JPH11160213A - チャッキング装置 - Google Patents

チャッキング装置

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JPH11160213A
JPH11160213A JP34361897A JP34361897A JPH11160213A JP H11160213 A JPH11160213 A JP H11160213A JP 34361897 A JP34361897 A JP 34361897A JP 34361897 A JP34361897 A JP 34361897A JP H11160213 A JPH11160213 A JP H11160213A
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JP
Japan
Prior art keywords
shaft
claws
pair
claw
receiving plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP34361897A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatsugu Furugaki
正嗣 古垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Seiki Seisaku-sho Ltd
Original Assignee
Toyo Seiki Seisaku-sho Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Seiki Seisaku-sho Ltd filed Critical Toyo Seiki Seisaku-sho Ltd
Priority to JP34361897A priority Critical patent/JPH11160213A/ja
Publication of JPH11160213A publication Critical patent/JPH11160213A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 チャック間の距離を調整することなく、容易
に試料をクランプすることができるチャッキング装置を
提供するとともに、単純で安価な構造からなる新規なチ
ャッキング装置を提供する。 【解決手段】 軸方向に固定したシャフトの自由端に一
対の爪を開閉自在に支持し、このシャフトの中間位置に
受圧板を固設する一方、該シャフトを貫通し該受圧板を
受容するシリンダーに上記一対の爪を把持し爪の開閉操
作をする一対のホルダーを設け、受圧板を境とするシリ
ンダー室に空気圧又は油圧を切換供給することによっ
て、上記ホルダーをシャフトの軸方向に作動し、一対の
爪をシャフトの軸方向に変位することなく開閉作動する
ようにしてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、試験機や測定機等
に用いる試料をクランプするチャッキング装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のチャッキング装置を図5及び図6
で示す。なお、従来例及び本発明実施例のチャッキング
装置は上下方向又は水平方向に対向するチャックを設け
たものであるが、対をなすチャックの構造は同じなの
で、他方のチャックの説明を省略する。図中符号55は
シャフトであり、一端にはピストン57を固設し、他端
にシャフト55と直交する支持板56を固設している。
また、支持板56によって、試料をクランプする一対の
爪51を開閉自在に支持できるように、爪51には支持
凹部52を形成している。このように、支持凹部52に
支持板56を受容することにより、一対の爪51を開閉
自在に支持してある。
【0003】さらに、軸方向に固定し、自由端側からシ
ャフト55を挿入し、ピストン57を受容するシリンダ
ー61に、一対の爪51を把持し、一対の爪51の開閉
操作をする一対のホルダー62を設けて、ピストン57
が軸方向に作動するようにしている。また、シリンダー
61内のシャフト55にはスプリング58を捲回してい
る。さらに、爪51の背面は傾斜面としており、ホルダ
ー62内面を爪51の傾斜に合わせて傾斜させており、
爪51がホルダー62間に介在するようガイド66をホ
ルダー62に設けている。このガイド66には爪51を
開放する方向に働くスプリング(図示しない)を介して
爪51と連結している。このような構成より、シリンダ
ー室59内に空気圧又は油圧を供給しピストン57を往
復移動して爪51を開閉し、試料をクランプすることが
できるようにしてある。
【0004】従来のチャッキング装置は、上記の通りの
構成になっており、図6で示すように、試料をクランプ
する前は爪51,51は開いており、ピストン57は最
も下がっている状態にある。この状態から試料をクラン
プするには、先ず、ポート63からシリンダー室59へ
エアーを供給して、エアーを充満させる。これにより、
ピストン57、シャフト55及び爪51が上昇する。さ
らに、爪51はガイド66,66に案内され且つホルダ
ー62,62の傾斜面に案内されて閉じるとともに、シ
ャフト55に捲回しているスプリング58が収縮して、
図7で示すように試料をクランプする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の通りの構成か
ら、下部チャックの爪51を閉じるには、エアーを供給
して、爪51を上昇させていた。同様に、上部チャック
の爪を閉じるには、エアーを供給して、爪51を下降さ
せていた。このように、爪51を閉じたり開いたりする
ときに、爪51は上下に移動するため、上部チャックと
下部チャックの間隔が変化し、試料Aをクランプしたと
き、図8に示すように試料はたるむことになる。そのた
め、試料が真っ直ぐになるまでチャックを移動してチャ
ック間の距離を調整しなければならず、チャック間の距
離を一定に設定するために大変な労力を費やさなければ
ならないという問題点があった。また、シャフト55及
びピストン57を押し下げるために補助用のスプリング
58をシャフト55に捲回しており、さらに、爪51と
ガイド66,66とをスプリングで連結していたから、
スプリングの取付作業に手間がかかり、生産性が悪いと
いう問題点もあった。
【0006】本発明は、上記の問題点や課題を解決する
ために、チャック間の距離を調整することなく、容易に
試料をクランプすることができるチャッキング装置を提
供することを目的とするとともに、単純かつ安価な構造
からなる新規なチャッキング装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明チャッキング装置は、軸方向に固定したシ
ャフトの自由端に一対の爪を開閉自在に支持し、このシ
ャフトの中間位置に受圧板を固設する一方、該シャフト
を貫通し該受圧板を受容するシリンダーに上記一対の爪
を把持し爪の開閉操作をする一対のホルダーを設け、受
圧板を境とするシリンダー室に空気圧又は油圧を切換供
給することによって、上記ホルダーをシャフトの軸方向
に作動し、一対の爪をシャフトの軸方向に変位すること
なく開閉作動するようにしてあることを特徴とする。
【0008】また、シャフトの自由端にシャフトと直交
する支持板を固設し、一対の爪に対向する支持凹部を形
成し、この支持凹部に上記支持板を受容することにより
一対の爪を開閉自在に支持し、一対の爪の背面を傾斜面
とし、この傾斜面に沿う案内突条を有し、ホルダー内面
を該爪の傾斜に合わせて傾斜させ、該爪の案内突条をホ
ルダー内面との間に介在する案内突部を有するガイドを
該ホルダーに着脱自在に設けている。
【0009】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例に基づ
き図面を参照して説明する。図1は本発明チャッキング
装置の一実施例における爪が開いている状態を示した正
面図であり、図2は爪が閉じている状態を示した正面図
である。図中符号5は軸方向に固定したシャフトであ
り、シャフト5の自由端にシャフト5と直交する支持板
6を固設し、このシャフト5の中間位置に受圧板7を固
設している。また、支持板6が試料Aをクランプする一
対の爪1を開閉自在に支持できるように、爪1に支持凹
部2を形成し、支持凹部2に支持板6を受容してある。
さらに、シャフト5を貫通し、受圧板7を受容するシリ
ンダー11に一対の爪1を把持し、爪1の開閉操作をす
る一対のホルダー12を設けている。
【0010】爪1の背面は傾斜面としており、この傾斜
面に沿う案内突条3を有しており、ホルダー12内面を
爪1の傾斜に合わせて傾斜させている。また、図中符号
16はガイドであり、ガイド16は爪1の案内突条3の
傾斜に合わせて突出させている案内突部17を有してお
り、これにより、案内突部17とホルダー12内面との
間に爪1の案内突条3が介在するようにしてある。さら
に、ガイド16をホルダー12に螺子18止めすること
により、ガイド16を着脱自在にしている。シリンダー
11にはポート13,14を設けてあり、このポート1
3,14から空気圧又は油圧を受圧板7を境とするシリ
ンダー室8,9に切換供給することによって、ホルダー
12をシャフト5の軸方向に作動して、一対の爪1がシ
ャフト5の軸方向に変位することなく開閉作動するよう
にしてある。
【0011】以上のように構成しているチャッキング装
置は、以下のように試料Aをクランプすることができ
る。先ず、チャッキング装置を使用する前は図1で示す
ように、爪1は開いており、シリンダー11は最も上が
っている状態にある。ポート14からシリンダー室9へ
エアーを供給するとともに、シリンダー室8内のエアー
をポート13から排出する。これにより、シリンダー室
9にはエアーが充満されるので、シリンダー11が下降
する。また、案内突部17とホルダー12内面との間に
爪1の案内突条3が介在しているとともに、爪1の支持
凹部2に支持板6を受容しているので、シリンダー11
が下降すると、ホルダー12に螺子18止めしているガ
イド16の案内に従って爪1は閉じ、図2及び図5で示
すように試料Aをクランプすることができる。なお、試
料Aを取り外す場合にはこれの逆の手段をとればよい。
【0012】図4はシャフト5と受圧板7とが一体にな
っている実施例を示した図である。本実施例のチャッキ
ング装置では、ポート13,14をともにシャフト5の
固定端側に設けており、シャフト5内に空気圧又は油圧
用の通路を配設している。図1及び図2の実施例同様
に、ポート13,14による空気圧又は油圧を受圧板7
を境とするシリンダー室8,9に切換供給することによ
って、ホルダー12をシャフト5の軸方向に作動して、
一対の爪1がシャフト5の軸方向に変位することなく開
閉作動するようにしてある。
【0013】
【発明の効果】本発明チャッキング装置は、軸方向に固
定したシャフトの自由端に一対の爪を開閉自在に支持
し、このシャフトの中間位置に受圧板を固設する一方、
該シャフトを貫通し該受圧板を受容するシリンダーに上
記一対の爪を把持し爪の開閉操作をする一対のホルダー
を設け、受圧板を境とするシリンダー室に空気圧又は油
圧を切換供給することによって、上記ホルダーをシャフ
トの軸方向に作動し、一対の爪をシャフトの軸方向に変
位することなく開閉作動するようにしてあるので、爪を
往復運動させることなく、爪を開閉させることができ、
チャック間の間隔を変化させずに、クランプすることが
できる。即ち、図5で示すように試料Aがたるむ恐れが
ないので、チャック間の距離を調整する必要がなく、試
料をクランプする操作が容易に行えるという効果を有す
る。また、本発明では、シャフト及び受圧板を上下運動
させていないので、シャフトにスプリングを捲回させる
必要がなく、公知のようにチャッキング装置の製造に手
間がかからず、コストも下げることができ、生産性がよ
いという効果を有する。
【0014】また、シャフトの自由端にシャフトと直交
する支持板を固設し、一対の爪に対向する支持凹部を形
成し、この支持凹部に上記支持板を受容することにより
一対の爪を開閉自在に支持し、一対の爪の背面を傾斜面
とし、この傾斜面に沿う案内突条を有し、ホルダー内面
を該爪の傾斜に合わせて傾斜させ、該爪の案内突条をホ
ルダー内面との間に介在する案内突部を有するガイドを
該ホルダーに着脱自在に設けているので、爪とガイドと
をスプリングを介して連結する必要がなく、チャッキン
グ装置の製造に手間がかからず、コストも下げることが
でき、生産性がよいという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明チャッキング装置の一実施例における爪
が開いている状態を示した一部断面正面図である。
【図2】図1図示実施例における爪が閉じている状態を
示した一部断面正面図である。
【図3】図1図示実施例における要部の分解斜視図であ
る。
【図4】別の実施例における爪が開いている状態を示し
た一部断面正面図である。
【図5】本発明チャッキング装置の作動状態を示す正面
図である。
【図6】従前公知のチャッキング装置における爪が開い
ている状態を示した一部断面正面図である。
【図7】図6図示チャッキング装置における爪が閉じて
いる状態を示した一部断面正面図である。
【図8】従前公知のチャッキング装置の作動状態を示す
正面図である。
【符号の説明】
A 試料 1 爪 2 支持凹部 3 案内突条 5 シャフト 6 支持板 7 受圧板 8,9 シリンダー室 11 シリンダー 12 ホルダー 13,14 ポート 16 ガイド 17 案内突部 18 螺子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸方向に固定したシャフトの自由端に一
    対の爪を開閉自在に支持し、このシャフトの中間位置に
    受圧板を固設する一方、該シャフトを貫通し該受圧板を
    受容するシリンダーに上記一対の爪を把持し爪の開閉操
    作をする一対のホルダーを設け、受圧板を境とするシリ
    ンダー室に空気圧又は油圧を切換供給することによっ
    て、上記ホルダーをシャフトの軸方向に作動し、一対の
    爪をシャフトの軸方向に変位することなく開閉作動する
    ようにしてあることを特徴とするチャッキング装置。
  2. 【請求項2】 シャフトの自由端にシャフトと直交する
    支持板を固設し、一対の爪に対向する支持凹部を形成
    し、この支持凹部に上記支持板を受容することにより一
    対の爪を開閉自在に支持し、一対の爪の背面を傾斜面と
    し、この傾斜面に沿う案内突条を有し、ホルダー内面を
    該爪の傾斜に合わせて傾斜させ、該爪の案内突条をホル
    ダー内面との間に介在する案内突部を有するガイドを該
    ホルダーに着脱自在に設けている請求項1記載のチャッ
    キング装置。
JP34361897A 1997-12-01 1997-12-01 チャッキング装置 Pending JPH11160213A (ja)

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JP34361897A JPH11160213A (ja) 1997-12-01 1997-12-01 チャッキング装置

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009150913A (ja) * 2009-04-07 2009-07-09 Shimadzu Corp 材料試験機
CN104614235A (zh) * 2015-01-29 2015-05-13 南京理工大学 机械式蠕变试验机用拉压一体化夹具
CN108693198A (zh) * 2018-03-08 2018-10-23 西南交通大学 一种夹持机构以及同步辐射原位成像疲劳试验机
KR101916766B1 (ko) * 2017-05-08 2019-01-24 한국생산기술연구원 시편 고정 장치
CN109968079A (zh) * 2019-04-02 2019-07-05 东北大学 一种简易恒压夹具
CN110044687A (zh) * 2019-04-12 2019-07-23 吉林建筑大学 一种厚度可调的抗拔试验夹具

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