JPH11160293A - 超音波プローブの劣化診断方法、劣化補正方法および超音波検査方法 - Google Patents

超音波プローブの劣化診断方法、劣化補正方法および超音波検査方法

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JPH11160293A
JPH11160293A JP9326419A JP32641997A JPH11160293A JP H11160293 A JPH11160293 A JP H11160293A JP 9326419 A JP9326419 A JP 9326419A JP 32641997 A JP32641997 A JP 32641997A JP H11160293 A JPH11160293 A JP H11160293A
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純一 梶原
Katsuyoshi Miyaji
勝善 宮路
Teru Morita
輝 森田
Toshimitsu Takahashi
利光 高橋
Takashi Kojo
隆 小條
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Abstract

(57)【要約】 【課題】超音波プローブの耐用時間を予測する。 【解決手段】超音波プローブ13から試料TPに超音波
を照射しその反射波を超音波プローブ13で受信する。
試料TPの所定深さからの反射エコー信号を抽出しその
ピーク値によって欠陥の有無を判定する。検査に先立っ
て、校正用試料に超音波を照射して校正エコー信号を取
込む。複数個の校正エコー信号の強度の低下の程度に基
づいて超音波プローブ13の劣化の程度を予測し、この
劣化特性が耐用限度として予め定められている信号強度
とクロスするポイントを求め、現時点からそのポイント
までの時間を超音波プローブ13の耐用時間として計算
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、試料の内部を検査
する超音波検査装置に用いられる超音波プローブの耐用
時間を予測したり、劣化した場合に信号を補正する技術
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、図7に示すように、モータ1
により回転する試料台2と、その試料台2にセットされ
た試料3に超音波を照射するとともに、試料3からの反
射波(反射エコー)を受信する超音波プローブ4と、受
信した反射波に基づいて試料の内部の状態を表わすAス
コープ信号を出力する信号出力回路5と、そのAスコー
プ信号波形を表示するモニタ6とを備える超音波検査装
置が知られている。試料3は2つの円筒3aと3bを互
いの端面同士をレーザ溶接して接合したものである。な
お、図7に示すように、水が満たされた水槽7内に試料
3を設置して検査が行われるので、水槽7と試料台2と
の間にはシール8が設けられている。
【0003】超音波プローブ4は音響レンズの一端面に
圧電素子を接着し、そこに電極を張り付けたものであ
る。その使用にあたっては、圧電素子にバースト信号や
インパルス信号を印加して音響レンズから超音波を試料
に向けて照射し、試料からの反射波を音響レンズを介し
て圧電素子で受信して電気信号に変換するものである。
【0004】このような超音波プローブは経年変化によ
り性能が劣化することが知られている。そこで従来は、
検査に先立って特定の距離に設置した校正用試料に超音
波を照射し、その反射波の校正用エコー信号レベルによ
って劣化の状態を把握している。たとえば、所定時間使
用した後で測定した校正用エコー信号強度レベルVuが
新品の状態で測定した校正用エコー強度信号レベルVr
となるように調節ダイアルでゲインを調節している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな調節ダイアルによる校正作業は煩雑である上、超音
波プローブの耐用時間を予測することができないので、
使用中の超音波プローブがどの程度使用に耐えるかを予
測することは難しかった。
【0006】本発明の第1の目的は、超音波プローブの
耐用時間を予測するようにした超音波プローブの劣化診
断方法を提供することにある。本発明の第2の目的は、
超音波プローブの受信信号が劣化によって変動しないよ
うにした超音波プローブの劣化補正方法を提供すること
にある。本発明の目的は、超音波プローブの受信信号の
なかから抽出された特定の抽出信号が劣化によって変動
しないようにした超音波検査方法を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】一実施の形態を示す図
1、図2および図4に対応付けて説明する。 (1)請求項1の発明は、試料TPに超音波を照射しそ
の反射波を受信してエコー信号を出力する超音波プロー
ブ13の劣化診断方法に適用される。そして、校正用試
料に超音波プローブ13から超音波を照射したときに超
音波プローブ13から出力される校正用エコー信号を記
