JPH11161928A - 光サーボ方式の磁気記録媒体とその制御データの記録方法、及び光サーボ方式の磁気記録装置とそのヘッドの制御方法 - Google Patents
光サーボ方式の磁気記録媒体とその制御データの記録方法、及び光サーボ方式の磁気記録装置とそのヘッドの制御方法Info
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- JPH11161928A JPH11161928A JP32991497A JP32991497A JPH11161928A JP H11161928 A JPH11161928 A JP H11161928A JP 32991497 A JP32991497 A JP 32991497A JP 32991497 A JP32991497 A JP 32991497A JP H11161928 A JPH11161928 A JP H11161928A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 磁気記録媒体上のランド部にID情報をピッ
トにより形成し、IDデータを光検出することで安定し
たID出力を得ることを目的とする。 【解決手段】 磁気記録媒体2に溝3を形成しこの溝3
をトラッキングすることで磁気ヘッド7を光学的にトラ
ッキング可能にした磁気記録媒体2において、データを
記録するトラック上にIDフィールド4を光検出するた
めの凹状のピットを形成し、このピットを用いて前記磁
気記録媒体へのリード、ライト制御を可能にした光サー
ボ方式の磁気記録媒体。
トにより形成し、IDデータを光検出することで安定し
たID出力を得ることを目的とする。 【解決手段】 磁気記録媒体2に溝3を形成しこの溝3
をトラッキングすることで磁気ヘッド7を光学的にトラ
ッキング可能にした磁気記録媒体2において、データを
記録するトラック上にIDフィールド4を光検出するた
めの凹状のピットを形成し、このピットを用いて前記磁
気記録媒体へのリード、ライト制御を可能にした光サー
ボ方式の磁気記録媒体。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光サーボ方式の磁
気記録媒体とその制御データの記録方法、及び光サーボ
方式の磁気記録装置とそのヘッドの制御方法に係わり、
特に、安定してデータを読み出し、且つ、高密度のデー
タを記録可能にした磁気記録媒体とこの磁気記録媒体用
の磁気記録装置に関する。
気記録媒体とその制御データの記録方法、及び光サーボ
方式の磁気記録装置とそのヘッドの制御方法に係わり、
特に、安定してデータを読み出し、且つ、高密度のデー
タを記録可能にした磁気記録媒体とこの磁気記録媒体用
の磁気記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気記録装置のメモリ記憶技術におい
て、高密度化、大容量化が進んでいるため、記憶媒体上
のトラック密度及びビット密度が高くなる方向で設計さ
れ、データエリアの拡大が要求されている。第1の従来
技術として、磁気記録抵抗素子ヘッドと光検出ヘッドを
組み合わせた装置(特開平4−274001号公報)を
図7に示す。これは、媒体301上に同心円状の溝トラ
ック307又は千鳥ピットを設け、磁気ヘッドと光ヘッ
ドからなるヘッド308のダブルサーボ機構を構成する
ことで、高密度なヘッドトラッキングができ、低ノイズ
化が見込まれ、高密度記録を可能にするものである。
て、高密度化、大容量化が進んでいるため、記憶媒体上
のトラック密度及びビット密度が高くなる方向で設計さ
れ、データエリアの拡大が要求されている。第1の従来
技術として、磁気記録抵抗素子ヘッドと光検出ヘッドを
組み合わせた装置(特開平4−274001号公報)を
図7に示す。これは、媒体301上に同心円状の溝トラ
ック307又は千鳥ピットを設け、磁気ヘッドと光ヘッ
ドからなるヘッド308のダブルサーボ機構を構成する
ことで、高密度なヘッドトラッキングができ、低ノイズ
化が見込まれ、高密度記録を可能にするものである。
【0003】又、第2の従来技術として、記録再生磁気
ヘッド及び位置決め用光ヘッドの混合ヘッド(特開平3
