れた
放熱効果を有する放熱体付きの磁器口金製のハロゲン電
球を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１の実施例である放熱体付きハロゲ
ン電球の概略斜視図である。
ン電球の概略斜視図である。
【図２】同じく口金磁器体の外表面に形成した放熱フィ
ンとしての凹凸部の要部断面図である。
ンとしての凹凸部の要部断面図である。
【図３】同じく放熱フィンの凸部の高さＬと凹部の間隔
Ｇとの変化に伴う電球封着部の温度の推移を示す特性図
である。
Ｇとの変化に伴う電球封着部の温度の推移を示す特性図
である。
【図４】本発明に係る第２の実施例である磁器口金付き
ハロゲン電球の概略斜視図である。
ハロゲン電球の概略斜視図である。
【図５】従来のハロゲン電球の一部を破断する概略斜視
図である。
図である。
１，２１ 石英ガラス管 ２，２２ 排気管封止部 ３，２３ 封着部 ４ａ，４ｂ，２４ａ，２４ｂ 金属箔 ５，２５ タングステンフィラメント ６ａ，６ｂ，２６ａ，２６ｂ 内部導入線 １１ 金属ピン １２ 口金磁器体 １３ 無機質接着剤 １４ 放熱フィン １５ 凹凸部 １５ａ 凸部 １５ｂ 凹部 ２７ 口金ピン ２８ 磁器口金 ２９ 無機質接着剤
Claims (4)
- 【請求項１】 一端に排気管封止部を有し、他端に金属
導入線と金属箔とを埋設した封着部を形成し、管内部に
フィラメントを配設しかつ希ガスとハロゲンガスとを封
入する石英ガラス管と、前記封着部に窒化アルミニウム
磁器又はアルミナ磁器よりなる口金磁器体を嵌合固定し
てなるハロゲン電球において、前記口金磁器体の外周面
に複数の凹凸部よりなる放熱フィンを形成してなり、前
記凹凸部の凸部の高さをＬ（ｍｍ）、凹部の間隔をＧ
（ｍｍ）とし、Ｌ＝６以上でかつＧ＝２以上の場合、該
凸部の高さと凹部の間隔との比（Ｌ／Ｇ）を、Ｌ／Ｇ＝
３．０〜７．５、と規定してなるハロゲン電球。 - 【請求項２】 一端に排気管封止部を有し、他端に金属
導入線と金属箔とを埋設した封着部を形成し、管内部に
フィラメントを配設しかつ希ガスとハロゲンガスとを封
入する石英ガラス管と、前記封着部に窒化アルミニウム
磁器又はアルミナ磁器よりなる磁器口金を嵌合固定して
なるハロゲン電球において、前記磁器口金は窒化アルミ
ニウムを主成分とする無機質のペースト状接着剤を介し
て固定してなるハロゲン電球。 - 【請求項３】 前記磁器口金の外周面に複数の凹凸部よ
りなる放熱フィンを形成してなる請求項２記載のハロゲ
ン電球。 - 【請求項４】 前記磁器口金の外周面に複数の凹凸部よ
りなる放熱フィンを形成し、前記凹凸部の凸部の高さを
Ｌ（ｍｍ）、凹部の間隔をＧ（ｍｍ）とし、Ｌ＝６以上
でかつＧ＝２以上の場合、該凸部の高さと凹部の間隔と
の比（Ｌ／Ｇ）を、Ｌ／Ｇ＝３．０〜７．５、と規定し
てなる請求項２又は３記載のハロゲン電球。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34191897A JPH11162417A (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | ハロゲン電球 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34191897A JPH11162417A (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | ハロゲン電球 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11162417A true JPH11162417A (ja) | 1999-06-18 |
Family
ID=18349765
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34191897A Pending JPH11162417A (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | ハロゲン電球 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11162417A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1684332A2 (en) | 2004-09-16 | 2006-07-26 | Ushiodenki Kabushiki Kaisha | Lamp arrangement with a lamp and a base |
| CN100428399C (zh) * | 2005-03-10 | 2008-10-22 | 华东电子光电科技有限责任公司 | 增焊散热杆的封闭式白炽灯及散热杆的制备方法 |
| EP2082410A2 (en) * | 2006-10-19 | 2009-07-29 | Osram Sylvania, Inc. | Reversible lamp |
| CN115379601A (zh) * | 2022-05-30 | 2022-11-22 | 南京原磊纳米材料有限公司 | 圆弧形卤素加热灯 |
-
1997
- 1997-11-28 JP JP34191897A patent/JPH11162417A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1684332A2 (en) | 2004-09-16 | 2006-07-26 | Ushiodenki Kabushiki Kaisha | Lamp arrangement with a lamp and a base |
| US7385340B2 (en) | 2004-09-16 | 2008-06-10 | Ushiodenki Kabushiki Kaisha | Lamp arrangement with a lamp and a base |
| CN100428399C (zh) * | 2005-03-10 | 2008-10-22 | 华东电子光电科技有限责任公司 | 增焊散热杆的封闭式白炽灯及散热杆的制备方法 |
| EP2082410A2 (en) * | 2006-10-19 | 2009-07-29 | Osram Sylvania, Inc. | Reversible lamp |
| JP2010507195A (ja) * | 2006-10-19 | 2010-03-04 | オスラム ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | リバーシブルランプ |
| EP2082410A4 (en) * | 2006-10-19 | 2013-01-02 | Osram Ag | REVERSIBLE LIGHT |
| CN115379601A (zh) * | 2022-05-30 | 2022-11-22 | 南京原磊纳米材料有限公司 | 圆弧形卤素加热灯 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20041124 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20051110 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20051206 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060331 |