憶する工程と、記憶工程を時間をおいて複数回行って得
られた校正用エコー信号の時系列データに基づいて超音
波プローブ13の劣化特性曲線を予測する工程と、この
劣化特性曲線に基づいて超音波プローブ13の耐用時間
を算出する工程とを備えることにより、上記目的を達成
する。 (2)請求項2の発明は、請求項1の劣化診断方法にお
いて、劣化特性曲線が超音波プローブ13の使用限度を
表わす信号強度とクロスするポイントを検出して現時点
からの耐用時間を算出することを特徴とする。 (3)請求項3の発明は、試料TPに超音波を照射しそ
の反射波を受信する超音波プローブ13の劣化補正方法
に適用される。そして、校正用試料に超音波プローブ1
3から超音波を照射したときに超音波プローブ13から
出力される校正用エコー信号を記憶する工程と、記憶工
程を時間をおいて複数回行って得られた校正用エコー信
号の時系列データに基づいてその強度比を算出して超音
波プローブ13の出力信号を補正する工程とを備えるこ
とにより、上記目的を達成する。 (4)請求項4の発明は、請求項3の劣化補正方法にお
いて、強度比を、複数個の校正用エコー信号のうち超音
波プローブ13が所定以上の性能を有するときに得られ
た校正用エコー信号と現時点で得られた校正用エコー信
号との強度比としたものである。 (5)請求項5の発明は、超音波プローブ13から試料
TPに超音波を照射し、試料TPからの反射波を超音波
プローブ13で受信し、受信した反射波に基づいて試料
TPの内部の状態を表わす検査信号を出力する超音波検
査方法に適用される。そして、校正用試料に超音波プロ
ーブ13から超音波を照射したときに超音波プローブ1
3から出力される校正用エコー信号を記憶する工程と、
記憶工程を時間をおいて複数回行って得られた校正用エ
コー信号の時系列データに基づいてその強度比を算出し
て検査信号を補正する工程とを備えることにより、上記
目的を達成する。 (6)請求項6の発明は、請求項5の超音波検査方法に
おいて、強度比を、複数個の校正用エコー信号のうち超
音波プローブ13が所定以上の性能を有するときに得ら
れた校正用エコー信号と現時点で得られた校正用エコー
信号との強度比としたものである。
【0008】なお、記課題を解決するための手段の項で
は、本発明を分かり易くするために実施の形態の図を用
いたが、これにより本発明が実施の形態に限定されるも
のではない。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について詳細に説明する。図1は本発明によ
る劣化診断方法、劣化補正方法および検査方法が適用さ
れた超音波検査装置を示している。この超音波検査装置
は、試料TPがセットされる試料台11と、この試料台
11を回転駆動するモータ12と、超音波信号を試料T
Pに向けて照射するとともに試料TPからの反射波を受
信する超音波プローブ13と、超音波プローブ13で受
信した反射波信号(以後、エコー信号と呼ぶ)を増幅し
て検波する増幅検波回路14と、この増幅検波回路14
から出力されるエコー信号のうち予め定められたゲート
期間内におけるピーク値を検出するピーク検出回路15
と、CPU、メモリ、A/D変換器、D/A変換器など
の周辺機器で構成される制御回路16と、エコー信号を
Aスコープ表示したり、検出結果を表示するモニタ17
と、モータ12の回転角度位置を検出するエンコーダ2
0と、モータ12を駆動するためのドライバ21とで構
成されている。また、超音波検査装置を起動する電源ス
イッチ18Aと、検査モードもしくは校正モードを選択
するモード選択スイッチ18Bと、電源スイッチ18A
がオフでもバックアップ電源で記憶内容を保持する不揮
発性メモリ19とを備えている。
【0010】この実施の形態では、検査前の校正作業に
より、超音波プローブ13の劣化によるエコー信号の強
度低下を補正するとともに、耐用時間を予測して作業者
に報知する。校正作業は、超音波プローブ13を校正用
試料と特定の距離だけ離して超音波を照射させ、校正用
試料の表面からの反射波を校正エコー信号として検出す
ることにより行われる。
【0011】図2は校正処理手順を示すフローチャー
ト、図3は検査処理手順を示すフローチャートであり、
超音波検査装置の電源スイッチ18Aがオンするとスタ
ートプログラムによって行われる。作業者がモード選択
スイッチ18Bを操作して校正モードを選択するとステ
ップS21で校正モードと判定してステップS22に進
む。ステップS22で変数iに1を加算してステップS
23に進む。この変数iは、校正モードにより取込まれ
た校正エコー信号の回数を表わすために使用され、不揮
発性メモリ19に記憶される。この変数iは、超音波プ
ローブ13を交換したときに作業者によってリセットさ
れる。また、この実施の形態では、超音波プローブ13
の耐用時間を稼働時間を使用して算出するため、新品の
状態からの電源スイッチ18Aのオン継続時間が計測さ
れ、この計測時間も不揮発性メモリ19に記憶される。
不揮発性メモリ19には後述する補正係数αも記憶され
る。
【0012】ステップS23で超音波プローブ13から
校正用試料に超音波を照射する。超音波プローブ13で
受信した反射波信号のピーク値はピーク検出回路15で
検出される。校正時は校正用試料の表面からのエコー信
号のピーク値を検出するようにゲートがかけられる。ス
テップS24でピーク検出回路15からの信号を制御回
路16に取込み、A/D変換して校正エコー信号強度V
uiとして記憶する。校正エコー信号強度Vuiは不揮
発性メモリ19に記憶される。ステップS24におい
て、変数iが1のときに得られる信号強度Vu1が校正
基準強度として用いられる。ステップS25において、
新品の超音波プローブ13に対して予め得られた校正基
準強度Vu1を、今回の校正作業で新たに検出した校正
エコー信号強度Vuiで除すことにより補正係数αを算
出し、この補正係数αを不揮発性メモリ19に記憶す
る。
【0013】ここで、校正作業において得られる校正用
エコー信号強度と稼働時間は、たとえば図4に示すよう
に変数iに対応付けてメモリ20に記憶される。
【0014】ステップS26において、2回前までの校
正エコー信号強度Vu(i−2),Vu(i−1)を読
み出し、時系列データVu(i−2),Vu(i−
1),Vuiの強度に基づいて最小二乗法により劣化曲
線DCを算出した上で、ステップS27において、耐用
時間T2を算出する。
【0015】図5は超音波プローブ13の稼働時間に応
じてエコーレベルが低下する様子を示すグラフである。
現時点t10において取込まれた校正エコー信号強度を
VU10とする。Vu9,Vu8がそれぞれ1回前の時
点t9、2回前の時点t8で得られた校正エコー信号強
度である。Vu10,Vu9,Vu8の3つの強度レベ
ルを用いて最小二乗法によりエコーレベルの低下特性、
すなわち超音波プローブ13の劣化特性C1を算出す
る。そして、超音波プローブ13が正常に使用できる限
度として予め設定された使用限度強度Vmと、劣化特性
C1がクロスするポイントCRを求め、このクロスポイ
ントCRに対応する時点tfと現時点t10との差を耐
用時間T2として算出する。
【0016】ステップS28では、図5のグラフをモニ
タ17に表示する。モニタ17上には、現在までの稼働
時間T1と耐用時間T2がグラフとともに表示される。
【0017】図2のステップS21で検査モードと判定
されると、図3のステップS1に進む。ステップS1で
モータ12を駆動し、ステップS2で試料TPが1回転
したと判定されるとステップS3に進む。これは回転が
安定してから計測を始めるための手順であり、エンコー
ダ20からのパルス信号のカウント値に基づいて行われ
る。ステップS3では、エンコーダ20から出力される
パルス信号の立ち上がりに同期させて超音波プローブ1
3から超音波信号を試料に向けて発射し、試料TPから
のエコー信号を受信する。受信したエコー信号は増幅検
波回路14で増幅検波されてピーク検出回路15に送ら
れる。
【0018】図6は超音波検査信号とエコー信号の一例
である。波形W1が超音波検査信号、W2が試料TPの
表面から反射する表面エコー信号、W3が試料TPの表
面から所定深さにある欠陥や剥離からの反射エコー信号
である。ピーク検出回路15は試料TPの表面から所定
深さのエコー信号にゲートをかけてそのピーク値を検出
して制御回路16に送る。ステップS4では、エンコー
ダ20からのパルス信号に応じた回転角度位置に対応づ
けて、ピーク検出回路15で検出されたピーク値をA/
D変換してメモリに格納する。
【0019】ステップS5において、エンコーダ20か
らのパルス信号のカウント値に基づいて試料TPが1回
転したかを判定し、1回転していなければステップS
3、ステップS4を繰り返して、たとえば1000個の
データをサンプリングする。ステップS5で1回転した
ことが判定されると、ステップS6に進み、メモリされ
たピーク値に補正係数αを乗じて補正する。ステップS
7では、取込んだピーク値データの強度レベルを、検出
した試料の回転角度位置に対応付けてモニタ17に表示
する。ステップS8で試料が合格品か不良品かを評価し
て図3の処理を終了する。評価の方法は種々提案されて
いるが、ここでは発明と直接関係がないので説明を省略
する。
【0020】このような実施の形態では、検査に先立っ
て校正作業を行い、超音波プローブ13の劣化に応じた
補正係数αを算出し、ピーク検出回路15で検出されて
メモリに記憶された検査用エコー信号強度を補正係数で
補正するようにしたので、従来のように、手動で調節ダ
イアルを操作してゲインを毎回設定する必要がなく、作
業性が向上する。また、この校正作業時に超音波プロー
ブ13の耐用時間が算出されるので、作業者は使用中の
超音波プローブをどの程度まで使用できるかを予測する
ことができる。
【0021】以上では、図3のステップS4でメモリに
記憶した検査用ピーク値にステップS6において補正係
数αを乗じて超音波プローブ13の劣化を補償するよう
にしたが、超音波プローブ13の検波増幅回路14のゲ
インを補正係数αを用いて変更するようにしてもよい。
劣化特性を最低3つの信号強度に基づいた最小二乗法で
算出するようにしたが、その他の方法で劣化特性を予測
