JPH11160624A - 顕微鏡対物レンズ - Google Patents

顕微鏡対物レンズ

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JPH11160624A
JPH11160624A JP9343658A JP34365897A JPH11160624A JP H11160624 A JPH11160624 A JP H11160624A JP 9343658 A JP9343658 A JP 9343658A JP 34365897 A JP34365897 A JP 34365897A JP H11160624 A JPH11160624 A JP H11160624A
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JP
Japan
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lens
refractive power
object side
positive refractive
surface facing
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JP9343658A
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English (en)
Inventor
Kunio Shimada
邦夫 島田
Kanjin Miyazaki
敢人 宮崎
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UNION OPTICAL CO Ltd
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UNION OPTICAL CO Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的少ないレンズ枚数で、像周辺部で色の
コマ収差補正が十分補正された高倍率のアポクロマート
顕微鏡対物レンズを実現する。 【解決手段】 正屈折力を有する前群は、物体側より順
に正屈折力を有し物体側に凹面を向けたメニスカス形状
の第1レンズと、正屈折力を有し物体側に凹面を向けた
メニスカス形状の第2レンズと正屈折力を有する第3レ
ンズと、負屈折力を有する両凹形状の第4レンズと、正
屈折力を有する両凸形状の第5レンズを含み、負屈折力
を有する後群は、少なくとも2枚の正レンズと、少なく
とも2枚の負レンズからなり、f:全系の焦点距離、f
4 :前群中の第4レンズの焦点距離、fii:後群の焦点
距離、νp :後群中の正レンズのアッベ数の平均値、ν
n :後群中の負レンズのアッベ数の平均値とするとき、
(1)3<|f4 /f|<8 (2)2<|fii/f|<5 (3)νp <νn なる
条件を満足する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高倍率アポクロマー
ト顕微鏡対物レンズに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、顕微鏡対物レンズの設計では倍
率が高くなるほど収差の補正、特に色の球面収差や、色
のコマ収差を補正することが難しくなる。従来、150
倍ないし250倍という高倍率の顕微鏡対物レンズで
は、像周辺部における色のコマ収差の補正が十分ではな
い問題があった。又、収差の補正が困難なことから、そ
れを解消するために多くのレンズ枚数を必要とする問題
もあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の従来技
術の問題点に鑑みて創作されたものであり、150倍な
いし250倍という高倍率顕微鏡対物レンズにおいて、
像中央部における収差はもちろん、像周辺部における色
のコマ収差を良好に補正し、又、構成レンズ枚数を少な
くおさえることを目的とする。尚、本願明細書でいう、
色のコマ収差とは、各波長のコマ収差を指す。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の顕微鏡対物レン
ズは、物体側より順に、正屈折力を有する前群と、負屈
折力を有する後群とからなり、前群は、物体側より順に
正屈折力を有し物体側に凹面を向けたメニスカス形状の
第1レンズと、正屈折力を有し物体側に凹面を向けたメ
ニスカス形状の第2レンズと正屈折力を有する第3レン
ズと、負屈折力を有する両凹形状の第4レンズと、正屈
折力を有する両凸形状の第5レンズを含み、後群は、少
なくとも2枚の正レンズと、少なくとも2枚の負レンズ
からなり、 f :全系の焦点距離 f4 :前群中の第4レンズの焦点距離 fii:後群の焦点距離 νp :後群中の正レンズのアッベ数の平均値 νn :後群中の負レンズのアッベ数の平均値 とするとき、次の条件を満足することを特徴とする。 (1)3<|f4 /f|<8 (2)2<|fii/f|<5 (3)νp <νn
【0005】本発明の顕微鏡対物レンズにおいて、前群
は正屈折力を持ち、物体より発した大きなNAを持つ光
束を収斂光束に変換し、後群は負屈折力を持ち前群から
の収斂光束を平行な光束に変換する。この場合、正屈折
力の前群と負屈折力の後群を適切に配置することによ
り、必要な作動距離を確保している。又、アポクロマー
ト補正のために、光束が比較的大きくなる前群には異常
分散性を有するガラスで構成されたレンズ群が含まれて
いる。
【0006】上記の条件(1)は前群中第4レンズの焦
点距離を規定したものである。もし、条件(1)の下限
を超えると第4レンズのパワーが強くなり、アポクロマ
ート補正には有利に働くが、第4レンズによって光線が
過度に発散し、これ(第4レンズ)より像側のレンズ群
が大きくなりすぎ、同焦点距離45mmの対物レンズの実
現が困難になる。逆に、条件(1)の上限を超えると第
4レンズのパワーが足りなくなり、アポクロマート補正
が十分でなくなる更に、第4レンズに異常分散性を有す
るガラスを使用すると、アポクロマート補正により効果
がある。
【0007】上記の条件(2)と(3)は後群に関す
る。条件(2)は後群の焦点距離を規定したものであ
る。もし、条件(2)の条件の下限を超えると、後群の
負のパワーが強くなり、作動距離を長くすることが可能
となるが、輪帯球面収差が悪化してしまう。一方、条件
(2)の上限を超えると、実用的な作動距離を確保する
ことが困難になる。
【0008】次に条件(3)は後群を構成するレンズの
アッベ数を規定したものである。もし、条件(3)を満
足しないと、前群によって補正過剰になっている色収差
を打ち消すことが困難になり、特に像周辺部における色
のコマ収差が悪化してしまう。更に、後群においては最
も物体側に、物体側に凹面を向けた負レンズを配置し、
続いて正レンズを配置することが望ましい。もし、逆に
最も物体側に、物体側に凹面を向けた正レンズを配置す
ると、該正レンズの像側の凸面が強い曲率となりすぎる
ため、収差の補正やレンズの加工に不利になってしま
う。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。各
実施例は無限遠補正型の顕微鏡対物レンズとして設計さ
れている。従って、実際には結像レンズが本発明の対物
レンズの像側に配置して使用される。結像レンズの例と
して、図19にレンズ構成図を示す。図中符号、r1
・・r9 は各レンズの曲率半径、d1 ・・・d8 は各レ
ンズの厚さ、又は間隔を示す。この結像レンズの諸元は
下記の表1の通りである。表中、ne1・・・ne3はe線
(λ=546.1nm)に対する屈折率、同じくνe1
・・νe5はアッベ数である。
【0010】
【表1】
【0011】(実施例1)図1に実施例1のレンズ構成
図を示す。図中符号、r1 ・・・r25は各レンズの曲率
半径、d1 ・・・d24は各レンズの厚さ、又は間隔を示
す。前群は物体側より順に、正屈折力を有し物体側に凹
面を向けたメニスカス形状の第1レンズと、正屈折力を
有し物体側に凹面を向けたメニスカス形状の第2レンズ
と、正の屈折力を有し物体側に凹面を向けたメニスカス
形状の第3レンズと、負の屈折力を有する両凹形状の第
4レンズと、両凸形状の第5レンズと、両凸形状の接合
レンズと、物体側に凸面を向けたメニスカス形状の接合
レンズと、物体側に凸面を向けたメニスカス形状のレン
ズと、物体側に凹面を向けたメニスカス形状の接合レン
ズとからなり、このうち第3、第4、第5レンズは接合
されている。後群は物体側より順に、両凹形状の負屈折
を持つ第1レンズと、両凸形状の正屈折力をもつ第2レ
ンズと、両凹形状の負屈折力を持つ第3レンズと、像側
に凸面を向けたメニスカス形状の正屈折力を持つ第4レ
ンズとからなり、このうち、第1レンズと第2レンズ、
第3レンズと第4レンズはそれぞれ接合されている。
【0012】この実施例の諸元は下記の表2の通りであ
る。表中ne1・・・ne24 はe線(λ=546.1n
m)に対する屈折率、同じくνe1・・・νe24 はアッベ
数である。表中の倍率は前記結像レンズを用いた場合の
値であり、WDは物体面から対物レンズの最も物体側の
レンズの頂点までの光軸に沿った距離である。尚、焦点
距離fは対物レンズのみの値である。
【0013】
【表2】
【0014】この実施例の諸収差を図2として、又、像
高13における色のコマ収差を図3として示す。図中、
e、d、F、Cはそれぞれe線(λ=546.1n
m)、d線(λ=587.6nm)、F線(λ=48
6.1nm)、C線(λ=656.3nm)を表してい
る。
【0015】(実施例2)図4に実施例2のレンズ構成
図を示す。図中符号、r1 ・・・r26は各レンズの曲率
半径、d1 ・・・d25は各レンズの厚さ、又は間隔を示
す。前群は物体側より順に、正屈折力を有し物体側に凹
面を向けたメニスカス形状の第1レンズと、正屈折力を
有し物体側に凹面を向けたメニスカス形状の第2レンズ
と、正の屈折力を有し物体側に凹面を向けたメニスカス
形状の第3レンズと、負の屈折力を有する両凹形状の第
4レンズと、両凸形状の第5レンズと、両凸形状の接合
レンズと、物体側に凸面を向けたメニスカス形状の接合
レンズと、物体側に凸面を向けたメニスカス形状のレン
ズと、物体側に凹面を向けたメニスカス形状の接合レン
ズとからなり、このうち第4、第5レンズは接合されて
いる。後群は物体側より順に、両凹形状の負屈折力を持
つ第1レンズと、両凸形状の正屈折力を持つ第2レンズ
と、両凹形状の負屈折力を持つ第3レンズと、像側に凸
面を向けたメニスカス形状の正屈折力を持つ第4レンズ
とからなり、このうち第1レンズと第2レンズ、第3レ
ンズと第4レンズはそれぞれ接合されている。
【0016】この実施例の諸元は下記の表3の通りであ
る。表中ne1・・・ne25 はe線(λ=546.1n
m)に対する屈折率、同じくνe1・・・νe25 はアッベ
数である。表中の倍率は前記結像レンズを用いた場合の
値であり、WDは物体面から対物レンズの最も物体側の
レンズの頂点までの光軸に沿った距離である。尚、焦点
距離fは対物レンズのみの値である。
【0017】
【表3】
【0018】この実施例の諸収差を図5として、又、像
高13における色のコマ収差を図6として示す。図中、
e、d、F、Cはそれぞれe線(λ=546.1n
m)、d線(λ=587.6nm)、F線(λ=48
6.1nm)、C線(λ=656.3nm)を表してい
る。
【0019】(実施例3)図7に実施例3のレンズ構成
図を示す。図中符号、r1 ・・・r25は各レンズの曲率
半径、d1 ・・・d24は各レンズの厚さ、又は間隔を示
す。前群は物体側より順に、正屈折力を有し物体側に凹
面を向けたメニスカス形状の第1レンズと、正屈折力を
有し物体側に凹面を向けたメニスカス形状の第2レンズ
と、正の屈折力を有し物体側に凹面を向けたメニスカス
形状の第3レンズと、負の屈折力を有する両凹形状の第
4レンズと、両凸形状の第5レンズと、両凸形状の接合
レンズと、物体側に凸面を向けたメニスカス形状の接合
レンズと、物体側に凸面を向けたメニスカス形状のレン
ズと、物体側に凹面を向けたメニスカス形状の接合レン
ズとからなり、このうち第3、第4、第5レンズは接合
されている。後群は物体側より順に、両凹形状の負屈折
力を持つ第1レンズと、両凸形状の正屈折力を持つ第2
レンズと、像側に凹面を向け正屈折力を持つ第3レンズ
と、両凹形状の負屈折力を持つ第4レンズとからなり、
このうち第1レンズと第2レンズ、第3レンズと第4レ
ンズはそれぞれ接合されている。
【0020】この実施例の諸元は下記の表4の通りであ
る。表中ne1・・・ne24 はe線(λ=546.1n
m)に対する屈折率、同じくνe1・・・νe24 はアッベ
数である。表中の倍率は前記結像レンズを用いた場合の
値であり、WDは物体面から対物レンズの最も物体側の
レンズの頂点までの光軸に沿った距離である。尚、焦点
距離fは対物レンズのみの値である。
【0021】
【表4】
【0022】この実施例の諸収差を図8として、又、像
高13における色のコマ収差を図9として示す。図中、
e、d、F、Cはそれぞれe線(λ=546.1n
m)、d線(λ=587.6nm)、F線(λ=48
6.1nm)、C線(λ=656.3nm)を表してい
る。
【0023】(実施例4)図10に実施例4のレンズ構
成図を示す。図中符号、r1 ・・・r27は各レンズの曲
率半径、d1 ・・・d26は各レンズの厚さ、又は間隔を
示す。前群は物体側より順に、正屈折力を有し物体側に
凹面を向けたメニスカス形状の第1レンズと、正屈折力
を有し物体側に凹面を向けたメニスカス形状の第2レン
ズと、正の屈折力を有し物体側に凹面を向けたメニスカ
ス形状の第3レンズと、負の屈折力を有する両凹形状の
第4レンズと、両凸形状の第5レンズと、両凸形状の接
合レンズと、物体側に凸面を向けたメニスカス形状の接
合レンズと、物体側に凸面を向けたメニスカス形状のレ
ンズと、物体側に凹面を向けたメニスカス形状の接合レ
ンズとからなり、このうち第3、第4、第5レンズは接
合されている。後群は物体側より順に、両凹形状の負屈
折力を持つ第1レンズと、両凸形状の正屈折力を持つ第
2レンズと、両凹形状の負屈折力を持つ第3レンズと、
像側に凸面を向けたメニスカス形状の正屈折力を持つ第
4レンズとからなる。
【0024】この実施例の諸元は下記の表5の通りであ
る。表中ne1・・・ne26 はe線(λ=546.1n
m)に対する屈折率、同じくνe1・・・νe26 はアッベ
数である。表中の倍率は前記結像レンズを用いた場合の
値であり、WDは物体面から対物レンズの最も物体側の
レンズの頂点までの光軸に沿った距離である。尚、焦点
距離fは対物レンズのみの値である。
【0025】
【表5】
【0026】この実施例の諸収差を図11として、又、
像高13における色のコマ収差を図12として示す。図
中、e、d、F、Cはそれぞれe線(λ=546.1n
m)、d線(λ=587.6nm)、F線(λ=48
6.1nm)、C線(λ=656.3nm)を表してい
る。
【0027】(実施例5)図13に実施例5のレンズ構
成図を示す。図中符号、r1 ・・・r23は各レンズの曲
率半径、d1 ・・・d22は各レンズの厚さ、又は間隔を
示す。前群は物体側より順に、正屈折力を有し物体側に
凹面を向けたメニスカス形状の第1レンズと、正屈折力
を有し物体側に凹面を向けたメニスカス形状の第2レン
ズと、正の屈折力を有し物体側に凹面を向けたメニスカ
ス形状の第3レンズと、負の屈折力を有する両凹形状の
第4レンズと、両凸形状の第5レンズと、両凸形状の接
合レンズと、両凸形状の接合レンズと、物体側に凹面を
向けたメニスカス形状の接合レンズとからなり、このう
ち第3、第4、第5レンズは接合されている。後群は物
体側より順に、両凹形状の負屈折力を持つ第1レンズ
と、両凸形状の正屈折力を持つ第2レンズと、両凹形状
の負屈折力を持つ第3レンズと、像側に凸面を向けたメ
ニスカス形状の正屈折力を持つ第4レンズとからなり、
このうち第1レンズと第2レンズ、第3レンズと第4レ
ンズはそれぞれ接合されている。
【0028】この実施例の諸元は下記の表6の通りであ
る。表中ne1・・・ne22 はe線(λ=546.1n
m)に対する屈折率、同じくνe1・・・νe22 はアッベ
数である。表中の倍率は前記結像レンズを用いた場合の
値であり、WDは物体面から対物レンズの最も物体側の
レンズの頂点までの光軸に沿った距離である。尚、焦点
距離fは対物レンズのみの値である。
【0029】
【表6】
【0030】この実施例の諸収差を図14として、又、
像高13における色のコマ収差を図15として示す。図
中、e、d、F、Cはそれぞれe線(λ=546.1n
m)、d線(λ=587.6nm)、F線(λ=48
6.1nm)、C線(λ=656.3nm)を表してい
る。
【0031】(実施例6)図16に実施例6のレンズ構
成図を示す。図中符号、r1 ・・・r25は各レンズの曲
率半径、d1 ・・・d21は各レンズの厚さ、又は間隔を
示す。前群は物体側より順に、正屈折力を有し物体側に
凹面を向けたメニスカス形状の第1レンズと、正屈折力
を有し物体側に凹面を向けたメニスカス形状の第2レン
ズと、正の屈折力を有し両凸形状の第3レンズと、負の
屈折力を有し両凹形状の第4レンズと、両凸形状の第5
レンズと、両凸形状の単レンズと、両凸形状の接合レン
ズと、物体側に凹面を向けたメニスカス形状の接合レン
ズとからなり、このうち第3、第4、第5レンズは接合
されている。後群は物体側より順に、両凹形状の負屈折
力を持つ第1レンズと、両凸形状の正屈折力を持つ第2
レンズと、両凹形状の負屈折力を持つ第3レンズと、像
側に凸面を向けたメニスカス形状の正屈折力を持つ第4
レンズとからなり、このうち第1レンズと第2レンズ、
第3レンズと第4レンズはそれぞれ接合されている。
【0032】この実施例の諸元は下記の表7の通りであ
る。表中ne1・・・ne21 はe線(λ=546.1n
m)に対する屈折率、同じくνe1・・・νe21 はアッベ
数である。表中の倍率は前記結像レンズを用いた場合の
値であり、WDは物体面から対物レンズの最も物体側の
レンズの頂点までの光軸に沿った距離である。尚、焦点
距離fは対物レンズのみの値である。
【0033】
【表7】
【0034】この実施例の諸収差を図17として、又、
像高13における色のコマ収差を図18として示す。図
中、e、d、F、Cはそれぞれe線(λ=546.1n
m)、d線(λ=587.6nm)、F線(λ=48
6.1nm)、C線(λ=656.3nm)を表してい
る。
【0035】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば比較的少
ないレンズ枚数で、像周辺部で色のコマ収差補正が十分
補正された250倍ないし150倍のアポクロマート顕
微鏡対物レンズを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のレンズ構成図。
【図2】同上、諸収差図。
【図3】同上、色のコマ収差図。
【図4】本発明の実施例2のレンズ構成図。
【図5】同上、諸収差図。
【図6】同上、色のコマ収差図。
【図7】本発明の実施例3のレンズ構成図。
【図8】同上、諸収差図。
【図9】同上、色のコマ収差図。
【図10】本発明の実施例4のレンズ構成図。
【図11】同上、諸収差図。
【図12】同上、色のコマ収差図。
【図13】本発明の実施例5のレンズ構成図。
【図14】同上、諸収差図。
【図15】同上、色のコマ収差図。
【図16】本発明の実施例6のレンズ構成図。
【図17】同上、諸収差図。
【図18】同上、色のコマ収差図。
【図19】結像レンズの一例のレンズ構成図。
【符号の説明】
1 ・・・r26 各レンズの曲率半径 d1 ・・・d27 各レンズの厚さ、又は間隔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体側より順に、正屈折力を有する前群
    と、負屈折力を有する後群とからなり、前群は、物体側
    より順に正屈折力を有し物体側に凹面を向けたメニスカ
    ス形状の第1レンズと、正屈折力を有し物体側に凹面を
    向けたメニスカス形状の第2レンズと正屈折力を有する
    第3レンズと、負屈折力を有する両凹形状の第4レンズ
    と、正屈折力を有する両凸形状の第5レンズを含み、後
    群は、少なくとも2枚の正レンズと、少なくとも2枚の
    負レンズからなり、 f :全系の焦点距離 f4 :前群中の第4レンズの焦点距離 fii:後群の焦点距離 νp :後群中の正レンズのアッベ数の平均値 νn :後群中の負レンズのアッベ数の平均値 とするとき、 (1)3<|f4 /f|<8 (2)2<|fii/f|<5 (3)νp <νn なる条件を満足することを特徴とする顕微鏡対物レン
    ズ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の顕微鏡対物レンズの後群
    において、最も物体側より順に物体側に凹面を向けた負
    レンズ、続いて正レンズが配置されることを特徴とする
    顕微鏡対物レンズ。
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