−238674号公報)による装置を図8に示す。これ
は、媒体406上に同心円状の溝トラックを光サーボ検
出する光ピックアップにおいて、同心円状のスリット部
材407を使用することで、集光性レンズが不要にな
り、小型化、低コスト化を図るものである。
ヘッド及び位置決め用光ヘッドの混合ヘッド(特開平3
−238674号公報)による装置を図8に示す。これ
は、媒体406上に同心円状の溝トラックを光サーボ検
出する光ピックアップにおいて、同心円状のスリット部
材407を使用することで、集光性レンズが不要にな
り、小型化、低コスト化を図るものである。
【0004】更に、第3の従来技術として、記録再生磁
気ヘッド及び位置決め用光ヘッドの混合ヘッド(特開平
2−105319号公報)による装置を図9に示す。こ
れは、位置決め用の溝トラックを採用せず、蛇行性のあ
るウォブルピット506を同心円状にプリピットするこ
とで、強度変調された反射光の光量変化を検出すること
により、高いS/Nでトラッキング信号を制御でき、高
精度な位置決めを可能にするものである。
気ヘッド及び位置決め用光ヘッドの混合ヘッド(特開平
2−105319号公報)による装置を図9に示す。こ
れは、位置決め用の溝トラックを採用せず、蛇行性のあ
るウォブルピット506を同心円状にプリピットするこ
とで、強度変調された反射光の光量変化を検出すること
により、高いS/Nでトラッキング信号を制御でき、高
精度な位置決めを可能にするものである。
【0005】しかし、上記した従来の技術は、サーボ機
構の改善に関しては、高精度が期待できるが、データ部
の高密度記録再生の観点から考えると、媒体上の溝形状
及び検出方法によるS/N等の改善のみで、ランド部の
データ部には、全くふれていなく、高密度に記録すると
いう点で改善が必要である。即ち、高密度記録再生にお
いては、高S/Nはさることながら、BPI(記録密
度)を上げる他に、シリンダ情報、アドレス情報を含む
データ領域の安定したデータ出力が望まれる。
構の改善に関しては、高精度が期待できるが、データ部
の高密度記録再生の観点から考えると、媒体上の溝形状
及び検出方法によるS/N等の改善のみで、ランド部の
データ部には、全くふれていなく、高密度に記録すると
いう点で改善が必要である。即ち、高密度記録再生にお
いては、高S/Nはさることながら、BPI(記録密
度)を上げる他に、シリンダ情報、アドレス情報を含む
データ領域の安定したデータ出力が望まれる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
した従来技術の欠点を改良し、特に、トラック上のラン
ド部にID情報を凹状のピットで予め形成し、このピッ
トに含まれるIDデータを検出することで安定した制御
データが得られる新規な光サーボ方式の磁気記録媒体と
その制御データの記録方法、及び光サーボ方式の磁気記
録装置とそのヘッドの制御方法を提供するものである。
した従来技術の欠点を改良し、特に、トラック上のラン
ド部にID情報を凹状のピットで予め形成し、このピッ
トに含まれるIDデータを検出することで安定した制御
データが得られる新規な光サーボ方式の磁気記録媒体と
その制御データの記録方法、及び光サーボ方式の磁気記
録装置とそのヘッドの制御方法を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するため、基本的には、以下に記載されたような技
術構成を採用するものである。即ち、本願に係わる光サ
ーボ方式の磁気記録媒体の第1態様は、磁気記録媒体に
溝を形成しこの溝をトラッキングすることで磁気ヘッド
を光学的にトラッキング可能にした磁気記録媒体におい
て、データを記録するトラック上にIDフィールドを光
検出するための凹状のピットを形成し、このピットを用
いて前記磁気記録媒体へのリード、ライト制御を可能に
したものであり、又、第2態様は、前記IDフィールド
には、シリンダアドレスとセクタアドレスとが記録され
ているものであり、又、第3態様は、前記磁気記録媒体
には、ヘッドの位置決め制御用の制御信号とシリンダア
ドレスとセクタアドレスとが記録された第1のIDフィ