してもよい。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
検査に先立って超音波プローブの校正用試料に対する校
正用エコー信号強度の経年変化による低下の程度から劣
化特性を算出し、この劣化特性に基づいて耐用時間を算
出するようにしたので、使用中の超音波プローブがどの
位使用できるかを推定することができる。また、校正用
エコー信号強度の経年変化による低下分から補正係数を
算出し、超音波プローブ自身の信号をその補正係数で直
接補正したり、あるいは検出されたピーク値を補正係数
で補正するようにしたので、作業者は手動でゲイン調節
をする必要がなく作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る超音波検査装置の一実施の形態の
ブロック図
【図2】超音波検査装置の校正作業の処理手順例を示す
フローチャート
【図3】図2の超音波検査装置の検査処理手順例を示す
フローチャート
【図4】変数iと稼働時間と校正エコー信号強度の記憶
方式を説明する図
【図5】超音波プローブの劣化特性を示すグラフ
【図6】超音波検査信号、表面エコー信号、欠陥信号を
示す図
【図7】超音波検査装置を説明する図
【符号の説明】
11 試料台 12 モータ 13 超音波プローブ 15 ピーク検出回路 16 制御回路 17 モニタ 18A 電源スイッチ 18B モード選択スイッチ 19 不揮発性メモリ TP 試料
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森田 輝 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機エ ンジニアリング株式会社内 (72)発明者 高橋 利光 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機エ ンジニアリング株式会社内 (72)発明者 小條 隆 埼玉県上尾市大字壱丁目1番地 日産ディ ーゼル工業株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】試料に超音波を投射しその反射波を受信し
    てエコー信号を出力する超音波プローブの劣化診断方法
    において、 校正用試料に前記超音波プローブから超音波を照射した
    ときに前記超音波プローブから出力される校正用エコー
    信号を記憶する工程と、 前記記憶工程を時間をおいて複数回行って得られた前記
    校正用エコー信号の時系列データに基づいて前記超音波
    プローブの劣化特性曲線を予測する工程と、 この劣化特性曲線に基づいて前記超音波プローブの耐用
    時間を算出する工程とを備えることを特徴とする超音波
    プローブの劣化診断方法。
  2. 【請求項2】請求項1の劣化診断方法において、 前記劣化特性曲線が前記超音波プローブの使用限度を表
    わす信号強度とクロスするポイントを検出して現時点か
    らの耐用時間を算出することを特徴とする超音波プロー
    ブの劣化診断方法。
  3. 【請求項3】試料に超音波を照射しその反射波を受信す
    る超音波プローブの劣化補正方法において、 校正用試料に前記超音波プローブから超音波を照射した
    ときに前記超音波プローブから出力される校正用エコー
    信号を記憶する工程と、 前記記憶工程を時間をおいて複数回行って得られた前記
    校正用エコー信号の時系列データに基づいてその強度比
    を算出して超音波プローブの出力信号を補正する工程と
    を備えることを特徴とする超音波プローブの劣化補正方
    法。
  4. 【請求項4】請求項3の劣化補正方法において、 前記強度比は、前記複数個の校正用エコー信号のうち前
    記超音波プローブが所定以上の性能を有するときに得ら
    れた校正用エコー信号と現時点で得られた校正用エコー
    信号との強度比であることを特徴とする超音波プローブ
    の劣化補正方法。
  5. 【請求項5】超音波プローブから試料に超音波を照射
    し、前記試料からの反射波を超音波プローブで受信し、
    受信した反射波に基づいて前記試料の内部の状態を表わ
    す検査信号を出力する超音波検査方法において、 校正用試料に前記超音波プローブから超音波を照射した
    ときに前記超音波プローブから出力される校正用エコー
    信号を記憶する工程と、 前記記憶工程を時間をおいて複数回行って得られた前記
    校正用エコー信号の時系列データに基づいてその強度比
    を算出して前記検査信号を補正することを特徴とする超
    音波検査方法。
  6. 【請求項6】請求項5の超音波検査方法において、 前記強度比は、前記複数個の校正用エコー信号のうち前
    記超音波プローブが所定以上の性能を有するときに得ら
    れた校正用エコー信号と現時点で得られた校正用エコー
    信号との強度比であることを特徴とする超音波検査方
    法。
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