JPH11162261A - ワイヤハーネス用の樹脂棒 - Google Patents

ワイヤハーネス用の樹脂棒

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Publication number
JPH11162261A
JPH11162261A JP9324644A JP32464497A JPH11162261A JP H11162261 A JPH11162261 A JP H11162261A JP 9324644 A JP9324644 A JP 9324644A JP 32464497 A JP32464497 A JP 32464497A JP H11162261 A JPH11162261 A JP H11162261A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
resin rod
male
joint
female
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9324644A
Other languages
English (en)
Inventor
Toyokazu Tashiro
豊和 田代
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication of JPH11162261A publication Critical patent/JPH11162261A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 樹脂棒の種類を低減する。 【解決手段】 樹脂棒10の長さ方向の一端に雌継手部
12を設けると共に他端に雄継手部11を設け、あるい
は/および樹脂棒の長さ方向に一側面に沿って雌継手部
14を設けると共に他面側に雄継手部14を設け、所要
本数の樹脂棒を長さ方向あるいは/および幅方向に順次
雌雄継手部を嵌合することにより所要長さおよび/ある
いは所要幅となるようにしている。あるいは、長さ方向
あるいは/および幅方向の継手部材21を設け、該継手
部材21を介して順次連結して所要長さあるいは/およ
び所要幅となるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はワイヤハーネス用の
樹脂棒に関し、詳しくは、ワイヤハーネスを構成する電
線群に沿って配置し、電線群と共にテープ巻きすること
によりワイヤハーネスを所定経路に沿うように規制する
ものであり、特に、樹脂棒の種類を減少して、多種のニ
ーズに対応できるように共用化するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図13に示すように、ワイヤハー
ネスW/Hを構成する電線W群と沿って樹脂棒1を配置
し、テープ2により電線群Wと共に結束して、ワイヤハ
ーネスW/Hを直線状に規制するために用いられてい
る。
【0003】上記樹脂棒1は、ワイヤハーネスW/Hの
種類およびユーザーの要求に応じて図14(A)(B)
(C)に示すように種々のタイプの物が多種類用意され
ている。即ち、図14(A)は丸棒状のシングルタイプ
の樹脂棒1であり、該シングルタイプの樹脂棒1におい
ても、長さ違いの20mm、50mm、100mm‥1
140mmと多種類設けられている。図14(B)は2
本の丸棒を連続させた形状のツインタイプの樹脂棒1’
であり、これも長さ違いで多種類設けられている。図1
4(C)は3本の丸棒を連続させた形状のトリプルタイ
プの樹脂棒1”であり、これも長さ違いで多種類設けら
れている。
【0004】このように、樹脂棒の種類は数100種類
に及んでいる。樹脂棒の種類が増加するのは、僅かな仕
様違いであっても、要求された形態の樹脂棒を用いる必
要あるためで、今後も新しいバリエーションが追加され
ることはあっても減少することはなく、新しいニーズが
発生する毎に更に増加し続けている。
【0005】
【発明が解決しようとする架台】しかしながら、このよ
うに樹脂棒の種類が増加すると、部品管理が困難とな
り、流動数によりコスト高となる問題がある。さらに、
この数100種類の樹脂棒からニーズにあった樹脂棒を
選定するのにも手数がかかる問題がある。例えば、長さ
が10mm違いであっても、該当する樹脂棒を選び出さ
なければならず、該当する樹脂棒がなければ、新たに設
ける必要がある。かつ、厳密に管理しないと、重複して
新たに設ける場合もあり、この点からもコスト高になっ
ている。
【0006】本発明は上記した問題に鑑みてなされたも
ので、樹脂棒の種類を減少しても、多種のニーズに対応
できるようにすることを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、第1に、樹脂棒の長さ方向の一端に雌継
手部を設けると共に他端に雄継手部を設け、あるいは/
および樹脂棒の長さ方向に一側面に沿って雌継手部を設
けると共に他面側に雄継手部を設け、所要本数の樹脂棒
を長さ方向あるいは/および幅方向に順次雌雄継手部を
嵌合することにより所要長さおよび/あるいは所要幅と
なるようにしているワイヤハーネス用の樹脂棒を提供す
るものである。
【0008】本発明は、第2に、長さ方向あるいは/お