ールドと、ヘッドの位置決め制御用の制御信号のみが記
録された第2のIDフィールドとを混在させたものであ
り、又、第4態様は、前記ピットは、前記磁気記録媒体
上に予め形成されていることを特徴とするものである。
達成するため、基本的には、以下に記載されたような技
術構成を採用するものである。即ち、本願に係わる光サ
ーボ方式の磁気記録媒体の第1態様は、磁気記録媒体に
溝を形成しこの溝をトラッキングすることで磁気ヘッド
を光学的にトラッキング可能にした磁気記録媒体におい
て、データを記録するトラック上にIDフィールドを光
検出するための凹状のピットを形成し、このピットを用
いて前記磁気記録媒体へのリード、ライト制御を可能に
したものであり、又、第2態様は、前記IDフィールド
には、シリンダアドレスとセクタアドレスとが記録され
ているものであり、又、第3態様は、前記磁気記録媒体
には、ヘッドの位置決め制御用の制御信号とシリンダア
ドレスとセクタアドレスとが記録された第1のIDフィ
ールドと、ヘッドの位置決め制御用の制御信号のみが記
録された第2のIDフィールドとを混在させたものであ
り、又、第4態様は、前記ピットは、前記磁気記録媒体
上に予め形成されていることを特徴とするものである。
【0008】又、本願に係わる光サーボ方式の磁気記録
媒体のデータの記録方法の態様は、磁気記録媒体に溝を
形成しこの溝をトラッキングすることで磁気ヘッドを光
学的にトラッキング可能にした磁気記録媒体において、
データを記録するトラック上に予めIDフィールドを光
検出するためのピットを形成し、このピットを用いて前
記磁気記録媒体へのリード、ライト制御を行うことを特
徴とするものである。
媒体のデータの記録方法の態様は、磁気記録媒体に溝を
形成しこの溝をトラッキングすることで磁気ヘッドを光
学的にトラッキング可能にした磁気記録媒体において、
データを記録するトラック上に予めIDフィールドを光
検出するためのピットを形成し、このピットを用いて前
記磁気記録媒体へのリード、ライト制御を行うことを特
徴とするものである。
【0009】又、本願に係わる光サーボ方式の磁気記録
装置の態様は、光サーボ方式の磁気記録装置において、
磁気記録媒体に形成した溝を光学的に検出すると共に、
トラック上に形成したピットを光検出する光ヘッドを磁
気ヘッドに一体的に設けたことを特徴とするものであ
る。
装置の態様は、光サーボ方式の磁気記録装置において、
磁気記録媒体に形成した溝を光学的に検出すると共に、
トラック上に形成したピットを光検出する光ヘッドを磁
気ヘッドに一体的に設けたことを特徴とするものであ
る。
【0010】又、本願に係わる光サーボ方式の磁気記録
装置のヘッドの制御方法の第1の態様は、磁気記録媒体
に溝を形成しこの溝をトラッキングすることで磁気ヘッ
ドを光学的にトラッキング可能にした光サーボ方式の磁
気記録装置において、データを記録するトラック上にI
Dフィールドを光検出するためのピットを形成し、この
ピットを利用し前記磁気ヘッドのリード、ライト制御を
行うことを特徴とするものであり、又、第2の態様は、
前記ピット内に記録されたIDフィールドのデータマー
クを検出してデータパルスを出力すると共に、このデー
タパルスに続いて出力されるセクタパルスを計数して前
記磁気ヘッドのシリンダ上の位置を制御することを特徴
とするものである。
装置のヘッドの制御方法の第1の態様は、磁気記録媒体
に溝を形成しこの溝をトラッキングすることで磁気ヘッ
ドを光学的にトラッキング可能にした光サーボ方式の磁
気記録装置において、データを記録するトラック上にI
Dフィールドを光検出するためのピットを形成し、この
ピットを利用し前記磁気ヘッドのリード、ライト制御を
行うことを特徴とするものであり、又、第2の態様は、
前記ピット内に記録されたIDフィールドのデータマー
クを検出してデータパルスを出力すると共に、このデー
タパルスに続いて出力されるセクタパルスを計数して前
記磁気ヘッドのシリンダ上の位置を制御することを特徴
とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明に係わる光サーボ方式の磁
気記録媒体は、磁気記録媒体に溝を形成しこの溝をトラ
