JPH11162193A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH11162193A
JPH11162193A JP32998897A JP32998897A JPH11162193A JP H11162193 A JPH11162193 A JP H11162193A JP 32998897 A JP32998897 A JP 32998897A JP 32998897 A JP32998897 A JP 32998897A JP H11162193 A JPH11162193 A JP H11162193A
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signal
memory cell
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JP32998897A
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Akira Oguchi
朗 小口
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】半導体記憶装置に関する。第1の制御信号
生成手段と、アドレス信号との論理積をとる第1の論理
回路と、第2の制御信号生成手段と、アドレス信号との
論理積をとる第2の論理回路と、第1の論理回路の出力
信号と、1ビット上位のアドレス信号に対応している前
記第2の論理回路との論理和をとる第3の論理回路と、
最下位アドレス信号に対応する第1の論理回路の出力
と、第3の論理回路の出力の各々に電位を固定する電位
供給手段群とが具備されている。 【効果】メモリ容量のどの場所に不良メモリセルがあっ
ても、メモリ容量の半分は利用できる。また、ボンディ
ング仕様は変更する必要がなく、消費電力の増加を回避
できる。また、ヒューズ切断部の回路の安定度が高い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体記憶装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】半導体記憶装置は大容量化が年々進み、
3年で4倍の記憶容量をもつ製品が市場に提供されてい
る。このように大容量化が進むと正規メモリセルが全て
良品である比率が下がるため、一部に不良があっても冗
長メモリセルで救済するのが一般化している。
【0003】全ての不良メモリセルを冗長メモリセルで
置換できない場合、通常は廃却処理をするが、一部のメ
モリセルに不良メモリセルがあっても、素子を有効に利
用する方法として特開昭59−40392号公報、また
は特開平2−161691号公報の例がある。
【0004】前者の例は図7のような構成になってい
る。1は入力パッド、5は電源電位、6は接地電位、3
はアドレスバッファ、40から43はデェプレーション
型MOSトランジスタ、44はMOSトランジスタ、4
5は第1のスイッチ手段、46は第2のスイッチ手段、
47及び48は開閉設定手段、A0からAnまではアド
レス信号である。この例では、複数ビットの各アドレス
データが転送される各転送路に挿入された第1のスイッ
チ手段と、任意のビットに対応している(最上位のビッ
トを除く)第1のスイッチ手段の入力端と1ビット分上
位のビットに対応している第1のスイッチ手段の出力端
との間に挿入された第2のスイッチ手段と、第1のスイ
ッチ手段と第2のスイッチ手段の開閉状態を設定する開
閉設定手段と、任意のアドレスデータを所定レベルに固
定する手段(図7では省略)を備えることで、完全良品
でなくともメモリ容量の一部を利用することが可能であ
り、歩留まりを向上させることができる。
【0005】また後者の例は図8のような構成になって
いる。30は電源電位を供給する電源線、32はメモリ
セルアレー、37は接続遮断手段、38はメモリセルア
レーを構成するメモリブロックである。この例では、メ
モリセルアレーに電源電位を供給する電源線と不良メモ
リセルを有するメモリブロックとの接続を遮断する接続
遮断手段を有することで、良品のメモリブロックのみを
活性化する(図8(a)の場合、x印を不良メモリセル
とすると、電源電位を供給する電源線と右側メモリブロ
ックとの接続を遮断することで不良メモリセルは選択さ
れず、左側メモリブロックのみ使用する)ことによりメ
モリ容量の一部を利用し、歩留まり向上を実現してい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】特開昭59−4039
2号公報の例では、第1のスイッチ手段を構成するトラ
ンジスタのゲート端子に印加される電圧を供給する部
分、及び第2のスイッチ手段を構成するトランジスタの
ゲート端子に印加される電圧を供給する部分には定常的
な電流の貫通経路が生じており、その分消費電力が増加
するという問題があった。
【0007】または特開平2−161691号公報の例
では、図8(b)のように複数のメモリブロックに不良
メモリセルが存在するかもしくは規格値より大きな電流
が流れる場合には不良品扱いされてしまうという問題が
あった。
【0008】
【課題を解決するための手段】(手段1)本発明による
半導体記憶装置は、メモリセルアレーが複数のメモリブ
ロック部で構成されており、各々のアドレス信号線には
電源電位もしくは接地電位を供給する電位供給手段を接
続したことを特徴とする。
【0009】(手段2)本発明による半導体記憶装置
は、アドレス信号の数だけ制御信号を生成する第1の制
御信号生成手段と、任意の前記アドレス信号と前記第1
の制御信号生成手段の出力信号(前記任意のアドレス信
号に対応している)との論理積を出力信号とする第1の
論理回路と、前記アドレス信号の数より1本少ない数だ
け制御信号を生成する第2の制御信号生成手段と、任意
の前記アドレス信号(最上位のビットを除く)と前記第
2の制御信号生成手段の出力信号(前記任意のアドレス
信号に対応している)との論理積を出力信号とする第2
の論理回路と、任意のアドレス信号に対応している前記
第1の論理回路の出力信号と、1ビット上位のアドレス
信号に対応している前記第2の論理回路の出力信号との
論理和を出力信号とする第3の論理回路と、最下位のア
ドレス信号に対応している前記第1の論理回路の出力
と、前記第3の論理回路の出力の各々には電位を固定す
る電位供給手段群とが具備されていることを特徴とす
る。
【0010】(手段3)本発明による半導体記憶装置
は、メモリセルアレーが複数のメモリブロック部で構成
されており、ローアドレス側から見た任意のメモリブロ
ックに電源電位を供給する第1の電源線と、前記第1の
電源線と前記ローアドレス側から見た任意のメモリブロ
ックとを遮断する第1の遮断手段と、カラムアドレス側
から見た任意のメモリブロックに接地電位を供給する第
2の電源線と、前記第2の電源線と前記カラムアドレス
側から見た任意のメモリブロックとを遮断する第2の遮
断手段とを備えたことを特徴とする。
【0011】(手段4)手段1による半導体記憶装置に
おいて、手段3の内容を同時に満足することを特徴とす
る。
【0012】(手段4)手段2による半導体記憶装置に
おいて、手段3の内容を同時に満足することを特徴とす
る。
【0013】
【作用】手段1もしくは手段2による半導体記憶装置
は、不良メモリセルを選択するアドレス信号線の電位を
固定することで不良メモリセルが選択されなくなること
で、1/2メモリ容量の製品として使用可能となる。ま
た、電位を固定する電位供給手段はラッチ型の回路を用
いているため、電位が安定し、消費電力も最小限に押さ
えられる。また、手段2においてはボンディング仕様の
変更が不必要である。
【0014】手段3による半導体記憶装置は、ローアド
レス側から見たメモリブロックと電源電位を遮断する
か、もしくはカラムアドレス側から見たメモリブロック
と接地電位を遮断するかのいずれかにより、不良メモリ
セルを含有するメモリブロックを非活性にすることで、
メモリ容量の一部は通常に動作する。よって、一部の正
常なメモリブロックを選択する自由度が従来よりも向上
する。
【0015】手段4による半導体記憶装置は、手段1と
手段3の内容を同時に満足することが可能である。
【0016】手段5による半導体記憶装置は、手段2と
手段3の内容を同時に満足することが可能である。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は手段1による実施例であ
る。図1(a)はアドレス入力部の回路ブロック図であ
る。図1(a)において、1は入力パッド、2はアドレ
ス信号線、3はアドレスバッファ、4は電位供給手段で
ある。図1(b)は電位供給手段4の具体的実施例であ
る。図1(b)において、5は電源電位、6は接地電
位、H1及びH2はヒューズブロック、7はP型MOS
トランジスタ、8はN型MOSトランジスタ、9はヒュ
ーズ、B1及びB2は各々ヒューズブロックH1、H2
の出力信号線、10はインバータ、C1及びC2はP型
MOSトランジスタである。
【0018】図1(a)においてアドレスは最上位のビ
ットに対応しているとする。
【0019】通常、不良メモリセルが無い場合は、図1
(b)のヒューズブロックH1及びH2のヒューズは一
切切断しない。よって、H1及びH2の出力信号線B1
及びB2はHレベルのままである。よって、P型MOS
トランジスタC1及びC2は非導通のままであり、図1
(a)においてアドレス信号線2の電位は電位供給手段
4の影響を受けない。
【0020】メモリ容量の一部に不良メモリセルが含有
されており、アドレス最上位のビットがLのとき不良メ
モリセルが選択されるとすると、図1(b)においてヒ
ューズブロックH1のヒューズ9を2本切断すると、H
1の出力信号線B1はLレベルになる。B1の電位はイ
ンバータ10を経るとHレベルに反転する。また、出力
信号線B1がLレベルの時はP型MOSトランジスタC
1が導通するので、図1(a)のアドレス信号線2はH
レベルに固定され、不良メモリセルは選択されなくな
る。
【0021】また、アドレス最上位のビットがHのとき
不良メモリセルが選択されるとすると、図1(b)にお
いてヒューズブロックH2のヒューズ9を2本切断する
と、H2の出力信号線B2はLレベルになる。出力信号
線B2がLレベルの時はP型MOSトランジスタC2が
導通するので、図1(a)のアドレス信号線2はLレベ
ルに固定され、不良メモリセルは選択されなくなる。
【0022】よって、メモリ容量の一部に不良メモリセ
ルがあっても、最上位ビットのアドレス電位を固定する
ことでメモリ容量の半分は利用できる。この場合はアド
レス最上位のビットに対応する入力パッドはボンディン
グする必要がない。また、電位供給手段4には電流の貫
通経路が無い。また、ヒューズブロックH1、H2はラ
ッチ型の構成をとるので出力信号線B1、B2の電位は
LレベルまたはHレベルに確実に固定され、回路動作の
信頼性が向上する。
【0023】図2は手段2による実施例である。図2に
おいて1は入力パッド、11は第1の制御信号生成手
段、12は第1の論理回路、13は第2の制御信号生成
手段、14は第2の論理回路、15は第3の論理回路、
16は電位供給手段群である。F3は第1の制御信号生
成手段11と第1の論理回路12を構成する第1の回路
ブロック、 F4は第2の制御信号生成手段13と第2
の論理回路14を構成する第2の回路ブロック、F5は
第3の論理回路15と電位供給手段群16を構成する第
3の回路ブロックである。また、A0からAnまではア
ドレス信号、m0からmn及びn1からnnまではアド
レス信号線、i0からinまでは第1の制御信号生成手
段11の出力信号、j0からjnまでは第1の論理回路
12の出力信号、k1からknまでは第2の制御信号生
成手段13の出力信号、p1からpnまでは第2の論理
回路14の出力信号、q1からqnまでは第3の論理回
路15の出力信号である。
【0024】図3は図2の第1の回路ブロックF3の具
体的実施例である。11は第1の制御信号生成手段、1
2は第1の論理回路である。1は入力パッド、5は電源
電位、6は接地電位、7はP型MOSトランジスタ、8
はN型MOSトランジスタ、10はインバータ、17は
ANDゲート、18はNANDゲート、A0からAnま
ではアドレス信号、f0からfnまではヒューズブロッ
ク、m0からmn及びn1からnn(図3では省略)ま
ではアドレス信号線、i0からinまでは11の出力信
号、j0からjnまでは12の出力信号である。またヒ
ューズブロックf0からfnまでは図1(b)のH1と
同一の構造とする。
【0025】図4は図2の第2の回路ブロックF4の具
体的実施例である。番号は図3と異なる部分のみ述べ
る。13は第2の制御信号生成手段、14は第2の論理
回路、20はインバータ、21はP型MOSトランジス
タ、g0からgnまではヒューズブロック、n1からn
nまではアドレス信号線、k1からknまでは13の出
力信号、p1からpnまでは14の出力信号である。ま
たヒューズブロックg1からgnまでは図1(b)のH
1と同一の構造とする。
【0026】図5は図2の第3の回路ブロックF5の具
体的実施例である。15は第3の論理回路、16は電位
供給手段群である。19はORゲート、j0からjnま
では12の出力信号、p1からpnまでは14の出力信
号、q1からqnまでは15の出力信号である。16に
は図1(a)の電位供給手段4がアドレスの本数分だけ
含まれている。
【0027】まず通常、不良メモリセルが無い場合は、
図3における11の内部のヒューズブロックf0からf
nまでのヒューズは未切断である。よってf0からfn
までの出力は全てHレベルになる。f0からfnまでの
出力はインバータ10で反転して全てLレベルになる。
よってP型MOSトランジスタ7が導通して、11の出
力信号i0からinまでは全てHレベルになる。よって
12の出力信号j0からjnまでの信号レベルはアドレ
ス信号線m0からmnまでの信号レベルによって決定す
る。
【0028】また図4における13の内部のヒューズブ
ロックg0からgnまでのヒューズは未切断である。よ
ってg0からgnまでの出力は全てHレベルになる。g
0からgnまでの出力はインバータ10で反転して全て
Lレベルになる。よってP型MOSトランジスタ7が導
通して、13の出力信号k1からknまでは全てLレベ
ルになる。よって14の出力信号p1からpnまでは全
てLレベルになる。
【0029】よって、図5における15の出力信号q1
からqnの信号レベルは12の出力信号j1からjnの
信号レベルによって決定する。
【0030】従って、アドレス信号の信号レベルは変化
しないで内部回路に伝達される。
【0031】次に、メモリ容量の一部に不良メモリセル
が含有されており、アドレスの最下位のビット(ここで
はA0とする)がLレベルのとき不良メモリセルが選択
されるとすると、まず、図3における11の内部のヒュ
ーズブロックf0からfnまででf0のみヒューズを切
断し、その他は全て未切断にする。よってf0からfn
までの出力はf0からの出力のみLレベルでその他は全
てHレベルになる。f0の出力はインバータ10で反転
してHレベルになり、f1からfnまでの出力はインバ
ータ10で反転して全てLレベルになる。よってf0に
対応するP型MOSトランジスタ7は非導通であり、f
1からfnまでに対応するP型MOSトランジスタ7は
全て導通する。この時、NANDゲート18の出力はH
レベルになりN型MOSトランジスタ8は導通する。よ
って、11の出力信号i0からinまでは全てLレベル
になる。よって12の出力信号j0からjnまでの信号
レベルは全てLレベルに固定される。
【0032】次に、図4における13の内部のヒューズ
ブロックg0からgnまででg0のみヒューズを切断
し、その他は全て未切断にする。よってg0からgnま
での出力はg0からの出力のみLレベルでその他は全て
Hレベルになる。g0の出力はインバータ10で反転し
てHレベルになり、g1からgnまでの出力はインバー
タ10で反転して全てLレベルになる。よってg0に対
応するP型MOSトランジスタ7は非導通であり、g1
からgnまでに対応するP型MOSトランジスタ7は全
て導通する。この時、NANDゲート18の出力はHレ
ベルになりインバータ20でLレベルに反転するのでP
型MOSトランジスタ21は導通する。よって、13の
出力信号k1からknまでは全てHレベルになる。よっ
て14の出力信号p1からpnまでの信号レベルはn1
からnnの信号レベル(アドレス信号線m0からm(n
−1)までの信号レベル)によって決定する。
【0033】次に図5においては15の出力信号q1か
らqnまでの信号レベルは、 j0からjnまでの信号
レベルは全てLレベルに固定されているのでp1からp
nの信号レベルによって決定する。
【0034】すなわち、アドレス信号の各々のうちA0
からA(n−1)までは自分よりも1ビット上位のアド
レスに対応する内部回路に入力されることになる。(最
下位のアドレス(ここではA0)に対応する内部回路に
