JPH11161967A - ミラー信号生成装置及び情報再生装置 - Google Patents

ミラー信号生成装置及び情報再生装置

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JPH11161967A
JPH11161967A JP32633797A JP32633797A JPH11161967A JP H11161967 A JPH11161967 A JP H11161967A JP 32633797 A JP32633797 A JP 32633797A JP 32633797 A JP32633797 A JP 32633797A JP H11161967 A JPH11161967 A JP H11161967A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トラッキングサーボループが開状態のときの
再生RF信号の変調度が変化しても正確にミラー信号を
生成することが可能なミラー信号生成装置等を提供す
る。 【解決手段】 トラッキングサーボループが開状態とな
っているときに、光ビームの光ディスクからの反射光に
基づいて再生RF信号Srfを生成し、生成された再生R
F信号Srfの下側エンベロープに対応するエンベロープ
信号Sbeを生成し、生成されたエンベロープ信号Sbeを
平均化し、平均化信号Savを生成する。次に、再生RF
信号Srfの上側エンベロープに対応するエンベロープ信
号Speを生成する。更に上記エンベロープ信号Sbeにお
ける下側エンベロープを更に検出し、エンベロープ信号
Sbbeを生成する。そして、エンベロープ信号Speとエ
ンベロープ信号Sbbeと平均化信号Savに基づいて、エ
ンベロープ信号Sbeと比較すべきスライス信号Ssを生
成する。最後に、スライス信号Ssとエンベロープ信号
Sbeとを比較し、ミラー信号Smrを生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば光ディスク
等のディスク状記録媒体上に記録された情報を再生する
に際し、複数の情報トラックを跨いで光スポットを移動
させた後にトラッキングサーボループを閉状態とするタ
イミングを示すミラー信号を生成するミラー信号生成装
置の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記ディスク状記録媒体上の情報
を光学的に再生する場合には、当該再生に用いられる光
ビームの焦点位置を当該情報によりディスク状記録媒体
上に形成される情報トラックの位置に一致させるための
いわゆるトラッキングサーボ制御と、上記焦点位置とデ
ィスク状記録媒体における情報記録面の位置とを一致さ
せるいわゆるフォーカスサーボ制御とが不可欠である。
【0003】一方、情報の再生時においては、所望の情
報が記録されているディスク状記録媒体上の位置に複数
の情報トラックを跨いで上記焦点位置を移動させる、い
わゆるトラックジャンプ動作又はシーク動作が実行され
ることがある。そして、当該トラックジャンプ動作中に
おいては、上記トラッキングサーボ制御におけるトラキ
ングサーボループを開状態とすると共に、所望の情報ト
ラック上に上記焦点位置が位置したタイミングで当該ト
ラッキングサーボループを閉状態に切り替えてトラッキ
ングサーボ制御を再開する必要がある。
【0004】このため、従来では、トラックジャンプ動
作等を行っているときに検出される再生信号(上記光ビ
ームのディスク状記録媒体からの反射光に基づいて検出
される再生すべき情報に対応した再生RF(Radio Fre
quency)信号)に基づいて、当該光ビームの焦点位置が
情報トラック上にあるとき「HIGH」となり、情報ト
ラック以外の領域(隣接する情報トラック同士に挟まれ
た領域)にあるとき「LOW」となるミラー信号を生成
し、当該ミラー信号を用いて当該焦点位置と情報トラッ
クの位置との関係を把握してトラッキングサーボループ
を閉状態に切り替えていた。
【0005】より具体的には、上記トラックジャンプ動
作等中に上記反射光に基づいて並行して生成されるトラ
ッキングエラー検出信号(隣接する情報トラック同士に
挟まれた領域の中央で「LOW」から「HIGH」に切
り替わると共に、情報トラックの中心軸上で「HIG
H」から「LOW」に切り替わる特性を有する信号であ
る。)と上記ミラー信号とを比較し、所望の情報トラッ
ク上において、ミラー信号が「HIGH」となっている
間にトラッキングエラー検出信号が「HIGH」から
「LOW」に切り替わったタイミングでトラッキングサ
ーボループを開状態から閉状態に切り替えるのである。
【0006】このようにすれば、情報トラック上に焦点
位置があるときに正確にトラッキングサーボループを閉
状態としてトラッキングサーボ制御を再開することがで
きる。
【0007】ここで、上記ミラー信号の生成に際して
は、従来では、情報再生前において、トラッキングサー
ボループが開状態のときに生成される再生RF信号の最
大振幅値を所定の分圧比で分圧した一定電圧値(より具
体的には、情報再生前のトラッキングサーボループが開