ッキングすることで磁気ヘッドを光学的にトラッキング
可能にした磁気記録媒体において、データを記録するト
ラック上にIDフィールドを光検出するための凹状のピ
ットを予め形成し(プリピット記録)、このピットを用
いて前記磁気記録媒体へのリード、ライト制御を可能に
したものであり、又、前記にIDフィールドには、シリ
ンダアドレスとセクタアドレスとが記録されていること
を特徴とするものであるから、磁気ヘッド記録再生によ
るバルクハウゼンノイズ等の影響に依存したID出力等
の不具合がなくなる。
気記録媒体は、磁気記録媒体に溝を形成しこの溝をトラ
ッキングすることで磁気ヘッドを光学的にトラッキング
可能にした磁気記録媒体において、データを記録するト
ラック上にIDフィールドを光検出するための凹状のピ
ットを予め形成し(プリピット記録)、このピットを用
いて前記磁気記録媒体へのリード、ライト制御を可能に
したものであり、又、前記にIDフィールドには、シリ
ンダアドレスとセクタアドレスとが記録されていること
を特徴とするものであるから、磁気ヘッド記録再生によ
るバルクハウゼンノイズ等の影響に依存したID出力等
の不具合がなくなる。
【0012】なお、前記情報記録媒体上には、ヘッドの
位置決め制御用の制御信号(Dataマーク)とシリン
ダアドレスとセクタアドレスとが記録された第1のID
フィールドと、ヘッドの位置決め制御用の制御信号(D
ataマーク)のみが記録された第2のIDフィールド
の2種類のIDフィールドをプリピットする。第2のI
Dフィールドには、シリンダアドレスとセクタアドレス
とが記録されていないから、この分ユーザデータ部の領
域が拡大する。このように構成することで、より高密度
記録を行うようにしても良い。
位置決め制御用の制御信号(Dataマーク)とシリン
ダアドレスとセクタアドレスとが記録された第1のID
フィールドと、ヘッドの位置決め制御用の制御信号(D
ataマーク)のみが記録された第2のIDフィールド
の2種類のIDフィールドをプリピットする。第2のI
Dフィールドには、シリンダアドレスとセクタアドレス
とが記録されていないから、この分ユーザデータ部の領
域が拡大する。このように構成することで、より高密度
記録を行うようにしても良い。
【0013】この場合、第2のIDフィールドから所定
のセクタをアクセスするには、インデックスパルスとD
ataパルスからセクタアドレスを決定するように構成
する。
のセクタをアクセスするには、インデックスパルスとD
ataパルスからセクタアドレスを決定するように構成
する。
【0014】
【実施例】以下に、本発明に係わる光サーボ方式の磁気
記録媒体とその制御データの記録方法、及び光サーボ方
式の磁気記録装置とそのヘッドの制御方法の具体例を図
面を参照しながら詳細に説明する。図1乃至図5は、本
発明に係わる光サーボ方式の磁気記録媒体と磁気記録装
置の具体例を示す図であって、図には、磁気記録媒体2
に溝3を形成しこの溝3をトラッキングすることで磁気
ヘッド8を光学的にトラッキング可能にした磁気記録媒
体2において、データを記録するトラック上にIDフィ
ールド(ID部)4を光検出するための凹状の窪みであ
るピットを形成し、このピットを用いて前記磁気記録媒
体へのリード、ライト制御を可能にした光サーボ方式の
磁気記録媒体2が示され、又、前記にIDフィールド4
には、シリンダアドレス130とセクタアドレス140
とが記録されている光サーボ方式の磁気記録媒体2が示
されている。
記録媒体とその制御データの記録方法、及び光サーボ方
式の磁気記録装置とそのヘッドの制御方法の具体例を図
面を参照しながら詳細に説明する。図1乃至図5は、本
発明に係わる光サーボ方式の磁気記録媒体と磁気記録装
置の具体例を示す図であって、図には、磁気記録媒体2
に溝3を形成しこの溝3をトラッキングすることで磁気
ヘッド8を光学的にトラッキング可能にした磁気記録媒
体2において、データを記録するトラック上にIDフィ
ールド(ID部)4を光検出するための凹状の窪みであ
るピットを形成し、このピットを用いて前記磁気記録媒
体へのリード、ライト制御を可能にした光サーボ方式の
磁気記録媒体2が示され、又、前記にIDフィールド4
