JPH11161706A - スケジュール表統合管理運用方式 - Google Patents

スケジュール表統合管理運用方式

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JPH11161706A
JPH11161706A JP32669497A JP32669497A JPH11161706A JP H11161706 A JPH11161706 A JP H11161706A JP 32669497 A JP32669497 A JP 32669497A JP 32669497 A JP32669497 A JP 32669497A JP H11161706 A JPH11161706 A JP H11161706A
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JP
Japan
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schedule
schedule table
lan
authentication
management server
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JP32669497A
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Kimiya Tachikawa
仁也 立川
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】LANと電話網とを結び付けLAN上のスケジ
ュール表を双方から参照および更新可能とし組織として
の有効活用や新サービスの展開を容易にする。 【解決手段】LAN1とPBX40との間にプロトコル
変換部30を設け、スケジュール管理サーバ20に格納
されているスケジュール表の参照,更新を電話からも可
能としている。認証サーバ10は認証データベース11
に個人識別データを格納している。電話によるスケジュ
ール表の参照,更新の要求はPBX40の特定番号に着
呼し、プロトコル変換部30により音声からデータに変
換され認証サーバ10によるアクセス権の確認の後、対
象のスケジュール表がスケジュール管理サーバ20から
呼び出され、その中の指定日時のデータがプロトコル変
換部30で音声変換されてPBX40から回答される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスケジュール表統合
管理運用方式に関し、特にLANと内線電話網とを結合
してコンピュータで作成した個人のスケジュール表をL
AN及び電話網で統合的に管理し活用するスケジュール
表統合管理運用方式に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、LANなどのコンピュータネット
ワークと構内交換機(PBX)に接続された内線電話網
とを結び付け、LAN上のデータを音声に変換して電話
機にリンクさせる技術が開発されてきている。例えば、
特開平4―310049号公報には、LAN上のワーク
ステーションで作成したスケジュールデータを参照し、
音声に変換して電話機に送出する「構内交換機の不在案
内方式」が記載されている。この方式は、ワークステー
ションで登録したスケジュールデータをLAN上のサー
バで内線電話機と1対1に対応させて管理し、不在設定
した内線電話機に着信した呼に対して、対応するスケジ
ュールデータを検索してその日のその時刻の行き先等を
文字データから音声メッセージに変換して合成音声で発
呼者に知らせる不在案内サービスシステムである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した構内交換機の
不在案内方式は、LAN上に蓄えられている文字データ
を音声に変換して電話網に送信するものであるが、不在
設定した人のコンピュータに登録した現時点のスケジュ
ールを電話で聞くことができるだけであり、任意の日時
のスケジュールを聞くことはできない。この方式を拡張
することにより、LAN上のスケジュールデータ中の任
意の日時のデータを会社を離れた外部から電話で直接確
認することは比較的容易に実現できると考えられるが、
音声データをコンピュータで使用する文字またはコード
データに変換する手段を持たないため、会社のLAN上
に格納されている自分のスケジュールデータを外部から
電話で更新することはできない。
【0004】LAN上に作成された個人のスケジュール
データは、上述した不在案内サービスや本人による利用
のみならず、他人のスケジュールをその人が不在の場合
