JPH11159888A - 浴槽用アダプタ - Google Patents

浴槽用アダプタ

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JPH11159888A
JPH11159888A JP9295015A JP29501597A JPH11159888A JP H11159888 A JPH11159888 A JP H11159888A JP 9295015 A JP9295015 A JP 9295015A JP 29501597 A JP29501597 A JP 29501597A JP H11159888 A JPH11159888 A JP H11159888A
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bathtub
adapter
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circulation
enlarged diameter
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Shoji Kimura
昇司 木村
Masatoshi Oda
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 循環口から外れにくく、汎用性を有する浴槽
用アダプタを得る。 【解決手段】 浴槽水が通過する貫通孔が形成され、循
環口20aの外周に当接される基部23と、この基部2
3から延びて形成され、弾性変形により循環パイプ14
の内壁に当接可能に設けられた複数の押圧部26と、頭
部28aが基部23に係止されるとともにねじ溝の形成
された本体部28bが押圧部26と同方向に延びるねじ
部材28と、ねじ部材28と取り外し可能にねじ結合さ
れ、このねじ部材28の回転により循環パイプ14の長
さ方向に移動して複数の押圧部26を循環パイプ14の
径方向外方に変位させ、これらを循環パイプ14の内壁
に押し付ける拡径部29と、基部23に取り付けられ、
浴槽水に所定の処理を施すフィルタ(機能部)24とを
有する浴槽用アダプタ21とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は浴槽に形成された循
環口に取り付けられる浴槽用アダプタに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の循環式の風呂釜は、2本の循環パ
イプにより浴槽と風呂釜とを接続して風呂焚きや追焚き
を行う自然循環式のものが主流であった。
【0003】しかしながら、この自然循環式の風呂釜で
は、構造上、遠隔追焚きを行うことができないという問
題点がある。したがって、浴槽の横に風呂釜を設置する
スペースがとれない場合には、追焚きを行うことができ
ない。また、たとえば家屋の2階に浴室を設けて浴槽を
設置し、これを風呂釜と分離した場合にも、追焚きを行
うことができない。
【0004】そこで、上記の問題を解決するため、循環
ポンプにより浴槽水を循環させる強制循環式の風呂釜が
提案されている。この強制循環式の風呂釜によれば、浴
槽と風呂釜とが相互に離れた位置に設置されていても浴
槽水が循環ポンプにより強制的に循環されるので、遠隔
追焚きが可能になるものである。
【0005】ここで、強制循環式の風呂釜では、浴槽水
を強制循環させる循環ポンプが髪の毛、髪留め用の輪ゴ
ム、タオルといった浴槽水中の異物を巻き込んで動作不
良を起こすおそれがある。そこで、浴槽水が風呂釜への
吸い込まれる方の循環口にフィルタを有する浴槽用アダ
プタを取り付けて異物を除去し、このようなおそれを未
然に回避することが行われている。
【0006】図24に従来の浴槽用アダプタを、図25
に循環口に取り付けられた図24の浴槽用アダプタをそ
れぞれ示す。
【0007】図24に示すように、従来の浴槽用アダプ
タ44には循環口45に挿入される筒状のジョイント部
46が形成されている。このジョイント部46の外周に
は、放射状に広がるゴム製のフィン47が設けられてい
る。これによれば、図25に示すように、ジョイント部
46を挿入したときのフィン47の弾性変形により、浴
槽用アダプタ44が循環口45に取り付けられる。
【0008】しかし、このような従来の浴槽用アダプタ
44は、循環パイプ14の内壁に対するゴム製のフィン
47の摩擦抵抗により係止されているだけなので、わず
かの力が加わっただけで簡単に外れてしまう。これで
は、循環ポンプへの異物の巻き込みを確実に防止するこ
とができない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】そこで、フィンの弾性
変形を利用する代わりに、ジャッキの原理を利用して取
り付けることが考えられる。これは、相互に回動自在に