状態のときにおける当該再生RF信号の下側エンベロー
プ信号の中心レベルと一致した電圧値レベル)を有する
基準スライス信号を生成し、これと情報再生中のトラッ
クジャンプ動作等時に検出される再生RF信号とを比較
し、当該再生RF信号の値が上記基準スライス信号のレ
ベルよりも高いときに「HIGH」となり、再生RF信
号の値が基準スライス信号のレベルよりも低いときに
「LOW」となるようにミラー信号を生成していた。こ
のとき、上記基準スライス信号のレベルは、情報の再生
中においては常に一定であった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ようなミラー信号の生成方法によると、再生中における
再生RF信号の変調度の変化に起因して、上記基準スラ
イス信号のレベルが当該再生RF信号の下側エンベロー
プの最大値よりも高いレベルとなったり、反対に当該下
側エンベロープの最小値よりも低いレベルとなり、結果
としてミラー信号としての二値化信号が得られない場合
があるという問題点があった。
【0009】すなわち、ディスク状記録媒体において
は、一般に、トラッキングサーボループが開状態のとき
(すなわち、上記トラックジャンプ動作時等)の再生R
F信号の変調度(当該再生RF信号の下側エンベロープ
の振幅に対応する)は、当該ディスク状記録媒体の内周
部と外周部とでは異なる場合がある。この状態は、近年
一般化しつつあるDVD(従来のCD(Compact Dis
k)よりも約7倍に記憶容量を高めた光ディスク)のよ
うな高密度記録媒体においては、顕著に現出する。そし
て、このような変調度の変化があると上述したように二
値化信号としてのミラー信号そのものが生成できなくな
る場合が発生するのである。
【0010】そこで、本発明は、上述の問題点に鑑みて
なされたもので、その課題は、トラッキングサーボルー
プが開状態のときの再生RF信号の変調度が変化しても
正確にミラー信号を生成することが可能なミラー信号生
成装置及び当該ミラー信号生成装置を備えた情報再生装
置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、光ビームを用いて情報
を再生する情報再生装置に含まれるミラー信号生成装置
であって、当該光ビームの焦点位置と前記情報により光
ディスク等の記録媒体上に形成されている情報トラック
の位置とを一致させるためのトラッキングサーボループ
が開状態となっているときに前記焦点位置が前記情報ト
ラック上にあるか否かを示すミラー信号を生成するミラ
ー信号生成装置において、前記トラッキングサーボルー
プが開状態となっているときに、前記光ビームの前記記
録媒体からの反射光に基づいて、前記情報に対応する再
生信号を生成するピックアップ等の生成手段と、前記生
成された再生信号における下側エンベロープを検出し、
対応する下側エンベロープ信号を生成するボトム検出回
路等の下側エンベロープ信号生成手段と、前記生成され
た下側エンベロープ信号を平均化し、平均化信号を生成
するLPF(Low Pass Filter)等の平均化手段と、
前記生成された平均化信号と前記下側エンベロープ信号
とを比較し、当該下側エンベロープ信号の値が前記平均
化信号の値より大きいときハイレベルとなり、前記下側
エンベロープ信号の値が前記平均化信号の値より小さい
ときローレベルとなる前記ミラー信号を生成するコンパ
レータ等の比較生成手段と、を備える。
【0012】請求項1に記載の発明の作用によれば、生
成手段は、トラッキングサーボループが開状態となって
いるときに、光ビームの記録媒体からの反射光に基づい
て再生信号を生成する。
【0013】そして、下側エンベロープ信号生成手段
は、生成された再生信号における下側エンベロープを検
出し、対応する下側エンベロープ信号を生成する。
【0014】次に、平均化手段は、生成された下側エン
ベロープ信号を平均化し、平均化信号を生成する。
【0015】これにより、比較生成手段は、生成された
平均化信号と下側エンベロープ信号とを比較し、当該下
側エンベロープ信号の値が平均化信号の値より大きいと
きハイレベルとなり、下側エンベロープ信号の値が平均
化信号の値より小さいときローレベルとなるミラー信号
を生成する。
【0016】よって、下側エンベロープ信号を平均化し
た平均化信号と当該下側エンベロープ信号とを比較して
二値化信号である上記ミラー信号を生成するので、再生
信号の変調度が変化しても、光ビームの焦点位置と情報
トラックの位置との関係に正確に対応した波形のミラー
信号を生成することができる。
【0017】上記の課題を解決するために、請求項2に
記載の発明は、光ビームを用いて情報を再生する情報再
生装置に含まれるミラー信号生成装置であって、当該光
ビームの焦点位置と前記情報により光ディスク等の記録
媒体上に形成されている情報トラックの位置とを一致さ
せるためのトラッキングサーボループが開状態となって
いるときに前記焦点位置が前記情報トラック上にあるか
否かを示すミラー信号を生成するミラー信号生成装置に
おいて、前記トラッキングサーボループが開状態となっ
ているときに、前記光ビームの前記記録媒体からの反射