には、シリンダアドレス130とセクタアドレス140
とが記録されている光サーボ方式の磁気記録媒体2が示
されている。
【0015】次に、本発明の具体例について図面を参照
して説明すると、本発明の光信号サーボ方式を使用した
磁気記録装置1は、情報記録媒体2へ集光されたレーザ
光の反射光により、溝部3のサーボ検出及びID部4を
検出する光ヘッド部7と、前記媒体2上のユーザデータ
部5を記録(ライト)再生(リード)する磁気ヘッド部
8と、前記光ヘッド部7よりのトラッキング信号及びフ
ォーカシング信号を処理するサーボ制御部28と、前記
サーボ制御部28の信号で光ヘッド部7と磁気ヘッド部
8とをアクチュエートさせるサーボ機構部9と、前記磁
気ヘッド部8を用いてユーザデータを記録再生処理する
R/W信号処理部10とで構成している。
して説明すると、本発明の光信号サーボ方式を使用した
磁気記録装置1は、情報記録媒体2へ集光されたレーザ
光の反射光により、溝部3のサーボ検出及びID部4を
検出する光ヘッド部7と、前記媒体2上のユーザデータ
部5を記録(ライト)再生(リード)する磁気ヘッド部
8と、前記光ヘッド部7よりのトラッキング信号及びフ
ォーカシング信号を処理するサーボ制御部28と、前記
サーボ制御部28の信号で光ヘッド部7と磁気ヘッド部
8とをアクチュエートさせるサーボ機構部9と、前記磁
気ヘッド部8を用いてユーザデータを記録再生処理する
R/W信号処理部10とで構成している。
【0016】さて、図2に示す通り、再生時、情報記録
媒体2に予め形成された溝3を用いて、光ヘッド部7が
フォーカスをかけて高さを安定させ、トラッキングをか
けて所定のシリンダ上に位置決めを行う。又、前記ID
部4は予めマスタリングされており、前記光ヘッド部7
にて光検出され、R/W信号処理部10でID情報が検
出される。前記ユーザデータ部5上のユーザデータに関
しては、磁気ヘッド部8にて検出され、更に、検出され
た信号は、R/W信号処理部10にて処理される。読み
込み時のタイミングは、前記R/W信号処理部10に
て、ID情報とユーザデータの切替処理が行われる。
媒体2に予め形成された溝3を用いて、光ヘッド部7が
フォーカスをかけて高さを安定させ、トラッキングをか
けて所定のシリンダ上に位置決めを行う。又、前記ID
部4は予めマスタリングされており、前記光ヘッド部7
にて光検出され、R/W信号処理部10でID情報が検
出される。前記ユーザデータ部5上のユーザデータに関
しては、磁気ヘッド部8にて検出され、更に、検出され
た信号は、R/W信号処理部10にて処理される。読み
込み時のタイミングは、前記R/W信号処理部10に
て、ID情報とユーザデータの切替処理が行われる。
【0017】図3は本発明の光サーボ方式の磁気記録装
置の詳細ブロック図であり、光信号サーボ方式を使用し
た磁気記録装置1の光ヘッド部7は、情報記録媒体2の
溝部3及びID部4に照射するための半導体レーザ11
と、前記半導体レーザ11を平行光にするコリメートレ
ンズ12と、集光されたレーザ光6の反射光を偏光させ
るハーフミラー14と、前記反射光を検出する光検出器
15とで構成している。更に、本発明の磁気記録装置
は、前記光検出器15で得られた信号に基づきフォーカ
シング制御するサーボ制御部28の差信号制御部16
と、トラッキング制御する和信号制御部17と、前記差
信号制御部16と和信号制御部17との出力信号をもと
に、光ヘッド部7と磁気ヘッド部8にフィードバックを
かけアクチュエートさせるサーボ機構部9と、光ヘッド
部7で検出したID部4のデータを読み出すためのR/
W信号処理部10内の総和信号処理部18とを備えてい
る。又、磁気ヘッド部8は、書き込み時に、R/W信号
処理部10内のライトデータ部19より出力される書き
込みデータを増幅するプリアンプ部20と、ライトヘッ
ド21と、磁気記録媒体2のランド上のユーザーデータ
部5のユーザデータを読み出すリードヘッド22と、前
記リードヘッド22より読み出した信号をプリアンプ部
20で増幅した後、データ処理するR/W信号処理部1
0のリードデータ処理部23とで構成されている。
置の詳細ブロック図であり、光信号サーボ方式を使用し