連結された4本のアームを用い、これらのアームにより
形成される対向位置の2つの関節部間の距離を狭めるこ
とにより、対向する他の2つの関節部間の距離を広げて
これを循環パイプの内壁に押し付けるものである。この
浴槽用アダプタによれば、ジャッキ部分が循環パイプを
内側から押し広げるように固定されるので、循環口に確
実に固定されて外れにくくなる。
【0010】ここで、自然循環式の風呂釜においては、
浴槽水は浴槽に形成された下部の循環口から風呂釜に送
られて加熱され、上部の循環口から再び浴槽内に戻され
る。したがって、浴槽内の人間に熱湯が直接当たらない
ように、上部の循環口には、戻された浴槽水を浴槽の壁
面に沿って拡散させる湯止めキャップが取り付けられて
いる。そのため、上部の循環口に接続される循環パイプ
の開口端の形状は、湯止めキャップの取り付けのため
に、中央部にねじ孔の形成された支柱が形成されていた
り、単なる円形であったりあるいは六角形などの多角形
であったり、嵌合突起が内壁の対向する2箇所に形成さ
れていたりと様々である。支柱の形状(手前に突出した
形状など)や幅、あるいは嵌合突起の形状や高さ、形成
位置などは多岐にわたっており、数十種類ものパターン
があると思われる。
【0011】このような自然循環式の風呂釜を強制循環
式の風呂釜へ変更した場合にあっては、浴槽と風呂釜と
を連結する循環パイプが壁を貫通していて取り外しがで
きない場合がある。このようなときには、循環パイプは
そのままにして、風呂釜部分だけを強制循環式のものに
取り換える作業が行われる。
【0012】変更された強制循環式の風呂釜の仕様によ
っては、それまでの自然循環式の風呂釜とは反対に、上
部の循環口から浴槽水を風呂釜に取り込んで加熱し、下
部の循環口から浴槽内に戻す構造になっているものがあ
る。説明したように、強制循環式では風呂釜への吸い込
み側の循環口にフィルタを有する浴槽用アダプタを取り
付ける必要があるので、このような強制循環式の風呂釜
では、当該アダプタは上部の循環口に取り付けられる。
そして、強制循環式の風呂釜が自然循環式の風呂釜の循
環パイプを流用したものである場合には、上部の循環口
に取り付けられる循環パイプの開口端の形状は湯止めキ
ャップの取り付けのために種々の形状となっているが、
この循環口に浴槽用アダプタを取り付けなければならな
い。
【0013】ここで、前述したジャッキの原理による浴
槽用アダプタによれば、循環口に湯止めキャップ用の支
柱がある循環パイプが接続されている場合には、この支
柱が邪魔になって取り付けることができない。また、前
記したフィン付きのジョイント部を有する浴槽用アダプ
タでは、このような支柱のある循環パイプが接続されて
いる場合のみならず、ジョイント部が干渉する嵌合突起
を有する循環パイプが接続された循環口や、固定力が不
安定になる多角形の循環パイプが接続された循環口にも
取り付けることができない。
【0014】以上のように、従来の浴槽用アダプタによ
れば、循環口から外れやすかったり、循環口の形状によ
っては取り付けが不可能となっていた。
【0015】そこで、本発明は、循環口から外れにく
く、且つ循環口に接続された循環パイプの形状を選ばず
に取り付けが可能な汎用性を有する浴槽用アダプタを提
供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る浴槽用アダプタは、浴槽水が通過する
貫通孔が形成され、循環口の外周に当接される基部と、
この基部から延びて形成され、弾性変形により循環パイ
プの内壁に当接可能に設けられた押圧部と、頭部が基部
に係止されるとともにねじ溝の形成された本体部が循環
パイプと同方向に延びるねじ部材と、ねじ部材と取り外
し可能にねじ結合され、このねじ部材の回転により循環
パイプの長さ方向に移動して押圧部を循環パイプの径方
向外方に変位させ、これらを循環パイプの内壁に押し付
ける拡径部と、基部に取り付けられ、浴槽水に所定の処
理を施す機能部とを有することを特徴とする。
【0017】このような発明によれば、支柱や嵌合突起
の有無あるいは循環口に接続された循環パイプの形状を
問わず、浴槽用アダプタを循環口に確実に取り付けるこ
とが可能になる。
【0018】前述の発明において、基部または拡径部の
少なくとも何れか一方には、ねじ部材の回転に伴う拡径
部の回転を阻止するガイド部を形成することが望まし
い。
【0019】また、ねじ部材は、基部の中心位置または
この中心位置からずれた位置において1本設けることが
できる。あるいは、相互に所定の間隔をあけて、且つ基
部の中心位置からずれた位置において2本設けることが
できる。
【0020】押圧部および拡径部を相互に別体に形成
し、押圧部に対する拡径部の接触位置を移動して行くこ
とで押圧部を循環パイプの径方向外方に変位させるよう
にしてもよい。この場合、押圧部および拡径部には相互