光に基づいて、前記情報に対応する再生信号を生成する
ピックアップ等の生成手段と、前記生成された再生信号
における下側エンベロープを検出し、対応する第1下側
エンベロープ信号を生成するボトム検出回路等の第1下
側エンベロープ信号生成手段と、前記生成された第1下
側エンベロープ信号を平均化し、平均化信号を生成する
LPF等の平均化手段と、前記再生信号における上側エ
ンベロープを検出し、対応する上側エンベロープ信号を
生成するピーク検出回路等の上側エンベロープ信号生成
手段と、前記第1下側エンベロープ信号における下側エ
ンベロープを検出し、対応する第2下側エンベロープ信
号を生成するボトム検出回路等の第2下側エンベロープ
信号生成手段と、前記生成された上側エンベロープ信
号、前記生成された第2下側エンベロープ信号及び前記
生成された平均化信号に基づいて、前記第1下側エンベ
ロープ信号と比較すべきスライス信号を生成する演算回
路等のスライス信号生成手段と、前記生成されたスライ
ス信号と前記第1下側エンベロープ信号とを比較し、当
該第1下側エンベロープ信号の値が前記スライス信号の
値より大きいときハイレベルとなり、前記第1下側エン
ベロープ信号の値が前記スライス信号の値より小さいと
きローレベルとなる前記ミラー信号を生成するコンパレ
ータ等の比較生成手段と、を備える。
【0018】請求項2に記載の発明の作用によれば、生
成手段は、トラッキングサーボループが開状態となって
いるときに、光ビームの記録媒体からの反射光に基づい
て再生信号を生成する。
【0019】そして、第1下側エンベロープ信号生成手
段は、生成された再生信号における下側エンベロープを
検出し、対応する第1下側エンベロープ信号を生成す
る。
【0020】次に、平均化手段は、生成された第1下側
エンベロープ信号を平均化し、平均化信号を生成する。
【0021】一方、上側エンベロープ信号生成手段は、
再生信号における上側エンベロープを検出し、対応する
上側エンベロープ信号を生成する。
【0022】これと並行して、第2下側エンベロープ信
号生成手段は、第1下側エンベロープ信号における下側
エンベロープを検出し、対応する第2下側エンベロープ
信号を生成する。
【0023】そして、スライス信号生成手段は、生成さ
れた上側エンベロープ信号、第2下側エンベロープ信号
及び平均化信号に基づいて、第1下側エンベロープ信号
と比較すべきスライス信号を生成する。
【0024】これらにより、比較生成手段は、生成され
たスライス信号と第1下側エンベロープ信号とを比較
し、当該第1下側エンベロープ信号の値がスライス信号
の値より大きいときハイレベルとなり、第1下側エンベ
ロープ信号の値がスライス信号の値より小さいときロー
レベルとなるミラー信号を生成する。
【0025】よって、上側エンベロープ信号、第2下側
エンベロープ信号及び平均化信号に基づいて生成された
スライス信号と第1下側エンベロープ信号とを比較して
二値化信号である上記ミラー信号を生成するので、再生
信号の変調度が変化しても、光ビームの焦点位置と情報
トラックの位置との関係に正確に対応した波形のミラー
信号を生成することができる。
【0026】上記の課題を解決するために、請求項3に
記載の発明は、請求項2に記載のミラー信号生成装置に
おいて、前記スライス信号生成手段は、前記平均化信号
の値から前記第2下側エンベロープ信号の値を減算した
値を、前記上側エンベロープ信号の値から前記第2下側
エンベロープ信号の値を減算した値で除した値を用いて
前記スライス信号を生成するように構成される。
【0027】請求項3に記載の発明の作用によれば、請
求項2に記載の発明の作用に加えて、スライス信号生成
手段は、平均化信号の値から第2下側エンベロープ信号
の値を減算した値を、上側エンベロープ信号の値から第
2下側エンベロープ信号の値を減算した値で除した値を
用いてスライス信号を生成する。
【0028】よって、第1下側エンベロープ信号の振幅
範囲内にあるスライス信号を確実に生成することができ
るので、光ビームの焦点位置と情報トラックの位置との
関係により正確に対応した波形のミラー信号を生成する
ことができる。
【0029】上記の課題を解決するために、請求項4に
記載の発明は、請求項2又は3に記載のミラー信号生成
装置において、少なくとも前記平均化信号は、前記情報
の再生当初における前記トラッキングサーボループが開
状態のときに生成されると共に、前記比較生成手段は、
前記生成された平均化信号を用いて、前記情報の再生途
中において前記光ビームが前記情報トラックを横切ると
きに前記ミラー信号を生成するように構成される。
【0030】請求項4に記載の発明の作用によれば、請
求項2又は3に記載の発明の作用に加えて、少なくとも
平均化信号は情報の再生当初におけるトラッキングサー
ボループが開状態のときに生成される。
【0031】そして、比較生成手段は、生成された平均
化信号を用いて、情報の再生途中において光ビームが情
報トラックを横切るときにミラー信号を生成する。
【0032】よって、情報の再生途中において光ビーム
が情報トラックを横切る時間(すなわちトラッキングサ
ーボループが開状態となっている時間)が短く、上記第