は外部から信号が入力されない。) 最後に16においてj0(このj0がLレベルのとき、
不良メモリセルが選択される)に対応する電位供給手段
4の出力をHレベルに固定すれば、不良メモリセルは選
択されず、メモリ容量の半分は利用できることになる。
【0035】次に、メモリ容量の一部に不良メモリセル
が含有されており、アドレスの最下位から2つ上位のビ
ット(ここではA2とする)がLレベルのとき不良メモ
リセルが選択されるとすると、まず、図3における11
の内部のヒューズブロックf0からfnまででf2のみ
ヒューズを切断し、その他は全て未切断にする。よって
f0からfnまでの出力はf2からの出力のみLレベル
でその他は全てHレベルになる。f2の出力はインバー
タ10で反転してHレベルになり、f2を除くf0から
fnまでの出力はインバータ10で反転して全てLレベ
ルになる。よってf2に対応するP型MOSトランジス
タ7は非導通であり、f2を除くf0からfnまでに対
応するP型MOSトランジスタ7は全て導通する。この
時、NANDゲート18の出力はHレベルになりN型M
OSトランジスタ8は導通する。よって、11の出力信
号はi0,i1がHレベル、i2からinまでは全てL
レベルになる。よって12の出力信号j0、j1はアド
レス信号線m0、m1の信号レベルによって決定し、j
2からjnまでの信号レベルは全てLレベルに固定され
る。
【0036】次に、図4における13の内部のヒューズ
ブロックg0からgnまででg2のみヒューズを切断
し、その他は全て未切断にする。よってg0からgnま
での出力はg2からの出力のみLレベルでその他は全て
Hレベルになる。g2の出力はインバータ10で反転し
てHレベルになり、g2を除くg0からgnまでの出力
はインバータ10で反転して全てLレベルになる。よっ
てg2に対応するP型MOSトランジスタ7は非導通で
あり、g2を除くg0からgnまでに対応するP型MO
Sトランジスタ7は全て導通する。この時、NANDゲ
ート18の出力はHレベルになりインバータ20でLレ
ベルに反転するのでP型MOSトランジスタ21は導通
する。よって、13の出力信号はk1、k2がLレベ
ル、k3からknまでは全てHレベルになる。よって1
4の出力信号はp1、p2がLレベル、p3からpnま
での信号レベルはn3からnnの信号レベル(アドレス
信号線m2からm(n−1)までの信号レベル)によっ
て決定する。
【0037】次に図5においては15の出力信号は、q
3からqnまでの信号レベルは、j3からjnがLレベ
ルなのでp3からpnの信号レベルによって決定し、q
1はp1がLレベルなのでj1の信号レベルによって決
定し、q2はp2がLレベル、j2がLレベルよりLレ
ベルに固定される。
【0038】すなわち、アドレス信号の各々のうちA2
からA(n−1)までは自分よりも1ビット上位のアド
レスに対応する内部回路に入力されることになり、A
0,A1は自分自身のアドレスに対応する内部回路に入
力される。(最下位から2つ上位のビット(ここではA
2)のアドレスに対応する内部回路には外部から信号が
入力されない。) 最後に16においてq2(このq2がLレベルのとき、
不良メモリセルが選択される)に対応する電位供給手段
4の出力をHレベルに固定すれば、不良メモリセルは選
択されず、メモリ容量の半分は利用できることになる。
【0039】従って、メモリ容量のどの場所に不良メモ
リセルがあっても、不良メモリセルを選択するアドレス
電位を固定することで、メモリ容量の半分は利用でき
る。この場合はアドレス最上位のビットに対応する入力
パッドはボンディングする必要がなく、それ以外のボン
ディング仕様についても変更する必要がない。また手段
1と同様に、電位供給手段4には電流の貫通経路が無
く、ヒューズブロックH1、H2はラッチ型の構成をと
るので出力信号線B1、B2の電位はLレベルまたはH
レベルに確実に固定され、電位が不安定になるのを回避
でき、回路動作の信頼性が向上する。
【0040】図6は手段3による実施例である。図6に
おいて30は電源電位を供給する電源線、31は接地電
位を供給する電源線、32はメモリセルアレー、34は
第1の接続遮断手段、35は第2の接続遮断手段、36
は32を構成するメモリセルアレーの小ブロック、23
はローアドレス側から見た任意のメモリブロック、24
はカラムアドレス側から見た任意のメモリブロックであ
る。
【0041】いま、Z印がある小ブロックに不良メモリ
セルが含有されているとする。ここで34の右2つの第
1の接続遮断手段を用いて30と23( Z印があるロ
ーアドレス側から見たメモリブロック)との接続を遮断
するとメモリセルアレーの右半分は電源電位が供給され
なくなるため非活性となるが、左半分は使用可能でこれ
は従来通りである。次に、X印がある小ブロックに不良
メモリセルが含有されているとする。ここで35の下2
つの第2の接続遮断手段を用いて31と24(X印があ
るカラムアドレス側から見たメモリブロック)との接続
を遮断するとメモリセルアレーの下半分は接地電位が供
給されなくなるため非活性となるが上半分は使用可能で
ある。
【0042】よって、不良メモリセルを含有している場
合に、一部のメモリ容量の利用の自由度が従来よりも向
上し、歩留まり向上につながる。
【0043】
【発明の効果】手段1による半導体記憶装置は、不良メ
モリセルを選択するアドレス信号線の電位を固定するこ
とで不良メモリセルが選択されなくなるが、従来のよう
に定常的な電流の貫通経路は存在せず、余分な消費電力
の増加を回避できる。また、ヒューズ切断部分はラッチ
型の構成を成しているので出力電位が不安定になること
も回避でき、回路の安定度が高くなる。
【0044】手段2による半導体記憶装置は、メモリ容
量のどの場所に不良メモリセルがあっても、不良メモリ
セルを選択するアドレス電位を固定することでメモリ容
量の半分を利用することができる。この場合はアドレス
最上位のビットに対応する入力パッドはボンディングす
る必要がなく、それ以外のボンディング仕様についても
変更する必要がない。また手段1と同様に定常的な電流
の貫通経路は存在せず、余分な消費電力の増加を回避で
きるとともに、ヒューズ切断部分はラッチ型の構成を成
しているので出力電位が不安定になることも回避でき、
回路の安定度が高くなる。
【0045】手段3による半導体記憶装置は、不良メモ
リセルを含有している場合に、一部のメモリブロックの
利用の自由度が従来よりも向上し、さらなる歩留まり向
上につながる。また、電源電位を供給する第1の電源線
と、接地電位を供給する第2の電源線とを異なる配線層
で形成すれば配線抵抗の低減も併せて実現できる。
【0046】手段4による半導体記憶装置は、手段1と
手段3の効果を同時に実現し、手段5による半導体記憶
装置は、手段2と手段3の効果を同時に実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の手段1による実施例の図。
【図2】本発明の手段2による実施例の図。
【図3】図2の第1の回路ブロックF3の具体的実施例
の図。
【図4】図2の第2の回路ブロックF4の具体的実施例
の図。
【図5】図2の第3の回路ブロックF5の具体的実施例
の図。
【図6】本発明の手段3による実施例の図。
【図7】従来の実施例の図。
【図8】従来の実施例の図。
【符号の説明】
1・・・・・入力パッド 2・・・・・アドレス信号線 3・・・・・アドレスバッファ 4・・・・・電位供給手段 5・・・・・電源電位 6・・・・・接地電位 7・・・・・P型MOSトランジスタ 8・・・・・N型MOSトランジスタ 9・・・・・ヒューズ 10・・・・・インバータ 11・・・・・第1の制御信号生成手段 12・・・・・第1の論理回路 13・・・・・第2の制御信号生成手段 14・・・・・第2の論理回路 15・・・・・第3の論理回路 16・・・・・電位供給手段群 17・・・・・ANDゲート 18・・・・・NANDゲート 19・・・・・ORゲート 20・・・・・インバータ 21・・・・・P型MOSトランジスタ 23・・・・・ローアドレス側から見た任意のメモリブ
ロック 24・・・・・カラムアドレス側から見た任意のメモリ
ブロック 30・・・・・電源電位を供給する電源線 31・・・・・接地電位を供給する電源線 32・・・・・メモリセルアレー 34・・・・・第1の接続遮断手段 35・・・・・第2の接続遮断手段 36・・・・・メモリセルアレーの小ブロック 37・・・・・接続遮断手段 38・・・・・メモリセルアレーを構成するメモリブロ
ック 40、41、42、43・・・・・デェプレーション型
MOSトランジスタ 44・・・・・MOSトランジスタ 45・・・・・第1のスイッチ手段 46・・・・・第2のスイッチ手段 47、48・・・・・開閉設定手段 H1、H2・・・・・ヒューズブロック B1、B2・・・・・ヒューズブロックの出力信号線 C1、C2・・・・・P型MOSトランジスタ A0からAn・・・・・アドレス信号 m0からmn・・・・・アドレス信号線 n1からnn・・・・・アドレス信号線 i0からin・・・・・11の出力信号 j0からjn・・・・・12の出力信号 k1からkn・・・・・13の出力信号 p1からpn・・・・・14の出力信号 q1からqn・・・・・15の出力信号 F3・・・・・第1の回路ブロック F4・・・・・第2の回路ブロック F5・・・・・第3の回路ブロック f0からfn・・・・・ヒューズブロック g0からgn・・・・・ヒューズブロック

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メモリセルアレーが複数のメモリブロック
    部で構成されており、各々のアドレス信号線には電源電
    位もしくは接地電位を供給する電位供給手段を接続した
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】アドレス信号の数だけ制御信号を生成する
    第1の制御信号生成手段と、任意の前記アドレス信号と
    前記第1の制御信号生成手段の出力信号(前記任意のア
    ドレス信号に対応している)との論理積を出力信号とす
    る第1の論理回路と、前記アドレス信号の数より1本少
    ない数だけ制御信号を生成する第2の制御信号生成手段
    と、任意の前記アドレス信号(最上位のビットを除く)
    と前記第2の制御信号生成手段の出力信号(前記任意の
    アドレス信号に対応している)との論理積を出力信号と
    する第2の論理回路と、任意のアドレス信号に対応して
    いる前記第1の論理回路の出力信号と、1ビット上位の
    アドレス信号に対応している前記第2の論理回路の出力
    信号との論理和を出力信号とする第3の論理回路と、最
    下位のアドレス信号に対応している前記第1の論理回路
    の出力と、前記第3の論理回路の出力の各々には電位を
    固定する電位供給手段群とが具備されていることを特徴
    とする半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】メモリセルアレーが複数のメモリブロック
    部で構成されており、ローアドレス側から見た任意のメ
    モリブロックに電源電位を供給する第1の電源線と、前
    記第1の電源線と前記ローアドレス側から見た任意のメ
    モリブロックとを遮断する第1の遮断手段と、カラムア
    ドレス側から見た任意のメモリブロックに接地電位を供
    給する第2の電源線と、前記第2の電源線と前記カラム
    アドレス側から見た任意のメモリブロックとを遮断する
    第2の遮断手段とを備えたことを特徴とする半導体記憶
    装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の半導体記憶装置において、
    請求項3記載の内容を同時に満足することを特徴とする
    半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】請求項2記載の半導体記憶装置において、
    請求項3記載の内容を同時に満足することを特徴とする
    半導体記憶装置。
JP32998897A 1997-12-01 1997-12-01 半導体記憶装置 Withdrawn JPH11162193A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6400602B2 (en) 2000-03-31 2002-06-04 Sharp Kabushiki Kaisha Semiconductor memory device and restoration method therefor

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