に接触するテーパ面を形成し、押圧部のテーパ面に対す
る拡径部のテーパ面の接触位置を移動させて押圧部を循
環パイプの径方向外方に変位させるようにすることがで
きる。
【0021】あるいは、押圧部および拡径部を相互に一
体形成し、押圧部から屈曲して連続する略V字状の拡径
部を広げて押圧部を循環パイプの径方向外方に変位させ
るようにすることができる。
【0022】これらの浴槽用アダプタには、循環パイプ
の内壁に形成された突起との干渉を回避する干渉防止部
を形成することができる。
【0023】そして、浴槽用アダプタの機能部には、風
呂釜に導入される浴槽水中の異物を除去するフィルタ、
風呂釜からの浴槽水を浴槽の壁面に沿って拡散する湯止
めキャップ、または風呂釜からの浴槽水を浴槽の所定方
向に向けて吐出するノズルが形成されたノズルキャップ
を適用することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照しつつさらに具体的に説明する。なお、添付図
面において同一の部材には同一の符号を付しており、ま
た、重複した説明は省略されている。なお、発明の実施
の形態は、本発明が実施される特に有用な形態としての
ものであり、本発明がその実施の形態に限定されるもの
ではない。
【0025】(実施の形態1)図1は本発明の一実施の
形態である浴槽用アダプタが取り付けられた風呂釜を示
す概略図、図2は図1の浴槽用アダプタを示す斜視図、
図3は図2の浴槽用アダプタの要部を詳しく示す分解斜
視図、図4は風呂釜の循環口に挿入された浴槽用アダプ
タを示す断面図、図5は風呂釜の循環口に固定された浴
槽用アダプタを示す断面図、図6は風呂釜の循環口に固
定されてフィルタが取り付けられた浴槽用アダプタを示
す断面図、図7は図2の浴槽用アダプタが装着される循
環口に接続された循環パイプの一例を示す斜視図、図8
は図2の浴槽用アダプタが装着される循環口に接続され
た循環パイプの他の一例を示す斜視図、図9は図2の浴
槽用アダプタが装着される循環口に接続された循環パイ
プのさらに他の一例を示す斜視図、図10は図2の浴槽
用アダプタが装着される循環口に接続された循環パイプ
のさらに他の一例を示す斜視図、図11は図2の浴槽用
アダプタが装着される循環口に接続された循環パイプの
さらに他の一例を示す斜視図、図12は図8および図9
に示す循環パイプと浴槽用アダプタとの取り付け状態を
示す説明図、図13は図10に示す循環パイプと浴槽用
アダプタとの取り付け状態を示す説明図、図14は図1
1に示す循環パイプと浴槽用アダプタとの取り付け状態
を示す説明図である。
【0026】図1に示すように、本実施の形態における
風呂焚きおよび追焚きをする風呂釜13は、浴槽水11
が湯張りされた浴槽12の浴槽水11と循環パイプ14
を介して接続されている。
【0027】循環パイプ14は、浴槽12からの浴槽水
11を風呂釜13に導入するための往き管15と、風呂
釜13により加熱された浴槽水11を浴槽12に戻すた
めの戻り管16とからなる。また、風呂釜13には、こ
の風呂釜13内を通る循環パイプ14に設けられた熱交
換器17を加熱するバーナ18が設置されている。した
がって、浴槽水11は熱交換器17を通過することによ
り熱交換されて加熱される。
【0028】循環パイプ14には、浴槽水11を強制的
に浴槽12から風呂釜13へと循環させるための循環ポ
ンプ19が取り付けられている。したがって、この風呂
釜13は、浴槽水11を循環ポンプ19の働きにより循
環させる強制循環式の風呂釜であり、前述のように遠隔
追焚きが可能なものである。
【0029】浴槽12には循環パイプ14と接続された
循環口20a,20bが上下2箇所に形成されており、
本実施の形態においては、循環ポンプ19により、浴槽
水11は上部の循環口20aから往き管15を通って風
呂釜13へ導入されて加熱され、戻り管16を通って下
部の循環口20bから浴槽12内へと戻される。但し、
下部の循環口20bから風呂釜13へ導入し、上部の循
環口20aから浴槽12に戻すよう浴槽水11を循環さ
せてもよい。
【0030】ここで、風呂釜13に向かう浴槽水11が
流入する上部の循環口20aには、髪の毛など浴槽水1
1中の異物を除去して循環ポンプ19の異物巻き込みを
防止するフィルタ付きの浴槽用アダプタ21が装着され
ている。また、風呂釜13で加熱された浴槽水11が排
出される下部の循環口20bには、浴槽水11を浴槽1
2の壁面に沿って吐出するノズルの形成されたノズルキ
ャップ付きの浴槽用アダプタ22(図23参照)が装着
されている。
【0031】図2に示すように、上部の循環口20aに
取り付けられた浴槽用アダプタ21は、当該循環口20
aの外周に当接される円形の基部23を有している。こ
の基部23には、浴槽水11内の異物を除去するための
キャップ状のフィルタ(機能部)24がたとえばねじ止
めにより取り付けられている。フィルタ24は、たとえ