1下側エンベロープ信号の平均化を実行する時間がなく
ても、正確にミラー信号を生成することができる。
【0033】上記の課題を解決するために、請求項5に
記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の
ミラー信号生成装置と、前記ミラー信号に基づいて前記
トラッキングサーボループを閉状態とするサーボ処理部
等の制御手段と、前記トラッキングサーボループが閉状
態となった後の前記再生信号に基づいて前記情報を再生
する再生部等の再生手段と、を備える。
【0034】請求項5に記載の発明の作用によれば、請
求項1から4のいずれか一項に記載の発明の作用に加え
て、制御手段は、ミラー信号に基づいてトラッキングサ
ーボループを閉状態とする。
【0035】そして、再生手段は、トラッキングサーボ
ループが閉状態となった後の再生信号に基づいて情報を
再生する。
【0036】よって、光ビームの焦点位置を正確に把握
してトラッキングサーボループを閉状態として情報を再
生するので、再生信号の変調度が変化する場合でも正確
に情報を再生することができる。
【0037】
【発明の実施の形態】次に、本発明に好適な実施の形態
を、図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する実
施形態は、記録媒体としての光ディスクから当該光ディ
スクに記録されている情報を再生する情報再生装置に対
して本発明を適用した場合の実施形態である。
【0038】始めに、実施形態に係る情報再生装置の全
体構成及び動作について、図1を用いて説明する。
【0039】図1に示すように、実施形態に係る情報再
生装置Sは、光ディスク1と、生成手段としてのピック
アップ2と、再生手段としての再生部3と、本発明に係
るミラー信号生成装置としてのミラー信号生成部4と、
トラッキングエラー信号生成部5と、フォーカスエラー
信号生成部6と、制御手段としてのサーボ処理部7と、
スピンドルモータ8と、により構成されている。
【0040】次に、動作を説明する。
【0041】情報再生時において、光ディスク1は、後
述するスピンドル制御信号Ssdにより駆動されるスピン
ドルモータ8により所定回転数で回転されている。
【0042】そして、ピックアップ2は、当該回転する
光ディスク1に対してレーザ光等の光ビームBを出射
し、その反射光に基づいて再生すべき光ディスク1上の
情報に対応する再生RF信号Srfを生成する。
【0043】これと並行して、ピックアップ2は、当該
反射光に基づいて、光ビームBの焦点位置の光ディスク
1における情報記録面からのずれを示すフォーカスエラ
ー検出信号Sfpを生成すると共に、当該反射光に基づい
て、再生すべき情報により光ディスク1上に形成された
情報トラックの位置と光ビームBの焦点位置との上記情
報記録面に平行な方向(トラッキング方向)のずれを示
すトラッキングエラー検出信号Stpを生成する。
【0044】次に、ミラー信号生成部4は、トラックジ
ャンプ動作時又はシーク動作時(すなわち、トラッキン
グサーボループが開状態のとき)においてピックアップ
2から出力される再生RF信号Srfを用いた後述の動作
により、当該トラックジャンプ動作時又はシーク時にお
いて、光ビームBの焦点位置が光ディスク1上の情報に
より形成されている情報トラック上にあるとき「HIG
H」となり、当該情報トラックの位置以外の領域にある
とき「LOW」となるミラー信号Smrを生成し、サーボ
処理部7へ出力する。
【0045】これと並行して、再生部3は、上記トラッ
クジャンプ動作時又はシーク動作時以外のときは、再生
RF信号Srfに対して復調処理等を施し、再生すべき情
報に対応する再生信号Spを外部に出力する。
【0046】一方、上記トラッキングエラー信号Stpが
入力されているトラッキングエラー信号生成部5は、上
記トラッキングエラー検出信号Stpに基づいて光ビーム
Bの上記トラッキング方向のずれを示すトラッキングエ
ラー信号Steを生成し、サーボ処理部7に出力する。
【0047】これと並行して、上記フォーカスエラー検
出信号Sfpが入力されているフォーカスエラー信号生成
部6は、上記フォーカスエラー検出信号Sfpに基づい
て、光ビームBの焦点位置の上記情報記録面の位置から
ずれを示すフォーカスエラー信号Sfeを生成し、サーボ
処理部7に出力する。
【0048】これらにより、サーボ処理部7は、上記ト
ラックジャンプ動作時又はシーク動作時以外のときは、
先ず、上記トラッキングエラー信号Steに基づいてピッ
クアップ2内に含まれる図示しない対物レンズをトラッ
キング方向に駆動するためのトラッキング駆動信号Std
を生成し、ピックアップ2内の図示しないトラッキング
アクチュエータ(上記対物レンズをトラッキング方向に
移動させるためのトラッキングアクチュエータ)に出力
する。
【0049】更にこれと並行して、サーボ処理部7は、
上記フォーカスエラー信号Sfeに基づいて、ピックアッ
プ2内に含まれる図示しない対物レンズを上記情報記録
面に垂直な方向に駆動するためのフォーカス駆動信号S
fdを生成し、ピックアップ2内の図示しないフォーカス
アクチュエータ(上記対物レンズを情報記録面に垂直な
方向に移動させるためのフォーカスアクチュエータ)に
出力する。
【0050】そして、これらトラッキング駆動信号Std
及びフォーカス駆動信号Sfdに基づいて上記トラッキン
グアクチュエータ及びフォーカスアクチュエータが駆動
されることにより、上記対物レンズがトラッキング方向
及び情報記録面に垂直な方向に移動し、情報の再生に伴
ういわゆるトラッキングサーボ制御及びフォーカスサー
ボ制御が実行されることとなる。
【0051】また、サーボ処理部7は、上記再生RF信
号Srfに基づいて、上記スピンドルモータ8を駆動する
ためのスピンドル制御信号Ssdを生成し、当該スピンド
ルモータ8へ出力する。
【0052】これらに対し、上記トラックジャンプ動作
時又はシーク動作時には、サーボ処理部7は、入力され
ているトラッキングエラー信号Ste及びミラー信号Smr
を用いて、トラックジャンプ動作又はシーク動作するト
ラックの数を計数すると共に、トラッキングサーボ制御
におけるいわゆる引き込み動作時における滑りブレーキ
検出等を行う次に、本発明に係るミラー信号生成部4の
構成及び動作について、図2及び図3を用いて説明す
る。
【0053】図2に示すように、ミラー信号生成部4
は、上側エンベロープ信号生成手段としてのピーク検出
回路10と、下側エンベロープ信号生成手段及び第1下
側エンベロープ信号生成手段としてのボトム検出回路1
1と、第2下側エンベロープ信号生成手段としてのボト
ム検出回路13と、平均化手段としてのLPF12と、
ミラー信号生成回路14とにより構成されている。
【0054】更に、ミラー信号生成回路14は、スライ
ス信号生成手段としての演算回路15と、比較生成手段
としてのコンパレータ16とにより構成されている。
【0055】次に、各部の動作を説明する。
【0056】始めに、光ディスク1からの情報の再生前
等においてトラッキングサーボループが開状態となって
いるときのミラー信号生成部4の動作について説明す
る。
【0057】上記トラッキングサーボループが開状態で
あるときに光ディスク1の偏芯等に起因して光ビームB
の照射位置が情報トラックを横切って移動すると、例え
ば、図3(a)に示すような波形を有する再生RF信号
Srfがピックアップ2から出力される。このとき、当該
再生RF信号Srfの下側エンベロープの波形が情報トラ
ックの有無に対応している。すなわち、当該下側エンベ
ロープの値がその中心レベルよりも高い期間が光ビーム
Bの照射範囲が情報トラック以外の領域上にあるタイミ
ングを示しており、下側エンベロープの値がその中心レ
ベルよりも低い期間が光ビームBの照射範囲が情報トラ
ック上にあるタイミングを示している。
【0058】そして、トラッキングサーボループが開状
態のときにこのような波形を有する再生RF信号Srfが
ピーク検出回路10に入力されると、当該ピーク検出回
路10は当該再生RF信号Srfの上側エンベロープを検
出し、対応するエンベロープ信号Spe(図3(b)参
照)を生成してミラー信号生成部14内の演算回路15
に出力する。
【0059】これと並行して、再生RF信号Srfが入力
されているボトム検出回路11は、当該再生RF信号S
rfの下側エンベロープを検出し、対応するエンベロープ
信号Sbe(図3(b)参照)を生成してLPF12及び
ボトム検出回路13に出力する。
【0060】次に、LPF12は、入力されているエン
ベロープ信号Sbeを予め設定された所定の時定数(いう
までもなく、トラッキングサーボループが開状態となっ
ている期間よりも短い。)で平均化し、図3(c)に示
すような平均化信号Savを生成して演算回路15に出力
する。
【0061】一方、ボトム検出回路13は、入力されて
いるエンベロープ信号Sbeの下側エンベロープを検出
し、図3(c)に示すようなエンベロープ信号Sbbeを
生成して演算回路15に出力する。
【0062】そして、演算回路15は、入力されている
上記エンベロープ信号Spe及び上記エンベロープ信号S
bbe並びに上記平均化信号Savの夫々を用いて、
【数1】Vs={(平均化信号Savのレベル)−(エン
ベロープ信号Sbbeのレベル)}/{(エンベロープ信
号Speのレベル)−(エンベロープ信号Sbbeのレベ
ル)} で示されるレベルVsを算出し、当該演算回路15内に
一時的に記憶する。
【0063】次に、実際の情報再生時にトラックジャン
プ動作又はシーク動作が実行されたときのミラー信号生
成部4の動作について説明する。
【0064】上記トラックジャンプ動作時又はシーク動
作時に光ビームBの照射位置が情報トラックを横切って
移動した場合にピックアップ2から出力される再生RF
信号Srfは、上述したトラッキングサーボループが開状
態のときに得られる再生RF信号Srfと同様の、例え
ば、図3(a)に示すような波形を有する。そして、こ
のときでも、再生RF信号Srfの下側エンベロープの値
がその中心レベルよりも高い期間が光ビームBの照射範
囲が情報トラック以外の領域上にあるタイミングを示し
ており、下側エンベロープの値がその中心レベルよりも
低い期間が光ビームBの照射範囲が情報トラック上にあ
るタイミングを示している。