よび幅方向の継手部材を設け、該継手部材を介して順次
連結して所要長さあるいは/および所要幅となるように
しているワイヤハーネス用の樹脂棒を提供している。該
継手部材をL形状等に屈曲させ、所要形状に屈折させて
樹脂棒を連結できるようにしてもよい。
【0009】上記第1および第2の発明のよれば、一種
類の樹脂棒を用意しておき、該樹脂棒を長さ方向あるい
は/および幅方向に順次連結すれば、長さ違いあるいは
/および幅の違う樹脂棒のニーズに対応することができ
る。よって、長さや幅(太さ)が違うの樹脂棒を多数用
意しておく必要はなくなる。
【0010】また、本発明は、第3に、長さ方向に沿っ
て同一面側に雌嵌合部と雄嵌合部を上下に並設し、一方
の樹脂棒に対して他方の樹脂棒を上下逆転して、雌嵌合
部と雄嵌合部とを夫々嵌合することにより、幅を2倍と
できるようにしたワイヤハーネス用の樹脂棒を提供して
いる。該形状とすると1種類の樹脂棒で2倍の幅の樹脂
棒を設けることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1および図3は第1実施形態を示
し、図1(A)(B)に示すように、樹脂棒10は丸棒
状で、その長さ方向の一端に段状に突出した小径な丸棒
からなる雄継手部11を形成している一方、他端に雄継
手部11が内嵌する凹部からなる雌継手部12を形成し
ている。さらに、該樹脂棒10の長さ方向の一側面に沿
って、先端を球状に膨出させた雄継手部13を突設する
一方、長さ方向の他側面にそって、雄継手部13が内嵌
する雌継手部14を凹設している。該雌継手部14は開
口先端が小径と中空部が膨らんだ形状とし雄継手部13
の先端球状部を先端開口より無理入れして嵌合保持する
ようにしている。
【0012】上記樹脂棒10の長さLは一定、例えば、
50mmとしているが、50mmの長さ以外に20m
m、100mm、300mm、500mm等、ある程度
の種類のものを用意しておいてもよい。また、樹脂棒1
0の直径Dは5mmとしているが、これも3mm、10
mm、20mm等、ある程度の種類のものを用意してお
いてもよい。
【0013】樹脂棒10の長さLが50mm、直径Dが
5mmとした場合、100mmで幅10mmの樹脂棒が
必要な場合、図2に示すように、樹脂棒10(10A〜
10D)を4本用い、樹脂棒10Aの雄継手部11を樹
脂棒10Bの雌継手部12に嵌合して100mmとし、
同様に、樹脂棒10Cと樹脂棒10Dと連結して100
mmとする。次に、樹脂棒10A、10Bの雄継手部1
3を樹脂棒10C、10Dの雌継手部14に押し込んで
連結し、幅を2倍の10mmとする。
【0014】上記のように組み合わせて所要長さで所要
幅を有する樹脂棒100とした後、図3に示すように、
従来と同様に、電線群Wと共にテープ10を巻き付けて
結束し、電線群Wを直線状に保持している。
【0015】図4乃至図6は、第1実施形態の変形例を
示し、図4の樹脂棒10は長さ方向の両端に雄継手部1
1と雌継手部12とのみを設け、長さ方向に沿った雌雄
継手部は設けていない。該形状とすると、長さを相違さ
せる場合に利用することができる。
【0016】図5の樹脂棒10も長さを相違させる場合
に用いるもので、長さ方向の一端に設ける雄継手部11
は丸棒のままとし、他端に凹部を突出した雌継手部12
を設けている。
【0017】図6も樹脂棒10の長さを相違させる場合
に用いるもので、長さ方向の両端に逆向きに幅方向に切
欠をいれて薄幅部10a、10bを設け、一方の薄幅部
10aにピンからなる雄継手部11を突設する一方、逆
向きの他方の薄幅部10bにピン孔からなる雌継手部1
2を設けている。これら雌雄継手部を順次嵌合すること
により所要長さとすることができる。
【0018】図7は樹脂棒10’と10”とを幅方向に
連結して幅を2倍とできるようにしたもので、これら樹
脂棒10’と10”とは断面半円形状とし、一方の樹脂
棒10’の長さ方向に沿った端面に凸部を突設して雄継
手部13’を形成する一方、他方の樹脂棒10”の長さ
方向に沿った端面に凹部を設けて雌継手部14’を形成
している。上記雌雄継手部14’と13’とをアリ溝嵌
合することにより樹脂棒の幅を2倍とすることができ
る。
【0019】図8(A)(B)及び図9(A)(B)
(C)は第2実施形態を示し、樹脂棒20には、雌雄継
手部を形成せずに、通常の丸棒とし、継手部材21を用
いて長さ方向および幅方向の大きさを任意に調節できる
ようにしている。上記継手部材21は、両端に開口22
a、22bを有すると共に内部中央に仕切突起22cを
有する筒部22と、該筒部22の軸方向の一方側外周面
より一対の円弧形状の係止アーム23aと23bとを突
設した形状としている。
【0020】長さと幅を大とする場合には、4本の樹脂
棒20A〜20Dと、2つの継手部材21A、21Bを
用い、継手部材21Aの筒部22の両端開口22aと2
2bに2本の樹脂棒20Aと20Bの各一端を夫々圧入
し、仕切突起22cで停止させて連結する。同様に、継
手部材21Bで樹脂棒20C、20Dを連結する。その
後、継手部材21Aの係止アーム23aと23bとを押
し広げて継手部材21Bの外周に係止し、同様に、継手
部材21Bの係止アーム23aと23bとを押し広げて
継手部材21Aの外周に係止して連結する。
【0021】図10は第2実施形態の変形例を示し、図