た磁気記録装置1の光ヘッド部7は、情報記録媒体2の
溝部3及びID部4に照射するための半導体レーザ11
と、前記半導体レーザ11を平行光にするコリメートレ
ンズ12と、集光されたレーザ光6の反射光を偏光させ
るハーフミラー14と、前記反射光を検出する光検出器
15とで構成している。更に、本発明の磁気記録装置
は、前記光検出器15で得られた信号に基づきフォーカ
シング制御するサーボ制御部28の差信号制御部16
と、トラッキング制御する和信号制御部17と、前記差
信号制御部16と和信号制御部17との出力信号をもと
に、光ヘッド部7と磁気ヘッド部8にフィードバックを
かけアクチュエートさせるサーボ機構部9と、光ヘッド
部7で検出したID部4のデータを読み出すためのR/
W信号処理部10内の総和信号処理部18とを備えてい
る。又、磁気ヘッド部8は、書き込み時に、R/W信号
処理部10内のライトデータ部19より出力される書き
込みデータを増幅するプリアンプ部20と、ライトヘッ
ド21と、磁気記録媒体2のランド上のユーザーデータ
部5のユーザデータを読み出すリードヘッド22と、前
記リードヘッド22より読み出した信号をプリアンプ部
20で増幅した後、データ処理するR/W信号処理部1
0のリードデータ処理部23とで構成されている。
【0018】図4は、情報記録媒体上2のプリフォーマ
ットした状態を示す模式図であり、ID部41、42、
43が周方向に数箇所記録され、ID部の1個に対し
て、ユーザデータ部5は、数個のセクタ領域104、1
05、106で構成している。図5は、データ再生記録
時におけるID部4に対応したセクタ部104、10
5、106のシークタイミングについて示したものであ
る。ID部4は、DATAマーク120、シリンダ番号
(アドレス)130、セクタアドレス140から構成さ
れており、サーボ制御によって、位置決め制御用の制御
信号であるDATAマーク120が認識されれば、DA
TAパルス150を発生させ、次に、シリンダ130及
びセクタアドレス140を認識させ、現在位置が把握さ
れる。前記DATAパルス150に同期したセクタ毎の
間隔でパルスを生成させることにより、1発目のパルス
160でセクタ104が検出され、2発目のパルス16
1で、セクタ105のデータ領域を認識することができ
る。
ットした状態を示す模式図であり、ID部41、42、
43が周方向に数箇所記録され、ID部の1個に対し
て、ユーザデータ部5は、数個のセクタ領域104、1
05、106で構成している。図5は、データ再生記録
時におけるID部4に対応したセクタ部104、10
5、106のシークタイミングについて示したものであ
る。ID部4は、DATAマーク120、シリンダ番号
(アドレス)130、セクタアドレス140から構成さ
れており、サーボ制御によって、位置決め制御用の制御
信号であるDATAマーク120が認識されれば、DA
TAパルス150を発生させ、次に、シリンダ130及
びセクタアドレス140を認識させ、現在位置が把握さ
れる。前記DATAパルス150に同期したセクタ毎の
間隔でパルスを生成させることにより、1発目のパルス
160でセクタ104が検出され、2発目のパルス16
1で、セクタ105のデータ領域を認識することができ
る。
【0019】図6は、W/R処理を行うための具体的な
構成を示すものである。まず、パソコン(コントロー
ラ)よりW/Rの命令が出されると、回路G/A1で
は、ディスク回転に同期したインデックスパルスと前記
インデックスパルスに同期したR/W信号処理部10か
らのデータパルスを基にセクタパルスを生成し、回路G
/A2では、前記セクタパルスより、書き込み時には、
WG(ライトゲート)、読み込み時には、RG(リード
ゲート)を出力させ、R/W信号処理部10が、それぞ
れW/Rモードに入る。
構成を示すものである。まず、パソコン(コントロー
ラ)よりW/Rの命令が出されると、回路G/A1で
は、ディスク回転に同期したインデックスパルスと前記
インデックスパルスに同期したR/W信号処理部10か
らのデータパルスを基にセクタパルスを生成し、回路G
/A2では、前記セクタパルスより、書き込み時には、
WG(ライトゲート)、読み込み時には、RG(リード