【0065】次に、ピーク検出回路10は、上記トラッ
クジャンプ動作時又はシーク動作時の再生RF信号Srf
の上側エンベロープを検出し、対応するエンベロープ信
号Spe(図3(b)参照)を生成してミラー信号生成部
14内の演算回路15に出力する。
【0066】これと並行して、上記再生RF信号Srfが
入力されているボトム検出回路11は、その下側エンベ
ロープを検出し、対応するエンベロープ信号Sbe(図3
(b)参照)を生成してボトム検出回路13及びコンパ
レータ16に出力する。
【0067】次に、ボトム検出回路13は、入力されて
いるエンベロープ信号Sbeの下側エンベロープを検出
し、図3(c)に示すようなエンベロープ信号Sbbeを
生成して演算回路15に出力する。
【0068】そして、演算回路15は、入力されている
上記エンベロープ信号Spe及び上記エンベロープ信号S
bbe並びに演算回路15内に記憶されている上記レベル
Vsの夫々を用いて、
【数2】Vss={(エンベロープ信号Speのレベル)−
(エンベロープ信号Sbbeのレベル)}×Vs+(エンベ
ロープ信号Sbbeのレベル) で示されるレベルVssを有するスライス信号Ssを生成
し、コンパレータ16に出力する。
【0069】その後、コンパレータ16は、入力されて
いる上記エンベロープ信号Sbeのレベルと上記スライス
信号SsのレベルVssとを比較し、図3(d)に示す波
形を有する二値化信号であるミラー信号Smrを生成して
トラッキングエラー信号生成部5に出力する。
【0070】その後、サーボ処理部7は、トラックジャ
ンプ動作又はシーク動作が終了し次第、上記ミラー信号
Smrと当該トラックジャンプ動作時又はシーク動作時に
出力されるトラッキングエラー信号Steに基づいてトラ
ッキングサーボループを閉状態にするタイミングを検出
してトラッキングサーボ制御を再開し、トラッキング駆
動信号Stdの生成を再開する。
【0071】以上説明したように、実施形態の情報再生
装置Sの動作によれば、エンベロープ信号Spe、エンベ
ロープ信号Sbbe及び平均化信号Savに基づいて生成さ
れたレベルVssとエンベロープ信号Sbeとを比較して二
値化信号である上記ミラー信号Smrを生成するので、再
生RF信号Srfの変調度が変化しても、光ビームBの焦
点位置と情報トラックの位置との関係に正確に対応した
波形のミラー信号Smrを生成することができる。
【0072】よって、再生RF信号Srfの変調度が変化
する場合にトラッキングサーボループが開状態となって
トラックジャンプ等が発生しても正確に情報を再生する
ことができる。
【0073】また、平均化信号Savの値からエンベロー
プ信号Sbbeの値を減算した値を、エンベロープ信号Sp
eの値から下側エンベロープ信号Sbbeの値を減算した値
で除した値を上記レベルVsとしているので、エンベロ
ープ信号Sbeの振幅範囲内のレベルを有するスライス信
号Ssを確実に生成することができ、光ビームBの焦点
位置と情報トラックの位置との関係により正確に対応し
た波形のミラー信号Smrを生成することができる。
【0074】更に、平均化信号Savを情報の再生当初に
おけるトラッキングサーボループが開状態のときに生成
すると共に、生成された平均化信号Savを用いて、情報
の再生途中において光ビームBが情報トラックを横切る
ときに生成されるスライス信号Ssに基づいてミラー信
号Smrを生成するので、情報の再生途中において光ビー
ムBが情報トラックを横切る時間(すなわちトラッキン
グサーボループが開状態となっている時間)が短く、エ
ンベロープ信号Sbeの平均化を実行する時間がなくて
も、正確にミラー信号Smrを生成することができる。
【0075】なお、上述の実施形態においては、情報再
生前のトラッキングサーボループが開状態のときに上記
レベルVsを算出して演算回路15内に記憶する構成と
したが、これ以外に、情報再生前のトラッキングサーボ
ループが開状態のときには上記平均化信号Savのみを生
成してそのレベルを演算回路15に記憶しておき、その
後、情報再生中のトラックジャンプ動作時又はシーク動
作時毎に当該平均化信号Savのレベルとそのときに入力
されている上記エンベロープ信号Spe及び上記エンベロ
ープ信号Sbbeを用いて、上記レベルVsを算出し、こ
れに基づいて上記ミラー信号Smrを生成してもよい。
【0076】また、情報再生前等のトラッキングサーボ
ループが開状態のときに、平均化信号Savとエンベロー
プ信号Sbbeとを用いて、
【数3】Vsss=(平均化信号Savのレベル)−(エン
ベロープ信号Sbbeのレベル)で示されるレベルVsssを
算出して演算回路15に記憶しておき、情報再生中のト
ラックジャンプ動作時又はシーク動作時に当該レベルV
sssにエンベロープ信号Sbbeのレベルを加算したレベル
を有するスライス信号Ssを生成するようにしてもよ
い。
【0077】更に上記レベルVsssの算出に関して、上
記平均化信号Savのレベルのみを情報再生前等のトラッ
キングサーボループが開状態のときに算出しておき、情
報再生中のトラックジャンプ動作時又はシーク動作時毎
に当該平均化信号Savのレベルとそのときに検出される
エンベロープ信号Sbbeのレベルとを用いて当該レベル
Vsssを算出してもよい。
【0078】更にまた、情報再生中において長い期間に
トラックジャンプ動作又はシーク動作が実行されるとき
は、上記平均化信号Savそのものを当該トラックジャン
プ動作時又はシーク動作時毎に算出し、これを用いて上
述の処理によりミラー信号Smrを算出してもよい。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、下側エンベロープ信号を平均化した平均
化信号と当該下側エンベロープ信号とを比較して二値化
信号である上記ミラー信号を生成するので、再生信号の
変調度が変化しても、光ビームの焦点位置と情報トラッ
クの位置との関係に正確に対応した波形のミラー信号を
生成することができる。
【0080】従って、当該ミラー信号を用いることによ
り、正確なタイミングでトラッキングサーボループを閉
状態に移行させることができる。
【0081】請求項2に記載の発明によれば、上側エン
ベロープ信号、第2下側エンベロープ信号及び平均化信
号に基づいて生成されたスライス信号と第1下側エンベ
ロープ信号とを比較して二値化信号である上記ミラー信
号を生成するので、再生信号の変調度が変化しても、光
ビームの焦点位置と情報トラックの位置との関係に正確
に対応した波形のミラー信号を生成することができる。
【0082】従って、当該ミラー信号を用いることによ
り、正確なタイミングでトラッキングサーボループを閉
状態に移行させることができる。
【0083】請求項3に記載の発明によれば、請求項2
に記載の発明の効果に加えて、平均化信号の値から第2
下側エンベロープ信号の値を減算した値を、上側エンベ
ロープ信号の値から第2下側エンベロープ信号の値を減
算した値で除した値を用いてスライス信号を生成するの
で、第1下側エンベロープ信号の振幅範囲内にあるスラ
イス信号を確実に生成することができ、光ビームの焦点
位置と情報トラックの位置との関係により正確に対応し
た波形のミラー信号を生成することができる。
【0084】請求項4に記載の発明によれば、請求項2
又は3に記載の発明の効果に加えて、少なくとも平均化
信号を情報の再生当初におけるトラッキングサーボルー
プが開状態のときに生成すると共に、生成された平均化
信号を用いて、情報の再生途中において光ビームが情報
トラックを横切るときにミラー信号を生成するので、情
報の再生途中において光ビームが情報トラックを横切る
時間(すなわちトラッキングサーボループが開状態とな
っている時間)が短く、上記第1下側エンベロープ信号
の平均化を実行する時間がなくても、正確にミラー信号
を生成することができる。
【0085】請求項5に記載の発明によれば、請求項1
から4のいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、光
ビームの焦点位置を正確に把握してトラッキングサーボ
ループを閉状態として情報を再生するので、再生信号の
変調度が変化する場合にトラッキングサーボループが開
状態となってトラックジャンプ等が発生しても正確に情
報を再生することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】情報再生装置の概要構成を示すブロック図であ
る。
【図2】ミラー信号生成部の概要構成を示すブロック図
である。
【図3】ミラー信号の生成動作を示す図であり、(a)
は生成される再生RF信号の波形例を示す図であり、
(b)は再生RF信号の各エンベロープの波形を示す図
であり、(c)は平均化信号の生成を説明する図であ
り、(d)はミラー信号の生成を説明する図である。
【符号の説明】
1…光ディスク 2…ピックアップ 3…再生部 4…ミラー信号生成部 5…トラキングエラー信号生成部 6…フォーカスエラー信号生成部 7…サーボ処理部 8…スピンドルモータ 10…ピーク検出回路 11、13…ボトム検出回路 12…LPF 14…ミラー信号生成回路 15…演算回路 16…コンパレータ S…情報再生装置 B…光ビーム Srf…再生RF信号 Sp…再生信号 Stp…トラッキングエラー検出信号 Sfp…フォーカスエラー検出信号 Smr…ミラー信号 Ste…トラッキングエラー信号 Sfe…フォーカスエラー信号 Std…トラッキング駆動信号 Ssd…スピンドル制御信号 Sfd…フォーカス駆動信号 Spe、Sbe、Sbbe…エンベロープ信号 Sav…平均化信号 Ss…スライス信号

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ビームを用いて情報を再生する情報再
    生装置に含まれるミラー信号生成装置であって、当該光
    ビームの焦点位置と前記情報により記録媒体上に形成さ
    れている情報トラックの位置とを一致させるためのトラ
    ッキングサーボループが開状態となっているときに前記
    焦点位置が前記情報トラック上にあるか否かを示すミラ
    ー信号を生成するミラー信号生成装置において、 前記トラッキングサーボループが開状態となっていると
    きに、前記光ビームの前記記録媒体からの反射光に基づ
    いて、前記情報に対応する再生信号を生成する生成手段
    と、 前記生成された再生信号における下側エンベロープを検
    出し、対応する下側エンベロープ信号を生成する下側エ
    ンベロープ信号生成手段と、 前記生成された下側エンベロープ信号を平均化し、平均
    化信号を生成する平均化手段と、 前記生成された平均化信号と前記下側エンベロープ信号
    とを比較し、当該下側エンベロープ信号の値が前記平均
    化信号の値より大きいときハイレベルとなり、前記下側
    エンベロープ信号の値が前記平均化信号の値より小さい
    ときローレベルとなる前記ミラー信号を生成する比較生
    成手段と、 を備えることを特徴とするミラー信号生成装置。
  2. 【請求項2】 光ビームを用いて情報を再生する情報再
    生装置に含まれるミラー信号生成装置であって、当該光
    ビームの焦点位置と前記情報により記録媒体上に形成さ
    れている情報トラックの位置とを一致させるためのトラ
    ッキングサーボループが開状態となっているときに前記
    焦点位置が前記情報トラック上にあるか否かを示すミラ
    ー信号を生成するミラー信号生成装置において、 前記トラッキングサーボループが開状態となっていると
    きに、前記光ビームの前記記録媒体からの反射光に基づ
    いて、前記情報に対応する再生信号を生成する生成手段
    と、 前記生成された再生信号における下側エンベロープを検
    出し、対応する第1下側エンベロープ信号を生成する第
    1下側エンベロープ信号生成手段と、 前記生成された第1下側エンベロープ信号を平均化し、
    平均化信号を生成する平均化手段と、 前記再生信号における上側エンベロープを検出し、対応
    する上側エンベロープ信号を生成する上側エンベロープ
    信号生成手段と、 前記第1下側エンベロープ信号における下側エンベロー
    プを検出し、対応する第2下側エンベロープ信号を生成
    する第2下側エンベロープ信号生成手段と、 前記生成された上側エンベロープ信号、前記生成された
    第2下側エンベロープ信号及び前記生成された平均化信
    号に基づいて、前記第1下側エンベロープ信号と比較す
    べきスライス信号を生成するスライス信号生成手段と、 前記生成されたスライス信号と前記第1下側エンベロー
    プ信号とを比較し、当該第1下側エンベロープ信号の値
    が前記スライス信号の値より大きいときハイレベルとな
    り、前記第1下側エンベロープ信号の値が前記スライス
    信号の値より小さいときローレベルとなる前記ミラー信
    号を生成する比較生成手段と、 を備えることを特徴とするミラー信号生成装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のミラー信号生成装置に
    おいて、 前記スライス信号生成手段は、前記平均化信号の値から
    前記第2下側エンベロープ信号の値を減算した値を、前
    記上側エンベロープ信号の値から前記第2下側エンベロ
    ープ信号の値を減算した値で除した値を用いて前記スラ
    イス信号を生成することを特徴とするミラー信号生成装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3に記載のミラー信号生成
    装置において、 少なくとも前記平均化信号は、前記情報の再生当初にお
    ける前記トラッキングサーボループが開状態のときに生
    成されると共に、 前記比較生成手段は、前記生成された平均化信号を用い
    て、前記情報の再生途中において前記光ビームが前記情
    報トラックを横切るときに前記ミラー信号を生成するこ
    とを特徴とするミラー信号生成装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれか一項に記載の
    ミラー信号生成装置と、 前記ミラー信号に基づいて前記トラッキングサーボルー
    プを閉状態とする制御手段と、 前記トラッキングサーボループが閉状態となった後の前
    記再生信号に基づいて前記情報を再生する再生手段と、 を備えることを特徴とする情報再生装置。
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KR100421003B1 (ko) * 2001-03-27 2004-03-03 삼성전자주식회사 미러 신호 조정 장치

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EP1237154A3 (en) * 2001-03-02 2006-08-02 Texas Instruments Incorporated Mirror detection signal generator
KR100421003B1 (ko) * 2001-03-27 2004-03-03 삼성전자주식회사 미러 신호 조정 장치

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