ば金属やプラスチック成形による細いメッシュからな
り、浴槽水11がこのメッシュを通り抜ける際に異物が
捕捉される。また、基部23には浴槽水11が通過する
貫通孔25が形成されており、フィルタ24を通過した
浴槽水11は、この貫通孔25を通って往き管15へと
送られる。なお、フィルタ24は、ねじ止めではなく、
ロックピンによるピン結合など種々の取り付け形態を採
用することができる。
【0032】図2および図3に示すように、たとえばプ
ラスチックのように弾性変形可能な部材よりなる押圧部
26が、基部23のフィルタ24の取り付け側とは反対
側の面から略垂直に延びて形成されている。この押圧部
26は環状の貫通孔25を挟むようにして対向する2箇
所に形成されており、相互に離反する方向に押し広げら
れて後述する循環パイプ14の内壁に当接されるように
なっている。なお、押圧部26は、必ずしも本実施の形
態のように2箇所に形成されている必要はなく、押圧部
26の当接によって浴槽用アダプタ21が循環口20a
に固定可能なようになっていれば、3箇所以上であって
もよい。
【0033】基部23には、貫通孔25を横切るように
してバー27が設けられている。このバー27の中央に
は孔27aが形成されており、孔27aを貫通してねじ
部材28が基部23の中心位置に取り付けられている。
ねじ部材28は押圧部26と同じ方向に延びるようにバ
ー27に取り付けられており、頭部28aはバー27を
介して基部23に係止され、ねじ溝の形成された本体部
28bは押圧部26と同方向に延びている。
【0034】ねじ部材28には拡径部29が取り外し可
能にねじ結合されている。この拡径部29はねじ部材2
8の回転により循環パイプ14の長さ方向に移動される
ようになっている。拡径部29には、内側が先端に向か
って広がるように押圧部26に形成されたテーパ面26
aと同じ方向に傾斜したテーパ面29aが、テーパ面2
6aと接触するように形成されている。したがって、拡
径部29がねじ部材28の回転により基部23の方向に
移動すると、押圧部26のテーパ面26aに対する拡径
部29のテーパ面29aの接触位置が移動して押圧部2
6が循環パイプ14の径方向外方に変位され、内壁に押
し付けられる。そして、これにより浴槽用アダプタ21
は循環口20aに固定される。
【0035】なお、本実施の形態においては、拡径部2
9により押圧部26が滑らかに押し広げられるように、
押圧部26および拡径部29の両方にテーパ面26a,
29aを形成したが、何れか一方に形成して押し広げる
ようにしてもよい。さらに、テーパ面を形成するのでは
なく、たとえば押圧部26を基部23から広がるように
形成し、このような押圧部26を拡径部29により押し
広げるようにしてもよい。なお、以下の実施の形態を含
め、拡径部29が基部23とは反対側に移動したときに
押圧部26が押し広げられるようにしてもよい。
【0036】拡径部29に形成されたテーパ面29aの
両側、および基部23から延びた2つの押圧部26の両
側には、ねじ部材28の回転に伴う拡径部29の回転を
阻止するガイド部29b,30が設けられている。これ
により、拡径部29は回転することなく循環パイプ14
の長さ方向にスムーズに移動される。なお、ガイド部は
何れか一方のみでもよく、設けられていなくてもよい。
【0037】2つの押圧部26の両側に位置するガイド
部30の間には、後述するような循環パイプ14の内壁
に形成された突起との干渉を回避するための空間である
干渉防止部31が形成されている。なお、ガイド部30
を形成しない場合には、2つの押圧部26の間がそのま
ま干渉防止部として機能する。
【0038】このような構造を有する浴槽用アダプタ2
1の循環口20aへの取り付けについて、図4、図5お
よび図6を用いて説明する。
【0039】図示するように、浴槽12の側壁に形成さ
れた循環口20aには循環パイプ14が接続されてい
る。循環パイプ14は、図1に示す風呂釜13に延びる
パイプ本体14aと、このパイプ本体14aの先端に取
り付けられたアタッチメント14bとで構成されてい
る。パイプ本体14aおよびアタッチメント14bの端
部には径方向外方に広がるフランジ14c,14dが形
成されている。パイプ本体14aのフランジ14cが浴
槽12の外側に、パイプ本体14aに挿入されたアタッ
チメント14bのフランジ14dが浴槽12の内側にそ
れぞれ位置しており、浴槽12はこれらのフランジ14
c,14dにより両側から挟まれたようになっている。
フランジ14cと浴槽12との間、およびフランジ14
dと浴槽12との間にはゴム製の環状シール32がそれ
ぞれはめ込まれており、水漏れが防止されている。
【0040】そして、前述した浴槽用アダプタ21はこ
のような循環パイプ14に挿入されて図1に示す循環口
20aに固定されている。
【0041】浴槽用アダプタ21を循環口20aに固定