ゲート)を出力させ、R/W信号処理部10が、それぞ
れW/Rモードに入る。
【0020】前記R/W信号処理部10より、ライト時
は、WD(ライトデータ)が出力され、プリアンプ20
を介して記録媒体2に書き込まれ、リード時は、記録媒
体2からの出力はプリアンプ20を介してR/W信号処
理部10で処理される。サーボ機構(アクチュエート)
に関しては、パソコンからのID情報命令と光検出器1
5からのサーボ信号とで、半径方向の位置決め信号のや
り取りが行われ、シークモードに入り、サーボ機構部9
でフォーカシング及びトラッキングされる。
は、WD(ライトデータ)が出力され、プリアンプ20
を介して記録媒体2に書き込まれ、リード時は、記録媒
体2からの出力はプリアンプ20を介してR/W信号処
理部10で処理される。サーボ機構(アクチュエート)
に関しては、パソコンからのID情報命令と光検出器1
5からのサーボ信号とで、半径方向の位置決め信号のや
り取りが行われ、シークモードに入り、サーボ機構部9
でフォーカシング及びトラッキングされる。
【0021】なお、ID部4は径に対して放射状に配置
せずに、ブロック単位で周波数一定のプリフォーマット
の状態で配置してもよい。又、全てのセクタ毎にシリン
ダ及びセクタアドレス情報を記録するのではなく、記録
再生時間、シーク時間に応じてID情報を挿入するよう
に構成してもよい。
せずに、ブロック単位で周波数一定のプリフォーマット
の状態で配置してもよい。又、全てのセクタ毎にシリン
ダ及びセクタアドレス情報を記録するのではなく、記録
再生時間、シーク時間に応じてID情報を挿入するよう
に構成してもよい。
【0022】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したので、I
D情報再生時において、バルクハウゼンノイズ、非対象
変動大がなくなる。これにより、シリンダ部、アドレス
部、データ部等の未検出等の不具合が妨げる。又、ID
情報をセクタ毎に入れない構成にすることで、データ領
域の拡大が計れ、高密度記録が可能になる。
D情報再生時において、バルクハウゼンノイズ、非対象
変動大がなくなる。これにより、シリンダ部、アドレス
部、データ部等の未検出等の不具合が妨げる。又、ID
情報をセクタ毎に入れない構成にすることで、データ領
域の拡大が計れ、高密度記録が可能になる。
【図1】本発明の光サーボ信号方式の磁気記録装置の構
成図である。
成図である。
【図2】本発明の磁気記録装置の媒体のプリフォーマッ
トの模式図である。
トの模式図である。
【図3】本発明の光サーボ信号方式の磁気記録装置の具
体例の図である。
体例の図である。
【図4】本発明の磁気記録装置において、記録媒体のプ
リフォーマットの具体例を示す図である。
リフォーマットの具体例を示す図である。
【図5】本発明の記録再生時のシークタイミングを示す
図である。
図である。
【図6】リード、ライト処理の具体的構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図7】第1の従来技術を示す図である。
【図8】第2の従来技術を示す図である。
【図9】第3の従来技術を示す図である。
1 磁気記録装置 2 磁気記録媒体 3 溝部(溝) 4、41、42、43 ID部(IDフィールド) 5 ユーザデータ部 7 光ヘッド部 8 磁気ヘッド部 10 R/W信号処理部 28 サーボ制御部 104、105、106 セクタ領域 120 データマーク 130 シリンダ番号(シリンダアドレス) 140 アドレスデータ
Claims (8)
- 【請求項1】 磁気記録媒体に溝を形成しこの溝をトラ
ッキングすることで磁気ヘッドを光学的にトラッキング
可能にした磁気記録媒体において、 データを記録するトラック上にIDフィールドを光検出
するための凹状のピットを形成し、このピットを用いて
前記磁気記録媒体へのリード、ライト制御を可能にした
ことを特徴とする光サーボ方式の磁気記録媒体。 - 【請求項2】 前記IDフィールドには、シリンダアド
レスとセクタアドレスとが記録されていることを特徴と
する請求項1記載の光サーボ方式の磁気記録媒体。 - 【請求項3】 前記磁気記録媒体には、ヘッドの位置決