でも確認できるなど、会社などの組織としての種々の活
用の仕方が考えられる。このような場合には、個人のス
ケジュール表を他人にも公開する必要があるが、同一L
ANに接続されているすべての人に無条件に検索,参照
させることには問題がある。更に、スケジュール表の更
新管理を確実に行う必要があり、外出先などのLANに
直接アクセスできない場所からでも電話で更新でき、本
人のみならず秘書や上司など限られた他人が更新を行え
るようにすることも必要となる。
【0005】本発明の目的は、LAN上にコンピュータ
で作成された個人のスケジュール表を、本人のみでなく
組織としても有効に活用するために、LANと電話網と
を結び付けて電話による参照および更新を可能とし、且
つセキュリティにも配慮したLAN上の個人のスケジュ
ール表を統合的に管理し活用するスケジュール表統合管
理運用方式を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1のスケジュール
表統合管理運用方式は、コンピュータネットワークであ
るLANと内線電話網とを結合しコンピュータで作成し
た個人のスケジュール表を前記LAN及び電話網で統合
的に管理し活用するスケジュール表統合管理運用方式で
あって、前記内線電話網を制御し公衆電話網との接続を
行うPBXと、前記LAN上に設けられたスケジュール
表を集中管理するスケジュール管理サーバと、前記LA
N上に設けられ前記スケジュール管理サーバに格納され
ているスケジュール表へのアクセス権の認証を行う認証
サーバと、前記PBXとLANとの間に接続され音声と
データとの相互変換を行って前記PBXの特定番号に着
呼する音声によるスケジュール表に対する参照,更新要
求を処理するプロトコル変換部とを備えて構成されてい
る。
【0007】請求項2のスケジュール表統合管理運用方
式は、請求項1記載のスケジュール表統合管理運用方式
において、前記認証サーバが、前記スケジュール管理サ
ーバに格納されているスケジュール表を参照できる人の
個人識別番号が登録された認証用データベースを備え、
アクセス要求者により入力された個人識別番号を前記認
証用データベースと照合しアクセス権の認証を行うこと
を特徴としている。
【0008】請求項3のスケジュール表統合管理運用方
式は、請求項1記載のスケジュール表統合管理運用方式
において、前記認証サーバが、前記スケジュール管理サ
ーバに格納されているスケジュール表を参照できる人の
個人識別番号と部署識別番号とが登録された認証用デー
タベースを備え、アクセス要求者により入力された個人
識別番号と部署識別番号とを前記認証用データベースと
照合しアクセス権の認証を行うことを特徴としている。
【0009】請求項4のスケジュール表統合管理運用方
式は、請求項2記載のスケジュール表統合管理運用方式
において、前記認証サーバが、前記スケジュール管理サ
ーバに格納されている各スケジュール表ごとに参照のみ
を許可する人,参照および更新を許可する人を登録した
管理用データベースを備え、アクセス要求の種類に対応
した認証を行うことを特徴としている。
【0010】請求項5のスケジュール表統合管理運用方
式は、請求項1,請求項2,請求項3又は請求項4記載
のスケジュール表統合管理運用方式において、不在時の
連絡方法を登録する項を前記スケジュール管理サーバに
格納されているスケジュール表に設け、当該スケジュー
ル表の参照者に個人の都合に合わせた連絡方法を通知で
きるようにしたことを特徴としている。
【0011】請求項6のスケジュール表統合管理運用方
式は、請求項1,請求項2,請求項3,請求項4又は請
求項5記載のスケジュール表統合管理運用方式におい
て、前記PBX内に、内線電話番号と個人名とを対応さ
せて登録しておき、不在設定が行われた場合に該当する
内線電話番号に着呼があると前記スケジュール管理サー
バに格納されている該当するスケジュール表中の着呼日
時の情報を不在メッセージとして音声応答する自動不在
案内送出手段を備えたことを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0013】図1は、本発明の第1の実施の形態の構成
を示すブロック図である。図1を参照すると、本実施形
態のスケジュール表統合管理運用方式は、コンピュータ
ネットワークを構成するLAN1と、公衆電話網2に接
続され内線電話網を制御するPBX40と、LAN1上
に設置されている認証サーバ10及びスケジュール管理
サーバ20と、PBX40とLAN1との間に設置され
データと音声との相互変換を行いスケジュール表に関す
る音声による参照,更新の要求を処理するプロトコル変
換部30とを備えて構成され、LAN1には端末50,
51が、PBX40には内線電話60が、公衆電話網2
には外線電話61,62がそれぞれ接続されている。
【0014】認証サーバ10は、スケジュール管理サー
バ20に格納されているスケジュール表にアクセスでき
る人の個人識別番号を登録した認証用データベース11
を備えており、入力された個人識別番号で認証用データ
ベース11を検索し、登録されている場合にはアクセス
を許可し、登録されていなければ許可しない。
【0015】スケジュール管理サーバ20は、スケジュ
ールデータベース21に個人のスケジュール表を個人識
別番号を識別キーとして集中管理しており、認証サーバ
10からのコマンドに基づいて該当するスケジュール表
の参照,登録,削除および更新(置換)等の処理を行
う。
【0016】プロトコル変換部30は、LAN1とPB
X40との間でデータから音声へ、及び音声からデータ
への変換を行い、スケジュール管理サーバ20に格納さ
れているスケジュール表の音声による参照,更新を行
う。図2は、プロトコル変換部30の構成を示すブロッ
ク図である。プロトコル変換部30は、図2に示すよう
に、PBX40との間でコマンド(又は制御信号)及び
音声データのやり取りを行う電話網向けインタフェース
部31と、LAN1との間でコマンド及びデータのやり
取りを行うLAN向けインタフェース部32と、音声と
データとの間の相互変換を実行するデータ変換部33
と、制御信号およびコマンドを抽出して解釈しデータ変
換部33を制御するコマンド解釈部34とで構成されて
いる。以上の構成により、コマンドの内容に応じて、P
BX40からの音声をデータに変換してLAN1に送出
したり、LAN1からのデータの必要な部分を抽出して
音声に変換してPBX40に送出することができ、PB
X40の特定番号に着呼する音声によるスケジュール表
の処理要求に対し、認証サーバ10及びスケジュール管
理サーバ20を制御して対応することができる。
【0017】図3は、図1の第1の実施の形態における
スケジュール表参照の手順を示したフローチャートであ
る。以下、図1及び図3を参照して本実施の形態の動作
について詳細に説明する。
【0018】LAN1上の端末50又は51からの問い
合わせの場合、スケジュール表を参照しようとする人
は、スケジュール参照用のアプリケーションを起動す
る。そして、画面の指示に従って自分を認証するための
個人識別番号(例えば社員番号)と、参照するスケジュ
ール表を特定する識別キー(氏名または個人識別番号)
とをアプリケーションに入力する(ステップS1)。ア
プリケーションは、それらを用いて認証サーバ10に問
い合わせる(ステップS2)。
【0019】又、電話を用いての問い合わせの場合、要
求者は外線電話61,62又は内線電話60から特定の
電話番号に発呼する。特定の電話番号とは、スケジュー
ル表にアクセスするために指定されている電話番号であ
る。PBX40では、この特定の電話番号に着呼がある
と、プロトコル変換部30を呼び出して回線を接続す
る。回線が接続されると、プロトコル変換部30は、音
声ガイドにより発信者の個人識別番号(数字と記号の任
意の組合せによる),参照するスケジュール表を特定す
る識別キー(氏名または個人識別番号)及び参照したい
日時の入力を順次要求し、これに対して受信した音声応
答をデータ変換してLAN上の認証サーバ10に問い合
わせる(ステップS1,ステップS2)。
【0020】問い合わせを受けた認証サーバ10は、ま
ず、要求者の個人識別番号により認証用データベース1
1を検索し(ステップS3)、登録されていなければ参
照を拒否する(ステップS4)。登録されていた場合に
は、スケジュール管理サーバ20にスケジュール表を特
定する識別キー(個人識別番号)を送り、スケジュール
データを取り出すよう指令する(ステップS5)。この
とき、認証サーバ10が要求者から受け取ったスケジュ
ール表を特定する識別キーが氏名であっても、認証サー
バ10は対照表により個人識別番号に変換してスケジュ
ール管理サーバ20に送る。
【0021】スケジュール管理サーバ20は、送られて
きた識別キーにより、スケジュールデータベース21を
検索する(ステップS6)。該当するスケジュール表が
存在する場合には、認証サーバ10からのコマンドに対
する応答としてスケジュール表のデータを認証サーバ1
0に送信する。該当するスケジュール表が存在しない場
合には、認証サーバ10に存在しないことを報告する
(ステップS7)。
【0022】認証サーバ10は、スケジュール管理サー
バ20からスケジュール表のデータを受信すると、その
データを問い合わせ元の端末50,51又はプロトコル
変換部30に送る(ステップS8)。該当するスケジュ
ール表が存在しないとの回答をスケジュール管理サーバ
20から受けた場合は、問い合わせ先に該当する情報が
ないことを通知する。
【0023】要求が電話による場合には、スケジュール
表のデータを受信したプロトコル変換部30は、先に入
力された指定日時によりスケジュール表から該当する日
時のデータを抽出し(ステップS10)、抽出したデー
タを音声に変換しPBX40から発信者に通知する(ス
テップS11)。
【0024】以上がスケジュール表を参照する場合の処
理手順であるが、認証用サーバ10が個人識別番号を登
録した認証用データベース11のみを備えた図1の第1
の実施の形態では、スケジュール表の更新は本人のみが
行える。
【0025】本人がスケジュールの変更を電話で行う場
合には、プロトコル変換部30にスケジュール表の更新
要求であることを指示する必要がある。このためには、
参照と更新とで別々の特定番号を使用してもよいが、プ
ロトコル変換部30からの参照か更新かの質問に「は
い」又は「いいえ」で応答することによっても容易に行
える。プロトコル変換部30は、スケジュール管理サー
バ20から要求者本人のスケジュール表を読み出した
後、修正する日時,場所,連絡方法を順番に問い合わせ
る。スケジュール表には、図4に示すように、不在とな
る日時と、その際の行き先の場所と、指定する連絡方法
と、電話転送の場合の転送先の電話番号とが記録されて
いる。問い合わせに対して回答した修正日時のデータが
読み出したスケジュール表に存在すれば、削除か否かを
質問し、削除でなければ場所,連絡方法の入力を要請
し、入力された音声を文字データに変換してスケジュー
ル表を修正する。そして、修正したスケジュール表をス
ケジュール管理サーバ20に送信して更新を指示する。
スケジュール管理サーバ20は、修正されたスケジュー
ル表により従前のスケジュール表を置換して更新し、更
新が終了するとプロトコル変換部30に通知する。プロ
トコル変換部30は終了通知を受け取ると、PBX40
を介して音声ガイドで終了したことを告げ回線を切断す
る。
【0026】次に、具体的な例を用いて本実施の形態の
動作を説明する。図5は、Aさんが電話でBさんのスケ
ジュールを問い合わせる場合の処理インタフェースの説
明図であって、動作の順序と遷移の方向とを示したもの
である。Aさんが、Bさんの指定日時(1997/04
/08の14:00)のスケジュールを問い合わせるも
のとして説明する。
【0027】(1)まず、AさんがBさんのスケジュー
ルを参照するために、PBXの特定番号に電話をかけて
くる。(2)PBXは、その回線をプロトコル変換部に
接続する。(3)プロトコル変換部は、Aさんに対し
て、要求者を識別するための認証キー,参照したい相手
の識別キー,参照する日時を入力するように音声ガイド
で指示する。(4)Aさんは、自分の個人識別番号と、
Bさんの氏名と、参照したい日時が1997/04/0
8の14:00であることを入力する。(5)プロトコ
ル変換部は、その音声をLANのデータに変換して、要
求者の認証キーとしてのAさんの個人識別番号と、スケ
ジュール表を特定する識別キーであるBさんの氏名とを
用い認証サーバに問い合わせる。(6)認証サーバは、
認証用データベースを検索し、Aさんの個人識別番号が
存在していれば、スケジュール管理サーバに対してスケ
ジュール表を特定する識別キーとしてBさんの氏名を個
人識別番号に変換して送る。(7)スケジュール管理サ
ーバは、Bさんのスケジュール表を取り出して認証サー
バに送る。(8)認証サーバは、スケジュール表をプロ
トコル変換部に送る。(9)プロトコル変換部は、Aさ
んから指定された日時を基にBさんのスケジュール表の
データを検索し、行き先を示す場所の文字データを音声
に変換してAさんに回答する。図4によれば、1997
/04/08の14:00には、BさんはH社のH.S
さんと打合せしていることになっているので、その情報
を音声変換してAさんに対して音声で回答を行う。
【0028】なお、スケジュールの問い合わせを行う指
定日時は現在時刻とは限らないが、現在時刻の場合に
は、プロトコル変換部30は、(10)Aさんに対して
『Bさんに連絡すること』があるかと音声ガイドで問い
合わせ、(11)これに対してAさんが『連絡したい』
と答えた場合に、(12)スケジュール表の転送方法の
項の指示に従ってPBXにVoicemailサービス
を起動させ、(13)Aさんが音声メッセージを送り終
わったら接続を切るなどのサービスを行わせることもで
きる。
【0029】上述の説明では、認証データベースにはス
ケジュール表にアクセスできる人の個人識別番号が登録
されているものとした。認証データベースは、アクセス
を要求する人を識別するための個人識別情報を記録した
ものであればよいが、氏名等の情報よりも個人識別番号
が確実であり処理も容易で、組織外の人による悪用を防
止するためにも有効である。しかし、より確実な保証を
要求する場合には、個人識別番号のみでは十分でないの
でパスワードと併用する方がよい。参照する相手(スケ
ジュール表)を特定するための識別情報としては、個人
識別番号よりも氏名等の一般的なものがよい。なお、認
証サーバで使用する識別情報が個人識別情報のみの場合
には、参照する相手を制限することは困難であるが、個
人識別情報のほかに部課識別番号を併用することにすれ
ば、参照できる相手を組織単位で制限することも可能と
なる。
【0030】図6は、本発明の第2の実施の形態の構成
を示すブロック図である。この第2の実施の形態を前述
の図1の第1の実施の形態と比較すると、認証サーバ1
0aが認証用データベース11に加え管理用データベー
ス12を備えており、PBX40aが自動不在案内送出
手段41を備えている点が異なっている。この第2の実
施の形態は、個人のスケジュール表の更新操作を本人以
外の特定の人にも拡げることにより、組織的なスケジュ
ール表の活用を可能としたものである。
【0031】管理用データベース12は、スケジュール
表ごとに参照のみを許可する人,参照および更新を許可
する人を登録したものであり、スケジュール表の更新を
本人以外の特定の人にも許可し、例えば上司が部下のス
ケジュールを設定したり、秘書が上司のスケジュール表
を作成したりすることを可能とする。図7は、管理用デ
ータベース12のデータ構成の例で、マトリックス状に
アクセス権の種類が設定されている。図7の例では、1
は参照,更新が可能、2は参照のみ可能、3は参照も不
可を表している。
【0032】参照を行う場合の全体の処理は、第1の実
施の形態とほぼ同様であるが、プロトコル変換部30か
ら発信者の個人識別番号追およびスケジュール表を特定
する識別キーを受けた認証サーバ10aが、個人識別番
号により認証用データベース11を検索して登録されて
いることを確認した後、個人識別番号とスケジュール表
を特定する識別キーで管理用データベース12を検索
し、要求されているアクセス種別(参照か更新か)に対
する許可を確認した後、スケジュール管理サーバ20に
スケジュール表を特定する識別キーを送り、該当するス
ケジュール表を取り出すよう指令する点が異なってい
る。第1の実施の形態について説明したAさんがBさん
のスケジュールを参照する場合には、管理用データベー
ス12のデータが図7であると、AさんはBさんのスケ
ジュール表を参照することは許可されるが、更新は許可
されないことになる。
【0033】自動不在案内送出手段41は、スケジュー
ル表を活用して不在時の着呼に対する不在案内メッセー
ジを自動送出する。すなわち、内線電話番号と個人名
(個人識別番号)とを対応させて登録しておき、離席の
場合に電話機の特定ボタンを押す等の操作で不在設定を
すると、その内線電話番号に着呼があった場合に、スケ
ジュール管理サーバ20に格納されている該当する個人
のスケジュール表を無条件に読み出し、その中の着呼時
刻のデータを抽出して音声変換し、電話回線に不在案内
メッセージとして送出する。このとき、スケジュール表
に連絡方法の記録があれば、その内容に応じて音声ガイ
ドによる通知を行ったの後に電話転送またはVoice
mailサービスを行う。
【0034】なお、不在設定を行わなかった場合でも、
あらかじめ設定した回数の呼び出し音が鳴っても応答が
ないときは、スケジュール表を呼び出してその時刻のデ
ータを検索し、不在データが登録がされていない場合に
は、短時間の離席と判断してその旨を告げる案内メッセ
ージを回答するなどのサービスも可能である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のスケジュ
ール表統合管理運用方式は、LANとPBXとの間にプ
ロトコル変換部を設け、LAN上のスケジュール表の参
照,更新等の処理をコンピュータからだけでなく電話で
も可能とすると共に、認証サーバにより参照,更新等の
管理も行えるようにしたため、スケジュール表を個人的
な利用から組織としての利用に拡張し、有効に利用する
ことが可能となった。
【0036】又、スケジュール表に連絡方法を登録する
項を設けることにより、その都度本人の都合のよい連絡
方法を指定する制御ができるようになり、不在案内サー
ビスに留守録の機能や転送機能を付加することも可能と
なった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】図1のプロトコル変換部の構成を示すブロック
図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の参照処理の手順を
示すフローチャートである。
【図4】本発明で使用するスケジュール表の一例を示す
説明図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態の参照処理の順序と
遷移状態の説明図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。
【図7】図6に示した管理用データベースのデータ構成
の説明図である。
【符号の説明】
1 LAN 2 公衆電話網 10 認証サーバ 11 認証用データベース 12 管理用データベース 20 スケジュール管理サーバ 21 スケジュールデータベース 30 プロトコル変換部 31 電話網向けインタフェース部 32 LAN向けインタフェース部 33 データ変換部 34 コマンド解釈部 40 PBX 41 自動不在案内送出手段 50,51 端末 60 内線電話 61,62 外線電話

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータネットワークであるLAN
    と内線電話網とを結合しコンピュータで作成した個人の
    スケジュール表を前記LAN及び電話網で統合的に管理
    し活用するスケジュール表統合管理運用方式であって、
    前記内線電話網を制御し公衆電話網との接続を行うPB
    Xと、前記LAN上に設けられたスケジュール表を集中
    管理するスケジュール管理サーバと、前記LAN上に設
    けられ前記スケジュール管理サーバに格納されているス
    ケジュール表へのアクセス権の認証を行う認証サーバ
    と、前記PBXとLANとの間に接続され音声とデータ
    との相互変換を行って前記PBXの特定番号に着呼する
    音声によるスケジュール表に対する参照,更新要求を処
    理するプロトコル変換部とを備えたことを特徴とするス
    ケジュール表統合管理運用方式。
  2. 【請求項2】 前記認証サーバが、前記スケジュール管
    理サーバに格納されているスケジュール表を参照できる
    人の個人識別番号が登録された認証用データベースを備
    え、アクセス要求者により入力された個人識別番号を前
    記認証用データベースと照合しアクセス権の認証を行う
    ことを特徴とする請求項1記載のスケジュール表統合管
    理運用方式。
  3. 【請求項3】 前記認証サーバが、前記スケジュール管
    理サーバに格納されているスケジュール表を参照できる
    人の個人識別番号と部署識別番号とが登録された認証用
    データベースを備え、アクセス要求者により入力された
    個人識別番号と部署識別番号とを前記認証用データベー
    スと照合しアクセス権の認証を行うことを特徴とする請
    求項1記載のスケジュール表統合管理運用方式。
  4. 【請求項4】 前記認証サーバが、前記スケジュール管
    理サーバに格納されている各スケジュール表ごとに参照
    のみを許可する人,参照および更新を許可する人を登録
    した管理用データベースを備え、アクセス要求の種類に
    対応した認証を行うことを特徴とする請求項2記載のス
    ケジュール表統合管理運用方式。
  5. 【請求項5】 不在時の連絡方法を登録する項を前記ス
    ケジュール管理サーバに格納されているスケジュール表
    に設け、当該スケジュール表の参照者に個人の都合に合
    わせた連絡方法を通知できるようにしたことを特徴とす
    る請求項1,請求項2,請求項3又は請求項4記載のス
    ケジュール表統合管理運用方式。
  6. 【請求項6】 前記PBX内に、内線電話番号と個人名
    とを対応させて登録しておき、不在設定が行われた場合
    に該当する内線電話番号に着呼があると前記スケジュー
    ル管理サーバに格納されている該当するスケジュール表
    中の着呼日時の情報を不在メッセージとして音声応答す
    る自動不在案内送出手段を備えたことを特徴とする請求
    項1,請求項2,請求項3,請求項4又は請求項5記載
    のスケジュール表統合管理運用方式。
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JP (1) JPH11161706A (ja)

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