するに際しては、先ず、図4に示すように、基部23が
循環口20aの外周に当接するまで押圧部26を循環パ
イプ14内に挿入する。次に、図5に示すように、図示
しないドライバを用いてねじ部材28を時計回りに回転
させると、ガイド部29b,30により回転が抑止され
た拡径部29が基部側に移動する。そして、この拡径部
29の移動により押圧部26が循環パイプ14の径方向
外方に変位されて循環パイプ14の内壁に押し付けら
れ、基部23が確実に固定される。その後、図6に示す
ように、フィルタ24を基部23に取り付けると浴槽用
アダプタ21の取り付けが完了する。
【0042】ここで、浴槽用アダプタ21が固定される
循環パイプ14のアタッチメント14bを図7〜図11
に示す。
【0043】図7〜図10に示すアタッチメント14b
はいずれも内周が円形のものであるが、特に、図8にお
いては内壁の長さ方向中間の対向する2箇所に嵌合突起
33が形成され、図9においてはフランジと反対側の内
壁に同じく嵌合突起33が形成され、図10においては
中央部にねじ孔34aが形成されて開口を跨ぐ支柱34
が形成されている。また、図11に示すアタッチメント
14bは内周が六角形に形成されている。
【0044】図7〜図11に示すアタッチメント14b
の形状は、たとえば湯止めキャップを取り付けるための
ものであり、前述のように、自然循環式の風呂釜を強制
循環式の風呂釜に変えた場合には、それまで取り付けら
れていた湯止めキャップを取り外してここに図2に示す
浴槽用アダプタ21を装着するケースが出てくる。な
お、湯止めキャップ以外の部材がこのような形状のアタ
ッチメント14bに取り付けられていた場合も考えられ
る。
【0045】そして、本実施の形態に示す浴槽用アダプ
タ21では、図7〜図11に示すいずれの形状のアタッ
チメント14bにも取り付けが可能になっている。
【0046】すなわち、図7に示す単に内周が円形にな
ったアタッチメント14bの場合には、図4〜図6に示
す順序に従って取り付けられる。
【0047】また、図8および図9に示す嵌合突起33
が形成されたアタッチメント14bの場合には、図12
に示すように、嵌合突起33が干渉防止部31に来るよ
うに位置決めをした上で、図4〜図6に示す順序に従っ
て取り付けられる。
【0048】さらに、図10に示す支柱34が形成され
たアタッチメント14bの場合には、図13に示すよう
に、拡径部29をねじ部材28から取り外して本体部2
8bを支柱34のねじ孔34aに通し、再びねじ部材2
8と拡径部29とをねじ結合した後、図4〜図6に示す
順序に従って取り付けられる。なお、この場合には、ね
じ部材28を支柱34のねじ孔34aに貫通させること
から、ねじ部材28の本体部28bの径よりもねじ孔3
4aの径の方が大きいことが必要である。
【0049】そして、図11に示す内周が六角形になっ
たアタッチメント14bの場合には、図7と同様、図4
〜図6に示す順序に従って取り付けられる。但し、取り
付け後のぐらつきを防止するためには、図14に示すよ
うに、押圧部26が一つの内壁平面を押し付けるように
取り付けるのが望ましい。
【0050】このように、本実施の形態の浴槽用アダプ
タ21によれば、支柱34や嵌合突起33の有無あるい
は循環口20aに接続された循環パイプ14の形状を問
わず、循環口20aに確実に取り付けることが可能にな
る。
【0051】(実施の形態2)図15は本発明の他の実
施の形態による浴槽用アダプタが循環口に取り付けられ
た状態を示す断面図、図16は図15に示す循環パイプ
と浴槽用アダプタとの取り付け状態を示す説明図であ
る。
【0052】本実施の形態の浴槽用アダプタ35にあっ
ては、図15に示すように、拡径部29を移動させるね
じ部材28が基部23の中心位置からずれた位置に設け
られているものである。
【0053】このような浴槽用アダプタ35によれば、
支柱34の形成されたアタッチメント14bに取り付け
る場合に、図16に示すように、ねじ部材28と支柱3
4との干渉を避けることが可能になる。これにより、ね
じ部材28を支柱34に形成されたねじ孔34aに通す
ことなく浴槽用アダプタ35を循環口20aに装着する
ことができる。したがって、特に、ねじ部材28の本体
部28bの径よりもねじ孔34aの径の方を大きくする
必要はない。
【0054】(実施の形態3)図17は本発明のさらに
他の実施の形態による浴槽用アダプタが循環口に取り付
けられた状態を示す断面図、図18は図17に示す循環
パイプと浴槽用アダプタとの取り付け状態を示す説明図
である。
【0055】本実施の形態の浴槽用アダプタ36は、図
17に示すように、拡径部29を移動させるねじ部材2
8が相互に所定の間隔をあけて2本設けられている。ま
た、これらのねじ部材28は、いずれも基部23の中心
位置からずれた位置に取り付けられている。
【0056】このような浴槽用アダプタ36によれば、
支柱34の形成されたアタッチメント14bに取り付け
る場合に、図18に示すように、2本のねじ部材28は
支柱34の両側に位置することになるので、実施の形態
2に示す場合と同様、ねじ部材28と支柱34との干渉
を避けることが可能になり、ねじ部材28を支柱34に
形成されたねじ孔34aに通すことなく浴槽用アダプタ
を循環口20aに装着することができる。
【0057】また、2本のねじ部材28で拡径部29を
移動するようにしているので、各ねじ部材28を交互に
回転させて行くことによって、拡径部29は基部23に
対して傾斜することなくスムーズに移動される。
【0058】(実施の形態4)図19は本発明のさらに
他の実施の形態による循環口に挿入された浴槽用アダプ
タを示す断面図、図20は循環口に固定された浴槽用ア
ダプタを示す断面図である。
【0059】図示する浴槽用アダプタ37は、押圧部3
8と略V字状の拡径部39とが一体形成されているもの
である。すなわち、拡径部39は一方の押圧部38から
基部23方向に屈曲して連続形成されてされており、さ
らに屈曲して他方の拡径部39に形成された係止部に係
止されている。そして、実施の形態1〜3に示す場合と
異なり、拡径部39を基部23と反対方向に移動させる
ことによって拡径部39が押圧部38を押し広げるよう
になっている。但し、拡径部39を図示する場合とは逆
方向の略V字状に形成して、これを基部23の方向に移
動させて押圧部38を押し広げるようにしてもよい。
【0060】本実施の形態の浴槽用アダプタ37の取り
付けは、先ず、図19に示すように、基部23が循環口
20aの外周に当接するまで押圧部38を循環パイプ1
4内に挿入する。次に、図20に示すように、ねじ部材
28を反時計回りに回転させて拡径部39を基部23と
反対方向に移動させる。すると、略V字状の拡径部39
が次第に広がって行き、このような拡径部39によって
押圧部38は循環パイプ14の径方向外方に変位されて
その内壁に押し付けられる。これにより、浴槽用アダプ
タ37は循環口20aに固定される。
【0061】このように、本実施の形態の浴槽用アダプ
タ37によれば、押圧部38と拡径部39とが一体化さ
れているので、コストダウンを図ることが可能になる。
【0062】(実施の形態5)図21は本発明のさらに
他の実施の形態による浴槽用アダプタが循環口に取り付
けられた状態を示す断面図である。
【0063】図示するように、本実施の形態の浴槽用ア
ダプタ40は、押圧部38と拡径部39とが一体形成さ
れており、さらに、拡径部39を移動させるねじ部材2
8が基部23の中心位置からずれた位置に設けられてい
るものである。
【0064】このような浴槽用アダプタ40によれば、
押圧部38と拡径部39との一体化によるコストダウン
に加えて、実施の形態2に示す場合と同様、支柱34の
形成されたアタッチメント14bに取り付ける場合に、
ねじ部材28と支柱34との干渉を避けることが可能に
なり、ねじ部材28を支柱34に形成されたねじ孔34
aに通すことなく浴槽用アダプタ40を循環口20aに
装着することが可能になる。
【0065】(実施の形態6)図22は本発明のさらに
他の実施の形態による浴槽用アダプタが循環口に取り付
けられた状態を示す断面図である。
【0066】本実施の形態の浴槽用アダプタ41は、押
圧部38と拡径部39とが一体形成されており、さら
に、拡径部39を移動させるねじ部材28が相互に所定
の間隔をあけて且つ基部23の中心位置からずれて2本
設けられている。
【0067】このような浴槽用アダプタ41によれば、
押圧部38と拡径部39との一体化によるコストダウン
に加えて、支柱34の形成されたアタッチメント14b
に取り付ける場合に、2本のねじ部材28は支柱34の
両側に位置することになるので、ねじ部材28と支柱3
4との干渉を避けることが可能になる。また、2本のね
じ部材28で拡径部39を移動するようにしているの
で、拡径部39はスムーズに移動される。
【0068】(実施の形態7)図23は本発明のさらに
他の実施の形態による浴槽用アダプタが循環口に取り付
けられた状態を示す断面図である。
【0069】本実施の形態の浴槽用アダプタ42では、
浴槽水11中の異物を除去するフィルタ24ではなく、
風呂釜13(図1)からの浴槽水11を浴槽12の所定
方向(たとえば、浴槽12の壁面に沿った斜め下方)に
向けて吐出するためのノズル43aが形成されたノズル
キャップ43が基部23に取り付けられている。基部2
3に取り付けられる機能部はフィルタ24には限られ
ず、このようなノズルキャップ43、あるいは風呂釜1
3からの浴槽水11を浴槽12の壁面に沿って拡散する
湯止めキャップなどを適用することができる。
【0070】なお、フィルタ24を取り付けた浴槽用ア
ダプタは浴槽12内の浴槽水11を風呂釜13に導入す
る方の循環口20aに装着されるが、ノズルキャップや
湯止めキャップを取り付けた浴槽用アダプタは風呂釜1
3からの浴槽水11を浴槽12内に注ぐ方の循環口20
bに装着される。
【0071】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば以下の効果を奏することができる。
【0072】(1).支柱や係止用突起の有無あるいは循環
口に接続された循環パイプの形状を問わず、広く汎用性
を持って浴槽用アダプタを循環口に確実に取り付けるこ
とが可能になる。
【0073】(2).ねじ部材の回転に伴う拡径部の回転を
阻止するガイド部が設けられた浴槽用アダプタによれ
ば、拡径部を循環パイプの長さ方向にスムーズに移動さ
せることができる。
【0074】(3).ねじ部材が基部の中心位置からずれた
位置に設けられた浴槽用アダプタによれば、支柱の形成
されたアタッチメントに取り付ける場合に、ねじ部材と
支柱との干渉を避けて浴槽用アダプタを循環口に装着す
ることができる。
【0075】(4).ねじ部材が2本設けられた浴槽用アダ
プタによれば、支柱の形成されたアタッチメントに取り
付ける場合に、ねじ部材と支柱との干渉を避けて浴槽用
アダプタを循環口に装着することができる。また、拡径
部をスムーズに移動させることができる。
【0076】(5).押圧部および拡径部にテーパ面の形成
された浴槽用アダプタによれば、拡径部により押圧部を
滑らかに押し広げることができる。
【0077】(6).干渉防止部が形成された浴槽用アダプ
タによれば、循環パイプの内壁に形成された突起との干
渉が回避される。
【0078】(7).押圧部と拡径部とが一体形成された浴
槽用アダプタによれば、両者を一体化することによるコ
ストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である浴槽用アダプタが
取り付けられた風呂釜を示す概略図である。
【図2】図1の浴槽用アダプタを示す斜視図である。
【図3】図2の浴槽用アダプタの要部を詳しく示す分解
斜視図である。
【図4】風呂釜の循環口に挿入された浴槽用アダプタを
示す断面図である。
【図5】風呂釜の循環口に固定された浴槽用アダプタを
示す断面図である。
【図6】風呂釜の循環口に固定されてフィルタが取り付
けられた浴槽用アダプタを示す断面図である。
【図7】図2の浴槽用アダプタが装着される循環口に接
続された循環パイプの一例を示す斜視図である。
【図8】図2の浴槽用アダプタが装着される循環口に接
続された循環パイプの他の一例を示す斜視図である。
【図9】図2の浴槽用アダプタが装着される循環口に接
続された循環パイプのさらに他の一例を示す斜視図であ
る。
【図10】図2の浴槽用アダプタが装着される循環口に
接続された循環パイプのさらに他の一例を示す斜視図で
ある。
【図11】図2の浴槽用アダプタが装着される循環口に
接続された循環パイプのさらに他の一例を示す斜視図で
ある。
【図12】図8および図9に示す循環パイプと浴槽用ア
ダプタとの取り付け状態を示す説明図である。
【図13】図10に示す循環パイプと浴槽用アダプタと
の取り付け状態を示す説明図である。
【図14】図11に示す循環パイプと浴槽用アダプタと
の取り付け状態を示す説明図である。
【図15】本発明の実施の形態2による浴槽用アダプタ
が循環口に取り付けられた状態を示す断面図である。
【図16】図15に示す循環パイプと浴槽用アダプタと
の取り付け状態を示す説明図である。
【図17】本発明の実施の形態3による浴槽用アダプタ
が循環口に取り付けられた状態を示す断面図である。
【図18】図17に示す循環パイプと浴槽用アダプタと
の取り付け状態を示す説明図である。
【図19】本発明の実施の形態4による循環口に挿入さ
れた浴槽用アダプタを示す断面図である。
【図20】循環口に固定された浴槽用アダプタを示す断
面図である。
【図21】本発明の実施の形態5による浴槽用アダプタ
が循環口に取り付けられた状態を示す断面図である。
【図22】本発明の実施の形態6による浴槽用アダプタ
が循環口に取り付けられた状態を示す断面図である。
【図23】本発明の実施の形態7による浴槽用アダプタ
が循環口に取り付けられた状態を示す断面図である。
【図24】従来の浴槽用アダプタを示す斜視図である。
【図25】循環口に取り付けられた図24の浴槽用アダ
プタを示す断面図である。
【符号の説明】
11 浴槽水 12 浴槽 13 風呂釜 14 循環パイプ 14a パイプ本体 14b アタッチメント 14c フランジ 14d フランジ 15 往き管 16 戻り管 17 熱交換器 18 バーナ 19 循環ポンプ 20a 循環口 20b 循環口 21 浴槽用アダプタ 22 浴槽用アダプタ 23 基部 24 フィルタ(機能部) 25 貫通孔 26 押圧部 26a テーパ部 27 バー 27a 孔 28 ねじ部材 28a 頭部 28b 本体部 29 拡径部 29a テーパ部 29b ガイド部 30 ガイド部 31 干渉防止部 32 環状シール 33 嵌合突起 34 支柱 34a ねじ孔 35 浴槽用アダプタ 36 浴槽用アダプタ 37 浴槽用アダプタ 38 押圧部 39 拡径部 40 浴槽用アダプタ 41 浴槽用アダプタ 42 浴槽用アダプタ 43 ノズルキャップ(機能部) 43a ノズル 44 浴槽用アダプタ 45 循環口 46 ジョイント部 47 フィン

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 循環パイプを介して浴槽水を風呂釜によ
    り循環加熱する浴槽に形成されて前記循環パイプが接続
    された循環口に装着される浴槽用アダプタであって、 前記浴槽水が通過する貫通孔が形成され、前記循環口の
    外周に当接される基部と、 前記基部から延びて形成され、弾性変形により前記循環
    パイプの内壁に当接可能に設けられた押圧部と、 頭部が前記基部に係止されるとともにねじ溝の形成され
    た本体部が前記循環パイプと同方向に延びるねじ部材
    と、 前記ねじ部材と取り外し可能にねじ結合され、このねじ
    部材の回転により前記循環パイプの長さ方向に移動して
    前記押圧部を前記循環パイプの径方向外方に変位させ、
    これらを前記循環パイプの内壁に押し付ける拡径部と、 前記基部に取り付けられ、前記浴槽水に所定の処理を施
    す機能部とを有することを特徴とする浴槽用アダプタ。
  2. 【請求項2】 前記基部または前記拡径部の少なくとも
    何れか一方には、前記ねじ部材の回転に伴う前記拡径部
    の回転を阻止するガイド部が形成されていることを特徴
    とする請求項1記載の浴槽用アダプタ。
  3. 【請求項3】 前記ねじ部材は、前記基部の中心位置ま
    たはこの中心位置からずれた位置において1本設けられ
    ていることを特徴とする請求項1または2記載の浴槽用
    アダプタ。
  4. 【請求項4】 前記ねじ部材は、相互に所定の間隔をあ
    けて、且つ前記基部の中心位置からずれた位置において
    2本設けられていることを特徴とする請求項1または2
    記載の浴槽用アダプタ。
  5. 【請求項5】 前記押圧部および前記拡径部は相互に別
    体に形成され、前記押圧部に対する前記拡径部の接触位
    置が移動して行くことにより前記押圧部が前記循環パイ
    プの径方向外方に変位されることを特徴とする請求項1
    〜4の何れか一項に記載の浴槽用アダプタ。
  6. 【請求項6】 前記押圧部および前記拡径部には相互に
    接触するテーパ面が形成され、前記押圧部のテーパ面に
    対する前記拡径部のテーパ面の接触位置が移動して行く
    ことにより前記押圧部が前記循環パイプの径方向外方に
    変位されることを特徴とする請求項5記載の浴槽用アダ
    プタ。
  7. 【請求項7】 前記押圧部および前記拡径部は相互に一
    体形成され、前記押圧部から屈曲して連続する略V字状
    の前記拡径部が広がることにより前記押圧部が前記循環
    パイプの径方向外方に変位されることを特徴とする請求
    項1〜4の何れか一項に記載の浴槽用アダプタ。
  8. 【請求項8】 前記浴槽用アダプタには、前記循環パイ
    プの内壁に形成された突起との干渉を回避する干渉防止
    部が形成されていることを特徴とする請求項1〜7の何
    れか一項に記載の浴槽用アダプタ。
  9. 【請求項9】 前記機能部は、前記風呂釜に導入される
    前記浴槽水中の異物を除去するフィルタ、前記風呂釜か
    らの前記浴槽水を前記浴槽の壁面に沿って拡散する湯止
    めキャップ、または前記風呂釜からの前記浴槽水を前記
    浴槽の所定方向に向けて吐出するノズルが形成されたノ
    ズルキャップであることを特徴とする請求項1〜8の何
    れか一項に記載の浴槽用アダプタ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000316739A (ja) * 1998-06-03 2000-11-21 Inax Corp 浴槽用通水装置及びその施工方法
JP2000342470A (ja) * 1999-06-09 2000-12-12 Inax Corp 浴槽用通水装置
JP2001029250A (ja) * 1999-07-26 2001-02-06 Inax Corp 取付基体への装着物の取付構造
JP2014070797A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Gastar Corp 位置決め構造および給湯機

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