8に示す継手部材21により、係止アームを除いた継手
部材21’を設け、長さ方向のみ連結するようにしてい
る。
【0022】図11も第2実施形態の変形例を示し、継
手部材21”をL形状としており、一方の開口22a’
と他方の開口22b’よりそれぞれ樹脂棒20、20を
圧入することにより、L形状の樹脂棒とすることができ
る。
【0023】図12は第3実施形態を示し、従来のツイ
ンタイプの樹脂棒をシングルタイプの樹脂棒より形成で
きるようにしたもので、幅方向を2倍にできるようにし
ている。即ち、丸棒状の樹脂棒30の長さ方向に沿って
同一周面側に雄嵌合部13と雌嵌合部14を上下に並設
した一種類の樹脂棒を設けている。
【0024】ツインタイプとする場合には、一方の樹脂
棒30Aに対して他方の樹脂棒30Bを上下逆転して、
雌嵌合部14と雄嵌合部13とを夫々嵌合する。
【0025】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
によれば、樹脂棒に雌雄継手部を形成し、あるいは継手
部材を設けておくことにより、長さ方向の長さおよび/
あるいは幅方向の太さを、ニーズにあった長さや太さに
調節することができる。よって、任意に組み合わせてい
くことにより、従来のように、数百種類に及ぶ多品種の
樹脂棒を設ける必要がなくなる。その結果、大幅にコス
ト低減が図れると共に、樹脂棒を選定する作業を無くす
ことができ、作業能率も向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (A)は本発明の第1実施形態の樹脂棒の斜
視図、(B)は側面図である。
【図2】 (A)は第1樹脂形態の樹脂棒を連結した状
態の斜視図、(B)は(A)のB−B線断面図、(C)
は(A)のC−C線断面図である。
【図3】 第1実施形態の樹脂棒を電線群と結束した状
態を示す斜視図である。
【図4】 第1実施形態の変形例を示す要部概略図であ
る。
【図5】 第1実施形態の他の変形例を示す要部概略図
である。
【図6】 第1実施形態の他の変形例を示す要部概略図
である。
【図7】 第1実施形態の他の変形例を示す要部概略図
である。
【図8】 (A)第2実施形態で用いる継手部材を示す
斜視図、(B)は側面図である。
【図9】 第2実施形態の継手部材を用いて連結した状
態を示し、(A)は斜視図、(B)(C)はそれぞれ断
面図ある。
【図10】 第2実施形態の変形例を示す断面図であ
る。
【図11】 第2実施形態の他の変形例を示す断面図で
ある。
【図12】 第3実施形態を示す斜視図である。
【図13】 樹脂棒を使用例を示す斜視図である。
【図14】 (A)(B)(C)は従来の樹脂棒を示す
斜視図である。
【符号の説明】
10、20、30 樹脂棒 11、13 雄継手部 12,14 雌継手部 21 継手部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂棒の長さ方向の一端に雌継手部を設
    けると共に他端に雄継手部を設け、あるいは/および樹
    脂棒の長さ方向に一側面に沿って雌継手部を設けると共
    に他面側に雄継手部を設け、所要本数の樹脂棒を長さ方
    向あるいは/および幅方向に順次雌雄継手部を嵌合する
    ことにより所要長さおよび/あるいは所要幅となるよう
    にしているワイヤハーネス用の樹脂棒。
  2. 【請求項2】 長さ方向あるいは/および幅方向の継手
    部材を設け、該継手部材を介して順次連結して所要長さ
    あるいは/および所要幅となるようにしているワイヤハ
    ーネス用の樹脂棒。
  3. 【請求項3】 上記継手部材をL形状等に屈曲させ、所
    要形状に屈折させて樹脂棒を連結できるようにしている
    請求項2に記載のワイヤハーネス用の樹脂棒。
  4. 【請求項4】 長さ方向に沿って同一面側に雌嵌合部と
    雄嵌合部を上下に並設し、一方の樹脂棒に対して他方の
    樹脂棒を上下逆転して、雌嵌合部と雄嵌合部とを夫々嵌
    合することにより、幅を2倍とできるようにしたワイヤ
    ハーネス用の樹脂。
JP9324644A 1997-11-26 1997-11-26 ワイヤハーネス用の樹脂棒 Withdrawn JPH11162261A (ja)

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JPH11162261A true JPH11162261A (ja) 1999-06-18

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015186283A (ja) * 2014-03-20 2015-10-22 古河電気工業株式会社 サポート材およびサポート材付きワイヤハーネス

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015186283A (ja) * 2014-03-20 2015-10-22 古河電気工業株式会社 サポート材およびサポート材付きワイヤハーネス

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Effective date: 20050201