め制御用の制御信号とシリンダアドレスとセクタアドレ
スとが記録された第1のIDフィールドと、前記IDフ
ィールドにヘッドの位置決め制御用の制御信号のみが記
録された第2のIDフィールドとを混在させたことを特
徴とする請求項1又は2記載の光サーボ方式の磁気記録
媒体。 - 【請求項4】 前記ピットは、前記磁気記録媒体上に予
め形成されていることを特徴とする請求項1乃至3記載
の光サーボ方式の磁気記録媒体。 - 【請求項5】 磁気記録媒体に溝を形成しこの溝をトラ
ッキングすることで磁気ヘッドを光学的にトラッキング
可能にした磁気記録媒体において、 データを記録するトラック上に予めIDフィールドを光
検出するためのピットを形成し、このピットを用いて前
記磁気記録媒体へのリード、ライト制御を行うことを特
徴とする光サーボ方式の磁気記録媒体のデータの記録方
法。 - 【請求項6】 光サーボ方式の磁気記録装置において、 磁気記録媒体に形成した溝を光学的に検出すると共に、
トラック上に形成したピットを光検出する光ヘッドを磁
気ヘッドに一体的に設けたことを特徴とする光サーボ方
式の磁気記録装置。 - 【請求項7】 磁気記録媒体に溝を形成しこの溝をトラ
ッキングすることで磁気ヘッドを光学的にトラッキング
可能にした光サーボ方式の磁気記録装置において、 データを記録するトラック上にIDフィールドを光検出
するためのピットを形成し、このピットを利用し前記磁
気ヘッドのリード、ライト制御を行うことを特徴とする
光サーボ方式の磁気記録装置のヘッドの制御方法。 - 【請求項8】 前記ピット内に記録されたIDフィール
ドのデータマークを検出してデータパルスを出力すると
共に、このデータパルスに続いて出力されるセクタパル
スを計数して前記磁気ヘッドのシリンダ上の位置を制御
することを特徴とする請求項7記載の光サーボ方式の磁
気記録媒体上のヘッドの制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32991497A JP3145975B2 (ja) | 1997-12-01 | 1997-12-01 | 光サーボ方式の磁気記録媒体とその制御データの記録方法、及び光サーボ方式の磁気記録装置とそのヘッドの制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32991497A JP3145975B2 (ja) | 1997-12-01 | 1997-12-01 | 光サーボ方式の磁気記録媒体とその制御データの記録方法、及び光サーボ方式の磁気記録装置とそのヘッドの制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11161928A true JPH11161928A (ja) | 1999-06-18 |
JP3145975B2 JP3145975B2 (ja) | 2001-03-12 |
Family
ID=18226683
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32991497A Expired - Fee Related JP3145975B2 (ja) | 1997-12-01 | 1997-12-01 | 光サーボ方式の磁気記録媒体とその制御データの記録方法、及び光サーボ方式の磁気記録装置とそのヘッドの制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3145975B2 (ja) |
-
1997
- 1997-12-01 JP JP32991497A patent/JP3145975B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3145975B2 (ja) | 2001-03-12 |
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Date | Code | Title | Description |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |